JP2000516671A - スポーツフィールド、特にサッカーフィールド、および該スポーツフィールドを水平移動させる方法 - Google Patents

スポーツフィールド、特にサッカーフィールド、および該スポーツフィールドを水平移動させる方法

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、特に土および/または砂利またはこれに類するものから成る下部構造(21)上に設けられた、芝生、顆粒またはその他の天然および/または人工の敷物から成る競技フィールド(20)を備えた、特にサッカーのような団体競技のためのスポーツフィールドに関する。本発明はさらに、このようなスポーツフィールド(20)を水平移動させる方法に関する。このようなスポーツフィールドを水平に移動させるために、スポーツフィールドが、有利にはトラフ形に形成された支持フレーム(22)に配置されており、この支持フレーム(22)が、主としてコンクリートおよび/または鋼部分から成っており、さらに前記支持フレーム(22)が、位置固定の滑動路(23)に支持された滑りクッションを介して水平方向に移動可能である。

Description

【発明の詳細な説明】 スポーツフィールド、特にサッカ ーフィールド、および該スポーツ フィールドを水平移動させる方法 本発明は、特に土および/または砂利またはこれに類するものから成る下部構 造上に設けられた、芝生、顆粒またはその他の天然および/または人工の敷物か ら成る競技フィールドを備えた、特にサッカーのような団体競技のためのスポー ツフィールドに関する。 本発明はさらに、このようなスポーツフィールドを水平移動させる方法に関す る。 現在公知のサッカースタジアムは、たとえば75m×115mである競技フィ ールド規格に対応する面積を有する芝生の競技フィールドを有している。場合に よっては、競技フィールドはさらに、陸上競技のために適したトラックをも備え ている。競技フィールドおよび場合によっては楕円形トラックの周囲には、観客 スタンドが配置されている。また、部分的に屋根付けされているスタジアムも知 られている。幾つかのサッカーフィールドは排水設備を備えており、このような 排水設備は、激しい雨の間およびその後に漏れ水を導出するために役立つ。個別 事例では、たとえばミュンヘンのオリンピックスタジアムでは、既に付加的に芝 生ヒータも設備されており、これにより冬期でも芝生上での競技もしくは芝生の 使用が可能となることを保証することができる。その場合、芝生は氷雪を有しず 、かつ十分に乾いた状態に保持され得る。 このようなスタジアムの建設および維持は比較的高価となる。それゆえに、経 済的な面を考慮して、これらのスタジアムを別の催し物、たとえばコンサート開 催のためにも利用し得るようにする必要性が生じる。しかしこの場合、芝生面は 直接にか、あるいは芝生面の上に載置されたカバーによって痛められる。 その他に、たとえばドルトムントのヴェストファーレンホール(Westfa lenhalle)のように、任意の催し物のために利用可能な内面ならびに観 客スタンドが完全に屋根付けされているような多目的ホールも知られている。催 し物、たとえば自転車トラック競走、テニスまたは団体競技、たとえばハンドボ ール、バレーボール、または演劇やコンサートの上演に応じて、ホール内室は、 その都度敷物を交換することによって整備される。しかし、ヨーロッパに存在す る既存のホールにおいて利用可能となる内室は、サッカーフィールドを収容する ためには小さすぎる。しかし、たとえ相応する大きさに設計された多目的ホール が存在していたとしても、このような多目的ホールは寿命の長い芝生面を得るた めには不適当となる。なぜならば、閉鎖されたホールでは自然の成長条件(太陽 光線の入射、雨)が存在しないからである。これらの条件は、開放可能もしくは 移動可能な屋根によっても部分的にしか提供され得ない。いずれの場合でも、繰 返し何度も負荷された場合には芝生が著しく痛められ、既に短期間の後には、も はや所望の要求を満たし得なくなるという欠点が残る。他方において、このよう な芝生は、たとえば規則的に14日間隔で行われるサッカー競技の場合のように 定期的に所定の期間の間でしか必要とならない。このような問題の解決手段は、 複数の帯状区分に切断されて、その都度繰り出されかつ巻き上げられる「ロール 芝生」の使用によって提供され得るが、しかしこのような方法技術は手間がかか り、かつ相応して高価であるだけでなく、不適当でもある。なぜならば、ロール 芝生は下敷き(地面)に対する所要の結合を有しておらず、しかも常時行われる 巻上げと繰出しとにより、既に短期間の後に芝生の枯死が生じてしまうからであ る。本発明はこのような背景技術から出発する。 本発明の課題は、冒頭で述べたスポーツフィールドを改良して、前で述べたよ うな不都合が生じることなしに水平方向で短時間に、しかも競技フィールド、特 に芝生が損なわれることなく移動させることのできるようなスポーツフィールド を提供することである。この課題は、特に芝生から成る競技フィールドが使用さ れない時間に、この競技フィールドを完全にホールか ら外部へ移動させることができることによって解決されることが望ましい。 この課題は、請求項1の特徴部に記載の構成、つまり下部構造を含めてスポー ツフィールド全体が、有利にはトラフ形に形成された支持フレームに載置されて おり、該支持フレームが、主としてコンクリートおよび/または鋼部分から成っ ており、さらに前記支持フレームが、位置固定の滑動路に支持された滑りクッシ ョンを介して水平方向に移動可能であることにより解決される。本発明の有利な 構成では、滑動路が、完全にまたは部分的に屋根付けされたスタジアムまたは多 目的ホールから、このスタジアムまたは多目的ホールに並設された場所にまで延 びている。この場所は特に駐車場であってよい。このような構成には次のような 利点がある。すなわち、下敷きとして芝生面を必要とするスポーツが開催される 場合にだけ、支持フレーム全体がホール内に移動させられ、その後に再び外部へ 戻され得るので、芝生を自然条件にさらすことができる。滑動路は多目的ホール またはスタジアムにおいて底部に配置することができ、この底部において滑動路 は歩行可能の状態に維持される。同じことは外部の場所に関しても云え、この場 所は歩行可能となるか、もしくは駐車場として走行可能となる。こうして、内室 に関してあらゆる催し物に合わせて可変に形成され得るスタジアムを提供するこ とが可能となる。したがっ て、移動構造を設けることによってかかるコストは短時間で減価償却される。原 則的に本発明の思想は、その都度所定の期間の間だけ特定の場所、つまりホール 内に持ち込まれ、使用後は再び外部へ移動させられることが望まれるような、比 較的大きな面積の、天然植物を備えたあらゆる面に適用される。 スタジアムまたは多目的ホールにおいて観客席を有効に利用するために、本発 明の別の有利な構成では、支持フレームが、スタジアムまたは多目的ホール内に 設けられた観客スタンドの下方を通って移動可能である。この場合、観客スタン ドには貫通案内開口が設けられている。当該貫通案内開口はスライディングゲー ト、フラップまたはこれに類するものによって閉鎖可能であってよい。 滑りクッションの数は、支持構造体およびその上に位置するスポーツフィール ドの重量により決定され、この重量は約75m×115mの芝生競技フィールド では、100000kNを超える。このように高い重量では、滑りクッションの 、滑動路に載置されたポリテトラフルオロエチレン(PTFE)から成る面と、 特殊な被覆体を備えた鋼から成る滑動路とが使用されると有利である。市販名「 テフロン」でも知られるPTFEと、オーステナイト鋼との組合せは、たしかに 既に橋建設において補償軸受けとして使用されているが、しかし橋建設における 移動距離は比較的短い。意 想外にも、滑り被膜を備えた被覆された滑動路に沿って走行するポリテトラフル オロエチレンプレートを備えた滑りクッションが長い距離にわたって高い重量を 移動させるために適していることが判った。原則的に、公知先行技術に基づき公 知の潤滑剤、たとえばシリコーンオイルまたはリチウム石鹸を使用することがで きるが、しかし薄い水溶性のグリース被膜および/またはオイル被膜を滑動路に 沿って使用する方が有利である。滑りクッション、つまりPTFEプレートは下 側で滑動路に面した面に、摩擦係数を最小限に抑えて滑動性を高めるざる底球面 形の潤滑切欠きおよび/またはオイル分配溝もしくはグリース分配溝を有してい る。使用される材料組合せPTFE/潤滑グリースもしくは潤滑オイルおよび被 覆された鋼において、0.018〜0.025の滑り摩擦を達成することができ る。静摩擦を克服するためには、始動モーメントを克服するために0.07の摩 擦係数まで移動が可能となるように送り力が設定されていなければならない。 本発明のさらに別の有利な構成では、支持フレームが複数の鉛直支持部を介し て支持されている。これらの鉛直支持部は複数の列を成して互いに間隔を置いて 相並んで配置されている。つまり、これらの鉛直支持部は、いわゆる「荷重の節 点」に配置されている。これらの鉛直支持部は固定プレートを備えたコンクリー トから成っていると有利である。固定プレートの下側 には(上方から下方に向かって見て)支持プレートと、エラストマの水平方向の 剪断強さを高める目的で挿入された突刺し薄板(Spiessblech)を備 えたそれぞれ複数のエラストマ体と、複数のPTFEクッションとが固定されて いる。エラストマ層は支持プレートに加硫被着されていて、荷重を受けてばね弾 性的に緊縮する。これにより、滑動路の高さ差を補償することができる。エラス トマ層の下に加硫被着された鋼プレート(突刺し薄板)は、有利には5mmの厚 さを有するPTFEプレート封入物を収容しかつ室封入するためのフライス加工 部を有している。 原則的には、手を用いるか、もしくは別個の補助手段を用いて、支持フレーム の移動前に滑動路に薄いグリース被膜および/またはオイル被膜を施与すること が可能である。しかし、このためにかかる手間を節約し得るようにするために本 発明のさらに別の有利な構成では、両移動方向で見てPTFEクッションの前後 で、保護ケーシングに固定されたか、または前記支持プレートに固定されたオイ ル分配器および/またはグリース分配器が設けられている。このオイル分配器お よび/またはグリース分配器には、有利にはホース管路を介してオイルおよび/ またはグリースがハイドロリック的に、つまり液力的に供給される。このオイル 分配器および/またはグリース分配器は滑動路の上方に配置されている。したが って、相応する管路系によ り、所要量のグリースおよび/またはオイルを送り過程の間、自動的に塗布する ことができる。 支持プレートの下方に設けられた構成部分を特にダストや汚れに対して保護す るためには、コンクリート固定部に、支持プレートと、この支持プレートに固定 された構成部分とを上方および側方で取り囲む保護ケーシングが固定されており 、この保護ケーシングは有利には、滑動路に面した端面に、滑動路に沿って案内 された汚れ掻取り器を有している。これにより、送り時には滑動路を前掃除、つ まりプレクリーニングすることが可能となるので、たとえば滑動路に沈積した汚 れがグリースおよび/またはオイルと混合する恐れはなくなる。しかし、各オイ ル分配器およびオイル分配器とPTFEクッションとの間の中間室が保護される 限りは、保護ケーシングを別の形式で固定することもできる。 支持フレームを水平移動させるためには、複数の移動器具が設けられていると 有利である。これらの移動器具はそれぞれ滑動路に対して平行に底部に挿入され た成形体に沿って、該成形体の上側フランジに順次に複数の個所で、有利にはク ランプ爪を介して締付け固定可能である。前記移動器具が締付け固定された状態 で、前記移動器具は、有利にはハイドロリック式に引出し可能であるシリンダを 介して水平方向の押圧力または推進力を側方で支持フレームに加えるようになっ ている。このような手段により、載置部を含めて支持フレームを移動させるため に必要となる大きな推進力を複数の移動器具に分配することができる。移動させ たい全重量を104000kNであると仮定して、348個の滑りクッションが 設けられているとすると、滑り軸受け1つ当たりの荷重は約270kNとなり、 この場合、等しくない重量分配に相応して、最大80kNの変動が考慮されるこ とが望ましい。静摩擦を克服するために必要となる移動力は、それぞれ2つのシ リンダを備えた移動器具が4つ設けられている場合に、8×900kNに設定さ れ、滑り運転時では約8×360kNに設定され得る。 締付け固定された位置において、各移動器具は復動シリンダのための水平方向 支承部として作用する。復動シリンダは一方では移動器具に支持されていて、他 方では競技フィールドもしくは支持フレームをそれぞれ所定の行程距離分だけ引 張り方向または押圧方向に運動させることができる。クランプを解除しかつピス トンを上方へ移動させた後に、復動シリンダを再び引き込むことができる。この 場合、復動シリンダは移動器具を所定のシリンダ行程分だけ引き送る。次いで移 動器具が再び前記爪を介して締付け固定され、その後に復動シリンダが、載置部 を含めて支持フレームを送るために再び引き出される。この過程は、支持フレー ムを滑動路に沿って移動させることのできる全距離が 克服されるまで繰り返される。クランプ力は4×15000kNに設定されると 十分となる。 移動器具は移動距離測定装置と行程同期化装置とに接続されているか、もしく は移動距離測定装置と行程同期化装置とを備えていると有利である。これにより 、均一な送りもしくは作用点において均一な送り力が保証される。場合によって は付加的に、競技フィールド中央部の下で下部構造体に案内路が配置されていて よい。この案内路には、ばね弾性的に支承されかつ支持フレームに結合された複 数の案内ローラが走行する。これらの案内ローラは、行程同期化を制御し、場合 によっては必要となる、1つまたは複数の移動器具の補正行程を導入しかつ/ま たは場合によっては移動器具を強制遮断するための斜走監視装置に接続されてい る。 装置全体の個々の構成部分の補修作業または交換作業のためには、支持フレー ムの下方に、歩行可能な検査室が設けられており、この検査室が、有利には支持 フレーム幅および競技フィールド幅全体にわたって延びている。 本発明のさらに別の有利な構成では、滑動路自体が、広幅扁平鋼または丸めら れた縁部を備えた薄板から成っており、滑動路の下面がネルソン頭付きスタッド (Nelson−Kopfbolzen)に溶接されており、かつ/またはスリ ーブジベルと作動ねじとに よって高さ調整可能であり、かつ/または薄床モルタルにクラウチングされてい る。一緒にまたは個々に採用され得る前記手段は、前提条件とされるべき水平位 置における滑動路の最適な位置調整と固定を可能にする。 択一的に、滑動路は特に検査室の上方で鋼製の撓み支持体から成っていてもよ く、この撓み支持体は基礎または杭頭に載設されている。 滑動路は、300μm、有利には340〜最大440μmの厚さの表面被覆体 を備えており、この表面被覆体は滑り値に関して最適化されたオレンジ皮状の表 面を有している。このようなオレンジ皮状の表面に基づき、潤滑剤が谷部に捕集 され、滑り値が改善されることが可能となる。このような塗膜は、滑動路・鋼・ コアを腐食から保護するために抵抗性および耐衝撃性を有していると望ましい。 滑動路自体は複数の部分片から成っていて、それぞれ2つの部分片の間と端部 とに永久弾性的な目地(伸縮目地)が設けられていてよい。本発明のさらに別の 有利な構成では、底部下側の伸縮目地を考慮するために、滑動路下面に、滑動路 端部の範囲または滑動路部分片端部の範囲で、原則的に橋建設から知られている ようなPTFE/オーステナイト鋼から成る滑り軸受けが配置されていてよい。 滑動路ブリッジの上側フランジと下側フランジとに 、補修作業のための開口が設けられており、該開口を通じて、交換したいPTF E封入物が貫通案内可能であると有利である。 コンクリートに埋め込まれた滑動路端部をブリッジ端部と共に同じ高さに調節 できるようにするために、滑動路ブリッジが、高さ調節可能な載置部を備えてい ると有利である。 冒頭で設定した課題はさらに、請求項21に記載の方法によっても解決される 。この場合、本発明の方法では、支持フレームが、移動器具のシリンダ行程によ って規定された個々のステップで順次に移動させられる。 以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく説明する。 第1図は概略的に図示した滑動路を備えた本発明によるスポーツフィールドの 原理図であり、 第2図および第3図は支持フレーム支持部の下の構造を側方から見た、それぞ れ異なる部分断面図であり、 第4図は検査室の範囲における滑動路ブリッジと、その支承装置を示す部分断 面図であり、 第5図は第4図に示した滑動路ブリッジの範囲における補修用窓もしくは補修 開口の断面図であり、 第6図は支持壁における滑動路ブリッジのための載 置部の固定部を示す図であり、 第7図はコンクリートビームにおける滑動路の固定部の断面図であり、 第8図は2つの滑動路端部の断面図であり、 第9図は移動器具をクランプ保持するための成形体の断面図であり、 第10図aおよび第10図bはそれぞれ検査室の範囲における成形体支持体を 示す側面図もしくは断面図であり、 第11図は滑動路端部の範囲における、第9図および第10図に示した成形体 支持体を示す図である。 第1図に示した本発明によるスポーツフィールドの原理図から判るように、本 発明によるスポーツフィールドでは、主として土と砂利堆積物21とから成る下 部構造を含めてサッカー芝全体が、トラフ形の支持フレーム22上に配置されて いる。この支持フレーム22の支持部は底部側に滑りクッションを有しており、 これらの滑りクッションは、概略的に示した場所24の範囲にまで延びる滑動路 23に沿って支持される。これにより、支持フレーム22は水平方向の力作用に よって矢印25の方向に水平に移動可能である。サッカーフィールドはスタジア ムから引き出され、かつ再びスタジアム内に押し戻されると有利である。支持フ レーム22は主としてコンクリートおよび/または鋼 から成っている。支持フレーム22もしくはこれによって形成されたトラフでは 、砂利堆積物21内に配水管、芝生ヒータまたはこれに類する構造体を収容する こともできる。競技フィールドは方形に形成されていて、たとえば75m×11 5mの面積を有している。この実施例では、合計16個の移動路が使用され、こ れらの滑動路は屋根付けされたスタジアム(図示しない)から、駐車場として形 成された場所24にまで延びている。この競技フィールドは、場合によってはサ ッカーゴールまたは別の設置物の取外し後に、観客スタンドの下でスタジアムか ら駐車場24にまで引き出すことができる。この競技フィールドがスタジアム内 に配置されている期間中は、場所24を乗用車の駐車場として利用することがで きる。水平方向での移動を行うためには、4つの移動器具が働く。これらの移動 器具は、コンクリートに埋め込まれた4つの移動路(さらに下で詳しく説明する )に沿って走行する。 競技フィールドの構造(さらに下で詳しく説明する)は、約1.2mの高さを 有していて、下方から這うようにして侵入可能である。つまり、この競技フィー ルドの構造は約0.6mの高さで競技フィールド底部の下に室を備えている。競 技フィールドと支持フレーム22とは観客スタンドを通って走出可能となるが、 この観客スタンドの手前では、スタジアム地下に、歩行可能な検査室が配置され る。この検査室は支持フレ ーム22の下で競技フィールド幅全体にわたって延びているので、以下に説明す る支持部、滑りクッション、潤滑装置および配管を下方から監視することができ る。滑りクッションは滑動路23に沿って水溶性のオイルを用いて潤滑される。 摩擦係数を低く保持するためには、PTFEから成る滑りクッションと、グリー スもしくはオイルから成る潤滑剤と、被覆された鋼から成る滑動路との組合せが 選択される。得られる滑り摩擦係数はμ=0.018〜0.025の範囲にある 。安全性の理由から、比較的長時間の休止状態において生じる静摩擦のためには 、約0.07の滑り摩擦のためのコンポーネントが設計され、移動器具とハイド ロリックシリンダと軌道固定装置とが相応して寸法設定され、これにより静摩擦 において所定の始動モーメントを形成することができる。競技フィールドの移動 後では、温水を用いて滑動路からグリースもしくはオイルを除去するか、もしく は滑動路を清浄にすることができる。 1つの特別な実施例は、以下に挙げる技術的データを基礎にしている: サッカーフィールドの重量: 104000kN 滑り軸受けの量: 384 滑り軸受け1つ当たりの荷重:270±80kN 滑動路の沈下: 2.5mの長さに沿って最大5±2.5mm 移動力(最大): 8×900kN 移動力(運転): 〜8×360kN 滑りファクタ: 2〜5% 復動シリンダ速度: 最大1.8m/min 平均1.6m/min シリンダ行程: 1.0m 競技フィールド速度 ≦2.75%の滑りファクタにおいて: 最大0.8m/min 平均0.7m/min 3.4%の滑りファクタにおいて: 最大0.65m/min 平均0.57m/min 4%の滑りファクタにおいて: 最大0.55m/min 平均0.48m/min 5%の滑りファクタにおいて: 最大0.44m/min 平均0.385m/min 移動器具の接続値: 4×40kVA 1週間当たりの移動: 1 つまり2年間に16km 滑動路/滑り軸受けの面圧: 10〜20N/mm2 1回の移動当たりの平均オイル消費量:30〜501 支持フレーム22は、列になって並設された複数の支持部に載置されており、 これらの支持部の下端部はコンクリート固定プレート26,27,28に支持さ れている。この実施例では384個が使用されている固有の滑り軸受けは、支持 プレート29と、封入され た突刺し薄板(Spiessblech)を備えたエラストマから成る中間層3 0と、PTFE封入体32のためのフライス加工部を備えた、加硫被着された鋼 プレート31とから成っている。支持プレート29はねじ33を用いてコンクリ ート固定プレート26,27,28と支持部とに固定される。支持プレート29 と、その下に位置する構成部分とを取り囲むようにして、保護ケーシング34が 設けられており、この保護ケーシング34の端面側には掻取り器35が配置され ている。これらの掻取り器35はケーシングによって取り囲まれた構成部分を汚 れから保護する。掻取り器35は滑動路の前掃除、つまりプレクリーニングのた めに働く。支持プレート29にはエラストマから成る中間層30が加硫被着され ており、この中間層30は荷重を受けてばね弾性的に緊縮して、滑動路36の高 さ差を補償することができる。エラストマから成る中間層30には、鋼プレート 31が加硫被着されており、この鋼プレート31には、PTFEプレート32を 収容しかつ室封入するためのフライス加工部が設けられている。PTFEプレー ト32は約5mmの厚さを有していて、滑り面に沿ってざる底球面形の潤滑切欠 きおよびオイル/グリース分配溝37を有している。移動方向で見て前記滑り軸 受けの前後には、多層のフェルトテープを備えたオイル分配条片38が配置され ている。これらのオイル分配条片38は中央の潤滑装 置に接続されている。電気的に制御されるオイル調量装置により、オイルはイン ターバルを置いてフェルトテープに流入することができ、そして滑動路36に沿 って薄い潤滑被膜を塗被する。この潤滑被膜に沿って、PTFEプレート32が 約0.018〜0.025の滑り摩擦で滑動する。PTFEプレート32は、有 利には検査室(あとで詳しく説明する)を介して交換可能である。 付加的に第3図から判るように、PTFEプレート32は皿頭ねじ39を用い て、加硫被着された鋼プレート31に固定される。鉛直支持部26の相互間隔お よびコンクリート固定プレート26,27,28の大きさは、主として、移動さ せたい競技面の重量、下部構造および支持フレーム22に関連しているが、たと えば鉛直支持部列の側方の間隔を3.20mに、鉛直支持部の、運動方向に延び る列の間隔を約4.5mにそれぞれ設定することができる。第4図〜第8図に示 した滑動路36は、広幅扁広幅扁平鋼37から成っているか、または丸められた 縁部を備えた薄板から成っている。下側にはネルソン(Nelson)頭付きス タッド38が設けられており、このネルソン頭付きスタッド38は広幅扁広幅扁 平鋼37の下面にスタッド溶接されている。ネルソン頭付きスタッド38の大き さおよび間隔は、伝達され得る水平方向荷重に関連して規定されるが、たとえば 1mの間隔を置いて2つの ネルソン頭付きスタッド38を使用することができる。互いに接触した2つの広 幅扁広幅扁平鋼端面の間には、伸縮目地39が設けられていてよい。この伸縮目 地39は永久弾性的な材料40によって目地仕上げされている。滑動路はスリー ブジベル41と作動ねじ42とによって高さ調整され、かつ収縮の少ないモルタ ル43でグラウチングされ得る。滑動路の上面と側面とには滑り被覆体44が施 与される。この被覆体は鋼錆取り剤Sa21/2n.DIN55928T.4と 、40μmの厚さの下地塗膜インタシールド(Intershield)プライ マ(Primer)EGA780/EGA784と、150μmの中間塗膜イン タシールド厚膜、赤色、EGA100/EGA103と、中間層と同じ材料から 成る同じく150μmの上塗膜とから成っている。したがって、滑動路被覆体の 全幅は340μm〜最大440μmである。滑動路36もしくは滑り被覆体44 の表面は、オレンジ皮状に形成されており、この場合、表面谷部には潤滑剤が溜 まり、ひいては極めて良好な滑り値が得られる。場合によっては、比較的小さな 複数の滑動路片をまず互いに溶接して完全な滑動路を形成し、その後に被覆を施 して、全滑動路を得ることもできる。しかし第4図に示したように、広幅扁広幅 扁平鋼37から成る滑動路を滑動路ブリッジ45と組み合わせることも可能であ る。この滑動路ブリッジ45は鋼製の撓み支持体46 から成っており、滑動路ブリッジ45の端部47は基礎または杭頭に載置されて いる。この場合には、撓み支持体46もその上面で被覆されている。第4図に示 した事例では、広幅扁平鋼37の端部が下側で滑り軸受け48によって支持され ている。この滑り軸受け48は主として、PTFEプレート49とオーステナイ ト鋼プレート50とから形成されており、これらのプレートはオイルまたはグリ ースによって滑りやすくされる。当該支持部51は隣接して位置する滑動路下部 構造52と共に、同じく図示の伸縮目地53を形成している。 第4図に示した滑動路ブリッジもしくはレールブリッジは、競技フィールドの 下に位置する歩行可能な検査室54を跨ぐために必要とされる。滑動路ブリッジ 45は検査室の上で滑動路36をいわば完成させている。滑動路ブリッジ全体は 高さ調節可能な載置部55を備えており、これによりブリッジ端部を高さ調整す ることができる。さらに、滑動路ブリッジ45が降下させられた状態において、 滑り軸受け全体を負荷軽減して、側方に取り外すことができる。すなわち、滑り 軸受けを走査式に検査し、場合によっては交換することができる。上側フランジ および下側フランジには、それぞれ第5図に示したように、作業・補修開口56 が設けられており、これによりPTFEプレートを損傷時もしくは磨耗時に交換 することができる。作業・ 補修開口56の上方には、オイル捕集トレー57もしくは貯え部が設けられてい てよい。 第6図には、高さ調節可能な軸受け58を備えたレールブリッジもしくは滑動 路45の端部が示されている。軸受け58は作動ねじ59を介して高さ調節可能 である。受けとしては、カウンタプレート60が使用されており、このカウンタ プレート60は4つのファングボルト61と、各推動アンカ(Schubank er)62とによって固定される。 第7図から判るように、滑動路は側方に永久弾性的な目地63を備えている。 移動器具を締付け固定するためには、第9図〜第11図に示した移動支持体6 4が働く。この移動支持体64は滑動路に対して平行に部分長さにわたって延び ている。移動支持体64はT字形またはI字形の成形体から成っており、その上 側フランジ65には移動器具に設けられた爪が締付け固定可能となる。支持フレ ーム22の水平移動のために4つの移動器具が使用される場合、相応して互いに 等間隔をおいて4つの移動軌道が配置されている。上側フランジ65に移動器具 の爪を締付け固定することにより、これらの移動器具をその都度、対応するシリ ンダの所定の行程に合わせて位置固定的に固定することが可能となる。移動力を 受け止めるためには、移動軌道に設けられたウェブ66に複数の孔が設けられて おり、これらの孔を通じて コンクリート構造に鉄筋が配置され、ひいては複合構造が得られる。成形体64 は全体のうちの2/3がコンクリート67によって埋め込まれる。単に上側フラ ンジ65と、ウェブ66の一部だけが、移動器具のためのクランプ保持装置とし て働く。移動軌道の終端部もしくは始端部には、移動器具のための組込み・取出 し開口が設けられており、この開口では、螺合された上側プレート68を取り外 すことによって、移動器具(図示しない)のクランプ爪を組み込みかつ取り外す ことができる。 移動器具(Fa.Schiess−Defries社のカタログNr.571 −HYVG/9012W、タイプ3100−3900参照)自体は、鍛造部分か ら成っており、この鍛造部分には、鉛直方向に移動する復動式のピストンを収容 するための複数のシリンダ孔が設けられている。これらのピストンは押圧プレー トを介して移動軌道の上側フランジを押圧する。側方では基体にクランプ爪がね じで取り付けられる。クランプ爪は押圧プレートへ押圧力が加えられると、上側 フランジ65に下方から食い付く。この締付け固定された位置において、移動器 具は移動シリンダのための水平方向軸支承部として作用する。これらの移動シリ ンダは移動器具に支持されていて、競技フィールドもしくは支持フレーム22を それぞれ所定の行程距離だけ引き送るか、もしくは押し送ることができる。全て の移動器具によって同期的に実施される行程の後に、クランプが解除される。す なわち、ピストンは上方に移動し、移動シリンダが引き込まれ、この場合、移動 シリンダは移動器具を所定のシリンダ行程だけ引き送る。その後に、移動器具の 再度の締付け固定、移動シリンダの引出し等が行なわれ、最終的には全移動長さ が走破される。移動シリンダは移動距離測定装置と共に、または移動距離測定装 置なしに使用され得る。この場合、競技フィールド移動を制御するためには、移 動距離測定装置を備えた移動シリンダを使用するほうが有利である。8つの送り シリンダを備えた4つの使用される移動器具は斜走監視装置によって制御される 。シリンダの送り力は競技フィールドの重量に関連して設定されなければならず 、具体的な使用事例では8×900kNであってよい。移動器具は4×1500 0kNのクランプ力によって締付け固定可能であると望ましい。 付加的に、競技フィールドの中央には長手方向で競技フィールドの下で底面下 側に案内路が配置されていてよい。この案内路ではばね弾性的に支承された複数 の案内ローラが走行する。これらの案内ローラは競技フィールド構造に取り付け られている。これらの案内ローラは、競技フィールドの長手方向軸線に対して平 行な線状の移動を監視するために役立つ。斜走監視のための切換エレメントを配 置することにより、移動軸 線に対して直角の角度位置から外れた偏差が生じた場合に、移動器具を遮断する ことができるようになる。補正行程の後に、競技フィールドは再び移動させられ る。競技フィールドが警告ランプを備えていると有利である。警告ランプは移動 時に作動状態に切り換えられる。競技フィールドもしくは支持フレーム22の全 ての角隅には、非常用遮断器が配置されており、付加的に移動時には、音響警告 信号が作動させられる。 競技フィールドの下に配置された、タンクを備えたポンプステーション(図示 しない)からは、ニューマチック式に、つまり空力式に、個々のオイル分配器3 8のための潤滑剤が主管路と遮断装置とプログレッシブ分配器(Progres sivverteiler)とホース管路とを介して、冗長的に滑り軸受けにま で案内される。当該管路およびホース管路は競技フィールドの下方でケーブル通 路内に敷設されていてよい。場合によっては、個々の支持列群、たとえば8個の 滑りクッションへの供給のための下位分配器が設けられている。オイルは移動器 具の操作時に、所定のインターバルを置いて調節可能にオイル分配器にポンプ輸 送され、さらにオイル分配器から滑動路36,45にポンプ輸送される。フェル トテープは滑動路に薄い潤滑被膜を塗布する。潤滑装置は電気的に運転されると 有利である。このためには、相応して競技フィールドの下にケーブルが敷設され ている。競技フィールドも しくは支持フレーム22には、ループ線路を介して電流を供給することができる 。 さらに、デッドマン型スイッチを含めて移動器具のための制御装置が設けられ ていてよい。これらの制御装置は、斜走時に移動器具の運転を個別運転に切り換 えることもできる。これらの制御装置は必要に応じて斜走監視装置に接続されて 、潤滑装置のための所要の信号を発信する。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年2月18日(1998.2.18) 【補正内容】 明細書 スポーツフィールド、特にサッカ ーフィールド、および該スポーツ フィールドを水平移動させる方法 本発明は、特に土および/または砂利またはこれに類するものから成る下部構 造上に設けられた、芝生、顆粒またはその他の天然および/または人工の敷物か ら成る競技フィールドを備えた、特にサッカーのような団体競技のためのスポー ツフィールドであって、下部構造を含めてスポーツフィールド全体が、有利には トラフ形に形成された支持フレームに載置されており、該支持フレームが、主と してコンクリートおよび/または鋼部分から成っており、さらに前記支持フレー ムが、位置固定の滑動路に支持された滑りクッションを介して水平方向に移動可 能であり、該滑りクッションの、滑動路に載置された面が、ポリテトラフルオロ エチレン(PTFE)から成っており、滑動路が、被覆された鋼またはオーステ ナイト鋼から成っている形式のものに関する。 このような形式のスポーツフィールドは、たとえば英国特許第2263644 号明細書に基づき公知である。 本発明はさらに、このようなスポーツフィールドを 水平移動させる方法に関する。 現在公知のサッカースタジアムは、たとえば75m×115mである競技フィ ールド規格に対応する面積を有する芝生の競技フィールドを有している。場合に よっては、競技フィールドはさらに、陸上競技のために適したトラックをも備え ている。競技フィールドおよび場合によっては楕円形トラックの周囲には、観客 スタンドが配置されている。また、部分的に屋根付けされているスタジアムも知 られている。幾つかのサッカーフィールドは排水設備を備えており、このような 排水設備は、激しい雨の間およびその後に漏れ水を導出するために役立つ。個別 事例では、たとえばミュンヘンのオリンピックスタジアムでは、既に付加的に芝 生ヒータも設備されており、これにより冬期でも芝生上での競技もしくは芝生の 使用が可能となることを保証することができる。その場合、芝生は氷雪を有しず 、かつ十分に乾いた状態に保持され得る。 このようなスタジアムの建設および維持は比較的高価となる。それゆえに、経 済的な面を考慮して、これらのスタジアムを別の催し物、たとえばコンサート開 催のためにも利用し得るようにする必要性が生じる。しかしこの場合、芝生面は 直接にか、あるいは芝生面の上に載置されたカバーによって痛められる。 その他に、たとえばドルトムントのヴェストファーレンホール(Westfa lenhalle)のよう に、任意の催し物のために利用可能な内面ならびに観客スタンドが完全に屋根付 けされているような多目的ホールも知られている。催し物、たとえば自転車トラ ック競走、テニスまたは団体競技、たとえばハンドボール、バレーボール、また は演劇やコンサートの上演に応じて、ホール内室は、その都度敷物を交換するこ とによって整備される。しかし、ヨーロッパに存在する既存のホールにおいて利 用可能となる内室は、サッカーフィールドを収容するためには小さすぎる。しか し、たとえ相応する大きさに設計された多目的ホールが存在していたとしても、 このような多目的ホールは寿命の長い芝生面を得るためには不適当となる。なぜ ならば、閉鎖されたホールでは自然の成長条件(太陽光線の入射、雨)が存在し ないからである。これらの条件は、開放可能もしくは移動可能な屋根によっても 部分的にしか提供され得ない。いずれの場合でも、繰返し何度も負荷された場合 には芝生が著しく痛められ、既に短期間の後には、もはや所望の要求を満たし得 なくなるという欠点が残る。他方において、このような芝生は、たとえば規則的 に14日間隔で行われるサッカー競技の場合のように定期的に所定の期間の間で しか必要とならない。このような間題の解決手段は、複数の帯状区分に切断され て、その都度繰り出されかつ巻き上げられる「ロール芝生」の使用によって提供 され得るが、しかしこのような方法技術は手間がかか り、かつ相応して高価であるだけでなく、不適当でもある。なぜならば、ロール 芝生は下敷き(地面)に対する所要の結合を有しておらず、しかも常時行われる 巻上げと繰出しとにより、既に短期間の後に芝生の枯死が生じてしまうからであ る。本発明はこのような背景技術から出発する。 本発明の課題は、冒頭で述べた形式のスポーツフィールドを改良して、前で述 べたような不都合が生じることなしに水平方向で短時間に、しかも競技フィール ド、特に芝生が損なわれることなく、全ての作用点で均一な推進力を加えながら 移動させることのできるようなスポーツフィールドを提供することである。これ によって、特に芝生から成る競技フィールドが使用されない時間に、この競技フ ィールドを完全にホールから外部へ移動させ得ることが可能になると望ましい。 この課題は、請求項1の特徴部に記載のスポーツフィールドにより解決される 。本発明の構成では、下部構造を含めてスポーツフィールド全体が、有利にはト ラフ形に形成された支持フレームに載置されており、該支持フレームが、主とし てコンクリートおよび/または鋼部分から成っており、さらに前記支持フレーム が、位置固定の滑動路に支持された滑りクッションを介して水平方向に移動可能 であることにより解決される。本発明の有利な構成では、滑動路が、完全にまた は部分的に屋根付けされたスタジアムまたは多目的ホ ールから、このスタジアムまたは多目的ホールに並設された場所にまで延びてい る。この場所は特に駐車場であってよい。このような構成には次のような利点が ある。すなわち、下敷きとして芝生面を必要とするスポーツが開催される場合に だけ、支持フレーム全体がホール内に移動させられ、その後に再び外部へ戻され 得るので、芝生を自然条件にさらすことができる。滑動路は多目的ホールまたは スタジアムにおいて底部に配置することができ、この底部において滑動路は歩行 可能の状態に維持される。同じことは外部の場所に関しても云え、この場所は歩 行可能となるか、もしくは駐車場として走行可能となる。こうして、内室に関し てあらゆる催し物に合わせて可変に形成され得るスタジアムを提供することが可 能となる。したがって、移動構造を設けることによってかかるコストは短時間で 減価償却される。原則的に本発明の思想は、その都度所定の期間の間だけ特定の 場所、つまりホール内に持ち込まれ、使用後は再び外部へ移動させられることが 望まれるような、比較的大きな面積の、天然植物を備えたあらゆる面に適用され る。 支持フレームを水平移動させるためには、複数の移動器具が設けられている。 これらの移動器具はそれぞれ滑動路に対して平行に底部に挿入された成形体に沿 って、該成形体の上側フランジに順次に複数の個所で、有利にはクランプ爪を介 して締付け固定可能である 。前記移動器具が締付け固定された状態で、前記移動器具は、有利にはハイドロ リック式に引出し可能であるシリンダを介して水平方向の押圧力または推進力を 側方で支持フレームに加えるようになっている。このような手段により、載置部 を含めて支持フレームを移動させるために必要となる大きな推進力を複数の移動 器具に分配することができる。移動させたい全重量を104000kNであると 仮定して、348個の滑りクッションが設けられているとすると、滑り軸受け1 つ当たりの荷重は約270kNとなり、この場合、等しくない重量分配に相応し て、最大80kNの変動が考慮されることが望ましい。静摩擦を克服するために 必要となる移動力は、それぞれ2つのシリンダを備えた移動器具が4つ設けられ ている場合に、8×900kNに設定され、滑り運転時では約8×360kNに 設定され得る。 締付け固定された位置において、各移動器具は復動シリンダのための水平方向 支承部として作用する。復動シリンダは一方では移動器具に支持されていて、他 方では競技フィールドもしくは支持フレームをそれぞれ所定の行程距離分だけ引 張り方向または押圧方向に運動させることができる。クランプを解除しかつピス トンを上方へ移動させた後に、復動シリンダを再び引き込むことができる。この 場合、復動シリンダは移動器具を所定のシリンダ行程分だけ引き送る。次いで移 動器具が再び前記爪を介して締付け固定され、その後に復動シリンダが、載置部 を含めて支持フレームを送るために再び引き出される。この過程は、支持フレー ムを滑動路に沿って移動させることのできる全距離が克服されるまで繰り返され る。クランプ力は4×15000kNに設定されると十分となる。 移動器具は移動距離測定装置と行程同期化装置とに接続されているか、もしく は移動距離測定装置と行程同期化装置とを備えている。これにより、均一な送り もしくは作用点において均一な送り力が保証される。場合によっては付加的に、 競技フィールド中央部の下で下部構造体に案内路が配置されていてよい。この案 内路には、ばね弾性的に支承されかつ支持フレームに結合された複数の案内ロー ラが走行する。これらの案内ローラは、行程同期化を制御し、場合によっては必 要となる、1つまたは複数の移動器具の補正行程を導入しかつ/または場合によ っては移動器具を強制遮断するための斜走監視装置に接続されている。 スタジアムまたは多目的ホールにおいて観客席を有効に利用するために、本発 明の別の有利な構成では、支持フレームが、スタジアムまたは多目的ホール内に 設けられた観客スタンドの下方を通って移動可能である。この場合、観客スタン ドには貫通案内開口が設けられている。当該貫通案内開口はスライディングゲー ト、フラップまたはこれに類するものによって閉鎖可 能であってよい。 滑りクッションの数は、支持構造体およびその上に位置するスポーツフィール ドの重量により決定され、この重量は約75m×115mの芝生競技フィールド では、100000kNを超える。このように高い重量では、滑りクッションの 、滑動路に載置されたポリテトラフルオロエチレン(PTFE)から成る面と、 特殊な被覆体を備えた鋼から成る滑動路とが使用されると有利である。市販名「 テフロン」でも知られるPTFEと、オーステナイト鋼との組合せは、たしかに 既に橋建設において補償軸受けとして使用されているが、しかし橋建設における 移動距離は比較的短い。意想外にも、滑り被膜を備えた被覆された滑動路に沿っ て走行するポリテトラフルオロエチレンプレートを備えた滑りクッションが長い 距離にわたって高い重量を移動させるために適していることが判った。原則的に 、公知先行技術に基づき公知の潤滑剤、たとえばシリコーンオイルまたはリチウ ム石鹸を使用することができるが、しかし薄い水溶性のグリース被膜および/ま たはオイル被膜を滑動路に沿って使用する方が有利である。滑りクッション、つ まりPTFEプレートは下側で滑動路に面した面に、摩擦係数を最小限に抑えて 滑動性を高めるざる底球面形の潤滑切欠きおよび/またはオイル分配溝もしくは グリース分配溝を有している。使用される材料組合せPTFE/潤滑グリースも しくは潤滑オイルおよび被覆された鋼において、0.018〜0.025の滑り 摩擦を達成することができる。静摩擦を克服するためには、始動モーメントを克 服するために0.07の摩擦係数まで移動が可能となるように送り力が設定され ていなければならない。 本発明のさらに別の有利な構成では、支持フレームが複数の鉛直支持部を介し て支持されている。これらの鉛直支持部は複数の列を成して互いに間隔を置いて 相並んで配置されている。つまり、これらの鉛直支持部は、いわゆる「荷重の節 点」に配置されている。これらの鉛直支持部は固定プレートを備えたコンクリー トから成っていると有利である。固定プレートの下側には(上方から下方に向か って見て)支持プレートと、エラストマの水平方向の剪断強さを高める目的で挿 入された突刺し薄板(Spiessblech)を備えたそれぞれ複数のエラス トマ体と、複数のPTFEクッションとが固定されている。エラストマ層は支持 プレートに加硫被着されていて、荷重を受けてばね弾性的に緊縮する。これによ り、滑動路の高さ差を補償することができる。エラストマ層の下に加硫被着され た鋼プレート(突刺し薄板)は、有利には5mmの厚さを有するPTFEプレー ト封入物を収容しかつ室封入するためのフライス加工部を有している。 原則的には、手を用いるか、もしくは別個の補助手段を用いて、支持フレーム の移動前に滑動路に薄いグ リース被膜および/またはオイル被膜を施与することが可能である。しかし、こ のためにかかる手間を節約し得るようにするために本発明のさらに別の有利な構 成では、両移動方向で見てPTFEクッションの前後で、保護ケーシングに固定 されたか、または前記支持プレートに固定されたオイル分配器および/またはグ リース分配器が設けられている。このオイル分配器および/またはグリース分配 器には、有利にはホース管路を介してオイルおよび/またはグリースがハイドロ リック的に、つまり液力的に供給される。このオイル分配器および/またはグリ ース分配器は滑動路の上方に配置されている。したがって、相応する管路系によ り、所要量のグリースおよび/またはオイルを送り過程の間、自動的に塗布する ことができる。 支持プレートの下方に設けられた構成部分を特にダストや汚れに対して保護す るためには、コンクリート固定部に、支持プレートと、この支持プレートに固定 された構成部分とを上方および側方で取り囲む保護ケーシングが固定されており 、この保護ケーシングは有利には、滑動路に面した端面に、滑動路に沿って案内 された汚れ掻取り器を有している。これにより、送り時には滑動路を前掃除、つ まりプレクリーニングすることが可能となるので、たとえば滑動路に沈積した汚 れがグリースおよび/またはオイルと混合する恐れはなくなる。しかし、各オイ ル分配器およびオイル分配 器とPTFEクッションとの間の中間室が保護される限りは、保護ケーシングを 別の形式で固定することもできる。 装置全体の個々の構成部分の補修作業または交換作業のためには、支持フレー ムの下方に、歩行可能な検査室が設けられており、この検査室が、有利には支持 フレーム幅および競技フィールド幅全体にわたって延びている。 本発明のさらに別の有利な構成では、滑動路自体が、広幅扁平鋼または丸めら れた縁部を備えた薄板から成っており、滑動路の下面がネルソン頭付きスタッド (Nelson−Kopfbolzen)に溶接されており、かつ/またはスリ ーブジベルと作動ねじとによって高さ調整可能であり、かつ/または薄床モルタ ルにクラウチングされている。一緒にまたは個々に採用され得る前記手段は、前 提条件とされるべき水平位置における滑動路の最適な位置調整と固定を可能にす る。 択一的に、滑動路は特に検査室の上方で鋼製の撓み支持体から成っていてもよ く、この撓み支持体は基礎または杭頭に載設されている。 滑動路は、300μm、有利には340〜最大440μmの厚さの表面被覆体 を備えており、この表面被覆体は滑り値に関して最適化されたオレンジ皮状の表 面を有している。このようなオレンジ皮状の表面に基 づき、潤滑剤が谷部に捕集され、滑り値が改善されることが可能となる。このよ うな塗膜は、滑動路・鋼・コアを腐食から保護するために抵抗性および耐衝撃性 を有していると望ましい。 滑動路自体は複数の部分片から成っていて、それぞれ2つの部分片の間と端部 とに永久弾性的な目地(伸縮目地)が設けられていてよい。本発明のさらに別の 有利な構成では、底部下側の伸縮目地を考慮するために、滑動路下面に、滑動路 端部の範囲または滑動路部分片端部の範囲で、原則的に橋建設から知られている ようなPTFE/オーステナイト鋼から成る滑り軸受けが配置されていてよい。 滑動路ブリッジの上側フランジと下側フランジとに、補修作業のための開口が 設けられており、該開口を通じて、交換したいPTFE封入物が貫通案内可能で あると有利である。 コンクリートに埋め込まれた滑動路端部をブリッジ端部と共に同じ高さに調節 できるようにするために、滑動路ブリッジが、高さ調節可能な載置部を備えてい ると有利である。 冒頭で設定した課題はさらに、請求項17に記載の方法によっても解決される 。この場合、本発明の方法では、支持フレームが、移動器具のシリンダ行程によ って規定された個々のステップで順次に移動させられる。 以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく説明する。 第1図は概略的に図示した滑動路を備えた本発明によるスポーツフィールドの 原理図であり、 第2図および第3図は支持フレーム支持部の下の構造を側方から見た、それぞ れ異なる部分断面図であり、 第4図は検査室の範囲における滑動路ブリッジと、その支承装置を示す部分断 面図であり、 第5図は第4図に示した滑動路ブリッジの範囲における補修用窓もしくは補修 開口の断面図であり、 第6図は支持壁における滑動路ブリッジのための載置部の固定部を示す図であ り、 第7図はコンクリートビームにおける滑動路の固定部の断面図であり、 第8図は2つの滑動路端部の断面図であり、 第9図は移動器具をクランプ保持するための成形体の断面図であり、 第10図aおよび第10図bはそれぞれ検査室の範囲における成形体支持体を 示す側面図もしくは断面図であり、 第11図は滑動路端部の範囲における、第9図および第10図に示した成形体 支持体を示す図である。 第1図に示した本発明によるスポーツフィールドの原理図から判るように、本 発明によるスポーツフィールドでは、主として土と砂利堆積物21とから成る下 部構造を含めてサッカー芝全体が、トラフ形の支持フレーム22上に配置されて いる。この支持フレーム22の支持部は底部側に滑りクッションを有しており、 これらの滑りクッションは、概略的に示した場所24の範囲にまで延びる滑動路 23に沿って支持される。これにより、支持フレーム22は水平方向の力作用に よって矢印25の方向に水平に移動可能である。サッカーフィールドはスタジア ムから引き出され、かつ再びスタジアム内に押し戻されると有利である。支持フ レーム22は主としてコンクリートおよび/または鋼から成っている。支持フレ ーム22もしくはこれによって形成されたトラフでは、砂利堆積物21内に配水 管、芝生ヒータまたはこれに類する構造体を収容することもできる。競技フィー ルドは方形に形成されていて、たとえば75m×115mの面積を有している。 この実施例では、合計16個の移動路が使用され、これらの滑動路は屋根付けさ れたスタジアム(図示しない)から、駐車場として形成された場所24にまで延 びている。この競技フィールドは、場合によってはサッカーゴールまたは別の設 置物の取外し後に、観客スタンドの下でスタジアムから駐車場24にまで引き出 すことができる。この競技フィールドがスタジアム内 に配置されている期間中は、場所24を乗用車の駐車場として利用することがで きる。水平方向での移動を行うためには、4つの移動器具が働く。これらの移動 器具は、コンクリートに埋め込まれた4つの移動路(さらに下で詳しく説明する )に沿って走行する。 競技フィールドの構造(さらに下で詳しく説明する)は、約1.2mの高さを 有していて、下方から這うようにして侵入可能である。つまり、この競技フィー ルドの構造は約0.6mの高さで競技フィールド底部の下に室を備えている。競 技フィールドと支持フレーム22とは観客スタンドを通って走出可能となるが、 この観客スタンドの手前では、スタジアム地下に、歩行可能な検査室が配置され る。この検査室は支持フレーム22の下で競技フィールド幅全体にわたって延び ているので、以下に説明する支持部、滑りクッション、潤滑装置および配管を下 方から監視することができる。滑りクッションは滑動路23に沿って水溶性のオ イルを用いて潤滑される。摩擦係数を低く保持するためには、PTFEから成る 滑りクッションと、グリースもしくはオイルから成る潤滑剤と、被覆された鋼か ら成る滑動路との組合せが選択される。得られる滑り摩擦係数はμ=0.018 〜0.025の範囲にある。安全性の理由から、比較的長時間の休止状態におい て生じる静摩擦のためには、約0.07の滑り摩擦のためのコンポーネントが設 計され、移動器具とハイド ロリックシリンダと軌道固定装置とが相応して寸法設定され、これにより静摩擦 において所定の始動モーメントを形成することができる。競技フィールドの移動 後では、温水を用いて滑動路からグリースもしくはオイルを除去するか、もしく は滑動路を清浄にすることができる。 1つの特別な実施例は、以下に挙げる技術的データを基礎にしている: サッカーフィールドの重量: 104000kN 滑り軸受けの量: 384 滑り軸受け1つ当たりの荷重:270±80kN 滑動路の沈下: 2.5mの長さに沿って最大5±2.5mm 移動力(最大): 8×900kN 移動力(運転): 〜8×360kN 滑りファクタ: 2〜5% 復動シリンダ速度: 最大1.8m/min 平均1.6m/min シリンダ行程: 1.0m 競技フィールド速度 ≦2.75%の滑りファクタにおいて:最大0.8m/min 平均0.7m/min 3.4%の滑りファクタにおいて: 最大0.65m/min 平均0.57m/min 4%の滑りファクタにおいて: 最大0.55m/min 平均0.48m/min 5%の滑りファクタにおいて: 最大0.44m/min 平均0.385m/min 移動器具の接続値: 4×40kVA 1週間当たりの移動: 1 つまり2年間に16km 滑動路/滑り軸受けの面圧: 10〜20N/mm2 1回の移動当たりの平均オイル消費量:30〜501 支持フレーム22は、列になって並設された複数の支持部に載置されており、 これらの支持部の下端部はコンクリート固定プレート26,27,28に支持さ れている。この実施例では384個が使用されている固有の滑り軸受けは、支持 プレート29と、封入された突刺し薄板(Spiessblech)を備えたエ ラストマから成る中間層30と、PTFE封入体32のためのフライス加工部を 備えた、加硫被着された鋼プレート31とから成っている。支持プレート29は ねじ33を用いてコンクリート固定プレート26,27,28と支持部とに固定 される。支持プレート29と、その下に位置する構成部分とを取り囲むようにし て、保護ケーシング34が設けられており、この保護ケーシング34の端面側に は掻取り器35が配置されている。これらの掻取り器35はケーシングによって 取り囲まれた構成部分を汚れから保護する。掻取り器35は滑動路の前掃除、つ まりプレクリーニングのた めに働く。支持プレート29にはエラストマから成る中間層30が加硫被着され ており、この中間層30は荷重を受けてばね弾性的に緊縮して、滑動路36の高 さ差を補償することができる。エラストマから成る中間層30には、鋼プレート 31が加硫被着されており、この鋼プレート31には、PTFEプレート32を 収容しかつ室封入するためのフライス加工部が設けられている。PTFEプレー ト32は約5mmの厚さを有していて、滑り面に沿ってざる底球面形の潤滑切欠 きおよびオイル/グリース分配溝37を有している。移動方向で見て前記滑り軸 受けの前後には、多層のフェルトテープを備えたオイル分配条片38が配置され ている。これらのオイル分配条片38は中央の潤滑装置に接続されている。電気 的に制御されるオイル調量装置により、オイルはインターバルを置いてフェルト テープに流入することができ、そして滑動路36に沿って薄い潤滑被膜を塗被す る。この潤滑被膜に沿って、PTFEプレート32が約0.018〜0.025 の滑り摩擦で滑動する。PTFEプレート32は、有利には検査室(あとで詳し く説明する)を介して交換可能である。 付加的に第3図から判るように、PTFEプレート32は皿頭ねじ39を用い て、加硫被着された鋼プレート31に固定される。鉛直支持部26の相互間隔お よびコンクリート固定プレート26,27,28の大 きさは、主として、移動させたい競技面の重量、下部構造および支持フレーム2 2に関連しているが、たとえば鉛直支持部列の側方の間隔を3.20mに、鉛直 支持部の、運動方向に延びる列の間隔を約4.5mにそれぞれ設定することがで きる。第4図〜第8図に示した滑動路36は、広幅扁広幅扁平鋼37から成って いるか、または丸められた縁部を備えた薄板から成っている。下側にはネルソン (Nelson)頭付きスタッド38が設けられており、このネルソン頭付きス タッド38は広幅扁広幅扁平鋼37の下面にスタッド溶接されている。ネルソン 頭付きスタッド38の大きさおよび間隔は、伝達され得る水平方向荷重に関連し て規定されるが、たとえば1mの間隔を置いて2つのネルソン頭付きスタッド3 8を使用することができる。互いに接触した2つの広幅扁広幅扁平鋼端面の間に は、伸縮目地39が設けられていてよい。この伸縮目地39は永久弾性的な材料 40によって目地仕上げされている。滑動路はスリーブジベル41と作動ねじ4 2とによって高さ調整され、かつ収縮の少ないモルタル43でグラウチングされ 得る。滑動路の上面と側面とには滑り被覆体44が施与される。この被覆体は鋼 錆取り剤Sa21/2n.DIN55928T.4と、40μmの厚さの下地塗 膜インタシールド(Intershield)プライマ(Primer)EGA 780/EGA784と、150μmの中間塗膜イン タシールド厚膜、赤色、EGA100/EGA103と、中間層と同じ材料から 成る同じく150μmの上塗膜とから成っている。したがって、滑動路被覆体の 全幅は340μm〜最大440μmである。滑動路36もしくは滑り被覆体44 の表面は、オレンジ皮状に形成されており、この場合、表面谷部には潤滑剤が溜 まり、ひいては極めて良好な滑り値が得られる。場合によっては、比較的小さな 複数の滑動路片をまず互いに溶接して完全な滑動路を形成し、その後に被覆を施 して、全滑動路を得ることもできる。しかし第4図に示したように、広幅扁広幅 扁平鋼37から成る滑動路を滑動路ブリッジ45と組み合わせることも可能であ る。この滑動路ブリッジ45は鋼製の撓み支持体46から成っており、滑動路ブ リッジ45の端部47は基礎または杭頭に載置されている。この場合には、撓み 支持体46もその上面で被覆されている。第4図に示した事例では、広幅扁平鋼 37の端部が下側で滑り軸受け48によって支持されている。この滑り軸受け4 8は主として、PTFEプレート49とオーステナイト鋼プレート50とから形 成されており、これらのプレートはオイルまたはグリースによって滑りやすくさ れる。当該支持部51は隣接して位置する滑動路下部構造52と共に、同じく図 示の伸縮目地53を形成している。 第4図に示した滑動路ブリッジもしくはレールブリ ッジは、競技フィールドの下に位置する歩行可能な検査室54を跨ぐために必要 とされる。滑動路ブリッジ45は検査室の上で滑動路36をいわば完成させてい る。滑動路ブリッジ全体は高さ調節可能な載置部55を備えており、これにより ブリッジ端部を高さ調整することができる。さらに、滑動路ブリッジ45が降下 させられた状態において、滑り軸受け全体を負荷軽減して、側方に取り外すこと ができる。すなわち、滑り軸受けを走査式に検査し、場合によっては交換するこ とができる。上側フランジおよび下側フランジには、それぞれ第5図に示したよ うに、作業・補修開口56が設けられており、これによりPTFEプレートを損 傷時もしくは磨耗時に交換することができる。作業・補修開口56の上方には、 オイル捕集トレー57もしくは貯え部が設けられていてよい。 第6図には、高さ調節可能な軸受け58を備えたレールブリッジもしくは滑動 路45の端部が示されている。軸受け58は作動ねじ59を介して高さ調節可能 である。受けとしては、カウンタプレート60が使用されており、このカウンタ プレート60は4つのファングボルト61と、各推動アンカ(Schubank er)62とによって固定される。 第7図から判るように、滑動路は側方に永久弾性的な目地63を備えている。 移動器具を締付け固定するためには、第9図〜第1 1図に示した移動支持体64が働く。この移動支持体64は滑動路に対して平行 に部分長さにわたって延びている。移動支持体64はT字形またはI字形の成形 体から成っており、その上側フランジ65には移動器具に設けられた爪が締付け 固定可能となる。支持フレーム22の水平移動のために4つの移動器具が使用さ れる場合、相応して互いに等間隔をおいて4つの移動軌道が配置されている。上 側フランジ65に移動器具の爪を締付け固定することにより、これらの移動器具 をその都度、対応するシリンダの所定の行程に合わせて位置固定的に固定するこ とが可能となる。移動力を受け止めるためには、移動軌道に設けられたウェブ6 6に複数の孔が設けられており、これらの孔を通じてコンクリート構造に鉄筋が 配置され、ひいては複合構造が得られる。成形体64は全体のうちの2/3がコ ンクリート67によって埋め込まれる。単に上側フランジ65と、ウェブ66の 一部だけが、移動器具のためのクランプ保持装置として働く。移動軌道の終端部 もしくは始端部には、移動器具のための組込み・取出し開口が設けられており、 この開口では、螺合された上側プレート68を取り外すことによって、移動器具 (図示しない)のクランプ爪を組み込みかつ取り外すことができる。 移動器具(Fa.Schiess−Defries社のカタログNr.571 −HYVG/9012W、 タイプ3100−3900参照)自体は、鍛造部分から成っており、この鍛造部 分には、鉛直方向に移動する復動式のピストンを収容するための複数のシリンダ 孔が設けられている。これらのピストンは押圧プレートを介して移動軌道の上側 フランジを押圧する。側方では基体にクランプ爪がねじで取り付けられる。クラ ンプ爪は押圧プレートへ押圧力が加えられると、上側フランジ65に下方から食 い付く。この締付け固定された位置において、移動器具は移動シリンダのための 水平方向軸支承部として作用する。これらの移動シリンダは移動器具に支持され ていて、競技フィールドもしくは支持フレーム22をそれぞれ所定の行程距離だ け引き送るか、もしくは押し送ることができる。全ての移動器具によって同期的 に実施される行程の後に、クランプが解除される。すなわち、ピストンは上方に 移動し、移動シリンダが引き込まれ、この場合、移動シリンダは移動器具を所定 のシリンダ行程だけ引き送る。その後に、移動器具の再度の締付け固定、移動シ リンダの引出し等が行なわれ、最終的には全移動長さが走破される。移動シリン ダは移動距離測定装置と共に、または移動距離測定装置なしに使用され得る。こ の場合、競技フィールド移動を制御するためには、移動距離測定装置を備えた移 動シリンダを使用するほうが有利である。8つの送りシリンダを備えた4つの使 用される移動器具は斜走監視装置によって制御される 。シリンダの送り力は競技フィールドの重量に関連して設定されなければならず 、具体的な使用事例では8×900kNであってよい。移動器具は4×1500 0kNのクランプ力によって締付け固定可能であると望ましい。 付加的に、競技フィールドの中央には長手方向で競技フィールドの下で底面下 側に案内路が配置されていてよい。この案内路ではばね弾性的に支承された複数 の案内ローラが走行する。これらの案内ローラは競技フィールド構造に取り付け られている。これらの案内ローラは、競技フィールドの長手方向軸線に対して平 行な線状の移動を監視するために役立つ。斜走監視のための切換エレメントを配 置することにより、移動軸線に対して直角の角度位置から外れた偏差が生じた場 合に、移動器具を遮断することができるようになる。補正行程の後に、競技フィ ールドは再び移動させられる。競技フィールドが警告ランプを備えていると有利 である。警告ランプは移動時に作動状態に切り換えられる。競技フィールドもし くは支持フレーム22の全ての角隅には、非常用遮断器が配置されており、付加 的に移動時には、音響警告信号が作動させられる。 競技フィールドの下に配置された、タンクを備えたポンプステーション(図示 しない)からは、ニューマチック式に、つまり空力式に、個々のオイル分配器3 8のための潤滑剤が主管路と遮断装置とプログレッシ ブ分配器(Progressivverteiler)とホース管路とを介して 、冗長的に滑り軸受けにまで案内される。当該管路およびホース管路は競技フィ ールドの下方でケーブル通路内に敷設されていてよい。場合によっては、個々の 支持列群、たとえば8個の滑りクッションへの供給のための下位分配器が設けら れている。オイルは移動器具の操作時に、所定のインターバルを置いて調節可能 にオイル分配器にポンプ輸送され、さらにオイル分配器から滑動路36,45に ポンプ輸送される。フェルトテープは滑動路に薄い潤滑被膜を塗布する。潤滑装 置は電気的に運転されると有利である。このためには、相応して競技フィールド の下にケーブルが敷設されている。競技フィールドもしくは支持フレーム22に は、ループ線路を介して電流を供給することができる。 さらに、デッドマン型スイッチを含めて移動器具のための制御装置が設けられ ていてよい。これらの制御装置は、斜走時に移動器具の運転を個別運転に切り換 えることもできる。これらの制御装置は必要に応じて斜走監視装置に接続されて 、潤滑装置のための所要の信号を発信する。 請求の範囲 1.特に土および/または砂利またはこれに類するものから成る下部構造(2 1)上に設けられた、芝生(20)、顆粒またはその他の天然および/または人 工の敷物から成る競技フィールドを備えた、特にサッカーのような団体競技のた めのスポーツフィールドであって、下部構造(21)を含めてスポーツフィール ド(20)全体が、有利にはトラフ形に形成された支持フレーム(22)に載置 されており、該支持フレーム(22)が、主としてコンクリートおよび/または 鋼部分から成っており、さらに前記支持フレーム(22)が、位置固定の滑動路 (23)に支持された滑りクッションを介して水平方向に移動可能であり、該滑 りクッションの、滑動路(36,46)に載置された面が、ポリテトラフルオロ エチレン(PTFE)から成っており、滑動路(23,36,46)が、被覆さ れた鋼またはオーステナイト鋼から成っている形式のものにおいて、支持フレー ム(22)を水平移動させるために、複数の移動器具が設けられており、該移動 器具が、それぞれ滑動路(23,36)に対して平行に底部に挿入された成形体 (64)に沿って、該成形体(64)の上側フランジ(65)に順次に複数の個 所で、有利にはクランプ爪を介して締付け固定可能であり、前記移動器具が締付 け固定された状態で、前記 移動器具が、有利にはハイドロリック式に引出し可能であるシリンダを介して水 平方向の押圧力または推進力を側方で支持フレーム(22)に加えるようになっ ており、前記移動器具が、移動距離測定装置と行程同期化装置とに接続されてお り、そのためにスポーツフィールド中央の下で底部下側に案内路が配置されてお り、該案内路内で、ばね弾性的に支承されかつ支持フレーム(22)に結合され た案内ローラが走行するようになっており、該案内ローラが、行程同期化を制御 し、1つまたは複数の移動器具の補正行程を導入しかつ/または場合によっては 移動器具を強制遮断するための斜走監視装置に接続されていることを特徴とする スポーツフィールド。 2.滑動路(23)が、完全または部分的に屋根付けされたスタジアムまたは 多目的ホールから、該スタジアムまたは多目的ホールに並設された場所、有利に は駐車場(24)にまで延びている、請求項1記載のスポーツフィールド。 3.支持フレーム(22)が、スタジアムまたは多目的ホール内に設けられた 観客スタンドの下を通って移動可能である、請求項2記載のスポーツフィールド 。 4.滑りクッションが、ざる底球面形の潤滑切欠きおよび/またはオイル分配 溝および/またはグリース分配溝(37)を有している、請求項1から3までの いずれか1項記載のスポーツフィールド。 5.有利には水溶性である薄いグリース被膜および/またはオイル被膜を滑動 路(23,36,46)に塗布するための装置(38)が設けられている、請求 項1から4までのいずれか1項記載のスポーツフィールド。 6.支持フレーム(22)が、複数の列を成して互いに間隔を置いて相並んで 配置された複数の鉛直支持部を介して、有利にはコンクリートから成る固定プレ ート(26,27,28)に支持されており、該固定プレートの下側に支持プレ ート(29)と、加硫被着された薄板(31)を備えたそれぞれ複数のエラスト マ体(30)と、複数のPTFEクッション(32)とが順次に固定されている 、請求項1から5までのいずれか1項記載のスポーツフィールド。 7.両移動方向で見てPTFEクッション(32)の前後で、保護ケーシング (34)または前記支持プレート(29)にオイル分配器および/またはグリー ス分配器(38)が固定されており、該オイル分配器および/またはグリース分 配器(38)に、有利にはホース管路を介してオイルおよび/またはグリースが ハイドロリック的に供給されるようになっており、さらに前記オイル分配器およ び/またはグリース分配器(38)が、滑動路(36)の上方に配置されている 、請求項6記載のスポーツフィールド。 8.コンクリートから成る固定プレート(26,27,28)に、前記支持プ レート(29)と、該支持プレート(29)に固定された構成部分とを上方およ び側方で取り囲む保護ケーシング(34)が固定されており、該保護ケーシング (34)が、有利には滑動路(36)に面した端面で滑動路(36)に沿って案 内される汚れ掻取り器(35)を有している、請求項6または7記載のスポーツ フィールド。 9.支持フレーム(22)の下方に、歩行可能な検査室(54)が、有利には 支持フレーム幅および/または競技フィールド幅(20,22)全体にわたって 配置されている、請求項1から8までのいずれか1項記載のスポーツフィールド 。 10.滑動路(36)が、広幅扁平鋼(37)または丸められた縁部を備えた 薄板から成っており、滑動路(36)の下面がネルソン頭付きスタッド(38) と溶接されており、かつ/またはスリーブジベル(41)と作動ねじ(42)と によって高さ調整可能であり、かつ/または薄床モルタル(43)内にクラウチ ングされている、請求項1から9までのいずれか1項記載のスポーツフィールド 。 11.滑動路が、特に検査室(54)の上方で鋼から成る撓み支持体(46) を有しており、該撓み支持体(46)が基礎または杭頭(47)に載設されてい る、請求項1から10までのいずれか1項記載のスポ ーツフィールド。 12.滑動路が、300μm、有利には340〜最大440μmの厚さの表面 被覆体を備えており、該表面被覆体が、滑り値に関して最適化されたオレンジ皮 状の表面を有している、請求項10または11記載のスポーツフィールド。 13.滑動路が複数の部分片から成っていて、それぞれ2つの部分片の間と端 部とに永久弾性的な目地(伸縮目地)が設けられている、請求項10から12ま でのいずれか1項記載のスポーツフィールド。 14.底部下側の伸縮目地に上部構造を設けるために、滑動路下面に、滑動路 端部の範囲または滑動路部分片の範囲で、PTFE/オーステナイト鋼から成る 滑り軸受け(48)が配置されている、請求項13記載のスポーツフィールド。 15.滑動路ブリッジ(45)の上側フランジと下側フランジとに、補修作業 のための開口(56)が設けられており、該開口(56)を通じて、交換したい PTFEクッション(32)が貫通案内可能である、請求項11から14までの いずれか1項記載のスポーツフィールド。 16.コンクリートに埋め込まれた滑動路端部を滑動路ブリッジ端部と共に調 節できるようにするために、滑動路ブリッジ(45)が、高さ調節可能な載置部 (55)を備えている、請求項11から15までのい ずれか1項記載のスポーツフィールド。 17.スポーツフィールドを支持する支持フレームを水平移動させる方法にお いて、それぞれ成形体(64)に移動器具の爪を固定し、支持フレーム端面に移 動器具の復動シリンダの自由端部を固定し、全ての行程シリンダを同時に同じ行 程だけ同期的に引き出して、支持フレーム(22)をこの行程分だけ、オイル被 膜および/またはグリース被膜を備えた滑動路(23,36,45)に沿って前 進運動させ、次いで前記爪を解離し、行程シリンダを再び引き込み、引き続き前 記爪を再び所定の行程間隔分だけずらして前記成形体(64)に固定し、次いで 行程シリンダを再び引き出し、これらのステップを、水平方向の所望の全移動が 達成されるまで複数回繰り返すことを特徴とする、スポーツフィールドを水平移 動させる方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,HU,IL,IS,JP,KE,KG ,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT, LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,N O,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG ,SI,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG, US,UZ,VN (72)発明者 ゲオルク ヴェッセル ドイツ連邦共和国 グレフラート アム リート 3

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.特に土および/または砂利またはこれに類するものから成る下部構造(2 1)上に設けられた、芝生(20)、顆粒またはその他の天然および/または人 工の敷物から成る競技フィールドを備えた、特にサッカーのような団体競技のた めのスポーツフィールドにおいて、下部構造(21)を含めてスポーツフィール ド(20)全体が、有利にはトラフ形に形成された支持フレーム(22)に載置 されており、該支持フレーム(22)が、主としてコンクリートおよび/または 鋼部分から成っており、さらに前記支持フレーム(22)が、位置固定の滑動路 (23)に支持された滑りクッションを介して水平方向に移動可能であることを 特徴とするスポーツフィールド。 2.滑動路(23)が、完全または部分的に屋根付けされたスタジアムまたは 多目的ホールから、該スタジアムまたは多目的ホールに並設された場所、有利に は駐車場(24)にまで延びている、請求項1記載のスポーツフィールド。 3.支持フレーム(22)が、スタジアムまたは多目的ホール内に設けられた 観客スタンドの下を通って移動可能である、請求項2記載のスポーツフィールド 。 4.滑りクッションの、滑動路(36,45)に載 置された面が、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)から成っており、滑動 路(23,36,46)が、被覆された鋼またはオーステナイト鋼から成ってい る、請求項1から3までのいずれか1項記載のスポーツフィールド。 5.滑りクッションが、ざる底球面形の潤滑切欠きおよび/またはオイル分配 溝および/またはグリース分配溝(37)を有している、請求項4記載のスポー ッフィールド。 6.有利には水溶性である薄いグリース被膜および/またはオイル被膜を滑動 路(23,36,46)に塗布するための装置(38)が設けられている、請求 項4または5記載のスポーツフィールド。 7.支持フレーム(22)が、複数の列を成して互いに間隔を置いて相並んで 配置された複数の鉛直支持部を介して、有利にはコンクリートから成る固定プレ ート(26,27,28)に支持されており、該固定プレートの下側に支持プレ ート(29)と、加硫被着された薄板(31)を備えたそれぞれ複数のエラスト マ体(30)と、複数のPTFEクッション(32)とが順次に固定されている 、請求項1から6までのいずれか1項記載のスポーツフィールド。 8.両移動方向で見てPTFEクッション(32)の前後で、保護ケーシング (34)または前記支持プレート(29)にオイル分配器および/またはグリー ス分配器(38)が固定されており、該オイル分配器および/またはグリース分 配器(38)に、有利にはホース管路を介してオイルおよび/またはグリースが ハイドロリック的に供給されるようになっており、さらに前記オイル分配器およ び/またはグリース分配器(38)が、滑動路(36)の上方に配置されている 、請求項7記載のスポーツフィールド。 9.コンクリートから成る固定プレート(26,27,28)に、前記支持プ レート(29)と、該支持プレート(29)に固定された構成部分とを上方およ び側方で取り囲む保護ケーシング(34)が固定されており、該保護ケーシング (34)が、有利には滑動路(36)に面した端面で滑動路(36)に沿って案 内される汚れ掻取り器(35)を有している、請求項7または8記載のスポーツ フィールド。 10.支持フレーム(22)を水平移動させるために、複数の移動器具が設け られており、該移動器具が、それぞれ滑動路(23,36)に対して平行に底部 に挿入された成形体(64)に沿って、該成形体(64)の上側フランジ(65 )に順次に複数の個所で、有利にはクランプ爪を介して締付け固定可能であり、 前記移動器具が締付け固定された状態で、前記移動器具が、有利にはハイドロリ ック式に引出し可能であるシリンダを介して水平方向の押圧力または推進力を側 方で支持フレーム(22)に加えるようになっている 、請求項1から9までのいずれか1項記載のスポーツフィールド。 11.前記移動器具が、移動距離測定装置と行程同期化装置とに接続されてい る、請求項10記載のスポーツフィールド。 12.スポーツフィールド中央の下で底部下側に案内路が配置されており、該 案内路内で、ばね弾性的に支承されかつ支持フレーム(22)に結合された案内 ローラが走行するようになっており、該案内ローラが、行程同期化を制御し、1 つまたは複数の移動器具の補正行程を導入しかつ/または場合によっては移動器 具を強制遮断するための斜走監視装置に接続されている、請求項11記載のスポ ーツフィールド。 13.支持フレーム(22)の下方に、歩行可能な検査室(54)が、有利に は支持フレーム幅および/または競技フィールド幅(20,22)全体にわたっ て配置されている、請求項1から12までのいずれか1項記載のスポーツフィー ルド。 14.滑動路(36)が、広幅扁平鋼(37)または丸められた縁部を備えた 薄板から成っており、滑動路(36)の下面がネルソン頭付きスタッド(38) と溶接されており、かつ/またはスリーブジベル(41)と作動ねじ(42)と によって高さ調整可能であり、かつ/または薄床モルタル(43)内にクラウチ ングされている、請求項1から13までのいずれか1 項記載のスポーツフィールド。 15.滑動路が、特に検査室(54)の上方で鋼から成る撓み支持体(46) を有しており、該撓み支持体(46)が基礎または杭頭(47)に載設されてい る、請求項1から14までのいずれか1項記載のスポーツフィールド。 16.滑動路が、300μm、有利には340〜最大440μmの厚さの表面 被覆体を備えており、該表面被覆体が、滑り値に関して最適化されたオレンジ皮 状の表面を有している、請求項14または15記載のスポーツフィールド。 17.滑動路が複数の部分片から成っていて、それぞれ2つの部分片の間と端 部とに永久弾性的な目地(伸縮目地)が設けられている、請求項14から16ま でのいずれか1項記載のスポーツフィールド。 18.底部下側の伸縮目地に上部構造を設けるために、滑動路下面に、滑動路 端部の範囲または滑動路部分片の範囲で、PTFE/オーステナイト鋼から成る 滑り軸受け(48)が配置されている、請求項17記載のスポーツフィールド。 19.滑動路ブリッジ(45)の上側フランジと下側フランジとに、補修作業 のための開口(56)が設けられており、該開口(56)を通じて、交換したい PTFEクッション(32)が貫通案内可能である、請求項15から18までの いずれか1項記載のスポー ツフィールド。 20.コンクリートに埋め込まれた滑動路端部を滑動路ブリッジ端部と共に調 節できるようにするために、滑動路ブリッジ(45)が、高さ調節可能な載置部 (55)を備えている、請求項15から18までのいずれか1項記載のスポーツ フィールド。 21.スポーツフィールドを支持する支持フレームを水平移動させる方法にお いて、それぞれ成形体(64)に移動器具の爪を固定し、支持フレーム端面に移 動器具の復動シリンダの自由端部を固定し、全ての行程シリンダを同時に同じ行 程だけ同期的に引き出して、支持フレーム(22)をこの行程分だけ、オイル被 膜および/またはグリース被膜を備えた滑動路(23,36,45)に沿って前 進運動させ、次いで前記爪を解離し、行程シリンダを再び引き込み、引き続き前 記爪を再び所定の行程間隔分だけずらして前記成形体(64)に固定し、次いで 行程シリンダを再び引き出し、これらのステップを、水平方向の所望の全移動が 達成されるまで複数回繰り返すことを特徴とする、スポーツフィールドを水平移 動させる方法。
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