JP2000326591A - 印刷制御装置、印刷制御方法および印刷システム - Google Patents

印刷制御装置、印刷制御方法および印刷システム

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JP2000326591A
JP2000326591A JP11137097A JP13709799A JP2000326591A JP 2000326591 A JP2000326591 A JP 2000326591A JP 11137097 A JP11137097 A JP 11137097A JP 13709799 A JP13709799 A JP 13709799A JP 2000326591 A JP2000326591 A JP 2000326591A
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runaway
cpu
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JP11137097A
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Toshihiko Ikeno
俊彦 池野
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CPUの暴走に起因する無駄な印刷出力を未
然に防止することができる印刷制御装置を提供する。 【解決手段】 印刷制御装置101では、ウォッチドッ
グタイマー112によりCPU105が暴走したことを
検出すると、暴走記憶手段113にCPU105の暴走
を示す情報をセットし、CPU105をリセットして再
起動した後に、暴走記憶手段113の情報を参照してC
PU105が暴走により再起動されたか否かを判定し、
CPU105が暴走により再起動されたときには、暴走
通知手段115により、CPU105を暴走により再起
動したことをホスト102に通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部装置から送信
された印刷情報を含む印刷命令を受信し、該受信した印
刷命令を解析して印刷装置が処理可能な印字情報を生成
する印刷制御装置、それに用いられる印刷制御方法およ
び印刷システムに関する。
【0002】
【従来の技術】印刷装置には、通常、印刷制御装置が搭
載され、この印刷制御装置は、外部装置例えばホストコ
ンピュータから送信された印刷ジョブの印刷命令を受信
し、該受信した印刷ジョブの印刷命令を解析して印刷装
置が処理可能な印字情報を生成する。
【0003】この従来の印刷制御装置の構成について図
38を参照しながら説明する。図38は従来の印刷制御
装置を用いた印刷システムの構成を示すブロック図であ
る。
【0004】印刷システムは、図38に示すように、ホ
ストコンピュータ(以下、ホストという)302と、印
刷制御装置301を含み、印刷制御装置301は、ホス
ト302との間でデータの送受を行うデータ入出力手段
303と、ROM306に格納されているプログラムに
従って所定の処理を実行するCPU305を備える。デ
ータ入出力手段303は、ホスト302から送信された
印刷ジョブの印刷命令を受信し、この受信した印刷命令
は受信バッファ304に蓄積される。CPU302は、
ROM306に格納されている所定のプログラムを読み
出して実行することにより入力データ解析手段307を
構築し、この入力データ解析手段307は、受信バッフ
ァ304に蓄積された印刷命令を解析して印刷手段31
1が処理可能な中間データを生成する。この生成された
中間データは中間バッファ308に格納され、中間バッ
ファ308に格納された中間データはページ単位でペー
ジバッファ309に転送され、描画データとしてページ
バッファ309に格納される。ページバッファ309は
1ページ分の描画データを格納する容量を有し、これに
格納された描画データは、印刷手段311に送出され
る。ここで、中間データは、インクまたはトナーの各ド
ットに展開された描画データとは異なり、図形や文字な
どをドットに展開する前の座標位置、展開方法を示すデ
ータであり、この中間データに対する1ページ分のメモ
リ消費量は、1ページ分の描画データに比して十分に少
ない。
【0005】印刷手段311は、ページバッファ309
からの描画データに基づき用紙カセット310から給紙
される印刷用紙上に画像を形成して出力する。すなわ
ち、印刷手段311からは画像が形成された用紙320
が出力される。
【0006】CPU305は、入力データ解析手段30
7を構築し、上述した印刷命令の解析から描画データの
作成までの一連の印刷処理を行うとともに、データ入出
力手段303のデータ受信開始制御などを行う。また、
CPU305はROM306に格納されているプログラ
ムに従って動作するが、CPU305が暴走すると、そ
の暴走がウォッチドッグタイマー(暴走検出手段)31
2により検出される。ウォッチドッグタイマー312に
よりCPU305の暴走が検出されると、その検出結果
がデータ入出力手段303およびリセット手段314に
入力される。データ入出力手段303は、ウォッチドッ
グタイマー312からの検出結果をデータ受信停止制御
の制御信号として入力し、ホスト301からの印刷命令
の受信を停止する。リセット手段314は、ウォッチド
ッグタイマー312からの検出結果をリセット信号とし
て入力し、CPU305をリセットためのリセット信号
を発生する。また同様に、リセット手段314は、装置
全体に電源を供給するための電源スイッチ317の押下
またはリセットスイッチ316の押下に応じてリセット
信号を発生する。CPU305は、リセット信号が入力
されると、リセットされ、初期化プログラムに従って再
起動する。
【0007】次に、印刷制御装置301の動作について
図39ないし図41を参照しながら説明する。図39は
図38の印刷制御装置における電源スイッチまたはリセ
ットスイッチの押下によるリセット動作を示すフローチ
ャート、図40は図38の印刷制御装置におけるCPU
暴走時のリセット動作を示すフローチャート、図41は
図38の印刷制御装置におけるリセットに伴う再起動動
作を示すフローチャートである。
【0008】電源スイッチ317がオンまたはリセット
スイッチ316が押下されると、図39に示すように、
まず電源スイッチ317またはリセットスイッチ316
の押下による入力イベントがリセット手段314に取り
込まれる(ステップS401)。ここで、電源スイッチ
317がオンされた場合、印刷制御装置301には電源
が供給される。続くステップS402では、この入力イ
ベントによりリセット手段314が起動し、リセット手
段314はCPU305に対するリセット信号を発生す
る(ステップS402)。
【0009】そして、図41に示すように、CPU30
5にリセット信号が入力されると(ステップS42
1)、CPU305はROM306に格納されている初
期化プログラムに従い動作し(ステップS422)、そ
してCPU305はデータ入出力手段303をデータ受
信可能な状態になるように制御する(ステップS42
3)。
【0010】次いで、ユーザ操作によりホスト302か
ら印刷ジョブの印刷命令の指示されると、ホスト302
から印刷制御装置301に対して印刷ジョブの印刷命令
が送信され、印刷制御装置301では、この印刷命令の
受信を開始する。この印刷ジョブの印刷命令は、ジョブ
開始命令で始まり、続いて印刷データ、そして最後にジ
ョブ終了命令で終わる一連のデータ群で構成される。こ
の受信を開始する際には、まず受信バッファ304の空
きの有無が確認され、受信バッファ304に空きがあれ
ば、データ入出力手段303でデータ受信が行われ、受
信した印刷命令が受信バッファ304に蓄積される。受
信バッファ304に空きがなければ、データ入出力手段
303でのデータ受信は行われない。
【0011】受信バッファ304に印刷命令が蓄積され
ると、この蓄積された印刷命令がコマンド単位で入力デ
ータ解析手段307により解析され、この解析により印
刷命令が新しいページの最初のデータであるときには、
中間バッファ308に新しいページがオープンされる。
これに対し、印刷命令が既にオープンされているページ
のデータであるときには、中間バッファ308に新しい
ページのオープンは行われない。入力データ解析手段3
07は、印刷命令を解析して用紙上に描画するための中
間データを作成し、その中間データを中間バッファ30
8に蓄積する。この解析が終了した印刷命令は受信バッ
ファ304から削除され、受信バッファ304に空き領
域が確保される。
【0012】入力データ解析手段307は、0Ch(1
6進数)などで表される排紙命令を検出するまで中間デ
ータの中間バッファ308への蓄積を続行し、この排紙
命令を検出すると、中間バッファ308にオープンされ
たページをクローズする。そして次のコマンドの解析が
行われ、中間バッファ308に対して新しいページがオ
ープンされ、このページの中間データが作成されて蓄積
される。この解析処理は、中間バッファ308に空きが
ある限り行われ、また受信バッファ304に未処理デー
タがなくなると、新しいデータが入力されるまで待機す
る。
【0013】中間バッファ308に少なくとも1ページ
分の中間データが蓄積されると、ページバッファ309
の空きが確認され、ページバッファ309が空き状態に
あると、CPU305は中間バッファ308の先頭の1
ページ分の中間データを描画データに変換してページバ
ッファ309に蓄積する。描画データに変換された中間
データは中間バッファ308から削除され、中間バッフ
ァ308における空き領域が増大される。そして、ペー
ジバッファ309に1ページ分の描画データが蓄積され
ると、この描画データ変換処理が終了する。
【0014】ページバッファ309に1ページ分の描画
データが蓄積されると、この描画データは印刷手段31
1に送られる。印刷手段311は、その描画データに基
づき画像を用紙カセット310から給紙された印刷用紙
に形成し、この印刷用紙を排紙する。この1ページの印
刷が終了すると、ページバッファ309はクリアされ
る。以下、この処理を印刷描画処理という。
【0015】次に、ウォッチドッグタイマー312のリ
スタート処理について説明する。
【0016】このウォッチドッグタイマー312は、所
定時間でタイムアウトするように設定されており、ここ
では、10秒でタイムアウトするように設定されている
ものとする。リセット手段314によるCPU305の
リセット後、CPU305がROM306のプログラム
に従って正常に動作している間は、CPU305により
10秒内に必ずウォッチドッグタイマー312がリスタ
ートされ、ウォッチドッグタイマー312がタイムアウ
トしないように制御される。この制御は、ROM306
のプログラムに従って行われるものである。
【0017】上述したデータ受信処理、解析処理、描画
データ変換処理、印刷描画処理、ウォッチドッグタイマ
ー312のリスタート処理は、割り込み処理およびマル
チタスク処理により同時進行している。ただし、入力イ
ベントが無い処理に関しては、処理のしようがないの
で、実際には実行されることはない。また、いずれかの
メモリ領域が一杯になり、その処理が継続することがで
きなくなったときには、動作可能な他の処理が実行さ
れ、空きのメモリ領域を確保することにより、元の処理
の実行が可能になる。
【0018】次に、CPU305の暴走やその他の要因
によりウォッチドッグタイマー312にリスタートをか
けることができない状況になり、ウォッチドッグタイマ
ー312がタイムアウトした場合の動作について図40
を参照しながら説明する。
【0019】CPU305の暴走やその他の要因により
ウォッチドッグタイマー312がタイムアウトした場
合、図40に示すように、ウォッチドッグタイマー31
2のタイムアウトによる暴走検出の入力イベントが取り
込まれ(ステップS411)、データ入出力手段303
はデータ受信を停止する(ステップS412)。続いて
リセット手段314が起動され、CPU305はリセッ
トされる(ステップS413)。
【0020】そして、図41に示すように、CPU30
5がリセットされると(ステップS421)、CPU3
05はROM306に格納されている初期化プログラム
に従い動作する(ステップS422)。ここでは、受信
バッファ304、中間バッファ308、ページバッファ
309がクリアされる。続いて、CPU305はデータ
入出力手段303をデータ受信可能な状態になるように
制御する(ステップS423)。そして、印刷ジョブの
印刷命令を受信する受信処理が再開される。
【0021】
【発明が解決しようとしている課題】しかし、上述した
従来の印刷制御装置では、CPU305が暴走してリセ
ットされたときには、暴走によってCPU305がリセ
ットされたことがホスト301に対して通知されないか
ら、ホスト301は印刷命令を送信し続けることにな
り、CPU305のリセット後に再開される受信処理に
よって受信する印刷命令は印刷ジョブ途中のものであ
り、印刷ジョブの途中からの印刷命令の解析が行われる
ことになる。その結果、正常な印刷出力結果を得ること
ができず、無駄に印刷出力を行うことになる。
【0022】本発明の目的は、CPUの暴走に起因する
無駄な印刷出力を未然に防止することができる印刷制御
装置、印刷制御方法および印刷システムを提供すること
にある。
【0023】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
外部装置から送信された印刷ジョブの印刷命令を受信
し、該受信した印刷命令を解析して印刷装置が処理可能
な印字情報を生成するための印刷処理を行う印刷制御装
置において、プログラムに従って前記印刷処理に関する
制御を行うCPUと、前記CPUが暴走したことを検出
する暴走検出手段と、前記暴走検出手段により前記CP
Uの暴走が検出されると、前記CPUをリセットして再
起動するリセット再起動手段と、前記CPUを暴走によ
り再起動したことを前記外部装置に通知する暴走通知手
段とを備えることを特徴とする。
【0024】請求項2記載の発明は、請求項1記載の印
刷制御装置において、前記暴走検出手段により前記CP
Uの暴走が検出されると、前記CPUが暴走したことを
示す情報を保持する保持手段を備え、前記暴走通知手段
は、前記CPUがリセットされて再起動された後に、前
記保持手段に保持されている情報を参照して前記CPU
の再起動が暴走による再起動か否かを判定し、前記CP
Uの再起動が暴走による再起動であるときには、前記C
PUを暴走により再起動したことを前記外部装置に通知
することを特徴とする。
【0025】請求項3記載の発明は、請求項1記載の印
刷制御装置において、前記暴走によるCPUの再起動後
に前記外部装置から送信された印刷命令の受信を再開す
ると、最初に受信した印刷命令を解析して該印刷命令が
印刷開始を示す命令であるか否かを判定する判定手段
と、前記最初に受信した印刷命令が印刷開始を示す命令
でないときには、前記印刷開始を示す印刷命令を受信す
るまで前記受信した印刷命令の読み飛ばしを行う読み飛
ばし手段とを備えることを特徴とする。
【0026】請求項4記載の発明は、請求項1記載の印
刷制御装置において、前記暴走によるCPUの再起動後
に前記外部装置から送信された印刷命令の受信を再開す
ると、第1の所定時間を計測する第1のタイマを起動す
る第1のタイマ起動手段と、前記第1のタイマによる前
記第1の所定時間の計測が終了する前に前記外部装置か
ら送信された最初の印刷命令を受信すると、該最初の印
刷命令を読み飛ばす第1の読み飛ばし手段と、前記最初
の印刷命令の読み飛ばし後に第2の所定時間を計測する
第2のタイマを起動し、該第2のタイマによる前記第2
の所定時間の計測が終了する前に前記印刷命令を受信す
ると、該第2のタイマの停止し、再起動する第2のタイ
マ起動手段と、前記第2のタイマによる前記第2の所定
時間の計測が終了する前に前記印刷命令を受信すると、
該受信した印刷命令を読み飛ばす第2の読み飛ばし手段
とを備え、前記第2のタイマによる前記第2の所定時間
の計測が終了後に前記印刷命令を受信すると、該受信し
た印刷命令を有効印刷命令として取り込むことを特徴と
する。
【0027】請求項5記載の発明は、外部装置から受信
した複数の印刷ジョブの印刷命令を蓄積する印刷ジョブ
蓄積手段を有し、前記蓄積された複数の印刷ジョブ毎に
その印刷命令を解析して印刷装置が処理可能な印字情報
を生成するための印刷処理を行う印刷制御装置におい
て、プログラムに従って前記印刷処理に関する制御を行
うためのCPUと、前記CPUが暴走したことを検出す
る暴走検出手段と、前記暴走検出手段により前記CPU
の暴走が検出されると、前記CPUの暴走時における情
報を保持する保持手段と、前記暴走検出手段により前記
CPUの暴走が検出されると、前記CPUをリセットし
て再起動するリセット再起動手段と、前記CPUがリセ
ットされて再起動されたときに、前記保持手段に保持さ
れている情報を参照して前記CPUの暴走時に処理され
ていた印刷ジョブを特定し、該特定した印刷ジョブの印
刷命令を前記印刷ジョブ蓄積手段から削除する削除手段
と、前記CPUの再起動後に、前記CPUの暴走時に処
理されていた印刷ジョブとして特定された印刷ジョブを
表す情報を前記外部装置に通知する暴走通知手段と、前
記CPUの再起動後に、前記印刷ジョブ蓄積手段に蓄積
されている印刷ジョブ中の先頭の印刷ジョブから前記印
刷処理を再開するように制御する印刷処理再開手段とを
備えることを特徴とする。
【0028】請求項6記載の発明は、請求項5記載の印
刷制御装置において、前記CPUの暴走時に処理されて
いた印刷ジョブを記憶する暴走印刷ジョブ記憶手段と、
前記暴走によるCPUの再起動時に前記CPUの暴走時
に処理されていた印刷ジョブとして特定された印刷ジョ
ブを前記印刷ジョブ蓄積手段から前記暴走印刷ジョブ記
憶手段に移動する印刷ジョブ移動手段と、前記外部装置
からの要求に応じて前記暴走印刷ジョブ記憶手段から前
記CPUの暴走時に処理されていた印刷ジョブとして特
定された印刷ジョブを読み出して前記外部装置に転送す
る転送手段とを備えることを特徴とする。
【0029】請求項7記載の発明は、請求項5記載の印
刷制御装置において、他の印刷装置を接続するネットワ
ークと接続するネットワーク接続手段と、前記CPUが
暴走により再起動された後に、前記CPUの暴走時に処
理されていた印刷ジョブとして特定された印刷ジョブを
前記印刷ジョブ蓄積手段から前記他の印刷装置に前記ネ
ットワークを介して転送する転送手段とを備え、前記暴
走通知手段は、前記CPUが暴走時に処理されていた印
刷ジョブとして特定された印刷ジョブを表す情報ととも
に、前記CPUの暴走時に処理されていた印刷ジョブと
して特定された印刷ジョブを前記他の印刷装置に転送し
たことを前記外部装置に通知することを特徴とする。
【0030】請求項8記載の発明は、外部装置から送信
された印刷情報を含む印刷命令を受信し、該受信した印
刷命令を解析して印刷装置が処理可能な印字情報を生成
する印刷処理を行う印刷制御装置に用いられる印刷制御
方法において、プログラムに従って前記印刷処理に関す
る制御を行うCPUが暴走したことを検出する工程と、
前記CPUの暴走を検出すると、前記CPUをリセット
して再起動する工程と、前記CPUを暴走により再起動
したことを前記外部装置に通知する工程とを有すること
を特徴とする。
【0031】請求項9記載の発明は、請求項8記載の印
刷制御方法において、前記CPUの暴走に関する情報を
保持手段に保持する工程を有し、前記CPUがリセット
されて再起動された後に、前記保持手段に保持されてい
る情報を参照して前記CPUの再起動が暴走による再起
動か否かを判定し、前記CPUの再起動が暴走による再
起動であるときには、前記CPUを暴走により再起動し
たことを前記外部装置に通知することを特徴とする。
【0032】請求項10記載の発明は、請求項8記載の
印刷制御方法において、前記暴走によるCPUの再起動
後に前記外部装置から送信された印刷命令の受信を再開
すると、最初に受信した印刷命令を解析して該印刷命令
が印刷開始を示す命令であるか否かを判定する工程と、
前記最初に受信した印刷命令が印刷開始を示す命令でな
いときには、前記印刷開始を示す印刷命令を受信するま
で前記受信した印刷命令の読み飛ばしを行う工程とを有
することを特徴とする。
【0033】請求項11記載の発明は、請求項8記載の
印刷制御方法において、前記暴走によるCPUの再起動
後に前記外部装置から送信された印刷命令の受信を再開
すると、第1の所定時間を計測する第1のタイマを起動
する工程と、前記第1のタイマによる前記第1の所定時
間の計測が終了する前に前記外部装置から送信された最
初の印刷命令を受信すると、該最初の印刷命令を読み飛
ばす工程と、前記最初の印刷命令の読み飛ばし後に第2
の所定時間を計測する第2のタイマを起動し、該第2の
タイマによる前記第2の所定時間の計測が終了する前に
前記印刷命令を受信すると、該第2のタイマの停止し、
再起動する工程と、前記第2のタイマによる前記第2の
所定時間の計測が終了する前に前記印刷命令を受信する
と、該受信した印刷命令を読み飛ばす工程と、前記第2
のタイマによる前記第2の所定時間の計測が終了後に前
記印刷命令を受信すると、該受信した印刷命令を有効印
刷命令として取り込む工程とを有することを特徴とす
る。
【0034】請求項12記載の発明は、外部装置から受
信した複数の印刷ジョブの印刷命令を蓄積する印刷ジョ
ブ蓄積手段を有し、前記蓄積された複数の印刷ジョブ毎
にその印刷命令を解析して印刷装置が処理可能な印字情
報を生成するための印刷処理を行う印刷制御装置に用い
られる印刷制御方法において、プログラムに従って前記
印刷処理に関する制御を行うCPUの暴走を検出する工
程と、前記CPUの暴走に関する情報を保持手段に保持
する工程と、前記CPUの暴走を検出すると、前記CP
Uをリセットして再起動する工程と、前記CPUがリセ
ットされて再起動されたときに、前記保持手段に保持さ
れている情報を参照して前記CPUの暴走時に処理され
ていた印刷ジョブを特定し、該特定した印刷ジョブの印
刷命令を前記印刷ジョブ蓄積手段から削除する工程と、
前記CPUの暴走時に処理されていた印刷ジョブとして
特定された印刷ジョブを表す情報を前記外部装置に通知
する工程と、前記CPUの再起動後に、前記印刷ジョブ
蓄積手段に蓄積されている印刷ジョブ中の先頭の印刷ジ
ョブから前記印刷処理を再開するように制御する工程と
を有することを特徴とする。
【0035】請求項13記載の発明は、請求項12記載
の印刷制御方法において、前記暴走によるCPUの再起
動後に前記CPUの暴走時に処理されていた印刷ジョブ
として特定された印刷ジョブを前記印刷ジョブ蓄積手段
から暴走印刷ジョブ記憶手段に移動する工程と、前記外
部装置からの要求に応じて前記暴走印刷ジョブ記憶手段
から前記CPUの暴走時に処理されていた印刷ジョブと
して特定された印刷ジョブを前記外部装置に転送する工
程とを有することを特徴とする。
【0036】請求項14記載の発明は、請求項12記載
の印刷制御方法において、他の印刷装置を接続するネッ
トワークと接続する工程と、前記暴走によるCPUの再
起動時に前記CPUの暴走時に処理されていた印刷ジョ
ブとして特定された印刷ジョブを前記印刷ジョブ蓄積手
段から前記他の印刷装置に前記ネットワークを介して転
送する工程と、前記CPUの暴走時に処理されていた印
刷ジョブとして特定された印刷ジョブを前記他の印刷装
置に転送したことを前記外部装置に通知する工程とを有
することを特徴とする。
【0037】請求項15記載の発明は、外部装置と、前
記外部装置から送信された印刷情報を含む印刷命令を受
信し、該受信した印刷命令を解析して印刷装置が処理可
能な印字情報を生成する印刷処理を行う印刷制御装置と
を含む印刷システムにおいて、前記印刷制御装置は、プ
ログラムに従って前記印刷処理に関する制御を行うCP
Uと、前記CPUの暴走を検出する暴走検出手段と、前
記暴走検出手段により前記CPUの暴走が検出される
と、前記CPUをリセットして再起動するリセット再起
動手段と、前記CPUを暴走により再起動したことを前
記外部装置に通知する暴走通知手段とを備え、前記外部
装置は、前記印刷命令の送信状況を検出する送信状況検
出手段と、前記印刷制御装置から前記CPUを暴走によ
り再起動したことが通知されると、前記印刷命令の送信
状況に応じて該印刷命令の廃棄を行う廃棄手段とを備え
ることを特徴とする。
【0038】請求項16記載の発明は、請求項15記載
の印刷システムにおいて、前記印刷制御装置は、前記C
PUの暴走に関する情報を保持する保持手段を備え、前
記暴走通知手段は、前記CPUがリセットされて再起動
されたときに、前記保持手段に保持されている情報を参
照して前記CPUの再起動が暴走による再起動であるか
否かを判定し、前記CPUの再起動が暴走による再起動
であるときには、前記CPUを暴走により再起動したこ
とを前記外部装置に通知することを特徴とする。
【0039】請求項17記載の発明は、請求項15記載
の印刷システムにおいて、前記外部装置の前記廃棄手段
は、前記印刷制御装置から前記CPUを暴走により再起
動したことが通知されたときにおける前記印刷命令の送
信状況が送信途中であるときには、前記印刷命令を廃棄
することを特徴とする。
【0040】請求項18記載の発明は、複数の印刷ジョ
ブを蓄積可能な印刷ジョブ蓄積手段を有する外部装置
と、前記外部装置から送信された印刷ジョブの印刷命令
を受信し、該受信した印刷ジョブの印刷命令を解析して
印刷装置が処理可能な印字情報を生成する印刷処理を行
う印刷制御装置とを含む印刷システムにおいて、前記印
刷制御装置は、プログラムに従って前記印刷処理に関す
る制御を行うCPUと、前記CPUの暴走を検出する暴
走検出手段と、前記暴走検出手段により前記CPUの暴
走が検出されると、前記CPUをリセットして再起動す
るリセット再起動手段と、前記CPUを暴走により再起
動したことを前記外部装置に通知する暴走通知手段と、
前記印刷ジョブの印刷処理が終了する毎に該印刷ジョブ
の終了を通知するジョブ終了通知手段とを備え、前記外
部装置は、前記印刷制御装置から前記印刷ジョブの終了
の通知を受けると、該終了が通知された印刷ジョブを前
記印刷ジョブ蓄積手段から削除する削除手段と、前記印
刷制御装置から前記CPUを暴走により再起動したこと
が通知されると、前記印刷ジョブ蓄積手段に蓄積されて
いる印刷ジョブ中の先頭の印刷ジョブから前記印刷制御
装置に送信するように制御する送信制御手段とを備える
ことを特徴とする。
【0041】請求項19記載の発明は、請求項18記載
の印刷システムにおいて、前記印刷制御装置は、前記C
PUの暴走に関する情報を保持する保持手段を備え、前
記暴走通知手段は、前記CPUがリセットされて再起動
されたときに、前記保持手段に保持されている情報を参
照して前記CPUの再起動が暴走による再起動であるか
否かを判定し、前記CPUの再起動が暴走による再起動
であるときには、前記CPUを暴走により再起動したこ
とを前記外部装置に通知することを特徴とする。
【0042】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態につい
て図を参照しながら説明する。
【0043】(実施の第1形態)図1は本発明の印刷制
御装置の実施の第1形態を用いた印刷システムの構成を
示すブロック図である。
【0044】本実施の形態における印刷システムは、図
1に示すように、ホストコンピュータ(以下、ホストと
いう)102と、印刷制御装置101とを含み、印刷制
御装置101は、ホスト102との間でデータの送受を
行うデータ入出力手段103と、ROM106に格納さ
れているプログラムに従って所定の処理を実行するCP
U105とを備える。データ入出力手段103は、ホス
ト102から送信された印刷ジョブの印刷命令を受信
し、この受信した印刷命令は受信バッファ104に蓄積
される。また、データ入出力手段103は、送信バッフ
ァ118に蓄積されたデータをホスト102に送信す
る。ここで、ホスト102に送信されるデータとして
は、後述するCPU105の暴走を示すデータがある。
【0045】CPU102は、ROM106に格納され
ている対応するプログラムを読み出して実行することに
より入力データ解析手段107および暴走通知手段11
5を構築する。この入力データ解析手段107は、受信
バッファ104に蓄積された印刷命令を解析して印刷手
段111が処理可能な中間データを生成する。この生成
された中間データは中間バッファ108に格納され、中
間バッファ108に格納された中間データはページ単位
でページバッファ109に転送され、描画データとして
ページバッファ109に格納される。ページバッファ1
09は、1ページ分の描画データを格納する容量を有
し、これに格納された描画データは、印刷手段111に
送出される。ここで、中間データは、インクまたはトナ
ーの各ドットに展開された描画データとは異なり、図形
や文字などをドットに展開する前の座標位置、展開方法
を示すデータであり、この中間データに対する1ページ
分のメモリ消費量は、1ページ分の描画データに比して
十分に少ない。
【0046】印刷手段111は、ページバッファ109
からの描画データに基づき用紙カセット110から給紙
される印刷用紙上に画像を形成して出力する。すなわ
ち、印刷手段111からは画像が形成された用紙120
が出力される。
【0047】CPU105は、入力データ解析手段10
7を構築し、入力データ解析手段107により上述した
印刷命令を受信するデータ受信処理、受信した印刷命令
を解析して中間データを作成する解析処理、描画データ
変換処理、印刷描画処理までの一連の処理を行うととも
に、データ入出力手段103のデータ受信開始制御など
を行う。また、CPU105はROM106に格納され
ているプログラムに従って動作するが、CPU105が
暴走すると、その暴走がウォッチドッグタイマー(暴走
検出手段)112により検出される。ウォッチドッグタ
イマー112によりCPU105の暴走が検出される
と、その検出結果がデータ入出力手段103、リセット
手段114および暴走記憶手段113に入力される。デ
ータ入出力手段103は、ウォッチドッグタイマー11
2からの検出結果をデータ受信停止制御の制御信号とし
て入力し、ホスト102からの印刷命令の受信を停止す
る。リセット手段114は、ウォッチドッグタイマー1
12からの検出結果をリセット信号として入力し、CP
U105をリセットためのリセット信号を発生する。ま
た同様に、リセット手段114は、装置全体に電源を供
給するための電源スイッチ117の押下またはリセット
スイッチ116の押下に応じてリセット信号を発生す
る。CPU105は、リセット信号が入力されると、リ
セットされ、初期化プログラムに従って再起動する。さ
らに、暴走記憶手段113は、ウォッチドッグタイマー
112からの検出結果をセット信号として入力し、これ
により暴走記憶手段113には、CPU105が暴走し
たことを示す情報がセットされる。この暴走記憶手段1
13に記憶された情報は電源スイッチ117またはリセ
ットスイッチ116の押下により削除される。
【0048】CPU105がリセットされて再起動され
ると、暴走通知手段115は、暴走記憶手段113を参
照してCPU105の再起動が暴走による再起動である
か否かを判定し、CPU105の再起動が暴走による再
起動であるときには、CPU105を暴走により再起動
したことをホスト102に通知する。具体的には、暴走
記憶手段113に上記情報がセットされているときに
は、CPU105の再起動が暴走による再起動であると
判定し、CPU105を暴走により再起動したことをホ
スト102に通知する。暴走記憶手段113に上記情報
がセットされていないときには、CPU105の再起動
が暴走による再起動でないと判定し、CPU105を暴
走により再起動したことをホスト102に通知しない。
【0049】次に、印刷制御装置101の動作について
図2ないし図10を参照しながら説明する。図2は図1
の印刷制御装置からの暴走通知を受けたホスト上の画面
表示例を示す図、図3は図1の印刷制御装置におけるデ
ータ受信処理の手順を示すフローチャート、図4は図1
の印刷制御装置における解析処理の手順を示すフローチ
ャート、図5は図1の印刷制御装置における描画データ
変換処理の手順を示すフローチャート、図6は図1の印
刷制御装置における印刷描画処理の手順を示すフローチ
ャート、図7は図1の印刷制御装置における電源スイッ
チまたはリセットスイッチの押下によるリセット動作の
手順を示すフローチャート、図8は図1の印刷制御装置
におけるCPU暴走時のリセット動作の手順を示すフロ
ーチャート、図9は図1の印刷制御装置におけるリセッ
トに伴う再起動動作の手順を示すフローチャート、図1
0は図1の印刷制御装置におけるデータ受信開始後のデ
ータ受信処理の手順を示すフローチャートである。
【0050】まず、電源スイッチ117がオンまたはリ
セットスイッチ116が押下されると、図7に示すよう
に、まず電源スイッチ117またはリセットスイッチ1
16の押下による入力イベントが暴走記憶手段113お
よびリセット手段114に取り込まれる(ステップS2
41)。ここで、電源スイッチ117がオンされた場
合、印刷制御装置101には電源が供給される。続い
て、この入力イベントにより暴走記憶手段113がリセ
ットされ(ステップS242)、リセット手段114が
起動し、CPU105がリセットされる(ステップS2
43)。
【0051】そして、図9に示すように、CPU105
がリセットされると(ステップS261)、CPU10
5はROM106に格納されている初期化プログラムに
従い動作して印刷制御装置101の初期化を行う(ステ
ップS262)。続いてCPU105は暴走記憶手段1
13に情報がセットされているか否かを判定する。ここ
で、電源スイッチ117またはリセットスイッチ116
の押下によるリセットが行われた場合、暴走記憶手段1
13がリセットされているから、ホスト102に対して
データの送信を行うことなく立ち上がり、データ入出力
手段303をデータ受信可能な状態になるように制御す
る(ステップS266)。
【0052】次いで、ユーザ操作によりホスト102か
ら印刷ジョブの印刷命令の指示されると、ホスト102
から印刷制御装置101に対して印刷ジョブの印刷命令
が送信され、印刷制御装置101では、この印刷命令を
受信するためのデータ受信処理を開始する。この印刷ジ
ョブの印刷命令は、ジョブ開始命令で始まり、続いて印
刷データ、そして最後にジョブ終了命令で終わる一連の
データ群で構成される。このデータ受信処理は、図3に
示すように、まずデータ受信処理の入力イベントの取り
込みより開始される(ステップS201)。ここで、こ
の入力イベントに関しては、まず受信バッファ104の
空きの有無が確認され、受信バッファ304に空きがあ
れば、データ入出力手段103でデータ受信を行うため
の入力イベントが発生され、この入力イベントによりデ
ータ受信処理が開始される。これに対し、受信バッファ
104に空きがなければ、上記入力イベントは発生され
ず、データ受信処理は開始されない。
【0053】上記入力イベントによりデータ受信処理が
開始されると、データ入出力手段103でのデータ受信
が行われ(ステップS202)、受信した印刷命令が受
信バッファ104に蓄積される(ステップS203)。
【0054】受信バッファ104に印刷命令が蓄積され
ると、解析処理の入力イベントが発生される。解析処理
の入力イベントが発生されると、図4に示すように、入
力イベントが取り込まれ、解析処理が開始される(ステ
ップS211)。そして、受信バッファ104に蓄積さ
れた印刷命令がコマンド単位で入力データ解析手段10
7により解析され(ステップS212)、この解析結果
に基づき印刷命令が新しいページの最初のデータである
か否かの判定が行われる(ステップS213)。印刷命
令が新しいページの最初のデータであるときには、中間
バッファ108に新しいページがオープンされる(ステ
ップS214)。入力データ解析手段107は、印刷命
令を解析して用紙上に描画するための中間データを作成
し、その中間データを中間バッファ108に蓄積する
(ステップS216)。この解析が終了した印刷命令は
受信バッファ104から削除され(ステップS21
8)、受信バッファ104に空き領域が確保される。そ
して、入力データ解析手段107は、0Ch(16進
数)などで表される排紙命令を検出するまで中間データ
の中間バッファ108への蓄積を続行し、この排紙命令
を検出すると(ステップS215)、中間バッファ10
8にオープンされたページをクローズする(ステップS
217)。
【0055】これに対し、印刷命令が既にオープンされ
ているページのデータであるときには(ステップS21
3)、中間バッファ108に新しいページのオープンを
行わずに、印刷命令を解析して用紙上に描画するための
中間データを作成し、その中間データを中間バッファ1
08に蓄積する(ステップS216)。この解析が終了
した印刷命令は受信バッファ104から削除され(ステ
ップS218)、受信バッファ104に空き領域が確保
される。そして同様に、入力データ解析手段107は、
0Ch(16進数)などで表される排紙命令を検出する
まで中間データの中間バッファ108への蓄積を続行
し、この排紙命令を検出すると(ステップS215)、
中間バッファ108にオープンされたページをクローズ
する。そして次のコマンドの解析が行われ、中間バッフ
ァ108に対して新しいページがオープンされ、このペ
ージの中間データが作成されて蓄積される。この解析処
理は、中間バッファ108に空きがある限り行われ(ス
テップS219)、また受信バッファ104に未処理デ
ータがなくなると(ステップS220)、新しいデータ
が入力されるまで待機する。
【0056】中間バッファ108に少なくとも1ページ
分の中間データが蓄積されると、ページバッファ109
の空きが確認され、ページバッファ109が空き状態に
あると、描画データ変換処理の入力イベントが発生され
る。この描画データ変換処理の入力イベントが発生され
ると、図5に示すように、この入力イベントが取り込ま
れ(ステップS221)、CPU105により中間バッ
ファ108の先頭の1ページ分の中間データが描画デー
タに変換されてページバッファ109に蓄積される(ス
テップS222)。描画データに変換された中間データ
は中間バッファ108から削除され(ステップS22
3)、中間バッファ108における空き領域が増大され
る。そして、この描画データ変換処理はページバッファ
109に1ページ分の描画データが蓄積されるまで行わ
れる(ステップS224)。
【0057】ページバッファ109に1ページ分の描画
データが蓄積されると、印刷描画処理の入力イベントが
発生される。この印刷描画処理の入力イベントが発生さ
れると、図6に示すように、この入力イベントが取り込
まれ(ステップS231)、印刷描画処理が開始され
る。ページバッファ109の描画データは印刷手段11
1に送られ、印刷手段111により、その描画データに
基づき画像が用紙カセット110から給紙された印刷用
紙に形成される(ステップS232)。そして、1ペー
ジ分の印刷が終了すると(ステップS233)、ページ
バッファ109はクリアされる。
【0058】次に、ウォッチドッグタイマー112のリ
スタート処理について説明する。
【0059】このウォッチドッグタイマー112は、所
定時間でタイムアウトするように設定されており、ここ
では、10秒でタイムアウトするように設定されている
ものとする。リセット手段114によるCPU105の
リセット後、CPU105がROM106のプログラム
に従って正常に動作している間は、CPU105により
10秒内に必ずウォッチドッグタイマー112がリスタ
ートされ、ウォッチドッグタイマー112がタイムアウ
トしないように制御される。この制御は、ROM106
のプログラムに従って行われるものである。
【0060】上述したデータ受信処理、解析処理、描画
データ変換処理、印刷描画処理、ウォッチドッグタイマ
ー112のリスタート処理は、割り込み処理およびマル
チタスク処理により同時進行している。ただし、入力イ
ベントが無い処理に関しては、処理のしようがないの
で、実際には実行されることはない。また、いずれかの
メモリ領域が一杯になり、その処理が継続することがで
きなくなったときには、動作可能な他の処理が実行さ
れ、空きのメモリ領域が確保されると、元の処理の実行
が可能になる。
【0061】次に、CPU105の暴走やその他の要因
によりウォッチドッグタイマー112にリスタートをか
けることができない状況になり、ウォッチドッグタイマ
ー112がタイムアウトした場合の動作について図8を
参照しながら説明する。
【0062】CPU105の暴走やその他の要因により
ウォッチドッグタイマー112がタイムアウトした場
合、図8に示すように、ウォッチドッグタイマー112
のタイムアウトによる暴走検出の入力イベントが取り込
まれ(ステップS251)、データ入出力手段103は
データ受信を停止する(ステップS252)。続いて暴
走記憶手段113にCPU105が暴走したことを示す
情報がセットされ(ステップS253)、リセット手段
114が起動され、CPU105はリセットされる(ス
テップS254)。
【0063】そして、CPU105がリセットされてC
PUリセットの入力イベントが発生されると、図9に示
すように、この入力イベントが取り込まれ(ステップS
261)、CPU105はROM106に格納されてい
る初期化プログラムに従い印刷制御装置101の初期化
を行う(ステップS262)。ここでは、受信バッファ
104、中間バッファ108、ページバッファ109が
クリアされる。続いてCPU105は暴走記憶手段11
3に情報がセットされているか否かを判定する。ここ
で、CPU105が暴走したことによりリセットが行わ
れた場合、暴走記憶手段113に上記情報がセットされ
ているから、暴走通知手段115により「CPU105
が暴走し、再起動した」ことを通知するためのデータを
作成し、このデータを送信バッファ118に蓄積する
(ステップS264)。続いてデータ入出力手段103
により送信バッファ118に蓄積されたデータをホスト
102に送信する(ステップS265)。このデータを
受けたホスト102では、例えば図2に示すように、モ
ニタの画面に「暴走通知:プリンタがハングアップし、
再起動しました」というメッセージを表示し、このメッ
セージによりプリンタがハングアップしたことをユーザ
に通知する。
【0064】ユーザが上記メッセージを見て現在送信中
の印刷ジョブの送信をキャンセルすると、データ入出力
手段103がデータ受信可能な状態になった後に上記印
刷ジョブを再送することも、新しい印刷ジョブをも送信
することもできる。ここで、ユーザが現在送信中の印刷
ジョブの送信をキャンセルしないときには、データ入出
力手段103がデータ受信可能な状態になるとほぼ同時
に送信中の印刷ジョブがその途中から受信されることに
なる。このような場合、受信データ処理開始後のデータ
受信処理の入力イベントが発生されることになる。この
入力イベントが発生されると、図10に示すように、こ
の入力イベントが取り込まれ(ステップS271)、デ
ータ入出力手段103でのデータ受信が行われる(ステ
ップS272)。次いで、受信した印刷命令の中からジ
ョブ開始命令を検出したか否かの判定が行われ(ステッ
プS273)、ジョブ開始命令が検出されないときに
は、受信したデータを読み飛ばし(ステップS27
4)、再度データ入出力手段103によりデータ受信が
行われる(ステップS272)。ジョブ開始命令が検出
されると、このジョブ開始命令から受信バッファ104
への蓄積が行われる(ステップS275)。そして、図
4ないし図6に示すフローチャートに従う一連の動作に
より、印刷が行われる。
【0065】このように、本実施の形態では、ウォッチ
ドッグタイマー112によりCPU105が暴走したこ
とを検出すると、暴走記憶手段113にCPU105の
暴走を示す情報をセットし、CPU105をリセットし
て再起動した後に、暴走記憶手段113の情報を参照し
てCPU105が暴走により再起動されたか否かを判定
し、CPU105が暴走により再起動されたときには、
暴走通知手段115により、CPU105を暴走により
再起動したことをホスト102に通知するから、現在送
信中の印刷ジョブが中断されたことをユーザが知ること
ができ、この印刷ジョブ中断に対する対処、例えば印刷
ジョブのキャンセルなどを行うことができる。その結
果、CPU105の暴走に起因する無駄な印刷出力を未
然に防止することができる。
【0066】また、暴走によるCPU105の再起動後
にホスト102から送信された印刷命令の受信を再開す
ると、最初に受信した印刷命令を解析して該印刷命令が
ジョブ開始命令であるか否かを判定し、最初に受信した
印刷命令がジョブ開始命令でないときには、ジョブ開始
命令を受信するまで受信した印刷命令の読み飛ばしを行
うから、ユーザが現在送信中の印刷ジョブの送信をキャ
ンセルしない場合でも、ジョブ開始命令からのデータが
受信バッファ104に蓄積され、この蓄積されたデータ
に対して印刷処理が行われる。その結果、暴走によるC
PU105の再起動後にユーザが現在送信中の印刷ジョ
ブの送信をキャンセルしない場合でも、CPU105の
暴走に起因する無駄な印刷出力を未然に防止することが
できる。
【0067】(実施の第2形態)次に、本発明の実施の
第2形態について図を参照しながら説明する。図11は
本発明の印刷制御装置の実施の第2形態を用いた印刷シ
ステムの構成を示すブロック図である。
【0068】本実施の形態における印刷システムは、図
11に示すように、ホスト502と印刷制御装置501
とを含み、印刷制御装置501は、データ入出力手段5
03受信バッファ504、送信バッファ518、中間バ
ッファ508、ページバッファ509、用紙カセット5
10、印刷手段511、ウォッチドッグタイマー51
2、暴走記憶手段513、リセット手段514、リセッ
トスイッチ516、電源スイッチ517、第1タイマ5
19、第2タイマ520、およびROM506に格納さ
れているプログラムに従って所定の処理を実行するCP
U505を備える。ここで、データ入出力手段503、
受信バッファ504、送信バッファ518、中間バッフ
ァ508、ページバッファ509、用紙カセット51
0、印刷手段511、ウォッチドッグタイマー512、
暴走記憶手段513、リセット手段514、リセットス
イッチ516、電源スイッチ517は、それぞれ上述の
実施の第1形態における対応するブロックと同様の機能
を有し、その説明は省略する。
【0069】CPU505は、入力データ解析手段50
7および暴走通知手段515を構築する。入力データ解
析手段507は、上述した印刷命令を受信するデータ受
信処理、受信した印刷命令を解析して中間データを作成
する解析処理、中間データを描画データに変換する描画
データ変換処理、印刷手段511により描画データに基
づき印刷出力を行う印刷描画処理までの一連の処理を行
う。また、暴走通知手段515は、CPU505の暴走
の通知を行う。ここで、データ受信処理、解析処理、描
画データ変換処理、印刷描画処理の各処理は上述の実施
の第1形態に同じである。また、ウォッチドッグタイマ
ー512のリスタート処理についても同じである。
【0070】本実施の形態は、上述の実施の第1形態に
対し、暴走によるCPU505の再起動後のデータ受信
処理において、第1および第2タイマ519,520を
用いて印刷命令の読み飛ばしを行う点で異なる。具体的
には、暴走によるCPU505の再起動後にホスト50
2から送信された印刷命令の受信を再開すると、第1所
定時間例えば3秒を計測する第1タイマ519を起動す
る。第1タイマ519がタイムアウトする前にホスト5
02から送信された最初の印刷命令を受信すると、該最
初の印刷命令は読み飛ばされ、第1タイマ519はリセ
ットされる。そして、第2所定時間例えば10秒を計測
する第2タイマ520が起動され、第2タイマ520が
タイムアウトする前に印刷命令を受信すると、第2タイ
マ520がリセットされて受信した印刷命令は読み飛ば
され、第2タイマ520が再起動される。第2タイマ5
20がタイムアウトした後に印刷命令を受信すると、こ
の受信した印刷命令は有効印刷命令として判断されて受
信バッファ504に蓄積される。
【0071】次に、印刷制御装置501の動作について
図12ないし図18を参照しながら説明する。図12は
図11の印刷制御装置からの暴走通知を受けたホスト上
の画面表示例を示す図、図13は図11の印刷制御装置
におけるリセットに伴う再起動動作の手順を示すフロー
チャート、図14は図11の印刷制御装置におけるデー
タ受信処理の手順を示すフローチャート、図15は図1
1の印刷制御装置における第1タイマのタイムアウトに
伴う処理の手順を示すフローチャート、図16は図11
の印刷制御装置における第1タイマ起動中のデータ受信
処理の手順を示すフローチャート、図17は図11の印
刷制御装置における第2タイマのタイムアウトに伴う処
理の手順を示すフローチャート、図18は図11の印刷
制御装置における第2タイマ起動中のデータ受信処理の
手順を示すフローチャートである。
【0072】ユーザ操作によりホスト502から印刷ジ
ョブの印刷命令の指示されると、ホスト502から印刷
制御装置501に対して印刷ジョブの印刷命令が送信さ
れ、印刷制御装置501では、この印刷命令を受信する
ためのデータ受信処理を開始する。この印刷ジョブの印
刷命令は、ジョブ開始命令で始まり、続いて印刷デー
タ、そして最後にジョブ終了命令で終わる一連のデータ
群で構成される。
【0073】このデータ受信処理では、図14に示すよ
うに、まずデータ受信処理の入力イベントが取り込まれ
る(ステップS611)。ここで、この入力イベントに
関しては、まず受信バッファ504の空きの有無が確認
され、受信バッファ504に空きがあれば、データ入出
力手段503でデータ受信を行うための入力イベントが
発生され、この入力イベントによりデータ受信処理が開
始される。これに対し、受信バッファ504に空きがな
ければ、上記入力イベントは発生されず、データ受信処
理は開始されない。
【0074】上記入力イベントが取り込まれと、データ
入出力手段503によりデータ受信が行われ(ステップ
S612)、データ読み飛ばし状態が設定されているか
否かの判定が行われる(ステップS613)。データ読
み飛ばし状態が設定されているときには、受信した印刷
命令が受信バッファ504に蓄積されずに廃棄されるす
なわち読み飛ばされ(ステップS615)、再びデータ
入出力手段503によるデータ受信が続行される。これ
に対し、データ読み飛ばし状態が設定されていないとき
には、受信した印刷命令が受信バッファ504に蓄積さ
れる(ステップS614)。
【0075】次に、CPU505がリセットされて再起
動する場合の処理について説明する。電源スイッチ51
7のオン、リセットスイッチ516の押下またはCPU
505の暴走によりリセット手段514が起動されてC
PU505がリセットされると、図13に示すように、
CPUリセットの入力イベントが取り込まれ(ステップ
S601)、CPU505はROM506に格納されて
いる初期化プログラムに従い印刷制御装置501の初期
化を行う(ステップS602)。続いてCPU505は
暴走記憶手段513に情報がセットされているか否かを
判定する。ここで、電源スイッチ517またはリセット
スイッチ516の押下によるリセットが行われた場合、
暴走記憶手段513がリセットされているから、CPU
505は、ホスト502に対してデータの送信を行うこ
となく、データ入出力手段503をデータ受信可能な状
態になるように制御する(ステップS609)。
【0076】これに対し、CPU505が暴走すなわち
ウォッチドッグタイマー512にリスタートをかけるこ
とができない場合、暴走記憶手段513に情報がセット
されているから、暴走通知手段515により、ホスト5
02に対して「CPU505が暴走し、再起動した」こ
とを示すデータが作成され、このデータが受信バッファ
504に蓄積される(ステップS604)。続いて、デ
ータ入出力手段503により受信バッファ504に蓄積
されたデータがホスト502に送信される(ステップS
604)。ここで、このCPU505の暴走を示すデー
タを受けたホスト502では、例えば図12に示すよう
に、モニタの画面に「暴走通知:プリンタがハングアッ
プし、再起動しました」というメッセージを表示し、こ
のメッセージによりプリンタがハングアップしたことが
ユーザに通知される。
【0077】次いで、データ入出力手段503がデータ
受信可能な状態になるように制御される(ステップS6
06)。続いて受信した印刷命令を読み飛ばすデータ読
み飛ばし状態が設定され(ステップS607)、そして
第1タイマ519が起動されて3秒の時間計測が開始さ
れる(ステップS608)。
【0078】ここで、第1タイマ519が3秒以内に印
刷命令を受信しないときには、第1タイマ519がタイ
ムアウトする。第1タイマ519がタイムアウトする
と、図15に示すように、第1タイマ519がリセット
され(ステップS621)、データ読み飛ばし状態が解
除され、通常のデータ受信状態が設定される(ステップ
S622)。
【0079】これに対し、第1タイマ519が3秒以内
すなわちタイムアウトする前に印刷命令を受信すると、
図16に示すように、第1タイマ519がリセットされ
(ステップS631)、データ読み飛ばし状態が設定さ
れ、この受信した印刷命令は廃棄される(ステップS6
32)。そして第2タイマ520が起動され、10秒の
時間計測が開始される(ステップS633)。
【0080】第2タイマ520が10秒以内に印刷命令
を受信しないときには、第2タイマ520がタイムアウ
トする。第2タイマ520がタイムアウトすると、図1
7に示すように、第2タイマ520がリセットされ(ス
テップS641)、データ読み飛ばし状態が解除され、
通常のデータ受信状態が設定される(ステップS64
3)。すなわち、第2タイマ520が10秒以内に印刷
命令を受信しないときには、現在の印刷ジョブが終了し
たと見なされてデータ読み飛ばし状態が解除され、通常
のデータ受信状態が設定される。この通常のデータ受信
状態が設定されることにより、それ以降受信した印刷命
令は有効データであると見なされて受信バッファ504
に蓄積される。
【0081】これに対し、第2タイマ520がタイムア
ウトする前に印刷命令を受信すると、図18に示すよう
に、第2タイマ520がリセットされ(ステップS65
1)、データ読み飛ばし状態が設定され、受信した命令
の廃棄が行われ(ステップS652)。そして第2タイ
マ520が再起動される(ステップS653)。これに
より、第2タイマ520がタイムアウトする前に受信し
た印刷命令は無効データであるとして廃棄されることに
なる。
【0082】このように、本実施の形態では、暴走によ
るCPU505の再起動後にホスト502から送信され
た印刷命令の受信を再開すると、第1所定時間例えば3
秒を計測する第1タイマ519を起動し、第1タイマ5
19がタイムアウトする前にホスト502から送信され
た最初の印刷命令を受信すると、該最初の印刷命令を読
み飛ばし、この後に第2所定時間例えば10秒を計測す
る第2タイマ520を起動し、第2タイマ520がタイ
ムアウトする前に印刷命令を受信すると、第2タイマ5
20をリセットして受信した印刷命令を読み飛ばし、第
2タイマ520を再起動し、第2タイマ520がタイム
アウトした後に印刷命令を受信すると、この受信した印
刷命令を有効印刷命令として判断して受信バッファ50
4に蓄積するから、暴走によるCPU505の再起動後
にユーザが現在送信中の印刷ジョブの送信をキャンセル
しない場合でも、受信した印刷ジョブの途中からの印刷
命令は読み飛ばされ、CPU505の暴走に起因する無
駄な印刷出力を未然に防止することができる。
【0083】なお、本実施の形態では、暴走によるCP
U505の再起動後にホスト502から送信された印刷
命令の受信を再開すると、最初にデータを受信するまで
の第1所定時間例えば3秒を計測する第1タイマ519
と、最初の印刷命令を読み飛ばし後に第2所定時間例え
ば10秒を計測する第2タイマ520とを用いている
が、これに代えて1つのタイマで最初のデータ受信まで
の時間とそれ以降のデータ受信までの時間は同じタイマ
で行うように構成することも可能である。
【0084】(実施の第3形態)次に、本発明の実施の
第3形態について図を参照しながら説明する。図19は
本発明の印刷制御装置の実施の第3形態を用いた印刷シ
ステムの構成を示すブロック図である。
【0085】本実施の形態における印刷システムは、図
19に示すように、ホスト702と、印刷制御装置70
1とを含み、印刷制御装置701は、データ入出力手段
703、受信バッファ704、送信バッファ718、中
間バッファ708、ページバッファ709、用紙カセッ
ト710、印刷手段711、ウォッチドッグタイマー7
12、暴走記憶手段713、リセット手段714、リセ
ットスイッチ716、電源スイッチ717、ジョブ蓄積
手段719、およびROM706に格納されているプロ
グラムに従って所定の処理を実行するCPU705を備
える。ここで、データ入出力手段703、受信バッファ
704、送信バッファ718、中間バッファ708、ペ
ージバッファ709、用紙カセット710、印刷手段7
11、ウォッチドッグタイマー712、暴走記憶手段7
13、リセット手段714、リセットスイッチ716、
電源スイッチ717は、それぞれ上述の実施の第1形態
における対応するブロックと同様の機能を有し、その説
明は省略する。
【0086】ジョブ蓄積手段719は、ホスト702か
ら受信した複数の印刷ジョブの印刷命令を蓄積する。C
PU705は、入力データ解析手段707、暴走ジョブ
情報通知手段715、第1の削除手段720、および第
2の削除手段721を構築するとともに、ウォッチドッ
グタイマー712のリスタート処理を行う。入力データ
解析手段707は、上述した印刷命令を受信するデータ
受信処理、受信した印刷命令を解析して中間データを作
成する解析処理、中間データを描画データに変換する描
画データ変換処理、印刷手段711により描画データに
基づき印刷出力を行う印刷描画処理までの一連の処理を
行う。第1の削除手段720は、印刷が終了した印刷ジ
ョブをジョブ蓄積手段719から削除する。第2の削除
手段721は、CPU705がリセットされて再起動さ
れたときに、ジョブ蓄積手段719の印刷ジョブを参照
してCPU705の暴走原因を成す印刷ジョブを特定
し、該特定した印刷ジョブの印刷命令をジョブ蓄積手段
719から削除する。暴走ジョブ情報通知手段715
は、CPU705の暴走原因を成す印刷ジョブとして特
定された印刷ジョブを表すデータを作成してホスト70
2に通知する。
【0087】すなわち、本実施の形態では、ホスト70
2から受信した複数の印刷ジョブの印刷命令をジョブ蓄
積手段719に蓄積し、第1の削除手段720により印
刷が終了した印刷ジョブをジョブ蓄積手段719から削
除し、第2の削除手段721によりCPU705がリセ
ットされて再起動されたときに、ジョブ蓄積手段719
の印刷ジョブを参照してCPU705の暴走時に処理さ
れていた印刷ジョブを特定し、該特定した印刷ジョブの
印刷命令をジョブ蓄積手段719から削除するととも
に、暴走ジョブ情報通知手段715により、CPU70
5の暴走時に処理されていた印刷ジョブとして特定され
た印刷ジョブを表すデータを作成してホスト702に通
知する。そして、暴走によるCPU705の再起動後に
は、ジョブ蓄積手段719に蓄積されている印刷ジョブ
中の最初の印刷ジョブから印刷を再開する。
【0088】次に、印刷制御装置701の動作について
図20ないし図25を参照しながら説明する。図20は
図19の印刷制御装置からの暴走ジョブ情報通知を受け
たホスト上の画面表示例を示す図、図21は図19の印
刷制御装置におけるデータ受信処理の手順を示すフロー
チャート、図22は図19の印刷制御装置におけるジョ
ブ蓄積処理の手順を示すフローチャート、図23および
図24は図19の印刷制御装置における解析処理の手順
を示すフローチャート、図25は図19の印刷制御装置
におけるリセットに伴う再起動動作の手順を示すフロー
チャートである。
【0089】ユーザ操作によりホスト702から印刷ジ
ョブの印刷命令の指示されると、ホスト702から印刷
制御装置701に対して印刷ジョブの印刷命令が送信さ
れ、印刷制御装置701では、この印刷命令を受信する
ためのデータ受信処理を行う。
【0090】このデータ受信処理では、図21に示すよ
うに、まずデータ受信処理の入力イベントが取り込まれ
る(ステップS801)。ここで、この入力イベントに
関しては、まず受信バッファ704の空きの有無が確認
され、受信バッファ704に空きがあれば、データ入出
力手段703でデータ受信を行うための入力イベントが
発生され、この入力イベントによりデータ受信処理が開
始される。これに対し、受信バッファ704に空きがな
ければ、上記入力イベントは発生されず、データ受信処
理は開始されない。
【0091】上記入力イベントが取り込まれと、データ
入出力手段703によりデータ受信が行われ(ステップ
S802)、受信した印刷命令が受信バッファ704に
蓄積される(ステップS803)。
【0092】受信バッファ704が満杯になりまたは一
定時間データ受信がないときには、ジョブ蓄積処理のイ
ベントが発生される。ジョブ蓄積処理のイベントが発生
されると、図22に示すように、この入力イベントが取
り込まれ(ステップS804)、続いてジョブ蓄積手段
719に空きがあるか否かの判定が行われる(ステップ
S805)。ジョブ蓄積手段719に空きがあると、受
信バッファ704に蓄積されているデータがジョブ蓄積
手段719に転送されて蓄積され(ステップS80
6)、ジョブ蓄積手段719に蓄積された印刷ジョブの
エリアが記憶される(ステップS807)。これに対
し、ジョブ蓄積手段719に空きがないときには、ジョ
ブ蓄積手段719の空きおよび受信バッファ704の空
きができるまでデータ受信を行わない。
【0093】ジョブ蓄積手段719に印刷ジョブが蓄積
されると、解析処理の入力イベントが発生される。解析
処理の入力イベントが発生されると、図23に示すよう
に、この入力イベントが取り込まれ、解析処理が開始さ
れる(ステップS811)。そして、ジョブ蓄積手段7
19に蓄積された印刷命令がコマンド単位で入力データ
解析手段707により解析され(ステップS812)、
この解析結果に基づき印刷命令がジョブキャンセル命令
であるか否かの判定が行われる(ステップS813)。
印刷命令がジョブキャンセル命令であるときには、この
印刷命令で指定された印刷ジョブがジョブ蓄積手段71
9から削除される(ステップS814)。
【0094】この印刷命令がジョブキャンセル命令でな
いときには、この印刷命令がジョブ終了命令であるか否
かの判定が行われ(ステップS815)、ジョブ終了命
令であるときには、この印刷命令で指定された印刷ジョ
ブが終了したと判断されてジョブ蓄積手段719から削
除される(ステップS814)。
【0095】この印刷命令がジョブ終了命令でないとき
には、この印刷命令が新しいページの最初のデータであ
るか否かの判定が行われ(ステップS817)、この印
刷命令が新しいページの最初のデータであるときには、
中間バッファ708に新しいページがオープンされる
(ステップS819)。これに対し、印刷命令が既にオ
ープンされているページのデータであるときには(ステ
ップS817)、中間バッファ708に新しいページの
オープンを行わずに、印刷命令を解析して用紙上に描画
するための中間データを作成し、その中間データを中間
バッファ708に蓄積する(ステップS818)。
【0096】そして、図24に示すように、入力データ
解析手段707は、0Ch(16進数)などで表される
排紙命令(1頁分の中間データ作成終了)を検出する
(ステップS820)まで中間データの中間バッファ7
08への蓄積を続行し、この排紙命令を検出すると(ス
テップS820)、中間バッファ708にオープンされ
たページがクローズされる(ステップS821)。
【0097】この解析処理は、中間バッファ708に空
きがある限りまた受信バッファ704に未処理データが
ある限り行われ(ステップS822,ステップS82
3)、中間バッファ708に空きなくまた受信バッファ
704に未処理データがないときには、処理を終了す
る。
【0098】次に、CPU705がリセットされて再起
動する場合の処理について説明する。電源スイッチ71
7のオン、リセットスイッチ716の押下またはCPU
705の暴走によりリセット手段714が起動されてC
PU705がリセットされると、図25に示すように、
CPUリセットの入力イベントが取り込まれ(ステップ
S831)、CPU705はROM706に格納されて
いる初期化プログラムに従い印刷制御装置701の初期
化を行う(ステップS832)。続いてCPU705は
暴走記憶手段713に情報がセットされているか否かを
判定する。ここで、電源スイッチ717またはリセット
スイッチ716の押下によるリセットが行われた場合、
暴走記憶手段713がリセットされているから、ホスト
702に対してデータの送信を行うことなく立ち上が
り、データ入出力手段503をデータ受信可能な状態に
なるように制御する(ステップS838)。
【0099】これに対し、CPU705が暴走すなわち
ウォッチドッグタイマー712にリスタートをかけるこ
とができない場合、暴走記憶手段713に情報がセット
されているから、CPU705が暴走によりリセットさ
れて再起動されたと判断し、ジョブ蓄積手段719の最
初にスタックされている印刷ジョブ(暴走時に実行され
ていた印刷ジョブ)についての情報を読み取る(ステッ
プS834)。続いて、読み取った情報から暴走時に実
行されていた印刷ジョブが特定され、この印刷ジョブは
ジョブ蓄積手段719から削除される(ステップS83
5)。
【0100】次いで、暴走ジョブ情報通知手段715に
より、暴走時に実行していた印刷ジョブに関する情報を
示すデータが作成され、このデータは送信バッファ71
8に蓄積される(ステップS836)。続いて、データ
入出力手段703により送信バッファ718に蓄積され
たデータがホスト702に送信される(ステップS83
7)。ここで、このデータを受けたホスト702では、
例えば図20に示すように、モニタの画面に「暴走通
知:印刷ジョブXXXを解析中にプリンタがハングアッ
プし、再起動しました。印刷ジョブXXXは廃棄されま
した。」というメッセージを表示し、このメッセージに
よりプリンタがハングアップし、印刷ジョブXXXが廃
棄されたことがユーザに通知される。そして、データ入
出力手段703がデータ受信可能な状態になるように制
御される(ステップS838)。
【0101】このように、本実施の形態では、ホスト7
02から受信した複数の印刷ジョブの印刷命令をジョブ
蓄積手段719に蓄積し、CPU705がリセットされ
て再起動されたときに、第2の削除手段721によりジ
ョブ蓄積手段719の印刷ジョブを参照してCPU70
5の暴走時に処理されていた印刷ジョブを特定し、該特
定した印刷ジョブの印刷命令をジョブ蓄積手段719か
ら削除するとともに、暴走ジョブ情報通知手段715に
より、CPU705の暴走時に処理されていた印刷ジョ
ブとして特定された印刷ジョブを表すデータを作成して
ホスト702に通知するから、暴走によるCPU705
の再起動後にユーザが印刷ジョブをキャンセルしない場
合でも、暴走時に実行されていた印刷ジョブが削除さ
れ、CPU705の暴走に起因する無駄な印刷出力を未
然に防止することができる。
【0102】なお、本実施の形態では、暴走によるCP
U705の再起動後にユーザが印刷ジョブをキャンセル
しまたは再送する例を示したが、ホスト702において
ユーティリティプログラムを用いて暴走によるCPU7
05の再起動後に自動的に印刷ジョブをキャンセルしま
たは再送するように構成することも可能である。
【0103】(実施の第4形態)次に、本発明の実施の
第4形態について図を参照しながら説明する。図26は
本発明の印刷制御装置の実施の第4形態を用いた印刷シ
ステムの構成を示すブロック図である。
【0104】本実施の形態における印刷システムは、図
26に示すように、ネットワーク上のホスト(図示せ
ず)と、印刷制御装置901とを含み、印刷制御装置9
01は、データ入出力手段903、受信バッファ90
4、送信バッファ918、中間バッファ908、ページ
バッファ909、用紙カセット910、印刷手段91
1、ウォッチドッグタイマー912、暴走記憶手段91
3、リセット手段914、リセットスイッチ916、電
源スイッチ917、ジョブ蓄積手段919、暴走ジョブ
記憶手段921およびROM906に格納されているプ
ログラムに従って所定の処理を実行するCPU905を
備える。ここで、受信バッファ904、送信バッファ9
18、中間バッファ908、ページバッファ909、用
紙カセット910、印刷手段911、ウォッチドッグタ
イマー912、暴走記憶手段913、リセット手段91
4、リセットスイッチ916、電源スイッチ917は、
それぞれ上述の実施の第1形態における対応するブロッ
クと同様の機能を有し、その説明は省略する。
【0105】データ入出力手段903は、ホストなどを
接続するネットワークのネットワークケーブル931上
のネットワークコネクタ902に接続され、このネット
ワーク上のホストとの間でデータの送受信を行う。ジョ
ブ蓄積手段919は、ネットワーク上のホストから受信
した複数の印刷ジョブの印刷命令を蓄積する。暴走ジョ
ブ記憶手段921は、CPU905の暴走時に実行され
ていた印刷ジョブを記憶する。
【0106】CPU905は、入力データ解析手段90
7、転送情報通知手段915、第1の削除手段920、
暴走ジョブ移動手段922、および暴走ジョブ転送手段
923を構築するとともに、ウォッチドッグタイマー9
12のリスタート処理を行う。入力データ解析手段90
7は、上述した印刷命令を受信するデータ受信処理、受
信した印刷命令を解析して中間データを作成する解析処
理、中間データを描画データに変換する描画データ変換
処理、印刷手段711により描画データに基づき印刷出
力を行う印刷描画処理までの一連の処理を行う。第1の
削除手段920は、印刷が終了した印刷ジョブをジョブ
蓄積手段919から削除する。暴走ジョブ移動手段92
2は、暴走によりCPU905がリセットされて再起動
されたときに、CPU905の暴走時に実行されていた
印刷ジョブをジョブ蓄積手段919から暴走ジョブ記憶
手段921に転送して書き込むように制御する。暴走ジ
ョブ転送手段923は、暴走によりCPU905がリセ
ットされて再起動されたときに、CPU905の暴走時
に実行されていた印刷ジョブを暴走ジョブ記憶手段92
1から読み出してネットワークを介して他の印刷制御装
置に送信するように制御する。転送情報通知手段915
は、CPU905の暴走時に実行されていた印刷ジョブ
を他の印刷制御装置に転送したことを表すデータを作成
してネットワーク上のプリントサーバ(図示せず)に通
知するように制御する。
【0107】すなわち、本実施の形態では、ネットワー
ク上のホストから受信した複数の印刷ジョブの印刷命令
をジョブ蓄積手段919に蓄積し、第1の削除手段92
0により印刷が終了した印刷ジョブをジョブ蓄積手段9
19から削除し、暴走によりCPU905がリセットさ
れて再起動されたときに、暴走ジョブ移動手段922に
よりジョブ蓄積手段919からCPU905の暴走時に
実行されていた印刷ジョブを暴走ジョブ記憶手段921
に転送して書き込み、暴走ジョブ転送手段923によ
り、CPU905の暴走時に実行されていた印刷ジョブ
を暴走ジョブ記憶手段921から読み出してネットワー
クを介して他の印刷制御装置に送信し、転送情報通知手
段915により、CPU905の暴走時に実行されてい
た印刷ジョブを他の印刷制御装置に転送したことを表す
データを作成してネットワーク上のプリントサーバ(図
示せず)に通知する。
【0108】次に、印刷制御装置901の動作について
図27ないし図29を参照しながら説明する。図27は
図26の印刷制御装置におけるデータ受信処理の手順を
示すフローチャート、図28は図26の印刷制御装置に
おけるジョブ蓄積処理の手順を示すフローチャート、図
29は図26の印刷制御装置におけるリセットに伴う再
起動動作の手順を示すフローチャートである。
【0109】ネットワーク上のホストから印刷制御装置
901に対して印刷ジョブの印刷命令が送信されると、
印刷制御装置901では、この印刷命令を受信するため
のデータ受信処理を行う。
【0110】このデータ受信処理では、図27に示すよ
うに、まずデータ受信処理の入力イベントが取り込まれ
る(ステップS1001)。ここで、この入力イベント
に関しては、まず受信バッファ904の空きの有無が確
認され、受信バッファ904に空きがあれば、データ入
出力手段903でデータ受信を行うための入力イベント
が発生され、この入力イベントによりデータ受信処理が
開始される。これに対し、受信バッファ904に空きが
なければ、上記入力イベントは発生されず、データ受信
処理は開始されない。
【0111】上記入力イベントが取り込まれと、データ
入出力手段903によりデータ受信が行われ(ステップ
S1002)、受信した印刷命令が受信バッファ904
に蓄積される(ステップS1003)。
【0112】受信バッファ904が満杯になりまたは一
定時間データ受信がないときには、ジョブ蓄積処理のイ
ベントが発生される。ジョブ蓄積処理のイベントが発生
されると、図28に示すように、この入力イベントが取
り込まれ(ステップS1004)、続いてジョブ蓄積手
段919に空きがあるか否かの判定が行われる(ステッ
プS1005)。ジョブ蓄積手段919に空きがある
と、受信バッファ904に蓄積されているデータがジョ
ブ蓄積手段919に転送されて蓄積され(ステップS1
006)、ジョブ蓄積手段719に蓄積された印刷ジョ
ブのエリアが記憶される(ステップS1007)。これ
に対し、ジョブ蓄積手段919に空きがないときには、
ジョブ蓄積手段919の空きおよび受信バッファ904
の空きができるまでデータ受信を行わない。
【0113】次に、CPU905がリセットされて再起
動する場合の処理について説明する。電源スイッチ91
7のオン、リセットスイッチ916の押下またはCPU
905の暴走によりリセット手段914が起動されてC
PU905がリセットされると、図29に示すように、
CPUリセットの入力イベントが取り込まれ(ステップ
S1021)、CPU905はROM906に格納され
ている初期化プログラムに従い印刷制御装置901の初
期化を行う(ステップS1022)。続いてCPU90
5は暴走記憶手段913に情報がセットされているか否
かを判定する(ステップS1023)。ここで、電源ス
イッチ917またはリセットスイッチ916の押下によ
るリセットが行われた場合、暴走記憶手段913がリセ
ットされているから、ネットワーク上のプリントサーバ
に対してデータの送信を行うことなく立ち上がり、デー
タ入出力手段903をデータ受信可能な状態になるよう
に制御する(ステップS1028)。
【0114】これに対し、CPU905が暴走すなわち
ウォッチドッグタイマー912にリスタートをかけるこ
とができない場合、暴走記憶手段913に情報がセット
されているから、CPU905が暴走によりリセットさ
れて再起動されたと判断し、ジョブ蓄積手段919の最
初にスタックされている印刷ジョブ(暴走時に実行され
ていた印刷ジョブ)についての情報を読み取る(ステッ
プS1024)。続いて、暴走ジョブ移動手段922に
より、読み取った情報から暴走時に実行されていた印刷
ジョブが特定され、この印刷ジョブはジョブ蓄積手段9
19から暴走ジョブ記憶手段921に転送されて書き込
まれる(ステップS1025)。
【0115】次いで、暴走ジョブ転送手段923によ
り、暴走時に実行されていた印刷ジョブが暴走ジョブ記
憶手段921から読み出されてネットワーク上の他の印
刷制御装置に転送される(ステップS1026)。続い
て、転送情報通知手段915により、暴走時に実行して
いた印刷ジョブに関する情報を示すデータが作成され、
このデータはネットワーク上のプリントサーバに送信さ
れる(ステップS1027)。ここで、このデータを受
けたプリントサーバでは、暴走時に実行していた印刷ジ
ョブを他の印刷制御装置に転送したことを示す情報をモ
ニタの画面に表示する。そして、データ入出力手段90
3がデータ受信可能な状態になるように制御される(ス
テップS1028)。
【0116】このように、本実施の形態では、ネットワ
ーク上のホストから受信した複数の印刷ジョブの印刷命
令をジョブ蓄積手段919に蓄積し、CPU905がリ
セットされて再起動されたときに、CPU905の暴走
時に実行されていた印刷ジョブをネットワーク上の印刷
制御装置に転送するとともに、CPU905の暴走時に
実行されていた印刷ジョブをネットワーク上の印刷制御
装置に転送したことを示す情報をプリンタサーバに通知
するから、暴走によるCPU905の再起動後にユーザ
が印刷ジョブをキャンセルしない場合でも、暴走時に実
行されていた印刷ジョブに対する印刷出力を他の印刷制
御装置で行うことが可能になり、CPU905の暴走に
起因する無駄な印刷出力を未然に防止することができ
る。
【0117】なお、本実施の形態では、CPUの暴走時
に処理されていた印刷ジョブをネットワークを介して他
の印刷制御装置に転送する印刷システムを示したが、ホ
ストと印刷制御装置とからなる印刷システムの場合に
は、ホストからの要求に応じて暴走ジョブ記憶手段から
CPUの暴走時に処理されていた印刷ジョブとして特定
された印刷ジョブを読み出してホストに転送するように
してもよい。
【0118】(実施の第5形態)次に、本発明の実施の
第5形態について図を参照しながら説明する。図30は
本発明の印刷制御装置の実施の第5形態を用いた印刷シ
ステムの構成を示すブロック図である。
【0119】本実施の形態における印刷システムは、図
30に示すように、ホスト1102と、印刷制御装置1
101とを含む。
【0120】ホスト1102は、メモリ1125に格納
されているアプリケーションプログラムに従って対応す
る処理を実行するCPU1123と、CPU1124の
処理結果などを表示するCRT(表示手段)1124
と、文書作成アプリケーションプログラムにより作成さ
れた複数の印刷ジョブを蓄積可能な印刷ジョブスプーラ
ー1122と、印刷ジョブスプーラー1122に蓄積さ
れた印刷ジョブを印刷制御装置1101に送信し、また
印刷制御装置1101から送信されたデータを受信する
するためのインタフェース手段1121とを備える。
【0121】CPU1123はメモリ1125に格納さ
れているプログラムを実行することによって、印刷ジョ
ブ削除手段1126、暴走通知検出手段1127および
送信制御手段1128を構築する。印刷ジョブ削除手段
1126は、印刷制御装置1101から印刷終了通知を
受けた印刷ジョブを印刷ジョブスプーラー1122から
削除する。暴走通知検出手段1127は、印刷制御装置
1101からの暴走通知を検出し、この暴走通知が示す
情報をCRT1124に表示する制御を行う。送信制御
手段1128は、印刷制御装置1101への印刷ジョブ
の送信制御を行う。
【0122】印刷制御装置1101は、データ入出力手
段1103、受信バッファ1104、送信バッファ11
18、中間バッファ1108、ページバッファ110
9、用紙カセット1110、印刷手段1111、ウォッ
チドッグタイマー1112、暴走記憶手段1113、リ
セット手段1114、リセットスイッチ1116、電源
スイッチ1117、およびROM1106に格納されて
いるプログラムに従って所定の処理を実行するCPU1
105を備える。ここで、データ入出力手段1103、
受信バッファ1104、送信バッファ1118、中間バ
ッファ1108、ページバッファ1109、用紙カセッ
ト1110、印刷手段1111、ウォッチドッグタイマ
ー1112、暴走記憶手段1113、リセット手段11
14、リセットスイッチ1116、電源スイッチ111
7は、それぞれ上述の実施の第1形態における対応する
ブロックと同様の機能を有し、その説明は省略する。
【0123】CPU1105は、入力データ解析手段1
107、暴走通知手段1115およびジョブ終了通知手
段1119を構築するとともに、ウォッチドッグタイマ
ー1112のリスタート処理を行う。入力データ解析手
段1107は、上述した印刷命令を受信するデータ受信
処理、受信した印刷命令を解析して中間データを作成す
る解析処理、中間データを描画データに変換する描画デ
ータ変換処理、印刷手段1111により描画データに基
づき印刷出力を行う印刷描画処理までの一連の処理を行
う。暴走通知手段1115は、CPU1105が暴走し
たことをホスト1102に通知する。ジョブ終了通知手
段1119は、印刷ジョブの印刷処理が終了する毎にそ
の印刷ジョブの終了通知をホスト1102に送信する。
【0124】すなわち、本実施の形態では、ホスト11
02が印刷制御装置1101から印刷ジョブの終了通知
を受けると、印刷ジョブ削除手段1126によりこの終
了が通知された印刷ジョブを印刷ジョブスプーラー11
22から削除し、印刷制御装置1101からCPU11
05を暴走により再起動したことが通知されると、暴走
通知検出手段1127によりCPU1105を暴走によ
り再起動したことを示す情報をCRT1124に表示す
るとともに、送信制御手段1128により印刷ジョブス
プーラー1122に蓄積されている印刷ジョブ中の最先
の印刷ジョブをインタフェース手段1121を介して印
刷制御装置1101に送信するように制御する。
【0125】次に、ホスト1102の動作および印刷制
御装置1101の動作について図31ないし図37を参
照しながら説明する。図31は図30のホストの印刷指
示処理を示すフローチャート、図32は図30のホスト
のジョブ終了通知受信処理を示すフローチャート、図3
3は図30のホストのデータ送信処理を示すフローチャ
ート、図34は図30のホストの暴走通知受信処理を示
すフローチャート、図35および図36は図30の印刷
制御装置における解析処理の手順を示すフローチャー
ト、図37は図30の印刷制御装置におけるリセットに
伴う再起動動作の手順を示すフローチャートである。
【0126】ユーザがホスト1102上で実行されてい
るアプリケーションプログラムから印刷指示を行うと、
印刷指示処理の入力イベントが発生される。この入力イ
ベントが発生すると、図31に示すように、この入力イ
ベントは取り込まれる(ステップS1201)、この入
力イベントの取り込みにより印刷ジョブが生成される。
続いて、生成された印刷ジョブに対してジョブ識別番号
が付加され(ステップS1202)、そして生成された
印刷ジョブはそのジョブ識別番号とともに印刷ジョブス
プーラー1122に蓄積される(ステップS120
3)。
【0127】次に、印刷ジョブスプーラー1122に蓄
積されている印刷ジョブを印刷制御装置1101に送信
する場合、データ送信処理の入力イベントが発生され、
取り込まれる(ステップS1221)。この入力イベン
トにより印刷制御装置1101がデータ受信可能状態に
あるか否かが判定され、印刷制御装置1101がデータ
受信可能状態にあれば、データ送信処理が開始される。
【0128】次いで、送信制御手段1128により現在
の送信ポインタが指示する値が読み取られ(ステップS
1222)、その読み取られた値により指示された印刷
ジョブスプーラー1122内の印刷ジョブがインタフェ
ース手段1121を介して印刷制御装置1101に送信
される(ステップS1223)。そして、送信ポインタ
の値が1インクリメントされ(ステップS1224)。
【0129】次いで、印刷制御装置1101がデータ受
信可能状態にあるか否かの判定が行われ(ステップS1
225)、印刷制御装置1101がデータ受信可能状態
にあるときには、印刷ジョブスプーラー1122に送信
すべき印刷ジョブのデータがあるか否かの判定が行われ
る(ステップS1226)。印刷ジョブスプーラー11
22に送信すべき印刷ジョブのデータがあるときには、
再度送信ポインタの値を読み取られ、指示された印刷ジ
ョブの送信が行われる。印刷制御装置1101がデータ
受信可能状態にないまたは印刷ジョブスプーラー112
2に送信すべき印刷ジョブのデータがないときには、本
処理を終了する。
【0130】このようにして送信された印刷ジョブは、
印刷制御装置1101のデータ受信処理により受信され
る。この印刷制御装置1101におけるデータ受信処理
は、上述の実施の第1形態のデータ受信処理に同じであ
り、その説明は省略する。
【0131】このデータ受信処理により印刷データが受
信されて解析処理の入力イベントが発生されると、図3
5に示すように、この入力イベントが取り込まれ、解析
処理が開始される(ステップS1241)。そして、受
信バッファ1104に蓄積された印刷ジョブがコマンド
単位(印刷命令単位)で入力データ解析手段1107に
より解析され(ステップS1242)、この解析結果に
基づき印刷命令がジョブ開始命令であるか否かの判定が
行われる(ステップS1243)。この印刷命令がジョ
ブ開始命令であるときには、このジョブ開始命令に含ま
れるジョブ識別番号が記憶される(ステップS124
4)。そして、解析が終了したデータは受信バッファ1
104から削除され(ステップS1253)、続いて中
間バッファ1108に空きがあるか否かの判定が行われ
る(ステップS1254)。中間バッファ1108に空
きがあれば、受信バッファ1104に未処理データがあ
るか否かの判定が行われ(ステップS1255)、受信
バッファ1104に未処理データがあると、再度受信バ
ッファ1104に蓄積された印刷ジョブのコマンド単位
(印刷命令単位)での解析が行われる。
【0132】この印刷命令がジョブ開始命令でないとき
には、この印刷命令がジョブ終了命令であるか否かの判
定が行われ(ステップS1245)、この印刷命令がジ
ョブ終了命令であるときには、ジョブ終了通知手段11
19により、印刷処理が終了した印刷ジョブの識別番号
を含むジョブ終了通知のデータが作成され、そのデータ
が送信バッファ1118に蓄積される(ステップS12
46)。続いて、データ入出力手段1103により送信
バッファ1118に蓄積されたデータがホスト1102
に送信される(ステップS1247)。ここで、このジ
ョブ終了通知のデータを受けたホスト1102では、こ
のジョブ終了通知を受けた印刷ジョブを印刷ジョブスプ
ーラー1122から削除する。このジョブ終了通知を受
けたホスト1102における印刷ジョブの削除処理につ
いての詳細は後述する。そして、解析が終了したデータ
は受信バッファ1104から削除され(ステップS12
53)、続いて中間バッファ1108に空きがあるか否
かの判定が行われる(ステップS1254)。中間バッ
ファ1108に空きがあれば、受信バッファ1104に
未処理データがあるか否かの判定が行われ(ステップS
1255)、受信バッファ1104に未処理データがあ
ると、再度受信バッファ1104に蓄積された印刷ジョ
ブのコマンド単位(印刷命令単位)での解析が行われ
る。
【0133】この印刷命令がジョブ終了命令でないとき
には、この印刷命令が新しいページの最初のデータであ
るか否かの判定が行われ(ステップS1248)、この
印刷命令が新しいページの最初のデータであるときに
は、中間バッファ708に新しいページがオープンされ
る(ステップS1249)。これに対し、この印刷命令
が新しいページの最初のデータでないときには、図36
に示すように、この印刷命令が0Ch(16進数)など
で表される排紙命令(1頁分の中間データ作成終了)で
あるか否かの判定が行われ、排紙命令でないときには、
この印刷命令が既にオープンされているページのデータ
であると判断されて用紙上に描画するための中間データ
が作成され、中間バッファ1108に蓄積される(ステ
ップS1251)。印刷命令が排紙命令であるときに
は、現在の中間ページがクローズされる(ステップS1
252)。
【0134】そして、解析が終了したデータは受信バッ
ファ1104から削除され(ステップS1253)、続
いて中間バッファ1108に空きがあるか否かの判定が
行われる(ステップS1254)。中間バッファ110
8に空きがあれば、受信バッファ1104に未処理デー
タがあるか否かの判定が行われ(ステップS125
5)、受信バッファ1104に未処理データがあると、
再度受信バッファ1104に蓄積された印刷ジョブのコ
マンド単位(印刷命令単位)での解析が行われる。
【0135】このように解析処理は、中間バッファ11
08に空きがある限りまた受信バッファ1104に未処
理データがある限り行われ、中間バッファ1108に空
きなくまた受信バッファ1104に未処理データがない
ときには、処理を終了する。
【0136】なお、印刷制御装置1101では、上述の
解析処理とともに、描画データ変換処理、印刷描画処理
およびウォッチドッグタイマー1112のリスタート処
理が行われるが、これらの処理は上述の実施の第1形態
に同じであり、その説明は省略する。
【0137】次に、ホスト1102が印刷制御装置11
01からのジョブ終了通知を受信した場合の処理につい
て説明する。ホスト1102が印刷制御装置1101か
らのジョブ終了通知を受信すると、図32に示すよう
に、ジョブ終了通知の入力イベントが発生されて取り込
まれる(ステップS1211)。続いて、受信したジョ
ブ終了通知に含まれるジョブ識別番号が調べられ(ステ
ップS1212)、そしてこのジョブ識別番号の印刷ジ
ョブが印刷ジョブスプーラー1122から削除される
(ステップS1213)。
【0138】次に、印刷制御装置1101のCPU11
05がリセットされて再起動する場合の処理について説
明する。電源スイッチ1117のオン、リセットスイッ
チ1116の押下またはCPU1105の暴走によりリ
セット手段1114が起動されてCPU1105がリセ
ットされると、図37に示すように、CPUリセットの
入力イベントが取り込まれ(ステップS1261)、C
PU1105はROM1106に格納されている初期化
プログラムに従い印刷制御装置1101の初期化を行う
(ステップS1262)。続いてCPU1105は暴走
記憶手段1113に情報がセットされているか否かを判
定する。ここで、電源スイッチ1117またはリセット
スイッチ1116の押下によるリセットが行われた場
合、暴走記憶手段1113がリセットされているから、
ホスト1102に対してデータの送信を行うことなく立
ち上がり、データ入出力手段1103をデータ受信可能
な状態になるように制御する(ステップS1266)。
【0139】これに対し、暴走記憶手段1113に情報
がセットされているときには、CPU1105が暴走に
よりリセットされて再起動されたと判断し、暴走通知手
段1115により「CPU1105が暴走し、再起動し
た」ことを通知するためのデータを作成し、このデータ
を送信バッファ1118に蓄積する(ステップS126
4)。続いてデータ入出力手段1103により送信バッ
ファ1118に蓄積されたデータがホスト1102に送
信される(ステップS1265)。
【0140】この暴走通知を受けたホスト1102で
は、図34に示すように、暴走通知受信処理の入力イベ
ントが発生されて取り込まれる(ステップS123
1)。続いて、暴走通知検知手段1127により、CR
T1124の画面に例えば「暴走通知:プリンタがハン
グアップし、再起動しました」というメッセージが表示
される(ステップS1232)。このメッセージの表示
によりプリンタがハングアップしたことがユーザに通知
される。そして、送信制御手段1128により現在送信
中の印刷ジョブの送信を停止するように制御する(ステ
ップS1233)。
【0141】次いで、印刷制御装置1101が暴走の再
起動によりデータ受信可能状態に復帰しているか否かの
判定が行われ(ステップS1234)、印刷制御装置1
101がデータ受信可能状態に復帰していないときに
は、その復帰を待つ。印刷制御装置1101がデータ受
信可能状態に復帰しているときには、送信制御手段11
28により印刷ジョブスプーラー1122に蓄積されて
いる印刷ジョブの先頭の印刷ジョブ(すなわちジョブ終
了通知を受けていない最初に蓄積された印刷ジョブ)の
最初のデータに送信ポインタの値が書き換えられる。そ
して図33に示すステップS1223に移行し、指定さ
れた印刷ジョブの送信が終了するまでステップS122
2からステップS1226までの処理が実行される。
【0142】このように、本実施の形態では、ホスト1
102が印刷制御装置1101から印刷ジョブの終了通
知を受けると、印刷ジョブ削除手段1126によりこの
終了が通知された印刷ジョブを印刷ジョブスプーラー1
122から削除し、印刷制御装置1101からCPU1
105を暴走により再起動したことが通知されると、暴
走通知検出手段1127によりCPU1105を暴走に
より再起動したことを示す情報をCRT1124に表示
するとともに、送信制御手段1128により印刷ジョブ
スプーラー1122に蓄積されている印刷ジョブ中の最
先の印刷ジョブをインタフェース手段1121を介して
印刷制御装置1101に送信するように制御するから、
暴走によるCPU1105の再起動後にユーザが印刷ジ
ョブをキャンセルしない場合でも、暴走時に実行されて
いた印刷ジョブが削除され、CPU1105の暴走に起
因する無駄な印刷出力を未然に防止することができる。
【0143】なお、本実施の形態では、ホスト1102
が印刷制御装置1101からジョブ終了通知を受ける
と、印刷ジョブスプーラー1122からジョブ終了通知
を受けた印刷ジョブを削除し、印刷制御装置1101か
らCPU1105を暴走により再起動したことが通知さ
れると、印刷ジョブスプーラー1122に蓄積されてい
る印刷ジョブ中の最先の印刷ジョブを印刷制御装置11
01に送信するが、これに代えて、ホスト1102が印
刷ジョブの送信を終了して時点で印刷ジョブスプーラー
1122からこの送信終了の印刷ジョブを削除し、印刷
制御装置1101からCPU1105を暴走により再起
動したことが通知されると、CPUの暴走中に送信され
ていた印刷ジョブを印刷ジョブスプーラー1122から
削除し、次の印刷ジョブから印刷制御装置1101に送
信するようにしてもよい。
【0144】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の印
刷制御装置によれば、プログラムに従って印刷処理に関
する制御を行うCPUと、CPUが暴走したことを検出
する暴走検出手段と、暴走検出手段によりCPUの暴走
が検出されると、CPUをリセットして再起動するリセ
ット再起動手段と、CPUを暴走により再起動したこと
を外部装置に通知する暴走通知手段とを備えるから、ユ
ーザが外部装置を介してCPUの暴走を知ることがで
き、この印刷ジョブ中断に対する対処、例えば印刷ジョ
ブのキャンセルなどを行うことができる。その結果、C
PUの暴走に起因する無駄な印刷出力を未然に防止する
ことができる。
【0145】請求項2記載の印刷制御装置によれば、暴
走検出手段によりCPUの暴走が検出されると、CPU
が暴走したことを示す情報を保持する保持手段を備え、
暴走通知手段は、CPUがリセットされて再起動された
後に、保持手段に保持されている情報を参照してCPU
の再起動が暴走による再起動か否かを判定し、CPUの
再起動が暴走による再起動であるときには、CPUを暴
走により再起動したことを外部装置に通知するように構
成することができる。
【0146】請求項3記載の印刷制御装置によれば、暴
走によるCPUの再起動後に外部装置から送信された印
刷命令の受信を再開すると、最初に受信した印刷命令を
解析して該印刷命令が印刷開始を示す命令であるか否か
を判定する判定手段と、最初に受信した印刷命令が印刷
開始を示す命令でないときには、印刷開始を示す印刷命
令を受信するまで受信した印刷命令の読み飛ばしを行う
読み飛ばし手段とを備えるから、暴走によるCPUの再
起動後にユーザが現在送信中の印刷ジョブの送信をキャ
ンセルしない場合でも、CPUの暴走に起因する無駄な
印刷出力を未然に防止することができる。
【0147】請求項4記載の印刷制御装置によれば、暴
走によるCPUの再起動後に外部装置から送信された印
刷命令の受信を再開すると、第1の所定時間を計測する
第1のタイマを起動する第1のタイマ起動手段と、第1
のタイマによる第1の所定時間の計測が終了する前に外
部装置から送信された最初の印刷命令を受信すると、該
最初の印刷命令を読み飛ばす第1の読み飛ばし手段と、
最初の印刷命令の読み飛ばし後に第2の所定時間を計測
する第2のタイマを起動し、該第2のタイマによる第2
の所定時間の計測が終了する前に印刷命令を受信する
と、該第2のタイマの停止し、再起動する第2のタイマ
起動手段と、第2のタイマによる第2の所定時間の計測
が終了する前に印刷命令を受信すると、該受信した印刷
命令を読み飛ばす第2の読み飛ばし手段とを備え、第2
のタイマによる第2の所定時間の計測が終了後に印刷命
令を受信すると、該受信した印刷命令を有効印刷命令と
して取り込むから、暴走によるCPUの再起動後にユー
ザが現在送信中の印刷ジョブの送信をキャンセルしない
場合でも、CPUの暴走に起因する無駄な印刷出力を未
然に防止することができる。
【0148】請求項5記載の印刷制御装置によれば、プ
ログラムに従って印刷処理に関する制御を行うためのC
PUと、CPUが暴走したことを検出する暴走検出手段
と、暴走検出手段によりCPUの暴走が検出されると、
CPUの暴走時における情報を保持する保持手段と、暴
走検出手段によりCPUの暴走が検出されると、CPU
をリセットして再起動するリセット再起動手段と、CP
Uがリセットされて再起動されたときに、保持手段に保
持されている情報を参照してCPUの暴走時に処理され
ていた印刷ジョブを特定し、該特定した印刷ジョブの印
刷命令を印刷ジョブ蓄積手段から削除する削除手段と、
CPUの再起動後に、CPUの暴走時に処理されていた
印刷ジョブとして特定された印刷ジョブを表す情報を外
部装置に通知する暴走通知手段と、CPUの再起動後
に、印刷ジョブ蓄積手段に蓄積されている印刷ジョブ中
の先頭の印刷ジョブから印刷処理を再開するように制御
する印刷処理再開手段とを備えるから、暴走によるCP
Uの再起動後にユーザが印刷ジョブをキャンセルするな
どの操作を行うことなく、CPUの暴走に起因する無駄
な印刷出力を未然に防止することができる。
【0149】請求項6記載の印刷制御装置によれば、C
PUの暴走時に処理されていた印刷ジョブを記憶する暴
走印刷ジョブ記憶手段と、暴走によるCPUの再起動時
にCPUの暴走時に処理されていた印刷ジョブとして特
定された印刷ジョブを印刷ジョブ蓄積手段から暴走印刷
ジョブ記憶手段に移動する印刷ジョブ移動手段と、外部
装置からの要求に応じて暴走印刷ジョブ記憶手段からC
PUの暴走時に処理されていた印刷ジョブとして特定さ
れた印刷ジョブを読み出して外部装置に転送する転送手
段とを備えるから、外部装置側でCPUの暴走時に処理
されていた印刷ジョブを知ることができ、必要に応じて
この印刷ジョブからCPUの暴走原因を究明することが
可能になる。
【0150】請求項7記載の印刷制御装置によれば、他
の印刷装置を接続するネットワークと接続するネットワ
ーク接続手段と、CPUが暴走により再起動された後
に、CPUの暴走時に処理されていた印刷ジョブとして
特定された印刷ジョブを印刷ジョブ蓄積手段から他の印
刷装置にネットワークを介して転送する転送手段とを備
え、暴走通知手段は、CPUが暴走時に処理されていた
印刷ジョブとして特定された印刷ジョブを表す情報とと
もに、CPUの暴走時に処理されていた印刷ジョブとし
て特定された印刷ジョブを他の印刷装置に転送したこと
を外部装置に通知するから、他の印刷制御装置において
CPUの暴走時に処理されていた印刷ジョブの印刷処理
を行うことができるともに、この印刷ジョブの印刷処理
を印刷制御装置側で行われることをユーザに知らせるこ
とができる。
【0151】請求項8記載の印刷制御方法によれば、プ
ログラムに従って印刷処理に関する制御を行うCPUが
暴走したことを検出する工程と、CPUの暴走を検出す
ると、CPUをリセットして再起動する工程と、CPU
を暴走により再起動したことを外部装置に通知する工程
とを有するから、ユーザが外部装置を介してCPUの暴
走を知ることができ、この印刷ジョブ中断に対する対
処、例えば印刷ジョブのキャンセルなどを行うことがで
きる。その結果、CPUの暴走に起因する無駄な印刷出
力を未然に防止することができる。
【0152】請求項9記載の印刷制御方法によれば、C
PUの暴走に関する情報を保持手段に保持する工程を有
し、CPUがリセットされて再起動された後に、保持手
段に保持されている情報を参照してCPUの再起動が暴
走による再起動か否かを判定し、CPUの再起動が暴走
による再起動であるときには、CPUを暴走により再起
動したことを外部装置に通知するように構成することが
できる。
【0153】請求項10記載の印刷制御方法によれば、
暴走によるCPUの再起動後に外部装置から送信された
印刷命令の受信を再開すると、最初に受信した印刷命令
を解析して該印刷命令が印刷開始を示す命令であるか否
かを判定する工程と、最初に受信した印刷命令が印刷開
始を示す命令でないときには、印刷開始を示す印刷命令
を受信するまで受信した印刷命令の読み飛ばしを行う工
程とを有するから、暴走によるCPUの再起動後にユー
ザが現在送信中の印刷ジョブの送信をキャンセルしない
場合でも、CPUの暴走に起因する無駄な印刷出力を未
然に防止することができる。
【0154】請求項11記載の印刷制御方法によれば、
暴走によるCPUの再起動後に外部装置から送信された
印刷命令の受信を再開すると、第1の所定時間を計測す
る第1のタイマを起動する工程と、第1のタイマによる
前記第1の所定時間の計測が終了する前に外部装置から
送信された最初の印刷命令を受信すると、該最初の印刷
命令を読み飛ばす工程と、最初の印刷命令の読み飛ばし
後に第2の所定時間を計測する第2のタイマを起動し、
該第2のタイマによる第2の所定時間の計測が終了する
前に印刷命令を受信すると、該第2のタイマの停止し、
再起動する工程と、第2のタイマによる前記第2の所定
時間の計測が終了する前に印刷命令を受信すると、該受
信した印刷命令を読み飛ばす工程と、第2のタイマによ
る第2の所定時間の計測が終了後に印刷命令を受信する
と、該受信した印刷命令を有効印刷命令として取り込む
工程とを有するから、暴走によるCPUの再起動後にユ
ーザが現在送信中の印刷ジョブの送信をキャンセルしな
い場合でも、CPUの暴走に起因する無駄な印刷出力を
未然に防止することができる。
【0155】請求項12記載の印刷制御方法によれば、
プログラムに従って印刷処理に関する制御を行うCPU
の暴走を検出する工程と、CPUの暴走に関する情報を
保持手段に保持する工程と、CPUの暴走を検出する
と、CPUをリセットして再起動する工程と、CPUが
リセットされて再起動されたときに、保持手段に保持さ
れている情報を参照してCPUの暴走時に処理されてい
た印刷ジョブを特定し、該特定した印刷ジョブの印刷命
令を印刷ジョブ蓄積手段から削除する工程と、CPUの
暴走時に処理されていた印刷ジョブとして特定された印
刷ジョブを表す情報を外部装置に通知する工程と、CP
Uの再起動後に、印刷ジョブ蓄積手段に蓄積されている
印刷ジョブ中の先頭の印刷ジョブから印刷処理を再開す
るように制御する工程とを有するから、暴走によるCP
Uの再起動後にユーザが印刷ジョブをキャンセルするな
どの操作を行うことなく、CPUの暴走に起因する無駄
な印刷出力を未然に防止することができる。
【0156】請求項13記載の印刷制御方法によれば、
暴走によるCPUの再起動後にCPUの暴走時に処理さ
れていた印刷ジョブとして特定された印刷ジョブを印刷
ジョブ蓄積手段から暴走印刷ジョブ記憶手段に移動する
工程と、外部装置からの要求に応じて暴走印刷ジョブ記
憶手段からCPUの暴走時に処理されていた印刷ジョブ
として特定された印刷ジョブを外部装置に転送する工程
とを有するから、外部装置側でCPUの暴走時に処理さ
れていた印刷ジョブを知ることができ、必要に応じてこ
の印刷ジョブからCPUの暴走原因を究明することが可
能になる。
【0157】請求項14記載の発明は、請求項12記載
の印刷制御方法において、他の印刷装置を接続するネッ
トワークと接続する工程と、前記暴走によるCPUの再
起動時に前記CPUの暴走時に処理されていた印刷ジョ
ブとして特定された印刷ジョブを前記印刷ジョブ蓄積手
段から前記他の印刷装置に前記ネットワークを介して転
送する工程と、前記CPUの暴走時に処理されていた印
刷ジョブとして特定された印刷ジョブを前記他の印刷装
置に転送したことを前記外部装置に通知する工程とを有
するから、他の印刷制御装置においてCPUの暴走時に
処理されていた印刷ジョブの印刷処理を行うことができ
るともに、この印刷ジョブの印刷処理を印刷制御装置側
で行われることをユーザに知らせることができる。
【0158】請求項15記載の印刷システムによれば、
印刷制御装置は、プログラムに従って印刷処理に関する
制御を行うCPUと、CPUの暴走を検出する暴走検出
手段と、暴走検出手段によりCPUの暴走が検出される
と、CPUをリセットして再起動するリセット再起動手
段と、CPUを暴走により再起動したことを外部装置に
通知する暴走通知手段とを備え、外部装置は、印刷命令
の送信状況を検出する送信状況検出手段と、印刷制御装
置からCPUを暴走により再起動したことが通知される
と、印刷命令の送信状況に応じて該印刷命令の廃棄を行
う廃棄手段とを備えるから、暴走によるCPUの再起動
後にユーザが印刷ジョブをキャンセルするなどの操作を
行うことなく、CPUの暴走に起因する無駄な印刷出力
を未然に防止することができる。
【0159】請求項16記載の印刷システムによれば、
印刷制御装置は、CPUの暴走に関する情報を保持する
保持手段を備え、暴走通知手段は、CPUがリセットさ
れて再起動されたときに、保持手段に保持されている情
報を参照してCPUの再起動が暴走による再起動である
か否かを判定し、CPUの再起動が暴走による再起動で
あるときには、CPUを暴走により再起動したことを外
部装置に通知するように構成することができる。
【0160】請求項17記載の印刷システムによれば、
外部装置の廃棄手段は、印刷制御装置からCPUを暴走
により再起動したことが通知されたときにおける印刷命
令の送信状況が送信途中であるときには、印刷命令を廃
棄するから、CPUの再起動後に送信途中の印刷ジョブ
が印刷処理されることはなく、CPUの暴走に起因する
無駄な印刷出力を未然に防止することができる。
【0161】請求項18記載の印刷システムによれば、
印刷制御装置は、プログラムに従って印刷処理に関する
制御を行うCPUと、CPUの暴走を検出する暴走検出
手段と、暴走検出手段によりCPUの暴走が検出される
と、CPUをリセットして再起動するリセット再起動手
段と、CPUを暴走により再起動したことを外部装置に
通知する暴走通知手段と、印刷ジョブの印刷処理が終了
する毎に該印刷ジョブの終了を通知するジョブ終了通知
手段とを備え、外部装置は、印刷制御装置から印刷ジョ
ブの終了の通知を受けると、該終了が通知された印刷ジ
ョブを印刷ジョブ蓄積手段から削除する削除手段と、印
刷制御装置からCPUを暴走により再起動したことが通
知されると、印刷ジョブ蓄積手段に蓄積されている印刷
ジョブ中の先頭の印刷ジョブから印刷制御装置に送信す
るように制御する送信制御手段とを備えるから、CPU
の暴走に起因する無駄な印刷出力を未然に防止すること
ができる。
【0162】請求項19記載の印刷システムによれば、
印刷制御装置は、CPUの暴走に関する情報を保持する
保持手段を備え、暴走通知手段は、CPUがリセットさ
れて再起動されたときに、保持手段に保持されている情
報を参照してCPUの再起動が暴走による再起動である
か否かを判定し、CPUの再起動が暴走による再起動で
あるときには、CPUを暴走により再起動したことを外
部装置に通知するように構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の印刷制御装置の実施の第1形態を用い
た印刷システムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1の印刷制御装置からの暴走通知を受けたホ
スト上の画面表示例を示す図である。
【図3】図1の印刷制御装置におけるデータ受信処理の
手順を示すフローチャートである。
【図4】図1の印刷制御装置における解析処理の手順を
示すフローチャートである。
【図5】図1の印刷制御装置における描画データ変換処
理の手順を示すフローチャートである。
【図6】図1の印刷制御装置における印刷描画処理の手
順を示すフローチャートである。
【図7】図1の印刷制御装置における電源スイッチまた
はリセットスイッチの押下によるリセット動作の手順を
示すフローチャートである。
【図8】図1の印刷制御装置におけるCPU暴走時のリ
セット動作の手順を示すフローチャートである。
【図9】図1の印刷制御装置におけるリセットに伴う再
起動動作の手順を示すフローチャートである。
【図10】図1の印刷制御装置におけるデータ受信開始
後のデータ受信処理の手順を示すフローチャートであ
る。
【図11】本発明の印刷制御装置の実施の第2形態を用
いた印刷システムの構成を示すブロック図である。
【図12】図11の印刷制御装置からの暴走通知を受け
たホスト上の画面表示例を示す図である。
【図13】図11の印刷制御装置におけるリセットに伴
う再起動動作の手順を示すフローチャートである。
【図14】図11の印刷制御装置におけるデータ受信処
理の手順を示すフローチャートである。
【図15】図11の印刷制御装置における第1タイマの
タイムアウトに伴う処理の手順を示すフローチャートで
ある。
【図16】図11の印刷制御装置における第1タイマ起
動中のデータ受信処理の手順を示すフローチャートであ
る。
【図17】図11の印刷制御装置における第2タイマの
タイムアウトに伴う処理の手順を示すフローチャートで
ある。
【図18】図11の印刷制御装置における第2タイマ起
動中のデータ受信処理の手順を示すフローチャートであ
る。
【図19】本発明の印刷制御装置の実施の第3形態を用
いた印刷システムの構成を示すブロック図である。
【図20】図19の印刷制御装置からの暴走ジョブ情報
通知を受けたホスト上の画面表示例を示す図である。
【図21】図19の印刷制御装置におけるデータ受信処
理の手順を示すフローチャートである。
【図22】図19の印刷制御装置におけるジョブ蓄積処
理の手順を示すフローチャートである。
【図23】図19の印刷制御装置における解析処理の手
順を示すフローチャートである。
【図24】図19の印刷制御装置における解析処理の手
順を示すフローチャートである。
【図25】図19の印刷制御装置におけるリセットに伴
う再起動動作の手順を示すフローチャートである。
【図26】本発明の印刷制御装置の実施の第4形態を用
いた印刷システムの構成を示すブロック図である。
【図27】図26の印刷制御装置におけるデータ受信処
理の手順を示すフローチャートである。
【図28】図26の印刷制御装置におけるジョブ蓄積処
理の手順を示すフローチャートである。
【図29】図26の印刷制御装置におけるリセットに伴
う再起動動作の手順を示すフローチャートである。
【図30】本発明の印刷制御装置の実施の第5形態を用
いた印刷システムの構成を示すブロック図である。
【図31】図30のホストの印刷指示処理を示すフロー
チャートである。
【図32】図30のホストのジョブ終了通知受信処理を
示すフローチャートである。
【図33】図30のホストのデータ送信処理を示すフロ
ーチャートである。
【図34】図30のホストの暴走通知受信処理を示すフ
ローチャートである。
【図35】図30の印刷制御装置における解析処理の手
順を示すフローチャートである。
【図36】図30の印刷制御装置における解析処理の手
順を示すフローチャートである。
【図37】図30の印刷制御装置におけるリセットに伴
う再起動動作の手順を示すフローチャートである。
【図38】従来の印刷制御装置を用いた印刷システムの
構成を示すブロック図である。
【図39】図38の印刷制御装置における電源スイッチ
またはリセットスイッチの押下によるリセット動作を示
すフローチャートである。
【図40】図38の印刷制御装置におけるCPU暴走時
のリセット動作を示すフローチャートである。
【図41】図38の印刷制御装置におけるリセットに伴
う再起動動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
101,501,701,1101 印刷制御装置 102,502,702,1102 ホストコンピュー
タ 105,505,705,1105 CPU 106,506,706,1106 ROM 107,507,707,1107 入力データ解析手
段 112,512,712,1112 ウォッチドッグタ
イマー(暴走検出手段) 113,513,713,1113 暴走記憶手段 114,514,714,1114 リセット手段 115,515,715,1115 暴走通知手段 519 第1タイマ 520 第2タイマ 719,919 ジョブ蓄積手段 720,920 第1の削除手段 721 第2の削除手段 921 暴走ジョブ記憶手段 922 暴走ジョブ移動手段 923 暴走ジョブ転送手段 1119 終了通知手段 1122 印刷ジョブスプーラー 1125 メモリ 1126 印刷ジョブ削除手段 1127 暴走通知検出手段 1128 送信制御手段

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部装置から送信された印刷ジョブの印
    刷命令を受信し、該受信した印刷命令を解析して印刷装
    置が処理可能な印字情報を生成するための印刷処理を行
    う印刷制御装置において、プログラムに従って前記印刷
    処理に関する制御を行うCPUと、前記CPUが暴走し
    たことを検出する暴走検出手段と、前記暴走検出手段に
    より前記CPUの暴走が検出されると、前記CPUをリ
    セットして再起動するリセット再起動手段と、前記CP
    Uを暴走により再起動したことを前記外部装置に通知す
    る暴走通知手段とを備えることを特徴とする印刷制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記暴走検出手段により前記CPUの暴
    走が検出されると、前記CPUが暴走したことを示す情
    報を保持する保持手段を備え、前記暴走通知手段は、前
    記CPUがリセットされて再起動された後に、前記保持
    手段に保持されている情報を参照して前記CPUの再起
    動が暴走による再起動か否かを判定し、前記CPUの再
    起動が暴走による再起動であるときには、前記CPUを
    暴走により再起動したことを前記外部装置に通知するこ
    とを特徴とする請求項1記載の印刷制御装置。
  3. 【請求項3】 前記暴走によるCPUの再起動後に前記
    外部装置から送信された印刷命令の受信を再開すると、
    最初に受信した印刷命令を解析して該印刷命令が印刷開
    始を示す命令であるか否かを判定する判定手段と、前記
    最初に受信した印刷命令が印刷開始を示す命令でないと
    きには、前記印刷開始を示す印刷命令を受信するまで前
    記受信した印刷命令の読み飛ばしを行う読み飛ばし手段
    とを備えることを特徴とする請求項1記載の印刷制御装
    置。
  4. 【請求項4】 前記暴走によるCPUの再起動後に前記
    外部装置から送信された印刷命令の受信を再開すると、
    第1の所定時間を計測する第1のタイマを起動する第1
    のタイマ起動手段と、前記第1のタイマによる前記第1
    の所定時間の計測が終了する前に前記外部装置から送信
    された最初の印刷命令を受信すると、該最初の印刷命令
    を読み飛ばす第1の読み飛ばし手段と、前記最初の印刷
    命令の読み飛ばし後に第2の所定時間を計測する第2の
    タイマを起動し、該第2のタイマによる前記第2の所定
    時間の計測が終了する前に前記印刷命令を受信すると、
    該第2のタイマの停止し、再起動する第2のタイマ起動
    手段と、前記第2のタイマによる前記第2の所定時間の
    計測が終了する前に前記印刷命令を受信すると、該受信
    した印刷命令を読み飛ばす第2の読み飛ばし手段とを備
    え、前記第2のタイマによる前記第2の所定時間の計測
    が終了後に前記印刷命令を受信すると、該受信した印刷
    命令を有効印刷命令として取り込むことを特徴とする請
    求項1記載の印刷制御装置。
  5. 【請求項5】 外部装置から受信した複数の印刷ジョブ
    の印刷命令を蓄積する印刷ジョブ蓄積手段を有し、前記
    蓄積された複数の印刷ジョブ毎にその印刷命令を解析し
    て印刷装置が処理可能な印字情報を生成するための印刷
    処理を行う印刷制御装置において、プログラムに従って
    前記印刷処理に関する制御を行うためのCPUと、前記
    CPUが暴走したことを検出する暴走検出手段と、前記
    暴走検出手段により前記CPUの暴走が検出されると、
    前記CPUの暴走時における情報を保持する保持手段
    と、前記暴走検出手段により前記CPUの暴走が検出さ
    れると、前記CPUをリセットして再起動するリセット
    再起動手段と、前記CPUがリセットされて再起動され
    たときに、前記保持手段に保持されている情報を参照し
    て前記CPUの暴走時に処理されていた印刷ジョブを特
    定し、該特定した印刷ジョブの印刷命令を前記印刷ジョ
    ブ蓄積手段から削除する削除手段と、前記CPUの再起
    動後に、前記CPUの暴走時に処理されていた印刷ジョ
    ブとして特定された印刷ジョブを表す情報を前記外部装
    置に通知する暴走通知手段と、前記CPUの再起動後
    に、前記印刷ジョブ蓄積手段に蓄積されている印刷ジョ
    ブ中の先頭の印刷ジョブから前記印刷処理を再開するよ
    うに制御する印刷処理再開手段とを備えることを特徴と
    する印刷制御装置。
  6. 【請求項6】 前記CPUの暴走時に処理されていた印
    刷ジョブを記憶する暴走印刷ジョブ記憶手段と、前記暴
    走によるCPUの再起動時に前記CPUの暴走時に処理
    されていた印刷ジョブとして特定された印刷ジョブを前
    記印刷ジョブ蓄積手段から前記暴走印刷ジョブ記憶手段
    に移動する印刷ジョブ移動手段と、前記外部装置からの
    要求に応じて前記暴走印刷ジョブ記憶手段から前記CP
    Uの暴走時に処理されていた印刷ジョブとして特定され
    た印刷ジョブを読み出して前記外部装置に転送する転送
    手段とを備えることを特徴とする請求項5記載の印刷制
    御装置。
  7. 【請求項7】 他の印刷装置を接続するネットワークと
    接続するネットワーク接続手段と、前記CPUが暴走に
    より再起動された後に、前記CPUの暴走時に処理され
    ていた印刷ジョブとして特定された印刷ジョブを前記印
    刷ジョブ蓄積手段から前記他の印刷装置に前記ネットワ
    ークを介して転送する転送手段とを備え、前記暴走通知
    手段は、前記CPUが暴走時に処理されていた印刷ジョ
    ブとして特定された印刷ジョブを表す情報とともに、前
    記CPUの暴走時に処理されていた印刷ジョブとして特
    定された印刷ジョブを前記他の印刷装置に転送したこと
    を前記外部装置に通知することを特徴とする請求項5記
    載の印刷制御装置。
  8. 【請求項8】 外部装置から送信された印刷情報を含む
    印刷命令を受信し、該受信した印刷命令を解析して印刷
    装置が処理可能な印字情報を生成する印刷処理を行う印
    刷制御装置に用いられる印刷制御方法において、プログ
    ラムに従って前記印刷処理に関する制御を行うCPUが
    暴走したことを検出する工程と、前記CPUの暴走を検
    出すると、前記CPUをリセットして再起動する工程
    と、前記CPUを暴走により再起動したことを前記外部
    装置に通知する工程とを有することを特徴とする印刷制
    御方法。
  9. 【請求項9】 前記CPUの暴走に関する情報を保持手
    段に保持する工程を有し、前記CPUがリセットされて
    再起動された後に、前記保持手段に保持されている情報
    を参照して前記CPUの再起動が暴走による再起動か否
    かを判定し、前記CPUの再起動が暴走による再起動で
    あるときには、前記CPUを暴走により再起動したこと
    を前記外部装置に通知することを特徴とする請求項8記
    載の印刷制御方法。
  10. 【請求項10】 前記暴走によるCPUの再起動後に前
    記外部装置から送信された印刷命令の受信を再開する
    と、最初に受信した印刷命令を解析して該印刷命令が印
    刷開始を示す命令であるか否かを判定する工程と、前記
    最初に受信した印刷命令が印刷開始を示す命令でないと
    きには、前記印刷開始を示す印刷命令を受信するまで前
    記受信した印刷命令の読み飛ばしを行う工程とを有する
    ことを特徴とする請求項8記載の印刷制御方法。
  11. 【請求項11】 前記暴走によるCPUの再起動後に前
    記外部装置から送信された印刷命令の受信を再開する
    と、第1の所定時間を計測する第1のタイマを起動する
    工程と、前記第1のタイマによる前記第1の所定時間の
    計測が終了する前に前記外部装置から送信された最初の
    印刷命令を受信すると、該最初の印刷命令を読み飛ばす
    工程と、前記最初の印刷命令の読み飛ばし後に第2の所
    定時間を計測する第2のタイマを起動し、該第2のタイ
    マによる前記第2の所定時間の計測が終了する前に前記
    印刷命令を受信すると、該第2のタイマの停止し、再起
    動する工程と、前記第2のタイマによる前記第2の所定
    時間の計測が終了する前に前記印刷命令を受信すると、
    該受信した印刷命令を読み飛ばす工程と、前記第2のタ
    イマによる前記第2の所定時間の計測が終了後に前記印
    刷命令を受信すると、該受信した印刷命令を有効印刷命
    令として取り込む工程とを有することを特徴とする請求
    項8記載の印刷制御方法。
  12. 【請求項12】 外部装置から受信した複数の印刷ジョ
    ブの印刷命令を蓄積する印刷ジョブ蓄積手段を有し、前
    記蓄積された複数の印刷ジョブ毎にその印刷命令を解析
    して印刷装置が処理可能な印字情報を生成するための印
    刷処理を行う印刷制御装置に用いられる印刷制御方法に
    おいて、プログラムに従って前記印刷処理に関する制御
    を行うCPUの暴走を検出する工程と、前記CPUの暴
    走に関する情報を保持手段に保持する工程と、前記CP
    Uの暴走を検出すると、前記CPUをリセットして再起
    動する工程と、前記CPUがリセットされて再起動され
    たときに、前記保持手段に保持されている情報を参照し
    て前記CPUの暴走時に処理されていた印刷ジョブを特
    定し、該特定した印刷ジョブの印刷命令を前記印刷ジョ
    ブ蓄積手段から削除する工程と、前記CPUの暴走時に
    処理されていた印刷ジョブとして特定された印刷ジョブ
    を表す情報を前記外部装置に通知する工程と、前記CP
    Uの再起動後に、前記印刷ジョブ蓄積手段に蓄積されて
    いる印刷ジョブ中の先頭の印刷ジョブから前記印刷処理
    を再開するように制御する工程とを有することを特徴と
    する印刷制御方法。
  13. 【請求項13】 前記暴走によるCPUの再起動後に前
    記CPUの暴走時に処理されていた印刷ジョブとして特
    定された印刷ジョブを前記印刷ジョブ蓄積手段から暴走
    印刷ジョブ記憶手段に移動する工程と、前記外部装置か
    らの要求に応じて前記暴走印刷ジョブ記憶手段から前記
    CPUの暴走時に処理されていた印刷ジョブとして特定
    された印刷ジョブを前記外部装置に転送する工程とを有
    することを特徴とする請求項12記載の印刷制御方法。
  14. 【請求項14】 他の印刷装置を接続するネットワーク
    と接続する工程と、前記暴走によるCPUの再起動時に
    前記CPUの暴走時に処理されていた印刷ジョブとして
    特定された印刷ジョブを前記印刷ジョブ蓄積手段から前
    記他の印刷装置に前記ネットワークを介して転送する工
    程と、前記CPUの暴走時に処理されていた印刷ジョブ
    として特定された印刷ジョブを前記他の印刷装置に転送
    したことを前記外部装置に通知する工程とを有すること
    を特徴とする請求項12記載の印刷制御方法。
  15. 【請求項15】 外部装置と、前記外部装置から送信さ
    れた印刷情報を含む印刷命令を受信し、該受信した印刷
    命令を解析して印刷装置が処理可能な印字情報を生成す
    る印刷処理を行う印刷制御装置とを含む印刷システムに
    おいて、前記印刷制御装置は、プログラムに従って前記
    印刷処理に関する制御を行うCPUと、前記CPUの暴
    走を検出する暴走検出手段と、前記暴走検出手段により
    前記CPUの暴走が検出されると、前記CPUをリセッ
    トして再起動するリセット再起動手段と、前記CPUを
    暴走により再起動したことを前記外部装置に通知する暴
    走通知手段とを備え、前記外部装置は、前記印刷命令の
    送信状況を検出する送信状況検出手段と、前記印刷制御
    装置から前記CPUを暴走により再起動したことが通知
    されると、前記印刷命令の送信状況に応じて該印刷命令
    の廃棄を行う廃棄手段とを備えることを特徴とする印刷
    システム。
  16. 【請求項16】 前記印刷制御装置は、前記CPUの暴
    走に関する情報を保持する保持手段を備え、前記暴走通
    知手段は、前記CPUがリセットされて再起動されたと
    きに、前記保持手段に保持されている情報を参照して前
    記CPUの再起動が暴走による再起動であるか否かを判
    定し、前記CPUの再起動が暴走による再起動であると
    きには、前記CPUを暴走により再起動したことを前記
    外部装置に通知することを特徴とする請求項15記載の
    印刷システム。
  17. 【請求項17】 前記外部装置の前記廃棄手段は、前記
    印刷制御装置から前記CPUを暴走により再起動したこ
    とが通知されたときにおける前記印刷命令の送信状況が
    送信途中であるときには、前記印刷命令を廃棄すること
    を特徴とする請求項15記載の印刷システム。
  18. 【請求項18】 複数の印刷ジョブを蓄積可能な印刷ジ
    ョブ蓄積手段を有する外部装置と、前記外部装置から送
    信された印刷ジョブの印刷命令を受信し、該受信した印
    刷ジョブの印刷命令を解析して印刷装置が処理可能な印
    字情報を生成する印刷処理を行う印刷制御装置とを含む
    印刷システムにおいて、前記印刷制御装置は、プログラ
    ムに従って前記印刷処理に関する制御を行うCPUと、
    前記CPUの暴走を検出する暴走検出手段と、前記暴走
    検出手段により前記CPUの暴走が検出されると、前記
    CPUをリセットして再起動するリセット再起動手段
    と、前記CPUを暴走により再起動したことを前記外部
    装置に通知する暴走通知手段と、前記印刷ジョブの印刷
    処理が終了する毎に該印刷ジョブの終了を通知するジョ
    ブ終了通知手段とを備え、前記外部装置は、前記印刷制
    御装置から前記印刷ジョブの終了の通知を受けると、該
    終了が通知された印刷ジョブを前記印刷ジョブ蓄積手段
    から削除する削除手段と、前記印刷制御装置から前記C
    PUを暴走により再起動したことが通知されると、前記
    印刷ジョブ蓄積手段に蓄積されている印刷ジョブ中の先
    頭の印刷ジョブから前記印刷制御装置に送信するように
    制御する送信制御手段とを備えることを特徴とする印刷
    システム。
  19. 【請求項19】 前記印刷制御装置は、前記CPUの暴
    走に関する情報を保持する保持手段を備え、前記暴走通
    知手段は、前記CPUがリセットされて再起動されたと
    きに、前記保持手段に保持されている情報を参照して前
    記CPUの再起動が暴走による再起動であるか否かを判
    定し、前記CPUの再起動が暴走による再起動であると
    きには、前記CPUを暴走により再起動したことを前記
    外部装置に通知することを特徴とする請求項18記載の
    印刷システム。
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