JP2001518165A - ピストンポンプ - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
本発明はポンプケーシング(14)のポンピング孔(12)内で軸方向摺動可能に案内されたピストン(10)を備えたピストンポンプに関する。ピストン(10)の製作を簡単化するために本発明はピストン(10)に、案内リング(66)に結合された支持リングを備えることを提案する。支持リング(64)と案内リング(66)との結合により、ピストンポンプ(10)の全長が短縮される。
Description
【発明の詳細な説明】
ピストンポンプ
背景技術
本発明は特にハイドロリック車両ブレーキ装置のための請求項1の上位概念に
よるピストンポンプから出発する。
この種のピストンポンプはドイツ連邦共和国特許出願第19712147.0
号明細書に記載されている。この出願されたピストンポンプはポンプケーシング
を有しており、このポンプケーシング内にはほぼ円筒形のピストンが軸方向に摺
動するように受容されており、かつ例えば回転駆動される偏心体によって軸方向
で往復行程運動するように駆動される。ピストンはポンプケーシング内での軸方
向の案内のために、ピストンに差しはめられた案内リングを備えており、この案
内リングはピストンと一緒にポンプケーシング内で往復運動する。案内リングを
ピストン上で軸方向に保持するために、ピストン上に支持リングが取付けられ、
その一方の端面に案内リングが当接される。その場合、記載されたピストンポン
プでは案内リングと支持リングは、ピストンポンプの吐出行程時にピストンによ
りピストンポンプの押しのけ室内に生ぜしめられる圧力に抗して支持リングが案
内リングを軸方向で支持す
るようにピストン上に配置されている。
発明の利点
請求項1の特徴を備えた本発明によるピストンポンプでは、案内リングと支持
リングとが互いに解離可能にまたは解離不能に結合されている。このことの有す
る利点はまずはじめに、1つのリングだけをピストン上に差しはめるだけでよい
ため組立費用が削減されること、かつ支持リングと案内リングとが逆の順序では
ピストン上に取付けられないために、または両リングの一方のリングが忘れらる
ことができないために組立過誤の頻度が削減されることにある。別の利点はピス
トンひいてはピストンケーシングの全長が案内リングの軸方向の厚さだけ短縮さ
れることにあり、その場合、特にスリップ制御式のハイドロリック車両ブレーキ
装置での使用時にはポンプケーシングの短縮が将来的に著しく重要となろう。さ
らに利点とするところは、案内リングが侵入するおそれのある圧壊隙間が支持リ
ングとポンプケーシングとの間に、存在しないことにある。
従属請求項は請求項1に記載された発明の有利な構成および改良形を対象とし
ている。
請求項4にもとづく発明の構成では支持リングをピストン上での軸方向の固定
のためにピストン上に摩擦係合的にプレスばめすることが提案されている。
請求項5にもとづく発明の構成では支持リングが軸
方向に少なくとも1方向で、ピストンに形成された支持面に支持されている。こ
の支持面は例えば環状に、ピストン内に形成された溝のフランクとして形成され
ることができ、この溝内に支持リングが形状係合的に係合する。支持面はピスト
ンの比較的小さい直径を有する区分から比較的大きな直径を有する区分への移行
部として環状に形成されることもでき、この支持面に支持リングが軸方向に一方
向で形状係合的に支持される。別の可能性として支持面はピストンの周囲の単数
または複数の箇所で半径方向に突出したノーズの形状で、または支持リングのノ
ーズを係合させるべくピストン周囲に設けた切欠の形状で形成されることができ
る。
本発明によるピストンポンプは特に車両のブレーキ装置内のポンプとして設け
られており、かつ車輪ブレーキシリンダ内の圧力の制御時に使用される。ブレー
キ装置の種類に応じて、この種のブレーキ装置のために略号ABSもしくはAS
RもしくはFDRもしくはEHBが使用される。ブレーキ装置内で本ポンプは例
えば1つの車輪ブレーキシリンダまたは複数の車輪ブレーキシリンダからマスタ
ブレーキシリンダ内へブレーキ液を戻し搬送する(ABS)ために、およびまた
は貯蔵タンクから1つの車輪ブレーキシリンダまたは複数の車輪ブレーキシリン
ダ内へブレーキ液を搬送する(ASRもしくはFDRもしくはEHB)ために役
立つ。本ホンブは例えば車輪スリップ制御機構(ABSもしくはASR)を備え
たブレーキ装置およびまたは舵取補助として役立つブレーキ装置(FDR)およ
びまたは電子ハイドロリックブレーキ装置(EHB)で必要とされる。車輪スリ
ップ制御機構(ABSもしくはASR)によれば例えば制動過程中にブレーキペ
タルを強く押圧した際の車両の車輪のロックが阻止され(ABS)、およびまた
は加速ペダルを強く押圧した際の車両の駆動車輪の空転が阻止される(ASR)
。舵取補助(FDR)として役立つブレーキ装置では、ブレーキペダルもしくは
加速ペダルの操作に無関係に単数または複数の車輪ブレーキシリンダ内にブレー
キ圧が形成され、これにより例えば運転者により所望された軌跡からの車両の逸
脱が阻止される。本ポンプは電子ハイドロリックブレーキ装置(EHB)でも使
用されることができ、その場合には、電気的なブレーキペダルセンサがブレーキ
ペダルの操作を検知した際またはポンプがブレーキ装置の蓄圧器の充填のために
役立てられている際にポンプが単数または複数の車輪ブレーキシリンダ内へブレ
ーキ液を搬送する。
図面
本発明は以下に図面に示された実施例につき詳細に説明される。ここに、
第1図は本発明によるピストンポンプを軸断面で示し、
第2図は本発明による第1図のピストンポンプのための、案内リングを備えた
支持リングの変化実施形を示す。
実施例の説明
第1図に示された本発明によるピストンポンプはほぼ円筒形のピストン10を
有しており、このピストンは、ポンプケーシング14を形成する、その他は図示
されないスリップ制御式のハイドロリック車両ブレーキ装置の液圧ブロックの段
付きの一貫して延びるポンピング孔12内に軸方向摺動可能に受容されている。
ポンプケーシング14を形成する液圧ブロックのうち、図面明瞭のためたんにピ
ストンポンプを囲む一部分だけが図示されている。ハイドロリックブロック14
内にはピストンポンプの他に車両ブレーキ装置のマグネット弁、ハイドロリック
アキュムレータおよびハイドロリックダンパなどのような図示されていないハイ
ドロリック式の構成部分が公知形式通り使用されており、かつハイドロリック的
に互いにかつピストンポンプに接続されている。
ピストン10の駆動のために電動機により回転駆動される偏心体16が役立っ
ており、この偏心体はポンプケーシング14内のピストン10の端面上に配置さ
れている。圧縮コイルばねとして形成されたピストン戻しばね18が偏心体16
とは逆の側でポンピング孔12内に挿入されている。このピストン戻しばね18
はピストン10の、偏心体16とは逆の側の端面に係合しおり、かつピストンを
押圧して偏心体16の周囲に当接せしめている。偏心体16の回転駆動時に偏心
体はピストン10をピストン戻しばね18の力に抗して軸方向に往復行程運動す
るように駆動する。コスト的に有利な製作の理由から、ピストン10はほぼ全円
筒形に形成されている。ピストンポンプの、ポンピング孔12内のピストン10
の、偏心体16とは逆の側の端面上に位置する押しのけ室20内へブレーキ液を
流入させるために、ピストン10はほぼその縦方向中央に2つの互いに交差する
横孔22を備えており、これらの横孔は軸方向の袋孔24とその底部の近くで交
差しており、この袋孔はピストン10の、偏心体16とは逆の側に、要するに押
しのけ室20内に開口している。ポンプケーシング14を形成しているハイドロ
リックブロック内には、ピストンの横孔22の高さのところでポンプケーシング
14のポンピング孔12内へ開口した入口孔26が設けられている。この入口孔
26はポンピング孔12を横切って横孔22に、かつこれらの横孔を介して、押
しのけ室に通じた袋孔24に連通している。
ピストン10内の袋孔24の、押しのけ室20に面した開口は、ピストンポン
プの、ばね負荷されたチェック弁として形成された入口弁30の弁座28として
円錐形に形成されている。この入口弁30は、圧縮コ
イルばねとして形成された弁閉鎖ばね34により弁座28に圧着される弁球32
を弁閉鎖体として有している。この弁球32および弁閉鎖ばね34は壷状の弁ケ
ージ36内に受容されており、この弁ケージはピストン10の延長を成すように
、ピストンの、偏心体16とは逆の側に、要するに押しのけ室20に面した端面
に取付けられている。この弁ケージ36は周囲および底部に通流孔38を備えた
、薄板からの深絞り部分である。弁閉鎖ばね34は内側で弁ケージ36の底部4
0に支持されている。弁ケージ36はピストンポンプの押しのけ室20内に位置
している。
弁ケージ36はピストン10への固定のために環状段部42を有しており、こ
の環状段部により弁ケージ36は開いた側へ向かって拡大されており、かつこの
環状段部により弁ケージはピストン10の、偏心体16とは逆の側の端面に当接
している。弁ケージ36の自由な縁は半径方向で外向きに突出してばね受け44
に変形されており、このばね受け44にピストン戻しばね18が圧着されている
。ピストン戻しばね18はばね受け44と環状段部42とを介してピストン10
をピストン10の軸方向で、ピストン10のピストン戻しばね18とは逆の側に
位置する回転駆動される偏心体16の周囲に当接せしめる。同時に、ピストン戻
しばね18は弁ケージ36をその内部に位置する弁閉鎖ばね34および弁球32
と一緒に、ピストンの、押
しのけ室20に面した端面に保持している。ピストン戻しばね18は弁閉鎖ばね
34に比して著しく強く形成されており、従って、ピストン戻しばね18はピス
トンポンプの運転時に生じるすべての負荷に際して弁閉鎖ばね34の力に抗して
弁ケージ36をピストン10に保持する。
ポンピング孔12の一部分である押しのけ室20は偏心体16とは逆の側の端
面で閉鎖栓46により閉鎖されており、この閉鎖栓はポンピング孔12の開口内
に挿入されており、かつポンプケーシング14の環状のかしめ部48により圧密
にシールされている。ピストン戻しばね18は閉鎖栓46の、押しのけ室20に
面した側に支持されている。ピストンポンプの押しのけ室20からブレーキ液を
流出させるために、閉鎖栓46内には短い軸方向の袋孔52が設けられており、
この袋孔から半径方向孔54が閉鎖栓46を囲む環状通路56内へ開口しており
、この環状通路からは出口孔58がポンプケーシング14内に設けられている。
閉鎖栓46内の半径方向孔54内には出口弁60としてチェック弁が挿入されて
おり、この出口弁は図面簡単のため図面には記号でのみ示されている。この出口
弁60はその他の箇所(例えば出口孔58内)に配置されてもよい。
ピストン10は偏心体16に面した側に比較的大きな直径を有する区分10a
を備えており、かつ偏心体
16とは逆の側に、要するに押しのけ室20に面した側に比較的小さな直径を有
する区分10bを備えている。ピストン10の両方の区分10a,10bの直径
はわずかにしか相違していない。比較的小さな直径を有する区分10bから比較
的大きな直径を有する区分10aへの移行部62は軸方向に見てピストンの、横
孔22と偏心体16とは逆の側の端面との間に位置している。この移行部62は
例えば半径方向の、または円錐状の環状段部を備えることができるが、図示の実
施例では移行部62は連続的に環状の丸み部62a,62bにより形成されてい
る。移行部62はピストン10の支持面を形成している。ピストン10は例えば
切削加工または変形加工例えば冷間鍛造により製作されることができ、その場合
、変形加工はコスト的に有利な製作の可能性を形成する。両方の区分10a,1
0bの直径がわずかにしか相違していないため、比較的小さい直径を有する区分
10bおよび移行部62をピストン10に形成するためにはわずかな材料切削も
しくはわずかな材料変形しか必要とされない。
支持リング64がピストン10上に差しはめられており、この支持リングの孔
は比較的小さな直径64aから円錐形の環状段部64bを介して比較的大きな直
径64cへ拡大されている。支持リング64はその円錐形の環状段部64bによ
り、ピストン10の比較的小さな直径を有する区分10bから比較的大きな直径
を有する区分10aへの移行部62に軸方向で支持されている。
支持リング64上にはその周囲を囲むポリテトラフルオルエチレン(PTFE
)製の案内リング66が配置されており、この案内リングは摺動可能に内側でポ
ンピング孔12に接触している。図示の実施例では、案内リング66はL字形の
リング横断面を有しており、その場合、案内リング66の、中空円筒を形成して
いる脚部66aは支持リング64の周囲を囲んでおりかつ内側でポンピング孔1
2に接触しており、かつ案内リング66の、L字形のリング横断面を有していて
孔あき板を形成している他方の脚部66bは一体に脚部66aから半径方向で内
向きにピストン10の比較的小さな直径を有する区分10bまで延びるように形
成されている。案内リング66の、リング板を形成しているこの他方の脚部66
bは支持リング64の、押しのけ室20に面した側に当接している。一方の脚部
66aは他方の脚部66bとは逆の側に内向きに突出した環状隆起部66cを備
えており、この環状隆起部により案内リング66は一種のクリップ結合により支
持リング64に軸方向でかぶさり係合しており、かつこの形式で支持リング64
に結合されている。案内リング66はピストン10を押しのけ室20に近いその
端部のところで支持リング64を介して軸方向にポンピング孔12内で案内して
いる。
ポンプケーシング14内でのピストン10のシールのために、ピストン10の
比較的小さな直径を有する区分10b上にエラストマ製のシールリング68が差
しはめられており、このシールリングは軸方向で、案内リング66を備えた支持
リング64とばね受け44との間に配置されており、かつこの形式で軸方向でピ
ストン10上に保持されている。案内リング66とばね受け44との間の間隔は
エラストマ製シールリング68の軸方向の厚さに比して大きく、従って、エラス
トマ製シールリングは軸方向で予負荷されていない。
ピストン10の、偏心体16に面した端部はポンピング孔12の狭められた区
分70内で軸方向に案内されており、かつポンピング孔12の狭められた区分7
0内に形成された環状溝74内に挿入されたOリング72によりシールされてい
る。要するにピストン10は偏心体16の側では比較的大きな直径を有する区分
10aで軸方向に案内されている。
支持リング64は比較的大きな内径を有する区分64c内に、ピストン10の
比較的大きな直径を有する区分10aとの圧入部を有しており、支持リング64
は比較的小さな内径を有する区分64a内に、ピストン10の比較的小さな直径
を有する区分1bに対する軸はめあい部を有している。このことの第1の利点は
、問題なしに、かつ支持リング64の内面またはピストン10の外面を損傷する
危険なしに移行部62に達
するまで支持リング64をピストン10上へ差しはめることができ、かつ移行部
62に達した際に初めて短い部分を軸方向でピストン10にプレスばめすればよ
いことにある。別の利点は、支持リング64とこれと一緒に案内リング66とが
、ピストン10の比較的大きな直径を有する区分10a、要するにピストンの、
偏心体16に面した端部がポンプケシング内で案内されている区部10aに対し
て同軸的に保持されていることにある。このことにより、ポンプケーシング14
の狭められた区分70内と、案内リング66の領域内とにおけるピストン10の
正確な合致した案内が保証される。ピストン10の比較的大きな直径を有する区
分10a上への支持リング64の圧入、ひいては比較的大きな直径を有する区分
10aにおける支持リング64と案内リング66との合致した配列が有する別の
利点は、ピストン10の比較的大きな直径を有する区分10aが許容範囲内で極
めて正確に例えば通し研磨により価値の高いはめあい形状品位および表面品位で
、それも簡単に製作されることにある。比較的小さな直径を有する区分10bの
同じ品位での製作費用は著しく大きくなろう。その上、比較的大きな直径を有す
る区分10aに対して正確に合致した、比較的小さな直径を有する区分10bの
製作は製作費用をさらに増大せしめよう。
第2図には支持リング76が図示されており、その
内孔は第1図に示された支持リング64でと同様に、比較的小さな直径76aか
ら円錐形の環状段部76bを介して比較的大きい直径76cへ移行している。そ
の限りにおいてこの支持リングは支持リング64と一致している。支持リング6
4に対する相違点は、この支持リング76は支持リング76の周囲に射出成形さ
れた案内リング78により囲まれていることにある。この案内リング78は、ク
リップ結合によって解離可能である代わりに、支持リングの周囲に射出成形され
て解離不能に支持リング76に結合されている。支持リング76上での保持の改
善のために、案内リング78は半円形横断面を有する内向きの環状隆起部80を
備えており、この環状隆起部は支持リング76の半円形の溝横断面を有する溝8
2内に挿入されている。案内リング78は支持リング76をその周囲のところで
だけ囲んでおり、案内リング78は支持リング76の端面を覆っていない。その
他の点では、第2図に示された案内リング78を備えた支持リング76は第1図
に示された案内リング66を備えた支持リング64と一致しており、かつ問題な
くそれの代わりに使用される。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. 液圧式の車両ブレーキ装置のためのピストンポンプであって、軸方向で往 復行程運動するように駆動されてポンプケーシング内で軸方向摺動するピストン と、このピストンに差しはめられていてピストンをポンプケーシング内で軸方向 に案内する案内リングと、ピストンに取付けられていてピストンと一緒に運動す る支持リングとを備えており、この支持リングに案内リングが軸方向に少なくと も1方向で支持されている形式のものにおいて、案内リング(66;78)が支 持リング(64;76)に結合されていることを特徴とするピストンポンプ。 2. 案内リング(66)と支持リング(64)とがクリップ結合(66c)に より互いに結合されていることを特徴とする請求項1記載のピストンポンプ。 3. 支持リング(76)の周囲に案内リング(78)が射出成形されているこ とを特徴とする請求項1記載のピストンポンプ。 4. 支持リング(64;76)が摩擦係合的にピストン(10)にプレスばめ されていることを特徴とする請求項1記載のピストンポンプ。 5. ピストン(10)が支持面(62)を有しており、この支持面に、支持リ ング(64;76)が軸方向に少なくとも1方向で支持されていることを特徴と する請求項1から4までのいずれか1項記載のピストンポンプ。 6. ピストン(10)が比較的大きな直径を有する区分(10a)と比較的小 さな直径を有する区分(10b)とを有しており、かつ、ピストン(10)の比 較的大きな直径を有する区分(10a)と比較的小さな直径を有する区分(10 b)との間の移行部(62)がピストン(10)の支持面を形成していることを 特徴とする請求項5記載のピストンポンプ。 7. 支持リング(64;76)が半径方向で、ピストン(10)の比較的大き な直径を有する区分(10a)により保持されることを特徴とする請求項6記載 のピストンポンプ。
Applications Claiming Priority (3)
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DE19800499A DE19800499A1 (de) | 1998-01-09 | 1998-01-09 | Kolbenpumpe |
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Publications (1)
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JP53552299A Pending JP2001518165A (ja) | 1998-01-09 | 1998-10-21 | ピストンポンプ |
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EP (1) | EP0986710B1 (ja) |
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