JP2000329986A - 付属装置、本体装置、装置システム、カメラ付属装置、カメラおよびカメラシステム - Google Patents

付属装置、本体装置、装置システム、カメラ付属装置、カメラおよびカメラシステム

Info

Publication number
JP2000329986A
JP2000329986A JP11137396A JP13739699A JP2000329986A JP 2000329986 A JP2000329986 A JP 2000329986A JP 11137396 A JP11137396 A JP 11137396A JP 13739699 A JP13739699 A JP 13739699A JP 2000329986 A JP2000329986 A JP 2000329986A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
function
camera
lens
operation means
determined
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11137396A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000329986A5 (ja
Inventor
Akihiro Kawanami
川波  昭博
Mitsuru Shinohara
篠原  充
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP11137396A priority Critical patent/JP2000329986A/ja
Publication of JP2000329986A publication Critical patent/JP2000329986A/ja
Publication of JP2000329986A5 publication Critical patent/JP2000329986A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Studio Devices (AREA)
  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Lens Barrels (AREA)
  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
  • Accessories Of Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カメラの機能の高度化・多様化に伴って操作
の複雑化が生じる。 【解決手段】 使用者により操作される操作手段SW2
を備え、カメラに通信可能に接続されるカメラ付属装置
に、操作手段の機能をカメラに決定させる制御手段3を
設ける。また、使用者により操作される操作手段SW2
を備えたカメラ付属装置に通信可能に接続されるカメラ
に、操作手段の機能を決定する制御手段1を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、付属装置およびこ
れが通信可能に接続される本体装置、例えば撮影レンズ
等のカメラ付属装置およびこれに通信可能に接続される
カメラに関し、さらに詳しくは付属装置に設けられた操
作手段の機能設定に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近のカメラは、撮影者の好みに合わせ
て様々な機能設定が行えるようになっている。機能設定
の内容として一般的なのは、カメラに設けられたスイッ
チによってAF(オートフォーカス)動作の開始、実絞
り動作の開始、手振れ補正機能動作の開始、AF測距点
の変更、AFロック、AEロック等がである。
【0003】これらは撮影者が自分自身の使用頻度の高
いもの或いは様々な撮影条件に合わせてカスタム仕様的
に設定できるようになっている。
【0004】また、最近のカメラでは、技術の進歩によ
って装備、機能の向上が計られ、それに伴って操作方法
も複雑化している。
【0005】このように高機能化によってカメラが設定
できる機能は充実してきたが、撮影者が操作できるスイ
ッチ類の数にも限界がある。機能向上によってスイッチ
類ばかりが増えると、却って撮影者の混乱を招き、また
スイッチ類の配置についても制約があり、撮影者がカメ
ラを手を持ち替えないとスイッチ操作できない等、シャ
ッターチャンスを逃してしまう可能性も出てくる。
【0006】つまり、これらスイッチ類をカメラに集約
して設けていることが問題であり、これらのスイッチ類
を例えば撮影レンズに装備することで、レンズ側での操
作に応じて撮影レンズ側の機能はレンズ側で制御させる
ことにより、上記問題をある程度解消することは可能で
ある。
【0007】但し、レンズで制御できる機能は限られて
おり、せっかくレンズ側にスイッチ類を設けても、カメ
ラ側から移設できる機能はせいぜい1つか2つ程度であ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】これらの現状を踏まえ
て、今後さらにカメラの機能が進化し、これに伴って操
作の複雑化が伴うとすると、撮影レンズ等のカメラ付属
装置の機能設定が重要視されてくる。
【0009】しかしながら、現状のカメラシステムで
は、カメラ付属装置がカメラから機能設定を受け付ける
ようにはなっていない。
【0010】また仮に、システムを新しく構築したとし
ても、旧システム対応として既に発売されているカメラ
や付属装置との互換性をも同時に考える必要がある。
【0011】そこで、本発明では、カメラおよび付属装
置がそれぞれ新旧のどのシステム対応のものとの組み合
わせにおいても互換性を持って機能し、さらには新シス
テム対応のもの同士での組み合わせにおいてスイッチ類
の機能設定の自由度を大幅に拡大できるようにすること
を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本願第1の発明では、使用者により操作される操作
手段を備え、カメラ等の本体装置に通信可能に接続され
る撮影レンズ等の付属装置に、操作手段の機能を本体装
置に決定させる制御手段を設けている。
【0013】具体的には、上記制御手段に、本体装置が
操作手段の機能決定を行えるか否か(つまり新旧いずれ
のシステム対応のものか)を判別し、行えると判別した
場合に操作手段の機能を本体装置に決定させるようにし
ている。
【0014】また、本願第2の発明では、使用者により
操作される操作手段を備えた付属装置に通信可能に接続
される本体装置に、操作手段の機能を決定する制御手段
を設けている。
【0015】具体的には、制御手段に、操作手段が機能
決定を外部から行えるか否かを判別し、行えると判別し
た場合に操作手段の機能を自ら決定させるようにしてい
る。
【0016】さらに、本願第3の発明では、使用者によ
り操作される操作手段を備え、本体装置に通信可能に接
続される付属装置に、操作手段の機能を、本体装置に決
定させるか自ら決定するかを選択する制御手段を設けて
いる。
【0017】具体的には、上記制御手段に、本体装置が
操作手段の機能決定を行えるか否かを判別し、行えると
判別した場合には操作手段の機能をカメラに決定させ、
行えないと判別した場合には操作手段の機能を自ら決定
させるようにしている。
【0018】さらに、本願第5の発明では、付属装置に
通信可能に接続される本体装置に、付属装置に外部から
の機能設定が可能な、使用者により操作される操作手段
が設けられているか否かを判別し、設けられていると判
別した場合に操作手段の機能を決定する制御手段を設け
ている。
【0019】これら第1から第5の発明により、付属装
置に設けられた操作手段の機能を本体装置側にて任意に
設定することが可能となる。このため、従来本体装置側
に設けられていた特定機能の操作手段を実質的に付属装
置側に移設して、もとの本意装置側の操作手段に新たな
機能を付与したり、本体装置側と付属装置側の双方に同
じ機能の操作手段を設けたりすることが可能となり、シ
ステム全体における各操作手段(スイッチ類)の機能設
定の自由度を拡大することが可能となる。
【0020】さらに、上記第3から第5の発明にれば、
付属装置と本体装置のうち一方が、付属装置側の操作手
段の本体装置による機能決定システム(新システム)に
対応していない旧システム対応のものの場合に、操作手
段の機能は付属装置側で決定されるため、旧システム対
応のものとの組み合わせにおいても互換性を持って機能
することが可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】本実施形態では、スイッチ(操作
手段)を備えた撮影レンズ(新システム対応の付属装
置)と上記スイッチに対応するカメラ(新システム対応
の本体装置)とが接続されたときには、カメラが上記ス
イッチにAFスタートボタンとしての機能を割り当て、
上記撮影レンズとスイッチに対応していないカメラ(旧
システム対応のカメラ)とが接続されたときには、撮影
レンズがスイッチにAFストップボタンとしての機能を
割り当てる場合について説明する。
【0022】図1には、カメラと撮影レンズから構成さ
れるカメラシステムの全体構成を示している。1はカメ
ラの全ての制御を司るカメラマイコンであり、2は被写
体に対するピントのずれ量(デフォーカス量)を測定す
る測距(焦点検出)ユニットである。なお、測距ユニッ
トとして、被写体までの距離を直接測定するものを用い
てもよい。
【0023】3は撮影レンズの制御を司るレンズマイコ
ンであり、4は撮影レンズ内の光学ユニットを移動させ
て焦点調節を行うためのモーターである。また、5はレ
ンズマイコン3に内蔵されているメモリーである。メモ
リー5には、AF用の光学特有の情報、レンズスイッチ
有無の情報、光学的な調整値など様々なデータがあらか
じめ記憶されている。
【0024】6はモーター4の駆動力を増幅するための
ギアユニットであり、7はギアユニット6に連結され、
焦点調節を行うためのフォーカスユニットを保持・移動
させるためのカム環である。8は焦点調節用の光学系で
あるフォーカスユニットであり、9はモーター4に加え
る電力を可変するためのモーター駆動回路である。この
モーター駆動回路には、ON/OFF制御、駆動方向制
御、電力制御等の機能があり、レンズマイコン3でこれ
らを制御して焦点調節制御を行う。10はモーター4の
回転量及び回転数を計測するための櫛歯型のパルス板で
あり、モーター4に同期して回転し、フォトインタラプ
タ11で明暗出力の変化回数を計測する構造となってい
る。
【0025】12はパルス板10が回転することで発生
する明暗比をフォトインタラプタ11で検出し、それを
カウントすることで回転量を検出するためのアップダウ
ンカウンタである。アップダウンカウンタ12はカウン
トしたパルス数を出力し、そのデータをレンズマイコン
3で取り込み、演算に使用する。また、アップダウンカ
ウンタ12には、カウンタのリセット端子、モーター4
の駆動方向に応じてアップ/ダウンを決定する端子など
が設けられており、それぞれレンズマイコン3で制御さ
れる。
【0026】カメラ側に設けられたSW1は、カメラマ
イコン1の入力ポートに接続され、AFをスタートさせ
るためのAF開始スイッチである。なお、カメラには、
このスイッチSW1以外に、手振れ補正機能動作を許可
するためのスイッチや、AEロックを行うためのスイッ
チや、測距点選択を行うためのスイッチ等が設けられて
いる(いずれも図示せず)。
【0027】R1はスイッチSW1をプルアップし、カ
メラマイコン1の入力ポートの電位が浮くのを防止する
ための抵抗である。スイッチSW1がONすると、カメ
ラマイコン1のポートがLoレベルとなり、カメラマイ
コン1はスイッチSW1がONしたことを検知する。
【0028】一方、撮影レンズ側に設けられたSW2
は、レンズマイコン3の入力ポートに接続されたスイッ
チ(操作手段)であり、以下これをレンズスイッチとい
う。このレンズスイッチSW2の機能は、前述したよう
にカメラ側で決定されたり撮影レンズ側で決定されたり
する。
【0029】R2はレンズスイッチSW2をプルアップ
し、レンズマイコン3の入力ポートの電位が浮くのを防
止するための抵抗である。レンズスイッチSW2がON
すると、レンズマイコン3のポートがLoレベルとな
り、レンズマイコン3はレンズスイッチSW2がONし
たことを検知する。
【0030】撮影レンズ側に設けられたSW3は、レン
ズマイコン3の入力ポートに接続されたスイッチであ
り、AFの許可/禁止を設定するためのオートフォーカ
ス/マニュアルフォーカス切換スイッチである。このス
イッチの状態はカメラマイコン1に送信され、カメラマ
イコン1はスイッチSW1とスイッチSW3の状態から
AF機能の動作/非動作を決定する。
【0031】R3はスイッチSW3をプルアップし、レ
ンズマイコン3の入力ポートの電位が浮くのを防止する
ための抵抗である。スイッチSW3がONすると、レン
ズマイコン3のポートがLoレベルとなり、レンズマイ
コン3はスイッチSW3がONしたことを検知する。
【0032】I2 はカメラマイコン1とのシリアル通信
を行うための同期クロック用の入力ポートである。カメ
ラマイコン1の出力ポートから送信された同期クロック
出力を入力ポートI2 で受信し、データの受け渡しの同
期を取っている。I1 はカメラマイコン1から送信され
たデータを受信するための入力ポートである。入力ポー
トI2 の同期クロックの立ち上がり信号でデータを取り
込み、レンズマイコン3の内部処理でコード化してい
る。これら入力ポートI2 およびI1 はレンズマイコン
3の内部でプルアップ設定が可能となっていて、通常は
ON状態(プルアップ状態)になっている。また、入力
ポートI2 端子は入出力切換え可能なポートとなってい
る。
【0033】O1 はカメラマイコン1にデータを送信す
るための出力ポートである。入力ポートI2 の同期クロ
ックの立ち下がりでデータを出力し、カメラマイコン1
では同期クロックI2 の立ち上がりでデータを取り込
み、カメラマイコン1の内部処理でコード化している。
出力ポートO1 はカメラマイコン1の内部でプルアップ
設定が可能となっていて、通常はON状態(プルアップ
状態)になっている。
【0034】次に、カメラおよびレンズの動作の概要を
説明し、後にこれらの動作を行わせるための具体的なフ
ローチャートについて説明する。
【0035】カメラマイコン1はスイッチSW1がON
すると、レンズ側のスイッチSW3の状態をレンズマイ
コン3から送信させる。スイッチSW3がOFFならA
Fが許可されているとし、測距ユニット2で被写体への
ビンとのずれ量を測定する。カメラマイコン1は測距ユ
ニット2からの情報に基づいてフォーカスユニット8を
移動させるべき量を演算し、その結果をレンズマイコン
3に送信する。レンズマイコン3はカメラマイコン1か
ら送信されたデータに基づき、フォーカスユニット8の
移動方向とフォーカスユニット8の移動量とを得るため
のモーター4の回転量、つまりはパルス板10とフォト
インタラプタ11とで形成されるカウンタ量を演算す
る。
【0036】この演算が終了すると、演算で求めたカウ
ンタ量だけ駆動するようにモーター駆動回路9に駆動方
向、印加電力を設定し、モーター4の駆動を開始する。
レンズマイコン3はアップダウンカウンタ12の値を常
にモニターし、カウンタ値が演算値に達するとモーター
駆動回路9を通じてモーター4を停止させ、カメラマイ
コン1にモーター駆動を停止したことを送信する。
【0037】カメラマイコン1はレンズマイコン3にモ
ーター駆動を指示した後、常にモーター4の状態をレン
ズマイコン3に送信するように指示し、これによりモー
ター4の状態をモニターする。
【0038】カメラマイコン1はモーター4が停止した
のを確認すると、再び測距ユニット2で被写体に対する
ピントのずれ量を測定する。こうして被写体への合焦が
確認できるまで前述のフォーカスユニット8の駆動を繰
り返し行い、合焦が確認されたら不図示のスイッチによ
ってレリーズするかしないかを確認する。実際にはスイ
ッチSW1が2ストロークスイッチとなっている場合が
多く、この場合、1ストローク目がAF開始、そのまま
強く押し込んで2ストローク目がレリーズ動作となる。
【0039】なお、ここまでの動作は、従来のカメラ及
びレンズでも行われているものである。
【0040】次に、レンズスイッチSW2がONになっ
た場合の動作について説明する。レンズスイッチSW2
がONすると、レンズマイコン3は取り付けられている
カメラがレンズスイッチ対応カメラかどうか、言い換え
ればカメラがレンズスイッチSW2の機能決定を行える
カメラかどうかを判断する。これは、カメラにレンズが
取り付けられた時に、カメラ固有のデータ(カメラI
D)とレンズ固有のデータ(レンズID)とを互いのマ
イコン1,3が通信によって予め受信しておくことで可
能となる。
【0041】レンズマイコン3は、上記カメラIDの内
容によってカメラがレンズスイッチ対応カメラではない
と判断すると、レンズスイッチSW2の状態をカメラに
は送信せず、レンズマイコン3がレンズスイッチSW2
の機能を、先に説明したようにAFストップ機能に設定
する。
【0042】AFストップ機能が割り当てられたレンズ
スイッチSW2がONしている間は、レンズマイコン3
は一切モーター4の駆動を禁止する。つまり、カメラマ
イコン1からモーター4の駆動開始命令が送信されて
も、モーター4の駆動は行わない。なお、レンズスイッ
チSW2がONの間、スイッチSW3がONしていると
きと同じようにカメラマイコン1に対してAF禁止の情
報を送信するようにしてもよい。
【0043】このように、本実施形態では、レンズスイ
ッチ対応の撮影レンズがレンズスイッチ非対応のカメラ
に接続されて用いられる場合には、撮影レンズ側にてレ
ンズスイッチSW2の機能を決定する。したがって、レ
ンズスイッチ非対応のカメラを用いる場合でも、本実施
形態のレンズスイッチ対応の撮影レンズを使用し、レン
ズスイッチSW2を利用することができる。
【0044】また、カメラがレンズスイッチ対応のもの
であるが、撮影レンズにレンズスイッチが装備されてい
ない場合には、カメラは何も対応せず、従来と同様のカ
メラシステムとして使用できる。
【0045】一方、レンズマイコン3は、上記カメラI
Dの内容によってカメラがレンズスイッチ対応カメラで
あると判断すると、レンズマイコン3はレンズスイッチ
SW2の状態をカメラに送信し、レンズスイッチSW2
の機能をカメラ側で決定するようにする。つまり、レン
ズ側ではレンズスイッチSW2の機能設定を一切行わな
いようにする。
【0046】ここで、先に説明したように、カメラ側で
割り当てられるレンズスイッチSW2の機能は、AFス
タート機能である。そして、レンズスイッチSW2がO
Nすると、カメラマイコン1は測距ユニット2を動作さ
せてAFを開始する。
【0047】なお、カメラをレンズスイッチSW2に対
して設定する機能を選択できるシステム構成とすれば、
レンズスイッチSW2の機能をAFストップ、手振れ補
正機能動作許可、AEロック、測距点選択など複数の機
能の中から選択的に設定することができる。
【0048】このように、本実施形態では、レンズスイ
ッチ対応の撮影レンズとカメラとが接続されて用いられ
る場合には、本来カメラに設けられたスイッチで行って
いた操作がレンズ側で操作可能となる。これにより、特
に直接手で支える必要がある超望遠系レンズ等を用いる
場合において操作性を向上させることができる。また、
撮影者が両手を駆使して違う機能選択が可能となるた
め、様々な撮影状態に対応できる。
【0049】なお、この場合のカメラ側の動作として
は、カメラマイコン1がレンズIDによりレンズスイッ
チ対応レンズであると判断すると、レンズスイッチSW
2のON/OFFの状態をレンズマイコン3から送信さ
せる。レンズスイッチSW2がONであると判断する
と、レンズ側のスイッチSW3の状態をレンズマイコン
3から送信させる。スイッチSW3がOFFなら、AF
が許可されているとし、前述したようにAF動作を行
う。
【0050】次に、図2〜図5のフローチャートを用い
て、カメラマイコン1およびレンズマイコン3の動作に
ついてさらに詳しく説明する。なお、ここでは、カメラ
にレンズスイッチ対応撮影レンズが装着された場合、上
記動作の概要説明と若干異なり、レンズスイッチSW2
に対して、AFスタートかAFストップかのどちらか一
方の機能を選択設定できるようになっているものとして
説明する。
【0051】一方、撮影レンズ側としては、レンズスイ
ッチ対応カメラに接続された場合において、カメラ側に
よってレンズスイッチSW2にAFスタート又はAFス
トップの機能が割り当てられたときは、レンズ側での機
能設定を行わずにカメラ側にレンズスイッチSW2の状
態を送信するのみとし、レンズスイッチ非対応カメラに
接続された場合は、レンズスイッチSW2にレンズ側で
AFストップの機能を割り当てて、これがONしたとき
はAF駆動を即座に停止するとともにカメラに対してA
F禁止であることを通信するようになっているものとす
る。
【0052】まず、図2にはカメラマイコン1の動作フ
ローを示している。
【0053】[ステップ100,101]カメラマイコ
ン1は電源が投入されるとマイコン内部のメモリー、ポ
ート等の初期化設定を行い、その後周辺の各種ユニット
の初期化を行う。
【0054】[ステップ102]カメラ内部の初期化が
終了すると、カメラマイコン1はレンズマイコン3の入
力ポートI2 (CLK端子)の状態を検出し、レンズマ
イコン3が通信可能かを判断する。具体的には、CLK
端子がハイレベルならレンズマイコン3との通信が許可
され、ローレベルなら通信が禁止されるというシステム
構成となっている。
【0055】[ステップ103]レンズマイコン3との
通信が可能となると、カメラマイコン1は、レンズマイ
コン3に対してレンズIDの通信要求命令を入力ポート
2 (CLK端子)に同期させて入力ポートI1 (DC
L端子)に出力する。次に、レンズマイコン3の出力ポ
ートO1 (DLC端子)からレンズIDデータを受信
し、カメラマイコン1の内部メモリーにレンズIDデー
タを転送する。
【0056】[ステップ104]カメラマイコン1は、
ステップ103で取得したレンズIDデータに基づい
て、撮影レンズがレンズスイッチに対応しているかどう
か(つまり、外部から機能決定が可能なレンズスイッチ
SW2を有するか否か)を判断する。撮影レンズがレン
ズスイッチに対応していない場合はステップ105に進
み、対応している場合はステップ114に進む。
【0057】[ステップ105]レンズIDデータより
撮影レンズがレンズスイッチに対応していないものと判
断した場合は、カメラマイコン1は、その入力ポートに
接続されているスイッチSW1の状態を検出する。スイ
ッチSW1がONしていない場合はステップ104に戻
り、スイッチSW1がONになるまでこのループを繰返
す。
【0058】[ステップ106]スイッチSW1がON
されると、DCL端子及びDLC端子を使用して通信に
よってレンズマイコン3の入力ポートに接続されている
スイッチSW3の状態を読み出す。スイッチSW3の状
態がAF禁止状態の場合はステップ104に戻り、スイ
ッチSW3がAF許可状態になるまでこのループを繰り
返す。
【0059】[ステップ107]スイッチSW3がAF
許可状態になっているときは、現在、被写体にピントを
合わせるためにモーター4を駆動してフォーカスユニッ
ト8が移動しているかをレンズマイコン3に対して通信
によって聞き出す。これは、撮影レンズの状態を表すレ
ンズステータス情報としてカメラマイコン1に送られて
くる。レンズステータス情報には、レンズ駆動中、レン
ズ停止中、レンズスイッチSW2の状態、AF許可スイ
ッチSW3の状態等の情報が含まれる。
【0060】すでにフォーカスユニット8が駆動中であ
る場合は、再度の測距動作およびフォーカス駆動を行わ
ないためにステップ111に移行する。
【0061】[ステップ108]カメラマイコン1は、
撮影レンズ側でフォーカスユニット8の駆動を行ってい
ないと判断すると、測距ユニット2に指示して被写体に
対するピントのずれ量を測定する。
【0062】[ステップ109]測距ユニット2による
被写体に対するピントのずれ量の測定が終了し、そのデ
ータより現状で被写体にピントが合っていると判断でき
る場合は、ステップ112に移行し、レリーズ動作を行
うかを判断する。被写体にピントが合っていないと判断
した場合は、ステップ110に進む。
【0063】[ステップ110]ステップ109で測定
したピントのずれ量をフォーカスレンズ8の移動量に対
応するパルス板10の明暗出力回数に換算し、レンズマ
イコン3に対して駆動方向および駆動量を含む駆動命令
を送信する。
【0064】[ステップ111]カメラマイコン1は、
レンズステータス情報をレンズマイコン3から送信さ
せ、フォーカスユニット8の移動が停止したかどうかを
検出する。停止していない場合はステップ104に戻
り、フォーカスユニット8が停止するまでこれまでのル
ープを繰り返す。
【0065】[ステップ112、113]レンズステー
タス情報よりフォーカスユニット8の移動停止を検出す
ると、不図示のレリーズスイッチの状態を確認し、OF
Fならステップ104に戻り、ONならレリーズ動作を
行ってからステップ104に戻る。
【0066】[ステップ114]ステップ104におい
て、撮影レンズがレンズスイッチに対応していると判断
した場合は、レンズスイッチSW2がONしているかど
うかをレンズマイコン3との通信によって判断する。こ
れは、撮影レンズからのレンズステータス情報によって
検出できる。レンズスイッチSW2がOFFの場合はス
テップ105に移行し、スイッチSW1の検出を行う。
レンズスイッチSW2がONの場合はステップ115に
移行する。
【0067】[ステップ115]カメラマイコン1は、
レンズスイッチSW2の機能がAFスタートに設定され
ているかAFストップに設定されているかを判断する。
これらの機能設定は、カメラに設けられた不図示のスイ
ッチ等の操作に伴うマイコンの割り込み処理(図3のフ
ローチャートを用いて後述する)で任意に行えるように
なっている。
【0068】上記判断の結果、レンズスイッチSW2の
機能がAFスタートに設定されている場合、カメラマイ
コン1に接続されているスイッチSW1の状態とは無関
係にAF動作を行う。
【0069】つまり、従来はカメラ側のスイッチSW1
の操作でのみAF動作を開始させることができたが、本
実施形態では、レンズスイッチ対応の撮影レンズとカメ
ラとが組合わせられることで、撮影レンズに装備された
レンズスイッチSW2でもAF動作を開始させることが
できる。したがって、AFスタートスイッチとしてカメ
ラに設けられたSW1と撮影レンズに設けられたレンズ
スイッチSW2のうち撮影者が使い易い方を自由に選択
でき、カメラシステム全体としての使い勝手の向上を図
ることができる。
【0070】[ステップ116]ステップ115での判
断の結果、レンズスイッチSW2の機能がAFストップ
に設定されている場合は、現在フォーカスユニット8が
移動中かどうかをレンズステータス情報によって判断す
る。移動中のときはステップ117に進み、移動中でな
い場合はステップ104に戻る。
【0071】[ステップ117]フォーカスユニット移
動中であるため、即座にフォーカスユニット8を停止さ
せるために通信によってフォーカスユニット停止命令を
レンズマイコン3に送信し、ステップ104に戻る。
【0072】このように本実施形態のカメラによれば、
接続される撮影レンズがレンズスイッチ対応のものの場
合は、カメラ側においてレンズスイッチSW2の機能を
AFスタート又はAFストップに設定し、撮影レンズが
レンズスイッチ自体を有していない場合ないしレンズス
イッチ非対応の場合には、何もしないかレンズ側にレン
ズスイッチSW2の機能を決定させるため、レンズスイ
ッチ対応の撮影レンズおよび非対応の撮影レンズの双方
に対して互換性を持って有効に機能する。なお、本実施
形態では、カメラによるレンズスイッチSW2の機能選
択をAFスタートおよびAFストップのいずれかから行
う場合について説明したが、手振れ補正機能動作許可、
AEロック、測距点選択などの機能の中から選択的に設
定できるようにすれば、レンズスイッチSW2を幅広い
用途(機能)に使用することができ、カメラシステム全
体の使い勝手を向上させることができる。
【0073】ここで、図3を用いてカメラにおけるレン
ズスイッチSW2の機能選択に関する処理について説明
する。
【0074】[ステップ200,201]図1には図示
していないファンクション設定スイッチ(専用のスイッ
チでもいずれかのスイッチと兼用のスイッチでもよい)
を使用者が操作することで、この設定ルーチンを開始
し、カメラマイコン1は撮影者がどちらを選んでいるか
を検出する。
【0075】[ステップ202]使用者が「レンズスイ
ッチSW2をAFスタートスイッチとする」を選択した
場合は、カメラマイコン1は内部メモリーにレンズスイ
ッチSW2の機能がAFスタート機能であることを記憶
し、処理を終了する。
【0076】[ステップ203]ステップ201で使用
者が「レンズスイッチSW2をAFストップスイッチと
する」を選択した場合は、カメラマイコン1は内部メモ
リーにレンズスイッチSW2の機能がAFストップ機能
であることを記憶し、処理を終了する。
【0077】こうしてステップ202及びステップ20
3で記憶されたメモリーの内容によって、図2のステッ
プ115での判断が変わることになる。
【0078】次に、図4のフローチャートを用いてレン
ズマイコン3の動作について説明する。
【0079】[ステップ300,301]レンズマイコ
ン3は、カメラに取り付けられると同時に電源が投入さ
れ、マイコン内部のメモリー、ポート等の初期化設定を
行い、その後周辺の各種ユニットの初期化を行う。ま
た、初期化を行う前にカメラマイコン1に対して通信を
禁止する目的で入力ポート(CLK端子)I2 を出力ポ
ートに変更し、ローレベル出力に設定する。これによっ
てカメラマイコン1に対しては通信禁止となるため、カ
メラマイコン1は通信を行わない。
【0080】[ステップ302]初期設定が終了し、カ
メラマイコン1との通信が可能となると、入力ポート
(CLK端子)I2 を入力に戻し、マイコン内部のプル
アップ設定をONにしてCLK端子をハイレベルに設定
する。
【0081】[ステップ303]カメラマイコン1が通
信でレンズIDの送信要求を送ってくると、レンズマイ
コン3はレンズIDを送信すると共に、取り決めに従っ
てカメラマイコン1から送信されてきたカメラIDをレ
ンズマイコン3の内部メモリーに記憶する。
【0082】[ステップ304]レンズマイコン3は、
レンズスイッチSW2の状態を検出し、ON状態か否か
を判断する。OFFの場合はレンズステータス情報に含
まれるレンズスイッチSW2の状態をOFFに設定し、
ステップ305に進む。
【0083】[ステップ305]レンズスイッチSW2
がOFFの場合、レンズマイコン3は、カメラマイコン
1からフォーカスユニット8の駆動命令が送信されてい
るかを判断する。駆動命令がない場合はステップ304
に戻り、これまでのループを繰り返す。駆動命令がある
場合はステップ306に進む。
【0084】[ステップ306]カメラマイコン1から
フォーカスユニット8の駆動命令が送られてきた場合、
レンズマイコン3は、カメラマイコン1からの通信によ
ってフォーカスユニット8の駆動量および駆動方向を受
信する。
【0085】次に、スイッチSW3の状態を検出して撮
影者がAF駆動を許可しているかどうかを判断する。A
F駆動を禁止している場合は、ステップ304に戻る。
ここで、図2のステップ106では、スイッチSW3の
状態を検出し、AF禁止の場合はフォーカスユニット8
の駆動を禁止するため、このステップ306の処理で
は、ステップSW3の設定状態は必ずAFを許可してい
ることになり、ステップ304に戻ることは有り得な
い。
【0086】しかし、フォーカスユニット8の駆動命令
のあとすぐにスイッチSW3を切り換えるなどの操作が
入った場合を想定してこの処理を行っている。本ステッ
プ306にて、AFが許可されている場合はステップ3
07に進む。
【0087】[ステップ307]レンズマイコン3はフ
ォーカスユニット8の駆動を行うため、モーター駆動回
路9を動作させ、ギアユニット6およびカム環7を通し
てフォーカスユニット8を移動させる。レンズマイコン
8はこの時レンズステータス情報のレンズ停止中をクリ
アし、レンズ駆動中をセットする。この情報によってカ
メラマイコン1は撮影レンズの状態を検出する。
【0088】[ステップ308]レンズマイコン3は、
アップダウンカウンタ12の出力を常にデータとして取
り込み、カメラマイコン1から指示されたカウンタ値だ
け加算または減算されたかをモニターし、モーター4の
制御を行う。アップダウンカウンタ12はフォーカスユ
ニット8の移動方向によって加算、減算を決定される。
【0089】[ステップ309]レンズマイコン3は、
アップダウンカウンタ12のカウンタ値がカメラマイコ
ン1から指示されたカウンタ値に達したとき、フォーカ
スユニット8の駆動を停止させるため、モーター駆動回
路へモーター停止の指示を出し、AF駆動を終了する。
このとき、レンズステータス情報ではレンズ停止中フラ
グをセットし、カメラマイコン1にレンズが停止してい
ることを知らせる。そしてステップ304に戻る。
【0090】[ステップ310]ステップ304におい
てレンズスイッチSW2がONしている場合は、レンズ
が取り付けられたカメラがレンズスイッチに対応してい
るかどうかを判断する。対応している場合はステップ3
11に、非対応の場合はステップ312にそれぞれ進
む。
【0091】[ステップ311]カメラがレンズスイッ
チに対応している場合は、レンズマイコン3は、レンズ
スイッチSW2に関するレンズ側での機能設定を一切禁
止し、カメラマイコン1からの指示を待つ。このとき、
レンズステータス情報をレンズスイッチSW2がONし
ている状態に設定し、カメラマイコン1に知らせる。
【0092】[ステップ312]ステップ310で、取
り付けられたカメラがレンズスイッチ非対応の場合は、
レンズマイコン3は、レンズ側でのレンズスイッチSW
2に対する設定機能であるAFストップ機能を有効にす
る。
【0093】そして、現在レンズが駆動されているかを
判断する。同時にレンズステータス情報のAF許可/禁
止設定を禁止に設定する(もともとスイッチSW3がA
F禁止の場合は何もしない)。
【0094】レンズが駆動されている場合は、ステップ
309に移行し、フォーカスユニット8の駆動を禁止す
る処理を行う。レンズが駆動されていない場合はステッ
プ304に戻る。
【0095】このように、本実施形態の撮影レンズは、
レンズスイッチ対応カメラに接続された場合には、レン
ズスイッチSW2の機能をカメラ側に決定させ、レンズ
スイッチ非対応カメラに接続された場合にはレンズ自身
でレンズスイッチSW2の機能を決定する。したがっ
て、本実施形態の撮影レンズは、レンズスイッチ対応カ
メラおよび非対応カメラのいずれに対しても互換性を持
って有効に機能する。
【0096】次に、図5を用いて、レンズマイコン3に
カメラマイコン1からの通信が送信された場合のレンズ
マイコン3の内部の割り込み処理ルーチン、つまりカメ
ラマイコン1から送信されたデータを解析してレンズマ
イコン3がどのような処理を行うかを説明する。
【0097】[ステップ400,401]カメラマイコ
ン1から通信が送られると、レンズマイコン3は図4で
説明したレンズメインルーチンを抜け出してステップ4
00から割り込み処理を行う。
【0098】まず、カメラマイコン1が送信してきたデ
ータとレンズマイコン3が予め内部メモリーに記憶して
いるデータとを比較し、そのデータ同士が一致するコマ
ンドを検出する。これは、データが一致することでカメ
ラマイコン1が何を指示しているのかを判断するためで
ある。
【0099】[ステップ402]ステップ401では、
カメラマイコン1が指示したコマンドがレンズIDデー
タの送信要求である場合、レンズマイコン3はレンズI
Dデータを内部メモリーに転送し、割り込み処理を終了
する。
【0100】この内部メモリーはシフトバッファにより
構成され、入力ポート(CLK端子)I2 の立ち下がり
に同期して1ビットずつシフトされる。シフトされるデ
ータは出力ポート(DLC端子)O1 に毎回出力され
る。
【0101】[ステップ403]カメラマイコン1が指
示したコマンドがレンズIDデータの送信要求ではない
場合は、レンズステータス送信要求であるかを判断す
る。
【0102】[ステップ404]ステップ403で。カ
メラマイコン1が指示したコマンドがレンズステータス
送信要求である場合は、レンズIDデータを内部メモリ
ーに転送し、割り込み処理を終了する。
【0103】[ステップ405]カメラマイコン1が指
示したコマンドがレンズステータス送信要求ではない場
合はフォーカスユニット8の停止命令であるかを判断す
る。
【0104】[ステップ406]ステップ405でカメ
ラマイコン1が指示したコマンドがフォーカスユニット
8の停止命令である場合は、フォーカスユニット8の停
止処理を行う。この操作は、カメラがレンズスイッチS
W2に対応している場合でかつレンズスイッチSW2の
機能をAFストップに設定された場合に使用する。
【0105】[ステップ407]カメラマイコン1が指
示したコマンドがフォーカスユニット8の停止命令では
ない場合は、フォーカスユニット8の駆動開始命令であ
るかを判断する。
【0106】[ステップ408]ステップ407でカメ
ラマイコン1が指示したコマンドがフォーカスユニット
8の駆動開始命令である場合は、フォーカスユニット8
の駆動準備処理を行う。これは、図4のステップ305
で判定される。また、この操作はカメラがレンズスイッ
チSW2に対応している場合でかつレンズスイッチSW
2の機能がAFスタートに設定された場合に使用する。
【0107】レンズマイコン3がカメラマイコン1の指
示したコマンドに対応していない場合は、割り込み処理
を終了する。
【0108】なお、本実施形態では、カメラにカメラ付
属装置としての撮影レンズを接続する場合について説明
したが、本発明は、撮影レンズ以外の付属装置をカメラ
に接続する場合にも適用することができる。
【0109】また、本実施形態では、カメラとカメラ付
属装置とを接続する場合について説明したが、本発明
は、カメラ以外の本体装置とカメラ付属装置以外の付属
装置とを接続する場合にも適用することができる。
【0110】
【発明の効果】以上説明したように、本願第1から第5
の発明によれば、付属装置に設られた操作手段の機能を
本体装置(カメラ)側にて任意に設定することができる
ので、従来本体装置側に設けられていた特定機能の操作
手段を実質的に付属装置側に移設して、もとの本体装置
側の操作手段に新たな機能を付与したり、本体装置側と
付属装置側の双方に同じ機能の操作手段を設けたりする
ことができる。これにより、システム全体における各操
作手段(スイッチ類)の機能設定の自由度を拡大するこ
とができ、使い勝手のよいシステムを実現することがで
きる。
【0111】さらに、第3から第5の発明にれば、付属
装置と本体装置のうち一方が、付属装置側の操作手段の
本体装置による機能決定システムに対応していない場合
に、操作手段の機能は付属装置側で決定されるため、上
記機能決定システムに対応していない付属装置又は本体
装置との組み合わせにおいても互換性を持って有効に機
能することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態であるカメラとレンズ(カメ
ラシステム)の構成図。
【図2】上記カメラ内のマイコンの動作を示すメインフ
ローチャート。
【図3】上記カメラ内のマイコンのレンズスイッチに対
する機能設定動作を示すフローチャート。
【図4】上記レンズ内のマイコンの動作を示すメインフ
ローチャート。
【図5】上記レンズ内のマイコンの通信処理フローチャ
ート。
【符号の説明】
1 カメラマイコン 2 測距ユニット 3 レンズマイコン 4 モーター SW1 AF開始スイッチ SW2 レンズスイッチ SW3 オートフォーカス/マニュアルフォーカス切換
スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/225 H04N 5/225 F Fターム(参考) 2H002 AB00 BB05 BB11 EB13 FB02 FB03 FB21 FB36 FB40 GA73 GA74 HA11 HA19 2H044 AE07 DE01 2H100 FF00 FF01 2H105 EE00 5C022 AB22 AB55 AC31 AC54 AC69

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用者により操作される操作手段を備
    え、本体装置に通信可能に接続される付属装置であっ
    て、 前記操作手段の機能を前記本体装置に決定させる制御手
    段を有することを特徴とする付属装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記本体装置が前記操
    作手段の機能決定を行えるか否かを判別し、行えると判
    別した場合に前記操作手段の機能を前記本体装置に決定
    させることを特徴とする請求項1に記載の付属装置。
  3. 【請求項3】 使用者により操作される操作手段を備
    え、本体装置に通信可能に接続される付属装置であっ
    て、 前記操作手段の機能を、前記本体装置に決定させるか自
    ら決定するかを選択する制御手段を有することを特徴と
    する付属装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記本体装置が前記操
    作手段の機能決定を行えるか否かを判別し、行えると判
    別した場合には前記操作手段の機能を前記本体装置に決
    定させ、行えないと判別した場合には前記操作手段の機
    能を自ら決定することを特徴とする請求項3に記載の付
    属装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記本体装置が前記操
    作手段の機能決定を行えると判別した場合に前記操作手
    段の状態を前記本体装置に検知させることを特徴とする
    請求項2又は4に記載の付属装置。
  6. 【請求項6】 前記本体装置により決定される前記操作
    手段の機能を、前記本体装置の動作に関する機能とした
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の付
    属装置。
  7. 【請求項7】 前記本体装置により決定される前記操作
    手段の機能を、前記本体装置に設けられた他の操作手段
    の機能と同じとしたことを特徴とする請求項1から6の
    いずれかに記載の付属装置。
  8. 【請求項8】 使用者により操作される操作手段を備え
    た付属装置に通信可能に接続される本体装置であって、 前記操作手段の機能を決定する制御手段を有することを
    特徴とする本体装置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、前記操作手段が機能決
    定を外部から行えるか否かを判別し、行えると判別した
    場合に前記操作手段の機能を自ら決定することを特徴と
    する請求項8に記載の本体装置。
  10. 【請求項10】 使用者により操作される操作手段を備
    えた付属装置に通信可能に接続される本体装置であっ
    て、 前記操作手段の機能を自ら決定するか前記付属装置に決
    定させるかを選択する制御手段を有することを特徴とす
    る本体装置。
  11. 【請求項11】 前記制御手段は、前記操作手段が機能
    決定を外部から行えるか否かを判別し、行えると判別し
    た場合には前記操作手段の機能を自ら決定し、行えない
    と判別した場合には前記操作手段の機能を前記付属装置
    に決定させることを特徴とする請求項10に記載の本体
    装置。
  12. 【請求項12】 付属装置に通信可能に接続される本体
    装置であって、 前記付属装置に、外部からの機能設定が可能な、使用者
    により操作される操作手段が設けられているか否かを判
    別し、設けられていると判別した場合に前記操作手段の
    機能を決定する制御手段を有することを特徴とする本体
    装置。
  13. 【請求項13】 前記制御手段は、前記操作手段の機能
    を、複数の機能の中から選択的に決定することを特徴と
    する請求項8から12に記載の本体装置。
  14. 【請求項14】 前記制御手段により決定する前記操作
    手段の機能を、この本体装置に設けられた他の操作手段
    の機能と同じとしたことを特徴とする請求項8から13
    のいずれかに記載の本体装置。
  15. 【請求項15】 請求項1から7のいずれかに記載の付
    属装置と、請求項8から14のいずれかに記載の本体装
    置とから構成されることを特徴とする装置システム。
  16. 【請求項16】 使用者により操作される操作手段を備
    え、カメラに通信可能に接続されるカメラ付属装置であ
    って、 前記操作手段の機能を前記カメラに決定させる制御手段
    を有することを特徴とするカメラ付属装置。
  17. 【請求項17】 前記制御手段は、前記カメラが前記操
    作手段の機能決定を行えるか否かを判別し、行えると判
    別した場合に前記操作手段の機能を前記カメラに決定さ
    せることを特徴とする請求項16に記載のカメラ付属装
    置。
  18. 【請求項18】 使用者により操作される操作手段を備
    え、カメラに通信可能に接続されるカメラ付属装置であ
    って、 前記操作手段の機能を、前記カメラに決定させるか自ら
    決定するかを選択する制御手段を有することを特徴とす
    るカメラ付属装置。
  19. 【請求項19】 前記制御手段は、前記カメラが前記操
    作手段の機能決定を行えるか否かを判別し、行えると判
    別した場合には前記操作手段の機能を前記カメラに決定
    させ、行えないと判別した場合には前記操作手段の機能
    を自ら決定することを特徴とする請求項18に記載のカ
    メラ付属装置。
  20. 【請求項20】 前記制御手段は、前記カメラが前記操
    作手段の機能決定を行えると判別した場合に前記操作手
    段の状態を前記カメラに検知させることを特徴とする請
    求項17又は19に記載のカメラ付属装置。
  21. 【請求項21】 前記カメラにより決定される前記操作
    手段の機能を、前記カメラの動作に関する機能としたこ
    とを特徴とする請求項16から20のいずれかに記載の
    カメラ付属装置。
  22. 【請求項22】 前記カメラにより決定される前記操作
    手段の機能を、前記カメラに設けられた他の操作手段の
    機能と同じとしたことを特徴とする請求項16から21
    のいずれかに記載のカメラ付属装置。
  23. 【請求項23】 使用者により操作される操作手段を備
    えたカメラ付属装置に通信可能に接続されるカメラであ
    って、 前記操作手段の機能を決定する制御手段を有することを
    特徴とするカメラ。
  24. 【請求項24】 前記制御手段は、前記操作手段が機能
    決定を外部から行えるか否かを判別し、行えると判別し
    た場合に前記操作手段の機能を自ら決定することを特徴
    とする請求項23に記載のカメラ。
  25. 【請求項25】 使用者により操作される操作手段を備
    えたカメラ付属装置に通信可能に接続されるカメラであ
    って、 前記操作手段の機能を自ら決定するか前記カメラ付属装
    置に決定させるかを選択する制御手段を有することを特
    徴とするカメラ。
  26. 【請求項26】 前記制御手段は、前記操作手段が機能
    決定を外部から行えるか否かを判別し、行えると判別し
    た場合には前記操作手段の機能を自ら決定し、行えない
    と判別した場合には前記操作手段の機能を前記カメラ付
    属装置に決定させることを特徴とする請求項25に記載
    のカメラ。
  27. 【請求項27】 カメラ付属装置に通信可能に接続され
    るカメラであって、 前記カメラ付属装置に、外部からの機能設定が可能な、
    使用者により操作される操作手段が設けられているか否
    かを判別し、設けられていると判別した場合に前記操作
    手段の機能を決定する制御手段を有することを特徴とす
    るカメラ。
  28. 【請求項28】 前記制御手段は、前記操作手段の機能
    を、複数の機能の中から選択的に決定することを特徴と
    する請求項23から27のいずれかに記載のカメラ。
  29. 【請求項29】 前記制御手段により決定する前記操作
    手段の機能を、本カメラに設けられた他の操作手段の機
    能と同じとしたことを特徴とする請求項23から28の
    いずれかに記載のカメラ付属装置。
  30. 【請求項30】 請求項16から22のいずれかに記載
    のカメラ付属装置と、請求項23から29のいずれかに
    記載のカメラとから構成されることを特徴とするカメラ
    システム。
JP11137396A 1999-05-18 1999-05-18 付属装置、本体装置、装置システム、カメラ付属装置、カメラおよびカメラシステム Pending JP2000329986A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11137396A JP2000329986A (ja) 1999-05-18 1999-05-18 付属装置、本体装置、装置システム、カメラ付属装置、カメラおよびカメラシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11137396A JP2000329986A (ja) 1999-05-18 1999-05-18 付属装置、本体装置、装置システム、カメラ付属装置、カメラおよびカメラシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000329986A true JP2000329986A (ja) 2000-11-30
JP2000329986A5 JP2000329986A5 (ja) 2006-07-06

Family

ID=15197695

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11137396A Pending JP2000329986A (ja) 1999-05-18 1999-05-18 付属装置、本体装置、装置システム、カメラ付属装置、カメラおよびカメラシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000329986A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011002848A (ja) * 2010-08-20 2011-01-06 Canon Inc 撮像装置

Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5865020U (ja) * 1981-10-27 1983-05-02 キヤノン株式会社 カメラ・システム
JPH01284815A (ja) * 1988-05-12 1989-11-16 Minolta Camera Co Ltd カメラシステム及びレンズ
JPH0246414A (ja) * 1988-08-05 1990-02-15 Minolta Camera Co Ltd ズームレンズを備えるカメラ
JPH0289013A (ja) * 1988-05-13 1990-03-29 Minolta Camera Co Ltd カメラシステム
JPH02139509A (ja) * 1989-09-13 1990-05-29 Olympus Optical Co Ltd 自動焦点調節装置を有するカメラ
JPH04120526A (ja) * 1990-09-11 1992-04-21 Minolta Camera Co Ltd 仮想ワイド機能を有するカメラ
JPH04237008A (ja) * 1991-01-21 1992-08-25 Canon Inc カメラシステム及び交換レンズ装置
JPH04323975A (ja) * 1991-04-23 1992-11-13 Canon Inc 交換レンズ式カメラシステム
JPH0561094A (ja) * 1991-04-15 1993-03-12 Asahi Optical Co Ltd カメラの露出制御装置
JPH095609A (ja) * 1995-06-23 1997-01-10 Canon Inc カメラシステム
JPH0998330A (ja) * 1995-09-29 1997-04-08 Fuji Photo Optical Co Ltd カメラのフォーカス操作装置
JPH10161221A (ja) * 1996-11-28 1998-06-19 Nikon Corp カメラシステム
JPH10170812A (ja) * 1996-12-11 1998-06-26 Canon Inc カメラシステム

Patent Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5865020U (ja) * 1981-10-27 1983-05-02 キヤノン株式会社 カメラ・システム
JPH01284815A (ja) * 1988-05-12 1989-11-16 Minolta Camera Co Ltd カメラシステム及びレンズ
JPH0289013A (ja) * 1988-05-13 1990-03-29 Minolta Camera Co Ltd カメラシステム
JPH0246414A (ja) * 1988-08-05 1990-02-15 Minolta Camera Co Ltd ズームレンズを備えるカメラ
JPH02139509A (ja) * 1989-09-13 1990-05-29 Olympus Optical Co Ltd 自動焦点調節装置を有するカメラ
JPH04120526A (ja) * 1990-09-11 1992-04-21 Minolta Camera Co Ltd 仮想ワイド機能を有するカメラ
JPH04237008A (ja) * 1991-01-21 1992-08-25 Canon Inc カメラシステム及び交換レンズ装置
JPH0561094A (ja) * 1991-04-15 1993-03-12 Asahi Optical Co Ltd カメラの露出制御装置
JPH04323975A (ja) * 1991-04-23 1992-11-13 Canon Inc 交換レンズ式カメラシステム
JPH095609A (ja) * 1995-06-23 1997-01-10 Canon Inc カメラシステム
JPH0998330A (ja) * 1995-09-29 1997-04-08 Fuji Photo Optical Co Ltd カメラのフォーカス操作装置
JPH10161221A (ja) * 1996-11-28 1998-06-19 Nikon Corp カメラシステム
JPH10170812A (ja) * 1996-12-11 1998-06-26 Canon Inc カメラシステム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011002848A (ja) * 2010-08-20 2011-01-06 Canon Inc 撮像装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5480515B2 (ja) カメラシステム
US10942426B2 (en) Camera, interchangeable lens apparatus, adapter apparatus, control method, and storage medium
JP2013025200A (ja) アダプター、カメラシステム、および、アダプター制御プログラム
JP2010266595A (ja) カメラ及び前記カメラに装着される交換レンズ
JP2000184264A (ja) カメラ
JP2020008845A (ja) 撮像装置、交換レンズ、中間アクセサリ及びこれらの制御方法
JP2008263466A (ja) カメラ装置
EP3570104B1 (en) Image capturing device
JP2000329986A (ja) 付属装置、本体装置、装置システム、カメラ付属装置、カメラおよびカメラシステム
JP4415425B2 (ja) オートフォーカス/マニュアルフォーカス切り替え可能な光学機器
JP2005037824A (ja) カメラアクセサリ、カメラおよびカメラシステム
JP6065129B2 (ja) アダプター、カメラシステム、および、アダプター制御プログラム
JPH06148504A (ja) 視線検出可能なカメラ
JP7190660B2 (ja) 撮像装置
JP2013068655A (ja) アダプター、カメラシステム、および、アダプター制御プログラム
JP2016110000A (ja) 撮像装置
JPH09218450A (ja) カメラボディ及びカメラアクセサリ
JP5923905B2 (ja) アダプター、カメラシステム、および、アダプター制御プログラム
JP2013047773A (ja) アダプター、カメラシステム、および、アダプター制御プログラム
JP5994219B2 (ja) アダプター、カメラシステム、および、アダプター制御プログラム
CN107979719B (zh) 摄像设备、摄像系统、自动照射方向控制方法及存储介质
JP2013064945A (ja) アダプター、カメラシステム、およびアダプター制御プログラム
JP2018205649A (ja) 撮像装置システム
JP5927821B2 (ja) アダプター、カメラシステム、およびアダプター制御プログラム
JPH086091A (ja) 振れ補正装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060515

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060515

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20081023

RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20081201

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090204

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090324

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090525

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090825

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091026

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100223

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100409

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100601