JP6291028B2 - ロック装置 - Google Patents

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Description

本発明は、開閉部材に取り付けられるロック装置に関する。
車両のグローブボックスの開口を開閉する開閉部材には、開閉部材を閉状態に保持するためのロック装置が取り付けられる。ユーザはロック装置の操作部材を操作することでロックを解除してグローブボックスを開く。
たとえば特許文献1には、収納ボックスの開口を開閉するドアパネルに取り付けられるサイドロック装置が開示される。このサイドロック装置は、ドアパネルに固定されるベース部材と、ベース部材に回動可能に支持される操作部材と、操作部材の操作に応じて揺動するリンク部材と、リンク部材に連結してリンク部材の揺動に応じて移動するロック棒とを備える。
特許文献1のロック棒の先端部分がドアパネルに形成された孔から外側に突出し、後端部分がリンク部材に連結される。ドアパネルを閉じる際に、ロック棒は先端部分が収納ボックスの内側面に当接して内向きに移動し、収納ボックスに形成された係合孔の位置に到達すると外向きに移動して係合孔に係合する。
特開2012−246727号公報
特許文献1に記載の技術において、ドアパネルを閉じるときにロック棒の先端部分が収納ボックスの内側面に当接すると、収納ボックスからの反力によりロッド棒の後端部分がベース部材から浮き上がるような力を受け、ロッド棒とリンク部材との連結が外れるおそれがある。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、ロック部材と駆動部材の連結を外れにくくできるロック装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様は、被取付部材の開口部に開閉可能に設けられる開閉部材に取り付けられ、開閉部材をロック状態に保持可能なロック装置であって、操作部材の操作に応じて駆動する駆動部材と、駆動部材に連結する連結部と連結部から延出して駆動部材の駆動に応じて被取付部材に形成された係合孔部に進退する第1延出部と連結部または第1延出部から延出する第2延出部とを有するロック部材と、駆動部材と連結部の連結が外れる方向の第2延出部の動きを規制する規制部と、を備える。
本発明によれば、ロック装置においてロック部材と駆動部材の連結を外れにくくできる。
実施形態のロック装置を取り付けた開閉部材を説明するための図である。 ロック装置を裏側からみた斜視図である。 図3(a)は、ロック装置の側面図であり、図3(b)はロック装置の裏面図である。 比較技術のロック装置について説明するための図である。 比較技術のロック装置の動作について説明するための図である。 実施形態のロック装置の動作について説明するための図である。 操作部材を説明するための図である。 図8(a)は、ベース部材を裏側からみた斜視図であり、図8(b)は、ベース部材の側面図である。 図9(a)は、ベース部材の表面図であり、図9(b)は、ベース部材の裏面図である。 駆動部材に含まれるロータ部材について説明するための図である。 第1ロック部材について説明するための図である。 図3(b)に示すロック装置の線分B−Bの断面図である。 第1変形例のロック装置について説明するための図である。 第2変形例のロック装置を説明するための図である。 図15(a)は、第3変形例の第1ロック部材を表側からみた斜視図であり、図15(b)は、第4変形例の第1ロック部材を表側からみた斜視図である。
図1は、実施形態のロック装置10を取り付けた開閉部材12を説明するための図である。図1(a)は、開閉部材12を表側からみたロック装置10および開閉部材12の表面図であり、図1(b)は、開閉部材12を裏側からみたロック装置10および開閉部材12の裏面図である。開閉部材12は、実際には2枚の板状部材を貼り合わせて、その内部にロック装置10を収容するように設けられるが、図1(b)はロック装置10を覆う開閉部材12の裏側の板状部材を省いて図示している。
開閉部材12は、たとえば車両のグローブボックス用の蓋部材である。図1(a)および(b)の開閉部材12は説明の便宜上、平面形状に示されているが、実際にはグローブボックスの開口部の形状に合わせて形成され、例えば湾曲して形成されてもよい。グローブボックスはダッシュボードに設けられた収納空間である凹所を有する被取付部材であり、開閉部材12は、グローブボックスに回動可能に取り付けられ、凹所の開口部を開閉する。
開閉部材12には、ロック装置10を取り付けるための取付口12aが形成される。開閉部材12に取り付けられたロック装置10は、グローブボックスの開口部に対して開閉部材12をロック状態にして閉状態に保持する。実施形態のロック装置10は、操作部材20を開閉部材12の幅方向に操作可能とするサイド式のロック装置であってよい。
ロック装置10は、操作部材20、ベース部材22、駆動部材24、第1ロック部材26および第2ロック部材28を備える。図1(a)に示すように取付口12aから操作部材20が表側に露出する。ユーザは窪み部12dから操作部材20の裏側へ指を挿入し、操作部材20を引くことでロック解除をする。
駆動部材24は、ベース部材22に回動可能に支持され、第1ロック部材26および第2ロック部材28(これらを区別しない場合、単に「ロック部材」という)に連結する。ユーザの操作力は、操作部材20から図1(b)に示す駆動部材24に、駆動部材24からロック部材へと伝達される。ロッド状のロック部材は、駆動部材24の回動に連動して長手方向に移動する。
第1ロック部材26は、第1挿通孔部12bおよび保持部14に挿通され、第2ロック部材28は、第2挿通孔部12cおよび保持部14に挿通される。図1(b)では不図示である裏側の開閉部材12でロック装置10の裏側を覆い隠すと、第1挿通孔部12bおよび保持部14を通じて第1ロック部材26の先端部分が外部に出た状態となり、第2挿通孔部12cおよび保持部14を通じて第2ロック部材28の先端部分が外部に出た状態となる。
第1挿通孔部12bおよび第2挿通孔部12cは、ロック部材が挿通可能な貫通孔を有する。保持部14は、第1挿通孔部12bおよび第2挿通孔部12cの内周に固定され、貫通孔を有する弾性部材である。保持部14は、ロック部材に弾性的に接触して、ロック部材のガタツキを抑えつつ、ロック部材の移動をガイドする。
ユーザが操作部材20を操作すると駆動部材24が回動し、ロック部材は駆動部材24の回動に応じて、被取付部材であるグローブボックスに形成された係合孔部(不図示)にそれぞれ出入りする。ロック部材がグローブボックスの係合孔部に入ると開閉部材12がロック状態となり、ロック部材がその係合孔部から出ると開閉部材12が非ロック状態となる。
実施形態のロック装置10は、開閉部材12の中央から幅方向の一端に偏った位置に設けられる。これにより、例えば助手席前に設けられたグローブボックスのロック装置10へ、運転席から手を届きやすくする配置が可能となる。第1挿通孔部12bおよび第2挿通孔部12cの位置は、開閉部材12の中央から等間隔に設けられるため、駆動部材24から第1挿通孔部12bおよび第2挿通孔部12cまでの間隔が異なる。そのため、第1ロック部材26と第2ロック部材28の長手方向の長さが異なり、第1ロック部材26は、第2ロック部材28より長手方向に短くなる。
図2は、ロック装置10を裏側からみた斜視図である。また、図3(a)は、ロック装置10の側面図であり、図3(b)はロック装置10の裏面図である。図2、図3(a)および図3(b)では、第2ロック部材28の図示を省略している。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。
ベース部材22は、係止爪部44、係止部45および取付掛け部46による係止構造によって開閉部材12の取付口12aに固定される。操作部材20の回動軸孔32は、ベース部材22の回動支持部42に挿入され、操作部材20はベース部材22に回動可能に支持される。これによりユーザが操作部材20を回動させることが可能となる。
駆動部材24は、第1ロータ連結部66および第2ロータ連結部68を突出するようにベース部材22に収容され、回動可能に軸支される。駆動部材24の第1ロータ連結部66は、第1ロック部材26のロック連結部76と連結し、第2ロータ連結部68は、第2ロック部材28と連結する。この連結により駆動部材24の回動がロック部材に伝達される。
図3(b)に示すように、第1ロック部材26は、ロック連結部76から延出する第1延出部72と、ロック連結部76から延出する第2延出部74とを有する。第1延出部72は、外部に出てグローブボックスの係合孔部に挿入される。第1延出部72と第2延出部74は、同じ長手方向に延出される。
第2延出部74は、第1ロック部材26と駆動部材24との連結が外れないようにベース部材22に保持される基部として機能する。第2延出部74にはベース部材22の規制部56に規制される構造として、スライド凹部78が形成される。スライド凹部78は、ベース部材22の規制部56にスライド可能に嵌合する。
図4は、比較技術のロック装置100について説明するための図である。また、図5は、比較技術のロック装置の動作について説明するための図である。図5(a)および(b)は、ロック装置100の第1ロック部材126をグローブボックス16の係合孔部16aに係合する際の動作を示す。図5(b)は、第1ロック部材126の動きが見えるように第2ロック部材28の図示を省略している。
図4に示すように、比較技術のロック装置100は、実施形態のロック装置10と比較してベース部材122および第1ロック部材126の形状が異なるが、その他の構成は同じであり、開閉部材12への取付位置も同じである。第1ロック部材126は、先端に形成されるテーパ面126aと、後部側で駆動部材24に連結する連結部126bとを有して構成されるが、連結部126bより後ろ側には延出しておらず、つまり実施形態の第1ロック部材26の第2延出部74を有していない。また、第1ロック部材126は、実施形態の第2延出部74を有さない一方で、連結部126bが駆動部材24に嵌合して連結される。
開閉部材12を閉じる際の基本的な第1ロック部材126の動きを説明する。図5(a)に示すように、グローブボックス16の開口部16bに対し、開閉部材12が開いた状態から閉じ方向102に動かされ、第1ロック部材126がグローブボックス16の開口部16bの縁に当接すると、開口部16bの縁から反力104を受ける。
この閉じ時に受けるグローブボックス16からの反力104により、第1ロック部材126が一度退行し、退行したまま第1挿通孔部12bの縁に沿って移動して係合孔部16aに到達すると、駆動部材24の駆動力により進行し、第1ロック部材126の先端部が係合孔部16aに入り込んでロック状態になる。このように、開閉部材12を開いた状態から閉じ方向に動かした際に、第1ロック部材126の先端部は、開口部16bの縁に当接して退行し、係合孔部16aに到達して退行位置から進行し、係合孔部16aに挿入される。なお、駆動部材24にはロック部材をロック状態にする方向に付勢するコイルバネが含まれている。
ここで、第1ロック部材126のテーパ面126aが開口部16bの縁に当接することで、第1ロック部材126が開口部16bの縁から受ける反力104は、第1ロック部材126の退行方向だけでなく、閉じ方向102の逆方向の成分を含む。
図5(b)に示すように、第1ロック部材126は、閉じ方向102の逆方向の成分106により、第1挿通孔部12bおよび保持部14を支点として回転方向のトルクを受け、第1ロック部材126の後部側が浮き上がる方向108に動くおそれがある。この浮き上がる方向108は、第1ロック部材126の連結部126bが駆動部材24から外れる方向である。
図5(b)に示すように、ロック装置100の開閉部材12への取付位置を偏らせたため、第1挿通孔部12bから連結部126bの間隔が短くなり、連結部126bに加わる反力104にもとづく荷重が大きくなる。これにより、連結部126bに対して駆動部材24との連結が外れる方向108の力が大きくなり、最悪の場合、その連結が外れるおそれがある。
図6は、実施形態のロック装置10について説明するための図である。図6は、図3(b)に示すロック装置10の線分A−Aの断面であって、ロック装置10を開閉部材12に取り付けた状態を示す。実施形態のロック装置10は、第1ロック部材26のスライド凹部78がベース部材22の規制部56にスライド可能に嵌合するよう構成される。
規制部56は、開閉部材12を開いた状態から閉じ方向に動かして第1延出部72が開口部16bの縁に当接した際、第1延出部72より後ろ側のロック連結部76が駆動部材24から外れる方向に動くことを規制する。具体的に、第1ロック部材26が開口部16bの縁から受ける反力104は、開閉部材12の閉じ方向の逆方向の成分106である力F1を含み、第1挿通孔部12bおよび保持部14を支点Pとして回転方向のトルクF2を受け、第1ロック部材26の後部側が浮き上がる方向108に力が作用する。
図6には、支点Pから第1延出部72の開口部16bの縁への当接位置までの間隔L1、支点Pからスライド凹部78と規制部56の嵌合位置までの間隔L2、支点Pからロック連結部76までの間隔L3が示される。支点P周りのモーメントの釣り合いは下記の式(1)となり、式(1)から式(2)が導かれる。
F1L1=F2L2 ・・・式(1)
F2=F1L1/L2 ・・・式(2)
式(2)に示すスライド凹部78と規制部56の嵌合に加わるトルクF2は、(L1/L2)の比で明らかなように間隔L2が大きくなれば、小さくなる。トルクF2が小さくなれば、嵌合が外れにくくなる。一方、ロック連結部76のみで嵌合すると、間隔L3が間隔L2より短いため、トルクF3が大きくなる。
このように、スライド凹部78と規制部56の嵌合が第1挿通孔部12bから遠くに位置するほど、その嵌合への反力104にもとづく負荷が小さくなる。スライド凹部78は、第1挿通孔部12bからロック連結部76の間隔L3より長い間隔L2にあるため、規制部56との嵌合を外れにくくできる。このように、規制部56が駆動部材24とロック連結部76の連結が外れる方向の第2延出部74の動きを規制することで、その連結を外れにくくできる。実施形態のロック装置10の各部材についてさらに図面を参照して詳細に説明する。
図7は、操作部材20を説明するための図である。図7(a)は操作部材20の裏側からみた斜視図であり、図7(b)は操作部材20の側面図である。なお、操作部材20の表側は、図1(a)に示しており、開閉部材12の取付口12aにて露出される。
操作部材20は板状に形成され、回動軸孔32、操作面34、伝達部36およびストッパ38を有する。回動軸孔32は、操作部材20の一対の側面にそれぞれ形成される。操作面34は、操作部材20の裏面の下側に位置し、ユーザの操作時に指が掛けられる。
伝達部36は、操作部材20の裏面に立設され、駆動部材24に当接してユーザの回動操作を駆動部材24に伝達する。回動軸孔32をベース部材22の回動支持部42に連結することで、操作部材20はベース部材22に回動可能に支持される。操作部材20が回動すると、伝達部36も回転して駆動部材24を回動させる。ストッパ38は、操作部材20の裏面に立設され、操作時にベース部材22に当接して操作部材20の過剰な回転を止める。
図8および図9はベース部材22を説明するための図である。図8(a)は、ベース部材22を裏側からみた斜視図であり、図8(b)は、ベース部材22の側面図である。また、図9(a)は、ベース部材22の表面図であり、図9(b)は、ベース部材22の裏面図である。
ベース部材22の本体部40は箱状に形成され、本体部40の両側面に、開閉部材12の取付口12aの縁に係止するための係止爪部44および係止部45が形成される。係止爪部44および係止部45は、取付口12aの縁を挟み込む。また、ベース部材22の裏面51に形成された取付掛け部46も取付口12aの縁に引っ掛けられて係止する。
図8(a)および(b)に示すように、本体部40の両側面から回動支持部42が幅方向に突出するように形成される。回動支持部42は操作部材20の回動軸孔32に挿入されて、操作部材20を回動可能に支持する。図9(a)に示すように駆動用軸受部48は、表面53に形成され、駆動部材24を回動可能に支持する。
図8(a)に示すように、ロータ支持壁50は、裏面51を切り欠くように形成され、駆動用軸受部48を中心として周状に形成され、駆動部材24を収容可能である。連通部52は、ロータ支持壁50の内側に表面53を切り欠くように形成される。連通部52は、操作部材20の伝達部36と駆動部材24を当接させるための貫通孔である。
図8(a)に示すように、円柱部58は、裏面51から突出するよう立設され、先端が先細形状に形成される。円柱部58は、第2ロック部材28に係合してスライドをガイドする。規制部56は、裏面51から突出するよう立設され、先端側に径方向外向きに張り出すフランジ部56aが形成される。規制部56のフランジ部56aは第1ロック部材26の第2延出部74に嵌合してスライドをガイドする。規制部56と第2延出部74の嵌合により、第2延出部74の裏面51から離れる方向の動きが規制される。
規制部56は、第2延出部74に嵌合して、第1ロック部材26が裏面51から離れる方向の動きを規制する。これに対し、円柱部58の先端にはフランジ部が形成されておらず、第2ロック部材28が裏面51から離れる方向の動きを規制しない。
図10は、駆動部材24に含まれるロータ部材25について説明するための図である。図10(a)はロータ部材25の表面図であり、図10(b)はロータ部材25の側面図であり、図10(c)はロータ部材25を裏側からみた斜視図である。
駆動部材24は、ロータ部材25と不図示のコイルバネにより構成される。ロータ部材25は、円盤部62、回動軸部64、第1ロータ連結部66、第2ロータ連結部68およびバネ受け部70を有する。
回動軸部64は、円盤部62の中央に垂直に立設される。回動軸部64は、ベース部材22の駆動用軸受部48に挿入され、軸支される。バネ受け部70は円盤部62に立設される。回動軸部64には、コイルバネが挿入され、バネ受け部70にコイルバネの巻端部が当接する。なお、コイルバネは、ロック部材がロック状態となるように付勢するものであり、ユーザがロック解除操作をした場合に、非ロック状態となったロック部材をロック状態にする方向にロータ部材25を付勢する。
第1ロータ連結部66および第2ロータ連結部68は、第1ロック部材26および第2ロック部材28にそれぞれ連結されて、ロータ部材25の回転動作を伝達する。第1ロータ連結部66および第2ロータ連結部68は、円盤部62の裏面に垂直に突出するように形成される。また、第1ロータ連結部66および第2ロータ連結部68は、円盤部62の裏面の中心から離間して、円盤部62上の径方向外側に対向するように形成される。
第1ロータ連結部66および第2ロータ連結部68は、いずれも円盤部62から突出するものの、異なる形状に形成される。第1ロータ連結部66は、先端が先細の円柱形状であり、第2ロータ連結部68は、先端に拡径したフランジ形状を有する。第2ロータ連結部68は、第2ロック部材28に嵌合して連結される。一方、第1ロータ連結部66は、第1ロック部材26に挿入された状態で嵌合せずに連結される。このため、第1ロータ連結部66は、ロック連結部76との連結が容易となる。
第2ロック部材28は、先端がフランジ形状の第2ロータ連結部68と嵌合される。図1(b)に示したように、第2ロータ連結部68と第2挿通孔部12cの間隔が非常に長いため、嵌合部分にかかる荷重は小さく、その嵌合は外れにくい。
図11は、第1ロック部材26について説明するための図である。図11(a)は第1ロック部材26の表面図であり、図11(b)は第1ロック部材26を表側からみた斜視図であり、図11(c)は第1ロック部材26を裏側からみた斜視図である。
第1ロック部材26は、駆動部材24に連結されるロック連結部76と、ロック連結部76の先端側に位置する第1延出部72と、ロック連結部76の後ろ側に位置する第2延出部74とを有する。ロック連結部76は、第1延出部72および第2延出部74の間に位置する。第1延出部72および第2延出部74の延出方向は平行であってよい。
第1延出部72は、駆動部材24の駆動に応じてグローブボックス16に形成された係合孔部16aに進退可能である。第1延出部72の先端部に形成されたテーパ面72aは、グローブボックス16の開口部16bの縁に当接し、第1ロック部材26を退行させる方向の力を受ける。第1延出部72は、ロック連結部76から第1ロック部材26の進行方向側に延出し、第2延出部74は、ロック連結部76から第1ロック部材26の退行方向側に延出する。なお、第1ロック部材26の進退方向と第1ロック部材26の長手方向は、ほぼ同じであるが、第1ロック部材26の進退方向は、駆動部材24の回転軌跡により第1ロック部材26の長手方向と微少にずれる。第2延出部74をロック連結部76から第1ロック部材26の退行方向側に延出させ規制部56により規制することで、スライドする第2延出部74の浮き上がりを規制する構造をシンプルな形状にできる。
ロック連結部76は、第1ロック部材26の略中央に孔状に形成され、駆動部材24の第1ロータ連結部66が挿入される。第2延出部74には、ベース部材22の規制部56に嵌合するスライド凹部78が形成される。
スライド凹部78は、長手方向に渡って第2延出部74を切り欠くように形成され、長方形状の空間を内側に画成し、矩形の筒状に形成され、弾性を有する。スライド凹部78は、その内側に形成される内方突出部80および弾接部82を有する。
一対の内方突出部80は、スライド凹部78の両方の内側面に突出するよう形成され、対向して長手方向にレールのように延在する。一対の内方突出部80は、規制部56のフランジ部56aに引っかかり、第2延出部74がベース部材22の裏面51から離れることを規制する。
ここで、スライド凹部78の内方突出部80と規制部56のフランジ部56aを嵌合させるには、第1ロック部材26の組み付け時に押し込む作業が必要となる。一方、嵌合しないロック連結部76と第1ロータ連結部66の連結では、第1ロータ連結部66の上方にロック連結部76を置けば押し込む作業を必要とせずに容易に挿入できる。
弾接部82は、平板状に形成され、スライド凹部78内にて長手方向に延在する。弾接部82は両端がスライド凹部78の内面に連結し、弾性を有する。弾接部82は、ロック連結部76が第1ロータ連結部66から外れる方向に撓み可能である。弾接部82は、ベース部材22の規制部56の先端に弾接して、第1ロック部材26の規制部56に対するガタツキを抑えることができる。
図12は、図3(b)に示すロック装置10の線分B−Bの断面図を示す。なお、図12のロック装置10は開閉部材12の取付口12aに取り付けた状態を示す。ベース部材22の規制部56は、第1ロック部材26のスライド凹部78と嵌合している。これにより、第1ロック部材26がベース部材22および駆動部材24から離れる方向に動きにくくなり、駆動部材24と第1ロック部材26の連結を外れにくくできる。
具体的には、スライド凹部78の内方突出部80が規制部56のフランジ部56aに引っかかり、第1ロック部材26がベース部材22から離れる方向の動きが規制されている。スライド凹部78は、嵌合凹部として形成され、規制部56は嵌合凹部に嵌合する嵌合凸部として形成される。これにより、規制部56に対しスライド凹部78を押圧することで、容易に嵌合させることで、第1ロック部材26の組み付けを容易にできる。ロック連結部76より後ろ側の第2延出部74が規制部56に規制されることで、第1挿通孔部12bやロック連結部76への組み付けを容易にできる。
また、第1ロック部材26は、スライド凹部78の両内側面が規制部56に当接することで、スライド凹部78の両内側面の対向方向の動きが規制される。スライド凹部78の両内側面の対向方向は、第1ロック部材26の進退方向に直交し、ロック装置10の幅方向である。さらに、弾接部82が規制部56の先端に弾接することで、第1ロック部材26のスライド時などに生じ得るガタツキを抑えることができる。
規制部56は、突出方向に先端から切り欠かれたスリット56bを有する。このスリット56bは、ロック装置10の幅方向に規制部56を撓み可能にし、第1ロータ連結部66の回転軌跡による第1ロック部材26の幅方向の動きを吸収することができる。
図3(b)に示す駆動部材24が回転すると、第1ロータ連結部66の回転軌跡に応じて第1ロック部材26は長手方向だけでなく、幅方向にも動く。第1ロータ連結部66は、ロック連結部76に対して長手方向に当接するものの、幅方向には隙間をもって遊嵌される。これにより第1ロータ連結部66の幅方向の動きを吸収できる。
図5(b)で示したように、開閉部材12を閉じ方向に動かした際に、第2延出部74は、第1延出部72の開口部16bの縁への当接により、第1挿通孔部12bの縁を支点にした回転トルクを受ける。この第2延出部74の回転は規制部56により規制される。第2延出部74のロック連結部76からの長手方向の長さは、第1延出部72のロック連結部76からの長手方向の長さより長く形成される。これにより、スライド凹部78と規制部56との嵌合位置を第1挿通孔部12bから離して、第1挿通孔部12bを支点とする回転トルクによる嵌合部分への荷重を小さくでき、駆動部材24との連結を外れにくくできる。
図13は、第1変形例のロック装置200について説明するための図である。図13はロック装置200を裏側からみた斜視図であり、操作部材20および第2ロック部材28の図示を省略している。
第1変形例のロック装置200は、図2に示す実施形態のロック装置10と比べて第1ロック部材226およびベース部材222の嵌合部分の構造が異なる。第1変形例のロック連結部76より後ろ側の第2延出部274は、ロック連結部76から長手方向に延出する断面が矩形の棒形状である。
ベース部材222の裏面51から一対の規制部256が立設される。一対の規制部256は、第1ロック部材226の進退方向に直交する方向に対向する弾性爪体であり、その対向方向に撓み可能である。
第1ロック部材226を上方から押し込めば、一対の規制部256は互いに拡開して第1ロック部材226の第2延出部274を受け入れて、係合する。第1ロック部材226の第2延出部274は、ベース部材222の規制部256にスライド可能に嵌合する。規制部256は、駆動部材24と第1ロック部材226の連結が外れる方向の第1ロック部材226の動き、つまり第1ロック部材226の浮き上がりを規制する。このように、第1変形例のロック装置200は、規制部256により駆動部材24と第1ロック部材226の連結を外れにくくできる。
図14は、第2変形例のロック装置300を説明するための図である。図14(a)はロック装置300を裏側からみた斜視図であり、図14(b)はベース部材322を裏側からみた斜視図であり、図14(c)は規制部356の斜視図である。図14(a)では操作部材20および第2ロック部材28の図示を省略している。
第2変形例のロック装置300は、実施形態のロック装置10と比べて、第1ロック部材326およびベース部材322の嵌合部分の構造が異なる。第2変形例のロック連結部76より後ろ側の第2延出部374は、ロック連結部76から長手方向に延出する断面が矩形の棒形状である。
図14(c)に示すように、第2変形例のロック装置300において、駆動部材24と第1ロック部材326の連結が外れる方向の第1ロック部材336の動きを規制する規制部356は、ベース部材322と別体の部材である。規制部356は、略U字形状に形成され、対向する側面に孔部356aを有する。
図14(b)に示すように、ベース部材22は、裏面51に進退ガイド部302と、一対の係止部304を有する。進退ガイド部302は、第1ロック部材326の進退方向に延在し、第1ロック部材326の移動をガイドする。なお、第1ロック部材326の第2延出部374の裏面には、進退ガイド部302と係合する長手方向に延在する溝部(不図示)が形成される。
一対の係止部304は、裏面51に立設される弾性爪体であり、第1ロック部材326の進退方向に直交する方向に対向する。第1ロック部材326を組み付ける際、係止部304の間に第2延出部374を配置し、係止部304の先端側から規制部356を押圧する。規制部356の孔部356aと係止部304が係止して、規制部356がベース部材322に固定される。これにより、規制部356は、駆動部材24と第1ロック部材326の連結が外れる方向の第1ロック部材326の動き、つまり第1ロック部材326の浮き上がりを規制する。このように、第2変形例のロック装置300は、別体の規制部356により駆動部材24と第1ロック部材326の連結を外れにくくできる。
図15(a)は、第3変形例の第1ロック部材426を表側からみた斜視図であり、図15(b)は、第4変形例の第1ロック部材526を表側からみた斜視図である。第3変形例および第4変形例の第1ロック部材の第2延出部は、いずれもベース部材22の規制部56にスライド可能に嵌合される。
図15(a)に示す第3変形例の第1ロック部材426は、図11(a)に示す実施形態の第1ロック部材26と比べて、第2延出部474のスライド凹部478内に、板状の弾接部82が形成されていない点で異なる。第3変形例のスライド凹部478内に内方突出部80が形成されており、スライド凹部478は規制部56とスライド可能に嵌合できる。
図15(b)に示す第4変形例の第1ロック部材526は、図11(a)に示す実施形態の第1ロック部材26と比べて、第2延出部574のスライド凹部578内に形成される弾接部582の両端がスライド凹部578に連結しておらず、弾接部582の一端のみスライド凹部578の内面に連結する。弾接部582は、スライド凹部578の後端側から長手方向に張り出す片持ち片である。
弾接部582は、第1ロック部材526の進退動作に応じて規制部56に付勢する力が変化する。弾接部582は、第1ロック部材526が非ロック状態からロック状態となる位置に近づくほど、第1ロック部材526の進行速度に対する抵抗を大きくして、ロック装置が完全にロック状態となった場合の打音を小さくする。
弾接部582に当接する規制部556は、第1ロック部材526の進退動作により、弾接部582に当接する長手方向の位置が変化する。弾接部582は、その先端側では付勢力が小さく、後端側では付勢力が大きくなるように規制部56に作用する。
第1ロック部材526が退行するにつれて、弾接部582の規制部56への付勢力が小さくなり、スライド時の摩擦抵抗も小さくなる。第1ロック部材526が最も進行した状態で、弾接部582は規制部56に相対的に強く付勢し、摩擦抵抗も大きく、第1ロック部材526が最も退行した状態で、弾接部582は規制部56に相対的に弱く付勢し、摩擦抵抗も小さくなる。弾接部582と規制部56の摩擦抵抗は、第1ロック部材526がロック状態であるときが、非ロック状態である場合より大きい。
これにより、第1ロック部材526が、非ロック状態からロック状態になろうとすると、第1ロック部材526に対する摩擦抵抗が大きくなり、第1ロック部材526の進行方向の動きを徐々に減速することができる。これにより、ロック装置が完全にロック状態となった場合の打音を小さくすることができる。
本発明は上述の各実施例に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて各種の設計変更等の変形を各実施例に対して加えることも可能であり、そのような変形が加えられた実施例も本発明の範囲に含まれうる。
実施形態の図6では、第1ロック部材26が第1挿通孔部12bおよび保持部14を支点として回転する態様を示したが、この態様に限られない。例えば、開閉部材12を閉じて第1延出部72が開口部16bの縁に当接する際に、第1ロック部材26が力F1によりベース部材22の裏面の係合孔部16a寄りの縁に当接して、ベース部材22の裏面の縁を支点として回転してもよい。
実施形態では、第2延出部74がロック連結部76から延出する態様を示したが、この態様に限られない。第2延出部74は、第1延出部72からそのまま後ろ側の長手方向に延出してもよい。
実施形態では、突起状の規制部56をベース部材22の裏面51に設ける態様を示したが、この態様に限られない。例えば、規制部は、開閉部材12の窪み部12dの裏面に突出するように形成されてよい。開閉部材12に形成された規制部は、第1ロック部材26のスライド凹部78にスライド可能に嵌合する。
実施形態では、ロータ部材25の第1ロータ連結部66を先端が先細の円柱形状に形成する態様を示したが、この態様に限られない。例えば、図10(c)に示す第2ロータ連結部68と同じように、第1ロータ連結部66の先端は拡径した形状に形成され、第1ロック部材26のロック連結部76に嵌合してもよい。これにより、第1ロック部材26が、駆動部材24からいっそう外れにくくできる。
実施形態では、第1ロック部材26に嵌合凹部としてスライド凹部78を形成し、ベース部材22に嵌合凸部として規制部56を形成する態様を示したが、この態様に限られない。例えば、第1ロック部材26の第2延出部74に嵌合凸部を形成し、ベース部材22に嵌合凹部が形成されてよい。第1ロック部材26の嵌合凸部は、ベース部材22の嵌合凹部に第1ロック部材26の長手方向にスライド可能に嵌合する。
図15(b)に示す第4変形例の弾接部582では、片持ち片にすることで、規制部56のへの付勢力を変化させる態様であったが、この態様に限られない。例えば、弾接部は両端がスライド凹部78に連結されるが、長手方向における厚さを変えることで、スライド時の弾接部による規制部56への付勢力を変化させる。弾接部は、その先端側では付勢力が小さく、後端側では付勢力が大きくなるように規制部56に作用するため、先端側では薄肉に、後端側では厚肉になるように形成される。
10 ロック装置、 12 開閉部材、 12a 取付口、 12b 第1挿通孔部、 12c 第2挿通孔部、 12d 窪み部、 14 保持部、 16 グローブボックス、 16a 係合孔部、 16b 開口部、 20 操作部材、 22 ベース部材、 24 駆動部材、 25 ロータ部材、 26 第1ロック部材、 28 第2ロック部材、 32 回動軸孔、 34 操作面、 36 伝達部、 38 ストッパ、 40 本体部、 42 回動支持部、 44 係止爪部、 45 係止部、 46 取付掛け部、 48 駆動用軸受部、 50 ロータ支持壁、 52 連通部、 54 バネ支持部、 56 規制部、 56a フランジ部、 58 円柱部、 62 円盤部、 64 回動軸部、 66 第1ロータ連結部、 68 第2ロータ連結部、 70 バネ受け部、 72 第1延出部、 72a テーパ面、 74 第2延出部、 76 ロック連結部、 78 スライド凹部、 80 内方突出部、 82 弾接部。
本発明は、開閉部材に取り付けられるロック装置に関する。

Claims (11)

  1. 被取付部材の開口部に開閉可能に設けられる開閉部材に取り付けられ、前記開閉部材をロック状態に保持可能なロック装置であって、
    操作部材の操作に応じて駆動する駆動部材と、
    前記駆動部材に連結する連結部と、前記連結部から延出して前記駆動部材の駆動に応じて前記被取付部材に形成された係合孔部に進退する第1延出部と、前記連結部または前記第1延出部から延出する第2延出部と、を有するロック部材と、
    前記駆動部材と前記連結部の連結が外れる方向の前記第2延出部の動きを規制する規制部と、
    前記駆動部材を回動可能に支持するベース部材と、を備え、
    前記ベース部材は、側面に前記操作部材を回動可能に支持する回動支持部を有し、
    前記規制部は、前記ロック部材が前記ベース部材から離れる方向の動きを規制するように前記ベース部材に形成されることを特徴とするロック装置。
  2. 被取付部材の開口部に開閉可能に設けられる開閉部材に取り付けられ、前記開閉部材をロック状態に保持可能なロック装置であって、
    操作部材の操作に応じて駆動する駆動部材と、
    前記駆動部材に連結する連結部と、前記連結部から延出して前記駆動部材の駆動に応じて前記被取付部材に形成された係合孔部に進退する第1延出部と、前記連結部または前記第1延出部から延出する第2延出部と、を有するロック部材と、
    前記駆動部材と前記連結部の連結が外れる方向の前記第2延出部の動きを規制する規制部と、
    前記駆動部材を回動可能に支持するベース部材と、を備え、
    前記ベース部材は、表側で前記操作部材を支持し、裏側で前記駆動部材を支持し、
    前記駆動部材は、前記ベース部材と前記ロック部材の間に位置しており、
    前記規制部は、前記ロック部材が前記ベース部材から離れる方向の動きを規制するように前記ベース部材に形成されることを特徴とするロック装置。
  3. 被取付部材の開口部に開閉可能に設けられる開閉部材に取り付けられ、前記開閉部材をロック状態に保持可能なロック装置であって、
    突出して形成される駆動部材側連結部を有し、操作部材の操作に応じて駆動する駆動部材と、
    前記駆動部材側連結部が挿入された状態で連結するロック部材側連結部と、前記ロック部材側連結部から延出して前記駆動部材の駆動に応じて前記被取付部材に形成された係合孔部に進退する第1延出部と、前記ロック部材側連結部または前記第1延出部から延出する第2延出部と、を有するロック部材と、
    突出して形成されており、前記駆動部材側連結部と前記ロック部材側連結部の連結が外れる方向の前記第2延出部の動きを規制する規制部と、を備え、
    前記第2延出部は、突出する前記規制部に押し込まれた状態で規制されており、
    前記駆動部材側連結部が前記ロック部材側連結部に挿入されている方向は、前記第2延出部が前記規制部に押し込まれている方向に沿うことを特徴とするロック装置。
  4. 前記第2延出部は、前記ロック部材の退行方向側に延出することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のロック装置。
  5. 前記第1延出部は、前記開閉部材を閉じ方向に動かした際に、前記被取付部材に当接して退行し、前記係合孔部に到達して前記退行した位置から進行するものであって、
    前記規制部は、前記開閉部材を閉じ方向に動かした際の前記第1延出部の前記被取付部材への当接によって前記第2延出部が浮き上がることを規制することを特徴とする請求項1または4のいずれかに記載のロック装置。
  6. 前記第1延出部は、前記開閉部材に設けられた挿通孔を通じて外部に出て、前記係合孔部に出入り可能に配置され、
    前記規制部は、前記開閉部材を閉じ方向に動かした際の前記第1延出部の前記被取付部材への当接によって前記挿通孔の縁を支点にした前記第2延出部の回転を規制することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のロック装置。
  7. 前記第2延出部および前記規制部のいずれか一方に嵌合凸部が形成され、他方に前記嵌合凸部にスライド可能に嵌合する嵌合凹部が形成されることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のロック装置。
  8. 前記嵌合凹部は、前記嵌合凸部に弾接する弾接部を有することを特徴とする請求項7に記載のロック装置。
  9. 前記駆動部材を回動可能に支持するベース部材をさらに備え、
    前記規制部は、前記ロック部材が前記ベース部材から離れる方向の動きを規制するように前記ベース部材に形成されることを特徴とする請求項3に記載のロック装置。
  10. 前記規制部は、前記第2延出部にスライド可能に嵌合しており、
    前記駆動部材側連結部は、前記ロック部材側連結部に嵌合せずに連結することを特徴とする請求項9に記載のロック装置。
  11. 前記開閉部材の中央位置から幅方向の一端に偏った位置に設けられ、
    前記駆動部材に連結し、前記ロック部材より長手方向に長い別のロック部材をさらに備えることを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載のロック装置。
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