JP5659057B2 - 監視用レンズ装置及び監視カメラ - Google Patents

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Description

本発明は、監視用レンズ装置及び監視カメラに関する。
近年、公共機施設や商業施設や住居において、監視カメラが広く用いられている。監視カメラとしては、ドーム型の小型の監視カメラの需要が高くなっている。このような監視カメラとしては、特許文献1に示すものがある。
監視カメラの構成としては、一例として、透明のケース部材と、該透明なケース部材の内部に配置される監視用レンズ装置とを備える。監視用レンズ装置は、フォーカス位置を調整するためのフォーカスリングと、焦点距離を調整するためのズームリングとが設けられている。フォーカスリング、ズームリングは、監視用レンズ装置が備えるフォーカスレンズ(群)、ズームレンズ(群)の位置に対応して設けられており、監視用レンズ装置にそれぞれ設けられている。
フォーカスリング、及びズームリングには、ロックつまみがそれぞれ設けられている。ロックつまみは、フォーカスリング、ズームリングのそれぞれにネジ係合している。ロックつまみを締め込むと、ロックつまみフォーカスリング、ズームリングの回転位置が固定される。
監視カメラが店舗等の天井、壁面等に設置され,監視用レンズ装置の光軸の向きが所定の方向に設定されると、ケース部材を取り外した状態で、焦点距離、フォーカス位置の調整が行われる。この際、カバー部材は監視用レンズ装置と一体的に構成され、カバー部材の取り外しには煩雑な作業が必要となることから、焦点距離、フォーカス位置の調整は、作業者がカバー部材の開口から指先を挿入して、フォーカスリング、ズームリング、を手動で操作することにより行われる。そして、焦点距離、焦点位置が所望の状態に設定された後は、ロックつまみを締め込むことで、フォーカスリング、ズームリングが固定される。
特開2007−310228号公報
しかし、監視カメラは小型化されており,搭載される監視用レンズ装置もまた小型化されている。そして、小型の監視カメラでは、フォーカスリング、ズームリングの周辺に必要最小限のスペースしか確保することができない。このため、フォーカスリング、ズームリングの周辺に指先を挿入することが困難となり、フォーカス、及びズームの調整が煩雑であるという問題が生じている。
特に小型の監視カメラでは、カバー部材の開口は、監視用レンズ装置の径に応じた必要最小限の範囲で設けられている。このため、操作者は、狭い開口から内部に指先を挿入してフォーカスリング、ズームリングを操作する必要があり、非常に煩雑な作業が必要とされていた。また、ロックつまみを操作する際において、狭い開口から指先を挿入して操作をする必要があり、非常に煩雑な作業が要求されていた。
ここで、フォーカスとズームの調整は、順次に行われ、例えば、ズームリングのロックつまみを締め付けた後で、フォーカスリングのロックつまみを締め付ける。このときに、手指が締め付けたロックつまみに触れてしまうことによってズームリングのロックつまみによる固定が解除され、ズーム位置の設定がずれてしまう虞があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、フォーカスとズームを順に調整する操作を行ない易い監視用レンズ装置及び監視カメラを提供することにある。
本発明の上記目的は、固定筒と、
前記固定筒の内側に設けられ、光軸方向に移動可能な第1のレンズ枠と、
前記固定筒の内側に設けられ、光軸方向に移動可能な第2のレンズ枠と、
前記固定筒に対して回動可能に設けられ、前記第1のレンズ枠を駆動するためのカムが設けられた第1のリングと、
前記第1のリングよりも被写体側に配され、前記固定筒に対して回動可能に設けられ、前記第2のレンズ枠を駆動するためのカムが設けられた第2のリングと、
前記第1のリングと一体に形成され、前記第2のリングの外周を覆う延在部と、
前記延在部に挿通されたロック部材と、を備え、
前記ロック部材は、筒状の胴部と、前記胴部に挿通され、該胴部に対して付勢力を伴って進退するピンと、前記胴部の外周面に支持された環とを含み、
前記ロック部材を挿入した第1の固定位置では、前記ピンの先端が前記固定筒の外周面に当接することによって前記第1のリングの位置の変動が規制され、
前記ロック部材を前記第1の固定位置より更に挿入した第2の固定位置では、前記環が前記第2のリングの外周面に当接することによって前記第2のリングの位置の変動が規制される監視用レンズ装置によって達成される。
本発明によれば、フォーカスとズームを順に調整する操作を行ない易い、監視用レンズ装置及び監視カメラを提供できる。
監視用レンズ装置と、その周辺の構成を概略的に示す図である。 図1の矢印方向にみた断面を部分的に示す図である。 監視用レンズ装置を備えた監視カメラを示す図である。 図1の監視用レンズ装置のロック部材の構成を説明する図である。 図1の監視用レンズ装置のロック部材によって、フォーカスリング及びズームリングを固定するときの手順を説明する図である。
以下、本発明の監視用レンズ装置及び監視カメラの実施の形態を説明する。
図1は、監視用レンズ装置と、その周辺の構成を概略的に示す図である。
監視用レンズ装置10は、主として監視用のカメラに用いられるものである。図1に示すように、監視用レンズ装置10は、フォーカスリング12、ズームリング14、及びロック部材20を外周に備えている。
また、監視用レンズ装置10には、赤外線フィルタを駆動するための駆動装置18が設けられている。
図2は、図1の矢印方向にみた断面を部分的に示す図である。図2に示すように、監視用レンズ装置10は固定筒16を備えている。固定筒16の内部には、レンズ枠32、及びレンズ枠44が配置されている。
固定筒16の外側には、フォーカスリング12、ズームリング14が配置されている。
レンズ枠32は、固定筒16内の被写体側(前側)に配置されている。レンズ枠32は、円環形状を有する枠であって、その枠の内周でフォーカスレンズ(群)31を保持する。レンズ枠32には、その周面よりも突出する図示しない係合ピンが装着されている。一方,固定筒16には、光軸方向に図示しない直進溝が形成されており、係合ピンが直進溝に係合することによって、レンズ枠32及びフォーカスレンズ31が、直進溝にガイドされて光軸方向に直進移動するように構成されている。
レンズ枠42は、固定筒16内においてレンズ枠32よりも後側に配置されている。レンズ枠42は、円環形状を有する枠であって、その枠の内周でズームレンズ(群)41を保持する。レンズ枠42には、その周面よりも突出する図示しない係合ピンが装着されている。一方、固定筒16には、光軸方向に図示しない直進溝が形成されており、係合ピンが直進溝に係合することによって、レンズ枠42及びズームレンズ41が、直進溝にガイドされて光軸方向に直進移動するように構成されている。
フォーカスリング12は、レンズ枠32が配置される部位において、固定筒16の外周面に回動可能に配置されている。フォーカスリング12の内周面には,光軸に対して螺旋状に図示しないカム溝が形成されている。レンズ枠32に装着された係合ピンは,フォーカスリング12のカム溝に係合する。従って,フォーカスリング12を回動操作すると、フォーカスリング12のカム溝と固定筒16の直進溝との交差位置が光軸方向に変位するとともに、その交差位置に従って係合ピン、レンズ枠32,及びフォーカスレンズ31が光軸方向に変位する。このように,フォーカスリング12を回動操作することによって,フォーカスレンズ31の設定位置を調整してピント調整を行うことができる。
ズームリング14は、フォーカスリング12よりも後側において、固定筒16の外周面に回動可能に配置されている。また、ズームリング14には、フォーカスリング12側に延在部15が一体に設けられている。延在部15では、フォーカスリング12の外周に覆い被さるようにズームリング14の内径が拡大されている。
ズームリング14の内周面には、光軸に対して螺旋状に図示しないカム溝が形成されている。レンズ枠42に装着された係合ピンは、ズームリング14のカム溝に係合する。従って、ズームリング14を回動操作すると,ズームリング14のカム溝と固定筒16の上述の直進溝との交差位置が光軸方向に変位するとともに,その交差位置に従って係合ピン、レンズ枠42、及びズームレンズ41が光軸方向に変位する。このように,ズームリング14を回動操作することによって、ズームレンズ41の設定位置を調整して焦点距離(ズーム画角)を調整することができる。
なお、上述の構成では、固定筒16に直進溝を設け,フォーカスリング12,ズームリング14に螺旋状のカム溝を設けた構成を採用しているが、固定筒16に螺旋状のカム溝を設け、フォーカスリング12又はズームリング14に直線のカム溝を設けてもよい。また、固定筒16とフォーカスリング12又はズームリング14の双方に螺旋状のカム溝を設けてもよい。
ズームリング14の延在部15がフォーカスリング12を覆う部位では,ズームリング14の内周面とフォーカスリング12の外周面との間に所定の隙間が設けられている。監視用レンズ装置10では、フォーカスリング12がズームリング14よりも被写体側に設けられているが、ズームレンズ42がフォーカスレンズ32よりも被写体側に位置している場合は,ズームリング14がフォーカスリング12よりも被写体側に位置するように構成してもよい。この場合,フォーカスリング12に延在部を設け、延在部15がズームリング14を覆うように構成する。
ロック部材20は、ズームリング14の延在部15の外周に突出するように設けられている。
フォーカスリング12には,ロック部材20の後述するピン24の径よりも幅の広い開孔部12aが形成されている。ロック部材20は、ピン24の先端部が開孔部12aに挿入される。
開孔部12aは、フォーカスリング12の円周方向に長孔形状で形成されている。開孔部12aは、フォーカスリング12とズームリング14が相対的に回転した際に、ロック部材20のピン24と開孔部12aとが干渉しないように所定の範囲で形成されている。
ロック部材20を締め込むことによって、ズームリング14の回転方向の位置が固定筒16に対して固定され、又は、ズームリング14及びフォーカスリング12の両方の回転方向の位置が固定筒16に対して固定される。
なお、図示しないが、固定筒16の後端部には撮像素子ホルダが装着されている。撮像素子ホルダには、基板が装着されている。基板にはCCD(撮像素子)が実装されている。CCDの前側にはシール部材、ローパスフィルタ(OLPF)、IRカットフィルタなどが配置されている。IRカットフィルタは、赤外線をカットするフィルタと赤外線を透過するフィルタの2つを備えている。IRカットフィルタが備える2つのフィルタの切り換えは、駆動装置18の駆動によって行われる。
図3は、図1及び図2に示す監視用レンズ装置を備えた監視カメラを示す模式図である。監視カメラ100は、略円盤状の基台102、透明のケース部材104、及びケース部材104の内部に設けられ、監視用レンズ装置10を覆うカバー部材106を備えている。
カバー部材106は、監視用レンズ装置10の先端部に対応した開口108を含む。監視用レンズ装置10は基台102に対して、レンズの光軸の角度を変えることができる。また、監視用レンズ装置10は、基台102の周方向に回転することができる。
監視用レンズ装置10は、ズームリング14の延在部15とフォーカスリング12とが重なり合う部分にロック部材20が設けられている。そして、ロック部材20は監視用レンズ装置10の前側に1つのみ設けられている。監視カメラ100は、カバー部材106の開口108から、監視用レンズ装置10の先端部のロック部材20が露呈している。従って、監視カメラ100を小型化したときにカバー部材106の開口108が非常に小さい場合でも、開口108から指先を挿入して、ロック部材20を操作することにより、フォーカスリング12,ズームリング14の回転方向の位置を固定する作業を容易に行うことができる。
次に、ロック部材の構成を説明する。
図4Aは、図1の監視用レンズ装置のロック部材を示す斜視図であり、図4Bは、図4Aのロック部材を分解した状態を示す斜視図である。
ロック部材20は、筒状の胴部21と、ピン24と、コイルばね26と、キャップ23と、環28とを含む。
胴部21は、ロック部材20の本体を構成する。胴部21は、円筒形状を有し、胴部21をロック部材20の挿入方向に沿って貫通する孔21aが形成されている。胴部21には、その挿入方向の先端側に反対側よりも径が小さくなるように形成された縮径部22が形成されている。
縮径部22の外周面には、ズームリング14にねじ締めするためのねじ溝が形成されている。また、縮径部22の外周面には、段差部22aが形成されている。段差部22aの表面には、縮径部22の外周面の周方向に連なる突条部22cが形成されている。突条部22cは、環28を係止させることにより保持し、環28の移動を規制するものである。後述するようにロック部材20を挿入方向に沿って移動させた場合に、外部から力が加えられることにより環28が突条部22cを乗り越えて移動する。
ピン24は、略棒状の部材であり、胴部21の孔21aに挿入される。ピン24の外周面には、該外周面より突出した係止部24aが形成されている。係止部24aは、ピン24を胴部21の孔21aに挿通したときに、孔21aの内周面に設けられた段差と係合する。ピン24は、孔21a内で、ロック部材20の挿入方向に、胴部21に対して変位可能に支持されている。
コイルばね26は、胴部21の孔21aに挿入されたピン24の係止部24aに一方の端部が当接し、他方の端部がキャップ23に当接する。コイルばね26は、ピン24とともに胴部21の孔21に収容された状態で、所定の圧縮量で圧縮されており、ピン24をロック部材20の挿入方向にピン24を付勢している。また、コイルばね26は、ピン24が胴部21の孔21内へ退避する際に、ピン24によって圧縮されることにより、ピン24に挿入方向の付勢力を加える。
キャップ23は、筒部21の孔21aにねじ嵌合される。キャップ23は、孔21aに嵌合されることにより、孔21a内に収容されたコイルばね26を圧縮させる。
環28は、環状の部材であって、その周方向の一部を間欠部28aにより間欠させてなる構成である。環28は、たとえば、弾性を有するワッシャを用いる。環28は、胴部22の段差部22aに嵌め込まれる。環28は、段差部22a内の範囲において、ロック部材20の挿入方向に移動可能である。
次に、ロック部材によって、フォーカスリング及びズームリングを固定するときの手順を説明する。
図5Aから図5Dは、ロック部材によって、フォーカスリング及びズームリングを固定するときの手順を説明する図である。図5Aから図5Dは、図2と同じ監視用レンズ装置10の断面を示すものとする。
図5Aは、フォーカスリング及びズームリングのいずれも固定していない状態を示す断面図である。図5Aは、ロック部材このとき、ロック部材20のピン24の先端部24bは、固定筒16の外周面から離れている。また、胴部21の先端部も固定筒16の外周面から離れている。
また、フォーカスリング及びズームリングのいずれも固定していない状態では、環28はフォーカスリング12の外周面から離れている。
図5Bに示すように、ロック部材20の胴部21を回動させることで、ロック部材20がズームリング14の延在部15の外周面側から内周面側に向かって進入する。
図5Cに示すように、ロック部材20を延在部15にある程度進入させると、ピン24の先端部24bが固定筒16の外周面にと当接する。このとき、固定筒16に対するズームリング14の回転方向の位置が規制される。なお、ピン24の先端部24bと固定筒16の外周面との当接のみであるため、ズームリング14の回転方向の位置は仮固定されているにすぎない。
また、図5Cに示す状態では、環28がフォーカスリング12の外周面に触れているのみであるよって、フォーカスリング12は、ロック部材20から押さえつける力を受けておらずフリーな状態であり、固定筒16に対して回転方向の位置を変更可能である。
図5Cに示すように、ロック部材20がズームリング14のみを固定し、フォーカスリング12の回転方向の位置を変更可能とする固定位置を、ロック部材20の第1の固定位置とする。
図5Dは、胴部21を締め付けることによって、ロック部材20を第1の固定位置より更に延在部15に挿入させた状態を示している。このとき、ピン24の先端部24bと、胴部21の挿入方向の先端部(図5Dにおいて、縮径部22の下端部)がいずれも固定筒16の外周面に当接している。このため、固定筒16に対するズームリング14の回転方向の位置が、図5Cに示す第1の固定位置の状態と比べて、より強固に締め付けられることによって固定されている。
また、環28は、胴部21の段差部22aによってフォーカスリング12の外周面に押し付けられている。このため、ズームリング12は、環28を介してロック部材20によって固定筒16の外周面側に押し付けられ、その回転方向の位置が固定される。
図5Dに示すように、ロック部材20がフォーカスリング12及びズームリング14の両方を固定する固定位置を、ロック部材20の第2の固定位置とする。
上述のように、ロック部材20は、ズームリング14の延在部15に対して挿入される量に応じて、第1の固定位置と第2の固定位置とに調整される。
作業者は、先ず、ズームリング14によってズーム位置を調整した後、ロック部材20を第1の固定位置に操作することで、ズームリングの位置のみを仮に固定することができる。そして、フォーカスリング12によってフォーカス位置を調整した後、同じロック部材20を第2の固定位置に操作することで、フォーカスリングの位置のみを仮に固定することができる。フォーカスリング12を調整している際に、仮に固定されている状態のズームリング14を回転させてズーム位置を調整することもできる。よって、監視用レンズ装置10及びこれを備えた監視カメラ100においては、作業者がフォーカスとズームを順に調整する操作を行ない易い。
また、作業者は1つのロック部材20を操作することで、フォーカスリング12とズームリング14の両方を固定することができ、他のロック部材を操作する必要がない。このためフォーカスリング12とズームリング14の固定の操作が容易である。また、監視用レンズ装置10及び監視カメラ100の部品点数を削減できる。
更に、監視カメラ100が小型であり、監視用レンズ装置10の近傍に充分なスペースが確保できない場合においても、フォーカスリング12及びズームリング14の操作や、ロック部材20による両者のリングの回転方向の位置の固定を容易に行うことが可能となる。従って,監視カメラ100を天井,壁面等に装着した後においても,ケース部材104を外すのみで、フォーカス、ズームの調整を容易に行うことが可能となる。
本明細書は、次の事項を開示するものである。
(1)固定筒と、
前記固定筒の内側に設けられ、光軸方向に移動可能な第1のレンズ枠と、
前記固定筒の内側に設けられ、光軸方向に移動可能な第2のレンズ枠と、
前記固定筒に対して回動可能に設けられ、前記第1のレンズ枠を駆動するためのカムが設けられた第1のリングと、
前記第1のリングよりも被写体側に配され、前記固定筒に対して回動可能に設けられ、前記第2のレンズ枠を駆動するためのカムが設けられた第2のリングと、
前記第1のリングと一体に形成され、前記第2のリングの外周を覆う延在部と、
前記延在部に挿通されたロック部材と、を備え、
前記ロック部材は、筒状の胴部と、前記胴部に挿通され、該胴部に対して付勢力を伴って進退するピンと、前記胴部の外周面に支持された環とを含み、
前記ロック部材を挿入した第1の固定位置では、前記ピンの先端が前記固定筒の外周面に当接することによって前記第1のリングの位置の変動が規制され、
前記ロック部材を前記第1の固定位置より更に挿入した第2の固定位置では、前記環が前記第2のリングの外周面に当接することによって前記第2のリングの位置の変動が規制される監視用レンズ装置。
(2)(1)に記載の監視用レンズ装置であって、
前記環は、前記胴部の前記外周面に形成された溝に支持され、該溝内の範囲で前記ロック部材を挿入する方向に移動可能であり、前記第2の固定位置に前記ロック部材がある状態で前記溝の段差に当接することによって前記第2のリングの前記外周面を押圧する監視用レンズ装置。
(3)(1)又は(2)に記載の監視用レンズ装置であって、
前記ロック部材は、前記第2の固定位置に存在する状態で、前記胴部の挿入方向の先端部が前記固定筒の前記外周面を押圧する監視用レンズ装置。
(4)(1)から(3)のいずれか1つに記載の監視用レンズ装置と、
前記監視用レンズ装置を覆う透明なケース部材と、
前記ケース部材と前記監視用レンズ装置との間に設けられ、前記監視用レンズ装置の被写体側の先端部を露呈する開口が形成されたカバー部材と、を備える監視カメラ。
10 監視用レンズ装置
12 フォーカスリング
14 ズームリング
15 延在部
16 固定筒
20 ロック部材
21 胴部
24 ピン
28 環

Claims (4)

  1. 固定筒と、
    前記固定筒の内側に設けられ、光軸方向に移動可能な第1のレンズ枠と、
    前記固定筒の内側に設けられ、光軸方向に移動可能な第2のレンズ枠と、
    前記固定筒に対して回動可能に設けられ、前記第1のレンズ枠を駆動するためのカムが設けられた第1のリングと、
    前記第1のリングよりも被写体側に配され、前記固定筒に対して回動可能に設けられ、前記第2のレンズ枠を駆動するためのカムが設けられた第2のリングと、
    前記第1のリングと一体に形成され、前記第2のリングの外周を覆う延在部と、
    前記延在部に挿通されたロック部材と、を備え、
    前記ロック部材は、筒状の胴部と、前記胴部に挿通され、該胴部に対して付勢力を伴って進退するピンと、前記胴部の外周面に支持された環とを含み、
    前記ロック部材を挿入した第1の固定位置では、前記ピンの先端が前記固定筒の外周面に当接することによって前記第1のリングの位置の変動が規制され、
    前記ロック部材を前記第1の固定位置より更に挿入した第2の固定位置では、前記環が前記第2のリングの外周面に当接することによって前記第2のリングの位置の変動が規制される監視用レンズ装置。
  2. 請求項1に記載の監視用レンズ装置であって、
    前記環は、前記胴部の前記外周面に形成された溝に支持され、該溝内の範囲で前記ロック部材を挿入する方向に移動可能であり、前記第2の固定位置に前記ロック部材がある状態で前記溝の段差に当接することによって前記第2のリングの前記外周面を押圧する監視用レンズ装置。
  3. 請求項1又は2に記載の監視用レンズ装置であって、
    前記ロック部材は、前記第2の固定位置に存在する状態で、前記胴部の挿入方向の先端部が前記固定筒の前記外周面を押圧する監視用レンズ装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の監視用レンズ装置と、
    前記監視用レンズ装置を覆う透明なケース部材と、
    前記ケース部材と前記監視用レンズ装置との間に設けられ、前記監視用レンズ装置の被写体側の先端部を露呈する開口が形成されたカバー部材と、を備える監視カメラ。
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