JP2000507676A - パネル状要素の結合用プラスチックナット - Google Patents

パネル状要素の結合用プラスチックナット

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Abstract

(57)【要約】 本発明は,ナットが保持部品を含み,保持部品の一方は装着側から要素に圧着可能なフランジとして設計され,保持部品の他方は反対側から圧着可能でかつ要素の後側からラッチ係止することを目的とするスナップ動作フックとして設計され,保持部品にねじのための受入内孔を有するナット部品が設けられ,フランジはナット部品を内包するフランジ部品の構成部分であり,およびナット部品がフランジの方向に圧着可能であるパネル状要素内の貫通孔内に挿入するためのプラスチックナットにおいて,フランジ部品に対し軸方向に移動可能なナット部品がばね領域を形成する弾性支持装置によりフランジ部品の方向に圧着され,したがって,プラスチックナットが挿入されたときばね領域がナット部品およびフランジ部品を要素に当接させ,この過程において部品の厚さの差が補償されるパネル状要素内の貫通孔内に挿入するためのプラスチックナットに関するものである。

Description

【発明の詳細な説明】 パネル状要素の結合用プラスチックナット 本発明は,ナットが保持部品を含み,保持部品の一方は装着側から要素に圧着 可能なフランジとして設計され,保持部品の他方は反対側から圧着可能でかつ要 素の後側からラッチ係止することを目的とするスナップ動作フックとして設計さ れ,保持部品にねじのための受入内孔を有するナット部品が設けられ,フランジ はナット部品を内包するフランジ部品の構成部分であり,およびナット部品はフ ランジの方向に圧着可能であるパネル状要素内の貫通孔内に挿入するためのプラ スチックナットに関するものである。 このタイプのナットがドイツ特許公開第2928619号に開示されている。 既知のナットはプラスチックから一体部品に成形されかつ本質的にナット部品を 含み,ナット部品にねじのための受入内孔が設けられかつナット部品はフィルム ヒンジを介してその両側に設けられた2つのフランジ半割部に結合されている。 各ケースにおけるフィルムヒンジを介してのナット部品の2つのフランジ半割部 への結合は,横方向に伸長するフランジ半割部を備えた全体構造要素が1つの金 型内で射出成形されることを可能にし,さらにフィルムヒンジに弾性があるので 2つのフランジ半割部をナット部品に圧着させることができ,これによりプラス チックナット完成品を形成し,この場合ナット部品は軸方向に変位不可能に2つ のフランジ半割部に結合されている。挿入スロープがその上に設けられたスナッ プ動作フックがナット部品から横方向に突出し,プラスチックナットがパネル状 要素内の貫通孔内に挿入されたときにこれらのフックが相互に圧着され,フラン ジ半割部が要素に当接したときにこれらのフックはばね作用で戻りかつこの過程 において要素の後側にラッチ係止する。スナップ動作フックとフランジ半割部と の間の所定の距離のために,既知のプラスチックナットは厚さが前記距離を超え ないかぎり異なる厚さのパネル状要素内の貫通孔内に挿入することができる。し かしながら,フランジ半割部とスナップ動作フックとの間にパネル状要素の遊び が形成されるために,プラスチックナットはそれが貫通孔内に挿入されたときに 緩く保持されるにすぎず,プレハブ装着構造要素の場合,とくに輸送中および後 の使用においてこのような状況は望ましくない。既知のプラスチックナットの場 合,パネル状要素への固定結合はねじにより行われ,ねじがナット部品内にねじ 込まれることによりナット部品のスナップ動作フックと共にナット部品をフラン ジ半割部の方向に引き寄せ,この結果,フィルムヒンジが破断しかつねじ込み運 動の動作によりナット部品はそのスナップ動作フックによってパネル状要素に圧 着される。ねじが緩められたとき,プラスチックナットはこのとき必ずパネル状 要素から緩められる。 プラスチックナットが要素の個々の厚さに自動的に適合しかつ振動のない結合 を形成するように異なる厚さのパネル状要素に装着可能な冒頭記載のタイプのプ ラスチックナットを提供することが本発明の課題である。 この課題は,フランジ部品に対し軸方向に移動可能なナット部品がばね領域を 形成する弾性支持装置によりフランジ部品の方向に圧着され,したがって,プラ スチックナットが挿入されたときばね領域がナット部品およびフランジ部品を要 素に当接させ,この過程において要素の異なる厚さが補償されることにおいて達 成される。 ナット部品とフランジ半割部との間で作用するばね領域は弾性支持装置を提供 し,この弾性支持装置によりナット部品は自動的にフランジの方向に圧着され, この結果,ばね領域により与えられるばね応力によりプラスチックナットは振動 しないようにそのフランジおよびそのスナップ動作フックによって要素に固定さ れ,したがってプラスチックナットと要素との間に揺動結合したがってがたつき 結合が形成されることはない。したがって,このばね領域は,プラスチックナッ トを受け入れる要素の異なる厚さを補償しながら,プラスチックナットが挿入さ れたときにナット部品およびフランジ部品がねじの締付作用とは独立に要素と当 接することを可能にし,この結果,プラスチックナットを挿入しただけで要素と プラスチックナットとの間の振動のない結合が形成されることになる。 ねじがナット部品にねじ込まれて締め付けられるときにナット部品がフランジ 部品に対して回転するのを防止するために,フランジ部品はナット部品のための ガイドを有し,このガイドによりフランジ部品はナット部品が回転しないように ナット部品を保持する。 ナット部品がばね領域を形成する弾性支持装置によりフランジの方向に圧着さ れていることは好ましい。このとき,プラスチックナットはそれ自身を関連する 要素に固定し,この結果,ばね領域の範囲内で弾性支持装置が変形したときプラ スチックナットはそれが振動しないように要素に対し位置決めされ,したがって プラスチックナットと要素との間に揺動結合したがってがたつき結合が形成され ることはない。ここで,プラスチックナットがとくに薄い要素内に挿入されたと きプラスチックナットは要素に緩く当接するにすぎないが,最終的な要素への締 付は,他のプレハブ組立体をパネル状要素へ締め付けるためのねじの締付作用が プラスチックナットを要素上に固定したときに形成される。 ばね領域は,プラスチックナットを受け入れる要素の異なる厚さを補償しなが ら,プラスチックナットが挿入されたときにナット部品およびフランジ部品が要 素に当接することを可能にし,この結果,要素とプラスチックナットとの間の振 動のない結合が形成される。 フランジがプレートとして設計され,このときナット部品にスナップ動作フッ クが設けられていることは好ましい。プラスチックナットが要素内に挿入された とき,プレートとして設計されたフランジは要素と当接し,一方反対側でナット 部品のスナップ動作フックが要素の後側でラッチ係止し,これによりプラスチッ クナットを要素に結合する。 プラスチックナットの他の可能な構成は,フランジ部品が各々にスナップ動作 フックが設けられているセグメントに分割されていることである。この場合,プ ラスチックナットはフランジに結合されているスナップ動作フックにより要素に ラッチ係止し,ナット部品はスナップ動作フックで当接する。 ナット部品にスナップ動作フックが設けられている場合,このプラスチックナ ットはとくにナット部品を前方にして要素内の貫通孔内に挿入されるのに適して いる。逆にフランジにスナップ動作フックが設けられている場合,フランジを前 方にしてナット部品を要素内の貫通孔内に挿入させることが可能となる。さらに ,フランジにスナップ動作フックを設けるばかりでなく,ナット部品にもスナッ プ動作フックを設けることが可能であり,この結果,このようなプラスチックナ ッ トは要素のいずれの側からも要素内の貫通孔内に挿入することができる。 ナット部品が確実にフランジ部品内に案内されるようにするために,フランジ 部品がナット部品をスリーブ状に包囲するようにフランジ部品が形成されている ことは好ましい。 ストリップ装置の過大応力を回避するために,フランジ部品およびナット部品 に軸方向運動範囲を制限するためのストッパが設けられていることは好ましい。 ナット部品およびフランジ部品の有利な製造は,ナット部品およびフランジ部 品が,弾性支持装置を形成するプラスチックストリップを介して相互に一体に結 合されていることにおいて達成することができる。 ナット部品およびフランジ部品はラッチ係止手段により相互に保持されてもよ く,ラッチ係止手段はナット部品がフランジ部品内に圧入されたときに効果を示 す。 適切な構成においては,ラッチ係止手段が弾性ストリップを包むことは好まし い。 ねじがナット部品内にねじ込まれるときに同時にフランジ部品が回転しないよ うに,フランジのナット部品の方向を向く側に,フランジに,貫通孔内にはめ合 いをなす回り止め手段が設けられていることは好ましい。 プラスチックナットはそれが貫通孔をシールするように形成してもよい。これ は,フランジにシール領域が設けられていることにおいて達成される。 プラスチックナットが好ましくはねじを受け入れるように構成するために,ナ ット部品内の受入内孔がフランジの方向を向く側に貫通孔を形成し,かつ前記貫 通孔に隣接するより狭い隣接を有するように受入内孔が構成されていることは好 ましい。このとき,受入内孔はまず受入内孔を形成するその全長にわたりねじを 受け入れることを可能にし,これによりねじは次のねじ込み作業のために案内さ れる。このとき,貫通孔に隣接するより狭い領域はねじのねじ山を受け入れるた めに設けられている。このために,より狭い領域がタッピンねじをねじ込み可能 な直径を有してもよい。しかしながら,より狭い領域にねじ込まれるねじのねじ 山に一致するねじ山が設けられていてもよい。ねじのねじ込みを容易にするため に,受入内孔に,そのより狭い領域への移行部に1つまたは複数の段を有するね じ山状スロープが設けられていることは好ましく,この段内にねじを容易にねじ 込むことができる。 要素の異なる厚さを補償する可能性を拡張するために,フランジの要素の方向 を向く側に,フランジに,要素のフランジから離れる方向の側の後側にラッチ係 止可能なラッチ係止ノーズが設けられていてもよい。この場合,弾性ストリップ の領域は本質的に特定の厚さの要素に対し設計され,プラスチックナットがとく に薄い要素に装着される場合,ラッチ係止ノーズによりプラスチックナットを要 素に固定することができる。 プラスチックナットは,それにより受け入れられるねじの位置に関し,フラン ジ部品に対ししたがってパネル状要素内の貫通孔に対して比較的大きな公差を補 償するために使用されるように構成されてもよい。これは,ナット部品がフラン ジ部品に対し半径方向に相互変位を可能にするある程度の遊びを有していること において達成される。したがって,フランジ部品はこのある程度の遊びを設けて ナット部品を案内し,この結果,ナット部品内にねじ込まれるねじはこのある程 度の遊びの範囲内で要素に対するそれ自身の位置を決定することができる。 スナップ動作フックを特定の方法で作動させることもまた可能である。とくに ,スナップ動作フックがナット部品に弾性結合されてもよく,これにより,挿入 されたときにスナップ動作フックが本質的に貫通孔内を自由に通過し,ラッチ係 止させるためにねじのねじ込み動作によりスナップ動作フックを外方に圧着可能 である。これはパネル状要素内の貫通孔内へのプラスチックナットの挿入を容易 にし,このことはとくに破損しやすい材料から構成された要素の場合に本質的に 重要である。これは,特殊な構成の場合に,スナップ動作フックが貫通孔内をほ とんど接触することなく通過し,この結果,スナップ動作フックがパネル状要素 の材料に悪影響を与えることがないという理由からである。スナップ動作フック をラッチ係止させるためにねじのねじ込み動作が使用され,このねじは,ナット 部品内の受入内孔内にねじ込まれたときにスナップ動作フックを外方に圧着し, この結果,スナップ動作フックはフランジから離れる方向の側において要素に対 し位置決めされる。このように,プラスチックナットと要素との間の固定結合は ねじがスナップ動作フックに対し半径方向に与える圧力により形成することがで き る。 他の構成は,スナップ動作フックがナット部品と一体に剛に結合され,ナット 部品が弾性支持装置を介してフランジ部品と結合され,弾性支持装置がナット部 品をフランジ部品の方向に圧着しかつナット部品をスナップ動作フックと共にフ ランジ部品に対し回転弾性を有するように保持することからなっている。プラス チックナットのこの構成はプラスチックナットが貫通孔内に挿入されることを可 能にし,貫通孔内において,貫通孔内にはめ合いをなしかつプラスチックナット 上に設けられた回り止め手段によりプラスチックナットそれ自身が回転しないよ うに保持され,ナット部品が回転弾性を有してフランジ部品に対して保持されて いることにより,前記ナット部品に剛に結合されているスナップ動作フックを貫 通孔の切欠部内に案内可能な位置にナット部品を回転させることが可能である。 このとき,回転弾性を有するように保持されているので,スナップ動作フックは 要素の後側においてばね作用で戻り,この場合,スナップ動作フックはそれ自身 を要素の後側で位置決めしかつ要素に対し圧着し,これによりプラスチックナッ トは要素に結合される。 本発明の例示実施態様を図により説明する。ここで, 図1a−dはスナップ動作フックがフランジ部品の構成部分を形成する場合の プラスチックナットの4面図を示し, 図2a−cは図1に示すプラスチックナットのフランジ部分のみの3面図を示 し, 図3a−cは図1に示すプラスチックナットのナット部品のみの3面図を示し , 図4a−dはさらに波形支持装置を有する図1に示すプラスチックナットを示 し, 図5a−dはスナップ動作フックがナット部品上に設けられかつ弾性ストリッ プが支持装置を形成する場合のプラスチックナットの4面図を示し, 図6a−cは図5に示すプラスチックナットのフランジ部分のみの3面図を示 し, 図7a−cは図5に示すプラスチックナットのナット部品のみの3面図を示し , 図8はパネル状要素に装着されかつねじがねじ込まれたプレハブ組立体を有す る図5に示すプラスチックナットの組立配置を示し, 図9はスナップ動作フックがナット部品とフランジ部品との両方に設けられた 場合のプラスチックナットを示し, 図10aおよびbはフランジ部品およびナット部品が2つの分離部品として設 計された場合のプラスチックナットの2面図を示し, 図11は特定の方法で回転を防止させることを可能にする貫通孔を有するパネ ル状要素を示し, 図12は回転を防止させるバーをフランジ部品上に有する図5dに示すプラス チックナットの図を示し, 図13はフランジ部品およびナット部品が分離部品からなる場合の図10aお よびbに示すプラスチックナットの修正態様を示し, 図14はシールが設けられたプラスチックナットを示し, 図15は図5に示すプラスチックナットに類似しかつ追加のラッチ係止ノーズ による固定手段を有するプラスチックナットを示し, 図16a−dはねじのねじ込み動作により外方に圧着可能なスナップ動作フッ クを有する構成の4面図を示し, 図17a−dはフランジ部品に対し回転弾性を有するように設けられかつナッ ト部品に剛に結合されたスナップ動作フックを有する実施態様の同様な4面図を 示し, 図18a−cは図17に示すプラスチックナットのフランジ部品のみの3面図 を示し, 図19a−cは図17に示すプラスチックナットのナット部品のみの3面図を 示し,および 図20はプラスチックナットを装着するための切欠部を有するパネル状要素を 示す。 図1a−dに示した例示実施態様はフランジにスナップ動作フックが設けられ た場合のプラスチックナットである。 図1aおよびbはいずれもフランジ部品31で完全に組み立てられた状態にあ るプラスチックナット30の側面図を示し,フランジ部品31はフランジセグメ ント32,33と一体に結合され,フランジセグメント32,33は半径方向外 方にスナップ動作フック34,35において終端している。ナット部品がフラン ジ部品31に対して軸方向に変位可能なような精度でナット部品36をスリーブ 状に包囲している。ナット部品36から半径方向外方に2つの当接部37,38 が突出し,これらの2つの当接部37,38は図3a−cに示すとくにナット部 品の図からよくわかる。当接部37および38はナット部品36に本質的に剛に 結合されている。図1cはプラスチックナット30の頂面図を示し,この図は2 つの当接部37および38とスナップ動作フック34および35とを明確に示し ている。さらに,図1cは貫通孔41とこの場合ブラインドホールとして設計さ れたより狭い領域42とからなる受入内孔を示し,これらの部分は図5a−dに 示す同じ符号を有する部分と同様な働きをする。図1dはプラスチックナット3 0の底面図を示す。ここで,ナット部品36のフランジ部品31に対する軸方向 運動範囲を制限するための手段が図5に示す例示実施態様と同様に構成されてい る。 図2a−cはフランジ部品31のみの3面図を示す。図3a−cはナット部品 36のみの3面図を示す。 図4a−dは図1a−dに示したプラスチックナットを示すが,この場合,ナ ットにばね領域を形成する弾性支持装置39a,40aが追加されている。図1 ,2,3および4の図に対して同じ符号が使用されているが,図4a−dに示す プラスチックナットに関してはすべての符号に“a”が追加されている。 ナット部品36aおよびフランジ部品31aは波形支持装置39a,40aに より相互に結合され,波形支持装置39a,40aはいずれの場合もスナップ動 作フック34a,35aから離れる方向にフランジ部品31aから1つのレグと して突出しかつピーク40aを有する波形ラインを形成し,このピーク40aが ピーク40aの方向を向くナット部品36aの端部を圧着している。支持装置3 9a,40aの弾性によりナット部品36aはスナップ動作フック34a,35 aから離れる方向に変位可能であり,この結果,図4b(図1bも参照)に示す 距離Aをそれに応じて変化とくに増加させることができる。 支持装置39a,40aがある方法でたとえば接着結合でナット部品36aの 端部側に結合されている場合,フランジ部品31aとナット部品36aとの間に 固定結合が形成されるが,ナット部品36aおよびフランジ31aが支持装置3 9a,40aと共にプラスチック材料から1回の作業で射出成形された場合,こ の結合を一体部品の中に形成するように設計することもまた可能である。図4a −dに示すプラスチックナットのこれ以外の構成および作業モードに関しては, 図1a−dに関する対応説明が参照される。 図5a−dに示す例示実施態様はナット部品にスナップ動作フックが設けられ た場合のプラスチックナットである。 図5aおよびbはいずれもフランジ3と一体に結合されたフランジ部品2で完 全に組み立てられた状態のプラスチックナット1の側面図を示す。ナット部品4 がフランジ部品2に対して軸方向に変位可能なような精度でフランジ部品2はナ ット部品4をスリーブ状に包囲している。2つのスナップ動作フック5および6 はナット部品4から半径方向外方に突出し,前記フックのフランジ3の方向を向 く当接面7および8は,ナット部品4の方向を向く当接面9および10から距離 Aを維持している。この距離Aはプラスチックナット1が装着されていない状態 において与えられる。図5aにおいてプラスチックナット1の内部構成をわかり やすくするために,図5aにおいてフランジ部品2およびナット部品4の手前側 の一部が破断されてナット部品4内のねじ(図示されていない)の受入内孔を露 出させ,この受入内孔は貫通孔11と,貫通孔11より小さい直径を有するそれ に隣接するより狭い領域12とを形成し,この結果,受入内孔11/12内にね じ込まれたねじはまず貫通孔11の領域内で自由に案内され,ねじがさらにより 狭い領域12内にねじ込まれたときこの領域内にねじ山をタッピンするかまたは 領域12内にあらかじめ設けられたねじ山内にねじ込まれる(前記ねじ山は図5 aに図示されていない)。貫通孔11はフランジ3の方向にフランジ3内の丸い 貫通通路29に継続し,この結果,プラスチックナット1内に挿入されるねじを フランジ3内で案内しかつ貫通孔11内に挿入させることができる。図からわか るように,貫通通路29は貫通孔11より大きい直径を有し,この結果,フラン ジ側からツールにより図5cに見えるナット部品4の端面99/100に軸方向 圧力を加えることが可能であり,このときこの圧力はプラスチックナット1を要 素内の貫通孔内に圧入させる。 フランジ部品2およびナット部品4は2つの弾性ストリップ13および14に より相互に結合されている。弾性ストリップ13および14はフランジ3から離 れる方向にフランジ部品2から一方のレグとして突出しかつU形状を形成し,U 形状はその他方のレグをナット部品4のフランジから離れる方向の側に当接して 位置決めされ,前記他方のレグは前記ナット部品に固定結合されている。このケ ースはフランジ部品2およびナット部品4を含みかつ一体部品に射出成形された 単一プラスチック部品に関するものであり,この結果,2つの弾性ストリップ1 3および14は同様にプラスチックから構成されかつそれらの比較的薄い肉厚に より十分な弾性を有している。この弾性により,ナット部品4は軸方向にフラン ジから離れる方向に変位可能であり,この結果,それに対応して距離Aを増加さ せることができる。 フランジ部品2は半径方向に相互変位を可能にするある程度の遊びSを設けて ナット部品4を案内する(図5a,bおよびdを参照)。この遊びSは上記の3 つの図に示すように,フランジ部品2がナット部品4をスリーブ状に包囲する領 域内でフランジ部品2とナット部品4との間の距離により形成されている。この 構成はナット部品4がフランジ部品に対し半径方向に変位することを可能にし, ストリップ13,14はそれらの弾性によりそれに対応してたわむことができる 。これはフランジ部品2およびナット部品4の寸法公差を補償することを可能に し,さらにこれにより,ねじがオフセットされている場合,遊びSの範囲内でナ ット部品4をオフセットしているねじに適合させることができる(図8参照)。 図5cは線I−Iによる断面図を示し,これにより図5c内に当接面7および 8を見ることができる。また,フランジ部品2とナット部品4とを相互に結合す るストリップ13,14の曲げ部分15および16も見ることができる。スリッ ト17および18はスナップ動作フック5および6が弾性的に移動できるように し,これらのスリットはフランジ3の側面からナット部品4内に伸長している。 この結果,ナット部品内に領域Pのみが残り,この領域はスナップ動作フック5 および6が動けるようにする断面を有している。 図5dはフランジ3から離れる方向の側から見たプラスチックナットを示し, この場合,2つのスナップ動作フック5および6および弾性ストリップ13およ び14は手前側を向いている。この図はまた,より狭い領域12およびナット部 品4をスリーブ状に包囲するフランジ部品2を示している。 フランジ3から離れる方向の側にフランジ部品2に入口スロープ19が設けら れ,入口スロープ19はプラスチックナット1の要素内の貫通孔内への挿入を容 易にし,またこの挿入作業を自動的に行うことを可能にする。 図5aはまたフランジ3から離れる方向のフランジ部品2の領域内にストッパ 20,21を示し,ストッパ20,21はスリット17および18の間でフラン ジ部品2上に形成されかつスナップ動作フック5および6上の対応するストッパ 22,23と相互作用する。したがって,スナップ動作フック5および6を有す るナット部品4は,ストッパ20−22および21−23が相互に接触してナッ ト部品4のフランジ部品2に対する変位を制限する時点までフランジ3から離れ る方向に圧着させることができる。これはまた当接面7/9と8/10との間の 最大距離Aを規定し,すなわちプラスチックナット1は対応する厚さのパネル状 要素に装着するために使用することができる。 図5cは各ケースにおけるフランジ部品2内の1つの窓24(図6bも参照) を示し,窓24内をスナップ動作フック5または6が貫通している。軸方向に走 る窓24の縁はナット部品4のフランジ部品2に対する回転を制限するストッパ を形成し,これによりフランジ部品2はナット部品4が回転しないようにナット 部品4を案内する。 図6a−cはフランジ部品2のみの3面図を示し,ここに前記フランジ部品に まで通じている弾性ストリップ13および14のこれらのレグが詳細に示されて いる。 図6bもまたフランジ部品2内の窓24を示し,この窓24を貫通してナット 部品4のスナップ動作フック5および6が突出している。窓24の幅はスリット 17および18の外壁により決定されるので,窓24の幅は図5bからもわかる 。 図7a−cはナット部分4のみの3面図を示し,図7aにおいて一点鎖線は2 つのスナップ動作フック5および6の相互曲げ位置を示している。これは,スナ ップ動作フック5および6が要素内の貫通孔内に挿入されたときにスナップ動作 フック5および6がどのように動くかを示すことを目的としている。関連するプ ラスチックナットのナット部品がそのフランジ3により要素と接触したとき,ス ナップ動作フック5および6はばね作用によりそれらの通常位置に戻り,したが って要素の後側にラッチ係止する。 図8はパネル状要素25に結合された図5a−d,6a−cおよび7a−cに 示すプラスチックナット1を示し,要素25はフランジ3とスナップ動作フック 5および6との間に保持され,フランジ3およびスナップ動作フック5および6 は弾性ストリップ13および14内の固有の応力により相互に圧着される。フラ ンジ部品2が要素25内の貫通孔26内を貫通したこの位置において,構造要素 28(プレハブ組立体)を固定するためにねじ27がナット部品24内にねじ込 まれ,前記ねじはねじの頭により構造要素28をプラスチックナット1したがっ てパネル状要素25の方向に引き寄せ,これにより前記構造要素を要素25に固 定する。 パネル状要素25は,たとえば任意のタイプの継手,プレハブ組立体等をその 上に固定しなければならない車両内の任意のタイプのパネルであってよく,この ために荷重を支えかつ振動しない丈夫な結合が必要であり,この結合のために要 素の壁の強度だけでは通常十分な強度を与えることはできない。この場合,本発 明によるプラスチックナットは,上記のプレハブ組立体等の装着作業がプレハブ 組立体が装着される側での操作を必要とするだけであり,すなわち本発明による プラスチックナットの構成および装着方法は実際にプラスチックナットをパネル 状要素の構成部品とするので,たとえばナットを固定するために要素の後側で行 われるいかなる操作も必要としないという利点を有している。この場合,ナット 部品により自動的に提供されるプラスチックナットの長さは,プラスチックナッ ト内にねじ込まれるねじが複数のねじ山によりナット部品の全長にわたり固定さ れ,これによりねじがナット部品内に確実にアンカーされるという点において要 素およびプレハブ組立体にとって有利である。 図4に示すプラスチックナット30aが弾性支持装置39a,40aから離れ た方向の側から要素内の貫通孔内に挿入できることは有利であり,この場合,フ ランジセグメント32aおよび33aが先に挿入される。この場合,スナップ動 作フック34a,35aはそれらの入口スロープ43a,44aにより貫通孔の 縁と接触し,これによりスナップ動作フック34a,35aは相互に半径方向内 方に容易に曲げられる。これはスナップ動作フック34a,35aの側からフラ ンジ部品31a内に伸長するスリット45a,46aにより可能となる。スナッ プ動作フック34a,35aが弾性的に動ける範囲に関しては,図5aにおける 領域Bに関する上記の説明を参照することができる。 要素25の反対側で当接部37aおよび38aに当接してそれに支持されてい る前記要素25の後側でスナップ動作フック34a,35aがばね作用により外 方に突出してそれ自身が位置決めされる時点までプラスチックナット30aが貫 通孔26(図8)内に挿入されることにより,プラスチックナット30aは上記 のように図8に示すパネル状要素等(符号25)上に装着される。図4bに示す 距離Aより厚い要素の場合,ナット部品36aはスナップ動作フック34a,3 5aから離れる方向に押し込まれ,この場合,支持装置39a,40aが応力を 受けてたわみ,この結果,支持装置39a,40aはスナップ動作フック34a ,35aを要素25の片側から要素25上に圧着させかつ当接部37a,38a を反対側から要素25に圧着させ,これによりプラスチックナット30aは要素 25を挟み付けるように要素25上に装着され,したがってプラスチックナット 30aは振動することがない。このとき,図8に関して上で説明したように,他 の構造要素をプラスチックナット上にしたがって前記要素上にねじにより固定す ることができる。 上記のように,図5ないし7に示すプラスチックナット1はナット部品4にの みスナップ動作フック5,6が設けられたものであり,これによりプラスチック ナット1は弾性ストリップ13および14が先になる方向で要素25内の貫通孔 26内に挿入されるが,一方図1ないし3に示すプラスチックナット30はフラ ンジセグメント32,33上にスナップ動作フック34,35を有し,これによ りこのプラスチックナット30はこれらのスナップ動作フック34,35が先に なる方向に要素内に装着することができる。ここで,図9を用いて,要素のいず れの側からも要素内にプラスチックナットを押し込み可能なように構成された他 の例示実施態様を説明する。 図9に示すプラスチックナット47は,ナット部品に関するかぎり図5および 7に示すナット部品4と本質的に同じ構造を有している。ナット部品は2つのス ナップ動作フック5および6(図5と同じ符号)を有している。図7aに示すよ うに,2つのスナップ動作フック5および6は相互に圧着され,これにより弾性 ストリップ48,49を先にしてナット部品4を関連する要素内に押し込むこと ができる。他方で,反対方向にすなわちスナップ動作フック34/35を先にし てプラスチックナット47を要素内の貫通孔内に押し込むこともまた可能であり ,これらのフックは同じ符号を有する図1に示すスナップ動作フックに対応して いる。したがって,スナップ動作フック5および6およびスナップ動作フック3 4および35のこの配置により,プラスチックナット47は広く使用することが できる。 図10aおよびbは図4および5に示す例示実施態様とはやや異なる方法でフ ランジ部品51およびナット部品52が相互に保持される場合のプラスチックナ ット50を示している。プラスチックナット50の基本構成は図1a−dの基本 構成に対応し,したがって,フランジ部品51およびナット部品52の相互作用 に関するかぎり,これらの図に関する説明を参照することができる。図10aお よびbに示すように,弾性ストリップ53,54は一種のフックを形成し,この フックはフランジ部品51の底端部から突出しかつ半径方向内方に曲げられてい る。それぞれの曲げセクション55,56は各ケースにおいてアーム59,60 内に形成された穴57,58内に突出している。アーム59,60はナット部品 52から離れる方向に突出し,アーム59,60の穴57,58により弾性スト リップ53,54の曲げセクション55,56のための受入手段を形成している 。したがって,図4および5に示すストリップ13,14および39a,40a を関連するナット部品4または36と結合するための図4および5の例示実施態 様に示されている直接単体結合は,10aおよびbに示す例示実施態様において はアングル形状セクション55,56および付属の穴57,58により置き換え られている。したがって,プラスチックナット50は別々に射出成形することが 可能な2つの部品からなり,ナット部品52がフランジ部品51内に挿入され, フランジ部品51がナット部品52をスリーブ状に包囲し,アングル形状セクシ ョ ン55,56はまずアングル形状セクションが穴57,58に対面する位置にく る時点までは外方に曲げられ,この位置にきたときにアングル形状セクション5 7,58は上記の穴内にスナップ係合することにより前記2つの部品は相互に接 続され,このときこのスナップ係合はストリップ53,54の弾性により容易に 可能である。このとき,ストリップ53,54はそれらのアングル形状セクショ ン55,56と共に,プラスチックナット50を装着するために必要なナット部 品52のフランジ部品51に対する変位のために必要な隙間を提供し,これによ りとくに図4および9に関して上で説明したのと同様にプラスチックナット50 を要素上に装着することができる。 図10aは貫通孔61およびより狭い領域62からなるナット部品52内の受 入内孔内に段64を示し,この段は貫通孔61からより狭い領域62への移行部 の領域内に形成されたねじ山状スロープ63により形成され,これにより,ねじ 込まれるねじの最初の回転がより狭い領域62内にきわめて食い込みやすくなる 。貫通孔のこのような構成が上記のいずれの例示実施態様に設けられてもよいこ とは当然である。 図10bは10aから90°だけ回転されたプラスチックナット50の側面図 を示し,このプラスチックナットの他の特徴すなわちフランジ部品51上で半径 方向外方に突出する突起65,66を示している。突起65,66に入口スロー プ67,68が設けられ,入口スロープ67,68は,その一部が図11に示さ れている要素内の貫通孔内にプラスチックナット50を挿入しやすくしている。 図11は要素69の部分平面図を示し,要素69は2つの切欠部71,72を 有する丸い貫通孔70を示し,切欠部71,72内に図10aおよびbに示した 突起65,66がはめ合いを形成する。突起65/66の切欠部71および72 との相互作用はフランジ部品51が要素69に対して回転するのを防止する手段 を形成する。貫通孔70の直径は,スリーブ状フランジ部品51が抵抗なく関連 する貫通孔70内に挿入可能なように選択される。 図12に示すように,フランジ3の関連要素の方向を向く側にバーを設けるこ とにより正確に,図5a−dに示すプラスチックナット1の場合にそれに対応し てフランジ部品の要素に対する回転を防止する手段を構成することができる。こ の図に示すプラスチックナットは完全に図5a−dに示すプラスチックナットに 対応している。図12に示すフランジ3上にさらにバー73,74が設けられて いることのみが図5dと異なり,ここでこれらのバーは要素内の対応する4辺貫 通孔内に正しく挿入されなければならず,これによりこの貫通孔内でフランジ3 したがってプラスチックナットが関連する要素に対して回転するのを防止してい る。 図12に示すプラスチックナットを矩形貫通孔内に挿入しやすくするために, バー73,74の各々に入口スロープ75,76が設けられている。 図13は図10a,bに示すプラスチックナット50の変更態様を示し,この 変更態様はフランジ部品51およびナット部品52が相互に保持される方法にお いてのみプラスチックナット50と異なっている。図13に示すプラスチックナ ット77は原理的にプラスチックナット50と同じ弾性ストリップを有している 。しかしながら,これらのアングル形状セクション55および56はアーム78 ,79に対するストッパを形成するにすぎず,アーム78,79はプラスチック ナット77の場合短くされ,したがってこれらのストッパはナット部品52のフ ランジ部品51内への挿入を制限している。ナット部品52の後方方向への移動 を防止するために,フランジ部品51上に特殊なラッチ係止ノーズ80,81が 設けられ,これらのラッチ係止ノーズはそれらの入口スロープによりナット部品 52をフランジ部品51内へ挿入することを可能にしまたはそれを容易にしてい る。ナット部品52がフランジ部品51内に完全に挿入されたとき,ラッチ係止 ノーズ80,81はナット部品52の後側にラッチ係止し,これによりナット部 品52はナット部品52の運動の自由度に関して前方および後方の両方向に制限 される。アングル形状セクション55,56の柔軟性により,ナット部品52の フランジ部品51に対する運動の必要な自由度は維持されている。 本発明によるプラスチックナットにシールを設けてもよいことは有利である。 これを図14により説明するが,図14は原理的に図5に示すプラスチックナッ ト1に対応するプラスチックナット82を示している。このために,とくに図1 4に示すこの構成において重要なプラスチックナットの構成部分のみが示されて いる。図からわかるように,プラスチックナット82は(図5aに示されている ような)ナット部品4の2つのスナップ動作フック5および6を有しているが, フランジ部品83は図5に示すフランジ部品に対して修正されている。その理由 は,フランジ84の縁の周りに周辺シールリップ85が設けられたフランジ84 で終端しているからである。シールリップ85はその中をプラスチックナットが 貫通する要素に対しそれ自身を当接させて位置決めされ,これによりフランジ8 4と要素との間にシールを形成している。図5に示す実施態様と図14に示す実 施態様との間の相違は,本質的に,図5に示すフランジ3がシールリップ85を 有するフランジ84により置き換えられていることのみである。これはシールリ ップ85を有する付属シール部分であってもよい。しかしながら,フランジ84 それ自身をシールリップ85を有するシール部品として設計することもまた可能 である。図12からわかるようなバー73/74の形の回り止め手段が図14に 示されていることもまた指摘しておく。 図15は他の実施態様のプラスチックナット86を示し,このプラスチックナ ット86は原理的に図5におけるプラスチックナットに対応している。プラスチ ックナット86は弾性ストリップ89/90により相互に結合されたフランジ部 品87およびナット部品88を有している。フランジ部品87は,この場合図5 に示す例示実施態様とは異なりフランジ51にその要素92の方向に向く側にラ ッチ係止ノーズ93,94が設けられているフランジ91と一体に結合されてい る。プラスチックナット86は図1に示す例示実施態様の場合と同様に要素92 上に装着されるが,この場合スナップ動作フック95,96はそれに応じてたわ むが最終的に要素92の後側でラッチ係止する。さらに,ラッチ係止ノーズ93 ,94がこの過程において要素92の後側にラッチ係止する。プラスチックナッ ト86を要素92上に固定するこの追加手段の目的は,スナップ動作フック95 ,96によりストリップ89,90の動作と組み合わせて要素92のある厚さ範 囲,たとえば1−5mmの範囲が満たされることである。これは,プラスチック ナット86が僅か0.5mmの厚さの要素92上に装着された場合にプラスチッ クナット86はおそらく緩く装着されることを意味し,これはたいていの適用ケ ースにおいて好ましくない。それにもかかわらずプラスチックナット86がこの ように薄い金属パネル上に装着された場合でも振動しないように構成するために ラッ チ係止ノーズ93および94が設けられ,これらのラッチ係止ノーズ93および 94は,とくに薄い要素92の縁の後側でそれ自身を弾性により位置決めし,し たがってフランジ部品87が振動しないようにフランジ部品87を要素92上に 保持するように構成されている。 図15に示すプラスチックナット86はより狭い領域97内に形成されたねじ 山98をも含み,対応するねじ山を設けたねじを受け入れるために形成されてい る。このタイプのねじ山を上記のすべてのプラスチックナットに設けてもよいこ とは当然である。 図1ないし3に示す例示実施態様の場合,ナット部品36は軸方向に移動可能 なようにフランジ部品31内に緩く保持されている。スナップ動作フック34/ 35から離れる方向に,ナット部品36は図5に示すストッパ(符号20/22 ,21/23)に類似のストッパにより停止されるが,フランジ34/35の方 向にはスライドすることが可能である。これを防止するために,図1ないし3に 示す例示実施態様において,図13に符号80および81で示すような追加の内 部ラッチ係止ノーズを設けることもまた可能である。 図16a−dに示す例示実施態様は,ねじがねじ込まれたときにスナップ動作 フック105および106がラッチ係止するプラスチックナット101である( ドイツ特許出願第19639396号の図8内のねじ27参照)。プラスチック ナット101はドイツ特許出願第19639396号の図5a−dに示すプラス チックナットにほぼ対応し,この場合,このドイツ特許出願のプラスチックナッ ト1のスナップ動作フック5および6はそれらの弛緩位置において半径方向外方 に広がった状態が示され,かつ要素の後側に位置決めされている(図示されてい ない)。これとは逆に,図16a−dに示すプラスチックナット101のスナッ プ動作フック105および106は弛緩状態において,とくに図16aからよく わかるように相互に向かい合う方向に傾斜された位置をとっている。プラスチッ クナット101の他の構成部品およびそれらの機能に関しては,前記図5a−d に関する説明が参照される。理解しやすくするために,図5a−dの符号に番号 “100”が加えられている。 図16aに示すその弛緩状態において,ドイツ特許出願第19639396号 の図11に示すようにプラスチックナット101を丸い貫通孔内に挿入すること ができる(貫通孔はさらにプラスチックナット101と組み合わせて使用される 切欠部71および72を有しているが,これらの切欠部71および72は省略し てもよい)。プラスチックナット101が貫通孔(ドイツ特許出願第19639 396号の図8におけるパネル状要素25内の貫通孔26)内に挿入されたとき ,ねじ(図8におけるねじ27)をナット部品104の貫通孔111およびより 狭い領域112内にねじ込むことができ,この場合,2つのスナップ動作フック 105および106が外方に圧着されかつそれらの当接面107および108を 要素に対してそれ自身を位置決めししたがってラッチ係止する。 プラスチックナット,パネル状要素およびねじの組み立てられたこの配置が前 記図8に示され,したがって,図16a−dに示すプラスチックナット101の 作動モードに関しては図8およびそれに付属の説明を参照することができる。い ずれの場合においても,ねじをプラスチックナット101内に十分にねじ込む動 作により,プラスチックナット101はそのスナップ動作フック105および1 06と共に図8に示す対応部品に対応する位置をとることになる。 プラスチックナット101のこの構成は,とくに要素内の貫通孔の縁が弱い材 料で構成されているときに,プラスチックナットが要素内の貫通孔内にほとんど 接触することなく挿入されることを可能にする。これは,たとえばプラスチック ナット101が対応するサイズにおいてたとえばインテリアパネルに対して通常 みられるような軽量構造要素内に挿入されるときがその例である。 図17a−d,18a−cおよび19a−cに示す例示実施態様はスナップ動 作フックのフランジ部品に対する回転弾性結合によりパネル状要素上に保持され るプラスチックナット201である。 プラスチックナット201の構成は同様にドイツ特許出願第19639396 .5号の図5a−dに示すプラスチックナットとほぼ一致するので,本発明の説 明においてはそれに含まれている説明の付属部分を参照することができる。理解 を容易にするために,図5a−d,6a−cおよび7a−cの符号に番号“20 0”が加えられている。前記図5a−dに示すプラスチックナット1と異なり, スナップ動作フック205および206はそのフランジ部品202を備えたナッ ト 部品204と一体に剛に結合され,すなわち上記の図5a−dに示すスナップ動 作フック5および6とは異なりスナップ動作フック205および206は相互に 圧着させることができない。これが図19a−cに示すナット部品204の構成 からよくわかり,この構成はドイツ特許出願第19639396.5号の図7a −cにほぼ準拠しているので,これらの図を取り扱う上記ドイツ特許出願に記載 のこの部分を参照することができる。スリット17および18がそれらの領域に おいてスナップ動作フック5および6をナット部品4から分離させる図7a−c に示す構成とは異なり,とくに図19cに示すように,図19a−cに示す構成 内にはこのようなスリットがなく,これによりナット部品204およびその上に 装着されたスナップ動作フック205および206の組み合わせは本来剛なコン パクト要素を形成している。 プラスチックナット201の構成においては,すなわち弾性ストリップ213 および214がナット部品204とフランジ部品202との間でしたがってスナ ップ動作フック205および206に対して回転弾性結合を形成するために,2 つのストリップ213および214(ナット部品204をフランジ部品202に 結合するための支持装置)の弾性が利用されている。 回転弾性状態を保持しながらフランジ部品202およびスナップ動作フック2 05および206を使用可能にするために,図18a−cに示すプラスチックナ ットのフランジ部品202上でフランジ部品202内を貫通するスナップ動作フ ック205および206の領域内に円形伸長凹部240が設けられ,円形伸長凹 部240は窓224(対応する窓24がとくにドイツ特許出願第1963939 6.5号の図5cおよび6bに示されている)と一体である。凹部240の領域 内の窓224の円形広がりは,ストリップ213および214の弾性を使用しな がら,ナット部品204がそれから剛に突出しているスナップ動作フック205 および206と共に,図17cにおいて実線で示した位置から破線で示した位置 へ正確にフランジ部品202に対して回転することを可能にしている。これは約 45°の回転を形成する。 フランジ203を有するフランジ部品202を示す図18a−c内にもまた凹 部240示されている。図18a−cに示す図はドイツ特許出願第196393 96号の図6a−cに示す図に準拠しているので,その図および付属の説明を参 照することができる。 図17a−dに示すプラスチックナットを図20に示すパネル状要素369内 に挿入可能にするために,パネル状要素369は切欠部371,372を備えた 正方形貫通孔370を有している。貫通孔370の正方形構成およびフランジ部 品202上に設けられた2つのバー273および274により回り止め手段が形 成されている。 プラスチックナット201が要素369内に挿入される場合,スナップ動作フ ツク205および206が切欠部371,372の領域内を通過するようにナッ ト部品204が回転され,これによりプラスチックナット201はスナップ動作 フック205および206と共に全体が要素269内に圧入され,その後スナッ プ動作フック205および206が要素369(ドイツ特許出願第196393 96.5号の図8を参照)の後側に到達し,したがってストリップ213,21 4の回転弾性により図17cに示すそれらの正常位置に回転して戻ることになる 。この正常位置において,スナップ動作フック205および206は要素369 の後側に位置決めされ,したがって要素369は一方でフランジ203によりお よび他方でスナップ動作フック205,206により保持される。 図20は要素369内に挿入されかつラッチ係止位置に位置決めされたプラス チックナット201の略図を示し,この場合,スナップ動作フック205および 206は要素369の後側に位置決めされる。図20において正方形として示し た貫通孔370の代わりに丸穴を使用することもまた可能であるが,このときこ の丸穴に,プラスチックナット状の対応する回り止め手段がはめ合いをなす切欠 部が設けられなければならないことを指摘しておく。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ナットが保持部品を含み,保持部品の一方は装着側から要素(25,69 ,92)に圧着可能なフランジ(3,84,91)として設計され,保持部品の 他方は反対側から圧着可能でかつ要素(25,69,92)の後側からラッチ係 止することを目的とするスナップ動作フック(5,6;34,35)として設計 され,保持部品にねじ(27)のための受入内孔(11,12;41,42;6 1,62)を有するナット部品(4,36,52,88)が設けられ,フランジ (3,84,91)はナット部品(4,36,52,88)を内包するフランジ 部品(2,31,51,83,87)の構成部分であり,およびナット部品(4 ,36,52,88)はフランジ(3,84,91)の方向に圧着可能であるパ ネル状要素(25,69,92)内の貫通孔(26)内に挿入するためのプラス チックナット(1,30,47,50,77,82,86)において, フランジ部品に対し軸方向に移動可能なナット部品(4,36,52,88) がばね領域を形成する弾性支持装置(13,14;39,40;48,49;5 3,54;89,90)によりフランジ部品(2,31,51,83,87)の 方向に圧着され,したがって,プラスチックナット(1,30,47,50,7 7,82,86)が挿入されたときばね領域がナット部品(4,36,52,8 8)およびフランジ部品(2,31,51,83,87)を要素(25,69, 92)に当接させ,この過程において要素(25,69,92)の異なる厚さが 補償されることを特徴とするパネル状要素内の貫通孔内に挿入するためのプラス チックナット。 2.フランジ部品(2,31,51,83,87)は,ナット部品(4,36 ,52,88)が回転しないようにナット部品(4,36,52,88)を案内 することを特徴とする請求項1に記載のプラスチックナット。 3.フランジ(3)がプレートとして設計され,およびナット部品(4)にス ナップ動作フック(5,6)が設けられていることを特徴とする請求項1または 2に記載のプラスチックナット(図5a−d)。 4.フランジが各々にスナップ動作フック(34,35)が設けられているセ グメント(32,33)に分割されていることを特徴とする請求項1または2に 記載のプラスチックナット(図1a−d)。 5.ナット部品(4)にもスナップ動作フック(5,6)が設けられているこ とを特徴とする請求項4に記載のプラスチックナット(図9)。 6.フランジ部品(2,31,51,83,87)がナット部品(4,36, 52,88)をスリーブ状に包囲することを特徴とする請求項1ないし5のいず れかに記載のプラスチックナット。 7.フランジ部品(2)およびナット部品(4)に軸方向運動範囲を制限する ためのストッパ(20,21;22,23)が設けられていることを特徴とする 請求項1ないし6のいずれかに記載のプラスチックナット(図5)。 8.ナット部品(4)およびフランジ部品(2)が,弾性支持装置(13,1 4,48,49,89,90)を形成するプラスチックストリップを介して相互 に一体に結合されていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の プラスチックナット。 9.ナット部品(52)およびフランジ部品(51)がラッチ係止手段(55 ,56;78,79;80,81)により相互に保持され,ラッチ係止手段(5 5,56;78,79;80,81)はナット部品(52)がフランジ部品(5 1)内に圧入されたときに効果を示すことを特徴とする請求項1ないし7のいず れかに記載のプラスチックナット(図13)。 10.ラッチ係止手段(55,56,57,58,59,60)が弾性支持装 置(53,54)を含むことを特徴とする請求項9に記載のプラスチックナット (図10a,b;図13)。 11.フランジのナット部品の方向を向く側に,フランジに,貫通孔内にはめ 合いをなす回り止め手段(65,66;73,74)が設けられていることを特 徴とする請求項1ないし10のいずれかに記載のプラスチックナット(図10a ,b;図12)。 12.フランジ(84)にシール領域(85)が設けられていることを特徴と する請求項1ないし11のいずれかに記載のプラスチックナット(図14)。 13.ナット部品(4)内の受入内孔がフランジ(3)の方向を向く側に貫通 通過領域(41)を形成し,かつ前記貫通通過領域に隣接するより狭い領域(1 2)を有することを特徴とする請求項1ないし12のいずれかに記載のプラスチ ックナット(図5a−d)。 14.より狭い領域(12,42)がタッピンねじをねじ込み可能な直径を有 することを特徴とする請求項13に記載のプラスチックナット。 15.より狭い領域(97)がねじ山(98)を有することを特徴とする請求 項13に記載のプラスチックナット(図15)。 16.受入内孔がそのより狭い領域(62)への移行部にねじ山状スロープ( 63)により1つまたは複数の段(64)を形成することを特徴とする請求項1 4または15に記載のプラスチックナット(図10a)。 17.フランジ(91)の要素(92)の方向を向く側に,フランジ(91) に,要素(92)のフランジ(91)から離れる方向の側の後側にラッチ係止可 能なラッチ係止ノーズ(93,94)が設けられていることを特徴とする請求項 1ないし16のいずれかに記載のプラスチックナット(図15)。 18.フランジ部品(2,31,51,83,87)が,半径方向に相互変位 を可能にするある程度の遊びを設けてナット部品(4,36,52,88)を案 内することを特徴とする請求項1ないし17のいずれかに記載のプラスチックナ ット。 19.スナップ動作フック(105/106)がナット部品(104)に弾性 結合され,これにより,挿入されたときにスナップ動作フック(105/106 )が本質的に貫通孔(26)を自由に通過し,ラッチ係止させるためにねじ(2 7)のねじ込み動作によりスナップ動作フック(105/106)を外方に圧着 可能であることを特徴とする請求項1ないし18のいずれかに記載のプラスチッ クナット。 20.スナップ動作フック(205,206)がナット部品(204)と一体 に剛に結合され,ナット部品(204)が弾性支持装置(213,214)を介 してフランジ部品(202)と結合され,弾性支持装置(213,214)がナ ット部品(204)をフランジ部品の方向に圧着しかつナット部品(204)を スナップ動作フック(205,206)と共にフランジ部品(202)に対し回 転弾性を有するように保持することを特徴とする請求項1ないし18のいずれか に記載のプラスチックナット。
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