JP2794799B2 - 光量制御装置 - Google Patents

光量制御装置

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JP2794799B2 JP1167913A JP16791389A JP2794799B2 JP 2794799 B2 JP2794799 B2 JP 2794799B2 JP 1167913 A JP1167913 A JP 1167913A JP 16791389 A JP16791389 A JP 16791389A JP 2794799 B2 JP2794799 B2 JP 2794799B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はビデオカメラ,銀塩カメラ等に用いる光量制
御装置に関する。
[従来技術] 従来、ビデオカメラ等に組込まれた絞り機構として2
枚の絞り羽根の動きに応答して開口量を制御する通称ス
ライドタイプと言われるものが知られている。
第5図に従来の光量制御装置の断面図を示す。図にお
いて、1はモータであり、絞り開口の制御の為の駆動源
となり、不図示の制御回路によって往復回転させられて
後述の絞り羽根5,6を移動させる。2は第1の地板、4
は第2の地板であり、両地板2、4の間に2枚の絞り羽
根5,6がサンドイッチされて、スライド可能に支持され
る。3は第1の地板2に一体形成されたガイド軸であ
り、各々羽根5,6に形成された長穴5a,6aに嵌入すること
により、該絞り羽根5,6のスライド移動を可能とする。
なお、第1の地板2には第1のリブ2aと第2のリブ2bが
一体成形され、この第1のリブ2aにより絞り羽根6の位
置が規制され、第2のリブ2bにより絞り羽根5の位置が
規制される。一方、第2の地板4にも第1のリブ4aと第
2のリブ4bがエンボスにより形成され、この第1のリブ
4aにより絞り羽根5の位置が規制され、第2のリブ4bに
より絞り羽根6の位置が規制される。したがって、各絞
り羽根5,6は、リブ2b,4a、リブ2a,4bにより厚み方向の
位置及び間隔が設定されるようになっている。
[発明が解決しようとしている問題点] しかしながら、近年ビデオカメラ等の光学機器の小型
化、低コスト化が望まれており、機能部品としての絞り
ユニットの更なる小型化、低コスト化が必要となってい
る。
又、上述の従来例では、2枚の地板2,4の位置(間
隔)精度が高くないと、絞り羽根5,6のたわみ、光線も
れ、ケラレ等が生じてしまう。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、2つの絞り羽根を互いに異なる方向に移動
させることで光束の通過量を制御する光量制御装置にお
いて、第1の長穴が形成された第1の絞り羽根と、前記
第1の長穴の幅より大きい幅の第2の長穴が形成された
第2の絞り羽根と、前記第1の長穴の幅と略一致する小
径部と前記第2の長穴の幅と略一致する大径部とが形成
されたガイド軸、前記第1の絞り羽根に形成される前記
第1の長穴が前記ガイド軸の小径部から外れないように
係止する第1の係止突部、前記第2の絞り羽根に形成さ
れる前記第2の長穴が前記ガイド軸の大径部から外れな
いように係止する第2の係止突部が形成される地板とを
有することを特徴とする。
これによって、本発明では1枚分の地板を無くすこと
ができ、更には従来のように2枚の地板の位置精度を高
くすることもないので、小型化,低コスト化,光学性能
の高い光量制御装置を提供することができる。
[実施例] 第1図〜第4図には本発明に係る光量制御装置の実施
例が示され、図において10はモータであり、不図示の測
光センサーからの出力に基づき正逆回転が制御される。
20はプラスチック地板であり、中央に開口21が形成され
ている。40,50は長穴41,51及び開口形成縁42,52が形成
された絞り羽根である。
地板20には2本のガイド軸22,23が一体成形されてい
る。このガイド軸22,23には1段の段差が設けられ、各
々大径部22a,23aと小径部22b,23bが形成されている。
絞り羽根40,50には各々長穴41a,41bと51a,51bが形成
されている。絞り羽根40の長穴41aはガイド軸22の大径
部22aと略一致する幅に設定され、一方、長穴41bが該大
径部23aより若干幅広く設定されるが、一方縁がカム面4
1′bとして設定されていて、常時大径部23aと接するよ
うになっている。絞り羽根50の長穴51aはガイド軸23の
小径部23bと略一致する幅に設定され、一方、長穴51bは
該小径部22bより若干幅広く設定され、一方縁がカム面5
1′bとして設定されていて、常時小径部22bと接するよ
うになっている。なお、地板20には小突起24が絞り羽根
40の移動軌跡に複数カ所、一体成形により設けられてい
る。
第1の係止突部25は地板20に一体成形され、絞り羽根
40の抜け方向にて係止する係止面25aが絞り羽根40と重
なるように設けられ、絞り羽根40の抜け止めとしての機
能と厚み方向の移動スペース(小突起24と係止面25aと
の間)を決定する。第2の係止突部26は同じく地板20に
一体成形され、絞り羽根50の抜け方向にて係止する係止
面26aが絞り羽根50と重なるように設けられ、絞り羽根5
0の抜け止めとしての機能と厚み方向の移動スペース
(ガイド軸22,23の段差位置と係止面26aとの間)を決定
する。なお、第2の係止突部26は長穴41aと51b、長穴41
bと51aを通して突出配置され、これにより絞り羽根50の
外形を大きくすることなしに第2の係止突部26を形成で
きた。仮に、第2の係止突部26を長穴を通さないで絞り
羽根50の外側に突出配置すると、絞り羽根50の外形は、
絞り羽根40の外形より大きくする必要が生じ、その為、
絞り羽根が大型化し、駆動力の増大、イナーシャの増大
等の問題を発生する。
モータ10は地板20の裏面側に固定され、ローター軸11
が絞り羽根40,50の配置側へ設けられ、駆動レバー12を
駆動する。駆動レバー12はピン部12aが各々絞り羽根40
の軸穴42と絞り羽根50の軸穴53に挿入され、この駆動レ
バー12の揺動により、第1図の全閉状態から第4図の全
開状態へ通過光量を制御できるようになる。
上述の実施例で特徴的なことは、 絞り羽根40,50を一枚の地板20によって支持すると共
に、厚み方向の間隔を精度良く出したことにある。
絞り羽根40,50は各々2本のガイド軸22,23によって支
持し且つ駆動レバー12の一端によってリンク駆動するよ
うにしたので、原理的に若干揺動することになる。ただ
し、本実施例では長穴41b,51bに夫々カム面41′b,51′
bを形成して、このカム面によって上記揺動を規制する
ことによって、各絞り羽根40,50の開口形成縁42,52の中
心と光軸を常に一致させて光学性能を向上させることが
できる。
なお、上述実施例にてガイド軸22,23は真円柱状に形
成したが、これは長穴41a,51aと摺接する部分のみ円弧
とすれば良く、特に真円柱状にする必要はない。
[発明の効果] 本発明は、2つの絞り羽根を互いに異なる方向に移動
させることで光束の通過量を制御する光量制御装置にお
いて、第1の長穴が形成された第1の絞り羽根と、前記
第1の長穴の幅より大きい幅の第2の長穴が形成された
第2の絞り羽根と、前記第1の長穴の幅と略一致する小
径部と前記第2の長穴の幅と略一致する大径部とが形成
されたガイド軸、前記第1の絞り羽根に形成される前記
第1の長穴が前記ガイド軸の小径部から外れないように
係止する第1の係止突部、前記第2の絞り羽根に形成さ
れる前記第2の長穴が前記ガイド軸の大径部から外れな
いように係止する第2の係止突部が形成される地板とを
有することにより、第1の絞り羽根はガイド軸の小径部
にガイドされ、第2の絞り羽根はガイド軸の大径部にガ
イドされるので、第1の絞り羽根と第2の絞り羽根との
厚み方向のスペースを適正にすることでき、小型であっ
て光学性能の良い光量制御装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例としての光量制御装置の平面図、 第2図は第1図のA−A線断面図、 第3図は第1図のB−B線断面図、 第4図は絞り羽根の全開状態を示す説明図、 第5図は従来の光量制御装置の断面図、 20…地板,22…ガイド軸,25,26…係止突部,40・50…絞り
羽根,41a,41b,51a,51b…長穴

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2つの絞り羽根を互いに異なる方向に移動
    させることで光束の通過量を制御する光量制御装置にお
    いて、 第1の長穴が形成された第1の絞り羽根と、 前記第1の長穴の幅より大きい幅の第2の長穴が形成さ
    れた第2の絞り羽根と、 前記第1の長穴の幅と略一致する小径部と前記第2の長
    穴の幅と略一致する大径部とが形成されたガイド軸、前
    記第1の絞り羽根に形成される前記第1の長穴が前記ガ
    イド軸の小径部から外れないように係止する第1の係止
    突部、前記第2の絞り羽根に形成される前記第2の長穴
    が前記ガイド軸の大径部から外れないように係止する第
    2の係止突部が形成される地板とを有することを特徴と
    する光量制御装置。
  2. 【請求項2】前記第1の係止突部は、前記第1の長穴お
    よび前記第2の長穴を貫通して前記第1の絞り羽根を係
    止することを特徴とする請求項1に記載の光量制御装
    置。
  3. 【請求項3】前記第1の係止突部および第2の係止突部
    は、前記ガイド軸の近傍に配置されることを特徴とする
    請求項1または請求項2に記載の光量制御装置。
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