JP2003241327A - 画像読み取り装置 - Google Patents

画像読み取り装置

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JP2003241327A
JP2003241327A JP2002044895A JP2002044895A JP2003241327A JP 2003241327 A JP2003241327 A JP 2003241327A JP 2002044895 A JP2002044895 A JP 2002044895A JP 2002044895 A JP2002044895 A JP 2002044895A JP 2003241327 A JP2003241327 A JP 2003241327A
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JP2002044895A
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Yoji Nakano
陽司 中野
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 透過原稿を透視する作業を容易にする画像読
み取り装置を提供する。 【解決手段】 原稿台11を備える筐体15と、原稿台
11を被覆するための原稿カバー14と、原稿カバー1
4に設けられ、平坦でほぼ面均一な輝度の発光面21を
有する面光源20と、筐体15に収容されているイメー
ジセンサ40と、筐体15に収容され、原稿台11に載
置され面光源20に照射された透過原稿Mの透過光像を
イメージセンサ40に結像させる結像光学系30とを備
え、筐体15に原稿カバー14を揺動自在に連結し発光
面21が原稿台11に対向する姿勢及び発光面21を概
ね鉛直上向きにした姿勢で原稿カバー14を定位させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像読み取り装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、筐体の上方にガラス板等の透明な
原稿台を備えたフラットベット型の画像読み取り装置が
知られている。この種の画像読み取り装置では、ポジフ
ィルム、ネガフィルム等の透過原稿に記録された透過光
像の読み取りに際し、光源装置で透過原稿を照射してそ
の透過光像をイメージセンサに結像させる。光源装置と
してその一種である面光源を使用する場合には、透過原
稿面を均一に照射することができ、従って透過光像の濃
淡情報を正確にイメージセンサに結像させることができ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般にポジフィルム、
ネガフィルム等の透過原稿に記録された透過光象を画像
読み取り装置で読み取る場合は、ユーザは読み取り対象
の透過原稿を複数のフィルムの中から検索しなければな
らない。この検索は、例えばライトテーブル等の専用の
ビューワを用いたり、あるいは蛍光管ランプ等の光にフ
ィルムを順に透かしてみたりすることで行っている。ラ
イトテーブルとは、ガラス板等の板状の透明部材とその
下に蛍光管ランプ等の光源とを備えたものであって、フ
ィルム等の透過原稿を透明部材上に載置してその内容を
確認するためのものである。複数のフィルムを一度に載
置できそれにより目的の透過原稿を容易に見つけ出すこ
とのできるライトテーブルに比べ、蛍光管ランプ等に透
かしてみることによる検索は検索し難いことは明らかで
ある。しかしながら、ライトテーブルを用いるために
は、画像読み取り装置とは別に別途ライトテーブルを用
意しなければならないという問題がある。
【0004】本発明は、上記の問題を解決するために創
作されたものであって、透過原稿を透視する作業を容易
にする画像読み取り装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像読み取
り装置は、原稿台を備える筐体と、原稿台を被覆するた
めの原稿カバーと、原稿カバーに設けられ、平坦でほぼ
面均一な輝度の発光面を有する面光源と、筐体に収容さ
れているイメージセンサと、筐体に収容され、原稿台に
載置され面光源に照射された透過原稿の透過光像をイメ
ージセンサに結像させる結像光学系と、筐体に原稿カバ
ーを揺動自在に連結し発光面が原稿台に対向する姿勢及
び発光面を概ね鉛直上向きにした姿勢で原稿カバーを定
位させる手段と、を備える。この画像読み取り装置によ
ると、発光面を概ね鉛直上向きにした姿勢で原稿カバー
を定位させることができる。従って、発光面を概ね鉛直
上向きにした姿勢で定位した原稿カバーの発光面に透過
原稿を載置することで透過原稿を確認することができ、
透過原稿を透視する作業が容易になる。
【0006】本発明に係る画像読み取り装置は、筐体に
揺動自在に支持され全閉姿勢で原稿台を被覆する原稿カ
バーと、原稿カバーに設けられ、原稿カバーが全閉姿勢
にあるとき原稿台に対向する平坦でほぼ面均一な輝度の
第一発光面と原稿カバーが全閉姿勢にあるとき概ね鉛直
上向きの平坦でほぼ面均一な輝度の第二発光面とを有す
る光源部と、筐体に収容されているイメージセンサと、
筐体に収容され、原稿台に載置され第一発光面に照射さ
れた透過原稿の透過光像を前記イメージセンサに結像さ
せる結像光学系と、を備える。この画像読み取り装置に
よると、原稿カバーが全閉姿勢にあるとき、第二発光面
は概ね鉛直上向きになる。従って、全閉姿勢にある原稿
カバーの第二発光面に透過原稿を載置することで透過原
稿を確認することができ、透過原稿を透視する作業が容
易になる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の複
数の実施例を説明する。
【0008】(第一実施例)図1(a)は、本発明によ
る画像読み取り装置の第一実施例としてのイメージスキ
ャナ1の模式図であり、図1(b)は図1(a)に示す
原稿台14を図1(a)に示すC方向から見たときの断
面を表す模式図である。イメージスキャナ1は、直方体
の筐体15の上面に原稿台11を備えた所謂フラットベ
ッド型である。
【0009】原稿台11は、概ね矩形のガラス板等の透
明板で形成され、その盤面12上にポジフィルム、ネガ
フィルム等の透過原稿Mが載置される。透過原稿Mは、
原稿台11の盤面12上に載置されるホルダ13により
原稿台11の主走査方向中央部に位置決めされる。ホル
ダ13は、原稿台11の周縁部に設けられたガイド16
に沿って原稿台11の盤面12上に取り外し自在に位置
決めされる。
【0010】原稿カバー14は、筐体15に後述するヒ
ンジ17により揺動自在に連結されている。原稿カバー
14には原稿台11に載置される透過原稿Mを照射する
ための平坦でほぼ均一な輝度の発光面21を有する面光
源20が収容されており、原稿カバー14を閉じること
で原稿カバー14が筐体に支持され、発光面21が原稿
台11に対向する姿勢で定位する。また、原稿カバー1
4は、その発光面21を原稿台11に対向させる姿勢で
定位することで原稿台11に載置されている透過原稿M
を押さえると共に、面光源20の放射光以外の光が透過
原稿Mを照らすことがないよう原稿台11を被覆する。
【0011】面光源20は、光源としてのU字型の蛍光
管ランプ22、導光板23、光を反射する性質を持つ反
射シート24、光を拡散させる性質を持つ拡散シート2
5及び反射鏡26を備える。導光板23は透明度の高い
概ね矩形状で平坦なガラス板等の透明板で形成され、各
表面は極めて滑らかな平面とされている。導光板の下面
には、導光板の下面の輝度をほぼ面均一にするため、光
を拡散反射し易いインクを用いて照度分布補正パターン
が印刷されている。U字型の蛍光管ランプ22は導光板
23の4辺の内、3辺の端面を囲むように配置され、そ
の蛍光管ランプ22を覆うように反射鏡26が配置され
ている。反射シート24は導光板23の上面に導光板2
3と平行に設けられ、拡散シート25は導光板23の下
面に導光板23と平行に設けられている。尚、以後の説
明では拡散シート25の下面21のことを発光面という
ものとする。蛍光管ランプ22を点灯すると、その放射
光は直接または反射鏡26で反射されて導光板23の端
面から導光板23の内部に入射する。導光板23の内部
に入射した光は導光板23の上面と下面との間で反射を
繰り返しながら進行し、その一部は導光板23を透過し
て拡散シート25に至り、拡散シート25を透過して拡
散シート25の下面から放射される。このようにして放
射光が発光面21全面から放出され、発光面21がほぼ
面均一な輝度となる。
【0012】結像光学系30は、ミラー31及びレンズ
32を備える。図1(a)に破線で示すように、面光源
20により照射された透過原稿Mの主走査線上の透過光
像は、ミラー31及びレンズ32によりイメージセンサ
40に結像される。
【0013】イメージセンサ40は、フォトダイオード
等の複数の受光素子が図1(a)において紙面垂直方向
に直線状に並ぶ姿勢でキャリッジ50に搭載されてい
る。イメージセンサ40は、結像光学系30により結像
される主走査線上の光学像を走査し、その光学像の濃淡
に相関する電気信号を出力する。イメージセンサ40
は、可視光、赤外光、紫外光等、所定の波長領域の光を
光電変換して得られる電荷を一定時間蓄積し、受光素子
ごとの受光量に応じた電気信号をCCD(Charge Coupl
ed Device)、MOSトランジスタスイッチ等を用いて
出力する
【0014】キャリッジ50は、原稿台11の盤面12
と平行に往復移動自在に筐体15に収容されている。キ
ャリッジ50は結像光学系30及びイメージセンサ40
を搭載し、原稿台11の盤面12に対し平行なガイド用
のシャフト等にスライド自在に係止されている。ガイド
用のシャフトの長手方向軸は図1(a)のA方向に延伸
しており、キャリッジ50は例えばベルトにより牽引さ
れて結像光学系30及びイメージセンサ40を図1
(a)のA方向に運搬する。
【0015】図2(a)は、発光面21が原稿台11に
対向する姿勢で原稿カバー14を定位させた様子を表す
斜視図である。原稿カバー14を図示するように閉じる
ことで、原稿カバー14に収容されている面光源20の
発光面21が原稿台11に対向し、原稿カバー14は筐
体15に支持されてその姿勢で定位する。
【0016】図2(b)は、発光面21を鉛直上向きに
した姿勢で原稿カバー14を定位させた様子を表す斜視
図である。原稿カバー14をヒンジ17の軸線まわりに
180度回動させると、原稿カバー14の側面が筐体1
5の側面に当接して原稿カバー14は図示するように定
位する。すなわちその発光面21を鉛直上向きにした姿
勢で定位する。尚、原稿カバー14は、発光面21に透
過原稿を載置でき且つユーザによる透過原稿の確認に支
障のない角度であれば発光面21を鉛直上向きにした姿
勢で定位しなくてもよい。例えば、ユーザが確認し易い
よう発光面21を傾けるように定位させてもよい。
【0017】特許請求の範囲に記載の原稿カバー14を
定位させる手段は、筐体15に原稿カバー14を揺動自
在に連結するヒンジ17と、発光面21が原稿台11に
対向する姿勢、すなわち全閉姿勢であるとき原稿カバー
14を支持して定位させると共に、発光面21を概ね鉛
直上向きにした姿勢、すなわち全開姿勢であるときその
側面が原稿カバー14の側面に当接することで原稿カバ
ー14を定位させる筐体15とに対応する。
【0018】図3は、イメージスキャナ1を示すブロッ
ク図である。主走査駆動部61は、キャリッジ50に固
定された基板に搭載される。主走査駆動部61は、イメ
ージセンサ40を駆動するために必要な駆動パルスをイ
メージセンサ40に出力する駆動回路である。主走査駆
動部61は、例えば同期信号発生器、駆動用タイミング
ジェネレータ等から構成される。
【0019】副走査駆動部62は、キャリッジ50に係
止されたベルト、このベルトを回転させるモータ及び歯
車列、駆動回路等で構成され筐体15に収容されてい
る。副走査駆動部62がキャリッジ50をベルトで牽引
することで図1(a)の紙面垂直方向に延びる主走査線
がそれに垂直なA方向に移動するため、2次元画像の走
査が可能となる。
【0020】信号処理部70は、AFE部71及びディ
ジタル画像処理部72を備える。AFE部71は、アナ
ログ信号処理部、A/D変換器等から構成される。アナ
ログ信号処理部は、イメージセンサ40から出力された
電気信号に対して増幅、雑音低減処理等のアナログ信号
処理を施して出力する。A/D変換器は、アナログ信号
処理部から出力された電気信号を所定ビット長のディジ
タル表現の出力信号に量子化して出力する。
【0021】ディジタル画像処理部72は、AFE部7
1から出力された出力信号に対し、ガンマ補正、画素補
間法による欠陥画素の補間、ホワイトバランスの補正、
画像信号の鮮鋭化等の処理を行って画像データを作成す
る。
【0022】尚、ディジタル画像処理部72で施す上記
各種の処理は、制御部80で実行するコンピュータプロ
グラムによる処理に置き換えてもよい。制御部80は、
CPU81、ROM82及びRAM83を備え、主走査
駆動部61や信号処理部70等とバス90で接続されて
いる。CPU81はROM82に記憶されたコンピュー
タプログラムを実行し、イメージスキャナ1の各部を制
御する。ROM82はCPU81が実行するコンピュー
タプログラムや各種のデータを記憶しているメモリであ
り、RAM83はプログラムや各種のデータを一時的に
記憶するメモリである。
【0023】図4は、イメージスキャナ1が透過原稿を
読み取る処理の流れを示すフローチャートである。イメ
ージスキャナ1のユーザは透過原稿Mを原稿台11の盤
面12上に載置した後、イメージスキャナ1に接続され
た例えばパーソナルコンピュータ等の画像処理装置への
入力操作により、透過原稿Mの読み取り範囲及び読み取
り解像度を指定し、イメージスキャナ1に対して透過原
稿Mの読み取りを指令する。その指令に応答してイメー
ジスキャナ1は以下のように作動する。 (1)面光源20を点灯させ、キャリッジ50を所定の
読み取り位置に移動させる。これにより、原稿台11の
盤面12上に載置された透過原稿Mの主走査線上の透過
光像が結像光学系30によりイメージセンサ40の受光
素子に結像される(S205)。 (2)主走査駆動部61は、シフトパルス等の駆動パル
スをイメージセンサ40に所定のシーケンスで入力す
る。これにより透過光像の濃淡に相関した量の電荷(信
号電荷)がイメージセンサ40に蓄積され、蓄積された
電荷はCCD等により電気信号として信号処理部70に
出力される(S210)。 (3)信号処理部70は、イメージセンサ40から出力
された電気信号に所定の処理を施し、その結果作成され
る画像データを画像処理装置に転送する(S215)。 (4)キャリッジ50を一定速度で移動させつつ、上記
(2)〜(4)を繰り返し実行する(S220)。 これにより透過原稿Mの透過光像の光学的濃淡情報を表
す画像データが画像処理装置において取得される。
【0024】以下、第一実施例の効果について説明す
る。本実施例のイメージスキャナ1は、原稿カバー14
に設けられた発光面21を鉛直上向きにした姿勢で原稿
カバー14を定位させる。これにより、ネガフィルム、
ポジフィルム等の透過原稿Mを図2(b)に示すように
発光面21に載置することが可能となる。従って、透過
原稿Mを発光面21に載置し蛍光管ランプ22を点灯さ
せることでユーザはそれら透過原稿Mの内容を確認する
ことができる。例えば複数のネガフィルムのいずれかに
記録されている特定の原稿をイメージスキャナ1で読み
取りたいとしたとき、イメージスキャナ1のユーザは複
数のネガフィルムを発光面21に並べて載置することで
目的の原稿を容易に見つけ出すことができ、透過原稿を
透視する作業が容易になり、イメージスキャナ1に透過
原稿を読み取らせる際のユーザの利便性が向上する。ま
た、イメージスキャナ1で透過原稿を確認できることか
ら、ユーザは透過原稿の内容を確認するためのライトテ
ーブル等のビューワを用意することが不要となる。
【0025】尚、第一実施例の面光源20は、導光板2
3の端面に放射光を入射させるようU字型の蛍光管ラン
プ22を配置しているが、導光板の上方に蛍光管ランプ
等の光源を備え、樋状に湾曲した薄板状に形成される反
射板でその放射光を反射して導光板に均一に入射させる
面光源であってもよい。
【0026】(第二実施例)第二実施例は、第一発光面
と第二発光面とを有する光源部を原稿カバーに設ける場
合の例である。尚、以後の説明では第一実施例と実質的
に同一の部分については説明を省略する。
【0027】図5(a)は、本発明による画像読み取り
装置の第二実施例としてのイメージスキャナ2の模式図
であり、図5(b)は図5(a)に示す原稿台100を
図5(a)に示すd方向から見たときの断面を表す模式
図である。原稿カバー100は、筐体15にヒンジで揺
動自在に連結されている。原稿カバー100には特許請
求の範囲に記載の光源部110が収容されている。原稿
カバー100は、全閉姿勢にあるとき、原稿台11に載
置されている透過原稿Mを押さえると共に、光源部11
0の放射光以外の光が透過原稿Mを照らすことがないよ
う原稿台11を被覆する。
【0028】光源部110は、第一の面光源、第二の面
光源、光源としてのU字型の蛍光管ランプ140及び反
射鏡150を備える。第一の面光源は第一実施例と同様
に導光板121、反射シート122及び拡散シート12
3を備える。第二の面光源も導光板131、反射シート
132及び拡散シート133を備える。第二の面光源に
は第一の面光源とは逆に導光板131の下面に反射シー
ト132が設けられ、導光板131の上面に拡散シート
133が設けられている。尚、以後の説明では拡散シー
ト123の下面120のことを第一発光面といい、拡散
シート133の上面130のことを第二発光面というも
のとする。反射鏡150は、図示するように蛍光管ラン
プ140の放射光が導光板121の端面と導光板131
の端面とのどちらにも入射するようその形状が設定され
て蛍光管ランプ140を覆っている。蛍光管ランプ14
0を点灯すると、その放射光は直接または反射鏡150
で反射されて導光板121の端面と導光板131の端面
とに入射し、これにより第一発光面120及び第二発光
面130は共にほぼ面均一な輝度となる。
【0029】図6は、原稿カバー100が全閉姿勢にあ
るときのイメージスキャナ2を表す斜視図である。原稿
カバー100を図示するように閉じることで原稿カバー
100は全閉姿勢となり、筐体15に支持されて定位す
る。このとき第一発光面120が原稿台に対向し、且つ
第二発光面130が鉛直上向きとなる。
【0030】以下、第二実施例の効果について説明す
る。第二実施例のイメージスキャナ2は、第一発光面1
20と第二発光面130とを備え、原稿カバー100を
全閉姿勢としたとき第二発光面130が鉛直上向きとな
って、図6に示すようにその第二発光面130に透過原
稿Mが載置可能となる。従って、第一実施例と同様に透
過原稿の確認が行える他、原稿カバー100を開く必要
がないことから第一実施例に比べて狭い空間で透過原稿
を確認することができ、例えば原稿カバー100を18
0度開く空間がない狭い場所にイメージスキャナ2が設
置された場合であっても透過原稿を確認することができ
る。
【0031】更に、第二実施例のイメージスキャナ2
は、第一発光面120と第二発光面130とに同じ一つ
の蛍光管ランプ140の放射光を入射する。これにより
第二の発光面を備えることによるコストの増加を抑える
ことができる。
【0032】尚、第二実施例の光源部110は、第一の
面光源と第二の面光源とを同じ一つの蛍光管ランプ14
0で照射するが、それぞれ別々に光源を備えるようにし
てもよい。
【0033】また、裏面に反射シートが設けられた蓋を
設け、透過原稿を読み取る際はその蓋により第二の面光
源を遮蔽するとよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は本発明の第一実施例による画像読
み取り装置を表す模式図であり、図1(b)は図1
(a)に示す原稿台を図1(a)に示すC方向から見た
ときの断面を表す模式図である。
【図2】図2(a)は本発明の第一実施例による画像読
み取り装置の発光面を原稿台に対向する姿勢で原稿カバ
ーを定位させた様子を表す斜視図であり、図2(b)は
発光面を概ね鉛直上向きにした姿勢で原稿カバーを定位
させた様子を表す斜視図である。
【図3】本発明の第一実施例による画像読み取り装置を
示すブロック図である。
【図4】本発明の第一実施例による画像読み取り装置が
透過原稿を読み取る処理の流れを示すフローチャートで
ある。
【図5】図5(a)は本発明の第二実施例による画像読
み取り装置を表す模式図であり、図5(b)は図5
(a)に示す原稿台を図5(a)に示すd方向から見た
ときの断面を表す模式図である。
【図6】本発明の第二実施例による画像読み取り装置の
原稿カバーが全閉姿勢にあるときの様子を表す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 イメージスキャナ 2 イメージスキャナ 11 原稿台 12 盤面 13 ホルダ 14 原稿カバー 15 筐体 16 ガイド 17 ヒンジ 20 面光源 21 発光面 22 蛍光管ランプ 23 導光板 24 反射シート 25 拡散シート 26 反射鏡 30 結像光学系 31 ミラー 32 レンズ 40 イメージセンサ 50 キャリッジ 61 主走査駆動部 62 副走査駆動部 70 信号処理部 71 AFE部 72 ディジタル画像処理部 80 制御部 90 バス 100 原稿カバー 110 光源部 120 第一発光面 121 導光板 122 反射シート 123 拡散シート 130 第二発光面 131 導光板 132 反射シート 133 拡散シート 140 蛍光管ランプ 150 反射鏡
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/10 H04N 1/10 1/107 Fターム(参考) 2H012 CB02 CB12 2H108 AA01 CA08 CB01 2H109 AA02 AA17 AA23 5C062 AB03 AB17 AB33 AD02 AD06 BA02 5C072 AA01 BA01 CA02 CA09 DA02 DA04 EA05 LA07 VA03

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿台を備える筐体と、 前記原稿台を被覆するための原稿カバーと、 前記原稿カバーに設けられ、平坦でほぼ面均一な輝度の
    発光面を有する面光源と、 前記筐体に収容されているイメージセンサと、 前記筐体に収容され、前記原稿台に載置され前記面光源
    に照射された透過原稿の透過光像を前記イメージセンサ
    に結像させる結像光学系と、 前記筐体に前記原稿カバーを揺動自在に連結し前記発光
    面が前記原稿台に対向する姿勢及び前記発光面を概ね鉛
    直上向きにした姿勢で前記原稿カバーを定位させる手段
    と、を備えることを特徴とする画像読み取り装置。
  2. 【請求項2】 原稿台を備える筐体と、 前記筐体に揺動自在に支持され全閉姿勢で前記原稿台を
    被覆する原稿カバーと、 前記原稿カバーに設けられ、前記原稿カバーが全閉姿勢
    にあるとき前記原稿台に対向する平坦でほぼ面均一な輝
    度の第一発光面と前記原稿カバーが全閉姿勢にあるとき
    概ね鉛直上向きの平坦でほぼ面均一な輝度の第二発光面
    とを有する光源部と、 前記筐体に収容されているイメージセンサと、 前記筐体に収容され、前記原稿台に載置され前記第一発
    光面に照射された透過原稿の透過光像を前記イメージセ
    ンサに結像させる結像光学系と、を備えることを特徴と
    する画像読み取り装置。
JP2002044895A 2002-02-21 2002-02-21 画像読み取り装置 Withdrawn JP2003241327A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100421447C (zh) * 2004-12-28 2008-09-24 佳能株式会社 图像读取装置
US20230300270A1 (en) * 2022-03-16 2023-09-21 E-Seek, Inc. Document reader with improved illumination

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