JPH09179700A - 印刷装置、印刷方法、印刷システムおよび情報処理装置 - Google Patents

印刷装置、印刷方法、印刷システムおよび情報処理装置

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JPH09179700A
JPH09179700A JP7349431A JP34943195A JPH09179700A JP H09179700 A JPH09179700 A JP H09179700A JP 7349431 A JP7349431 A JP 7349431A JP 34943195 A JP34943195 A JP 34943195A JP H09179700 A JPH09179700 A JP H09179700A
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JP
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printing
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JP7349431A
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English (en)
Inventor
Takuto Harada
琢人 原田
Kazuhide Hasegawa
一英 長谷川
Isao Migishima
功 右島
Shoji Koike
尚司 小池
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フラッシュROMを有効に利用して印字効率
を高めた印刷装置を提供する。 【解決手段】 プリンタ制御システムは、ホストコンピ
ュータ3000およびプリンタ1000を有し、プリン
タ1000は、ジョブ切替部100、一時記憶部10
4、フラッシュROM103などを有する。ホストコン
ピュータ3000からジョブ切替制御データが入力さ
れ、ジョブ切替処理が開始されると、一時記憶部104
に記憶されたデータがあるかどうかを確認する。データ
があり、フラッシュROM103の現在実行中のエミュ
レーションの記憶領域に空き領域がある場合、一時記憶
部104のデータをフラッシュROM103に退避させ
る。フラッシュROM103において切り替えようとし
ているエミュレーションの記憶領域に退避されているデ
ータがあるか否かを確認し、退避データがある場合、フ
ラッシュROM103のデータを一時記憶部104に復
帰する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、双方向性インターフェースを介し
てホストコンピュータに接続される印刷装置としてフラ
ッシュROMを搭載したものが知られている。この印刷
装置はフラッシュROMをオーバレイなどの登録データ
の記憶領域として使用する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の印刷装置では、フラッシュROMの使用頻度が比較
的少なく、フラッシュROMを有効に利用していなかっ
た。
【0004】そこで、本発明は、フラッシュROMを有
効に利用して印字効率を高めた印刷装置を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に係る印刷装置は、情報処理装置
からのコマンドによりジョブを切り替える切替手段と、
該ジョブの切替時に記憶内容が消去され、前記情報処理
装置からの登録データを記憶する一時記憶手段と、前記
ジョブの切替時に記憶内容が消去されない外部記憶手段
とを備えた印刷装置において、前記ジョブの切替時に前
記一時記憶手段に記憶された登録データを前記外部記憶
手段に退避させる退避手段を備える。
【0006】請求項2に係る印刷装置は、情報処理装置
から送られるデータにしたがって印字を行う印刷装置に
おいて、前記情報処理装置から送られる登録データを識
別する識別手段と、該識別された登録データを記憶する
一時記憶手段と、該記憶される登録データの登録順番を
記憶する登録順番記憶手段と、前記一時記憶手段より応
答速度が遅い不揮発性メモリからなる外部記憶手段とを
備え、前記一時記憶手段に空き容量がない場合、前記登
録順番にしたがって既に記憶されている登録データを前
記外部記憶手段に移動し、該移動により空いた記憶領域
に登録データを記憶することを特徴とする。
【0007】請求項3に係る印刷装置は、情報処理装置
からのコマンドによりジョブを切り替える切替手段と、
前記情報処理装置からダウンロードにより登録データを
記憶する一時記憶手段と、不揮発性メモリからなる不揮
発性記憶手段とを備えた印刷装置において、前記ダウン
ロードに際して前記一時記憶手段に空き容量がない場
合、該一時記憶手段に記憶されている登録データを容量
の大きい順に前記不揮発性記憶手段に退避させる退避手
段と、前記ジョブの終了時に前記不揮発性記憶手段の記
憶内容を消去する消去手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0008】請求項4に係る印刷装置は、情報処理装置
からのコマンドによりジョブを切り替える切替手段と、
前記情報処理装置からダウンロードにより登録データを
記憶する一時記憶手段と、書換可能な不揮発性メモリか
らなる不揮発性記憶手段とを備えた印刷装置において、
前記登録データを前記一時記憶手段に優先させて前記不
揮発性記憶手段に記憶する優先記憶手段と、前記ジョブ
の終了時に前記不揮発性記憶手段の記憶内容を消去する
消去手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】請求項5に係る印刷システムは、情報処理
装置および印刷装置を備え、前記情報処理装置から送ら
れる印字データにしたがって前記印刷装置が印字を行う
印刷システムにおいて、前記情報処理装置は、印字動作
前に印字に使用するフォントデータを送信する送信手段
を備え、前記印刷装置は、ダウンロードにより記憶する
前記フォントデータと前記印字データとを判別する判別
手段と、該判別されたフォントデータを前記不揮発性メ
モリに記憶する不揮発性記憶手段とを備えたことを特徴
とする。
【0010】請求項6に係る印刷装置は、情報処理装置
からのコマンドによりジョブを切り替える切替手段と、
前記情報処理装置からダウンロードにより登録データを
記憶する一時記憶手段と、書換可能な不揮発性メモリか
らなる不揮発性記憶手段とを備えた印刷装置において、
前記不揮発性記憶手段に登録データを記憶する機能を有
効に設定する設定手段と、該有効に設定された場合、前
記登録データを前記一時記憶手段に優先させて前記不揮
発性記憶手段に記憶する優先記憶手段と、前記ジョブの
終了時に前記不揮発性記憶手段の記憶内容を消去する消
去手段とを備えたことを特徴とする。
【0011】請求項7に係る印刷方法は、情報処理装置
からのコマンドによりジョブを切り替え、該ジョブの切
替時に記憶内容が消去される一時記憶手段に前記情報処
理装置からの登録データを記憶し、該記憶された登録デ
ータを使用して印字を行う印刷方法において、前記ジョ
ブが切り替えられる場合、前記一時記憶手段に記憶され
た登録データを、前記ジョブの切替時に記憶内容が消去
されない外部記憶手段に退避させることを特徴とする。
【0012】請求項8に係る印刷システムは、情報処理
装置および印刷装置を備え、該印刷装置は、前記情報処
理装置からのコマンドによりジョブを切り替える切替手
段と、該ジョブの切替時に記憶内容が消去され、前記情
報処理装置からの登録データを記憶する一時記憶手段と
を備えた印刷システムにおいて、前記印刷装置は前記ジ
ョブの切替時に記憶内容が消去されない外部記憶手段
と、前記ジョブが切り替えられるときに前記一時記憶手
段に記憶された登録データを前記外部記憶手段に退避さ
せる退避手段とを備えたことを特徴とする。
【0013】請求項9に係る情報処理装置は、印刷装置
にジョブを切り替えるコマンドを送信し、該ジョブの切
替時に記憶内容が消去される前記印刷装置の一時記憶手
段に記憶される登録データを送信する情報処理装置にお
いて、前記印刷装置は、前記ジョブが切り替えられる場
合、前記一時記憶手段に記憶された登録データをジョブ
の切替時に記憶内容が消去されない外部記憶手段に退避
させることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の印刷装置の実施の形態に
ついて説明する。本実施の形態の印刷装置は、レーザビ
ームプリンタ(LBP)あるいはインクジェットプリン
タに適用される。始めに、レーザビームプリンタおよび
インクジェットプリンタの一般的な機能について説明す
る。尚、レーザビームプリンタ、インクジェットプリン
タに限らず、その他のプリンタでもよいことはいうまで
もない。
【0015】[第1の実施の形態]図1はレーザビーム
プリンタの構成を示す断面図である。図において、10
00はLBP本体であり、外部に接続されているホスト
コンピュータから供給される印刷情報(文字コード等)
やフォーム情報あるいはマクロ命令等を入力して記憶す
るとともに、それらの惰報に従って対応する文字パター
ンやフォームパターン等を作成し、記録媒体である記録
紙等に像を形成する。1012は操作スイッチおよびL
ED表示器等が配されている操作パネル、1001はL
BP全体の制御およびホストコンピュータから供給され
る文字情報等を解析するプリンタ制御ユニットである。
【0016】プリンタ制御ユニット1001は、主に文
字情報を対応する文字パターンのビデオ信号に変換して
レーザドライバ1002に出力する。レーザドライバ1
002は半導体レーザ1003を駆動するための回路で
あり、入力されたビデオ信号に応じて半導体レーザ10
03から発射されるレーザ光1004のオンオフを切り
替える。レーザ光1004は回転多面鏡1005で左右
方向に振らされて静電ドラム1006上を走査し露光す
る。これにより、静電ドラム1006上には文字パター
ンの静電潜像が形成されることになる。静電潜像は静電
ドラム1006周囲に配設された現像ユニット1007
により現像された後、記録紙に転写される。
【0017】記録紙にはカットシート記録紙が用いられ
る。カットシート記録紙はLBP1000に装着された
用紙カセット1008に収納され、給紙ローラ1009
および搬送ローラ1010、1011により、装置内に
取り込まれて、静電ドラム1006に供給される。ま
た、LBP本体1000は、図示しないカードスロット
を少なくとも1個以上備え、内蔵フォントに加えてオプ
ションフォントカード、言語系の異なる制御カード(エ
ミュレーションカード)を接続できるように構成されて
いる。
【0018】図2はレーザビームプリンタを用いたプリ
ンタ制御システムの構成を示すブロック図である。図に
おいて、3000はホストコンピュータで、ROM3の
プログラム用ROMに記憶された文書処理プログラム等
に基づいて図形、イメージ、文字、表(表計算等を含
む)等が混在した文書処理を実行するCPU1を備え、
システムバス4に接続される各デバイスをCPU1が総
括的に制御する。
【0019】また、ROM3のプログラム用ROMに
は、CPU1の制御プログラム等を記憶し、ROM3の
フォント用ROMには上記文書処理の際に使用するフォ
ントデータ等を記憶し、ROM3のデータ用ROMは上
記文書処理等を行う際に使用する各種データを記憶す
る。2はRAMであり、CPU1の主メモリ、ワークエ
リア等として機能する。
【0020】5はキーボードコントローラ(KBC)
で、キーボード9や図示しないポインティングデバイス
からのキー入力を制御する。6はCRTコントローラ
(CRTC)で、CRTディスプレイ(CRT)10の
表示を制御する。7はメモリコントローラ(MC)で、
ブートプログラム、種々のアプリケーション、フォント
データ、ユーザファイル、編集ファイル等を記憶するハ
ードディスク(HD)、フロッピーディスク(FD)等
の外部メモリ11とのアクセスを制御する。
【0021】8はプリンタコントローラ(PRTC)
で、所定の双方向性インタフェース(インターフェー
ス)21を介してプリンタ1500に接続されて、プリ
ンタ1000との通信制御処理を実行する。なお、CP
U1は、例えばRAM2上に設定された表示情報RAM
へのアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理
を実行し、CRT10上でのWYSIWYGを可能とし
ている。また、CPU1は、CRT10上の図示しない
マウスカーソル等で指示されたコマンドに基づいて登録
された種々のウインドウを開き、種々のデータ処理を実
行する。
【0022】プリンタ1000において、12はプリン
タCPUで、ROM13のプログラム用ROMに記憶さ
れた制御プログラム等あるいは外部メモリ14に記憶さ
れた制御プログラム等に基づいてシステムバス15に接
続される各種のデバイスとのアクセスを総括的に制御
し、印刷部インタフェース16を介して接続される印刷
部(プリンタエンジン)17に出力情報としての画像信
号を出力する。
【0023】また、このROM13のプログラムROM
には、CPU12の制御プログラム等を記憶する。RO
M13のフォント用ROMには上記出力情報を生成する
際に使用するフォントデータ等を記憶し、ROM13の
データ用ROMにはハードディスク等の外部メモリ14
が無いプリンタの場合、ホストコンピュータ上で利用さ
れる情報等を記憶している。
【0024】CPU12は入力部18を介してホストコ
ンピュータとの通信処理が可能となっており、プリンタ
内の情報等をホストコンピュータ3000に通知する。
19はCPU12の主メモリ、ワークエリア等として機
能するRAMで、図示しない増設ポートに接続されるオ
プションRAMによりメモリ容量を拡張することができ
るように構成されている。なお、RAM19は出力情報
展開領域、環境データ格納領域、NVRAM等に用いら
れる。前述したハードディスク(HD)、ICカード等
の外部メモリ14は、メモリコントローラ(MC)20
によりアクセス制御される。外部メモリ14は、オプシ
ョンとして接続され、フォントデータ、エミュレーショ
ンプログラム、フォームデータ等を記憶する。
【0025】また、入力部18は前述した操作パネルで
操作のためのスイッチおよびLED表示器等が配されて
いる。前述した外部メモリは1個に限らず、内蔵フォン
トに加えてオプションフォントカードや言語系の異なる
プリンタ制御言語を解釈するプログラムを格納した外部
メモリを複数接続できるように構成しても良い。さら
に、図示しないNVRAMを有し、操作パネル1012
からのプリンタモード設定惰報を記憶するようにしても
良い。
【0026】つぎに、プリンタ制御システムにおいて、
ジョブの切替時にRAMに一時記憶されている内容をフ
ラッシュROMに退避させる処理について説明する。
【0027】図3はプリンタ制御システムの機能的構成
を示すブロック図である。図において、100はホスト
コンピュータ3000からの制御データによりジョブの
切り替えを行うジョブ切替部である。101はホストコ
ンピュータ3000からの印字データを展開する展開部
である。102は展開部101で展開されたデータをビ
ットマップに変換する描画部である。描画部102で変
換されたビットマップはプリンタ1000に送られ、用
紙上に印字される。
【0028】104はホストコンピュータ3000から
の登録データを記憶したり、ホストコンピュータ300
0からの文字データを展開した文字パターンのフォント
キャッシュ領域として使われる一時記憶部である。
【0029】103は一時記憶部104に記憶された内
容の退避に使われるフラッシュROMである。図4はフ
ラッシュROMの内部構造を示す説明図である。図にお
いて、201はフラッシュROM全体の管理情報を記憶
しておく管理領域である。202、203、204はそ
れぞれ搭載されたエミュレーション毎の退避領域であ
る。
【0030】図5はジョブの切替時にRAMに一時記憶
されている内容をフラッシュROMに退避させる処理手
順を示すフローチャートである。ホストコンピュータ3
000からジョブ切替制御データが入力され、ジョブ切
替処理が開始されると、一時記憶部104に記憶された
データがあるかどうかを確認する(ステップS10
1)。
【0031】データがある場合、フラッシュROM10
3の現在実行中のエミュレーションの記憶領域に空きが
あるか否かを確認する(ステップS102)。フラッシ
ュROM103に空き領域がある場合、一時記憶部10
4のデータをフラッシュROM103に退避させる(ス
テップS103)。ステップS101において一時記憶
データがない場合、またはステップS102においてフ
ラッシュROM103に空き領域がない場合、データの
退避処理を行わない。
【0032】そして、フラッシュROM103において
切り替えようとしているエミュレーションの記憶領域に
退避されているデータがあるか否かを確認する(ステッ
プS104)。退避データがある場合、フラッシュRO
M103のデータを一時記憶部104に復帰して(ステ
ップS105)処理を終了する。
【0033】[第2の実施の形態]つぎに、第2の実施
の形態におけるプリンタ制御システムについて説明す
る。本実施の形態では、一時記憶部の容量がオーバーす
る場合、先に登録されたフォントデータをフラッシュR
OMに退避させる。図6は第2の実施の形態におけるプ
リンタ制御システムの構成を示すブロック図である。図
において601は印刷装置、602は印刷装置に印刷デ
ータや登録データを送信するホストコンピュータであ
る。
【0034】603はホストコンピュータ602から情
報を受け取る入力部、604は印刷装置全体を制御する
制御部、605はホストコンピュータ602から入力さ
れた情報のPDLの解析を行い具体的な処理手順に解釈
するPDL解析部、606は描画イメージを記憶してお
く画像バッファ、607は実際に印刷を行う印刷部、6
08は不揮発性の外部記憶装置であるフラッシュROM
である。
【0035】609は一時記憶部612に登録される登
録データの登録された順番を記憶しておく登録順記憶
部、610は一時記憶部612の未使用の容量を記憶し
ておく一時記憶装置空き容量記憶部、611はフラッシ
ュROMの未使用の容量を記憶しておくフラッシュRO
M空き容量記憶部である。
【0036】611はフォントデータなどを一時記憶し
ておく一時記憶部、613は印刷装置601の各構成要
素を結ぶシステムバスである。本実施の形態では、フラ
ッシュROM608よりも一時記憶部612の方がメモ
リーアクセスタイムが早い。また、一時記憶部612よ
りもフラッシュROM608の方が記憶容量が多い。図
9は一時記憶部612とフラッシュROM608の記憶
容量を示す説明図である。
【0037】図7はフォントの登録処理手順を示すフロ
ーチャートである。図8はフォントの登録データを示す
説明図である。801は文字のデータ量を示し、802
は登録する文字のフォントデータである。803は文字
のデータ量を示し、804は登録する文字のフォントデ
ータである。
【0038】図9において、901は一時記憶部空き容
量記憶部610に記憶されている内容、902はフラッ
シュROM空き容量記憶部611に記憶されている内
容、903はフォントデータ容量801、フォントデー
タ802を登録した後に更新された一時記憶部空き容量
記憶部610に記憶されている内容を示す。
【0039】図10はフォントデータを使用して印刷出
力を行った結果を示す説明図である。図において、10
01はフォントデータ802を使用して印刷出力を行っ
た場合を示し、1002はフォントデータ804を使用
して印刷出力を行った場合を示す。
【0040】図11はホストコンピュータ602から送
られるコマンドデータを示す説明図である。図12は登
録順記憶部609に記憶されている内容を示す説明図で
ある。
【0041】まず、ホストコンピュータ602から印刷
装置601に送られたデータは入力部603に入力され
る。入力されたデータは制御部604によりPDL解析
部605でデータの内容が解析される。その内容が符号
1101で示すフォント登録命令1である場合、フォン
ト登録処理が開始される(ステップS701)。
【0042】一時記憶部空き容量901とフォントのデ
ータ量とを比較し、一時記憶部612にフォントが登録
可能であるか否かを判断する(ステップS702)。フ
ォント登録命令1のデータ量が符号801に示すように
100バイトである場合、一時記憶部空き容量901は
200バイトであるので、一時記憶部612に登録可能
であると判断される。
【0043】フォントデータ801、802は一時記憶
部612内部に記憶される(ステップS703)。一時
記憶部空き容量記憶部610の内容901が更新され
(ステップS704)、903に示すように100バイ
トになる。フォント登録命令1の登録処理を登録順記憶
部609に記憶する(ステップ705)。これによっ
て、登録順記憶部609の内容は符号1201に示すよ
うに更新される。入力データ1101のフォント登録命
令1の登録処理を終了する。
【0044】制御部604は次のデータをPDL解析部
605で解析し、入力データ1102であるフォント印
字命令1にしたがって入力データ1101で登録された
フォントを印字するために一時記憶部612からフォン
トデータ802を取り出し、画像バッファ606に格納
する。制御部604はPDL解析部605で次の入力デ
ータ1103を解析する。入力データ1103が排紙命
令であるので、画像バッファ606の内容を印刷部60
7に送って印刷を行う。このようにして印刷出力された
結果が1001である。
【0045】制御部604は次の入力データ1104を
PDL解析部605で解析する。入力データ1104は
フォント登録命令2であるので、入力データ1101と
同様に、前述のステップS702において一時記憶部6
12に登録可能であるか否かを判断する。
【0046】入力データ1104としてのフォント登録
命令2では、符号803に示すフォントデータ容量とフ
ォントデータ804である。一時記憶部空き容量903
が100バイトであり、フォントデータ容量803が1
20バイトであるので、一時記憶部612への登録は不
可能である。したがって、ステップS707の処理に移
行する。ステップS707では、先に登録されたフォン
トデータが外部記憶装置であるフラッシュROM608
に移動可能であるか否かを判断する。この時点で登録さ
れいているフォントデータはフォント登録命令1によっ
て登録されたものだけである。
【0047】フォント登録命令1のフォントデータ量を
一時記憶部612から読み出す。データ量は符号801
に示すように100バイト、フラッシュROM608の
空き容量は902に示すように300バイトなので、フ
ォント登録命令1によって登録されたフォントデータを
フラッシュROM608に移動することが可能であるの
で、符号801のフォントデータ量とフォントデータ8
02を一時記憶部612からフラッシュROM608に
移動する(ステップS708)。フラッシュROM空き
容量記憶部611の内容を更新する(ステップS70
9)。フォント登録命令2にしたがって符号803で示
すフォントデータ量とフォントデータ804を一時記憶
部612に記憶する(ステップS710)。
【0048】一時記憶部空き容量記憶部610の内容を
フォント登録命令1と同様に更新する(ステップS71
1)。登録順記憶部609の内容をフォント登録命令1
と同様に更新し(ステップS712)、フォント登録命
令2の登録処理は終了する。
【0049】制御部604は次の入力データ1105を
PDL解析部605で解析し、入力データ1105のフ
ォント印字命令2にしたがって入力データ1104で登
録されたフォントを印字するために一時記憶部612か
らフォントデータ804を取り出し、画像バッファ60
6に格納する。
【0050】このように、フォントの登録処理と登録し
たフォントの文字をそのページで印字する処理とが最も
多く行われる。
【0051】尚、一時記憶部612の空き容量が不足し
て記憶容量に余裕のあるフラッシュROM608に記憶
する場合、一時記憶部612に記憶した場合よりフォン
トデータ804を読み出す速度が低下する。通常文字は
1ページ内で複数回使用される場合が多いので、先に登
録されたフォントを一時記憶部612から読み出し、フ
ラッシュROM608に移動する処理を行って現在のぺ
ージの処理速度を向上させることができる。
【0052】制御部604はPDL解析部605で次の
入力データ1106を解析する。入力データ1106は
排紙命令であるので、入力データ1103と同様にして
印刷を行う。
【0053】図13はメモリフル処理手順を示すフロー
チャートである。まず、印刷装置1000で一時記憶部
104の空き容量が不足すると、メモリフル処理が開始
される。一時記憶部104の中のダウンロードにより登
録されたデータを全て探し(ステップS301)、見つ
からなければメモリフルエラーを表示して(ステップS
303)処理を中止する。ステップS301で、登録デ
ータが見つかった場合、フラッシュROM103に空き
領域があるか否かを調ベ(ステップS302)、最小の
登録データ以下の空き領域しかなければ、ステップS3
03に移行して処理を中止する。ステップS302で十
分な空き領域があれば、容量の大きい登録データから順
に、フラツシュROMに退避させ(ステップS30
4)、メモリフル処理を終了する。
【0054】図14はジョブ終了処理手順を示すフロー
チャートである。ホストコンピュータ602からジョブ
切替命令もしくはジョブ終了命令が印刷装置601に送
信されると、ジョブ終了処理が開始される。フラッシュ
ROM608の内部にデータが登録されているか否かを
判別し(ステップS311)、データが登録されている
とそれを全て削除する(ステップS312)。
【0055】本実施の形態におけるプリンタ制御システ
ムでは、メモリフル発生時に、ダウンロードされるデー
タを空いているフラッシュROMに退避および消去する
ことで、ユーザに意識させることなく一時記憶領域を空
けて処理を継続することが可能となる。
【0056】図15はダウンロード開始処理手順を示す
フローチャートである。ホストコンピュータ602から
ダウンロードによりデータが印刷装置601に送信され
ると、ダウンロード処理が開始される。このデータが一
時記憶部612に登録されるべき一時記憶データでない
とき(ステップS321)、指定された記憶領域の登録
処理を行なう(ステップS322)。
【0057】ステップS321で一時記憶データである
とき、かつ、フラッシュROM103にそのデータを登
録できるだけの空き容量がないとき一時記憶部612に
登録する(ステップS324)。一方、ステップS32
3で空き容量があれば、フラッシュROM103に登録
する(ステップS325)。
【0058】本実施の形態では、ダウンロードにより登
録されるデータを空いているフラッシュROMに登録し
たり消去することで、ユーザに意識させることなく、ダ
ウンロードにより登録されるデータによる一時記憶部の
占有率を低下できる。一般に印刷処理装置では一時記憶
部を多様な目的に用いるため、一時記憶部を空けること
により全体の処理効率を上げることが可能となる。
【0059】[第3の実施の形態]図16は第3の実施
の形態におけるプリンタ制御システムの構成を示すブロ
ック図である。図において、1601は編集中の印字デ
ータである。1602はプリンタドライバであり、印字
データの送信、フラッシュROM103に存在するフォ
ントの確認、フラッシュROM103の空き容量の確
認、フラッシュROM103に空き容量があってフォン
トが存在しない場合、フォントのダウンロードを行な
う。
【0060】1603はデータ判断部であり、入力デー
タが印字データであるかあるいはフラッシュROM10
3にダウンロードするフォントデータであるかどうかを
判断する。また、入力データがフラッシュROM103
の空き容量を確認するデータであるかあるいは存在フォ
ントの確認データであるかどうかを判断する。データ判
断1603は、入力データがフラッシュROM103の
空き容量を確認するデータである場合、プリンタドライ
バ1602にフラッシュROM103の空き状況を報告
する。
【0061】図17はフォントデータのダウンロード処
理手順を示すフローチャートである。ホストコンピュー
タ3000が起動すると(ステップS1701)、プリ
ンタドライバ1602はユーザが印字を行ないそうなデ
ータを編集中であるか否かを判別する(ステップS17
02)。データ編集中でない場合、データ編集状態にな
るまで待機する。
【0062】一方、データ編集中であるとき、編集中の
印字データ1601にダウンロードすべきフォント(ダ
ウンロードフォント)が存在するか否かを判別する(ス
テップS1703)。ダウンロードフォントが存在しな
い場合、ステップS1702からの処理を再開する。
【0063】ダウンロードフォントが存在する場合、フ
ォントがフラッシュROM103に存在するか否かを判
別する(ステップS1704)。フラッシュROM10
3上に既にフォントが存在するとき、印字データ送信時
にフォントをダウンロードする必要がないことを記憶
し、ステップS1702から処理を再開する。
【0064】一方、フォントが存在しないとき、フラッ
シュROM103に空き容量が存在するか否かをチェッ
クする(ステップS1705)。フラッシュROM10
3に空き容量が存在するとき、フラッシュROM103
にフォントをダウンロードする(ステップS170
6)。空き容量が存在しないとき、印字データ送信時に
ダウンロードする必要のないことを記憶し、ステップS
1702から処理を再開する。
【0065】図18は印刷処理手順を示すフローチャー
トである。プリンタ1000では、データを受信すると
(ステップS1801)、受信データが印字データであ
るか否かを判断する(ステップS1802)。印字デー
タであった場合、展開部101にデータを転送する(ス
テップS1803)。このとき、展開部101はフラッ
シュROM103にダウンロードフォントが存在するか
否かを判別し(ステップS1804)、存在する場合、
フラッシュROM103上のフォントを利用し(ステッ
プS1805)、存在しない場合は従来と同様にRAM
上のフォントを利用して、印刷する(ステップS180
6)。
【0066】ステップS1802で受信データが印字デ
ータでないと判断された場合、受信データがフラッシュ
ROM103の内容確認データであるか否かを判別する
(ステップS1807)。フラッシュROM103の内
容(具体的には、フォントの存在確認と空き容量)確認
データであった場合には、フラッシュROM103の内
容を確認し(ステップS1809)、その確認結果をプ
リンタドライバ1602に送信する(ステップS181
0)。
【0067】ステップS1807でフラッシュROM1
03の内容確認データでないと判断された場合、受信デ
ータはダウンロードフォントデータであるので、フラッ
シュROM103に受信データを格納する(ステップS
1808)。
【0068】つぎに、フラッシュROM103を一時記
憶データのために使用する機能の有効もしくは無効を示
すフラグをシステムの一部記憶部104内に設定し、ホ
ストコンピュータ3000からのコマンドで切り替える
処理について説明する。尚、フラッシュROM104自
体にそのフラグがあってよい。
【0069】ホストコンピュータ3000からダウンロ
ードデータが印刷装置1000に送信されると、ダウン
ロード処理が開始される。図19はダウンロード処理手
順を示すフローチャートである。ダウンロードデータが
一時記憶領域に登録されるべき一時記憶データでない場
合(ステップS331)、指定された記憶領域に登録す
る処理を行なう(ステップS332)。
【0070】一方、一時記憶データである場合でフラッ
シュROM103を一時記憶データのために使用するフ
ラグが無効である場合(ステップS333)、一時記憶
領域に登録する処理を行なう(ステップS334)。フ
ラグが有効である場合、フラッシュROM103の空き
容量を判断する。
【0071】一時記憶データを登録できるだけの空き容
量がない場合(ステップS335)、ステップS334
で一時記憶領域の登録処理を行ない、もし空き容量があ
る場合、フラッシュROM103に登録して(ステップ
S336)処理を終了する。
【0072】このように、通常使用している場合、フラ
ッシュROM103に対して一時記憶データの使用を有
効にしておくことで、ダウンロードデータの空いている
フラッシュROMへの登録および消去をユーザに意識さ
せることなく行ない、ダウンロードデータによる一時記
憶領域の占有率を低下できる。
【0073】また、ユーザが意識してフラッシュROM
を特殊な用途に用いたい場合、例えば複数のジョブで共
有するダウンロードデータと一時記憶データとが混在し
ている印字を行なうような場合には、フラッシュROM
を一時記憶データのための使用を無効としておくこと
で、複数のジョブで共有するダウンロードデータの記憶
領域を確保しておけるので、処理効率は多少低下しても
ダウンロードデータのメモリフルエラーを防ぐことがで
きる。
【0074】尚、本発明はLAN等のネットワークを介
して複数の機器から構成されるシステムに適用してもよ
いし、1つの機器からなる装置に適用してもよい。ま
た、本発明はシステムあるいは装置にプログラムを供給
することによって達成される場合にも適用できることは
いうまでもない。この場合、本発明を達成するためのソ
フトウェアによって表されるプログラムを格納した記憶
媒体をシステムあるいは装置に読み出すことによってそ
のシステムあるいは装置が本発明の効果を享受すること
が可能となる。
【0075】
【発明の効果】本発明の請求項1に係る印刷装置によれ
ば、切替手段によって情報処理装置からのコマンドによ
りジョブを切り替え、該ジョブの切替時に記憶内容が消
去される一時記憶手段により前記情報処理装置からの登
録データを記憶する際、退避手段により前記ジョブの切
替時に前記一時記憶手段に記憶された登録データを、記
憶内容が消去されない前記外部記憶手段に退避させるの
で、外部記憶手段にフラッシュROMを用いた場合、そ
れを有効に利用して印字効率を高めることができる。
【0076】請求項2に係る印刷装置によれば、情報処
理装置から送られるデータにしたがって印字を行う印刷
装置において、前記情報処理装置から送られる登録デー
タを識別する識別手段と、該識別された登録データを記
憶する一時記憶手段と、該記憶される登録データの登録
順番を記憶する登録順番記憶手段と、前記一時記憶手段
より応答速度が遅い不揮発性メモリからなる外部記憶手
段とを備え、前記一時記憶手段に空き容量がない場合、
前記登録順番にしたがって既に記憶されている登録デー
タを前記外部記憶手段に移動し、該移動により空いた記
憶領域に登録データを記憶するので、外部記憶手段にフ
ラッシュROMを用いた場合、それを有効に利用しつ
つ、応答速度の早い一時記憶手段に使用状況に合わせて
登録データを記憶することができ、印字効率を高めるこ
とができる。
【0077】請求項3に係る印刷装置によれば、情報処
理装置からのコマンドによりジョブを切り替える切替手
段と、前記情報処理装置からダウンロードにより登録デ
ータを記憶する一時記憶手段と、不揮発性メモリからな
る不揮発性記憶手段とを備えた印刷装置において、前記
ダウンロードに際して前記一時記憶手段に空き容量がな
い場合、該一時記憶手段に記憶されている登録データを
容量の大きい順に前記不揮発性記憶手段に退避させる退
避手段と、前記ジョブの終了時に前記不揮発性記憶手段
の記憶内容を消去する消去手段とを備えるので、一時記
憶手段の空き容量がなくなった場合でもユーザに意識さ
せることなく一時記憶手段の記憶領域を空けて処理を継
続できる。
【0078】請求項4に係る印刷装置によれば、情報処
理装置からのコマンドによりジョブを切り替える切替手
段と、前記情報処理装置からダウンロードにより登録デ
ータを記憶する一時記憶手段と、書換可能な不揮発性メ
モリからなる不揮発性記憶手段とを備えた印刷装置にお
いて、前記登録データを前記一時記憶手段に優先させて
前記不揮発性記憶手段に記憶する優先記憶手段と、前記
ジョブの終了時に前記不揮発性記憶手段の記憶内容を消
去する消去手段とを備えるので、ダウンロードにより一
時記憶手段の記憶領域の占有率を低下できる。一般に印
刷装置では一時記憶手段の記憶領域を多様な目的に使用
することからその記憶領域を空けておくことで全体の処
理効率を上げることができる。
【0079】請求項5に係る印刷システムによれば、情
報処理装置および印刷装置を備え、前記情報処理装置か
ら送られる印字データにしたがって前記印刷装置が印字
を行う印刷システムにおいて、前記情報処理装置は、印
字動作前に印字に使用するフォントデータを送信する送
信手段を備え、前記印刷装置は、ダウンロードにより記
憶する前記フォントデータと前記印字データとを判別す
る判別手段と、該判別されたフォントデータを前記不揮
発性メモリに記憶する不揮発性記憶手段とを備えるの
で、不揮発性メモリにフラッシュROMを用いた場合、
それを有効に利用して印字効率を高めることができる。
【0080】請求項6に係る印刷装置によれば、情報処
理装置からのコマンドによりジョブを切り替える切替手
段と、前記情報処理装置からダウンロードにより登録デ
ータを記憶する一時記憶手段と、書換可能な不揮発性メ
モリからなる不揮発性記憶手段とを備えた印刷装置にお
いて、前記不揮発性記憶手段に登録データを記憶する機
能を有効に設定する設定手段と、該有効に設定された場
合、前記登録データを前記一時記憶手段に優先させて前
記不揮発性記憶手段に記憶する優先記憶手段と、前記ジ
ョブの終了時に前記不揮発性記憶手段の記憶内容を消去
する消去手段とを備えるので、有効にしておくことで不
揮発性記憶手段にフラッシュROMを用いた場合、その
登録および消去をユーザに意識させることなく、ダウン
ロードによりデータの一時記憶手段の占有率を低下でき
る。また、有効でなく無効にしておくことで複数のジョ
ブで共有する不揮発性記憶手段の記憶領域を確保でき、
メモリフルエラーを防ぐことができる。
【0081】請求項7に係る印刷方法によれば、情報処
理装置からのコマンドによりジョブを切り替え、該ジョ
ブの切替時に記憶内容が消去される一時記憶手段に前記
情報処理装置からの登録データを記憶し、該記憶された
登録データを使用して印字を行う印刷方法において、前
記ジョブが切り替えられる場合、前記一時記憶手段に記
憶された登録データを、前記ジョブの切替時に記憶内容
が消去されない外部記憶手段に退避させるので、外部記
憶手段にフラッシュROMを用いた場合、それを有効に
利用して印字効率を高めることができる。
【0082】請求項8に係る印刷システムによれば、情
報処理装置および印刷装置を備え、該印刷装置は、前記
情報処理装置からのコマンドによりジョブを切り替える
切替手段と、該ジョブの切替時に記憶内容が消去され、
前記情報処理装置からの登録データを記憶する一時記憶
手段とを備えた印刷システムにおいて、前記印刷装置は
前記ジョブの切替時に記憶内容が消去されない外部記憶
手段と、前記ジョブが切り替えられるときに前記一時記
憶手段に記憶された登録データを前記外部記憶手段に退
避させる退避手段とを備えるので、外部記憶手段にフラ
ッシュROMを用いた場合、それを有効に利用して印字
効率を高めることができる。
【0083】請求項9に係る情報処理装置によれば、印
刷装置にジョブを切り替えるコマンドを送信し、該ジョ
ブの切替時に記憶内容が消去される前記印刷装置の一時
記憶手段に記憶される登録データを送信する情報処理装
置において、前記印刷装置は、前記ジョブが切り替えら
れる場合、前記一時記憶手段に記憶された登録データを
ジョブの切替時に記憶内容が消去されない外部記憶手段
に退避させるので、外部記憶手段にフラッシュROMを
用いた場合、それを有効に利用して印字効率を高めるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】レーザビームプリンタの構成を示す断面図であ
る。
【図2】レーザビームプリンタを用いたプリンタ制御シ
ステムの構成を示すブロック図である。
【図3】プリンタ制御システムの機能的構成を示すブロ
ック図である。
【図4】フラッシュROMの内部構造を示す説明図であ
る。
【図5】ジョブの切替時にRAMに一時記憶されている
内容をフラッシュROMに退避させる処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図6】第2の実施の形態におけるプリンタ制御システ
ムの構成を示すブロック図である。
【図7】フォントの登録処理手順を示すフローチャート
である。
【図8】フォントの登録データを示す説明図である。
【図9】一時記憶部612とフラッシュROM608の
記憶容量を示す説明図である。
【図10】フォントデータを使用して印刷出力を行った
結果を示す説明図である。
【図11】ホストコンピュータ602から送られるコマ
ンドデータを示す説明図である。
【図12】登録順記憶部609に記憶されている内容を
示す説明図である。
【図13】メモリフル処理手順を示すフローチャートで
ある。
【図14】ジョブ終了処理手順を示すフローチャートで
ある。
【図15】ダウンロード開始処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図16】第3の実施の形態におけるプリンタ制御シス
テムの構成を示すブロック図である。
【図17】フォントデータのダウンロード処理手順を示
すフローチャートである。
【図18】印刷処理手順を示すフローチャートである。
【図19】ダウンロード処理手順を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
100 ジョブ切替部 103、608 フラッシュROM 104、612 一時記憶部 601、1000 プリンタ 602、3000 ホストコンピュータ 609 登録順記憶部 1603 データ判断部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小池 尚司 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理装置からのコマンドによりジョ
    ブを切り替える切替手段と、 該ジョブの切替時に記憶内容が消去され、前記情報処理
    装置からの登録データを記憶する一時記憶手段と、 前記ジョブの切替時に記憶内容が消去されない外部記憶
    手段とを備えた印刷装置において、 前記ジョブの切替時に前記一時記憶手段に記憶された登
    録データを前記外部記憶手段に退避させる退避手段を備
    えたことを特徴とする印刷装置。
  2. 【請求項2】 情報処理装置から送られるデータにした
    がって印字を行う印刷装置において、 前記情報処理装置から送られる登録データを識別する識
    別手段と、 該識別された登録データを記憶する一時記憶手段と、 該記憶される登録データの登録順番を記憶する登録順番
    記憶手段と、 前記一時記憶手段より応答速度が遅い不揮発性メモリか
    らなる外部記憶手段とを備え、 前記一時記憶手段に空き容量がない場合、前記登録順番
    にしたがって既に記憶されている登録データを前記外部
    記憶手段に移動し、該移動により空いた記憶領域に登録
    データを記憶することを特徴とする印刷装置。
  3. 【請求項3】 情報処理装置からのコマンドによりジョ
    ブを切り替える切替手段と、 前記情報処理装置からダウンロードにより登録データを
    記憶する一時記憶手段と、 不揮発性メモリからなる不揮発性記憶手段とを備えた印
    刷装置において、 前記ダウンロードに際して前記一時記憶手段に空き容量
    がない場合、該一時記憶手段に記憶されている登録デー
    タを容量の大きい順に前記不揮発性記憶手段に退避させ
    る退避手段と、 前記ジョブの終了時に前記不揮発性記憶手段の記憶内容
    を消去する消去手段とを備えたことを特徴とする印刷装
    置。
  4. 【請求項4】 情報処理装置からのコマンドによりジョ
    ブを切り替える切替手段と、 前記情報処理装置からダウンロードにより登録データを
    記憶する一時記憶手段と、 書換可能な不揮発性メモリからなる不揮発性記憶手段と
    を備えた印刷装置において、 前記登録データを前記一時記憶手段に優先させて前記不
    揮発性記憶手段に記憶する優先記憶手段と、 前記ジョブの終了時に前記不揮発性記憶手段の記憶内容
    を消去する消去手段とを備えたことを特徴とする印刷装
    置。
  5. 【請求項5】 情報処理装置および印刷装置を備え、 前記情報処理装置から送られる印字データにしたがって
    前記印刷装置が印字を行う印刷システムにおいて、 前記情報処理装置は、印字動作前に印字に使用するフォ
    ントデータを送信する送信手段を備え、 前記印刷装置は、 ダウンロードにより記憶する前記フォントデータと前記
    印字データとを判別する判別手段と、 該判別されたフォントデータを前記不揮発性メモリに記
    憶する不揮発性記憶手段とを備えたことを特徴とする印
    刷システム。
  6. 【請求項6】 情報処理装置からのコマンドによりジョ
    ブを切り替える切替手段と、 前記情報処理装置からダウンロードにより登録データを
    記憶する一時記憶手段と、 書換可能な不揮発性メモリからなる不揮発性記憶手段と
    を備えた印刷装置において、 前記不揮発性記憶手段に登録データを記憶する機能を有
    効に設定する設定手段と、 該有効に設定された場合、前記登録データを前記一時記
    憶手段に優先させて前記不揮発性記憶手段に記憶する優
    先記憶手段と、 前記ジョブの終了時に前記不揮発性記憶手段の記憶内容
    を消去する消去手段とを備えたことを特徴とする印刷装
    置。
  7. 【請求項7】 情報処理装置からのコマンドによりジョ
    ブを切り替え、 該ジョブの切替時に記憶内容が消去される一時記憶手段
    に前記情報処理装置からの登録データを記憶し、 該記憶された登録データを使用して印字を行う印刷方法
    において、 前記ジョブが切り替えられる場合、前記一時記憶手段に
    記憶された登録データを、前記ジョブの切替時に記憶内
    容が消去されない外部記憶手段に退避させることを特徴
    とする印刷方法。
  8. 【請求項8】 情報処理装置および印刷装置を備え、 該印刷装置は、前記情報処理装置からのコマンドにより
    ジョブを切り替える切替手段と、該ジョブの切替時に記
    憶内容が消去され、前記情報処理装置からの登録データ
    を記憶する一時記憶手段とを備えた印刷システムにおい
    て、 前記印刷装置は、 前記ジョブの切替時に記憶内容が消去されない外部記憶
    手段と、 前記ジョブが切り替えられるときに前記一時記憶手段に
    記憶された登録データを前記外部記憶手段に退避させる
    退避手段とを備えたことを特徴とする印刷システム。
  9. 【請求項9】 印刷装置にジョブを切り替えるコマンド
    を送信し、 該ジョブの切替時に記憶内容が消去される前記印刷装置
    の一時記憶手段に記憶される登録データを送信する情報
    処理装置において、 前記印刷装置は、前記ジョブが切り替えられる場合、前
    記一時記憶手段に記憶された登録データをジョブの切替
    時に記憶内容が消去されない外部記憶手段に退避させる
    ことを特徴とする情報処理装置。
JP7349431A 1995-12-22 1995-12-22 印刷装置、印刷方法、印刷システムおよび情報処理装置 Pending JPH09179700A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11272576A (ja) * 1998-03-20 1999-10-08 Canon Inc 電子文書作成装置及びネットワークシステム並びに電子文書転送制御方法
JP2008167224A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Sharp Corp 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、および画像処理プログラム

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