JP2000213468A - ピストンポンプ - Google Patents
ピストンポンプInfo
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- JP2000213468A JP2000213468A JP11893A JP2000011893A JP2000213468A JP 2000213468 A JP2000213468 A JP 2000213468A JP 11893 A JP11893 A JP 11893A JP 2000011893 A JP2000011893 A JP 2000011893A JP 2000213468 A JP2000213468 A JP 2000213468A
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- piston
- filter
- liner
- pump
- piston pump
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T8/00—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
- B60T8/32—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
- B60T8/34—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition
- B60T8/40—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition comprising an additional fluid circuit including fluid pressurising means for modifying the pressure of the braking fluid, e.g. including wheel driven pumps for detecting a speed condition, or pumps which are controlled by means independent of the braking system
- B60T8/4031—Pump units characterised by their construction or mounting
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B53/00—Component parts, details or accessories not provided for in, or of interest apart from, groups F04B1/00 - F04B23/00 or F04B39/00 - F04B47/00
- F04B53/16—Casings; Cylinders; Cylinder liners or heads; Fluid connections
- F04B53/162—Adaptations of cylinders
- F04B53/164—Stoffing boxes
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
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Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 本発明はライナー12内で軸方向に摺動
可能なピストン20を備えたピストンポンプ10に関
し、管状のフィルタ82がライナー12に取付けられて
おり、このフィルタが、ピストン20を囲んでおり、か
つピストン20のための案内リング98とシールリング
100とを備えている。 【効果】 ピストンポンプの組立が簡単となり、かつ組
立エラーが回避される。
可能なピストン20を備えたピストンポンプ10に関
し、管状のフィルタ82がライナー12に取付けられて
おり、このフィルタが、ピストン20を囲んでおり、か
つピストン20のための案内リング98とシールリング
100とを備えている。 【効果】 ピストンポンプの組立が簡単となり、かつ組
立エラーが回避される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はピストンポンプであ
って、駆動されて往復行程運動するピストンを備えてお
り、ピストンが軸方向摺動可能に少なくともその長さの
1部分で、ポンプケーシング内に挿入されたライナー内
に受容されている形式のものに関する。
って、駆動されて往復行程運動するピストンを備えてお
り、ピストンが軸方向摺動可能に少なくともその長さの
1部分で、ポンプケーシング内に挿入されたライナー内
に受容されている形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】多数のこの種のピストンポンプが公知で
ある。例えばドイツ連邦共和国特許公開第410797
9号明細書およびドイツ連邦共和国特許公開第4407
978号明細書から公知のピストンポンプを挙げること
ができる。これらの公知のピストンポンプはライナー内
で軸方向に摺動可能なピストンを有している。ピストン
を駆動して往復行程運動させるために、電動的に回転駆
動される偏心体が役立てられ、この偏心体が、ピストン
のライナーから突出した端面を負荷する。ライナーはポ
ンプケーシングのシリンダ孔内に挿入されている。
ある。例えばドイツ連邦共和国特許公開第410797
9号明細書およびドイツ連邦共和国特許公開第4407
978号明細書から公知のピストンポンプを挙げること
ができる。これらの公知のピストンポンプはライナー内
で軸方向に摺動可能なピストンを有している。ピストン
を駆動して往復行程運動させるために、電動的に回転駆
動される偏心体が役立てられ、この偏心体が、ピストン
のライナーから突出した端面を負荷する。ライナーはポ
ンプケーシングのシリンダ孔内に挿入されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、組立
が簡単であると共に取付けエラーが回避されるようなピ
ストンポンプを提供することにある。
が簡単であると共に取付けエラーが回避されるようなピ
ストンポンプを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題は本発明によれ
ば、ピストンポンプであって、駆動されて往復行程運動
するピストンを備えており、ピストンが軸方向摺動可能
にその長さの少なくとも1部分で、ポンプケーシング内
に挿入されたライナー内に受容されている形式のものに
おいて、ピストンポンプが管状のフィルタを備えてお
り、このフィルタが、ピストンを囲むようにライナーに
取付けられており、かつ、フィルタがピストンのための
案内部材とシール部材とを備えていることにより解決さ
れる。
ば、ピストンポンプであって、駆動されて往復行程運動
するピストンを備えており、ピストンが軸方向摺動可能
にその長さの少なくとも1部分で、ポンプケーシング内
に挿入されたライナー内に受容されている形式のものに
おいて、ピストンポンプが管状のフィルタを備えてお
り、このフィルタが、ピストンを囲むようにライナーに
取付けられており、かつ、フィルタがピストンのための
案内部材とシール部材とを備えていることにより解決さ
れる。
【0005】
【発明の効果】請求項1に記載した本発明によるピスト
ンポンプは管状のフィルタを備えており、このフィルタ
がライナーに取付けられていてピストンを囲んでいる。
このフィルタはピストンポンプにより吸い込まれた流体
を濾過し、かつこれによりピストンポンプを保護する。
フィルタはスペースの節約ができるように取付けられて
いる。フィルタをライナーに取付けたことの利点は、フ
ィルタの取付けが簡単化され、かつフィルタがライナー
と一緒にポンプケーシング内へ挿入されることにある。
本発明によるピストンポンプのフィルタはピストンのた
めの案内部材とシール部材とを備えている。このことの
利点は、別個の案内部材またはシール構成部分が不要と
なり、このことが、製作費用および貯蔵費用を軽減し、
ピストンポンプの組立時の所要の多数の組付け工程を削
減し、かつ組立エラーを回避せしめる。
ンポンプは管状のフィルタを備えており、このフィルタ
がライナーに取付けられていてピストンを囲んでいる。
このフィルタはピストンポンプにより吸い込まれた流体
を濾過し、かつこれによりピストンポンプを保護する。
フィルタはスペースの節約ができるように取付けられて
いる。フィルタをライナーに取付けたことの利点は、フ
ィルタの取付けが簡単化され、かつフィルタがライナー
と一緒にポンプケーシング内へ挿入されることにある。
本発明によるピストンポンプのフィルタはピストンのた
めの案内部材とシール部材とを備えている。このことの
利点は、別個の案内部材またはシール構成部分が不要と
なり、このことが、製作費用および貯蔵費用を軽減し、
ピストンポンプの組立時の所要の多数の組付け工程を削
減し、かつ組立エラーを回避せしめる。
【0006】請求項2以下には本発明の有利な構成が記
載されている。
載されている。
【0007】本発明によるピストンポンプは特に車両の
ブレーキ装置内のポンプとして設けられ、かつホイール
ブレーキシリンダ内の圧力制御時に使用される。ブレー
キの種類に応じて、この種のブレーキ装置のために略記
号ABSもしくはASRもしくはFDRもしくはEHB
が使用される。ブレーキ装置内でポンプは例えば単数ま
たは複数のホイールブレーキシリンダからマスタブレー
キシリンダへのブレーキ液の戻し搬送のために、および
/または貯え容器から単数または複数のホイールブレー
キシリンダへのブレーキ液の搬送(ASRもしくはFD
RもしくはEHB)のために役立つ。このポンプは例え
ばホイールスリップ制御装置を有するブレーキ装置(A
BS)および/または舵取補助装置として役立つブレー
キ装置(FDR)および/または電気液圧的なブレーキ
装置(EHB)で役立てられる。ホイールスリップ制御
装置(ABSもしくはASR)によれば例えば制動過程
中にブレーキペダルを強く踏み込んだ際の車両ホイール
のロック(ABS)、および/または加速ペダルを強く
踏み込んだ際の車両の駆動されるホイールの空転(AS
R)が防止される。舵取補助装置(FDR)として役立
つブレーキ装置では、例えば運転者が望んだ軌跡からの
車両の逸脱を阻止するために、ブレーキペダルもしくは
加速ペダルの操作に無関係に単数または複数のホイール
ブレーキシリンダ内に制動圧が形成される。ポンプは電
気液圧的なブレーキ装置でも使用されることができ、こ
の場合には、電気的なブレーキペダルセンサがブレーキ
ペダルの操作を検知した場合にポンプがブレーキ液を単
数もしくは複数のホイールブレーキシリンダ内へ搬送す
るか、またはブレーキ装置のアキュムレータの充填のた
めにポンプが役立てられる。
ブレーキ装置内のポンプとして設けられ、かつホイール
ブレーキシリンダ内の圧力制御時に使用される。ブレー
キの種類に応じて、この種のブレーキ装置のために略記
号ABSもしくはASRもしくはFDRもしくはEHB
が使用される。ブレーキ装置内でポンプは例えば単数ま
たは複数のホイールブレーキシリンダからマスタブレー
キシリンダへのブレーキ液の戻し搬送のために、および
/または貯え容器から単数または複数のホイールブレー
キシリンダへのブレーキ液の搬送(ASRもしくはFD
RもしくはEHB)のために役立つ。このポンプは例え
ばホイールスリップ制御装置を有するブレーキ装置(A
BS)および/または舵取補助装置として役立つブレー
キ装置(FDR)および/または電気液圧的なブレーキ
装置(EHB)で役立てられる。ホイールスリップ制御
装置(ABSもしくはASR)によれば例えば制動過程
中にブレーキペダルを強く踏み込んだ際の車両ホイール
のロック(ABS)、および/または加速ペダルを強く
踏み込んだ際の車両の駆動されるホイールの空転(AS
R)が防止される。舵取補助装置(FDR)として役立
つブレーキ装置では、例えば運転者が望んだ軌跡からの
車両の逸脱を阻止するために、ブレーキペダルもしくは
加速ペダルの操作に無関係に単数または複数のホイール
ブレーキシリンダ内に制動圧が形成される。ポンプは電
気液圧的なブレーキ装置でも使用されることができ、こ
の場合には、電気的なブレーキペダルセンサがブレーキ
ペダルの操作を検知した場合にポンプがブレーキ液を単
数もしくは複数のホイールブレーキシリンダ内へ搬送す
るか、またはブレーキ装置のアキュムレータの充填のた
めにポンプが役立てられる。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、図示の実施例につき本発明
を詳細に説明する。
を詳細に説明する。
【0009】図1に全体を符号10で示した本発明によ
るピストンポンプはライナー12を有しており、このラ
イナーはポンプケーシング16を形成する液圧ブロック
の段状のシリンダ孔14内に挿入されている。ライナー
12はこれと一体に形成されたライナー底部18を有し
ている。図示明瞭のため図面にはたんにピストンポンプ
10を囲む1部のみを示すこの液圧ブロックは、詳細に
は図示されていないスリップ制御式の液圧的な車両ブレ
ーキ装置の部分である。この液圧ブロック内にはポンプ
ケーシング10の他にも、図示されていない液圧的な構
成部分例えばマグネット弁および液圧アキュムレータが
挿入されて液圧的に互いに入り組んで接続されている。
液圧ブロックは図示されていないマスタブレーキシリン
ダに接続されており、かつ液圧ブロックには図示されて
いないホイールブレーキシリンダが接続されている。
るピストンポンプはライナー12を有しており、このラ
イナーはポンプケーシング16を形成する液圧ブロック
の段状のシリンダ孔14内に挿入されている。ライナー
12はこれと一体に形成されたライナー底部18を有し
ている。図示明瞭のため図面にはたんにピストンポンプ
10を囲む1部のみを示すこの液圧ブロックは、詳細に
は図示されていないスリップ制御式の液圧的な車両ブレ
ーキ装置の部分である。この液圧ブロック内にはポンプ
ケーシング10の他にも、図示されていない液圧的な構
成部分例えばマグネット弁および液圧アキュムレータが
挿入されて液圧的に互いに入り組んで接続されている。
液圧ブロックは図示されていないマスタブレーキシリン
ダに接続されており、かつ液圧ブロックには図示されて
いないホイールブレーキシリンダが接続されている。
【0010】ライナー12内にはピン形のピストン20
がほぼその全長の半分にわたり受容されている。ピスト
ン20のライナー12内に位置する端部は案内リング2
2によりライナー12の内面に軸方向摺動可能に案内さ
れており、かつシールリング24によりシールされてい
る。
がほぼその全長の半分にわたり受容されている。ピスト
ン20のライナー12内に位置する端部は案内リング2
2によりライナー12の内面に軸方向摺動可能に案内さ
れており、かつシールリング24によりシールされてい
る。
【0011】流体の流入のために、ピストン20はその
ライナー12内に位置する端部から軸方向の袋孔30を
備えており、この袋孔はその底部の近くで横孔32と交
差している。ピストン20の呼び径はライナー12の内
径に相応しており、その場合、ピストン20とライナー
12との間に、はめあい遊びが生じており、要するに、
ピストン20はライナー12に比べて小さな寸法を有し
ており、これがピストン20の軸方向摺動性を保証して
いる。袋孔30および横孔32はピストン20の周囲に
設けた幅広の溝34とライナー12の開いた端面とを介
して、ピストンポンプ10に対して半径方向でシリンダ
孔14内へ開口した入口36に連通している。
ライナー12内に位置する端部から軸方向の袋孔30を
備えており、この袋孔はその底部の近くで横孔32と交
差している。ピストン20の呼び径はライナー12の内
径に相応しており、その場合、ピストン20とライナー
12との間に、はめあい遊びが生じており、要するに、
ピストン20はライナー12に比べて小さな寸法を有し
ており、これがピストン20の軸方向摺動性を保証して
いる。袋孔30および横孔32はピストン20の周囲に
設けた幅広の溝34とライナー12の開いた端面とを介
して、ピストンポンプ10に対して半径方向でシリンダ
孔14内へ開口した入口36に連通している。
【0012】本発明によるピストンポンプはばね負荷さ
れたチェック弁を入口弁38として有しており、このチ
ェック弁はピストン20のライナー12内に位置する端
部に取付けられている。袋孔30の開口部は円錐状の弁
座40として形成されており、この弁座40には、弁閉
鎖体としての弁球42が弁閉鎖ばね44としての圧縮コ
イルばねにより圧着されている。弁閉鎖ばね44はカッ
プ状の弁ケージ46の底部に支持されており、この弁ケ
ージは薄板から深絞り品として製作されており、かつ通
流口48を有している。弁ケージ46はその開いた側に
環状のリング段部50を有しており、このリング段部
で、弁ケージはピストン20のライナー12内に位置す
る端面に当接している。弁ケージ46はさらに半径方向
フランジ52を有しており、この半径方向フランジに作
用するピストン戻しばね54により弁ケージ46はピス
トン20の端面に圧着されている。弁球42および弁閉
鎖ばね44はこの弁ケージ46内に収容されている。ラ
イナー底部18に支持されたピストン戻しばね54は弁
閉鎖ばね44に比して強く形成されており、その結果、
ピストン戻しばね54はピストンポンプ10の運転時に
生じるすべての負荷において確実に弁ケージ46をピス
トン20の端面に保持する。
れたチェック弁を入口弁38として有しており、このチ
ェック弁はピストン20のライナー12内に位置する端
部に取付けられている。袋孔30の開口部は円錐状の弁
座40として形成されており、この弁座40には、弁閉
鎖体としての弁球42が弁閉鎖ばね44としての圧縮コ
イルばねにより圧着されている。弁閉鎖ばね44はカッ
プ状の弁ケージ46の底部に支持されており、この弁ケ
ージは薄板から深絞り品として製作されており、かつ通
流口48を有している。弁ケージ46はその開いた側に
環状のリング段部50を有しており、このリング段部
で、弁ケージはピストン20のライナー12内に位置す
る端面に当接している。弁ケージ46はさらに半径方向
フランジ52を有しており、この半径方向フランジに作
用するピストン戻しばね54により弁ケージ46はピス
トン20の端面に圧着されている。弁球42および弁閉
鎖ばね44はこの弁ケージ46内に収容されている。ラ
イナー底部18に支持されたピストン戻しばね54は弁
閉鎖ばね44に比して強く形成されており、その結果、
ピストン戻しばね54はピストンポンプ10の運転時に
生じるすべての負荷において確実に弁ケージ46をピス
トン20の端面に保持する。
【0013】ピストン20を駆動して軸方向に往復運動
させるために、本発明によるピストンポンプ10は電動
的に回転駆動される偏心体56を備えており、これの周
囲にはピストン20がピストン戻しばね54により圧着
されている。
させるために、本発明によるピストンポンプ10は電動
的に回転駆動される偏心体56を備えており、これの周
囲にはピストン20がピストン戻しばね54により圧着
されている。
【0014】ライナー12内に位置する案内リング22
およぴシールリング24は軸方向で弁ケージ46の半径
方向フランジ52とピストン20の環状段部60との間
でピストン20上に固定されている。半径方向フランジ
52から環状段部60までの間隔は、案内リング22お
よびシールリング24が据え込まれないように寸法ぎめ
されている。
およぴシールリング24は軸方向で弁ケージ46の半径
方向フランジ52とピストン20の環状段部60との間
でピストン20上に固定されている。半径方向フランジ
52から環状段部60までの間隔は、案内リング22お
よびシールリング24が据え込まれないように寸法ぎめ
されている。
【0015】ライナー12には円筒形の閉鎖部材62が
載着されて縁曲げ部58によりライナー12に結合され
ている。この閉鎖部材62はシリンダ孔14の圧密な閉
鎖とポンプケーシング16内でのライナー12の固定と
に役立っている。閉鎖部材62内にはばね負荷されたチ
ェック弁の形状の出口弁64が取付けられている。閉鎖
部材62は同軸的な袋孔66を有しており、この袋孔内
には弁閉鎖ばね68としての圧縮コイルばねと弁閉鎖体
としての弁球70とが挿入されている。弁球70は、ラ
イナー底部18を軸方向に貫通している中央孔74の開
口部に設けられた円錐状の弁座72と協働している。弁
座72は鍛造により成形されかつ固定されている。流体
の流出はライナー底部18と閉鎖部材62との間の半径
方向通路76を介してポンプケーシング16の半径方向
の流出孔78内へ行われる。
載着されて縁曲げ部58によりライナー12に結合され
ている。この閉鎖部材62はシリンダ孔14の圧密な閉
鎖とポンプケーシング16内でのライナー12の固定と
に役立っている。閉鎖部材62内にはばね負荷されたチ
ェック弁の形状の出口弁64が取付けられている。閉鎖
部材62は同軸的な袋孔66を有しており、この袋孔内
には弁閉鎖ばね68としての圧縮コイルばねと弁閉鎖体
としての弁球70とが挿入されている。弁球70は、ラ
イナー底部18を軸方向に貫通している中央孔74の開
口部に設けられた円錐状の弁座72と協働している。弁
座72は鍛造により成形されかつ固定されている。流体
の流出はライナー底部18と閉鎖部材62との間の半径
方向通路76を介してポンプケーシング16の半径方向
の流出孔78内へ行われる。
【0016】ライナー12はその開いた端部のところで
その内側にV字形の平らたい溝80を備えている。この
V字形の溝80内には管状のフィルタ82がスナップば
めされており、フィルタ82はV字形の溝80の領域内
に環状の隆起部84を備えており、この隆起部はライナ
ー12のV字形の溝80に相補するV字形を有してい
る。フィルタ82のV字形の隆起部84およびライナー
12のV字形の溝80は共にスナップ結合部を形成して
いる。
その内側にV字形の平らたい溝80を備えている。この
V字形の溝80内には管状のフィルタ82がスナップば
めされており、フィルタ82はV字形の溝80の領域内
に環状の隆起部84を備えており、この隆起部はライナ
ー12のV字形の溝80に相補するV字形を有してい
る。フィルタ82のV字形の隆起部84およびライナー
12のV字形の溝80は共にスナップ結合部を形成して
いる。
【0017】フィルタ82は軸平行に延びるフィルタウ
エブ86を備えたフィルタ枠を有しており、このフィル
タ枠はその端部に2つのフィルタリング88,90を一
体に備えている(図2)。フィルタウエブ86およびフ
ィルタリング88,90を備えたこのフィルタ枠はプラ
スチックからの成形品である。フィルタウエブ86およ
びフィルタリング88,90はフィルタ開口部92を縁
取っており、このフィルタ開口部内に金属製フィルタ織
成品94が挿入されている。フィルタ織成品94はホー
ス状であり、射出成形されたフィルタ枠86,88,9
0により囲われている。
エブ86を備えたフィルタ枠を有しており、このフィル
タ枠はその端部に2つのフィルタリング88,90を一
体に備えている(図2)。フィルタウエブ86およびフ
ィルタリング88,90を備えたこのフィルタ枠はプラ
スチックからの成形品である。フィルタウエブ86およ
びフィルタリング88,90はフィルタ開口部92を縁
取っており、このフィルタ開口部内に金属製フィルタ織
成品94が挿入されている。フィルタ織成品94はホー
ス状であり、射出成形されたフィルタ枠86,88,9
0により囲われている。
【0018】一方のフィルタリング90はV字形の隆起
部84を有しており、この隆起部がライナー12のV字
形の溝80内に挿入されることはすでに説明した。フィ
ルタウエブ86はライナー12の軸方向の延長を成すよ
うにフィルタ枠から突出している。他方のフィルタリン
グ88はライナ12から軸方向の間隔をおいてフィルタ
ウエブ86を介してライナー12に保持されている。こ
のフィルタリング88からは、フィルタ枠86,88,
90と一体に形成された中空円筒状の肉薄のカラー96
が同軸的に突出している。このカラー96はピストン2
0とシリンダ孔14との間の中間スペース内に位置して
いる。カラー96はその自由端で厚肉にされてカラーと
一体の案内リング98を形成しており、この案内リング
はピストン20を軸方向移動可能にポンプケーシング1
6のシリンダ孔14内で案内する。それゆえ、ライナー
12から突出したピストン端部にもはや別個の案内リン
グは不要である。
部84を有しており、この隆起部がライナー12のV字
形の溝80内に挿入されることはすでに説明した。フィ
ルタウエブ86はライナー12の軸方向の延長を成すよ
うにフィルタ枠から突出している。他方のフィルタリン
グ88はライナ12から軸方向の間隔をおいてフィルタ
ウエブ86を介してライナー12に保持されている。こ
のフィルタリング88からは、フィルタ枠86,88,
90と一体に形成された中空円筒状の肉薄のカラー96
が同軸的に突出している。このカラー96はピストン2
0とシリンダ孔14との間の中間スペース内に位置して
いる。カラー96はその自由端で厚肉にされてカラーと
一体の案内リング98を形成しており、この案内リング
はピストン20を軸方向移動可能にポンプケーシング1
6のシリンダ孔14内で案内する。それゆえ、ライナー
12から突出したピストン端部にもはや別個の案内リン
グは不要である。
【0019】フィルタ82は案内リング98とこれに面
したフィルタリング88との間にシールリング100を
備えており、このシールリングはピストン20に接触し
て、ピストン20のライナー12から突出した端部をシ
ールする。シールリング100はいわゆる2コンポーネ
ント法(Zweikomponentenverfahren)で製作され、この
方法では、シールリングはフィルタ枠86,88,90
の射出成形の後にそのカラー96に一体的に射出成形さ
れ、かつこれによりフィルタ82と一体となる。このよ
うな形式でシールリング100がフィルタ82に一体に
成形されることにより、シールリング100はフィルタ
枠86,88,90の材料と別の材料から製作されるこ
とができる。フィルタ枠86,88,90が、シール材
料としても使用できる材料から射出成形されるならば、
シールリング100並びに案内リング98もフィルタ枠
86,88,90と同じ材料で、しかも1射出過程でフ
ィルタ枠86,88,90と一緒に製作されることがで
きる(図示せず)。さらにまた、フィルタ枠86,8
8,90の材料とは別の材料から2コンポーネント法で
フィルタ枠に一体に射出成形されることも考えられる。
フィルタ82へのシールリング100の一体成形によ
り、ピストン20のライナー12から突出した端部のと
ころの別個のシールリングが不要となる。さらに、フィ
ルタ82にシールリング100を配置することにより、
ピストンポンプ10の組付け時のシールリング100の
損傷が回避される。
したフィルタリング88との間にシールリング100を
備えており、このシールリングはピストン20に接触し
て、ピストン20のライナー12から突出した端部をシ
ールする。シールリング100はいわゆる2コンポーネ
ント法(Zweikomponentenverfahren)で製作され、この
方法では、シールリングはフィルタ枠86,88,90
の射出成形の後にそのカラー96に一体的に射出成形さ
れ、かつこれによりフィルタ82と一体となる。このよ
うな形式でシールリング100がフィルタ82に一体に
成形されることにより、シールリング100はフィルタ
枠86,88,90の材料と別の材料から製作されるこ
とができる。フィルタ枠86,88,90が、シール材
料としても使用できる材料から射出成形されるならば、
シールリング100並びに案内リング98もフィルタ枠
86,88,90と同じ材料で、しかも1射出過程でフ
ィルタ枠86,88,90と一緒に製作されることがで
きる(図示せず)。さらにまた、フィルタ枠86,8
8,90の材料とは別の材料から2コンポーネント法で
フィルタ枠に一体に射出成形されることも考えられる。
フィルタ82へのシールリング100の一体成形によ
り、ピストン20のライナー12から突出した端部のと
ころの別個のシールリングが不要となる。さらに、フィ
ルタ82にシールリング100を配置することにより、
ピストンポンプ10の組付け時のシールリング100の
損傷が回避される。
【0020】フィルタ82のこのフィルタリング98
は、ライナー12がポンプケーシング16のシリンダ孔
14内へ挿入されるまでピストン20をライナー12内
でこれと同軸的に向けておく案内を形成する。このこと
により案内リング98は本発明によるピストンポンプ1
0の組立を簡単化する。ライナー12がポンプケーシン
グ16内に挿入された際に、ピストン20はフィルタ8
2の案内リング98によりポンプケーシング16のシリ
ンダ孔14内で軸方向摺動可能に案内される。
は、ライナー12がポンプケーシング16のシリンダ孔
14内へ挿入されるまでピストン20をライナー12内
でこれと同軸的に向けておく案内を形成する。このこと
により案内リング98は本発明によるピストンポンプ1
0の組立を簡単化する。ライナー12がポンプケーシン
グ16内に挿入された際に、ピストン20はフィルタ8
2の案内リング98によりポンプケーシング16のシリ
ンダ孔14内で軸方向摺動可能に案内される。
【0021】V字形の隆起部84を備えたフィルタリン
グ90はライナー12のV字形の溝80内にシール下で
位置し、その結果、ピストンポンプ10により吸い込ま
れた流体は濾過されずにはライナー12内へ達すること
ができない。フィルタ82のカラー96の外側には案内
リング98の高さのところに第2のシールリング102
が一体に成形されており、このシールリング102はポ
ンプケーシング16のシリンダ孔14にシール下で接触
する。このことは、ピストンポンプ10内へ流入するす
べての流体がライナー12内に達する前にフィルタ開口
部92を通流して濾過されることを保証する。よって、
流体が濾過されずにピストンポンプ10内へ流入するこ
とが阻止される。
グ90はライナー12のV字形の溝80内にシール下で
位置し、その結果、ピストンポンプ10により吸い込ま
れた流体は濾過されずにはライナー12内へ達すること
ができない。フィルタ82のカラー96の外側には案内
リング98の高さのところに第2のシールリング102
が一体に成形されており、このシールリング102はポ
ンプケーシング16のシリンダ孔14にシール下で接触
する。このことは、ピストンポンプ10内へ流入するす
べての流体がライナー12内に達する前にフィルタ開口
部92を通流して濾過されることを保証する。よって、
流体が濾過されずにピストンポンプ10内へ流入するこ
とが阻止される。
【0022】フィルタ82は同時にライナー12内のピ
ストン20の紛失防止手段をも形成する。ライナー12
のV字形の溝内に挿入されたフィルタリング90からは
ばね舌片104が仮想円錐面上でほぼ斜め内向きにライ
ナー12内へ突入する。これらのばね舌片104は周方
向に相互間隔を有している。ばね舌片104はフィルタ
リング90と一体に形成されている。ピストン20のた
めの紛失防止手段を形成しているばね舌片104はピス
トン20の溝34内へ突入しており、要するに、ライナ
ー底部18に向いた、ばね舌片104の自由端は半径方
向で仮想ピストン外周面の内側に位置している。
ストン20の紛失防止手段をも形成する。ライナー12
のV字形の溝内に挿入されたフィルタリング90からは
ばね舌片104が仮想円錐面上でほぼ斜め内向きにライ
ナー12内へ突入する。これらのばね舌片104は周方
向に相互間隔を有している。ばね舌片104はフィルタ
リング90と一体に形成されている。ピストン20のた
めの紛失防止手段を形成しているばね舌片104はピス
トン20の溝34内へ突入しており、要するに、ライナ
ー底部18に向いた、ばね舌片104の自由端は半径方
向で仮想ピストン外周面の内側に位置している。
【0023】ピストン20の溝34の溝側面106はば
ね舌片104と協働するアンダカット部を形成してい
る。ポンプケーシング16のシリンダ孔14内へライナ
ー12が挿入されるまでは、ピストン戻しばね54が、
ピストン20のアンダカット部を形成している溝側面1
06を、溝側面106に背後から係合するばね舌片10
4に当接せしめている。この形式でばね舌片104はピ
ストン戻しばね54の力に抗してピストン20をライナ
ー12内に保持しており、これによりピストン20はラ
イナー12から抜き出されることがない。
ね舌片104と協働するアンダカット部を形成してい
る。ポンプケーシング16のシリンダ孔14内へライナ
ー12が挿入されるまでは、ピストン戻しばね54が、
ピストン20のアンダカット部を形成している溝側面1
06を、溝側面106に背後から係合するばね舌片10
4に当接せしめている。この形式でばね舌片104はピ
ストン戻しばね54の力に抗してピストン20をライナ
ー12内に保持しており、これによりピストン20はラ
イナー12から抜き出されることがない。
【0024】本発明によるピストンポンプ10の組立の
ために、紛失防止手段を形成していて案内リング98と
シールリング100とを備えているフィルタ82は、ば
ね舌片104がピストン20の溝34内へばね弾性的に
挿入されるまでピストン20に差しはめられる。このこ
とは、紛失防止手段であるばね舌片104がピストン2
0の溝34の溝側面106に背後から係合することを意
味する。フィルタ82の載着のためにピストン20はそ
の偏心体56に面した端面に面取部108を備えてお
り、この面取部は紛失防止手段を形成するフィルタ82
をピストン20上に差しはめる際にばね舌片104を拡
開せしめる。
ために、紛失防止手段を形成していて案内リング98と
シールリング100とを備えているフィルタ82は、ば
ね舌片104がピストン20の溝34内へばね弾性的に
挿入されるまでピストン20に差しはめられる。このこ
とは、紛失防止手段であるばね舌片104がピストン2
0の溝34の溝側面106に背後から係合することを意
味する。フィルタ82の載着のためにピストン20はそ
の偏心体56に面した端面に面取部108を備えてお
り、この面取部は紛失防止手段を形成するフィルタ82
をピストン20上に差しはめる際にばね舌片104を拡
開せしめる。
【0025】差しはめられたフィルタ82を備えたピス
トン20は、ピストン20に差しはめられた案内リング
22およびシールリング24と、ピストン20の端面に
載着された入口弁38と、ピストン戻しばね54と一緒
にライナー12内に挿入される。その際、フィルタ82
の斜め内向きに突出したばね舌片104はライナー12
の開口部内に達して、半径方向に押し縮められる。V字
形の隆起部84を備えたフィルタリング90もばね舌片
104を介して弾性的に半径方向に押し縮められる。ば
ね舌片104およびフィルタリング90の押し縮めのた
めにピストン20の溝34は半径方向で内向きに自由ス
ペースを提供する。フィルタリング90はライナー12
のV字形の溝80に達した際にその弾性にもとづき再び
拡開してスナップ結合の形式でライナー12内に保持さ
れ、かつ自身でピストン20をピストン戻しばね54の
力に抗してライナー12内に確保する。
トン20は、ピストン20に差しはめられた案内リング
22およびシールリング24と、ピストン20の端面に
載着された入口弁38と、ピストン戻しばね54と一緒
にライナー12内に挿入される。その際、フィルタ82
の斜め内向きに突出したばね舌片104はライナー12
の開口部内に達して、半径方向に押し縮められる。V字
形の隆起部84を備えたフィルタリング90もばね舌片
104を介して弾性的に半径方向に押し縮められる。ば
ね舌片104およびフィルタリング90の押し縮めのた
めにピストン20の溝34は半径方向で内向きに自由ス
ペースを提供する。フィルタリング90はライナー12
のV字形の溝80に達した際にその弾性にもとづき再び
拡開してスナップ結合の形式でライナー12内に保持さ
れ、かつ自身でピストン20をピストン戻しばね54の
力に抗してライナー12内に確保する。
【0026】閉鎖部材62内に挿入された出口弁64を
備えた閉鎖部材62をライナー底部18のところで縁曲
げ部58により取り付けた後に、ライナー12と、これ
の内部に紛失不能に挿入されたピストン20と、閉鎖部
材62とを備えた組立ユニット全体がポンプケーシング
16のシリンダ孔14内へプレスばめされて、閉鎖部材
62のところでのポンプケーシング16のかしめ110
により圧密にポンプケーシング16内に固定される。ラ
イナー12への閉鎖部材62の取付けはライナー12内
へのピストン20の挿入前または挿入後に行うことがで
きる。
備えた閉鎖部材62をライナー底部18のところで縁曲
げ部58により取り付けた後に、ライナー12と、これ
の内部に紛失不能に挿入されたピストン20と、閉鎖部
材62とを備えた組立ユニット全体がポンプケーシング
16のシリンダ孔14内へプレスばめされて、閉鎖部材
62のところでのポンプケーシング16のかしめ110
により圧密にポンプケーシング16内に固定される。ラ
イナー12への閉鎖部材62の取付けはライナー12内
へのピストン20の挿入前または挿入後に行うことがで
きる。
【0027】明確を期するために注意すべき点は、ピス
トンポンプ10もしくはフィルタ82の仮想縦中央軸線
のところの、軸を含む図示の断面は、それぞれ左側の図
面半部の断面がフィルタ開口部92とばね舌片104と
を通り、かつ右側の図面半部の断面がフィルタウエブ8
6と交差して2つのばね舌片104の間を通るように角
度をなしていることである。
トンポンプ10もしくはフィルタ82の仮想縦中央軸線
のところの、軸を含む図示の断面は、それぞれ左側の図
面半部の断面がフィルタ開口部92とばね舌片104と
を通り、かつ右側の図面半部の断面がフィルタウエブ8
6と交差して2つのばね舌片104の間を通るように角
度をなしていることである。
【0028】フィルタ82のばね舌片104の、溝側面
106に向いた端面側はライナー12に対応して配置さ
れた第1の軸方向のストッパを形成している。ピストン
20の、フィルタ82の端面側に向いた溝側面106は
ピストン20に対応して配置された第2の軸方向のスト
ッパを形成している。ピストン20、ライナー12およ
びフィルタ82を含む予備組立ユニットがポンプケーシ
ング16内へ挿入される前では、ピストン20に対応し
て配置されたストッパが、ライナー12に対応して配置
されたストッパに当接するまでしかピストン20が軸方
向でライナー12から抜け出る方向に運動することがで
きないように紛失防止手段が機能する。予備組立ユニッ
トがポンプケーシング16内に組み込まれた後では、ピ
ストン20の走出行程は偏心体56により制限される。
106に向いた端面側はライナー12に対応して配置さ
れた第1の軸方向のストッパを形成している。ピストン
20の、フィルタ82の端面側に向いた溝側面106は
ピストン20に対応して配置された第2の軸方向のスト
ッパを形成している。ピストン20、ライナー12およ
びフィルタ82を含む予備組立ユニットがポンプケーシ
ング16内へ挿入される前では、ピストン20に対応し
て配置されたストッパが、ライナー12に対応して配置
されたストッパに当接するまでしかピストン20が軸方
向でライナー12から抜け出る方向に運動することがで
きないように紛失防止手段が機能する。予備組立ユニッ
トがポンプケーシング16内に組み込まれた後では、ピ
ストン20の走出行程は偏心体56により制限される。
【図1】本発明によるピストンポンプの軸線を含む断面
図である。
図である。
【図2】図1のピストンポンプのフィルタの軸線を含む
拡大断面図である。
拡大断面図である。
10 ピストンポンプ、 12 ライナー、 14 シ
リンダ孔、 16 ポンプケーシング、 18 ライナ
ー底部、 20 ピストン、 22 案内リング、 2
4 シールリング、 30 袋孔、 32 横孔、 3
4 溝、 36入口、 38 入口弁、 40 弁座、
42 弁球、 44 弁閉鎖ばね、46 弁ケージ、
50 環状段部、 52 半径方向フランジ、 54
ピストン戻しばね、 56 偏心体、 58 縁曲げ
部、 60 環状段部、 62 閉鎖部材、 64 出
口弁、 68 弁閉鎖ばね、 70 弁球、 72弁
座、 74 中央孔、 76 半径方向通路、 78
出口、 80 溝、82 フィルタ、 84 隆起部、
86 フィルタウエブ、 88,90 フィルタリン
グ、 92 フィルタ開口部、 94 フィルタ織成
品、 96 カラー、98 案内リング、 100 シ
ールリング、 102 シールリング、104 ばね舌
片、 106 溝側面
リンダ孔、 16 ポンプケーシング、 18 ライナ
ー底部、 20 ピストン、 22 案内リング、 2
4 シールリング、 30 袋孔、 32 横孔、 3
4 溝、 36入口、 38 入口弁、 40 弁座、
42 弁球、 44 弁閉鎖ばね、46 弁ケージ、
50 環状段部、 52 半径方向フランジ、 54
ピストン戻しばね、 56 偏心体、 58 縁曲げ
部、 60 環状段部、 62 閉鎖部材、 64 出
口弁、 68 弁閉鎖ばね、 70 弁球、 72弁
座、 74 中央孔、 76 半径方向通路、 78
出口、 80 溝、82 フィルタ、 84 隆起部、
86 フィルタウエブ、 88,90 フィルタリン
グ、 92 フィルタ開口部、 94 フィルタ織成
品、 96 カラー、98 案内リング、 100 シ
ールリング、 102 シールリング、104 ばね舌
片、 106 溝側面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 トルステン デュルマイヤー ドイツ連邦共和国 ファイヒンゲン/エン ツ ズデーテンシュトラーセ 13
Claims (6)
- 【請求項1】 ピストンポンプであって、駆動されて往
復行程運動するピストンを備えており、ピストンが軸方
向摺動可能にその長さの少なくとも1部分で、ポンプケ
ーシング内に挿入されたライナー内に受容されている形
式のものにおいて、ピストンポンプ(10)が管状のフ
ィルタ(82)を備えており、このフィルタが、ピスト
ン(10)を囲むようにライナー(12)に取付けられ
ており、かつ、フィルタ(82)がピストン(20)の
ための案内部材(98)とシール部材(100)とを備
えていることを特徴とするピストンポンプ。 - 【請求項2】 案内部材(98)がフィルタ(82)と
一体である、請求項1記載のピストンポンプ。 - 【請求項3】 案内部材(98)とフィルタ(82)と
が同じプラスチックから一体に射出成形されている、請
求項2記載のピストンポンプ。 - 【請求項4】 シール部材(100)がフィルタ(8
2)と一体である、請求項1記載のピストンポンプ。 - 【請求項5】 シール部材(100)がフィルタ(8
2)と一体に射出成形されている、請求項4記載のピス
トンポンプ。 - 【請求項6】 フィルタ(82)が、ピストン(20)
をライナー(12)内に保持する紛失防止手段(10
4)を有している、請求項1記載のピストンポンプ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19902019.1 | 1999-01-20 | ||
DE19902019A DE19902019A1 (de) | 1999-01-20 | 1999-01-20 | Kolbenpumpe |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000213468A true JP2000213468A (ja) | 2000-08-02 |
Family
ID=7894777
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11893A Pending JP2000213468A (ja) | 1999-01-20 | 2000-01-20 | ピストンポンプ |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP1022468B1 (ja) |
JP (1) | JP2000213468A (ja) |
DE (2) | DE19902019A1 (ja) |
Cited By (4)
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---|---|---|---|---|
JP2008111355A (ja) * | 2006-10-30 | 2008-05-15 | Nissin Kogyo Co Ltd | 往復動ポンプ |
JP2008524509A (ja) * | 2004-12-22 | 2008-07-10 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | ピストンポンプ |
JP2011511196A (ja) * | 2008-01-08 | 2011-04-07 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | シールエレメントを備えた液圧媒体ポンプ |
JP2015501399A (ja) * | 2011-11-15 | 2015-01-15 | ローベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 車両ブレーキ装置ピストンポンプの管状フィルタ |
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ITMO20040165A1 (it) * | 2004-06-30 | 2004-09-30 | Apparecchiature Idrauliche S P | Macchina a fluido con cilindri radiali perfezionata. |
DE102007031033A1 (de) * | 2007-07-04 | 2007-10-31 | J. Eberspächer GmbH & Co. KG | Rückschlagventileinsatz für eine Brennstoffdosierpumpe |
DE102007048242A1 (de) * | 2007-10-08 | 2009-04-09 | Lucas Automotive Gmbh | Kolbenpumpen-Unterbaugruppe, Kolbenpumpe und Montageverfahren hierfür |
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DE102009047750A1 (de) * | 2009-12-09 | 2011-06-16 | Robert Bosch Gmbh | Kolbenpumpe für eine Fahrzeugbremsanlage mit einem Filter |
DE102009054501A1 (de) * | 2009-12-10 | 2011-06-16 | Robert Bosch Gmbh | Kolbenpumpe |
DE102010030329A1 (de) * | 2010-06-22 | 2011-12-22 | Robert Bosch Gmbh | Kolbenpumpe |
JP5580904B2 (ja) * | 2010-08-23 | 2014-08-27 | ベイジンウェスト・インダストリーズ・カンパニー・リミテッド | 高性能電子安定性制御ポンプアセンブリ |
DE102010040135A1 (de) * | 2010-09-02 | 2012-03-08 | Robert Bosch Gmbh | Kolbenführungselement, insbesondere einer hydraulischen Kolbenpumpe |
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CN103939319B (zh) * | 2014-04-29 | 2016-06-22 | 中船重工中南装备有限责任公司 | 三管式直线电机抽油泵 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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DE4316986A1 (de) * | 1993-05-21 | 1994-11-24 | Teves Gmbh Alfred | Kolbenpumpe |
DE4407978C2 (de) * | 1994-03-10 | 2002-11-07 | Continental Teves Ag & Co Ohg | Kolbenpumpe |
-
1999
- 1999-01-20 DE DE19902019A patent/DE19902019A1/de not_active Withdrawn
- 1999-10-30 DE DE59912326T patent/DE59912326D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1999-10-30 EP EP99121624A patent/EP1022468B1/de not_active Expired - Lifetime
-
2000
- 2000-01-20 JP JP11893A patent/JP2000213468A/ja active Pending
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JP4705551B2 (ja) * | 2006-10-30 | 2011-06-22 | 日信工業株式会社 | 往復動ポンプ |
JP2011511196A (ja) * | 2008-01-08 | 2011-04-07 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | シールエレメントを備えた液圧媒体ポンプ |
US8800427B2 (en) | 2008-01-08 | 2014-08-12 | Robert Bosch Gmbh | Hydraulic fluid pump having a sealing element |
JP2015501399A (ja) * | 2011-11-15 | 2015-01-15 | ローベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 車両ブレーキ装置ピストンポンプの管状フィルタ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP1022468B1 (de) | 2005-07-27 |
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