JP5987784B2 - プレス金型 - Google Patents

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Description

この発明は、例えば燃料電池用セパレータ等の成形に用いられるプレス金型に関するものである。
一般に、燃料電池に用いられるセパレータとしては、例えば図6に示すように、チタン等の硬質材料よりなるプレート41に凹凸部42を連続して形成して、その凹凸部42に水素や酸素等のガスや、冷却水等を流すためのガス流路を形成するようにした構成が知られている。
このような燃料電池用セパレータを成形する場合には、例えば図7に示すようなプレス金型装置が従来から使用されている。このプレス金型装置においては、上面に凹凸状の型面431を有する下金型43と、その下金型43上に接近離間可能に配置され、下面に下金型43の型面431と対応する凹凸状の型面441を有する上金型44とが備えられている。そして、下金型43の型面431上にワークとしてのプレート41が載置された状態で、上金型44が下金型43に向かって接近移動されることにより、両型43,44の型面431,441間でプレート41に凹凸部42がプレス成形されるようになっている。
前記のようなプレス金型装置の下金型43及び上金型44を製作する場合には、金属材料よりなる金型素材の表面に切削加工を施して、凹凸状の型面431,441を形成している。この切削加工において、金型素材が高速度鋼等の超硬質の金属材料よりなる場合、切削工具が磨耗等によって鈍化しやすいため、1つの切削工具により型面431,441の凹凸面をその延長方向へ一気に切削することは困難であった。
このような問題に対処するため、例えば図8に示すような構成のプレス金型装置も従来から提案されている。この従来構成においては、下金型43が四角柱状等の複数の型ブロック45に分割して構成され、それらの型ブロック45が台46上において枠47内に嵌め込まれて整列配置されている。この構成によれば、各型ブロック45の端面の狭い範囲に凹凸面を切削加工することで、それらの凹凸面の総合により凹凸状の型面431を形成することができて、型面431の切削加工が容易になる。上金型44についても下金型43の場合と同様に、複数の型ブロックの集合により構成されている。
一方、特許文献1には、パンチとダイとにより、ワークに打ち抜き加工を行うようにしたプレス金型装置が開示されている。このプレス金型装置においては、ダイが分割型によって構成されて、ダイプレート上に水平方向へ移動可能に支持されている。ダイプレート上には、ダイを水平方向へ移動調節するための楔部材が調節ネジにより垂直方向へ移動可能に配置されている。そして、調節ネジによって楔部材が垂直方向へ移動されたとき、その楔効果によりダイが水平方向に移動されて、パンチとダイとのクリアランスが調整されるとともに、ダイが調整位置に固定されるようになっている。
特開平11−33988号公報
ところが、前記の従来構成においては、次のような問題があった。
図8に記載の従来構成では、下金型43が複数の型ブロック45に分割して構成されているため、それらの型ブロック45を枠47内において正しく整列された状態に固定する必要があった。各型ブロック45が正しい整列状態に配置されていないと、それらの型ブロック45上に凹凸状等の型面431が連続して形成されず、ワークのプレス成形精度の著しい低下を招くおそれがあった。
また、特許文献1に記載の従来構成には、パンチとダイとのクリアランスが所定値となるように、ダイを楔部材の楔効果により移動調整して、その調整位置に固定する構成は示されている。しかしながら、ダイを常に一定の調整位置に位置決めする構成については示唆されていない。このため、ダイを分解した後に再び組み付ける場合等においては、調整状態の再現性が乏しくて、パンチとダイとのクリアランスを以前の状態に戻すことが困難であった。よって、この特許文献1に記載の技術構成を図8に記載のプレス金型装置に適用して、楔部材の楔効果により型ブロック45を整列状態に調整して配置するように構成したとしても、型ブロック45の交換時等において、各型ブロック45を以前の整列状態に調整することは困難であった。
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的は、複数の型ブロックを枠内において整列状態に容易に調整して配置することができるとともに、型ブロックの交換時等において、型ブロックを以前の整列状態に簡単に戻すことができるプレス金型を提供することにある。
上記の目的を達成するために、このプレス金型は、枠内において、台上に複数の型ブロックを整列させるとともに、前記枠と型ブロックとの間に楔を介在させて、楔効果によって型ブロックを整列状態に固定したプレス金型であって、前記台と楔との間に楔効果の程度を所定レベルに保持するためのスペーサを設けたことを特徴としている。
従って、このブレス金型においては、枠と型ブロックとの間に介在された楔の位置を調整することで、その楔効果により型ブロックを枠内において整列状態に容易に調整して固定することができる。また、型ブロックの交換時等において、各型ブロックを再び整列状態に調整する場合には、台と楔との間に設けられたスペーサにより、楔の移動調整量が規制されて、その楔効果の程度が所定レベルに保持される。よって、各型ブロックを以前の整列状態に簡単かつ正確に戻すことができる。
前記のプレス金型によれば、複数の型ブロックを枠内において整列状態に容易に調整して配置することができるとともに、型ブロックの交換時等において、型ブロックを以前の整列状態に簡単に戻すことができるという効果を発揮する。
一実施形態のプレス金型を示す平面図。 図1の2−2線における部分拡大断面図。 図1の3−3線における部分拡大断面図。 プレス金型の型ブロックを整列状態に固定する方法を示す部分断面図。 型ブロックの固定方法を図4に続いて示す部分断面図。 一般的な燃料電池用セパレータを示す部分斜視図。 図6の燃料電池用セパレータを成形するための従来のプレス金型装置を示す断面図。 従来のプレス金型装置における下金型の別の構成を示す断面図。
以下、プレス金型を備えたプレス金型装置の一実施形態を図1〜図5に従って説明する。
図1及び図2に示すように、この実施形態のプレス金型装置においては、上端面に凹凸状等の型面111を形成したプレス金型としての下金型11が備えられている。図示しないが、下金型11の上部には、下面に下金型11の型面111と対応する凹凸状等の型面を形成した上金型が接近離間可能に対向した状態で配置されている。そして、下金型11上にワークが載置された状態で、上金型が下金型11に向かって接近移動されることにより、両金型の型面間でワークが凹凸状等の所定形状にプレス成形される。
図1及び図2に示すように、前記下金型11は、複数の四角柱状の型ブロック12に分割して構成されている。各型ブロック12は、平面横長四角状の枠13内において台14上にシム15を介して配置されている。枠13及び台14は、支持板16上に固定されている。そして、この実施形態においては、各型ブロック12が同一寸法をなすように形成されて、枠13内で横方向及び縦方向に整列状態で配置されている。
図1及び図2に示すように、前記枠13の長さ方向の一側内面とそれに隣接する型ブロック12との間、及び枠13の幅方向の一側内面とそれに隣接する型ブロック12との間には、ブロック状のスペース部材17,18が介在されている。枠13の長さ方向の他側内面とそれに隣接する型ブロック12との間、及び枠13の幅方向の他側内面とそれに隣接する型ブロック12との間には、各型ブロック12と対応する複数の楔としての楔ユニット19,20が介在されている。そして、各楔ユニット19,20の楔効果により、横方向及び縦方向に配列された複数の型ブロック12がスペース部材17,18に向かって押圧されて整列状態に固定されるようになっている。枠13内の1つのコーナ部において隣接する楔ユニット19,20間には、小片状のスペース部材21が介在されている。
次に、前記楔ユニット19,20の構成について詳細に説明する。なお、両楔ユニット19,20は同一の構成となっているため、一方の楔ユニット19について説明して、他方の楔ユニット20については説明を省略する。
図1及び図2に示すように、楔ユニット19は、型ブロック12側において台14上に配置された第1楔部材22と、その第1楔部材22と枠13との間に介在された第2楔部材23とによって構成されている。両楔部材22,23の対向する側面には、互いに接合する斜面221,231が形成されている。この斜面221,231は、上端部から下端部に向かって枠13側へ次第に接近するように形成されている。第2楔部材23の上下両面間には、ネジ24を挿通するための一対の挿通孔25が貫設されている。台14上において挿通孔25に対応する位置には、ネジ24が螺入する一対のネジ孔26が形成されている。
そして、第2楔部材23の上方から挿通孔25を介してネジ孔26にネジ24が螺入されて締め付けられることにより、第2楔部材23が台14側に向かう移動力が付与されて、両楔部材22,23の斜面221,231の楔効果で、第1楔部材22が型ブロック12側に押し付けられる。これにより、横方向に配列された複数の型ブロック12がスペース部材17に向かって押圧状態で移動され、相互間に隙間の存在しない整列状態に配置されて固定されるようになっている。
図2に示すように、前記第2楔部材23と台14との間には、平板状のスペーサ27が介在されている。スペーサ27には、ネジ24を挿通するための一対の挿通孔28が形成されている。そして、このスペーサ27によって、ネジ24の締め付け時における第2楔部材23の台14側への移動量が規制される。これにより、両楔部材22,23の楔効果の程度、つまり横方向に配列された複数の型ブロック12をスペース部材17に向かって移動させる押圧力が所定レベルに保持されるようになっている。
図1及び図3に示すように、前記第2楔部材23の中央部において台14側の下面とその反対側の上面との間には、貫通孔29が形成されている。この貫通孔29は、台14と第2楔部材23との間にスペーサ27を介在させない状態で、ネジ24の締め付けにより第2楔部材23を台14側へ移動させて、型ブロック12を整列状態に調整して配置する際に、第2楔部材23の移動位置を測定するために用いられる。
すなわち、図5に示すように、型ブロック12が整列状態に配置された状態で、ゲージ30により貫通孔29を通して、第2楔部材23の移動位置、つまり第2楔部材23の上面から台14の上面までの距離L1が測定される。その距離L1の測定値から第2楔部材23の厚さ寸法L2を減算することにより、第2楔部材23の下面から台14の上面までの空間距離L3が求められる。そして、この空間距離L3に基づいてスペーサ27の厚さが研削により調整されて、調整後のスペーサ27が第2楔部材23と台14との間に挿入される。
図1及び図2に示すように、前記枠13の外周側の上面には、楔部材22,23の楔効果に起因する枠13の変形を測定するための被測定面31が形成されている。そして、図4に示すように、台14と第2楔部材23との間にスペーサ27を介在させない状態で、ネジ24の締め付けにより第2楔部材23を台14側へ移動させて、型ブロック12を整列状態に配置する際に、位置ゲージ32を用いて被測定面31の位置が測定される。これにより、楔部材22,23の楔効果に起因する枠13の変形量が認識されて、型ブロック12が所定の整列状態に配置されたことが確認される。
なお、図示しないが、プレス金型装置における上金型についても、前記下金型11の場合と同様に、複数の四角柱状の型ブロックに分割して構成され、枠内において台上に整列して配置されている。そして、枠と型ブロックとの間には、楔効果によって型ブロックを整列状態に固定するための楔ユニットが介在されるとともに、台と楔ユニットとの間には、楔効果の程度を所定レベルに保持するためのスペーサが設けられている。
次に、前記のように構成されたプレス金型装置の作用を説明する。
下金型11を構成する複数の型ブロック12を枠13内において整列状態に調整して配置する場合には、図4に示すように、台14と第2楔部材23との間にスペーサ27を介在させない状態で、第2楔部材23をネジ24により台14に向かって締め付ける。すると、両楔部材22,23の斜面221,231の楔効果により、横方向に配列された複数の型ブロック12がスペース部材17側に押圧により移動されて整列状態に配置される。このとき、楔部材22,23の楔効果により、枠13が外側に押圧されて変形する。この枠13の変形量を、枠13上の被測定面31において位置ゲージ32により測定して、その測定変形量が所定値に達していることを知ることにより、型ブロック12が所定の整列状態に調整されたことを確認することができる。
続いて、図5に示すように、型ブロック12が所定の整列して配置された状態で、ゲージ30により貫通孔29を通して、第2楔部材23の上面から台14の上面までの距離L1を測定する。そして、この距離L1の測定値から第2楔部材23の厚さ寸法L2を減算することにより、第2楔部材23の下面から台14の上面までの空間距離L3を求める。その後、この空間距離L3に基づいてスペーサ27の厚さを研削により調整して、調整後のスペーサ27を第2楔部材23と台14との間に介在させる。
このように、第2楔部材23と台14との間にスペーサ27を介在させることにより、型ブロック12の交換時等において、各型ブロック12を再び整列状態に調整する場合に、その調整作業が簡単になる。すなわち、型ブロック12の整列配置のために、ネジ24により第2楔部材23を台14側に締め付けると、両楔部材22,23の楔効果の程度が所定レベルになったとき、図2に示すように、第2楔部材23の下面がスペーサ27に当接する。これにより、第2楔部材23の台14側への移動が規制されて、型ブロック12が所定の整列状態に調整されて配置される。
従って、この実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1) この実施形態においては、枠13内において、台14上に複数の型ブロック12が整列状態で配置されている。枠13と型ブロック12との間には楔ユニット19が介在され、その楔効果によって型ブロック12が整列状態に固定されるようになっている。台14と楔ユニット19との間には、楔効果の程度を所定レベルに保持するためのスペーサ27が設けられている。
このため、このブレス金型においては、枠13と型ブロック12との間に介在された楔ユニット19を移動して位置調整することで、その楔効果により型ブロック12を枠13内において整列状態に容易に位置調整して固定することができる。また、型ブロック12の交換時等において、各型ブロック12を再び整列状態に調整する場合には、台14と楔ユニット19との間に設けられたスペーサ27により、楔ユニット19の移動量が規制されて、その楔効果の程度が所定レベルに保持される。よって、各型ブロック12を以前の整列状態に簡単かつ正確に戻すことができる。
(2) この実施形態においては、前記台14のネジ孔26に螺入されるネジ24が備えられ、そのネジ24によって楔ユニット19が楔効果の発揮方向に締め付けられるようになっている。このため、ネジ24の締め付けにより楔ユニット19を調整することができるとともに、その楔ユニット19を型ブロック12の整列状態に固定することができる。
(3) この実施形態においては、前記楔ユニット19に、楔ユニット19の台14側の面とその反対側の面との間を貫通する貫通孔29が形成されている。このため、台14と楔ユニット19との間にスペーサ27を介在させない状態で、楔ユニット19を移動させて型ブロック12を整列状態に配置する際に、型ブロック12が整列状態に配置された状態で、貫通孔29を介して楔ユニット19の移動位置を測定することができる。そして、その測定値に応じて、台14と楔ユニット19との間に挿入するスペーサ27の高さ寸法を加減することができる。
(4) この実施形態においては、前記楔ユニット19が斜面221,231同士を接合させた一対の楔部材22,23によって構成され、一方の楔部材23に前記貫通孔29と前記ネジ24が挿通される挿通孔25とが形成されるとともに、その一方の楔部材23側に前記スペーサ27が設けられている。このため、型ブロック12の側面に斜面を設ける必要がなく、一対の楔部材22,23に設けられた斜面221,231同士を接合させることにより、楔効果を発揮させることができる。
(5) この実施形態においては、前記枠13に、楔効果に起因する枠13の変形を測定するための被測定面31が形成されている。このため、台14と楔ユニット19との間にスペーサ27を介在させない状態で、楔ユニット19を移動させて型ブロック12を整列状態に配置する際に、枠13の変形を被測定面31において測定することにより、型ブロック12が所定の整列状態に配置されたことを確認することができる。
(変更例)
なお、この実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 型ブロック12の整列配置時に、位置ゲージ32により枠13の変形状態を測定することなく、目視や画像処理によって型ブロック12が整列状態に配置されたことを確認すること。
・ スペーサ27として、複数枚のスペーサ片を積層したものを用いること。
・ 楔ユニット19,20の構成を任意に変更すること。例えば、ネジ24のための挿通孔25を一箇所のみに設けて、第2楔部材23を1本のネジ24によって固定すること。
11…プレス金型としての下金型、12…型ブロック、13…枠、14…台、19,20…楔ユニット、22…第1楔部材、221…斜面、23…第2楔部材、231…斜面、24…ネジ、25…挿通孔、26…ネジ孔、27…スペーサ、29…貫通孔、31…被測定面。

Claims (5)

  1. 枠内において、台上に複数の型ブロックを整列させるとともに、前記枠と型ブロックとの間に楔を介在させて、楔効果によって型ブロックを整列状態に固定したプレス金型であって、
    前記台と楔との間に楔効果の程度を所定レベルに保持するためのスペーサを設けたプレス金型。
  2. 前記台のネジ孔に螺入されたネジを備え、そのネジによって楔を楔効果の発揮方向に締め付けるようにした請求項1に記載のプレス金型。
  3. 前記楔には、楔の台側の面とその反対側の面との間を貫通する貫通孔を形成した請求項1または2に記載のプレス金型。
  4. 前記楔を斜面同士が接合する一対の楔部材によって構成し、一方の楔部材に前記貫通孔と、前記ネジが挿通される挿通孔とが形成されるとともに、その一方の楔部材側に前記スペーサを設けた請求項3に記載のプレス金型。
  5. 前記枠には、楔効果に起因する枠の変形を測定するための被測定面を形成した請求項1〜4のうちのいずれか一項に記載のプレス金型。
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