JPS6227224B2 - - Google Patents

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JPS6227224B2
JPS6227224B2 JP54165992A JP16599279A JPS6227224B2 JP S6227224 B2 JPS6227224 B2 JP S6227224B2 JP 54165992 A JP54165992 A JP 54165992A JP 16599279 A JP16599279 A JP 16599279A JP S6227224 B2 JPS6227224 B2 JP S6227224B2
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JP
Japan
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card
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light
ejection
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JP54165992A
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Inventor
Masayuki Nagatani
Goro Ito
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Conveying Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は光学的記録媒体、磁気記録媒体等を用
いて特定のデータを記録したカードをキーとして
使用する所謂電子式のロツクシステムにおけるデ
ータ読取装置に関する。
一般に電子式のロツクシステムは扉の外側から
キーとなるカードをデータ読取装置に挿入してそ
のデータを読取らせ、読取データが解錠を許可す
る内容であつた場合には電気的に動作する錠を解
錠させ、入室を許可するようにしている。解錠
後、このカードは挿入口へ戻されるが、解錠、開
扉に次いで入室して、カードを取り忘れ易く、他
人に持去られることがあるという問題点があつ
た。
また、従来のシステムは通常は室内側から自由
に解錠できるものであるから、在室時間の管理を
データ処理システムと連繁させて行うような用途
には、従来は入退室夫々に専用のデータ読取装置
を設ける必要があり、高価につくという問題点が
あつた。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであ
つて、入退室用に兼用させ得、またカードを他人
に持去られることがなく、入室(又は退室)のた
めにカードが挿入された時に退室(又は入室)側
からのカード挿入を禁じるようにしたデータ読取
装置を提供することを目的とし、以下に本発明を
その実施例を示す図面に基いて詳述する。
第1図は本発明に係るデータ読取装置の正面側
斜視図、第2図はその内部構造を示す略示正面断
面図、第3図は同じく平面断面図、第4図は同じ
く右側断面図である。図において1,1′は夫々
正,背面側のフロントパネル、2はフロントパネ
ル1,1′間を繁ぐように角筒状に形成された筐
体であつて、第3,4図に示すように壁W内に埋
込まれる。この壁Wには入退室兼用の扉(図示せ
ず)が設けられており、この壁Wと扉にて室内外
の2空間が遮られている。そして本発明のデータ
読取装置にて解錠、鎖錠が制御される錠70(第
6図参照)が壁側から扉に係合するようにしてあ
る。3,3′は夫々フロントパネル1,1′の中央
に嵌着されたカード挿脱口部材であつて、中央部
分にはカード5の挿通を可能とする寸法の横長の
カード挿脱口3a,3′aが各開放されている。
カード5は平面視で矩形状をなし、その長手方
向寸法はフロントパネル1,1′間寸法よりも若
干長く、また幅寸法及び厚みはカード挿脱口3
a,3′aの大きさに適合するようにしてある。
キーとなるこのカード5にはその長手方向の約半
分に光の透過を可能とする光学的記録媒体4が、
カードの幅方向の中央部に位置せしめられて配設
されている。この光学的記録媒体4にはデータを
ホログラムパターン化して記録してある。その記
録形態は1つの記録媒体4に、N個のドツトを1
つの半円弧上に配せしめてなる如きものである。
そしてカード5はこの光学的記録媒体4を配設し
た側から第1図に白抜矢符で示すようにカード挿
脱口3a(又は3′a)へ挿入される。
次に筐体2内部の構造について説明する。3
6,36は左右側に対設された取付壁であり、以
下に説明するカード搬送系、データ読取のための
光学系等が取付けられる。この取付壁36,36
の対向面側におけるカード挿脱口3a,3′aと
対応する位置には案内部材6,6が正背面のカー
ド挿脱口部材3,3′間に亘つて対向嵌着されて
おり、案内部材6,6の対向面にはカード挿脱口
3a,3′aとレベルを合せた案内溝7,7が案
内部材6,6の全長に亘つて凹設されており、装
置内に挿入され、また移動されるカード5はその
左右側端部がこの案内溝7,7夫々に摺嵌された
状態で水平状態を維持しつつ案内されるようにし
てある。
14はカード搬送用の正逆回転可能のモータで
あつて、右側の取付壁36の正面側下部に取付け
られており、その出力軸は該取付壁と筐体2の右
側壁との間に突出させられていて、その先端部に
は小プーリ15が固着されている。16は案内溝
7,7に摺嵌されて移動するカード5の下面に転
接し得るようにしたキヤプスタンであつて右側の
取付壁36の略中央部に枢着されており、その枢
軸の右側端は右側の取付壁36から突出させてあ
り、この端部に大プーリ18をキヤプスタン16
と連動回転するように取付けてある。そして小プ
ーリ15、大プーリ18間にはベルト17を掛け
回してモータ14の回転を減速してキヤプスタン
16に伝達するようにしてある。19は案内溝7
にて規制されるカード移動域を挾んでキヤプスタ
ン16と対設したピンチローラである。右側の取
付壁36の背面側部分におけるカード移動域より
上方の部分において内方へ向けて突設した支軸3
7には筒体38が回動自在に外嵌されており、こ
の筒体38の先端部に一端を固定されたアーム3
9の他端にピンチローラ19が回転自在に軸支さ
れている。そして筒体38にはネジリコイルバネ
40が外嵌巻装されており、このバネにてアーム
39を下方に向けて、即ちピンチローラ19をキ
ヤプスタン16に向けて付勢している。上述の如
き構成により、カード5がその先端部をキヤプス
タン16及びピンチローラ19に噛込まれる状態
に迄挿入した状態でモータ14が正転(又は逆
転)されるとカード5は背面側(又は正面側)の
カード挿通口3′a(又は3a)に向けて移動さ
れることとなる。
左側の取付壁36の中央部におけるキヤプスタ
ン16と略々正対する位置には内方、即ちキヤプ
スタン16側へ向けて適長突出させた支軸21が
取付けられており、この支軸21には2本のカー
ド挿入阻止レバ20及び43が回動自在に枢支さ
れている。このレバ20,43はカード挿脱口部
材3,3′間寸法よりも若干短い長さを有する板
材よりなる主部20a,43aと、その一端に上
向きに突出するように形成した稍々厚肉の阻止部
20b,43bとからなる。主部20a,43a
の中央部は、前者を左側の取付壁36に近い側
に、また後者を遠い側にして支軸21に略々水平
に枢支されている。阻止部20b及び43bは
夫々主部20aのカード挿脱口3′a側端部及び
主部43aのカード挿脱口3a側端部に形成され
ている。レバ20(又は43)の主部20a(又
は43a)のカード挿脱口3a(又は3′a)側
端部にはフツク22(又は44)が係合されてお
り、このフツクの下端部は係合部の直下に配した
電磁アクチユエータ25(又は46)のプランジ
ヤ24(又は45)に係止されている。フツク2
2(又は44)及びプランジヤ24(又は45)
には主部20a(又は43a)のフツク22(又
は44)の係合側端部を上方に向けて付勢する押
しバネ23(又は47)が外嵌巻装されている。
このような構成としたことにより電磁アクチユエ
ータ25(又は46)のソレノイドを励磁した場
合には押しバネ23(又は47)の付勢力に抗し
てプランジヤ24(又は45)及びフツク22
(又は44)が下動し、レバ20(又は43)の
主部20a(又は43a)のフツク22(又は4
4)係合側端部を下方回動させ、これにより阻止
部20b(又は43b)を上方へ移動させてカー
ド移動域に侵入せしめるようになつている。即
ち、阻止部20b(又は43b)の高さ寸法及び
幅寸法は、これが上方へ移動した際にカード移動
域へ侵入してカード挿脱口3′a側(又は3a
側)からのカードの挿入を該挿脱口3′a(又は
3a)側の面で阻止し得、またカード挿脱口3a
側(又は3′a側)から挿入され、ピンチローラ
19及びキヤプスタン16に挾圧されて他方の挿
脱口3′a(又は3a)側へ移動されてきたカー
ドの先端を他方の面に当接させ得るように定めて
ある。これに対して電磁アクチユエータ25(又
は46)のソレノイドを消磁している場合は押し
バネ23(又は47)にてレバ20(又は43)
のフツク係合側端部を押し上げ阻止部20b(又
は43b)をカード移動域の下方へ退避させ、カ
ード挿脱口3′a(又は3a)からのカード挿
入、逆方向からのカード移動を許容するようにし
てある。なお阻止部20b,43b以外の部分が
カード移動域に侵入することがないように主部2
0a,43bの上縁は端部に向かうにつれて下降
するようにテーパ加工してある。
12,13はフオトインタラプタよりなる光電
スイツチであつて、筐体2内におけるカード挿脱
口3a,3′a夫々の近傍において、レバ43,
20の阻止部43b,20bがカード移動域へ侵
入する部分よりも内方の位置にて夫々の発受光素
子がカード移動域を挾むように対向させて取付け
てある。
左側の取付壁36の上縁部には筐体2中央部側
へ向けて延出された発光素子8取付けのためのホ
ルダ36aが固定されており、このホルダ36a
には筐体2の平面視中心に位置し、カード移動域
の幅方向中心線に向けて光を下向投射し得るよう
にして単色光源となる発光素子8が取付けられて
いる。9は発光素子8とカード移動域との間に配
され、発光素子8から投射された光を平行光に変
換するレンズであり、この平行光がカード5の光
学的記録媒体4に投射されるようにしてある。1
0は光学的記録媒体4を透過回折した光をホログ
ラム再生像として結像させるためのレンズであつ
て、前述のN個のドツトの結像は発光素子8、レ
ンズ9,10の光軸と筐体2下部に配された取付
基板11′との交点を中心とする半円弧上に取付
けられたN個の受光素子11にて捉えられるよう
にしてある。
その他48は発光素子8の点灯駆動、受光素子
11にて捉えた受光情報の処理、モータ14の正
逆転駆動等、後述の制御を行わせるための回路素
子(図示せず)を取付けてある基板である。
次に第5〜7図に基き本発明装置の制御回路の
構成をその動作と共に説明する。カードの挿入を
待機している状態では電磁アクチユエータ25,
46のソレノイドは消磁状態にあり、カード挿入
阻止レバ20,43は押しバネ23,47の作用
により阻止部20b,43bをカード移動域より
も下方に退避させた状態にあり、カード挿脱口3
a,3′aのいずれからもカード5を挿入し得る
状態にある。而して今カード5を室外側(正面
側)のカード挿脱口3aから挿入したものとす
る。この場合においてカード5を光学的記録媒体
4の配設側が先方になるようにして挿入すること
は勿論である。カード5は左右側端部を案内溝7
に摺嵌された状態で案内され、その先端がキヤプ
スタン16と、これに圧接されているピンチロー
ラ19との圧接部に衝き当るまで手動で挿入させ
得る。而してこの間にカードの先端が光電スイツ
チ12の配設位置に到つた後はカード5の介在に
より光電スイツチはそれまでの受光状態から遮光
状態に転じる〔第7図イ〕。この受光状態から遮
光状態への変化に伴う光電スイツチ12の出力信
号変化は切出回路61によりその変化時点に同期
するパルス信号として切出され、発光素子8の点
灯駆動回路62、電磁アクチユエータ25のソレ
ノイド励磁回路63、更にはORゲート64経由
でモータ14の駆動回路65へ正転指令信号とし
て与えられる。これにより第7図ロに示すように
発光素子8が点灯し、受光素子11によるデータ
読取が可能な状態となり、また第7図ハに示すよ
うに電磁アクチユエータ25のソレノイドが励磁
状態となつてフツク22を引下げ阻止部20bを
カード移動域に侵入せしめカード挿脱口3′aか
らのカードの挿入を阻止する。更に第7図ニに示
すようにモータ14が正転し、このモータ14の
正転によりキヤプスタン16が回転駆動され、こ
れに伴いキヤプスタン16及びピンチローラ19
に挾圧されたカード5は案内溝7に案内されなが
ら挿脱口3′a側へ移動する。そしてカード5の
先端部が光電スイツチ13の配設位置に達すると
この光電スイツチ13が受光状態から遮光状態に
転じる〔第7図ホ〕。この受光状態から遮光状態
への変化に伴う光電スイツチ13の出力信号変化
は切出回路66によりその変化時点に同期するパ
ルス信号として切出され、点灯駆動回路62へは
消灯指令信号として与えられ、またモータ14の
駆動回路65へはORゲート64′経由で停止指令
信号として与えられ、更に錠制御回路69へ入力
される。
これによりモータ14の回転は停止し、第5図
に示すようにカード5はカード5の先端がレバ2
0の阻止部20bの挿脱口3a側の面に当接した
状態で一旦停止する。同時に発光素子8も消灯す
るが、それ迄のカード移動期間内に発光素子8、
受光素子間を通過した光学的記録部材4に記録さ
れたデータは受光素子11にて読取られる。受光
素子11にて読取られたデータは図示しないデコ
ーダ経由で照合回路67へ入力され、ここで予め
メモリ68にストアしておいた解錠を許可すべき
データのリストと読取データとの照合を行い、読
取データがリスト中のデータと一致した場合には
第7図ヘに示すように解錠許可信号が発せられ、
この解錠許可信号は錠制御回路69へ入力され
る。錠制御回路69はこの解錠許可信号を受け、
その後に切出回路66からのパルス信号を受ける
と第7図トに示すように錠70を解錠状態にす
る。また錠制御回路69は錠70を解錠させる信
号と同じ信号をソレノイド励磁回路63へ与え、
これによつて電磁アクチユエータ25のソレノイ
ドを消磁し、レバ20の阻止部20bをカード移
動域から下方へ退避せしめる。
71は扉の開閉を検知するために設けられたリ
ミツトスイツチ等よりなる扉開閉センサであつ
て、前述の如くして錠70が解錠された後に扉が
入室者によつて開けられると第7図チに示すよう
にハイレベルの信号を出力する。この信号は錠制
御回路69へ鎖錠指令信号として与えられ、これ
によつて錠70は鎖錠状態に戻る。また扉開閉セ
ンサ71の上記出力信号はORゲート64経由で
駆動回路65へ正転指令信号として与えられ、こ
れによりモータ14は正転する。前述したように
レバ20の阻止部20bは下方へ退避しているの
でカード5はこれに妨げられることなくカード挿
脱口3′a側へ送り出されていく。これによりや
がてカード5の後端が光電スイツチ12の配設位
置を通過し去つて光電スイツチ12は再び受光状
態に戻り、次いでこの後端がキヤプスタン16及
びピンチローラ19の圧接部から外れる。この時
点ではカード5の先端部が室内側(背面側)のカ
ード挿脱口3′aから突出した状態にあり、モー
タ14はカード5の移動に与えることなく空転し
ている。そして扉を開けて室内へ入つた後にはこ
のカード5は挿脱口3′aから手で抜き出すよう
にして排出されるが、このときカード5の後端が
光電スイツチ13の配設位置を通過し去ると光電
スイツチ13は受光状態に戻る。この遮光状態か
ら受光状態への復帰の際の光電スイツチ13の出
力信号の変化は切出回路66′にてパルス信号と
して切出され、このパルス信号はORゲート6
4′経由で駆動回路65へ停止指令信号として与
えられ、これによりモータ14の回転は停止す
る。なお入室後の適宜タイミングで扉は閉じら
れ、扉開閉センサ71の出力はローレベルに戻る
が、閉扉により既に鎖錠状態にある錠70は扉に
係合し、ロツク状態に復する。
然るところカード5を挿脱口3aから挿入し、
モータ14の回転によつてカードが装置内部へ進
入し、更には解錠された後において入室を取止め
た場合にはカード5は挿脱口3aから突出してい
る後端部を把持して引抜かれる。この場合には光
電スイツチ13はカード5の先端部が取除かれた
ことにより遮光状態から受光状態に復帰するの
で、切出回路66′の出力信号を錠制御回路69
へ鎖錠を指令する信号として与え、鎖錠状態に復
帰させるようにしてある。なお錠制御回路69が
錠70を解錠させるべき制御信号を発した後、一
定時間経過する迄の間に扉開閉センサ71からハ
イレベルの出力信号が得られなかつた場合、即ち
扉が開放されなかつた場合にはモータ14を自動
的に逆転させてカードを挿脱口3aから返戻排出
するようにしてもよい。
さて、不適正なカードが挿脱口3aから挿入さ
れた場合はモータ14の1回目の正転、発光素子
8の点灯及び電磁アクチユエータ25の作動によ
るレバ20の阻止部20aのカード移動域への侵
入は上述したところと同様に行われるが、この場
合には照合回路67は第7図ヘに2点鎖線で示す
ように解錠許可信号を発しないので錠制御回路6
9は錠70を解錠させない。そして錠制御回路6
9はこの場合のように切出回路66からの入力信
号を受けた時点迄に解錠許可信号が入力されてい
ない場合にはモータ14の駆動回路65へ逆転指
令制御信号を与え、これにより第7図ニに2点鎖
線で示すようにモータ14を逆転させ挿脱口3a
側へカードを逆送し、カードリジエクトの旨を伝
える。これによつて不正な入室希望者がカード5
を抜き出すと、光電スイツチ12は遮光状態から
受光状態へ反転し、これにより図示しない切出回
路からパルス信号が切出されて、該パルス信号に
て第7図ニ,ハに2点鎖線にて示すようにモータ
14の逆転停止及び電磁アクチユエータ25のソ
レノイドの励磁解除を行うようにしてある。
なお第6図の回路、及び上述の説明はカード5
を挿脱口3aから挿入した場合に関するものであ
るが他方の挿脱口3′aから挿入した場合にも、
モータ14の2回の逆転、レバ43の動作、モー
タ14の一回目の逆転後の正転によるカードリジ
エクト等、相補的動作が行われるようにしてあ
る。
以上のように本発明に係るデータ読取装置は、
適宜の記録媒体を用いてデータを記録したカード
のデータを読取り、この読取結果に基いて解錠さ
せ又は鎖錠を継続させ、解錠時には扉の開放を可
能としたロツクシステムのデータ読取装置におい
て、前記扉にて遮られた2空間の相対応する位置
にカード挿脱口を設け、また各カード挿脱口又は
両カード挿脱口間のカード移動域における各挿脱
口近傍において、その作動時にカードの挿入を妨
げるカード挿入阻止部材を設けてなり、カードの
挿入待機状態下ではカード挿入阻止部材を非作動
状態にしておき、一方のカード挿脱口にカードを
挿入することにより、他方のカード挿脱口側にて
カード挿入阻止部材を作動せしめると共に、カー
ドを内部へ進入させてデータ読取を行わしめ、解
錠させるべき読取結果が得られた場合は、全記扉
の開放を確認する信号を得た後に前記カードを挿
入阻止部材を非作動状態にすると共に、前記他方
のカード挿脱口からカードを排出させるべく構成
したものであるので、入退室何れの場合も使用し
得る専用構造となり、入退室夫々に兼用のものを
設ける場合に比しシステム全体を安価に構成で
き、また設置スペースは小さくて済む。また設置
工事も従来に比し簡略化される。またカードは一
方から挿入して他方へ排出させるから、カードを
取り忘れ、また他人に持去られる慮れがない。そ
して一方の挿脱口からカードが挿入されている場
合に他方の挿脱口からのカード挿入を禁じるか
ら、両挿脱口からカードが同時的に挿入されて内
部で詰つたり、カードを取り違えたりすることが
ない。特に解錠可のカードと不可のカードとが各
別の挿脱口から挿入され、不可のカードの人が解
錠可のカードによる解錠で通行する等の不都合が
回避できる。
なお、一方の挿脱口からカードを挿入した場合
に他方の挿脱口からの挿入を阻止する手段として
は上述の実施例の構造のものに限らず、カード挿
脱口部材に挿脱口を直接閉塞するシヤツタを設け
る如き構造等、適宜の手段を採択すればよい。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すものであつて、第
1図は本発明に係るデータ読取装置の正面側斜視
図、第2図はその内部構造を示す略示正面断面
図、第3図は同じく平面断面図、第4図は同じく
右側断面図、第5図はカードが挿入された状態を
示す略示右側断面図、第6図は制御回路の略示ブ
ロツク図、第7図は動作説明のためのタイムチヤ
ートである。 3a,3′a…カード挿脱口、5…カード、8
…発光素子、11…受光素子、12,13…光電
スイツチ、14…モータ、16…キヤプスタン、
19…ピンチローラ、20,43…カード挿入阻
止レバ、25,46…電磁アクチユエータ、67
…照合回路、70…錠、71…扉開閉センサ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 適宜の記録媒体を用いてデータを記録したカ
    ードのデータを読取り、この読取結果に基いて解
    錠させ又は鎖錠を継続させ、解錠時には扉の開放
    を可能としたロツクシステムのデータ読取装置に
    おいて、前記扉にて遮られた2空間の相対応する
    位置にカード挿脱口を設け、また各カード挿脱口
    又は両カード挿脱口間のカード移動域における各
    挿脱口近傍において、その作動時にカードの挿入
    を妨げるカード挿入阻止部材を設けてなり、カー
    ドの挿入待機状態下ではカード挿入阻止部材を非
    作動状態にしておき、一方のカード挿脱口にカー
    ドを挿入することにより、他方のカード挿脱口側
    にてカード挿入阻止部材を作動せしめると共に、
    カードを内部へ進入させてデータ読取を行わし
    め、解錠させるべき読取結果が得られた場合は、
    全記扉の開放を確認する信号を得た後に前記カー
    ドを挿入阻止部材を非作動状態にすると共に、前
    記他方のカード挿脱口からカードを排出させるべ
    く構成したことを特徴とするデータ読取装置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55159082A (en) * 1979-05-23 1980-12-10 Chauvat & Sofranq Reunis Door keeper with encoded card for selectively opening door

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JPS5689673A (en) 1981-07-21

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