JP2007017567A - フィルムホルダ及び画像読み取り装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 画像読み取り装置の透明な原稿台上に載置されるフィルムホルダであって、下面が前記原稿台に接触し、前記原稿台下に設けられている前記画像読み取り装置の読み取り部によって読み取られるフィルム原稿の端部を保持する枠と、前記枠の上面から突出し、弾性を有し、前記原稿台上に載置される前記画像読み取り装置の照明部によって押圧される突部と、を備える。
【選択図】 図1
Description
本発明によると、原稿台に載置されたフィルムホルダの枠の上面に突出し弾性を有する突部を画像読み取り装置の照明部が押圧するため、突部の弾性力によりフィルムホルダは原稿台に押し付けられて変形が矯正される。したがって本発明によると、被写界深度内にフィルム原稿を正確に位置決めすることができる。また、本発明によると、枠の上面に突出する突部は弾性を有するため、各突部を押圧する照明部の部位が上下方向に揃っていなくても、全ての突部が照明部の押圧部により押圧されるので、確実にフィルムホルダの変形を矯正することができる。
本発明によると、フィルム原稿とカバー又はベースの間に挟まれるフィルム原稿が湾曲している場合でも、フィルムホルダのカバーの突部が照明部により押圧されると、ベースが原稿台にならい、カバーによってフィルム原稿がベースに押し付けられることにより、フィルム原稿端部の湾曲が矯正される。
本発明によると、透明板によりフィルム原稿の中央部が押さえられるので、フィルム原稿中央部の湾曲が矯正される。
本発明によると、原稿台に載置されたフィルムホルダの枠と画像読み取り装置の照明部との間に設けられる弾性体は、フィルムホルダの枠及び照明部によって押圧されるとその弾性力によりフィルムホルダを原稿台に押し付けるため、フィルムホルダの変形を矯正する。したがって本発明によると、被写界深度内にフィルム原稿を正確に位置決めすることができる。また、本発明によると、弾性体はその弾性により弾性体を押圧する照明部の部位が上下方向に揃っていなくても、全ての弾性体がフィルムホルダの枠と照明部によって押圧されるので、確実にフィルムホルダの変形を矯正することができる。
本発明によると、照明部の下面から突出し弾性を有する突部が原稿台に載置されたフィルムホルダの枠を押圧するため、突部の弾性力によりフィルムホルダは原稿台に押し付けられて変形が矯正される。したがって本発明によると、被写界深度内にフィルム原稿を正確に位置決めすることができる。また、本発明によると、照明部の下面から突出する突部は弾性を有するため、各突部が設けられる照明部の部位が上下方向に揃っていなくても、全ての突部がフィルムホルダの枠を押圧するので、確実にフィルムホルダの変形を矯正することができる。
図2は、本発明に係る画像読み取り装置の一実施例としてのイメージスキャナ1を示す模式図である。イメージスキャナ1は、平坦な原稿台32に載置された原稿を読み取る所謂フラットベッド型である。
原稿台32はガラス板等の透明板で形成され、平坦な盤面上に印刷文書、写真、書籍、などの反射原稿や、35mmストリップフィルム等のフィルム原稿34を保持したフィルムホルダ2が載置される。
キャリッジ20は、原稿台32の盤面に対し平行なガイドロッド30に摺動自在に嵌合している。キャリッジ20は第二光源36、ミラー22、レンズ10、及びイメージセンサ28を搭載している。キャリッジ20は搬送用モータ40によって駆動されるプーリ42、43に掛けられたベルト44に牽引され、原稿台32の盤面と平行に矢印A、Bの方向に往復移動する。第二光源36、ミラー22、レンズ10、及びイメージセンサ28がキャリッジ20によって原稿台32の盤面と平行な矢印A、Bの方向に運搬されると、原稿を読み取る主走査範囲が移動する。ミラー22、レンズ10、及びイメージセンサ28は請求項に記載の読み取り部に相当する。尚、読み取り部はレンズ縮小型でも密着型でもよい。
ミラー22及びレンズ10は、第一光源24に照明された原稿の透過光と、第二光源36に照明された原稿の反射光とをイメージセンサ28の受光面に入射させる。
イメージセンサコントローラ70はイメージセンサ28を駆動するために必要な駆動パルスをイメージセンサ28に出力する駆動回路であり、例えば同期信号発生器、駆動用タイミングジェネレータ等から構成される。
キャリッジコントローラ68は、図示しない搬送用モータ駆動回路、制御回路等から構成される。キャリッジコントローラ68は、CPU60から送信されるキャリッジ搬送制御信号を受信し、搬送用モータ40の回転方向、回転速度等を制御する。
アナログフロントエンド(AFE)部76は、CDS(Correlated Double Sampling)処理、画像の黒レベルを再現するためのオプティカル・ブラック・クランプ制御、画像の電気信号のゲインの調整による電気信号のレベル調整処理、量子化処理等を行ってディジタル化されたスキャン画像をRAMコントローラ72を介してRAM74に格納する。
外部インタフェースコントローラ80は、イメージスキャナ1とPC(Personal Computer)等の外部システムとを通信可能に接続する。
図3は、本発明の一実施例に係るフィルムホルダ2を示す斜視図である。図1は、図3のI−I線の断面図、図4は図3のII−II線の断面図である。
枠を構成するベース100は、プラスチック等からなる枠形の部材で、矩形の開口部104を有する。ベース100には、開口部104を囲むように、カバー102が収まる凹部120が形成されている。凹部120の底面122から複数のフック112が突出している。
透明板110はカバー本体130の開口部106に設けられている。透明板110とカバー本体130とは両面テープ、接着剤などにより結合している。透明板110の下面には微小な凹凸が形成されていることが望ましい。フィルム原稿に密着する透明板110の下面が平滑面であると、ニュートンリングが発生するからである。尚、本明細書では原稿台32の盤面が水平になる使用状態で上下を規定するものとする。
まず、フィルム原稿34をフィルムホルダ2で保持する。フィルム原稿34をフィルムホルダ2で保持するときは、まず、ベース100の凹部120からカバー本体130を持ち上げ、開放姿勢に搖動させる。次に、ベース100の凹部120の底面122にフィルム原稿34を載置する。このときフィルム原稿34の長辺側端部が凹部120の底面122に支持される。次に、カバー本体130を閉塞方向に搖動させてフィルム原稿34に重ね、カバー本体130の結合孔114にベース100のフック112が掛かるまでカバー本体130をベース100の凹部120に押し込む。この結果、フィルム原稿34の端部がベース100の上面とカバー本体130の下面で挟まれる。カバー102の開口部106は透明板110により閉塞されているので、湾曲しているフィルム原稿34も平坦な透明板110にならって平坦になる。
次に、照明部50をフィルムホルダ2上に載置する。フィルムホルダ2の上に照明部50が載置されると、ハウジング52は照明部50の自重により複数の弾性体134を押圧する。押圧された弾性体134はその復元力により、原稿台32に支持されているベース100にカバー本体130を押し付ける。その結果、カバー本体130の下面とベース100の上面に挟まれているフィルム原稿34の端部はカバー本体130の下面とベース100の上面に密着する。また押圧された弾性体134はその復元力によりカバー本体130を介してベース100を原稿台32に押し付けるため、カバー本体130及びベース100は平坦な原稿台32に倣って平坦になる。これにより、カバー本体130又はベース100が湾曲している場合でも、これらは平坦な形状に矯正され、ベース100が原稿台32に密着するので、保持されているフィルム原稿34は平坦な形状でイメージセンサ28の被写界深度内に正確に位置決めされる。
また、画像読み取り装置としてフラットベッド型イメージスキャナを例示したが、本発明はミラー移動型イメージスキャナにも複合機にも適用することができる。
Claims (5)
- 画像読み取り装置の透明な原稿台上に載置されるフィルムホルダであって、
下面が前記原稿台に接触し、前記原稿台下に設けられている前記画像読み取り装置の読み取り部によって読み取られるフィルム原稿の端部を保持する枠と、
前記枠の上面から突出し、弾性を有し、前記原稿台上に載置される前記画像読み取り装置の照明部によって押圧される突部と、
を備えるフィルムホルダ。 - 前記枠は、
下面が前記原稿台に接触するベースと、
上面から前記突部が突出し、下面が前記フィルム原稿の端部を間に挟んで前記ベースの上面に対向するカバーと、
を有する請求項1に記載のフィルムホルダ。 - 前記カバーの内側に設けられ、前記フィルム原稿の中央部を押さえる透明板をさらに備える請求項2に記載のフィルムホルダ。
- 透明な原稿台と、
前記原稿台上に載置される照明部と、
前記原稿台下に設けられ、前記原稿台に載置されるフィルム原稿を読み取る読み取り部と、
前記原稿台と前記照明部との間に載置され、前記フィルム原稿の端部を保持する枠と、
前記枠と前記照明部の間に設けられ、前記枠及び前記照明部によって押圧される弾性体と、
を備える画像読み取り装置。 - 透明な原稿台と、
前記原稿台上に載置される照明部と、
前記原稿台下に設けられ、前記原稿台に載置されるフィルム原稿を読み取る読み取り部と、
前記照明部の下面から突出し、弾性を有し、前記原稿台と前記照明部との間に載置され前記フィルム原稿の端部を保持する枠を押圧する突部と、
を備える画像読み取り装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015171061A (ja) * | 2014-03-10 | 2015-09-28 | セイコーエプソン株式会社 | 写真フィルムホルダー |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0521252U (ja) * | 1991-08-30 | 1993-03-19 | 日本ビクター株式会社 | 透過原稿用マスクプレート |
JPH07110533A (ja) * | 1993-10-13 | 1995-04-25 | Nikon Corp | フィルムホルダ |
JPH11133524A (ja) * | 1997-10-29 | 1999-05-21 | Asahi Optical Co Ltd | フィルムホルダ |
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