JPH0452742Y2 - - Google Patents

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JPH0452742Y2
JPH0452742Y2 JP1982024485U JP2448582U JPH0452742Y2 JP H0452742 Y2 JPH0452742 Y2 JP H0452742Y2 JP 1982024485 U JP1982024485 U JP 1982024485U JP 2448582 U JP2448582 U JP 2448582U JP H0452742 Y2 JPH0452742 Y2 JP H0452742Y2
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JP
Japan
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transparent plate
glass plate
microfissure
upper glass
fish
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JP1982024485U
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JPS58128432U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はマイクロフイツシユリーダー或いはマ
イクロフイツシユリーダープリンターにおけるマ
イクロフイツシユ移動装置に関するものである。
マイクロフイツシユは、画像が記録された多数
のコマを1枚のカード状のフイルムに碁盤目状に
配列したものからなり、このマイクロフイツシユ
上の画像を観察する場合は、マイクロフイツシユ
リーダー或いはリーダープリンター(以下、単に
「リーダー」という)のマイクロフイツシユ移動
装置に設けた1対のガラス板の間にマイクロフイ
ツシユを挟持させ、マイクロフイツシユ移動装置
を前後左右に移動させることによつて、フイツシ
ユ上の任意のコマをスクリーン上に拡大投影する
ようにしている。
かかるマイクロフイツシユ移動装置は第1図に
示すように、可動部材Cに固定した下部ガラス板
G1と、回動部材Pに固定した上部ガラス板G2
を有し、上部ガラス板G2を下部ガラス板に対し
て回動自在に構成し、第1図において上部ガラス
板G2を右端付近を中心として回動部材Pと一体
に回動させて、上部ガラス板G2を下部ガラス板
G1から離間させ(破線位置)、この状態で両ガラ
ス板の間にマイクロフイツシユFを挿入し、挿入
後上部ガラス板G2を元の位置に回動させて1対
のガラス板G1,G2の間にマイクロフイツシユを
挟持させ、マイクロフイツシユを平面に保つよう
にしている。このようなマイクロフイツシユ移動
装置では、一般に可動部材Cを移動したとき上部
ガラス板G2が自動的に上方に回動するように自
動開閉機構が設けられているが、1対のガラス板
の間にマイクロフイツシユが挟持されていないと
きに上部ガラス板を上方に回動させる場合は、1
対のガラス板が密着しているので、非常に大きな
力を必要とする。特にガラス板が大型の場合、す
なわち大きいサイズのマイクロフイツシユを使用
するリーダーでは、1対のガラス板を自動的に円
滑に離間させることが難しい。また上部ガラス板
を自動的に上方に回動させる場合、ガラス板また
はガラス板に固定したアームをカム面に摺接させ
ることにより上部ガラス板を開き状態に移行する
ようにしているが、上部ガラス板を、下部ガラス
板との密着状態から離間状態に移行させるときに
アームがカム面に強い力で摺接するのでアーム或
いはカム面が磨り減つて装置の寿命が短くなり、
長い間使用すると上部ガラス板の自動開閉動作が
困難となる欠点があつた。またマイクロフイツシ
ユの位置ずれの補正等を行うために自動開閉機構
を使用せずに上部ガラス板を手で直接開ける場合
は上部ガラス板と下部ガラス板の間に手を入れる
ことが難しく、上部ガラス板を開き状態にするこ
とができない欠点があつた。
本考案は上記欠点を解消せんとするもので、上
部ガラス板を円滑に開き状態にすることができ、
自動開閉機構の損傷を防止したマイクロフイツシ
ユ移動装置を提供することにある。
以下本考案を図面に示した実施例により説明す
る。第2図、第3図は本考案を適用したマイクロ
フイツシユリーダーを示すものである。第2図及
び第3図において、1はフイツシユリーダー全
体、2はフイツシユリーダーの上部ケース、3は
リーダー1の下部ケース、4は上部ケース2の前
面に配設した透過型スクリーンである。上部ケー
ス2内には第3図示の如く3枚の反射ミラー5,
6,7が夫々対向して設けられ、ミラー5の下部
には結像レンズアセンブリーLが配置されてい
る。
結像レンズアセンブリーLは、第3図示の如
く、レンズアセンブリーLの鏡胴9と、鏡胴9を
遊嵌保持する圧着筒8を有し、圧着筒8は上部ケ
ース2の下部に固定した弾性板バネ10によつて
支持されている。
リーダー1の下部ケース3内には、第3図の如
く反射凹面ミラー11を背設した光源ランプ1
2、コンデンサーレンズ13、断熱フイルター1
4、反射ミラー15及び拡散面161を有する拡
散レンズ16が夫々設けられている。
又下部ケース3の上部支持面には開口31が設
けられ、この開口31に対向する位置に拡散レン
ズ16が設けられている。17(第2図、第4
図、第5図参照)はマイクロフイツシユを光路と
直交する方向に移動するためのフイツシユキヤリ
ア装置(移動装置)で、リーダー1の下部ケース
3の上部支持面の後方がわに設けた案内溝32
係合する係合突起部172と下部ケース3の前端
面33に係合する係合突起部171とをもつてい
て、第4図A,Bに示した如く、下部ケース3の
上部支持面で矢印X方向に移動可能に配置された
基枠(第1可動部材)17Aと、基枠17Aの前
端部の両部分に突設した案内子173,174と係
合する案内溝175,176(176は不図示)を
もち、基枠17A上で矢印Y方向に移動可能に配
置された可動枠(第2可動部材)17Bとから構
成されている。また可動枠17Bは指標Iを固定
した保持部材179を有し、その段部1710(第
3図)に下部ガラス板G1が固定されている。更
に可動枠17Bには下部ガラス板G1と重合する
上部ガラス板G2が配置されており、上部ガラス
板G2は下部ガラス板G1に対して開閉自在である。
上部ガラス板G2には第5図示の如くその後方の
下面に回動部材1711が固定されており、回動部
材1711の回動によつて第4図Bの如く、上部ガ
ラス板G2が回動し、その前方端部が持ち上げら
れてガラス板G1,G2が離間し、その間にマイク
ロフイツシユを挿入することができる。
上部ガラス板G2の内側面(下面)には、第4
図B、第6図に示すようにマイクロフイツシユと
等しいか、これより厚みが薄いシート部材30が
貼り付けられている。このシート部材は、第4図
B及び第6図に示すように上部ガラス板G2の下
面の開放側(マイクロフイツシユの挿入側)に固
定され、下部ガラス板G1上にマイクロフイツシ
ユを載置させない状態で上部ガラス板G2を閉鎖
位置に置いたとき、第6図に示されるように上部
ガラス板G2と下部ガラス板G1の該開放側の端部
対向面から反対側(上部ガラス板の回動支点側)
の対向面に向つて徐々に間隔が狭くなる間隙を形
成するものである。シート部材30は例えば硬質
の合成樹脂シートからなり、上部ガラス板G2
開口端に近い位置に取り付けられており、1対の
ガラス板G1,G2の間の所定位置にマイクロフイ
ツシユを挿入したときマイクロフイツシユと重な
り合わない位置に設けられている。なお、シート
部材30は下部ガラス板G1の内側面(上面)に
設けてもよい。下部ガラス板G1の内側面にシー
ト部材を貼り付けた場合、このシート部材がマイ
クロフイツシユの出し入れに支障を生じることが
あるので、上部ガラス板G1に設ける方が望まし
い。
第5図において、上部ガラス板G2の後端に取
り付けた回動部材1711の側部には枢軸25が螺
着され、その自由端が可動枠17Bの側壁に孔設
した小孔1713に遊嵌合され、上部ガラス板G2
枢軸25を中心に回動することができる。
一方、回動部材1711の側部には摺動子(アー
ム)18,19が螺軸26で固定され、この摺動
子18,19は上部ガラス板G2の側端から突出
していて、上部ガラス板G2の前方端よりも後方
端がわの方の所の上部ガラス板G2の側部にあり、
基枠17Aの左右側部上に設けた側壁20,21
上を摺動するように構成されている。側壁20,
21は斜面(カム面)201,211により段ちが
いとなつていて、この斜面は上部ガラス板を開閉
するように作用する。また斜面201,211から
前方がわの方において側壁20,21の上面端部
は第4図A,B図示の如く内方に突出ており、こ
の側壁の内方突出部は、摺動子18,19が斜面
201,202に沿つて移動するとき上部ガラス板
G2のみその前方端を開口させ、同時に可動枠1
7Bが上方へ移動するのを防いで枢軸25の上方
へ移動を拘束するものである。なお枢軸25の上
方への移動を阻止する移動防止部材を基枠17A
に設け、この移動防止部材により枢軸25の上方
への移動を拘束するようにしてもよい。22は可
動枠17Bに形成した操作部材である。
操作部材22を第2図縦方向(Y方向)に可動
操作すると、可動枠17Bは基枠17Aの案内突
起173,174にその案内溝175,176が案内
されて前方Y方向に引き出される。この際、回動
部材1711の摺動子18,19は夫々基枠17A
の側壁20,21上を摺動し、斜面201,211
と係合する。さらに可動枠17Bを前方Y方向に
引くと、摺動子18,19が斜面201,211
を摺動し、枢軸25の上方への移動が拘束されて
いるため第4図Bの如く上部ガラス板G2は、摺
動子18,19の斜面201,211による変位に
随伴して、該摺動子と1体の回動部材1711の回
動により回転する。従つて操作部材を手前即ちY
方向に引き出す際、上部ガラス板G2が回動し、
自動的に上部ガラス板G2は下部ガラス板G1と離
間して後述の如くマイクロフイツシユの装填が極
めて簡易に行われることになる。
なお摺動子18,19は回動部材1711の側部
に取り付けているが、上部ガラス板G2の側部に
直接取り付けてもよく、また実施例の如く板状の
ものに限らず、ピン状のものなど種々の形状のも
のを用いることができる。
以上の構成をもつたフイツシユキヤリア装置の
操作に当つてまず操作部材22を第4図BY方向
手前に引き出す。基枠17Aは下部ケース3上の
案内溝と前端面に夫々係合部172,171が夫々
係合してY方向には移動不能のため、可動枠17
Bは基枠17A上に突設された案内子173,1
4が案内溝175,176が案内されて摺動して
引き出される。可動枠17Bが引き出されるに従
つて圧着用上部ガラス板G2の回動部材1711と1
体に設けられる摺動子18,19が側壁20,2
1上を摺動し、斜面201,211に当接する。こ
のとき枢軸25すなわち回動中心軸が基枠17A
に対して常に一定位置にあたるため可動枠17B
及び上部ガラス板G2の後端部が浮上がることが
ない。また摺動子18,19が斜面201,211
を摺動する前に、第6図に示すようにシート部材
30により下部ガラス板G1と上部ガラス板G2
マイクロフイツシユ挿入側の対面する部分に間隙
が形成されているので、摺動子18,19が斜面
201,211を摺動すると上部ガラス板G2が円滑
に回動する。従つて上部ガラス板G2を回動させ
るために必要な操作力が軽減され、摺動子が斜面
に強い力で当接することがなくなり、摺動子及び
斜面の磨り減りを軽減することができる。
本考案において、マイクロフイツシユキヤリア
装置として実施例のものに限られるものではな
く、公知の種々のものを適用することができる。
また透明板を回動させずに、平行に移動させて1
対の透明板を開閉させてもよい。
なお、ガラス板G1,G2のマイクロフイツシユ
挿入側の対向面に形成される間隙の大きさはこの
間隙に位置するマイクロフイツシユの画像がスク
リーン上でボケないように小さくする方が望まし
い。
以上のように本考案はマイクロフイツシユを載
置する下部透明板と、下部透明板に対して開閉動
作し載置マイクロフイツシユを挟持する上部透明
板を備え、マイクロフイツシユを載置させない状
態で上部透明板が閉じ状態に置かれたとき上部透
明板と下部透明板のマイクロフイツシユ挿入側の
対面する部分に間隙が形成されるように構成した
ので、上部透明板を自動的に開く場合に小さな力
で円滑に開き状態に移行することができ、また上
部透明板を手で直接開く場合も簡単に開き状態に
移行することができる。さらに上部透明板を自動
的に開閉する機構の摩耗が低減され、装置の寿命
を長くすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来のフイツシユ移動装置にマイク
ロフイツシユを着脱する際の状態を示す図、第2
図は本考案を適用したマイクロフイツシユリーダ
ーの全体斜視図、第3図は第2図に示すフイツシ
ユリーダーの断面構成図、第4図A,Bは本考案
のマイクロフイツシユキヤリア装置の使用態様を
示す全体斜視図、第5図は第4図に示すマイクロ
フイツシユキヤリア装置の要部拡大斜視図、第6
図は第2可動部材の断面図を示す。 17……マイクロフイツシユキヤリア装置、1
8,19……摺動子、20,21……側壁、20
,211……斜面、30……シート部材、G1
G2……ガラス板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. マイクロフイツシユを載置する下部透明板と、
    下部透明板との間にマイクロフイツシユを挟持
    し、その後端側を中心として回動可能な上部透明
    板と、下部透明板及び上部透明板を支持し、上部
    透明板を開放する第1位置と閉鎖する第2位置に
    移動可能なキヤリアと、上部透明板を開放すべく
    キヤリアが第2位置から第1位置へ移動するとき
    上部透明板の側部に設けた摺動部材と係合して上
    部透明板を回動させるカム面をもつカム部材とを
    備え、下部透明板上にマイクロフイツシユを載置
    させない状態でキヤリアが第2位置に置かれたと
    き、上部透明板と下部透明板の開放側の端部対向
    面から後端側の対向面に向つて徐々に間隔が狭く
    なる間隙部を形成するように構成したことを特徴
    とするマイクロフイツシユ移動装置。
JP2448582U 1982-02-23 1982-02-23 マイクロフイツシユ移動装置 Granted JPS58128432U (ja)

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JP2448582U JPS58128432U (ja) 1982-02-23 1982-02-23 マイクロフイツシユ移動装置

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JP2448582U JPS58128432U (ja) 1982-02-23 1982-02-23 マイクロフイツシユ移動装置

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JPS58128432U JPS58128432U (ja) 1983-08-31
JPH0452742Y2 true JPH0452742Y2 (ja) 1992-12-11

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ID=30036486

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53110825A (en) * 1977-03-09 1978-09-27 Ncr Co Observation device for microform reader

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55159352U (ja) * 1979-05-02 1980-11-15

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53110825A (en) * 1977-03-09 1978-09-27 Ncr Co Observation device for microform reader

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JPS58128432U (ja) 1983-08-31

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