JP2006166335A - 画像読取装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 被写界深度の浅いレンズを用いて透過原稿を読み取るときには、原稿台ガラスに透過原稿を密着させていたために、干渉縞が現れ、読取画像のノイズとなっていた。
【解決手段】 透過原稿の幅よりも僅かに短い保持部材で透過原稿を保持し、原稿台ガラスに載置することで、透過原稿が原稿台ガラスに密着することを防ぎ、干渉縞の発生を抑え、鮮明な読取画像を得る。
【選択図】 図5
【解決手段】 透過原稿の幅よりも僅かに短い保持部材で透過原稿を保持し、原稿台ガラスに載置することで、透過原稿が原稿台ガラスに密着することを防ぎ、干渉縞の発生を抑え、鮮明な読取画像を得る。
【選択図】 図5
Description
本発明は、画像読取装置に係り、特に透過原稿を原稿台ガラスに押圧して読み取る画像読取装置に関する。
従来、被写界深度の浅いレンズを用いても透過原稿を読み取ることが出来るコンパクトな画像読取装置で透過原稿の読み取りを行う場合は原稿台ガラスに透過原稿を密着させることで透過原稿の読み取りを行っていた(例えば特許文献1参照)。
特開2004−7547号公報
しかしながら、上記従来の画像読取構成では原稿台ガラスと透過原稿が密着しているため、原稿台ガラスと透過原稿の間に干渉縞が発生し、画像読取装置により鮮明な画像が得られないという問題点があった。本発明は、斯かる点に鑑みてなされたもので、その目的は干渉縞を発生させないことで、鮮明な画像が得られる画像読取装置を提供することである。
斯かる目的を達成するために本発明の画像読取装置は透過原稿の保持部材の透過原稿の短尺方向の保持部の長さを透過原稿の短尺方向の長さよりも短くする。そして、透過原稿を透過原稿の保持部材に設置したとき、透過原稿は短尺方向において、その長さよりも短い保持部材に設置するため透過原稿は座屈し、透過原稿は原稿台ガラスに密着することなく、干渉縞を防ぎ、鮮明な画像が得られる画像読取装置を提供することが可能となる。
以上説明したように本発明によれば、上述したフィルムホルダを用いることにより、被写界深度の浅いコンパクトな画像読取装置でも干渉縞を発生することなく透過原稿画像を取得することが可能になる。
以下に、図面に基づいて本発明を適用した実施形態を詳細かつ具体的に説明する。
図1は本実施の形態の画像読取装置における内部構成の概略図、図2は本実施の形態の画像読取装置における内部構成のブロック図、図3、図4、図5は本実施の形態の画像読取装置における透過原稿載置構成図である。以下にその構成について説明する。
図1、図2において、101及び201はコンタクトイメージセンサであり、反射原稿読取用LED(図示せず)、線状導光体102、レンズアレイ103、モノクロイメージセンサ104を搭載している。反射原稿読み取り時にはまず反射原稿用LEDからの照射光を線状導光体102を介して読取原稿105に対してライン状に照射する。読取原稿105からの反射光はコンタクトガラス106及びレンズアレイ103を介してモノクロイメージセンサ104で受光され、光電変換される。上記動作において、コンタクトイメージセンサ101を原稿に沿って副走査(矢印)方向に移動させながら、1ライン毎にR,G,B隔色のLEDを切り替えて点灯させることにより、R,G,B線順次の2次元カラー反射原稿画像を読み取ることができる。
また図1、図3、図4、図5において、107及び301は透過原稿用照明装置であり、透過原稿読取用LED108、面状導光体109及び302、拡散シート110及び303を搭載している。
透過原稿読み取り時にはまず、図3のように、読取原稿105及び305の短尺をフィルムホルダ306,309の間に入れ、コンタクトガラス106及び307上に載置する。このフィルムホルダは図中、矢印方向に摺動可能であり、図は透過原稿の短尺方向の幅よりもフィルムホルダのフィルム挿入部の幅Wの方が広い。
次に図4のようにフィルムホルダ309を矢印方向に摺動させる。このとき透過原稿の短尺方向の幅よりもフィルムホルダのフィルム挿入部の幅Wの方が狭い。このため透過原稿は座屈する。
次に図5のように透過原稿用照明装置107及び301を透過原稿105及び305上にセットする。この状態において、読取原稿105及び305をコンタクトガラス106及び307に押圧している部分は段差部111及び304のみである。従って透過原稿画像領域308外でコンタクトガラス106と密着し、さらに透過原稿は短尺方向で座屈しているため、透過原稿画像領域308の範囲内においてコンタクトガラス106から浮くことになる。また、段差部111及び304の高さをコンタクトイメージセンサ101の被写界深度内に収まるように設定することにより、透過原稿画像領域308がコンタクトガラス106及び307から浮いたときもピントぼけすることなくモノクロイメージセンサ104に結像させることができる。次に透過原稿用LED108からの照射光を面状導光体109及び302、拡散シート110及び303を介して読取原稿105及び305全体に照射する。読取原稿105及び305を透過した光はコンタクトガラス106及び307、レンズアレイ103を介してモノクロイメージセンサ104で受光され、光電変換される。上記動作において、コンタクトイメージセンサ101を原稿に沿って副走査(図1矢印)方向に移動させながら、1ライン毎にR,G,B各色のLED108を切り替えて点灯させることにより、R,G,B線順次の2次元カラー透過原稿画像を読み取ることができる。
モノクロイメージセンサ104にて光電変換された電気信号は電気的に接続された読取装置側の電気基板112に送られる。電気基板112上には図2の202から205まで備えられており、コンタクトイメージセンサ101,201から送られた電気信号に対して以下の処理がなされる。
AFE202はイメージセンサ106,201より出力された電気信号にアンプ増幅、DCオフセット補正、A/D変換等の処理を行い、最終的に例えば16ビットのディジタル画像データを出力するようなアナログ・プリプロセッサである。
シェーディング補正回路203は、コンタクトイメージセンサ106,201によって読取原稿範囲外の透過原稿用照明装置101からの照射光を読み取って作成された基準レベルのデータをシェーディング補正データとして記憶し、この補正データに基づいて読取原稿を読み取って生成した画像データのシェーディング補正を行う。なお、シェーディング補正データはデータ取得後外部装置206に記録し、スキャンする際に必要なデータを本実施形態の画像読取装置にダウンロードして処理を行う。
画像処理回路204は、ガンマ変換処理や外部装置206からあらかじめ設定された画像読取モード(2値、24ビット多値など)に従ったパッキング処理といった画像データに対して所定の処理を行う。
インターフェース回路205は、パーソナルコンピュータなどの本実施形態に係る画像読取装置のホスト装置となる外部装置206との間でコントロール信号の受容や画像信号の出力を行う。
外部装置206はホストコンピュータであり、画像読取装置を制御するためのスキャナドライバを有している。外部装置206は画像読取装置と一体となって画像処理システムを構成する。
スキャナドライバは、ユーザーに対して画像読取モードの指定をしたり、解像度指定、読取範囲の指定を行うためのユーザーインターフェースを有し、各指定に基づくコントロール信号を画像読取装置に対して前述のインターフェース回路205を介して送信したり、読取開始命令等を送信する。また、スキャナドライバは画像読取装置が前記コントロール信号に従って読み取った画像データを順次処理して画面表示を行うものである。
101 コンタクトイメージセンサ
105、305 読取原稿
106、307 コンタクトガラス
107 透過原稿用照明装置
110 拡散シート
306、309 フィルムホルダ
308 透過原稿画像領域
105、305 読取原稿
106、307 コンタクトガラス
107 透過原稿用照明装置
110 拡散シート
306、309 フィルムホルダ
308 透過原稿画像領域
Claims (3)
- 透過原稿を読み取る、透過原稿用照明装置の発光領域外に複数の突起を設けて、該突起を用いて該透過原稿を透過原稿の画像領域外で原稿台ガラスに押圧する手段を備える画像読取装置において、透過原稿を積極的に座屈させ原稿台ガラスと透過原稿を透過原稿の画像領域で密着させない透過原稿保持するフィルムホルダを有する画像読取装置。
- 上記フィルムホルダにおいて、透過原稿の短尺方向の保持部の長さが透過原稿の短尺方向の幅よりも短いことを特徴とする画像読取装置。
- 上記フィルムホルダにおいて、透過原稿の短尺方向の保持部の長さを調整できる機構を持つことを特徴とする画像読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004358313A JP2006166335A (ja) | 2004-12-10 | 2004-12-10 | 画像読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004358313A JP2006166335A (ja) | 2004-12-10 | 2004-12-10 | 画像読取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006166335A true JP2006166335A (ja) | 2006-06-22 |
Family
ID=36667793
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004358313A Withdrawn JP2006166335A (ja) | 2004-12-10 | 2004-12-10 | 画像読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006166335A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9191534B2 (en) | 2013-10-18 | 2015-11-17 | Seiko Epson Corporation | Film holder, method for generating read image, and scan system |
-
2004
- 2004-12-10 JP JP2004358313A patent/JP2006166335A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US9191534B2 (en) | 2013-10-18 | 2015-11-17 | Seiko Epson Corporation | Film holder, method for generating read image, and scan system |
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