JP3566497B2 - 印刷システムおよび情報処理装置および印刷制御方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、析部を備える印刷装置と通信可能な情報処理装置および印刷制御方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、コンピュータはLAN(ローカルエリアネットワーク)によって相互接続されており、ページプリンタなど多様な周辺機器群においてもLAN接続が可能となっている。
【0003】
LANは一つのユーザグループとしてコンピュータや周辺機器の共用使用,データ転送を可能としており、ファイルサーバ,プリントサーバを含むコンピュータ群により構成され、各コンピュータに搭載されるネットワークオペレーティングシステムの機能としてデータやファイルの転送,共有,プリンタの共有を行う各種プロトコルに対応している。
【0004】
また、各コンピュータ上で動作するユーザアプリケーションには、文書作成ソフト,表計算ソフトなど様々なものがある。それらのアプリケーションを使用して作成されたデータは、オペレーティングシステムの一機能としてプリンタドライバソフトウエアにより、プリンタ制御言語であるPDL(Printer Description Language)データに変換された後、印刷ジョブとしてプリントスプーラに一時格納され、プリンタに送出するように構成されていることが多い。
【0005】
さらに、オペレーティングシステムによっては、特定のデータフォーマットに変換された印刷ファイルとしてプリントスプーラに転送された後、プリントスプーラ内でプリンタドライバソフトウエアにより、印刷ジョブを生成しプリントスプーラに再格納されることもある。
【0006】
また、印刷ジョブはPDLデータだけで構成されるのではなく、オペレーティングシステムによっては印刷データをラスタビットマップ形式として生成することもできるようになっている場合がある。
【0007】
さらに、プリンタドライバソフトウエアによって生成された印刷ジョブは、ネットワーク接続されたプリントサーバ内のプリンタスプーラに転送された後、プリンタに送信されるように構成される場合もある。
【0008】
このようにして生成された印刷ジョブが、プリントスプーラからプリンタに転送されると、プリンタは受信した印刷データを順次PDL解析部などにより解析し、印刷すべきラスタビットマップ画像を生成して印刷処理を行うように構成されている。
【0009】
この際、印刷ジョブは、1つまたは複数の文書ファイルから生成され、1つの印刷文書を構成する単位であり、通常ジョブ開始命令とジョブ終了命令によって区切られている。また、ジョブ内のページ生成のための情報はジョブ内でのみ利用されるが、あらかじめ印刷装置内に登録格納している外字やフォームオーバレイなど格納データを利用して画像を生成する場合もある。
【0010】
この場合、印刷ジョブの転送に先立って、コンピュータ上のアプリケーションソフトウエアとして、ダウンロードユーティリティソフトウエアを利用し、外字,フォームオーバレイなどを印刷装置内に格納しておき、印刷ジョブを生成するプリンタドライバソフトウエアが登録データを利用できるようにPDLデータを生成する。
【0011】
例えば、フォームオーバレイ機能では、ホストコンピュータより転送されたフォームデータ(PDLデータ)からラスタビットマップ画像を生成した後、プリンタ内の記憶領域に格納しておき、後づけ印刷データから生成されたラスタビットマップ画像と、あらかじめ格納されたラスタビットマップ形式のフォームオーバレイ画像を読み出してビットマップメモリ上でフォームデータと後づけデータを合成して出力画像を生成するよに構成されている場合もある。
【0012】
この際、登録されたラスタビットマップ形式のフォーム画像を格納するために大容量(A3用紙、解像度600DPIで8MBの容量となる)の格納領域が必要であるため、ハードディスク装置などを備えている場合もある。
【0013】
また、ネットワーク接続されたプリンタネットワークを構築するための各種機器、ネットワークに接続されたコンピュータなどを含む機器の遠隔管理を行うための通信プロトコルも標準化されており、例えば、簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP:SimpleNetwork Management Protocol )などがある。これらのプロトコルを実装したネットワーク機器の場合には、ネットワーク管理ソフトウエアによりネットワーク上の遠隔地から各種機器を管理することができ、例えば、プリンタの場合には、現在のプリンタ情報(用紙やトナーなどの消耗品残量情報など)の取得,状態監視(処理中、エラー中状態など),初期化制御などを行うことができる。
【0014】
さらに、双方向の送受信が可能なパラレルインタフェースにおいては、コンピュータとプリンタ間で専用のプロトコルを用いて現在のプリンタ情報や状態情報などのやり取りができるように構成されている場合もある。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記印刷システムにおいては、コンピュータ上でプリンタ情報や状態情報などを取得するように構成されているが、現在の装着状態、すなわち記録用紙に記録する出力処理を実行した後の状態を取得するため、プリンタの受信バッファやプリントスプーラ内に格納された出力すべき印刷データの出力処理を実行すると取得したプリンタ情報の状態が変化してしまう問題点があった。
【0016】
そのため、ユーザがネットワーク管理ソフトウエアにより、例えば印刷用紙や印刷用のトナーなどの消耗品情報を確認してから印刷ジョブを転送したにもかかわらず、印刷ジョブの消耗品不足エラーが発生してしまうことがあり、使い難いものとなっている。
【0017】
さらに、印刷装置に転送しようとする印刷ジョブが、正常に印刷可能か否かを印刷ジョブの転送前に判断することができなかった。
【0018】
さらに、上記印刷システムにおいては、プリントスプーラから送信された印刷ジョブを順次処理するように構成されたいるため、印刷装置内のハードディスクなどの読み出し速度の遅いストレージに登録されているデータ(たとえば、外字やフォームオーバレイ画像など)を利用した画像生成を行う場合に印刷処理が低下する欠点があった。
【0019】
このため読み出し時間の遅い大容量2次記憶装置などでは、読み出し時間の早いキャッシュメモリなどを利用してデータの再利用を図るように構成されている場合が多いが、1回目の読み出し時間を短縮することはできず、また、キャッシュメモリに格納しきれないデータの場合には2次記憶装置にアクセスする必要があり、それらの場合には結果的に処理速度が低下する。
【0020】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、外部から入力されたジョブの印刷データを複数個記憶し該記憶した印刷データを解析する解析部と外解析部により解析されたページ単位の印刷部による出力を行わせるべく画像化されたデータに基づく印刷を行う印刷部とを備える印刷装置と通信可能な情報処理装置において、印刷装置において消耗材収容部に収容されるとされる消耗材の残量と入力された印刷データの解析後におけるページ単位の印刷部による出力を行わせるべく画像化されたデータとに基づき予測された第1消耗品残量を取得し、該取得された第1消耗品残量と、送信制御される送信前の印刷データとに基づき、前記印刷データの印刷での消耗材不足を予測して、該予測に基づく警告処理を行うことにより、消耗品の残量が不足の発生することをより正確に未然に予測して、その旨をユーザに予告警告することができる情報処理装置および印刷制御方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体を提供することである。
【0021】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る第1の発明は、外部から複数のジョブの印刷データを入力し該入力した印刷データを解析する解析部と該解析部により解析されページ単位の印刷部による出力を行なわせるべく画像化されたデータに基づく印刷を行なう印刷部とを備える印刷装置と通信可能な情報処理装置であって、印刷データを前記印刷装置に送信するようにする送信制御手段と、前記印刷装置において消耗材収容部に収容されるとされる消耗材の残量と、入力された印刷データの解析後におけるページ単位の印刷部による出力を行なわせるべく画像化されたデータとに基づき予測された第1消耗材残量を取得する取得手段と、前記送信制御手段により送信制御される、送信前の印刷データと、前記取得手段により取得された第1消耗材残量とに基づき、前記印刷データの印刷での消耗材不足を予測する予測手段と、前記予測手段による予測に基づく警告処理を行うようにする制御手段とを有することを特徴とする。
【0022】
本発明に係る第2の発明は、外部から複数のジョブの印刷データを入力し該入力した印刷データを解析する解析部と該解析部により解析されページ単位の印刷部による出力を行なわせるべく画像化されたデータに基づく印刷を行なう印刷部とを備える印刷装置と通信可能な情報処理装置における印刷制御方法であって、印刷データを前記印刷装置に送信するようにする送信制御ステップと、前記印刷装置において消耗材収容部に収容されるとされる消耗材の残量と、入力された印刷データの解析後におけるページ単位の印刷部による出力を行なわせるべく画像化されたデータとに基づき予測された第1消耗材残量を取得する取得ステップと、前記送信制御ステップにより送信制御される、送信前の印刷データと、前記取得手段により取得された第1消耗材残量とに基づき、前記印刷データの印刷での消耗材不足を予測する予測ステップと、前記予測ステップによる予測に基づく警告処理を行うようにする制御ステップとを有することを特徴とする。
【0023】
本発明に係る第3の発明は、第2の発明の印刷制御方法を実現するプログラムをコンピュータが読み取り可能な記憶媒体に記憶したことを特徴とする。
【0036】
【発明の実施の形態】
本実施形態の構成を説明する前に、本実施形態を適用するに好適なレーザビームプリンタの構成について図1を参照しながら説明する。なお、本実施形態を適用するプリンタは、レーザビームプリンタに限られるものではなく、他のプリント方式のプリンタでも良いことは言うまでもない。
【0037】
図1は、本発明を適用可能な出力装置の構成を示す断面図であり、例えばレーザビームプリンタ(LBP)の場合を示す。
【0038】
図において、1000はLBP本体であり、外部に接続されているホストコンピュータから供給される印刷情報(文字コード等)や外字,フォームデータあるいはマクロ命令等を入力して記憶するとともに、それらの情報にしたがって対応する文字パターンやフォームパターン等を作成し、記録媒体である記録紙等に像を形成する。1012は操作パネルで、操作のためのスイッチおよびLED表示器等が配されている。1001はプリンタ制御ユニットで、LBP本体1000全体の制御およびホストコンピュータから供給される文字情報等を解析する等の処理、主に文字情報を対応する文字パターンのビデオ信号に変換してレーザドライバ1002に出力する処理を行う。
【0039】
レーザドライバ1002は半導体レーザ1003を駆動するための回路であり、入力されたビデオ信号に応じて半導体レーザ1003から発射されるレーザ光1004をオン・オフ切り換えする。レーザ光1004は回転多面鏡1005で左右方向に振らされて静電ドラム1006上を走査露光する。
【0040】
これにより、静電ドラム1006上には文字パターンの静電潜像が形成されることになる。この潜像は、静電ドラム1006周囲に配設された現像ユニット1007により現像された後、記録紙に転写される。現像ユニット1007内には、記録紙に画像を形成するためのトナーの残量検知機構が備えられ、プリンタ制御ユニット1001により、トナー残量を検知できるようになっている。
【0041】
転写される記録紙にはカセットシートを用い、カットシート記録紙はLBP本体1000に装着した用紙カセット1008に収納され、給紙ローラ1009および搬送ローラ1010と搬送ローラ1011とにより装置内に取り込まれて、静電ドラム1006に供給される。用紙カセット1008には用紙残量検知機構が装備されており、プリンタ制御ユニット1001により用紙残量を検知できるようになっている。
【0042】
LBP本体1000には、図示しないカードスロットを備え、内蔵フォントに加えてオプションフォントカード,言語系(PDL)の異なる制御カード(エミュレーションカード),フォームデータやフォントデータを書き込み保持可能なメモリカードを接続できるように構成されている。
【0043】
〔第1実施形態〕
図2は、本発明の第1実施形態を示す印刷制御装置を適用可能なプリンタ制御システムの構成を説明するブロック図である。ここでは、レーザビームプリンタ(図1)を例にして説明する。なお、本発明の機能が実行されるのであれば、単体の機器であっても、複数の機器からなるシステムであっても、LAN等のネットワークを介して処理が行われるシステムであっても本発明を適用できることは言うまでもない。また、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって実施される場合にも適用できることは言うまでもない。この場合、本発明に係るプログラムを格納した記憶媒体が、本発明を構成することになる。そして、該記憶媒体からそのプログラムをシステムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が特定の態様で機能する。
【0044】
図において、2000はホストコンピュータで、所定のインタフェース1−10(例えば双方向インタフェース)を介してプリンタ制御ユニット1001に接続されて、LBP本体1000との通信制御処理を実行する。
【0045】
プリンタ制御ユニット1001において、1−1はプリンタCPUで、ROM1−2のプログラム用ROMに記憶された制御プログラムに基づいてシステムバス1−4に接続される各種のデバイスとのアクセスを総括的に制御し、印刷部インタフェース1−8を介して接続される印刷部(プリンタエンジン)1−9に出力情報としての画像信号を出力する。また、残量算出部1−10は、印刷部1−9内に装備された消耗品残量検知センサによって検知される各種装着情報(用紙残量,トナー残量など)を印刷部I/F1−8を介して読み込めるようになっている。
【0046】
また、このROM1−2のプログラム用ROMには、図3〜図6のフローチャートで示されるようなCPU1−1の制御プログラム,印刷部1−9へ転送されるビットマップ画像を生成する画像生成プログラム等を記憶する。
【0047】
ROM1−2のフォント用ROMには上記出力画像を生成する際に使用するフォントデータ(アウトラインフォントデータあるいはドットフォントデータ)等を記憶している。CPU1−1は入出力部1−5を介してホストコンピュータとの通信処理が可能に構成されている。1−6はRAMでCPU1−1の主メモリ,ワークエリア等として機能し、図示しない増設ポートに接続されるオプションRAMによりメモリ容量を拡張することができるように構成されている。
【0048】
なお、RAM1−6は、印刷すべきデータを中間コードもしくは中間ビットマップ画像として格納するページバッファメモリ,ビットマップ画像が生成されるバンドメモリ,外部メモリ1−3に記憶された外字,フォーム画像等の登録データを一時記憶するためのキャッシュメモリなどにも用いられる。
【0049】
外部メモリ1−3は、メモリコントローラ(MC)1−7によりアクセスを制御されるハードディスクなどの2次記憶装置などを接続できるようになっている。この外部メモリ1−3は、ホストコンピュータ2000上の外字ファイルやフォームファイルなどから転送された登録データを記憶する登録メモリに用いられる。
【0050】
また、印刷すべきデータやフォームデータを中間コード化もしくは中間ビットマップ画像化して格納するページバッファメモリとしても利用される。
【0051】
また、前述した外部メモリ1−3は1個に限らず、1個以上を備えて、内蔵フォントに加えてオプションフォントカード,言語系(PDL)の異なるプリンタ制御言語を解釈するエミュレーションプログラムを格納した外部メモリを複数接続できるように構成されていてもよい。また、外部メモリとしてハードディスクに限定するものではなく、フラッシュメモリカードを装着してもよい。さらに、図示しないNVRAMを有し、操作パネル1012からのプリンタモード設定情報を記憶するようにしてもよい。
【0052】
一方、ホストコンピュータ2000上で動作するアプリケーションプログラム(アプリケーション)2001は、印刷すべきデータをオペレーティングシステムによって定められた形式に従ってスプールファイルをプリントスプーラ2003へ格納する。プリントスプーラ2003に印刷データの格納が終了すると、プリンタドライバプログラム(プリンタドライバ)2002が起動され、プリントスプーラ2003から印刷データを読み込み、プリンタ制御ユニット1001へ送信すべき印刷ジョブを生成する。
【0053】
以下、本実施形態の特徴的構成について図2等を参照して説明する。
【0054】
上記のように構成された所定の通信媒体を介して情報処理装置と通信して印刷部の印刷を制御する印刷制御装置であって、前記情報処理装置から受信する出力ジョブ情報に基づいて展開されて出力待機中となる出力データを記憶する記憶手段(RAM1−6)と、所定の消耗材の残量を検知する検知手段(残量検知部1−9−A)と、前記記憶手段に出力待機中となる出力データの印刷に伴って消費される前記消耗材の消費量を予測する予測手段(CPU1−1がROM1−2に記憶された制御プログラムを実行して予測処理する)と、前記予測手段により予測された前記消耗材の消費量と前記検知手段が検知している前記消耗材の残量とから前記出力データの印刷中に消耗材不足が生じるかどうかを判定する判定手段(CPU1−1がROM1−2に記憶された制御プログラムを実行して判定処理する)と、前記判定手段が前記出力データの印刷中に消耗材不足が生じると判定した場合に、前記記憶手段に記憶された各出力ジョブ情報の出力データの出力スケジュールを変更する制御手段(CPU1−1がROM1−2に記憶された制御プログラムを実行して制御する)とを有するので、出力データの印刷中に消耗材不足が生じると判定した場合に、前記記憶手段に記憶された各出力ジョブ情報の出力データに対するスケジュール(例えば出力データの入れ替え, 出力ジョブ情報の転送取り消し等を含む)を変更して、印刷不良となる事態が発生し得ることを予測しつつ、出力待機中の出力データに最良の出力スケジュールを自動的に設定することができる。
【0055】
また、前記制御手段(CPU1−1がROM1−2に記憶された制御プログラムを実行して警告処理(ホストコンピュータ2000への警告通知あるいは操作パネル1012への警告通知等を含む)する)は、前記判定手段が前記出力データの印刷中に消耗材不足が生じると判定した場合に、消耗材不足状態を予告警告するので、出力待機中の出力データの印刷実行開始前に、当該出力データの印刷に伴って消耗材不足が発生することをユーザに予告警告することができる。
【0056】
さらに、所定の通信媒体を介して情報処理装置と通信して印刷部の印刷を制御する印刷制御装置であって、前記情報処理装置から受信して解析待ちとなる出力ジョブ情報および前記出力ジョブ情報に基づいて展開されて出力待機中の出力データを記憶する記憶手段(RAM1−6)と、所定の消耗材の残量を検知する検知手段(残量検知部1−9)と、出力待機中の前記出力データの印刷に伴い消費される所定の消耗材の消費量を予測する第1の予測手段(CPU1−1がROM1−2に記憶された制御プログラムを実行して予測処理する)と、前記第1の予測手段により予測された前記消費量と前記検知手段により検知された前記所定の消耗材の残量とに基づいて所定の消耗材の残量を算出する算出手段(残量算出部1−10)と、前記記憶手段に記憶される前記出力ジョブ情報に基づく前記印刷部の印刷に伴い消費する所定の消耗材の消費量を予測する第2の予測手段(CPU1−1がROM1−2に記憶された制御プログラムを実行して予測処理する)と、前記算出手段により算出された所定の消耗材の残量と前記第2の予測手段により予測された前記消費量とに基づいて前記出力ジョブ情報の印刷中に消耗材不足が生じるかどうかを判定する判定手段(CPU1−1がROM1−2に記憶された制御プログラムを実行して判定処理する)と、前記判定手段が当該ジョブの印刷中に消耗材不足が生じると判定した場合に、前記記憶手段に記憶された各出力ジョブ情報の出力スケジュールを変更する制御手段(CPU1−1がROM1−2に記憶された制御プログラムを実行して判定処理する)とを有するので、当該ジョブの印刷中に消耗材不足が生じると判定した場合に、前記記憶手段に記憶された各出力ジョブ情報の出力データに対するスケジュール(例えば出力データの入れ替え, 出力ジョブ情報の転送取り消し等を含む)を変更して、印刷不良となる事態が発生し得ることを予測しつつ、出力待機中の出力ジョブ情報に最良の出力スケジュールを自動的に設定することができる。
【0057】
また、制御手段は、前記判定手段が当該ジョブの印刷中に消耗材不足が生じると判定した場合に、消耗材不足状態を予告警告する警告手段(CPU1−1がROM1−2に記憶された制御プログラムを実行して警告処理(ホストコンピュータ2000への警告通知あるいは操作パネル1012への警告通知等を含む)する)とを有するので、出力待機中の出力ジョブ情報の解析実行開始前に、当該出力ジョブ情報の印刷に伴って消耗材不足が発生することをユーザに予告警告することができる。
【0058】
さらに、所定の通信媒体を介して情報処理装置と通信して印刷部の印刷を制御する印刷制御装置であって、アクセス速度がそれぞれ異なる第1および第2の記憶手段(外部メモリ1−3,RAM1−6)と、前記情報処理装置から受信する印刷情報に利用する所定の登録データを前記第1の記憶手段に登録する制御手段(CPU1−1がROM1−2に記憶された制御プログラムを実行して登録処理する)と、前記印刷情報を解析して前記第1の記憶手段に記憶されたいずれかの登録データを利用する指定がなされているかどうかを検出する検出手段(CPU1−1がROM1−2に記憶された制御プログラムを実行して算出処理する)とを有し、制御手段は、前記検出手段が登録データを利用する指定がなされていることを検出した場合に、前記第1の記憶手段から指定されている登録データを前記印刷情報の解析に先立って読み出して前記第1の記憶手段よりもアクセス速度が速い前記第2の記憶手段に登録するので、登録データを記憶する記憶媒体のアクセス速度が異なる場合でも、登録データを利用する印刷情報の処理時間を短縮することができる。
【0059】
また、外部メモリ1−3は、前記所定の登録データを不揮発に記憶するので、印刷頻度の高い定型データ,フォントデータ等を情報処理装置等からダウンロードするだけで、当該登録データを利用する印刷情報のデータ量を格段に減らすことができる。
【0060】
さらに、CPU1−1は、外部メモリ1−3から指定されている登録データを前記印刷情報の解析に先立って読み出してRAM1−6にキャッシュデータとして登録するので、登録データを利用する印刷を効率よく行うことができる。
【0061】
また、RAM1−6は、拡張可能なランダムアクセスメモリで構成したので、使用環境に応じて登録データが増えても自在に対応することができる。
また、所定の通信媒体を介して印刷装置(LBP本体1000)と通信して出力ジョブ情報を転送制御する印刷制御装置(ホストコンピュータ2000側に設けられるハードウエアおよびまたはソフトウエアを含む)であって、前記印刷装置に転送すべき複数の出力ジョブを記憶する記憶手段(プリントスプーラ2003)と、前記記憶手段に記憶されたいずれかの出力ジョブの転送後、前記印刷装置で予測演算されている所定の消耗材残量情報を取得する取得手段(プリンタドライバ2002の機能による)と、前記取得手段が取得した前記所定の消耗材残量情報を解析して前記記憶手段に記憶されている各出力ジョブの転送スケジュールを変更する制御手段(プリンタドライバ2002の機能による)とを有するので、印刷装置側の消耗材の残量を捉えて、印刷不良となってしまう虞れのあるデータ転送元にスプールされている出力ジョブ情報を印刷可能な他の印刷装置への転送あるいは印刷可能な出力ジョブ情報を先行して転送する等設定されていた印刷スケジュールを最適化することができる。
【0062】
図3は、本発明に係る印刷制御装置の印刷資源情報の流れを概念的に示す模式図であって、図2と同一のものには同一の符号を付してある。
【0063】
図において、2004はCRTで、ホストコンピュータ2000のCPU2005がVRAM等にデータを書き込むことにより、入力されたデータあるいはプリンタ情報等をリアルタイムに表示する。なお、図中の実線で示す矢印はデータと実測される情報に対応し、破線で示す矢印は予測値情報の流れに対応する。
【0064】
以下、ジョブ情報1〜5を処理する場合を例として説明する。
【0065】
プリンタ制御ユニット1001には、既にジョブ情報1〜3が処理中または処理待ち状態に対応し、ジョブ情報1はRAM1−6のページバッファメモリに保持されて出力中であり、実測された出力ページ数が25頁であり、ジョブ情報2は、同様にRAM1−6のページバッファメモリに保持されて出力待ち状態に対応する。この状態において、エンジン制御部PECがエンジン(印刷部1−9)の出力毎に1頁をデクリメントし、検知した用紙残枚数が更新されてその値がメモリ上に保持されている。したがって、出力中のジョブ情報1に基づく消費残予測値は「75」枚としてメモリ上に保持され、出力待ちのジョブ情報2の実測ページ情報が「25」頁であるとすると、PDL解析済みによる現在の消費残予測値は「50」枚としてメモリ上に保持されることとなる。
【0066】
そして、例えばハードディスク等で構成される受信バッファに予測されたページ情報が付加されてジョブ情報3がスプールされているとすると、ホストコンピュータ2000のプリンタドライバ2002または図示しないプリントユーティリティに対して、ジョブ情報3を出力してしまったと仮定し得る際の記録媒体の残数情報は、「25」枚であることが通知される。なお、この通知は、プリンタドライバ2002からの記録媒体残数取得要求に応えて転送されるものであってもよい。
【0067】
この際、プリントスプーラ2003に転送中のジョブ情報4と転送待ちのジョブ情報5がスプールされている場合、プリンタドライバ2002は、取得した最新の記録媒体残数「25」と、予測されたジョブ情報3の消費するであろう予測頁数が「20」であれば、この時点で、すなわち、残数は「5」枚となっていることを認識できる。さらに、ここで、認識された残数は「5」枚から、転送待機中の予測頁数が「25」であれば、この時点で、消費材となる記録媒体の用紙不足が「20」であることが予測される。ここで、該用紙不足をCPUがCRT2004に表示して通知したり、ネットワークを介して他のプリンタ資源の動作状況を判定して、ジョブ情報5をキャンセルして、新たなプリンタに転送すべき、ジョブ情報を作成してスプールする等、スプールしてしまったジョブ情報の転送先を指定されたプリンタ候補に代えて他のプリンタに振り分けるように制御することも可能となる。なお、該振り分けに際し、ユーザに問い合わせるメッセージをCRT2004に表示して、ユーザ指示で他のプリンタ候補へジョブ情報5を転送するように構成してもよい。また、このような事態が発生した場合のプリンタ候補の切り替えモードを用意して、自動あるいはユーザ指定で切り替えることも可能である。
【0068】
図4は、本発明に係る印刷制御装置の第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、印刷システムの用紙残量警告処理手順に対応する。なお、(1)〜(11)は各ステップを示す。
【0069】
ホストコンピュータ2000のアプリケーションプログラム2001がユーザから印刷を指示されると、生成された文書ファイルをホストコンピュータ2000上のオペレーティングシステムによって定められた形式でプリントスプーラ2003にデータ格納される(1)。
【0070】
次に、プリンタドライバ2002のデータ調査部2002Aは、プリントスプーラ2003内に格納されたスプールデータを読み出して、印刷データのページ数をカウントし、消費する記録用紙の予測値を算出する(2)。この際、印刷データの論理的なページ情報ではなく、実際にLBP本体1000による記録に伴って消費される記録紙情報を調査する。
【0071】
例えば、複数ページを1枚の紙に割り付けて出力する場合や、両面印刷指示がなされている場合などは、複数のページがあっても記録紙1枚の消費と算出される。
【0072】
逆に、1ページであっても、コピー印刷指示がなされていれば、コピー部数分の記録紙を消費すると算出される。
【0073】
このようにして算出された記録用紙の消費情報はプリンタドライバ2002内のデータ変換部2002Bに通知される(3)。データ変換部2002Bは、通知された消費情報をPDLデータに変換してプリンタ制御ユニット1001へ入出力部1−5を介して送信するとともに、さらにプリントスプーラ2003内のスプールデータを読み出して、印刷ジョブ(PDL形式)を生成した後、同様に送信する(4)。
【0074】
次に、プリンタ制御ユニット1001は、プリンタドライバ2002から転送された消費情報データを入出力部1−5を介して受信し(5)、後続して入力される印刷ジョブの消費情報をRAM1−6のワーク上に読み出しておく。
【0075】
次いで、残量算出部1−10は、印刷部I/F1−8を介して印刷部1−9内の用紙残量検知部(図示しないセンサ)から現在装着されている用紙の残量を取得し、すでに受信済の印刷ジョブで現在出力待機中の出力待ちページ情報(説明は後述する)を読み出して減算することにより、新たに入力される印刷ジョブに対する印刷部1−9における記録用紙に記録すべき出力時点での残量予測値を算出する(6)。
【0076】
そして、RAM1−6に保持されている新たな印刷ジョブの消費情報と上記残量予測値とを比較して、記録用紙の残量が不足するかどうかを判断し(7)、不足しないと判断される場合には、ステップ(9)以降へ進み、不足すると判断される場合には、用紙残量不足の警告を入出力部1−5を介してホストコンピュータ2000に送信する(8)。
【0077】
次に、印刷データ(印字位置を示す制御コードや文字コードなど)を読み込み、対応するPDL解析処理を実行して制御コードで指定された印字位置に対応するバンド単位に分類してRAM1−6内のページバッファに中間データを生成して格納する(9)。なお、当該格納処理は、印刷データ中の改ページ命令などのページ終了制御コードを検知するまで同一ページの中間データとして格納する。
【0078】
次に、1ページ分の中間データを格納できたならば、RAM1−6内のページバッファに格納された中間コードをRAM1−6内のビットマップメモリにバンド単位で順次ビットマップ展開する出力ビットマップ画像生成処理を行う(10)。このようにして生成されたビットマップ画像は印刷部I/F1−8を介して、印刷部1−9に転送され処理を、1ページ分のビットマップ画像を印刷部に転送するまで繰り返す(11)。そして、1ページの印刷が終了したならば、中間コードを記憶しているページバッファメモリは解放される。
【0079】
なお、詳細は省略するが転送された全てのページを印刷するまで、ステップ(9)〜(11)の処理を繰り返し実行する。
【0080】
なお、上記実施形態では、新たに入力される印刷ジョブに関して残量予測値を算出して、警告処理を送信する場合について説明したが、これに限らず、例えば、図4のステップ(6)の残量予測値算出ステップにおいて、残量算出部1−10が、RAM1−6内のページバッファに格納されている中間データの出力待ちページ情報と印刷部1−9から取得した用紙残量を比較することによって消耗品の不足予測を行ってもよい。
【0081】
また、消耗材不足が発生すると判定された場合に、ステップ(8)で警告送信ステップを実行してもよい。
【0082】
さらに、ステップ(8)の用紙残量不足警告送信ステップにおいて、用紙残量不足が発生する場合には、ホストコンピュータへ警告を送信するとしたが、これに限らず、例えば操作パネル1012へ警告表示を実行してもよい。
【0083】
また、プリンタドライバ2002は警告情報を読み出せるように構成し、後続の印刷ジョブの転送を中止したり、複数の印刷装置を備えるネットワーク環境においては、他の印刷装置への転送を要求したりしてもよい。
【0084】
以下、図5,図6に示すフローチャートを参照して、図2に示した残量算出部1−10のデータ処理について説明する。
【0085】
図5は、図2に示した残量算出部1−10による第1のページカウント処理手順の一例を示すフローチャートであり、印刷ジョブを解析して中間ページを生成する中間ページ生成に伴うカウントアップ処理に対応する。なお、(1)〜(4)は各ステップを示す。
【0086】
中間ページ生成処理では、先ず、印刷データ(印字位置を示す制御コードや文字コードなど)を入出力部1−5を介して読み込み(1)、対応するPDL解析処理を実行し、制御コードで指定された印字位置に対応するバンド単位に分類してRAM1−6内のページバッファに中間データとして格納する(2)。この際、印刷データ中の改ページ命令などのページ終了制御コードを検知するまで同一ページの中間データとして格納する。
【0087】
次いで、1ページ分の中間データを格納できたならば、出力待ちページ情報を1ページ分カウントアップし(3)、入力された印刷ジョブが終了かどうかを判定し(4)、NO、すなわち、後続の印刷データがある場合には、ステップ(1)〜(3)の処理を繰り返して処理する。
【0088】
図6は、図2に示した残量算出部1−10による第2のページカウント処理手順の一例を示すフローチャートであり、ビットマップ生成に伴うカウントダウン処理に対応する。なお、(1)〜(5)は各ステップを示す。
【0089】
出力制御処理では、先ず、RAM1−6内のページバッファに格納された中間コードを読込み(1)、RAM1−6内のビットマップメモリにバンド単位で順次ビットマップ展開する(2)。このようにして生成された出力すべきビットマップ画像は印刷部I/F1−8を介して印刷部1−9に転送される(3)。そして、1ページ分の出力が終了したならば、出力待ちページ情報を1ページ分デクリメントする(4)。
【0090】
次に、ページバッファ内に格納されている全ての中間ページを印刷したかどうかを判定して(5)、YESならば処理を終了し、NOならばステップ(1)〜(4)を繰り返す。
【0091】
なお、上記実施形態では、記録用紙情報に関して残量予測および警告動作を説明したが、これに限ず、例えば残量算出部1−10は、印刷部1−9内のトナー検知部からの情報を取得できるように構成し、図5のステップ(2)でページバッファに格納される中間データのトナー消費予測値(ビットマップ画像のON/OFF画像比率などにより算出する)を取得できるように構成し、出力待ちトナー消費情報を算出できるようにしてもよい。
【0092】
なお、図5,図6に示すカウント処理はそれぞれ独立して並行処理できるように構成されている。
【0093】
以下、本実施形態の特徴的構成について図4を参照して説明する。
【0094】
上記のように構成された所定の通信媒体を介して情報処理装置と通信して印刷部の印刷を制御する印刷制御方法であって、あるいは所定の通信媒体を介して情報処理装置と通信して印刷部の印刷を制御するコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体であって、所定の消耗材の残量を検知する検知工程(図4のステップ(6))と、前記情報処理装置から受信する出力ジョブ情報に基づいて展開されて出力待機中となって記憶される出力データの印刷に伴って消費される前記消耗材の消費量を予測する予測工程(図4のステップ(6))と、該予測された前記消耗材の消費量と前記検知手段が検知している前記消耗材の残量とから前記出力データの印刷中に消耗材不足が生じるかどうかを判定する判定工程(図4のステップ(7))と、前記出力データの印刷中に消耗材不足が生じると判定した場合に、消耗材不足状態を予告警告する警告工程(図4のステップ(8))とを有するので、出力待機中の出力データの印刷実行開始前に、当該出力データの印刷に伴って消耗材不足が発生することをユーザに予告警告することができる。
【0095】
また、所定の通信媒体を介して情報処理装置(ホストコンピュータ2000)と通信して印刷部1−9の印刷を制御する印刷制御方法であって、あるいは所定の通信媒体を介して情報処理装置と通信して印刷部の印刷を制御するコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体であって、所定の消耗材の残量を検知する検知工程(図4のステップ(6))と、前記情報処理装置から受信して解析待ちとなる出力ジョブ情報および前記出力ジョブ情報に基づいて展開されて出力待機中の出力データの印刷に伴い消費される所定の消耗材の消費量を予測する第1の予測工程(図3のステップ(6))と、前記第1の予測工程により予測された前記消費量と検知された前記所定の消耗材の残量とに基づいて所定の消耗材の残量を算出する算出工程(図3のステップ(6))と、記憶される前記出力ジョブ情報に基づく前記印刷部の印刷に伴い消費する所定の消耗材の消費量を予測する第2の予測工程(図3のステップ(6))と、算出された所定の消耗材の残量と第2の予測工程により予測された前記消費量とに基づいて前記出力ジョブ情報の印刷中に消耗材不足が生じるかどうかを判定する判定工程(図4のステップ(7))と、前記判定工程が当該ジョブの印刷中に消耗材不足が生じると判定した場合に、消耗材不足状態を予告警告する警告工程(図4のステップ(8))とを有するので、出力待機中の出力ジョブ情報の解析実行開始前に、当該出力ジョブ情報の印刷に伴って消耗材不足が発生することをユーザに予告警告することができる。
【0096】
〔第2実施形態〕
図7は、本発明の第2実施形態を示す印刷制御装置のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、図2に示した印刷システムにおける登録データのキャッシュ処理手順に対応する。なお、(1)〜(11)は各ステップを示す。また、当該処理に先だって、LBP本体1000内の外部メモリ1−3に格納されている外字情報,フォーム情報をプリンタドライバ2002内のデータ調査部200Aが、例えば入出力部1−5を介してプリンタ制御ユニット1001から格納情報を読み出せるように構成されているものとする。さらに、ステップ(1)〜(5)はプリンタドライバ2002側の処理に対応し、(6)〜(11)はプリンタ制御ユニット1001側の処理に対応する。
【0097】
ホストコンピュータ2000のアプリケーションプログラム2001がユーザから印刷を指示されると、生成された文書ファイルをホストコンピュータ2000上のオペレーティングシステムによって定められた形式でプリントスプーラ2003にデータ格納される(1)。そして、プリンタドライバ2002のデータ調査部2002Aは、プリントスプーラ2003内に格納されたスプールデータを読み出して、プリンタ制御ユニット1001内の外部メモリ1−3に記憶されている外字データ,フォームデータなどが利用されているかを調査し(2)、検出情報をデータ変換部2002Bに通知する(3)。
【0098】
データ変換部2002Bは、通知された外部メモリ1−3内のデータの使用情報をPDLデータ(先行キャッシュ指示命令)に変換してプリンタ制御ユニット1001へ入出力部1−5を介して送信する(4)。さらに、プリントスプーラ2003内のスプールデータを読み出して、印刷ジョブ(PDL形式)を生成した後、同様に送信される(5)。
【0099】
以後、プリンタ制御ユニット1001側の処理となり、転送された消費情報データを入出力部1−5を介して受信し(6)、先行キャッシュ指示命令が存在するかどうかを判断し(7)、NOならばステップ(9)以降へ進み、YESならば、外部メモリ1−3内に格納された登録データの中から、指示されたデータのみをRAM1−6内のキャッシュメモリ1−6−Cに読み出す(8)。
【0100】
次に、後続の印刷データ(印字位置を示す制御コードや文字コードなど)を読み込み、対応するPDL解析処理を実行して中間データを、制御コードで指示された印字位置に対応するバンド単位に分類してRAM1−6内のページバッファ1−6−Bに生成された中間データを格納する(9)。
【0101】
この際、PDL解析処理部は、印刷ジョブ内でフォームオーバレイ実行命令や外字コード印字命令を検知すると、RAM1−6内のキャッシュメモリ1−6−Cに読み込まれている外字データ,フォームデータを読み出して中間データとしてRAM1−6内の中間ページバッファ(ページバッファ)メモリ1−6−Bに格納するように処理する。なお、当該処理は、印刷データ中の改ページ命令などのページ終了制御コードを検知するまで同一ページの中間データとして格納する。
【0102】
そして、1ページ分の中間データを格納できたならば、RAM1−6内のページバッファ1−6−Bに格納された中間コードをRAM1−6内のビットマップメモリにバンド単位で順次ビットマップ展開する(10)。このようにして生成されたビットマップ画像は印刷部I/F1−8を介して、印刷部に1−9に転送されて印刷処理される(11)。
【0103】
なお、外部メモリ1−3に格納された登録データをRAM1−6内のキャッシュメモリ1−6−Cに読み出す場合について説明したが、これに限らず、読み出し時間の遅い格納メモリから読み出し時間の早いキャッシュメモリに格納するのであれば、どのような構成でも構わない。
【0104】
また、キャッシュメモリ1−6−Cに読み出すべきデータは外字、フォームの登録データに限らず、装置内蔵のフォントデータ等であってもよい。
【0105】
さらに、上記プリンタドライバ2002のデータ調査部2002Aは、プリントスプーラ2003に格納された印刷データを調査する場合について説明したが、スプールシステムから提供される情報、例えば、ジョブ名称や、利用ユーザ名称,ホスト名称などから特定される格納データについて先行読み出しを指示命令を送信できるように構成してもよい。
【0106】
以下、本実施形態の特徴的構成について図7を参照して説明する。
【0107】
上記のように構成された所定の通信媒体を介して情報処理装置(ホストコンピュータ2000)と通信して印刷部1−9の印刷を制御する印刷制御方法であって、あるいは所定の通信媒体を介して情報処理装置と通信して印刷部の印刷を制御するコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体であって、印刷情報を解析して第1の記憶手段(外部メモリ1−3)に記憶されるいずれかの登録データを利用する指定がなされているかどうかを検出する検出工程(図7のステップ(7))と、前記検出工程により前記登録データを利用する指定がなされていることを検出した場合に、外部メモリ1−3から指定されている登録データを前記印刷情報の解析に先立って読み出して前記第1の記憶手段よりも高速アクセス可能なRAM1−6に登録する登録工程(図7のステップ(8))とを有するので、登録データを記憶する記憶媒体のアクセス速度が異なる場合でも、登録データを利用する印刷情報の処理時間を短縮することができる。
【0108】
以下、図8に示すメモリマップを参照して本発明に係る印刷制御装置で読み出し可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
【0109】
図8は、本発明に係る印刷制御装置で読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
【0110】
なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0111】
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、各種プログラムをコンピュータにインストールするためのプログラムや、インストールするプログラムが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
【0112】
本実施形態における図3,図4,図5,図6に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
【0113】
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
【0114】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0115】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピーディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM等を用いることができる。
【0116】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0117】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0118】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、部から入力されたジョブの印刷データを複数個記憶し該記憶した印刷データを解析する解析部と外解析部により解析されたページ単位の印刷部による出力を行わせるべく画像化されたデータに基づく印刷を行う印刷部とを備える印刷装置と通信可能な情報処理装置において、印刷装置において消耗材収容部に収容されるとされる消耗材の残量と入力された印刷データの解析後におけるページ単位の印刷部による出力を行わせるべく画像化されたデータとに基づき予測された第1消耗品残量を取得し、該取得された第1消耗品残量と、送信制御される、送信前の印刷データとに基づき、前記印刷データの印刷での消耗材不足を予測して、該予測に基づく警告処理を行うことにより、消耗品の残量が不足の発生することをより正確に未然に予測して、その旨をユーザに予告警告することができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用可能な出力装置の構成を示す断面図である。
【図2】本発明の第1実施形態を示す印刷制御装置を適用可能なプリンタ制御システムの構成を説明するブロック図である。
【図3】本発明に係る印刷制御装置の印刷資源情報の流れを概念的に示す模式図である。
【図4】本発明に係る印刷制御装置の第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図5】図2に示した残量算出部による第1のページカウント処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図6】図2に示した残量算出部による第2のページカウント処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第2実施形態を示す印刷制御装置のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図8】本発明に係る印刷制御装置で読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
【符号の説明】
1−1 CPU
1−2 ROM
1−9 印刷部
1−9−A 残量検知部
1−10 残量算出部
1000 LBP本体
2000 ホストコンピュータ
2002 プリンタドライバ
2002A データ調査部
2002B データ変換部
Claims (3)
- 外部から複数のジョブの印刷データを入力し該入力した印刷データを解析する解析部と該解析部により解析されページ単位の印刷部による出力を行なわせるべく画像化されたデータに基づく印刷を行なう印刷部とを備える印刷装置と通信可能な情報処理装置であって、
印刷データを前記印刷装置に送信するようにする送信制御手段と、
前記印刷装置において消耗材収容部に収容されるとされる消耗材の残量と、入力された印刷データの解析後におけるページ単位の印刷部による出力を行なわせるべく画像化されたデータとに基づき予測された第1消耗材残量を取得する取得手段と、
前記送信制御手段により送信制御される、送信前の印刷データと、前記取得手段により取得された第1消耗材残量とに基づき、前記印刷データの印刷での消耗材不足を予測する予測手段と、
前記予測手段による予測に基づく警告処理を行うようにする制御手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置。 - 外部から複数のジョブの印刷データを入力し該入力した印刷データを解析する解析部と該解析部により解析されページ単位の印刷部による出力を行なわせるべく画像化されたデータに基づく印刷を行なう印刷部とを備える印刷装置と通信可能な情報処理装置における印刷制御方法であって、
印刷データを前記印刷装置に送信するようにする送信制御ステップと、
前記印刷装置において消耗材収容部に収容されるとされる消耗材の残量と、入力された印刷データの解析後におけるページ単位の印刷部による出力を行なわせるべく画像化されたデータとに基づき予測された第1消耗材残量を取得する取得ステップと、
前記送信制御ステップにより送信制御される、送信前の印刷データと、前記取得手段により取得された第1消耗材残量とに基づき、前記印刷データの印刷での消耗材不足を予測する予測ステップと、
前記予測ステップによる予測に基づく警告処理を行うようにする制御ステップと、
を有することを特徴とする印刷制御方法。 - 請求項2に記載の印刷制御方法を実現するプログラムを記憶したことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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