JP2001282471A - 印刷システムと印刷装置と情報処理装置及びそれらの制御方法 - Google Patents

印刷システムと印刷装置と情報処理装置及びそれらの制御方法

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JP2001282471A
JP2001282471A JP2000092048A JP2000092048A JP2001282471A JP 2001282471 A JP2001282471 A JP 2001282471A JP 2000092048 A JP2000092048 A JP 2000092048A JP 2000092048 A JP2000092048 A JP 2000092048A JP 2001282471 A JP2001282471 A JP 2001282471A
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Ken Utsunomiya
建 宇都宮
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Abstract

(57)【要約】 【課題】印刷装置から情報処理装置への状態通知を行う
際に生じるネットワーク等のトラフィックの増加を防止
する。 【解決手段】印刷装置と複数の情報処理装置が通信可能
に接続された印刷システムにおいて、印刷装置は、当該
システム内の複数の情報処理装置のそれぞれに関し、通
信のためのアドレス情報を登録する。ステータスの変化
が検出されると、アドレス情報が登録されている情報処
理装置に対して、順次に、ステータス情報の通知を行う
(ステップS409〜S417)。このとき、次の情報
処理装置への通知開始を、通知すべき情報処理装置の数
Pに応じた遅延時間で遅延させる(ステップS412、
415)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は印刷装置、印刷シス
テム及びそれらの方法に関するものであり、より詳しく
は印刷装置とホストコンピュータとがネットワーク等の
通信手段を介して接続された形態を有する印刷システム
と、該システムに用いられる印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ホストコンピュータ(以下、
ホストという)と印刷装置をネットワークを介して接続
してなる印刷システムが知られている。この種の印刷シ
ステムにおいて、印刷装置にホストコンピュータのネッ
トワークアドレスを登録しておき、印刷装置の状態が変
化した場合に、アドレスが登録されているホストに対し
て、順次にその状態を表わす情報を送信していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、アドレ
ス登録されているホストの数が多い場合、プリンタの状
態変化を示す情報をホストに一斉に送信すると、それを
トリガにホストが一斉に詳細情報の取得を行なってしま
う。このため、一時的にネットワーク上のトラフィック
が増大し、応答速度が低下してしまうという問題(一斉
ポーリング)があった。
【0004】また、この種の印刷システムに適用される
印刷装置において、プリンタの状態を監視するためのホ
スト上のアプリケーションが途中で異常終了した場合に
印刷装置にアドレス登録が残存してしまうという不具合
を解決するため、登録されているアドレスを、その登録
時間に基づいて自動的に削除する機能を持つものがあ
る。しかしながら、印刷装置に登録したアドレスが自動
的に削除されたことをホストに通知する手段はなく、ホ
ストはホストは継続して状態監視するために、定期的に
アドレス登録を繰り返す必要があった。そのためアドレ
ス登録されているホストの数が増加するとパフォーマン
スが劣化してしまうという問題があった。
【0005】また、この種の印刷システムに適用される
印刷装置では、登録されているアドレスを確認する手段
はコマンドによる情報取得しか提供されていない。この
ため、メンテナンス、デバッグ時において印刷装置に登
録されているアドレスを確認するには、アプリケーショ
ンを使用して確認する術がなかった。
【0006】本発明は上記の問題に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、印刷装置から情報処
理装置への状態通知を行う際に生じるトラフィックの増
加を防止することにある。また、本発明の他の目的は、
印刷装置へのホストのアドレス登録に関る負荷を低減す
ることにある。また、本発明の他の目的は、印刷装置に
おけるアドレスの登録状況を容易に確認可能とすること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の印刷システムは、例えば以下の構成を備え
る。すなわち、印刷装置と複数の情報処理装置が通信可
能に接続された印刷システムであって、前記印刷装置に
おいて、前記複数の情報処理装置のそれぞれに関し、通
信のためのアドレス情報を登録する登録手段と、前記登
録手段によってアドレス情報が登録されている情報処理
装置に、順次に、前記印刷装置の状態を示す状態情報を
通知する通知手段と、前記通知手段において前記状態情
報を通知するに際し、次の情報処理装置への通知開始を
遅延させる遅延手段とを備える。
【0008】また、好ましくは、上記印刷システムにお
いて、前記印刷装置において、前記登録手段に登録され
たアドレス情報を、登録後の経過時間に基づいて無効化
する無効化手段と、前記無効化手段によってアドレス情
報が無効化された情報処理装置に対して、その旨の通知
を行う無効化通知手段と、前記無効化通知手段による通
知を受けた情報処理装置からアドレス登録を要求するこ
とにより、前記登録手段によるアドレス情報の再登録を
行う再登録手段とを更に備える。
【0009】また、好ましくは、上記印刷システムにお
いて、前記印刷装置において、前記情報処理装置もしく
は当該印刷装置の操作手段からの指示により、前記登録
手段によって登録されているアドレス情報に基づいて、
アドレスの登録状況を出力する出力手段を更に備える。
【0010】また、本発明によれば、上記印刷システム
に適用可能な印刷装置及び情報処理装置が提供される。
更に、本発明によれば、上記印刷システム、印刷装置及
び情報処理装置によって実現される制御方法が提供され
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して本発
明の好適な実施形態を説明する。
【0012】本実施形態の構成を説明する前に、本実施
形態を適用するに好適なレーザビームプリンタの構成に
ついて図1を参照しながら説明する。なお、本実施形態
を適用するプリンタは、以下に説明するレーザビームプ
リンタに限られるものではなく、インクジェット方式
等、他のプリント方式のプリンタでも良いことは言うま
でもない。
【0013】図1は本発明を適用可能な出力装置として
の、レーザビームプリンタ(LBP)の構成を示す断面
図である。
【0014】図1において、1000はLBP本体であ
り、外部に接続されているホストコンピュータから供給
される印刷情報(文字コード等)やフォーム情報あるい
はマクロ命令等を入力して記憶するとともに、それらの
情報に従って対応する文字パターンやフォームパターン
等を作成し、記録媒体である記録紙等に像を形成する。
1012は操作のためのスイッチおよびLED表示器等
が配されている操作パネル、1001はLBP本体10
00全体の制御およびホストコンピュータから供給され
る文字情報等を解析するプリンタ制御ユニットである。
このプリンタ制御ユニット1001は、主に文字情報を
対応する文字パターンのビデオ信号に変換してレーザド
ライバ1002に出力する。
【0015】レーザドライバ1002は半導体レーザ1
003を駆動するための回路であり、入力されたビデオ
信号に応じて半導体レーザ1003から発射されるレー
ザ光1004をオン・オフ切り換えする。レーザ光10
04は回転多面鏡1005で左右方向に振らされて静電
ドラム1006上を走査露光する。これにより、静電ド
ラム1006上には文字パターンの静電潜像が形成され
ることになる。この潜像は、静電ドラム1006周囲に
配設された現像ユニット1007により現像された後、
記録紙に転写される。この記録紙にはカットシートを用
い、カットシート記録紙はLBP1000に装着した用
紙カセット1008に収納され、給紙ローラ1009お
よび搬送ローラ1010と搬送ローラ1011とによ
り、装置内に取り込まれて、静電ドラム1006に供給
される。またLBP本体1000には、図示しないカー
ドスロットを少なくとも1個以上備え、内蔵フォントに
加えてオプションフォントカード、言語系の異なる制御
カード(エミュレーションカード)を接続できるように
構成されている。
【0016】図2は本発明の実施形態によるプリンタ制
御システムの構成を説明するブロック図である。ここで
は、レーザビームプリンタ(図1)を例にして説明す
る。なお、本発明の機能が実行されるのであれば、単体
の機器であっても、複数の機器からなるシステムであっ
ても、LAN等のネットワークを介して処理が行われる
システムであっても本発明を適用できることは言うまで
もない。
【0017】図2において、3000はホストコンピュ
ータで、ROM3のプログラムROMに記憶された文書
処理プログラム等に基づいて図形,イメージ,文字,表
(表計算等を合む)等が混在した文書処理を実行するC
PU1を備える。また、CPU1は、システムデバイス
4に接続される各デバイスを総括的に制御する。
【0018】また、このROM3のプログラムROMに
は、CPU1によって図7で示される制御を実行するた
めの制御プログラムが記憶される。ただし、各種制御プ
ログラムは、外部メモリ11に記憶され、必要に応じて
RAM2にロードされて、CPU1により実行されるよ
うに紙もよい。更に、ROM3のフォントROMは上記
文書処理の際に使用するフォントデータ等を記憶し、R
OM3のデータROMは上記文書処理等を行う際に使用
する各種データを記憶する。2はRAMで、CPU1の
主メモリ、ワークエリア等として機能する。5はキーボ
ードコントローラ(KBC)で、キーボード9や不図示
のポインティングデバイスからのキー入力を制御する。
6はCRTコントローラ(CRTC)で、CRTディス
プレイ(CRT)10の表示を制御する。
【0019】7はメモリコントローラ(MC)で、ブー
トプログラム、種々のアプリケーション、フォントデー
タ、ユーザファイル、編集ファイル等を記憶するハード
ディスク(HD)、フロッピー(登録商標)ディスク
(FD)等の外部メモリ11とのアクセスを制御する。
8はプリンタコントローラ(PRTC)で、所定の双方
向性インタフェース(インタフェース)21を介してプ
リンタ1000に接続されて、プリンタ1000との通
信制御処理を実行する。なお、インターフェース21
は、図3Aに示されるように、ネットワーク3110を
含んで構成される。また、CPU1は、例えばRAM2
上に設定された表示情報RAMへのアウトラインフォン
トの展開(ラスタライズ)処理を実行し、CRT10上
でのWYSIWYGを可能としている。また、CPU1
は、CRT10上の不図示のマウスカーソル等で指示さ
れたコマンドに基づいて登録された種々のウインドウを
開き、種々のデータ処理を実行する。
【0020】プリンタ1000において、12はプリン
タCPU(以下、CPU12という)で、ROM13の
プログラムROMに記憶された制御プログラム等或いは
外部メモリ14に記憶された制御プログラム等に基づい
てシステムバス15に接続される各種のデバイスとのア
クセスを総括的に制御し、印刷部インタフェース16を
介して接続される印刷部(プリンタエンジン)17に出
力情報としての画像信号を出力する。また、このROM
13のプログラムROMには、図10〜図12のフロー
チャートで示される制御をCPU12に実行させるため
の制御プログラム等が記憶される。ROM13のフォン
トROMは上記出力情報を生成する際に使用するフォン
トデータ等を記憶し、ROM13のデータROMはハー
ドディスク等の外部メモリ14が無いプリンタの場合に
は、ホストコンピュータ上で利用される情報等を記憶し
ている。
【0021】CPU12は入力部18を介してホストコ
ンピュータとの通信処理が可能となっており、プリンタ
内の情報等をホストコンピュータ3000に通知可能に
構成されている。19はCPU12の主メモリ、ワーク
エリア等として機能するRAMで、図示しない増設ポー
トに接続されるオプションRAMによりメモリ容量を拡
張することができるように構成されている。なお、RA
M19は、出力情報展開領域、環境データ格納領域、N
VRAM等を含む。前述したハードディスク(HD)、
ICカード等の外部メモリ14は、メモリコントローラ
(MC)20によりアクセスを制御される。外部メモリ
14は、オプションとして接続され、フォントデータ、
エミュレーションプログラム、フォームデータ等を記憶
する。また、18は前述した操作パネル1012に相当
し、操作のためのスイッチおよびLED表示器等が配さ
れている。
【0022】また、前述した外部メモリ14は1個に限
らず、少なくとも1個以上備え、内蔵フォントに加えて
オプションフォントカード、言語系の異なるプリンタ制
御言語を解釈するプログラムを格納した外部メモリを複
数接続できるように構成されていても良い。さらに、図
示しないNVRAMを有し、操作パネル1012からの
プリンタモード設定情報を記憶するようにしても良い。
【0023】図3Aは、本実施形態による印刷システム
の概要を示す図である。図3Aにおいて、3101〜3
103は、それぞれネットワーク3110に接続された
プリンタA〜Cである。また、3104〜3107は、
ネットワークにホストA〜ホストDはネットワーク31
10に接続され、プリンタA〜C(3101〜310
3)のホストコンピュータとして動作可能な情報処理装
置である。
【0024】図3B、図3Cは本実施形態によるホスト
コンピュータ上で動作するプリンタ管理アプリケーショ
ンによって表示される画面例を説明する図である。図3
Bは図3Aに示したシステム構成において、例えばホス
トA3104で実現される表示例である。画面3001
はプリンタ選択画面を示す。プリンタ選択画面3001
はネットワークに接続されているプリンタの一覧を表示
し、対象となるプリンタを選択する画面である。300
2,3003,3004はネットワークに接続されてい
るプリンタを意味している。3005,3006,30
07はプリンタの名称(プリンタA〜C)を示してい
る。プリンタ名称はプリンタ名称取得コマンド(不図
示)により取得するものとする。図3Bのプリンタ選択
画面3001において、ポインティングデバイスまたは
キーボードからの入力により3002,3003,30
04のいずれかを選択することによって、プリンタA,
プリンタB,プリンタCのいずれかが対照となるプリン
タとして選択される。
【0025】対象となるプリンタを決定すると、図3C
に示すプリンタ状態画面3009を表示する。また、プ
リンタ選択画面3001において、ポインティングデバ
イスまたはキーボードからの入力により、終了ボタン3
008が選択されると本アプリケーションを終了する。
【0026】プリンタ状態画面3009はプリンタ選択
画面で選択されたプリンタの状態を表示する画面であ
る。プリンタ状態画面3009はプリンタの状態を示す
メッセージ部3010とプリンタイメージビットマップ
3011と終了ボタン3012、状態表示中のプリンタ
(選択されたプリンタ)の名称を表わす名前表示部30
13を含んで構成されている。メッセージ部3010お
よびプリンタイメージビットマップ3011は、図6で
後述するイベントパケットによるプリンタステータスコ
ードに応じて表示する。プリンタステータスコードとメ
ッセージ、イメージビットマップの対応はステータスコ
ード対応テーブル(図5で後述)によって変換する。な
お、プリンタステータスに対応するメッセージ文字列お
よびイメージビットマップは予めホストコンピュータの
メモリ内に格納されているものとする。また、プリンタ
状態が面3009において、ポインティングデバイスま
たはキーボードからの入力により戻るボタン3012が
選択されると、再びプリンタ選択画面3001を表示す
る。
【0027】図4は印刷装置に格納されるステータス・
コード・テーブルのデータ構成例を示す図である。ステ
ータス・コード・テーブルはプリンタのステータス(状
態)とその状態を数値で表すステータス・コードとの対
応を示すものであり、その情報は予め印刷装置のメモリ
(ROM13)内に格納されているものとする。プリン
タのステータスが変化した場合、プリンタコントローラ
はその変化を検知し、イベントパケットをホストヘ送信
する。このとき送信する情報としてステータスコードを
格納する。
【0028】図5はホストが保持するステータス・コー
ド・対応テーブルのデータ構成例を示す図である。ステ
ータス・コード・対応テーブルはプリンタ・ステータス
・コードとメッセージ文字列およびイメージビットマッ
プとの対応を示すものであり、その情報は予めホストコ
ンピュータのメモリ(ROM3、或いは外部メモリ1
1)内に格納されているものとする。プリンタからのイ
ベントパケットを受信した場合、イベントパケットに格
納されているステータス・コードを読み出し、本テーブ
ルを参照し、ステータスコードに対応するメッセージ文
字列とイメージビットマップ番号を決定し、それを表示
する。イメージビットマップは複数存在し、各イメージ
ビットマップは予め番号付けされているものとする。
【0029】図6はイベントパケットのデータ構造例を
示す図である。本実施形態ではプリンタの状態が変化し
た場合と、アドレス登録を自動的に削除した場合にイベ
ントパケットを生成し、アドレス登録されているホスト
に対してプリンタが能動的にイベントパケットを送信す
る。図6(a)に示されるように、プリンタの状態変化
を示すイベントパケット6000は情報の種類を示すT
ype(6001)と、データ部の長さを示すSize
(6002)と、状態内容を示すコードが入るデータ部
Data(6003)から構成されている。図6(a)
ではTypeとしてプリンタ状態変化によるステータス
コードの送信を意味する値STATUSが格納されてい
る。また、Dataにはプリンタのステータス・コード
が格納されている。Sizeにはステータス・コードの
サイズである4(バイト)が格納されているものとす
る。
【0030】また、図6(b)に示されるように、アド
レス登録の自動削除を示すイベントパケット6004は
情報の種類を示すType(6005)と、データ部の
長さを示すSize(6006)と、メッセージ部ME
SSAGE(6007)から構成されている。図6
(b)では、Typeにはアドレス登録の自動削除を意
味する値DELETEが格納されている。MESSAG
Eにはプリンタのアドレスが削除されたことを意味する
文字列が格納されている。また、Sizeには前記文字
列のサイズが格納されているものとする。
【0031】図7は本実施形態によるホストコンピュー
タ上で動作するプリンタ管理アプリケーションの処理を
説明するフローチャートである。本アプリケーションは
ホストコンピュータの画面上でポインティングデバイス
によって当該アプリケーションに対応するアイコンが選
択された場合に処理を開始するものとするが、印刷の操
作と連動して本処理を開始するようにしても良い。
【0032】本アプリケーションプログラムが開始され
ると、まず、ステップS101において図3Bに示した
プリンタ選択画面3001をディスプレイに表示する。
次にステップS102の入力待ち状態に入る。ここでポ
インティングデバイスまたはキーボードからの入力があ
った場合、次のステップS103へ移行する。ステップ
S103では入力された結果が「終了ボタン(300
8)」の選択であるかを判断する。「終了ボタン(30
08)」が選択された場合はステップS115に進み、
表示中のプリンタ選択画面をクリアして、本アプリケー
ションを終了する。一方、入力結果が終了の選択でない
場合は、ステップS103からステップS104へ移行
し、入力の結果がプリンタの選択であるかを判断する。
【0033】プリンタの選択は、プリンタ選択画面30
01に表示された3002,3003,3004のいず
れかのボタンをポインティングデバイスによってポイン
ティングし、ポインティングデバイスのボタンを押下操
作することによってなされる。ステップS104におい
て、図3のプリンタA,プリンタB,プリンタCのいず
れかが選択されたと判断される場合に次のステップS1
05へ移行し、プリンタが選択されていない場合はステ
ップS102の入力待ちループヘ戻る。ステップS10
5では選択されたプリンタ(以下、対象プリンタ)を特
定する。ステップS106では、対象プリンタに対して
アドレス登録コマンドを送信する。アドレス登録では、
本アプリケーションが動作しているホストコンピュータ
のアドレスが印刷装置に登録される。これによって印刷
装置からイベントパケットが当該ホストに対して送信さ
れることになる。次にステップS107において、図3
Bに示したプリンタ状態画面3009を表示する。ステ
ップS108では「戻るボタン(3012)」が選択さ
れたかをどうかを判断し、「戻るボタン(3012)」
が選択された場合にはステップS101へ戻り、プリン
タ選択画面3001を再度表示する。「戻るボタン(3
012)」が選択されていない場合はステップS109
へ移行する。
【0034】ステップS109はイベントパケット待ち
ループである。イベントパケットを受信した場合は、ス
テップS110へ移行する。ステップS110では受信
したイベントパケットの種類を判定し、イベントパケッ
トの種類がDELETE(アドレス自動削除)を示すで
あればステップS1014へ移行し、当該ホストのアド
レスの登録を再度行なう。また、受信したイベントの種
類がDELETEでなければステップS111へ移行す
る。ステップS111ではイベントパケットの種類がS
TATUS(プリンタの状態変化を示す)であるか否か
を判断し、STATUSであった場合はステップS11
2へ、そうでなければステップS109へ進む。ステッ
プS112ではイベントパケット内のステータスコード
を読み出し、ステータス・コード・対応テーブル(図
5)によって対応するメッセージ文字列を決定し、それ
を画面に表示する。ステップS113ではイベントパケ
ット内のステータスコードを読み出し、ステータス・コ
ード・対応テーブル(図5)によって対応するイメージ
ビットマップを決定し、これを画面に表示し、ステップ
S108へ戻る。
【0035】次に、本実施形態による印刷装置のアドレ
ス登録に関する構成及び動作と、アドレス登録されたホ
ストへのプリンタ状態情報の通知について説明する。な
お、印刷装置へのアドレス登録は、上述のステップS1
06、S114でホストからの依頼により実行される。
【0036】図8は本実施形態による印刷装置のアドレ
ス登録テーブルのデータ構成例を示す図である。本テー
ブルにアドレス登録することによって登録されたアドレ
スに対してイベントパケットが送信される。本実施形態
ではアドレス登録テーブル8000は固定長さでN個の
アドレス情報を登録できる。また、本実施形態ではプロ
トコルタイプがTCP/IPの場合を示している。各ア
ドレス情報の構成は8001に示される通りである。8
001はこのエントリが使用されているかを示すフラグ
であるUsedFlag(8002)と、本アドレス情報が登録
された時刻を示すAppendTime(8003)と、ネットワ
ークプロトコルの種類を示すProtocolType(8004)
と、IPアドレスを示すIPAddress(8005)と、ポ
ート番号を示すPortNumber(8006)とリザーブ領域
8007を含んで構成されている。
【0037】図9はホストから発行されるアドレス登録
コマンドのデータ構成例を示す図である。アドレス登録
コマンド9000はコマンド部9001とパラメータ部
(9002〜9005)から構成される。パラメータ部
にはプロトコルの種類を示すProtocolType(9002)
と、アドレスデータ(9004および9005)のサイ
ズを示すDataSize(9003)と、アドレスデータであ
るIPアドレスを示すIPAddress(9004)とポート
番号を示すPortNumber(9005)で構成されている。
【0038】図10は本実施形態によるプリンタコント
ローラの処理を説明するフローチャートである。本体電
源の投入によって図示の処理が開始される。
【0039】ステップS201は、ホストからのデータ
入力待ちループである。データが入力されるとステップ
S202へ移行し入寮処理を行う。ここでは、例えば、
RAM19に設けられた入力バッファ領域に受信したデ
ータを一時的に格納する。ステップS203では入力し
たデータ(入力バッファに格納されたデータ)の解析処
理を行なう。ステップS204では、ステップS203
によるデータ解析の結果、当該入力データがアドレス登
録命令であるかを判断する。アドレス登録命令であった
場合はステップS209へ移行し、アドレス情報登録処
理(図11のフローチャートにより後述する)を行な
い、ステップS201へ戻る。一方、データがアドレス
登録命令でなければステップS205へ移行する。ステ
ップS205では入力データ解析の結果が排紙命令であ
るかを判断する。入力したデータが排紙命令であった場
合はステップS207へ移行し、印刷を行ない、ステッ
プS208で排紙操作を行ない、ステップS201へ戻
る。ステップS205において排紙命令以外であった場
合は、各描画コマンドに応じて描画処理を行なう(ステ
ップS206)。
【0040】図11は図10のステップS209に示さ
れるアドレス登録処理の詳細を示すフローチャートであ
る。
【0041】まず、ステップS301ではアドレス登録
テーブルの最初のエントリを参照する。そして、ステッ
プS302移行の処理をエントリ1からNまで繰り返
す。まず、ステップS304では注目しているエントリ
のUsedFlagを参照する。UsedFlagの値がONの場合は当
該エントリが使用中であること、OFFの場合は当該エ
ントリが未使用であることを意味する。ステップS30
3において、UsedFlagがONであった場合はステップS
308へ、UsedFlagがOFFであった場合はステップS
305へ移行する。UsedFlagがONの場合、ステップS
308において、登録しようとするアドレスとそのエン
トリに既に登録されているアドレスを比較する。この結
果、同じアドレスであれば、当該ホストを改めて登録す
る必要はないので本処理を終了する。なお、登録しよう
とするアドレスとは、アドレス登録コマンドのパラメー
タで指定されたアドレスである。ステップS307にお
いて同じアドレスでなければ、注目を次のエントリに移
し、ステップS302へ戻る。ステップS303で注目
しているエントリのUsedFlagがOFFの場合は、ステッ
プS305でアドレス情報を格納し、ステップS306
でUsedFlagにONをセットし、ステップS307で現在
時刻をAppendTimeにセットして本登録処理を終了する。
【0042】図12は本実施形態による印刷装置におけ
るアドレス自動削除と状態通知処理を説明するフローチ
ャートである。本処理はタイマ割り込みにより定期的に
実行される。
【0043】ステップS401では現在時刻を得る。な
お、本実施形態で示されるプリンタは時計を内蔵してお
り、この内蔵時計から現在時刻を得るものとする。ステ
ップS402ではアドレス登録テーブルの1番目のエン
トリを注目エントリとする。続くステップS403から
ステップS408までの処理はエントリ1からNまでに
ついて繰り返すループ処理になっている。ステップS4
03では注目エントリのAppendTime(登録時刻)と現在
時刻とを比較し、その差がT以上であるかを判断する。
ここで、値Tは予め決定してあるものとする。ステップ
S403で現在時刻とAppendTime(登録時刻)の差がT
以上であった場合は、当該注目エントリの登録アドレス
を削除するべくステップS404へ移行する。差がT未
満であった場合は、当該アドレスの削除は行わずに、ス
テップS407へスキップする。ステップS404では
当該エントリのアドレス情報を削除し、ステップS40
5では削除したアドレスのホストに対してDELETE
イベントパケット(アドレス登録が自動削除されたこと
を示す)を送信する。ステップS406ではUsedFlagに
OFFをセットする。ステップS407でループ回数を
判断し、N番目のエントリまで処理を終了していればス
テップS409へ移行する。Nまで終了していなければ
ステップS408へ移行し、次のエントリに注目エント
リを移し、ステップS403へ戻る。
【0044】以上のようにして全てのエントリに対して
処理を行なった後、処理はステップS409へ移行す
る。ステップS409以降の処理では、印刷装置のステ
ータスに変化があった場合に、そのステータスを各ホス
トに通知する処理が行われる。先ず、ステップS409
ではプリンタのステータスを調べる。ステップS410
ではステップS409で得たプリンタステータスが前回
のプリンタステータスと比較して変化しているかを判断
する。なお、前回のステータスはメモリに格納してある
ものとする。ステップS410においてステータスが変
化している場合は、ステップS411でステータスコー
ドテーブル(図4)を参照してステータスコードを決定
する。
【0045】そして、ステップS412で、UsedFlagが
ONに設定されているエントリ(以下、有効エントリ)
の数を取得し、Pとする。ステップS413ではアドレ
ス登録テーブルの最初の有効エントリ(最も番号の若い
有効エントリ)を参照する。ステップS414で該当す
るアドレスに対してイベントパケットを送信する。ステ
ップS415では、P/M秒のディレイ(遅延)を入れ
る。なお、Mの値は予め決められているものとする。ス
テップS416では全ての有効エントリについて処理を
終了したかどうかを判断し、終了していれば本ループを
終了する。(結局、P回の繰り返し処理となる)。未処
理の有効エントリがあれば、ステップS417で次の有
効エントリを注目エントリに設定し、ステップS414
へ戻る。なお、ステップS410でステータスが変化し
ていない場合はそのまま本処理を終了する。
【0046】以上説明したように、本実施形態の印刷シ
ステムによれば、印刷装置の状態変化が起きた場合、印
刷装置は登録数(有効なエントリの数)に応じた間隔を
おいてステータス情報(プリンタに状態変化が起きたこ
とを意味する情報)を送信する。このため、複数のホス
トがほぼ同時に詳細情報の取得を行なえるとともに、ホ
ストが発行する詳細情報の問い合わせに時間差を設ける
ことができる。このため、印刷装置における詳細情報の
問い合わせに対する応答処理の急増を防止でき、応答パ
フォーマンスの低下を回避することができる。
【0047】また、印刷装置において登録されているア
ドレスが自動削除された場合に、その旨が該当するホス
トに対して通知される。このため、ホスト装置において
印刷装置の状態を監視するアプリケーションは、その通
知を受けて初めてアドレスの再登録を行えばよい。この
ため、必要以上に再登録処理を行う必要がなくなるの
で、ホスト及び印刷装置における処理が軽減され、デー
タ通信回数を減少させることができる。
【0048】また、本実施形態の印刷装置においては、
図8に示すようなアドレス登録テーブルが保持されてお
り、例えばこのアドレス登録テーブルからUsedFlagがO
Nのものを抽出し、図13に示される如く印刷を行うよ
うに構成できる。図13は本実施形態によるプリンタの
イベント発行先のアドレス登録の一覧の印刷例を示す図
である。なお、図13に示されるような印刷は、操作パ
ネルからのメニュー操作によりその実行を指示できる。
このように構成することにより、メンテナンス、デバッ
グ時にアドレス登録状況の確認を容易に行えるようにな
る。
【0049】また、本実施形態では、ホストから印刷装
置に送信するプリンタ・ステータス取得コマンドは印字
データと同じ論理チャネルを用いたが、これに限らず、
複数の論理チャネルを持つインタフェースにおいて別の
チャネルを使用するように構成してもよい。
【0050】また、プリンタのインタフェース部はプリ
ンタ内蔵のインタフェースに限らず、プリンタ本体に脱
着可能なインタフェースボードを用いるようにしてもよ
い。また、アドレス登録テーブルを格納するメモリとし
ては、印刷装置内のRAM19に限らず不揮発性の2次
記憶装置を用いてもよい。更に、一定時間T以上アクセ
スのなかったホストのアドレスをアドレス登録テーブル
から削除する処理におけるTの値を、ホストからのコマ
ンド等により或いは印刷装置の操作パネルから設定可能
に構成してもよい。
【0051】なお、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納された
プログラムコードを読み出し実行することによっても、
達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体
から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施
形態の機能を実現することになり、そのプログラムコー
ドを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実
行することにより、前述した実施形態の機能が実現され
るだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、
コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステ
ム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0052】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
印刷装置から情報処理装置への状態通知を行う際に生じ
るネットワーク等のトラフィックの増加を防止すること
が可能となる。また、本発明によれば、印刷装置へのホ
ストのアドレス登録に関る負荷が低減される。更に、本
発明によれば、印刷装置におけるアドレスの登録状況を
容易に確認可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用可能な出力装置としての、レーザ
ビームプリンタ(LBP)の構成を示す断面図である。
【図2】本発明の実施形態によるプリンタ制御システム
の構成を説明するブロック図である。
【図3A】本実施形態による印刷システムの概要を示す
図である。
【図3B】本実施形態によるホストコンピュータ上で動
作するプリンタ管理アプリケーションによって表示され
る画面例を示す図である。
【図3C】本実施形態によるホストコンピュータ上で動
作するプリンタ管理アプリケーションによって表示され
る画面例を示す図である。
【図4】印刷装置に格納されるステータス・コード・テ
ーブルのデータ構成例を示す図である。
【図5】ホストが保持するステータス・コード・対応テ
ーブルのデータ構成例を示す図である。
【図6】本実施形態による印刷装置のイベントパケット
のデータ構造例を示す図である。
【図7】本実施形態によるホストコンピュータ上で動作
するプリンタ管理アプリケーションの処理を説明するフ
ローチャートである。
【図8】本実施形態による印刷装置のアドレス登録テー
ブルのデータ構成例を示す図である。
【図9】ホストから発行されるアドレス登録コマンドの
データ構成例を示す図である。
【図10】本実施形態によるプリンタコントローラの処
理を説明するフローチャートである。
【図11】図10のステップS209に示されるアドレ
ス登録処理の詳細を示すフローチャートである。
【図12】本実施形態による印刷装置におけるアドレス
自動削除と状態通知処理を説明するフローチャートであ
る。
【図13】本実施形態によるプリンタのイベント発行先
のアドレス登録の一覧の印刷例を示す図である。

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷装置と複数の情報処理装置が通信可
    能に接続された印刷システムであって、 前記印刷装置において、前記複数の情報処理装置のそれ
    ぞれに関し、通信のためのアドレス情報を登録する登録
    手段と、 前記登録手段によってアドレス情報が登録されている情
    報処理装置に、順次に、前記印刷装置の状態を示す状態
    情報を通知する通知手段と、 前記通知手段において前記状態情報を通知するに際し、
    次の情報処理装置への通知開始を遅延させる遅延手段と
    を備えることを特徴とする印刷システム。
  2. 【請求項2】 前記登録手段は情報処理装置からの登録
    要求を前記印刷装置が受信することにより、当該情報処
    理装置のアドレス情報を登録することを特徴とする請求
    項1に記載の印刷システム。
  3. 【請求項3】 前記通知手段は、前記印刷装置において
    状態に変化が生じたか否かを監視し、状態に変化が生じ
    た場合に状態情報の通知を実行することを特徴とする請
    求項1に記載の印刷システム。
  4. 【請求項4】 前記遅延手段は、前記通知手段で前記状
    態情報を通知するべき情報処理装置の数に基づいて、次
    の情報処理装置への通知開始までの遅延時間を決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。
  5. 【請求項5】 前記遅延時間は、前記状態情報を通知す
    るべき情報処理装置の数に比例することを特徴とする請
    求項4に記載の印刷システム。
  6. 【請求項6】 前記遅延手段は、前記通知手段によって
    所定数の情報処理装置に対して前記状態情報の通知を終
    える毎に所定の遅延時間を設けることを特徴とする請求
    項1に記載の印刷システム。
  7. 【請求項7】 前記印刷装置において、前記登録手段に
    登録されたアドレス情報を、登録後の経過時間に基づい
    て無効化する無効化手段と、 前記無効化手段によってアドレス情報が無効化された情
    報処理装置に対して、その旨の通知を行う無効化通知手
    段と、 前記無効化通知手段による通知を受けた情報処理装置か
    らアドレス登録を要求することにより、前記登録手段に
    よるアドレス情報の再登録を行う再登録手段とを更に備
    えることを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。
  8. 【請求項8】 前記印刷装置において、前記情報処理装
    置もしくは当該印刷装置の操作手段からの指示により、
    前記登録手段によって登録されているアドレス情報に基
    づいて、アドレスの登録状況を出力する出力手段を更に
    備えることを特徴とする請求項1に記載の印刷システ
    ム。
  9. 【請求項9】 複数の情報処理装置と通信可能に接続す
    ることが可能な印刷装置であって、 前記複数の情報処理装置のそれぞれに関し、通信のため
    のアドレス情報を登録する登録手段と、 前記登録手段によってアドレス情報が登録されている情
    報処理装置に対し、順次に、状態情報を通知する通知手
    段と、 前記通知手段において前記状態情報を通知するに際し、
    次の情報処理装置への通知開始を遅延させる遅延手段と
    を備えることを特徴とする印刷装置。
  10. 【請求項10】 前記登録手段は情報処理装置からの登
    録要求に従って、当該情報処理装置のアドレス情報を登
    録することを特徴とする請求項9に記載の印刷装置。
  11. 【請求項11】 前記通知手段は、当該印刷装置の状態
    に変化が生じたか否かを監視し、状態に変化が生じた場
    合に状態情報の通知を実行することを特徴とする請求項
    9に記載の印刷装置。
  12. 【請求項12】 前記遅延手段は、前記通知手段で前記
    状態情報を通知するべき情報処理装置の数に基づいて、
    次の情報処理装置への通知開始までの遅延時間を決定す
    ることを特徴とする請求項9に記載の印刷装置。
  13. 【請求項13】 前記遅延時間は、前記状態情報を通知
    するべき情報処理装置の数に比例することを特徴とする
    請求項12に記載の印刷装置。
  14. 【請求項14】 前記遅延手段は、前記通知手段によっ
    て所定数の情報処理装置に対して前記状態情報の通知を
    終える毎に所定の遅延時間を設けることを特徴とする請
    求項9に記載の印刷装置。
  15. 【請求項15】 前記登録手段に登録されたアドレス情
    報を、登録後の経過時間に基づいて無効化する無効化手
    段と、 前記無効化手段によってアドレス情報が無効化された情
    報処理装置に対して、その旨の通知を行う無効化通知手
    段とを更に備えることを特徴とする請求項9に記載の印
    刷装置。
  16. 【請求項16】 前記印刷装置において、前記情報処理
    装置もしくは当該印刷装置の操作手段からの指示によ
    り、前記登録手段によって登録されているアドレス情報
    に基づいて、アドレスの登録状況を出力する出力手段を
    更に備えることを特徴とする請求項9に記載の印刷装
    置。
  17. 【請求項17】 印刷装置と通信可能に接続され得る情
    報処理装置であって、 立ち上げ時に、自身のアドレス情報を登録するべく登録
    要求を発行する第1発行手段と、 印刷装置よりアドレス登録抹消の旨の通知を受けて、自
    身のアドレス情報を再度登録するべく該印刷装置に登録
    要求を発行する第2発行手段とを備えることを特徴とす
    る情報処理装置。
  18. 【請求項18】 前記印刷装置より状態情報を受信した
    場合に、該状態情報に基づいた画面表示を行う表示制御
    手段を更に備えることを特徴とする請求項17に記載の
    情報処理装置。
  19. 【請求項19】 印刷装置と複数の情報処理装置が通信
    可能に接続された印刷システムの制御方法であって、 前記印刷装置において、前記複数の情報処理装置のそれ
    ぞれに関し、通信のためのアドレス情報を登録する登録
    工程と、 前記登録工程によってアドレス情報が登録されている情
    報処理装置に、順次に、前記印刷装置の状態を示す状態
    情報を通知する通知工程と、 前記通知工程において前記状態情報を通知するに際し、
    次の情報処理装置への通知開始を遅延させる遅延工程と
    を備えることを特徴とする印刷システムの制御方法。
  20. 【請求項20】 複数の情報処理装置と通信可能に接続
    することが可能な印刷装置の制御方法であって、 前記複数の情報処理装置のそれぞれに関し、通信のため
    のアドレス情報を登録する登録工程と、 前記登録工程によってアドレス情報が登録されている情
    報処理装置に対し、順次に、状態情報を通知する通知工
    程と、 前記通知工程において前記状態情報を通知するに際し、
    次の情報処理装置への通知開始を遅延させる遅延工程と
    を備えることを特徴とする印刷装置の制御方法。
  21. 【請求項21】 印刷装置と通信可能に接続され得る情
    報処理装置における情報処理方法あって、 立ち上げ時に、自身のアドレス情報を登録するべく登録
    要求を発行する第1発行工程と、 印刷装置よりアドレス登録抹消の旨の通知を受けて、自
    身のアドレス情報を再度登録するべく該印刷装置に登録
    要求を発行する第2発行工程とを備えることを特徴とす
    る情報処理方法。
  22. 【請求項22】 請求項19乃至21のいずれかに記載
    の方法をコンピュータによって実現するための制御プロ
    グラムを格納したコンピュータ可読媒体。
JP2000092048A 2000-03-29 2000-03-29 印刷システムと印刷装置と情報処理装置及びそれらの制御方法 Withdrawn JP2001282471A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100499457C (zh) * 2003-05-14 2009-06-10 佳能株式会社 服务提供装置、数据处理装置、信息提供方法、程序以及存储媒体
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JP2011028628A (ja) * 2009-07-28 2011-02-10 Canon Inc 監視装置及び情報処理方法
JP2011060095A (ja) * 2009-09-11 2011-03-24 Canon Inc 情報処理装置、制御方法、及びプログラム

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