JP3799597B2 - 画像読み取り装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は画像読み取り装置に関し、特に反射原稿・透過原稿両用のフラットベッド型画像読み取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図10は公知の反射原稿・透過原稿両用のフラットベッド型イメージスキャナを示している。原稿カバー200は本体218にヒンジ214で揺動自在に連結され、全閉姿勢で原稿台216を被覆する。本体218には図示しない反射原稿用光源が収容されている。原稿カバー200には透過原稿用光源が設けられている。
【0003】
反射原稿を走査するときは、原稿カバー200に原稿マット202を装着して透過原稿用光源の光拡散板208を遮蔽する。透過原稿を走査するときは、原稿カバー200から原稿マット202を取り外して光拡散板208を露出させる。
【0004】
原稿マット202を原稿カバー200に脱着自在に係止する構造は次の通りである。原稿カバー200には光拡散板208の周囲に4つの拘束部が設けられている。原稿カバー200の揺動軸から遠方の2つの拘束部206は揺動軸から互いに等しい距離離れた位置に設けられ、原稿マット202に設けられた嵌合部204を係止する。原稿カバー200の揺動軸から近方の2つの拘束部212は原稿カバー200の揺動軸から互いに等しい距離離れた位置に設けられ、原稿マット202の2つの角部210を係止する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、原稿カバー200は本体218に揺動自在に連結されているため、原稿カバー200に原稿マット202を装着することは容易でない。
【0006】
本発明は、原稿マットの装着が容易な画像読み取り装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の画像読み取り装置は、光学像を走査し光学像を表す画像データを出力する走査部と、被写体が載置される透明な原稿台を有する本体と、被写体の反射光像を走査部に入力する光学系と、本体に揺動自在に連結され原稿台を被覆する原稿カバーと、原稿カバーに設けられ被写体を照射し被写体の透過光像を走査部に入力する透過原稿用光源と、原稿カバーに脱着自在に係止される概ね長方形板状の原稿マットであって透過原稿用光源を被覆し原稿台に載置された被写体を押さえる原稿マットと、原稿カバーに設けられ原稿マットの互いに隣り合う2つの角部を拘束する第一拘束部と、第一拘束部より揺動軸から遠方において原稿カバーに設けられ原稿カバーに原稿マットを装着するとき角部と係合しつつ角部を拘束部に案内する案内部と、角部をそれぞれ含み互いに向かい合う原稿マットの2つの縁辺部に角部から互いに等しい距離離れてそれぞれ設けられている嵌合部と、原稿カバーに設けられている第二拘束部であって、第一拘束部に2つの角部が拘束されているとき嵌合部を拘束する第二拘束部と、を備えることを特徴とする。本発明の画像読み取り装置によると、案内部を備えているため原稿マットの装着が容易である。
【0008】
また本発明の画像読み取り装置によると、第二拘束部は案内部より揺動軸から遠方において原稿カバーに設けられているため、原稿マットの装着がさらに容易である。
【0009】
また本発明の画像読み取り装置によると、2つの角部を案内部に係止する手段をさらに備え、第二拘束部は、2つの角部が案内部に係止されているとき嵌合部と係合しないため、原稿マットの装着がさらに容易である。
【0010】
また本発明の画像読み取り装置によると、案内部は揺動軸に向かって狭まり拘束部に2つの角部を案内する第一案内壁を有するため、原稿マットの装着がさらに容易である。
【0011】
また本発明の画像読み取り装置によると、第二拘束部より揺動軸から遠方において原稿カバーに設けられ第二拘束部から揺動軸に垂直方向に延伸する側壁であって嵌合部を第二拘束部に案内する第二案内壁をさらに備えるため、原稿マットの装着がさらに容易である。
【0012】
また本発明の画像読み取り装置によると、2つの角部の嵌合部から遠方の縁辺部は端に接近するにしたがい薄く形成されているため、原稿マットの装着がさらに容易である。
【0013】
また本発明の画像読み取り装置によると、嵌合部は角部をそれぞれ含み互いに向かい合う原稿マットの2つの縁辺部から互いに離間する方向に突出しているため、原稿マットの装着がさらに容易である。
【0014】
また本発明の画像読み取り装置によると、原稿マットの2つの角部を含む側縁部に向かい合う側縁部に取っ手が設けられているため、原稿マットの装着がさらに容易である。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を示す一実施例を図面に基づいて説明する。
図2は、本発明による画像読み取り装置の一実施例としてのイメージスキャナ10を示す模式図である。イメージスキャナ10は、直方体の本体12の上面に原稿台14を備えた所謂フラットベッド型である。
【0016】
原稿台14は概ね矩形のガラス板等の透明板で形成され、その盤面15上に印刷文書、写真、書籍等の被写体Mが載置される。原稿台14の周縁部には、概ね矩形枠状の原稿ガイド16が接合されている。原稿ガイド16は、被写体Mに当接し原稿台14の盤面15上に被写体Mを位置決めする。原稿ガイド16には、主走査方向に延びる白基準板28が接合されている。白基準板28は高反射率均一反射面を有する。
【0017】
原稿カバー60はヒンジ18で本体12に揺動自在に連結されている。原稿カバー60は原稿台14に載置される被写体Mを押さえるとともに、反射原稿用光源22の放射光以外の光が被写体を照らすことがないように原稿台14を被覆するものである。ヒンジ18は原稿台14の盤面15に対して概ね垂直な全開姿勢で原稿カバー60を定位させる。
【0018】
透過原稿用光源80は原稿カバー60に収容されている。透過原稿用光源80は蛍光管ランプ等の管照明装置と光拡散板82と反射板とから構成されている。図示しない管照明装置はその長手方向軸がキャリッジ24の往復移動方向と平行に延びる姿勢で原稿カバー60に設けられている。光拡散板82は原稿カバー60の揺動軸と平行な概ね矩形の半透明の導光板から構成され、管照明装置又は反射板から入射する光を拡散させて透過させる。図示しない反射板は樋状に湾曲した薄板状に形成され、その長手方向軸が管照明装置の長手方向軸に平行な姿勢で原稿カバー60に設けられている。反射板は管照明装置の放射光を光拡散板82に向けて反射する。
【0019】
原稿マット70は原稿カバー60に脱着自在に係止されている。原稿マット70は、反射原稿の読み取り時に原稿カバー60に装着され、透過原稿の読み取り時には原稿カバー60から取り外される。原稿マット70は、原稿カバー60に装着されると光拡散板82を被覆し、原稿カバー60から取り外されると光拡散板82を露出させるように、その形状と取り付け位置とが設定されている。原稿マット70が全閉姿勢の状態において、原稿マット70は原稿台14に載置された被写体Mを原稿台14に密着させるように押さえる。
【0020】
キャリッジ24は原稿台14の盤面15と平行に往復移動自在に本体12に収容されている。キャリッジ24は光学系30とイメージセンサ20を搭載している。キャリッジ24は原稿台14の盤面15に対し平行なガイド用のシャフトにスライド自在に係止されている。ガイド用のシャフトの長手方向軸は図2のB方向に延伸している。キャリッジ24は例えばベルトにより牽引されてイメージセンサ20及び光学系30を図2のB方向に運搬する。
【0021】
光学系30は、反射原稿用光源22、ミラー34、集光レンズ36等で構成されている。反射原稿用光源22は蛍光管ランプ等の管照明装置から構成されている。反射原稿用光源22は、その長手方向軸がイメージセンサ20の長手方向軸と平行に延びる姿勢でキャリッジ24に搭載されている。図2に破線で示すように、反射原稿用光源22により照射された被写体Mの主走査線上の反射光像及び又は透過原稿用光源80により照射された被写体Mの主走査線上の透過光像はミラー34及び集光レンズ36によりイメージセンサ20に結像される。
【0022】
図3は、イメージスキャナ10を示すブロック図である。
特許請求の範囲に記載の走査部はイメージセンサ20、主走査駆動部102、副走査駆動部26及び信号処理部100から構成される。
【0023】
イメージセンサ20は、リニアイメージセンサであって、フォトダイオード等の複数の光電変換素子が図2において紙面垂直方向に直線状に並ぶ姿勢でキャリッジ24に搭載されている。イメージセンサ20は、光学系30により入力される主走査線上の光学像を走査しその光学像の濃淡に相関する電気信号を出力する。イメージセンサ20は、可視光、赤外光、紫外光等、所定の波長領域の光を光電変換して得られる電荷を一定時間蓄積し、光電変換素子ごとの受光量に応じた電気信号をCCD(Charge Coupled Device)、MOSトランジスタスイッチ等を用いて出力する。イメージセンサ20としてはレンズ縮小型を用いてもよいし密着型を用いてもよい。また、カラーフィルタアレイを用いた3又は6ライン構成のカラーイメージセンサを用いてもよい。また、密着型のエリアイメージセンサを用いてもよい。
【0024】
主走査駆動部102はキャリッジ24に固定された基板に搭載される。主走査駆動部102は、イメージセンサ20を駆動するために必要な駆動パルスをイメージセンサ20に出力する駆動回路である。主走査駆動部102は、例えば同期信号発生器、駆動用タイミングジェネレータ等から構成される。
【0025】
副走査駆動部26は、キャリッジ24に係止されたベルト、このベルトを回転させるモータ及び歯車列、駆動回路等で構成され本体12に収容されている。副走査駆動部26が、キャリッジ24をベルトで牽引することで図2の紙面垂直方向に延びる主走査線がそれに垂直なB方向に移動するため2次元画像の走査が可能となる。
【0026】
信号処理部100はアナログ信号処理部104、A/D変換器106、ディジタル信号処理部108等から構成される。信号処理部100は、イメージセンサ20の出力信号を処理し光学系30によってイメージセンサ20に入力される光学像を表す画像データを出力する。アナログ信号処理部104はキャリッジ24に固定された基板に搭載される。アナログ信号処理部104は、イメージセンサ20から出力されたアナログ表現の電気信号に対して増幅、雑音低減処理等の処理を施して出力する。A/D変換器106はキャリッジ24に固定された基板に搭載される。A/D変換器106は、アナログ信号処理部104から出力されたアナログ表現の電気信号を所定ビット長のディジタル表現の画像信号に量子化して出力する。ディジタル信号処理部108は本体12のハウジング13に固定された基板に搭載される。ディジタル信号処理部108はA/D変換器106から出力された画像信号に対しシェーディング補正、ガンマ補正、画素補間等の各種のディジタル信号処理を施して画像データを作成する。尚、ディジタル信号処理部108で施す各種の処理は、制御部110又はイメージスキャナ10に接続されるパーソナルコンピュータ等の画像処理装置150で実行するコンピュータプログラムによる処理に置き換えてもよい。
【0027】
制御部110はCPU130、RAM132及びROM134を備えるマイクロコンピュータで構成され、本体12のハウジング13に固定された基板に搭載される。制御部110は反射原稿用光源22及び透過原稿用光源80の駆動回路、主走査駆動部102、副走査駆動部26、信号処理部100等にバスで接続されている。この制御部110は、画像処理装置150の指令に応じてROM134に記憶されたコンピュータプログラムを実行し、反射原稿用光源22、透過原稿用光源80、主走査駆動部102、副走査駆動部26、信号処理部100等を制御する。
【0028】
インタフェース140は、USB、IEEE1394等の所定の規格に従って構成され、本体12のハウジング13に固定された基板に搭載されている。インタフェース140は信号処理部100、制御部110等にバス接続されている。インタフェース140は信号処理部100から出力される画像データを画像処理装置150に転送する。
【0029】
以下、原稿カバー60及び原稿マット70の構成について詳細に説明する。
図4は原稿カバー60を示す断面図及び平面図である。
【0030】
原稿カバー60のハウジング69は高さの低い概ね箱状の樹脂材で形成されている。原稿カバー60のハウジング69はヒンジ18で本体12に連結されることで揺動軸Aを中心に揺動する。ハウジング69の中央部には開口部66が形成されている。開口部66は光拡散板82で閉塞されている。原稿カバー60の先端部には透過原稿用光源80の作動状態を示すインジケータランプを構成するLED62及び導光体61が設けられている。原稿カバー60には揺動軸Aから近い順に、第一拘束部68、案内部67、第二拘束部65、第二案内壁64及び凹部63が設けられている。
【0031】
第一拘束部68は揺動軸Aの近傍の2カ所に揺動軸Aから等距離に設けられ原稿カバー60のハウジング69と一体に形成されている。図5(A)に示すように、第一拘束部68は互いに直交する側壁68b、側壁68c及び天井壁68aから構成されている。2つの第一拘束部68のそれぞれの側壁68bはハウジング69の平坦面69aに直立し揺動軸Aに垂直な方向に延伸し、互いに平行に向かい合っている。側壁68bは原稿マット70がハウジング69の平坦面69aに沿って揺動軸Aに対して平行な方向に移動することを規制する。側壁68cはハウジング69の平坦面69aに直立し揺動軸Aに平行な方向に延伸している。側壁68cは原稿マット70がハウジング69の平坦面69aに沿って揺動軸Aに接近する方向に移動することを規制する。天井壁68aはハウジング69の平坦面69aから離れて平坦面69aに平行に設けられている。天井壁68aは原稿マット70がハウジング69の平坦面69aから離間する方向に移動することを規制する。天井壁68aの一部に平坦面69aに接近する方向に突出する突部67eが形成されている。突部67eは特許請求の範囲に記載の「2つの角部を案内部に係止する手段」を構成する。突部67eは原稿マット70がハウジング69の平坦面69aに沿って揺動軸Aに垂直な方向に移動することを規制する。
【0032】
案内部67は第一拘束部68より揺動軸Aから遠方の2カ所に設けられ、それぞれ第一拘束部68と一体に形成されている。案内部67は第一案内壁67a及び67b並びに案内天井壁67dから構成されている。2つの案内部67のそれぞれの第一案内壁67bはハウジング69の平坦面69aに直立し第一拘束部68の側壁68bに連なって揺動軸Aに垂直な方向に延伸し、互いに平行に向かい合っている。第一案内壁67bは原稿マット70がハウジング69の平坦面69aに沿って揺動軸Aと平行な方向に移動することを規制しつつ第一拘束部68に原稿マット70を案内する。第一案内壁67aはハウジング69の平坦面69aに直立し第一案内壁67bに連なっている。2つの案内部67のそれぞれの第一案内壁67aは、第一案内壁67bに「ヘ」の字状に接続され、揺動軸Aに接近するに従って互いの間隔が狭まるように形成されている。第一案内壁67aは原稿マット70がハウジング69の平坦面69aに沿って揺動軸Aと平行な方向に移動できる距離を徐々に減少させつつ第一案内壁67bに原稿マット70を案内する。案内天井壁67dは第一拘束部68の天井壁68aに連なってハウジング69の平坦面69aから離れて平坦面69aに平行に設けられている。案内天井壁67dと第一案内壁67bとの間は切り込み67cによって隔たれている。案内天井壁67bはその先端がハウジング69の平坦面69aに垂直な方向に変位するように弾性変形可能である。
【0033】
第二拘束部65は原稿カバー60の先端近傍の2カ所に揺動軸Aから等距離に設けられ原稿カバー60のハウジング69と一体に形成されている。揺動軸Aと平行な方向における第二拘束部65の位置は第一拘束部68の位置と等しい。すなわち、第一拘束部68と第二拘束部65とは、矩形の4つの頂点に一致する配置で原稿カバー60に設けられている。第二拘束部65は互いに直交する側壁65c、側壁65e及び天井壁65dから構成されている。2つの第二拘束部65のそれぞれの側壁65cはハウジング69の平坦面69aに直立し揺動軸Aに垂直な方向に延伸し、互いに平行に向かい合っている。側壁65cは原稿マット70がハウジング69の平坦面69aに沿って揺動軸Aに対して平行な方向に移動することを規制する。側壁65eはハウジング69の平坦面69aに直立し揺動軸Aに平行な方向に延伸している。側壁65eは原稿マット70がハウジング69の平坦面69aに沿って揺動軸Aに接近する方向に移動することを規制する。天井壁65dはハウジング69の平坦面69aから離れて平坦面69aに平行に設けられている。天井壁65dは原稿マット70がハウジング69の平坦面69aから離間する方向に移動することを規制する。天井壁65dの一部に平坦面69aに接近する方向に突出する突部65bが形成されている。突部65bは原稿マット70がハウジング69の平坦面69aに沿って揺動軸Aに垂直な方向に移動することを規制する。天井壁65dと側壁65cとの間は切り込み65aによって一部隔たれている。天井壁65dはその先端がハウジング69の平坦面69aに垂直な方向に変位するように弾性変形可能である。
【0034】
第二案内壁64は第二拘束部65より揺動軸Aから遠方の2カ所に設けられ、それぞれ第二拘束部65と一体に形成されている。2つの第二案内壁64はハウジング69の平坦面69aに直立し第二拘束部65の側壁65cに連なって揺動軸Aに垂直な方向に延伸し、互いに平行に向かい合っている。第二案内壁64は原稿マット70がハウジング69の平坦面69aに沿って揺動軸Aと平行な方向に移動することを規制しつつ第二拘束部65に原稿マット70を案内する。
【0035】
凹部63は図4に示すように原稿カバー60の先端中央近傍に形成されている。凹部63の周縁は弦が揺動軸Aと平行な概ね半円形に形成されている。凹部63の深さは揺動軸Aに接近するほど深くなっている。
【0036】
図6は原稿マット70を示す側面図及び平面図である。原稿マット70は基板74、白色板72及びマット75から構成されている。
【0037】
基板74は概ね矩形薄板状の樹脂材で形成されている。基板74の周縁部には、時計回りの順に、薄肉部78、角部76、嵌合部73、取っ手71、嵌合部73、角部76が形成されている。
【0038】
薄肉部78は、基板74の短方の縁辺部の一方に形成されている。薄肉部78は端に近いほど薄く形成されている。薄肉部78の肉厚の最小値はハウジング69の平坦面69aから第一拘束部68の天井壁68aまでの高さの最小値、すなわちハウジング69の平坦面69aから天井壁68aの突部67eまでの高さより小さい。薄肉部78の肉厚の最大値は、ハウジング69の平坦面69aから天井壁68aの突部67eまでの高さより大きい。薄肉部78は、原稿カバー60に原稿マット70が取り付けられるとき、第一拘束部68の突部67eに当接し、突部67eで支持される。
【0039】
角部76は、薄肉部78が形成されている縁辺部の両端の角に形成され、基板74の短手方向両外側に張り出している。角部76には厚み方向に突出する突部77が設けられている。角部76の肉厚は、薄肉部78を除き、ハウジング69の平坦面69aから天井壁68aの突部67eまでの高さとほぼ等しい。突部77における角部76の肉厚は原稿カバー60のハウジング69の平坦面69aから第一拘束部68の天井壁68aまでの最大高さより小さく、ハウジング69の平坦面69aから天井壁68aの突部67eまでの高さより大きい。突部77から薄肉部78の端辺までの最長距離は図5に破線で示すように第一拘束部68の側壁68cから突部67eまでの最短距離とほぼ等しい。
【0040】
嵌合部73は、基板74の長方の縁辺部の両方において角部76と反対側の角の近傍に形成され、基板74の短手方向両外側に張り出している。嵌合部73には厚み方向に突出する突部73aが設けられている。嵌合部73の肉厚は、突部73aを除き、原稿カバー60のハウジング69の平坦面69aから第二拘束部65の天井壁65dの突部67eまでの高さとほぼ等しい。突部73aにおける嵌合部73の肉厚は、原稿カバー60のハウジング69の平坦面69aから第二拘束部65の天井壁65dまでの最大高さより小さく、ハウジング69の平坦面69aから天井壁65dの突部65bまでの高さより大きい。嵌合部73の角部76に近方の縁辺部73bは突部73aが突出する方向と反対の方向に折れ曲がっている。
【0041】
取っ手71は、薄肉部78が形成されている縁辺部に向かい合う縁辺部に設けられ、内縁が原稿カバー60の凹部63の周縁に沿うアーチ状に形成されている。
【0042】
白色板72は白色で薄肉の矩形平板状に形成され、その形状及び大きさは原稿台14の盤面形状に合わせて設定されている。白色板72は原稿台14又は被写体Mに当接する部分である。
【0043】
マット75は基板74と白色板72との間に設けられている。マット75はウレタン材からなり、矩形薄板のスポンジ状に形成されている。マット75は基板74及び白色板72に接着されている。
【0044】
図7は第一拘束部68、第二拘束部65、角部76及び嵌合部73の相対的な位置関係を説明するための図である。図8は原稿マット70が取り外された状態のイメージスキャナ10を示す斜視図である。図9は原稿マット70が装着された状態のイメージスキャナ10を示す斜視図である。図1は原稿マット70が装着されようとしている状態のイメージスキャナ10を示す斜視図である。以下、これらの図面に基づき原稿マット70の装着の手順を説明しつつ、案内部67、第一拘束部68、角部76、第二案内壁64、第二拘束部65及び嵌合部73の相対的な位置関係及び機能について説明する。
【0045】
原稿マット70の装着は図8に示すよう原稿カバー60の全開状態で行われる。原稿カバー60は自重で閉じることがないようにヒンジ18の弾性で原稿台14の盤面15とほぼ直角をなす全開状態に保持されている。
【0046】
原稿マット70の装着は図1に示すように角部76を案内部67に係合させることから始める。案内部67は第二案内壁64及び第二拘束部65より揺動軸Aに近いため、はじめに第二案内壁64もしくは第二拘束部65に嵌合部73を係合させる場合に比べ、原稿カバー60が安定し、原稿マット70の装着が容易になる。また、はじめに原稿マット70の角を原稿カバー60に係合させる構成なので原稿マット70の装着が容易である。
【0047】
2つの第一案内壁67aの間隔は角部76における原稿マット70の幅より大きく設定されている。このため、原稿カバー60の平坦面69aと第一案内壁67aに角部76を沿わせることによって原稿マット70の最大幅とほぼ等しい間隔に配設されている2つの第一案内壁67bの間に両方の角部76を入れることが容易になっている。
【0048】
原稿カバー60の平坦面69aと第一案内壁67aに薄肉部78を沿わせて原稿カバー60を揺動軸Aに接近させる方向に移動させると、角部76を案内天井壁67dとハウジング69の平坦面69aの間に挿入して案内天井壁67dに角部76を容易に係合させることができる。また、薄肉部78が薄肉であることも角部76を案内天井壁67dに係合させることを容易にしている。角部76が案内天井壁67dに係合し、薄肉部78が案内天井壁67dの突部67eに当接した状態又は角部76の突部77が案内天井壁67dの先端に当接した状態では、図1に示すように、原稿マット70はその自重を案内部67に支持されて案内部67に係止される。
【0049】
図1に示す状態から角部76を中心にして原稿カバー60に接近する方向に原稿マット70を回転させ、原稿マット70と原稿カバー60とを平行にすると、原稿マット70は自重で揺動軸Aに接近する方向に移動し、原稿マット70と原稿カバー60の位置関係は図7(A)に示す状態になる。このとき、角部76は第一案内壁67b及び案内天井壁67dに係合し、薄肉部78が案内天井壁67dの突部67eに当接している。突部67eは薄肉部78を支持することで、原稿マット70が自重で揺動軸Aに接近する方向に移動することを規制する。
【0050】
突部67eに薄肉部78が当接し、案内部67に原稿マット70が係止されているとき、嵌合部73は、第二案内壁64に係合し得る位置であって、かつ第二拘束部65と係合しない位置にある。したがって、角部76を中心にして原稿カバー60に接近する方向に原稿マット70を回転させると、2つの第二案内壁64の間に両方の嵌合部73を入れて嵌合部73と原稿カバー60の平坦面69aとを当接させることができる。嵌合部73は互いに離間する方向に張り出しているため、第二案内壁64と嵌合部73とを係合させることが容易である。
【0051】
角部76が案内部67に係合している状態で、2つの第二案内壁64及び原稿カバー60の平坦面69aに両方の嵌合部73を沿わせて原稿マット70を揺動軸Aに接近させる方向に押すと、角部76の薄肉部78で第一拘束部68の突部67eを原稿カバー60の平坦面69aから離間させる方向に押し上げ、さらに角部76の突部77で第一拘束部68の突部67eを原稿カバー60の平坦面69aから離間させる方向に押し上げることができる。案内部67の切り込み67cは天井壁68aの変形を容易にしている。このとき、嵌合部73は第二案内壁64に案内されつつ、その突部73aで第二拘束部65の突部65bを押し上げて第二拘束部65に進入し、角部76は第一案内壁67b及び案内天井壁67dに案内されつつ、その突部77で第一拘束部68の突部67eを押し上げて第一拘束部68に進入する。
【0052】
原稿マット70の薄肉部78が第一拘束部68の側壁68cに当接し、嵌合部73が第二拘束部65の側壁65eに当接するまで原稿マット70を揺動軸Aに接近させる方向に移動させることで原稿マット70の装着が完了する。図7(B)は原稿マット70の装着が完了したときの原稿マット70と原稿カバー60の位置関係を示している。このとき、角部76の突部77は第一拘束部68の突部67eより揺動軸Aの近方に位置し、嵌合部73の突部73aは第二拘束部65の突部65bより揺動軸Aの近方に位置している。このととき、第一拘束部68の突部67e及び側壁68c並びに第二拘束部65の突部65b及び側壁65eによって原稿マット70は揺動軸Aと垂直な方向の移動が規制され、第一拘束部68の側壁68b及び第二拘束部65の側壁65cによって揺動軸Aと平行な方向の移動が規制され、第一拘束部68の天井壁68a及び第二拘束部65の天井壁65dによって原稿カバー60の平坦面69aと垂直な方向の移動が規制されている。すなわち、原稿マット70は、第一拘束部68に角部76を拘束され、第二拘束部65に嵌合部73を拘束された状態で図9に示すように原稿カバー60に装着される。
【0053】
原稿マット70を原稿カバー60から取り外すときは、取っ手71を持って揺動軸Aから離間する方向に原稿カバー60を移動させればよい。
【0054】
以上、本発明の実施例について説明した。
上記実施例では、角部76及び嵌合部73を基板74の短手方向両外側に張り出すように形成しているが、そのように張り出すように形成しなくともよい。嵌合部73は基板74の短手方向両内側に凹むように形成してもよい。また、第一拘束部と第二拘束部の位置関係を逆転させ、角部と嵌合部の位置関係を逆転させ、揺動軸Aから近方の部位を遠い部位より先に係合させる構成としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるイメージスキャナを示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施例によるイメージスキャナを示す模式図である。
【図3】本発明の一実施例によるイメージスキャナを示すブロック図である。
【図4】本発明の一実施例による原稿カバーを示す図であって、(A)は断面図、(B)は平面図である。
【図5】(A)は本発明の一実施例による第一拘束部及び第二拘束部を示す断面図、(B)は角部及び嵌合部を示す側面図である。
【図6】本発明の一実施例による原稿マットを示す図であって、(A)は側面図、(B)は平面図である。
【図7】図7は本発明の一実施例による第一拘束部、第二拘束部、角部及び嵌合部の相対的な位置関係を説明するための模式図である。
【図8】本発明の一実施例によるイメージスキャナを示す斜視図である。
【図9】本発明の一実施例によるイメージスキャナを示す斜視図である。
【図10】従来のイメージスキャナを示す斜視図である。
【符号の説明】
10 イメージスキャナ
12 本体
13 ハウジング
14 原稿台
60 原稿カバー
64 第二案内壁
65 第二拘束部
67 案内部
67e 突部
67a 第一案内壁
67b 第一案内壁
68 第一拘束部
70 原稿マット
71 取っ手
73 嵌合部
74 基板
75 マット
76 角部
78 薄肉部
80 透過原稿用光源
82 光拡散板

Claims (8)

  1. 光学像を走査し前記光学像を表す画像データを出力する走査部と、
    前記被写体が載置される透明な原稿台を有する本体と、
    前記被写体の反射光像を前記走査部に入力する光学系と、
    前記本体に揺動自在に連結され前記原稿台を被覆する原稿カバーと、
    前記原稿カバーに設けられ前記被写体を照射し前記被写体の透過光像を前記走査部に入力する透過原稿用光源と、
    前記原稿カバーに脱着自在に係止される概ね長方形板状の原稿マットであって前記透過原稿用光源を被覆し前記原稿台に載置された前記被写体を押さえる原稿マットと、
    前記原稿カバーに設けられ前記原稿マットの互いに隣り合う2つの角部を拘束する第一拘束部と、
    前記第一拘束部より揺動軸から遠方において前記原稿カバーに設けられ前記原稿カバーに前記原稿マットを装着するとき前記角部と係合しつつ前記角部を前記拘束部に案内する案内部と、
    前記角部をそれぞれ含み互いに向かい合う前記原稿マットの2つの縁辺部に前記角部から互いに等しい距離離れてそれぞれ設けられている嵌合部と、
    前記原稿カバーに設けられている第二拘束部であって、前記第一拘束部に前記2つの角部が拘束されているとき前記嵌合部を拘束する第二拘束部と、
    を備えることを特徴とする画像読み取り装置。
  2. 前記第二拘束部は前記案内部より前記揺動軸から遠方において前記原稿カバーに設けられていることを特徴とする請求項1に記載の画像読み取り装置。
  3. 前記2つの角部を前記案内部に係止する手段をさらに備え、
    前記第二拘束部は、前記2つの角部が前記案内部に係止されているとき前記嵌合部と係合しないことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像読み取り装置。
  4. 前記案内部は前記揺動軸に向かって狭まり前記拘束部に前記2つの角部を案内する第一案内壁を有することを特徴とする請求項1、2又は3に記載の画像読み取り装置。
  5. 前記第二拘束部より揺動軸から遠方において前記原稿カバーに設けられ前記第二拘束部から前記揺動軸に垂直方向に延伸する側壁であって前記嵌合部を前記第二拘束部に案内する第二案内壁をさらに備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の画像読み取り装置。
  6. 前記2つの角部の前記嵌合部から遠方の縁辺部は端に接近するにしたがい薄く形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の画像読み取り装置。
  7. 前記嵌合部は前記角部をそれぞれ含み互いに向かい合う前記原稿マットの2つの縁辺部から互いに離間する方向に突出していることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の画像読み取り装置。
  8. 前記原稿マットの前記2つの角部を含む側縁部に向かい合う側縁部に取っ手が設けられていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の画像読み取り装置。
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