JP3809647B2 - 画像読み取り装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像読み取り装置に関するものであり、特にハウジングに走査部を収容する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、原稿等の被写体に記録された像を読み取るための装置としてイメージスキャナ、複写機、ファクシミリ等の画像読み取り装置が知られている。これら画像読み取り装置は、被写体の光学像を表す画像データを光電変換により出力する走査部と、走査部に被写体の光学像を入力する光学系とを備える。走査部は、イメージセンサ、イメージセンサを駆動するための駆動部、イメージセンサの出力信号を処理し画像データを生成する処理部、画像データを外部の画像処理装置等に転送するための外部インタフェース等から構成されている。
【0003】
このような画像読み取り装置では、樹脂材からなる概ね箱形のハウジングに走査部が収容されている。特に走査部のうち外部インタフェースのコネクタが搭載された基板は、金属板からなる概ね皿形のフレームに設けられそのフレームと共にハウジングに収容されている。このようにハウジングに収容された基板上のコネクタはケーブルを抜き差しできるように、フレームの側板部とハウジングの側壁部の双方に設けられた開口部からハウジングの外側に露出している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述の画像読み取り装置では、ハウジングに設けられた開口部からハウジング内に塵埃が進入する。このハウジング内に進入した塵埃が光学系に到達し付着すると、被写体の読み取りにより得られる画像データの画質が悪化する。
【0005】
塵埃による画質の悪化を防止するためハウジング内を隔壁により上下二段に仕切り、その上段に光学系及びリニアセンサ等を運搬するキャリッジを設け、その下段に外部インタフェースのコネクタが搭載された基板を設けた画像読み取り装置が公知である。この画像読み取り装置では、コネクタを露出させるハウジングの開口部からハウジング内に進入し光学系に至る塵埃の進路を隔壁により遮断することができる。しかしながら、このようにハウジング内を上下二段に仕切る場合、ハウジングが上下方向で大型化し、また、装置を組み立てる際の作業効率が悪いといった問題がある。
【0006】
本発明は、上記問題に鑑みて創作されたものであって、その目的は、筐体を大型化させることなしにコネクタ接続用の開口部から光学系への塵埃の進入を阻止する画像読み取り装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る画像読み取り装置によると、光電変換により光学像を表す画像データを出力する走査部と、前記走査部に被写体の光学像を入力する光学系と、底板部及び側板部を有し、前記走査部の外部インタフェースのコネクタが設けられているフレームと、底部及び側壁部を有し、前記走査部及び前記フレームを収容するハウジングと、前記フレームの前記側板部及び前記ハウジングの前記側壁部に形成され前記コネクタを前記ハウジングの外側に露出させる開口部と、前記フレームと前記ハウジングとの間に設けられ前記フレームの開口部と前記ハウジングの開口部とを接続する空間を囲む隔壁であって、前記ハウジングの内壁と一体に形成され前記底部に対して垂直方向に延びるリブと、前記リブの反前記底部側の端部間を閉塞する前記フレームとも前記ハウジングとも別体の弾性体とからなる隔壁と、を備える。この画像読み取り装置によると、ハウジングの開口部から進入する塵埃がフレームとハウジングとの間を経て光学系へ到達する経路をフレームとハウジングとの間で遮断することで、筐体を大型化させることなくコネクタ接続用の開口部から光学系への塵埃の進入を筐体を大型化させることなく阻止できる。また、この画像読み取り装置によると、隔壁の少なくとも一部は、ハウジングの内壁と一体に形成されるリブからなるので、隔壁を設けることによる製造コストの増大を抑えることができる。また、この画像読み取り装置によると、隔壁と一体に形成されるハウジングを容易に形成できる。
【0008】
本発明に係る画像読み取り装置によると、リブは、ハウジングの開口部の近傍に形成される。
【0009】
本発明に係る画像読み取り装置によると、弾性体は、ハウジング又はフレームに接合されるので、隔壁の組付けが容易である。
【0010】
本発明に係る画像読み取り装置によると、前記ハウジングは樹脂材から形成され、前記側壁部は前記底部に対して鈍角方向に延び、前記フレームは金属板材から形成され、前記側板部は前記底板部に対して直角に屈曲し、前記底部に対して前記底板部が平行となる姿勢で前記ハウジングに収容され、前記リブは前記側壁部に直立し、前記底部に対して垂直方向に延びる縁部を有する。この画像読み取り装置によると、隔壁と一体に形成されるハウジングを容易に形成できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を示す一実施例を図面に基づいて説明する。図2は、本発明の一実施例による画像読み取り装置としてのイメージスキャナ10を示している。イメージスキャナ10は、フレーム16を収容するハウジング12の上面に透明板からなる原稿台19を備えた所謂フラットベッド型イメージスキャナである。図3はイメージスキャナ10のブロック図である。
【0012】
光学系30は、反射原稿用光源22、ミラー34、集光レンズ36等で構成される。ここで反射原稿用光源22は蛍光管ランプ等の管照明から構成され、主走査方向に延びる姿勢でキャリッジ24に搭載されている。またミラー34及び集光レンズ36もキャリッジ24に搭載されている。図2に一点鎖線で示すように、反射原稿用光源22により照射された主走査線上の原稿Mの反射光像(光学像)はミラー34及び集光レンズ36により走査部18のイメージセンサ20に結像される。尚、イメージスキャナ10には図2に二点鎖線で示す位置に、透過原稿用光源を備えた透過原稿ユニット38を設けてもよい。
【0013】
走査部18は、イメージセンサ20、駆動部40、処理部100、外部インタフェース(I/F)50及び制御部110を備えている。
【0014】
イメージセンサ20は、所定の波長領域の光を光電変換素子で光電変換して得られる電荷を一定時間蓄積し、受光量に応じた電気信号を出力する。このイメージセンサ20は、キャリッジ24に固定されたキャリッジ側基板23(図2参照)に搭載されている。イメージセンサ20にはレンズ縮小型のリニアイメージセンサを用いてもよいし、密着型のリニアイメージセンサを用いてもよい。
【0015】
駆動部40は主走査駆動部102と副走査駆動部26とから構成される。主走査駆動部102は、キャリッジ24のキャリッジ側基板23に搭載され、イメージセンサ20を駆動するために必要な駆動パルスを生成し、イメージセンサ20に出力する電子回路である。副走査駆動部26は、キャリッジ24に固定されるベルト、ベルトを回転させるステッピングモータ等から構成され、フレーム16に設けられている。副走査駆動部26は、キャリッジ24を原稿台19の盤面に対して平行に移動させることで主走査線をそれに垂直な副走査方向(図2においてaで示す方向)に移動させる。
【0016】
処理部100は、アナログ信号処理回路104、A/D変換器106、ディジタル信号処理部108から構成されている。アナログ信号処理回路104及びA/D変換器106は、主走査駆動部102と共にキャリッジ24のキャリッジ側基板23に搭載されている。ディジタル信号処理部108は、フレーム16に固定されたフレーム側基板46に外部インタフェース50及び制御部110と共に搭載されている。キャリッジ側基板23とフレーム側基板46とはフレキシブルフラットケーブル48(図2参照)で接続されている。
【0017】
アナログ信号処理回路104は、イメージセンサ20から出力されたアナログの電気信号に対し増幅、雑音低減処理等のアナログ信号処理を施し、処理された信号をA/D変換器106に出力する。A/D変換器106は、アナログ信号処理回路104から出力されたアナログの電気信号を所定階調のディジタルの画像信号に量子化し、その画像信号をディジタル信号処理部108に出力する。ディジタル信号処理部108は、A/D変換器106から出力された画像信号に対しシェーディング補正、ガンマ補正、画素補間等の各種の処理を施し、イメージスキャナ10に接続される画像処理装置150へ転送する画像データを生成する。
【0018】
外部インタフェース50はフレーム16のフレーム側基板46に搭載され処理部100にバスで接続されている。外部インタフェース50は、USB、IEEE1394、SCSI等の各種規格に適合するように構成されている。外部インタフェース50はそれらの規格に適合する1つ以上のコネクタ54を備えている。コネクタ54には画像処理装置150とイメージスキャナ10とを接続するケーブルが接続される。図4に示すコネクタ54aは、USB規格に準拠した4ピンのコネクタである。コネクタ54bはIEEE1394規格に準拠した6ピンのコネクタである。またコネクタ54cには、透過原稿ユニット38等の外部ユニットに制御指令信号を伝送するケーブルが接続される。
【0019】
制御部110はCPU130、RAM132及びROM134を備えるマイクロコンピュータで構成され、フレーム16のフレーム側基板46に搭載され、走査部50等にバスで接続されている。制御部110はROM134に記憶されているコンピュータプログラムを実行することで、駆動部102、反射原稿用光源22、処理部100の作動制御等、イメージスキャナ10全体の制御を行う。
【0020】
フレーム16は金属板材で形成され、図2、図4及び図5に示すように概ね矩形の底板部60と、その底板部60の各縁辺部において底板部60に対し直角に屈曲した側板部62a,62b,62c,62dとを備える。このフレーム16は、ハウジング12の底部70に対して底板部60が平行となる姿勢で、かつハウジング12の側壁部72aに側板部62aが対向する姿勢でハウジング12にねじで締結されている。フレーム16の底板部60の下面はハウジング12に形成された図1及び図6に示す複数条のリブ76に当接するため、フレーム16の底板部60の下面とハウジング12の底部70の上面との間には図1に示す僅かな隙間が存在している。
【0021】
図4に示すようにフレーム16の底板部60には、フレーム側基板46及び電磁波シールド47が固定されている。フレーム側基板46には前述したように外部インタフェース50のコネクタ54a,54b,54cがそれぞれ設けられている。電磁波シールド47はフレーム側基板46を遮蔽する金属板であって、フレーム側基板46から発生する電磁波の漏れを低減するものである。
【0022】
フレーム16の側板部62aには図5に示すように、コネクタ54a,54b,54cをハウジング12の外側に露出させるためのフレーム側開口部64a,64b,64cが設けられている。それらフレーム側開口部64a,64b,64cは互いに間隔をおいて設けられ、側板部62aを板厚方向に貫通している。各フレーム側開口部64a〜64cのサイズ及び形状は、それぞれが露出させるコネクタ54a〜54cのサイズ及び形状に応じフレーム12の内側への塵埃の進入を防止可能な程度に小さく設定すればよい。
【0023】
ハウジング12は樹脂材で形成され、図2及び図6に示すようにフレーム16の底板部60より一まわり大きな概ね矩形の前記底部70と、その底部70の各縁辺部から当該底部70に対し鈍角方向に延びる前記側壁部72a〜72dとを備える。
【0024】
側壁部72a〜72dのうちフレーム16の側壁部62aに対向する側壁部72aには図6に示すように、外部インタフェース50のコネクタ54a,54b,54cをハウジング12の外側に露出させるためのハウジング側開口部74a,74b,74cが設けられている。それらハウジング側開口部74a,74b,74cはフレーム側開口部64a,64b,64cに対向する各位置に互いに間隔をおいて設けられ、側壁部72aを貫通している。ハウジング側開口部74a,74b,74cはそれぞれ図1に示すように、コネクタ54a,54b,54cに接続されるケーブル152のコネクタ154の外周より一まわり大きく形成されている。これは、コネクタ154の形状には使用するケーブル152によりばらつきがあり、そのばらつきを吸収できるように余裕をもってハウジング側開口部74a,74b,74cを形成する必要があるからである。
【0025】
以下、ハウジング側開口部74a,74b,74cからハウジング12の内部空間に進入する塵埃がキャリッジ24内の光学系30に到達する経路をその途中で遮断する各隔壁14a,14b,14cについて説明する。隔壁14aは、フレーム16とハウジング12との間において、フレーム側開口部64aとハウジング側開口部74aとを接続する空間を囲んでいる。同様に、隔壁14bはフレーム側開口部64bとハウジング側開口部74bとを接続する空間を囲み、隔壁14cはフレーム側開口部64cとハウジング側開口部74cとを接続する空間を囲んでいる。各隔壁14a,14b,14cは実質的に同一の構成を有しているので、以下では隔壁14aのみについて詳細に説明し、隔壁14b及び14cの説明は省略する。
【0026】
隔壁14aの一部は、図6に示すようにハウジング12の内壁と一体に形成されたリブ80a,80b,82で構成されている。これらリブ80a,80b,82は、例えばハウジング12の成形時に成形型により形成することで安価に形成できる。
【0027】
リブ80a,80bは、ハウジング側開口部74aの左右各側で側壁部72aの内壁から突出している。リブ80a,80bは互いに平行な三角板状であって、側壁部72a及び底部70に対し垂直に交わる仮想平面上に形成されている。各リブ80a,80bの突出端縁部84a,84bは底部70に対して垂直方向に延びている。それら突出端縁部84a,84bは図1に示すようにフレーム16の側板部62aにほぼ隙間なく当接している。
【0028】
リブ82は図6に示すように、U字状の断面で側壁部72a近傍の底部70の内面からその底部70に対して垂直方向に突出している。側壁部72aに接続しているリブ82の両端部はそれぞれ、リブ80a,80bの各下端部に接続されている。リブ82の上端縁部は図1に示すようにフレーム16の底板部60の下面にほぼ隙間なく当接している。
【0029】
隔壁14aの残部は、図5に示すようにフレーム16に接合された弾性体90で構成されている。弾性体90は図1及び図5に示すように断面矩形の棒状を呈し、その長手方向軸が側板部62aの上端縁に平行な姿勢で側板部62aの外面に接合されている。本実施例の弾性体90は、隔壁14a〜14cの各リブ80a,80bのうち互いに最も離間した隔壁14aのリブ80bと隔壁14cのリブ80aとの間の離間距離より長く延びている。それにより全隔壁14a〜14cについて弾性体90の共有化が図られ、当該弾性体90の接合に要する工数が低減される。弾性体90をフレーム16へ接合した後、上記接合面に対向する面を図6に破線で示すようにハウジング12に押し当てつつフレーム16をハウジング12に組み付けると、弾性体90は図1及び図5に示すようにフレーム16の側板部62aとハウジング12の側壁部72aとで圧縮され隔壁14a(隔壁14b,14c)のリブ80a,80bの各上端部間を閉塞する。このように弾性体90を用いることで、隔壁14a(14b,14c)の形成が容易となっている。尚、弾性体90としては、例えばウレタン樹脂材からなるスポンジ等を用いることができる。また弾性体90とフレーム16とは例えば両面粘着テープ、接着剤等により接合される。
【0030】
以上の説明から明らかなように各隔壁14a〜14cのリブ80a,80b,82及び弾性体90は、フレーム16とハウジング12との間でフレーム側開口部64a〜64cとハウジング側開口部74a〜74cとを接続する各空間を包囲している。これにより、ハウジング側開口部74a〜74cからハウジング内部に進入する塵埃は、各隔壁14a〜14cにその進路を遮られ、各隔壁14a〜cとフレーム16とハウジング12とで囲まれる空間に留まる。したがってイメージスキャナ10によれば、ハウジング側開口部74a〜74cからハウジング12の内部に進入する塵埃が光学系30に到達することがない。
【0031】
このように本実施例のイメージスキャナ10によれば、隔壁14を局所的に設けるだけで確実に塵埃の光学系30への進入を防ぐことができるので、従来のハウジング内を上下二段に仕切る場合に比べ、ハウジング12の薄形化を図ることができ、しかもイメージスキャナ10を容易に組み立てることができる。
【0032】
以上、イメージスキャナ10の構成を説明した。以下、イメージスキャナ10の作動を説明する。尚、以下の説明では、イメージスキャナ10と画像処理装置150がケーブル接続されているものとする。
【0033】
イメージスキャナ10のユーザは原稿Mを原稿台14の盤面上に載置した後、画像処理装置150への入力操作によりイメージスキャナ10に対し原稿Mの読み取りを指令する。その指令に応答してイメージスキャナ10は以下のように作動する。
【0034】
(1)まず、反射原稿用光源を点灯させ原稿Mの反射光像を光学系30によりイメージセンサ20に結像させる。(2)次に、主走査駆動部102により駆動パルスをイメージセンサ20にシーケンス入力し、光電変換の結果イメージセンサ20から出力された電気信号を処理部100で処理し、さらに処理部100から出力された画像データを画像処理装置150に転送する。(3)キャリッジ24を一定速度で移動させつつ、上記(1)及び(2)を繰り返し実行する。以上により、反射光像の濃淡情報を表す画像データが画像処理装置150で取得される。
【0035】
イメージスキャナ10では先述したようにハウジング側開口部74a〜74cからハウジング12の内部に進入する塵埃が光学系30に到達することがないので、反射光像の濃淡情報を精確に表す高画質の画像データを得ることができる。
【0036】
以上、本発明の一実施例について詳述したが、これはあくまでも例示であって、本発明はそのような実施例の記載によって何ら限定的に解釈されるものではない。
【0037】
例えば、上述ではハウジングに一体形成したリブと、フレームに接合した弾性体とにより隔壁を構成した例を説明した。これに対し、隔壁をなすリブとしてフレームに一体形成したものを採用してもよいし、隔壁をなす弾性体としてハウジングに接合したものを採用してもよいし、また、リブのみ又は弾性体のみからなる隔壁を採用してもよい。
【0038】
また、上述では本発明をフラットベッド型イメージスキャナに適用した場合を説明したが、本発明はフラットベッド型の画像読み取り装置に限らずシートフィード型の画像読み取り装置にも適用できる。
【0039】
さらに、上述の実施例では外部インタフェースのコネクタについて本発明に従う隔壁を設けた場合を説明したが、同様な構成の隔壁を画像読み取り装置の電源コネクタについて設けてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による隔壁を概略的に示す断面図である。
【図2】本発明の一実施例によるイメージスキャナを概略的に示す断面図である。
【図3】本発明の一実施例によるイメージスキャナを示すブロック図である。
【図4】本発明の一実施例によるイメージスキャナのフレームを概略的に示す斜視図である。
【図5】本発明の一実施例によるイメージスキャナのハウジング内を概略的に示す斜視図である。
【図6】本発明の一実施例による隔壁を概略的に示す斜視図である。
【符号の説明】
10 イメージスキャナ
12 ハウジング
14 隔壁
16 フレーム
18 走査部
20 イメージセンサ
30 光学系
40 駆動部
50 外部インタフェース
54a,54b,54c コネクタ
60 底板部
62a,62b,62c,62d 側板部
64a,64b,64c フレーム側開口部
70 底部
72a,72b,72c,72d 側壁部
74a,74b,74c ハウジング側開口部
80a,80b,82 リブ
90 弾性体
100 処理部
110 制御部

Claims (4)

  1. 光電変換により光学像を表す画像データを出力する走査部と、
    前記走査部に被写体の光学像を入力する光学系と、
    底板部及び側板部を有し、前記走査部の外部インタフェースのコネクタが設けられているフレームと、
    底部及び側壁部を有し、前記走査部及び前記フレームを収容するハウジングと、
    前記フレームの前記側板部及び前記ハウジングの前記側壁部に形成され前記コネクタを前記ハウジングの外側に露出させる開口部と、
    前記フレームと前記ハウジングとの間に設けられ前記フレームの開口部と前記ハウジングの開口部とを接続する空間を囲む隔壁であって、前記ハウジングの内壁と一体に形成され前記底部に対して垂直方向に延びるリブと、前記リブの反前記底部側の端部間を閉塞する前記フレームとも前記ハウジングとも別体の弾性体とからなる隔壁と、
    を備えることを特徴とする画像読み取り装置。
  2. 前記リブは、前記ハウジングの開口部の近傍に形成されることを特徴とする請求項1に記載の画像読み取り装置。
  3. 前記弾性体は、前記ハウジング又は前記フレームに接合されることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像読み取り装置。
  4. 前記ハウジングは樹脂材から形成され、前記側壁部は前記底部に対して鈍角方向に延び、
    前記フレームは金属板材から形成され、前記側板部は前記底板部に対して直角に屈曲し、前記底部に対して前記底板部が平行となる姿勢で前記ハウジングに収容され、
    前記リブは前記側壁部に直立し、前記底部に対して垂直方向に延びる縁部を有することを特徴とする請求項1、2又は3に記載の画像読み取り装置。
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