JPH10283129A - 印刷制御装置及び印刷制御プログラムのインストール方法及び記憶媒体 - Google Patents
印刷制御装置及び印刷制御プログラムのインストール方法及び記憶媒体Info
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- JPH10283129A JPH10283129A JP9084162A JP8416297A JPH10283129A JP H10283129 A JPH10283129 A JP H10283129A JP 9084162 A JP9084162 A JP 9084162A JP 8416297 A JP8416297 A JP 8416297A JP H10283129 A JPH10283129 A JP H10283129A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 様々な言語圏に依存しない印刷制御を行な
う。 【解決手段】表示すべき情報の種別を特定する識別情報
と当該識別情報に従って決定される文字列情報とが関連
付けられて記憶されているファイルと、表示すべき状況
になった場合に、当該状況に応じた識別情報に従い、そ
の文字列ファイル中に格納された対応する文字列情報を
獲得し、表示させる。ここで、記憶されているファイル
は、その装置の言語圏の文字列を格納させておく。
う。 【解決手段】表示すべき情報の種別を特定する識別情報
と当該識別情報に従って決定される文字列情報とが関連
付けられて記憶されているファイルと、表示すべき状況
になった場合に、当該状況に応じた識別情報に従い、そ
の文字列ファイル中に格納された対応する文字列情報を
獲得し、表示させる。ここで、記憶されているファイル
は、その装置の言語圏の文字列を格納させておく。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は印刷制御装置及び印
刷制御プログラムのインストール方法及び記憶媒体に関
するものである。
刷制御プログラムのインストール方法及び記憶媒体に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、プリンタ装置は、それが使用さ
れる言語圏にかかわらず同じ仕様であり、例えば日本語
版や米語版、仏語版、中国語版等、各国対応の機種が同
時期に生産される。そして、それに伴って、各国語用に
プリンタドライバも個々に生産され、フロッピーディス
ク等の記憶媒体を介してユーザに提供される。
れる言語圏にかかわらず同じ仕様であり、例えば日本語
版や米語版、仏語版、中国語版等、各国対応の機種が同
時期に生産される。そして、それに伴って、各国語用に
プリンタドライバも個々に生産され、フロッピーディス
ク等の記憶媒体を介してユーザに提供される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、同時期
に生産される各国対応のプリンタにおいては、そのプリ
ンタ言語（印刷データを記述した機械言語）自体は共通
である場合が多いにも関わらず、プリンタドライバにお
いては各国語（自然言語）毎に作り直さなければならな
かった。
に生産される各国対応のプリンタにおいては、そのプリ
ンタ言語（印刷データを記述した機械言語）自体は共通
である場合が多いにも関わらず、プリンタドライバにお
いては各国語（自然言語）毎に作り直さなければならな
かった。
【０００４】このことにより、開発工数がかかってしま
うのはもちろん、同じ時期のプリンタであっても、各国
語対応の数だけプリンタドライバが存在することにな
り、扱いが煩雑になりがちであった。
うのはもちろん、同じ時期のプリンタであっても、各国
語対応の数だけプリンタドライバが存在することにな
り、扱いが煩雑になりがちであった。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる問題点に
鑑みなされたものであり、様々な言語圏に依存しないよ
うにした印刷制御装置及び印刷制御プログラムのインス
トール方法及び記憶媒体を提供することにある。
鑑みなされたものであり、様々な言語圏に依存しないよ
うにした印刷制御装置及び印刷制御プログラムのインス
トール方法及び記憶媒体を提供することにある。
【０００６】この課題を解決するため、例えば本発明の
印刷制御装置は以下の構成を備える。すなわち、上位処
理から渡された情報を印刷装置に適用したデータに変換
する印刷制御装置であって、表示すべき情報の種別を特
定する識別情報と当該識別情報に従って決定される文字
列情報とが関連付けられて記憶する記憶手段と、表示す
る状況になった場合に、当該状況に応じた識別情報に従
い、文字列ファイル中に格納された対応する文字列情報
を獲得し、表示する表示手段とを備え、前記記憶手段に
は複数の言語の文字列の中の１つの言語の文字列が記憶
されている。
印刷制御装置は以下の構成を備える。すなわち、上位処
理から渡された情報を印刷装置に適用したデータに変換
する印刷制御装置であって、表示すべき情報の種別を特
定する識別情報と当該識別情報に従って決定される文字
列情報とが関連付けられて記憶する記憶手段と、表示す
る状況になった場合に、当該状況に応じた識別情報に従
い、文字列ファイル中に格納された対応する文字列情報
を獲得し、表示する表示手段とを備え、前記記憶手段に
は複数の言語の文字列の中の１つの言語の文字列が記憶
されている。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に従って本発明に
係る実施形態の一例を詳細に説明する。
係る実施形態の一例を詳細に説明する。
【０００８】図１は、本実施形態に係る画像形成システ
ムの構成例を示すブロック構成図である。
ムの構成例を示すブロック構成図である。
【０００９】本実施形態における画像形成システムで
は、印刷データ（制御コマンドを含む。以下において同
じ）を生成する情報処理装置１００と、その印刷データ
に基づいて画像を形成するプリンタ１７０とで構成され
る。
は、印刷データ（制御コマンドを含む。以下において同
じ）を生成する情報処理装置１００と、その印刷データ
に基づいて画像を形成するプリンタ１７０とで構成され
る。
【００１０】情報処理装置１００は、メモリ１１０、Ｃ
ＰＵ１３０、ハードディスク・コントローラ（ＨＤＣ）
１２０、ハードディスク（ＨＤ）１２１、フロッピーデ
ィスクコントローラ（ＦＤＣ）１２５、フロッピーディ
スクドライブ（ＦＤ）１２６、プリンタ・コントローラ
（ＰＲＴＣ）１４０、キーボード・コントローラ（ＫＢ
Ｃ）１５０、キーボード（ＫＢ）１５１、ＣＲＴコント
ローラ（ＣＲＴＣ）１６０、ＣＲＴ１６１を備える。
ＰＵ１３０、ハードディスク・コントローラ（ＨＤＣ）
１２０、ハードディスク（ＨＤ）１２１、フロッピーデ
ィスクコントローラ（ＦＤＣ）１２５、フロッピーディ
スクドライブ（ＦＤ）１２６、プリンタ・コントローラ
（ＰＲＴＣ）１４０、キーボード・コントローラ（ＫＢ
Ｃ）１５０、キーボード（ＫＢ）１５１、ＣＲＴコント
ローラ（ＣＲＴＣ）１６０、ＣＲＴ１６１を備える。
【００１１】メモリ１１０は、例えば、文書編集等の処
理を司るアプリケーション１１１、プリンタ１７０に対
応する印刷データを生成するためのソフトウェアである
プリンタドライバ１１２、プリンタ１７０に供給すべき
印刷データのスプールするスプーラ領域１１３、その他
不図示のＯＳ（オペレーティングシステム）やワーク領
域等を有する。
理を司るアプリケーション１１１、プリンタ１７０に対
応する印刷データを生成するためのソフトウェアである
プリンタドライバ１１２、プリンタ１７０に供給すべき
印刷データのスプールするスプーラ領域１１３、その他
不図示のＯＳ（オペレーティングシステム）やワーク領
域等を有する。
【００１２】ＣＰＵ１３０は、メモリ１１０内のアプリ
ケーション１１１、プリンタドライバ１１２、ＯＳ等に
基づいて動作するが、電源投入時は不図示のＲＯＭによ
りブートし、ＨＤ１２１からＯＳのメモリ１１０にロー
ドした後、アプリケーションプログラムも同様にロード
することで画像形成システムとして機能する。また、当
然のことながら、ＣＰＵ１３０は、ＨＤＣ１２０を介し
てＨＤ１２１にアクセスすることができる。
ケーション１１１、プリンタドライバ１１２、ＯＳ等に
基づいて動作するが、電源投入時は不図示のＲＯＭによ
りブートし、ＨＤ１２１からＯＳのメモリ１１０にロー
ドした後、アプリケーションプログラムも同様にロード
することで画像形成システムとして機能する。また、当
然のことながら、ＣＰＵ１３０は、ＨＤＣ１２０を介し
てＨＤ１２１にアクセスすることができる。
【００１３】ＰＲＴＣ１４０は、スプーラ領域１１３に
蓄えられた印刷データを順次プリンタ１７０に送信する
処理を行なう。ＫＢＣ１５０は、ＫＢ１５１を制御し、
ユーザからの指示データを装置内に取り込む。ＣＲＴＣ
１６０は、表示装置であるＣＲＴ１６１を制御するコン
トローラである。これらのブロック１５０，１５１，１
６０，１６１等は、ユーザインターフェースを構成する
が、例えば、ポインティング・デバイス等の他のブロッ
クをさらに備えても良い。
蓄えられた印刷データを順次プリンタ１７０に送信する
処理を行なう。ＫＢＣ１５０は、ＫＢ１５１を制御し、
ユーザからの指示データを装置内に取り込む。ＣＲＴＣ
１６０は、表示装置であるＣＲＴ１６１を制御するコン
トローラである。これらのブロック１５０，１５１，１
６０，１６１等は、ユーザインターフェースを構成する
が、例えば、ポインティング・デバイス等の他のブロッ
クをさらに備えても良い。
【００１４】一方、プリンタ１７０には情報処理装置１
００から印刷データを受信するため、及び各種ステータ
スを情報処理装置１００に通知するためのインタフェー
ス１７１、主として受信したプリントデータを解釈し、
ビットマップイメージデータを発生するプリンタ制御部
１７２、プリンタ制御部１７２から出力されてきたビッ
トマップイメージデータを受け、実際に画像を形成する
プリンタエンジン１７３で構成される。なお、図示して
はいないが操作パネル等も具備している。
００から印刷データを受信するため、及び各種ステータ
スを情報処理装置１００に通知するためのインタフェー
ス１７１、主として受信したプリントデータを解釈し、
ビットマップイメージデータを発生するプリンタ制御部
１７２、プリンタ制御部１７２から出力されてきたビッ
トマップイメージデータを受け、実際に画像を形成する
プリンタエンジン１７３で構成される。なお、図示して
はいないが操作パネル等も具備している。
【００１５】さて、上記の構成において、情報処理装置
１００にプリンタ１７０を接続した際には、その最初の
段階ではプリンタ１７０に対応するプリントデータを生
成するためのプリンタドライバをインストールする必要
がある。言うまでもないが、このインストールは、格別
の理由がない限りは、通常は一度行なえば事足りるもの
である。
１００にプリンタ１７０を接続した際には、その最初の
段階ではプリンタ１７０に対応するプリントデータを生
成するためのプリンタドライバをインストールする必要
がある。言うまでもないが、このインストールは、格別
の理由がない限りは、通常は一度行なえば事足りるもの
である。
【００１６】図２は、プリンタドライバをインストール
時に実行されるドライバの一部であるインストールプロ
グラムの処理手順を説明するフローチャートである。
尚、このプリンタドライバ及びそのインストールプログ
ラムは、実施形態ではフロッピーディスクに格納されて
おり、ＦＤ１２６に挿入し、インストールプログラムを
実行させることで行なうものである。但し、記憶媒体と
しては、フロッピーディスクに限らず、ＣＤＲＯＭ等の
その他の媒体であっても良いのは勿論であるし、例えば
通信によってダウンロードする場合も含まれる。
時に実行されるドライバの一部であるインストールプロ
グラムの処理手順を説明するフローチャートである。
尚、このプリンタドライバ及びそのインストールプログ
ラムは、実施形態ではフロッピーディスクに格納されて
おり、ＦＤ１２６に挿入し、インストールプログラムを
実行させることで行なうものである。但し、記憶媒体と
しては、フロッピーディスクに限らず、ＣＤＲＯＭ等の
その他の媒体であっても良いのは勿論であるし、例えば
通信によってダウンロードする場合も含まれる。
【００１７】以下、図２のフローチャート（インストー
ルプログラム）に従って説明していく。
ルプログラム）に従って説明していく。
【００１８】まず、ステップＳ１０でプリンタドライバ
がサポートしている各国語を英語で表示し、ユーザに選
択させる。これは、例えば、図５の様にコンボボックス
（スクロール可能なように右側にスクロールバーが付加
されている）を使用して、ユーザにマウス等のポインテ
ィングデバイスで選択させる等で行なえば良いであろ
う。
がサポートしている各国語を英語で表示し、ユーザに選
択させる。これは、例えば、図５の様にコンボボックス
（スクロール可能なように右側にスクロールバーが付加
されている）を使用して、ユーザにマウス等のポインテ
ィングデバイスで選択させる等で行なえば良いであろ
う。
【００１９】次に、ステップＳ１１で、ユーザが選択し
た国語情報を獲得する。次に、獲得した各国語情報を元
にステップＳ１２で、選択された国語に基づき、フロッ
ピーディスク内に予め格納された複数の文字列用ファイ
ルの中から指定された国語に対応する文字列用ファイル
を国語用データファイルとして、ＯＳのシステムにコピ
ーし、つづいて、ステップＳ１３でドライバ本体をＯＳ
のシステムにコピーすると共に、ＯＳへの登録処理を行
なう。
た国語情報を獲得する。次に、獲得した各国語情報を元
にステップＳ１２で、選択された国語に基づき、フロッ
ピーディスク内に予め格納された複数の文字列用ファイ
ルの中から指定された国語に対応する文字列用ファイル
を国語用データファイルとして、ＯＳのシステムにコピ
ーし、つづいて、ステップＳ１３でドライバ本体をＯＳ
のシステムにコピーすると共に、ＯＳへの登録処理を行
なう。
【００２０】以上の工程により、図６に示す如く、記憶
媒体に格納されているドライバ本体と、各国語用データ
ファイルの中から、指定された言語に対応する文字列フ
ァイルだけをＯＳのシステムにコピーする。ここで、ド
ライバ本体が文字列に関してすべて、このデータファイ
ルから獲得し、表示する構造になっているので、ドライ
バ本体は共通で、各国語用のデータファイルを変更する
だけで、各国語対応のプリンタドライバとなる。
媒体に格納されているドライバ本体と、各国語用データ
ファイルの中から、指定された言語に対応する文字列フ
ァイルだけをＯＳのシステムにコピーする。ここで、ド
ライバ本体が文字列に関してすべて、このデータファイ
ルから獲得し、表示する構造になっているので、ドライ
バ本体は共通で、各国語用のデータファイルを変更する
だけで、各国語対応のプリンタドライバとなる。
【００２１】図３はプリンタドライバのユーザインター
フェース（以下ＵＩと呼ぶ）部分の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
フェース（以下ＵＩと呼ぶ）部分の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【００２２】以下、このフローチャートに従って、説明
していく。
していく。
【００２３】まず、ユーザからＵＩ表示の指示があった
場合（例えばプリンタに対する諸設定ウインドウを表示
する場合等）、実際のダイアログを表示する前に、ステ
ップＳ２０で、ＵＩ部の初期化処理を行う。ここでは、
ＵＩ部処理に伴う初期化処理として、文字列格納用構造
体のメモリの確保等を行う。
場合（例えばプリンタに対する諸設定ウインドウを表示
する場合等）、実際のダイアログを表示する前に、ステ
ップＳ２０で、ＵＩ部の初期化処理を行う。ここでは、
ＵＩ部処理に伴う初期化処理として、文字列格納用構造
体のメモリの確保等を行う。
【００２４】次にステップＳ２１で、インストール時に
ＯＳのシステムにコピーされた文字列用データファイル
をオープンし、ステップＳ２２にて、文字列情報を獲得
し、ステップＳ２２で確保していた、文字列格納用構造
体に文字列情報を確保する。
ＯＳのシステムにコピーされた文字列用データファイル
をオープンし、ステップＳ２２にて、文字列情報を獲得
し、ステップＳ２２で確保していた、文字列格納用構造
体に文字列情報を確保する。
【００２５】次にステップＳ２３に進み、上記ステップ
Ｓ２２で格納した文字列を元に、実際に表示するダイア
ログボックスに文字列の挿入を行う等のダイアログボッ
クスの初期化を行う。
Ｓ２２で格納した文字列を元に、実際に表示するダイア
ログボックスに文字列の挿入を行う等のダイアログボッ
クスの初期化を行う。
【００２６】そして、ステップＳ２４にてダイアログを
表示し、ＵＩの各種処理を行う。ユーザからの設定が終
了するとステップＳ２５で、ステップＳ２０で確保し
た、各種メモリの解放等のＵＩ部の後処理を施し、終了
する。尚、図３に示す処理は、プリンタドライバの動作
におけるＵＩ表示指示を受けた場合の処理であって、本
来の処理、すなわち、アプリケーションやＯＳ等から指
示されたデータを接続されているプリンタ装置に適合し
た言語データ（印刷データ）に翻訳する処理も当然に備
えているが、その説明は本願発明の主旨から離れるので
その説明は省略する。但し、印刷データを生成し、プリ
ンタに出力している最中に、例えばジャムや、記録紙無
等のエラー発生した際もその旨を表示する必要があるの
で、その場合にも上記の処理と同様（この場合にはユー
ザからの指示とは無関係）にして対応する言語のエラー
メッセージ等を表示する。
表示し、ＵＩの各種処理を行う。ユーザからの設定が終
了するとステップＳ２５で、ステップＳ２０で確保し
た、各種メモリの解放等のＵＩ部の後処理を施し、終了
する。尚、図３に示す処理は、プリンタドライバの動作
におけるＵＩ表示指示を受けた場合の処理であって、本
来の処理、すなわち、アプリケーションやＯＳ等から指
示されたデータを接続されているプリンタ装置に適合し
た言語データ（印刷データ）に翻訳する処理も当然に備
えているが、その説明は本願発明の主旨から離れるので
その説明は省略する。但し、印刷データを生成し、プリ
ンタに出力している最中に、例えばジャムや、記録紙無
等のエラー発生した際もその旨を表示する必要があるの
で、その場合にも上記の処理と同様（この場合にはユー
ザからの指示とは無関係）にして対応する言語のエラー
メッセージ等を表示する。
【００２７】また、上記プリンタドライバにおいて文字
列ファイルをオープンする際、オープンすべきファイル
名をもＯＳ等に登録できれば問題はないが、そうではな
いＯＳの場合にはプリンタドライバは決まった名前の文
字列をオープンせざるを得ないであろう。この場合に
は、ＯＳのシステムに文字列ファイルをコピーする際
に、インストールプログラムは、コピーしようとしてい
る文字列ファイルをその決まったファイル名に変更して
コピーすれば良いであろう。
列ファイルをオープンする際、オープンすべきファイル
名をもＯＳ等に登録できれば問題はないが、そうではな
いＯＳの場合にはプリンタドライバは決まった名前の文
字列をオープンせざるを得ないであろう。この場合に
は、ＯＳのシステムに文字列ファイルをコピーする際
に、インストールプログラムは、コピーしようとしてい
る文字列ファイルをその決まったファイル名に変更して
コピーすれば良いであろう。
【００２８】また、上記説明では、インストールする初
期段階で言語をユーザに選択させる例を示した。この選
択によってインストールが全て完了する場合には問題は
ない。しかし、インストール処理の中で幾つかユーザに
問い合わせるため、或いはインストールの状況を知らせ
るための何等かのメッセージを表示する場合には、その
メッセージとなる文字列も指定された言語であることが
望ましい。このためには、各国語文字列ファイルに、プ
リンタドライバに関する文字列のみではなく、インスト
ールする際の文字列も格納しておくことで容易に対処で
きるであろう。但し、これではインストールが完了した
後も、使用しない文字列を含むことになるので、実際に
はインストールするためだけの各国語の文字列ファイル
を用意しておくことが望ましいであろう。
期段階で言語をユーザに選択させる例を示した。この選
択によってインストールが全て完了する場合には問題は
ない。しかし、インストール処理の中で幾つかユーザに
問い合わせるため、或いはインストールの状況を知らせ
るための何等かのメッセージを表示する場合には、その
メッセージとなる文字列も指定された言語であることが
望ましい。このためには、各国語文字列ファイルに、プ
リンタドライバに関する文字列のみではなく、インスト
ールする際の文字列も格納しておくことで容易に対処で
きるであろう。但し、これではインストールが完了した
後も、使用しない文字列を含むことになるので、実際に
はインストールするためだけの各国語の文字列ファイル
を用意しておくことが望ましいであろう。
【００２９】説明が前後するが、本実施形態で用いるプ
リンタドライバのＵＩ表示に使用される各国の文字列フ
ァイルは全て同じ形式で、状況を示す情報（例えばＩ
Ｄ）とそれに対応する文字列で構成している。プリンタ
ドライバは、例えばあるメッセージを表示させようする
場合には、その状況（図３のフローチャートではプリン
タの諸設定ウインドウを表示するという状況）に対応す
るＩＤに従って文字列を検索し、表示することになる。
リンタドライバのＵＩ表示に使用される各国の文字列フ
ァイルは全て同じ形式で、状況を示す情報（例えばＩ
Ｄ）とそれに対応する文字列で構成している。プリンタ
ドライバは、例えばあるメッセージを表示させようする
場合には、その状況（図３のフローチャートではプリン
タの諸設定ウインドウを表示するという状況）に対応す
るＩＤに従って文字列を検索し、表示することになる。
【００３０】＜第２の実施形態＞前記実施形態（第１の
実施形態）では、各国語の選択をユーザに選択させてい
るが、ＯＳ自身が如何なる言語をベースにしているのか
を示す情報を持っている場合にはユーザの選択は不要に
できるであろう。
実施形態）では、各国語の選択をユーザに選択させてい
るが、ＯＳ自身が如何なる言語をベースにしているのか
を示す情報を持っている場合にはユーザの選択は不要に
できるであろう。
【００３１】本第２の実施形態では、プリンタドライバ
のインストールプログラムを実行させた際に、ＯＳから
どの国語をベースにしているのかを獲得し、自動的に現
在使用しているＯＳの言語にあった言語の文字列ファイ
ルを選択し、プリンタドライバと共にインストールし
て、ユーザにかかる操作をより軽減する。
のインストールプログラムを実行させた際に、ＯＳから
どの国語をベースにしているのかを獲得し、自動的に現
在使用しているＯＳの言語にあった言語の文字列ファイ
ルを選択し、プリンタドライバと共にインストールし
て、ユーザにかかる操作をより軽減する。
【００３２】図４は、かかるＯＳにインストールする際
のインストールプログラムを実行手順を示すフローチャ
ートである。以下、同フローチャートに従って、説明し
ていく。
のインストールプログラムを実行手順を示すフローチャ
ートである。以下、同フローチャートに従って、説明し
ていく。
【００３３】まず、ステップＳ３０で、現在使用してい
るＯＳの言語情報をＯＳより取得する。次にステップＳ
３１で適応した言語の文字列用データファイルがあるか
どうかをフロッピーディスクを検索することで判断し
て、もし、存在すれば、ステップＳ３２で、そのＯＳに
適応した文字列用データファイルをＯＳのシステムにコ
ピーする。また、適応した言語の文字列用のデータファ
イルが存在しなければ、ステップＳ２３で米語用の文字
列用データファイルをＯＳのシステムにコピーする。こ
こでは、とりあえず米語用の文字列用データファイルを
コピーしているが、サポート外ＯＳというメッセージを
出して、エラー処理としていても構わない。
るＯＳの言語情報をＯＳより取得する。次にステップＳ
３１で適応した言語の文字列用データファイルがあるか
どうかをフロッピーディスクを検索することで判断し
て、もし、存在すれば、ステップＳ３２で、そのＯＳに
適応した文字列用データファイルをＯＳのシステムにコ
ピーする。また、適応した言語の文字列用のデータファ
イルが存在しなければ、ステップＳ２３で米語用の文字
列用データファイルをＯＳのシステムにコピーする。こ
こでは、とりあえず米語用の文字列用データファイルを
コピーしているが、サポート外ＯＳというメッセージを
出して、エラー処理としていても構わない。
【００３４】続いて、ステップＳ３４でドライバ本体を
ＯＳのシステムにコピーし登録することで本処理を終了
する。
ＯＳのシステムにコピーし登録することで本処理を終了
する。
【００３５】以上のように、本第２の実施形態に拠れ
ば、各国語対応のＯＳに対してもプリンタドライバが一
つあれば、各国語対応のプリンタドライバとして、イン
ストールすることが可能となる。
ば、各国語対応のＯＳに対してもプリンタドライバが一
つあれば、各国語対応のプリンタドライバとして、イン
ストールすることが可能となる。
【００３６】なお、本発明の目的は、前述した各実施形
態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを
記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、
そのシステムあるいは装置のコンピュータ（またはＣＰ
ＵやＭＰＵ）が記憶媒体に格納されたプログラムコード
を読み出し実行することに実現できる。また、記憶媒体
は外部から着脱自在な媒体のみではなく、例えば通信に
よって遠隔の記憶媒体から情報処理装置の記憶装置に転
送させる場合にも適用可能であるので、記憶媒体の位置
でもって本願発明が限定されるものでもない。
態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを
記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、
そのシステムあるいは装置のコンピュータ（またはＣＰ
ＵやＭＰＵ）が記憶媒体に格納されたプログラムコード
を読み出し実行することに実現できる。また、記憶媒体
は外部から着脱自在な媒体のみではなく、例えば通信に
よって遠隔の記憶媒体から情報処理装置の記憶装置に転
送させる場合にも適用可能であるので、記憶媒体の位置
でもって本願発明が限定されるものでもない。
【００３７】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成する事になる。
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成する事になる。
【００３８】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、ＣＤ−ＲＯＭ、磁気
テープ、不揮発性のメモリカード、ＲＯＭなどを用いる
ことができる。
体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、ＣＤ−ＲＯＭ、磁気
テープ、不揮発性のメモリカード、ＲＯＭなどを用いる
ことができる。
【００３９】また、コンピュータが続出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているＯＳ等が実際
の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述
した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは
言うまでもない。
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているＯＳ等が実際
の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述
した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは
言うまでもない。
【００４０】以上説明したように実施形態によれば、各
国語対応のＯＳにおいて、一つのプリンタドライバで各
国語対応のプリンタドライバとして機能することにな
る。
国語対応のＯＳにおいて、一つのプリンタドライバで各
国語対応のプリンタドライバとして機能することにな
る。
【００４１】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、様
々な言語圏に依存しない印刷制御装置及び印刷制御プロ
グラムのインストール方法及び記憶媒体を提供できる。
々な言語圏に依存しない印刷制御装置及び印刷制御プロ
グラムのインストール方法及び記憶媒体を提供できる。
【００４２】
【図１】実施形態におけるシステムのブロック構成図で
ある。
ある。
【図２】実施形態におけるインストールプログラムの処
理内容を示すフローチャートである。
理内容を示すフローチャートである。
【図３】実施形態におけるプリンタドライバのユーザイ
ンタフェース表示に係る部分の処理内容を示すフローチ
ャートである。
ンタフェース表示に係る部分の処理内容を示すフローチ
ャートである。
【図４】第２の実施形態におけるインストールプログラ
ムの処理内容を示すフローチャートである。
ムの処理内容を示すフローチャートである。
【図５】第１の実施形態におけるインストールプログラ
ムの実行時の初期段階に表示される言語選択のためのウ
インドウの一例を示す図である。
ムの実行時の初期段階に表示される言語選択のためのウ
インドウの一例を示す図である。
【図６】実施形態におけるインストールの概念を示す図
である。
である。
Claims (9)
- 【請求項１】 上位処理から渡された情報を印刷装置に
適用したデータに変換する印刷制御装置であって、 表示すべき情報の種別を特定する識別情報と当該識別情
報に従って決定される文字列情報とが関連付けられて記
憶する記憶手段と、 表示する状況になった場合に、当該状況に応じた識別情
報に従い、文字列ファイル中に格納された対応する文字
列情報を獲得し、表示する表示手段とを備え、前記記憶
手段には複数の言語の文字列の中の１つの言語の文字列
が記憶されていることを特徴とする印刷制御装置。 - 【請求項２】 情報処理装置に、当該情報処理装置が印
刷する際に使用する印刷装置に適用したデータを生成す
るための印刷制御プログラムをインストールするインス
トール方法であって、 前記印刷制御プログラムの動作中におけるユーザインタ
フェースにおいて表示すべき文字列の言語を選択する第
１の選択工程と、 該第１の選択工程によって選択された言語に基づいて、
複数言語で記述された文字列ファイルの中から対応する
文字列ファイルを選択する第２の選択工程と、 選択された文字列ファイルと、前記印刷制御プログラム
を前記情報処理装置に登録する登録工程とを備えること
を特徴とする印刷制御プログラムのインストール方法。 - 【請求項３】 前記第１の選択工程は、 使用する言語一覧を所定の言語で表示する表示工程と、 表示された一覧の中からユーザから指示された言語を検
出する検出工程とを含み、検出された言語に基づいて文
字列ファイルを選択することを特徴とする請求項第２項
に記載の印刷制御プログラムのインストール方法。 - 【請求項４】 前記第１の選択工程は、 前記情報処理装置上で稼働しているオペレーティングシ
ステムを介して使用言語を検出する検出工程を含み、 検出された言語に基づいて文字列ファイルを選択するこ
とを特徴とする請求項第２項に記載の印刷制御プログラ
ムのインストール方法。 - 【請求項５】 前記使用言語に対応する文字列ファイル
が存在しない場合には、所定の言語の文字列ファイルを
選択することを特徴とする請求項第４項に記載の印刷制
御プログラムのインストール方法。 - 【請求項６】 情報処理装置が印刷する際に使用する印
刷装置に適用したデータを生成するための印刷制御プロ
グラムコードを格納した記憶媒体であって、 複数言語で記述された文字列ファイルと、 前記印刷制御プログラムが動作した際にユーザインタフ
ェースにおいて表示すべき文字列の言語を選択する第１
の選択工程のプログラムコードと、 該第１の選択工程によって選択された言語に基づいて、
前記複数言語で記述された文字列ファイルの中から対応
する文字列ファイルを選択する第２の選択工程のプログ
ラムコードと、 選択された文字列ファイルと、前記印刷制御プログラム
コードを前記情報処理装置に登録する登録工程のプログ
ラムコードとを格納したことを特徴とする記憶媒体。 - 【請求項７】 前記第１の選択工程のプログラムコード
は、 使用する言語一覧を所定の言語で表示させる表示工程の
プログラムコードと、表示された一覧の中からユーザか
ら指示された言語を検出するための検出工程のプログラ
ムコードとを含み、検出された言語に基づいて文字列フ
ァイルを選択することを特徴とする請求項第６項に記載
の記憶媒体。 - 【請求項８】 前記第１の選択工程のプログラムコード
は、 前記情報処理装置上で稼働しているオペレーティングシ
ステムを介して使用言語を検出する検出工程のプログラ
ムコードを含み、 検出された言語に基づいて文字列ファイルを選択するこ
とを特徴とする請求項第６項に記載の記憶媒体。 - 【請求項９】 前記使用言語に対応する文字列ファイル
が存在しない場合には、所定の言語の文字列ファイルを
選択することを特徴とする請求項第８項に記載の記憶媒
体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9084162A JPH10283129A (ja) | 1997-04-02 | 1997-04-02 | 印刷制御装置及び印刷制御プログラムのインストール方法及び記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9084162A JPH10283129A (ja) | 1997-04-02 | 1997-04-02 | 印刷制御装置及び印刷制御プログラムのインストール方法及び記憶媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10283129A true JPH10283129A (ja) | 1998-10-23 |
Family
ID=13822809
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9084162A Withdrawn JPH10283129A (ja) | 1997-04-02 | 1997-04-02 | 印刷制御装置及び印刷制御プログラムのインストール方法及び記憶媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10283129A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002041257A (ja) * | 2000-07-24 | 2002-02-08 | Minolta Co Ltd | プリンタドライバのインストール方法、プリンタドライバ用インストールプログラムを記録した記録媒体、およびプリンタドライバ用インストール装置 |
| SG100613A1 (en) * | 2000-02-23 | 2003-12-26 | Hitachi Ltd | Data processing method and system, program for realizing the method, and computer readable storage medium storing the program |
| JP2006351035A (ja) * | 2001-03-30 | 2006-12-28 | Seiko Epson Corp | ドライバ自動インストール装置およびこれに用いるプログラム並びにドライバ自動インストール方法 |
| JP2007034899A (ja) * | 2005-07-29 | 2007-02-08 | Seiko Epson Corp | デバイスドライバおよびデバイス |
| US7284044B2 (en) | 2001-03-30 | 2007-10-16 | Seiko Epson Corporation | Network technique for troubleshooting |
| US7292357B2 (en) | 2000-03-17 | 2007-11-06 | Canon Kabushiki Kaisha | Printing apparatus and method of controlling same |
| JP2015176532A (ja) * | 2014-03-18 | 2015-10-05 | 株式会社リコー | プログラム、情報処理装置および情報処理システム |
-
1997
- 1997-04-02 JP JP9084162A patent/JPH10283129A/ja not_active Withdrawn
Cited By (8)
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| US7640554B2 (en) | 2000-07-24 | 2009-12-29 | Minolta Co., Ltd. | Method for installing a printer driver and computer-readable medium storing installation program |
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