JP2017002470A - 開閉体のロック装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】開閉体の薄型化を図ることができる開閉体のロック装置を提供する。【解決手段】このロック装置10は、ロック部とロッド30と第1付勢手段とロッド30をスライドさせる操作手段と、操作手段でロッド30をロック部に係合しない方向にスライドさせると、ロッド30をロック部に係合しない状態に保持し、開閉体6を閉じると、ロッド保持を解除してロック部に係合させる保持手段とを有し、保持手段は、開閉体周縁から出没可能に装着され、第2付勢手段により突出方向に付勢されたスイッチ部材50と、スイッチ部材50に連動してロッドの移動を規制するストッパ部材60とで構成され、スイッチ部材50及びストッパ部材60は、ロッド30に対し開閉体6の内面6aに沿って並列して配置されている。【選択図】図4

Description

本発明は、固定体の開口部に開閉可能に取付けられる開閉体を、閉じた状態にロックするための、開閉体のロック装置に関する。
例えば、自動車のグローブボックス等の固定体に形成された開口部には、リッド等の開閉体が開閉可能に取付けられている。そして、開口部と開閉体との間には、開閉体を閉じたときにロックすると共に、開閉体を開くときにはロックを解除できるようにしたロック装置が設けられている。
このようなロック装置として、例えば、開閉体にスライド可能に配置され、開閉体の縁部から出没可能とされたロッドと、ロッドを突出方向に付勢するバネと、ロッドをバネの付勢力に抗して引き込み可能とする操作部材と、開口部側に設けられ、開閉体を閉じたときにロッドが挿入されるロック部とを備え、ロッドの先端部には、テーパ部が設けられていて、開閉体を閉じるときには、ロッドのテーパ部が開口部の周縁に当接して、開閉体内に一旦引き込んで、ロッドがロック部に至ると、バネの付勢力によってロック部に挿入されてロックされるようにしたものが知られている。しかしながら、この構造では、開閉体を閉じるときに、ロッド先端部が、開口部の周縁に当接するため、リッドを閉じにくく、衝突音が発生するという問題があった。
これを解決するために、本出願人は、下記特許文献1に示すように、リッド閉じ時にロッド先端を引き込んだ状態に保持可能なロック装置を開発した。すなわち、この特許文献1の図20〜22に示す実施形態には、開閉体にロッドがスライド可能に配設され、固定体にロック部が設けられ、付勢手段によってロッド先端部がロック部側に向けて付勢された構造を前提として、開閉体の内面側とロッドとの間に、レバーが揺動可能に配置されており、一方、ロッドの先端側に、両側に突部を設けた枠状の板状部が延設された、ロック装置が記載されている。そして、付勢手段によりロッドが押し出された状態では、レバーの基端部が、ロッドの板状部の突部には係合せず、一方、付勢手段の付勢力に抗してロッドが引き込まれると、レバーが回動して、その基端部が、ロッドの板状部の突部に係合するので、ロッド先端部が引き込まれた状態に保持される。
国際公開WO2013/129100号パンフレット
しかしながら、上記特許文献1に記載のロック装置においては、リッドの内面側とロッドとの間に、レバーを揺動可能に配置しなければならず、リッドの厚さが比較的厚くなる傾向にあった。
したがって、本発明の目的は、ロッドをロック部に係合させない状態に保持可能で、かつ、開閉体の薄型化を図ることができる、開閉体のロック装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、固定体の開口部に開閉可能に取付けられる開閉体のロック装置であって、前記固定体の開口部に設けられたロック部と、前記開閉体にスライド可能に配置されると共に、前記ロック部に係脱するロッドと、前記ロッドを前記ロック部に係合する方向に付勢する第1付勢手段と、前記第1付勢手段の付勢力に抗して、前記ロッドを前記ロック部に係合しない方向にスライドさせる操作手段と、前記操作手段により、前記ロッドを前記ロック部に係合しない方向にスライドさせると、前記第1付勢手段の付勢力に抗して前記ロッドを前記ロック部に係合しない状態に保持すると共に、前記開閉体を閉じると、前記ロッドの保持を解除して前記ロッドを前記ロック部に係合させる保持手段とを有し、前記保持手段は、前記開閉体の周縁部から出没可能に前記開閉体に装着され、第2付勢手段により突出方向に付勢されたスイッチ部材と、該スイッチ部材に連動して前記ロッドの移動を規制するストッパ部材とで構成されており、前記操作手段により前記ロッドを前記ロック部に係合しない方向にスライドさせると、前記ストッパ部材が前記ロッドの移動軌跡に侵入して、前記ロッドが前記第1付勢手段の付勢力により前記ロック部に係合する方向に戻るのを規制し、前記開閉体が開くと、前記スイッチ部材が前記第2付勢手段の付勢力により前記開閉体の周縁部から突出し、前記開閉体を閉じると、前記スイッチ部材が前記第2付勢手段の付勢力に抗して前記開閉体の周縁部から引き込まれ、前記ストッパ部材が前記スイッチ部材に連動して、前記ロッドの前記ロック部に係合する方向への移動を許容するように構成されており、前記スイッチ部材及び前記ストッパ部材は、前記ロッドに対して、前記開閉体の内面に沿って並列して配置されていることを特徴とする。
本発明の開閉体のロック装置においては、前記スイッチ部材は、前記開閉体の内面に沿ってスライドし、同開閉体の周縁部から出没するように配置されており、前記開閉体を閉じるときに、前記固定体の開口部周縁に摺接して引き込まれるように構成されていることが好ましい。
本発明の開閉体のロック装置においては、前記固定体の開口部に一対のロック部が一対設けられていると共に、前記開閉体に、前記一対のロック部にそれぞれ係合する一対のロッドが、スライド可能に配置されており、前記開閉体は、前記固定体の開口部に回転軸を介して開閉可能に取付けられており、前記スイッチ部材及び前記ストッパ部材は、前記ロッドよりも、前記開閉体の回転軸寄りに配置されていることが好ましい。
本発明の開閉体のロック装置においては、前記保持手段は、前記スイッチ部材をスライド可能に保持すると共に、前記ストッパ部材を前記スイッチ部材に対して連動可能に支持するケース部材を有しており、該ケース部材が前記開閉体に取付られるように構成されていることが好ましい。
本発明によれば、操作手段によりロッドをロック部に係合しない方向にスライドさせると、開閉体を開くことが可能となると共に、保持手段が、ロッドが第1付勢手段の付勢力によりロック部に係合する方向に戻るのを規制する。そして、保持手段を構成するスイッチ部材及びストッパ部材は、ロッドに対して、開閉体の内面に沿って並列して配置されているので、開閉体の薄型化を図ることができる。
本発明に係る開閉体のロック装置の一実施形態を示す分解斜視図である。 同ロック装置の要部拡大斜視図である。 同ロック装置を構成する保持手段の分解斜視図である。 同保持手段の斜視図である。 同ロック装置において、開閉体の内面側の構造を示す要部拡大斜視図である。 同ロック装置によって、開閉体を閉じた状態の説明図である。 同ロック装置によって、開閉体を開いた状態の説明図である。 同ロック装置によって、開閉体を閉じた状態を示しており、(a)はロッドの要部拡大説明図、(b)は保持手段の要部拡大説明図、(c)はスイッチ部材の要部拡大説明図である。 同ロック装置によって、開閉体を開いた状態を示しており、(a)はロッドの要部拡大説明図、(b)は保持手段の要部拡大説明図、(c)はスイッチ部材の要部拡大説明図である。 同ロック装置によって、開閉体を閉じようとうする状態を示しており、(a)はロッドの要部拡大説明図、(b)は保持手段の要部拡大説明図、(c)はスイッチ部材の要部拡大説明図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る開閉体のロック装置の、一実施形態について説明する。
図6や図8(a)に示すように、この実施形態における開閉体のロック装置10(以下、「ロック装置10」という)は、車両のインストルメントパネルに設けられたグローブボックス等の、固定体1の開口部3に、回転軸8(図4参照)を介して開閉可能に取付けられる開閉体6を、開閉ロックするために用いられるものである。
なお、開閉体のロック装置としては、例えば、インストルメントパネルの開口部に箱状のグローブボックスが回動可能に取付けられた構造に適用したり(この場合、インストルメントパネルが「固定体」、グローブボックスが「開閉体」をなす)、或いは、インストルメントパネルの開口部にリッドが開閉可能に取付けられた構造(この場合、インストルメントパネルが「固定体」、リッドが「開閉体」をなす)に適用したりしてもよく、固定体の開口部を開閉する各種の開閉体に広く用いることができる。
図5に示すように、この実施形態の固定体1には、その両側壁2,2の上方部分に、角孔状のロック部4が設けられている。また、少なくとも一方の側壁2の、前記ロック部4よりも下方には、後述するスイッチ部材50(図3参照)が当接する、開口部内方に向けて段状に突出したスイッチ当接部5が設けられている。なお、ロック部4は、孔状でなくとも、後述するロッド30,31(図1参照)が係合可能な形状、例えば、凹部や、突起、枠状等であってもよく、特に限定はない。
一方、図5及び図8(a)に示すように、開閉体6の内面6a側には、固定体1の開口部3に挿入される、横長箱状のボックス7が設けられており、この内部に、図3に示すような、後述するケース部材40やスイッチ部材50、ストッパ部材60等が配置されると共に、一対のロッド30,31がスライド可能に配置されている。また、図5及び図8(a)に示すように、ボックス7の両側壁には、ロッド30,31をスライド支持するロッド支持孔7aが形成されている。更に、ボックス7の側壁内側には、ロッド30,31を支持するロッド支持壁6bが立設されている。また、図5に示すように、ボックス7の少なくとも一側壁であって、前記ロッド支持孔7aよりも下方には、スイッチ部材50をスライド支持するスイッチ支持孔7bが形成されている。
そして、図1に示すように、この実施形態のロック装置10は、開閉体6に取付けられる取付ベース11と、該取付ベース11に回動可能に取付けられた回転体20と、前記開閉体6の左右方向に回動可能となるように、前記取付ベース11に取付けられた操作部材25と、前記回転体20に取付けられ、ロック部4,4に係脱する一対のロッド30,31と、ロッド30,31の軸方向先端側の係合部33,33を、ロック部4,4に係合する方向に付勢するトーションバネ28(本発明における「第1付勢手段」をなす)とを有している。
図1に示すように、前記取付ベース11には、その両側部の所定箇所に、突片を介して取付軸12,12が設けられており、これらが操作部材25の両側の取付孔26,26に挿入されて、取付ベース11に対して操作部材25が左右方向に回動可能に取付けられている(図2参照)。
また、取付ベース11の、前記取付軸12,12の間には、長孔13が取付ベース11を貫通して形成されており、該長孔13に、操作部材25の回動端部側に突設された押圧突起27が移動可能に挿入される。更に取付ベース11の所定位置からは支軸14が突設されており、これが回転体20の中央に設けた支持孔21に挿入されて、回転体20が回転可能に取付けられている。
一方、回転体20は、前記支持孔21の周縁から筒部22が突設され、その外周にトーションバネ28が装着されている。図2に示すように、トーションバネ28は、その一端28aが取付ベース11の突起15に係止され、他端28bが回転体20の外周に係止されて、回転体20を図6の矢印A方向に回転付勢する。
また、回転体20の、取付ベース11側の面には、前記長孔13内に配置される受け部23が突設されている。したがって、操作部材25を取付ベース11から離れる方向に回動させると、その押圧突起27が前記受け部23を押圧して、トーションバネ28の回転付勢力に抗して、回転体20を回転付勢方向とは反対方向に回転させる。更に、回転体20の周方向に対向する箇所からは、嵌合突起24,24が突設されている。
図1に示すように、この実施形態におけるロッド30,31は、ロッド30の方が、ロッド31よりも短く形成された略角棒状をなしている。各ロッド30,31の軸方向の先端部には、テーパ面を設けた係合部33,33が設けられており、この係合部33,33が前記ロック部4,4に係脱するようになっている。なお、係合部33は、例えば、ロッド30,31の軸方向途中を分岐させてその先端に設けてもよい。
また、各ロッド30,31の基端部35は、回転体20側が開口した凹状をなし、回転体20の嵌合突起24,24を嵌合させることで、回転体20の周方向対向位置に、ロッド30,31の基端部35,35が枢支される。更に、回転体20が、トーションバネ28で回転付勢されているため、同回転体20に連結されたロッド30,31の係合部33,33が、ロック部4,4に係合する方向に付勢されている(図6参照)。
そして、ロッド30,31は、その基端部35が回転体20に連結されているので、回転体20を介して互いに逆方向にスライドするように構成され、一方のロッドのスライド動作に連動して、他方のロック片がスライド動作する。したがって、上述したように、操作部材25を取付ベース11から離れる方向に回動させ、トーションバネ28の回転付勢力に抗して回転体20を回転させると、一対のロッド30,31の係合部33,33が、一対のロック部4,4に係合しない方向にスライドするようになっている。すなわち、上記操作部材25が、本発明における「操作手段」をなしている。
また、ロッド30,31の係合部33,33の付勢構造としては、例えば、引張りばね等を用いて、ロッド30,31の一方又は両方をスライド付勢することで行ってもよく、特に限定はない。この場合、引張りばねが本発明における「第1付勢手段」をなす。
更に、図1及び図3に示すように、ロッド30の軸方向先端よりも、やや基端寄りの位置からは、柱部37が突出している。この柱部37の突出方向の先端部両側であって、前記係合部33寄りの位置には、保持突部38,38が所定高さで突設している。図9(b)に示すように、この保持突部38,38には、後述するストッパ部材60の保持爪66,66が当接するようになっている。
そして、このロック装置10は、操作手段(操作部材25)により、ロッド30をロック部4に係合しない方向にスライドさせると、第1付勢手段(トーションバネ28)の付勢力に抗して、ロッド30をロック部4に係合しない状態に保持すると共に、開閉体6を閉じると、ロッド30の保持を解除して、ロッド30をロック部4に係合させる保持手段を有している。
図3、4、6等に示すように、この保持手段は、開閉体6の周縁部から出没可能に開閉体6に装着され、第2付勢手段(ここではコイルバネ59)により突出方向に付勢されたスイッチ部材50と、該スイッチ部材50に連動してロッド30の移動を規制するストッパ部材60とで構成されている。また、これらのスイッチ部材50やストッパ部材60は、ケース部材40によって連動可能に支持されている。
なお、この実施形態においては、ロッド30側に保持手段を設けたが、一対のロッド30,31は、回転体20を介して互いに逆方向にスライドするように構成されているので、ロッド30をロック部4に係合しない状態に保持すると、ロッド31も、反対側のロック部4に係合しない状態に保持され、ロッド30の保持が解除されると、ロッド31の保持も解除されるようになっている。また、ロッド31側に、ロッド30側に設けた保持手段と同様の、保持手段を設けてもよい。
続いて保持手段を構成する各部材について詳述する。まず、ケース部材40について説明する。
図3及び図4に示すように、この実施形態のケース部材40は、一端側が閉塞し他端側が開口した略筒状をなした、本体41を有している。この本体41は、周方向に対向配置された丸みを帯びた両側部41a,41aと、該両側部41a,41aに直交した周方向対向位置に、互いに平行に配置された平坦部41b,41bとを有している。
また、本体41の両側部41a,41aの開口部側には、スイッチ部材50の係止爪57,57がスライド可能に挿入される(図8(c)及び図9(c)参照)、係止溝43,43が、本体41の軸方向に沿って形成されている。
更に、本体41の、ロッド30側に位置する一方の平坦部41bには、ストッパ部材60の一対の係合片63,63が差し込まれる、ストッパ差込溝44が、本体41の他端開口部側から一端側に向けて所定長さで形成されている。
また、本体41の一方の平坦部41bの開口部側であって、前記ストッパ差込溝44の周縁部両側には、ストッパ部材60を回動支持するための、一対の回動支持片45,45が立設されている。各回動支持片45は、本体41の一端側が低く、他端側に向けて次第に高くなる形状をなしていると共に、その外側周縁に沿って、円弧状の回動ガイド溝45aが所定長さで形成されている。このガイド溝45aには、ストッパ部材60の後述する回動支持突部62が挿入されて(図4参照)、ストッパ部材60の回動ガイドがなされるようになっている。
更に、本体41の他方の平坦部41bからは、取付部47が突設されており、該取付部47を介して、開閉体6に対してケース部材40が取付けられるようになっている。
なお、本発明において、上記ケース部材40の形状は、スイッチ部材50及びストッパ部材60を連動可能に支持できる形状であればよく、特に限定されない。また、ケース部材40はなくてもよく、その場合には、スイッチ部材50やストッパ部材60を、開閉体に対して支持片等を介して、直接的にスライド可能に或いは回動可能に取付けることができる。
次に、開閉体6の周縁部から出没可能に開閉体6に装着され、第2付勢手段であるコイルバネ59によって突出方向に付勢された、スイッチ部材50について説明する。
このスイッチ部材50は、ケース部材40の本体41内に、第2付勢手段をなすコイルバネ59を介して、スライド可能に挿入配置されるものであって、この実施形態では、ケース部材40に対してスライド可能で、かつ、ストッパ部材60に連動可能に係合する基部51と、該基部51の一端部側に連設され、一側面にテーパ面53aを設けた先端部53とを有している。
前記基部51は、長さ方向両側が連結された一対の側壁54,54と、これらの間に形成された空隙55と、一対の側壁54,54の長さ方向所定箇所(ここではほぼ中央)に連結された連結部56とを有している。また、図3に示すように、各側壁54の、先端部53側の端部には、コ字状のスリット57aを介して撓み可能に形成されると共に、外面にテーパ面57bを設けた係止爪57がそれぞれ設けられており、これらの係止爪57,57が、ケース部材40の一対の係止溝43,43にスライド可能に挿入されている。
更に、前記基部51と、ケース部材40の本体41との間に、コイルバネ59が配置されており、このコイルバネ59によって、スイッチ部材50の先端部53が、ケース部材40の開口部から突出する方向に付勢されている。このとき、前記係止爪57,57が、ケース部材40の一対の係止溝43,43の周縁部に係止して、ケース部材40に対してスイッチ部材50が抜け止め保持される。
また、基部51の空隙55内には、ストッパ部材60の一対の係合片63,63が挿入され、これらの係合片63,63により前記連結部56が挟持されて、スイッチ部材50に対してストッパ部材60が連動可能に係合するようになっている。
そして、上記スイッチ部材50は、開閉体6に取付けられたケース部材40にスライド可能に挿入されることによって、開閉体6の内面6aに沿ってスライドして、ケース部材40の開口部や開閉体6の周縁部から出没するように配置されており(図8(c)及び図9(c)参照)、開閉体6を閉じるときに、固定体1の開口部周縁に設けたスイッチ当接部5に摺接して引き込まれるように構成されている(図10(c)参照)。
なお、スイッチ部材50の形状は、開閉体の周縁部から出没可能にスライドし、かつ、ストッパ部材に連動可能に係合する形状であれば、特に限定はされない。また、スイッチ部材50を付勢する第2付勢手段は、上記コイルバネ59のみならず、引張りばね等であってもよく、特に限定はない。
次に、上記スイッチ部材50に連動して、ロッド30の移動を規制するストッパ部材60について説明する。
図3及び図4に示すように、この実施形態のストッパ部材60は、ケース部材40の回動支持片45,45の間に回動可能に配置される回動部61を有している。また、図8(b)を併せて参照すると、この回動部61の両側には、円弧状の回動支持突部62,62がそれぞれ突設されており、これらの回動支持突部62,62が、回動支持片45の回動ガイド溝45aに挿入されて、ストッパ部材60が回動可能に支持されるようになっている(図4参照)。
更に、図3に示すように、回動部61の下面(ケース部材40側の外面)からは、所定間隔をあけて一対の係合片63,63が延設されている。これらの係合片63,63が、ケース部材40のストッパ差込溝44に差し込まれると共に、スイッチ部材50の空隙55内に挿入されて、前記連結部56を挟持することで、ストッパ部材60がスイッチ部材50に連動可能に係合している。そして、図8(b)、図9(b)、図10(b)に示すように、スイッチ部材50のスライドに連動して、ストッパ部材60が、回動ガイド溝45aに挿入された回動支持突部62をガイドにして、回動するようになっている。また、ストッパ部材60は、コイルバネ59により付勢されたスイッチ部材50によって、図8(b)の矢印Bに示す方向に回動付勢されている。
更に図3に示すように、回動部61の周方向基端部であって、その幅方向両側からは、一対の保持片65,65が、所定間隔をあけて互いに平行となるように、前記一対の係合片63,63とは反対向きに延設されている。これらの一対の保持片65,65の間隔は、前記ロッド30の柱部37に設けた保持突部38,38の最大突出高さより大きく形成されている。その結果、保持突部38,38の外側に、一対の係合片63,63が配置されて、ストッパ部材60の回動時に、ロッド30の保持突部38,38とは干渉しないようになっている。
また、図3に示すように、一対の保持片65,65の延出方向先端部であって、それらの内側周縁部からは、一対の保持爪66,66が外方(回動部61の周方向基端部から離れた方向)に向けて突設されている。なお、図8(b)に示すように、各保持爪66の下面(回動部61側の面)には、テーパ面66aが形成されている。この保持爪66は、ロッド30がロック部4に係合する位置にある状態では、図8(b)に示すように、ロッド30の保持突部38の内面に所定隙間をあけて配置されており、一方、ロッド30がロック部4に係合しない位置にある状態では、図9(b)に示すように、保持爪66の基端部が、ロッド30の保持突部38のロッド先端側の外面に係合するようになっている。
なお、この実施形態におけるストッパ部材60は、一対の係合片63,63で、スイッチ部材50の連結部56を挟持することで、スイッチ部材50と連動可能に係合しているが、この態様に限定されるものではない。すなわち、ストッパ部材は、スイッチ部材に連動可能に係合し、かつ、ロッドの移動を規制可能な構造であればよい。
そして、図4に示すように、上述したスイッチ部材50及びストッパ部材60は、ロッド30に対して、開閉体6の内面6aに沿って並列して配置されている。
この実施形態では、上述したように、スイッチ部材50及びストッパ部材60はケース部材40により連動可能に支持されているので、このケース部材40が開閉体6の内面6aから突設した取付壁部6cに取付けられることで、スイッチ部材50及びストッパ部材60が、開閉体6の内面6aに沿って並列して配置されるようになっている。また、スイッチ部材50及びストッパ部材60は、ロッド30,31よりも、開閉体6の回転軸8寄りに配置されている(図4参照)。
そして、このロック装置10は、操作手段(操作部材25)によりロッド30をロック部4に係合しない方向にスライドさせると(図9(a)参照)、ストッパ部材60がロッド30の移動軌跡に侵入して、ロッド30が第1付勢手段(トーションバネ28)の付勢力によりロック部4に係合する方向に戻るのを規制し(図9(b)参照)、開閉体6が開くとスイッチ部材50が第2付勢手段(コイルバネ59)の付勢力により開閉体6の周縁部から突出し(図9(c)参照)、開閉体6を閉じると、スイッチ部材50が第2付勢手段の付勢力に抗して開閉体6の周縁部から引き込まれ(図10(c)参照)、ストッパ部材60がスイッチ部材50に連動して(図10(b)参照)、ロッド30のロック部4に係合する方向への移動を許容するように構成されている(図10(a)参照)。
これについて詳述すると、図8(a)に示すように、固定体1の開口部3に対して開閉体6を閉じた状態、すなわち、トーションバネ28によって、ロッド30の係合部33がロック部4に係合する方向に付勢された状態では、図8(b)に示すように、ストッパ部材60の保持爪66が、ロッド30の保持突部38のロッド側内面に配置されている。この状態では、スイッチ部材50の先端部53が、固定体1の側壁2のスイッチ当接部5に押圧されて、コイルバネ59の付勢力に抗して、開閉体6の周縁部及びケース部材40の開口から、やや引き込まれた状態に保持されている(図8(c)参照)。
上記状態から操作部材25を介して、回転体20をトーションバネ28の回転付勢力に抗して回転させると、ロッド30の係合部33がロック部4に係合しない方向にスライドして、ロッド30の保持突部38が保持爪66のテーパ面66aを押圧して、ストッパ部材60を、その回動付勢力に抗して、図8(b)の矢印Bとは反対方向に回動させる。
そして、保持突部38が保持爪66を乗り越えると、ストッパ部材60が回動付勢方向(図8(b)の矢印B参照)に回動するので、それに伴って保持爪66が、ロッド30の移動軌跡、ここでは、ロッド30の保持突部38の移動軌跡(図9(b)の矢印C参照)に侵入すると共に、同保持爪66の基端部が、トーションバネ28により付勢されたロッド30の保持突部38の、ロッド先端側の外面に係合して(図9(b)参照)、ロッド30の係合部33がロック部4に係合する方向に戻るのを規制する(図9(a)参照)。開閉体6が開くと、スイッチ部材50は、その先端部53が、コイルバネ59の付勢力によって、ケース部材40の開口部及び開閉体6の周縁部から最大限突出する(図9(c)参照)。
上記のように、ロッド30が保持された状態で、固定体1の開口部3に対して開閉体6を閉じると、図10(c)に示すように、スイッチ部材50の先端部53が、固定体1の側壁2のスイッチ当接部5に当接して、コイルバネ59の付勢力に抗して、開閉体6の周縁部及びケース部材40の開口部から引き込まれると共に、このスイッチ部材50に連動して、図10(b)に示すように、ストッパ部材60が回動付勢方向とは反対方向に回動して、保持爪66と保持突部38との係合が解除されるので(図10(b)の矢印参照)、トーションバネ28の付勢力によって、ロッド30の係合部33が、ロック部4に係合する方向への移動が許容されるようになっている(図10(a)参照)。
なお、本発明における「保持手段」としては、操作手段の操作により、ロッドをスライドさせると、開閉体が開かなくても、ロッドを仮保持可能な構造としてもよく、或いは、操作手段の操作により、ロッドをスライドさせて、開閉体が開き出してから、ロッドを仮保持可能な構造としてもよく、特に限定はされない。
なお、上記実施形態では、スイッチ部材60をケース部材40に対してスライド可能とし、ストッパー部材60をケース部材40に回動支持させて、スイッチ部材50と連動可能に係合するように構成したが、この態様に限定されるものではない。例えば、スイッチ部材又はストッパー部材の一方にラック溝を形成し、他方にピニオンギヤを装着して、いわゆるラックピニオン構造で、スイッチ部材に連動してストッパー部材を連動させたり、更には、スイッチ部材又はストッパー部材の一方にカム面を設け、他方にカム面により押圧されるカム押圧面を設けて、いわゆるカム構造によって、スイッチ部材に連動してストッパー部材を連動させたりしてもよく、ロッドがロック部に係合しない方向にスライドしたときに、ストッパ部材がロッドの移動軌跡に侵入するように動作してロッドの戻りを規制し、開閉体を閉じてスイッチ部材が引き込まれる方向に移動したときに、それにストッパ部材が連動して、ロッドの移動を許容する構造であれば、特に限定はされない。
次に、上記構造からなるロック装置10の作用効果について説明する。
すなわち、固定体1の開口部3を閉じるべく、開閉体6を押し込むと、ロッド30,31の係合部33のテーパ面が、固定体1の両側壁2,2の内面に押圧されて、トーションバネ28の付勢力に抗して、一対のロッド30,31が開閉体6の内方に引き込まれていく。そして、各係合部33,33がロック部4,4に至ると、トーションバネ28の付勢力により回転付勢された回転体20を介して、ロッド30,31の係合部33,33が、ロック部4,4に向けて押し出されて、各係合部33,33がロック部4,4にそれぞれ係合して、固定体1の開口部3を開閉体6で閉じた状態にロックすることができる(図6及び図8(a)参照)。
上記状態では、図8(b)に示すように、ストッパ部材60の保持爪66が、ロッド30の保持突部38の移動軌跡に侵入しないように配置されると共に、図8(c)に示すように、スイッチ部材50の先端部53が、固定体1の側壁2のスイッチ当接部5に弾性的に当接した状態となっている。
そして、固定体1の開口部3から開閉体6を開く場合には、操作部材25を操作して、トーションバネ28の付勢力に抗して、図7に示すように、一対のロッド30,31の係合部33,33を、ロック部4,4に係合しない方向にスライドさせる。すると、ロッド30の保持突部38が保持爪66を押圧して、ストッパ部材60を回動付勢方向とは反対方向に回動させ、保持突部38が保持爪66を乗り越えると、ストッパ部材60が回動付勢方向に回動して、保持爪66がロッド30の保持突部38の移動軌跡(図9(b)の矢印C参照)に侵入するので、保持爪66の基端部が保持突部38のロッド先端側の外面に係合することとなり(図9(b)参照)、ロッド30の係合部33がロック部4に係合する方向に戻るのを規制することができる(図9(a)参照)。また、回転体20を介してロッド31の係合部33も、ロック部4に係合する方向に戻るのが規制される。こうして、一対のロッド30,31の係合部33,33と、ロック部4,4との係合が解除されるので、固定体1の開口部3から開閉体6を移動させて、固定体1の開口部3を開くことができる。
また、開閉体6を開いて、ロッド30,31が引き込み規制された状態から、再度開閉体6を閉じるべく、固定体1の開口部3に向けて開閉体6を押し込むと、図10(c)に示すように、スイッチ部材50の先端部53が、固定体1の側壁2のスイッチ当接部5に当接し、コイルバネ59の付勢力に抗して、開閉体6の周縁部及びケース部材40の開口部から引き込まれると共に、これに連動して、図10(b)に示すように、ストッパ部材60が回動付勢方向とは反対方向に回動して、保持爪66と保持突部38との係合が解除されるので、ロッド30,31が再びトーションバネ28の付勢力によって押されて、その係合部33,33がロック部4,4に係合して、固定体1の開口部3を閉じた状態にロックすることができる(図6及び図10(a)参照)。
そして、このロック装置10においては、図4に示すように、スイッチ部材50及びストッパ部材60は、ロッド30に対して、開閉体6の内面6aに沿って並列して配置されるようになっており、開閉体6の内面の面直方向に沿って、ロッド30,31や、スイッチ部材50、ストッパ部材60が配置されていない構造となっているので、開閉体6の薄型化を図ることができる。
また、この実施形態においては、図8(c)や図9(c)に示すように、スイッチ部材50は、開閉体6の内面6aに沿ってスライドし、開閉体6の周縁部から出没するように配置されていると共に、図10(c)に示すように、開閉体6を閉じるときに、固定体1の開口部周縁のスイッチ当接部5に摺接して引き込まれるように構成されているので、スイッチ部材50のスライド動作が、上記特許文献1のロック装置のレバーのように、開閉体の面直方向に揺動する構造とはならないため、開閉体6を、より薄型化することができる。
更にこの実施形態においては、図4に示すように、スイッチ部材50及びストッパ部材60は、ロッド30,31よりも、開閉体6の回転軸8寄りに配置されているので、ロッド30,31を、開閉体6の回転軸8から離れた位置に配置でき、図6に示すように、開閉体6を閉じた状態でしっかりとロックすることができると共に、ストッパ部材60によるロッド30の引込み保持をしっかりと維持することができる。
また、この実施形態においては、図4に示すように、ケース部材40に、スイッチ部材50がスライド可能に保持されると共に、ストッパ部材60がスイッチ部材50に対して連動可能に支持されるので、スイッチ部材50及びストッパ部材60からなる保持手段を容易に組付けることができ、更に、ケース部材40を介して、開閉体6に簡単に保持手段を取付けることができる。
ところで、以上説明した実施形態においては、操作手段をなす操作部材25を、左右方向に回動可能な構造としたが、例えば、取付ベース11に対して上下方向に回動可能なレバー状にして、回転体20を回動させたり、回転体20を直接的に回動させる回転ノブ状としたり、或いは、取付ベース11に対して押し込み可能なボタン状にして、回転体20を回動させたりしてもよく、特に限定はされない。更に、この実施形態では、スライド可能な左右一対のロッド30,31を有する、いわゆるサイドロック構造をなしているが、ロッドを1本としたり、3本以上にしたりしてもよく、特に限定はない。また、一対のロッドをスライド動作させる構造としては、回転体のみならず、例えば、ピニオンギヤを採用すると共に、一対のロッドにラック溝をそれぞれ形成しておき、このラック溝に前記ピニオンギヤに歯合させて、一方のロッドをスライドさせることで、ピニオンギヤを介して他方のロッドをスライドさせるようにしてもよく、特に限定はされない。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で、各種の変形実施形態が可能であり、そのような実施形態も本発明の範囲に含まれる。
1 固定体
3 開口部
4 ロック部
6 開閉体
6a 内面
8 回転軸
10 開閉体のロック装置(ロック装置)
20 回転体
28 トーションバネ(第1付勢手段)
30,31 ロッド
33 係合部
38 保持突部
40 ケース部材
50 スイッチ部材
53 先端部
59 コイルバネ(第2付勢手段)
60 ストッパ部材
66 保持爪

Claims (4)

  1. 固定体の開口部に開閉可能に取付けられる開閉体のロック装置であって、
    前記固定体の開口部に設けられたロック部と、
    前記開閉体にスライド可能に配置されると共に、前記ロック部に係脱するロッドと、
    前記ロッドを前記ロック部に係合する方向に付勢する第1付勢手段と、
    前記第1付勢手段の付勢力に抗して、前記ロッドを前記ロック部に係合しない方向にスライドさせる操作手段と、
    前記操作手段により、前記ロッドを前記ロック部に係合しない方向にスライドさせると、前記第1付勢手段の付勢力に抗して前記ロッドを前記ロック部に係合しない状態に保持すると共に、前記開閉体を閉じると、前記ロッドの保持を解除して前記ロッドを前記ロック部に係合させる保持手段とを有し、
    前記保持手段は、前記開閉体の周縁部から出没可能に前記開閉体に装着され、第2付勢手段により突出方向に付勢されたスイッチ部材と、該スイッチ部材に連動して前記ロッドの移動を規制するストッパ部材とで構成されており、
    前記操作手段により前記ロッドを前記ロック部に係合しない方向にスライドさせると、前記ストッパ部材が前記ロッドの移動軌跡に侵入して、前記ロッドが前記第1付勢手段の付勢力により前記ロック部に係合する方向に戻るのを規制し、前記開閉体が開くと、前記スイッチ部材が前記第2付勢手段の付勢力により前記開閉体の周縁部から突出し、
    前記開閉体を閉じると、前記スイッチ部材が前記第2付勢手段の付勢力に抗して前記開閉体の周縁部から引き込まれ、前記ストッパ部材が前記スイッチ部材に連動して、前記ロッドの前記ロック部に係合する方向への移動を許容するように構成されており、
    前記スイッチ部材及び前記ストッパ部材は、前記ロッドに対して、前記開閉体の内面に沿って並列して配置されていることを特徴とする開閉体のロック装置。
  2. 前記スイッチ部材は、前記開閉体の内面に沿ってスライドし、同開閉体の周縁部から出没するように配置されており、前記開閉体を閉じるときに、前記固定体の開口部周縁に摺接して引き込まれるように構成されている請求項1記載の開閉体のロック装置。
  3. 前記固定体の開口部に一対のロック部が一対設けられていると共に、前記開閉体に、前記一対のロック部にそれぞれ係合する一対のロッドが、スライド可能に配置されており、
    前記開閉体は、前記固定体の開口部に回転軸を介して開閉可能に取付けられており、前記スイッチ部材及び前記ストッパ部材は、前記ロッドよりも、前記開閉体の回転軸寄りに配置されている請求項1又は2記載の開閉体のロック装置。
  4. 前記保持手段は、前記スイッチ部材をスライド可能に保持すると共に、前記ストッパ部材を前記スイッチ部材に対して連動可能に支持するケース部材を有しており、該ケース部材が前記開閉体に取付られるように構成されている請求項1〜3のいずれか1つに記載の開閉体のロック装置。
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