JP2000515607A - ピストンポンプ - Google Patents

ピストンポンプ

Info

Publication number
JP2000515607A
JP2000515607A JP10549770A JP54977098A JP2000515607A JP 2000515607 A JP2000515607 A JP 2000515607A JP 10549770 A JP10549770 A JP 10549770A JP 54977098 A JP54977098 A JP 54977098A JP 2000515607 A JP2000515607 A JP 2000515607A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bush
piston pump
piston
pump
fixing member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10549770A
Other languages
English (en)
Inventor
アラツェ ノルベルト
メゲルレ フリードリッヒ
シェーファー エアンスト―ディーター
シュラー ヴォルフガング
シュナルツガー ギュンター
ツィッツェルスベルガー ラルフ
バウアー ゲルト
ヘレブラント ミヒャエル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Robert Bosch GmbH
Original Assignee
Robert Bosch GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Robert Bosch GmbH filed Critical Robert Bosch GmbH
Publication of JP2000515607A publication Critical patent/JP2000515607A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B53/00Component parts, details or accessories not provided for in, or of interest apart from, groups F04B1/00 - F04B23/00 or F04B39/00 - F04B47/00
    • F04B53/16Casings; Cylinders; Cylinder liners or heads; Fluid connections
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T8/00Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
    • B60T8/32Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
    • B60T8/34Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition
    • B60T8/40Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition comprising an additional fluid circuit including fluid pressurising means for modifying the pressure of the braking fluid, e.g. including wheel driven pumps for detecting a speed condition, or pumps which are controlled by means independent of the braking system
    • B60T8/4031Pump units characterised by their construction or mounting
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B53/00Component parts, details or accessories not provided for in, or of interest apart from, groups F04B1/00 - F04B23/00 or F04B39/00 - F04B47/00
    • F04B53/16Casings; Cylinders; Cylinder liners or heads; Fluid connections
    • F04B53/162Adaptations of cylinders
    • F04B53/166Cylinder liners
    • F04B53/168Mounting of cylinder liners in cylinders

Abstract

(57)【要約】 本発明は、特にスリップ制御された自動車ブレーキ装置のためのリターンポンプとして設けられているピストンポンプに関する。製作を簡単にするために本発明は、セルフクリンチ技術でシリンダ孔(12)内に挿入された固定部材(36)とシリンダ孔(12)との間に入れて固定され、そうしてシール及び固定されている管片として形成されたブシュ(14)を設けることを提案する。本発明はブシュ(14)を安価な棒状材料から簡単に製作することのほかに、別個のシール部材、例えばシールリングなしにシリンダ孔(12)内でブシュ(14)をシールするという利点を有している(図1)。

Description

【発明の詳細な説明】 ピストンポンプ 背景技術 本発明は、請求項1の上位概念部に記載した特徴を有する、特にアンチロック 装置、トラクションコントロール装置、走行動特性制御装置を有する自動車ブレ ーキ装置及び又は自動車のパワーブレーキシステムのためのポンプとして用いる ピストンポンプに関する。 このような種類の多数のピストンポンプが公知である。例えばDE 40 2 7 794 A1及びDE 44 07 978 A1によって公知のピストン ポンプが挙げられる。こrera の公知のピストンポンプはポンプケーシングを有しており、このポンプケーシン グ内にブシュが動かないように挿入されていて、このブシュ内にピストンが軸方 向に移動可能に収容されている。これらの公知のピストンポンプのブシュは、ピ ストン及び吐出し弁を収容するための段孔として形成された袋孔を有している。 ブシュの外面は、例えばシールリングを挿入するために、あるいは衝止面として 、幾つかの溝、アンダーカット及び段を備えている。ブシュは、内側及び外側の 形状に基づき製作が面倒であり、製作コストの高い転削部材である。その他の欠 点は、ピストンポンプの運 転時の摩耗を少なく押さえ、そうして十分な耐用時間を達成するために、切削加 工の後にブシュを焼き入れしなければならないことである。 発明の利点 請求項1の特徴部に記載の構成要件を具備した本発明によるピストンポンプは 、ブシュとしての管片を有している。このブシュは極めて短時間で、例えば管を 切断することによって切削加工なしに製作可能である。 これに伴い、時間、材料及びコストが著しく節約される。ブシュは薄肉であり 、したがって材料がわずかであることが好都合である。そうすることによってブ シュは、本発明のピストンポンプのコストが著しく高くなることなく、高価な耐 摩耗性材料から製作され得る。 請求項2以下に本発明のピストンポンプの有利な実施の態様が記載されている 。 図面 以下に、本発明の実施例を図面に基づき詳しく説明する。図1は、本発明のピ ストンポンプの軸方向断面図を示しており、図2は、変形実施例の図1で矢印I Iで示した部分を示しており、図3は、本発明の第2の実施例の軸方向断面図を 示しており、図4は、図3で矢印IVで示した部分を示しており、図5は、本発明 の第3の実施例の軸方向断面図を示しており、図6 は、図5に矢印VIで示した部分の拡大図を示し、図7は、図6に矢印VIIで示し た部分の拡大図を示しでている。 第1の実施例の説明 図1に示した本発明のピストンポンプは、特にホイールスリップ制御装置を有 する自動車のブレーキ装置のリターンポンプとして設けられている。ホイールス リップ制御により、例えばブレーキ操作中に自動車のホイールがロックしたり、 かつ又は急激な加速時に自動車の駆動輪が空転することが防止される。 本発明のピストンポンプは、ポンプケーシング10として油圧ブロックを有し ており、そのなかにはスリップ制御された自動車ブレーキのためのリターンポン プとしてのピストンポンプのほかに、スリップ制御のための図示されていない別 の油圧構成要素が挿入されていて、互いに、及びピストンポンプと油圧接続され ている。図面にはポンプケーシング10を形成する油圧ブロックのうち、本発明 のピストンポンプの重要な部分を構成する一部のみが示されている。ピストンポ ンプはポンプケーシング10内に収容されている1つ以上の、好ましくは2つの ポンプエレメント11を有している。図面を見やすくするために1つのポンプエ レメント11のみが示されている。ポンプケーシング10は内部空間13を取り 囲んでおり、その中には図示されていない偏心駆動装置が設けられている。 ポンプケーシング10の外側から内部空間13内に延びている、ポンプケーシ ング10の段状に形成されたシリンダ孔12内には、管片がブシュ14として挿 入されており、ブシュ14内にはピストン16が軸方向に移動可能に収容されて いる。ピストン16をそれ自体公知の形式で図示されていない偏心駆動装置を用 いて往復行程運動するように駆動するために設けられているピストン16の頭部 18は、一方の側でポンプケーシング10の内部空間13内に突出している。ブ シュ14の両端部の間の範囲でシリンダ孔12の内径がブシュ14の外径より大 きいので、この範囲ではブシュ14とポンプケーシング10との間に半径方向間 隔19が残されている。 ピストンポンプはポンプ入口20を有している。ポンプ入口20には本質的に 、ポンプケーシング10内に設けられた流入通路20a、半径方向間隔19、ブ シュ14の壁を貫通している横方向孔20b、ピストン16の外周に設けられた 切欠き20c、およ切欠き20cとピストン16内に設けられた軸方向の段孔2 0eとを接続している少なくとも1つの横方向孔20dが属している。ポンプ入 口20に属しているピストン16の軸方向の段孔20eには、ばね負荷されたボ ール逆止め弁が入口弁22として挿入されている。入口弁22の弁閉鎖ばね24 は、押しのけ空間28に向けられたピストン16の端面上に載せられて縁曲げに よって固定された薄板キャップ26に支持されている。 図示された実施例とは異なり、入口弁22はピストン16内の代わりに、ポン プケーシング10の流入通路20a内に設けられてもよい。移動可能なピストン 16とブシュ14との間の案内隙間は、シールリング30、31としての2つの Oリングによってシールされている。両シールリングの一方30は、ポンプ入口 20を押しのけ空間28から切り離し、他方のシールリング31はポンプ入口2 0をポンプケーシング10の内部空間13から切り離す。 押しのけ空間28を包囲しているブシュ14の端部は、円錐形の拡張部32を 有している。この円錐形の拡張部32は、シリンダ孔12の相補的な拡大部34 に当接している。円錐形の拡張部を有するブシュ14は、深絞り部材としてカッ プなどと同じようにして製作されている。ブシュ14は深絞りの後に焼き入れし てもよい。 シリンダ孔12を押しのけ空間28の側で閉じるために、栓体がいわゆるセル フクリンチ技術でシリンダ孔12内に固く挿入されている。セルフクリンチとは 、栓体を圧入することによって引き起こされるかしめ固定を意味する:栓体は、 ピストン16とは反対の外側に鋭角断面を有する外方に張り出した環状の半径方 向フランジ35を有している。旋盤加工によって鋼 から製作される栓体のこの半径方向フランジ35は、栓体が十分大きい力でポン プケーシングに向かって軸方向に押し付けられると、それよりも軟らかい材料、 例えばアルミニウム製ダイカスト鋳物からなるポンプケーシング10を、ピスト ン16に向けられた側で半径方向フランジ35に直接続く栓体の環状の環状溝3 7内に塑性変形させる。栓体の環状溝37内へのポンプケーシング10の材料の 塑性変形は、栓体とポンプケーシング10との間の確実なシーリングと大きい保 持力を生み出す。 栓体はブシュ14に対する固定部材36を形成する。栓体はブシュ14の拡張 部32に対して相補的な円錐部38を有している。この円錐部38は拡張部32 内に入っており、この拡張部32を外方にシリンダ孔12の拡大部34に向かっ て押し付ける。そうすることによってブシュ14はポンプケーシング10内で固 定され、押しのけ空間28を包囲する端部で、ポンプケーシング10及び固定部 材36に対してシールされている。確実にシールするために、固定部材36の円 錐部38は軸方向環状段39を有し、シリンダ孔12の拡大部34は相補的な対 向段を有しており、この対向段内に固定部材の環状段39がブシュ14の拡張部 32を弾性的/塑性的に変形させる。 確実にシールする別の可能性は、図2に示されているように、環状の密封隆起 部40を備えた固定部材3 6の円錐部38を設けることである。密封隆起部40は固定部材36をシリンダ 孔12に挿入する際に、ブシュ14の拡張部32に押し付けることによって弾性 的及び又は塑性的に変形する。ブシュ14と固定部材36の材料は、ほぼ同じ硬 さである。 ピストンポンプはポンプ出口44を有している。ポンプ出口44は本質的に、 固定部材36内に設けられた共軸の袋孔44a、固定部材36の外周に設けられ た環状の切欠き44c、袋孔44aと切欠き44cとを接続している少なくとも 1つの横方向孔44b及びポンプケーシング10内に設けられている、切欠き4 4cから図示されていない高圧接続部に続いている流出通路44dとを有してい る。 ポンプケーシング10はピストン16の頭部18の側で、1つ以上の、好まし くは2つの、シリンダ孔12内に突入している扁平で幅の大きい環状密封波形部 42を有している。これらの密封波形部42にはプレスばめによってブシュ14 がシールされて挿入されている。密封波形部の半径方向内方に突出している波形 頂部とブシュ14の外周との間のプレスばめによって、ピストンポンプによって 送られる流体のポンプ入口20と内部空間13との間における許容されない漏れ 接続が防止される。 シリンダ孔12は、円錐形拡張部32とポンプケーシング10の密封波形部4 2との間のブシュ14の中 央範囲で、ブシュ14に対する遊びを有している。すなわち、ブシュ14の中央 範囲にはブシュ14とポンプケーシング10との間に半径方向間隔19があるの で、ブシュ14はわずかな力でシリンダ孔12内に挿入される。これによって特 に挿入時のブシュ14の破損が避けられる。密封波形部42の波形頂部とブシュ 14の外周との間の圧縮部はポンプエレメント11の長手方向に見て非常に短い ので、ブシュ14をポンプケーシング10内に挿入することは、密封波形部42 の範囲における圧縮部によってはごくわずかしか妨げられない。それにもかかわ らず、ブシュ14の両端部とポンプケーシング10との間に確実な密封が達成さ れる。ブシュ14は一方の端部では密封波形42に当接し、他方の端部では拡張 部32で拡大部34に当接している。本発明に従って構成されたポンプケーシン グ10内にポンプエレメント11を有するピストンポンプでは、大きいコストな しにポンプ入口20が一方では内部空間13に対してシールされ、他方ではポン プ出口44に対してシールされている。 ブシュ14をポンプケーシング10に対してシールするためにブシュ14とポ ンプケーシング10との間に挿入されるシールリングは、必要でない。このこと は本発明のピストンポンプの部品を少なくするという利点を有している。ピスト ンポンプを組み立てるための作業工程の数は減り、ブシュ14はポンプケーシン グ10内により固く収容されている。更に本発明のピストンポンプの必要な構造 スペースは、公知のブシュに比べて薄肉のブシュ14によって減少する。 固定部材36は、押しのけ空間28に続いている共軸の袋孔44aを有してい る。この袋孔44a内には、ばね負荷されたボール逆止め弁が吐出し弁46とし て挿入されている。吐出し弁46の環状弁座体48が袋孔44の開口部内に挿入 されており、かしめ部(参照符号50)によって固定されている。 ピストン16がポンプケーシング10の内部空間13内に設けられた偏心駆動 装置によって軸方向に往復駆動運動するように駆動されると、ポンプエレメント 11は流体、好ましくはプレーキ液をポンプ入口20から入口弁22を通って押 しのけ空間28内に送り、そこから出口弁46を通ってポンプ出口44に送る。 第2の実施例の説明 図3に示された本発明のピストンポンプのブシュ14は、押しのけ空間28を 包囲している端部に円筒形拡張部52を有している。この端部には固定部材36 が成形された円筒形区分54で嵌入されている。円筒形区分54の直径、ブシュ 14の肉厚及びシリンダ孔12の直径は、円筒形区分54と円筒形拡張部52と の間及び円筒形拡張部52とポンプケーシング10のシリンダ孔12との間にプ レスばめが存在するように、互いに適合せしめられている。すなわち、固定部材 36の円筒形区分54はブシュ14その円筒形拡張部52をシリンダ孔12の壁 に向かって押し付ける。 組み立てる際は、最初にブシュ14を固定部材36に押し被せる。このときブ シュ14の円筒形拡張部52が弾性的に押し広げられる。ブシュ14の弾性的に 押し広げられた拡張部52は、プレスばめを引き起こすようにシリンダ孔12に 対して過大寸法を有している。そうすることによって、ブシュ14はポンプケー シング10内に固定され、ブシュ14とポンプケーシング10と固定部材36と の間にシーリングが引き起こされる。 固定部材36の円筒形区分54は、固定部材36をシリンダ孔12内に挿入す る前は、環状の密封隆起部40を有している(図4)。密封隆起部40はシリン ダ区分54をブシュ14の拡張部52に圧入する際に弾性的及び又は塑性的に変 形する。ブシュ14はシリンダ孔12の外部で固定部材36に押し被せられるの で、ブシュ14が固定部材36と一緒にシリンダ孔12内に組み入れられる間に 密封隆起部40がブシュ14を押し広げ、もしくはブシュ14によって圧縮され 、その結果として密封隆起部40がせん断されない。 最も単純な例では、中空円筒形断面の、したがって拡張部のない管片をブシュ 14として用いることができる。この管片は上述した形式で、かつ図3に示され ているように、固定部材36によってポンプケーシン グ10内で軸方向に固定されてシールされる(図示しない)。 ピストン16の頭部18の側では、ブシュ14と図3に示されたピストンポン プのポンプケーシング10との間でシールリングとしてのOリング56によって シーリングが行われる。Oリング56はポンプケーシング10のシリンダ孔12 内に設けられた溝内に挿入されている。シーリングは密封物質又は接着剤で行わ れてもよい。 それ以外では、図3に示されたピストンポンプは、図1に示されたピストンポ ンプと等しく構成され、同様に機能する。同じ構成部材には同じ参照符号を用い る。反復を避けるために、図1の相応の説明を参照されたい。 第3の実施例の説明 図5に示されている本発明のピストンポンプのブシュ14は、押しのけ空間2 8を包囲している環状段58を有する端部で、円筒形拡張部60に移行している 。ブシュ14が環状段58で拡張部60に移行する部分をなしている環状円板面 62は、仮想の半径面に対して鋭角に延びており、扁平で鈍角の円錐を形成して いる。 シリンダ孔12のピストン16と反対側の端部にセルフクリンチ技術で挿入さ れた固定部材36が、弁座部64を介してブシュ14をその環状段58で軸方向 にシリンダ孔12の相補的な環状段66に向かって押し付け、そうすることによ ってブシュ14を軸方向に固定している。ポンプケーシング10に対するブシュ 14のシーリングは、環状のシール面68で行われる。シール面68はシリンダ 孔12の環状段66の底部を形成する半径方向の環状円板面70に形成されてい る(図6)。ブシュ14をその環状段58でポンプケーシング10の環状のシー ル面68に押し付けることによって、図7に示されているように、シール面68 は半径方向内方に向けられた隆起部72を形成して弾性的及び又は塑性的に変形 する。そうすることによってブシュ14とポンプケーシング10との間に確実な シーリングが生じる。 弁座部64とブシュ14との間のシーリングは、それによって弁座部64が環 状段58の内側に当接している弁座部64の環状の外縁74で行われる。 弁座部64は、固定部材36のピストン16に向けられた端面内の円筒形凹部 76内にある。固定部材36は弁座部64を軸方向でブシュ14の環状段58に 向かって押すので、弁座部64は固定部材36の凹部76内に固定されており、 かしめ部による固定(図1の参照符号50参照)又はその他の固定手段を要しな い。 弁座部64と固定部材36との間のシーリングは、それによって弁座部64が 凹部76の底部80に当接 している弁座部64の環状の外縁78で行われる(図6)。この外縁78をシー ル縁として形成するために、固定部材36の凹部76の底面80及び又は底面8 0に向けられた弁座部64の端面82は、鋭角βだけ仮想の半径面からずれてい る。 それ以外では、図5に示された本発明のピストンポンプは、図1に示されたピ ストンポンプと等しく構成され、同様に機能する。それゆえ、図1の相応の説明 を参照されたい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エアンスト―ディーター シェーファー ドイツ連邦共和国 D―74336 ブラッケ ンハイム アルター ラウフェナー ヴェ ーク 36 (72)発明者 ヴォルフガング シュラー ドイツ連邦共和国 D―74343 ザクセン ハイム ツィメラー―プファート 25 (72)発明者 ギュンター シュナルツガー ドイツ連邦共和国 D―87544 ブライヒ ャッハ エアレンヴェーク 14 (72)発明者 ラルフ ツィッツェルスベルガー ドイツ連邦共和国 D―87616 マルクト オーバードルフ リーグニッツァー シュ トラーセ 13 (72)発明者 ゲルト バウアー ドイツ連邦共和国 D―87549 レッテン ベルク―フライドルフ ドルフシュトラー セ 20 (72)発明者 ミヒャエル ヘレブラント ドイツ連邦共和国 D―87545 ブルクベ ルク エスヴェーク 3

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ピストンポンプ、特に自動車ブレーキ装置のためのポンプであって、往復 行程運動するように駆動可能なピストンを有し、このピストンがポンプケーシン グのシリンダ孔に挿入されているブシュ内で軸方向に移動可能に収容されている 形式のものにおいて、ブシュ(14)がほぼ一定の肉厚を有する管片であること を特徴とするピストンポンプ。 2.ブシュ(14)が薄肉である、請求項1記載のピストンポンプ。 3.ブシュ(14)が少なくとも一方の端部の範囲でシリンダ孔(12)にシ ールされて当接しており、更にその中央範囲でポンプケーシング(10)内に遊 びを有している、請求項1記載のピストンポンプ。 4.シリンダ孔(12)内に挿入されている固定部材(36)が、ブシュ(1 4)のピストンポンプの押しのけ空間(28)の範囲にある端部をシールするよ うに、更にブシュ(14)を軸方向で固定するように、シリンダ孔押(12)の 壁に向かって押し付けている、請求項1記載のピストンポンプ。 5.ブシュ(14)がそのピストンポンプの押しのけ空間(28)の範囲内に ある端部に拡張部(32;58;60)を有しており、この拡張部(32;58 ;60)がシリンダ孔(12)内に挿入されている固 定部材(36)によってシールするように、かつブシュ(14)を軸方向で固定 するように、シリンダ孔(12)の相補的な拡大部(34;66)に向かって押 し付けられる、請求項4記載のピストンポンプ。 6.ブシュ(14)が拡張部として環状段(58)を有しており、この環状段 (58)がシリンダ孔(12)の拡大部としての相補的な環状段(66)内に入 っていて、シリンダ孔(12)内に挿入された固定部材(36)によって、シリ ンダ孔(12)の環状段(66)の半径方向の環状円板面(70)に形成された 環状のシール面(68)に向かって軸方向に押し付けられる、請求項5記載のピ ストンポンプ。 7.ピストンポンプが逆止め弁(46)を有しており、この逆止め弁(46) が押しのけ空間(28)内にピストン(16)と向き合って配置されて弁座部( 64)を有しており、この弁座部(64)がシリンダ孔(12)内に挿入された 固定部材(36)とブシュ(14)の環状段(58)との間に入っていて、固定 部材(36)によってこの環状段(58)に向かって軸方向に押し付けられる、 請求項6記載のピストンポンプ。 8.弁座部(64)が環状シール縁(74)を有しており、この環状シール縁 (74)でブシュ(14)の環状段(58)に当接している、請求項7記載のピ ストンポンプ。 9.弁座部(64)が環状シール縁(78)を有しており、この環状シール縁 (78)で固定部材(36)に当接している、請求項7記載のピストンポンプ。
JP10549770A 1997-05-21 1998-03-07 ピストンポンプ Pending JP2000515607A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19721227.1 1997-05-21
DE19721227A DE19721227A1 (de) 1997-05-21 1997-05-21 Kolbenpumpe
PCT/DE1998/000686 WO1998053209A1 (de) 1997-05-21 1998-03-07 Kolbenpumpe mit rohrstück als laufbuchse

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000515607A true JP2000515607A (ja) 2000-11-21

Family

ID=7830071

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10549770A Pending JP2000515607A (ja) 1997-05-21 1998-03-07 ピストンポンプ

Country Status (6)

Country Link
US (1) US6193481B1 (ja)
EP (1) EP0914561B1 (ja)
JP (1) JP2000515607A (ja)
KR (1) KR100525579B1 (ja)
DE (2) DE19721227A1 (ja)
WO (1) WO1998053209A1 (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19732792A1 (de) * 1997-07-30 1999-02-04 Bosch Gmbh Robert Kolbenpumpe
DE19854719B4 (de) * 1998-11-26 2008-10-16 Continental Teves Ag & Co. Ohg Kolbenpumpe
DE19928164A1 (de) * 1999-06-19 2000-12-21 Continental Teves Ag & Co Ohg Kolbenpumpe
US6792968B1 (en) * 2000-05-30 2004-09-21 Robert H. Breeden Pump assembly and method
DE102004063074B4 (de) * 2004-12-28 2013-03-07 Robert Bosch Gmbh Kolbenpumpe, insbesondere Kraftstoff-Hochdruckpumpe für eine Brennkraftmaschine
WO2008131430A1 (en) * 2007-04-23 2008-10-30 National Oilwell Varco, L.P. A reciprocating pump having a piston assembly
US20090057345A1 (en) * 2007-08-31 2009-03-05 Dukes Stephen A Fluid dispenser
US7966993B2 (en) * 2008-09-30 2011-06-28 Caterpillar Inc. Fuel injection pump having a barrel expansion control sleeve
DE102009046313A1 (de) * 2009-11-03 2011-05-05 Robert Bosch Gmbh Kolbenanordnung einer Kolbenpumpe
DE102009054520A1 (de) * 2009-12-10 2011-06-16 Robert Bosch Gmbh Kolbenpumpe
DE102010040701A1 (de) * 2010-09-14 2012-03-15 Robert Bosch Gmbh Pumpe mit einem Pumpenzylinder
DE102011004131A1 (de) * 2011-02-15 2012-08-16 Robert Bosch Gmbh Pumpe, insbesondere eines Fahrzeugbremssystems
WO2013080253A1 (ja) * 2011-11-30 2013-06-06 日立オートモティブシステムズ株式会社 高圧燃料供給ポンプ
DE102011089603B4 (de) 2011-12-22 2022-08-04 Robert Bosch Gmbh Kolbenpumpe für ein Hydraulikaggregat einer Fahrzeugbremsanlage, Verfahren zum Herstellen einer Baugruppe einer Kolbenpumpe sowie Verwendung einer Kolbenpumpe
DE102012219820A1 (de) * 2012-10-30 2014-04-30 Robert Bosch Gmbh Zylinder für eine Kolbenpumpe einer hydraulischen Fahrzeugbremsanlage, hydraulische Fahrzeugbremsanlage mit einer solchen Kolbenpumpe und Verfahren zum Zusammenbau der Kolbenpumpe

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE395400C (de) * 1924-05-08 Siemens & Halske Akt Ges Zylinder fuer hohe Druecke
US1592266A (en) * 1925-03-10 1926-07-13 Leland S Hamer Pump
US3848325A (en) * 1972-05-01 1974-11-19 C Bimba Method for assembling body and end sections for fluid power cylinder
US4184411A (en) * 1977-02-07 1980-01-22 Wheatley Company Seal ring for cylinder head of piston pumps
US5235899A (en) * 1992-03-02 1993-08-17 General Motors Corporation Self-contained envelope for vehicular transmission servo control unit
AT401677B (de) * 1992-09-02 1996-11-25 Hoerbiger Ventilwerke Ag Hydraulikzylinder
DE4301124C2 (de) * 1993-01-18 1996-10-17 Danfoss As Verfahren zum Verbinden einer Zylinderbuchse mit einem Grundkörper
US5511463A (en) * 1994-10-19 1996-04-30 Stockton; Elmer A. Structure for mounting and sealing a piston sleeve within an actuator body
JPH08144937A (ja) * 1994-11-18 1996-06-04 Hitachi Constr Mach Co Ltd 油圧ポンプ・モータ
WO1996028661A1 (de) * 1995-03-11 1996-09-19 Itt Automotive Europe Gmbh Kolbenpumpe
DE19530012A1 (de) * 1995-08-16 1997-02-20 Bosch Gmbh Robert Hydraulikgehäuseblock mit einer Kolbenpumpe
US6000764A (en) * 1996-12-30 1999-12-14 Kelsey Hayes Company Hydraulic pump assembly and method of making same
JP3794157B2 (ja) * 1998-03-20 2006-07-05 株式会社ショーワ 油圧シリンダユニット

Also Published As

Publication number Publication date
EP0914561B1 (de) 2004-10-13
KR100525579B1 (ko) 2005-11-03
DE59812112D1 (de) 2004-11-18
KR20000029454A (ko) 2000-05-25
EP0914561A1 (de) 1999-05-12
WO1998053209A1 (de) 1998-11-26
DE19721227A1 (de) 1998-11-26
US6193481B1 (en) 2001-02-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2256095C2 (ru) Поршневой насос
JP4562817B2 (ja) 逆止弁
US6471496B1 (en) Piston pump for a vehicle brake system
KR100507940B1 (ko) 피스톤 펌프
JP2000515607A (ja) ピストンポンプ
US6171083B1 (en) Piston pump
US6079961A (en) Piston pump for a vehicle brake system having a plastic piston with a wear resistant cam-striking face
US6283733B1 (en) Piston pump for a vehicle brake system
US20080226479A1 (en) Piston Pump With Improved Piston
JP2001501274A (ja) ピストンポンプ
JP2002514712A (ja) ピストンポンプ
US6146115A (en) Piston pump
US6450787B1 (en) Piston pump
JP2002005036A (ja) ピストンポンプ用の逆止弁
US5628625A (en) High pressure fluid pump for use in vehicular braking system having anti-lock and traction assist feature
JP4131573B2 (ja) ピストンポンプ
JP2002543331A (ja) ピストンポンプ
JP2001518165A (ja) ピストンポンプ
JP2002542430A (ja) ピストンポンプ
US7313998B2 (en) Motor/pump unit, particularly for anti-skid vehicle brake systems
JP4970639B2 (ja) ピストンポンプ
JP2002518636A (ja) ピストンポンプ
JP2004518078A (ja) ピストンポンプ
JPH11351137A (ja) ピストンポンプ
JP4574795B2 (ja) ピストンポンプ