JP3715799B2 - 印刷制御装置および印刷制御装置のデータ処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents
印刷制御装置および印刷制御装置のデータ処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3715799B2 JP3715799B2 JP28001298A JP28001298A JP3715799B2 JP 3715799 B2 JP3715799 B2 JP 3715799B2 JP 28001298 A JP28001298 A JP 28001298A JP 28001298 A JP28001298 A JP 28001298A JP 3715799 B2 JP3715799 B2 JP 3715799B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- printing
- registered
- form data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Record Information Processing For Printing (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、フォームオーバーレイ機能を有する印刷装置を含む複数の印刷装置と所定の通信媒体を介して通信可能な印刷制御装置および印刷制御装置のデータ処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の印刷制御装置を備える印刷装置がネットワーク上に複数接続され、ネットワーク上のホストコンピュータが任意のプリンタを選択して印刷ジョブを処理可能な印刷システムにおいて、ある印刷ジョブに対してあるデータ(以下、フォームデータと呼ぶ)を重ねて印刷する場合、そのフォームデータは、一意に決定される1つのホストコンピュータと1つの印刷装置間でのみやり取りされ、ほかのコンピュータ及び印刷装置とが連携する印刷処理には利用できない構成となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このため、従来の印刷制御装置を備える印刷装置に対して、オーバレイ印刷処理時に、各印刷ジョブ毎に重ねて印刷するデータをその都度転送しているため、意図するフォームオーバレイされた印刷結果を得るまでに相当の時間を要してしまう等の問題点があった。
【0004】
また、ネットワーク上の印刷装置にフォームデータが登録されているかどうかを確認することができず、既に同一のフォームデータが登録されている場合でも、同一のフォームデータを重複して転送してしまい、フォームオーバーレイ印刷処理効率が悪い等の問題点があった。
【0005】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、複数の印刷装置を利用可能なネットワークプリンティング環境の下で、いずれかの印刷装置に登録されたフォームデータを利用してフォームオーバーレイ印刷を行う際に、フォームオーバーレイ機能を有する印刷装置候補を速やかに特定し、印刷データとフォームオーバーレイ印刷指定を行うだけで、ユーザが意図するフォームデータを利用したフォームオーバーレイ印刷処理を効率良く行える印刷制御装置および印刷制御装置のデータ処理方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る第1の発明は、フォームオーバーレイ機能を有する印刷装置を含む複数の印刷装置と通信可能であり、印刷装置に適した印刷データを生成するプリンタドライバを有する印刷制御装置であって、アプリケーションから印刷命令が発行されプリンタドライバが呼び出された際に、フォームデータを使用することが指定されているか判定する判定手段と、フォームデータを使用すると判定した場合に、使用するフォームデータが登録されている印刷装置を検索する第1検索手段と、前記第1検索手段により使用するフォームデータが登録されている印刷装置が検索された場合、プリンタドライバを用いて、フォームデータを使用することの通知と、当該検索された印刷装置に適した印刷データの生成を行う第1生成手段と、前記第1検索手段により使用するフォームデータが登録されている印刷装置が検索されない場合、プリンタドライバを用いて、フォームオーバーレイデータと印刷データとを合わせて1つの印刷ジョブを生成する第2生成手段とを有することを特徴とする。
【0007】
本発明に係る第2の発明は、前記第1検索手段により使用するフォームデータが登録されている印刷装置が検索されない場合、ウェブサーバからフォーム登録が使用可能な印刷装置があるか検索する第2検索手段と、前記第2検索手段によりウェブサーバからフォーム登録が使用可能な印刷装置があると検索された場合に、必要なフォームデータを当該印刷装置に登録する登録手段とを更に有することを特徴とする。
【0008】
本発明に係る第3の発明は、フォームオーバーレイ機能を有する印刷装置を含む複数の印刷装置と通信可能であり、印刷装置に適した印刷データを生成するプリンタドライバを有する印刷制御装置のデータ処理方法であって、アプリケーションから印刷命令が発行されプリンタドライバが呼び出された際に、フォームデータを使用することが指定されているか判定する判定ステップと、フォームデータを使用すると判定した場合に、使用するフォームデータが登録されている印刷装置を検索する第1検索ステップと、前記第1検索ステップにより使用するフォームデータが登録されている印刷装置が検索された場合、プリンタドライバを用いて、フォームデータを使用することの通知と、当該検索された印刷装置に適した印刷データの生成を行う第1生成ステップと、前記第1検索ステップにより使用するフォームデータが登録されている印刷装置が検索されない場合、プリンタドライバを用いて、フォームオーバーレイデータと印刷データとを合わせて1つの印刷ジョブを生成する第2生成ステップとを有することを特徴とする。
【0009】
本発明に係る第4の発明は、前記第1検索ステップにより使用するフォームデータが登録されている印刷装置が検索されない場合、ウェブサーバからフォーム登録が使用可能な印刷装置があるか検索する第2検索ステップと、前記第2検索ステップによりウェブサーバからフォーム登録が使用可能な印刷装置があると検索された場合に、必要なフォームデータを当該印刷装置に登録する登録ステップとを更に有することを特徴とする。
【0010】
本発明に係る第5の発明は、第3または第4の発明のデータ処理方法を実行させるためのプログラムをコンピュータが読み取り可能な記憶媒体に格納したことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1は、本実施形態に係る印刷制御装置,データ処理装置を適用可能な印刷システムの構成を説明するブロック図であり、ホストコンピュータ3000とプリンタ1500とから印刷システムが構成される場合に対応する。
【0016】
図1に示すホストコンピュータ3000において、3はROMで、プログラム用ROMあるいは外部メモリ11に記憶された文書処理プログラム等に基づいて図形,イメージ,文字,表(表計算等を含む〕等が混在した文書処理を実行するCPU1を備える。CPU1は、ROM3または外部メモリ11に記憶された制御プログラムを実行して、システムバス4に接続される各デバイスを統括的に制御する。
【0017】
2はRAMで、CPU1の主メモリ,ワークエリア等として機能する。またROM3あるいは外部メモリ11は、上記画像処理等を行う場合に使用するデータを保存するエリアとしても使用される。5はキーボードコントローラ(KBC)で、キーボード9や不図示のポインティングデバイスからのキー入力を制御する。
【0018】
6はCRTコントローラ(CRTC)で、CRTディスプレイ10の表示を制御する。CRT10には、後述するプリンタの設置状態を視覚的に表示するレイアウト画面も表示される。
【0019】
7はディスクコントローラ(DIC)で、ブートプログラム,種々のアプリケーション,フォントデータ,ユーザファイル,編集ファイル等を記憶するハードディスク(HD)、フロッピーディスク(FD)等の外部メモリ11とのアクセスを制御する。プリンタコントローラ(PRTC)8は、双方向インタフェース(双方向I/F)21を介してプリンタ1500に接続されて、プリンタ1500との通信制御処理を実行する。
【0020】
なお、CPU1は、例えばRAM2上に設定された表示情報RAMへのアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行し、CRT10上でのWSIWYG(表示内容と印刷内容とを一致させる機能)を可能としている。
【0021】
また、CPU1は、後述するフローチャートの手順を実現するプログラムを実行するほか、CRT10上の不図示のマウスカーソル等で指示されたコマンドに基づいて登録された種々のウインドウを開き、種々のデータ処理を実行する。
【0022】
プリンタ1500においては、12はプリンタCPU(CPU)で、ROM13のプログラム用ROMに記憶された制御プログラム等あるいは外部メモリ14に記憶された制御プログラム等に基づいてシステムバス15に接続される各種のデバイスとのアクセスを総括的に制御し、印刷部I/F16を介して接続される印刷部(プリンタエンジン)17に出力情報としての画像信号を出力する。
【0023】
CPU12は双方向I/F21を介してホストコンピュータ3000との通信処理が可能となっており、プリンタ1500内の情報等をホストコンピュータ3000に通知可能に構成されている。
【0024】
19はRAMで、CPUl2の主メモリ,ワークエリア等として機能する。18は入力部で、ホストコンピュータ3000と双方向インタフェース21を介して印刷状態情報を示すステータス情報などの交信を制御し、プリンタ1500内の情報(フォームデータの登録有無を含む)等をホストコンピュータ3000に通知可能に構成されている。
【0025】
20はメモリコントローラ(MC)で、ブートプログラム,種々のアプリケーション,フォントデータ,ユーザファイル,編集ファイル等を記憶するハードディスク(HD)、フロッピーディスク(FD)等の外部メモリ14とのアクセスを制御する。1501は操作部で、表示パネルやキーを含んでおり、オペレータヘの情報の提供や、オペレータからの指示の入力を行わせる。
【0026】
図2は、図1に示した印刷システムにおけるソフトウエアのモジュール資源の構成を説明するブロック図であり、ホストコンピュータ3000が印刷を行うためのソフトウエアの構成に対応する。
【0027】
ホストコンピュータ3000において、アプリケーション201が生成した印刷データは、アプリケーションからの印刷要求によってオペレーティングシステム(OS)の一部であるグラフィックエンジン202に渡される。グラフィックエンジン202は、プリンタ1500に固有のプリンタドライバ203を利用してプリンタ1500に適した印刷データを生成する。
【0028】
また、プリンタドライバ203は、作成した印刷データをシステムスプーラ204に渡す。システムスプーラ204は印刷データをスプールし、プリンタ1500のスケジュールに合わせて印刷データをプリンタ1500に送り付ける。この時プリンタドライバ203は、後述する手順で、アプリケーション等からの設定に基づいて、フォームラスタ生成等を制御する為の情報を、印刷データとともにプリンタ1500に送信する。
【0029】
図3は、図1に示したRAM2上のメモリマップの一例を示す図であり、ホストコンピュータ3000における印刷時あるいはプリンタ1500の設定時のRAM2のメモリマップに対応する。
【0030】
図において、アプリケーション32は、OS36及び印刷プログラム(プリンタドライバ)35を用いて印刷を行う。BIOS37は基本入出力システムと呼ばれるもので、プリンタ1500と接続するパラレルインタフェースやシリアルインタフェースなどの駆動を行うためのプログラムが含まれている。また、関連データ34は、用紙サイズやレイアウト情報等の印刷のための設定のほかに、アプリケーション等により設定され使用される後述するフォームキャッシュ機能に関する設定情報も含まれている。
【0031】
図4は、本実施形態に係るデータ処理装置における第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、フォーム情報をプリンタに登録して参照可能とするための処理に対応する。なお、(1)〜(3)は各ステップを示し、該処理は、ある時点、例えばプリンタ1500の電源が投入され、ホストコンピュータ3000がプリンタ1500を認識した時、またはフォームデータ登録を行うためのユーティリティアプリケーションが起動される時に開始される。
【0032】
まず、ホストコンピュータ3000からフォームデータの登録をプリンタ1500に行う(1)。そして、正常にフォーム情報の登録が行われたら、登録されたフォームデータの内容をまとめてWebサーバ(詳細は後述する)で公開するためのフォーム情報を作成する(2)。
【0033】
次に、該フォーム情報が作成されたら、ホストコンピュータ3000上のWebサーバサービスが、フォーム情報の公開を行う(3)。これによって、次の図6で説明するフォームデータの情報を得るための準備が確立する。
【0034】
図5は、本実施形態に係るデータ処理装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、実際のフォームデータを利用した印刷処理手順に対応する。なお、(1)〜(11)は各ステップを示し、該処理は、OSがROM3または外部メモリ11からロードしたプログラムを起動させると開始される。
【0035】
先ず、実行中のアプリケーションで印刷をユーザが指定すると、アプリケーション201はグラフィックエンジン202に印刷の実行を指令する(1)。次に、アプリケーション201から印刷命令を受けたグラフィックエンジン202はプリンタドライバ203を呼び出し印刷を実行する。
【0036】
プリンタドライバ203は、まず、フォームデータを使用することが指定されているかどうかを判定(2)、使用しないと判定した場合は、通常の印刷を行い(11)、印刷処理を終了する。
【0037】
一方、ステップ(2)で、フォームデータを利用すると判定した場合は、図7で示されるように、プリンタの管理を行っているサーバ、またはそのマシン自体のWebサーバをディレクトリサービス等を利用して、使用したいフォームデータをダウンロードしているプリンタを検索する(3)。また、この時に登録されてはいないが、登録可能なフォームデータとプリンタを検索する事も可能である。
【0038】
次に、ステップ(4)で、該検索の結果フォームデータが登録されているプリンタがあるかどうかを判断し、登録されているプリンタがあると判断された場合は、該当プリンタに対してフォームを使用する旨の通知を行い(10)、その後アプリケーションからの印刷データを作成し、該当プリンタに実印刷データを送る事によリフォームデータを重ねあわせた印刷を行う(7)。
【0039】
一方、ステップ(4)で、フォームデータがプリンタ1500上に登録されてないと判断した場合は、Webサーバからの情報から、フォームデータには登録されていないがWebサーバ上でフォーム登録が使用可能なプリンタがあるかどうか判定し(5)、使用可能なプリンタがあると判断した場合、まず必要なフォームデータをプリンタに登録する(8)。
【0040】
この時も、図4に示されるフォーム情報の作成、およびフォーム情報の公開の実行が行われるのはいうまでもない。
【0041】
このようにして、フォーム情報が登録されたら、該当プリンタに対してフォームを使用する旨の通知を行い(9)、アプリケーションからの印刷データを作成し、該当プリンタに実印刷データを送る事によりフォームデータを重ね合わせた印刷を行い(7)、処理を終了する。
【0042】
一方、ステップ(5)で、登録が可能なプリンタが見つからなかったと判定した場合は、プリンタドライバはアプリケーションからの印刷データとともにジョブとして使用するためのオーバーレイデータを作成する(6)。
【0043】
そして、オーバーレイデータが作成されたらアプリケーションからの印刷データを作成し、オーバーレイデータと合わせて1ジョブとしてプリント処理を行い(7)、処理を終了する。
【0044】
図6,図7は、本実施形態に係る印刷システムの具体的構築例を説明するブロック図であり、本例では、印刷データを生成するクライアント600には各々ローカル接続、ネットワーク直結、サーバ603,605経由で接続されたプリンタ601,602,604,606のフォームデータを利用して印刷を行う事を示してある。なお、図2と同一のものには同一の符号を付してある。
【0045】
特に、図7は、Webサーバを利用してフォームデータが使えるかの検索を行っている事を示している。
【0046】
図7において、701はWebサーバサービスで、クライアント600においてWebサーバサービス処理(ディレクトリサービス処理を含む)を実行する。702,703はWebサーバサービスで、サーバ702,703でWebサーバサービス処理を実行する。
【0047】
なお、上記実施形態では、各プリンタサーバ(クライアント600も含めてサーバと呼ぶものとする)毎にWebサーバを立ち上げて説明しているが、Webサーバはある1台(またはローカルだけにWeb情報等を持っても良い)に限定し、各プリンタサーバから情報をもらって、一元管理するように構成してもよい。
【0048】
また、Webサーバを利用してフォームデータを公開するのではなく、データベースサーバや、メッセージサーバ等の利用によってこれらを実現するのも可能である。
【0049】
以下、図8に示すメモリマップを参照して本発明に係る印刷制御装置,データ処理装置を適用可能な印刷システムで読み出し可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
【0050】
図8は、本発明に係る印刷制御装置,データ処理装置を適用可能な印刷システムで読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
【0051】
なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0052】
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、各種プログラムをコンピュータにインストールするためのプログラムや、インストールするプログラムが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
【0053】
本実施形態における図4,図5に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
【0054】
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
【0055】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0056】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピーディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM等を用いることができる。
【0057】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0058】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0059】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、複数の印刷装置を利用可能なネットワークプリンティング環境の下で、いずれかの印刷装置に登録されたフォームデータを利用してフォームオーバーレイ印刷を行う際に、フォームオーバーレイ機能を有する印刷装置候補を速やかに特定し、印刷データとフォームオーバーレイ印刷指定を行うだけで、ユーザが意図するフォームデータを利用したフォームオーバーレイ印刷処理を効率良く行えるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る印刷制御装置,データ処理装置を適用可能な印刷システムの構成を説明するブロック図である。
【図2】図1に示した印刷システムにおけるソフトウエアのモジュール資源の構成を説明するブロック図である。
【図3】図1に示したRAM上のメモリマップの一例を示す図である。
【図4】本実施形態に係るデータ処理装置における第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図5】本実施形態に係るデータ処理装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図6】本実施形態に係る印刷システムの具体的構築例を説明するブロック図である。
【図7】本実施形態に係る印刷システムの具体的構築例を説明するブロック図である。
【図8】本発明に係る印刷制御装置,データ処理装置を適用可能な印刷システムで読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
【符号の説明】
1 CPU
2 RAM
3 ROM
12 CPU
13 ROM
19 RAM
1500 プリンタ
3000 ホストコンピュータ
Claims (5)
- フォームオーバーレイ機能を有する印刷装置を含む複数の印刷装置と通信可能であり、印刷装置に適した印刷データを生成するプリンタドライバを有する印刷制御装置であって、
アプリケーションから印刷命令が発行されプリンタドライバが呼び出された際に、フォームデータを使用することが指定されているか判定する判定手段と、
フォームデータを使用すると判定した場合に、使用するフォームデータが登録されている印刷装置を検索する第1検索手段と、
前記第1検索手段により使用するフォームデータが登録されている印刷装置が検索された場合、プリンタドライバを用いて、フォームデータを使用することの通知と、当該検索された印刷装置に適した印刷データの生成を行う第1生成手段と、
前記第1検索手段により使用するフォームデータが登録されている印刷装置が検索されない場合、プリンタドライバを用いて、フォームオーバーレイデータと印刷データとを合わせて1つの印刷ジョブを生成する第2生成手段と、
を有することを特徴とする印刷制御装置。 - 前記第1検索手段により使用するフォームデータが登録されている印刷装置が検索されない場合、ウェブサーバからフォーム登録が使用可能な印刷装置があるか検索する第2検索手段と、
前記第2検索手段によりウェブサーバからフォーム登録が使用可能な印刷装置があると検索された場合に、必要なフォームデータを当該印刷装置に登録する登録手段とを更に有することを特徴とする請求項1記載の印刷制御装置。 - フォームオーバーレイ機能を有する印刷装置を含む複数の印刷装置と通信可能であり、印刷装置に適した印刷データを生成するプリンタドライバを有する印刷制御装置のデータ処理方法であって、
アプリケーションから印刷命令が発行されプリンタドライバが呼び出された際に、フォームデータを使用することが指定されているか判定する判定ステップと、
フォームデータを使用すると判定した場合に、使用するフォームデータが登録されている印刷装置を検索する第1検索ステップと、
前記第1検索ステップにより使用するフォームデータが登録されている印刷装置が検索された場合、プリンタドライバを用いて、フォームデータを使用することの通知と、当該検索された印刷装置に適した印刷データの生成を行う第1生成ステップと、
前記第1検索ステップにより使用するフォームデータが登録されている印刷装置が検索されない場合、プリンタドライバを用いて、フォームオーバーレイデータと印刷データとを合わせて1つの印刷ジョブを生成する第2生成ステップと、
を有することを特徴とするデータ処理方法。 - 前記第1検索ステップにより使用するフォームデータが登録されている印刷装置が検索されない場合、ウェブサーバからフォーム登録が使用可能な印刷装置があるか検索する第2検索ステップと、
前記第2検索ステップによりウェブサーバからフォーム登録が使用可能な印刷装置があると検索された場合に、必要なフォームデータを当該印刷装置に登録する登録ステップとを更に有することを特徴とする請求項3記載のデータ処理方法。 - 請求項3または4記載のデータ処理方法を実行させるためのプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28001298A JP3715799B2 (ja) | 1998-10-01 | 1998-10-01 | 印刷制御装置および印刷制御装置のデータ処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28001298A JP3715799B2 (ja) | 1998-10-01 | 1998-10-01 | 印刷制御装置および印刷制御装置のデータ処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000112697A JP2000112697A (ja) | 2000-04-21 |
JP3715799B2 true JP3715799B2 (ja) | 2005-11-16 |
Family
ID=17619081
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28001298A Expired - Fee Related JP3715799B2 (ja) | 1998-10-01 | 1998-10-01 | 印刷制御装置および印刷制御装置のデータ処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3715799B2 (ja) |
-
1998
- 1998-10-01 JP JP28001298A patent/JP3715799B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000112697A (ja) | 2000-04-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4077996B2 (ja) | データ処理装置およびデータ処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体 | |
JP2004326601A (ja) | 印刷制御装置、ユーザーインターフェイス、印刷制御方法、コンピュータプログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 | |
JP2006215725A (ja) | 印刷システムおよびプリンタ管理方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラム | |
JP3907228B2 (ja) | 情報処理装置およびデータ処理方法 | |
JPH11134140A (ja) | データ処理装置および印刷制御装置およびデータ処理装置のデータ処理方法および印刷制御装置のデータ処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体 | |
JP3715799B2 (ja) | 印刷制御装置および印刷制御装置のデータ処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体 | |
JP2001043051A (ja) | 情報処理装置及びその制御方法及び記憶媒体 | |
JPH10187380A (ja) | 印刷制御装置および印刷制御方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体 | |
JP2005050060A (ja) | プッシュ型インストールシステム、情報処理装置、プッシュ型インストール方法およびプログラム | |
JPH09269879A (ja) | 情報処理装置並びにプリントサーバ装置およびプリントサーバ装置のデータ処理方法並びに情報処理装置のデータ処理方法およびコンピュータで読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体 | |
JP2004110337A (ja) | 画像形成方法、画像形成システム、クライアント端末、サーバ装置、プログラム、記憶媒体 | |
JPH10187565A (ja) | データ処理装置およびデータ処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体 | |
JP2003058357A (ja) | 情報処理装置およびリソースファイル作成方法および記憶媒体およびプログラム | |
JP3495900B2 (ja) | サーバ装置およびサーバ装置の文字処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体 | |
JPH11348380A (ja) | 画像出力装置および方法、画像処理装置および方法、並びに記憶媒体 | |
JPH10187390A (ja) | 情報処理装置および情報処理装置のデータ処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体 | |
JP3209858B2 (ja) | 印刷制御装置および印刷制御方法 | |
JP2009289121A (ja) | 情報処理装置、出力装置、出力処理方法、及びプログラム | |
JP2002091957A (ja) | 編集装置および編集プログラム記憶媒体 | |
JP2001282476A (ja) | データ処理装置およびプリンタ制御装置およびデータ処理方法および記憶媒体 | |
JPH11191044A (ja) | データ処理装置およびデータ処理装置のデータ処理方法および印刷制御装置および印刷制御装置のデータ処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体 | |
JPH1120241A (ja) | 印刷制御装置および印刷制御方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体 | |
JP2000155657A (ja) | データ処理装置およびデータ処理装置のドライバ処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体 | |
JP2000112698A (ja) | データ処理装置およびデータ処理装置のデータ取得方法および印刷制御装置および印刷制御装置のデータ取得方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体 | |
JPH10114113A (ja) | 印刷装置および印刷制御方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041224 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050208 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050411 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050823 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050826 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090902 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090902 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100902 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110902 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110902 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120902 Year of fee payment: 7 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |