JP7315577B2 - 車両用グローブボックス用ラッチ - Google Patents

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Description

関連出願の相互参照
本出願は、2018年4月3日に提出された「車両用グローブボックス用ラッチ」と題する米国仮特許出願第62/651998号及び2018年6月1日に提出された「車両用グルーブボックス用ラッチ」と題する米国仮特許出願第62/679401号(その内容は全体があらゆる目的のために参照により本出願に援用される)に関連するものであり、その優先権の利益を主張する。
本発明は、隣り合う構成要素の間に機械的接続を与えるように構成されたラッチ又はコネクタシステムの分野、特に自動車用グローブボックスまたはアクセサリコンポーネントのドアを閉鎖位置に固定するためのラッチシステムに関する。
グローブボックスなどの自動車用ドア閉鎖システムは、典型的に、ハウジングと、ドアと、1つ又は複数のストライカと協力してハウジングを被覆するためにドアを閉鎖位置に保持するラッチと、を含む。引き続き、既存のドア閉鎖システムに改良を加える又はその代替品を提供する必要があることが明らかになっている。
本発明の第1形態によれば、車両用グローブボックスのための車両用グローブボックス用ラッチが提供される。車両用グローブボックス用ラッチは、車両用グローブボックスに接続されるように構成されるハウジングと、ハウジングのパドル取付け部分に回動可能に接続されるユーザー操作パドルと、ハウジングのローター取付け部分に回動可能に接続されるローターと、ローターに結合されかつ車両用グローブボックスが取り付けられる車両の開口部と係合されるように構成される端部を有する少なくとも1つの爪と、車両用グローブボックス用ラッチを施錠及び解錠するためにハウジングに取り付けられるロックバレルと、を備える。ロックバレルの施錠状態のとき、少なくとも1つの爪は、車両の開口部から外せない。ロックバレルが解錠状態のとき、少なくとも1つの爪は、車両用グローブボックスを開放するために車両の開口部から外せない。ロックバレル、ローター及びローター取付け部分は、1つの軸線に沿って同心的に整列され、それによって、ラッチの奥行を小さくし、ラッチを収容するために必要なグローブボックスの中の空間を小さくするので、グローブボックスの中で利用可能な保管空間を増大する。
本発明の別の形態によれば、車両用グローブボックス用ラッチを組み立てるための方法は、
-車両用グローブボックス用ラッチ組立体のハウジングのバネ取付け部分の中へバネの第1脚を取り付けるステップと、
-ハウジングのローター受入れ部分にローターを取り付けるステップと、
-ハウジングに対してローターを回動するステップと、
-ローターに形成されたバネ取付け陥凹部の中にバネの第2脚を位置付けるステップと、
を含む。
本発明の更に別の形態によれば、車両用グローブボックス用ラッチは、車両用グローブボックスと逆の方向を向く前面と、前面に対向する後面と、前面と後面を相互接続する少なくとも1つの側面と、を有するハウジングを備える。ハウジングの保持特徴部は、車両用グローブボックスに形成された開口部に取り付けるためにハウジングの少なくとも1つの側面を越えて側方に延びる。ハウジングの後面を車両用グローブボックスに取り付けるための手段(1つ又は複数)が与えられる。ユーザー操作パドルは、パドルの少なくとも一部分がハウジングの前面の前に位置付けられるようにハウジングのパドル取付け部分に回動可能に接続される。パドルは、車両用グローブボックスを開放するためにホーム位置から展開位置へ移動するように構成される。
本発明の更に別の形態によれば、車両用グローブボックス用ラッチは、車両用グローブに接続されるように構成されるハウジングと、ハウジングのパドル取付け部分に回動可能に接続されるユーザー操作パドルと、ハウジングのローター取付け部分に回動可能に接続されるローターと、ローターに結合され対向する端部を有する少なくとも1つの爪と、を備える。爪の対向する端部の一方の端部は、グローブボックスが取り付けられる車両の開口部と係合するように構成される係合部分を含み、爪の対向する端部の他方の端部は、爪をローターに固定するためにローラーの開口部に取り付けられるポストを含む。
本発明の更に別の形態によれば、車両用グローブボックスは、ドアと、ラッチ組立体ハウジングと、ユーザー操作パドルと、を備える。ドアは、車両用ダッシュボードに対して開放位置と閉鎖位置との間で回動するように構成され、開口部と孔を有する。ラッチ組立体ハウジングは、ドアと逆の方向を向く前面と、前面に対向する後面と、前面と後面を相互接続する少なくとも1つの側面と、ドアに形成された開口部に取り付けるためにハウジングの少なくとも1つの側面を越えて側方に延びるハウジング上の保持特徴部と、を有する。締結具は、ドアをラッチ組立体ハウジングに取り付けるために、ドアの孔を通過してラッチ組立体ハウジングの後面に取り付けられるように構成される。ユーザー操作パドルは、パドルがラッチ組立体ハウジングの前面の前に位置付けられるようにラッチ組立体ハウジングのパドル取付け部分に回動可能に接続される。パドルは、車両用グローブボックスを開放するためにホーム位置から展開位置へ移動するように構成される。
本発明の更に別の形態によれば、車両用グローブボックス用ラッチは、車両用グローブボックスに接続されるように構成されるハウジングと、ハウジングのパドル取付け部分に回動可能に接続されるユーザー操作パドルと、パドルに対して施錠位置と解錠位置との間で移動可能であるデッドボルトと、デッドボルトと係合してデッドボルトを施錠位置と解錠位置との間で移動するように構成されたアクチュエータと、を備える。デッドボルトの施錠位置のとき、デッドボルトは、パドルがホーム位置から展開位置へ向かって移動するのを防止するように位置付けられ、デッドボルトの解錠位置のとき、デッドボルトは、パドルがホーム位置から展開位置へ向かって移動するのを許容するように位置付けられる。
本発明の更に別の形態によれば、ラッチ組立体を組み立てる方法は、バネのコイル体をローター上に位置付けることと、ローターに形成された第1バネ取付け陥凹部の中にバネの第1脚を取り付けることと、ローターに対してバネの第2脚を移動してローターに形成された第2バネ取付け陥凹部の中に第2脚を位置付けることと、ラッチ組立体のハウジングのローター受入れ部分にローターを取り付けることと、ローターをハウジングに接続するためにハウジングに対してローラーを回動することと、を含む。
本発明の更に別の形態によれば、車両用グローブボックスのための車両用グローブボックス用ラッチは、車両用グルーブボックスに接続されるように構成されるハウジングと、ハウジングのパドル取付け部分に回動可能に接続されるユーザー操作パドルであって、パドルがホーム位置と展開位置との間で移動するように構成される、パドルと、ハウジングのローター取付け部分に回動可能に接続されるローターであって、ローターが1組の爪受入れ部分を含む、ローターと、各々対向する端部を有する2つの爪であって、各爪の対向する端部の一方の端部が、グローブボックスが取り付けられる車両の開口部と直接的又は間接的に係合するように構成される係合部分を含み、各爪の対向する端部の他方の端部が爪受入れ部分の1つに結合される、2つの爪と、を備える。爪の1つの配向において、車両用グローブボックスは、垂直リフト構成(vertical-lift configuration)で操作されるように構成され、爪の別の配向において、車両用グローブボックス用ラッチは、サイドプル構成(side-pull configuration)で操作されるように構成される。
本発明の上記の及びその他の形態及び特徴は、添付図面を参照しながら代表的実施形態を詳細に説明することによって当業者にとってより明白になるだろう。
図1Aは、ドア組立体の第1の代表的実施形態の前斜視図である。 図1Bは、ドア組立体の後斜視図である。 図1Cは、ラッチ組立体をドアから分離して示す、ドア組立体の別の前斜視図である。 図2は、図1A~1Cのドア組立体のラッチ組立体の分解図である。 図3Aは、図2のラッチ組立体のハウジングの後斜視図である。 図3Bは、図2のラッチ組立体のハウジングの前斜視図である。 図3Cは、図2のラッチ組立体のハウジングの前立面図である。 図3Dは、図2のラッチ組立体のハウジングの右立面図である。 図3Eは、図2のラッチ組立体のハウジングの左立面図である。 図3Fは、図2のラッチ組立体のハウジングの上面図である。 図3Gは、図2のラッチ組立体のハウジングの底面図である。 図4Aは、図2のラッチ組立体のパドルの前斜視図である。 図4Bは、図2のラッチ組立体のパドルの後斜視図である。 図4Cは、図2のラッチ組立体のパドルの後立面図である。 図4Dは、図2のラッチ組立体のパドルの右立面図である。 図4Eは、図2のラッチ組立体のパドルの左立面図である。 図4Fは、図2のラッチ組立体のパドルの底面図である。 図4Gは、図2のラッチ組立体のパドルの上面図である。 図5Aは、図2のラッチ組立体のローターの後斜視図である。 図5Bは、図2のラッチ組立体のローターの前斜視図である。 図5Cは、図2のラッチ組立体のローターの後立面図である。 図5Dは、図2のラッチ組立体のローターの右立面図である。 図5Eは、図2のラッチ組立体のローターの底面図である。 図6Aは、図2のラッチ組立体のロックバレルの前斜視図である。 図6Bは、図2のラッチ組立体のロックバレルの後斜視図である。 図7は、図2のラッチ組立体の捩りバネの斜視図である。 図8は、図2のラッチ組立体の別の捩りバネの斜視図である。 図9Aは、図2のラッチ組立体の前立面図であり、施錠・閉鎖状態のラッチ組立体を示し、爪の1つは先端を切って示す。 図9Bは、線9B-9Bに沿って見た図9Aの施錠され閉鎖されたラッチ組立体の断面図である。 図9Cは、図9Aの施錠された及び閉鎖施錠されたラッチ組立体の後立面図である。 図10Aは、図9Aのラッチ組立体の前立面図であり、解錠・閉鎖状態のラッチ組立体を示す。 図10Bは、線10A-10Bに沿って見た図10Aの解錠され閉鎖されたラッチ組立体の断面図である。 図10Cは、図10Aの解錠され閉鎖されたラッチ組立体の後立面図である。 図11Aは、図10Aのラッチ組立体の前立面図であり、解錠・閉鎖状態のラッチ組立体を示す。 図11Bは、線11B-11Bに沿って見た図11Aの解錠され開放されたラッチ組立体の断面図である。 図11Cは、図11Aの解錠され開放されたラッチ組立体の後立面図である。 図12Aは、図2、9A、10A及び11Aのラッチ組立体の側立面図であり、閉鎖位置のラッチ組立体を示す。12Aのラッチ組立体は、施錠又は解錠とすることができる。 図12Bは、図12Aのラッチ組立体の側立面図であり、開放位置のラッチ組立体を示す。 図12Cは、図12A及び12Bのラッチ組立体の側立面図であり、パドルの軌道の掃引プロフィルを示す。 図13Aは、ドア組立体の後から見た図1Bのドア組立体の詳細図である。 図13Bは、図13Aの部分的ドア組立体の底面図である。 図13Cは、線13C-13Cに沿って見た図13Aの部分的ドア組立体の断面図である。 図13Dは、線13D-13Dに沿って見た図13Bの部分的ドア組立体の断面図である。 図14Aは、図1Aのドア組立体のローターに爪を接続するための方法を示す。 図14Bは、図1Aのドア組立体のローラーに爪を接続するための別の方法を示す。 図15Aは、ドア組立体の第2の代表的実施形態の前斜視図であり、ドアの一部分のみを示す。 図15Bは、ドア組立体の後斜視図である。 図15Cは、ラッチ組立体がドアから分離された状態のラッチ組立体の別の前斜視図である。 図15Dは、ドア組立体の前立面図である。 図15Eは、左側から見たドア組立体の立面図である。 図15Fは、ドア組立体の底面図である。 図15Gは、右側から見たドア組立体の立面図である。 図15Hは、ドア組立体の後立面図である。 図16は、図15A-15Hのドア組立体のラッチ組立体の分解図である。 図17Aは、図16のラッチ組立体のハウジングの後斜視図である。 図17Bは、図16のラッチ組立体のハウジングの前斜視図である。 図17Cは、図16のラッチ組立体のハウジングの前立面図である。 図17Dは、図16のラッチ組立体のハウジングの右立面図である。 図17Eは、図16のラッチ組立体のハウジングの左立面図である。 図17Fは、図16のラッチ組立体のハウジングの上面図である。 図17Gは、図16のラッチ組立体のハウジングの底面図である。 図18Aは、図16のラッチ組立体のパドルの前斜視図である。 図18Bは、図16のラッチ組立体のパドルの後斜視図である。 図18Cは、図16のラッチ組立体のパドルの後立面図である。 図18Dは、図16のラッチ組立体のパドルの右立面図である。 図18Eは、図16のラッチ組立体のパドルの左立面図である。 図18Eは、図16のラッチ組立体のパドルの底面図である。 図18Gは、図16のラッチ組立体のパドルの上面図である。 図19Aは、図16のラッチ組立体のローターの後斜視図である。 図19Bは、図16のラッチ組立体のローター前斜視図である。 図19Cは、図16のラッチ組立体のローターの後立面図である。 図19Dは、図16のラッチ組立体のローターの右立面図である。 図19Eは、図16のラッチ組立体のローターの底面図である。 図20Aは、図16のラッチ組立体のロックバレルの前斜視図である。 図20Bは、図16のラッチ組立体のロックバレルの後斜視図である。 図21Aは、解錠・閉鎖状態で示す図16のラッチ組立体の後立面図であり、ラッチ組立体の様々な面が切り取られて、ロックバレルとローターとの間の相互作用を示す。 図21Bは、図21Aのラッチ組立体の別の図であり、ラッチ組立体は解錠・開放状態で示す。 図21Cは、図21Aのラッチ組立体の別の図であり、ラッチ組立体は、施錠・閉鎖状態で示す。 図22Aは、解錠・閉鎖状態で示す図16のラッチ組立体の底面図である。 図22Bは、解錠・開放状態で示す図16のラッチ組立体の底面図である。 図22Cは、施錠・閉鎖状態で示す図16のラッチ組立体の底面図である。 図23Aは、解錠・閉鎖状態で示す図16のラッチ組立体の断面図である。 図23Bは、解錠・開放状態で示す図16のラッチ組立体の断面図である。 図23Cは、施錠・閉鎖状態で示す図16のラッチ組立体の断面図である。 図24Aは、解錠・開放状態で示す図16のラッチ組立体の別の断面図である。 図24Bは、解錠・開放状態で示す図16のラッチ組立体の更に別の断面図である。 図25Aは、ノンロック式ラッチ組立体を有するドア組立体の第3の代表的実施形態の前斜視図である。 図25Bは、ドア組立体の後斜視図である。 図25Cは、ラッチ組立体がドアから分離された状態のドア組立体の別の前斜視図である。 図25Dは、ラッチ組立体がドアに部分的に組み立てられた状態のドア組立体の別の前斜視図である。 図26Aは、図25A~25Dのラッチ組立体(爪を含む)の斜視図である。 図26Bは、図25A~25Dのラッチ組立体(爪を含む)の前立面図である。 図26Cは、図25A~25Dのラッチ組立体(爪を含む)の右側面図である。 図26Dは、図25A~25Dのラッチ組立体(爪を含む)の左側面図である。 図26Eは、図25A~25Dのラッチ組立体(爪を含む)の後面図である。 図27は、図25A~25Dのドア組立体のノンロック式ラッチ組立体の分解図である。 図28Aは、残りの構成要素を明らかにするためにパドルを破線で示す、図27のラッチ組立体の上面図である。 図28Bは、線28B-28Bに沿って見た図28Aのラッチ組立体の断面側面図である。 図29Aは、図27のラッチ組立体のパドルの前斜視図である。 図29Bは、図27のラッチ組立体のパドルの前立面図である。 図29Cは、図27のラッチ組立体のパドルの後立面図である。 図29Dは、図27のラッチ組立体のパドルの左立面図である。 図29Eは、図27のラッチ組立体のパドルの右立面図である。 図29Fは、図27のラッチ組立体のパドルの底面図である。 図30Aは、図27のラッチ組立体のハウジングの前斜視図である。 図30Bは、図29のラッチ組立体のハウジングの前立面図である。 図30Cは、図27のラッチ組立体のハウジングの後立面図である。 図30Dは、図27のラッチ組立体のハウジングの底面図である。 図30Eは、図27のラッチ組立体のハウジングの左立面図である。 図30Fは、図27のラッチ組立体のハウジングの右立面図である。 図31Aは、図27のラッチ組立体のローターの後斜視図である。 図31Bは、図27のラッチ組立体のローターの後立面図である。 図31Cは、図27のラッチ組立体のローターの前立面図である。 図31Dは、図27のラッチ組立体のローターの上面図である。 図31Eは、図27のラッチ組立体のローターの右立面図である。 図31Fは、図27のラッチ組立体のローターの左立面図である。 図32は、図25A~25Dのドア組立体に使用するためのロック式ラッチ組立体の第4の代表的実施形態の分解図である。 図33Aは、図32のラッチ組立体を組み立てるためのステップの順序を示す。 図33Bは、図32のラッチ組立体を組み立てるためのステップの順序を示す。 図33Cは、図32のラッチ組立体を組み立てるためのステップの順序を示す。 図33Dは、図32のラッチ組立体を組み立てるためのステップの順序を示す。 図33Eは、図33Dのラッチ組立体の詳細図である。 図34Aは、施錠構成で示す図32のラッチ組立体の前立面図である。 図34Bは、施錠構成で示す図32のラッチ組立体の断面側面図である。 図34Cは、施錠構成で示す図32のラッチ組立体の別の断面側面図である。 図35Aは、解錠構成で示す図32のラッチ組立体の前立面図である。 図35Bは、解錠構成で示す図32のラッチ組立体の断面図である。 図35Cは、解錠構成で示す図32のラッチ組立体の別の断面図である。 図36Aは、図32のロック式ラッチ組立体の電子ロック組立体の前斜視図である。 図36Bは、図32のロック式ラッチ組立体の電子ロック組立体の後斜視図である。 図37Aは、図32のロック式ラッチ組立体のデッドボルトの斜視図である。 図37Bは、図32のロック式ラッチ組立体のデッドボルトの前立面図である。 図37Cは、図32のロック式ラッチ組立体のデッドボルトの上面図である。 図37Dは、図32のロック式ラッチ組立体のデッドボルトの底面図である。 図37Eは、図32のロック式ラッチ組立体のデッドボルトの右立面図である。 図37Fは、図32のロック式ラッチ組立体のデッドボルトの左立面図である。 図38は、図32のロック式ラッチ組立体のバネの斜視図である。 図39は、図32のロック式ラッチ組立体のパドルを施錠するための別の配列体の斜視図であり、別の配列体はモーター駆動時計バネを備える。 図40は、図32のロック式ラッチ組立体のパドルを施錠するための別の配列体の斜視図であり、別の配列体はモーター駆動偏心部材を備える。 図41は、モーター駆動三日月カムを備える図40の配列体のための別のモーター駆動偏心部材を示す。 図42は、図32のロック式ラッチ組立体のパドルを施錠するための更に別の配列体の概略図であり、別の配列体はモーター駆動ラックアンドピニオンを備える。 図43は、図32のロック式ラッチ組立体のパドルを施錠するための更に別の配列体の概略図であり、別の配列体はバネによって付勢されるモーター駆動ラックアンドピニオンを備える。 図44は、図32のロック式ラッチ組立体のパドルを施錠するための更に別の配列体の概略図であり、別の配列体は、ラックから延びる一体成形バネ(living spring)によって付勢され静止ポストによって係合されるモーター駆動ラックアンドピニオンを備える。 図45Aは、第5の代表的実施形態に従った、図25A~25Dのドア組立体に使用するための部分的に組み立てられたロック式ラッチ組立体の前面図である。 図45Bは、第5の代表的実施形態に従った、図25A~25Dのドア組立体に使用するための部分的に組み立てられたロック式ラッチ組立体の左側面図である。 図45Cは、第5の代表的実施形態に従った、図25A~25Dのドア組立体に使用するための部分的に組み立てられたロック式ラッチ組立体の右側面図である。 図45Dは、第5の代表的実施形態に従った、図25A~25Dのドア組立体に使用するための部分的に組み立てられたロック式ラッチ組立体の側面図である。 図46は、図45Aのロック式ラッチ組立体の分解図である。 図47は、図45Aのロック式ラッチ組立体のバネ、ローター及びベースハウジングを組み立てるための代表的手順を示す。 図48は、図45Aのロック式ラッチ組立体のバネ、ローター及びベースハウジングを組み立てるための代表的手順を示す。 図49は、図45Aのロック式ラッチ組立体のバネ、ローター及びベースハウジングを組み立てるための代表的手順を示す。 図50は、図45Aのロック式ラッチ組立体のバネ、ローター及びベースハウジングを組み立てるための代表的手順を示す。 図51は、図45Aのロック式ラッチ組立体のバネ、ローター及びベースハウジングを組み立てるための代表的手順を示す。 図52は、図45Aのロック式ラッチ組立体のバネ、ローター及びベースハウジングを組み立てるための代表的手順を示す。 図53は、図45Aのロック式ラッチ組立体のベースハウジングを示す。 図54Aは、図45Aの組立て済みロック式ラッチ組立体の断面側立面図であり、閉鎖位置のラッチ組立体を示す。 図54Bは、図45Aの組立て済みロック式ラッチ組立体の断面側立面図であり、開放位置のラッチ組立体を示す。 図55は、図25A~25Dのドア組立体に使用するためのロック式ラッチ組立体の第6の代表的実施形態の底面図である。 図56Aは、図55のロック式ラッチ組立体に接続された爪を示す。 図56Bは、図55のロック式ラッチ組立体に接続された爪であり、回転したロック式ラッチ組立体を示す。
本発明について本出願において具体的実施形態を参照して図示し説明するが、本発明は示される細部に限定されることを意図しない。様々な修正を、請求項の同等物の範囲内で本発明から逸脱することなく細部に加えることができる。
第1実施形態
本発明の形態を組み込むドア組立体100の第1実施形態を図1A~14Bに示す。ドア組立体100は、概略的に、ドア102(その前面パネルのみを示す)を含む。ドア102は、例えば車両用のグローブボックスのドアである。図示しないが、ドアは、車両のダッシュボードに形成された開口部などの開口部に取り付けられる。ドア12は、技術上既知の通り、開口部にヒンジ留めされ、閉鎖位置と開放位置との間で移動可能である。
ドア102の閉鎖位置において、ドアの前面107は、ダッシュボードの面と同一平面である。ドア102の開放位置において、ドア102は、ダッシュボードの面から突出する。ダッシュボードの開口部の周縁にストライカ(図示せず)が与えられる。
ドア102は、単体構成要素とするか又は一緒に取り付けられた複数の構成要素で構成できる。ドア102は、その前面107に概ね長方形の陥凹領域106を有する概ね長方形である。2つの突出部115及び119が、ドア102の裏面から後向き方向に外向きに突出する。
突出部115は、これを貫通して延びる開口を含む。中空正方形クリップ121が突出部115の開口に取り付けられる。クリップ121の各内向き面は、その中に位置付けられる爪の横断運動に対応できる弾性タブ129を含む。
突出部119は、図13Dから分かるように突出部119の残り部分より狭い自由端部131を有する。自由端131の後向き面に細長い陥凹部133又は溝が形成される。突出部115及び119の目的については、図13A~13Dを参照して詳しく説明する。
ラッチ組立体104は、解除可能にドア102を閉鎖位置で保持するためにドア102に取り付けられる。ラッチ組立体104は、ラッチ組立体のパドル400の前面がドア102の前面107に対して同一平面になるように又は僅かに陥凹するように少なくとも部分的にドア102の陥凹領域106内に位置付けられる。又は、パドル400は、設計上要求される場合には、僅かに又は著しく突出できる。ラッチ組立体104は、ドア組立体100の組立て方法に関して後で説明するように、ネジ切り締結具109及びラッチ組立体104のハウジング300のクリップ307によってドア102の陥凹領域106に取り付けられる。
締結具109はクリップ307と一緒に、ラッチ組立体104をドア102に取り付けるための手段を備える。取付けのための手段は様々であり得ることが分かるはずである。例えば、取付けのための手段は、例えば、複数のクリップ、複数の締結具、スナップ、クランプ、溶接、接着剤、返し、スロット、プロング又は面、又はラッチ組立体104をドア102に取り付けるために使用できるその他の任意の装置を備えることができる。
図1B、14A及び14Bを見ると、ラッチ組立体104の少なくとも一部は、ローター500及び2つの爪112及び114を含めて、ドア102の後面110から陥凹領域106に形成された開口部113を通過して突出する。爪112及び114は、車両開口部のストライカに解除可能に係合するように構成される。爪112及び114がストライカと係合したとき、ドア102は、閉鎖位置に維持される。爪112及び114のそれぞれの自由端部112a及び114aとそのそれぞれのストライカとの間の係合は、ドア102が閉鎖位置から開放位置へ移動されるのを防止する。爪112及び114がストライカから分離されたとき、ドア102は、開放位置に維持されるか、又は容易に開放位置へ移動できる。
各爪112及び114の自由端部112a及び114aの反対側に、それぞれ、ラッチ組立体104のローター500に接続されるポスト120及び127が在る。図14Aに示すように、爪112のポスト120は、爪112の端部から延びるシャフト128aと、シャフト128aの自由端部の球状部分128bと、シャフト128aと球状部分128bとの間に形成された環状溝128cとを含む。明確には図示しないが、爪114のポスト127が実質的にポスト120と同一であることが分かるはずである。爪112及び114とローター500との間の接続は、任意のタイプの接続(固定又は解除可能)とすることができ、図示する接続に限定されない。
図1B及び13A~13Dを参照すると、爪114は、クリップ121を通過してドア102に位置付けられると共に、ドア102の突出部119上方に取り付けられる。爪114は、突出物119と相互作用するガイド区間123を含む。ガイド区間123は、爪114の幅広領域に形成された開口部124を含む。2つのプロング125が、開口部124の中へかつ開口部124の両側から相互へ向かって延びる。プロング125は、爪114の中心軸線E(図13A)に接近するがこれと交差しない。各プロング125は、V字形であり、V字形の頂点は中心軸線Eを指す。
プロング126は、プロング125が取り付けられる開口部124の両側に隣接する開口部124の側に形成される。プロング126は、軸線Eに沿って延びる。又、図13Aに示すように、プロング126は、プロング125を通り過ぎるように中心軸線Eに沿って所定の長さまで延びる。プロング126は、プロング125と126が図13Cに示すように相互に接触しないようにプロング125上方の所定の高さに位置付けられる。プロング125及び126は、爪114と一体とするか又は開口部124に取り付けられる別個の構成要素に設置できる。プロング125及び126は可撓性である。プロング125は、図13Dに示すように突出部119の自由端部131の両側と相互作用し、プロング126は、自由端部131に形成された陥凹部133と相互作用する。爪114と突出部119との間の相互作用については、図13A~13Dを参照して更に詳細に説明する。
図2は、ラッチ組立体104の分解図である。ラッチ組立体104の主要構成要素は、ベースハウジング300と、ユーザー操作パドル400と、ローター500と、ロックバレル600と、捩りバネ700及び800と、任意の2つの爪112及び114と、である。ベースハウジング300は、ドア102の前面に取り付け可能であり、ラッチ組立体104の操作時に所定の場所に固定された(即ち、静止した)ままである。パドル400は、ハウジング300の前面302に対して回動軸線A(図12C)の周りで回動可能に取り付けられる。ローター500は、ハウジング300の後面304に対して同心軸線B(図9C、10C及び11C)の周りで回転可能に取り付けられる。爪112及び114(ラッチ組立体104の一部を形成すると見なすことも見なさなないこともできる)は、ローター500に取り付けられる。ロックバレル600は、ハウジング300に取り付けられ、パドル400の開口部402と整列される。ロックバレル600は、ラッチ組立体104を施錠あるいは解錠するために設置される。ロックバレル600は、任意の構成要素であり、省略できる。捩りバネ700は、パドル400を図1Aに示すホーム位置に保持するためにパドル400に接続される。第2捩りバネ800は、ローター500をラッチ組立体104の閉鎖状態に対応する回転位置(即ち、爪112及び114がストライカと係合する)へ付勢するためにローター500に接続される。
次に、ラッチ組立体104の個々の構成要素について、更に詳しく説明する。
図3A~3Gは、ラッチ組立体104のベースハウジング300を示す。ベースハウジング300は、実質的に長方形体であり、これにラッチ組立体104の他の構成要素が取り付けられる。陥凹部301は、ハウジング300を通過して延びる(ラッチ組立体104がロックバレル600を含まない限り)。ロックバレル600の外側バレルは、陥凹部301内に固定される。
ベースハウジング300は、ドア102を取り付けるためのクリップ307を含む。クリップ307は、ハウジング300の1つの側に形成される。クリップ307は、ハウジング300の1つの側から外向きに延びる可撓性タブ又はプロングである。クリップ307は、本出願において保持特徴部と呼ぶこともでき、保持特徴部は、例えば、ポスト、面、クランプ、スロット又は突出部とすることができる。
2つの円弧形リブ310は、ハウジング300の側壁311から突出する。リブ310は、パドル400の側壁311に配置された対応する円弧形スロット404内に位置付けられるように構成される。スロット404は、パドル400がハウジング300に対して回動できるように(図12Aと12Bを比較せよ)リブ310より長い(長さで又は弧長で計測して)。パドル400は、スロット404とリブ310との間の係合によってハウジング300に対して軸線Aの周りで回動できる。
リブ310は、より概略的に、ハウジング300のパドル取付け部分と呼ぶことができる。ハウジング300とパドル400との間の接続は、図示し説明するものとは異なる可能性があることが分かるはずである。例えば、パドル400は、例えばポスト、クリップ、シャフト、締結具、ピン又はヒンジによってハウジング300に接続できる。
中空シリンダ312が、ハウジング300の後面304から後向きに突出する。シリンダ312は、陥凹部301と共線的であり、シリンダ312の内部は陥凹部301の少なくとも一部分を形成する。シリンダ312は、シリンダ312の対向する側に位置付けられる2つの可撓性プロング314によって中断される。各プロング314は、その端部に返し316を含み、各プロング314は、シリンダ312に対して屈曲するように構成される。返し316は、ローター500に形成されたスロット506に接続するように構成される。返し316とそのそれぞれのスロット506との間の係合は、ローター500をハウジング300に保持する。スロット506は、ローター500がハウジング300から外れることなくハウジング300に対して回転できるように返し316より長い(長さ又は弧長で計測して)(図9C、10C及び11Cを比較せよ)。
ハウジング300とローター500との間の係合は異なる可能性がある。例えば、プロング314は、ローター500に形成されたスロットに固定(可撓的ではなく)され、キー留めできる。又、シリンダ312と円筒形内壁501によって形成された中空空間530との間の境界面は、図示するようにシリンダ312の外径ではなくシリンダ312の内径がローター500と境界を成すように切り換えできる。
シリンダ312及びプロング314は、より概略的にハウジング300のローター取付け部分と呼ぶことができる。ハウジング300とローター500との間の接続は、図示し説明するものとは異なる可能性があることが分かるはずである。例えば、ローター500は、例えばポスト、クランプ、返し、面、締結具、クリップ又はシャフトによってハウジング300に接続できる。
ハウジング300のローター取付け部分、ローター500及びロックバレル600は、軸線Bに沿って少なくとも部分的に相互に重なり、同じ軸線Bに沿って同心に整列される。この配列の結果、ラッチ組立体104の奥行D(図9B)が減少し、その結果、ラッチ組立体104を収容するために必要なグローブボックスドア102の陥凹部106の奥行が減少し、その結果、グローブボックスの中の利用可能な保管空間が増大する。逆に、ローター取付け部分、ローター及びロックバレルが相互にオフセットし、重ならない場合、この配列の結果、ラッチ組立体の奥行が増大し、拡大したラッチ組立体を収容するために必要なグローブボックスドア102のの陥凹部106の奥行が増大し、グローブボックスの中の利用可能な保管空間が増大する。
整列ピン318(図3A)が、ハウジング300の後面304から突出する。各ピン318は、整列のためにドア102に配置された孔130(図1B)の中へ挿入されるように構成される。
2つのトラック320が、ハウジング300の対向する側壁311に形成される。パドル400のポスト407は、パドル400を回動するとそれぞれのトラック320を進行する。ポスト407は、トラック320と相互作用して、設定点を越えるパドル400の回動を制限し、パドル400がハウジング300から分離するのを防止するのを助ける。各トラック320は、側壁311に形成された刻み目である。トラック320は、ハウジング300の後面304の下面に形成されるショルダ317に少なくとも部分的に形成される。
図4A~4Gは、ラッチ組立体104のパドル400を示す。パドル400は、壁の形式の実質的に長方形の前面410を含む。ロックバレル600を収容するための開口部402が、面410に形成される。開口部402は、ロックバレル600が省略される場合には省略できる。スロット404から最も遠い前面410の端部412は、ラッチ組立体104の使用者が掴むように構成される。対向する側壁414及び416は、前面410から下向きに突出する。側壁414は、2つのスロット404の一方、及びスロット404に隣接する場所で壁414から下向きに延びる丸みのある脚420を含む。丸みのある脚420は、後で説明するようにローター500を回転するように構成される。2つのポスト407の一方は、側壁414の底縁から内向きに側壁416へ向かって延びる。側壁416は、2つのスロット404の他方を含む。2つのポスト407の他方は、側壁416の底縁から内向きに側壁414へ向かって延びる。上述のように、各ポスト407は、ラッチ組立体104の組立て済み形態においてハウジング300のトラック320の一方内に位置付けられる。
図5A~5Gは、ラッチ組立体104のローター500を示す。ローター500は、バネ800の付勢に対抗してハウジング300に対して回転できる実質的に円形体である。2つの三日月形陥凹部510a及び510b(個々に又はまとめて陥凹部510と呼ぶ)が、ローター500の周縁に形成される。各陥凹部510は、それぞれ爪112及び114のポスト120及び127の一方に解除可能に結合されるように構成される。ポスト120及び127は、操作時に、陥凹部510から分離されることなく陥凹部510内で回動できる。
各陥凹部510は、非連続的周縁を有するC字形クリップによって形成される。非連続的周縁は、開口部511を形成し、これを通過して、ポスト120又は127は、C字形クリップの中へ(ポストをローターと噛み合わせる1つの方法に従って)挿入できる。図5Bに示すように、環状リブ513が各陥凹部510の周縁の周りに突出する。リブ513は、ローター500の前面と後面との間に位置付けられる。組み立てられた形態において、リブ513は、爪112及び114のそれぞれの陥凹部128c内に位置付けられる。
様々な先行技術の設計は、爪の陥凹部に結合されるポストをローターに含む(即ち、ラッチ組立体100におけるポスト及び陥凹部の配列と反対)。ポスト120及び127を爪112及び114に、又ポスト120及び127を受け入れるための陥凹部510をローター500に位置付けることによって、急速な減速又は衝突の際に爪120及び127を付勢してローター500と係合させる機能を与える。この配列は、他の剛性も与えて、爪112を回動することなく爪112を回転できるようにする。
ローター500は、段付き面を有する底壁512を含む。底壁512は、ラッチ組立体104の組立て済み形態において、ハウジング300の後向き面304に対して実質的に平行を向く。実質的に円筒形の内壁501及び実質的に円筒形の外壁503は、底壁512から直角に突出する。
環状陥凹部又は溝502が、ローター500の前向き面に壁501と503との間に形成される。陥凹部502は、バネ800のコイル体を受け入れるサイズを持つ。陥凹部504は、環状陥凹部502と交差し、これに対して接線方向を向く。陥凹部504は、ローター500の周縁に形成され、ショルダ505は、陥凹部504がローター500の周縁面507と交差する場所に形成される。バネ800の自由脚の1つは、陥凹部504の中に位置付けられて、ショルダ505に着座する。
2つのスロット506が、ローター500の内壁501の底部に形成される。スロット506は、内壁501の円周に沿って円周方向に相互に対向して位置付けられる。上述のように、ハウジング300の返し316は、ローター500がハウジング300に回転式に取り付けられるようにスロット506に接続するように構成される。スロット506は、底壁512の中まで延びる。操作時に、ローター500は、スロット506の端部がハウジング300の固定返し316に接触するまで回転できる。上述のように、ハウジング300(及びその返し316)は静止しており、ローター500は静止するハウジング300に対して回転する。
中空空間530が、ロックバレル600の端部を受け入れるために内壁501によって形成される。ポスト514が、底壁512の中心から上向きに内壁501と同じ方向に突出する。三日月形開口部515が、底壁512を貫通する。ロックバレル600のポスト604は、三日月形開口部515の中に移動可能に位置付けられる。三日月形開口部515は、2つの対向する端部515a及び515bを限界とする三日月形スロットを含む。三日月形開口部515の中心軸線は、ローター500の回転軸線Bと実質的に整列する。ポスト514は、ポスト604と開口部515との間の境界面におけるローター500の剛性を増大するように構成される。
軸受け面520が、ローター500の周縁面507に形成される。操作時に、パドル400の脚420は、軸受け面520を押圧して、後に説明するようにバネ800の付勢に対抗してローター500を回転させる。
ハウジング300、パドル400及びローター500の1つ又はそれ以上は、プラスチック製として、射出成形工程で形成されるか、又は金属(アルミニウムなど)製として、例えば鋳造工程で形成できる。他の許容可能な材料及び材料成形工程が当業者には周知である。
図6A及び6Bは、ラッチ組立体104のロックバレル600を示す。ロックバレル600は、ハウジング300に回転可能に取り付けられ、パドル400の開口部402と半径方向に整列される。ロックバレル600の上端に形成されたショルダ602は、ハウジング300の前向き面302に着座する。ロックバレル600の外側体は、ハウジング300に対して回転式に固定される。ロックバレル600は、ハウジング300及びロックバレル600の外側体に対して回転できる内部シリンダ603を含む。ポスト604は、内部シリンダ603から延びて、内部シリンダ603と一緒に回転できる。ロックバレル600は、シリンダ603に対して横断方向に伸縮するように構成される一連の内部ウェーハー607を除いて、ソリッド体である。
ポスト604は、ロックバレル600の後面から延びる。ポスト604は、技術上既知のように、適切な鍵(図示せず)が内部シリンダ603の鍵穴605の中へ挿入されて、ロックバレル600の内部シリンダ603内で回されると、ロックバレル600の中心軸線Bの周りで回転可能である。三日月形陥凹部606が、ロックバレル600の後端においてポスト604に隣接する場所に形成される。組立て済み形態において、ローター500のポスト514は、陥凹部606内に移動可能に着座する。
内部ロックシリンダ603は、技術上既知のように、鍵を使用して解錠状態と施錠状態との間で移動するように構成される。ロックバレル600の施錠状態において、パドル400は、図1Aに示すホーム状態から軸線Aの周りで回転するのを防止される。鍵を入れると、ウェーファー607が収縮してハウジング300から外れて、ロックバレル600が鍵と一緒に回転できるようにする。解錠状態において、パドル400は、使用者によって図1Aに示すホーム位置へ及びホーム位置から回転できる。図1Aに示すパドル400のホーム位置において、爪112及び114はそれぞれのストライカと係合していることが分かるはずである。ロックバレル600は、パドル400のホーム状態において施錠も解錠もできる。
ロックバレル600は、図示し説明するものとは異なる可能性がある。非限定的例として、ロックバレル600は、電子作動とすることができる。別の例として、ロックバレルは、その全体をラッチ組立体104から省くことができる。ロックバレル600が省略される場合、パドル400は、孔402を必要としない。ポスト604の形状、位置及び構造は変更できる。ロックバレル600は、様々な様式でパドル400(又は他の構成要素)に取り付けできる。
図7は、ラッチ組立体104の捩りバネ700を示す。捩りバネ700は、パドル400を図1Aに示すホーム位置に保持するためにパドル400に接続される。パドル400のホーム位置において、パドル400の後向き面405(図4B)は、ハウジング300の前面302(図3B)に対面する(また、前面に対して平行である)。
捩りバネ700は、2つの自由端部704及び706を有するコイル体702を含む。自由端部704及び706は、コイル体702の中心軸線に対して各々平行を向く別個の軸線に沿って反対方向に延びる。
ラッチ組立体104の組立て済み形態において、コイル体702は、ハウジング300の前面302に形成された陥凹部303(図3B)内に位置付けられる。バネ700の端部704は、ハウジング300の開口内又は陥凹部303の面に当接して位置付けられ、バネ700の他方の端部706は、パドル400の後向き面405に当接して位置付けられる。
図8は、ラッチ組立体104の捩りバネ800を示す。捩りバネ800は、ラッチ組立体104の閉鎖状態(即ち爪112及び114がストライカと係合する)に対応する回転位置へローター500を付勢するためにローター500に接続される。
捩りバネ800は、2つの自由端部804及び806を有するコイル体802を含む。自由端部804及び806は、各々コイル体802の中心軸線Bに対して平行を向く別個の軸線に沿って反対方向に延びる。ラッチ組立体104の組立て済み形態において、バネ800のコイル体802は、上述のようにローター500の前面に形成されるた環状陥凹部502内に取り付けられる。
図示しないが、パドルをホーム位置へ移動するとき音の発生を抑制するために、柔軟性材料で形成されたバンパをパドル400の後面とハウジング300の上面との間に着座できる。
ラッチ組立体104の組立てプロセスを参照すると、ロックバレル600は、外側バレル300がハウジング300に固定され、ロックシリンダ603(及びポスト604)がハウジング300に対して回転できるように、ハウジング300の陥凹部301の中に取り付けられる。
バネ800のコイル体802は、ハウジング300のシリンダ312に被せて取り付けられる。バネ800の自由端部806は、ハウジング300のスロット306内に位置付けられる。その後、ローター500は、ハウジング300のシリンダ312に被せて移動される。バネ800の自由端部804は、ローター500の陥凹部504の中へ位置付けられる。ローター500を回転して、それによってバネ800を巻く。ローター500は、シリンダ312上で引き続き移動され、ハウジング300の返し316がローター500のスロット506に保持されるような位置まで回転される。
バネ700のコイル体702は、ハウジングの前面302に形成された陥凹部303(図3B)内に位置付けられる。バネ700の端部704は、ハウジング300の開口内に又は陥凹部303の面に当接して位置付けられる。パドル400は、リブ310をパドル400のそれぞれのスロット404内に位置付けることによってハウジング300に取り付けられる。バネ700の他方の端部706は、パドル400の後向き面404に当接して位置付けられる。バネ700の端部706がパドル400に接触する点は、パドル400をホーム位置へ付勢するように軸線Aの後方である。
パドルの組立て前に、ハウジングとパドルの下面との間のバンパとして作用するために別個のエラストマー系要素を設置できることが分かるはずである。これは、パドルの解除時のノイズを軽減するのに役立つ。
又、ロックバレル600は、組立体全体がドアシステムに設置され取り付けられてから、最後に設置できる。応用は、車両生産ラインの終了付近で設置されるロックバレルを含むことができる。これは、ロックがもっと前に設置されて完成ユニットとして供給されることを排除するものではなく、このような場合でもパドルが設置されるまではロックは設置されそうもない。
更に、ロックシリンダの保持ウェファーにアクセスできるようにする通路がハウジング(309付近)に形成されることが分かるはずである。この方法によって、パドルが完全回転まで開放されたとき、ツールはロックシリンダ保持ウェファーへの接近でき、ロックシリンダの取外し及び整備が可能になる。
ラッチ組立体104は、こうして組み立てられて、ドア102に組立ててドア組立体100を形成するための準備が整う。
ドア組立体100を組み立てる際、ラッチ組立体104(組立て済み)は、ハウジング300のクリップ307がパチッと鳴る、クリップ留めされる又はスロット122(図1B)と係合するまで、ドア102の開口部113へ向かって移動される。その後、ハウジング300の後面304はドア102の前面に当接されて、ハウジング300のピン318はドア102の孔130(図1B)内に位置付けられる。締結具109は、ドア102の後側からドアの孔117を通過してハウジング300の後面304の孔309の中へ移動される。締結具109は、ハウジング300の孔309にネジ式に締結され、それによって、ラッチ組立体104をドア102に固定する。
ラッチ組立体104のドア102への組立ては、ドア102の後面から係合されする単一の締結具109のみで上述のスナップ係合(部品307及び122によって)によって行われる。この取付け方法は、組立てプロセスを容易にし、同時に組立てを正確にできる。
爪112のポスト120は、ローター500の陥凹部510a内に取り付けられる。爪114の端部114aは、クリップ121(図1B)の開口部を通過して位置付けられる。爪114のポスト127は、その後ローター500の陥凹部510b内に取り付けられる。
図14A及び14Bから分かるように、ポスト120及び127は、相互に直交する2つの異なる方向からそれぞれの陥凹部510の中へ挿入できる。特に、図14Aに示すように、ポスト120及び127は、前後方向にそれぞれの陥凹部510の中へ挿入できる。図14Bに示すように、ポスト120及び127は開口部511を介して右左方向にそれぞれの陥凹部510の中へ挿入できる。それぞれの陥凹部510の中でのポスト120及び127の噛合う向きは、ポスト120及び127がその陥凹部510から偶発的に分離されるのを防止する。
爪114のガイド区分123は、ドア102の突出部119の自由端部に乗る。
ドア組立体100は、これで組立て完了し、操作の準備が整う。ラッチ組立体104及びドア組立体100の組立てについての上の説明は、どのステップ又はステップの順序にも限定されず、本発明の範囲及び主旨から逸脱することなく説明するものとは異なる可能性がある。
次に図9A、9B、9C及び12Aに示すラッチ組立体104の閉鎖・施錠位置から始まるドア組立体100を操作する方法を参照すると、ロックバレル600は施錠状態に維持されるので、パドル400は、上記の図面に示すホーム位置から外向きに回動するのを防止される。特に、図9Cから分かるように、パドル400は、ロックバレル600のポスト604がローター500の三日月形開口部515の端部515aに当接して位置付けられるので、外向きに回動するのを防止される。組立体104が施錠位置に維持されたままで使用者がパドル400を回動しようとすると、パドル400の丸みのある脚420は、ローター500の軸受け面520を押圧し、それによって、ローター500を左回りに(図9Cのラッチ組立体の後から見て)回転させることになる。但し、ローター500はロックされたポスト604と三日月形開口部515の端部515aとの間の係合によって左回りの回転を防止される。ロックバレル600は、パドル400を開放位置へ回動できるようにする前に解錠されなければ(それによってポスト604を移動しなければ)ならない。
次に図10A、10B、10C及び12Aを見ると、使用者は、ロックバレル600の鍵穴605の中へ鍵を入れて、ロックシリンダ603を回転し(図10Cの矢印)、それによって、技術上既知のようにロックバレル600を施錠状態から解錠状態へ逆転する。図9Aと10Aの鍵穴605の向きを比較せよ。図10Cから分かるように、ロックシリンダ603を解錠すると、ロックバレル600のポスト604はローター500の開口部515の端部515aから離れるように移動し、開口部515内で中心に(実質的に中心に)寄る。この段階で、ラッチ組立体104は、まだ閉鎖位置にあるが、ポスト604はもはやローター500の開口部515の端部515aに当接していないので、ローター500は左回りに回転できる。ラッチ組立体104の閉鎖位置において、ドア組立体100は、下で説明するように、パドル400を回転しなければドア組立体100が取り付けられている自動車の開口部に対して移動できない。
図11A、11B、11C及び12Bを見ると、ラッチ組立体104を開放位置へ移動するために、使用者は、バネ700の付勢に対抗してパドル400を軸線Aの周りで外向きに(図12Bの矢印)回転する。パドル400が外向きに回転されるとき、スロット404は、ハウジング300のそれぞれのリブ310を覆ってスライドする。図11Bに示すように、パドル400は、ロックバレル600に対して回転する。同時に、パドル400の丸みのある脚420ローター500の軸受け面520を押圧して、それによってローター500を左回りに(図11Cのラッチ組立体の後から見て)回転させる。ローター500は、ポスト604がローター500の開口部515の端部515aから離間するので、バネ800の付勢に対抗して左回りに自由に回転できる。
ローター500が回転するとき、ローター500のスロット506は、ハウジング300のプロング314上を進行する。又、ローター500が回転するとき、爪112及び114は、ハウジング300へ向かって内向きに移動する(図10B及び11Bの距離D1とD2を比較せよ)。爪114が内向きに移動するとき、プロング125(図13D)突出部119の側面に沿ってスライドする。ポスト120及び127は、ローター500のそれぞれの陥凹部510に対して回転できる。
パドル400及びローター500の開放位置への回転は、(i)プロング314がそれぞれのスロット506の端部を押圧するとき、(ii)リブ310がそれぞれのスロット404の端部を押圧するとき、及び/又は(iii)パドル400のポスト407がハウジング300のショルダ317に接触するとき、停止する。この時点で、パドル400の脚420は、ローター500の軸受け面520と接触したままであり、ローター500から外れるのを防止する。ラッチ組立体104の開放位置において、ドア組立体100は、ドア組立体100が取り付けられる自動車の開口部に対して移動できる。
使用者がパドル400を離すと、バネ700はパドル400を図12Aに示すホーム位置へ戻す。同時に、バネ800は、ローター500を右回りに図10Cに示す開始位置へ回転させて戻す。バネ800は、又、脚420と軸受け面520との係合によって、パドルをホーム位置へ戻す。ローター500が右回りに回転するとき、それぞれ爪112及び114の端部112a及び114aがドア組立体100が取り付けられる自動車の開口部のストライカ(図示せず)と係合できるように、爪112及び114は、外向きにハウジング300から離れる方向に移動する。
使用者は、その後ドア組立体100を閉鎖し、それによって、自動車の開口部を隠して、それぞれ爪112及び114の端部112a及び114aを自動車の開口部のストライカ(図示せず)と係合させる。
ロックバレル600は、この段階ではまだ解錠状態である。使用者は、ロックバレル600の鍵穴605の中へ鍵を挿入して(まだ挿入していなかった場合)、ロックシリンダ603を回転し、それによって技術上既知のようにロックバレル600を解錠状態から施錠状態へ逆転できる。ロックシリンダ603を施錠することによって、ロックバレル600のポスト604をローター500の開口部515の端部515aへ向かって移動してこれを押圧し、それによって、ローター500が左回りに回転すること及びラッチ組立体104が開放されることを防止する。ラッチ組立体104の施錠状態において、爪、パドル及びローターは、全て所定の位置にロックされて、回転を防止される。この特徴は、衝突時の安全及び性能を改良し、BSR(bump-バン、squeak-キーキー、rattle-ガタガタ、言う音)を減少できる。
次に図13A~13Dを参照すると、通常の使用又は例えば事故によってドア組立体100が移動する場合、爪114のガイド区分123は、ドア102に対する爪114の意図せぬ偏向を制限する。特に、ガイド区分123のプロング125は、図13Dに示すように突出部119の自由端131の側面を締め付けて、爪114が軸線Fに沿って(図13D)偏向するのを制限又は防止する。ガイド区分123のプロング126は、突出部119の自由端131に形成された陥凹部133と相互作用して爪114が軸線Gに沿って(図13C)下向きに偏向するのを制限又は防止する硬質ストッパである。プロング125及び126は、多少の偏向に対応するために屈曲できる。プロング125及び126は、振動を受けた爪114の動き及び偏向を制限することによって爪114における振動及びノイズを軽減するのに役立つように構成される。
ラッチ組立体104及びドア組立体100の操作に関する上の説明は、ステップのいかなる順序にも限定されず、本発明の範囲及び主旨から逸脱することなく図示し説明するものとは異なる可能性があることが分かるはずである。
第2実施形態
本発明の形態を組み込むドア組立体900の第2実施形態を図15A~24Bに示す。ドア組立体900は、構造的にも機能的にも図1A~1Cのドア組立体100と同様であり、これらのドア組立体の間の相違についてのみ下で説明する。ドア組立体900の爪及び爪を支持するためのドア902の突出部は示さない。
ドア組立体900のラッチ組立体904は、ドア902を閉鎖位置に解除可能に保持するようにドア902に取り付けられる。図16は、ドア組立体900のラッチ組立体904の分解図である。ラッチ組立体904の主要構成要素は、ベースハウジング910と、ユーザー操作パドル912と、ローター914と、捩りバネ916及び918と、ロックバレル920と、任意に2つの爪(図示せず)である。
図17A~17Gに示すベースハウジング910は、ハウジング300と同様であり、これらのハウジングの間の主要な相違についてのみ下で説明する。1つの整列ピン930がハウジング910の後面932から突出する。ピン930は、ハウジング910の中心線に整列する。ピン930は、整列のためにドア902に配置された孔934(図15B)の中へ挿入されるように構成される。
2つのプロング936も、ピン930と同じ後面932の端部においてハウジング910の後面932から突出する。プロング936は、後面932の対向する角に位置付けられる。各プロング936は、その自由端部に返しを含み、締結具993(この図には示さず、図25Bに示す)を使用してドア902にベースハウジング910を取り付ける前に保持のためにドア902に配置された陥凹部938(図15B)の中へスナップ留めされるように構成される。締結具は、ドア902の孔940の中から案内され、ベースハウジング910(及びラッチ組立体904全体)をドア902に固定するためにハウジング910の孔942の中へネジ入れられる。
適切な設計及び制御によって、締結具を組立体から除外でき、プロングのみを使用することによってユニットをドアに保持できることが分かるだろう。
可撓性タブ又はプロングの形式のクリップ944が、ハウジング902の1つの側に形成され、ハウジング902の上記の側から外向きに延びる。リブ946が、クリップ944の中心線に沿って外向きに延びる。クリップ944は、ドア902の長方形陥凹領域949の側面に形成された陥凹部948の中へ挿入されるように構成される。陥凹部948の上端は、クリップ944のリブ946を受け入れるための溝950を含む。リブ946と溝950との間の係合は、ドア902へのラッチ組立体904の組立時の配置場所特徴として使用される。
ピン954は、ハウジング910の対向する側壁958及び959から突出する。ピン954は、パドル912に形成された行止り溝(blind channel)955(図18B)の中に受け入れられるサイズを持つ。貫通孔956が、ピン960を受け入れるためにハウジング910の側壁958及び959を貫通して形成される。図16に示すように、ピン960は、その中央領域に形成された環状レリーフ(又はカットアウト)962を有する。ラッチ組立体904の組立て済み形態において、ハウジング910の内面から延びる突出部964は、ピン960のレリーフ962内に着座する。ハウジング910の突出部964とピン960のレリーフ962との間の係合は、ピン960をハウジング910の貫通孔956内に保持する。ピン960は、パドル912をホーム位置へ付勢するためのバネ916のコイル体の中心を通過して位置付けられる。
ピン960は、又、本出願において説明されない他の方法によっても保持できる。
ロックバレル920を受け入れるための孔970は、ハウジング910を貫通して形成される。2つの内向きに延びる傾斜突出部972は、孔970の内円周に沿って直径方向に対向する位置に位置付けられる。突出部972は、ロックバレル920の面に係合して、ロックバレル920が孔970内で回転できるようにしながら、ロックバレル920を孔内970に固定するように構成される。
2つの内向きに延びる突出部972の使用については、ロックシリンダの設計の細部に対応するために必要に応じて数及び様式の両方を変更できる。
図18A~18Gに示すパドル912は、パドル400と同様であり、これらのパドルの間の主要な相違のみを下で説明する。パドル912は、対向する側壁973及び974を含む。円弧形行止り溝955が、各側壁973及び974に形成され、各溝955は、ハウジング910のピン954の1つを受け入れるためのサイズを持つ。別の円弧形溝976が、各側壁973及び974に形成され、各溝976は、ピン960の1つの端部を受け入れるためのサイズを持つ。
パドル912をハウジング910に組み立てる際、ピン954は、ハウジング910の孔956が円弧形溝976と整列するまで溝955の中へ挿入される。その後、ピン960は、溝976及び孔956を通過して、ピン960のレリーフ962がハウジング910の突出部964に係合して、それによってパドル912をハウジング910に固定するまで、挿入される。
次に図22A~22C、24A及び24Bを見ると、パドル912は、ハウジング910の周りを閉鎖位置(図22A)と開放位置(図22B)との間で回動できる。パドル912を閉鎖位置から開放位置へ回動すると、溝976は、ピン960上をスライドし、溝955はピン954上をスライドする。回動によって作られる弧は、同じ中心の周りの円弧に乗る2つの別個のピン(パドル912の側面ごと)によって画定される。溝955及び976の弧は同心である。
パドル912の開放位置において、ピン960は、溝976の端部を押圧し、パドル912の壁977(図18B)は場所981においてハウジング910の外壁979(図17B)を押し、それによって、パドル912が図示する開放位置を越えて更に回転するのを防止する。言い換えると、パドル912の開放位置において、パドル912の更なる回転は、ハウジング910の両端の特徴によって防止される。
ゴム又はプラスチックなどの軟質材料から形成されるバンパ983が、ハウジング910に形成された開口内に位置付けられる。バンパ983は、又、パドル912の閉鎖位置においてパドル912の下面に接触するように位置付けられる。バンパ983は、図23A及び23Cに示すようにパドル912が閉鎖位置へ戻されるときハウジング910とパドル912との間に発生するノイズを減少する。
ハウジング及びバンパは、上述のようにロック保持ウェファーへアクセスできるようにする指向溝又は通路を形成する。
図19A~19Eに示すローター914は、ローター500と同様であり、これらのローターの間の主要な相違についてのみ、下で説明する。ローター914は、円形底壁982を有する本体980を含む。2つの円弧形カットアウト984が、直径方向に対向する位置において壁982の外周を取り囲む。各カットアウト984は、ハウジング910の返し986の1つを受け入れるための拡大開口部985を含む。ハウジング910にローター914を組み立てる際、返し986は、まず、ローター914のそれぞれの拡大開口部985を通過して位置付けられ、ローター914は、返し986をそれぞれの開口部985から離間するために回転される。返し986は、ローター914をハウジング910に保持する。
返し986及び対応するカットアウト985は、設置向きを制御できるサイズを持つことができる。言い換えると、1つの返し及び1つの対応するカットアウトは、不正確な向きの設置を防止するために他の対より大きいサイズとすることができる。又、設置に必要な返しの数を変更することができる。
環状壁987は、底壁982の底面から延び、内部空間987aが環状壁987内に形成され、その中にロックバレル920の遠位端部が位置付けられる。直線リブ988が、後に説明するようにロックバレル920のポスト990と相互作用するために壁982の下側にかつ内部空間987a内に配置される。環状溝987bが壁987を取り囲み、バネ918を受け入れるサイズを持つ。
図20A及び20Bに示すロックバレル920は、ロックバレル600と同様であり、これらのロックバレルの間の主要な相違についてのみ下で説明する。ロックバレル920は、内部シリンダ994から延びて内側シリンダ994と一緒に回転できるポスト990(ポスト604と同様)を含む。ポスト990は、長方形の断面を有し、レリーフがその中に配置される。
図21A~21Cを見ると、図21Aに示すラッチ組立体904の解錠・閉鎖状態において、ロックバレル920のポスト990は、ローター914のリブ988から離間する。したがって、パドル912及びローター914は、開放位置へ向かって自由に回転できる。図21Bに示すラッチ組立体904の開放・解錠状態において、パドル912は、開放位置へ回動して、ローター914はパドル912によって回転された状態である。開放位置において、ロックバレル920のポスト990は、ローター914のリブ988から離間したまま(円周方向に)である。図21Cに示すラッチ組立体904の閉鎖・施錠状態において、ロックバレル920のポスト990は、ポスト990がローター914のリブ988を押圧するように回転して(即ち、ロックバレル920の中の鍵を回すことによって)、それによって、ローター914の左回りの回転を防止し(図21Cに示すように)、パドル912の開放位置への回転を防止する。
第3実施形態
本発明の形態を組み込むドア組立体1000の第3実施形態を図25A~31Fに示す。ドア組立体1000は、構造的にも機能的にも図15A~24Bのドア組立体900と同様であり、これらのドア組立体の間の相違のみについて下で説明する。
ドア組立体1000のノンロック式ラッチ組立体1004は、ドア1002を閉鎖位置に解除可能に保持するためにドア1002に取り付けられる。ドア組立体1000のラッチ組立体1004は、ラッチ組立体904と同様にドア1002に取り付けられる。
ドア1002にラッチ組立体1004を組み立てる手順は、ラッチ組立体1004をドア1102へ向かって移動する図25Cから始まる。図25Dにおいて、ラッチ組立体1004は、傾斜(toed)(angled)されドア1002と合わされ、ラッチのクリップ944は上述のようにドア1002の陥凹部948内に位置付けられる。図25Aにおいて、ラッチ組立体1004は、ラッチ組立体1004上のクリップがドア1002のそれぞれの開口部の中に接続するまでドア1002の陥凹部の中へ回し込む。図25Bにおいて、締結具993は、ドア1002及びラッチ組立体1004に取り付けられる。
図26A~26Eは、ラッチ組立体1004及びラッチ組立体1004に取り付けられた2つの爪1006及び1008を示す。爪1006及び1108は、ラッチ組立体104の爪と実質的に同様に作動する。
図27~28Bは、ドア組立体1000のノンロック式ラッチ組立体1004を示す。ラッチ組立体1004の主要構成要素は、ベースハウジング1010と、ユーザー操作パドル1012と、ローター1014と、捩りバネ916及び918と、任意に2つの爪1006及び1008(この図には示さない)と、である。ラッチ組立体1004とラッチ組立体904との間の共通特徴は、ここでは説明しない。
図29A~29Fに示すパドル1012は、パドル1012がその側面に正方形の開口部1015を含むことを除いて、パドル912と実質的に同様である。開口部1015は、図32~38の第4実施形態に示すロックバージョンのラッチ組立体1100のデッドボルトに使用される。図示しないが、パドル1012の開口部1015は、本発明の範囲から逸脱することなく、デッドボルトが押圧できる行止りポケット、レッジ又は軸受け面と取り換えできる。第3実施形態はノンロック式であり、開口部1015は、ノンロック式実施形態のためには特に役割はない。
図30A~30Fに示すベースハウジング1010は、ハウジング1010がその側面に正方形開口部1016を含む点を除いて、ハウジング910と実質的に同様である。正方形開口部1016は、図32~38の第4実施形態に示すロックバージョンのラッチ組立体1100のデッドボルトに使用される。更に、ハウジング1010の開口部1018は、ロックバージョンのラッチ組立体のロックバレルの別の様式(のみ)を受け入れるサイズを持つ。2つの外向きに突出するランプ1020及び1022が、ハウジング1010の上面及び底面に形成される。ランプ1022の曲率半径は、ランプ1020の曲率半径より小さい。各ランプ1020及び1022は、パドル1012の内面に形成される面又は窪みと相互作用して、ベースハウジング1010の周りでのパドル1012の回転を案内する助けとなるように構成される。図34Cから分かるように、図32~38の第4実施形態に示すロックバージョンのラッチ組立体1100を参照して説明するように、バネタブを保持するために、スロット1011がハウジング1010の底壁に形成される。
図31A~31Fに示すローター1014は、ローター1014がロックと相互作用するように構成される内部リブ(988と同様の)を含まない点を除いて、ローター914と同様である。
操作時に、図25Aに示すラッチ組立体1004の閉鎖位置から初めて、使用者は、バネ916の付勢に対抗して図25Dに示す伸張位置へパドル1012を外向き方向に回転する。パドル1012は、第2実施形態に関して説明するのと同じように作動する。パドル1012が外向きに回転されるとき、パドル1012の丸みのある脚1020はローター1014の軸受け面1022を押圧し、それによって、バネ918の付勢に対抗してローター1014を左回りに(図25Bのラッチ組立体の後から見て)回転させる。ローター1012が回転するとき、ローター1014のスロット1024は、ハウジング1010のプロング1026上を進行する。又、ローター1014が回転するとき、爪1006及び1008は、ハウジング1010へ向かて内向きに移動し、車両のダッシュボードのそれぞれのストライカから離間する。ラッチ組立体1004の開放位置において、ドア組立体1000は、ドア組立体1000が取り付けられる自動車の開口部に対して移動できる。
使用者がパドル1012を離すと、バネ916は、パドル1012を図25A及び25Bに示すホーム位置へ戻す。又、バネ918は、脚1020とローター1014の軸受け面1022との間の軸受け係合によってパドル1012をホーム位置へ戻す。パドル1012は、バンパ983に乗って、上述のようにBSRを防止する。ローター1014が右回りに回転するとき、爪1006及び1008は、爪1006及び1008の自由端部がそれぞれドア組立体1000が取り付けられる自動車の開口部のストライカ(図示せず)と係合できるように、ハウジング1010から離れて外向きに移動する。使用者は、ドア組立体1000を閉鎖し、それによって、自動車の開口部を隠して、爪1006及び1008の自由端部をそれぞれ自動車の開口部のストライカ(図示せず)と係合させる。
第4実施形態
本発明の形態を組み込むロック式ラッチ組立体1100の第4実施形態を図32~38に示す。ロック式ラッチ組立体1100は、図25Aのドア1002に使用できる。ラッチ組立体1100は、ラッチ組立体1100が閉鎖位置でドア1002を施錠するように構成される点を除いて、構造的及び機能的に図25A~31Fのノンロック式ラッチ組立体1004と同様である。
ロック式ラッチ組立体1100は、概略的に、ラッチ組立体1004の構成要素の全てを含み、更に、ラッチ組立体1100を選択的に施錠及び解錠するための電子ロック1102と、バネタブ1106の付勢に対抗して施錠位置と解錠位置との間でロック1102によって移動されるデッドボルト1104と、を含む。
電子ロック1102は、出力軸1111を有する電動モーターを収容するモーターハウジング1110を備える。所定数の歯を有する歯車1112は、歯車112が出力軸1111と一緒に回転するようにキー式にモーターの出力軸1111に非回転可能に接続される。モーターハウジング1110は、ハウジング1010の内部に形成されたバネタブ1019によってハウジング1010の孔1018に固定される。図示しないが、電子ロック1102は、車両の電源(例えば車両のバッテリ)への接続のための電線を含む。ローター1014は、中央開口部1025を有し、ワイヤはこれを通過できる。電子ロック1102又はこれに接続される受信ユニットは、送信器を有するキーフォブ(例えば)から無線で(例えば、短距離無線送信、Bluetooth(登録商標)、RFIDなど)コマンドを受信するように構成されるが、ロック1102は、車両内の有線接続を介してコマンドを受信することも可能である。ロック1102は、単純なスイッチを使用して電気的に制御することも可能である。ロック1102は、ドア組立体の外部からは見えない。
ロック1102は、手動で作動されるボタンまたはロックシリンダとすることができるので、より広義には「アクチュエータ」と呼ぶこともできる。
ロック1102のモーターは、システムがバックドライブできないように大きい歯車比(例えば、100:1)を有する。特に、大きい歯車比は、手で又は権限のない様式でラッチ組立体1100を解錠するためにデッドボルト1104がハウジング1010の中へ手で押し戻されるのを防止する。
図37A~37Fに示すデッドボルト1104は、少なくとも部分的に正方形又は長方形の断面を有する細長体である。具体的には、デッドボルト1104は、歯車1112に面する側に三角形の歯1116を有する軸方向に延びる第1端部1113を含む。図34Aから分かるように、歯1116は、ロック1102の歯車1112と噛み合うように構成される。軸方向に延びる第2端部1118は、第1端部1113に対して平行でこれから離間する。ショルダ1115が、端部1113と1118との間を横断して延びる。2つの平行のプロング1117が、ショルダ1115と第1端部1113の交差点においてショルダ1115から第1端部1113を横切る方向に延びる。
デッドボルト1104の第2端部1118は、デッドボルト1104が図34A及び34Bに示す伸張・施錠位置へ移動したとき、ラッチ組立体1100を施錠構成に保持するように構成される。具体的には、デッドボルト1104の施錠状態において、第2端部1118は、少なくとも部分的にハウジング1010の孔1016及びパドル1012の孔1015の両方を通過して位置付けられる。したがって、デッドボルト1104の第2端部1118、ハウジング1010の孔1016及びパドル1012の孔1015は、全て軸方向に整列される。
デッドボルト1104をハウジング1010の最も前方の縁1123(即ち、少なくとも部分的にピン960によって画定される回転軸線に対向するハウジング1010の縁)(図30F)においてパドル1102と係合することによって、パドルの回動点にもっと近くで作用する伝統的ロックに比べて最終ロック負荷を増大することが分かった。言い換えると、ラッチ組立体1100のロック強度は、パドルの回動点付近でパドルに係合するデッドボルトを有する伝統的パドルロックのロック強度より大きい。
図38に示すバネタブ1106は、金属又はプラスチックなどの薄い可撓性のかつ弾性の材料で構成される。バネタブ1106は、ハウジング1010に形成されたスロット1011に固定的に取り付けられる第1端部1120と、第1端部1120と反対側の第2端部1121とを備える。第2端部1121は、折り返されて、折り返しの間にギャップが形成される。図33Eから分かるように、組立て済み形態において、バネタブ1106の第2端部1121は、デッドボルト1104のプロング1117に取り付けられる。バネタブ1106は、静止ハウジング1010に対して可動デッドボルト1104を付勢するように構成される。具体的には、バネタブ1106は、それぞれ図34B及び35Bに示す施錠位置と解錠位置との間でデッドボルト1104を心立てするように付勢される。バネタブ1106は、別個の構成要素である必要はなく、同時成形してハウジング1010又はデッドボルト1104と一体とすることができる。又、バネは、渦巻バネ又は捩りバネなどの他の形態をとることができる。
図33A~33Eは、ロック1102、デッドボルト1104、バネタブ1106及びバンパ983をラッチ組立体1100の中に組み立てる順次的プロセスを示す。
作業時に、図34A及び34Bに示すラッチ組立体1100の閉鎖・施錠位置から初めて、デッドボルト1104の第2端部1118は、ハウジング1010の孔1016を通過してかつ少なくとも部分的にパドル1012の孔1015を通過して位置付けられるので、使用者がハウジング1010に対してパドル1012を回転するのを防止する。
使用者は、次にロック1102へ信号を送信し、それによってロック1102のモーターは歯車1112を右回りに(図34Aにおいて見て)回転させて、図35Aに示すようにバネタブ1106の付勢に対抗してパドル1012の孔1015から出るようにデッドボルト1104を並進させる。デッドボルト1104がパドル1012の孔1015から離れると、ラッチ組立体1100は解錠位置に維持される。使用者は、第3実施形態に関して説明したように、パドル1012を回転してドア1002を開放できる。
ドア1002を施錠する際、使用者は、ロック1102に信号を送信し、これによって、ロック1102のモーターは、歯車1112を左回り(図34A)に回転させ、図34Bに示すように、バネタブ1106の付勢に対抗してパドル1012の孔1015の中へデッドボルト1104を並進させる。デッドボルト1104がパドル1012の孔1015内に位置付けられたら、ラッチ組立体1100は施錠位置に維持される。
ロック1102及びデッドボルト1104は、パドル1012がデッドボルト1104によってロックされたときでも爪1006及び1008が並進できるように、爪1006及び1008及びローター1014から分離されることが分かるはずである。したがって、ドア1002は、ラッチ組立体1100が施錠されていても閉鎖位置へ移動できる。この特徴は、ラッチ組立体1100が施錠されているときドア1002が閉鎖された場合にラッチ組立体1100の破損を防止する。又、デッドボルト1104はデッドボルト1104が施錠又は解錠位置へ到達した時点で歯1116が歯車1112と噛み合わないような限定数の歯(例えば、1つ)を持つことが分かるはずである。その代わりに、歯車1112は、歯車1112又はデッドボルト1104を損傷することなく回転を継続できる。但し、歯車1112の回転が停止する時点で、バネタブ1106はデッドボルト1104を歯車1112の中心へ向かって引っ張って、歯1116を歯車1112の歯と係合させる。したがって、歯車1112の駆動方向が逆転すると、デッドボルト1104及び歯車1112は、デッドボルト1104を反対方向に移動できるように係合する。
バネタブ1106の付勢は、歯車の摩滅又はモーターの失速に対する保護としても役立つ。デッドボルト1104の歯1116がモーターの歯車1112から外れることができることによって、デッドボルト1104のストローク終点における過負荷を防止する。バネタブ1106は、必要に応じて逆作動するために歯1116と歯車1112の再係合を保証する。
第5実施形態
図45A~46Dは、図25A~25Dのドア組立体(又は同様のもの)などのドア組立体に使用するためのロック式ラッチ組立体1800の第5の代表的な実施形態を示す。ロック式ラッチ組立体1800は、図32のラッチ組立体1100と実質的に同様であり、これらの間の主要な相違のみを下で説明する。これらのラッチ組立体の共通の構成要素については、同じ参照符号を使用する。
ラッチ組立体1800のパドル1808は、開口1809を含み、これを通過して、ロックバレル(図示せず)は、ラッチ組立体1800を施錠又は解錠するように位置付けられる。ロックバレルに関する更なる詳細については、図6A及び6Bを参照して説明する。
図47~52は、図45Aのラッチ組立体1800の捩りバネ1806、ローター1804及びベースハウジング1802を組み立てるための代表的な順序を示す。図47及び48から始めて、バネ1806は、ローター1804の1つの側に形成された環状陥凹部1810の中にバネ1806のコイル部分を位置付けることによって、ローター1804に取り付けられる。バネ1806の1つの自由端部1811は、環状陥凹部1810から接線方向に延びる第1バネ取付け陥凹部1812の中に位置付けられる。図49を見ると、バネ1806の他方の自由端部1813は、ローター1804の周りに巻かれ、それによって、バネ1806のコイル部分を締め付け、ローター1804の側面に形成される第2バネ取付け陥凹部1814の中へ挿入される。ローター1804とバネ1806は、こうして組立部品を構成する。
次に図50及び51を見ると、ローター1804とバネ1806から成る組立部品は、図11Cの返しとスロットとの間の接続と同様に、ローター1804に形成されたそれぞれのスロット1818の中にハウジング1802の返し1816を位置付けることによって、ベースハウジング1802の下面に取り付けられる。図52を見ると、ローター1804は、ハウジング1802の返し1816の1つがローター1804に形成された突出面1820を覆って嵌るまで、矢印によって示す方向に回転される。その後、ローター1804とバネ1806の組立部品は、ハウジング1802に回転可能に接続される。バネ1806の自由端部1813は、ハウジング1802の外面に形成されたストッパ1822に当接して位置付けられる。バネ1806は、ローター1804を付勢して、図52の矢印の方向と逆の方向に回転させる。
次に図53~54Bを見ると、ロック式ラッチ組立体1800のベースハウジング1802は、その軸方向側面から延びる回転リミッタ1840を含む。各回転リミッタ1840は、図54Bに示す開放位置を越えるパドル1808の回転を制限するためにパドル1808に形成されたそれぞれの面1842と係合するように構成される面である。パドルの面1842は、ヒール形であり、中空パドル1808の内部の視界が遮られる。ロック式ラッチ組立体1800の他の構成要素も、回転リミッタ1840と協働して、図54Bに示す開放位置を越えるパドル1808の回転を防止できることが分かるはずである。
第6実施形態
図55は、図25A~25Dのドア組立体に使用するためのロック式ラッチ組立体1900の第6の代表的実施形態の底面図であり、図56A及び56Bは、ラッチ組立体1900に取り付けられた爪1908を示す。ラッチ組立体1900は、図45Aのラッチ組立体1800と実質的に同一であり、その間の主要な相違についてのみ下で説明する。
ラッチ組立体1900のローター1902は、ローター1900の周縁に形成された4つの三日月形陥凹部1904a~1904d(個別に又はまとめて陥凹部1904と呼ぶ)を含む。陥凹部1904a~1904dは、ローター1902の周縁の周りに均等に約90度離間する。各陥凹部1904は、図5Bに関連して説明したように、それぞれ爪112及び114のポスト120及び127の1つに取外し可能に結合されるように構成される。
陥凹部1904a及び1904bは、ラッチ組立体1800のローター1804に見られるが、ローター1804と異なり、ローター1902は、更に2つの陥凹部1904c及び1904dを含むことが分かる。陥凹部1904c及び1904dは、陥凹部1904a及び1904b使用の代替として与えられる。特に、「サイドプル」配列においてロック式ラッチ組立体1900を利用する(図1A)ことが望ましい場合、2つの爪は、陥凹部1904a及び1904bに接続される。又は、図56A及び56Bに示すように「垂直リフト」配列においてロック式ラッチ組立体1900を利用することが好ましい場合、2つの爪1908は、陥凹部1904c及び1904dに接続される。図56A及び56Bにおいて、爪は、これらの図において、陥凹部1904c及び1904d(のみ)に取り付けられており、爪は、ローター1902を回転させている。
陥凹部1904の数及びその間の間隔は変更できることが分かるはずである。例えば、ローター1902は、2つの陥凹部1904のみを含み、爪の配向は、垂直リフトとサイドプル配列との間で切り替えるために変更できる。
本出願において示すラッチ組立体のいずれも、サイドプル構成又は垂直リフト構成に採用できることが分かるはずである。
アクチュエータの別の配列体
図39~44は、デッドボルト又はデッドボルト様の部材を移動するアクチュエータの別の配列体を示す。
図39は、図32のロック式ラッチ組立体のパドル1012を施錠するための別の配列体の概略図であり、この配列体は、モーター駆動時計バネ1200を備える。時計バネ1200は、モーターのシャフト1202によって巻かれる又は巻き解かれる。時計バネ1200が巻き解かれたとき、端部1204は、ハウジング1010の開口部1016を通過してかつ少なくとも部分的にパドル1012の開口部1015を通過して位置付けられ、それによってパドル1012を固定位置に施錠する。反対方向にモーター1012のシャフト1202を回転すると、パドル1012の端部1204はパドル1012の開口部1015からパドル1012の端部1204は引っ込められ、それによってパドル1012を解除して解錠する。パドル1012の施錠位置を図示する。
図40は、図32のロック式ラッチ組立体のパドル1012を施錠するための別の配列体の概略図であり、この配列体は、モーター駆動偏心部材1302を備える。偏心部材1302は、部材が非回転可能に取り付けられるモーター1304のシャフト1202によって回転される。パドル1012を固定位置に施錠する際、偏心部材1302は、大きい直径を有する偏心部分1306がハウジング1010の開口部1016を通過してかつ少なくとも部分的にパドル1012の開口部1015を通過して位置付けられ、それによってパドル1012がハウジング1010に対して移動するの防止するように、回転される。パドル1012を解錠する際、偏心部材1302は、大きい直径を有する偏心部分1306がパドル1012の開口部1015から離れて、それによってパドル1012がハウジング1010に対して移動できるようにするために、回転される。
図41は、モーター駆動三日月カム1402を備える図40の配列体のための別のモーター駆動偏心部材を示す。三日月カム1402は歯車1404によって駆動される。三日月カム1402は、図40に示す偏心部材1302に取って代わり、歯車1404は図40のモーター1304に接続できる。
図42は、図32のロック式ラッチ組立体のパドルを施錠するための更に別の配列体の概略図であり、この配列体はモーター駆動ラックアンドピニオンを備える。モーター(図示せず)の出力軸を動力とする歯車1502は、上部ラック1504の歯1505及び下部ラック1506の歯と係合する。下部ラック1506は任意である。パドル1012を固定位置に施錠する際、歯車1502は、上部ラック1504がハウジング1010の開口部1016を通過しかつ少なくとも部分的にパドル1012の開口部1015を通過して移動して、パドル1012がハウジング1010に対して移動するのを防止するように、回転される。パドル1012を解錠する際、歯車1502は、上部ラック1504がパドル1012の開口部1015から出て、それによって、パドル1012がハウジング1010に対して移動できるようにするように、反対方向に回転される。
図43は、図32のロック式ラッチ組立体のパドルを施錠するための更に別の配列体の概略図であり、この配列体は、モーター駆動及びバネ式のラックアンドピニオンを備える。モーター(図示せず)の出力軸を動力とする歯車1602は、ラック1604の下面の歯1605と係合する。ラック1604は、ラック1604を対向する方向に付勢する2つのバネ1608a及び1608bによって中央位置へ付勢される。各バネ1608a及び1608bの一方の端部は、ラック1604に取り付けられ、各バネ1608a及び1608bの反対の端部は、静止固定点に取り付けられる。パドル1012を固定位置に施錠する際、歯車1602は、ラック1604が、バネ1608aの付勢に対抗してハウジング1010の開口部1016を通過しかつ少なくとも部分的にパドル1012の開口部1015を通過して移動し、それによって、パドル1012がハウジング1010に対して移動するのを防止するように、回転される。パドル1012を解錠する際、歯車1602は、ラック1604がバネ1608bの付勢に対抗してパドル1012の開口部1015から出て、それによってパドル1012がハウジング1010に対して移動できるようにするように、反対方向に回転される。歯1605の両側のラック1604の長さ1609は、ラック1604への損傷を防ぐために歯を持たない。
図44は、図32のロック式ラッチ組立体のパドルを施錠するための更に別の配列体の概略図である。図44に示す配列体は、図44に示す配列体が可撓性の一体成形バネ1702a及び1702bによって付勢されることを除いて、図43に示す配列体と実質的に同じである。特に、一体成形バネ1702a及び1702bは、ラック1701の上面から延びる。一体成形バネ1702a及び1702bとそれぞれ静止ポスト1704a及び1704bとの間の相互作用は、ラック1701を心立てする。特に、歯車1705が施錠位置へ向かってラック1701を回転したとき、一体成形バネ1702bは、静止ポスト1704bを圧して撓み、歯車1705が反対方向に回転されると、一体成形バネ1702bは、その初期形態へ戻る。逆に、歯車1705がラック1701を解錠位置へ向かって回転すると、一体成形バネ1702aは静止ポスト1704aを圧して撓み、歯車1705が反対方向に回転されると、一体成形バネ1702aはその初期形態へ戻る。
本発明の好ましい実施形態について本出願において図示し説明したが、これらの実施形態は単に例として示すに過ぎないことが分かるはずである。本発明の主旨から逸脱することなく当業者は多数の変形、変更及び代替を思い浮かべることができる。例えば、本出願において説明するラッチは、任意のコンパートメントに使用でき、車両用グローブボックスに限定されない。したがって、特許請求の範囲はこれらの全ての変形を本発明の主旨及び範囲に属するものとして包含するものとする。
なお、本開示の態様には以下のものも含まれる。
〔態様1〕
車両用グローブボックスのための車両用グローブボックス用ラッチであって、前記車両用グローブボックス用ラッチが、
車両用グローブボックスに接続されるように構成されるハウジングと、
前記ハウジングのパドル取付け部分に回動可能に接続されるユーザー操作パドルであって、前記パドルがホーム位置と展開位置との間で移動するように構成される、パドルと、
前記ハウジングのローター取付け部分に回動可能に接続されるローターと、
前記ローターに結合され、かつ前記車両用グローブボックスが取り付けられる前記車両の開口部と係合されるように構成される端部を有する、少なくとも1つの爪と、
前記車両用グローブボックス用ラッチを施錠及び解錠するために前記ハウジングに取り付けられたロックバレルであって、前記ロックバレルの施錠状態のとき、前記少なくとも1つの爪が前記車両の前記開口部から外すことができず、前記ロックバレルの解錠状態のとき、前記少なくとも1つの爪が、前記車両用グローブボックスを開放するために前記パドルを使用して前記車両の前記開口部から外すことができる、ロックバレルと、
を備え、
前記ロックバレル、前記ローター及び前記ハウジングの前記ローター取付け部分が、1つの軸線に沿って同心的に整列される、
車両用グローブボックス用ラッチ。
〔態様2〕
前記ロックバレル、前記ローター及び前記ローター取付け部分が、前記軸線に沿って少なくとも部分的に重なる、態様1に記載の車両用グローブボックス用ラッチ。
〔態様3〕
前記ローターが、前記ロックバレルのポストを受け入れるための開口部を含み、前記ポストが、前記ロックバレルを前記施錠状態と前記解錠状態との間でシフトすると、前記開口内で移動するように構成される、態様1に記載の車両用グローブボックス用ラッチ。
〔態様4〕
前記ローターが、前記ロックバレルが前記施錠状態で維持され前記ロックバレルの前記ポストが前記開口部の端面に当接するとき、前記パドルの前記展開位置に対応する方向に回転することを防止される、態様3に記載の車両用グローブボックス用ラッチ。
〔態様5〕
前記ローターが、前記ロックバレルの中に形成された陥凹部内に少なくとも部分的に位置付けられるポストを含む、前記ロックバレルの前記ポストが前記陥凹部から延びる、態様3に記載の車両用グローブボックス用ラッチ。
〔態様6〕
前記パドルが、前記ロックバレルに対して回転するように構成される、態様1に記載の車両用グローブボックス用ラッチ。
〔態様7〕
前記パドルが、前記ロックバレルと位置整合する開口部を含む、態様6に記載の車両用グローブボックス用ラッチ。
〔態様8〕
前記ハウジングの前記ローター取付け部分が、前記ローターに形成されたスロットと係合する少なくとも1つのプロングを備える、態様1に記載の車両用グローブボックス用ラッチ。
〔態様9〕
前記少なくとも1つのプロングの長さあるいは弧長が、前記プロングの周りでの前記ローターの回転を可能にするように前記スロットの長さ又は弧長より小さい、態様8に記載の車両用グローブボックス用ラッチ。
〔態様10〕
前記ハウジングの前記パドル取付け部分が、前記パドルの湾曲リブ及び湾曲スロットの一方に移動可能に取り付けられる湾曲リブ及び湾曲スロットの他方を備える、態様1に記載の車両用グローブボックス用ラッチ。
〔態様11〕
車両用グローブボックスの車両用グローブボックス用ラッチ組立体を組み立てる方法であって、前記方法が、
前記車両用グローブボックス用ラッチ組立体のハウジングのバネ取付け部分の中へバネの第1脚を取り付けることと、
前記ハウジングのローター取付け部分にローターを取り付けることと、
前記ハウジングに対して前記ローターを回動することと、
前記ローターに形成されたバネ取付け陥凹部の中に前記バネの第2脚を位置付けることと、
を含む、方法。
〔態様12〕
更に、前記ローターに形成された環状陥凹部の中へ前記バネのコイル体を位置付けることを含む、態様11に記載の方法。
〔態様13〕
更に、少なくとも1つの爪を前記ローターに取り付けるステップを含み、前記爪が、前記車両用グローブボックス用ラッチ組立体を閉鎖状態に維持するためにストライカと相互作用するように構成される、態様11に記載の方法。
〔態様14〕
前記ハウジングの前記ローター受入れ部分に前記ローターを取り付けるステップが、前記ローターが前記ハウジング上で回転可能であるように前記ローターに形成されたスロットに前記ハウジングの少なくとも1つのプロングを取り付けることを含む、態様11に記載の方法。
〔態様15〕
更に、ユーザー操作パドルを前記ハウジングに取り付けるステップを含む、態様11に記載の方法。
〔態様16〕
車両用グローブボックスのための車両用グローブボックス用ラッチであって、前記車両用グローブボックス用ラッチが、
前記車両用グローブボックスと逆の方向を向く前面と、前記前面に対向する後面と、前記前面と前記後面を相互接続する少なくとも1つの側面と、を有するハウジングと、
前記車両用グローブボックスに形成された開口に取り付けるために前記ハウジングの前記少なくとも1つの側面を越えて側方へ延びる前記ハウジング上の保持特徴部と、
前記ハウジングの前記後面を前記車両用グローブボックスに取り付けるための締結具と、
パドルが前記ハウジングの前記前面の前に位置付けられるように前記ハウジングのパドル取付け部分に回動可能に接続されるユーザー操作パドルであって、前記パドルが、前記車両用グローブボックスを開放するためにホーム位置から展開位置へ移動するように構成される、パドルと、
を備える、車両用グローブボックス用ラッチ。
〔態様17〕
前記締結具が、前記車両用グローブボックスの孔及び前記ハウジングの前記後面の孔に係合するように構成される、態様16に記載の車両用グローブボックス用ラッチ。
〔態様18〕
前記車両用グローブボックス用ラッチが、前記車両用グローブボックスの陥凹領域内に少なくとも部分的に位置付けられるように構成される、態様16に記載の車両用グローブボックス用ラッチ。
〔態様19〕
前記締結具が、前記車両用グローブボックスの孔及び前記ハウジングの前記後面の孔に係合するように構成され、前記車両用グローブボックスの孔が前記陥凹領域の後向き壁に配置され、前記保持特徴部のための前記開口部が前記陥凹領域の側面に配置される、態様18に記載の車両用グローブボックス用ラッチ。
〔態様20〕
前記保持特徴部がクリップである、態様16に記載の車両用グローブボックス用ラッチ。
〔態様21〕
車両用グローブボックス用の車両用グローブボックス用ラッチであって、前記車両用グローブボックス用ラッチが、
前記車両用グローブボックスに接続されるように構成されるハウジングと、
前記ハウジングのパドル取付け部分に回動可能に接続されるユーザー操作パドルであって、前記パドルが、ホーム位置と展開位置との間で移動するように構成される、パドルと、
前記ハウジングのローター取付け部分に回動可能に接続されるローターと、
前記ローターに結合され対向する端部を有する少なくとも1つの爪であって、前記爪の前記対向する端部の一方の端部が、前記グローブボックスが取り付けられる前記車両の開口部と係合するように構成される係合部分を含み、前記爪の前記対向する端部の他方の端部が、前記爪を前記ローターに固定するために前記ローターの開口部の中に取り付けられるポストを含む、爪と、
を備える、車両用グローブボックス用ラッチ。
〔態様22〕
前記ローターの前記開口部が、非連続的周縁を有するC字形クリップ内に形成される、態様21に記載の車両用グローブボックス用ラッチ。
〔態様23〕
前記ポストが、前記ローターの前記開口部内に回動可能に取り付けられる、態様21に記載の車両用グローブボックス用ラッチ。
〔態様24〕
前記ポスト及び前記ローターの前記開口部が、相互に直交する2つ異なる方向から前記開口部の中へ前記ポストを挿入できるように構成される、態様21に記載の車両用グローブボックス用ラッチ。
〔態様25〕
前記ポストが、前記爪から延びるシャフトと、前記シャフトの前記自由端部の球状部分と、前記シャフトと前記球状部分との間に形成された環状溝と、を含む、態様21に記載の車両用グローブボックス用ラッチ。
〔態様26〕
更に、前記ポストの前記環状溝の中へ挿入されるように構成される前記ローターの前記開口部に形成されたリブを備える、態様25に記載の車両用グローブボックス用ラッチ。
〔態様27〕
車両用グローブボックスであって、
開口部と孔とを有するドアであって、前記ドアが車両用ダッシュボードに対して開放位置と閉鎖位置との間で回動するように構成される、ドアと、
前記ドアと逆の方向を向く前面と、前記前面に対向する後面と、前記前面と前記後面を相互接続する少なくとも1つの側面と、前記ドアに形成された前記開口部に取り付けるために前記ハウジングの前記少なくも1つの側面を越えて側方に延びる前記ハウジング上の保持特徴部と、を有する、ラッチ組立体ハウジングと、
前記ラッチ組立体ハウジングに前記ドアを取り付けるために前記ドアの前記孔を通過して前記ラッチ組立体ハウジングの前記後面に取り付けられるように構成される締結具と、
パドルが前記ラッチ組立体ハウジングの前記前面の前に位置付けられるように前記ラッチ組立体ハウジングのパドル取付け部分に回動可能に接続されるユーザー操作パドルであって、前記パドルが、前記車両用グローブボックスを開放するためにホーム位置から展開位置へ移動するように構成される、パドルと、
を備える、車両用グローブボックス。
〔態様28〕
前記締結具が、前記ハウジングの前記後面の孔に係合するように構成される、態様27に記載の車両用グローブボックス。
〔態様29〕
前記車両用グローブボックス用ラッチが、前記ドアの陥凹領域内に少なくとも部分的に位置付けられるように構成される、態様27に記載の車両用グローブボックス。
〔態様30〕
前記車両用グローブボックスの前記孔が、前記陥凹領域の後向き壁に配置され、前記保持特徴部のための前記開口部が前記陥凹領域の側面に配置される、態様29に記載の車両用グローブボックス。
〔態様31〕
前記保持特徴部がクリップである、態様27に記載の車両用グローブボックス。
〔態様32〕
ドアと、前記ドアに取り付けられるように構成される態様1に記載の前記車両用グローブボックス用ラッチと、を備える車両用グローブボックス。
〔態様33〕
車両用グローブボックスのための車両用グローブボックス用ラッチであって、前記車両用グローブボックス用ラッチが、
前記車両用グローブボックスに接続されるように構成されるハウジングと、
前記ハウジングのパドル取付け部分に回動可能に接続されるユーザー操作パドルであって、前記パドルが、ホーム位置と展開位置との間で移動するように構成される、パドルと、
前記パドルに対して施錠位置と解錠位置との間で移動可能なデッドボルトであって、前記デッドボルトの前記施錠位置において、前記デッドボルトが、前記パドルが前記ホーム位置から前記展開位置へ向かって移動するのを防止するように位置付けられ、前記デッドボルトの前記解錠位置において、前記デッドボルトが、前記パドルが前記ホーム位置から前記展開位置へ向かって移動するのを許容するように位置付けられる、デッドボルトと、
前記デッドボルトと係合し、前記施錠位置と前記解錠位置との間で前記デッドボルトを移動するように構成される、アクチュエータと、
を備える、車両用グローブボックス用ラッチ。
〔態様34〕
更に、
前記パドルの回転が前記ローターを回転させるように前記パドルに結合されるローターと、
前記ローターに結合され対向する端部を有する少なくとも1つの爪であって、前記爪の前記対向する端部の一方の端部が、前記グローブボックスが取り付けられる前記車両の開口部と係合するように構成される係合部分を含み、前記爪の前記対向する端部の他方の端部が前記ローターに取り付けられる、爪と、
を備える、態様33に記載の車両用グローブボックス用ラッチ。
〔態様35〕
前記ローターが、前記デッドボルトが前記施錠位置にあるとき前記ローターが回転可能であるように、前記デッドボルトから分離される、態様34に記載の車両用グローブボックス用ラッチ。
〔態様36〕
前記アクチュエータが、出力軸を有する電動モーターと前記出力軸に非回転可能に結合される歯車とを含むロックである、態様33に記載の車両用グローブボックス用ラッチ。
〔態様37〕
更に、前記歯車の回転が前記デッドボルトを前記施錠位置と解錠位置との間で並進させるように前記ロックの前記歯車と噛み合う、前記デッドボルトに形成された少なくとも1つの歯を備える、態様36に記載の車両用グローブボックス用ラッチ。
〔態様38〕
更に、前記デッドボルトの前記少なくとも1つの歯を付勢して前記ロックの前記歯車と接触させるためのバネを備える、態様37に記載の車両用グローブボックス用ラッチ。
〔態様39〕
前記パドルが、前記ハウジングの一方の側に隣接して画定される回転軸線の周りで前記ハウジングに回転可能に結合され、前記施錠位置において、前記デッドボルトが、前記ハウジングの反対側に隣接する場所において前記パドルに係合するように構成される、態様33に記載の車両用グローブボックス用ラッチ。
〔態様40〕
ラッチ組立体を組み立てる方法であって、前記方法が、
ローター上にバネのコイル体を位置付けることと、
前記ローターに形成された第1バネ取付け陥凹部の中へ前記バネの第1脚を取り付けることと、
前記ローターに対して前記バネの第2脚を移動して、前記ローターに形成された第2バネ取付け陥凹部の中へ前記第2脚を位置付けることと、
前記ラッチ組立体のハウジングのローター受入れ部分に前記ローターを取り付けることと、
前記ハウジングに前記ローターを接続するために前記ハウジングに対して前記ローターを回動することと、
を含む、方法。
〔態様41〕
更に、少なくとも1つの爪を前記ローターに取り付けるステップを含み、前記爪が、前記ラッチ組立体を閉鎖状態に維持するためにストライカと相互作用するように構成される、態様40に記載の方法。
〔態様42〕
前記ハウジングの前記ローター受入れ部分に前記ローターを取り付ける前記ステップが、前記ローターが前記ハウジング上で回転可能であるように前記ローターに形成されたスロットの中に前記ハウジンの少なくとも1つのプロングを取り付けることを含む、態様40に記載の方法。
〔態様43〕
更に、ユーザー操作パドルを前記ハウジングに取り付けるステップを含む、態様40に記載の方法。
〔態様44〕
車両用グローブボックスのための車両用グローブボックス用ラッチであって、前記車両用グローブボックス用ラッチが、
前記車両用グローブボックスに接続されるように構成されるハウジングと、
前記ハウジングのパドル取付け部分に回動可能に接続されるユーザー操作パドルであって、前記パドルが、ホーム位置と展開位置との間で移動するように構成される、パドルと、
前記ハウジングのローター取付け部分に回動可能に接続されるローターであって、前記ローターが1組の爪受入れ部分を含む、ローターと、
各々対向する端部を有する2つの爪であって、各爪の前記対向する端部の一方の端部が、前記グローブボックスが取り付けられる前記車両の開口部と直接的あるいは間接的に係合されるように構成される係合部分を含み、各爪の前記対向する端部の他方の端部が、前記爪受入れ部分の1つに結合される、爪と、
を備え、
前記爪の1つの配向において、前記車両用グローブボックス用ラッチが、垂直リフト構成で操作されるように構成され、前記爪の別の配向において、前記車両用グローブボックス用ラッチが、サイドプル構成で操作されるように構成される、
車両用グローブボックス用ラッチ。

Claims (11)

  1. 車両用グローブボックスのための車両用グローブボックス用ラッチであって、前記車両用グローブボックス用ラッチが、
    車両用グローブボックスに接続されるように構成されるハウジングと、
    前記ハウジングのパドル取付け部分に回動可能に接続されるユーザー操作パドルであって、前記パドルがホーム位置と展開位置との間で移動するように構成される、パドルと、
    前記ハウジングのローター取付け部分に回動可能に接続されるローターと、
    前記ローターに結合され、かつ前記車両用グローブボックスが取り付けられる前記車両の開口部と係合されるように構成される端部を有する、少なくとも1つの爪と、
    前記車両用グローブボックス用ラッチを施錠及び解錠するために前記ハウジングに取り付けられたロックバレルであって、前記ロックバレルの施錠状態のとき、前記少なくとも1つの爪が前記車両の口部から外すことができず、前記ロックバレルの解錠状態のとき、前記少なくとも1つの爪が、前記車両用グローブボックスを開放するために前記パドルを使用して前記車両の口部から外すことができる、ロックバレルと、
    を備え、
    前記ロックバレル、前記ローター及び前記ハウジングの前記ローター取付け部分が、1つの軸線に沿って同心的に整列される、
    車両用グローブボックス用ラッチ。
  2. 前記ロックバレル、前記ローター及び前記ローター取付け部分が、前記軸線に沿って少なくとも部分的に重なる、請求項1に記載の車両用グローブボックス用ラッチ。
  3. 前記ローターが、前記ロックバレルのポストを受け入れるための前記ローターの開口部を含み、前記ロックバレルのポストが、前記ロックバレルを前記施錠状態と前記解錠状態との間でシフトすると、前記ローターの開口内で移動するように構成される、請求項1に記載の車両用グローブボックス用ラッチ。
  4. 前記ローターが、前記ロックバレルが前記施錠状態で維持され前記ロックバレルのストが前記ローターの開口部の端面に当接するとき、前記パドルの前記展開位置に対応する方向に回転することを防止される、請求項3に記載の車両用グローブボックス用ラッチ。
  5. 前記ローターが、前記ロックバレルの中に形成された陥凹部内に少なくとも部分的に位置付けられる前記ローターのポストを含、前記ロックバレルのストが前記陥凹部から延びる、請求項3に記載の車両用グローブボックス用ラッチ。
  6. 前記パドルが、前記ロックバレルに対して回転するように構成される、請求項1に記載の車両用グローブボックス用ラッチ。
  7. 前記パドルが、前記ロックバレルと位置整合する前記パドルの開口部を含む、請求項6に記載の車両用グローブボックス用ラッチ。
  8. 前記ハウジングの前記ローター取付け部分が、前記ローターに形成されたスロットと係合する少なくとも1つのプロングを備える、請求項1に記載の車両用グローブボックス用ラッチ。
  9. 前記少なくとも1つのプロングの長さあるいは弧長が、前記プロングの周りでの前記ローターの回転を可能にするように前記スロットの長さ又は弧長より小さい、請求項8に記載の車両用グローブボックス用ラッチ。
  10. 前記ハウジングの前記パドル取付け部分が、前記パドルの湾曲リブ及び湾曲スロットの一方に移動可能に取り付けられる湾曲リブ及び湾曲スロットの他方を備える、請求項1に記載の車両用グローブボックス用ラッチ。
  11. ドアと、前記ドアに取り付けられるように構成される請求項1に記載の前記車両用グローブボックス用ラッチと、を備える車両用グローブボックス。
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