JP5350709B2 - 移動体のロック機構 - Google Patents

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Description

この発明は、移動体のロック機構に関し、カム溝とこれをトレースするピンとのいずれか一方が設けられた回転プレートの軸中心を軸方向に付勢することで、熱クリープによるフリクション低下によるロック装置の誤動作を未然に防止することができるようにしたものである。
従来、ボルトを回転中心とするスイングピンの外周に、二つの羽根状の摺動部を設け、当該摺動部による摺動抵抗により、ボルトを回転中心として、或る程度の回動抵抗を持って回転するようにしたものが知られている(例えば特許文献1の4頁7欄(左欄)18〜35行、第6図参照)。
また、ピン部を有するトレーサーの長さの途中に、板バネをはめ込む窪部を設け、板バネのバネ力を利用してピン部をカム溝の底に向かって押し付けていたものが知られている(例えば特許文献2の5頁9欄(左欄)4〜22行、第23図参照)。
実公平6-17637号公報(4頁7欄(左欄)18〜35行、第6図) 特公平7-68812号公報(5頁9欄(左欄)4〜22行、第23図)
しかし、上記した特許文献1のものは、熱クリープによるフリクション低下による、ロック機構の誤動作が発生するおそれがあるという問題点があった。
また、特許文献2のものは、板バネのバネ力を利用してピン部をカム溝の底に向かって単に押し付けているものであり、トレーサーの軸部の回転抵抗が増加しても僅かなものに過ぎないという問題点があった。
そこで、各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、次の点にある。
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、次の点を目的とする。
すなわち、請求項1に記載の発明は、カム溝とこれをトレースするピンとのいずれか一方が設けられた回転プレートの軸中心を軸方向に付勢することで、熱クリープによるフリクション低下によるロック装置の誤動作を未然に防止することができるようにしたものである。
例えば、熱クリープの影響により、回転プレートのフリクションが低下することがあった。
このとき、熱により、カム溝に付着した摺動剤の粘性が上がり、ピンがカム溝に貼り付き、これが原因でピンがカム溝を逆走し、ロック状態を解除できなくなることがあった。
これに対し、請求項1に記載の発明によれば、回転プレートの軸中心を軸方向に付勢することで、当該回転プレートに回転抵抗を付与し、ピンがカム溝を不用意に逆走するのを防止することができる。
また、請求項1に記載の発明によれば、回転プレートの軸中心を軸方向に付勢しているので、回転プレートのフリクションが過大になることがなく、適切なフリクションを付与することができる。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、上記した請求項1に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項2に記載の発明は、回転軸と軸穴との間に、軸方向に互いに摺接する段差部をそれぞれ形成し、両段差部を付勢手段を介して摺接させることができるようにしたものである。
(請求項3)
請求項3に記載の発明は、上記した請求項2に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項3に記載の発明は、板バネの中央部の突起部により、回転軸の軸中心を正確に付勢することができるようにしたものである。
(請求項4)
請求項4に記載の発明は、上記した請求項2又は請求項3に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項4に記載の発明は、段差部として、回転軸の凸部と、軸穴の環状凹部とを設け、回転軸の凸部と、軸穴の環状凹部とを付勢手段を介して摺接させることができるようにしたものである。
各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した各目的を達成するためになされたものであり、各発明の特徴点を図面に示した発明の実施の形態を用いて、以下に説明する。
なお、カッコ内の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
また、図面番号も、発明の実施の形態において用いた図番を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、次の点を特徴とする。
第1に、ロック機構(例えばカップホルダー10)には、例えば図2〜4に示すように、次の構成を備える。
なお、ロック機構は、カップホルダー(10)を例示したが、これに限定されない。
(1)ベース(例えばハウジング20)
なお、ベースとして、ハウジング(20)を例示したが、これに限定されない。
(2)移動体(例えばホルダー本体30)
移動体(例えばホルダー本体30)は、ベース(例えばハウジング20)に移動可能に支持されたものである。
なお、移動方向は、スライドのほか、回転でも良い。また、移動体として、ホルダー本体(30)を例示したが、これに限定されない。
(3)バネ(例えばコンストンバネ40)
バネ(例えばコンストンバネ40)は、移動体(例えばホルダー本体30)を一方向に付勢するものである。
なお、バネとして、コンストンバネ(40)を例示したが、これに限定されず、スプリングやゼンマイ等でも良い。
(4)ロック装置(50)
ロック装置(50)は、バネ(例えばコンストンバネ40)の付勢力に抗して、移動体(例えばホルダー本体30)を所定位置(例えば収納位置、図4参照)にロックするとともに、所定位置から移動体(例えばホルダー本体30)が押し込まれ際に、ロック状態を解除可能なものである。
第2に、ロック装置(50)は、例えば図1及び図18〜22に示すように、次の構成を備える。
(5)カム溝(80)
カム溝(80)は、ハート形である。
(6)ピン(例えばピン部92)
ピン(例えばピン部92)は、カム溝(80)内に挿入され、移動体(例えばホルダー本体30)のスライドによりカム溝(80)を一巡するものである。
なお、ピンとして、ピン部(92)を例示したが、これに限定されない。
(7)回転プレート(90)
回転プレート(90)は、カム溝(80)とピン(例えばピン部92)とのいずれか一方(例えばピン(例えばピン部92))が設けられ、ベース(例えばハウジング20)と移動体(例えばホルダー本体30)とのいずれか一方(例えばベース(例えばハウジング20))に回転可能に支持されるものである。
なお、回転プレート(90)に、ピン(例えばピン部92)を設けたが、これに限定されず、図示しないが、カム溝(80)を設けても良い。また、回転プレート(90)を、ベース(例えばハウジング20))に回転可能に支持したが、これに限定されず、図示しないが、移動体(例えばホルダー本体30)に支持しても良く、このときはカム溝(80)をベース(例えばハウジング20))に設けることとなる。
第3に、回転プレート(90)と、ベース(例えばハウジング20)と移動体(例えばホルダー本体30)とのいずれか一方(例えばベース(例えばハウジング20))との間には、例えば図1に示すように、次の構成を備える。
(8)付勢手段(例えば板バネ110)
付勢手段(例えば板バネ110)は、回転プレート(90)の軸中心を軸方向に付勢することで、当該回転プレート(90)に回転抵抗を付与するためのものである。
なお、付勢手段として、板バネ(110)を例示したが、これに限定されず、スプリング等でも良い。
第4に、回転プレート(90)と、ベース(例えばハウジング20)と移動体(例えばホルダー本体30)とのいずれか一方(例えばベース(例えばハウジング20))との間には、例えば図1に示すように、回転軸(例えば軸部91)と、回転軸(例えば軸部91)が回転可能にはまり込む軸穴(100)とのいずれか一方をそれぞれに形成している。
なお、回転軸として、軸部(91)を例示したが、これに限定されない。また、回転プレート(90)に、回転軸(例えば軸部91)を設け、ベース(例えばハウジング20)に軸穴(100)を設けたが、これに限定されず、図示しないが、回転プレート(90)に軸穴を設け、ベース(例えばハウジング20)に回転軸を設けても良い。
第5に、付勢手段(例えば板バネ110)には、例えば図1及び図9に示すように、回転軸(例えば軸部91)の軸中心に当接する突起部(112)を設けている。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、上記した請求項1に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
第1に、回転軸(例えば軸部91)と軸穴(100)との間には、例えば図7及び図9に示すように、軸方向に互いに摺接する少なくとも一対の段差部(例えば凸部94と環状凹部102)をそれぞれに形成している。
なお、一対の段差部として、凸部(94)と環状凹部(102)と例示したが、これらに限定されない。
第2に、付勢手段(例えば板バネ110)は、例えば図7に示すように、一対の段差部(例えば凸部94と環状凹部102)を互いに接近する方向に付勢している。
(請求項3)
請求項3に記載の発明は、上記した請求項2に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
第1に、付勢手段(例えば板バネ110)は、例えば図1及び図9に示すように、略コ字形に折れ曲がった板バネ(例えばコンストンバネ40)より構成している。
第2に、コ字形に折れ曲がった中央部には、例えば図1及び図9に示すように、回転軸(例えば軸部91)の軸中心に当接する突起部(112)を設けている。
(請求項4)
請求項4に記載の発明は、上記した請求項2又は請求項3に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
第1に、回転軸(例えば軸部91)には、例えば図1及び図9に示すように、段差部(例えば凸部94と環状凹部102)として、外周から半径方向に外向きに突出した少なくとも一対の凸部(94)を設けている。
第2に、軸穴(100)には、例えば図9に示すように、段差部(例えば凸部94と環状凹部102)として、凸部(94)がはまり込む環状凹部(102)を設けている。
本発明は、以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
(請求項1)
請求項1に記載の発明によれば、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項1に記載の発明によれば、カム溝とこれをトレースするピンとのいずれか一方が設けられた回転プレートの軸中心を軸方向に付勢することで、熱クリープによるフリクション低下によるロック装置の誤動作を未然に防止することができる。
また、請求項1に記載の発明によれば、回転プレートの軸中心を軸方向に付勢しているので、回転プレートのフリクションが過大になることがなく、適切なフリクションを付与することができる。
(請求項2)
請求項2に記載の発明によれば、上記した請求項1に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項2に記載の発明によれば、回転軸と軸穴との間に、軸方向に互いに摺接する段差部をそれぞれ形成し、両段差部を付勢手段を介して摺接させることができる。
(請求項3)
請求項3に記載の発明によれば、上記した請求項2に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項3に記載の発明によれば、板バネの中央部の突起部により、回転軸の軸中心を正確に付勢することができる。
(請求項4)
請求項4に記載の発明によれば、上記した請求項2又は請求項3に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項4に記載の発明によれば、段差部として、回転軸の凸部と、軸穴の環状凹部とを設け、回転軸の凸部と、軸穴の環状凹部とを付勢手段を介して摺接させることができる。
(図面の説明)
図1〜22は、本発明の実施の形態の一例をそれぞれ示すものである。
図1は、ロック装置の分解斜視図、図2はホルダー本体が突出した状態のカップホルダーの側面図、図3はホルダー本体が突出した状態のカップホルダーの平面図、図4はホルダー本体が収納した状態のカップホルダーの側面図、図5はロック装置の平面図、図6は図5のVI−VI線に沿う断面図、図7は図5のVII−VII線に沿う断面図、図8はロック装置の斜視図、図9はロック装置の分解断面図、図10〜13は板バネを説明するための各種図面、図14〜17は回転プレートを説明するための各種図面、図18はカム溝の斜視図、図19は回転プレートの回転状態を説明するための説明図、図20〜22はカム溝とピン部との関係を説明するための説明図をそれぞれ示すものである。
図23〜25は、比較例を説明するための説明図をそれぞれ示すものである。
(カップホルダー10)
図2〜4中、10は、ロック機構を使用した装置の一例としてのカップホルダーを示すものであり、カップホルダー10は、例えば自動車の車室内に配置される。
なお、ロック機構を使用した装置は、カップホルダー10に限定されない。また、カップホルダー10の取付位置として、自動車の車室内を例示したが、これに限定されない。
カップホルダー10は、図2〜4に示すように、大別すると、次のパーツを備える。
なお、次の(1)〜(5)については後述する。
(1)ハウジング20(ベース)
(2)ホルダー本体30(移動体)
(3)コンストンバネ40(バネ)
(4)ロック装置50
(5)ダンパー60
なお、カップホルダー10のパーツは、上記した(1)〜(5)に限定されない。
(ハウジング20(ベース))
ハウジング20は、図2〜4に示すように、ベースの一例であり、前面が開口したものである。
ハウジング20は、図示しないが、車室内のコンソール等に埋設状に固定される。
なお、ベースとして、ハウジング20を例示したが、これに限定されない。
具体的には、ハウジング20は、前面が開口した角筒形に形成され、中空内部に後述するホルダー本体30よりを収納可能な大きさを有する。
ハウジング20の上壁の下面には、図3に示すように、後述するダンパー60の歯車とかみ合うラック21を、ホルダー本体30のスライド方向に沿って設けている。
(ホルダー本体30(移動体))
ホルダー本体30は、移動体の一例であり、図2〜4に示すように、ベース(例えばハウジング20)に移動可能、例えばスライド可能に支持され、開口前面から出入りするものである。
なお、移動方向として、スライドを例示したが、これに限定されず、回転でも良い。また、移動体として、ホルダー本体30を例示したが、これに限定されない。
具体的には、ホルダー本体30は、図2及び図3に示すように、トレー状に形成され、上面には折り畳み式の保持アーム70を備えている。
(保持アーム70)
保持アーム70は、図2及び図3に示すように、ホルダー本体30がハウジング20の開口前面から突出した使用状態において、起立し、カップ(図示せず)を保持するものである。
保持アーム70は、ホルダー本体30の上面に折り畳み可能に取り付けられ、図4に示すように、ホルダー本体30をハウジング20内に収納した状態では、折り畳まれてハウジング20内に収納される。そして、ホルダー本体30がハウジング20の開口前面から突出した使用状態では、図2及び図3に示すように、スプリング等(図示せず)の付勢力により起立する。
具体的には、保持アーム70には、図2及び図3に示すように、次の各部を有する。
なお、保持アーム70の各部は、次の(1)及び(2)に限定されない。
(1)カップ穴71
カップ穴71は、カップ(図示せず)を挿入するためのものである。カップ穴71に挿入したカップ(図示せず)は、その底がホルダー本体30の上面に載置される。
(2)カップ押さえ72
カップ押さえ72は、カップ穴71に挿入したカップ(図示せず)に、スプリング等(図示せず)の付勢力により弾性的に当接するものである。カップ押さえ72により、カップ穴71中でのカップ(図示せず)のガタ付きを防止している。
(コンストンバネ40(バネ))
コンストンバネ40は、バネの一例であり、図2及び図4に示すように、ホルダー本体30(移動体)を一方向、例えば開口前面から突出する方向に付勢するものである。
なお、バネとして、コンストンバネ40を例示したが、これに限定されず、スプリングやゼンマイ等でも良い。
コンストンバネ40は、ハウジング20とホルダー本体30とのいずれか一方、図2及び図4に示すように、例えばホルダー本体30の後部に固定される。
これに対し、コンストンバネ40の自由端部は、ハウジング20とホルダー本体30とのいずれか他方、図2及び図4に示すように、例えばハウジング20の底壁の上面に掛け止めている。
なお、コンストンバネ40をホルダー本体30に固定し、その自由端部をハウジング20に掛け止めたが、逆にコンストンバネ40をハウジング20に固定し、その自由端部をホルダー本体30に掛け止めても良い。
(ロック装置50)
ロック装置50は、コンストンバネ40(バネ)の付勢力に抗して、ホルダー本体30(移動体)を所定位置、例えばハウジング20(ベース)内に収納した収納位置(図4参照)にロックするとともに、収納位置(所定位置)からホルダー本体30(移動体)が押し込まれた際に、ロック状態を解除可能なものである。
ロック装置50は、大別すると、図1及び図18〜22に示すように、次のパーツを備える。
なお、次の(1)〜(6)については後述する。
(1)カム溝80
(2)ピン部92(ピン)
(3)回転プレート90
(4)軸穴100
(5)板バネ110(付勢手段)
(6)第1、第ストッパー120,121
なお、ロック装置50のパーツは、上記した(1)〜(6)に限定されない。
(ダンパー60)
ダンパー60は、コンストンバネ40(バネ)の付勢力を減衰するものであり、例えば回転式のオイルダンパーを使用している。
なお、ダンパー60として、回転式のオイルダンパーを使用したが、オイルダンパーに限定されず、エアーダンパーでも良いし、又、回転式のものに限定されず、ピストン・シリンダー型のものを使用しても良い。
ダンパー60は、ハウジング20とホルダー本体30とのいずれか一方、図3に示すように、例えばホルダー本体30の後部上面に固定される。
これに対し、ハウジング20とホルダー本体30とのいずれか他方、図3に示すように、例えばハウジング20の上壁の下面には、前述したようにダンパー60の歯車とかみ合うラック21を、ホルダー本体30のスライド方向に沿って設けている。
なお、ダンパー60をホルダー本体30に固定し、ラック21をハウジング20に設けたが、逆に、ダンパー60をハウジング20に固定し、ラック21をホルダー本体30に設けても良い。
(カム溝80)
カム溝80は、図18に示すように、ハート形に形成されている。
カム溝80は、ハウジング20とホルダー本体30とのいずれか一方、図18に示すように、例えばホルダー本体30の後部上面に形成している。
カム溝80には、図18に示すように、次の各部を有する。
なお、カム溝80の各部は、次の(1)〜(6)に限定されない。
(1)ハート型突起81
ハート型突起81は、図18に示すように、カム溝80の中央に位置し、カム溝80はハート型突起81の周囲に形成されている。そして、カム溝80は、ハート型突起81の尖った先端部側が外部に開放している。なお、カム溝80は、浅い深いや段差の無い平坦に形成されている。
(2)往路82
往路82は、図18に示すように、カム溝80の一側に沿うものである。
(3)復路83
復路83は、図18に示すように、カム溝80の他の一側に沿うものである。
(4)ロック溝84
ロック溝84は、図18に示すように、ハート型突起81の窪みに形成されている。
(5)テーパー部85
テーパー部85は、図18に示すように、ロック溝84に対向し、カム溝80の周囲に形成され、復路83側から往路82側に向かって、ロック溝84に接近するように斜めに傾斜している。
(6)エッジ部86
エッジ部86は、図18に示すように、テーパー部85の復路83側の端部に位置し、鋭角的に尖っている。
(ピン部92(ピン))
ピン部92は、ピンの一例であり、図20〜22に示すように、カム溝80内に挿入され、ホルダー本体30(移動体)のスライドによりカム溝80を一巡するものである。
なお、ピンとして、ピン部92を例示したが、これに限定されない。
具体的には、ピン部92は、断面が三角形型に形成され、ロック溝84のカム溝80にはまり込む。
(回転プレート90)
回転プレート90は、カム溝80とピン部92(ピン)とのいずれか一方。例えばピン部92が設けられ、ハウジング20(ベース)とホルダー本体30(移動体)とのいずれか一方、例えばハウジング20(ベース)に回転可能に支持されるものである。
なお、回転プレート90に、ピン部92(ピン)を設けたが、これに限定されず、図示しないが、カム溝80を設けても良い。また、回転プレート90を、ハウジング20(ベース)に回転可能に支持したが、これに限定されず、図示しないが、ホルダー本体30(移動体)に支持しても良く、このときはカム溝80を移動体(例えばホルダー本体30)に設けることとなる。
具体的に、回転プレート90は、図1に示すように、長尺の板状に形成され、次の各部を有する。
なお、回転プレート90の各部は、次の(1)〜(5)に限定されない。
(1)軸部91(回転軸)
軸部91は、回転軸の一例であり、図6及び図7に示すように、後述する軸穴100に回転可能にはまり込むものである。
なお、回転軸として、軸部91を例示したが、これに限定されない。
具体的には、軸部91は、図1に示すように、回転プレート90の一端部に位置し、回転プレート90の図1における下面から下向きに突出し、円柱形に形成されている。
(2)ピン部92(ピン)
ピン部92は、前述したようにピンの一例であり、図20〜22に示すように、カム溝80内に挿入され、ホルダー本体30(移動体)のスライドによりカム溝80を一巡するものである。
具体的には、ピン部92は、図1に示すように、軸部91を有する回転プレート90の一端部とは反対側の他端部に位置し、軸部91を有する下面とは反対側の図1における上面から上向きに突出している。
(3)係合片93
係合片93は、回転プレート90の回転時に、ハウジング20の上壁の下面と摺接するとともに、後述する第1、第2ストッパー120,121に当接することで、回転プレート90の回転角度を規制するものである。
具体的には、係合片93は、図1に示すように、ピン部92を有する回転プレート90の他端部に位置し、ピン部92を有する上面とは反対側の図1における下面から下向きに突出している。係合片93は、回転プレート90の幅方向に長い一文字に形成されている。
(4)凸部94(段差部)
凸部94は、段差部の一例であり、図7に示すように、後述する環状凹部102と対を成し、当該環状凹部102と軸方向に互いに摺接するものである。
具体的には、凸部94は、図1に示すように、軸部91の外周から互いに背向して一対突出し、回転プレート90の長さの方向に位置する。
(5)当接部95
当接部95は、後述する軸穴100の突縁103に摺接するものである。
具体的には、当接部95は、軸部91を有する回転プレート90の一端部を、図1において下向きに断面L字形に折り曲げて形成している。
(軸穴100)
軸穴100は、図6及び図7に示すように、回転プレート90の軸部91がはまり込み、当該軸部91を回転可能に支持するためのものである。
軸穴100は、図1に示すように、ハウジング20の上壁を貫通する円形に形成されている。
なお、軸穴100を、ハウジング20に形成し、軸部91を回転プレート90に形成したが、逆に軸穴を回転プレート90に形成し、軸部をハウジング20に形成しても良い。
具体的には、軸穴100には、図1及び図9に示すように、次の各部を有する。
なお、軸穴100の各部は、次の(1)〜(4)に限定されない。
(1)導入溝101
導入溝101は、図1に示すように、軸穴100の外周を凹状に切り欠いて形成され、軸穴100をはさんで相対向させて一対形成されている。導入溝101は、回転プレート90の軸部91の外周から一対突出する凸部94が通過可能な大きさに形成されている。
(2)環状凹部102(段差部)
環状凹部102は、段差部の一例であり、図7に示すように、軸部91の外周から一対突出する凸部94と対を成し、当該凸部94と軸方向に互いに摺接するものである。
具体的には、環状凹部102は、軸穴100の同心円に形成され、軸穴100の内径より大きな内形を有し、図7において軸穴100の上側に位置する。
これに対し、導入溝101は、図7において下側に位置させる。軸部91の凸部94は、導入溝101を通過させて、環状凹部102内にはめ込む。
(3)突縁103
突縁103は、図1に示すように、軸穴100及び導入溝101を縁取るものであり、図1において上方に突出する。
(4)切欠部104
切欠部104は、図1に示すように、導入溝101を縁取る突縁103の外側に一対形成されている。切欠部104には、後述する板バネ110の一対の取付片111の先端部がはまり込む。
(板バネ110(付勢手段))
板バネ110は、付勢手段の一例であり、回転プレート90の軸中心を軸方向に付勢することで、当該回転プレート90に回転抵抗を付与するためのものである。
なお、付勢手段として、板バネ110を例示したが、これに限定されず、スプリング等でも良い。
具体的には、板バネ110は、図1に示すように、同図において上面が開放した下向きのコ字形に折れ曲がり、次の各部を有する。
板バネ110の各部は、次の(1)及び(2)に限定されない。
(1)取付片111
取付片111は、一対有り、板バネ110を軸穴100に保持するためのものである。
具体的には、取付片111は、図1において上面が開放した下向きのコ字形の両端部にそれぞれ形成され、下面が開放した上向きのコ字形に折れ曲がっている。そして、取付片111の隙間の対向間隔は、前述した軸穴100の周囲の突縁103の幅より小さく設定され、突縁103を弾性的に挟み持つようにしている。
(2)突起部112
突起部112は、図1において上面が開放した下向きのコ字形の長さの中央部に位置し、上方に向かって半球形に突出している。
(第1、第2ストッパー120,121)
第1、第2ストッパー120,121は、図1に示すように、所定の間隔離れて一対設けられ、ハウジング20の上壁の下面からそれぞれ突出している。
第1、第2ストッパー120,121の一方、図1において左側の第1ストッパー120には、他方の第2ストッパー121に向かって上り傾斜した傾斜部112を設けている。傾斜部を112は、第1、第2ストッパー120,121の間隔内に、回転プレート90の係合片93をはめ込むためのものである。
(ロック装置50の組立方法)
つぎに、上記した構成を有するロック装置50の組立方法について説明する。
まず、ハウジング20の軸穴100に、板バネ110を取り付ける。
すなわち、板バネ110を、図9に示すように、下方より軸穴100に合わせてはめ込む。このとき、一対の取付片111が軸穴100の導入溝101に位置するようにはめ込む。
板バネ110をはめ込むと、図6に示すように、一対の取付片111の隙間内に突縁103がはまり込み、突縁103を弾性的に挟み持つようにして、板バネ110が軸穴100に対して保持される。
つぎに、回転プレート90の軸部91を、図9に示すように、下方より軸穴100に合わせてはめ込む。このとき、一対の凸部94が軸穴100の導入溝101に位置するようにはめ込む。
回転プレート90の軸部91をはめ込んだ後、回転プレート90を90度回転させる。
回転プレート90を回転すると、図7に示すように、一対の凸部94が環状凹部102内に位置し、回転プレート90が軸穴100から抜けなくなる。
また、回転プレート90を回転したときに、係合片93が第1ストッパー120の傾斜部112を乗り越えて、第1、第2ストッパー120,121の間隔内にはまり込む。
一方、一対の凸部94が環状凹部102内にはまり込むと、図6及び図7に示すように、軸部91の軸中心に板バネ110の突起部112が弾性的に当接する。
このため、回転プレート90の一対の凸部94と、軸穴100の環状凹部102とが密着し、両者の間の摩擦抵抗により、回転プレート90に回転抵抗が発生する。
(カップホルダー10の使用方法)
つぎに、上記した構成を有するカップホルダー10の使用方法について説明する。
まず、図4に示すように、ハウジング20に収納されたホルダー本体30を引き出して使用する際には、ホルダー本体30の前面をハウジング20内に向かって少し押し込めば良い。
ホルダー本体30を押し込むと、後述するがロック装置50のロック状態が解除される。
その後、ホルダー本体30を押し込む力を解放すると、コンストンバネ40のバネ力により、図2及び図3に示すように、ホルダー本体30はハウジング20から突出する。
このとき、ダンパー60の制動力が働き、ホルダー本体30は、静粛に且つゆっくりと突出する。
ホルダー本体30が突出すると、折り畳まれていた保持アーム70が起立し、カップホルダー10としての使用が可能となる。
一方、ホルダー本体30を収納するには、コンストンバネ40のバネ力に抗して、ホルダー本体30をハウジング20に押し込めば良い。
ホルダー本体30がハウジング20内に収納された位置で、ロック装置50によりロックされる。
(ロック装置50の動作の説明)
ロック装置50の動作について、図20〜22を用いて説明する。
ロック装置50のロック状態においては、図20に示すように、回転プレート90のピン部92が、カム溝80のハート型突起81のロック溝84にはまり込んでいる。
ハウジング20に収納されたホルダー本体30の前面をハウジング20内に向かって少し押し込まれると、図21に示すように、ピン部92がロック溝84から係脱して、テーパー部85に向かって相対的に移動する。これにより、ロック装置50のロック状態が解除される。
このとき、テーパー部85の傾斜と、断面三角形のピン部92の斜面との作用により、ピン部92が図22に示すように、カム溝80の復路83に向かって移動する。
このため、ホルダー本体30を押し込む力が解放され、コンストンバネ40のバネ力により、ホルダー本体30がハウジング20から突出する際に、図示しないが、ピン部92は、カム溝80の復路83を通って相対的に移動し、やがてカム溝80の開放端から外に出る。
つぎに、突出したホルダー本体30をハウジング20内に押し組むと、図示しないが、ピン部92は、カム溝80の開放端から内部に進入し、往路82を通ってロック溝84に向かって進み、最終的にロック溝84にはまり込み、ロック装置50が再度、ロック状態となる。
上記動作は、板バネ110のバネ力により、回転プレート90に回転抵抗が付与されていることから、熱クリープ等により回転抵抗の低下の影響を受けない。
(比較例の説明)
つぎに、比較例について、図23〜25を用いて説明する。
本比較例は、板バネ110のバネ力により、回転プレート90に回転抵抗が付与されていない場合の例である。
熱により、図23に示すように、カム溝80に付着した摺動剤の一例であるグリス130の粘性が上がると、ピン部92がカム溝80のロック溝84に貼り付くことがある。
このとき、熱クリープの影響により、回転プレート90の回転抵抗の低下していると、図24及び図25に示すように、ホルダー本体30が押し込まれた際に、ピン部92の貼り付きが要因となって、図24及び図25において右斜め下向き移動する。
このため、テーパー部85の傾斜により、ピン部92を復路83に向かって案内できなくなり、ピン部92が往路82に向かって逆走してしまい、ロック状態が解除できなくなってしまうという不都合があった。
これに対し、本実施の形態に係るロック装置50の場合には、板バネ110のバネ力により、回転プレート90に回転抵抗が付与されていることから、図21及び図22に示すように、ピン部92の貼り付きがあって、ホルダー本体30のスライド方向と平行に、すなわち真下に向かって常に移動できる。このため、熱クリープ等により回転抵抗の低下の影響を受けずに、ロック装置50のロック状態の解除を確実に行うことができる。
ロック装置の分解斜視図である。 ホルダー本体が突出した状態のカップホルダーの側面図である。 ホルダー本体が突出した状態のカップホルダーの平面図である。 ホルダー本体が収納した状態のカップホルダーの側面図である。 ロック装置の平面図である。 図5のVI−VI線に沿う断面図である。 図5のVII−VII線に沿う断面図である。 ロック装置の斜視図である。 ロック装置の分解断面図である。 板バネの平面図である。 板バネの底面図である。 板バネの側面図である。 板バネの断面図である。 回転プレートの正面図である。 回転プレートの平面図である。 回転プレートの底面図である。 回転プレートの側面図である。 カム溝の斜視図である。 回転プレートの回転状態を説明するための説明図である。 カム溝とピン部との関係を説明するためのものであり、同図はピン部がロック溝にはまり込んでいる状態を説明するための説明図である。 図20に対応し、同図はピン部がテーパー部に当接している状態を説明するための説明図である。 図20に対応し、同図はピン部がテーパー部に沿って移動した状態を説明するための説明図である。 比較例を説明するためのものであり、同図はピン部がロック溝にはまり込んでいる状態を説明するための説明図である。 比較例を説明するためのものであり、同図はカム溝とピン部との関係を説明するための説明図である。 図24に対応し、同図はピン部がエッジ部に衝突した状態を説明するための説明図である。
10 カップホルダー
20 ハウジング(ベース) 21 ラック
30 ホルダー本体(移動体) 40 コンストンバネ(バネ)
50 ロック装置 60 ダンパー
70 保持アーム
71 カップ穴 72 カップ押さえ
80 カム溝
81 ハート型突起 82 往路
83 復路 84 ロック溝
85 テーパー部 86 エッジ部
90 回転プレート
91 軸部(回転軸) 92 ピン部(ピン)
93 係合片 94 凸部(段差部)
95 当接部
100 軸穴
101 導入溝 102 環状凹部(段差部)
103 突縁 104 切欠部
110 板バネ
111 取付片 112 突起部
120 第1ストッパー 121 第2ストッパー
122 傾斜部
130 グリス

Claims (4)

  1. ベースと、
    前記ベースに移動可能に支持された移動体と、
    前記移動体を一方向に付勢するバネと、
    前記バネの付勢力に抗して所定位置にロックするとともに、前記所定位置から前記移動体が押し込まれた際に、前記ロック状態を解除可能なロック装置とを備え、
    前記ロック装置は、
    ハート形のカム溝と、
    前記カム溝内に挿入され、前記移動体のスライドにより前記カム溝を一巡するピンと、
    前記カム溝と前記ピンとのいずれか一方が設けられ、前記ベースと前記移動体とのいずれか一方に回転可能に支持される回転プレートとを備える移動体のロック機構において、
    前記回転プレートと、前記ベースと前記移動体とのいずれか一方との間には、
    前記回転プレートの軸中心を軸方向に付勢することで、当該回転プレートに回転抵抗を付与するための付勢手段を備え、
    前記回転プレートと、前記ベースと前記移動体とのいずれか一方との間には、
    回転軸と、
    前記回転軸が回転可能にはまり込む軸穴とのいずれか一方をそれぞれに形成し、
    前記付勢手段には、
    前記回転軸の軸中心に当接する突起部を設けていることを特徴とする移動体のロック機構。
  2. 請求項1に記載の移動体のロック機構であって、
    前記回転軸と前記軸穴との間には、
    軸方向に互いに摺接する少なくとも一対の段差部をそれぞれに形成し、
    前記付勢手段は、
    前記一対の段差部を互いに接近する方向に付勢していることを特徴とする移動体のロック機構。
  3. 請求項2に記載の移動体のロック機構であって、
    前記付勢手段は、
    略コ字形に折れ曲がった板バネより構成し、
    前記コ字形に折れ曲がった中央部には、
    前記回転軸の軸中心に当接する前記突起部を設けていることを特徴とする移動体のロック機構。
  4. 請求項2又は請求項3に記載の移動体のロック機構であって、
    前記回転軸には、
    前記段差部として、外周から半径方向に外向きに突出した少なくとも一対の凸部を設け、
    前記軸穴には、
    前記段差部として、前記凸部がはまり込む環状凹部を設けていることを特徴とする移動体のロック機構。
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