JPH10187380A - 印刷制御装置および印刷制御方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

印刷制御装置および印刷制御方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体

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JPH10187380A
JPH10187380A JP8340839A JP34083996A JPH10187380A JP H10187380 A JPH10187380 A JP H10187380A JP 8340839 A JP8340839 A JP 8340839A JP 34083996 A JP34083996 A JP 34083996A JP H10187380 A JPH10187380 A JP H10187380A
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JP8340839A
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Yoshio Kimura
欣生 木村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザは接続された印刷装置の機種を意識す
ることなく、整合する設定環境情報に基づいて印刷装置
の設定環境を自在に変更することである。 【解決手段】 プリンタ環境管理部112の指示に基づ
いてプリンタ1000に記憶される所定の識別情報の転
送要求を発行し、該転送要求に応じて前プリンタ100
0から転送される前記識別情報を取得し、該取得した前
記識別情報に基づいてプリンタ機種判別部116がプリ
ンタ1000の機種を判別し、該判別結果に基づいてプ
リンタ環境管理部112が選択すべき前記環境設定情報
をプリンタデータベース部111から読み出して入れ替
える構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の通信媒体を
介して印刷装置と通信して印刷環境設定を制御する印刷
制御装置および印刷制御方法およびコンピュータが読み
出し可能なプログラムを格納した記憶媒体に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の印刷制御装置において、
プリンタの環境設定を行う場合、プリンタ本体の簡易な
ボタンおよびパネルによって設定を行うか、プリンタの
接続元のホストコンピュータ上で動作している、そのプ
リンタ固有のプリンタ環境設定アプリケーション等によ
って行う等が通例であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、プリン
タ環境設定アプリケーションにおいては、各プリンタに
よって、プリンタの形態や、そのプリンタの持つ性能等
が異なっているため、ある一つのプリンタに対しては、
一つのプリンタ環境設定装置やプリンタ環境設定アプリ
ケーションという形態をとっている。
【0004】その結果、一つのホストコンピュータにお
いて複数のプリンタを登録してあり、状況等によって使
用するプリンタを変更するといった場合には、新たに使
用するプリンタ環境設定アプリケーションをその都度組
み込みを行う操作をユーザが実行しなければならなかっ
た。
【0005】また、ユーザが、接続されているプリンタ
の種類を把握せずに、実際に接続されているプリンタと
は異なるプリンタ用のプリンタ環境設定アプリケーショ
ンを使ってしまうことを何ら制御していなかったので、
本来のプリンタとは異なるプリンタ用のプリンタ環境設
定アプリケーションを実行して、不適切な環境設定がな
されて印刷不具合が発生してしまうという問題点があっ
た。
【0006】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたもので、本発明に係る第1の発明〜第5の発明
の目的は、接続される印刷装置の機種を識別する情報を
印刷装置から取得して整合する環境設定情報に入れ替え
ることにより、ユーザは接続された印刷装置の機種を意
識することなく、整合する設定環境情報に基づいて印刷
装置の設定環境を自在に変更することができる印刷制御
装置および印刷制御方法およびコンピュータが読み出し
可能なプログラムを格納した記憶媒体を提供することで
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、所定の通信媒体を介して印刷装置と通信可能な印刷
制御装置において、選択可能な印刷装置の環境設定情報
を機種別に記憶する記憶手段と、前記記憶手段から選択
したいずれかの環境設定情報に基づいて前記印刷装置の
環境設定を制御する制御手段と、前記制御手段の指示に
基づいて前記印刷装置に記憶される所定の識別情報の転
送要求を発行し、該転送要求に応じて前記印刷装置から
転送される前記識別情報を取得する取得手段と、前記取
得手段が取得した前記識別情報に基づいて前記印刷装置
の機種を判別する判別手段と、前記判別手段の判別結果
に基づいて前記制御手段が選択すべき前記環境設定情報
を前記記憶手段から読み出して入れ替える変更手段とを
有するものである。
【0008】本発明に係る第2の発明は、前記制御手段
は、表示部に表示されるリモートコントロールパネル上
で設定される項目に従って前記印刷装置に対する環境設
定コマンドを前記印刷装置に発行するものである。
【0009】本発明に係る第3の発明は、前記識別情報
は、前記印刷装置の名称,識別コード,プリンタ識別名
のいずれかとするものである。
【0010】本発明に係る第4の発明は、所定の通信媒
体を介して印刷装置と通信可能な印刷制御方法におい
て、機種別に記憶されたいずれかの環境設定情報に基づ
いて選択された印刷装置の印刷環境を設定する設定画面
を表示部に表示する表示工程と、前記設定画面に対する
指示に基づいて前記印刷装置に記憶される所定の識別情
報の転送要求を発行する発行工程と、前記転送要求に応
じて前記印刷装置から転送される前記識別情報を取得す
る取得工程と、該取得した前記識別情報に基づいて前記
印刷装置の機種を判別する判別工程と、該判別結果に基
づいて選択すべき前記環境設定情報を入れ替える変更工
程とを有するものである。
【0011】本発明に係る第5の発明は、所定の通信媒
体を介して印刷装置と通信して印刷環境設定を制御可能
なコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した
記憶媒体であって、機種別に記憶されたいずれかの環境
設定情報に基づいて選択された印刷装置の印刷環境を設
定する設定画面を表示部に表示する表示工程と、前記設
定画面に対する指示に基づいて前記印刷装置に記憶され
る所定の識別情報の転送要求を発行する発行工程と、前
記転送要求に応じて前記印刷装置から転送される前記識
別情報を取得する取得工程と、該取得した前記識別情報
に基づいて前記印刷装置の機種を判別する判別工程と、
該判別結果に基づいて選択すべき前記環境設定情報を入
れ替える変更工程とを含む、コンピュータが読み出し可
能なプログラムを記憶媒体に格納したものである。
【0012】
【発明の実施の形態】本実施形態の構成を説明する前
に、本実施形態を適用するに好適なレーザビームプリン
タの構成について図1を参照して説明する。なお、本実
施形態を適用するプリンタは、レーザビームプリンタお
よびインクジェットプリンタに限られるものではなく、
他のプリント方式のプリンタでもよいことはいうまでも
ない。
【0013】図1は、本発明を適用可能な出力装置の構
成を説明する断面図であり、例えばレーザビームプリン
タ(LBP)の場合を示す。
【0014】図において、1000はLBP本体であ
り、外部に接続されているホストコンピュータから供給
される印刷情報(文字コード等)やフォーム情報あるい
はマクロ命令等を入力して記憶するとともに、それらの
情報に従って対応する文字パターンやフォームパターン
等を作成し、記録媒体である記録紙等に像を形成する。
1012は操作パネルで、各種モードを設定するための
スイッチおよびプリンタ状態を表示するLED表示器お
よびLCD表示器等が配されている。
【0015】1001はプリンタ制御ユニットで、後述
するホストコンピュータからの印刷情報を受信する通信
処理,受信した印刷情報を解析してプリンタエンジンが
印刷可能な出力イメージを生成する等の画像処理等を制
御する。該プリンタ制御ユニット1001は、主に文字
情報を対応する文字パターンのビデオ信号に変換してレ
ーザドライバ1002に出力する。
【0016】レーザドライバ1002は半導体レーザ1
003を駆動するための回路であり、入力されたビデオ
信号に応じて半導体レーザ1003から発射されるレー
ザ光1004をオン・オフ切り換えする。レーザ光10
04は回転多面鏡1005で左右方向に振らされて静電
ドラム1006上を走査露光する。これにより、静電ド
ラム1006上には文字パターンの静電潜像が形成され
ることになる。この潜像は、静電ドラム1006周囲に
配設された現像ユニット1007により現像された後、
記録紙に転写される。この記録紙にはカットシートを用
い、カットシート記録紙はLBP1000に装着した用
紙カセット1008に収納され、給紙ローラ1009お
よび搬送ローラ1010と搬送ローラ1011とによ
り、装置内に取り込まれて、静電ドラム1006に供給
される。
【0017】また、LBP本体1000には、図示しな
いカードスロットを少なくとも1個以上備え、内蔵フォ
ントに加えてオプションカード,言語系の異なる制御カ
ード(エミュレーションカード)を接続できるように構
成されている。
【0018】図2は、本発明に係る印刷システムの制御
構成を説明するブロック図であり、図1と同一のものに
は同一の符号を付してある。なお、本発明の機能が実行
されるのであれば、単体の機器であっても、複数の機器
からなるシステムであっても、LAN等のネットワーク
を介して処理が行われるシステムであっても本発明を適
用できることは言うまでもない。
【0019】図において、3000はホストコンピュー
タで、ROM3のプログラム用ROMに記憶された文書
処理プログラム等に基づいて図形,イメージ,文字,表
(表計算等を含む)等が混在した文書処理を実行するC
PU1を備え、システムバス4に接続される各デバイス
をCPU1が総括的に制御する。
【0020】また、このROM3のプログラム用ROM
(プログラムROM)には、後述する図4〜図6に示す
フローチャートの手順に対応するCPU1が実行する制
御プログラム等を記憶し、ROM3のフォント用ROM
(フォントROM)には上記文書処理の際に使用するフ
ォントデータ等を記憶し、ROM3のデータ用ROM
(データROM)は上記文書処理等を行う際に使用する
各種データ(例えば、印刷情報初期値,エラーメッセー
ジ等)を記憶している。
【0021】2はRAMで、拡張可能なDRAMで構成
され、CPU1の主メモリ,ワークエリア等として機能
する。5はキーボードコントローラ(KBC)で、キー
ボード(KB)9や図示しないポインティングデバイス
からのキー入力を制御する。6はCRTコントローラ
(CRTC)で、CRTディスプレイ(CRT)10の
表示を制御する。7はメモリコントローラ(MC)で、
ブートプログラム,種々のアプリケーション,フォント
データ,ユーザファイル,編集ファイル等を記憶するハ
ードディスク(HD),フロッピーディスク(FD)等
の外部メモリ11とのアクセスを制御する。
【0022】8はプリンタコントローラ(PRTC)
で、所定の双方向性インタフェース(インタフェース)
21を介してプリンタ1000に接続されて、プリンタ
1000との通信制御処理を実行する。なお、CPU1
は、例えばRAM2上に設定された表示情報RAMへの
アウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実
行し、CRT10上でのWYSISWYGを可能として
いる。また、CPU1は、CRT10上の図示しないマ
ウスカーソル等で指示されたコマンドに基づいて登録さ
れた種々のウインドウを開き、種々のデータ処理を実行
する。
【0023】プリンタ1000において、12はプリン
タCPU(CPU)で、ROM13のプログラム用RO
M(プログラムROM)に記憶された制御プログラム等
或は外部メモリ14に記憶された制御プログラム等に基
づいてシステムバス15に接続された各種のデバイスと
のアクセスを総括的に制御し、印刷部インタフェース1
6を介して接続される印刷部(プリンタエンジン)17
に出力情報としての画像信号を出力する。また、このR
OM13のプログラム用ROMには、後述する図4〜図
6に示すフローチャートの手順に従ってCPU12が実
行する制御プログラム等を記憶している。さらに、RO
M13のフォント用ROM(フォントROM)には上記
出力情報を生成する際に使用するフォントデータ等を記
憶し、ROM13のデータ用ROM(データROM)に
はハードディスク等の外部メモリ14が無いプリンタの
場合には、ホストコンピュータ3000上で利用される
情報等を記憶している。
【0024】CPU12は入力部18を介してホストコ
ンピュータ3000との通信処理が可能となっており、
プリンタ1000内の情報等をホストコンピュータ30
00に通知可能に構成されている。19はRAMで、C
PU12の主メモリ,ワークエリア等として機能し、図
示しない増設ポートに接続されるオプションRAMによ
りメモリ容量を拡張することができるように構成されて
いる。なお、RAM19は、出力情報展開領域,環境デ
ータ格納領域,NVRAM等に用いられる。前述したハ
ードディスク(HD),ICカード等の外部メモリ14
は、メモリコントローラ(MC)20によりアクセスが
制御される。外部メモリ14は、オプションとして接続
され、フォントデータ,エミュレーションプログラム,
フォームデータ等を記憶する。
【0025】また、前述した外部メモリは1個に限ら
ず、少なくとも1個以上備え、内蔵フォントに加えてオ
プションカード,言語系の異なるプリンタ制御言語を解
釈するプログラムを格納した外部メモリを複数接続でき
るように構成されていてもよい。さらに、図示しないN
VRAMを有し、操作パネル(操作部)1012からの
プリンタモード設定情報を記憶するようにしてもよい。
【0026】〔第1実施形態〕図3は、本発明の第1実
施形態を示す印刷制御装置を適用可能な印刷システムの
構成を説明するブロック図であり、図1と同一のものに
は同一の符号を付してある。
【0027】図において、ホストコンピュータ3000
は、例えばプリンタ環境設定アプリケーションのような
プリンタ環境管理部112を保有し、プリンタ1000
の環境等を制御したり、現在のプリンタ1000の環境
を取得することが可能である。
【0028】プリンタ環境管理部112は、例えばホス
トコンピュータ3000上で起動されたアプリケーショ
ン等である。アプリケーションの例としては、プリンタ
1000の様々な複雑な環境を設定できるリモートコン
トロールパネルや、プリンタ1000の現在の状態を獲
得可能なステータスモニタ等といったものが挙げられ
る。
【0029】113はコマンド発行部であり、プリンタ
環境管理部112から受け取った命令をプリンタ100
0が理解可能なコマンドに変換する。114はインタフ
ェース部であり、コマンド発行部113から渡されたデ
ータやコマンドや、双方向可能なケーブルより渡ってく
るデータやコマンドのインタフェースを司る。115は
コマンド解析部で、インタフェース部114より渡され
てきたプリンタ1000からのデータを解析し、応答コ
マンドであれば、その応答コマンドを解析する。そし
て、プリンタ1000の機種に関するコマンドであれ
ば、プリンタ機種判別部116にそのコマンドを渡す。
プリンタ機種判別部116は、コマンド解析部115に
より得られたプリンタ機種を判別し、プリンタ環境管理
部112に伝達する。111はプリンタデータベース部
であり、例えば、プリンタの概観を描画したビットマッ
プファイルや、プリンタ毎に各々のプリンタが保有する
機能に関する情報等を蓄積している。
【0030】プリンタ1000は、印刷データなら印刷
を行い、設定コマンドなら、プリンタの各種設定を行う
ことが可能な双方向プリンタ等といったようなものであ
る。
【0031】121はインタフェース部で、ホストコン
ピュータ3000等から渡されてきたデータを受け取っ
たり、プリンタ1000側からデータ送信する。122
はコマンド解析部であり、インタフェース部121から
送られてきたものが、印刷データであれば描画部123
に渡し、プリンタ環境設定コマンドであれば、プリンタ
環境管理部124に送る。
【0032】プリンタ環境管理部124は、コマンド解
析部122で渡されてきた命令にしたがって、プリンタ
環境データベース部126を随時書き換え、プリンタの
環境設定等を行う。プリンタはプリンタ環境データベー
ス部126を参照して、プリンタは印刷を行う。また、
プリンタ環境データベース部126にはプリンタに関す
る情報が蓄積されており、第1実施形態では、プリンタ
を判別するデータとして、プリンタ名が登録されてい
る。
【0033】127はパネル表示部であり、プリンタ環
境管理部124で設定された状態を表示する、例えば液
晶パネルやLED等を有する。
【0034】125は応答コマンド発行部であり、ホス
トコンピュータ3000が理解可能な応答コマンドを作
成し発行を行う。
【0035】以上のように構成されたプリンタ制御シス
テムにおける本実施形態の特徴となるプリンタ機種自動
判別の処理に関して、以下詳細に説明する。なお、本説
明に関しては、ホストコンピュータ3000上で動いて
いるプリンタ環境設定アプリケーションおよびそのホス
トコンピュータ3000につながっているプリンタ10
00で説明を行うが、決してこの場合に特定するもので
はない。
【0036】ホストコンピュータ3000上で、ホスト
コンピュータ3000に繋がれたプリンタ1000の、
例えば給紙選択等のような環境設定をホストコンピュー
タ3000上で起動される環境設定アプリケーション、
例えばリモートコントロールパネルで行う例を説明す
る。なお、ホストコンピュータ3000の表示部に表示
されるリモートコントロールパネルには、プリンタの概
観を表示したり、プリンタの各種設定などを示すボタン
等が配置されている。
【0037】以下、本実施形態と第1〜第3の発明の各
手段との対応及びその作用について図3等を参照して説
明する。
【0038】第1の発明は、選択可能な印刷装置(プリ
ンタ1000)の環境設定情報を機種別に記憶する記憶
手段(プリンタデータベース部111)と、前記記憶手
段から選択したいずれかの環境設定情報に基づいて前記
印刷装置の環境設定を制御する制御手段(プリンタ環境
管理部112)と、前記制御手段の指示に基づいて前記
印刷装置に記憶される所定の識別情報の転送要求を発行
し、該転送要求に応じて前記印刷装置から転送される前
記識別情報を取得する取得手段(コマンド発行部11
3,インタフェース部114)と、前記取得手段が取得
した前記識別情報に基づいて前記印刷装置の機種を判別
する判別手段(コマンド解析部115,プリンタ機種判
別部116)と、前記判別手段の判別結果に基づいて前
記制御手段が選択すべき前記環境設定情報を前記記憶手
段から読み出して入れ替える変更手段(プリンタ環境管
理部112)とを有し、プリンタデータベース部111
から選択したいずれかの環境設定情報に基づいて前記印
刷装置の環境設定を制御するプリンタ環境管理部112
の指示に基づいてプリンタ1000に記憶される所定の
識別情報の転送要求を発行し、該転送要求に応じて前記
プリンタ1000から転送される前記識別情報を取得
し、該取得した前記識別情報に基づいてプリンタ機種判
別部116がプリンタ1000の機種を判別し、該判別
結果に基づいてプリンタ環境管理部112が選択すべき
前記環境設定情報をプリンタデータベース部111から
読み出して入れ替えるので、印刷装置の機種が変更され
ても、制御手段が実行すべき環境設定情報を整合するよ
うに自動的に入れ替えることができ、印刷装置に不適切
な設定をしてしまう事態を確実に回避することができ
る。
【0039】第2の発明は、前記制御手段は、表示部に
表示されるリモートコントロールパネル上で設定される
項目に従って前記印刷装置に対する環境設定コマンドを
前記印刷装置に発行するので、制御手段が実行すべき環
境設定情報を整合するように自動的に入れ替えた後、接
続された印刷装置に整合するリモートコントロールパネ
ルを利用して所望の印刷環境を誤りなく設定することが
できる。
【0040】第3の発明は、前記識別情報は、前記印刷
装置の名称,識別コード,プリンタ識別名のいずれかと
するので、印刷装置の機種が変更されても、制御手段が
実行すべき環境設定情報を整合するように自動的に入れ
替えることができる。
【0041】以下、図4に示すフローチャートを参照し
ながら、本発明に係る印刷制御装置のリモート制御動作
について説明する。
【0042】図4は、本発明に係る印刷制御装置の第1
のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
なお、(1)〜(14)は各ステップを示す。
【0043】最初にリモートコントロールパネルの起動
をかける(1)。この時点では、リモートコントロール
パネルは、ホストコンピュータ3000に接続されてい
るプリンタの機種がわかっていないので、接続されてい
るプリンタの機種をプリンタに問い合わせを行う
(2)。
【0044】例えばプリンタの機種を問い合わせるコマ
ンドをコマンド発行部113より発行し、ホストコンピ
ュータ3000側のインタフェース部114より、「プ
リンタの機種をプリンタに問い合わせるコマンド」デー
タは、接続ケーブルを通って、プリンタ1000側のイ
ンタフェース部121へ渡される。
【0045】そして、インタフェース部121に渡され
たこのコマンドは、コマンド解析部122によりコマン
ド解析され(3)、データ種別が印字データであるかど
うかを判定し(4)、YES、すなわち、印字データで
あると判定された場合には、そのまま描画部123に渡
され描画処理に入る(5)。
【0046】一方、ステップ(4)で、NO、すなわ
ち、プリンタ環境に関連するコマンドであると判定され
た場合には、プリンタ環境管理部124に渡される
(6)。この場合では、データは、プリンタの機種に関
しての問い合わせをするコマンドであるので、プリンタ
環境管理部124に渡される。
【0047】次に、プリンタ環境管理部124は、プリ
ンタの各種設定やそのプリンタの保有している機能など
のデータベースであるプリンタ環境データベース部12
6の更新を行ったり、情報を獲得したりする(7)。
【0048】なお、プリンタの機種を獲得する第1実施
形態では、このデータベースにプリンタ名称をあらかじ
め登録しておく。
【0049】そして、プリンタ環境管理部124は、プ
リンタ環境データベース部126よりプリンタ名を取り
出してきて、応答コマンド発行部125に送る(8)。
次に、応答コマンド発行部125は、適切なコマンドに
変更をして(9)、プリンタ名をプリンタ1000側の
インタフェース部121に送る(10)。具体的には、
プリンタ1000側のインタフェース部121は、ホス
トコンピュータ3000側のインタフェース部114に
データ転送を行い、インタフェース部114は、コマン
ド解析部115へ送る。
【0050】次に、コマンド解析部115は、送られて
きたコマンドを解析し、プリンタ名を獲得し、そのプリ
ンタ名をプリンタ機種判別部116に渡す(11)。そ
して、プリンタ機種判別部116はプリンタ機種を判別
し、プリンタ環境管理部112にプリンタ名を通知する
(12)。
【0051】次に、プリンタ環境管理部112は、プリ
ンタデータベース部111よりプリンタ機種判別部11
6より渡されたプリンタ名により、各種あるプリンタ概
観図やプリンタ固有の性能や情報を取り出し(13)、
適切なリモートコントロールパネルを起動する(1
4)。
【0052】以上のように、第1実施形態では、例えば
ホストコンピュータ3000とプリンタ1000との印
刷システムにおいて、プリンタ1000側にプリンタ名
を持つデータベースを保有し、ホストコンピュータ30
00に各種プリンタのデータベースを保有しておくこと
により、ホストコンピュータ3000とプリンタ100
0で互いの通信によりプリンタ1000からプリンタ情
報を取得し、各種あるプリンタ概観図やプリンタ固有の
性能や情報を取り出して複数のリモートコントロールパ
ネル中から適切なリモートコントロールパネルを自動的
に選別して駆動することができる。なお、プリンタ10
00とホストコンピュータ3000とは、プリンタ10
00から転送されるプリンタ情報解析するためのコマン
ド体系を相互に備えているものとする。
【0053】〔第2実施形態〕第1実施形態では、プリ
ンタ環境データベース部には、自分自身のプリンタ名を
登録しておき、プリンタ機種の問い合わせコマンドに対
して、プリンタ名を獲得することにより、機種を自動判
別し、適切な環境設定を可能としたが、プリンタ名でな
く、あらかじめ決めていたプリンタIDを用いることに
より、機種自動判別を行うように構成してもよい。以
下、その実施形態について図5に示すフローチャートに
基づいて説明する。
【0054】図5は、本発明に係る印刷制御装置の第2
のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
なお、(1)〜(14)は各ステップを示す。
【0055】最初にリモートコントロールパネルの起動
をかける(1)。の時点では、リモートコントロールパ
ネルは、ホストコンピュータ3000に接続されている
プリンタの機種がわかっていないので、接続されている
プリンタの機種をプリンタに問い合わせを行う(2)。
【0056】例えばプリンタの機種を問い合わせるJob
Languageコマンド(JLコマンド)をコマンド発行部1
13より発行し、ホストコンピュータ3000側のイン
タフェース部114より、「プリンタの機種をプリンタ
に問い合わせるコマンド」データは、接続ケーブルを通
って、プリンタ1000側のインタフェース部121へ
渡される。
【0057】そして、インタフェース部121に渡され
たこのコマンドは、コマンド解析部122によりコマン
ド解析され(3)、データ種別が印字データであるかど
うかを判定し(4)、YES、すなわち、印字データで
あると判定された場合には、そのまま描画部123に渡
され描画処理に入る(5)。
【0058】一方、ステップ(4)で、NO、すなわ
ち、プリンタ環境に関連するコマンドであると判定され
た場合には、プリンタ環境管理部124に渡される
(6)。この場合では、データは、プリンタの機種に関
しての問い合わせをするコマンドであるので、プリンタ
環境管理部124に渡される。
【0059】次に、プリンタ環境管理部124は、プリ
ンタの各種設定やそのプリンタの保有している機能など
のデータベースであるプリンタ環境データベース部12
6の更新を行ったり、情報を獲得したりする(7)。
【0060】なお、プリンタの機種を獲得する第2実施
形態では、このデータベースに、プリンタIDをあらか
じめ登録しておく。
【0061】そして、プリンタ環境管理部124は、プ
リンタ環境データベース部126よりプリンタIDを取
り出してきて、応答コマンド発行部125に送る
(8)。次に、応答コマンド発行部125は、適切なコ
マンドに変更をして(9)、プリンタIDをプリンタ1
000側のインタフェース部121に送る(10)。具
体的には、プリンタ1000側のインタフェース部12
1は、ホストコンピュータ3000側のインタフェース
部114にデータ転送を行い、インタフェース部114
は、コマンド解析部115へ送る。
【0062】次に、コマンド解析部115は、送られて
きたコマンドを解析し、プリンタIDを獲得し、そのプ
リンタIDをプリンタ機種判別部116に渡す(1
1)。そして、プリンタ機種判別部116はプリンタI
Dからプリンタ機種を判別し、プリンタ環境管理部11
2にプリンタ名を通知する(12)。
【0063】次に、プリンタ環境管理部112は、プリ
ンタデータベース部111よりプリンタ機種判別部11
6より渡されたプリンタ名により、各種あるプリンタ概
観図やプリンタ固有の性能や情報を取り出し(13)、
適切なリモートコントロールパネルを起動する(1
4)。
【0064】以上のように、第2実施形態では、例えば
ホストコンピュータ3000とプリンタ1000との印
刷システムにおいて、プリンタ1000側にプリンタI
Dを持つデータベースを保有し、ホストコンピュータ3
000に各種プリンタのデータベースを保有しておくこ
とにより、ホストコンピュータ3000とプリンタ10
00で互いの通信によりプリンタ1000からプリンタ
IDを取得し、各種あるプリンタ概観図やプリンタ固有
の性能や情報を取り出して複数のリモートコントロール
パネル中から適切なリモートコントロールパネルを自動
的に選別して駆動することができる。なお、プリンタ1
000とホストコンピュータ3000とは、プリンタ1
000から転送されるプリンタ情報解析するためのコマ
ンド体系を相互に備えているものとする。
【0065】〔第3実施形態〕第1,第2実施形態で
は、プリンタ環境データベース部には、自分自身のプリ
ンタ名を登録しておき、プリンタ機種の問い合わせコマ
ンドに対して、プリンタ名またはプリンタIDを獲得す
ることにより、機種を自動判別し、適切な環境設定を可
能としたが、プリンタ名,プリンタIDとは異なるプリ
ンタ識別名(例えばプリンタ簡略名)を用いることによ
り、機種自動判別を行うように構成してもよい。以下、
その実施形態について図6に示すフローチャートに基づ
いて説明する。
【0066】図6は、本発明に係る印刷制御装置の第3
のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
なお、(1)〜(14)は各ステップを示す。
【0067】最初にリモートコントロールパネルの起動
をかける(1)。この時点では、リモートコントロール
パネルは、ホストコンピュータ3000に接続されてい
るプリンタの機種がわかっていないので、接続されてい
るプリンタの機種をプリンタに問い合わせを行う
(2)。
【0068】例えばプリンタの機種を問い合わせるコマ
ンドをコマンド発行部113より発行し、ホストコンピ
ュータ3000側のインタフェース部114より、「プ
リンタの機種をプリンタに問い合わせるコマンド」デー
タは、接続ケーブルを通って、プリンタ1000側のイ
ンタフェース部121へ渡される。
【0069】そして、インタフェース部121に渡され
たこのコマンドは、コマンド解析部122によりコマン
ド解析され(3)、データ種別が印字データであるかど
うかを判定し(4)、YES、すなわち、印字データで
あると判定された場合には、そのまま描画部123に渡
され描画処理に入る(5)。
【0070】一方、ステップ(4)で、NO、すなわ
ち、プリンタ環境に関連するコマンドであると判定され
た場合には、プリンタ環境管理部124に渡される
(6)。この場合では、データは、プリンタの機種に関
しての問い合わせをするコマンドであるので、プリンタ
環境管理部124に渡される。
【0071】次に、プリンタ環境管理部124は、プリ
ンタの各種設定やそのプリンタの保有している機能など
のデータベースであるプリンタ環境データベース部12
6の更新を行ったり、情報を獲得したりする(7)。
【0072】なお、プリンタの機種を獲得する第3実施
形態では、このデータベースに、プリンタ識別名をあら
かじめ登録しておく。
【0073】そして、プリンタ環境管理部124は、プ
リンタ環境データベース部126よりプリンタ識別名を
取り出してきて、応答コマンド発行部125に送る
(8)。次に、応答コマンド発行部125は、適切なコ
マンドに変更をして(9)、プリンタ識別名をプリンタ
1000側のインタフェース部121に送る(10)。
具体的には、プリンタ1000側のインタフェース部1
21は、ホストコンピュータ3000側のインタフェー
ス部114にデータ転送を行い、インタフェース部11
4は、コマンド解析部115へ送る。
【0074】次に、コマンド解析部115は、送られて
きたコマンドを解析し、プリンタ識別名を獲得し、その
プリンタ識別名をプリンタ機種判別部116に渡す(1
1)。そして、プリンタ機種判別部116はプリンタ識
別名からプリンタ機種を判別し、プリンタ環境管理部1
12にプリンタ名を通知する(12)。
【0075】次に、プリンタ環境管理部112は、プリ
ンタデータベース部111よりプリンタ機種判別部11
6より渡されたプリンタ名により、各種あるプリンタ概
観図やプリンタ固有の性能や情報を取り出し(13)、
適切なリモートコントロールパネルを起動する(1
4)。
【0076】以上のように、第3実施形態では、例えば
ホストコンピュータ3000とプリンタ1000との印
刷システムにおいて、プリンタ1000側にプリンタ識
別名を持つデータベースを保有し、ホストコンピュータ
3000に各種プリンタのデータベースを保有しておく
ことにより、ホストコンピュータ3000とプリンタ1
000で互いの通信によりプリンタ1000からプリン
タ識別名を取得し、各種あるプリンタ概観図やプリンタ
固有の性能や情報を取り出して複数のリモートコントロ
ールパネル中から適切なリモートコントロールパネルを
自動的に選別して駆動することができる。なお、プリン
タ1000とホストコンピュータ3000とは、プリン
タ1000から転送されるプリンタ情報解析するための
コマンド体系を相互に備えているものとする。
【0077】以下、各実施形態と第4,第5の発明の各
工程との対応及びその作用について図4〜図6を参照し
て説明する。
【0078】第4の発明は、所定の通信媒体(ネットワ
ーク,インタフェース)を介して印刷装置と通信可能な
印刷制御方法において、機種別に記憶されたいずれかの
環境設定情報に基づいて選択された印刷装置(プリンタ
1000)の印刷環境を設定する設定画面を表示部(C
RT10)に表示する表示工程(図4〜図6のステップ
(1))と、前記設定画面に対する指示に基づいて前記
印刷装置に記憶される所定の識別情報の転送要求を発行
する発行工程(図4〜図6のステップ(2))と、前記
転送要求に応じて前記印刷装置から転送される前記識別
情報を取得する取得工程(図4〜図6のステップ(1
0))と、該取得した前記識別情報に基づいて前記印刷
装置の機種を判別する判別工程(図4〜図6のステップ
(12))と、該判別結果に基づいて選択すべき前記環
境設定情報を入れ替える変更工程(図4〜図6のステッ
プ(13),(14))とをCPU1,CPU12が各
メモリ資源に記憶された制御プログラムを実行して、印
刷装置の機種が変更されても、制御手段が実行すべき環
境設定情報を整合するように自動的に入れ替えることが
でき、印刷装置に不適切な設定をしてしまう事態を確実
に回避することができる。
【0079】第5の発明は、所定の通信媒体を介して印
刷装置と通信して印刷環境設定を制御可能なコンピュー
タが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体であ
って、機種別に記憶されたいずれかの環境設定情報に基
づいて選択された印刷装置の印刷環境を設定する設定画
面を表示部に表示する表示工程(図4〜図6のステップ
(1))と、前記設定画面に対する指示に基づいて前記
印刷装置に記憶される所定の識別情報の転送要求を発行
する発行工程(図4〜図6のステップ(2))と、前記
転送要求に応じて前記印刷装置から転送される前記識別
情報を取得する取得工程(図4〜図6のステップ(1
0))と、該取得した前記識別情報に基づいて前記印刷
装置の機種を判別する判別工程(図4〜図6のステップ
(12))と、該判別結果に基づいて選択すべき前記環
境設定情報を入れ替える変更工程(図4〜図6のステッ
プ(13),(14))とを含む、コンピュータが読み
出し可能なプログラムを格納したものである。すなわ
ち、後述する外部記憶媒体または内部の記憶資源に図4
〜図6に示す工程に対応するプログラムコードを記憶さ
せ、該プログラムコードを記憶した記憶媒体からCPU
1が読み出して実行する形態も本発明の実施形態に含ま
れるものである。
【0080】以下、図7に示すメモリマップを参照して
本発明に係る印刷システムで読み出し可能なデータ処理
プログラムの構成について説明する。
【0081】図7は、本発明に係る印刷システムで読み
出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒
体のメモリマップを説明する図である。
【0082】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0083】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、各種プロ
グラムをコンピュータにインストールするためのプログ
ラムや、インストールするプログラムが圧縮されている
場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もあ
る。
【0084】本実施形態における図4,図5,図6に示
す機能が外部からインストールされるプログラムによっ
て、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。
そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリや
FD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介し
て外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力
装置に供給される場合でも本発明は適用されるものであ
る。
【0085】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【0086】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0087】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク,ハードディ
スク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,C
D−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,RO
M,EEPROM等を用いることができる。
【0088】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0089】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明によれば、記憶手段から選択したいずれかの環境
設定情報に基づいて前記印刷装置の環境設定を制御する
制御手段の指示に基づいて取得手段が前記印刷装置に記
憶される所定の識別情報の転送要求を発行し、該転送要
求に応じて前記印刷装置から転送される前記識別情報を
取得し、該取得した前記識別情報に基づいて判別手段が
前記印刷装置の機種を判別し、該判別結果に基づいて変
更手段が前記制御手段が選択すべき前記環境設定情報を
前記記憶手段から読み出して入れ替えるので、印刷装置
の機種が変更されても、制御手段が実行すべき環境設定
情報を整合するように自動的に入れ替えることができ、
印刷装置に不適切な設定をしてしまう事態を確実に回避
することができる。
【0091】第2の発明によれば、前記制御手段は、表
示部に表示されるリモートコントロールパネル上で設定
される項目に従って前記印刷装置に対する環境設定コマ
ンドを前記印刷装置に発行するので、制御手段が実行す
べき環境設定情報を整合するように自動的に入れ替えた
後、接続された印刷装置に整合するリモートコントロー
ルパネルを利用して所望の印刷環境を誤りなく設定する
ことができる。
【0092】第3の発明によれば、前記識別情報は、前
記印刷装置の名称,識別コード,プリンタ識別名のいず
れかとするので、印刷装置の機種が変更されても、制御
手段が実行すべき環境設定情報を整合するように自動的
に入れ替えることができる。
【0093】第4,第5の発明によれば、機種別に記憶
されたいずれかの環境設定情報に基づいて選択された印
刷装置の印刷環境を設定する設定画面を表示部に表示
し、前記設定画面に対する指示に基づいて前記印刷装置
に記憶される所定の識別情報の転送要求を発行し、前記
転送要求に応じて前記印刷装置から転送される前記識別
情報を取得し、該取得した前記識別情報に基づいて前記
印刷装置の機種を判別し、該判別結果に基づいて選択す
べき前記環境設定情報を入れ替えるので、印刷装置の機
種が変更されても、制御手段が実行すべき環境設定情報
を整合するように自動的に入れ替えることができ、印刷
装置に不適切な設定をしてしまう事態を確実に回避する
ことができる。
【0094】従って、ユーザは接続された印刷装置の機
種を意識することなく、整合する設定環境情報に基づい
て印刷装置の設定環境を自在に変更することができる等
の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用可能な出力装置の構成を説明する
断面図である。
【図2】本発明に係る印刷システムの制御構成を説明す
るブロック図である。
【図3】本発明の第1実施形態を示す印刷制御装置を適
用可能な印刷システムの構成を説明するブロック図であ
る。
【図4】本発明に係る印刷制御装置の第1のデータ処理
手順の一例を示すフローチャートである。
【図5】本発明に係る印刷制御装置の第2のデータ処理
手順の一例を示すフローチャートである。
【図6】本発明に係る印刷制御装置の第3のデータ処理
手順の一例を示すフローチャートである。
【図7】本発明に係る印刷システムで読み出し可能な各
種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマ
ップを説明する図である。
【符号の説明】
111 プリンタデータベース部 112 プリンタ環境管理部 113 コマンド発行部 114 インタフェース部 115 コマンド解析部 116 プリンタ機種判別部 121 インタフェース部 122 コマンド解析部 123 描画部 124 プリンタ環境管理部 125 応答コマンド発行部 126 プリンタ環境データベース部 127 パネル表示部 1000 プリンタ 3000 ホストコンピュータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の通信媒体を介して印刷装置と通信
    可能な印刷制御装置において、 選択可能な印刷装置の環境設定情報を機種別に記憶する
    記憶手段と、 前記記憶手段から選択したいずれかの環境設定情報に基
    づいて前記印刷装置の環境設定を制御する制御手段と、 前記制御手段の指示に基づいて前記印刷装置に記憶され
    る所定の識別情報の転送要求を発行し、該転送要求に応
    じて前記印刷装置から転送される前記識別情報を取得す
    る取得手段と、 前記取得手段が取得した前記識別情報に基づいて前記印
    刷装置の機種を判別する判別手段と、 前記判別手段の判別結果に基づいて前記制御手段が選択
    すべき前記環境設定情報を前記記憶手段から読み出して
    入れ替える変更手段と、を有することを特徴とする印刷
    制御装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、表示部に表示されるリ
    モートコントロールパネル上で設定される項目に従って
    前記印刷装置に対する環境設定コマンドを前記印刷装置
    に発行することを特徴とする請求項1記載の印刷制御装
    置。
  3. 【請求項3】 前記識別情報は、前記印刷装置の名称,
    識別コード,プリンタ識別名のいずれかとすることを特
    徴とする請求項1記載の印刷制御装置。
  4. 【請求項4】 所定の通信媒体を介して印刷装置と通信
    可能な印刷制御方法において、 機種別に記憶されたいずれかの環境設定情報に基づいて
    選択された印刷装置の印刷環境を設定する設定画面を表
    示部に表示する表示工程と、 前記設定画面に対する指示に基づいて前記印刷装置に記
    憶される所定の識別情報の転送要求を発行する発行工程
    と、 前記転送要求に応じて前記印刷装置から転送される前記
    識別情報を取得する取得工程と、 該取得した前記識別情報に基づいて前記印刷装置の機種
    を判別する判別工程と、 該判別結果に基づいて選択すべき前記環境設定情報を入
    れ替える変更工程と、を有することを特徴とする印刷制
    御方法。
  5. 【請求項5】 所定の通信媒体を介して印刷装置と通信
    して印刷環境設定を制御可能なコンピュータが読み出し
    可能なプログラムを格納した記憶媒体であって、 機種別に記憶されたいずれかの環境設定情報に基づいて
    選択された印刷装置の印刷環境を設定する設定画面を表
    示部に表示する表示工程と、 前記設定画面に対する指示に基づいて前記印刷装置に記
    憶される所定の識別情報の転送要求を発行する発行工程
    と、 前記転送要求に応じて前記印刷装置から転送される前記
    識別情報を取得する取得工程と、 該取得した前記識別情報に基づいて前記印刷装置の機種
    を判別する判別工程と、 該判別結果に基づいて選択すべき前記環境設定情報を入
    れ替える変更工程と、を含む、コンピュータが読み出し
    可能なプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒
    体。
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Cited By (6)

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