JP2003087461A - 画像読み取り装置 - Google Patents

画像読み取り装置

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JP2003087461A
JP2003087461A JP2001271510A JP2001271510A JP2003087461A JP 2003087461 A JP2003087461 A JP 2003087461A JP 2001271510 A JP2001271510 A JP 2001271510A JP 2001271510 A JP2001271510 A JP 2001271510A JP 2003087461 A JP2003087461 A JP 2003087461A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 筐体を大型化させることなしにコネクタ接続
用の開口部から光学系への塵埃の進入を阻止する画像読
み取り装置を提供する。 【解決手段】 光電変換により光学像を表す画像データ
を出力する走査部と、走査部に被写体の光学像を入力す
る光学系と、走査部の外部インタフェースのコネクタ5
4aが設けられているフレーム16と、走査部及びフレ
ーム16を収容するハウジング12と、フレーム16及
びハウジング12に形成されコネクタ54aをハウジン
グ12の外側に露出させる開口部64a及び74aとを
備える画像読み取り装置において、フレーム16の開口
部64aとハウジング12の開口部74aとを接続する
空間を囲む隔壁14aをフレーム16とハウジング12
との間に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像読み取り装置
に関するものであり、特にハウジングに走査部を収容す
る技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、原稿等の被写体に記録された像を
読み取るための装置としてイメージスキャナ、複写機、
ファクシミリ等の画像読み取り装置が知られている。こ
れら画像読み取り装置は、被写体の光学像を表す画像デ
ータを光電変換により出力する走査部と、走査部に被写
体の光学像を入力する光学系とを備える。走査部は、イ
メージセンサ、イメージセンサを駆動するための駆動
部、イメージセンサの出力信号を処理し画像データを生
成する処理部、画像データを外部の画像処理装置等に転
送するための外部インタフェース等から構成されてい
る。
【0003】このような画像読み取り装置では、樹脂材
からなる概ね箱形のハウジングに走査部が収容されてい
る。特に走査部のうち外部インタフェースのコネクタが
搭載された基板は、金属板からなる概ね皿形のフレーム
に設けられそのフレームと共にハウジングに収容されて
いる。このようにハウジングに収容された基板上のコネ
クタはケーブルを抜き差しできるように、フレームの側
板部とハウジングの側壁部の双方に設けられた開口部か
らハウジングの外側に露出している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の画像読み取り装
置では、ハウジングに設けられた開口部からハウジング
内に塵埃が進入する。このハウジング内に進入した塵埃
が光学系に到達し付着すると、被写体の読み取りにより
得られる画像データの画質が悪化する。
【0005】塵埃による画質の悪化を防止するためハウ
ジング内を隔壁により上下二段に仕切り、その上段に光
学系及びリニアセンサ等を運搬するキャリッジを設け、
その下段に外部インタフェースのコネクタが搭載された
基板を設けた画像読み取り装置が公知である。この画像
読み取り装置では、コネクタを露出させるハウジングの
開口部からハウジング内に進入し光学系に至る塵埃の進
路を隔壁により遮断することができる。しかしながら、
このようにハウジング内を上下二段に仕切る場合、ハウ
ジングが上下方向で大型化し、また、装置を組み立てる
際の作業効率が悪いといった問題がある。
【0006】本発明は、上記問題に鑑みて創作されたも
のであって、その目的は、筐体を大型化させることなし
にコネクタ接続用の開口部から光学系への塵埃の進入を
阻止する画像読み取り装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像読み取
り装置によると、光電変換により光学像を表す画像デー
タを出力する走査部と、走査部に被写体の光学像を入力
する光学系と、走査部の外部インタフェースのコネクタ
が設けられているフレームと、走査部及びフレームを収
容するハウジングと、フレーム及びハウジングに形成さ
れコネクタをハウジングの外側に露出させる開口部と、
フレームとハウジングとの間に設けられフレームの開口
部とハウジングの開口部とを接続する空間を囲む隔壁と
を備える。この画像読み取り装置によると、ハウジング
の開口部から進入する塵埃がフレームとハウジングとの
間を経て光学系へ到達する経路をフレームとハウジング
との間で遮断することで、筐体を大型化させることなく
コネクタ接続用の開口部から光学系への塵埃の進入を筐
体を大型化させることなく阻止できる。
【0008】本発明に係る画像読み取り装置によると、
隔壁の少なくとも一部は、ハウジングの開口部の近傍に
ハウジングの内壁と一体に形成されるリブからなるの
で、隔壁を設けることによる製造コストの増大を抑える
ことができる。
【0009】本発明に係る画像読み取り装置によると、
隔壁の少なくとも一部は、ハウジング又はフレームに接
合された弾性体からなるので、隔壁の組付けが容易であ
る。
【0010】本発明に係る画像読み取り装置によると、
(a)ハウジングは樹脂材から形成され、底部と底部に
対して鈍角方向に延び開口部を有する側壁部とを有し、
(b)フレームは金属板材から形成され、底板部と底板
部に対して直角に屈曲し開口部を有する側板部を有し、
ハウジングの底部に対して底板部が平行となる姿勢でハ
ウジングに収容され、(c)隔壁の少なくとも一部は、
ハウジングの内壁と一体に形成され側壁部に直立するリ
ブであって底部に対して垂直方向に延びる縁部を有する
リブからなる。この画像読み取り装置によると、隔壁と
一体に形成されるハウジングを容易に形成できる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を示す一実施
例を図面に基づいて説明する。図2は、本発明の一実施
例による画像読み取り装置としてのイメージスキャナ1
0を示している。イメージスキャナ10は、フレーム1
6を収容するハウジング12の上面に透明板からなる原
稿台19を備えた所謂フラットベッド型イメージスキャ
ナである。図3はイメージスキャナ10のブロック図で
ある。
【0012】光学系30は、反射原稿用光源22、ミラ
ー34、集光レンズ36等で構成される。ここで反射原
稿用光源22は蛍光管ランプ等の管照明から構成され、
主走査方向に延びる姿勢でキャリッジ24に搭載されて
いる。またミラー34及び集光レンズ36もキャリッジ
24に搭載されている。図2に一点鎖線で示すように、
反射原稿用光源22により照射された主走査線上の原稿
Mの反射光像(光学像)はミラー34及び集光レンズ3
6により走査部18のイメージセンサ20に結像され
る。尚、イメージスキャナ10には図2に二点鎖線で示
す位置に、透過原稿用光源を備えた透過原稿ユニット3
8を設けてもよい。
【0013】走査部18は、イメージセンサ20、駆動
部40、処理部100、外部インタフェース(I/F)
50及び制御部110を備えている。
【0014】イメージセンサ20は、所定の波長領域の
光を光電変換素子で光電変換して得られる電荷を一定時
間蓄積し、受光量に応じた電気信号を出力する。このイ
メージセンサ20は、キャリッジ24に固定されたキャ
リッジ側基板23(図2参照)に搭載されている。イメ
ージセンサ20にはレンズ縮小型のリニアイメージセン
サを用いてもよいし、密着型のリニアイメージセンサを
用いてもよい。
【0015】駆動部40は主走査駆動部102と副走査
駆動部26とから構成される。主走査駆動部102は、
キャリッジ24のキャリッジ側基板23に搭載され、イ
メージセンサ20を駆動するために必要な駆動パルスを
生成し、イメージセンサ20に出力する電子回路であ
る。副走査駆動部26は、キャリッジ24に固定される
ベルト、ベルトを回転させるステッピングモータ等から
構成され、フレーム16に設けられている。副走査駆動
部26は、キャリッジ24を原稿台19の盤面に対して
平行に移動させることで主走査線をそれに垂直な副走査
方向(図2においてaで示す方向)に移動させる。
【0016】処理部100は、アナログ信号処理回路1
04、A/D変換器106、ディジタル信号処理部10
8から構成されている。アナログ信号処理回路104及
びA/D変換器106は、主走査駆動部102と共にキ
ャリッジ24のキャリッジ側基板23に搭載されてい
る。ディジタル信号処理部108は、フレーム16に固
定されたフレーム側基板46に外部インタフェース50
及び制御部110と共に搭載されている。キャリッジ側
基板23とフレーム側基板46とはフレキシブルフラッ
トケーブル48(図2参照)で接続されている。
【0017】アナログ信号処理回路104は、イメージ
センサ20から出力されたアナログの電気信号に対し増
幅、雑音低減処理等のアナログ信号処理を施し、処理さ
れた信号をA/D変換器106に出力する。A/D変換
器106は、アナログ信号処理回路104から出力され
たアナログの電気信号を所定階調のディジタルの画像信
号に量子化し、その画像信号をディジタル信号処理部1
08に出力する。ディジタル信号処理部108は、A/
D変換器106から出力された画像信号に対しシェーデ
ィング補正、ガンマ補正、画素補間等の各種の処理を施
し、イメージスキャナ10に接続される画像処理装置1
50へ転送する画像データを生成する。
【0018】外部インタフェース50はフレーム16の
フレーム側基板46に搭載され処理部100にバスで接
続されている。外部インタフェース50は、USB、I
EEE1394、SCSI等の各種規格に適合するよう
に構成されている。外部インタフェース50はそれらの
規格に適合する1つ以上のコネクタ54を備えている。
コネクタ54には画像処理装置150とイメージスキャ
ナ10とを接続するケーブルが接続される。図4に示す
コネクタ54aは、USB規格に準拠した4ピンのコネ
クタである。コネクタ54bはIEEE1394規格に
準拠した6ピンのコネクタである。またコネクタ54c
には、透過原稿ユニット38等の外部ユニットに制御指
令信号を伝送するケーブルが接続される。
【0019】制御部110はCPU130、RAM13
2及びROM134を備えるマイクロコンピュータで構
成され、フレーム16のフレーム側基板46に搭載さ
れ、走査部50等にバスで接続されている。制御部11
0はROM134に記憶されているコンピュータプログ
ラムを実行することで、駆動部102、反射原稿用光源
22、処理部100の作動制御等、イメージスキャナ1
0全体の制御を行う。
【0020】フレーム16は金属板材で形成され、図
2、図4及び図5に示すように概ね矩形の底板部60
と、その底板部60の各縁辺部において底板部60に対
し直角に屈曲した側板部62a,62b,62c,62
dとを備える。このフレーム16は、ハウジング12の
底部70に対して底板部60が平行となる姿勢で、かつ
ハウジング12の側壁部72aに側板部62aが対向す
る姿勢でハウジング12にねじで締結されている。フレ
ーム16の底板部60の下面はハウジング12に形成さ
れた図1及び図6に示す複数条のリブ76に当接するた
め、フレーム16の底板部60の下面とハウジング12
の底部70の上面との間には図1に示す僅かな隙間が存
在している。
【0021】図4に示すようにフレーム16の底板部6
0には、フレーム側基板46及び電磁波シールド47が
固定されている。フレーム側基板46には前述したよう
に外部インタフェース50のコネクタ54a,54b,
54cがそれぞれ設けられている。電磁波シールド47
はフレーム側基板46を遮蔽する金属板であって、フレ
ーム側基板46から発生する電磁波の漏れを低減するも
のである。
【0022】フレーム16の側板部62aには図5に示
すように、コネクタ54a,54b,54cをハウジン
グ12の外側に露出させるためのフレーム側開口部64
a,64b,64cが設けられている。それらフレーム
側開口部64a,64b,64cは互いに間隔をおいて
設けられ、側板部62aを板厚方向に貫通している。各
フレーム側開口部64a〜64cのサイズ及び形状は、
それぞれが露出させるコネクタ54a〜54cのサイズ
及び形状に応じフレーム12の内側への塵埃の進入を防
止可能な程度に小さく設定すればよい。
【0023】ハウジング12は樹脂材で形成され、図2
及び図6に示すようにフレーム16の底板部60より一
まわり大きな概ね矩形の前記底部70と、その底部70
の各縁辺部から当該底部70に対し鈍角方向に延びる前
記側壁部72a〜72dとを備える。
【0024】側壁部72a〜72dのうちフレーム16
の側壁部62aに対向する側壁部72aには図6に示す
ように、外部インタフェース50のコネクタ54a,5
4b,54cをハウジング12の外側に露出させるため
のハウジング側開口部74a,74b,74cが設けら
れている。それらハウジング側開口部74a,74b,
74cはフレーム側開口部64a,64b,64cに対
向する各位置に互いに間隔をおいて設けられ、側壁部7
2aを貫通している。ハウジング側開口部74a,74
b,74cはそれぞれ図1に示すように、コネクタ54
a,54b,54cに接続されるケーブル152のコネ
クタ154の外周より一まわり大きく形成されている。
これは、コネクタ154の形状には使用するケーブル1
52によりばらつきがあり、そのばらつきを吸収できる
ように余裕をもってハウジング側開口部74a,74
b,74cを形成する必要があるからである。
【0025】以下、ハウジング側開口部74a,74
b,74cからハウジング12の内部空間に進入する塵
埃がキャリッジ24内の光学系30に到達する経路をそ
の途中で遮断する各隔壁14a,14b,14cについ
て説明する。隔壁14aは、フレーム16とハウジング
12との間において、フレーム側開口部64aとハウジ
ング側開口部74aとを接続する空間を囲んでいる。同
様に、隔壁14bはフレーム側開口部64bとハウジン
グ側開口部74bとを接続する空間を囲み、隔壁14c
はフレーム側開口部64cとハウジング側開口部74c
とを接続する空間を囲んでいる。各隔壁14a,14
b,14cは実質的に同一の構成を有しているので、以
下では隔壁14aのみについて詳細に説明し、隔壁14
b及び14cの説明は省略する。
【0026】隔壁14aの一部は、図6に示すようにハ
ウジング12の内壁と一体に形成されたリブ80a,8
0b,82で構成されている。これらリブ80a,80
b,82は、例えばハウジング12の成形時に成形型に
より形成することで安価に形成できる。
【0027】リブ80a,80bは、ハウジング側開口
部74aの左右各側で側壁部72aの内壁から突出して
いる。リブ80a,80bは互いに平行な三角板状であ
って、側壁部72a及び底部70に対し垂直に交わる仮
想平面上に形成されている。各リブ80a,80bの突
出端縁部84a,84bは底部70に対して垂直方向に
延びている。それら突出端縁部84a,84bは図1に
示すようにフレーム16の側板部62aにほぼ隙間なく
当接している。
【0028】リブ82は図6に示すように、U字状の断
面で側壁部72a近傍の底部70の内面からその底部7
0に対して垂直方向に突出している。側壁部72aに接
続しているリブ82の両端部はそれぞれ、リブ80a,
80bの各下端部に接続されている。リブ82の上端縁
部は図1に示すようにフレーム16の底板部60の下面
にほぼ隙間なく当接している。
【0029】隔壁14aの残部は、図5に示すようにフ
レーム16に接合された弾性体90で構成されている。
弾性体90は図1及び図5に示すように断面矩形の棒状
を呈し、その長手方向軸が側板部62aの上端縁に平行
な姿勢で側板部62aの外面に接合されている。本実施
例の弾性体90は、隔壁14a〜14cの各リブ80
a,80bのうち互いに最も離間した隔壁14aのリブ
80bと隔壁14cのリブ80aとの間の離間距離より
長く延びている。それにより全隔壁14a〜14cにつ
いて弾性体90の共有化が図られ、当該弾性体90の接
合に要する工数が低減される。弾性体90をフレーム1
6へ接合した後、上記接合面に対向する面を図6に破線
で示すようにハウジング12に押し当てつつフレーム1
6をハウジング12に組み付けると、弾性体90は図1
及び図5に示すようにフレーム16の側板部62aとハ
ウジング12の側壁部72aとで圧縮され隔壁14a
(隔壁14b,14c)のリブ80a,80bの各上端
部間を閉塞する。このように弾性体90を用いること
で、隔壁14a(14b,14c)の形成が容易となっ
ている。尚、弾性体90としては、例えばウレタン樹脂
材からなるスポンジ等を用いることができる。また弾性
体90とフレーム16とは例えば両面粘着テープ、接着
剤等により接合される。
【0030】以上の説明から明らかなように各隔壁14
a〜14cのリブ80a,80b,82及び弾性体90
は、フレーム16とハウジング12との間でフレーム側
開口部64a〜64cとハウジング側開口部74a〜7
4cとを接続する各空間を包囲している。これにより、
ハウジング側開口部74a〜74cからハウジング内部
に進入する塵埃は、各隔壁14a〜14cにその進路を
遮られ、各隔壁14a〜cとフレーム16とハウジング
12とで囲まれる空間に留まる。したがってイメージス
キャナ10によれば、ハウジング側開口部74a〜74
cからハウジング12の内部に進入する塵埃が光学系3
0に到達することがない。
【0031】このように本実施例のイメージスキャナ1
0によれば、隔壁14を局所的に設けるだけで確実に塵
埃の光学系30への進入を防ぐことができるので、従来
のハウジング内を上下二段に仕切る場合に比べ、ハウジ
ング12の薄形化を図ることができ、しかもイメージス
キャナ10を容易に組み立てることができる。
【0032】以上、イメージスキャナ10の構成を説明
した。以下、イメージスキャナ10の作動を説明する。
尚、以下の説明では、イメージスキャナ10と画像処理
装置150がケーブル接続されているものとする。
【0033】イメージスキャナ10のユーザは原稿Mを
原稿台14の盤面上に載置した後、画像処理装置150
への入力操作によりイメージスキャナ10に対し原稿M
の読み取りを指令する。その指令に応答してイメージス
キャナ10は以下のように作動する。
【0034】(1)まず、反射原稿用光源を点灯させ原
稿Mの反射光像を光学系30によりイメージセンサ20
に結像させる。(2)次に、主走査駆動部102により
駆動パルスをイメージセンサ20にシーケンス入力し、
光電変換の結果イメージセンサ20から出力された電気
信号を処理部100で処理し、さらに処理部100から
出力された画像データを画像処理装置150に転送す
る。(3)キャリッジ24を一定速度で移動させつつ、
上記(1)及び(2)を繰り返し実行する。以上によ
り、反射光像の濃淡情報を表す画像データが画像処理装
置150で取得される。
【0035】イメージスキャナ10では先述したように
ハウジング側開口部74a〜74cからハウジング12
の内部に進入する塵埃が光学系30に到達することがな
いので、反射光像の濃淡情報を精確に表す高画質の画像
データを得ることができる。
【0036】以上、本発明の一実施例について詳述した
が、これはあくまでも例示であって、本発明はそのよう
な実施例の記載によって何ら限定的に解釈されるもので
はない。
【0037】例えば、上述ではハウジングに一体形成し
たリブと、フレームに接合した弾性体とにより隔壁を構
成した例を説明した。これに対し、隔壁をなすリブとし
てフレームに一体形成したものを採用してもよいし、隔
壁をなす弾性体としてハウジングに接合したものを採用
してもよいし、また、リブのみ又は弾性体のみからなる
隔壁を採用してもよい。
【0038】また、上述では本発明をフラットベッド型
イメージスキャナに適用した場合を説明したが、本発明
はフラットベッド型の画像読み取り装置に限らずシート
フィード型の画像読み取り装置にも適用できる。
【0039】さらに、上述の実施例では外部インタフェ
ースのコネクタについて本発明に従う隔壁を設けた場合
を説明したが、同様な構成の隔壁を画像読み取り装置の
電源コネクタについて設けてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による隔壁を概略的に示す断
面図である。
【図2】本発明の一実施例によるイメージスキャナを概
略的に示す断面図である。
【図3】本発明の一実施例によるイメージスキャナを示
すブロック図である。
【図4】本発明の一実施例によるイメージスキャナのフ
レームを概略的に示す斜視図である。
【図5】本発明の一実施例によるイメージスキャナのハ
ウジング内を概略的に示す斜視図である。
【図6】本発明の一実施例による隔壁を概略的に示す斜
視図である。
【符号の説明】
10 イメージスキャナ 12 ハウジング 14 隔壁 16 フレーム 18 走査部 20 イメージセンサ 30 光学系 40 駆動部 50 外部インタフェース 54a,54b,54c コネクタ 60 底板部 62a,62b,62c,62d 側板部 64a,64b,64c フレーム側開口部 70 底部 72a,72b,72c,72d 側壁部 74a,74b,74c ハウジング側開口部 80a,80b,82 リブ 90 弾性体 100 処理部 110 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4E360 AB02 AB12 AB31 AB52 ED23 FA02 GA22 GA23 GB24 GB48 GC08 5C062 AA05 AB17 AB38 AC48 AD06 BA06 5C072 AA01 BA01 BA17 DA01 XA01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光電変換により光学像を表す画像データ
    を出力する走査部と、 前記走査部に被写体の光学像を入力する光学系と、 前記走査部の外部インタフェースのコネクタが設けられ
    ているフレームと、 前記走査部及び前記フレームを収容するハウジングと、 前記フレーム及び前記ハウジングに形成され前記コネク
    タを前記ハウジングの外側に露出させる開口部と、 前記フレームと前記ハウジングとの間に設けられ前記フ
    レームの開口部と前記ハウジングの開口部とを接続する
    空間を囲む隔壁と、を備えることを特徴とする画像読み
    取り装置。
  2. 【請求項2】 前記隔壁の少なくとも一部は、前記ハウ
    ジングの開口部の近傍に前記ハウジングの内壁と一体に
    形成されるリブからなることを特徴とする請求項1記載
    の画像読み取り装置。
  3. 【請求項3】 前記隔壁の少なくとも一部は、前記ハウ
    ジング又は前記フレームに接合された弾性体からなるこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の画像読み取り装
    置。
  4. 【請求項4】 前記ハウジングは樹脂材から形成され、
    底部と、前記底部に対して鈍角方向に延び前記開口部を
    有する側壁部とを有し、 前記フレームは金属板材から形成され、底板部と、前記
    底板部に対して直角に屈曲し前記開口部を有する側板部
    を有し、前記ハウジングの底部に対して前記底板部が平
    行となる姿勢で前記ハウジングに収容され、 前記隔壁の少なくとも一部は、前記ハウジングの内壁と
    一体に形成され前記側壁部に直立するリブであって前記
    底部に対して垂直方向に延びる縁部を有するリブからな
    ることを特徴とする請求項1、2又は3記載の画像読み
    取り装置。
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JP2015186023A (ja) * 2014-03-24 2015-10-22 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置
JP2017092840A (ja) * 2015-11-16 2017-05-25 セイコーエプソン株式会社 画像読取装置

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