JP4779268B2 - レンズフード - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ビデオカメラの鏡筒に装着して入射光を制御するレンズフードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、銀塩カメラやビデオカメラなどの撮影機器において、フレアの無い良好な画像を得るため、レンズフードの内面に上下に水平部を設けた遮光リブを形成する場合がある。この遮光リブを設けたレンズフードは、ケラレ等の光学的制約条件から、装着角度位相を所定の位相にしておく必要がある。
【0003】
以下に従来のレンズフードについて説明する。
【0004】
図3は従来のレンズフードと撮影機器(ビデオカメラ)のそれぞれ正面から見た断面図で、同図(a)は図5におけるa−a部断面、同図(b)は図5におけるb−b部断面である。図4は従来のレンズフードを撮影機器に装着した状態を示す断面図(一部透視図)、図5は従来のレンズフードの装着動作を説明するための斜視図である。
【0005】
図において、上下に水平部13aを設けた遮光リブ13bを有するマスク13は、フード12と嵌合によって一体化しており、この2部品にてレンズフード11を形成している。このレンズフード11はフード12に設けられたリブ12aと撮影機器14の突起14aが締結すると撮影機器14から脱落しない構造になっている。またレンズフード11が所定の角度位相で撮影機器14に装着されているときは、クリックバネ16によって付勢されたクリックボール15がリブ12aに設けられたクリック溝12bにはまり込むようになっている。
【0006】
以上のように構成された従来のレンズフードについて、以下にその動作を説明する。
【0007】
使用者がレンズフード11を撮影機器14に装着する際、図3及び図5に示すように、リブ12aと突起14aの切り欠きとを位置合わせし、切り欠きにリブ12aを挿入し、レンズフード11を矢印A方向へ所定の角度回動させる。すると図4に示すようにリブ12aと突起14aが係合し、レンズフード11は撮影機器14から脱落しない状態となる。
【0008】
なおかつ、クリックバネ16によって付勢されたクリックボール15がクリック溝12bにはまり込み、節度を持ってレンズフード11の回動が止まり、撮影機器14のレンズ光軸上に所定の角度位相でレンズフード11が装着される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら従来の構成では、レンズフード11を所定の角度位相で固定するためにクリックボール15やその付勢のためのクリックバネ16が必要となり、部品点数、組み立て工数の増大につながるという欠点を有していた。
【0010】
本発明は上記従来の問題点を解決するためのもので、所定の角度位相で撮影機器に装着することが可能なレンズフードを少ない部品点数で提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために本発明のレンズフードは、鏡筒の光軸先端に装着可能なレンズフードであって、本レンズフードに回転自在に保持され入射される不要光線を遮断する遮光手段と、前記遮光手段に設けられた位置決め手段と、前記鏡筒に設けられ前記位置決め手段と係合する被位置決め手段とを備え、本レンズフードを前記鏡筒に装着する時に、前記位置決め手段と前記被位置決め手段とを係合させるものである。
【0012】
この構成により、所定の角度位相で撮影機器に装着することが可能なレンズフードを少ない部品点数で提供することが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1及び2に記載の発明は、鏡筒の光軸先端に装着可能なレンズフードであって、本レンズフードに回転自在に保持され入射される不要光線を遮断する遮光手段と、前記遮光手段に設けられた位置決め手段と、前記鏡筒に設けられ前記位置決め手段と係合する被位置決め手段とを備え、本レンズフードを前記鏡筒に装着する時に、前記位置決め手段と前記被位置決め手段とを係合させるものであり、このような構成により、所定の角度位相で撮影機器に装着することが可能なレンズフードを少ない部品点数で提供することが可能となる。
【0014】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
【0015】
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態のレンズフードを撮影機器に装着した状態を示す断面図、図2は本実施の形態のレンズフードの装着動作を説明するための斜視図である。
【0016】
図において、4は被写体の映像を撮影可能な撮影機器で、本図はその一部である鏡筒を示している。この撮影機器4は例えばビデオカメラに相当するが、銀塩カメラやデジタルカメラのようにレンズフードを使用する機器であればよい。なお図1において、説明の便宜上、撮影機器4におけるレンズフード1装着部近傍のみ断面図示した。
【0017】
1は撮影機器4の先端に装着して不要光線を遮断するレンズフードで、本実施の形態では撮影機器4の先端に形成された第2のネジ部である雄ネジ4bに螺合して装着される。
【0018】
2はレンズフード1の最外郭に配されたフードで、使用者はフード2の外周部を持って回転させることで、撮影機器4への脱着を行うことができる。2aはフード2の内側に設けられ撮影機器4の雄ネジ4bと螺合する第1のネジ部である雌ネジである。
【0019】
3はフード2内に回転自在に保持され、略中央部分に開口を有し不要な入射光を制限する入射光制限手段であるマスク、3bはマスク3の一部であり図示のように略四角形状の開口を有した遮光リブ、3aは遮光リブ3bに設けられた開口の一部を成し、開口の上下に平行に形成された水平部で、この水平部3aで入射される光線の上下方向の制限を行っている。3cはマスク3の外周円上に設けられ、光軸方向(撮影機器4側)に突出する形状で設けられた位置決め手段である位相合わせ凸部で、撮影機器4に設けられた被位置決め手段である位相合わせ凹部4aに係合することで、マスク3の、撮影機器4におけるレンズ光軸上に所定の角度位相を確定することができ、この角度位相でのみ装着可能になっている。
なお、本実施の形態では位相合わせ凸部3c及び位相合わせ凹部4aはそれぞれ1ヶ所のみ設けたが、複数箇所設けてもよい。また、この位置合わせ凸部3cはマスク3と一体的に設けられたものであり、形成の際は別部品を設けるのではなく、マスク3の一部を図示のような形状になるよう成形したり、部分的に曲げたりすることにより形成できるので、たとえ位置合わせ凸部3cの数を増やしたとしても部品点数の増加にはつながらない。また、本実施の形態では部品点数を削減するために、マスク3、水平部3a、遮光リブ3b、位置合わせ凸部3cを一体成形したが、同様な役割を果たすものであれば、コストを大幅に増加させない範囲でそれぞれ別部品で構成してもよい。
【0020】
フード2はこのマスク3を回転自在に保持し、かつ、回転操作によって雌ネジ2aと、撮影機器4に設けられた雄ネジ4bとを締結することで、撮影機器4のレンズ光軸上に装着固定が可能になっている。このフード2とマスク3の二部品にてレンズフード1を形成している。
【0021】
以上のように構成された本実施の形態のレンズフードについて、以下図1、図2を用いてその動作を説明する。
【0022】
使用者がレンズフード1を撮影機器4に装着する際、図2の状態から、レンズフード1を撮影機器4側に矢印B方向へ移動させる。そして、マスク3の位相合わせ凸部3cを矢印Dに示すように、撮影機器4の位相合わせ凹部4aに挿入する。次に、フード2の雌ネジ2aと撮影機器4の雄ネジ4aの先端を係合させ、ネジの締結方向(矢印C方向)にフード2を回転させる。すると雌ネジ2aと雄ネジ4aとが締結されていき、フード2を所定の位置まで回転させると、図1に示すようにレンズフード1は撮影機器4に装着固定される。
【0023】
なお、フード2を回転させている時、マスク3はフード2に対して回転自在に保持されているため、フード2を回転させて撮影機器4に締結し続けても、マスク3は位相合わせ凸部3cと位相合わせ凹部4aとが係合しているため回転せず、フード2の内部で回転方向の位置を変えずに空転している。撮影機器4に対するマスク3の装着角度位相は、位相合わせ凸部3cが位相合わせ凹部4aに係合しているために所定角度に位置決めされ、この位置は光学的制約条件を満足することができるように設定されている。
【0024】
レンズフード1を撮影機器4から離脱する時は、レンズフード1を矢印Cとは反対方向(レンズフード側から見て反時計方向)に回転させることで、雌ネジ2aと雄ネジ4bとの螺合が外れ、レンズフード1を撮影機器4から離脱することができる。なお、この離脱動作時も、マスク3はフード2の内部で位置を変えずに空転している。
【0025】
なお、本実施の形態ではレンズフード1と撮影機器4の締結をねじ結合としたが、前述の従来技術に示すようなリブと突起とを係合させるような構成にしてもよい。
【0026】
以上のように本実施の形態によれば、レンズフード1のフード2に雌ネジ2aを設け、撮影機器4に雄ネジ4bを設けて、各々を締結する構成としたので、部品点数を増加させることなく、レンズフード1の取り付け機構を構成することができる。
【0027】
また、レンズフード1に設けられたマスク3をフード2において回転自在に保持し、マスク3の位置決めを行う凹部と凸部を設けたことにより、レンズフード1を回転させて撮影機器4に装着しても、マスク3の位置(角度)は変化せず、光学的に確実に装着することができる。
【0028】
さらに、レンズフード1に雌ネジ2aを設け、撮影機器4に雄ネジ4aを設けて、それぞれを螺合してレンズフード1を撮影機器4に装着する構成としたので、簡単かつ確実に着脱動作を行うことができる。
【0029】
【発明の効果】
以上のように本発明は、所定の角度位相で位置決めして撮影機器に装着することが可能なレンズフードを、少ない部品点数で提供することができるという優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のレンズフードの断面図
【図2】本発明の実施の形態のレンズフードの装着動作を説明するための斜視図
【図3】従来のレンズフードと撮影機器(ビデオカメラ)の締結部の構成を示す正面視の断面図
【図4】従来のレンズフードの断面図(一部透視図)
【図5】従来のレンズフードの装着動作を説明するための斜視図
【符号の説明】
1 レンズフード
2 フード
2a 雌ネジ
3 マスク
3a 水平部
3b 遮光リブ
3c 位相合わせ凸部
4 撮影機器
4a 位相合わせ凹部
4b 雄ネジ

Claims (2)

  1. 鏡筒の光軸先端に着脱可能なレンズフードであって、本レンズフードに回転自在に保持され入射光を制限する入射光制限手段と、前記入射光制限手段に設けられた位置決め手段と、前記鏡筒に設けられ前記位置決め手段と係合する被位置決め手段とを備え、本レンズフードを前記鏡筒に装着する時に、前記位置決め手段と前記被位置決め手段とを係合させることを特徴とするレンズフード。
  2. 本レンズフードに設けられた第1のネジ部と、鏡筒に設けられた第2のネジ部とを備え、前記レンズフードを前記鏡筒に装着する時は、前記第1のネジ部と前記第2のネジ部とを締結させることを特徴とする請求項1記載のレンズフード。
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