JPH11133524A - フィルムホルダ - Google Patents

フィルムホルダ

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JPH11133524A
JPH11133524A JP31267497A JP31267497A JPH11133524A JP H11133524 A JPH11133524 A JP H11133524A JP 31267497 A JP31267497 A JP 31267497A JP 31267497 A JP31267497 A JP 31267497A JP H11133524 A JPH11133524 A JP H11133524A
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JP
Japan
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film
holding member
film holder
holding
claw
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Withdrawn
Application number
JP31267497A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuzo Seo
修三 瀬尾
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd filed Critical Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Publication of JPH11133524A publication Critical patent/JPH11133524A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルムホルダにおける写真フィルムの撓み
を防止する。 【解決手段】 フィルムホルダの一方の端部である連結
部30において、第1の保持部材10と第2の保持部材
20とを回動可能に連結する。第1の保持部材10にお
ける連結部30とは反対側の端部に切り欠き部40を設
ける。第2の保持部材20における連結部30と反対側
の端部に爪部50を形成する。第2の保持部材20は第
1の保持部材10に対して連結部30から爪部50に向
かって次第に離間する方向に撓んでいる。第1の保持部
材10と第2の保持部材20との間に写真フィルムを装
着し、爪部50を切り欠き40部に係合させ、第2の保
持部材20の弾性力により写真フィルムを確実に保持す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば画像読み取
り装置に用いられるフィルムホルダに関する。
【0002】
【従来の技術】ネガフィルムやリバーサルフィルム等
は、現像後、例えば6コマ単位の短冊状に切断される。
このフィルムの画像を投影機で投影する場合、またはフ
ィルムスキャナで読み取る場合には、フィルムの反り
(幅方向の湾曲)やカール(長手方向の湾曲)を防止す
るために、フィルムはフィルムホルダにより保持され
る。
【0003】従来フィルムホルダは、例えば平面の剛性
材料から形成され、フィルムを挟み込むことにより保持
する一対の保持部材から成る。保持部材の一端は回動可
能に連結されており、他端側は相互に係合可能な爪と爪
受から成る係止手段により着脱自在である。フィルムホ
ルダにはフィルムの画像領域に対応した位置に開口部が
形成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなフ
ィルムホルダは平面の剛性材料から形成されているた
め、フィルムの移動は規制されるが、一対の保持部材と
フィルムとの間に隙間が生じることがある。隙間が生じ
ると、フィルムの反りやカールを完全に取り除くことが
できず、またフィルムの画像領域とフィルムホルダの開
口部との位置が一致しなくなる。
【0005】特にフィルムの反りやカールが残っている
場合、例えばフィルムスキャナで読み取る際に、読取光
学系においてピントがぼける部分が生じ、画像の劣化を
招く。
【0006】本発明は、この様な点に鑑みてなされたも
のであり、保持状態におけるフィルムの撓みを除去する
フィルムホルダを提供することが目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によるフィルムホ
ルダは、フィルムを挟み込んで保持する一対の第1およ
び第2のフィルム保持部材を備えたフィルムホルダにお
いて、前記第1及び第2のフィルム保持部材がその一端
側で互いを回動可能に連結する回動手段と、他端側で前
記第1の保持部材に形成された切り欠き部と、前記第2
の保持部材の長手方向先端に形成され前記切り欠き部に
嵌合する爪部とにより、前記第1及び第2のフィルム保
持部材を着脱自在に係止する係止手段とを備えており、
少なくとも前記第2のフィルム保持部材が弾性材料から
形成され、前記係止手段の開放状態において前記一端か
ら前記他端に向かって次第に離間するように湾曲してい
ることをことを特徴としている。
【0008】フィルムホルダにおいて、好ましくは第1
の保持部材が剛性材料から形成される。
【0009】フィルムホルダにおいて、好ましくは、切
り欠き部の前記回動手段側において、前記第2の保持部
材に対向する面に、前記他端側に向かって傾斜する傾斜
面が形成される。
【0010】フィルムホルダにおいて、好ましくは、切
り欠き部の前記傾斜面と対向する側において、前記第2
の保持部材に対向する面と反対側の面に凹部が形成され
る。
【0011】フィルムホルダにおいて、好ましくは爪部
が先端にいくほど厚くなる。
【0012】フィルムホルダにおいて、好ましくは爪部
において、前記第1の保持部材に対向する面の反対側の
面に、滑り止めの凹凸部が形成される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるフィルムホル
ダの実施形態について添付図面を参照して説明する。
【0014】図1には実施形態であるフィルムホルダが
示される。本実施形態のフィルムホルダは6コマ分の画
像領域を有する写真フィルムを保持することができる。
フィルムホルダは一対のフィルム保持部材である、第1
の保持部材10と第2の保持部材20とを備える。長手
方向の一端部には連結部30が形成され、この連結部3
0において第1の保持部材10と第2の保持部材20と
が回動可能に連結される。連結部30は、例えば第1の
保持部材10の2つの切り欠き13内において幅方向に
延びるピン(図示しない)と、第2の保持部材20の端
部から突出し、ピンが挿入されるC形リング23とから
成るヒンジ構造を有している。連結部30の反対側には
開放可能な係止部(後述する)が形成される。係止部が
開放されている状態をフィルムホルダの開放状態とし、
係止部が閉塞している状態をフィルムホルダの係止状態
とする。
【0015】第1の保持部材10は剛性材料から形成さ
れたはしご状の枠部材である。第1の保持部材10は、
外壁12とこの外壁に囲まれたフィルム密着面14とを
備えている。このフィルム密着面14は平坦に形成され
る。写真フィルムはフィルム密着面14に載置されたと
き、そのフィルム縁部が外壁12に係合し、これにより
幅方向及び長手方向に位置決めされる。
【0016】第1の保持部材10には6つの開口部16
が長手方向に沿って等間隔に並んで形成される。この6
つの開口部16は、写真フィルムがフィルム密着面に載
置されたときにフィルム上の6コマの画像領域にそれぞ
れ対応する。
【0017】第2の保持部材20は弾性材料から形成さ
れる。第2の保持部材20はフィルムホルダの開放状
態、即ち外力が作用しない状態において、第1の保持部
材10に対して連結部30から次第に離間するように湾
曲している。第2の保持部材20には長手方向に等間隔
に並んだ6つの開口部26が形成されている。各開口部
26は第1の保持部材10の開口部16とほぼ同じ形状
及び寸法を有し、フィルムホルダの係止状態において、
対応する開口部16に重合するように設けられている。
第2の保持部材20の第1の保持部材10側はフィルム
密着面24であり、凹凸のない滑らかな面に形成され
る。フィルムホルダの係止状態のとき、フィルム密着面
24と第1の保持部材のフィルム密着面14により写真
フィルムが挟持される。
【0018】次に係止部について説明する。係止部は第
1の保持部材10に形成された切り欠き部40と第2の
保持部材20に形成された爪部50とを備える。この爪
部50が切り欠き部40に挿入されることにより第2の
保持部材20が第1の保持部材10に係止される。
【0019】図2は、フィルムホルダの係止状態におけ
る切り欠き部40と爪部50とを共に示す部分拡大断面
図である。爪部50の表面には凹凸が形成され、この凹
凸面52は指で操作する際に滑り止めとなる。凹凸面5
2の反対側は爪部50の先端にいくほど第1の保持部材
10の背面に近づくように形成された傾斜面54であ
り、爪部50の板厚は先端に向かって増加している。切
り欠き部40の開口部16側にも傾斜面44が形成され
る。この傾斜面44は係止状態において、フィルム密着
面24に対し爪部50の傾斜面54とほぼ平行である。
【0020】爪部50の先端には凸部56が形成され、
この凸部56は切り欠き部40の下面側に形成された凹
部46に係合可能である。図2に示す係止状態におい
て、第2の保持部材20の持つ弾性力によって凸部56
の上面56aと凹部46の下面46aとが密着し、第2
の保持部材20が第1の保持部材10に固定される。
【0021】次に係止部の着脱動作について説明する。
図3は開放状態から係止状態へ移行する途中経過を示す
図である。凹凸面52に指をかけて矢印の方向へ爪部5
0を押圧し、第2の保持部材20をその中央が最も高く
なるように撓ませる。凸部56を凹部46に挿入させて
指を離すと、図2に示す係止状態となる。
【0022】図4は係止状態から開放状態へ移行する途
中経過を示す図である。凹凸面52に指をかけて矢印の
方向へ爪部50を押圧し、第2の保持部材20を中央が
最も高くなる方向に撓ませる。このとき爪部50の傾斜
面54は、切り欠き部40の傾斜面44に対して連結部
30側(図の左方向)に摺動し、凸部56が凹部46か
ら開放される。凸部56が凹部46から開放された後、
指を凹凸面52から離すとフィルムホルダは図1に示す
開放状態となる。
【0023】このように、本実施形態のフィルムホルダ
は、第2の保持部材20の弾性力を利用しているので、
一度の操作で着脱が可能である。また、着脱操作は指で
押圧するだけでよいので極めて簡単に行える。また第2
の保持部材20が弾性を有しているので、フィルムホル
ダ内における写真フィルムを平面状態に保持することが
確実に行える。従って画像読み取り装置などで画像を読
み取る際に、フィルムの撓みや位置ずれなどが防止さ
れ、光学系による読取りにおける画像劣化が防止され
る。
【0024】
【発明の効果】本発明によると、フィルムホルダがフィ
ルムを保持するときのフィルムの撓みを除去することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるフィルムホルダの実施形態を示す
斜視図である。
【図2】図1に示すフィルムホルダの係止部を拡大して
示す断面図であって、係止状態を示す図である。
【図3】図1に示すフィルムホルダの係止部を拡大して
示す断面図であって、開放状態から係止状態へ移行する
途中経過を示す図である。
【図4】図1に示すフィルムホルダの係止部を拡大して
示す断面図であって、係止状態から開放状態へ移行する
途中経過を示す図である。
【符号の説明】
10 第1の保持部材 12 外壁 14、24 フィルム密着面 16、26 開口部 20 第2の保持部材 30 連結部 40 切り欠き部 50 爪部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルムを挟み込んで保持する一対の第
    1および第2のフィルム保持部材を備えたフィルムホル
    ダにおいて、 前記第1及び第2のフィルム保持部材がその一端側で互
    いを回動可能に連結する回動手段と、他端側で前記第1
    の保持部材に形成された切り欠き部と、前記第2の保持
    部材の長手方向先端に形成され前記切り欠き部に嵌合す
    る爪部とにより、前記第1及び第2のフィルム保持部材
    を着脱自在に係止する係止手段とを備えており、 少なくとも前記第2のフィルム保持部材が弾性材料から
    形成され、前記係止手段の開放状態において前記一端か
    ら前記他端に向かって次第に離間するように湾曲してい
    ることを特徴とするフィルムホルダ。
  2. 【請求項2】 前記第1の保持部材が剛性材料から形成
    されることを特徴とする請求項1に記載のフィルムホル
    ダ。
  3. 【請求項3】 前記切り欠き部の前記回動手段側におい
    て、前記第2の保持部材に対向する面に、前記他端側に
    向かって傾斜する傾斜面が形成されることを特徴とする
    請求項2に記載のフィルムホルダ。
  4. 【請求項4】 前記切り欠き部の前記傾斜面と対向する
    側において、前記第2の保持部材に対向する面と反対側
    の面に、凹部が形成されることを特徴とする請求項3に
    記載のフィルムホルダ。
  5. 【請求項5】 前記爪部が先端にいくほど厚くなること
    を特徴とする請求項2に記載のフィルムホルダ。
  6. 【請求項6】 前記爪部において、前記第1の保持部材
    に対向する面の反対側の面に、滑り止めの凹凸部が形成
    されることを特徴とする請求項5に記載のフィルムホル
    ダ。
JP31267497A 1997-10-29 1997-10-29 フィルムホルダ Withdrawn JPH11133524A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006064714A (ja) * 2004-08-24 2006-03-09 Seiko Epson Corp フィルムホルダ及び画像読み取り装置
JP2007017567A (ja) * 2005-07-06 2007-01-25 Seiko Epson Corp フィルムホルダ及び画像読み取り装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006064714A (ja) * 2004-08-24 2006-03-09 Seiko Epson Corp フィルムホルダ及び画像読み取り装置
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