JP4966876B2 - 印刷制御装置、印刷制御方法、印刷制御プログラム - Google Patents

印刷制御装置、印刷制御方法、印刷制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像形成装置の有するデータを取得し、画像形成装置のデータベースとの同期を行う印刷制御装置に関する。
従来から、SNMP(Simple Network Management Protocol)とMIB(Management Information Base)を用いてネットワークデバイスを管理する方法が広く知られている。SNMPとは、ネットワークに接続された機器類をネットワーク経由で管理する為に用いられるプロトコルである。SNMPによるネットワーク管理は、ネットワーク管理を行う監視端末(監視する側)であるSNMPマネージャと、管理対象機器(監視される側)であるSNMPエージェントとの構成によって実現される。以下、SNMPマネージャを単にマネージャともいい、SNMPエージェントを単にエージェントともいう。そのような構成において、マネージャからエージェントにリクエストされると、エージェントはマネージャにレスポンスを返信するという通信が行われる。
MIBとは、SNMPに対応したネットワーク機器に存在し、ネットワーク機器についての管理情報を含むデータベースをいう。MIBは複数のオブジェクトで構成されており、それぞれのオブジェクトに対して格納されるべき情報の定義がされていて、MIBを実装する機器は、その定義に従って情報を設定することができる。マネージャからのリクエストに対して、エージェントは、リクエストされたMIBのオブジェクトが保持する値をレスポンスとして返信する。マネージャは、返信されたレスポンスを解析することで、管理対象とするネットワーク機器がどのような装置であって、どのような機能を有するのかということを検出することができる。
一般的に、画像形成装置と印刷制御装置は、SNMPに対応している場合が多い。そのような場合には、例えば、印刷制御装置と画像形成装置はエージェントとして動作し、マネージャとしてのクライアントPC等からのリクエストに返信することができる。ここで、印刷制御装置がエージェントとして動作する場合には、まず、印刷制御装置はマネージャとして動作して画像形成装置から情報を取得する。そのような情報としては、例えば、残り紙情報、トナーの残量情報、カウンタ情報等の画像形成装置に関する情報が挙げられる。次に、印刷制御装置は、そのような情報を画像形成装置から取得し、印刷制御装置自身のMIBのオブジェクトに設定し、その後、クライアントPC等からのリクエストに返信する。
ここで、印刷制御装置が画像形成装置から情報を取得するタイミングは、オブジェクト毎に異なっているので、適切なタイミングにより取得処理が行われる必要がある。例えば、印刷制御装置が起動した際に、画像形成装置からオブジェクトを1回のみ取得する方法がある。また、印刷制御装置が、画像形成装置に対してポーリングを行うことによって、画像形成装置からオブジェクトを取得する方法がある。更に、画像形成装置から状態変更を示すイベントが送信されたことを検出した場合に、オブジェクトを取得する方法がある。印刷制御装置は、それらの方法を組み合わせることによって、印刷制御装置自身のMIBのオブジェクトの値を適切なタイミングによって更新することができる。
しかしながら、例えば、印刷制御装置が画像形成装置に印刷データを送信している場合に、ポーリングが行われると、印刷データのパケットと衝突を起こす可能性が高くなってしまう。従来、衝突が発生した場合に、印刷データのパケットの再送が発生し、その結果、印刷全体としてのパフォーマンスの低下を引き起こしてしまう問題があった。
また、従来において、印刷制御装置は、印刷制御装置に設定されているポーリング周期によって画像形成装置とデータの同期を行っている。従って、印刷制御装置が次のポーリングを行う直前には、既に画像形成装置のMIB情報が更新されている場合も考えられる。そのような場合に、ネットワーク上のマネージャが、印刷制御装置にMIBの取得リクエストを送信してしまうと、印刷制御装置がレスポンスする値が、実際の状態と異なっているおそれがある。その結果、マネージャは、印刷制御装置から常に新しいMIBの値を取得することができなくなってしまう。
特許文献1には、マネージャ及び各エージェントが参照するMIBの設定内容の不一致を防ぐことができるネットワーク管理システムが開示されている。このネットワーク管理システムによると、人手を介することなくエージェントとマネージャがそれぞれ保持するネットワーク定義情報の同一性を維持することができると記載されている。しかしながら、マネージャとエージェント間で、印刷データといったMIBの更新以外のデータが通信されている場合に、ネットワークの負荷を低減することについては特に記載されていない。
特開2002−149509号公報(段落[0021])
そこで、上記の点に鑑み、本発明は、画像形成装置の印刷パフォーマンスを低下させることなく、印刷制御装置のMIB情報を柔軟に更新することができる印刷制御装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る印刷制御装置は、画像形成装置とネットワークで接続され、当該画像形成装置における印刷ジョブの処理状況の通知をうける印刷制御装置であって、画像形成装置のカウンタ情報を管理するデータベースと、画像形成装置よりカウンタ情報を定期的に取得する取得手段と、取得手段により取得したカウンタ情報に基づきデータベースを更新する更新手段と、画像形成装置における印刷ジョブに基づく処理の開始通知に応じて、取得手段による定期的なカウンタ情報の取得を停止する停止手段と、画像形成装置における印刷ジョブに基づく処理の終了通知に応じて、停止手段により停止した取得手段による定期的なカウンタ情報の取得を再開する再開手段とを備え、更新手段は、停止手段によって定期的なカウンタ情報の取得が停止されている間、画像形成装置から取得する印刷ジョブの処理状況の通知を利用して、データベースで管理されるカウンタ情報を更新することを特徴とする。
本発明によれば、画像形成装置の印刷パフォーマンスを低下させることなく、印刷制御装置のMIB情報を柔軟に更新することができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳しく説明する。なお、同一の構成要素には同一の参照番号を付して、説明を省略する。
図1は、本発明の実施形態に係る印刷制御装置を含むデータベース同期システムの構成を示す図である。図1に示すように本システムは、印刷制御装置101と、画像形成装置102と、端末装置103とを含んでいる。また、それぞれの機器は、例えば、LANであるネットワーク104によって接続されている。また、印刷制御装置101と画像形成装置102とは、専用伝送路105によって接続されている。
図2は、図1に示す印刷制御装置101の内部構成を示すブロック図である。印刷制御装置101は、図2に示すコネクタ202及び203によってネットワーク104と接続される。NIC部205は、印刷制御装置101が、ネットワーク104と低位レイヤでの接続を可能とする第1のネットワークインタフェースとしてのNIC(Network Interface Card)である。RIP処理部206は、受信したPDL等の印刷言語、又は、JBIGなどで圧縮された特定のデータフォーマットをラスタイメージ化する。エンコード部207は、ラスタイメージ化されたデータを画像形成装置102がサポートする形式の印刷データ又はデータフォーマットに変換する。NIC部208は、低位レイヤレベルの接続を可能とする第2のネットワークインタフェースとしてのNIC部である。HDD部209は、NIC部205で受信した印刷データを一時的に保管(スプール)しておく、又は、RIP後の圧縮データを一時的に保管しておくハードディスクドライブである。第1メモリ部210は、RIP処理部206の画像展開処理において用いられる。CPU部211は、印刷制御装置全体を制御する。第2メモリ部212は、CPU部211がデータを一時的に保存する保存領域として用いられる。操作部213は、ボタン、キー、タッチパネル等を有し、印刷制御装置101のオペレーションを行う。表示部214は、オペレータに画像や文字によって情報を伝える。Iボード部215は、イメージインタフェースボードであり、コネクタ204によって専用伝送路105に接続される。画像データは、Iボード部215とコネクタ204を介して専用伝送路105によって転送されることができる。
ここで、端末装置103と印刷制御装置101と画像形成装置102との間のデータの流れについて説明する。
端末装置103から送信されたデータパケットは、ネットワーク104を介して、印刷制御装置101に伝搬される。伝播されたデータパケットは、印刷制御装置101のNIC部205において受信処理が行われる。NIC部205において受信されたデータパケットはTCP/IPプロトコルに準じていて、TCP又はUDPパケットが使われている場合には、パケットのヘッダ情報部に宛先ポート番号が含まれている。ここで、宛先ポート番号とは、データパケットを受信した装置におけるどのプログラム又はプロセスにデータを送るべきかを示す情報をいう。そのため、一般的には、通信プロトコルやプログラム毎に異なるポート番号が割り振られている。例えば、FTP(File Transfer Protocol)=Port21、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)=Port25、 SNMP=Port161等が規定されている。従って、受信したデータパケットのヘッダに含まれるポート番号を調査し、印刷処理に対応するポート番号か否かを判定することにより、そのデータパケットが印刷データであるか、又は、制御データであるか、又は、他のデータであるかを判定することができる。従って、本実施形態において、NIC部205は、受信したデータパケットのヘッダから宛先ポート番号を抽出し、その宛先ポート番号に基づいてデータパケットが印刷データであるか、又は、制御データであるかを判定することができる。ここで、印刷データであると判定された場合には、CPU部211により制御され、HDD部209に受信したデータが書き込まれる。そのようなことは、データの転送速度を向上させる等を目的とするキューイング(スプール)として一般的に行われている。
HDD部209に記憶されたデータは、CPU部211により指示され、RIP処理部206に読み出される。一方、キューイングが行われなかった印刷データは、CPU部211により指示され、直接、RIP処理部206に転送される。RIP処理部206に送信された印刷データは、RIP処理部206においてラスタイメージ化処理が行われる。次に、エンコード部207において、予め設定されている画像形成装置102が解釈可能なデータ形式と受信したデータのデータ形式とに基づいて、画像形成装置102が解釈可能なデータ形式へのエンコードが行われる。ここで、解釈可能なデータ形式は、ユーザによって操作部213から指定された値を画像形成装置102と通信することによって取得されるようにしても良い。エンコード処理は必要に応じて行われるので、エンコード処理の必要が無ければスキップするようにしても良い。エンコード処理後のデータ形式は、画像形成装置102が解釈可能なデータ形式であり、例えば、特定の印刷言語形式、又は、JBIG等特定の方法で圧縮されたデータフォーマット等、画像形成装置102が内蔵する解釈手段の能力によって異なっている。必要に応じてエンコード処理されたデータは、NIC部205によって再びデータパケット化され、コネクタ202から送出される。送出されたパケットは、ネットワーク104を介して画像形成装置102に送信される。
データパケットを受信した画像形成装置102は、画像形成装置102が有する印刷処理手順に従って、紙などの記録媒体に印刷処理を行う。ここで、他のデータ転送方法として、エンコード部207からIボード部215に転送され、コネクタ204と専用伝送路105を介して、コネクタを介して画像形成装置102に送られるようにしても良い。画像形成装置102から端末装置103に後述するリーダ部303からスキャンされた画像データを送信する場合には、データパケットが、ネットワーク104に送出され、端末装置103に送信される。
図3は、画像形成装置102の構成を示すブロック図である。図3に示すように、画像形成装置102は、本体301と画像入出力制御部305を含んでいる。本体301は、操作部302、リーダ部303、プリンタ部304を含んでいる。操作部302は、本体301及び画像入出力制御部305を操作する場合に用いられる。リーダ部303は、原稿の画像を読み取り、原稿画像に応じた画像データをプリンタ部304及び画像入出力制御部305に出力する。プリンタ部304は、リーダ部303及び画像入出力制御部305から受信した画像データに応じた画像を記録紙上に記録する。
画像入出力制御部305は、リーダ部303に接続されており、インタフェース部306、画像メモリ307、制御部308、HDD309を含んでいる。HDD309は、例えば、アドレス帳、操作履歴、ユーザ設定、ID設定、ネットワーク設定等の画像形成装置102の設定データを保存するハードディスクである。インタフェース部306は、印刷制御装置101と画像形成装置102の制御部308とのインタフェースである。インタフェース部306は、印刷制御装置101から転送された画像を示すコードデータをプリンタ部304で記録できる画像データに展開し、制御部308に出力する。なお、インタフェース部306は、イーサネット(登録商標)等のネットワークインタフェースであり、印刷制御装置101とネットワークを介して接続されるように構成されても良い。また、パラレルインタフェース、USBインタフェース等が用いられて、印刷制御装置101とインタフェースケーブル等を介して直接接続されるように構成されてもよい。その場合に、1本ケーブルで構成されても良いし、多数のケーブルで構成されても良い。制御部308は、CPU、ROM、RAMを含んでいる。制御部308のCPUが、ROM又は他の記憶媒体に格納されたプログラムをRAM上にロードして実行し、リーダ部303、インタフェース部306、画像メモリ307等のそれぞれの間におけるデータ通信を制御する。ここで、図3において、HDD309ではなく、不揮発性メモリを構成しデータを保存するようにしても良い。
次に、図4及び図5を参照しながら、印刷制御装置101と画像形成装置102との間におけるSNMP通信の流れについて説明する。図4は、印刷制御装置の内部のSNMPに関係するモジュール構成を示す図である。印刷制御装置101は、SNMPマネージャ405の機能を含んでいる。SNMPマネージャ405は、SNMPのパケットを生成し、画像形成装置102が保持するMIBオブジェクトの値を取得することができる。また、画像形成装置102が保持するデータを変更することもできる。SNMPマネージャ405により生成されたパケットは、SNMP解析部402に送られ、SNMPデータをネットワークに転送するようにデータ加工される。データ加工されたSNMPデータは、プロトコル解析部401に送られ、SNMPパケットのヘッダが付加され、NIC部208に送られ、専用伝送路105を介して画像形成装置102に送信される。
図5は、画像形成装置の内部のSNMPに関係するモジュール構成を示す図である。図4の説明において送信されたSNMPパケットは、図5に示す画像形成装置102のインタフェース部306で受信する。受信されたSNMPパケットは、プロトコル解析部406に送られる。プロトコル解析部406において、受信されたSNMPパケットデータが解析され、SNMPプロトコルのみが抽出されてSNMP解析部407に送られる。プロトコル解析部406は、SNMPデータ以外の通信制御用データやファイルアクセス用データ、印刷用データ等、様々なデータも扱い、各種データに応じたプロトコルを解析することができる。それらの解析の結果、適したモジュールにデータが転送されるが、それらの処理の詳細については説明を省略する。SNMP解析部407は、プロトコル解析部406において抽出されたSNMPパケットを解析し、パケットデータに格納されているASN.1で記述されるMIBデータを内部処理可能な形に解析する。解析されたMIBデータはSNMPエージェント408に送られる。
なお、MIBのオブジェクト名は、ISO及びCCITTで管理されるオブジェクトの名前空間である。MIB409は、画像形成装置102の各種情報が格納されているデータベースであり、MIB更新モジュール410は、画像形成装置102の各種値をMIB409に格納する。SNMPエージェント408は、SNMPパケットの解析により、要求されたMIB409に格納されているデータに対して要求された操作を行う。例えば、要求された操作が、値の取得である場合には、SNMPエージェント408は、要求されたMIBのオブジェクトの値をMIB409から取得し、返信データを作成する。また、要求された操作が、値の設定である場合には、SNMPエージェント408は、MIB409の値を更新し、更新処理の成功又は失敗を返り値とした返信データを作成する。
SNMPエージェント408は、作成した返信データを、SNMP解析部407に送る。SNMP解析部407において、作成された返信データは、SNMPにて送信可能なデータフォーマットに変換され、プロトコル解析部406に送られる。プロトコル解析部406においては、ネットワークに送信可能なパケットヘッダを付加し、インタフェース部306に順次送られ、印刷制御装置101にデータを返信する。
印刷制御装置101のNIC部208で受信されたネットワークパケットは、プロトコル解析部401、SNMP解析部402を介し、SNMPマネージャ405が受信する。受信されたパケットから取得したデータは、SNMPマネージャ405が要求した操作に応じて処理される。例えば、値の取得を要求していた場合には、取得が成功したか否かを判断し、成功したと判断された場合に、印刷制御装置101のMIB404に格納する。その結果、画像形成装置102のMIBデータと印刷制御装置101のMIBデータとを同期することができる。また、値の設定を要求していた場合には、成功したか否かが判断される。なお、MIBデータの同期を行う目的以外に、印刷制御装置101中の他のモジュールが画像形成装置102のMIBデータを取得する場合があるが、本実施形態においては説明を省略する。
端末装置103は、印刷制御装置101のMIBに格納されている値を取得する場合に、SNMPパケットを印刷制御装置101に送信する。送信されたパケットが印刷制御装置101のNIC部205に到達すると、プロトコル解析部401、SNMP解析部402を介し、SNMPエージェント403に送られる。SNMPエージェント403は、端末装置103が要求している操作及びMIBオブジェクトを解析し、MIB404を操作し、要求している操作を行う。操作後、SNMP送信データを作成する。作成された送信データは、SNMP解析部402、プロトコル解析部401を介して、NIC部205から端末装置103に返信される。
図6は、カウンタ情報を保持しているMIB(以下、カウンタMIBともいう)のオブジェクトのテーブルの概略を示す図である。本実施形態において、MIBのオブジェクトとして、画像形成装置の内部のカウンタ情報を格納するMIBオブジェクト(以下、カウンタMIBオブジェクトともいう)がある。各カウンタMIBオブジェクトには、印刷した紙の種類、サイズ、両面片面、白黒、カラー等が定義されているので、画像形成装置は、現在保持しているカウンタ情報を定義された各オブジェクトに格納することができる。マネージャである印刷制御装置は、そのようなMIBのオブジェクトを取得することによって、画像形成装置の使用状態を確認することができ、また、課金や印刷制限を行うことができる。
カウンタMIBには、ユーザの使用方法に応じて2種類のモードがある。1つは、「SnapShot=OFF」と設定されたモードである。そのモードにおいては、常に、各カウンタ情報は変動している。従って、画像形成装置102の内部のカウンタが変更された場合には、カウンタMIBにも値が反映される。このモードは、カウンタ情報間の整合性は更新のタイミングや取得のタイミングによって保証されないが、ある一定の情報のみを取得する場合、例えば、白黒カウンタのみ取得する場合において用いられる。
1つは、「SnapShot=ON」と設定されたモードである。そのモードにおいて、「SnapShot=ON」と設定した時点で、各カウンタのMIB情報を固定する。マネージャが「SnapShot=ON」と設定した時点における画像形成装置102が保持している全カウンタ情報をカウンタMIBに書き出す。その場合に、再度、「SnapShot=OFF」と設定されたモードとならない限り変更されない。このモードは、カウンタ情報間の値の整合性が保たれるので、例えば、1日の終わりに1度全カウンタMIBの情報を取得したい場合に用いられる。
印刷制御装置101が保持しているカウンタMIBのオブジェクトに設定する値は、画像形成装置102が保持している値であるので、画像形成装置102から取得し、印刷制御装置101に値をそのまま設定する必要がある。しかしながら、画像形成装置102におけるカウンタMIBの更新のタイミングは、「SnapShot」のモードにより異なる。既に説明したように、「SnapShot=OFF」の場合には動的に更新されるので、印刷制御装置101は、画像形成装置102のカウンタMIBの情報を常に収集する必要がある。その場合に、印刷制御装置101は、画像形成装置102に対して一定時間毎にポーリングによる定期的な通信を実行し、このカウンタMIBの同期を行わなければならない。
図6において「Counter」で示されるカウンタMIBは、「SnapShot」、「SnapShotDateTime」、「Display」、「Stationary」の4個のオブジェクトを含んでいる。
ここで、それぞれのオブジェクトについて説明する。「SnapShot」は、カウンタMIBの更新方法を指定するオブジェクトである。本実施形態において、SNMPマネージャは、「SnapShot」に、値として「valid」又は「invalid」を設定(Set)することができる。ここで、SNMPマネージャが、「SnapShot」に「Valid」を設定すると、画像形成装置102は、保持しているカウンタ情報に関する値を「Display」と「Stationary」に設定する。
「Display」と「Stationary」は、画像形成装置102の保持しているカウンタ情報を格納するオブジェクトである。「Display」には、ユーザが画像形成装置102が保持している各種のカウンタオブジェクトから選択して、MIBオブジェクトが作成される。即ち、図6に示す「CounterA」〜「CounterC」のように、ユーザが選択したカウンタMIBのオブジェクトのみが、「Display」の下位のオブジェクトして配置される。「Stationary」には、画像形成装置102が保持しているカウンタオブジェクトから、画像形成装置102が選択して、MIBオブジェクトが作成される。即ち、図6に示す「Counter1」〜「Counter3」のように、「Stationary」の下位には、いつも決まったMIBのオブジェクトが配置される。
再び、「SnapShot」に設定する値について説明する。「SnapShot」に「valid」が設定されると設定された時点の値が保持され、「SnapShot」の値が更新されない限り、「Display」、「Stationary」の値は更新されない。一方、SNMPマネージャが、「SnapShot」に「invalid」を設定すると、画像形成装置102は、画像形成装置102自身のカウンタ情報に関する値が変更された場合に、「Display」、「Stationary」の値が更新される。即ち、「SnapShot」に「invalid」が設定されると、図6に示すカウンタMIBが、動的に更新される状態となる。また、SNMPマネージャは、「SnapShot」の値を取得(Get)することもできる。
「SnapShotDateTime」は、SNMPマネージャが「SnapShot」に「valid」を設定した時間を格納するオブジェクトである。「SnapShotDateTime」は画像形成装置102によって値が設定されるので、SNMPマネージャは、値を取得(Get)することはできるが、設定(Set)することはできない。
次に、本実施形態における印刷制御装置101の起動処理について説明する。図7は、本実施形態における印刷制御装置の起動処理の手順を示すフローチャートである。まず、印刷制御装置101が起動し、ステップS701において、印刷制御装置101と接続される画像形成装置102が探索される。画像形成装置102の探索は、例えば、Pingや独自プロトコルやSNMP等によって、又は、それらが組み合わせられて行なわれる。画像形成装置102が発見されると、ステップS702に進み、画像形成装置102からカウンタMIBのオブジェクトの値を取得する。例えば、SNMPプロトコルのGetオペレーション(GetRequestやGetNextRequest等)が用いられて画像形成装置からオブジェクトの値が取得される。次に、ステップS703において、カウンタMIBのオブジェクトの値が正しく取得されたか否かが判定される。ここで、取得されたと判定された場合には、ステップS704に進む。一方、ステップS703において、画像形成装置102から取得されなかったと判定された場合には、ステップS706に進む。ステップS703の判定は、例えば、Getオペレーションが成功したか否かに基づいて判定されても良い。ステップS704において、画像形成装置102から取得されたMIBオブジェクトと、同じMIBオブジェクトを印刷制御装置101に作成する。ステップS705において、ステップS702で画像形成装置102から取得された値が、ステップS704で印刷制御装置101に作成されたMIBオブジェクトの値として設定される。次に、ステップS706において、印刷制御装置101に作成する必要があるカウンタMIBのオブジェクトについて、全ての処理が終了したか否かが判定される。ここで、全てのMIBオブジェクトが作成されたと判定された場合には、ステップS707に進む。一方、全てのMIBオブジェクトが作成されていないと判定された場合には、次のオブジェクトを指定して、ステップS702に戻る。即ち、ステップS702〜S705を繰り返すことによって、画像形成装置102に構成されている全てのMIBオブジェクトを、印刷制御装置101に作成する。印刷制御装置101に画像形成装置102の全てのMIBオブジェクトが作成されると、ステップS707に進み、本起動処理を終了し、印刷制御装置101のカウンタMIBの変更の待ち受けの状態となる。
本フローチャート示す手順によって、印刷制御装置101に画像形成装置102の全てのMIBオブジェクトが作成され、本実施形態に係るMIBの更新(アップデート)を行う状態となる。例えば、画像形成装置102から取得されたMIBオブジェクト「SnapShot」の値が「valid」である場合には、印刷制御装置101の「SnapShot」に「valid」が設定されている。更に、その場合に、「SnapShotDataTime」には、画像形成装置102の「SnapShot」に「Valid」が書き込まれた時刻情報が設定されている。一方、画像形成装置102から取得された値が「invalid」である場合には、印刷制御装置101の「SnapShot」に「invalid」が設定されている。
次に、本実施形態における印刷制御装置101のカウンタMIBのアップデート方法について説明する。図8は、本実施形態における印刷制御装置のカウンタMIBのアップデート処理の手順を示すフローチャートである。図7に示すように印刷制御装置101の起動処理が終了し、イベント待ち受け開始の状態となると、ステップS801において、印刷制御装置101のカウンタMIBをアップデートするトリガとなるイベントが発生したか否かが判定される。本実施形態においては、印刷制御装置101の「SnapShot」に値がSetされたイベント、ポーリング時間が経過したか否かを示すイベント、又は、印刷ジョブが投入されたというイベントとを待ち受ける。いずれかのイベントが発生した場合に、ステップS802に進む。一方、待ち受けているイベントが発生しない限り、ステップS801においてこれらのイベントを待ち続ける。
ステップS802において、「SnapShot」に値がSetされたイベントが発生したか否かが判定される。ここで、「SnapShot」に値がSetされたイベントが発生したと判定されると、ステップS803に進み、一方、イベントが発生しなかったと判定された場合には、ステップS815に進む。ステップS803において、印刷制御装置101の「SnapShot」にSetされた値が「Valid」又は「Invalid」であるかが判定される。ここで、Setされた値が「invalid」である場合には、ステップS804に進む。ステップS804においては、カウンタMIBポーリングをONとする。カウンタMIBポーリングをONとすることによって、印刷制御装置101は、画像形成装置102のカウンタMIBを一定時間間隔で取り続ける。その場合に、取得する時間間隔は、予め印刷制御装置101に設定されていても良いし、ユーザが印刷制御装置101又は画像形成装置102のユーザインタフェースによって入力して設定するようにしても良い。また、印刷制御装置101の他のMIBオブジェクトにポーリング時間を設定しておいても良い。ステップS804において、カウンタMIBポーリングをONに設定した後、ステップS805に進み、印刷制御装置101が画像形成装置102の「SnapShot」に「invalid」をSetする。ステップS805においては、画像形成装置102に「invalid」をSetしているが、カウンタMIBポーリングを行う度に「valid」をSetし、画像形成装置102の値を更新するようにしても良い。ステップS805において、画像形成装置102に「invalid」がSetされると、ステップS806に進む。ステップS806において、印刷制御装置101は、画像形成装置102のカウンタMIBの値を全てGetする。値の取得に成功すると、ステップS807に進み、ステップS806において画像形成装置102からGetした各カウンタMIBオブジェクトの有する値を、印刷制御装置101の同じMIBオブジェクトの値に設定する。例えば、図6に示す画像形成装置102の「CounterA」であれば、印刷制御装置101の「CounterA」に値が設定される。値の設定が終了すると、ステップS801の待ち受け状態に戻り、次のイベントを待ち受ける。
再び、ステップS803を説明する。印刷制御装置101のMIBオブジェクト「SnapShot」にSetされた値が「valid」である場合には、ステップS808に進む。印刷制御装置101の「SnapShot」が「valid」にSetされた時は、カウンタMIBをポーリングによって常に同期させておく必要がないので、ステップS808において、カウンタMIBポーリングをOFFとし、ステップS809に進む。
ステップS809において、印刷制御装置101は、画像形成装置102の「SnapShotDateTime」をGetして、その値を保存しておく。Getに成功したら、ステップS810に進み、印刷制御装置101は、画像形成装置102の「SnapShot」に「valid」をSetする。Setが成功したら、ステップS811に進む。ステップS811において、印刷制御装置101は、画像形成装置102の「SnapShotDateTime」を、再度Getする。値が正常に取得されると、ステップS809において取得された値とは別に保存する。保存が終了すると、ステップS812に進み、「SnapShotDateTime」の値が更新されたか否かが判定される。本実施形態においては、ステップS809とステップS811で取得された「SnapShotDateTime」の値を比較し、同じであるか異なっているかを判定することによって、ステップS812の判定が行われる。ここで、値が異なっていると判定された場合には、画像形成装置102のカウンタMIBが更新されたことになるので、ステップS813に進む。一方、値が同じであると判定された場合には、画像形成装置102のMIBオブジェクトの値が更新されていないので、ステップS810に戻る。ステップS813において、印刷制御装置101は画像形成装置102のカウンタMIBの値をGetし、ステップS814に進む。ステップS814において、画像形成装置102からGetした各カウンタMIBの値を、印刷制御装置101の同じMIBオブジェクトの値に設定する。例えば、図6に示す画像形成装置102の「CounterA」であれば、印刷制御装置101の「CounterA」に設定する。値の設定が終了すると、ステップS801の待ち受け状態に戻り、次のイベントを待ち受ける。
以上の手順により、クライアントが端末装置103から印刷制御装置101の「SnapShot」に「Valid」をSetした場合に、カウンタMIBポーリングを行うことなく、印刷制御装置101のMIBを更新することができる。その結果、画像形成装置102のカウンタMIBが静的に更新される場合において、ポーリングが行われないので、印刷制御装置101と画像形成装置102との間のネットワーク負荷を低減することができる。
再び、ステップS802について説明する。ステップS802において、「SnapShot」に値がSetされたイベントが発生したと判定されなかった場合にステップS815に進む。ステップS815において、カウンタMIBを更新するためのポーリングの一定時間が経過したか否かが判定される。ここで、一定時間が経過したと判定された場合には、ステップS816に進む。ステップS816において、印刷制御装置101は、画像形成装置102のカウンタMIBの値をGetする。印刷制御装置101は、画像形成装置102のカウンタMIBの値を取得すると、ステップS903に進み、ステップS817において画像形成装置からGetした各カウンタMIBの値を、印刷制御装置101の同じMIBオブジェクトの値に設定する。例えば、図6に示す画像形成装置102のMIBオブジェクト「CounterA」であれば、印刷制御装置101の「CounterA」に設定する。ここで、ステップS816の前に、画像形成装置102のMIBオブジェクト「SnapShot」に「Valid」を書き込んでも良い。即ち、画像形成装置102のカウンタMIBを静的に更新させて、ステップS809〜S812を行って、画像形成装置102のカウンタMIBの更新を確認するようにしても良い。印刷制御装置101のMIBオブジェクトの値の設定が終了すると、ステップS801の待ち受け状態に戻り、次のイベントを待ち受ける。
再び、ステップS815について説明する。ステップS815において、カウンタMIBを更新するためのポーリングの一定時間が経過していないと判定された場合には、ステップS818に進む。ステップS818において、印刷制御装置101が、端末装置103から印刷ジョブを投入されて印刷処理の開始通知がされることにより印刷開始状態となっているか否かが判定される。ここで、印刷開始状態となっていると判定された場合には、ステップS819に進む。一方、印刷開始状態となっていないと判定された場合には、ステップS801の待ち受け状態に戻り、次のイベントを待ち受ける。
ステップS819以降の処理は、印刷制御装置101がポーリングの一定時間内で印刷開始状態となった場合のカウンタMIBの同期フローである。従って、印刷制御装置101のMIBオブジェクト「SnapShot」に「invalid」が設定されている場合が対象となる。「Snapshot」の値が「valid」の場合は、同期する必要がないので印刷中の同期処理は必要ない。即ち、印刷制御装置101は、印刷中に印刷制御装置101の「SnapShot」に「valid」がSetされた場合には、画像形成装置102との同期処理を実行しなくても良い。従って、ステップS819において、印刷制御装置101の「SnapShot」の値が「valid」の場合には、ステップS801の待ち受け状態に戻り、次のイベントを待ち受ける。
一方、ステップS819において、印刷制御装置101の「SnapShot」の値が「invalid」である場合には、ステップS820に進む。ステップS820において、カウンタMIBポーリングをOFFとし、ポーリングを停止する。次に、ステップS821において、印刷制御装置101は、画像形成装置102のカウンタMIBの値をGetする。値の取得に成功したら、ステップS822に進み、ステップS821において画像形成装置102からGetした各カウンタMIBの値を、印刷制御装置101の同じMIBオブジェクトの値に設定する。例えば、図6に示す画像形成装置102の「CounterA」であれば、印刷制御装置101の「CounterA」に設定する。図8に示すように、ステップS821及びS822において、一度、画像形成装置102のカウンタMIBとの値の同期を行っている。しかしながら、図7に示す起動処理において、印刷制御装置101に画像形成装置102のカウンタMIBを作成しているので、ステップS821及び822はなくても良い。同期が終了すると、ステップS823に進む。
ステップS823において、印刷制御装置101は、画像形成装置102が送信するイベントパケットを待ち受ける。印刷制御装置101は、端末装置103より送信された印刷ジョブを受信すると、この印刷ジョブを画像形成装置102に送信するデータ形式に変更する処理を行い、印刷ジョブを画像形成装置102に送信する。印刷制御装置101は、印刷制御装置101自身が送信した印刷ジョブが正常に処理されたかを追跡して確認するために、画像形成装置102にイベントの送信を設定する。画像形成装置102がジョブ処理で発生する各種イベントを印刷制御装置101に通知するために、印刷制御装置101は、イベントの通知先と通知するイベントを画像形成装置102に予め設定しておく。本実施形態においては、画像形成装置102が、1ジョブを終了した時とジョブ中に1枚排紙した時にイベントの通知を印刷制御装置101に行うように指定されている。ステップS823において、印刷制御装置101は、画像形成装置102から送信されるイベントパケット(以下、イベントとする)を待ち受ける。即ち、イベントパケットとは、印刷ジョブの処理状況を示すパケットともいえる。このイベントの待ち受けは、通常、印刷制御装置101の印刷タスクにより行われているので、低レイヤネットワークからコピーして取得するか、印刷制御装置101の印刷プロセスからイベント内のデータを取得することにより実現される。ステップS823において印刷制御装置101が画像形成装置102から送信されたイベントを取得すると、ステップS824に進み、取得したイベントが1ページの印刷の終了を表すイベントか否かが判定される。ここで、1ページが終了したイベントであると判定された場合には、ステップS825に進む。ステップS825において、イベントパケットから印刷結果の情報が取得される。
ここで、画像形成装置102が送信するイベントパケットの構造について説明する。図9は、1ページ終了後に画像形成装置が送信するイベントパケットの構造例を示す図である。図9に示すように、イベントパケットには、ジョブID(印刷ジョブのID)、全印刷枚数(全印刷枚数)、印刷枚数(印刷済み枚数)の情報が含まれている。また、他に、印刷方法(PDL/COPY等)、面数(面付け数)、全面数(全体の面付け数)、カラーモード(白黒/カラー等)、印刷サイズ(A4等)の情報が含まれている。図9に示す各項目の値は、印刷プロセスによって自由に設定されることができる。
再び、図8を説明する。ステップS825において、情報の取得が終了すると、ステップS826に進む。ステップS826において、イベントパケットから取得した情報により、印刷制御装置101のカウンタMIBのどの値を更新するかを求める。図9に示すイベントを取得した場合には、カウンタMIBは、Totalカウント、白黒カウント、ラージカウンタ、両面トータル、PDLカウントをインクリメントして更新する。例えば、取得されたイベントの印刷済み枚数が、現在、印刷制御装置101に保持されている枚数より大きいのであれば、そのインクリメント分が求められる。そのようにして、どのカウンタMIBオブジェクトをどの程度、更新するべきかが計算された後、ステップS827に進む。ステップS827において、ステップS826で求められた結果より、印刷制御装置101のカウンタMIBの値を更新する。全てのカウンタMIBの値を更新した後、ステップS823に戻り、画像形成装置102から送信される次のイベントパケットを待ち受ける。
一方、ステップS824において取得したイベントが、1ページが終了したイベントでない場合には、ステップS828に進む。ステップS828においては、取得したイベントが、印刷ジョブの終了した旨を示す情報であるか否かが判定される。ここで、印刷ジョブの終了した旨を示す情報であると判定されることで印刷ジョブに基づく処理の終了通知がされた場合には、ステップS829に進む。ステップS829において、ステップS820においてOFFとされたカウンタMIBポーリングを再びONに戻して再開し、ステップS801の待ち受け状態に戻り、次のイベントを待ち受ける。また、ステップS828において、印刷終了のイベントでないと判定された場合には、ステップS823に戻り、画像形成装置102が送信する次のにイベントパケットを待ち受ける。図8に示すフローチャートにおいて、ステップS802以降の処理が行われている間に、ステップS801において待ち受けているイベントが発生した場合には、該イベントを保存しておいても良い。その場合に、ステップS802以降の処理が終了しステップ801に戻った際に、保存されたイベントを処理する。
以上のように、本実施形態においては、印刷制御装置101が、画像形成装置102とカウンタMIBの同期をとるための定期的なカウンタ情報の取得(ポーリング)を行っている際に印刷ジョブが投入されると、一旦、そのカウンタ情報の取得を停止する。その場合に、印刷制御装置101は、画像形成装置102から送信されるイベントの情報を利用して、印刷制御装置101のMIBオブジェクトの値を更新する。その結果、印刷制御装置101と画像形成装置102との間の印刷パフォーマンスを低下させることなく、印刷制御装置のMIB情報を柔軟に更新することができる。
次に、印刷制御装置101のトナー残量、紙残量等、消耗品関連のMIBをアップデートする方法について説明する。図10は、第2の実施形態におけるMIBをアップデートする処理の手順を示すフローチャートである。トナー残量については、オブジェクト「prtMarkerLifeCount」に設定され、紙残量については、オブジェクト「PrtInputCurrentLevel」に設定されている。図7に示す起動処理が終了し、待ち受け開始の状態となると、ステップS1001において、印刷制御装置101のMIBをアップデートするトリガとなるイベントが発生したか否かが判定される。本実施形態においては、印刷制御装置101のポーリング時間が経過したか否かを示すイベント、又は、印刷ジョブが投入されたというイベントとを待ち受ける。いずれかのイベントが発生した場合に、ステップS1002に進む。一方、待ち受けているイベントが発生しない限り、ステップS1001においてこれらのイベントを待ち続ける。
ステップS1002において、MIBを同期するためのポーリングの一定時間が経過したか否かが判定される。ここで、一定時間が経過したと判定された場合には、ステップS1003に進む。ステップS1003において、印刷制御装置101は、画像形成装置102のMIB値をGetする。値を取得すると、ステップS1004に進み、ステップS1003において画像形成装置102からGetした各MIBオブジェクトの値を、印刷制御装置101の同じオブジェクトの値に設定する。例えば、画像形成装置102のMIBオブジェクト「PrtMarkerLifeCount.1.1」であれば、印刷制御装置101のMIBオブジェクト「PrtMarkerLifeCount.1.1」に設定する。MIBの値の設定が終了すると、ステップS1001に戻り、次のイベントを待ち受ける。
ステップS1002において、MIBの更新のためのポーリングの一定時間が経過していないと判定された場合には、ステップS1005に進む。ステップS1005において、印刷制御装置101が、端末装置103から印刷ジョブを投入されて印刷状態になっているか否かが判定される。ここで、印刷状態となっていると判定された場合には、ステップS1006に進む。一方、印刷状態となっていないと判定された場合には、ステップS1001に戻り、次のイベントを待ち受ける。
ステップS1006において、まず、MIBポーリングをOFFとしてポーリングを停止する。MIBポーリングをOFFに設定後、ステップS1007に進む。ステップS1007において、印刷制御装置101は、画像形成装置102のMIB値をGetする。値を取得すると、ステップS1008に進む。ステップS1008において、画像形成装置102からGetした各MIBオブジェクトの値を、印刷制御装置101の同じオブジェクトの値に設定する。例えば、画像形成装置102のMIBオブジェクト「PrtMarkerLifeCount.1.1」であれば、印刷制御装置101の「PrtMarkerLifeCount.1.1」に設定する。ステップS1007及びS1008において、画像形成装置102とのMIB値の同期を行っているが、必ずしもこのフローは必要ではない。図7に示す起動処理において、印刷制御装置101に画像形成装置102のMIBを作成しているので、ステップS1007及び1008はなくても良い。ステップS1008において、MIBの値の同期が終了すると、ステップS1009に進む。
ステップS1009において、印刷制御装置101は、画像形成装置102が送信するイベントパケットを待ち受ける。印刷制御装置101は、端末装置103から送信された印刷ジョブを受信すると、印刷ジョブを画像形成装置102に送信するデータ形式に変更する処理を行い、印刷ジョブを画像形成装置102に送信する。印刷制御装置101は、送信した印刷ジョブが正常に処理されたかを追跡し確認するために、画像形成装置102にイベントの送信を設定する。画像形成装置102がジョブ処理で発生する各種イベントを印刷制御装置101に通知するために、印刷制御装置101は、イベントの通知先と通知するイベントを予め画像形成装置102に設定しておく。本実施形態においては、画像形成装置102が、1ジョブを終了した時とジョブ中に1枚排紙した際に印刷制御装置101にイベントの通知を行うように指定されている。
ステップS1009において、印刷制御装置101は、イベントパケットを待ち受ける。このイベントの待ち受けは、通常、印刷制御装置101の印刷タスクにより行われるので、低レイヤネットワークからコピーして取得するか、印刷制御装置101の印刷プロセスからイベント内のデータを取得することができる。
ステップS1009において画像形成装置102が送信したイベントを取得すると、ステップS1010に進み、取得したイベントが1ページの印刷の終了を表すイベントか否かが判定される。ここで、1ページが終了したイベントであると判定された場合には、ステップS1011に進む。ステップS1011において、イベントパケットから印刷結果の情報を取得する。画像形成装置102が送信するイベントパケットの構造については、図9における説明と同様である。
ステップS1011において情報の取得が終了すると、ステップS1012に進む。ステップS1012においては、印刷制御装置101のMIBオブジェクトに該当する値を取得する。この取得は、MIBから取得せずに、他のデータ領域から取得するようにしても良い。
印刷制御装置101の値の取得が終了すると、ステップS1013に進む。ステップS1013において、ページ情報から設定値が計算される。MIBオブジェクト「PrtMarkerLifeCount」は、画像形成装置102のトナー残量情報の値を保持している。カラーモードにより印刷するとどれだけのトナー減量が発生するかが、予め印刷制御装置101に設定されている。また、そのようなトナー減量についての情報は、画像形成装置102から取得するようにしても良い。例えば、1枚、白黒印刷を行った時の黒トナー減量が「3」の場合には、印刷制御装置101が保持している黒トナー残量から「3」を減算する。MIBに設定する値の計算が終了すると、ステップS1014に進む。
ステップS1014において、ステップS1013で計算された値を印刷制御装置101のMIBに設定するか否かが判定される。MIBオブジェクトには、動的に値が更新されるオブジェクト(「PrtMarkerLifeCount」)とある閾値になると更新されるオブジェクト(「PrtInputCurrentLevel」)とがある。前者のMIBの値の場合には、ステップS1015に進む。後者の場合は、計算された値がMIBの値を変化させる閾値を超えていなければ、印刷制御装置101のMIBの値を更新せず、ステップS1009に戻り、次のイベントを待ち受ける。一方、閾値になっていた場合には、ステップS1015に進む。ステップS1015においては、ステップS1014において計算された値を印刷制御装置101の該当するMIBの値に設定し、ステップS1009に戻り、次のイベントを待ち受ける。本実施形態において、閾値は、印刷制御装置101に予め設定されていても良いし、画像形成装置102から取得するようにしても良い。画像形成装置102の更新もある閾値によって判断されるので、実際の値と閾値の値に差異がある場合が考えられる。従って、ステップS1007において、MIBに設定されている値ではなく、画像形成装置102の他のデータ領域に設定されている正確な値を取得するようにしても良い。
再び、ステップS1010について説明する。取得したイベントが、1ページが終了したイベントでないと判定された場合には、ステップS1016に進む。ステップS1016において、取得したイベントがジョブの終了イベントか否かが判定される。ここで、ジョブの終了イベントであると判定された場合には、ステップS1017に進む。ステップS1017において、ステップS1006においてOFFとされたMIBポーリングを再びONとし、ステップS1001の待ち受け状態に戻り、次のイベントを待ち受ける。一方、ステップS1016において、印刷終了のイベントでないと判定された場合には、ステップS1009に戻り、画像形成装置102が送信する次のイベントパケットを待ち受ける。
更に、本発明における印刷制御装置101は、例えば、管理対象の画像形成装置102が電源オフに移行(シャットダウン)する場合における機能拡張が可能である。そのような場合に、印刷制御装置101の「SnapShot」の値が「valid」、「invalid」のいずれであっても、画像形成装置102から受信した電源オフに移行する旨の通知に応じて、画像形成装置102のMIB情報等の取得を行う。これは、画像形成装置102の電源がオフになると情報取得が行えなくなるので、最新の情報で更新しておくといったことを目的としている。
本発明にはプログラム(印刷制御プログラム)コードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるコンピュータ読み取り可能なメモリに書込まれた場合についても、本発明は適用される。その場合、書き込まれたプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される。
本発明の実施形態に係る印刷制御装置を含むデータベース同期システムの構成を示す図である。 図1に示す印刷制御装置の内部構成を示すブロック図である。 画像形成装置の構成を示すブロック図である。 SNMPに関係する印刷制御装置のモジュール構成を示す図である。 SNMPに関係する画像形成装置のモジュール構成を示す図である。 カウンタMIBのオブジェクトのテーブルの概略を示す図である。 本実施形態における印刷制御装置の起動処理の手順を示すフローチャートである。 第1の実施形態における印刷制御装置のカウンタMIBのアップデート処理の手順を示すフローチャートである。 1ページ終了後に画像形成装置が送信するイベントパケットの構造例を示す図である。 第2の実施形態における印刷制御装置のMIBをアップデートする処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
101 印刷制御装置
102 画像形成装置
103 端末装置
104 ネットワーク
105 専用伝送路
202、203、204 コネクタ
205、208 NIC部
206 RIP処理部
207 エンコード部
209 HDD部
210 第1メモリ部
211 CPU部
212 第2メモリ部
213 操作部
214 表示部
215 Iボード部
301 本体
302 操作部
303 リーダ部
304 プリンタ部
305 画像入出力制御部
306 インタフェース部
307 画像メモリ
308 制御部
309 HDD
401、406 プロトコル解析部
402、407 SNMP解析部
403、408 SNMPエージェント
404、409 MIB
405 SNMPマネージャ
410 MIB更新モジュール

Claims (9)

  1. 画像形成装置とネットワークで接続され、当該画像形成装置における印刷ジョブの処理状況の通知をうける印刷制御装置であって、
    前記画像形成装置のカウンタ情報を管理するデータベースと、
    前記画像形成装置よりカウンタ情報を定期的に取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得したカウンタ情報に基づき前記データベースを更新する更新手段と、
    前記画像形成装置における印刷ジョブに基づく処理の開始通知に応じて、前記取得手段による定期的なカウンタ情報の取得を停止する停止手段と、
    前記画像形成装置における印刷ジョブに基づく処理の終了通知に応じて、前記停止手段により停止した前記取得手段による定期的なカウンタ情報の取得を再開する再開手段とを備え、
    前記更新手段は、前記停止手段によって前記定期的なカウンタ情報の取得が停止されている間、前記画像形成装置から取得する前記印刷ジョブの処理状況の通知を利用して、前記データベースで管理されるカウンタ情報を更新することを特徴とする印刷制御装置。
  2. 前記画像形成装置からのカウンタ情報の取得を定期的に行うか否かを設定する設定手段を、更に備え、
    前記取得手段は、
    前記設定手段により前記画像形成装置からのカウンタ情報の取得を定期的に行うと設定された場合に、定期的にカウンタ情報の取得を行い、
    前記設定手段により前記画像形成装置からのカウンタ情報の取得を定期的に行わないと設定された場合に、当該設定されたタイミングにおいて1度のカウンタ情報の取得を行うことを特徴とする請求項1に記載の印刷制御装置。
  3. 前記画像形成装置における印刷ジョブの処理状況は、前記画像形成装置が1枚排紙した情報と前記画像形成装置が印刷を終了した旨の情報とのいずれかを含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷制御装置。
  4. 前記画像形成装置が電源オフに移行する際に、前記設定手段による設定に関わらず、前記取得手段は、前記画像形成装置からのカウンタ情報の取得を行うことを特徴とする請求項2又は3に記載の印刷制御装置。
  5. 画像形成装置とネットワークで接続され、カウンタ情報を管理するデータベースを有し、当該画像形成装置における印刷ジョブの処理状況の通知をうける印刷制御装置において実行される印刷制御方法であって、
    前記印刷制御装置の取得手段が、前記画像形成装置よりカウンタ情報を定期的に取得する取得工程と、
    前記印刷制御装置の更新手段が、前記取得工程により取得したカウンタ情報に基づき前記データベースを更新する更新工程と、
    前記印刷制御装置の停止手段が、前記画像形成装置における印刷ジョブに基づく処理の開始通知に応じて、前記取得工程による定期的なカウンタ情報の取得を停止する停止工程と、
    前記印刷制御装置の再開手段が、前記画像形成装置における印刷ジョブに基づく処理の終了通知に応じて、前記停止工程により停止した前記取得工程による定期的なカウンタ情報の取得を再開する再開工程とを備え、
    前記更新工程は、前記停止工程によって前記定期的なカウンタ情報の取得が停止されている間、前記画像形成装置から取得する前記印刷ジョブの処理状況の通知を利用して、前記データベースで管理されるカウンタ情報を更新することを特徴とする印刷制御方法。
  6. 画像形成装置とネットワークで接続され、当該画像形成装置における印刷ジョブの処理状況の通知をうけるための印刷制御プログラムであって、
    前記画像形成装置よりカウンタ情報を定期的に取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得したカウンタ情報に基づき、前記画像形成装置のカウンタ情報を管理するデータベースを更新する更新手段と、
    前記画像形成装置における印刷ジョブに基づく処理の開始通知に応じて、前記取得手段による定期的なカウンタ情報の取得を停止する停止手段と、
    前記画像形成装置における印刷ジョブに基づく処理の終了通知に応じて、前記停止手段により停止した前記取得手段による定期的なカウンタ情報の取得を再開する再開手段としてコンピュータを機能させ、
    前記更新手段は、前記停止手段によって前記定期的なカウンタ情報の取得が停止されている間、前記画像形成装置から取得する前記印刷ジョブの処理状況の通知を利用して、前記データベースで管理されるカウンタ情報を更新することを特徴とする印刷制御プログラム。
  7. 画像形成装置とネットワークで接続され、当該画像形成装置における印刷ジョブの処理状況の通知をうける印刷制御装置であって、
    前記画像形成装置のトナー残量情報を管理するデータベースと、
    前記画像形成装置よりトナー残量情報を定期的に取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得したトナー残量情報に基づき前記データベースを更新する更新手段と、
    前記画像形成装置における印刷ジョブに基づく処理の開始通知に応じて、前記取得手段による定期的なトナー残量情報の取得を停止する停止手段と、
    前記画像形成装置における印刷ジョブに基づく処理の終了通知に応じて、前記停止手段により停止した前記取得手段による定期的なトナー残量情報の取得を再開する再開手段とを備え、
    前記更新手段は、前記停止手段によって前記定期的なトナー残量情報の取得が停止されている間、前記画像形成装置から取得する前記印刷ジョブの処理状況の通知を利用して、前記データベースで管理されるトナー残量情報を更新することを特徴とする印刷制御装置。
  8. 画像形成装置とネットワークで接続され、トナー残量情報を管理するデータベースを有し、当該画像形成装置における印刷ジョブの処理状況の通知をうける印刷制御装置において実行される印刷制御方法であって、
    前記印刷制御装置の取得手段が、前記画像形成装置よりトナー残量情報を定期的に取得する取得工程と、
    前記印刷制御装置の更新手段が、前記取得工程により取得したトナー残量情報に基づき前記データベースを更新する更新工程と、
    前記印刷制御装置の停止手段が、前記画像形成装置における印刷ジョブに基づく処理の開始通知に応じて、前記取得工程による定期的なトナー残量情報の取得を停止する停止工程と、
    前記印刷制御装置の再開手段が、前記画像形成装置における印刷ジョブに基づく処理の終了通知に応じて、前記停止工程により停止した前記取得工程による定期的なトナー残量情報の取得を再開する再開工程とを備え、
    前記更新工程は、前記停止工程によって前記定期的なトナー残量情報の取得が停止されている間、前記画像形成装置から取得する前記印刷ジョブの処理状況の通知を利用して、前記データベースで管理されるトナー残量情報を更新することを特徴とする印刷制御方法。
  9. 画像形成装置とネットワークで接続され、当該画像形成装置における印刷ジョブの処理状況の通知をうけるための印刷制御プログラムであって、
    前記画像形成装置よりトナー残量情報を定期的に取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得したトナー残量情報に基づき、前記画像形成装置のトナー残量情報を管理するデータベースを更新する更新手段と、
    前記画像形成装置における印刷ジョブに基づく処理の開始通知に応じて、前記取得手段による定期的なトナー残量情報の取得を停止する停止手段と、
    前記画像形成装置における印刷ジョブに基づく処理の終了通知に応じて、前記停止手段により停止した前記取得手段による定期的なトナー残量情報の取得を再開する再開手段としてコンピュータを機能させ、
    前記更新手段は、前記停止手段によって前記定期的なトナー残量情報の取得が停止されている間、前記画像形成装置から取得する前記印刷ジョブの処理状況の通知を利用して、前記データベースで管理されるトナー残量情報を更新することを特徴とする印刷制御プログラム。
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