JP4974592B2 - レンズ補助部品の取付装置 - Google Patents

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Description

本発明はカメラのレンズフードやフィルタ等のレンズ補助部品をレンズ鏡筒に取り付けるための取付装置に関するものである。
カメラのレンズ鏡筒の先端にレンズフードやフィルタ等のレンズ補助部品を取り付けるための装置として、従来からスクリュー構造とバヨネット構造が利用されている。スクリュー構造は、レンズ鏡筒の先端部の内周面に設けたスクリュー溝とレンズフードやフィルタの取付部の外周面に設けたスクリュー溝とを螺合させることによって取り付けている。このスクリュー構造は両者のスクリュー溝を螺合させたときにレンズ鏡筒に対するレンズ補助部品の光軸回り角度位置を特定させることが難しいため、当該角度位置に規制を受けない構造のレンズフードやフィルタに利用されている。
一方、バヨネット構造はレンズ鏡筒に対するレンズ補助部品の光軸回り角度位置を特定させることが可能であるため、前縁部が花弁型をしたレンズフードや円形以外の開口窓を有するレンズフードに利用されている。このバヨネット構造は、例えば、特許文献1に示されるように、レンズ鏡筒の先端の外周面に設けたバヨネット片と、レンズフードの後端の内周面に設けたバヨネット片とが互いにレンズ鏡筒の光軸回り方向に重ならないようにして両バヨネット片を光軸方向に嵌合させた上で、所定の小角度だけ光軸回りに回動させることにより両バネヨット片を係合させるものである。両バヨネット片は円周方向の複数箇所に突状片として設けられており、これらバヨネット片の円周方向の間隔や長さを相違させることによって両バヨネット片の嵌合位置関係を特定することができ、レンズフードを所要の光軸回りの回動位置に固定した状態で取り付けることが可能である。
特開平6−265767号公報
特許文献1のバヨネット構造に示されるように、従来のバヨネット構造はレンズ鏡筒の先端部の外周面と、レンズフードの取付部の内周面にそれぞれバヨネット片を設けている。このため、レンズフードを取り付けていない状態ではレンズ鏡筒の先端部の外周にバヨネット片が露出された状態にあり、レンズ鏡筒ないしこれを装着したカメラの外観上の見栄えが低下してしまう。また、先端部の外周にバヨネット片が外径方向に突出されることにより、先端部におけるレンズの設計に制約を受け、特に先端部にレンズキャップを取着するための設計が難しくなる。特に近年では小型、薄型のカメラにおいて、円形以外の開口窓、通常では撮影画面形状に対応した矩形の開口窓を設けた薄型のレンズフードが提供されているが、このようなレンズフードをバヨネット構造でレンズ鏡筒に取り付けた場合にはレンズ鏡筒の先端部の外径寸法がレンズフードによって増大してしまうため、レンズ鏡筒の先端部に取着するように設計された標準のレンズキャップを取着することができなってしまう。レンズフードを取り付けた状態でレンズキャップを取着する際には、レンズフードの外径寸法に対応した大きめのレンズキャップを用意する必要があり、部品点数が増大する要因にもなる。
本発明の目的は、レンズ補助部品を取り付けるためのバヨネット構造を備えるレンズ鏡筒における外観上の見栄えを改善したレンズ補助部品の取付装置を提供するものである。また、本発明の他の目的は、レンズ鏡筒にレンズフードを取り付けた状態でもレンズ鏡筒の径寸法の増大を回避し、標準のレンズキャップを取着することを可能にしたレンズ補助部品の取付装置を提供するものである。
本発明は、レンズ鏡筒の先端部にフード取付環が設けられ、当該フード取付環にレンズ補助部品を取り付けるための取付装置であって、レンズ補助部品としてレンズフードとレンズキャップを備えており、フード取付環は内周面に内径方向に突出形成された内バヨネット片を備え、レンズフードはフード取付環と同じ外径寸法に形成された周縁部から当該フード取付環の内部に挿入可能な突出部を有するとともに、この突出部に設けられて内バヨネット片と係合する外径方向に突出形成された外バヨネット片を備え、レンズキャップはフード取付環よりも大径の短円筒容器状に形成されて当該フード取付環に取着されるとともにその光軸方向の長さはレンズフードの周縁部の光軸方向の長さよりも長く形成されていることを備えることを特徴とする。
本発明によれば、レンズフードを取り付けるためにフード取付環に設けられる内バヨネット片はフード取付環の内周面に設けられているので、当該バヨネット片は外部に露呈されることはなく、レンズ鏡筒における外観上の見栄えを改善する。同時にフード取付環の設計上の制約が緩和され、レンズキャップを取着するための設計が容易になる。また、レンズフードはフード取付環とほぼ同じ外径であるので、フード取付環にレンズフードを取り付けた状態でもレンズ鏡筒の径寸法が増大することはなく、いずれの場合でもレンズに附属している標準のレンズキャップを取着することができ、部品点数が増大することもない。さらに、フード取付環の外周面に取着可能な短円筒容器状のレンズキャップを備え、レンズキャップの光軸方向の長さをレンズフードの周縁部の光軸方向の長さよりも長く形成することで、フード取付環にレンズフードを取り付けた状態でも同じレンズキャップを取着することが可能になる。
本発明において、フード取付環の内周にはレンズフィルタが装着可能なレンズフィルタスクリュー溝を有することにより、レンズフードを取り付けていないときにはフード取付環へのレンズフィルタの装着が可能になる。
本発明において、レンズフードの内周にはフードフィルタが装着可能なレンズフィルタスクリュー溝を有することにより、レンズフードを取り付けているときにはレンズフードへのフードフィルタの装着が可能になる。
本発明において、フード取付環の円周方向の少なくとも一部にはクリックボールが弾性的に支持されており、レンズフードの円周方向の少なくとも一部にはクリックボールが弾性的に嵌合する嵌合溝を備えていることにより、レンズフードを所定位置に確実に取り付けることが可能になる。
次に、本発明の実施例を図面を参照して説明する。図1は本発明をレンズ交換式デジタルカメラのレンズのレンズ鏡筒1に適用した実施例の概略外観図である。レンズ鏡筒1は図には表れないが後端部にカメラボディのレンズマウントに着脱可能なレンズバヨネット構造が設けられており、当該カメラボディに対して着脱可能とされているが、このレンズバヨネット構造は既に広く知られている従来の構造と同じであるのでここでは説明は省略する。また、前記レンズ鏡筒1の周面には図には表れないズーム操作環と共にフォーカス操作環11が配設されており、フォーカス操作環11を手操作にて光軸回りに回動することでレンズのフォーカシング、すなわち焦点合わせを行うようになっている。前記レンズ鏡筒1の先端部にはレンズ補助部品としてのレンズフード2を取り付けるためのバヨネット構造が設けられている。この実施例では前記レンズフード2はレンズ鏡筒の1先端部の外径とほぼ同じ外径寸法をした円形の浅皿状に形成されており、その正面に撮影画面形状に対応した矩形の開口窓21が開口されている。さらに、前記レンズ鏡筒1の先端部には前記レンズフード2よりも若干外径寸法の大きな円形のレンズキャップ3が着脱可能に設けられている。
図2は前記レンズ鏡筒1の先端部領域、レンズフード2、レンズキャップ3を光軸方向に沿って切断した要部の拡大断面図である。レンズ鏡筒1の内部に設けられている固定筒12の先端にはフード取付環13がネジ121により固定されている。前記固定筒12の内部には固定レンズL1が取着されており、前記フード取付環13の前面には内径に沿って環状の飾り環16が取着され、前記ネジ121や前記固定レンズL1の周辺部を覆い隠している。また、前記固定筒12の内周部には可動レンズL2を支持したレンズ支持枠14が光軸方向に移動可能に配設され、また前記固定筒12の外周部にはフォーカスカム環15が光軸回りに回動可能に配設されている。このフォーカスカム環15は前記フォーカス操作環11にネジ111によって連結されており、両者は光軸回りに一体的に回動可能とされている。前記レンズ支持枠14の外周面の一部にはカムローラ141が外径方向に突出形成されており、このカムローラ141は固定筒12に設けたスリット122を通して前記フォーカスカム環15のカム溝151内に内挿されている。そのため、フォーカス操作環11を回動操作するとフォーカスカム環15が一体的に回動され、カム溝151内に内挿されているカムローラ141が光軸方向に移動され、これと一体のレンズ支持枠14及びこれに支持されている可動レンズL2が光軸方向に移動してフォーカス調整が行われる。
前記フード取付環13は本発明におけるレンズ鏡筒1の先端部として構成されるものであり、略円板状をしたフランジ部131と、このフランジ部131の外径部から光軸方向前方に延びる短筒状をしたスリーブ部132とで断面形状がL字型に形成され、前記スリーブ部132の先端は前記フォーカス操作環11よりも前方に突出されており、その内周面にはレンズフィルタスクリュー溝133が形成されている。また、このレンズフィルタスクリュー溝133よりも後方位置の前記スリーブ部132の内周面には前記フランジ部131の前面との間に微小の間隙をおいて円周上の直径方向に対向する2つの領域にそれぞれ内径方向に向けて突出された内バヨネット片134が形成されている。また、前記フランジ部131の前記内バヨネット片134が形成されている2つの領域には光軸方向に小径の貫通穴135が開けられており、この貫通穴135内にそれぞれ同一寸法の2つのクリックボール136が光軸方向に並んで内挿されている。貫通穴135はフランジ部131の前面に開口する窓135aを有しており、この窓135aの径寸法はクリックボール136よりも小径であり、クリックボール136の球面の一部のみが突出されるようになっている。また、前記各2つのクリックボール136のうち後側のクリックボールの後面に密接するように円環状をして光軸方向に湾曲された弾性板137が図には表れないネジによりフランジ部131の後面に取着され、クリックボール136に密接して光軸方向前方に向けて付勢している。そのため、クリックボール136は貫通穴135の窓135aから球面の一部を弾性的に突出した状態に保されている。
前記レンズフード2は、円形をした正面部22の中央に撮影画面に対応して横長の矩形をした前記開口窓21が開口されており、この開口窓21の周辺領域の正面部22はは中央部に向かって後方に向けて幾分傾いた傾斜面として形成されている。また、肉厚に形成されたレンズフード2の周縁部23には、円周上の直径方向に対向する2つの領域において光軸方向に沿って薄肉に突出された突出部24を有している。これらの突出部24は前記フード取付環13のスリーブ部132の内径よりも微小寸法だけ小さい外径寸法とされ、この突出部24の後端縁には外径方向に突出した外バヨネット片25が一体に設けられている。また、各外バヨネット片25が設けられている領域の各突出部24の後端縁には光軸方向前方に切り込まれた微小なV溝26が形成されている。また、前記周縁部23の内周面には図には表れないフードフィルタが螺合可能なフードフィルタスクリュー溝27が形成されている。
前記レンズキャップ3は前記フード取付環13の外径寸法よりも若干大きな内径の有底の短円筒状容器状に形成されており、その内底面と内周面にはそれぞれ羅紗(ラシャ)布31が貼り付けられている。この羅紗布31は緩衝材として機能するとともに、内周面に羅紗布を貼り付けることによりレンズキャップ3の内径寸法を前記フード取付環13の外径寸法、さらに言えばレンズフード2の外径寸法よりも若干小さくするために用いられる。また、前記レンズキャップ3は後述するようにレンズ鏡筒1にレンズフード2を取り付けた状態でも前記フード取付環13への取り付けができるように前記レンズフード2の周縁部の光軸方向の長さよりも若干長い筒長に形成されている。
以上の構成によれば、レンズ鏡筒1にレンズフード2を取り付けていないときには、図3の要部断面図に示すように、フード取付環13に対して直接レンズキャップ3を取着する。レンズキャップ3は内周面に貼り付けられた羅紗布31の内径がフード取付環13の外径よりも若干小さいため、羅紗布31が厚さ方向、すなわち径方向に若干変形されながらフード取付環13の先端部に外側から嵌合する。このとき羅紗布31の摩擦係数によってフード取付環13の外周面に摩擦係合し、レンズキャップ3の脱落が防止される。この状態のとき、レンズフィルタを装着する必要が生じた場合には、図4の要部断面図に示すように、フード取付環13の先端部の内周面に設けられたレンズフィルタスクリュー溝133を利用して所望のレンズフィルタ4の円形枠41に設けられたスクリュー溝42を螺合させることで装着が可能である。レンズフィルタ4の円形枠41はフード取付環13の先端部の内径寸法に対応した外径寸法に形成され、その内部に偏光フィルタやカットフィルタ等が設けられた種々のフィルタとして構成されているものであることは言うまでもない。
一方、レンズ鏡筒1にレンズフード2を取り付けるときには、図5の要部断面図に示すように、図4で示したレンズキャップ3及びレンズフィルタ4を取り外した状態でレンズフード2の突出部24をフード取付環13内に挿入し、バヨネット構造において取り付ける。すなわち、レンズフード2の突出部24がフード取付環13に設けられた内バヨネット片134と衝突しないように、図1の場合には突出部24が水平左右方向に向けた状態となるようにレンズフード2を光軸回りに回動させて挿入を行う。これによりレンズフード2の突出部24に設けた外バヨネット片25はフード取付環13のフランジ部131の前面に当接される。この状態でレンズフード2を光軸回りにほぼ90°回動すると、レンズフード2の外バヨネット片25はフード取付環13のフランジ部131の前面と内バヨネット片134との間の隙間に嵌入されて行き、この隙間内において両バヨネット片25,134が係合し、両者間での摩擦係合力によってレンズフード2はフード取付環13に保持され、レンズ鏡筒への取付が実現される。
このとき、レンズフード2の外バヨネット片25がフード取付環13に設けられた貫通穴135の窓135aを回動通過する際には、クリックボール136は弾性板137を撓ませながら貫通穴135内に後退されるため、当該外バヨネット片25の回動通過は可能である。そして、レンズフード2が所定の取付位置まで回動され、レンズフード2の突出部24に設けられたV溝26がフード取付環13の窓135aに対向位置されると、クリックボール136は弾性板137の弾力によって窓135aから突出し、その突出した球面の一部がV溝26に嵌合する。これにより、レンズフード2は当該回動位置に安定に保持されるとともに、レンズフード2を取り付ける際のクリック感が得られることになり、カメラの利用者はレンズフードが所定位置に取り付けられたことを認識することができる。なお、レンズフード2を取り外す際にはレンズフード2を反対方向に回動し、両バヨネット片25,134の係合を解除することでレンズフード2をフード取付環13内から光軸方向前方に引き出すことができる。このとき、レンズフード2のV溝26はクリックボール136を乗り越えるため取り外しの障害になることはない。
このレンズフード2を取り付けた状態でレンズキャップ3を取着すると、図5の要部断面図に示したように、レンズキャップ3はレンズフード2及びフード取付環13に対して取着される。レンズキャップ3の内周面の羅紗布31の内径はレンズフード2の外径よりも若干小さいため、羅紗布31は径方向に若干変形されながらレンズフード2を覆うように外側から嵌合する。このとき羅紗布31による摩擦係数によってレンズフード2の外周面とフード取付環13の外周面に摩擦係合し、レンズキャップ3の脱落が防止されることは言うまでもない。また、このとき、フードフィルタを装着する必要が生じた場合には、図6の要部断面図に示すように、レンズフード2の内周面に設けられているフードフィルタスクリュー溝27を利用して所定のフードフィルタ5を螺合することで装着が可能である。フードフィルタ5の構成は前記したレンズフィルタ4と同様な構成であるが、円形枠51の形状や外径寸法がレンズフード2の内径寸法に対応する寸法に形成され、かつ円形枠51にはフードフィルタスクリュー溝27に螺合するスクリュー溝52が形成されているものである。
このように、実施例の構造では、レンズ鏡筒1にレンズフード2を取り付けるためにフード取付環13に設けられている内バヨネット片134はフード取付環13の内周面に設けられているので、当該内バヨネット片134はレンズ鏡筒1の外部に露呈されることはなく、レンズ鏡筒1の外観上の見栄えを改善する上で有効である。また、レンズフード2はフード取付環13とほぼ同じ外径であるので、レンズ鏡筒1にレンズフード2を取り付けた状態でもレンズ鏡筒の径寸法が増大することはなく、同じサイズのレンズキャップ3を取着することが可能である。したがって、レンズに附属の標準のレンズキャップをレンズフードを取り付けたときにも取着することができ、部品点数が増大することもない。
実施例においてレンズフード2の開口窓21は上下対称の形状であり、フード取付環13に設けた内バヨネット片134とレンズフード2に設けた外バヨネット片25はそれぞれ直径方向に対向する2つの円周領域に設けているので、レンズフード2をレンズ鏡筒1に取り付ける際にはレンズフード2の上下方向は180°反対向きに取り付けることも可能であり、レンズフード2の取付作業を容易化する上で有利である。また、本発明はこの構成に限られるものではなく、レンズフード2の取付方向が特定できる構造であれば、実施例の数以外のバヨネット片で構成してもよい。また、クリック感を得るこめのクリックボール136は光軸方向の長さを稼ぐために2つを光軸方向に並べているが、1つのクリックボールで構成することも可能である。
本発明において対象となるレンズ補助部品は実施例のレンズフードに限られるものではなく、レンズ鏡筒の先端部に装着することが可能な特殊レンズやその他の光学部品を取り付ける場合にも実施例と同様にして適用することが可能である。また、本発明は実施例の構成のレンズ鏡筒に限られるものではなく、本発明における先端部としてフード取付環、あるいはこれと同等の環部品を備えるレンズ鏡筒であれば適用可能である。
実施例の一部を分解した要部の斜視図である。 実施例のレンズ鏡筒の一部とレンズフード、レンズキャップの各一部の拡大断面図である。 レンズ鏡筒にレンズキャップを取着した状態の断面図である。 レンズ鏡筒にレンズフィルタとレンズキャップを取着した状態の断面図である。 レンズ鏡筒にレンズフードとレンズキャップを取着した状態の断面図である。 レンズ鏡筒にレンズフードとレンズキャップとフードフィルタを取着した状態の断面図である。
符号の説明
1 レンズ鏡筒
2 レンズフード
3 レンズキャップ
11 フォーカス操作環
12 固定筒
13 フード取付環
14 レンズ支持枠
15 フォーカスカム環
21 開口窓
24 突出部
25 外バヨネット片
26 V溝
31 羅紗布
133 レンズフィルタスクリュー溝
134 内バヨネット片
135 貫通穴
136 クリックボール
137 弾性板
L1 固定レンズ
L2 可動レンズ

Claims (5)

  1. レンズ鏡筒の先端部にフード取付環が設けられ、当該フード取付環にレンズ補助部品を取り付けるための取付装置であって、前記レンズ補助部品としてレンズフードとレンズキャップを備えており、前記フード取付環は内周面に内径方向に突出形成された内バヨネット片を備え、前記レンズフードは前記フード取付環と同じ外径寸法に形成された周縁部から当該フード取付環の内部に挿入可能な突出部を有するとともに、この突出部に設けられて前記内バヨネット片と係合する外径方向に突出形成された外バヨネット片を備え、前記レンズキャップは前記フード取付環よりも大径の短円筒容器状に形成されて当該フード取付環に取着されるとともにその光軸方向の長さは前記レンズフードの周縁部の光軸方向の長さよりも長く形成されていることを備えることを特徴とするレンズ補助部品の取付装置。
  2. 前記フード取付環は内周面の円周方向複数箇所に前記内バヨネット片を備え、前記レンズフードは円形をした正面部に所要形状の開口窓を有し、前記レンズフードの円周方向複数箇所に前記外バヨネット片を備えることを特徴とする請求項に記載のレンズ補助部品の取付装置。
  3. 前記フード取付環の内周にはレンズフィルタが装着可能なレンズフィルタスクリュー溝を有していることを特徴とする請求項1又は2に記載のレンズ補助部品の取付装置。
  4. 前記レンズフードの内周にはフードフィルタが装着可能なレンズフィルタスクリュー溝を有していることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のレンズ補助部品の取付装置。
  5. 前記フード取付環の円周方向の少なくとも一部にはクリックボールが弾性的に支持されており、前記レンズフードの円周方向の少なくとも一部には前記クリックボールが弾性的に嵌合する嵌合溝を備えていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のレンズ補助部品の取付装置。
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