JP3896619B2 - 印刷制御システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は印刷制御システムに関し、特にジョブの印刷制御を行う印刷制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
パソコンやW/S(ワークステーション)などの小型コンピュータを利用して出版物を作成するDTP(デスクトップ・パブリッシング)が広く実用化されつつある。DTPは、文字の入力、文章の編集、ページレイアウトなどを1台の小型コンピュータでこなすことができる。
【0003】
このようなDTPでは、印刷データを印刷する場合、通常はもとの文書データをクライアントW/S上でいったんプリンタが解釈可能なPDL(ページ記述言語)に変換してプリンタへ入力する。PDLとしてはPostScript(米国アドビ・システムズ社の商標)が広く用いられている
【0004】
したがって同じ文書データを別のプリンタに出力したい場合は、もとの文書データをその別のプリンタに接続されているクライアントW/S上へ持って行き、そこで再びPDLに変換してプリンタへ入力することが通常行われる。
【0005】
あるいは、もとのPDLファイルを保持しておき、それを直接別のプリンタに入力して再印刷するということも行われる。ところが異なる時間や異なる場所でこのような方法で再印刷を行うと、同機種のプリンタを使っても同じ印刷結果が得られない場合がある。
【0006】
原因としては、まず文書データを送信するクライアント環境の違いがあげられる。例えばクライアントW/S、ドライバ、PPD(Postscript Printer Description)等のバージョンの違いである。
【0007】
また、印刷処理を行うプリントサービス環境の違いがあげられる。例えばプリントサービスのバージョン、登載メモリ量、システムパラメータ(設定解像度、設定画像処理、丁合設定)等である。
【0008】
さらに、出力するプリンタの状態の違いがあげられる。例えばトレイ情報やIOT(Image Output Terminal)のトナー不足などのWarning情報等である。
【0009】
本来、PostScriptのようなPDLは、装置独立のフォーマットであり理想的には異なる印刷結果になることはないはずであるが、上記のような原因(以降、環境属性と呼ぶ)で異なる印刷結果が生じてしまう。
【0010】
このため例えば、特開平6−35637号公報では、印刷データの属性から判断して、プリンタで印刷処理可能な印刷データのみ印刷処理を行い、作業効率を高めるというものがある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記のような従来技術では、印刷データの属性として、例えばA3までの紙サイズ、ダブルカセット、カラーデータなどといったプリンタの物理的印刷属性を基準としているため、上記の環境属性の一部しか対応できていないという問題があった。
【0012】
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、印刷する場所、時間、機種によらず同じ印刷結果または近い印刷結果をプリンタに出力させる印刷制御システムを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明では上記課題を解決するために、ジョブの印刷制御を行う印刷制御システムにおいて、前記ジョブと、前記ジョブの印刷を第1の印刷制御装置で行った時の印刷環境状態である第1の環境属性と、を保存するジョブ/環境属性保存手段と、前記ジョブ/環境属性保存手段によって保存された前記ジョブの印刷を行う場合に、前記ジョブと前記第1の環境属性とを抽出するジョブ/環境属性抽出手段と、これから印刷を行う第2の印刷制御装置の印刷環境属性である第2の環境属性を検知する環境属性検知手段と、前記第1の環境属性と、前記第2の環境属性とを比較して、一致した場合には印刷実行手段に前記ジョブの印刷実行を指示する一致判断処理手段とを備え、前記一致判断処理手段は、環境属性項目に重み付けを行い、一致が必要な環境属性項目をあらかじめ設定することを特徴とする印刷制御システムが提供される。
【0014】
ここでジョブ/環境属性保存手段は、ジョブと、ジョブの印刷を第1の印刷制御装置で行った時の印刷環境状態である第1の環境属性と、を保存する。ジョブ/環境属性抽出手段は、ジョブ/環境属性保存手段によって保存されたジョブの印刷を行う場合に、ジョブと第1の環境属性とを抽出する。環境属性検知手段は、これから印刷を行う第2の印刷制御装置の印刷環境属性である第2の環境属性を検知する。一致判断処理手段は、第1の環境属性と、第2の環境属性とを比較して、一致した場合には印刷実行手段にジョブの印刷実行を指示し、環境属性項目に重み付けを行って、一致が必要な環境属性項目をあらかじめ設定する。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、印刷制御装置の原理図である。ジョブ/環境属性保存手段1は、入力したジョブと、そのジョブの印刷を行った時の印刷環境状態である環境属性と、を保存する。
【0016】
環境属性とは例えば、クライアントW/Sのバージョンやドライバのバージョン等のクライアント環境であったりまた、プリントサービスのバージョンや登載メモリ量等の印刷処理を行うプリントサービス環境であったり、トレイ情報やトナー不足などのWarning情報等のプリンタの状態のことをいう。
【0017】
環境属性設定手段2は、ジョブを再印刷する場合に以前印刷された時と同じ環境状態を持つ環境属性を設定する。すなわち、ジョブ/環境属性保存手段1で保存されている環境属性を設定する。
【0018】
印刷実行手段3は、設定された環境属性にもとづいてジョブ/環境属性保存手段1に保存されているジョブの印刷を実行する。
次に動作について説明する。図2は印刷制御装置の動作手順を示すフローチャートである。
〔S1〕ジョブ/環境属性保存手段1は、ジョブと、そのジョブの印刷を行った時の印刷環境状態である環境属性と、を保存する。
〔S2〕環境属性設定手段2は、ジョブを再印刷する場合に以前印刷された時と同じ環境状態を持つ環境属性を設定する。
〔S3〕印刷実行手段3は、設定された環境属性にもとづいてジョブの印刷を実行する。
【0019】
以上説明したように印刷制御装置10は、ジョブを再印刷する場合に、以前印刷された時と同じ環境状態の環境属性を設定して、この環境属性にもとづいてジョブの印刷を行う構成とした。これにより環境の違う状態でジョブの再印刷を行っても同じ印刷結果を得ることが可能になる。
【0020】
次に異なる環境属性を持つ印刷制御装置間でのジョブの印刷制御処理についてさらに詳しく説明する。図3は、異なる環境属性を持つ印刷制御装置間で印刷制御を行う場合の構成図である。印刷制御装置10aにプリンタ20aとクライアントW/S30aとが接続し、印刷制御装置10bにプリンタ20bとクライアントW/S30bとが接続する。ここで印刷制御装置10aで印刷制御を行った場合の環境属性を第1の環境属性とし、印刷制御装置10bで印刷制御を行った場合の環境属性を第2の環境属性とする。
【0021】
次に動作について説明する。まずプリンタ20aでジョブが印刷される。印刷制御装置10aは図1で説明したジョブ/環境属性保存手段1によって、このジョブと、このジョブが印刷された時の第1の環境属性と、をフロッピーディスクのような外部記憶媒体1aに記憶する。
【0022】
ユーザは別環境にあるプリンタ20bを使ってこのジョブの印刷を行うものとする。この場合にユーザは、外部記憶媒体1aをプリンタ20bに接続されている印刷制御装置10bに設置する。
【0023】
ジョブ/環境属性抽出手段4は、設置された外部記憶媒体1aからジョブと第1の環境属性とを抽出する。一致判断処理手段5は、第1の環境属性と、これから印刷を行いたい場所の環境状態である第2の環境属性とを比較して、一致した場合のみ印刷実行手段3にジョブの印刷実行を指示する。
【0024】
そして、プリンタ20bでジョブの印刷が行われる。このようにプリンタ20aで印刷した環境属性と同じ環境属性で印刷したものなので同じ印刷結果を得ることができる。
【0025】
なお、上記の説明では一致判断処理手段5は、第1の環境属性と、第2の環境属性とが一致した場合のみ印刷実行の指示を行ったが、環境属性の情報の少なくとも一つ一致すれば、印刷実行手段3にジョブの印刷実行を指示する構成にしてもよい。
【0026】
次にジョブの属性について詳しく説明する。図4はデータ属性と環境属性とが記された論理テーブルを示す図である。論理テーブル100は、ジョブの属性としてデータ属性と環境属性とで構成される。データ属性はアプリケーション名、文書名等の属性情報に相当する。
【0027】
また、環境属性について図では、Client環境(PPDバージョン、プリンタドライババージョン等)、サービス環境(設定解像度、登載メモリ量、丁合設定等)及びIOT環境(用紙カセット設定情報、トナー情報等)が記されている。
【0028】
また、図1で説明したジョブ/環境属性保存手段1は、これらの論理テーブル100を蓄積する。論理テーブル100はあらかじめディフォルト値が設定してあるため、属性値の設定がない場合はこの値が用いられる。
【0029】
さらに、蓄積される属性情報は図に示したようにデータ属性から各種環境属性情報まで多岐に渡るが、ジョブ/環境属性保存手段1内ではあらかじめ定義されたビット列のON/OFFとして操作するために蓄積データが急激に肥大化することはない。
【0030】
図5は、ジョブに付随するデータ属性と環境属性の表現形式の例を示す図である。図4のデータ属性と環境属性とは、図5の表現形式101に対して上から順に対応している。
【0031】
に印刷制御装置の詳細構成について説明する。図6は、印刷制御装置の詳細構成図である。印刷制御装置10cは、フルカラーレーザビームプリンタであるプリンタ20cとクライアントW/S30と接続する。なお、前記で説明した構成手段と同じものには同じ符号を付けて説明は省略する。
【0032】
ジョブ受信手段6は、クライアントW/S30からジョブを受信する。環境属性検知手段7は、印刷制御装置10cの環境属性、またはジョブに付随している環境属性を検知する。エラー通知手段8は、一致判断処理手段5で環境属性が一致しないと判断した場合にクライアントW/S30にエラーを通知する。
【0033】
イメージ展開メモリ3aはジョブのイメージ処理を行い、RIP(Raster Image Processor) 手段3bは、イメージ処理後のPDLや中間フォーマットのラスタライズを行いイメージデータを作成する。そしてイメージデータ出力手段3cは、イメージデータをプリンタ20cに出力する。プリントサービス制御手段9は、各構成手段の動作制御を行う。
【0034】
次にクライアントW/S30から印刷制御装置10cへ環境属性が付随してないジョブが送られてくる場合の動作処理について説明する。クライアントW/S30からジョブが印刷制御装置10cに入力される。
【0035】
ジョブは一旦、ジョブ受信手段6で受信される。ジョブ/環境属性保存手段1は、ジョブとジョブ中に含まれる環境属性とを保存する。ここでは環境属性は存在しないので、このジョブは通常のプリンタジョブである。したがって直ちに印刷実行手段3でこのジョブの印刷処理が行われる。
【0036】
さらにこの時の印刷制御装置10cの環境属性は、環境属性検知手段7により検知され、ジョブ/環境属性保存手段1で保存する。
次にこのジョブを再印刷する場合の動作処理について説明する。印刷制御装置10cの状態は時間の経過とともに変化する可能性があるため、ユーザは以前印刷された時の環境属性をジョブ/環境属性保存手段1から呼び出し、環境属性設定手段2を使って一時的に環境属性設定を行う。
【0037】
そして、同じジョブをクライアントW/S30から印刷制御装置10cに入力すれば、前回印刷された時と同じ条件下で印刷実行手段3でRIP/イメージ処理が行われるので同じ印刷結果を得ることができる。
【0038】
次にこのジョブを異なる別の場所にある印刷制御装置で印刷制御する場合の動作処理について説明する。なお、別の場所にある印刷制御装置の符号には括弧を付けて説明する。通常異なる場所にある印刷制御装置(10c)では、印刷制御装置10cの環境属性よりも大きくばらつく可能性があるため、まずユーザは印刷制御装置10cで印刷された時のジョブと環境属性とを外部記憶媒体1aに保存する。
【0039】
そして印刷制御装置(10c)に外部記憶媒体1aを設置して、ジョブ/環境属性抽出手段(4)でジョブと環境属性とを抽出する。あるいは外部記憶媒体1aには環境属性のみを保存して、クライアントW/S30からジョブを印刷制御装置(10c)に入力してもよい。
【0040】
そして、環境属性設定手段(2)で一時的に環境属性設定を行うと設定した場合には、印刷制御装置(10c)の環境属性は一時的に印刷制御装置10cの環境属性として設定される。
【0041】
これによりこのジョブは前回別の印刷制御装置10cで印刷された時と同じ条件下で印刷実行手段(3)でRIP/イメージ処理が行われるので、同じ印刷結果を得ることができる。
【0042】
次に一時的な環境属性設定は行わないと設定した場合の動作処理について説明する。この場合は一致判断処理手段5は印刷制御装置10cと印刷制御装置(10c)との環境属性を比較し、一致した場合のみ印刷実行手段(3)にジョブの印刷実行を指示する。一致していなければエラー通知手段(8)によりクライアントW/S(30)へエラー通知がなされ、RIP/イメージ処理が行われない。
【0043】
次に一時的な環境属性設定は行わないと設定した場合の変形例について説明する。一致判断処理手段(5)は、印刷制御装置10cと印刷制御装置(10c)との環境属性のそれぞれの情報が少なくとも一つ一致すれば印刷実行手段(3)にジョブの印刷実行を指示する。
【0044】
すなわち、この変形例では環境属性に重み(プライオリティ)付けて、環境属性情報のうち一致が必須な属性項目をあらかじめ一つ以上設定しておくことが可能である。したがってこの必須項目が一致すれば他の環境属性が一致しなくてもRIP/イメージ処理を行うことができる。
【0045】
図7は一致が必須な環境属性項目の設定を行うユーザインタフェースの例を示す図である。表示画面30−1には、一致が必須な環境属性項目が表示されている。この例ではPPDのバージョンと設定解像度の環境属性が一致していれば印刷実行処理が行われることになる。
【0046】
に印刷制御装置での一連の印刷制御をフローチャートを用いて説明する。図8と図9は、印刷制御の処理手順を示すフローチャートである。
〔S10〕ジョブ受信手段6は、ジョブを受信する。
〔S11〕ジョブ/環境属性保存手段1は、ジョブを保存する。
〔S12〕ジョブ/環境属性抽出手段4は、ジョブを抽出する。
〔S13〕環境属性検知手段7は、ジョブに環境属性があるかどうかを判断する。ある場合はステップS14へ、ない場合はステップS15へ行く。
〔S14〕環境属性検知手段7は、ジョブに付随していた他装置からの環境属性を検知する。
〔S15〕環境属性検知手段7は、自装置の環境属性を検知する。
〔S16〕環境属性設定手段2は、一時的に環境属性を設定するかどうかを判断する。設定する場合はステップS18へ、設定しない場合はステップS17へく。
〔S17〕環境属性設定手段2は、自装置の環境属性を設定する。
〔S18〕環境属性設定手段2は、他装置の環境属性を設定する。
〔S19〕一致判断処理手段5は、設定した他装置の環境属性と自装置の環境属性との一致判断処理を行うかどうかを判断する。行う場合はステップS20へ、行わない場合はステップS22へ行く。
〔S20〕一致判断処理手段5は、他装置の環境属性と自装置の環境属性との情報がすべて一致しているかどうかを判断する。一致している場合はステップS22へ、一致していない場合はステップS21へ行く。
〔S21〕一致判断処理手段5は、重み付き一致判断処理を行って、環境属性情報のうち一つでも一致している属性項目があるかどうかを判断する。ある場合はステップS22へ、ない場合はステップS23へ行く。
〔S22〕印刷実行手段3は、設定された環境属性で印刷を実行する。
〔S23〕エラー通知手段8は、クライアントW/S30にエラー通知を行う。
【0047】
以上説明したように印刷制御装置は、ジョブを再印刷する場合に、以前印刷された時と同じ環境状態の環境属性を設定して、この環境属性にもとづいてジョブの印刷を行う構成とした。これにより環境の違う状態でジョブの再印刷を行っても同じ印刷結果を得ることが可能になる。
【0048】
また、一致判断処理手段5で他装置の環境属性と、自装置の環境属性とを比較して、一致している場合のみ印刷実行の指示を行う構成とした。これにより環境の違う状態でジョブの印刷を行っても同じ印刷結果を得ることが可能になる。
【0049】
さらに、一致判断処理手段5は、環境属性に重みを付けて、環境属性情報のうち一つでも一致すれば印刷実行の指示を行う構成とした。これにより、環境の違う状態でジョブの印刷を行っても近い印刷結果を得ることが可能になる。
【0050】
さらにまた、印刷結果が異なる場合には環境属性の情報を調べることにより容易に原因を判明することが可能になる。
【0051】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の印刷制御システムは、ジョブを再印刷する場合に、以前印刷された時と同じ環境状態の環境属性を設定して、この環境属性にもとづいてジョブの印刷を行う構成とした。これにより環境属性のうち一致が必須な属性項目をあらかじめ設定可能であるため、すべての属性項目が一致しなくても、印刷実行を行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】刷制御装置の原理図である。
【図2】刷制御装置の動作手順を示すフローチャートである。
【図3】 異なる環境属性を持つ印刷制御装置間で印刷制御を行う場合の構成図である。
【図4】 データ属性と環境属性とが記された論理テーブルを示す図である。
【図5】 ジョブに付随するデータ属性と環境属性の表現形式の例を示す図である。
【図6】 印刷制御装置の詳細構成図である。
【図7】 一致が必須な環境属性項目の設定を行うユーザインタフェースの例を示す図である。
【図8】 印刷制御の処理手順を示すフローチャートである。
【図9】 印刷制御の処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ジョブ/環境属性保存手段
2 環境属性設定手段
3 印刷実行手段
10 印刷制御装置
20 プリンタ

Claims (2)

  1. ジョブの印刷制御を行う印刷制御システムにおいて、
    前記ジョブと、前記ジョブの印刷を第1の印刷制御装置で行った時の印刷環境状態である第1の環境属性と、を保存するジョブ/環境属性保存手段と、
    前記ジョブ/環境属性保存手段によって保存された前記ジョブの印刷を行う場合に、前記ジョブと前記第1の環境属性とを抽出するジョブ/環境属性抽出手段と、
    これから印刷を行う第2の印刷制御装置の印刷環境属性である第2の環境属性を検知する環境属性検知手段と、
    前記第1の環境属性と、前記第2の環境属性とを比較して、一致した場合には印刷実行手段に前記ジョブの印刷実行を指示する一致判断処理手段とを備え、
    前記一致判断処理手段は、環境属性項目に重み付けを行い、一致が必要な環境属性項目をあらかじめ設定することを特徴とする印刷制御システム。
  2. 前記一致判断処理手段は、前記第1の環境属性の項目と、前記第2の環境属性の項目と、が少なくとも一つ一致すれば前記印刷実行手段に前記ジョブの印刷実行を指示することを特徴とする請求項1記載の印刷制御システム。
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