JP2002514712A - ピストンポンプ - Google Patents

ピストンポンプ

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JP2002514712A
JP2002514712A JP2000548621A JP2000548621A JP2002514712A JP 2002514712 A JP2002514712 A JP 2002514712A JP 2000548621 A JP2000548621 A JP 2000548621A JP 2000548621 A JP2000548621 A JP 2000548621A JP 2002514712 A JP2002514712 A JP 2002514712A
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piston pump
pump
valve
cylinder liner
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シューラー ヴォルフガング
マイヤー フランツ
シラー クリスティアーネ
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Robert Bosch GmbH
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Robert Bosch GmbH
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    • B60T8/32Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
    • B60T8/34Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、スリップ制御されるハイドロリック式の車両ブレーキ装置に用いられるピストンポンプ(10)に関する。ピストンポンプ(10)を単純にかつ廉価に段付ピストンポンプとして形成することができるようにするために、本発明によれば、ピストン(34)を、薄板から成る管状の深絞り加工部材として形成することが提案される。この場合、ピストン(34)は外方に向かって突出した環状の隆起部(36)を備えており、この隆起部(36)はピストン(34)の軸方向の据込み加工により形成されている。この隆起部(36)は、ピストン(34)に装着されたガイドリング(54)とシールリング(56)とのための軸方向の当付け部を形成している。管状のピストン(34)の開いた端部には、ディスク形の耐摩耗性の当接片(46)が圧入されており、この当接片(46)でピストン(34)は、行程駆動装置のために働く偏心エレメント(52)の周面に接触している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 背景技術 本発明は、スリップ制御式またはエレクトロハイドロリック式の車両ブレーキ
装置において使用される、請求項1の上位概念部に記載の形式のピストンポンプ
に関する。
【0002】 このような形式の多数のピストンポンプが知られている。たとえば、ドイツ連
邦共和国特許出願公開第4027794号明細書が挙げられる。この公知のピス
トンポンプでは、ポンプハウジング内にスリーブ状のシリンダライナが挿入され
ている。このシリンダライナ内には、往復行程運動を実施するように駆動可能な
ピストンが、軸方向摺動可能に収容されている。このピストンは穿孔加工および
旋削加工による切削加工により製造された構成部分である。したがって、ピスト
ンの製造には手間がかかり、かつコストもかかる。
【0003】 発明の利点 請求項1の特徴部に記載の特徴を有する本発明によるピストンポンプでは、ピ
ストンが管状に形成されており、このようなピストンの製造が、たとえば深絞り
加工により行われる。このピストンには、変形加工、たとえば管状のピストンの
軸方向での据込み加工により、外方に向かって突出した隆起部が設けられており
、この隆起部はピストンのシールリングまたはガイドリングのための軸方向の当
付け部を形成している。本発明は第1に次のような利点を有している。すなわち
、ピストンが変形加工により非切削的に製造可能であり、ひいては迅速で、簡単
でかつ廉価に製造可能である。これに加えて、このピストンは高い寸法安定性お
よび表面品質によりすぐれているので、後加工は必要とならない。また、このピ
ストンはシリンダライナなしに直接にポンプハウジングのシリンダ孔内に挿入さ
れて、このシリンダ孔内に軸方向摺動可能に案内されていてもよい。管状のピス
トンの内室は減衰室として働き、このような減衰室はピストンポンプの別個の流
体圧力変動ダンパを不要にする。
【0004】 請求項2以下には、請求項1に記載の本発明の対象の有利な構成および改良形
が記載されている。
【0005】 本発明によるピストンポンプのピストンは、「単動式ピストン」として形成さ
れていてよく、つまり軸方向で互いに間隔を置いて配置された2つの個所におい
て等しい直径で案内されていてよい。請求項4に記載の構成では、ピストンが段
付ピストンもしくは差動ピストンとして形成されている。すなわち、このピスト
ンは、たとえば隆起部の範囲において、特に駆動偏心体寄りの範囲とは異なる直
径、特に駆動偏心体寄りの範囲よりも大きな直径で案内されている。ピストンの
段付けはピストンポンプの圧送特性に影響を与える。すなわち、特に「吸込行程
」時でも、「吐出行程」時でも、吸込みを達成することができる。これにより、
圧送流量は少なくともピストンポンプの吸込側で均一化される。
【0006】 請求項5に記載の構成では、ピストンが、ピストンポンプの流入弁または流出
弁の、変形加工により形成された弁座を有している。このことは、弁座をピスト
ン製造と同時に1回の作業工程で高い品質で簡単に形成することができ、しかも
変形加工過程時の材料硬化に基づき高い耐摩耗性が得られるという利点を有して
いる。
【0007】 請求項6に記載の構成では、ピストンに当接片が設けられており、この当接片
の、駆動偏心体に面した端面が、ピストンの当接面を形成しており、この当接面
でピストンは駆動偏心エレメントの周面に接触している。この当接片は少なくと
も当接面の範囲において、たとえば焼入れまたは耐摩耗性の材料の使用により耐
摩耗的に形成されている。これにより、ピストンは、摩擦に基づき当接面に生じ
る負荷に対する耐性を簡単に有することができる。
【0008】 請求項7に記載の構成では、ピストンが、当接片の代わりに、ピストンと一体
の、有利には変形加工により一体成形された端面壁を備えて形成されており、こ
の端面壁でピストンは駆動偏心エレメントの周面に接触している。この端面壁は
少なくともこの端面壁が駆動偏心エレメントに接触する範囲で、たとえば局所的
な焼入れにより耐摩耗的に形成されている。こうして、別個の当接片が節約され
、端面壁の製造はピストン製造と共に1回の作業工程で行われる。
【0009】 請求項8に記載の構成では、当該ピストンポンプが管状のシリンダライナを有
しており、このシリンダライナがポンプハウジングのシリンダ孔内に挿入されて
いる。請求項9に記載の改良形では、変形加工により、当該ピストンポンプの流
出弁または流入弁の弁座が前記シリンダライナに設けられている。こうして、こ
の弁座はシリンダライナの製造と共に1回の作業工程で製作される。この弁座は
高い表面品質を有していると同時に、変形加工時の材料硬化に基づき高い耐摩耗
性をも有している。
【0010】 請求項10に記載の本発明によるピストンポンプは、シリンダ孔を駆動偏心体
とは反対の側で閉鎖するために、深絞り加工部材として製造された閉鎖エレメン
トを有している。本発明のこのような構成には、閉鎖エレメントが非切削加工に
より、迅速かつ廉価に製造可能となるという利点がある。請求項11に記載の構
成では、当該ピストンポンプの流出弁または流入弁の弁座が、変形加工、たとえ
ば深絞り加工により製造された弁座部材に設けられている。このような構成には
、シリンダライナに変形加工により形成された弁座と同じ利点がある。このよう
な構成は、特にシリンダライナなしのピストンポンプのために設定されている。
【0011】 本発明によるピストンポンプは特に車両のブレーキ装置におけるポンプとして
設計されていて、ホイールブレーキシリンダ内の圧力の制御時に使用される。ブ
レーキ装置の形式に応じて、このようなブレーキ装置に関しては略称「ABS」
(アンチロックブレーキシシステム)もしくは「ASR」(トラクションコント
ロール)もしくは「FDR」(ビークルダイナミクスコントロール)もしくは「
EHB」(エレクトロハイドロリックブレーキ)が使用される。ブレーキ装置に
おいて、ポンプはたとえば1つのホールブレーキシリンダまたは複数のホイール
ブレーキシリンダからマスタブレーキシリンダへブレーキ液を戻し圧送し(AB
S)かつ/またはリザーバタンクから1つのホイールブレーキシリンダまたは複
数のホイールブレーキシリンダへブレーキ液を圧送する(ASR;FDR;EH
B)ために働く。ポンプは、たとえばホイールスリップ制御を行うブレーキ装置
(ABS;ASR)および/またはステアリング補助として働くブレーキ装置(
FDR)および/またはエレクトロハイドロリック式のブレーキ装置(EHB)
において必要とされる。ホイールスリップ制御(ABS;ASR)を用いると、
たとえばブレーキ動作中にブレーキペダルが強力に踏み込まれた場合に生じる車
両のホイールのロックを阻止し(ABS)、かつ/またはアクセルペダルが強力
に踏み込まれた場合に生じる車両の駆動されるホイールの空転(ホイールスピン
)を阻止する(ASR)ことができる。ステアリング補助として働くブレーキ装
置(FDR)では、ブレーキペダルもしくはアクセルペダルの操作とは無関係に
、1つまたは複数のホイールブレーキシリンダ内にブレーキ圧が形成され、これ
により、たとえば運転者により望まれる軌道からの車両の逸脱が阻止される。ま
た、エレクトロハイドロリック式のブレーキ装置(EHB)においても、ポンプ
を使用することができる。この場合、電気的なブレーキペダルセンサがブレーキ
ペダルの操作を検出すると、ポンプが1つまたは複数のホイールブレーキシリン
ダへブレーキ圧を圧送するか、またはポンプがブレーキ装置のアキュムレータを
充填するために働く。
【0012】 第1実施例の説明 図1に示した本発明によるピストンポンプ10は、スリップ制御される車両ブ
レーキ装置(該当個所以外は図示しない)の液圧ブロックもしくはハイドロリッ
クブロック12内に収納されている。ハイドロリックブロック12に関しては、
図面を見易くする目的でピストンポンプ10を取り囲む部分しか図示されていな
い。ハイドロリックブロック12内には、スリップ制御される車両ブレーキ装置
の別の複数のハイドロリック構成エレメント(図示しない)、たとえば電磁弁が
挿入されており、これらのハイドロリック構成エレメントはハイドロリックブロ
ック12によって互いにかつピストンポンプ10に液圧的にもしくはハイドロリ
ック的に接続されている。ハイドロリックブロック12はマスタブレーキシリン
ダ(図示しない)にハイドロリック的に接続されている。ハイドロリックブロッ
ク12には、ホイールブレーキシリンダ(図示しない)が接続されている。ハイ
ドロリックブロック12は本発明によるピストンポンプ10のポンプハウジング
12を形成しているので、以下においてはハイドロリックブロックを「ポンプハ
ウジング12」と呼ぶ。
【0013】 ポンプハウジング12には、シリンダ孔14が設けられている。このシリンダ
孔14内には、スリーブ状のシリンダライナ16が圧入されている。このシリン
ダライナ16は、変形加工、特に深絞り加工により薄板から1回の作業工程で製
造された円筒状の管状の構成部分である。シリンダライナ16はシリンダライナ
底部18と一体に形成されており、このシリンダライナ底部18には、シリンダ
ライナ16の製造と同時に1回の作業工程で変形加工により弁座20が設けられ
ている。
【0014】 シリンダライナ16の開いた端部には、中空円筒状のフィルタエレメント22
が、シリンダライナ16を延長した形で圧入されている。このフィルタエレメン
ト22は中空円筒状のフィルタスクリーン24を有しており、このフィルタスク
リーン24は、プラスチックから成るフィルタフレーム26の射出成形時にフィ
ルタフレーム26内に埋め込まれる。このフィルタフレーム26は全周にわたっ
て分配されて配置された、軸方向に延びる複数のフィルタウェブ28を有してい
る。これらのフィルタウェブ28の端部はフィルタリング30に一体に移行して
おり、このフィルタリング30内には、フィルタスクリーン24の端部が埋め込
まれている。本発明によるピストンポンプ10はポンプ流入部として、シリンダ
孔14に対して半径方向の流入孔32を有しており、この流入孔32からは、ピ
ストンポンプ10を用いて圧送したいブレーキ液がシリンダ孔14に流入して、
フィルタスクリーン24を通過した後にシリンダライナ16の内部に流入する。
【0015】 シリンダライナ16内には、ピストン34が軸方向摺動可能に収容されている
。このピストン34はシリンダライナ16の開いた端部から突出していて、中空
円筒状のフィルタエレメント22を貫いて、フィルタエレメント22からシリン
ダ孔14内に突入している。ピストン34は変形加工、特に薄板からの深絞り加
工により管状に製造されている。ピストン34はシリンダライナ16の内部で、
半径方向に突出した環状の隆起部36を有しており、この隆起部36はピストン
34の軸方向の据込み加工により形成されている。ピストン34の、シリンダラ
イナ16内に位置する方の端部は、ピストン34と一体のピストン底部38を有
している。このピストン底部38の中央には、弁座40がピストン34の製造と
同時に1回の作業工程で変形加工により設けられている。ピストン底部38にお
ける弁座40の形成ならびにシリンダライナ底部18における弁座20の形成は
、それぞれ弁座20,40の範囲における材料硬化(Materialverf
estigung)を生ぜしめ、このような材料硬化は弁座20,40の耐摩耗
性を高める。弁座20,40は付加的に焼入れされていてよい。
【0016】 ピストン34の、シリンダライナ16から突出した方の端部は、シリンダ孔1
4内に挿入されたガイドリング42によって軸方向摺動可能に案内されていて、
ポンプハウジング12内でシールリング44によってシールされている。
【0017】 ピストン34の、シリンダライナ16から突出した方の端部には、ディスク状
の当接片46が挿入されており、この当接片46は、環状のストッパショルダ4
8がピストン34に接触するまでピストン34内に液密に圧入されている。シー
ル性を確保するためには、当接片46がピストン34と、たとえば溶接されてい
てよく、特にレーザ溶接されていてよい。当接片46は変形加工、たとえば冷間
圧造(Kaltschlagen)により鋼から製造されている。この変形加工
は材料硬化を生ぜしめ、このような材料硬化は当接片46の耐摩耗性を高める。
当接片46の外側の端面は当接面50を形成しており、この当接面50でピスト
ン34は、電動モータにより回転駆動可能な偏心体52の周面に接触している。
この偏心体52は自体公知の形式で、ピストン34を駆動して、軸方向で往復す
る行程運動を形成するために働く。耐摩耗性を向上させるためには、当接片46
が一貫して、または少なくとも当接面50の範囲において焼入れされていてよい
【0018】 ピストン34の、シリンダライナ16内に位置する方の端部は、ガイドリング
54によってシリンダライナ16内に案内されていて、シールリング56によっ
てシールされている。ガイドリング54は、隆起部36の、シリンダライナ底部
18に面した側でピストン34の端部に装着されている。隆起部36はガイドリ
ング54のための軸方向の当付け部を形成している。シールリング56は軸方向
でガイドリング54に続いて、ピストン34の、シリンダライナ16内に位置す
る方の端部に装着されている。すなわち、ピストン34はシリンダライナ16内
で、このピストン34の、シリンダライナ16からシリンダ孔14内に突入した
方の端部よりも大きな直径で案内されている。したがって、ピストン34は段付
ピストンもしくは差動ピストンとして形成されている。
【0019】 流体を流入させるためには、ピストン34の周面から、隆起部36の、シリン
ダライナ底部18とは反対の側で全周にわたって分配されて配置された4つの流
入開口58が打抜き加工されている。シリンダライナ16の内部からブレーキ液
は、これらの流入開口58を通って、管状のピストン34の内室60に流入する
。ピストン34が肉薄に形成されていることに基づき大容積に形成された内室は
、本発明によるピストンポンプ10の吸込側の減衰室60を形成している。この
減衰室60は、特にピストンポンプ10の脈動する圧送形式により生ぜしめられ
るブレーキ液圧力変動を減衰する。
【0020】 ピストン34の、シリンダライナ16内に位置する方の端部には、ピストンポ
ンプ10の、ばね負荷された逆止弁として形成された流入弁62が設けられてい
る。この流入弁62は、薄板から深絞り加工部材として製造された、ポット形の
弁ケージ64を有しており、この弁ケージ64は環状に延びる環状段部66で外
側からピストン34の端部に装着されている。この弁ケージ64は打抜き加工さ
れた1つまたは複数のブレーキ液通過部68を備えている。弁ケージ64内には
、圧縮コイルばねが弁閉鎖ばね70として挿入されている。この弁閉鎖ばね70
は、流入弁62の弁閉鎖体を形成しかつ弁ケージ64内に収容されている弁ボー
ル73を、ピストン底部38に設けられた弁座40に押圧している。ピストン3
4に取り付けられた流入弁62は、ピストンポンプ10の押しのけ室74内に位
置している。この押しのけ室74は周面側ではシリンダライナ16によって取り
囲まれており、端面側では一方ではシリンダライナ底部18によって、他方では
ピストン底部38およびピストン34に装着されたシールリング56によってそ
れぞれ仕切られている。押しのけ室74の容積はピストン34の往復行程運動の
間、増減する。これにより、ピストンポンプ10は自体公知の形式でブレーキ液
を圧送する。
【0021】 押しのけ室74には、圧縮コイルばねがピストン戻しばね76として挿入され
ている。このピストン戻しばね76はシリンダライナ底部18の内側に支持され
ていて、円板形のばね受け78を押圧している。このばね受け78は弁ケージ6
4の自由縁部に、半径方向外側に突出するように一体成形されている。ピストン
戻しばね76はピストン34の当接面50を偏心体52の周面に押圧している。
ピストン戻しばね76の強さは、ピストンポンプ10の運転時に発生するあらゆ
る負荷においても、ピストン戻しばね76がピストン34を偏心体52に接触し
た状態に保持し、かつ弁ケージ64を弁閉鎖ばね70のばね力に抗してピストン
34に接触した状態に保持するように設定されている。
【0022】 シリンダライナ16と、このシリンダライナ16内に挿入されたピストン34
と、このピストン34に取り付けられた流入弁62と、ピストン戻しばね76と
、シリンダライナ16内に圧入されたフィルタエレメント22とは、1つの前組
付け構成ユニットを形成している。この場合に、フィルタエレメント22はピス
トン34のための紛失防止装置を形成している。この紛失防止装置はピストン3
4の隆起部36を、シリンダ孔14内への挿入時までシリンダライナ16内に保
持する。それと同時に、フィルタエレメント22は、前記前組付け構成ユニット
がシリンダ孔14内へ挿入されるまで、ピストン34を、シリンダライナ16か
ら遠い方のフィルタリング30によって軸方向でシリンダライナ16内に位置調
整し、これにより、シリンダ孔14内への前記前組付け構成ユニットの導入およ
び圧入は問題なく可能となる。シリンダ孔14内に圧入されたシリンダライナ1
6は低圧側(ポンプ流入部)を高圧側(ポンプ流出側)から液圧的もしくはハイ
ドロリック的に分離している。
【0023】 シリンダ孔14の、偏心体52とは反対の側の端部は、閉鎖エレメント78に
よって圧力密に閉鎖されている。この閉鎖エレメント78は薄板から成る中空円
筒状の深絞り加工部材であり、この深絞り加工部材は開口なしの閉鎖底部80と
一体に形成されている。閉鎖エレメント78は全周にわたって延びる環状段部8
2を有しており、この環状段部82で閉鎖エレメント78はポンプハウジング1
2に設けられた環状のかしめ締結部84によって保持されて、圧力密にシールさ
れている。
【0024】 閉鎖エレメント78内には、ピストンポンプ10の、ばね負荷された逆止弁と
して形成された流出弁86が挿入されている。弁閉鎖体として形成された弁ボー
ル88は、圧縮コイルばねの形の弁閉鎖ばね90によって、シリンダライナ底部
18に設けられた弁座20に押圧される。この弁閉鎖ばね90は閉鎖底部80に
支持されており、この閉鎖底部80には弁閉鎖ばね90をセンタリングするため
に、内方に向かって起立した丸形隆起部状のばねセンタリング部92が一体成形
されている。閉鎖エレメント78の内室は、ポンプ流出部におけるブレーキ液圧
力変動を減衰する減衰室94を形成している。
【0025】 ポンプ流出は閉鎖エレメント78の周面に設けられた1つまたは複数の打抜き
加工部96を通じて、ポンプハウジング12にシリンダ孔14に対して半径方向
に設けられた流出孔98内へ行われる。
【0026】 第2実施例の説明 図2に示した本発明によるピストンポンプ10は、図1に示したピストンポン
プ10と同様にピストン34と、ピストン34に取り付けられた流入弁62とを
有している。図2に示したピストンポンプ10はやはり、ポンプハウジング12
を形成する液圧ブロックもしくはハイドロリックブロック12に設けられたシリ
ンダ孔14内に挿入されている。図1に示したピストンポンプ10とは異なり、
図2に示したピストンポンプ10の構成では、シリンダライナならびにシリンダ
ライナ内に圧入されたフィルタエレメントが設けられていない。図2に示したピ
ストンポンプ10のピストン34は直接にシリンダ孔14内で、このシリンダ孔
14内に挿入されたガイドリング42と、ピストン34に装着されたガイドリン
グ54とによって案内されていて、シリンダ孔14内に挿入されたシールリング
44と、ピストン34に装着されたシールリング56とによってシールされてい
る。繰り返しを避けるために、以下においては、図1に示したピストンポンプ1
0に対する相違点についてのみ説明する(その他の点については上で説明した第
1実施例を参照)。同一の構成部分に対しては、同じ符号が使用されている。
【0027】 図2に示したピストンポンプ10では、流出弁86の弁座20が弁座部材10
0に形成されている。この弁座部材100は薄板から成る中空円筒状の深絞り加
工部材であり、この深絞り加工部材はシリンダ孔14内に圧入されている。弁座
20は変形加工によって弁座部材100に一体に設けられている。流出弁86は
流入弁62と同一に形成されている。流出弁86は同様の弁ケージ102と、こ
の弁ケージ102内に挿入された弁閉鎖ばね104とを有しており、この弁閉鎖
ばね104は弁ボール88を弁座20に押圧している。弁ケージ102に設けら
れた環状段部106は、弁座部材100に一体成形されたつば108に装着され
ている。
【0028】 図2に示したピストンポンプ10のシリンダ孔14は、図1に示したピストン
ポンプ10のシリンダ孔14と同様に、薄板から成る深絞り加工部材として形成
された閉鎖エレメント78によって耐圧的に閉鎖されており、この場合、図2に
示したピストンポンプ10の閉鎖エレメント78は、図1に示したピストンポン
プ10の閉鎖エレメント78よりも軸方向で短く形成されている。深絞り加工さ
れた閉鎖エレメント78の代わりに、図2にの右半部に図示したような、変形加
工、たとえば冷間圧造(Kaltschlagen)により製造された閉鎖エレ
メント110がシリンダ孔14内に圧入されていてもよい。
【0029】 弁座部材100と、この弁座部材100に取り付けられた流出弁86と、弁座
部材100にプレス嵌めにより被せ嵌められた閉鎖エレメント78とは、1つの
前組付け構成ユニットを形成している。
【0030】 ピストン34の、偏心体52に面した端部は、当接片の代わりに、このピスト
ン34と一体の端面壁112を有しており、この端面壁112でピストン34は
偏心体52の周面に接触している。この端面壁112はピストン製造と共に1回
の作業工程で変形加工により形成されている。この端面壁112は少なくとも偏
心体52に対する接触範囲において、窒素浸炭窒化(Nitrocarboni
trieren)により焼入れされて、これにより耐摩耗的に、つまり耐摩耗性
を有するように形成されている。図1に示したピストンポンプ10のピストン3
4でも当接片46の代わりに、このような端面壁112を設けることができる。
また、図2に示したピストンポンプ10のピストン34に、端面壁112の代わ
りに当接片46を設けることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例によるピストンポンプの軸方向断面図である。
【図2】 本発明の第2実施例によるピストンポンプの軸方向断面図である。
【符号の説明】
10 ピストンポンプ、 12 ハイドロリックブロックもしくはポンプハウ
ジング、 14 シリンダ孔、 16 シリンダライナ、 18 シリンダライ
ナ底部、 20 弁座、 22 フィルタエレメント、 24 フィルタスクリ
ーン、 26 フィルタフレーム、 28 フィルタウェブ、 30 フィルタ
リング、 32 流入孔、 34 ピストン、 36 隆起部、 38 ピスト
ン底部、 40 弁座、 42 ガイドリング、 44 シールリング、 46
当接片、 48 ストッパショルダ、 50 当接面、 52 偏心体、 5
4 ガイドリング、 56 シールリング、 58 流入開口、 60 内室、
62 流入弁、 64 弁ケージ、 66 環状段部、 68 ブレーキ液通
過部、 70 弁閉鎖ばね、 73 弁ボール、 74 押しのけ室、 76
ピストン戻しばね、 78 ばね受け、 78 閉鎖エレメント、 80 閉鎖
底部、 82 環状段部、 84 かしめ締結部、 86 流出弁、 88 弁
ボール、 90 弁閉鎖ばね、 92 ばねセンタリング部、 94 減衰室、
96 打抜き加工部、 98 流出孔、 100 弁座部材、 102 弁ケ
ージ、 104 弁閉鎖ばね、 106 環状段部、 108 つば、 110
閉鎖エレメント、 112 端面壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クリスティアーネ シラー ドイツ連邦共和国 タム シラーシュトラ ーセ 4 Fターム(参考) 3D049 BB31 CC02 HH12 HH30 HH53 JJ05 JJ08 3H070 AA01 BB07 CC31 DD26 EE02 3H071 AA03 BB01 CC31 DD01 DD52 EE02

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特に車両ブレーキ装置に用いられるピストンポンプであって
    、シリンダ孔を有するポンプハウジングが設けられていて、該シリンダ孔内に、
    往復行程運動を実施するように駆動可能なピストンが、軸方向摺動可能に収容さ
    れている形式のものにおいて、ピストン(34)が管状の構成部分であり、ピス
    トン(34)が、外方に向かって突出した隆起部(36)を有しており、該隆起
    部(36)が変形加工により形成されていて、ピストン(34)に装着されたガ
    イドリング(54)および/またはシールリング(56)のための軸方向の当付
    け部を形成していることを特徴とするピストンポンプ。
  2. 【請求項2】 前記隆起部(36)が、ピストン(34)の据込み加工によ
    り形成されている、請求項1記載のピストンポンプ。
  3. 【請求項3】 ピストン(34)が深絞り加工部材である、請求項1記載の
    ピストンポンプ。
  4. 【請求項4】 ピストン(34)が段付ピストンとして形成されている、請
    求項1記載のピストンポンプ。
  5. 【請求項5】 ピストン(34)が、当該ピストンポンプ(10)の、ポン
    プ通流方向を制御する弁(62)の、変形加工により形成された弁座(40)を
    有している、請求項1記載のピストンポンプ。
  6. 【請求項6】 ピストン(34)の一方の端部が当接片(46)を有してお
    り、該当接片(46)が、当接面(50)として耐摩耗性の端面を有しており、
    該当接面(50)でピストン(34)が、回転駆動可能な偏心エレメント(52
    )の周面に接触している、請求項1記載のピストンポンプ。
  7. 【請求項7】 ピストン(34)が、該ピストン(34)と一体の端面壁(
    112)を有しており、該端面壁(112)でピストン(34)が、回転駆動可
    能な偏心エレメント(52)の周面に接触しており、前記端面壁(112)が、
    少なくとも前記偏心エレメント(52)に接触する範囲で、耐摩耗的に形成され
    ている、請求項1記載のピストンポンプ。
  8. 【請求項8】 当該ピストンポンプ(10)が、管状のシリンダライナ(1
    6)を有しており、該シリンダライナ(16)が、ポンプハウジング(12)の
    シリンダ孔(14)内に挿入されており、さらに前記シリンダライナ(16)内
    にピストン(34)が軸方向摺動可能に案内されている、請求項1記載のピスト
    ンポンプ。
  9. 【請求項9】 前記シリンダライナ(16)が、当該ピストンポンプ(10
    )の、ポンプ通流方向を制御する弁(86)の、変形加工により形成された弁座
    (20)を有している、請求項8記載のピストンポンプ。
  10. 【請求項10】 当該ピストンポンプ(10)が、シリンダ孔(14)のた
    めの深絞り加工部材として製造された閉鎖エレメント(78)を有しており、該
    閉鎖エレメント(78)が、当該ピストンポンプ(10)の、前記偏心エレメン
    ト(52)とは反対の側でシリンダ孔(14)を圧力密に閉鎖するようにポンプ
    ハウジング(12)内に挿入されている、請求項1記載のピストンポンプ。
  11. 【請求項11】 当該ピストンポンプ(10)が、シリンダ孔内に挿入され
    た弁座部材(100)を有しており、該弁座部材(100)が、変形加工部材と
    して製造されていて、当該ピストンポンプ(10)の、ポンプ通流方向を制御す
    る弁(86)の、変形加工により形成された弁座(20)を有している、請求項
    1記載のピストンポンプ。
  12. 【請求項12】 当該ピストンポンプ(10)が、前記弁座部材(100)
    と前記弁(86)とを有する前組付け構成ユニットを有している、請求項11記
    載のピストンポンプ。
  13. 【請求項13】 前記前組付け構成ユニットが閉鎖エレメント(78)を有
    している、請求項12記載のピストンポンプ。
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