JP2001356400A - バヨネット連結装置 - Google Patents

バヨネット連結装置

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JP2001356400A
JP2001356400A JP2000179312A JP2000179312A JP2001356400A JP 2001356400 A JP2001356400 A JP 2001356400A JP 2000179312 A JP2000179312 A JP 2000179312A JP 2000179312 A JP2000179312 A JP 2000179312A JP 2001356400 A JP2001356400 A JP 2001356400A
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Norihiro Nakamura
教浩 中村
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Cosina Co Ltd
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Cosina Co Ltd
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  • Lens Barrels (AREA)
  • Blocking Light For Cameras (AREA)
  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
  • Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マウント部の前面の美感を保つ。 【解決手段】 撮影レンズ10先端のマウント部12に
は、バヨネット爪13が光軸回りに複数設けられてい
る。フード11後端の取付部16には、バヨネット爪1
3が光軸方向に進入する切欠17とスライド環24とが
設けられている。連結するときには、バヨネット爪13
を切欠17に進入させた後、互いを光軸回りに相対的に
回転させる。バヨネット爪13の進入によりスライド環
24がバヨネット爪13に光軸回りに係合する。バヨネ
ット爪13と切欠17との相対回転によりスライド環2
4はバヨネット爪13に回転止めされる。このため、バ
ヨネット爪13の前面13bとスライド環24とが摺接
せず、よってマウント部12の前面13bに擦り傷等が
付くことを防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、写真用カメラ、電
子スチルカメラ、ビデオカメラ及びプロジェクター等の
光学機器に用いられるバヨネット連結装置に関し、更に
詳しくは、撮影レンズをカメラ本体に、又は撮影レンズ
にフード等のアクセサリを着脱自在に取り付けるための
バヨネット連結装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、バヨネット連結装置は、例えばカ
メラボディのマウント部に撮影レンズを交換可能に取り
付けるときや、撮影レンズの先端にフード等のアクセサ
リを着脱自在に結合させるのに用いられている。例えば
図11及び図12には、撮影レンズの先端にフードを着
脱自在に取り付けるためのバヨネット連結装置の一例を
示している。この装置は、撮影レンズ60の先端に固定
されるマウント部61と、レンズフード(以下、「フー
ド」と称す)62の後端に固定される取付部63とから
なる。マウント部61には、光軸回りに複数のバヨネッ
ト爪64〜66が、また、取付部63にはバヨネット爪
64〜66と同数の切欠67〜69がそれぞれ形成され
ている。
【0003】取付部63は、環状となっており、その断
面は、開放側を光軸に向けたコ字状となっている。コ字
状を形成する断面部は、鍔板70、対向板71、及び溝
部72とからなる。鍔板70には、切欠67〜69及び
係止爪73が形成されている。係止爪73は、切欠67
〜69との間にそれぞれ形成されており、切欠67〜6
9を通して進入したバヨネット爪64〜66が光軸回り
に相対的に回転したときにバヨネット爪64〜66が光
軸方向に抜け出ることを阻止する。対向板71は、鍔板
70から溝部72の分だけ光軸方向に離れた位置に対向
して配置されている。鍔板70には、溝部72に向けて
突出した板バネ74が取り付けられている。板バネ74
は、図11には図面の煩雑化を防ぐために1個だけ記載
しているが、実際には光軸回りに複数設けられており、
バヨネット爪64〜66が溝部72に光軸回りの一方に
進入したときにバヨネット爪64〜66を対向板71に
押し付ける。
【0004】取付時には、切欠67〜69にバヨネット
爪64〜66を光軸方向に進入させ、その後にフード6
2を光軸回りの一方向(図11に示す矢印方向)に回転
させる。この回転は、回転規制手段(図示なし)によっ
てフード62が予め決められた角度分だけ回転したとき
に規制される。これにより、撮影レンズ60に対してフ
ード62が光軸方向に抜けないように結合されるととも
に、フード62が正しい姿勢となる。このとき、板バネ
74の付勢によりバヨネット爪64〜66の光軸方向の
被写体側である前面64a〜66aが、対向板71の光
軸方向の結像面側である後面71aに押し付けられ、撮
影レンズ60に対するフード62の光軸方向での位置決
めがなされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、バヨネット
結合の着脱時には、必ず取付部63とマウント部61と
を相対的に回転させる操作が伴う。このため、バヨネッ
ト爪64〜66の前面64a〜66aと対向板71の後
面71aとが互いに摺接する。取付部の方63は対向板
71の後面71aがコ字状内部に呈しているから外観か
ら見えず、よって擦り傷が付いても問題はないのに対
し、マウント部61の方のバヨネット爪64〜66の前
面64〜66aは、外観に露呈している。しかも撮影レ
ンズ60の前面でもあるから、ここに擦り傷等が付くと
美感を損ねる恐れがある。
【0006】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたもので、着脱時の回転操作に伴ってマウント部の前
面に擦り傷等が付くことを防止してマウント部の美感を
保つようにしたバヨネット連結装置を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載のバヨネット連結装置では、バヨネッ
ト爪が光軸方向から進入する切欠及び、切欠を通して進
入したバヨネット爪が光軸回りに相対的に回転したとき
にバヨネット爪が光軸方向に抜け出ることを阻止する係
止爪が設けられた鍔板と、鍔板の内面に対向して設けら
れ、鍔板との間にバヨネット爪の相対的な光軸回りの回
動路を形成する対向板と、鍔板と対向板との間に光軸回
りに回転自在に設けられ、バヨネット爪が切欠から進入
したときにバヨネット爪の前面に接してこれに光軸回り
に係合するスライド環とを備えたものである。これによ
れば、マウント部に装着するときに、マウント部の前面
にスライド環が光軸回りで係合するから、バヨネット爪
との間で相対的に回転するときに、スライド環とバヨネ
ット爪の前面とが摺接することはない。
【0008】請求項2記載のバヨネット連結装置では、
請求項1記載の装置に対して、鍔板の代わりに、バヨネ
ット爪を設けたものである。
【0009】請求項3記載のバヨネット連結装置では、
複数のバヨネット爪又は切欠のうちのいずれかの光軸回
りの端に係合する係合ピンをスライド環に設けたもので
ある。請求項4記載のバヨネット連結装置では、スライ
ド環と対向板との間に光軸方向に付勢する付勢部材を設
けたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】図1に示すように、撮影レンズ1
0には、撮影画角外からの有害光の侵入を防止するため
の角型のフード11が着脱自在に取り付けられる。撮影
レンズ10は、写真用カメラのボディに着脱自在に取り
付けられる。この撮影レンズ10は、前面(光軸方向の
被写体側の面)にフード11を取り付けるためのマウン
ト部12が固定されている。マウント部12には、前面
に3個のバヨネット爪13〜15が形成されている。バ
ヨネット爪13〜15は、光軸回りに所定間隔で複数設
けられている。
【0011】フード11には、後側に取付部16が取り
付けられている。取付部16には、図2に示すように、
切欠17〜19が設けられている。切欠17〜19は、
バヨネット爪13〜15と同数で、かつ同じ間隔ごとに
配置されている。取付部16は、リング状となってお
り、図3にも示すように、コ字状の開放側を光軸に向け
た断面形状となっている。その断面部分は、光軸方向の
結像面側に配置された鍔板20と、溝部21を介して光
軸方向の被写体側に配置された対向板22とから構成さ
れている。なお、図2では、取付部16の鍔板20と対
向板22との間を切断して示している。
【0012】鍔板20は、切欠17〜19と係止爪23
とから構成されている。係止爪23は、切欠17〜19
との間にそれぞれ設けられている。切欠17〜19に
は、バヨネット爪13〜15が光軸方向に進入する。係
止爪23のそれぞれは、切欠17〜19を通して進入し
たバヨネット爪13〜15が光軸回りに相対的に回転し
たときに、バヨネット爪13〜15が光軸方向に抜け出
ることを阻止する。係止爪23の前面20aは、バヨネ
ット爪13〜15の後面に当接して撮影レンズ10に対
するフード11の光軸方向での位置決めを行う。溝部2
1には、スライド環24、バネ環25とが設けられてい
る。
【0013】スライド環24は、薄厚で、かつ光軸回り
の一部を切り取ってC字状となっており、溝部21に光
軸回りに回動自在に配置されている。そのスライド環2
4には、切り欠いた両端26,27に、鍔板20に向け
て突出した係合ピン28,29がそれぞれ固定されてい
る。一方の係合ピン28は、バヨネット爪13〜15が
光軸回りに相対的に回転したときに、バヨネット爪13
の光軸回りの一端13aに係合してその回転方向へのス
ライド環24の回転を阻止する。また、他方の係合ピン
29は、バヨネット爪15の光軸回りの一端15aに係
合し、前記方向とは逆にスライド環24が回転しないよ
うに回転止めを行う。これら係合ピン28,29は、バ
ヨネット爪13〜15の厚みを超えない突出長さとなっ
ている。
【0014】バネ環25は、光軸方向に付勢する付勢部
材に相当する。付勢部材としては、コイルバネ等を用い
ることもできるが、本実施形態では、光軸回りの一部を
切り欠いた薄厚のリング環を弾性をもった材料で形成
し、光軸方向の結像面側に向けて突出した山部25aと
被写体側に向けて凹んだ谷部25bとを光軸回りに所定
間ごとに交互に形成して、光軸方向に付勢する形態とな
ったバネ環25を用いている。谷部25bは、対向板2
2の後面22bに当接する。山部25aは、スライド環
24を鍔板20に向けて押す。各山部25aは、スライ
ド環24との間でスムーズに摺接するように、頂上が僅
かな範囲で平坦となっている。
【0015】対向板22には、2つのストッパ31,3
2が取り付られている。これらストッパ31,32は、
溝部21の内部に向けて光軸方向に突出しており、バヨ
ネット爪13〜15が光軸回りに相対的に回転したとき
に、スライド環24の端26,27に当接してバヨネッ
ト爪13〜15の回転位置を規制する。また、これらの
ストッパ31,32は、バネ環25が溝部21で光軸回
りに回転しなように、先端でバネ環25を鍔板20との
間で挟持している。なお、スライド環24の切り欠き
は、2つのストッパ31,32の移動路のためものであ
る。これらストッパ31,32を用いない場合には、ス
ライド環24の光軸回りの一部を切り欠く必要はない。
【0016】次に上記構成の作用を説明する。まず、フ
ード11を撮影レンズ10の先端に取り付けるときに
は、取付部16の各切欠17〜18に、マウント部12
のバヨネット爪13〜15のそれぞれが進入する姿勢で
フード11を撮影レンズ10に光軸方向に沿って挿入す
る。このとき、フード11は、図4に示すように、光軸
を横切る水平線Hに対して角度θの分だけ傾いた姿勢と
なっている。
【0017】各バヨネット爪13〜15が切欠17〜1
9にそれぞれ進入すると、図5に示すように、バヨネッ
ト爪13〜15の前面13b〜15bでスライド環24
が押される。このとき、バネ環25の山部25aが谷部
25bに向けて撓むからバヨネット爪13〜15を溝部
21に容易に挿入することができる。また、このとき、
一方の係合ピン28は、図6に示すように、バヨネット
爪13の一端13aの近傍に位置した状態となってい
る。
【0018】その後、フード11を図4に示した矢印方
向(被写体側から見て時計方向)に回転させる。フード
11を回転させると、取付部16を構成する鍔板20、
バネ環25、及び対向板22とが一緒に回転し、係止爪
23がバヨネット爪13〜15の後面に入り込む。この
とき、スライド環24は、バネ環25と一緒に回転しよ
うとするが、一方の係合ピン28がその回転方向に位置
するバヨネット爪13の一端13aに当接するため、回
転が止められ、バヨネット爪13〜15の前面13b〜
15bとの間で摺接せずに、バネ環25との間で摺接す
る。これにより、バヨネット爪13〜15の前面13b
〜15bに擦り傷などが付いて美感を損ねる不都合を確
実に防止することができる。
【0019】フード11を角度θの分だけ回転すると、
図7に示すように、スライド環24の開放側一端26
に、対向板22から突出したストッパ31が当接する。
これにより、バヨネット爪13〜15の回転が規制さ
れ、よってフード11が撮影レンズ10に対して正しい
姿勢に装着される。このとき、バネ環25がバヨネット
爪13〜15を係止爪23に向けて押し付けているか
ら、撮影レンズ10に対するフード11の光軸方向での
位置決めがなされる。なお、このとき、他方の係合ピン
29は、図8に示すように、バヨネット爪15の他端1
5aの近傍に位置している。
【0020】取り外すときには、フード11を前記方向
とは逆に回転させる。これにより、係止爪23、バネ環
25、及び対向板22が図8に示す矢印方向に回転す
る。このとき、今度は、係合ピン29がその回転方向に
位置するバヨネット爪15の他端15aに係合してスラ
イド環24の回転を阻止する。したがって、取外時にも
バヨネット爪13〜15の前面13b〜15bとスライ
ド環24の後面24aとが摺接することがない。
【0021】上記実施形態は、撮影レンズ10のマウン
ト部12に装飾用の塗装を施した場合に大きな効果を得
ることができる。例えばアルミに黒アルマイト処理等を
施した場合には、すり傷が付くと黒色の塗装が削れて中
からアルミの地肌(銀色)が露呈され、美観を損ねるば
かりか、撮影レンズ自身が傷物として扱われてしまう恐
れがある。上記実施形態では、このような不都合も解消
することができる。
【0022】上記実施形態では、バヨネット爪13〜1
5及び切欠17〜19をそれぞれ3個としているが、こ
の数に限定することなく、2個以上でもよい。また、フ
ード側の回転規制のためにストッパ31,32を溝部2
2に突出して設けているが、取付部及びマウント部の外
周に回転規制手段を設けることもできる。この場合に
は、ストッパ31,32を省略することができ、よって
スライド環24を切り欠く必要はない。
【0023】さらに、上記実施形態では、フード11を
撮影レンズ10の先端に取り付けているが、フードに限
らず、例えばソフトフォーカスレンズ等の可変収差レン
ズや偏光フィルター等の可変色フィルター等のアクセサ
リでもよい。また、撮影レンズとカメラ本体とを着脱自
在に取り付けるためのバヨネット連結装置にも本発明を
適用することができる。
【0024】図9及び図10は、カメラボディの前面に
設けたマウント部に撮影レンズを取り付けるためのバヨ
ネット連結装置の他の例を示している。マウント部40
の前面には、複数の切欠41及び係止爪39を光軸回り
に交互に形成した鍔板42が設けられている。撮影レン
ズの後端には、取付部43が固定されている。取付部4
3は、開放側を外に向けた姿勢の断面コ字部を光軸回り
に連ねた環状となっており、コ字部は光軸方向の結像面
側から被写体側に沿った順にバヨネット爪44、溝部4
5、及び対向板46とから構成されている。
【0025】対向板46は、溝部45を隔ててバヨネッ
ト爪44に対向して配置され、バヨネット爪44が切欠
41に進入したときに、鍔板42に当接してバヨネット
爪44のそれ以上の進入を阻止する。溝部45には、ス
ライド環47が光軸回りに回転自在に配置されている。
スライド環47には、2個の係合ピン48,49が設け
られている。これら係合ピン48,49は、バヨネット
爪44が切欠41に進入したときに、切欠41の光軸回
りの両端41a、41bにそれぞれ係合してスライド環
47の回転止めを行う。これらの係合ピン48,49
も、鍔板42の厚みを超えない突出長さとなっている。
なお、スライド環47と対向板46との間には、前述し
たと同じ構成のバネ環50が配置されている。
【0026】取付時には、撮影レンズ側のバヨネット爪
44をマウント部側の切欠41に進入させる。これによ
り、鍔板42が溝部45に入り込むと同時に、スライド
環47の一対の係合ピン48,49が切欠41の両端4
1a,41bに光軸回りで係合する。その後、撮影レン
ズを光軸回りの一方向に回転する。この回転により、バ
ヨネット爪44及び対向板46が回転する。しかしなが
ら、係合ピン48,49が切欠41の両端41a,41
bに係合しているから、スライド環47の回転は止めら
れる。この回転止めは、切欠41の光軸回りの両端で行
われているから、取り外し時にも同じように作用する。
したがって、鍔板42の前面42aとスライド環47と
が摺接することがなく、よって鍔板42の前面42aに
擦り傷等が付いて美感を損ねる不都合を確実に防止する
ことができる。
【0027】なお、上記各実施形態では、係合ピン2
8,29,48,49を設けてスライド環24,47の
回転止めを行っているが、前記係合ピンを省略し、これ
の代わりにマウント部とスライド環との接触面のうちの
いずれか一方又は両方に微細な凹凸を施し、マウント部
とスライド環との接触面の摩擦を、スライド環と対向板
との接触面よりも大きくすることによってスライド環の
回転を止めるようにしてもよい。また、上記各実施形態
では、写真用カメラに用いるバヨネット型の結合装置と
しているが、本発明ではこれに限らず、電子スチルカメ
ラ、ビデオカメラ、及びプロジェクター等にも適用する
ことができる。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明のバヨネット連結装
置では、マウント部のバヨネット爪を切欠に進入させた
ときに、マウント部の前面に光軸回りに係合するスライ
ド環を設け、スライド環とマウント部とが摺接しないよ
うにしたから、マウント部の前面に擦り傷等が付く不都
合を確実に防止することができ、よってマウント部の前
面の美感を損なうことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】フードと撮影レンズとをバヨネット結合させた
状態を示す斜視図である。
【図2】フードに設けた取付部を示した分解斜視図であ
る。
【図3】取付部の断面図である。
【図4】バヨネット爪を切欠に進入させるときのフード
の姿勢を示す正面図である。
【図5】バヨネット爪を切欠に進入した状態を示す断面
図である。
【図6】バヨネット爪を切欠に進入したときの、スライ
ド環とバヨネット爪との位置関係を示す説明図である。
【図7】バヨネット爪を光軸回りの一方に回転したとき
のストッパとスライド環との位置関係を示す説明図であ
る。
【図8】フードを取り外すときのバヨネット爪とスライ
ド環との位置関係を示す説明図である。
【図9】撮影レンズとカメラ本体とをバヨネット結合す
る他の実施形態でのバヨネット爪と切欠との配置関係を
示す説明図である。
【図10】図9で説明したバヨネット爪と切欠との配置
関係を示す断面図である。
【図11】従来技術で説明した取付部とマウント部とを
示した斜視図である。
【図12】図11で説明した取付部とマウント部とを結
合した状態を示す断面図である。
【符号の説明】
12,40,61 マウント部 16,43,63 取付部 13〜15,44,64〜66 バヨネット爪 17〜19,41,67〜69 切欠 20,42,70 鍔板 23,39,73 係止爪 24,47 スライド環 25,50 バネ環 22,46,71 対向板 28,29,48,49 係合ピン
フロントページの続き Fターム(参考) 2H044 AE01 AE09 AJ06 2H083 DD15 2H101 EE33 EE34 EE51 EE57 EE60 EE63 3J037 AA01 CA04 3J039 AA03 AB02 AB04 BB01 JA02 JA14

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影光軸回りの複数箇所にバヨネット爪
    を有するマウント部に装着され、アクセサリ又は撮影レ
    ンズの後端に設けられるバヨネット連結装置において、 前記バヨネット爪が光軸方向から進入する切欠及び、切
    欠を通して進入したバヨネット爪が光軸回りに相対的に
    回転したときにバヨネット爪が光軸方向に抜け出ること
    を阻止する係止爪が設けられた鍔板と、 鍔板の内面に対向して設けられ、鍔板との間にバヨネッ
    ト爪の相対的な光軸回りの回動路を形成する対向板と、 鍔板と対向板との間に光軸回りに回転自在に設けられ、
    バヨネット爪が切欠から進入したときにバヨネット爪の
    前面に接してこれに光軸回りに係合するスライド環とを
    備えたことを特徴とするバヨネット連結装置。
  2. 【請求項2】 撮影光軸回りの複数箇所に設けられ、バ
    ヨネット爪が光軸方向に進入する切欠と、切欠を通して
    進入したバヨネット爪が光軸回りに相対的に回転したと
    きにバヨネット爪が光軸方向に抜け出ることを阻止する
    係止爪が設けられた鍔板とを有するマウント部に装着さ
    れ、アクセサリ又は撮影レンズの後端に設けられるバヨ
    ネット連結装置において、 撮影光軸回りに前記切欠と同数設けられたバヨネット爪
    と、バヨネット爪の内面に対向して設けられ、バヨネッ
    ト爪との間に鍔板の相対的な光軸回りの回動路を形成す
    る対向板と、 バヨネット爪と対向板との間に光軸回りに回転自在に設
    けられ、バヨネット爪が切欠に進入したときに鍔板の前
    面に接してこれに光軸回りに係合するスライド環とを備
    えたことを特徴とするバヨネット連結装置。
  3. 【請求項3】 前記スライド環には、前記複数のバヨネ
    ット爪又は切欠のうちのいずれかの光軸回りの端に係合
    する係合ピンが設けられていることを特徴とする請求項
    1又は2記載のバヨネット連結装置。
  4. 【請求項4】 前記スライド環と対向板との間に光軸方
    向に付勢する付勢部材を設けたことを特徴とする請求項
    1ないし3いずれか記載のバヨネット連結装置。
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