JP2002282946A - 中間板装置 - Google Patents

中間板装置

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JP2002282946A
JP2002282946A JP2001095293A JP2001095293A JP2002282946A JP 2002282946 A JP2002282946 A JP 2002282946A JP 2001095293 A JP2001095293 A JP 2001095293A JP 2001095293 A JP2001095293 A JP 2001095293A JP 2002282946 A JP2002282946 A JP 2002282946A
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height adjusting
height
mounting plate
tapered surface
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JP2001095293A
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Shiro Hayashi
史郎 林
Sukenori Takahashi
祐紀 高橋
Toshiro Kawano
敏郎 川野
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Amada Co Ltd
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Amada Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D5/00Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves
    • B21D5/02Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves on press brakes without making use of clamping means
    • B21D5/0209Tools therefor
    • B21D5/0236Tool clamping

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プレスブレーキの上部テーブルに対して各中
間板を左右方向に密着させて取り付け、クサビ部材を叩
くことなく微調整を行う。 【解決手段】 プレスブレーキにおける上部テーブル3
と中間板7の側面を取付板21により連結する。上部テ
ーブル3と中間板7との間には、中間板7の高さ方向を
調整すべく前後方向に向けてテーパ面35を有する高さ
調整部材37を介設する。テーパ面35に対して逆テー
パにて当接するテーパ面39を中間板7の上面に設け
る。高さ調整部材37を取付板21の方向に常時付勢す
る戻し用付勢手段49を設け、この手段49の付勢力に
抗して高さ調整部材37を反対方向に押圧する調整用押
圧部材53を取付板21に移動位置決め自在に設ける。
調整用押圧部材53の移動により高さ調整部材37が後
方へ移動され且つ戻し用付勢手段49の付勢力により前
方へ自動的に移動される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プレスブレーキ
における中間板装置に関し、さらに詳細にはプレスブレ
ーキにおける上部テーブルに対して上型を取り付ける中
間板としての例えばホルダ本体を高さ方向に移動調整可
能な中間板装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プレスブレーキは、上部テーブル
(上部エプロンと称することもある)と下部テーブル
(下部エプロンと称することもある)とを上下に対向し
て備えた構成であって、上部テーブル又は下部テーブル
の適宜一方をラムとして上下駆動する構成である。
【0003】上記構成のごときプレスブレーキは、板状
のワークの折曲げ加工を行うために、下部テーブルの上
部には下型(ダイ)が装着してあり、上部テーブルの下
部には上型(パンチ)が装着されている。
【0004】上記構成において、下型上にワークを位置
決めした後に、上型と下型とを係合することにより上記
ワークの折り曲げ加工が行われ得るものである。
【0005】ところで、プレスブレーキにおいては、ワ
ークの長手方向の曲げ角度の調整を行うために、上部テ
ーブルの下部には多数の中間板装置として上型ホルダ装
置が装着されており、この多数の上型ホルダ装置によっ
て上型が上部テーブルに着脱交換可能に支持される構成
である。
【0006】図5及び図6を参照するに、上型ホルダ装
置101は、上部テーブル103に着脱可能に装着され
る中間板としてのホルダ本体105が設けられ、このホ
ルダ本体105の下部には上型107を支持する上型支
持部109が一体的に設けられ、この上型支持部109
へ上型107の上部を押圧固定自在な上型クランプ11
1が上下方向のほぼ中央部付近の上型クランプ保持手段
113を支点としてホルダ本体105に揺動可能に支持
されている。
【0007】また、上型クランプ111の上部側を押圧
して上型クランプ111により前記上型107をクラン
プするためのクランプ力を付与するクランプ力付与手段
115がホルダ本体105に設けられており、上型10
7は上型クランプ111の下部のクランプ部と上型支持
部109との間でクランプ、アンクランプされる。
【0008】また、ホルダ本体105の前面には、下部
中央部に末広がり状の切欠部を備えた態様をなす取付板
117が一体的に取り付けられている。この取付板11
7は上部テーブル103の前面下部に当接し、上部テー
ブル103に螺着した締付けボルト119によりクラン
プジョー121を締め付けて上部テーブル103へ押圧
固定されることにより、ホルダ本体105が上部テーブ
ル103に取り付けられる。
【0009】また、ホルダ本体105の上下位置(高さ
位置)を調節するために、ホルダ本体105の上面と上
部テーブル103の下面との間にはクサビ部材123が
図6において左右方向へ位置調節自在に介在してあり、
このクサビ部材123の下面には左右方向に向けてテー
パ面125が設けられており、このテーパ面125に対
して逆テーパで当接すべくテーパ面127がホルダ本体
105の上面に設けられている。また、クサビ部材12
3には前記取付板117に設けた左右方向の長孔129
を貫通した固定ボルト131が螺着されている。なお、
クサビ部材123の前面には位置調節用の目盛133が
設けられている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】したがって従来の構成
においては、上部テーブル103の長手方向に対して多
数の上型ホルダ装置101のカーブを調整するために、
各上型ホルダ装置101の高さ調整を行う際には、作業
者は目盛133を確認しながらハンマによりクサビ部材
123を叩き込んで調整を行っている。
【0011】上型ホルダ装置101のカーブのマイナス
方向(上型ホルダ装置101を下げる方向)には、クサ
ビ部材123が図6において左方向へ叩き込まれて調整
が行われる。逆に、プラス方向(上型ホルダ装置101
を上げる方向)にはクサビ部材123が図6において右
方向へ叩き込まれる。
【0012】ところが、従来の方法では上述したように
クサビ部材123が左右方向から叩き込まれるので、各
上型ホルダ装置101が取り付けられるときは互いに隣
接する各上型ホルダ装置101の間に調整用のスペース
を空ける必要があるために、各上型ホルダ装置101を
左右方向に密着させて上部テーブル103に取り付ける
ことができないという問題点があった。
【0013】また、クサビ部材123の位置調整におい
ても、プラス側調整あるいはマイナス側調整のためにそ
れぞれ、クサビ部材123をハンマなどで叩いて調整し
なければならないので、微調整を行うことが容易でなく
手間がかかるという問題点があった。
【0014】この発明は叙上の課題を解決するためにな
されたもので、その目的は、プレスブレーキの上部テー
ブルに対して各中間板を左右方向に密着させて取り付け
ることを可能とし、クサビ部材を叩くことなく微調整を
行い得る中間板装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明の中間板装置は、プレスブレ
ーキにおける上部テーブルの下面に、上型をクランプす
る中間板を設けると共に前記上部テーブルと中間板の側
面を取付板により連結してなる中間板装置において、前
記上部テーブルと中間板との間に、前記中間板の高さ方
向を調整すべく前後方向に向けて第1テーパ面を有する
高さ調整部材を介設すると共に、この高さ調整部材の第
1テーパ面に対して逆テーパにて当接する第2テーパ面
を前記中間板の上面に設け、前記高さ調整部材を前記取
付板側の方向に常時付勢する戻し用付勢手段を前記高さ
調整部材内に設け、この戻し用付勢手段の付勢力に抗し
て前記高さ調整部材を反対方向に押圧する調整用押圧部
材を前記取付板に移動位置決め自在に設けてなることを
特徴とするものである。
【0016】したがって、高さ調整部材が前後方向から
調整されるので、多数の中間板は左右方向に互いに密着
して取り付け可能となる。また、従来のように高さ調整
部材をハンマなどで叩くことがなく調整用押圧部材を前
後方向に移動位置決めするだけで、例えば調整用押圧部
材が後方へ移動されると高さ調整部材が後方へ押圧移動
され、調整用押圧部材が前方へ移動されると戻し用付勢
手段の付勢力により前方へ自動的に移動されるので、高
さ調整部材の第1テーパ面がスライドすることにより中
間板の第2テーパ面を介して中間板の高さ方向の微調整
が容易に行われる。
【0017】請求項2によるこの発明の中間板装置は、
請求項1記載の中間板装置において、前記戻し用付勢手
段が引張スプリングからなり、この引張スプリングの一
端を前記取付板に連結し且つ他端を前記高さ調整部材に
連結してなることを特徴とするものである。
【0018】したがって、引張スプリングの簡単な手段
により、高さ調整部材が常時取付板の側に付勢される。
【0019】請求項3によるこの発明の中間板装置は、
請求項1又は2記載の中間板装置において、前記取付板
に、前記高さ調整部材を前記調整用押圧部材に押圧して
ロックせしめるロック用部材を設けなることを特徴とす
るものである。
【0020】したがって、高さ調整部材の位置はロック
用部材によって戻し用付勢手段の付勢力よりも一層確実
に固定される。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の中間板装置の実施
の形態について、図面を参照して説明する。
【0022】図1及び図2を参照するに、本実施の形態
に係わる中間板装置としての例えば上型ホルダ装置1
は、プレスブレーキ(全体的構成は図示省略)における
上部テーブル3の下部に着脱可能に装着されている。こ
の上型ホルダ装置1は、上部テーブル3の下部に左右方
向へ適宜間隔に多数装着して使用されるものである。
【0023】すなわち、プレスブレーキにおける上型5
は、左右方向(図1においては紙面に垂直な方向、図2
においては左右方向)に長い1本ものの場合や、長さ寸
法の異なる複数の分割型を適宜に組み合わせて使用する
場合もあり、どちらの場合にも容易に対応し得るよう
に、上型ホルダ装置1は上部テーブル3に適宜間隔に多
数装着されるものである。
【0024】図1より明らかなように、上型ホルダ装置
1は、上部テーブル3に着脱可能に装着される中間板と
しての例えばホルダ本体7と、このホルダ本体7の下部
に一体に備えた上型支持部9へ前記上型5の上部5Uを
押圧固定自在の上型クランプ11と、この上型クランプ
11にクランプ力を付与するクランプ力付与手段13
と、このクランプ力付与手段13によるクランプ力を前
記上型クランプ11へ伝達自在かつ解除自在のクランプ
切換え手段15と、上型クランプ11をホルダ本体7の
下部に揺動自在に保持する上型クランプ保持手段17
と、上型5のクランプを解放した状態に前記上型クラン
プ11を保持自在の解除状態保持手段19(図2参照)
とを備えてなるものである。
【0025】なお、上型クランプ11は、ホルダ本体7
の左右方向の幅とほぼ同幅の板状の部材よりなるもので
あって、詳しくは後述する取付板21の末広がり状の切
欠部に対応した形状の上方突出部が形成してあり、上型
支持部9との間に上型5の上部5Uを押圧固定すべく、
上型クランプ保持手段17により前記ホルダ本体7に揺
動可能に支持されている。
【0026】上記構成により、図1においてホルダ本体
7の左側に示されているように、上型クランプ11が解
除状態保持手段19により上型クランプ保持手段17を
ほぼ中心にして図1において時計回り方向に回動され、
上型クランプ11の下部のクランプ部が開放されて上型
5は上型支持部9との間に装着される。なお、予め上型
5が装着されていた場合は、上記のクランプ部の開放に
より上型5がアンクランプされる。
【0027】また、上記の上型5は図1においてホルダ
本体7の右側に示されているように上型クランプ11が
クランプ力付与手段13により上型クランプ保持手段1
7をほぼ中心にして図1において時計回り方向に回動さ
れて上記のクランプ部と上型支持部9との間でクランプ
される。
【0028】次に、この発明の実施の形態の主要部を構
成する中間板装置について詳しく説明する。
【0029】上述した中間板装置としての上型ホルダ装
置1には、中間板としてのホルダ本体7の前後方向に厚
肉のブロック部7Bの前面(図1においては左側面)に
複数のボルト23及びピン25(図2参照)によって上
方向へ突出した取付板21が一体的に取り付けられてい
る。
【0030】上記の取付板21は、図2に示されている
ように、下部中央部に末広がり状の切欠部を備えた態様
をなしている。図1に示されているように、取付板21
の上方突出部の後面が前記上部テーブル3の前面下部に
当接され、上部テーブル3に螺着した締付けボルト27
によりクランプジョー29が締め付けられて、取付板2
1の上方突出部が上部テーブル3へ押圧固定されること
により、ホルダ本体7を上部テーブル3に取り付けるこ
とができる。
【0031】なお、クランプジョー29の下部には後面
に係止部31が突設されており、この係止部31に掛止
可能な掛止部33が取付板21の上方突出部の前面に突
設されている。したがって、ホルダ本体7を取り付ける
ときは、締付けボルト27が緩められても、取付板21
の掛止部33がクランプジョー29の係止部31に噛み
合うので、取付板21は落下しない。
【0032】ホルダ本体7の上面と上部テーブル3の下
面との間には、前記ホルダ本体7の上下位置(高さ位
置)を調節すべく前後方向(図1において左右方向)に
向けて第1テーパ面としての例えばテーパ面35を有す
る高さ調整部材としての例えばクサビ部材37が前後方
向(図1において左右方向)へ位置調節自在に介設され
ている。なお、上記のテーパ面35はクサビ部材37の
下面に設けられており、しかも後方(図1において右方
向)に向けてクサビ部材37の上下方向の幅が狭くなる
ように形成されている。
【0033】また、ホルダ本体7の上面には、クサビ部
材37のテーパ面35に対して逆テーパにて当接する第
2テーパ面としての例えばテーパ面39が設けられてい
るので、クサビ部材37が前後方向に移動することによ
りホルダ本体7が上下移動することになる。
【0034】図3を併せて参照するに、クサビ部材37
の前面(図3において左側端面)には、左右方向(図2
において左右方向)で適宜間隔を介して2箇所に空洞部
41が設けられており、この空洞部41から後面(図3
において右側端面)に向けてスプリング用貫通穴43が
貫通されている。
【0035】また、前記取付板21には、上記のクサビ
部材37の空洞部41とほぼ同じ位置にネジ穴45が貫
通して設けられており、各ネジ穴45に引張バネ用ボル
ト47がクサビ部材37の空洞部41内に突出するよう
に螺着されている。なお、上記の引張バネ用ボルト47
はネジ穴45の左側からレンチ又はドライバにより回転
可能に設けられている。
【0036】上記のスプリング用貫通穴43内には、戻
し用付勢手段としての例えば戻し用スプリング49が挿
通されており、この戻し用スプリング49の一端が引張
バネ用ボルト47の先端に連結され、戻し用スプリング
49の他端がクサビ部材37に連結されており、この戻
し用スプリング49の付勢力によりクサビ部材37が取
付板21の方向へ常時付勢されている。
【0037】図4を併せて参照するに、前記取付板21
には、図2において左右方向の両端側に高さ調整用ネジ
穴51が貫通して設けられており、戻し用スプリング4
9の付勢力に抗してクサビ部材37を反対方向に押圧す
る調整用押圧部材としての例えば高さ調整ボルト53が
上記の各高さ調整用ネジ穴51に螺合されている。した
がって、高さ調整ボルト53の先端はクサビ部材37の
前端面に押圧可能に当接している。また、取付板21の
前面には図2に示されているように高さ調整ボルト53
の回転位置を調整しやすくするために高さ調整用ネジ穴
51の周囲に目盛55が設けられている。
【0038】また、前記取付板21の図2において左右
方向のほぼ中央位置には、図1に示されているように挿
孔57が取付板21に貫通して設けられており、クサビ
部材37を高さ調整ボルト53の先端に押圧してクサビ
部材37をロックせしめるロック用部材としての例えば
固定ボルト59が上記の挿孔57内に挿通されてクサビ
部材37の前端面に設けたネジ穴61に螺合されてい
る。
【0039】上記構成により、ホルダ本体7が落下しな
い程度にクランプジョー29を弱く締め付けた状態に保
持し、かつ固定ボルト59を緩めた状態において高さ調
整ボルト53を回転することにより、前記クサビ部材3
7が図1において左右方向へ調節されて、ホルダ本体7
が上部テーブル3に対して上下に微調節される。
【0040】より詳しくは、高さ調整ボルト53を回転
せしめて戻し用スプリング49の付勢力に抗してクサビ
部材37を後方(図1において右方向)へ押圧すると、
クサビ部材37の後方移動に伴ってテーパ面35が後方
へスライドするのでホルダ本体7のテーパ面39を介し
てホルダ本体7がマイナス方向(図1において下方)へ
移動される。
【0041】一方、高さ調整ボルト53を逆方向に回転
せしめると、クサビ部材37が戻し用スプリング49の
付勢力により前方(図1において左方向)へ引っ張られ
るので、クサビ部材37の前方移動に伴ってテーパ面3
5が前方へスライドするのでホルダ本体7のテーパ面3
9を介してホルダ本体7がプラス方向(図1において上
方)へ移動される。
【0042】以上のようにしてクサビ部材37が前後に
設定位置決めされた後に、固定ボルト59を回転してク
サビ部材37を前方(図1において左方向)へ力を与え
ることにより、クサビ部材37の前端面が高さ調整ボル
ト53の先端に押圧されてクサビ部材37がロックされ
る。
【0043】したがって、この発明の中間板装置によ
り、クサビ部材35が従来のように左右方向からハンマ
などで叩き込まれるのではなく前後方向から調整可能と
なったので、多数の中間板装置(本実施の形態では上型
ホルダ装置1)を左右方向に互いに密着して取り付ける
ことが可能である。また、従来のようにクサビ部材35
をハンマなどで叩くことなく、高さ調整ボルト53が正
逆回転されるだけで中間板装置の高さ方向のプラス方向
及びマイナス方向の微調整が容易に且つ自動的に行われ
る。
【0044】なお、この発明は前述した実施の形態に限
定されることなく、適宜な変更を行うことによりその他
の態様で実施し得るものである。
【0045】
【発明の効果】以上のごとき発明の実施の形態から理解
されるように、請求項1の発明によれば、高さ調整部材
を前後方向から調整できるので、多数の中間板装置を左
右方向に密着して取り付けることができる。また、従来
のように高さ調整部材をハンマなどで叩くことなく、調
整用押圧部材を前後方向に移動位置決めするだけで、例
えば調整用押圧部材を後方へ移動すると高さ調整部材が
後方へ押圧移動され、調整用押圧部材を前方へ移動する
と戻し用付勢手段の付勢力により前方へ自動的に移動さ
れるので、高さ調整部材の第1テーパ面がスライドして
中間板の第2テーパ面を介して中間板の高さ方向の微調
整を容易に行うことができる。
【0046】請求項2の発明によれば、引張スプリング
により簡単な手段で高さ調整部材を常時取付板の側に付
勢できる。
【0047】請求項3の発明によれば、ロック用部材に
より高さ調整部材の位置をより一層確実に固定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態の中間板装置を示し、上
型ホルダ装置の中心線より右側は図2における矢視A−
B−C線の断面図であり、中心線より左側は図2におけ
る矢視D−E−C線の断面図で、中心線より左側は上型
クランプが開放した状態を示し、右側は上型クランプが
上型をクランプした状態を示すものである。
【図2】本発明の実施の形態の中間板装置の正面図であ
る。
【図3】図2における矢視III−III線の部分的な
断面図である。
【図4】図2における矢視IV−IV線の部分的な断面
図である。
【図5】従来例を示すもので、図6における断面図であ
る。
【図6】従来例の中間板装置の正面図である。
【符号の説明】
1 上型ホルダ装置(中間板装置) 3 上部テーブル 5 上型 7 ホルダ本体(中間板) 27 締付けボルト 29 クランプジョー 35 第1テーパ面 37 クサビ部材(高さ調整部材) 39 第2テーパ面 49 戻し用スプリング(戻し用付勢手段) 53 高さ調整ボルト(調整用押圧部材) 59 固定ボルト(ロック用部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4E063 AA01 BA07 DA19

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレスブレーキにおける上部テーブルの
    下面に、上型をクランプする中間板を設けると共に前記
    上部テーブルと中間板の側面を取付板により連結してな
    る中間板装置において、 前記上部テーブルと中間板との間に、前記中間板の高さ
    方向を調整すべく前後方向に向けて第1テーパ面を有す
    る高さ調整部材を介設すると共に、この高さ調整部材の
    第1テーパ面に対して逆テーパにて当接する第2テーパ
    面を前記中間板の上面に設け、 前記高さ調整部材を前記取付板側の方向に常時付勢する
    戻し用付勢手段を前記高さ調整部材内に設け、この戻し
    用付勢手段の付勢力に抗して前記高さ調整部材を反対方
    向に押圧する調整用押圧部材を前記取付板に移動位置決
    め自在に設けてなることを特徴とする中間板装置。
  2. 【請求項2】 前記戻し用付勢手段が引張スプリングか
    らなり、この引張スプリングの一端を前記取付板に連結
    し且つ他端を前記高さ調整部材に連結してなることを特
    徴とする請求項1記載の中間板装置。
  3. 【請求項3】 前記取付板に、前記高さ調整部材を前記
    調整用押圧部材に押圧してロックせしめるロック用部材
    を設けなることを特徴とする請求項1又は2記載の中間
    板装置。
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