JP2000155657A - データ処理装置およびデータ処理装置のドライバ処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 出力ドライバの使い勝手を大きく向上させる
と共に、出力装置に対して送信するデータの効率も従来
に比べ大幅に向上させることである。 【解決手段】 いずれかの出力ドライバによりプリンタ
１０００に対してダウンロードされたデータを特定する
管理情報を外部メモリ１１上に保存管理して、いずれか
の出力ドライバが起動指定された際に、ＣＰＵ１が該管
理情報を外部メモリ１１から読み出して参照し、既にダ
ウンロードされたデータを起動すべき出力ドライバの環
境設定に反映させる構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、所定の通信媒体を
介して出力装置とが通信可能で、アプリケーションから
の出力情報を該出力装置が解釈可能な情報に変換して出
力するための出力ドライバ（データ処理装置に存在す
る）を複数種備えるデータ処理装置およびデータ処理装
置のドライバ処理方法およびコンピュータが読み出し可
能なプログラムを格納した記憶媒体に関するものであ
る。

【０００２】

【従来の技術】従来、所定の通信媒体を介して出力装置
とが通信可能で、アプリケーションからの出力情報を該
出力装置が解釈可能な情報に変換して出力するための出
力ドライバ（データ処理装置に存在する）を複数種備え
るデータ処理装置において、同じ出力装置ヘデータを送
信する場合には、各出力ドライバ間において、いずれか
の出力ドライバで設定した出力装置の最新の環境を共有
することができないために、個々のドライバごとに出力
環境の設定を行ない出力データを送信し直す必要があっ
た。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】従来のデータ処理装置
は上記のように構成されているので、ある出力ドライバ
がフォントあるいはマクロ等のデータを出力装置にダウ
ンロードした場合に、サポートしている言語だけが異な
る同機種の出力ドライバを使用した時には、前記既にダ
ウンロードされたデータの存在を知らず使用できないた
めに、出力装置内の資源（ダウンロードされているデー
タ）を有効に活用できていない、あるいは出力装置へ転
送するデータが非効率的になるという問題があった。

【０００４】また、出力装置の環境は同じであるにもか
かわらず、ドライバのバージョンアップを行なった場合
に（古いバージョンを一旦削除して新しいバージョンを
インストールした場合に）、古いバージョンで設定され
ていた出力装置の環境は保持されず、新しいバージョン
で再度設定し直さなければならないという問題もあっ
た。

【０００５】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、いずれかの出力ドライバにより出力装
置に対してダウンロードされたデータを特定する管理情
報を保存管理して、いずれかの出力ドライバが起動指定
された際に、該管理情報を参照して、既にダウンロード
されたデータを出力ドライバの環境設定に反映させるこ
とにより、いずれかの出力ドライバにより既に出力装置
にダウンロードされたデータの内容を、起動されたいず
れの出力ドライバも参照して把握でき、同一ドライバで
あっても、バージョンアップされた時点における出力環
境設定負担を格段に減らすことができ、既に出力装置に
対してダウンロードしているデータであって、使用可能
なデータであれば、いずれの出力ドライバであっても、
出力環境設定に対して自在に反映させることができ、さ
らに、出力ドライバの使い勝手を大きく向上させると共
に、出力装置に対して送信するデータの効率も従来に比
べ大幅に向上させることができるデータ処理装置および
データ処理装置のドライバ処理方法およびコンピュータ
が読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体を提供
することを目的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明に係る第１の発明
は、所定の通信媒体（インタフェース，ネットワークを
含む）を介して出力装置と通信可能で、アプリケーショ
ンからの出力情報を該出力装置が解釈可能な情報に変換
して出力するための出力ドライバ（図２に示す外部メモ
リ１１に記憶されている）を複数種備えるデータ処理装
置であって、各出力ドライバにより前記出力装置にダウ
ンロードしたデータを管理するための管理情報をメモリ
（図２に示す外部メモリ１１）に登録する登録手段（図
２に示すＣＰＵ１が外部メモリ１１に記憶される出力制
御プログラムに基づいて外部メモリ１１に確保される領
域に登録処理する）と、前記複数の出力ドライバ中から
起動すべき所望の出力ドライバを指定する指定手段（図
２に示すキーボード９あるいはポインティングデバイス
を利用して画面表示された選択可能な出力ドライバ群よ
り指定処理する）と、前記指定手段により指定されたい
ずれかの出力ドライバ起動時に、前記メモリに登録され
た管理情報中で参照して読み込むべき管理情報があるか
否かを判断する判断手段（図２に示すＣＰＵ１が外部メ
モリ１１に記憶される出力制御プログラムに基づいて判
断処理する）と、前記判断手段により読み込むべき管理
情報があると判断された場合に、前記メモリから該管理
情報を読み出して起動指定されている出力ドライバの設
定に反映させる反映手段（図２に示すＣＰＵ１が外部メ
モリ１１に記憶される出力制御プログラムに基づいて反
映処理する）とを有するものである。

【０００７】本発明に係る第２の発明は、前記ダウンロ
ードしたデータは、フォント情報，マクロ情報を含むも
のである。

【０００８】本発明に係る第３の発明は、前記判断手段
により読み込むべき管理情報があると判断された場合
に、前記指定手段により指定された出力ドライバのタイ
プを判定して前記メモリから読み出すべき管理情報を制
限する制限手段（図２に示すＣＰＵ１が外部メモリ１１
に記憶される出力制御プログラムに基づいて制限処理す
る）を有するものである。

【０００９】本発明に係る第４の発明は、前記タイプ
は、機種情報，対応可能な言語情報を含むものである。

【００１０】本発明に係る第５の発明は、所定の通信媒
体（ネットワーク，ネットワーク）を介して出力装置と
通信可能で、アプリケーションからの出力情報を該出力
装置が解釈可能な情報に変換して出力するための出力ド
ライバを複数種備えるデータ処理装置のドライバ処理方
法であって、各出力ドライバにより前記出力装置にダウ
ンロードしたデータを管理するための管理情報をメモリ
に登録する登録工程（図４，図５のステップ（７））
と、前記複数の出力ドライバ中から起動すべき所望の出
力ドライバを指定する指定工程（図示しない）と、前記
指定工程により指定されたいずれかの出力ドライバ起動
時に、前記メモリに登録された管理情報中で参照して読
み込むべき管理情報があるか否かを判断する判断工程
（図４，図５のステップ（３））と、前記判断工程によ
り読み込むべき管理情報があると判断された場合に、前
記メモリから該管理情報を読み出して起動指定されてい
る出力ドライバの設定に反映させる反映工程（図４，図
５のステップ（５））とを有するものである。

【００１１】本発明に係る第６の発明は、前記ダウンロ
ードしたデータは、フォント情報，マクロ情報を含むも
のである。

【００１２】本発明に係る第７の発明は、前記判断工程
により読み込むべき管理情報があると判断された場合
に、前記指定工程により指定された出力ドライバのタイ
プを判定して前記メモリから読み出すべき管理情報を制
限する制限工程を有するものである。

【００１３】本発明に係る第８の発明は、前記タイプ
は、機種情報，対応可能な言語情報を含むものである。

【００１４】本発明に係る第９の発明は、所定の通信媒
体（ネットワーク，インタフェース）を介して出力装置
と通信可能で、アプリケーションからの出力情報を該出
力装置が解釈可能な情報に変換して出力するための出力
ドライバを複数種備えるデータ処理装置を制御するコン
ピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒
体であって、各出力ドライバにより前記出力装置にダウ
ンロードしたデータを管理するための管理情報をメモリ
に登録する登録工程（図４，図５のステップ（７））
と、前記複数の出力ドライバ中から起動すべき所望の出
力ドライバを指定する指定工程（図示しない）と、前記
指定工程により指定されたいずれかの出力ドライバ起動
時に、前記メモリに登録された管理情報中で参照して読
み込むべき管理情報があるか否かを判断する判断工程
（図４，図５のステップ（３））と、前記判断工程によ
り読み込むべき管理情報があると判断された場合に、前
記メモリから該管理情報を読み出して起動指定されてい
る出力ドライバの設定に反映させる反映工程（図４，図
５のステップ（５））とを有するコンピュータが読み出
し可能なプログラムを記憶媒体に格納したものである。

【００１５】本発明に係る第１０の発明は、前記ダウン
ロードしたデータは、フォント情報，マクロ情報を含む
コンピュータが読み出し可能なプログラムを記憶媒体に
格納したものである。

【００１６】本発明に係る第１１の発明は、前記判断工
程により読み込むべき管理情報があると判断された場合
に、前記指定工程により指定された出力ドライバのタイ
プを判定して前記メモリから読み出すべき管理情報を制
限する制限工程を有するコンピュータが読み出し可能な
プログラムを記憶媒体に格納したものである。

【００１７】本発明に係る第１２の発明は、前記タイプ
は、機種情報，対応可能な言語情報を含むものである。

【００１８】

【発明の実施の形態】〔第１実施形態〕本実施形態の構
成を説明する前に、本実施形態を適用するに好適なレー
ザビームプリタの構成について図１を参照しながら説明
する。

【００１９】なお、本実施形態を適用するプリンタは、
レーザビームプリンタに限られるものではなく、他のプ
リント方式のプリンタでも良いことは言うまでもない。

【００２０】図１は、本発明を適用可能なプリンタ装置
の構成を示す断面図であり、例えばレーザビームプリン
タ（ＬＢＰ）の場合を示す。

【００２１】図において、１０００はＬＢＰ本体（プリ
ンタ）であり、外部に接続されているホストコンピュー
タから供給される印刷情報（文字コード等）やフォーム
情報あるいはマクロ命令等を入力して記憶するととも
に、それらの情報に従って対応する文字パターンやフォ
ームパターン等を作成し、記録媒体である記録紙等に像
を形成する。

【００２２】１０１２は操作パネルで、操作のためのス
イッチおよびＬＥＤ表示器等が配されている。１００１
はプリンタ制御ユニットで、プリンタ１０００全体の制
御およびホストコンピュータから供給される文字情報等
の解析を行う。このプリンタ制御ユニット１００１は、
主に文字情報を対応する文字パターンのビデオ信号に変
換してレーザドライバ１００２に出力する。レーザドラ
イバ１００２は半導体レーザ１００３を駆動するための
回路であり、入力されたビデオ信号に応じて半導体レー
ザ１００３から発射されるレーザ光１００４をオン／オ
フ切り換えする。

【００２３】レーザ光１００４は回転多面鏡１００５で
左右方向に振らされて静電ドラム１００６上を走査露光
する。これにより、静電ドラム１００６上には文字パタ
ーンの静電潜像が形成されることになる。この潜像は、
静電ドラム１００６周囲に配設された現像ユニット１０
０７により現像された後、記録紙に転写される。この記
録紙にはカットシートを用い、カットシート記録紙はプ
リンタ１０００に装着した用紙カセット１００８に収納
され、給紙ローラ１００９および搬送ローラ１０１０と
搬送ローラ１０１１とにより、装置内に取り込まれて、
静電ドラム１００６に供給される。

【００２４】また、プリンタ１０００には、図示しない
カードスロットを少なくとも１個以上備え、内蔵フォン
トに加えてオプションフォントカード，言語系の異なる
制御カード（エミュレーションカード）を接続できるよ
うに構成されている。

【００２５】図２は、本発明の第１実施形態を示すデー
タ処理装置を適用可能な印刷システムの構成を説明する
ブロック図である。ここでは、レーザビームプリンタ
（図１）を例にして説明する。なお、本発明の機能が実
行されるのであれば、単体の機器であっても、複数の機
器からなるシステムであっても、ＬＡＮ等のネットワー
クを介して処理が行われるシステムであっても本発明を
適用できることは言うまでもない。

【００２６】図において、３０００はホストコンピュー
タ（上位装置）で、ＲＯＭ３のプログラム用ＲＯＭに記
憶された文書処理プログラム等に基づいて図形，イメー
ジ，文字，表（表計算等を含む）等が混在した文書処理
を実行するＣＰＵ１を備え、制御ユニット３００１上の
システムバス４に接続される各デバイスをＣＰＵ１が総
括的に制御する。

【００２７】また、このＲＯＭ３のプログラム用ＲＯＭ
には、ＣＰＵ１の制御プログラム等を記憶し、ＲＯＭ３
のフォント用ＲＯＭには上記文書処理の際に使用するフ
ォントデータ等を記憶し、ＲＯＭ３のデータ用ＲＯＭは
上記文書処理等を行う際に使用する各種データを記憶す
る。

【００２８】２は図示しないオプションＲＡＭによりメ
モリ容量を拡張可能なＲＡＭで、ＣＰＵ１の主メモリ、
ワークエリア等として機能する。５はキーボードコント
ローラ（ＫＢＣ）で、キーボード９や不図示のポインテ
ィングデバイスからのキー入力を制御する。６はＣＲＴ
コントローラ（ＣＲＴＣ）で、ＣＲＴディスプレイ（Ｃ
ＲＴ）１０の表示を制御する。

【００２９】７はメモリコントローラ（ＭＣ）で、ブー
トプログラム、各種出力ドライバのプログラム、種々の
アプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、
編集ファイル等を記憶するハードデイスク（ＨＤ）、フ
ロッピーデイスク（ＦＤ）等の外部メモリ１１とのアク
セスを制御する。

【００３０】８はプリンタコントローラ（ＰＲＴＣ）
で、所定の双方向性インタフェース（インタフェース）
２１を介してプリンタ１０００に接続されて、プリンタ
１０００との通信制御処理を実行する。なお、ＣＰＵ１
は、例えばＲＡＭ２上に設定された表示情報ＲＡＭへの
アウトラインフォントの展開（ラスタライズ）処理を実
行し、ＣＲＴ１０上でのＷＹＳＩＷＹＧを可能としてい
る。

【００３１】また、ＣＰＵ１は、ＣＲＴ１０上の不図示
のマウスカーソル等で指示されたコマンドに基づいて登
録された種々のウインドウを開き、種々のデータ処理を
実行する。

【００３２】プリンタ１０００は、外部から供給される
印刷情報などを入力して記憶するとともに、それらの情
報に従って対応する文字パターンなどを作成し、記録媒
体である記録紙などに像を形成する。

【００３３】１０１２は操作部で、操作のためのスイッ
チ及びＬＥＤ表示器などが配され、パネル制御部２７を
介してコントロールされる。１００１はプリンタ制御ユ
ニットで、プリンタ１０００本体全体の制御及び外部装
置から供給される文字情報などを解析処理する。このプ
リンタ制御ユニット１００１は、主に文字情報を対応す
る文字パターンのビデオ信号に変換し印刷部１７へ送
る。

【００３４】１２はプリンタＣＰＵ（ＣＰＵ）で、ＲＯ
Ｍ１３のプログラム用ＲＯＭに記憶された制御プログラ
ム等或いは外部メモリ１４に記憶された制御プログラム
等に基づいてシステムバス１５に接続される各種のデバ
イスとのアクセスを総括的に制御し、出力部２３，印刷
部インタフェース（出力Ｉ／Ｆ）１６を介して接続され
る印刷部（プリンタエンジン）１７に出力情報としての
画像信号を出力する。

【００３５】また、このＲＯＭ１３のプログラム用ＲＯ
Ｍには、ＣＰＵ１２が実行する各種制御プログラム等を
記憶する。ＲＯＭ１３のフォント用ＲＯＭには上記出力
情報を生成する際に使用するフォントデータ等を記憶
し、ＲＯＭ１３のデータ用ＲＯＭにはハードディスク等
の外部メモリ１４が無いプリンタの場合には、上位装置
３０００上で利用される情報等を記憶している。

【００３６】さらに、ＣＰＵ１２は入力部１８を介して
上位装置３０００との通信処理が可能となっており、プ
リンタ１０００内の情報等を上位装置３０００に通知可
能に構成されている。

【００３７】１９はＲＡＭで、ＣＰＵ１２の主メモリ、
ワークエリア等として機能し、図示しない増設ポートに
接続されるオプションＲＡＭによりメモリ容量を拡張す
ることができるように構成されている。なお、ＲＡＭ１
９は、出力情報展開領域、環境データ格納領域、ＮＶＲ
ＡＭ等にも使用される。

【００３８】また、前述したハードディスク（ＨＤ）、
ＩＣカード等で構成される外部メモリ１４は、メモリコ
ントローラ（ＭＣ）２０によりアクセスを制御される。
外部メモリ１４は、オプションとして接続され、フォン
トデータ、エミュレーションプログラム、フォームデー
タ等を記憶する。

【００３９】以上のような構成において、本実施形態で
は、アプリケーションから送信されるデータをプリンタ
１０００が解釈可能なデータフォーマットに変換して出
力する機能をもつ上位装置（ホストコンピュータ）３０
００に存在する出力ドライバ（いわゆるプリンタドライ
バを含む）において、接続されたプリンタ１０００にフ
ォントあるいはマクロといったデータ（例えばフォーム
オーバーレイデータを含む）のダウンロードを行なった
場合に、どの出力装置（ポート）にどのようなデータを
ダウンロードしたかの情報をメモリ資源上に保存し、上
位装置３０００内の全ての出力ドライバで共有できるよ
うにして、オペレータに指定されたいずれかの出力ドラ
イバが起動された時に、前記情報を参照して読み込むべ
き情報があるか否かを判断し、あると判断した場合にそ
れを読み出し出力ドライバの設定に反映するものであ
る。本実施形態において、反映させる処理とは、参照し
た既にダウンロードされており、かつ使用できるフォン
トやオーバーレイの情報をドライバが記憶（認識）す
る、あるいはドライバが保持する所定のファイルに書き
込んで認識させる処理を含んでいる。

【００４０】なお、上述した出力ドライバが保存する情
報のフォーマット例を図３に示す。図３は、図２に示し
た上位装置３０００のメモリ資源に保存される共有ドラ
イバ情報の一例を示す図であり、以下、該共有情報が保
存されたファイルをＰｒｉｎｔ Ｃｏｎｆｉｇ．ｆｉｌ
ｅと呼ぶ。

【００４１】図４は、本発明に係るデータ処理装置にお
ける第１のデータ処理手順の一例を示すフローチャート
であり、上位装置３０００中の出力ドライバの処理手順
に対応する。なお、（１）〜（７）は各ステップを示
す。

【００４２】まず、ステップ（１）で、オペレータに指
定された出力ドライバの設定画面が起動したか否か（使
用しているアプリケーションの中でＰｒｉｎｔメニュー
を開き、出力ドライバの設定画面が起動されたか否か）
を判定して、ＮＯの場合には本処理を終了し、ＹＥＳの
場合は、ステップ（２）でＰｒｉｎｔ Ｃｏｎｆｉｇ．
ｆｉｌｅがメモリ資源（外部メモリ１１，ＲＡＭ２等を
含む）に存在するか否かを判定して、ＮＯの場合は本処
理を終了し、ＹＥＳの場合はステップ（３）の処理へ進
む。

【００４３】一方、ステップ（２）で、Ｐｒｉｎｔ Ｃ
ｏｎｆｉｇ．ｆｉｌｅが存在すると判定された場合に
は、ステップ（３）で、Ｐｒｉｎｔ Ｃｏｎｆｉｇ．ｆ
ｉｌｅ中に読み込むべき情報があるか否かを判断する。

【００４４】なお、判断例としては、これから出力を行
なう出力先と一致する出力先が存在し、かつ、機種また
はサポートしている言語と一致する出力ドライバが存在
するか否かが挙げられる。

【００４５】従って、ステップ（３）において、現在選
択されている出力ドライバに対して、Ｐｒｉｎｔ Ｃｏ
ｎｆｉｇ．ｆｉｌｅ中に記述されている出力先に一致す
るものがない、あるいは、一致する出力先があったとし
ても、機種もサポート言語も一致するものがない場合
は、ＮＯとなり本処理を終了する。

【００４６】一方、ステップ（３）で、読み込むべき情
報があると判断された場合は、ステップ（４）は、Ｐｒ
ｉｎｔ Ｃｏｎｆｉｇ．ｆｉｌｅ中で対応する出力ドラ
イバに関する情報（読み込むべき情報）をメモリ資源か
ら全て読み出し、次に、ステップ（５）で、現在選択さ
れている出力ドライバの設定に反映させる。

【００４７】次に、ステップ（６）で、出力装置（プリ
ンタ）１０００ヘダウンロードした情報があるか否かを
判断して、ダウンロードした情報がないと判断した場合
には処理を終了する。

【００４８】一方、ステップ（６）で、ダウンロードし
た情報があると判断した場合は、ステップ（７）で、Ｐ
ｒｉｎｔ Ｃｏｎｆｉｇ．ｆｉｌｅにその情報を書き込
み保存して、本処理を終了する。

【００４９】〔第２実施形態〕上記第１実施形態では、
オペレータに指定された出力ドライバが起動された時
に、全ての情報を読み出す場合について説明したが、Ｐ
ｒｉｎｔ Ｃｏｎｆｉｇ．ｆｉｌｅを参照して読み込む
べき情報があるか否かを判断した結果、あると判断した
場合には、指定された出力ドライバのタイプ（どの機種
あるいはどの言語をサポートしているか）によって、読
み出す情報を制限するように構成してもよい。以下、そ
の実施形態について説明する。また、出力ドライバによ
りダウンロードされたデータがフォントとマクロと仮定
して、いかにして読み出す情報を制限するかについて具
体例を挙げて説明する。

【００５０】また、本実施形態では、Ｐｒｉｎｔ Ｃｏ
ｎｆｉｇ．ｆｉｌｅ中の対応する出力ドライバと指定さ
れた出力ドライバの出力先が一致しており、かつ機種は
同じだが言語が異なる場合は、フォントの情報のみを読
み出して出力ドライバの設定に反映させる。

【００５１】逆に、機種は異なるが言語が同じ場合は、
同一メーカの場合には、フォント及びマクロの情報共に
読み出し可能として出力ドライバの設定に反映させ、異
なるメーカの場合には、どちらに対しても読み出しを行
なわない。

【００５２】図５は、本発明に係るデータ処理装置にお
ける第２のデータ処理手順の一例を示すフローチャート
であり、上位装置３０００中の出力ドライバの処理手順
に対応するものである。なお、（１）〜（７）は各ステ
ップを示し、基本的処理は、図４に示した処理と同様で
あるので、異なるステップ（４）の詳細について説明す
る。

【００５３】ステップ（４）では、後述する判定基準に
基づいて情報を読み出す情報読出しルーチンを実行す
る。以下、図６に示すフローチャートを参照して、当該
情報読出しルーチンの詳細について説明する。

【００５４】図６は、本発明に係るデータ処理装置にお
ける第３のデータ処理手順の一例を示すフローチャート
であり、上位装置３０００中の出力ドライバの処理、特
に、図５に示したステップ（４）の詳細手順に対応す
る。なお、（１）〜（６）は各ステップを示す。

【００５５】先ず、ステップ（１）において、Ｐｒｉｎ
ｔ Ｃｏｎｆｉｇ．ｆｉｌｅ中の対応する出力ドライバ
に対して、現在選択された出力ドライバの機種もサポー
トしている言語も同じか否かを判定し、機種もサポート
している言語も同じであると判定した場合は、ステップ
（５）へ進み、対応する出力ドライバの全てのデータの
読み出しを行い、本処理をリターンする。

【００５６】一方、ステップ（１）で、機種あるいはサ
ポートしている言語のいずれかをサポートしていないと
判定した場合には、ステップ（２）で、両者の機種が同
じか否かを判断し、ＹＥＳの場合は、ステップ（３）へ
進み、フォント情報のみの読み出しを行ない、本処理を
終了する。

【００５７】一方、ステップ（２）で、両者の機種が同
じでないと判定された場合は、ステップ（４）へ進み、
両者が同一メーカの出力ドライバか否かを判断し、ＹＥ
Ｓの場合は、ステップ（５）ヘ進み、対応する出力ドラ
イバの全てのデータの読み出しを行い、本処理をリター
ンする。

【００５８】一方、ステップ（４）で、両者が同一メー
カの出力ドライバでないと判定された場合には、ステッ
プ（６）へ進み、何の読み出しも行なわずに本処理を終
了する。

【００５９】上記実施形態によれば、上位装置内に存在
する出力ドライバが出力装置に対してフオント、マクロ
といったデータをダウンロードした際に、どの出力装置
（ポート）にどのようなデータをダウンロードしたかの
情報を保存し上位装置内の全ての出力ドライバで共有で
きるようにしたので、オペレータに指定された出力ドラ
イバが起動された時に、読み込むべき情報を読み出し出
力ドライバの設定に反映することが可能な出力ドライバ
及びそのデータ処理方法を提供でき、出力ドライバの使
い勝手を大きく向上させると同時に、出力装置に対して
送信するデータの効率も従来に比べ大幅に向上させるこ
とが可能となる。

【００６０】以下、図７に示すメモリマップを参照して
本発明に係るデータ処理装置を適用可能な印刷システム
で読み出し可能なデータ処理プログラムの構成について
説明する。

【００６１】図７は、本発明に係るデータ処理装置を適
用可能な印刷システムで読み出し可能な各種データ処理
プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明す
る図である。

【００６２】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報，作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のＯＳ等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。

【００６３】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、各種プロ
グラムをコンピュータにインストールするためのプログ
ラムや、インストールするプログラムが圧縮されている
場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もあ
る。

【００６４】本実施形態における図４〜図６に示す機能
が外部からインストールされるプログラムによって、ホ
ストコンピュータにより遂行されていてもよい。そし
て、その場合、ＣＤ−ＲＯＭやフラッシュメモリやＦＤ
等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外
部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置
に供給される場合でも本発明は適用されるものである。

【００６５】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ（またはＣＰＵやＭＰ
Ｕ）が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。

【００６６】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。

【００６７】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク，ハードディ
スク，光ディスク，光磁気ディスク，ＣＤ−ＲＯＭ，Ｃ
Ｄ−Ｒ，磁気テープ，不揮発性のメモリカード，ＲＯ
Ｍ，ＥＥＰＲＯＭ等を用いることができる。

【００６８】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているＯＳ（オペ
レーティングシステム）等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。

【００６９】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるＣＰＵ等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。

【００７０】

【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第１
の発明によれば、所定の通信媒体を介して出力装置と通
信可能で、アプリケーションからの出力情報を該出力装
置が解釈可能な情報に変換して出力するための出力ドラ
イバを複数種備えるデータ処理装置であって、各出力ド
ライバにより前記出力装置にダウンロードしたデータを
管理するための管理情報をメモリに登録する登録手段
と、前記複数の出力ドライバ中から起動すべき所望の出
力ドライバを指定する指定手段と、前記指定手段により
指定されたいずれかの出力ドライバ起動時に、前記メモ
リに登録された管理情報中で参照して読み込むべき管理
情報があるか否かを判断する判断手段と、前記判断手段
により読み込むべき管理情報があると判断された場合
に、前記メモリから該管理情報を読み出して起動指定さ
れている出力ドライバの設定に反映させる反映手段とを
有するので、いずれの出力ドライバであっても、既に出
力装置にダウンロードしたデータの存在を管理情報から
取得して、指定されるドライバで設定可能なダウンロー
ド資源が反映された出力環境をユーザが自在に設定する
ことができ、ドライバのバージョン変更に伴う同一デー
タの無駄なダウンロード転送を排除できるとともに、ド
ライバ変更に伴う再設定操作負担を格段に軽減すること
ができる。

【００７１】第２の発明によれば、前記ダウンロードし
たデータは、フォント情報，マクロ情報を含むので、各
出力ドライバは、他の出力ドライバにより出力装置に対
して既にダウンロードされたフォント情報，マクロ情報
を認知して、フォント出力環境やエミュレーション環境
やフォームデータ環境の設定に反映させることができ
る。

【００７２】第３の発明によれば、前記判断手段により
読み込むべき管理情報があると判断された場合に、前記
指定手段により指定された出力ドライバのタイプを判定
して前記メモリから読み出すべき管理情報を制限する制
限手段を有するので、既に出力装置にデータがダウンロ
ードされている場合あっても、起動指定された出力ドラ
イバで利用できないデータを当該出力ドライバの出力環
境の設定に対して反映させてしまう事態を回避すること
ができる。

【００７３】第４の発明によれば、前記タイプは、機種
情報，対応可能な言語情報を含むので、出力ドライバが
対象している出力装置に適応するダウンロードデータを
細かく特定して、起動指定された出力ドライバで利用で
きるデータをそれ以外のデータとを識別して、既にダウ
ンロードされた一部あるいは全部のデータを当該出力ド
ライバの出力環境の設定に対してできる限り反映させる
ことができる。

【００７４】第５，第９の発明によれば、所定の通信媒
体を介して出力装置と通信可能で、アプリケーションか
らの出力情報を該出力装置が解釈可能な情報に変換して
出力するための出力ドライバを複数種備えるデータ処理
装置のドライバ処理方法であって、あるいは所定の通信
媒体を介して出力装置とが通信可能で、アプリケーショ
ンからの出力情報を該出力装置が解釈可能な情報に変換
して出力するための出力ドライバを複数種備えるデータ
処理装置を制御するコンピュータが読み出し可能なプロ
グラムを格納した記憶媒体であって、各出力ドライバに
より前記出力装置にダウンロードしたデータを管理する
ための管理情報をメモリに登録する登録工程と、前記複
数の出力ドライバ中から起動すべき所望の出力ドライバ
を指定する指定工程と、前記指定工程により指定された
いずれかの出力ドライバ起動時に、前記メモリに登録さ
れた管理情報中で参照して読み込むべき管理情報がある
か否かを判断する判断工程と、前記判断工程により読み
込むべき管理情報があると判断された場合に、前記メモ
リから該管理情報を読み出して起動指定されている出力
ドライバの設定に反映させる反映工程とを有するので、
いずれの出力ドライバであっても、既に出力装置にダウ
ンロードしたデータの存在を管理情報から取得して、指
定されるドライバで設定可能なダウンロード資源が反映
された出力環境をユーザが自在に設定することができ、
ドライバのバージョン変更に伴う同一データの無駄なダ
ウンロード転送を排除できるとともに、ドライバ変更に
伴う再設定操作負担を格段に軽減することができる。

【００７５】第６，第１０の発明によれば、前記ダウン
ロードしたデータは、フォント情報，マクロ情報を含む
ので、各出力ドライバは、他の出力ドライバにより出力
装置に対して既にダウンロードされたフォント情報，マ
クロ情報を認知して、フォント出力環境やエミュレーシ
ョン環境やフォームデータ環境の設定に反映させること
ができる。

【００７６】第７，第１１の発明によれば、前記判断工
程により読み込むべき管理情報があると判断された場合
に、前記指定工程により指定された出力ドライバのタイ
プを判定して前記メモリから読み出すべき管理情報を制
限する制限工程を有するので、既に出力装置にデータが
ダウンロードされている場合あっても、起動指定された
出力ドライバで利用できないデータを当該出力ドライバ
の出力環境の設定に対して反映させてしまう事態を回避
することができる。

【００７７】第８，第１２の発明によれば、前記タイプ
は、機種情報，対応可能な言語情報を含むので、出力ド
ライバが対象している出力装置に適応するダウンロード
データを細かく特定して、起動指定された出力ドライバ
で利用できるデータをそれ以外のデータとを識別して、
既にダウンロードされた一部あるいは全部のデータを当
該出力ドライバの出力環境の設定に対してできる限り反
映させることができる。

【００７８】従って、いずれかの出力ドライバにより既
に出力装置にダウンロードされたデータの内容を、起動
されたいずれの出力ドライバも参照して把握でき、同一
ドライバであっても、バージョンアップされた時点にお
ける出力環境設定負担を格段に減らすことができ、既に
出力装置に対してダウンロードしているデータであっ
て、使用可能なデータであれば、いずれの出力ドライバ
であっても、出力環境の設定に対して自在に反映させる
ことができ、さらに、出力ドライバの使い勝手を大きく
向上させると共に、出力装置に対して送信するデータの
効率も従来に比べ大幅に向上させることができる等の効
果を奏する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明を適用可能なプリンタの構成を示す断面
図である。

【図２】本発明の第１実施形態を示すデータ処理装置を
適用可能な印刷システムの構成を説明するブロック図で
ある。

【図３】図２に示した上位装置のメモリ資源に保存され
る共有ドライバ情報の一例を示す図である。

【図４】本発明に係るデータ処理装置における第１のデ
ータ処理手順の一例を示すフローチャートである。

【図５】本発明に係るデータ処理装置における第２のデ
ータ処理手順の一例を示すフローチャートである。

【図６】本発明に係るデータ処理装置における第３のデ
ータ処理手順の一例を示すフローチャートである。

【図７】本発明に係るデータ処理装置を適用可能な印刷
システムで読み出し可能な各種データ処理プログラムを
格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。

【符号の説明】 １ ＣＰＵ ２ ＲＡＭ ３ ＲＯＭ ４ システムバス ５ キーボードコントローラ ６ ＣＲＴコントローラ ７ メモリコントローラ ８ プリンタコントローラ ９ キーボード １０ ＣＲＴディスプレイ １１ 外部メモリ １２ ＣＰＵ １３ ＲＯＭ

Claims (12)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 所定の通信媒体を介して出力装置と通信
   可能で、アプリケーションからの出力情報を該出力装置
   が解釈可能な情報に変換して出力するための出力ドライ
   バを複数種備えるデータ処理装置であって、 各出力ドライバにより前記出力装置にダウンロードした
   データを管理するための管理情報をメモリに登録する登
   録手段と、 前記複数の出力ドライバ中から起動すべき所望の出力ド
   ライバを指定する指定手段と、 前記指定手段により指定されたいずれかの出力ドライバ
   起動時に、前記メモリに登録された管理情報中で参照し
   て読み込むべき管理情報があるか否かを判断する判断手
   段と、 前記判断手段により読み込むべき管理情報があると判断
   された場合に、前記メモリから該管理情報を読み出して
   起動指定されている出力ドライバの設定に反映させる反
   映手段と、を有することを特徴とするデータ処理装置。
2. 【請求項２】 前記ダウンロードしたデータは、フォン
   ト情報，マクロ情報を含むことを特徴とする請求項１記
   載のデータ処理装置。
3. 【請求項３】 前記判断手段により読み込むべき管理情
   報があると判断された場合に、前記指定手段により指定
   された出力ドライバのタイプを判定して前記メモリから
   読み出すべき管理情報を制限する制限手段を有すること
   を特徴とする請求項１記載のデータ処理装置。
4. 【請求項４】 前記タイプは、機種情報，対応可能な言
   語情報を含むことを特徴とする請求項３記載のデータ処
   理装置。
5. 【請求項５】 所定の通信媒体を介して出力装置と通信
   可能で、アプリケーションからの出力情報を該出力装置
   が解釈可能な情報に変換して出力するための出力ドライ
   バを複数種備えるデータ処理装置のドライバ処理方法で
   あって、 各出力ドライバにより前記出力装置にダウンロードした
   データを管理するための管理情報をメモリに登録する登
   録工程と、 前記複数の出力ドライバ中から起動すべき所望の出力ド
   ライバを指定する指定工程と、 前記指定工程により指定されたいずれかの出力ドライバ
   起動時に、前記メモリに登録された管理情報中で参照し
   て読み込むべき管理情報があるか否かを判断する判断工
   程と、 前記判断工程により読み込むべき管理情報があると判断
   された場合に、前記メモリから該管理情報を読み出して
   起動指定されている出力ドライバの設定に反映させる反
   映工程と、を有することを特徴とするデータ処理装置の
   ドライバ処理方法。
6. 【請求項６】 前記ダウンロードしたデータは、フォン
   ト情報，マクロ情報を含むことを特徴とする請求項５記
   載のデータ処理装置のドライバ処理方法。
7. 【請求項７】 前記判断工程により読み込むべき管理情
   報があると判断された場合に、前記指定工程により指定
   された出力ドライバのタイプを判定して前記メモリから
   読み出すべき管理情報を制限する制限工程を有すること
   を特徴とする請求項５記載のデータ処理装置のドライバ
   処理方法。
8. 【請求項８】 前記タイプは、機種情報，対応可能な言
   語情報を含むことを特徴とする請求項７記載のデータ処
   理装置のドライバ処理方法。
9. 【請求項９】 所定の通信媒体を介して出力装置と通信
   可能で、アプリケーションからの出力情報を該出力装置
   が解釈可能な情報に変換して出力するための出力ドライ
   バを複数種備えるデータ処理装置を制御するコンピュー
   タが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体であ
   って、 各出力ドライバにより前記出力装置にダウンロードした
   データを管理するための管理情報をメモリに登録する登
   録工程と、 前記複数の出力ドライバ中から起動すべき所望の出力ド
   ライバを指定する指定工程と、 前記指定工程により指定されたいずれかの出力ドライバ
   起動時に、前記メモリに登録された管理情報中で参照し
   て読み込むべき管理情報があるか否かを判断する判断工
   程と、 前記判断工程により読み込むべき管理情報があると判断
   された場合に、前記メモリから該管理情報を読み出して
   起動指定されている出力ドライバの設定に反映させる反
   映工程と、を有することを特徴とするコンピュータが読
   み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体。
10. 【請求項１０】 前記ダウンロードしたデータは、フォ
    ント情報，マクロ情報を含むことを特徴とする請求項９
    記載のコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納
    した記憶媒体。
11. 【請求項１１】 前記判断工程により読み込むべき管理
    情報があると判断された場合に、前記指定工程により指
    定された出力ドライバのタイプを判定して前記メモリか
    ら読み出すべき管理情報を制限する制限工程を有するこ
    とを特徴とする請求項９記載のコンピュータが読み出し
    可能なプログラムを格納した記憶媒体。
12. 【請求項１２】 前記タイプは、機種情報，対応可能な
    言語情報を含むことを特徴とする請求項１１記載のコン
    ピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒
    体。