JP2000317529A

JP2000317529A - 回転式折り曲げ加工機

Info

Publication number: JP2000317529A
Application number: JP11133527A
Authority: JP
Inventors: Masao Shinohara; 正夫篠原
Original assignee: EIKO SEISAKUSHO KK
Current assignee: EIKO SEISAKUSHO KK
Priority date: 1999-05-14
Filing date: 1999-05-14
Publication date: 2000-11-21

Abstract

(57)【要約】【課題】回転式折り曲げ加工機で、被曲げ加工材の曲
げ加工の精度向上及びコストダウン並びに安全性を図
る。【解決手段】左右の側板５に穿設した二個一対の円孔
２７、２７に、二個一対の回転円盤２８、２８を回転自
在に嵌合し、該両回転円盤２８、２８の偏心位置に金型
取り付け台２９を水平に架設し、該金型取り付け台２９
に、被曲げ加工材２１の曲げ金型３２を脱着自在に、か
つ金型面３２ｃ後端３２ｄを一対の回転円盤２８、２８
の回転中心０上に位置設定して取り付け、上記両側板
５、５間に架設した被曲げ加工材２１の上部に被曲げ加
工材２１の押え金型１８を昇降動自在に設け、駆動源９
にて曲げ金型３２を９０度、正転、逆転可能に、かつ押
え金型１８を昇降動かつ左右位置調節可能に設けて構成
する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、鋼板等の被曲げ加
工材を所定角度に曲げ加工するための回転式折り曲げ加
工機に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来の被曲げ加工材の折り曲げ加工機と
しては、図１３に示したＶ溝ａによるベンダー加工のプ
レスブレーキ機械Ａと、図１４に示したプレス加工の金
型ｂによる曲げ加工機械Ｂと、図１５に示したパネル加
工による外枠専用の曲げ加工機械Ｃと、図示しないスイ
ング式パネル加工機が、主に板材を曲げ加工する代表的
な機械である。尚、図１３ないし図１５においてｃは、
鋼板等の被曲げ加工材を示す。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、図１３に
示したプレスブレーキ機械Ａでは、Ｖ溝ａを有する下型
ｄ上に被曲げ加工材ｃを水平にセットし、上記Ｖ溝ａに
対し上型ｅを降下することで、同図中に二点鎖線で示し
たように被曲げ加工材ｃを曲げ加工するが、この際、被
曲げ加工材ｃが４５度に立ち上がるので、該被曲げ加工
材ｃを手で支持し、曲がりに追従させなければならず、
この作業は重労働であり、作業性が非常に悪く、危険が
伴う問題と、特に大きい被曲げ加工材の小さい部分を曲
げ加工する場合は、動かないように支持するのが大変で
あり、また、大きく、薄い板を早く曲げ加工しようとす
ると反りが出てしまい、さらに、Ｖ溝加工のため、曲げ
加工に限界があったり、板厚によっては下支点の調整が
必要で、かつこの調整が困難であり、Ｖ溝ａのエッジで
被曲げ加工材に傷が付き易い等の問題がある。

【０００４】図１４に示すプレス加工の金型ｂによる曲
げ加工機械Ｂおよびパネル加工による外枠専門の曲げ加
工機械Ｃでは、多品種、少量曲げ加工するものには金型
費が嵩み、コスト高となるだけでなく、プレス特有の危
険度が高い問題がある。

【０００５】さらに、スイング式パネル加工機は、溝曲
げや、中抜きの曲げ加工などができない問題がある。

【０００６】本発明は、上記従来技術の有するこのよう
な問題点に鑑みてなされたもので、受け台上に被曲げ加
工材を載せ、押え金型で水平に固定した状態で、曲げ金
型が回転し、上方へ曲げ加工するよう構成することによ
り、被曲げ加工材の煽り、反り、ズレ等がないので、手
で支持する必要がなく安全で作業性が良く、また、図１
６に示したように大きい被曲げ加工材ｃ₁の小さい部分
ｃ₂を曲げ加工する際、煽られないので、腰折れするの
を防止できると共に、高速曲げ加工できて、コストダウ
ンでき、さらに、曲げ金型、押え金型を取り換えること
で、細かい溝曲げや、中抜き曲げも簡単にできる回転式
折り曲げ加工機を提供することを目的とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の回転式折り曲げ加工機は、請求項１では、
被曲げ加工材を押圧して曲げ加工する曲げ金型を回転自
在に配設し、該曲げ金型の水平な金型面の後端を、回転
中心上に位置設定して設けたことを特徴とする。

【０００８】また、請求項２では、被曲げ加工材を押圧
して曲げ加工する曲げ金型を回転自在に配設し、該曲げ
金型の水平な金型面の後端を、回転中心上に位置設定し
て設けると共に、前記金型面と面一となるように被曲げ
加工材の受け台を配設し、さらに該受け台の上部に、被
曲げ加工材を押圧固定する押え金型を昇降動自在に配設
したことを特徴とする。

【０００９】さらに、請求項３では、左右の側板に穿設
した二個一対の円孔に、二個一対の回転円盤を回転自在
に嵌合し、該両回転円盤の偏心位置に金型取り付け台を
水平に架設し、該金型取り付け台に、被曲げ加工材の曲
げ金型を脱着自在に、かつ金型面後端を一対の回転円盤
の回転中心上に位置設定して設け、上記両側板間に架設
した被曲げ加工材の上部に被曲げ加工材の押え金型を昇
降動自在に設け、かつ曲げ金型を９０度、正転、逆転可
能に設けたことを特徴とする。

【００１０】さらに、請求項４では、被折り曲げ加工材
に対する押え金型の押圧固定する位置を、被曲げ加工材
の板厚に応じて調整できるようにしたことを特徴とす
る。

【００１１】

【作用】受け台と曲げ金型の金型面上に板状の被曲げ加
工材を水平に載せた後、コントロールボックスのスイッ
チをＯＮすると、油圧シンリンダ等による駆動源が始動
し、その駆動軸にてカム駆動板、円盤駆動板は押し下げ
られ、該カム駆動板によって偏心カムは下方へ回転さ
れ、ゴム押え板を下方へ押し下げることで、クッション
ゴムを介在して押え金型の受け金具を押し下げ、案内板
がガイド溝に案内されることで受け金具は押え金型を伴
って垂直に下降し、受け台上に被曲げ加工材を押え付け
る。偏心カムはクッションゴムを、その弾性に抗して圧
縮したままの状態に保持するので、被曲げ加工材は受け
台上に適当な圧力で押え付けられる。

【００１２】この時、円盤駆動板と共に、これに固定垂
下した押し下げロッドが下降するが、この下降ストロー
クは、円盤の回転駆動板を押し下げるまで長くないた
め、一対の回転円盤は非回転のままである。

【００１３】駆動軸によってカム駆動板、円盤駆動板が
さらに押し下げられると、上記カム駆動板は偏心カムの
一側にあって、該偏心カムを押し下げないで押え金型
は、被曲げ加工材を上記した状態にて押付けたままであ
るが上記押し下げロッドの下降により、回転駆動板の上
端を回転自在に枢着しているスライダーは押し下げられ
て回転駆動板が下降し、これが下部と偏心位置で回転自
在に枢着されている一対の回転円盤は所定方向へ９０度
回転され、金型取り付け台を介して曲げ金型は、水平位
置から上向きの垂直位置に９０度回転され、該曲げ金型
によって被曲げ加工材の曲げ加工する部分は上方へ直角
に曲げ加工される。

【００１４】スイッチ操作によって駆動源が反対に動作
されることで、カム駆動板、円盤駆動板が押し上げられ
ると、バネ等によって上方へ付勢されている押え金型の
受け金具は押し上げられ、クッションゴムも弾性復元
し、ゴム押え板の上昇により偏心カムは逆転されて元の
位置に復帰する。一方、円盤駆動板も押し上げられるの
で、スライダーの押し下げが、解除されると同時に、一
対の回転円盤の偏心位置に架設されている金型取り付け
台及び、これに取り付けられている曲げ金型の重量によ
って、これらと一対の回転円盤は９０度逆転し、曲げ金
型は垂直位置から水平位置に回転復帰し、次回の被曲げ
加工材の曲げ加工に備えられる。

【００１５】

【発明の実施の形態】以下、本発明に係る回転式折り曲
げ機の実施形態につき図面を参照して説明する。図１は
同上折り曲げ機の被曲げ加工材曲げ加工前の状態の縦断
側面図を示し、図２は同上折り曲げ機の一部切欠した正
面図を示し、図３は同上折り曲げ機の被曲げ加工材を押
え金型で押えた状態の縦断側面図を示し、図４は同上折
り曲げ機の被曲げ加工材を曲げ加工した状態の縦断面図
を示し、図５は厚板外曲げ状態の一部断面図を示し、図
６は薄板中抜き曲げ加工状態の一部断面図を示し、図７
は図５に示したと同一状態の斜視図を示し、図８は図６
に示したと同一状態の斜視図を示し、図９は同上折り曲
げ機における押え金型と、曲げ金型と、金型取り付け台
と、受け台の各斜視図を示し、図１０は、一対の回転円
盤に金型を取り付けた金型取り付け台を架設した状態の
斜視図を示し、図１１は同上折り曲げ機の他の実施形態
における一部の縦断側面図を示し、図１２は同上折り曲
げ機のさらに他の実施形態の縦断側面図を示す。

【００１６】図２に示したように、フレーム１は、基台
２と、左右の縦長側板３（図２には一方のみ示す）と、
頂板４とで正面矩形状に枠組み形成されている。上記基
台２上の左右には一対の側板５、５（図２には一方のみ
示す）が上向きに垂直に固設させてあり、該両側板５、
５間の上部には、図１に示したように、横断面楕円形で
左右方向に長い偏心カム６を、カム軸７にて上記両側板
５、５に軸支することで回転自在に配置させてある。

【００１７】図１に示したように、上記基台２上面後部
には、受け台８を介在して油圧シリンダ等による駆動源
９を上向きに配置させてあり、その駆動軸９ａに固定し
て、上記した両縦長側板３、３間の上部に水平な駆動板
１０を上下動自在に配置させてある。

【００１８】図１及び図２に示したように、上記駆動板
１０の前面にはカム駆動板１１を、該カム駆動板１１の
左右両側には円盤駆動板１２を各々固設させてあり、上
記した偏心カム６が図１に示した横長の状態で、該偏心
カム６を図１において反時計回り方向へ押圧回転可能に
上記カム駆動板１１下端を当接させてある。

【００１９】図１及び図２に示したように、上記した偏
心カム６の下方にあって、左右の側板５、５間には、取
り付け板１３にボルト１４、１４にて固定された後述す
る押え金型１８の受け金具１５を水平に、かつ上下動自
在に配置させてある。即ち、上記受け金具１５は、上記
取り付け板１３の背面に固定した帯状の案内板１６の左
右両端部１６ａを、上記両側板５、５に対向縦設したガ
イド溝１７、１７に、上下方向へスライド自在に嵌合す
ることで上下動自在に架設されている。

【００２０】図１及び図２に示したように、上記受け金
具１５は前面上部に凹溝１５ａを左右方向へ長く水平に
凹設させてあり、該凹溝１５ａに、被曲げ加工材押え金
型１８の上部から背後へ水平に突設されている突設部１
８ａを嵌合し、押え金型１８前面に締め付け金具１９を
重合介在してボルト２０、２０止めすることで、受け金
具１５に、押え金型１８は下方へ垂直に固定される。

【００２１】図１に示したように、上記押え金型１８
は、下端に被曲げ加工材としての鋼板２１の押え部１８
ｂを後方（図１において左方向）へ一体に突設させてあ
り、鋼板２１を図４に示したように曲げ加工する際、そ
の折曲部の内隅部を押え部１８ｂの先端１８ｃにて押え
付ける必要があり、上記内隅部の位置は曲げ加工する鋼
板２１の板厚によって変化するので、これに先端１８ｃ
位置を対応できるよう、図１に示した如く、受け金具１
５前面と、押え金型１８背面との間には板厚調整板２２
を介在させてある。

【００２２】上記した偏心カム６と、上記受け金具１５
との間にはクッションゴム２３を、受け金具１５にボル
ト２４止めされた上下動自在なゴム押え板２５を介して
圧縮変形及び弾性復帰自在に配置させてあり、上記ゴム
押え板２５は既述偏心カム６に接触させてある。

【００２３】即ち、上記クッションゴム２３…は、既述
カム駆動板１１によって、偏心カム６が図１に示す位置
から図３に示したように下方へ回転されることでゴム押
え板２５が下方へ押し下げされる際、圧縮変形され、こ
のまま受け金具１５、押え金型１８等が案内板１６によ
り案内されてガイド溝１７、１７を下方へ垂直に下降
し、押え金型１８下端の押え部１８ｂと後述する受け台
２６とで鋼板２１を図３に示したように押え付けるが、
この際、鋼板２１を弾発的に押え付けるようクッション
ゴム２３…は機能する。

【００２４】一体的に上下動する取り付け板１３、受け
金具１５、案内板１６、押え金型１８、クッションゴム
２３、ゴム押え板２５等は図示しない圧縮バネや引張り
バネ等によって上方へ付勢されており、既述駆動軸９ａ
によってカム駆動板１１が押し上げ復帰されることで、
該カム駆動板１１と、偏心カム６から離れることによ
り、バネ力によって全体が上昇復帰すると共に、クッシ
ョンゴム２３も弾性復帰し、これにより偏心カム６は時
計回り方向へ回転復帰し、図１に示した如く横長状態と
なるよう構成されている。

【００２５】図１ないし図４に示したように、既述一対
の側板５、５間の下部にあって、基台２上には、横断面
略コ型とした鋼板２１の受け台２６を水平に固定させて
ある。

【００２６】図１ないし図６及び図１０示したように、
既述一対の側板５、５の下部には円孔２７、２７を貫通
して対向形成させてあり、該両円孔２７、２７に二個一
対の回転円盤２８、２８をガタなく回転するよう密に嵌
合させてあり、該両回転円盤２８、２８間には、同両回
転円盤２８、２８の偏心位置に両端部を公知の固定手段
によって固定することで金型取り付け台２９を水平に架
設させてある。

【００２７】図１及び図３ないし図１０に示したように
上記金型取り付け台２９は、上面に凹溝条３０を長さ方
向へ凹設して形成させてあり、該凹溝条３０内に取り付
け板３１を介在して、鋼板２１の曲げ金型３２の基部３
２ａを嵌合し、ネジ３３、３３…止めすることで、該曲
げ金型３２は金型取り付け台２９に脱着自在に固定され
ている。

【００２８】上記曲げ金型３２は、垂直な基部３２ａ
と、該基部３２ａの上端から後方上部（図１及び図３並
びに図４において左方向上部）へ傾斜上昇した鋼板２１
の押圧部３２ｂとで、横断面略逆くの字形状に一体に形
成させてあり、押圧部３２ｂの上面、つまり金型面３２
ｃは水平な平面に形成されていて、該金型面３２ｃの後
端３２ｄは、水平な金型面３２ｃと、これが後方下部の
垂直面３２ｅとが交差して直角に形成されている。

【００２９】上記金型取り付け台２９、取り付け板３
１、ネジ３３…、曲げ金型３２の重量によって、鋼板２
１を曲げ加工しない通常時は、これらが図１に示した下
方位置、つまり曲げ金型３２の金型面３２ｃが、既述し
た受け台２６の上面と面一となる位置に保持されるよう
設けられていると共に、上記金型面３２ｃの後端３２ｄ
を、一対の回転円盤２８、２８の回転中心０上に位置設
定して構成されている。

【００３０】図２に示したように左右一対の側板５（一
方のみ図示する）には、縦長のガイド孔３４を対向形成
させてあり、該各ガイド孔３４にスライダー３５を上下
方向へスライド自在に嵌合し、該各スライダー３５と、
一対の回転円盤２８の回転中心０から所定寸法外周より
の偏心位置とを、これらに端部をボルト３６、３７等に
より回転自在に枢着させた回転駆動板３８にて連結させ
てあり、既述円盤駆動板１２から下方へ垂設した押し下
げロッド３９にて上記スライダー３５が押し下げられる
ことで、一対の回転円盤２８、２８は金型取り付け台２
９、曲げ金型３２を伴って図１に示す位置から図４に示
す位置へ９０度回転し、曲げ金型３２によって鋼板２１
を上方へ直角に曲げ加工するよう構成されている。

【００３１】鋼板２１を曲げ加工後、既述駆動源９によ
って円盤駆動板１２が上昇復帰されスライダー３５の押
し下げが解かれると、金型取り付け台２９、曲げ金型３
２等の重量により、これらと一対の回転円盤２８、２８
は図４において反時計回り方向へ逆転し、図１に示す位
置に復帰する。

【００３２】図５及び図７は曲げ金型３２の第２実施形
態を示すもので、曲げ金型３２Ａの鋼板押圧部３２ｂを
幅広く、かつ厚肉に形成させてある。上記構成によっ
て、厚肉鋼板２１ａの外曲げに適用される。

【００３３】図６及び図８は曲げ金型３２の第３実施形
態を示すもので、曲げ金型３２Ｂの鋼板押圧部３２ｂを
幅狭く、かつ基端から先端へ徐々に薄肉に形成させてあ
る。上記構成によって、薄肉鋼板２１ｂの一部曲げ加工
及び図８に示した中抜き曲げ加工に適用される。

【００３４】また、曲げ加工する材料や、曲げ加工部の
寸法及び形状に対応して押え金型１８や曲げ金型３２を
変えることができるよう、複数種（図９には１個のみ示
す）の押え金型１８と、図９に示したように複数種の曲
げ金型３２、即ち３２Ａ、３２Ｂを用意しておき、必要
に応じて交換可能に形成させてある。

【００３５】既述実施形態は、押え金型１８の押し下げ
と、回転円盤２８、２８、金型取り付け台２９、曲げ金
型３２の回転を、一個の駆動源９によって行うよう構成
されているが、図１１に示したように、押え金型１８の
押し下げを、既述実施形態と同様、駆動源９にて行い、
回転円盤２８、２８等の正転、逆転を油圧シリンダ等に
よる他の駆動源４０にて行うようにしてもよい。

【００３６】さらに、図１２に示したように、押え金型
１８の上下動及び回転円盤２８、２８、曲げ金型３２の
正転、逆転を別個の油圧シリンダ等による駆動源４１、
４２にて各々行うようにすることも可能である。

【００３７】尚、図１及び図３並びに図４、図１２にお
いて４３は鋼板２１のバックゲージ、４４は鋼板２１の
補助受け台を各々示す。

【００３８】

【発明の効果】以上説明したように本発明の回転式折り
曲げ加工機は構成されているので、受け台上に被曲げ加
工材を上から押え金型にて押え付け、水平のままで被曲
げ加工材の曲げる部分を上方へ折り曲げるから、被曲げ
加工材の煽り、反りがなくなって、被曲げ加工材を手で
支持することによる重労働や危険がなく、作業性と安全
性を向上できると共に、大きい被曲げ加工材の小さい部
分を曲げ加工する際の腰折れも防止できる上、曲げ加工
の高速化によりコストダウンを図ることができる。

【００３９】さらに、曲げ金型は、金型面後端を回転中
心として上方へ、回転されるので、曲げ加工精度が向上
し、また押え金型、曲げ金型を変えることで、外曲げは
もとより、小さい部分の曲げ加工や、中抜き曲げ加工、
その他の曲げ加工を簡単に行うことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係る回転式折り曲げ加工機の実施形態
を示す縦断側面図である。

【図２】同上機を一部切欠して示す正面図である。

【図３】同上機の押え金型押し下げ状態を示す縦断側面
図である。

【図４】同上機の被曲げ加工材曲げ加工状態を示す縦断
側面図である。

【図５】大きく、厚板の被曲げ加工材の外曲げに適用さ
れる曲げ金型を備えた同上機の一部を示す側面図であ
る。

【図６】薄い被曲げ加工材の小さい部分及び中抜き曲げ
加工に適用される曲げ金型を備えた同上機の一部を示す
縦断面図である。

【図７】図５に示す同上機の一部を示す斜視図である。

【図８】図６に示す同上機の同一部を示す斜視図であ
る。

【図９】同上機の押え金型、曲げ金型、金型取り付け
台、受け台を各々示す斜視図である。

【図１０】同上機の一対の回転円盤間に金型取り付け台
を架設し、これに曲げ金型を取り付けた状態を示す斜視
図である。

【図１１】本発明回転式折り曲げ加工機の他の実施形態
を示す一部の縦断面図である。

【図１２】同上折り曲げ加工機のさらに他の実施形態を
示す縦断側面図である。

【図１３】従来の折り曲げ加工機を示す側面図である。

【図１４】従来の他の折り曲げ加工機を示す正面図であ
る。

【図１５】従来のさらに他の折り曲げ加工機を示す側面
図である。

【図１６】従来の折り曲げ加工機によって狭幅部分を曲
げ加工した被曲げ加工材の斜視図である。

【符号の説明】

１８押え金型２１被曲げ加工材２６受け台３２曲げ金型３２ｃ金型面３２ｄ後端０金型面の回転中心

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】被曲げ加工材を押圧して曲げ加工する曲
げ金型を回転自在に配設し、該曲げ金型の水平な金型面
の後端を、回転中心上に位置設定して設けたことを特徴
とする回転式折り曲げ加工機。
【請求項２】被曲げ加工材を押圧して曲げ加工する曲
げ金型を回転自在に配設し、該曲げ金型の水平な金型面
の後端を、回転中心上に位置設定して設けると共に、前
記金型面と面一となるように被曲げ加工材の受け台を配
設し、さらに該受け台の上部に、被曲げ加工材を押圧固
定する押え金型を昇降動自在に配設したことを特徴とす
る回転式折り曲げ加工機。
【請求項３】左右の側板に穿設した二個一対の円孔
に、二個一対の回転円盤を回転自在に嵌合し、該両回転
円盤の偏心位置に金型取り付け台を水平に架設し、該金
型取り付け台に、被曲げ加工材の曲げ金型を脱着自在
に、かつ金型面後端を一対の回転円盤の回転中心上に位
置設定して設け、上記両側板間に架設した被曲げ加工材
の上部に被曲げ加工材の押え金型を昇降動自在に設け、
かつ曲げ金型を９０度、正転、逆転可能に設けたことを
特徴とする回転式折り曲げ加工機。
【請求項４】被曲げ加工材に対する押え金型の押圧固
定する位置を、被曲げ加工材の板厚に応じて調整できる
ようにしたことを特徴とする請求項２、３記載の回転式
折り曲げ加工機。