JP3559614B2 - 出力方法及びその装置と該装置を用いた出力システム - Google Patents

出力方法及びその装置と該装置を用いた出力システム Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、双方向インターフェースを介してホストコンピュータなどの上位装置に接続された出力装置及びその出力方法、と該装置を用いた出力システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ホストコンピュータよりプリンタ装置に印刷データを出力して印刷を行っている際、何らかの理由でリセット処理やジョブタイムアウト等が発生することがある。その際、ホストコンピュータよりプリンタ装置に転送済みの印刷データは、プリンタ装置でリセットされて消去されるが、プリンタ装置に転送されていない残りのデータは、不完全な形でホストコンピュータのスプーラ等に残ったままとなり、再度プリンタ装置が印刷データを受信して印刷可能になると、その残存しているデータが、不完全な形でプリンタ装置に出力されることになる。
【0003】
従来、プリンタ装置においてリセット処理を実行した場合には、プリンタ装置の受信バッファのデータの削除、データ処理の中止は実行されるが、ホストコンピュータ、或はホストコンピュータとプリンタ装置との間に介在しているサーバ等の上位装置に残った送信未完了の不完全なデータを削除することはできなかった。また、このような上位装置では、オペレータの操作によりスプーラ内のデータを削除することができるが、既にプリンタ装置に転送してしまった印刷データの削除は、プリンタ装置内で行うしかなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このため従来は、プリンタ装置において、リセット処理やジョブタイムアウト等が発生すると、上位装置に不完全な印刷データが残ったままとなり、プリンタ装置が次に印刷を開始したとき、その不完全な印刷データを受信してしまい、全く異なるデータが印刷されてしまう。
【0005】
また従来は、プリンタ装置においてジョブタイムアウトが発生すると、プリンタ装置より上位装置への通知、実行可否の問い合わせ等を行なう手段を持っていなかったため、上位装置のデータ処理及びデータ転送処理のタイミングによっては、データの途中でジョブタイムアウトが発生し、上位装置のスプーラに不完全な印刷データが残ってしまい、印刷装置では、その不完全な印刷データを受信して無駄な処理、印刷出力が行われるという問題があった。
【0007】
本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、出力装置にリセット処理を施した場合には、その出力装置に記憶されているデータを削除するとともに、上位装置に対して対応するデータの削除を要求することにより、データの削除のための労力を削減すると共に、送信未完了あるいは既に送信済みのデータに対する無駄や処理や出力を防止することにある。
【0008】
また本発明の目的は、出力装置が出力ジョブを中断した場合にも、それ以前の出力環境に復帰できることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の出力装置は以下のような構成を備える。即ち、
上位装置よりのジョブ単位のデータを受信して出力する出力装置であって、上位装置より送られてくるデータを受信する受信手段と、前記受信手段で受信されたデータを解析するデータ解析手段と、前記解析手段による解析結果に基づき出力処理を行なう出力手段と、前記出力装置における処理のリセットを指示する指示手段と、前記指示手段による指示に応じて、前記受信手段により受信されたジョブに関するデータを消去する消去手段と、前記指示手段によるリセット指示がなされた前記ジョブに関するデータの削除を前記上位装置に指示する手段とを有することを特徴とする。
【0010】
また、本発明の出力方法は以下のような工程を備える。即ち、
上位装置よりのジョブ単位のデータを受信して出力する出力方法であって、上位装置より送られてくるデータを受信する工程と、受信されたデータを解析する工程と、解析結果に基づき出力処理を行なう工程と、前記出力装置における処理のリセットを指示する工程と、前記リセット指示に応じて、受信されたジョブに関するデータを消去する工程と、前記リセット指示がなされた前記ジョブに関するデータの削除を前記上位装置に指示する工程とを有することを特徴とする。
【0011】
上記目的を達成するために本発明の出力システムは以下のような工程を備える。即ち、
上位装置よりのデータを受信して出力する出力装置を含む出力システムであって、
前記出力装置は、
上位装置より送られてくるデータを受信する受信手段と、
前記受信手段で受信されたデータを解析するデータ解析手段と、
前記解析手段による解析結果に基づき出力処理を行なう出力手段と、
前記出力装置における処理のリセットを指示する指示手段と、
前記指示手段による指示に応じて、前記受信手段により受信されたジョブに関するデータを消去する消去手段と、
前記指示手段によるリセット指示がなされた前記ジョブに関するデータの削除を前記上位装置に通知する通知手段とを有し、
前記上位装置は、
前記通知手段によりデータの削除が通知されると、前記出力ジョブに関する未出力データを削除する削除手段とを有することを特徴とする。
【0014】
【実施例】
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施例を詳細に説明する。尚、本実施例では、出力装置として印刷装置であるレーザビームプリンタを例にとり説明するが、本発明はこれに限定されるものでなく、これ以外のインクジェットプリンタやサーマルプリンタ等の印刷装置、また例えば液晶やCRT等の表示装置、更には通信装置などにも適用することができる。
【0015】
[第1実施例]
本実施例の構成を説明する前に、本実施例を適用するレーザビームプリンタの構成を図2に参照して説明する。
【0016】
図2は、本実施例に適用されるレーザビームプリンタ(以下、LBPと略す)の内部構造を示す断面図で、このLBPは不図示のデータ源から文字パターンの登録や定型書式(フォームデータ)などの登録が行える。
【0017】
同図において、1000はLBP本体を示し、外部に接続されている、例えばホストコンピュータ等の上位装置2(図1、図3)から供給される文字情報(文字コード)やフォーム情報あるいはマクロ命令などを入力して記憶するとともに、それらの情報に従って対応する文字パターンやフォームパターンなどを作成し、記録媒体である記録紙上に像を形成する。1012は操作のためのスイッチ及びLED表示器などが設けられている操作パネル、1001はLBP1000全体の制御及び上位装置2から供給される文字情報等を解析するプリンタ制御ユニットである。この制御ユニット1001は、主に文字情報を、対応するパターンデータに基づくビデオ信号に変換してレーザドライバ1002に出力する。レーザドライバ1002は半導体レーザ1003を駆動するための回路であり、入力されたビデオ信号に応じて半導体レーザ1003から発射されるレーザ光1004をオンオフ切り替えする。こうして発射されたレーザ光1004は、回転多面鏡1005で左右方向に振られ静電ドラム1006上を走査する。これにより、静電ドラム1006上には文字パターンの静電潜像が形成される。この静電潜像は、静電ドラム1006周囲の現像ユニット1007により現像された後、記録紙に転送される。この記録紙にはカットシートを用い、カットシート記録紙はLBP1000に装着した用紙カセット1008に収納され、給紙ローラ1009及び搬送ローラ1010と1011の回転によりLBP本体内に取り込まれて、静電ドラム1006の位置まで供給される。
【0018】
以上のような構成からなる本実施例のLBP1000における制御ユニット1001の制御動作を次に説明する。
【0019】
図3は、本実施例のLBP1000の制御ユニット1001の概略構成と周辺部との接続を示すブロック図である。
【0020】
同図において、2は上位装置(ホストコンピュータ、サーバ等)であり、LBP1000に印刷データ等を送信している。14は印刷部であり、前述の図2に示すような電子写真方式のプリンタエンジンを備え、制御ユニット1001より出力されたビデオ信号に基づいて、記録紙などの記録媒体上への記録を実行している。1012は操作部(操作パネル)である。6は入力部であり、上位装置2から送信された各種データを受信して格納している。16はCPUで、ROM17に記憶された制御プログラムに従って制御ユニット1001全体を制御している。17はROMで、CPU16が実行する各種制御プログラム、文字フォントパターンなどを記憶している。18はRAMであり、上位装置2より送られてくるダウンロードデータ等の各種データを格納するための記憶エリア、CPU16がROM17に記憶されている制御プログラムを実行するために必要なワークエリア、及び1ページ分の画像情報を蓄えるフレームメモリなどに用いられる。12は出力部であり、イメージデータを印刷部14におけるレーザ光のオン/オフを制御するためのビデオ信号として出力している。15はパネル制御部であり、操作パネル1012の制御を行なう。制御ユニット1001の上述の各構成要素は、システムバス19に接続されており、このバス19を介して相互にデータの授受が行われる。
【0021】
次に本実施例に於けるLBP1000の全体構成を図1を参照して説明する。尚、図1における参照符号は、前述の図面と共通する部分は同じ番号で示している。
【0022】
上位装置2は、LBP100に対して、制御命令、マクロ登録情報及び文字情報等を出力しており、これら各種情報は、まず上位装置2とLBP1000相互の情報の通信を可能にする入力インターフェース部5を介して行われる。この入力インターフェース部5を介して上位装置2より受信された印刷データは、まずLBP1000の入力部6の受信バッファ7に一時的に記憶され、データ解析部8でROM17に記憶されたCPU16の制御プログラムに従って解析された後ページバッファ9に蓄えられる。
【0023】
このページバッファ9に格納された印刷データは、展開部10にて文字の印刷や図形の描画に関する演算処理がなされ、ビットマップデータに展開された後にフレームバッファ11に記憶される。こうしてフレームバッファ11内に格納されたビットマップデータは、出力部12においてビデオ信号に変換され、出力インターフェース部13を介して印刷部14に出力される。
【0024】
尚、本実施例では、これらデータ解析部8、展開部10の機能は、ROM17に記憶された制御プログラムに従って実行されるCPU16の制御処理に基づいて実現されている。
【0025】
次に、本実施例のLBP1000の動作を説明する前に、図4及び図5のフローチャートを参照して一般的なレーザビームプリンタにおける印刷手順を説明する。
【0026】
図4は、本実施例のLBP1000のメイン処理の手順を示すフローチャートである。
【0027】
まずステップS1で、LBP1000における記録紙の有無、紙ジャム、ドア開放等の、印刷部14のステータスをチェックし(ここでは詳細は省略する)、続いてステップS2に進み、操作パネル1012におけるスイッチの押下状態を監視するパネル状態チェックを行なう(詳細は省略する)。次にステップS3に進み、上位装置2より受信バッファ7にデータが入力されたか否かをチェックし、データが入力されていないときはステップS1の処理に戻る。一方、ステップS3で、データが入力されているときはステップS4に進み、受信した印刷データに応じたプリント言語の処理を実施して(図5のフローチャート)ステップS1に戻る。
【0028】
次に、図5のフローチャートを参照して、各プリント言語の処理手順を簡単に説明する。
【0029】
まずステップS11で、受信バッファ7内の受信データを解析し(解析部8の機能に相当)、この結果をページバッファ9に格納する。次にステップS12に進み、ページバッファ9に格納されているデータをビットマップパターンに展開し(展開部10の機能に相当)、この結果をフレームバッファ11へ格納する。次にステップS13に進み、フレームバッファ11に格納されたビットマップデータを、出力インターフェース部13を介してビデオ信号として印刷部14に出力する。次にステップS14に進み、入力した印刷データの処理が終了しているか否かを判断し、終了していれば本処理を終了し、終了していない場合はステップS11の処理に戻る。
【0030】
以上のような処理に加えて、本実施例のLBP1000は、LBP1000においてリセット処理やジョブタイムアウト処理が発生した場合に、上位装置2(例えばスプーラ3)に残された送信未完了の印刷データ(不完全なデータ)を、LBP1000が受信した場合に、そのジョブのスキップ(印刷データの読み飛ばし)を行なうものである。尚、本実施例におけるジョブタイムアウトは、上位装置2から転送される印刷データに明示的にデータの切れ目(例えばジョブ終了命令)または排紙を指示する命令がない場合、予め定められた時間を経過した後、印刷ジョブの終了処理、又は排紙処理を印刷装置において単独で実施する機能のことを指している。
【0031】
以下、本実施例のLBP1000における処理を図6及び図7のフローチャートを参照して説明する。尚、これら図6及び図7のフローチャートで示された処理を実行する制御プログラムはROM17に記憶されている。
【0032】
本実施例のLBP1000におけるメイン処理は図4のフローチャートと同様であるため、メイン処理手順のステップS4の各プリント言語の処理手順について、図6のフローチャートを参照して説明する。
【0033】
まずステップS21において、図7のフローチャートを参照して後述するジョブスキップ(印刷データの読み飛ばし)を実行するか否かを判断し、それに応じてジョブスキップ実行処理をする。次にステップS22に進み、ステップS21で読み飛ばされなかった印刷データの解析を行ない、その解析結果をページバッファ9に格納する。次にステップS23に進み、ページバッファ9に格納されたデータをビットマップパターンに展開し、この結果をフレームバッファ11へ格納する。そしてステップS24で、フレームバッファ11に格納されたデータをビデオ信号として印刷部14に出力する。ステップS25では、入力情報が終了しているか否かを判断し、終了していれば本処理を終了し、そうでない場合はステップS21の処理に戻る。
【0034】
尚、図6のフローチャートにおけるステップS22〜S25の処理は、前述の図5のステップS11〜S14の処理と同じである。
【0035】
次に、図7のフローチャートを参照して、図6のステップS21のジョブスキップ実行処理について説明する。尚、これら図6及び図7のフローチャートで示された制御プログラムは、ROM17に記憶されている。
【0036】
本実施例のLBP1000では、リセット処理またはジョブタイムアウト処理が実行された場合に、リセット(Reset・J.T.)フラグがRAM18にセットされる。まずステップS31において、このリセットフラグがセットされているか否かを判断する。リセットフラグがセットされていないときは印刷データの読み飛ばしが不要であるため、何もせずに本処理を終了する。
【0037】
ステップS31で、リセットフラグがセットされている場合はステップS32に進み、受信バッファ7からデータを取り込む。次にステップS33において、取り込むデータがあるか否かの判断をし、データがある場合はステップS34に進み、データがない場合はステップS35に進み、リセットフラグをクリアして、本処理を終了する。
【0038】
一方、ステップS34では、ジョブ終了命令又は次のジョブ開始命令か否かを判断し、そうでない場合はステップS36に進み、受信バッファ7に記憶されているデータの読み飛ばし(ジョブスキップ)を実行してステップS32の処理へ戻る。また、ステップS34で、ジョブの終了命令或はジョブの開始命令のときはステップS35に進み、リセットフラグをクリアして本処理を終了する。
【0039】
尚、上記実施例では、ジョブ開始命令あるいはジョブ終了命令の受信により、不完全な印刷データの最後を判断するようにしたが、本発明はこれに限定されるものでなく、例えばこれ以外にも、印刷環境初期化命令等を受信すると、それ以降は正常データであると判断するようにしても良い。
【0040】
[第2実施例]
次に、本発明の第2実施例について説明する。前述の第1実施例では、プリンタ装置におけるリセット処理やジョブタイムアウト処理により、そのジョブの途中データである不完全なデータを上位装置2より受信した場合に、そのジョブに関するデータを読み飛ばすようにしたが、この第2実施例では、ジョブスキップを実行してよいか否かを上位装置2に問い合わせ、その応答に基づいてジョブスキップを実行するか、或はオペレータによる操作パネル1012を用いた操作に応じてジョブスキップを実行するものである。これにより、オペレータが印刷したいにもかかわらず、ジョブスキップが行われてデータが読み飛ばされるといった、オペレータの意志に反した印刷出力結果を招くことを防止することができる。
【0041】
図8は、本発明の第2実施例のジョブスキップ処理を示すフローチャートで、この処理を実行するプログラムはROM17に記憶されている。尚、この第2実施例におけるLBP1000の構成、及びメイン処理、及び各プリント言語の処理手順は前述の第1実施例と同様であるため、その説明を省略する。
【0042】
まずステップS41において、LBP1000でリセット処理、ジョブタイムアウト処理の実行があったことを示す、リセット(Reset・J.T.)フラグがRAM18にセットされているか否かを判断し、セットされていない場合は何もせずに本処理を終了する。
【0043】
リセットフラグがセットされている場合はステップS42に進み、ジョブスキップの実行可否を上位装置2に問い合わせるか、或は操作パネル1012に、その問い合わせメッセージを表示する。そしてステップS43で、操作パネル1012から入力されるオペレータの指示、又は上位装置2より送られてくる可否データを判断し、ジョブスキップを実行しない旨の指示であればステップS47に進み、リセットフラグをクリアして処理を終了する。
【0044】
一方、ジョブスキップを実行する旨の指示があった場合はステップS44に進み、受信バッファ7からのデータを取り込む。そしてステップS45において、受信バッファ7に取り込むべきデータがあるか否かを判断をし、ある場合はステップS46に進むが、データが無い場合はステップS47に進み、リセットフラグをクリアして本処理を終了する。
【0045】
ステップS46では、ジョブ終了命令または次のジョブ開始命令か否かを判断し、そうでない場合はステップS48に進み、受信バッファ7に記憶されているデータの読み捨て(ジョブスキップ)を実行し、ステップS44の処理に戻る。また、ジョブ終了命令又はジョブ開始命令の場合はステップS47に進み、リセットフラグをクリアして、本処理を終了する。
【0046】
尚、上位装置2に問い合わせた場合、上位装置2はジョブ終了命令をLBP1000に送信し、その後、再度ジョブ開始命令をLBP1000に送り、その後そのジョブの印刷データを再送して印刷させるようにしても良い。
【0047】
このように第2実施例によれば、ジョブスキップをするか否かを指定できるので、ジョブタイムアウトやリセット等の後で、LBP1000に記憶されている全てのデータが読み飛ばされるのを防止できる。
【0048】
[第3実施例]
次に本発明の第3実施例について説明する。この第3実施例では、LBP1000の操作パネル1012よりリセット処理が施された時に、その時点で受信バッファ7内に残っているのデータの削除、データ解析、展開処理、及び印刷出力処理の中止を行なうとともに、LBP1000に設けられている双方向通信機能を利用して、受信済みの印刷データを削除した旨の情報を上位装置2に通知する。これにより、上位装置2は、そのスプーラ3の印刷データをも削除する。これにより、LBP1000がリセットされた後、上位装置2よりLBP1000に不完全なデータが送信されるのが回避できる。
【0049】
図9は、本発明の第3実施例におけるプリント言語処理を示すフローチャートで、この処理は前述の図5のフローチャートと同様であるため、図5と同じステップ番号を用いて、その説明を省略する。またこの第3実施例におけるLBP1000の構成、そのメイン処理は前述の実施例と同様である。
【0050】
図9において、ステップS49は、ステップS11〜S14のいずれにおいても発生し得る割込み処理、即ちオペレータによる操作パネル1012上からの受信バッファ7のクリア、データ解析、展開、及び印刷出力処理の中止等のリセット処理を示している。
【0051】
図10は、第3実施例における、オペレータによる操作パネル1012を使用したリセット処理を示すフローチャートである。尚、これら図9及び図10のフローチャートで示された制御プログラムはROM17に記憶されている。
【0052】
まずステップS51で、現在印刷出力処理中のデータが存在するか否かを判断する。印刷出力中でない場合はステップS53に進むが、印刷出力中の場合はステップS52に進み、現在印刷出力処理中のページのみを印刷出力する。次にステップS53に進み、ビットマップイメージにパターン展開処理中のデータが存在するか否かを判断する。データが存在しない場合はステップS55に進み、パターン展開中のデータがある場合はステップS54に進んで、フレームバッファ11のデータを削除する。
【0053】
次にステップS55では、解析処理中の印刷データが存在するか否かを判断する。存在するときはステップS56に進み、ページバッファ9に記憶されている印刷データを削除して、ステップS57に進む。またステップS55で、解析中のデータがない場合もステップS57に進む。ステップS57では、受信バッファ7内に印刷データが存在するか否かを判断し、存在しない場合はステップS59に進み、上位装置2に対して、スプーラ3に残されたデータの削除を指示する。これにより上位装置2では、上位装置2のプリントマネージャの機能、該データ削除命令の発行等により、そのデータの削除を実行する。また、ステップS57で、受信バッファ7に印刷データが記憶されているときはステップS58に進み、受信バッファ7のデータを削除してステップS59に進む。
【0054】
このように第3実施例によれば、LBP1000の操作パネル1012からのリセット指示により、プリント処理中のデータ、更には上位装置2に残存している印刷データの削除が実施できる。従って、LBP単体でリセットを行っても、途中からの不完全な印刷データによる誤った印刷処理が行われることを防止できるという効果がある。
【0055】
[第4実施例]
前述の第3実施例では、オペレータによるLBP1000の操作パネル1012からのリセット処理を実行し、LBP1000の各バッファのクリア、データ処理の中止を行ない、更に、その情報を上位装置2へ通知することにより、上位装置2内のスプーラ3の、対応するデータを削除するようにした。これに対し第4実施例では、上位装置2からの指示により、上位装置2のスプーラ3に残っている対応するデータを削除するとともに、既にLBP1000に転送してしまってLBP1000の各バッファ(7,9,11)に記憶されているデータのクリア及びデータ処理の中止を行なうリセット処理を実行するものである。尚、第4実施例におけるLBP1000のメイン処理は前述の図4のフローチャートと同じであり、またプリント言語処理は図9のフローチャートと同一であるため、それらの説明を省略する。
【0056】
図11は、第4実施例の処理を示すフローチャートで、前述の図10のフローチャートと比較すると明らかなように、ステップS51〜S58における処理は全く同じであるので、それらの説明を省略する。
【0057】
このように第4実施例によれば、上位装置2からの指示により、既に上位装置2より受信してバッファに格納されているデータや、パターン展開中のデータ、データ解析中のデータ等を削除することができ、これにより、不必要なデータが印刷されるのを防止できる。
【0058】
[第5実施例]
次に本発明の第5実施例について説明する。この第5実施例は、ジョブタイムアウトが発生すると、その旨をLBP1000より上位装置2に通知することにより、上位装置2のスプーラ3に残っている対応するデータ(不完全なデータ)の削除を行なうものである。
【0059】
図12は、第5実施例のLBP1000におけるメイン処理手順を説明するフローチャートである。尚、この第5実施例におけるLBP1000の構成もまた前述の実施例と同様であるため、その説明を省略する。
【0060】
まずステップS61において、前述のステップS1と同様に、LBP1000における記録紙無し、紙ジャム、ドア開放等の印刷部14の状態をチェックし(詳細は省略する)、続いてステップS62において、前述のステップS2と同様に、操作パネル1012のスイッチの押下状態を監視するパネル状態チェックを行なう(詳細は省略する)。次にステップS63に進み、ジョブタイムアウトが発生したか否かを判断し、発生していないステップS66に進み、前述の図4のステップS3及びS4と同様に、入力部6において受信データがあるか否かを判断し無い場合はステップS61の処理に戻り、受信データがある場合はステップS67で、各プリント言語処理(これまでに説明した実施例のどのプリント言語処理でも可能)を行なってステップS61の処理に戻る。
【0061】
一方、ステップS63でジョブタイムアウトが発生した場合はステップS64に進み、現在の印刷処理により印刷された紙の排紙、印刷環境のリセット等のジョブタイムアウト処理を行なう。そしてステップS65に進み、上位装置2へジョブタイムアウトが発生したことを通知する。これにより、上位装置2はスプーラ3に記憶されている対応するデータを削除する。
【0062】
以上説明したように第5実施例によれば、LBP1000におけるジョブタイムアウトの発生により、上位装置2においても印刷データが削除されるので、そのジョブタイムアウトの発生後に、残存している印刷データによって誤った印刷が行われるという不具合を無くすことができる。
【0063】
[第6実施例]
次に、本発明の第6実施例について説明する。この第6実施例では、ジョブタイムアウト処理を実行する直前に、ジョブタイムアウト処理を実行してよいか否かを上位装置2に問い合わせて、その指示を受けるか、又は操作パネル1012の表示部にその旨を表示して、オペレータによる指示入力を待って、許可された場合にのみ、ジョブタイムアウト処理を実行する。
【0064】
図13は、第6実施例のメイン処理の手順を示すフローチャートである。尚、この第6実施例におけるLBP1000の構成もまた前述の実施例と同様であるため、その説明を省略する。
【0065】
図13のステップS71,S72及びステップS79,S80は、前述の図12のステップS61,S62及びステップS66,S67と同じであるため、その説明を省略する。
【0066】
ステップS73で、ジョブタイムアウトの条件が揃ったか否かを判断し、そうでないときはステップS79に進み、通常の処理を実行する。
【0067】
ステップS73で、ジョブタイムアウトの条件がそろった時はステップS74に進み、双方向通信機能を利用して、上位装置2にジョブタイムアウト処理の実行可否の問い合わせを行なうか、又は操作パネル1012の表示部に、ジョブタイムアウト実行可否の問い合わせメッセージの表示を行なう。次にステップS75に進み、上位装置2から、或は操作パネル1012より、ジョブタイムアウト処理を実行許可の指示があったか否かを判断し、許可された場合はステップS76に進み、ジョブタイムアウト処理を行なう。そしてステップS77に進み、上位装置2にジョブタイムアウト処理を実行した旨を通知する。これにより、上位装置2では、スプーラ3内の対応する印刷データを削除する。また、ステップS75において、ジョブタイムアウト処理が許可されないときはステップS78に進み、ジョブタイムアウトの条件をクリアをしてステップS79に進み、入力データの処理を行う。
【0068】
このように第6実施例によれば、LBP1000においてジョブタイムアウト処理の条件がそろっても、ジョブタイムアウト処理を行うかどうかを指定することができるため、例えばジョブタイムアウトの条件が揃ってもそれを無視して印刷処理を続行させることができるため、ジョブタイムアウトの発生による印刷の不具合の発生を防止できる。
【0069】
[第7実施例]
次に本発明の第7実施例について説明する。この第7実施例では、ジョブタイムアウト処理を実行する直前に、ジョブタイムアウト処理の実行前の印刷出力環境を保存することによって、上位装置2より、または操作パネル1012からジョブタイムアウト処理の実行を許可しても、そのジョブタイムアウト処理の後、ジョブタイムアウト発生前の印刷環境に復帰できるようにするものである。
【0070】
図14は、第7実施例におけるメイン処理手順を示すフローチャートで、前述の図13のフローチャートと比較すると明らかなように、ステップS81〜S83及びステップS85,S86は、図13のステップS71〜S73及びステップS79,S80と同じであるため、それらの説明を省略する。
【0071】
ここではステップS83で、ジョブタイムアウト処理を実行するための条件が揃ったか否かを判断し、揃った場合はステップS84に進み、ジョブタイムアウト処理を実行する。
【0072】
図15は、このステップS84のジョブタイムアウト実行処理手順を示すフローチャートで、この処理を実行するプログラムはROM17に記憶されている。尚、この第7実施例におけるLBP1000の構成もまた前述の実施例と同様であるため、その説明を省略する。
【0073】
まずステップS91において、その時点での印刷出力環境情報をRAM18に保存し、次にステップS92に進み、ジョブタイムアウト処理を実行する。次にステップS93に進み、ジョブタイムアウト処理が実行された旨を、上位装置2に通知するか、又は操作パネル1012の表示部にその旨を表示する。上位装置2では、このデータを受信すると、スプーラ3に保存されている対応する印刷データを削除する。
【0074】
次にステップS94に進み、ステップS91で保存された印刷出力環境情報を復帰させるか否かを、上位装置2に問い合わせるか、或は操作パネル1012の表示部に表示したメッセージによりオペレータに問い合わせる。次にステップS95に進み、上位装置2または操作パネル1012からの応答指示を待ち、保存している環境情報を復帰するように指示されるとステップS96からステップS97に進み、ステップS91で保存された印刷出力環境情報を復帰させて、印刷環境を新たに設定して処理を終了する。
【0075】
尚、この第7実施例では、ジョブタイムアウト処理を実行する前の環境情報を保存しておき、上位装置よりの、或はオペレータによる指示操作により、その保存されている印刷環境に復帰させたが、保存した環境情報をジョブタイムアウト処理実行後にテストプリントとして印刷し、オペレータがそれを参照しながら環境設定を行なうようにしても良い。
【0076】
図16は、以上説明した各実施例における上位装置2の処理を示すフローチャートである。
【0077】
まずステップS101で、LBP1000よりのデータを受信するとステップS102に進み、ジョブスキップ処理の問い合わせかをみる。そうであればステップS107に進み、例えば図示しない上位装置2のディスプレイに、その問い合わせメッセージを表示し、オペレータの操作に基づいて入力されるジョブスキップ処理を実行するか、或は実行しないかの指示を判別し、その結果をLBP1000に送信する。またジョブスキップの問い合わせでないときはステップS103に進み、スプーラ3に保存されている印刷データの削除命令かどうかを判断し、そうであればステップS108に進み、そのスプーラ3に記憶されている対応する印刷データを削除する。尚、この印刷データの削除命令は、対応するジョブ名等を含んでLBP1000より送られてくるため、上位装置2では、どの印刷が対応しているかを判断することができる。
【0078】
また上述のいずれのデータでもないときはステップS104に進みLBP1000において、ジョブタイムアウト処理を実行するか否かを問い合わせるメッセージかどうかをみる。そうであればステップS109に進み、例えば図示しない上位装置2のディスプレイに、その問い合わせメッセージを表示し、オペレータの操作に基づいて入力される情報に基づいて、ジョブタイムアウト処理を実行するか否かを指示する情報をLBP1000に送信する。
またステップS104で、ジョブタイムアウト処理の実行処理の問い合わせでないときはステップS105に進み、ジョブタイムアウト処理後の印刷環境情報の復帰を指示する命令かどうかを判断する。そうであればステップS106に進み、例えば図示しない上位装置2のディスプレイに、その問い合わせメッセージを表示し、オペレータの操作に基づいて入力される復帰或は復帰しない(非復帰)指示に従って、LBP1000に応答メッセージを送信する。
【0079】
尚、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用してもよい。また本発明は、システム或は装置に本発明を実施するプログラムを供給することによっても達成できる。
【0080】
以上説明したように本実施例によれば、印刷装置におけるリセット処理やジョブタイムアウト処理等により、印刷装置ではクリアされたが、上位装置に残存している不完全なデータを受信しても、印刷することなくデータの読み飛ばしができるため、オペレータが意図しない不正な印刷出力を防止することができるという効果がある。
【0081】
また、ジョブスキップの実行を予めオペレータに問い合わせることにより、オペレータが印刷出力を望んでいるにもかかわらず、印刷出力されないといった不具合を解消できる。
【0082】
また、本実施例によれば、印刷装置でリセット処理を実行した場合に、処理中のデータの削除及び受信バッファ内のデータの削除のみでなく、上位装置に残っている対応するデータの削除を行なうことが可能になる。
【0083】
また、上位装置はデータの削除のみでなく、印刷装置に対し送信済みデータの削除及びデータ処理の中止を指示できる。これらによって、オペレータによるデータ削除等の余分な労力を削減すると共に、送信未完了あるいは既に送信済みのデータに対する無駄な処理、出力を防止できる。
【0084】
また、本実施例によれば、ジョブタイムアウトの発生時に、上位装置にジョブタイムアウト実行の通知を行なって残存しているデータを削除することにより、そのデータが印刷装置に転送される等の無駄な処理・出力を防止することができるという効果がある。
【0085】
また、本実施例によれば、ジョブタイムアウト発生直前に、そのジョブタイムアウト処理の実行可否の問い合わせを行ない、許可されたときにのみジョブタイムアウト処理を行うようにすることにより、オペレータの予期せぬジョブタイムアウト処理を防止することができ、オペレータの意向に即した印刷出力を行なうことができるという効果がある。
【0086】
また本実施例によれば、ジョブタイムアウト発生直前に、そのタイムアウトの発生前の印刷出力環境を保存しておき、ジョブタイムアウト処理の後に、オペレータからの指示により再びその印刷環境に復帰できる。
【0087】
また上述した各実施例は、それぞれ単独に実施されても、或は適宜組み合わされて実行されても良い。
【0089】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、出力装置にリセット処理を施した場合には、その出力装置に記憶されているデータを削除するとともに、上位装置に対して対応するデータの削除を要求することにより、データの削除のための労力を削減すると共に、送信未完了あるいは既に送信済みのデータに対する無駄や処理や出力を防止することができる。
【0090】
また本発明によれば、出力装置が出力ジョブを中断した場合にも、それ以前の出力環境に復帰できるという効果がある。
【0091】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のレーザビームプリンタ(LBP)の全体構成、及びデータ受信処理から出力処理までの処理流れを示すブロック図である。
【図2】本実施例を適用するレーザビームプリンタの構成を説明する断面図である。
【図3】本実施例のレーザビームプリンタのプリンタ制御ユニットの概略構成と、その周辺部との接続を示すブロック図である。
【図4】一般的なLBPのメイン処理手順の概要を示すフローチャートである。
【図5】一般的なプリント言語の処理手順の概要を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第1実施例のLBPにおけるプリント言語処理手順を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第1実施例のLBPのジョブスキップ実行処理(S21)の手順を示すフローチャートである。
【図8】本発明の第2実施例のLBPにおけるジョブスキップ実行処理手順を示すフローチャートである。
【図9】本発明の第3実施例のプリント言語処理手順を示すフローチャートである。
【図10】第3実施例のオペレータによる操作パネルからのリセット処理の実行手順を示すフローチャートである。
【図11】本発明の第4実施例の上位装置からのリセット処理の実行手順を示すフローチャートである。
【図12】本発明の第5実施例のメイン処理手順を示すフローチャートである。
【図13】本発明の第6実施例のメイン処理手順を示すフローチャートである。
【図14】本発明の第7実施例のメイン処理手順を示すフローチャートである。
【図15】第7実施例のジョブタイムアウトの処理手順を示すフローチャートである。
【図16】本発明の各実施例の上位装置における処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
2 上位装置(ホストコンピュータ)
3 スプーラ
5 入力インターフェース部
6 入力部
7 受信バッファ
8 解析部
9 ページバッファ
10 展開部
11 フレームバッファ
12 出力部
13 出力インターフェース部
14 印刷部(エンジン部)
15 パネル制御部
16 CPU
17 ROM
18 RAM
19 システムバス
1000 LBP本体
1001 プリンタ制御ユニット
1002 レーザドライバ
1003 半導体レーザ
1004 レーザ
1012 操作パネル

Claims (15)

  1. 上位装置よりのジョブ単位のデータを受信して出力する出力装置であって、
    上位装置より送られてくるデータを受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信されたデータを解析するデータ解析手段と、
    前記解析手段による解析結果に基づき出力処理を行なう出力手段と、
    前記出力装置における処理のリセットを指示する指示手段と、
    前記指示手段による指示に応じて、前記受信手段により受信されたジョブに関するデータを消去する消去手段と、
    前記指示手段によるリセット指示がなされた前記ジョブに関するデータの削除を前記上位装置に指示する手段と、
    を有することを特徴とする出力装置。
  2. 上位装置よりのジョブ単位のデータを受信して出力する出力装置であって、
    上位装置より送られてくるデータを受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信されたデータを解析するデータ解析手段と、
    前記解析手段による解析結果に基づき出力処理を行なう出力手段と、
    ジョブタイムアウトが発生した場合に前記出力装置における処理のリセットを指示し、前記受信手段により受信された当該ジョブに関するデータを消去する消去手段と、
    前記リセットが指示された前記ジョブに関するデータの削除を前記上位装置に指示する手段と、
    を有することを特徴とする出力装置。
  3. 前記消去手段による前記ジョブに関するデータの消去前に、当該ジョブの中断を行うか否かを前記上位装置に問い合わせる通知手段を更に有し、
    前記消去手段は前記通知手段による通知に対する前記上位装置よりの応答データに応じて前記ジョブを消去するか否かを決定することを特徴とする請求項に記載の出力装置。
  4. 前記ジョブに関するデータの消去前に、前記ジョブの出力環境情報を保存する保持手段を更に有することを特徴とする請求項2に記載の出力装置。
  5. 更に、前記保持手段に保持されている出力環境情報を前記保持手段より復帰した後、次のジョブを実行する手段を有することを特徴とする請求項に記載の出力装置。
  6. 上位装置よりのジョブ単位のデータを受信して出力する出力方法であって、
    上位装置より送られてくるデータを受信する工程と、
    受信されたデータを解析する工程と、
    解析結果に基づき出力処理を行なう工程と、
    前記出力装置における処理のリセットを指示する工程と、
    前記リセット指示に応じて、受信されたジョブに関するデータを消去する工程と、
    前記セット指示がなされた前記ジョブに関するデータの削除を前記上位装置に指示する工程と、
    を有することを特徴とする出力方法。
  7. 上位装置よりのジョブ単位のデータを受信して出力する出力方法であって、
    上位装置より送られてくるデータを受信する工程と、
    受信されたデータを解析する工程と、
    解析結果に基づき出力処理を行なう工程と、
    ジョブタイムアウトが発生した場合に処理のリセットを指示し、受信した当該ジョブに関するデータを消去する消去工程と、
    前記リセットが指示された前記ジョブに関するデータの削除を前記上位装置に指示する工程と、
    を有することを特徴とする出力方法。
  8. 前記ジョブに関するデータの消去前に、当該ジョブの中断を行うか否かを前記上位装置に問い合わせる通知工程を更に有し、前記消去工程では、前記通知工程での通知に対する前記上位装置よりの応答データに応じて前記ジョブを消去するか否かを決定することを特徴とする請求項7に記載の出力方法。
  9. 前記ジョブに関するデータの消去前に、前記ジョブの出力環境情報をメモリに保存する工程を更に有することを特徴とする請求項8に記載の出力方法。
  10. 更に、前記メモリに保持されている出力環境情報を前記メモリより復帰した後、次のジョブを実行する工程を有することを特徴とする請求項9に記載の出力方法。
  11. 上位装置よりのデータを受信して出力する出力装置を含む出力システムであって、
    前記出力装置は、
    上位装置より送られてくるデータを受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信されたデータを解析するデータ解析手段と、
    前記解析手段による解析結果に基づき出力処理を行なう出力手段と、
    前記出力装置における処理のリセットを指示する指示手段と、
    前記指示手段による指示に応じて、前記受信手段により受信されたジョブに関するデータを消去する消去手段と、
    前記指示手段によるリセット指示がなされた前記ジョブに関するデータの削除を前記上位装置に通知する通知手段とを有し、
    前記上位装置は、
    前記通知手段によりデータの削除が通知されると、前記出力ジョブに関する未出力データを削除する削除手段と、
    を有することを特徴とする出力システム。
  12. 上位装置よりのデータを受信して出力する出力装置を含む出力システムであって、
    前記出力装置は、
    上位装置より送られてくるデータを受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信されたデータを解析するデータ解析手段と、
    前記解析手段による解析結果に基づき出力処理を行なう出力手段と、
    ジョブタイムアウトが発生した場合に前記出力装置における処理のリセットを指示し、前記受信手段により受信された当該ジョブに関するデータを消去する消去手段と、
    前記リセットが指示された前記ジョブに関するデータの削除を前記上位装置に通知する通知手段とを有し、
    前記上位装置は、
    前記通知手段によりデータの削除が通知されると前記出力ジョブに関する未出力データを削除する削除手段と、
    を有することを特徴とする出力システム。
  13. 前記消去手段による前記ジョブに関するデータの消去前に、当該ジョブの中断を行うか否かを前記上位装置に問い合わせる問合せ手段を更に有し、
    前記消去手段は前記問合せ手段による問合せに対する前記上位装置よりの応答データに応じて前記ジョブを消去するか否かを決定することを特徴とする請求項12に記載の出力システム。
  14. 前記ジョブに関するデータの消去前に、前記ジョブの出力環境情報を保存する保持手段を更に有することを特徴とする請求項12に記載の出力システム。
  15. 更に、前記保持手段に保持されている出力環境情報を前記保持手段より復帰した後、次のジョブを実行する手段を有することを特徴とする請求項14に記載の出力システム。
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