JP3003022U - オーバーヘッドプロジェクタ - Google Patents

オーバーヘッドプロジェクタ

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JP3003022U
JP3003022U JP1994003729U JP372994U JP3003022U JP 3003022 U JP3003022 U JP 3003022U JP 1994003729 U JP1994003729 U JP 1994003729U JP 372994 U JP372994 U JP 372994U JP 3003022 U JP3003022 U JP 3003022U
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JP
Japan
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shutter
overhead projector
lever
light source
source lamp
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Application number
JP1994003729U
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English (en)
Inventor
脩治 杉山
Original Assignee
キャビン工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光源ランプの遮光のために板状のシャッター
を用いているオーバーヘッドプロジェクタにおいて、光
源ランプを収納する本体部の小型化・薄型化を可能にす
ること。 【構成】 モータ2が回転すると、ピニオン2aとラッ
ク3bとの噛合関係により、第1シャッター3が第2シ
ャッター4を伴って右方へ移動し、第1シャッター3に
枢着されているレバー5が右方のストッパー1bに当接
してからは、第1シャッター3と第2シャッター4との
相対位置がずれ、光源ランプの光路である開口1cを閉
鎖し、折曲部3cがマイクロスイッチ7を押すことによ
り停止するようになされている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、遮光装置を備えたオーバーヘッドプロジェクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
オーバーヘッドプロジェクタには遮光装置を備えたものがある。これはステー ジ上に置かれたフィルム等にカラーペン等で記入する際、記入者がまぶしくない ようにするために、光源ランプの光路を一時的に閉鎖するものである。そして、 このような光路の閉鎖は、通常、一枚の板状のシャッターを、光路と垂直にスラ イドさせて行っている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
然るに、上記のようなシャッターは、光路を覆っていないときに退避をさせて おくためのスペースを必要とするものであるから、このことが光源ランプを収納 している本体部の小型・薄型化にとって大きな障害となっていた。 本考案は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると ころは、光源ランプの遮光のために板状のシャッターを用いているにも拘らず、 光源ランプを収納する本体部を小型にして薄型化することの可能なオーバーヘッ ドプロジェクタを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段及び作用】
上記の目的を達成するために、本考案のオーバーヘッドプロジェクタは、本体 に取付けられた正逆動可能な駆動手段と、前記駆動手段によって往復作動され光 源ランプの光路を開閉する第1シャッターと、前記第1シャッターに枢着され一 方の腕部に連結部を形成し他方の腕部に係合部を形成したレバーと、前記レバー の連結部と係合する連結部を有し前記第1シャッターに重合され前記第1シャッ ターと共に往復作動し光源ランプの光路を開閉する第2シャッターと、本体に設 けられた前記レバーの係合部に係合する固設手段とを備え、前記第1シャッター と前記第2シャッターとの重合関係は前記光源ランプの光路を開いている時は大 きく、閉じている時は小さくなるようになされている。
【0005】 又、好ましくは、本考案のオーバーヘッドプロジェクタは、本体に取付けられ その出力軸にピニオンを有する正逆転可能なモータと、前記ピニオンに噛合する ラックを有し光源ランプの光路を開閉する第1シャッターと、前記第1シャッタ ーに枢着され一方の腕部に連結部を形成し他方の腕部に係合部を形成したレバー と、前記レバーの連結部にピン・スロット結合され前記第1シャッターに重合さ れている第2シャッターと、本体に一定の間隔を置いて設けられ前記レバーの係 合部に当接する二つのストッパーとを備え、前記第1シャッターと前記第2シャ ッターとの重合関係は、前記光源ランプの光路を開いている時は大きく、また閉 じている時は小さくなるようになされていると共に、本体に、前記第1シャッタ ーの開き位置と閉じ位置を検出し前記モータを停止させるためのマイクロスイッ チを設けている。
【0006】
【実施例】
本考案の実施例を図1乃至図3により説明する。図1は本実施例の要部を示す 平面図であり、シャッターが光源ランプの光路を開いている状態を示している。 図2は図1の右側方から視た説明図である。また図3は図1と同じ平面図であり 、シャッターが光源ランプの光路を閉じた状態を示している。
【0007】 この実施例は透過式のオーバーヘッドプロジェクタを示しており、ベース板1 は、原稿のフィルムを載置するフレネル板の下方位置において、四隅に設けた取 付穴1aにより本体に固定されている。ベース板1には二つのストッパー1b, 1bが一定の間隔を置いて植設され、また開口部1cと折曲部1dが形成されて いる。折曲部1dには正逆転可能なモータ2が取付けられ、その出力軸にはピニ オン2aが取付けられている。第1シャッター3には、二つの案内部3a,3a と、ピニオン2aに噛合するラック3bと、折曲部3cとが形成され、また軸3 dが植設されている。この第1シャッター3は、図示していないがベース板1に 設けられたガイド部材により、図1において左右方向にのみ移動できるようにな されている。
【0008】 第2シャッター4は、第1シャッター3と重合し、図示していないが第1シャ ッター3に設けられたガイド部材により第1シャッター3に対して左右方向にの み摺動するようになされており、またピン4aを植設している。レバー5は第1 シャッター3の軸3dに枢着されており、一方の腕部に形成されたスロット5a はピン4aに嵌合し、また他方の腕部はストッパー1b,1bに係合し得るよう になされている。尚、図示していないが軸3dにはレバー5の抜け止め用に止め 輪等が設けられている。マイクロスイッチ6,7はベース板1に固定されており 、折曲部3cにより操作されるようになっている。光源ランプ8の照射光路上に はコンデンサーレンズ9が配置され、またベース板1の裏面側には防熱フィルタ ー10が固定されている。
【0009】 図1は、光源ランプ8が点灯されており、図示していないステージ上にはフィ ルムが配置されている状態を示している。この状態において説明者がフィルム上 にカラーペン等で必要事項を記載したい場合、図示していない操作スイッチを押 すと、モータ2が正転し、ピニオン2aとラック3bの噛合関係により第1シャ ッター3は右方へ移動する。この時、第2シャッター4も図1の重合関係のまま 右方へ移動する。レバー5の他方の腕部が二つあるストッパーのうち右側のスト ッパー1bに係合すると、レバー5は軸3dにおいて右旋を開始する。従って、 第2シャッター4は、第1シャッター3より早く右方へ移動し、恰も扇子が開く ようにして第1シャッター3との重合面積を小さくし、やがて開口1cを閉じ図 3の位置に達する。この時、第1シャッター3の折曲部3cはマイクロスイッチ 7を押し、モータ2を停止させる。従って、説明者は、まぶしい思いをせず必要 事項をフィルムに記入できる。記入後、光源ランプ8の光路、即ち開口1cを開 く操作は、前記の場合とは全く逆にして行われ、モータ2は逆転し、折曲部3c によりマイクロスイッチ6が押されることによって図1の位置に停止する。
【0010】 尚、上記の実施例においては、シャッター3をモータ2により駆動したが、本 考案は他の電磁装置、例えばプランジャーによって行ってもよく、また手動で行 うことも妨げない。又、レバー5の他方の腕は、一方の腕と同じように、ストッ パー1bの一方とピン・スロット結合し、作動開始と同時にシャッター3,4の 相対運動が行われるようにしてもよい。更に、レバー5に対しばねにより回動習 性を与えれば、ストッパー1bは一つでもよく、その場合にはストッパーと言う よりは、むしろピンと言った方が適切となる。又、マイクロスイッチ6,7を光 スイッチに変えたり、それらのスイッチを第1シャッター3側に設け、それらの 作動部をベース板に設けるようにしても構わない。
【0011】
【考案の効果】
以上のように、本考案によれば、板状のシャッターを用いたオーバーヘッドプ ロジェクタの遮光装置において、光源ランプの光路を開いたとき光路の側方に必 要とするシャッターの退避スペースを従来に比べて約半分とすることが可能とな ったので、光源ランプを収納している本体部を小型且つ薄型化することができる という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す平面図であり、シャッタ
ーが光源ランプの光路を開いている状態を示している。
【図2】図1の右側方から視た説明図である。
【図3】図1と同じ平面図であり、シャッターが光源ラ
ンプの光路を閉じた状態を示している。
【符号の説明】
1 ベース板 1b ストッパー 1c 開口部 1d,3c 折曲部 2 モータ 2a ピニオン 3 第1シャッター 3b ラック 3d 軸 4 第2シャッター 4a ピン 5 レバー 5a スロット 6,7 マイクロスイッチ 8 光源ランプ 9 コンデンサーレンズ 10 防熱フィルター

Claims (9)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体に取付けられた正逆動可能な駆動手
    段と、前記駆動手段によって往復作動され光源ランプの
    光路を開閉する第1シャッターと、前記第1シャッター
    に枢着され一方の腕部に連結部を形成し他方の腕部に係
    合部を形成したレバーと、前記レバーの連結部と係合す
    る連結部を有し前記第1シャッターに重合され前記第1
    シャッターと共に往復作動し光源ランプの光路を開閉す
    る第2シャッターと、本体に設けられた前記レバーの係
    合部に係合する固設手段とを備え、前記第1シャッター
    と前記第2シャッターとの重合関係は前記光源ランプの
    光路を開いている時は大きく、閉じている時は小さくな
    るようにしたことを特徴とするオーバーヘッドプロジェ
    クタ。
  2. 【請求項2】 前記駆動手段が電磁装置であることを特
    徴とする請求項1に記載のオーバーヘッドプロジェク
    タ。
  3. 【請求項3】 前記駆動手段がモータであり、その出力
    軸にピニオンを有し、前記第1シャッターには前記ピニ
    オンと噛合するラックが設けられていることを特徴とす
    る請求項2に記載のオーバーヘッドプロジェクタ。
  4. 【請求項4】 前記第1シャッターの開き位置と閉じ位
    置を検出する位置検出手段が設けられていることを特徴
    とする請求項2又は3に記載のオーバーヘッドプロジェ
    クタ。
  5. 【請求項5】 前記検出手段は、前記第1シャッターに
    設けられた接触部と、本体に設けられたマイクロスイッ
    チで構成されていることを特徴とする請求項4に記載の
    オーバーヘッドプロジェクタ。
  6. 【請求項6】 前記レバーの一方の腕部と前記第2シャ
    ッターとの連結は、ピン・スロット結合によるものであ
    ることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載のオ
    ーバーヘッドプロジェクタ。
  7. 【請求項7】 前記レバーの他方の腕部と前記固設手段
    との係合は、ピン・スロット結合によるものであること
    を特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載のオーバー
    ヘッドプロジェクタ。
  8. 【請求項8】 前記固設手段は前記レバーの他方の腕部
    に係接する2個のストッパーであることを特徴とする請
    求項1乃至7の何れかに記載のオーバーヘッドプロジェ
    クタ。
  9. 【請求項9】 前記レバーは、ばねにより回動習性が与
    えられており、前記固設手段は1個のピンであることを
    特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載のオーバーヘ
    ッドプロジェクタ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010061052A (ja) * 2008-09-08 2010-03-18 Sanyo Electric Co Ltd 開閉扉付き電子機器
JP2010066419A (ja) * 2008-09-10 2010-03-25 Sanyo Electric Co Ltd 開閉扉付き電子機器
JP2012194227A (ja) * 2011-03-15 2012-10-11 Seiko Epson Corp プロジェクター

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