JP2000315186A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2000315186A
JP2000315186A JP11125595A JP12559599A JP2000315186A JP 2000315186 A JP2000315186 A JP 2000315186A JP 11125595 A JP11125595 A JP 11125595A JP 12559599 A JP12559599 A JP 12559599A JP 2000315186 A JP2000315186 A JP 2000315186A
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memory
cpu
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semiconductor device
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JP11125595A
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English (en)
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Kazushige Ayukawa
一重 鮎川
Jun Sato
潤 佐藤
Takashi Miyamoto
崇 宮本
Kenichiro Omura
賢一郎 大村
Hiroyuki Hamazaki
博幸 浜崎
Hiroshi Takeda
博 武田
Makoto Takano
誠 高野
Isamu Mochizuki
勇 望月
Yasuhiko Hoshi
恭彦 星
Kazuhiro Hiraide
和弘 平出
Ryuichi Murashima
竜一 村島
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Hitachi Ltd
Hitachi Solutions Technology Ltd
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Hitachi Ltd
Hitachi ULSI Systems Co Ltd
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F13/38Information transfer, e.g. on bus
    • G06F13/40Bus structure
    • G06F13/4004Coupling between buses
    • G06F13/4027Coupling between buses using bus bridges
    • G06F13/4031Coupling between buses using bus bridges with arbitration

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CPU、メモリと入出力デバイスとの間に介
在してデータ転送ブリツジの役割を果たす半導体装置に
関して、メモリと入出力デバイス間の効率のよいデータ
転送を実現する。 【解決手段】 ブリッジチップ1内のCPUインタフェ
ース11及び入出力インタフェース13〜15は、内部
バス10を介してDRAMインタフェース12に接続す
る。各入出力インタフェース13〜15は、それぞれリ
ードライトバッファ21〜23とDMAC26〜28と
を有する。アービタ17はCPUインタフェース11及
び各DMAC26〜28からのDRAM3との間のデー
タ転送の要求に応じて許可するバスマスタを決定する。
また入出力インタフェース13〜15の各々は、DRA
M3との間のデータ転送の際にDRAM3上の一部領域
をスキップしてデータ転送するよう制御する機能を有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CPU、メモリと
入出力デバイスとの間に介在してデータ転送ブリッジの
役割を果たす半導体装置に係わり、特にメモリと入出力
デバイス間の効率よいデータ転送を実現する半導体装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、一般家庭向けの音楽/映像配信メ
ディアとしてCD−ROM、DVD−RAMなどの大容
量メディアが使われている。今後さらにCA−TVやイ
ンターネットを経由したマルチメディアデータの配信も
一般化し、パーソナルコンピュータ、家庭用のAV機器
などは大量のマルチメディアデータを扱う必要が生じる
ものと予想される。
【0003】このような市場動向、技術動向の一環とし
てCD−ROMに記録されている音楽データをデータ圧
縮して一旦HDDに蓄積した後、ポータブル機器にデー
タ転送するような装置が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】現在のパーソナルコン
ピュータにはCD−ROM駆動装置、DVD駆動装置、
HDDなどが接続可能であり、パーソナルコンピュータ
のソフトウエアによって音楽データのデータ圧縮と蓄積
およびポータブル機器へのデータ転送が可能である。し
かし取扱う音楽データのデータ量が多いために、パーソ
ナルコンピュータによるデータ転送処理に時間がかか
る。またCD−ROMやDVDの音楽データと圧縮の処
理単位、また圧縮後のデータ単位とHDDのフォーマッ
トは異なるので、これらの間でデータ転送を行う場合に
はデータのフォーマット変換をする必要がある。そこで
効率よいデータ転送を行うような専用の装置が望まれ
る。
【0005】本発明の目的は、CPU、メモリと入出力
デバイスとの間に介在してメモリと入出力デバイス間の
効率よいデータ転送を実現する半導体装置を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、CPU、メモ
リ及び複数の入出力デバイスと接続され、メモリと入出
力デバイス間に実行されるデータ転送を制御する半導体
装置であって、これら入出力デバイスのうち少なくとも
1つの入出力デバイスに対応するDMACチャネルを有
し、CPU及びDMACの各々からのメモリとの間のデ
ータ転送の要求に応じてデータ転送を許可するバスマス
タを決定するバスアービタを有する半導体装置を特徴と
する。
【0007】また本発明は、上記DMACがメモリとの
間のデータ転送の際にメモリ上の一部領域をスキップし
てデータ転送するよう制御する手段を有する半導体装置
を特徴とする。
【0008】さらに本発明は、上記DMACがデータ転
送の際にフォーマット変換できるように、ブロック単位
でデータ転送を制御する手段を有する半導体装置を特徴
とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を用いて説明する。
【0010】(1)概要 図1は、ブリッジチップ1の内部構成及びブリッジチッ
プ1に接続されるデバイスを示す図である。ブリッジチ
ップ1は半導体装置であり、内部バス10を中心として
この内部バス10に接続されるCPUインタフェース1
1、DRAMインタフェース12、入力インタフェース
13及び入出力インタフェース14,15と、アービタ
17とを有する。CPUインタフェース11にはマイク
ロプロセッサのチップであるCPU2が接続される。な
おCPU2のメインメモリは図示していない。DRAM
インタフェース12にはCPU2のローカルメモリであ
るDRAM3が接続される。入力インタフェース13に
は音楽データなどを格納する入力デバイス5が接続さ
れ、入出力インタフェース14には入出力デバイス4が
接続される。また入出力インタフェース15にはデータ
圧縮/伸張を行うチップ6が接続される。さらに入出力
インタフェース15に外部デバイス7が接続可能であ
る。チップ6および外部デバイス7は拡張バス18を介
して入出力インタフェース15に接続される。以下入出
力デバイス4、入力デバイス5、外部デバイス7を総称
して入出力デバイスと呼ぶことがある。
【0011】CPUインタフェース11は、CPU2か
らDRAM3、入力インタフェース13又は入出力イン
タフェース14〜15にアクセスするときのデータ転送
制御を行う。CPUインタフェース11はDRAM3と
のデータ転送に使用するバツファ25を備える。DRA
Mインタフェース12は、バスコントローラ30及びリ
フレッシュカウンタ31を備え、CPUインタフェース
11、入力インタフェース13又は入出力インタフェー
ス14〜15とDRAM3との間のデータ転送制御を行
う。
【0012】入力インタフェース13又は入出力インタ
フェース14〜15は、内部バス10を介する入出力デ
バイスとDRAM3とのデータ転送を効率的に行うため
にそれぞれバッファ21〜23を設ける。また入力イン
タフェース13及び入出力インタフェース14〜15
は、それぞれ独立したDMAC(DMAコントローラ)
26〜28を有する。CPUインタフェース11及び各
DMACは、接続デバイスからのデータ転送要求を検出
したとき、アービタ17にバスアクセス要求(BR)を
送る。アービタ17は後述する優先制御方式に従ってい
ずれか1つの要求元を選択し、その要求元にバスアクセ
ス権を渡す。DMAC28は4チャネルのDMACから
成り、各チャネルは独立したDMACとして機能する。
なお以下入力インタフェース13を入出力インタフェー
ス13〜15のように他の入出力インタフェースとまと
めて呼ぶことがある。
【0013】図2は、ブリッジチップ1の内部構成を示
す図であり、ブリッジチップ1内部のバス構成の詳細を
示す図である。内部のバスは内部バス(IB)10と周
辺バス(PB)20とから成り、2重化されている。周
辺バス20は、CPUインタフェース11が入出力イン
タフェース13〜15にアクセスするときに使用され
る。
【0014】図3は、ブリッジチップ1の他の実施形態
を示す図であり、DRAM3をブリッジチップ1上に配
置する実施形態を示す。
【0015】図4は、ブリッジチップ1の他の実施形態
を示す図であり、CPU2をブリッジチップ1上に配置
する実施形態を示す。
【0016】図5は、ブリッジチップ1の他の実施形態
を示す図であり、CPU2及びDRAM3をブリッジチ
ップ1上に配置する実施形態を示す。
【0017】図6は、ブリッジチップ1のさらに他の実
施形態を示す図であり、CPU2、DRAM3及び圧縮
/伸張部35をブリッジチップ1上に配置する実施形態
を示す。圧縮/伸張部35は、チップ6がもつデータ圧
縮/伸張機能をブリッジチップ1内に組み込んだもので
ある。
【0018】図7は、ブリッジチップ1の応用例を説明
する図であり、特に入力デバイス5から入出力デバイス
4までのデータの流れおよびその流れに介入するCPU
2の処理を示す図である。入力デバイス5上には235
2バイトのオーデイオPCMデータごとに16バイトの
サブコードが付加されている。ブリッジチップ1は、入
力デバイス5から読み込んだ2368バイトの音楽デー
タをそのままDRAM3上の入力IFバッファ37にD
MA転送する。CPU2はブリッジチップ1を介して直
接入力IFバッファ37にアクセスし、各サブコードの
解析処理を行う。次に入力IFバッファ37上の音楽デ
ータのうちサブコード部分をスキップしPCMデータ部
分のみを2048バイト単位にチップ6へDMA転送
し、チップ6によってデータ圧縮を行う。CPU2はこ
のデータ圧縮処理には介入しない。圧縮されたデータを
424バイト単位で入出力IFバッファ38へDMA転
送し、424×154バイトの圧縮データごとに240
バイトのヘッダ領域を空けるようにして入出力IFバッ
ファ38に格納する。次にCPU2はブリッジチップ1
を介して直接入出力IFバッファ38にアクセスし、ヘ
ツダ領域にヘッダ情報を格納する。最後に入出力IFバ
ッファ38から65538バイト単位でヘッダ付圧縮デ
ータを入出力デバイス4へDMA転送し、入出力デバイ
ス4に格納する。入力IFバッファ37及び入出力IF
バッファ38はリングバッファと呼ばれるバッファ構造
をもっており、バッファ領域の終端からその先頭へとラ
ップして書き込み可能である。
【0019】(2)アドレスマップ 図8は、CPU2からみたブリッジチップ1のアドレス
空間のアドレスマップを示す図である。直接アクセス領
域41とバッファ領域42は、共にDRAM3上の領域
に該当し、CPU2によってそのメインメモリと同様に
通常メモリとしてアクセスされる領域である。バッファ
領域42はCPU2及び入出力インタフェース13〜1
5によつてアクセスされる。ブリッジチップI/O領域
43は、ブリッジチップ1全体としての制御レジスタ及
び入出力インタフェース13〜15内の制御レジスタに
該当する。アドレスによって全体の制御レジスタ又は入
出力インタフェースとその内部のレジスタが特定され
る。CPU2又は入出力インタフェース13〜15がD
RAM3上の領域をアクセスするときには内部バス10
が選択され、CPU2がブリッジチップI/O領域43
をアクセスするときには周辺バス20が選択される。
【0020】図9は、ブリッジチップI/O領域43の
レジスタマップを示す図である。割込み制御レジスタ5
1は、ブリッジチップ1内部に設けられ、ブリッジチッ
プ1からCPU2への割込みを制御するためのレジスタ
である。入出力IF13,14制御レジスタ52は、入
出力インタフェース13,14にそれぞれ設けられ、入
出力インタフェース13,14を制御するためのレジス
タである。拡張制御レジスタ53は、入出力インタフェ
ース15内に設けられ、拡張バス18を介するデータ転
送及び入出力インタフェース15に接続されるチップ6
及び外部デバイス7を制御するためのレジスタである。
制御レジスタ51〜53は、各々DMAC26〜28を
制御するためのDMA制御レジスタを含む。
【0021】(3)CPUインタフェース CPUインタフェース11は、CPU2から内部バス1
0を介してDRAM3にアクセスするとき、および周辺
バス20を介して入出力インタフェース13〜15にア
クセスするときのデータ転送制御を行うモジュールであ
る。CPU2からDRAM3をアクセスするとき、次の
2つのアクセス方法が可能である。
【0022】(a)バッファ25を介するDRAM3の
アクセス (b)バッファ25をバイパスするDRAM3のアクセ
ス 図10は、2つのアクセス方法を説明する図である。D
RAM3へ送るアドレスによっていずれか一方のアクセ
ス方法が選択される。すなわちアドレスがバツファ領域
42内のアドレスであれば(a)のアクセス方法によっ
てDRAM3がアクセスされ、アドレスが直接アクセス
領域41内のアドレスであれば(b)のアクセス方法に
よってDRAM3がアクセスされる。
【0023】(a)のアクセス方法によってDRAM3
のデータを読み出すときには、CPUインタフェース1
1は連続する4つのアドレスのワードデータを先読みし
てバッファ25に格納する。次のCPU2からのリード
アクセスがこの先読みしたデータのアドレスと一致する
場合はバッファ25に蓄えられているデータをCPU2
に出力する。このため遅延のないメモリアクセスが可能
である。また書き込み時には2段のバッファを利用し、
連続した2ワード(32ビット)のデータを遅延なく書
き込みできる。CPUインタフェース11は、入出力イ
ンタフェース13〜15がDMA転送によってDRAM
3を使用中でもライトデータをバッファ25に格納する
ため、追加のウェイトステートは入らない。このように
バッファ25を使うとCPU2、DRAM3間の高速デ
ータ転送が可能であるが、ブリッジチップ1内部のDM
A転送などにより発生するコヒーレンシィを考慮する必
要がある。
【0024】上記のようにブリッジチップ1内部のバス
は2重化されており、入出力インタフェース13〜15
によるDMA転送中にCPU2から入出力インタフェー
ス13〜15の制御レジスタにアクセス可能である。
【0025】なおCPU2、ブリッジチップ1間のイン
タフェースはSRAMのインタフェースに準拠してい
る。
【0026】(4)割込み制御 ブリッジチップ1はCPU2に入力する外部割込みを制
御する。ブリッジチップ1は割込み線(IRL3〜0)
によってCPU2と接続しており、ブリッジチップ1に
ついて発生する14の割込み要因を4ビツトコードにエ
ンコードしてCPU2に入力する。割込み要因は、各入
出力インタフェース13〜15、チップ6、外部デバイ
ス7に関する割込みなどがある。
【0027】表1は割込み制御のために使用されるレジ
スタを示す。
【0028】
【表1】
【0029】割込みマスクレジスタ(IMR)は、各割
込み要因に対応してマスクビットを設定する。割込み優
先順位指定レジスタ(IRLR)は、2ビットのプライ
オリティ・パターンビットから成り、14の割込み要因
の割込み優先順位を3つのパターンに区分する。ブリッ
ジチップ1は、IRLRに設定されたプライオリティ・
パターンビットに従って各割込み要因の優先順位を決定
する。このように優先順位は3種に集約されるので、ブ
リッジチップ1のハード量を削減できる。表2は3つの
パターンの例を示す。レベル15〜1のうちの1つは使
用されないレベルである。
【0030】
【表2】
【0031】(5)DRAMインタフェース DRAMインタフェース12は、内部バス10を介して
CPUインタフェース11及び入出力インタフェース1
3〜15から送られるアクセス要求に応答して、これら
のモジュールとDRAM3との間のデータ転送の制御を
行う。CPU2からは直接アクセス領域41又はバッフ
ァ領域42に該当するDRAM3の領域がアクセスされ
る。入出力インタフェース13〜15からはバッファ領
域42に該当するDRAM3の領域がアクセスされる。
DRAMインタフェース12は、転送語長8ワードのバ
ースト転送を基本とする高速のデータ転送を行う。一方
ライトサイクルについてバイトアクセス制御が可能であ
り、DRAMインタフェース12はマスク制御によりバ
イトアクセス制御を行う。なおDRAMインタフェース
12は、リフレッシュカウンタ31を用いて512メモ
リサイクルについて2回のリフレッシュを挿入する。
【0032】(6)DMAC DMAC26〜28は、各々その属する入出力インタフ
ェース13〜15とDRAM3との間のデータ転送を制
御する。DMAデータ転送はシングルアドレスモードで
動作する。入出力インタフェース13〜15は、各々リ
ードライトバッファ21〜23を設け、DRAM3との
高速データ転送を実現している。バッファのサイズは各
入出力インタフェースの転送単位分あり、16ビット×
4,8,16,・・・のサイズである。本実施形態では
データの転送はワード(16ビット)単位に行い、転送
語数を設定する20ビツトのレジスタにより最大1,0
48,576ワードまでの連続転送が可能である。また
バッファ領域42上のデータ領域を転送領域と非転送領
域に区分し、非転送領域の長さをオフセット値として指
定することにより、非転送領域のデータ転送をスキツプ
することができる。オフセット値を0にすると通常の連
続転送となる。DMAC28は4チャネルのDMACで
あり、DMAC26,27と合わせてブリッジチップ1
は6チャネルのDMACを有する。DMAC28はその
各チャネルからの独立したデータ転送要求を受け付け
る。
【0033】各DMACはチャネルごとに以下のDMA
制御レジスタを有する。DMA制御レジスタの仕様は全
チャネルについて共通である。 ・DMAコントロール/ステータスレジスタ(CSR) ・DMAメモリアドレスレジスタ(MARU,MAR
L) ・DMAトランスファカウントレジスタ(TCRU,T
CRL) ・DMAシーケンシャルアクセスワードカウントレジス
タ(SWR) ・DMAオフセットワードカウントレジスタ(OWR) 図11A及び図11Bは、各DMA制御レジスタのデー
タ構成を示す。R/WのRはリードのみ可能、R/Wは
リードライト可能を示す。
【0034】(a)DMAコントロール/ステータスレ
ジスタ(CSR) CSRはDMACの起動および強制終了などの制御を行
う。またDMA転送終了による割込みの発生制御やDM
A実行中を示すステータスフラグとしても使用される。
【0035】SR : Software Reset (R/W) DMAを強制終了させることを示す。このビットに「1
をライト」するとDMA転送は中止し、DEビットは
「0」にクリアされる。このときINTビットは「1」
にはならない。SRビットは「0をライト」するか又は
リセットによって初期化される。
【0036】EXTREQ : EXT DREQ Monitor bit (R) このビットはブリッジチップ1外部からのDMAREQ
信号のモニタビットである。何らかの原因で外部のDM
AREQがロックしていることなど(例えば要求が入っ
た状態のまま)を検知するために使用される。初期値は
外部デバイスに依存する。
【0037】R/W : Read / Write (R/W) データ転送の方向を示す。
【0038】1:DRAMからデータを読み出し入出力
デバイスにデータを転送する。
【0039】0:入出力デバイスからデータを読み出し
DRAMにデータを転送する。
【0040】INTE : Interrupt Request Enable (R/W) このビットはDMA転送終了時にCPUに割込みを要求
するか否かを示す。INTEビットに「1をライト」す
ると、DMA転送終了時にINTビットがセットされて
CPUに割込みを要求する。
【0041】INT : Interrupt Request (R/W) 所定のDMA転送が終了した場合、このビットは「1」
にセツトされてCPUに割込みを発生させる。割込み処
理によりこのビットに「0をライト」する必要がある。
【0042】DE : DMA Enable (R/W) このビットはDMA転送の許可を示す。DEビットに
「1をライト」すると転送を開始する。DEビットはD
MA転送中には「1」を保持し、所定のデータ転送を終
了すると「0」にクリアされる。このビットはDMA実
行中を示すステータスとして使用される。
【0043】(b)(c)DMAメモリアドレスレジス
タ(MARU,MARL) DMAメモリアドレスレジスタは、読み出し/書き込み
可能な21ビットのレジスタで、DMA転送するメモリ
の先頭アドレスを示す。データ転送はワード単位なので
MA0は0となる。
【0044】(d)(e)DMAトランスファカウント
レジスタ(TCRU,TCRL) DMAトランスファカウントレジスタは、読み出し/書
き込み可能な20ビットのレジスタで、DMA転送語数
を示す。転送語数の「−1」の値を設定する。例えば1
6ワードの転送を行うときは、このレジスタに「H’F
(15)をライト」する。
【0045】(f)DMAシーケンシャルアクセスワー
ドカウントレジスタ(SWR) DMAシーケンシャルアクセスワードカウントレジスタ
は、読み出し/書き込み可能な16ビットのレジスタ
で、シーケンシャルアクセスを行う転送領域の語数(ワ
ード)を示す。設定値は「連続アクセス語数−1」とす
る。この転送領域ではメモリアドレスの更新はワード単
位(+2バイト)となる。後述するDMAオフセットワ
ードカウントレジスタ(OWR)と対で使用される。
【0046】(g)DMAオフセットワードカウントレ
ジスタ(OWR) DMAオフセットワードカウントレジスタは、読み出し
/書き込み可能な12ビットのレジスタで、データ転送
を行わない非転送領域のスキップ語数を示す。設定する
語数はワード単位である。転送領域のデータ転送が完了
すると、次のメモリアドレスにこのOWRで指定した
「オフセット値」を加算し、再び転送領域のシーケンシ
ャルアクセスに戻る。このレジスタに「0をセット」す
ると全てシーケンシャルアクセスとなる。
【0047】図12は、オフセット機能を説明する図で
ある。MARU及びMARLはMARに設定するデータ
転送の開始アドレスを示す。データは転送領域と非転送
領域とを合わせたものを1つの区分とし、このデータ区
分n個から成るものとする。転送領域の語数をSWRに
設定し、非転送領域の語数をOWRに設定する。TCR
に設定する総転送語数は、実際にデータ転送を行う語数
であり、SWRの値×nである。DMACは転送領域の
データを転送した後、転送アドレスにOWRに設定され
た語数を加算し、非転送領域をスキップする。オフセッ
ト機能を使用すると、例えば音楽データを格納する入力
デバイス5から読み出してDRAM3に格納したデータ
のうちPCMデータだけを転送する場合に、転送しない
領域をスキップすることができる。
【0048】図13は、スキップ機能を説明するブロッ
ク図である。スキップ機能はDMAアドレスの生成にて
制御することができる。通常の連続転送時のDMAアド
レスはインクリメンタにより+1ずつ更新される。スキ
ップ動作はSWRにて指定された領域の連続転送が終了
すると、最後に転送したアドレスを格納してあるアドレ
スレジスタの値にOWRの値が加算される。これにより
次のデータ転送は非転送領域をスキップさせ、有効デー
タのアドレスを示すことができる。
【0049】図14は、DMACによるデータ転送の例
を示す図である。図14は、入力デバイス5からPCM
データを読み出し、チップ6による変換を行い、ヘッダ
情報の処理をしたデータを入出力デバイス4に記録する
一連の処理手順の中のデータ転送動作を説明するもので
ある。
【0050】図14(a)は、入力デバイス5からDR
AM3へのデータ転送動作を説明する図である。サブコ
ードの付いたPCMデータを入力デバイス5から読み出
し、DRAM3に格納するとき、OWRに0を設定し、
TCRには(2368バイト×n/2)−1の転送語数
を設定する。これによってTCRに設定された語数+1
分のデータがMARU,MARLに設定されたメモリア
ドレスから順にDRAM3に連続してデータ転送され
る。
【0051】図14(b)は、DRAM3に格納された
データをデータ圧縮するためにチップ6へ転送するとき
のデータ転送動作を説明する図である。ここでは16バ
イトのサブコードを取り除いてチップ6に転送する例を
示す。OWRに16/2を設定し、TCRには(235
2バイト×n/2)−1の転送語数を設定する。これに
よってDRAM3中のデータはSWRに設定された語数
に従って2352/2ワード転送した後に16/2ワー
ド分のサブコードをスキップする動作をn回繰り返す。
転送終了アドレスは図示するデータ位置となる。
【0052】図14(c)は、チップ6により変換され
たデータを入出力デバイス4に記録するために64Kバ
イトのクラスタを構成してDRAM3に転送するときの
データ転送動作を説明する図である。1クラスタには2
40バイトのヘッダ情報領域を付加して65,538バ
イト/クラスタとする。OWRに240/2を設定し、
SWRに(424×154/2)−1を設定し、TCR
には(65,538バイト×n/2)−1を設定し、M
ARにはヘッダ情報領域分シフトした実際のデータ転送
開始アドレスを設定する。これによって各クラスタには
240バイトのヘッダ情報領域が確保されるとともに、
TCRに設定された語数に従ってチツプ6からDRAM
3へのデータ転送が行われる。
【0053】図14(d)は、CPU2が直接DRAM
3にアクセスし、DRAM3上の各ヘッダ情報を格納し
た後にDRAM3から入出力デバイス4にデータ転送す
るときのデータ転送動作を説明する図である。ここでは
ヘッダを含めた全データをデータ転送するものとし、O
WRに0を設定し、TCRには(65,538バイト×
n/2)−1を設定する。これによってTCRに設定さ
れた語数に従ってDRAM3から入出力デバイス4への
データ転送が行われる。
【0054】以上スキップ転送について説明したが、圧
縮方法を変更しても同じように転送できる。例えばMP
3(MPEG1オーディオレイヤ3)という圧縮方法を
用いた場合は、データの処理単位が4608バイト、圧
縮されたデータのサイズは420バイトになり、上述し
たレジスタの設定値を変更するだけで対応することが可
能である。
【0055】また画像データと音楽データが入ったDV
Dの場合は画像データとサブコードをスキップし、音楽
データだけを転送するようにレジスタ設定を行えばよ
い。
【0056】(7)入出力インタフェース13,14 入出力インタフェース13,14は、各々ATA−3規
格に準拠した入出力デバイスを接続可能である。外部デ
バイスへのアクセスタイミング規定は、PIOMode
4,DMA Mode2に従う。入出力インタフェース
13,14は、それぞれDRAM3とのDMA転送のた
めのリードライトバッファ21,22を設け、高速のデ
ータ転送を実現する。またそれぞれDMAC26,27
を設け、CPU2から受け取ったコマンドを独立して実
行する。入出力インタフェース13,14は、各々DM
A制御レジスタのほかに上記のアドレス空間上にマッピ
ングされた専用の入出力制御レジスタを有する。
【0057】図15は、ブリッジチップ1とATA機器
との接続仕様を示す図である。入出力インタフェース1
3,14の入出力制御レジスタへのアクセスはすべてワ
ード(16ビット)で行う。このためバイト・レジスタ
・リード時の上位バイト(DD15〜DD8)が不定と
ならないようにプルアップする。また入出力デバイスの
DD15〜DD8と入力デバイスのDD7〜DD0をブ
リッジチップ1のDD7〜DD0へ接続し、入出力デバ
イスのDD7〜DD0と入力デバイスのDD15〜DD
8をブリッジチップ1のDD15〜DD8へ接続してい
る。このような外部接続によって入出力デバイスだけエ
ンディアンを変換することができる。さらに入出力デバ
イスと入力デバイスで信号/CS0,/CS1,DMA
RQ,/DMAACK,IRQをそれぞれ独立に設けて
おり、どちらの装置もマスタとして接続することが可能
となっている。
【0058】(8)拡張バスインタフェース 拡張バス18はチップ6、及び拡張バスインタフェース
に準拠する入出力デバイスを接続する。入出力インタフ
ェース15は、内部バス10と拡張バス18との間のD
MA転送のためにリードライトバッファ23を設け、高
速のデータ転送を実現する。内部バス10と拡張バス1
8との間は2ワード(32ビット)単位でデータ転送を
行い、データ転送効率を高めている。ただしCPU2か
らのアクセスについては1ワード単位のアクセスを行
う。また4チャネルのDMAC28を設け、各チャネル
についてDMA制御レジスタのほかに上記のアドレス空
間上にマッピングされた拡張バスのためのデータ転送専
用レジスタを有する。また拡張バス18に接続される入
出力デバイスごとに上記のアドレス空間上にマッピング
された専用の入出力制御レジスタを有する。
【0059】図16はブロック転送とデータ圧縮処理を
説明するブロック図、図17はそのタイミング図であ
る。データ圧縮を行うチップ6は、内部の準備が整うと
データ入力要求を行い/DRQR信号をLOWレベルに
アサートする。本ブリッジチップのDMACはこのデー
タ入力要求信号を受け、データを送出する。あらかじめ
設定しておいたブロックサイズ(例えば2048バイ
ト)の転送が完了すると、ブロック転送終了信号BEN
DRをアサートしてチップ6にデータ転送の完了を通知
し、データ圧縮処理を開始させる。チップ6はデータ圧
縮処理が終了すると、データ出力要求を行い/DRQT
信号をLOWレベルにアサートする。ブリッジチップ1
はこのデータ出力要求信号を受け、圧縮後のデータを取
り込む。あらかじめ設定しておいたブロックサイズ(例
えば424バイト)のデータの取り込みが完了すると、
BENDTをアサートしてチップ6にデータ転送の完了
を通知する。以降この動作の繰り返しとなる。
【0060】表3は各チャネル共通のデータ転送専用レ
ジスタを示す。
【0061】
【表3】
【0062】図18は、各データ転送専用レジスタのデ
ータ構成を示す。R/Wの意味は上記の通りである。
【0063】(a)ブロック制御レジスタ(BLCT
L) 入出力インタフェース15のDMAC28は、共通のD
MAC機能のほかにチップ6に適するブロック転送機能
など他の入出力インタフェースのDMACとは異なる機
能を有している。ブロック制御レジスタは、このブロッ
ク転送機能の制御を行うためのレジスタである。共通の
DMAC機能に付加されたブロック転送機能として、下
記の機能をもつ。
【0064】ブロックごとに区切ってデータを転送す
る。指定のブロックサイズの転送が終了したらチップ6
に対してブロック転送終了信号(BENDX)をアサー
トし、一時転送を中断(区切り)する。
【0065】転送ブロック数のカウント機能をもつ。
【0066】CLBC : Clear Block Transfer Counter DMA転送では入出力インタフェース15の回路内部で
チップ6に転送するデータのブロック中のデータ転送数
をカウントしている。このカウンタ値はCPU2からは
読めない。このビットはデータ転送中断などの際にこの
カウンタ値をクリアするときに使用される。カウンタ値
をクリアするときCLBCビットに「1をライト」す
る。その後カウンタを再起動させるために「0をライ
ト」する。
【0067】CLBL : Clear Block Counter CLBLビットはチップ6とのブロック転送の数をカウ
ントするブロックカウンタのレジスタ(BLCNTS)
をクリアする。カウンタ値をクリアするときCLBLビ
ットに「1をライト」する。その後カウンタを再起動さ
せるために「0をライト」する。
【0068】(b)ブロック長指定レジスタ(BLLE
N) ブロック長指定レジスタは、16ビットの読み出し/書
き込み可能なレジスタである。1ブロックの転送語数
(ワード)を指定する。転送語数はロングワード(32
ビット)単位に指定する。このため最下位ビツトは
「0」に固定される。このレジスタの内容はリセット以
外には更新されない。
【0069】(c)(d)ブロック数カウントステータ
スレジスタ(BLCNTSU,BLCNTSL) ブロック数カウントステータスレジスタは24ビットの
ステータスレジスタであり、ブロックの転送数をカウン
トする。このレジスタは読み出し専用である。カウンタ
のクリアは、ブロック制御レジスタ(BLCTL)のC
LBLビットによって制御する。
【0070】ここでブロック転送について説明する。図
19は、ブロック転送とDMA転送の関連を説明する図
である。例えば入力デバイスのオーディオデータの場
合、通常は1セクタに2352バイトのPCMデータと
16バイトのサブコードが格納されている。このうちP
CMデータを入力デバイスからブリッジチップに接続さ
れているメモリに転送する場合1セクタ2352バイト
の倍数を一つのかたまりとして取り出す。しかしデータ
圧縮は例えば2048バイト単位にて行うため、235
2バイトとの端数が生じる。このためブロックの途中で
DMA転送が終了することになる。この端数は次のセク
タデータにつながっているため、ブロックの途中から次
のかたまりデータの先頭を続けて送る必要がある。
【0071】図20は、BLLENによるブロック転送
の動作を説明する図である。入出力インタフェース15
内部の転送語数カウンタ64がクリアされた後、外部か
らブリッジチップ1へのブロック転送信号(/DRQ
X)によって起動がかかり、データ転送が開始される。
データ転送されるワード数に応じて転送語数カウンタ6
4がアップされる。BLLEN61の値と転送語数カウ
ンタ64の内容をコンパレータ63によって比較し、一
致したときブロック転送終了信号(/BENDX)生成
論理66によってBENDXを生成するとともにカウン
タクリア制御65を起動して転送語数カウンタ64をク
リアする。転送するブロックの途中でデータ転送をキャ
ンセルする場合などにCPU2によってBLCTLのC
LBCビット62がセットされると、カウンタクリア制
御65が起動され、転送語数カウンタ64をクリアす
る。
【0072】図21は、ブロック転送の動作を説明する
タイミング図である。拡張バス18と入出力インタフェ
ース15間のデータ転送が進むに従って転送語数カウン
タ64がアップされる。転送語数カウンタ64の値がB
LLEN61の値に達した時点AでBENDXがハイと
なる。次に転送語数カウンタ64がクリアされ、次のブ
ロック転送動作が繰り返す。図の/HDSはブリッジチ
ップ1と拡張バス18との間のデータストローブ信号を
示す。
【0073】図22は、ブロック数カウントの動作を説
明するブロック図である。ブロック転送が完了するごと
にBENDX信号生成論理66によりBENDX信号が
発生して入出力インタフェース15内部にあるブロック
数カウンタ73がアップされ、ブロック数カウンタ73
の値によってBLCNTS71が更新される。CPU2
はBLCNTS71のカウント値を読み出すことができ
る。CPU2によってBLCTLのCLBLビット72
がセットされると、カウンタクリア制御74が起動さ
れ、ブロック数カウンタ73をクリアする。これによっ
てBLCNTS71がクリアされる。
【0074】図23は、ブロック数カウントの動作を説
明するタイミング図である。BLCNTS71が読み出
された後、ブロック数カウンタ73及びBLCNTS7
1をクリアすると、第11番目のブロックの転送が第0
番目のブロックの転送とみなされる。
【0075】図24は、ブリッジチップ1とチップ6と
の間のデータ転送に関連する信号を示す図である。デー
タ転送のプロトコルは転送要求信号(/DRQX)と転
送終了信号(/BENDX)の2つを使用してデータ転
送を行うものである。チップ6側の信号名の末尾につく
記号Rはチップ6が受信機、記号Tは送信機となること
を意味する。
【0076】図25は、拡張バス18を介するブロック
転送動作を説明するタイミング図である。DMA転送プ
ロトコルは/DRQXがロウを条件にしてアサートされ
る。ブロック転送が終了すると、BENDXがアサート
され、これによって/DRQXがネゲートされ、この信
号の伝達によってBENDXがネゲートされるというシ
ーケンスとなる。
【0077】ブロック転送長は例えばチップ6の変換単
位である2048バイトをBLLENに設定する。図2
5の例は、ブロック転送の途中でソフトウェアリセット
(SR)ビットによってDMACを強制終了させてい
る。次にDMACを新たに起動させる場合には、必要に
応じブロック制御レジスタのCLBLによりブロックカ
ウンタを初期化する。図のEXDTはブリッジチップ1
と拡張バス18との間のデータ線の信号を示す。
【0078】図26は、ブロック転送の中断とその継続
転送動作を説明するタイミング図である。この例はブロ
ック転送の途中でDMA転送が終了したときに継続して
ブロック転送を行う例を示す。DMAトランスファカウ
ントレジスタ(TCR)に設定した転送語数だけDMA
転送するとDMA転送が終了し、CPU2に対して割込
みが発生する。そこでCPU2の割込み処理によって次
に転送するDMAメモリアドレスの設定などを行い、D
MACを再起動させる。この場合には転送語数カウンタ
64の内容が保存されているので、次のDMA転送が開
始されると中断されたブロック転送を継続する。この例
ではデータ長aとbのカウント合計は2048バイトと
なる。
【0079】図27は、ブロック転送中断と新規転送動
作を説明するタイミング図である。この例はブロック転
送の途中でDMA転送が終了したときに新規のブロック
を転送する例を示す。例えば入力デバイス5からDRA
M3へ読み出したPCMデータのサイズがチップ6の変
換に必要なデータ長に満たない場合や無効とするデータ
がある場合には中断したブロック転送を無効化すること
ができる。また曲の切れ目でDMA転送が終了し新たな
曲を転送させる場合には、次のDMA転送でブロック長
を最初からカウントする必要があり、CPU2からブロ
ック長カウンタクリア(CLBC)をセットして転送語
数カウンタ64をクリアした後、CLBCをリセットす
る。以上の動作によって転送を中断したブロックを無効
化し、BLLENに設定されたブロック長のブロック転
送を新たに開始することができる。
【0080】図28は、拡張バスのアービトレーション
を示すタイミング図である。アービタ17は、チップ6
及び外部デバイス7が拡張バス18にアクセスすると
き、データ転送中のDMAチャネルの転送要求信号(/
DRQX)のネゲート時にバスマスタ切り替え(バスア
ービトレーション)を行う。例えばDMACチャネル3
のブロック転送が終了してBEND3が立ち上がるとそ
の信号はアービタ17に伝達され、アービタ17は/D
RQ1をアサートしていたDMACチャネル1に許可信
号を送るので、DMACチャネル1の要求によるDMA
転送が開始される。図28の例はDMACチャネル3の
要求によるDMA転送の後に次の順番のDMACチャネ
ル1の要求によるDMA転送に切り替える様子を示す。
アービタ17はプライオリティ制御によりチャネル3、
2、1、0の順にDMA転送を許可する。/CS0はチ
ップセレクト信号であり、チップ6を選択して許可され
たチャネルのDMA転送が行われる状態を示す。
【0081】(9)バスアービタ ブリッジチツプ1のローカルメモリであるDRAM3に
はCPU2及びDMAC26〜28からのアクセス要求
が発生する。アービタ17はDRAM3にアクセスする
ためのバスアクセス権を制御する。アービタ17は、D
RAM3のバースト転送単位でバスマスタの切替を行
う。アービタ17の優先制御は、CPU2からのアクセ
スを最優先させるラウンドロビン制御である。すなわち
CPU2以外のアクセス要求に対してはあらかじめ決め
られた順番で順次バスマスタにバスアクセス権を渡して
いく。CPU2からDRAM3へのアクセス要求が発生
したとき、他のバスマスタが内部バス10を占有してい
るときにはそのバースト転送が終了したときにCPU2
のバスサイクルを挿入する。この動作によりCPU2か
らのアクセスのウェイトサイクルの挿入を最小限とす
る。
【0082】なおブリッジチツプ1内部のバスは、CP
U2からの各入出力インタフェースの制御レジスタへの
アクセスバス(周辺バス20)とDRAM3に対するデ
ータ転送バス(内部バス10)とから成り、2重化され
ているので、入出力インタフェース13〜15がDRA
M3にアクセス中にCPU2が任意の入出力インタフェ
ース13〜15の制御レジスタにアクセスできる。
【0083】図29は、IバスとPバスで接続された複
数のDMACとDMAアービタの構成を示す図である。
各々のDMACからはDMAアービタへIバスのバス権
を要求するREQ信号、リードライトを区別するための
R/W信号が出力される。DMAアービタがDMACへ
Iバスのバス権を与える場合はACK信号を用いる。
【0084】図30は、バス権の調停を行う場合のタイ
ミングチャートを示す図である。タイミングチャートに
はPバス、DMAC制御信号、Iバスが示されている。
まず最初はPバスを経由してDMAC#iへDMAの転
送設定が行われる。これは外部CPUがDMAの開始ア
ドレスや転送データ長を指定するものである。次にDM
AC#iはCPUに指定されたアドレスのデータを外部
デバイスからR/Wバッファに読み込んでデータ転送の
準備をする。準備が完了したらREQ信号でDMAアー
ビタにIバスのバス権を要求する。ACK信号によって
Iバスの使用が許可されたら、DMAC#iは直ちにI
バスにアドレスとデータを出力し、データ転送を行う。
【0085】DMAC#iがデータ転送を行っている間
にDMAC#jには次のデータ転送のための設定がPバ
スを介して行われている。データ転送の準備が終ったD
MAC#jは先ほどと同様にREQ信号でバス権を要求
し、ACK信号によって許可されてデータのリードを実
行している。複数のDMACが同時にバス権を要求した
場合には、あらかじめ決められた順番に従う。このよう
にIバスによるデータ転送とPバスによるDMAの設定
を独立に行い、複数のDMACを順次切り替えて用いる
ことが可能となった。その結果、アービトレーションフ
ェーズが不要となり、Iバスの使用効率を100%まで
高めることが可能となった。
【0086】(10)まとめ 図31は、音楽データの圧縮と蓄積を例にとり時間軸に
沿ったデータの流れを示す図である。入力デバイス5は
膨大な量のデータを格納しており、しかもその読み込み
速度はDRAM3の読み書き速度に比べて遅いので、入
力デバイス5のデータを一度にDRAM3へ転送するこ
とはせずに、入力デバイス5のデータをバースト転送分
ずつ区切って入力IFバッファ37へ転送し、また入力
IFバッファ37上の入力デバイスデータをバースト転
送分ずつ区切って入力IFバッファ37からチップ6へ
データ転送する。またブリッジチップ1は、チップ6で
圧縮されたデータをバースト転送分ずつ区切って入出力
IFバッファ38にデータ転送する。入出力IFバッフ
ァ38に65538バイトの圧縮データがたまつたと
き、バースト転送分ずつ区切って入出力IFバッファ3
8から入出力デバイス4にデータ転送する。このように
入出力インタフェース13〜15とDRAM3間のデー
タ転送は短時間で転送要求元が切り替わる。
【0087】入出力インタフェース13〜15は、各々
少なくともバースト転送分のリードライトバッファ21
〜23と、独立したDMAC26〜28とを備えている
ので、各入出力インタフェース13〜15のバースト転
送ごとにDMACを切り替えても切り替えのための空き
のバスサイクルは発生せず、高速のデータ転送を達成で
きる。またデータ圧縮/伸張専用のチップ6又は圧縮/
伸張部35がデータ圧縮を行うので、データ圧縮処理に
CPU2が介入することはなく高速のデータ転送が可能
である。またDRAM3とチップ6との間のデータ転送
の際にCDのサブコードのように転送に不要な部分やヘ
ッダ領域のように空き領域を形成する部分をスキップし
てデータ転送できる。ブリッジチップ1がこのような一
部領域のスキップ動作を自動的に行うので、各スキップ
単位ごとにCPU2が介入する必要はなく、入出力イン
タフェース13〜15とDRAM3間の高速データ転送
を妨げない。さらにCPU2はサブコードの解析やヘッ
ダの格納処理に際してDRAM3上のサブコードやヘッ
ダ部分をCPU2のメインメモリ(図示せず)に取り込
むことなく、ブリッジチップ1を介して直接DRAM3
にアクセスすればよいので、入出力インタフェース13
〜15とDRAM3間の高速データ転送に寄与できる。
またCPU2が各入出力インタフェース13〜15のD
MAC制御レジスタや入出力制御レジスタにアクセスす
るとき、内部バス10とは独立した周辺バス20を介し
てこれらのレジスタにアクセスするので、内部バス10
を介する入出力インタフェース13〜15とDRAM3
間の高速データ転送を妨げない。
【0088】上記の高速DMA転送へのCPU2の介入
を少なくするためには、CPU2がDMAC制御レジス
タに設定する転送語数をできるだけ大きくすればよい
が、一方チップ6のような拡張バス18に接続される入
出力デバイスの処理単位が2048/424バイトのよ
うに比較的少量のデバイス固有のサイズをもつデータで
ありデバイス固有の制御を必要とするため、DMA転送
制御をベースとしてCPU2がこのようなサイズのデー
タをブロックとして取扱えるように、拡張バスブロック
についてCPU2が目的に応じたブロックサイズを設定
し、ブリッジチップ1がこのブロックサイズに従ってブ
ロック転送を制御する。
【0089】
【発明の効果】以上述べたように本発明の半導体装置に
よれば、各入出力インタフェースがそれぞれ独立したD
MACを備え、メモリ上の一部領域をスキップしてデー
タ転送する機能を有するなどによってメモリと入出力デ
バイス間の効率よいデータ転送を行える半導体装置を提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態のブリッジチップ1の内部構成及び接
続されるデバイスを示す図である。
【図2】実施形態のブリッジチップ1の内部構成を示す
図である。
【図3】実施形態のブリッジチップ1の内部構成であ
り、DRAM3をブリッジチップ1上に配置する構成を
示す図である。
【図4】実施形態のブリッジチップ1の内部構成であ
り、CPU2をブリッジチップ1上に配置する構成を示
す図である。
【図5】実施形態のブリッジチップ1の内部構成であ
り、CPU2及びDRAM3をブリッジチップ1上に配
置する構成を示す図である。
【図6】実施形態のブリッジチップ1の内部構成であ
り、CPU2、DRAM3及び圧縮/伸張部35をブリ
ッジチップ1上に配置する構成を示す図である。
【図7】実施形態の入力デバイス5から入出力デバイス
4までのデータの流れ及び処理の概要を示す図である。
【図8】実施形態のCPU2からみたブリッジチップ1
のアドレスマップを示す図である。
【図9】実施形態のブリッジチップI/O領域43のレ
ジスタマップを示す図である。
【図10】実施形態のCPUインタフェースによる2つ
のアクセス方法を説明する図である。
【図11A】実施形態の各DMA制御レジスタのデータ
構成を示す図である。
【図11B】実施形態の各DMA制御レジスタのデータ
構成(続き)を示す図である。
【図12】実施形態のオフセット機能を説明する図であ
る。
【図13】実施形態のスキップ機能を説明するブロック
図である。
【図14】DMACによるデータ転送の例を示す図であ
る。
【図15】実施形態のブリッジチップ1とATA機器と
の接続仕様を示す図である。
【図16】実施形態のブロック転送とデータ圧縮動作を
説明するブロック図である。
【図17】実施形態のブロック転送とデータ圧縮動作を
説明するタイミング図である。
【図18】実施形態の拡張バスに関するデータ転送用レ
ジスタのデータ構成を示す図である。
【図19】実施形態のブロック転送とDMA転送の関連
を説明する図である。
【図20】実施形態のBLLENによるブロック転送動
作を説明する図である。
【図21】実施形態のブロック転送動作を説明するタイ
ミング図である。
【図22】実施形態のブロック数カウント動作を説明す
るブロック図である。
【図23】実施形態のブロック数カウント動作を説明す
るタイミング図である。
【図24】実施形態のブリッジチップ1とチップ6間の
データ転送に関連する信号を示す図である。
【図25】実施形態の拡張バス18を介するブロック転
送動作を説明するタイミング図である。
【図26】実施形態のブロック転送の中断とその継続転
送動作を説明するタイミング図である。
【図27】実施形態のブロック転送中断と新規転送動作
を説明するタイミング図である。
【図28】実施形態の拡張バス18のアービトレーショ
ンを説明するタイミング図である。
【図29】バスアービトレーションの概念を示す図であ
る。
【図30】バスアクセス権の切替の例を示すタイミング
図である。
【図31】時系列に沿ったデータ転送の切替の例を示す
図である。
【符号の説明】
1:ブリッジチップ、2:CPU、3:DRAM、4:
入出力デバイス、5:入力デバイス、6:チップ、7:
外部デバイス、10:内部バス、13:入力インタフェ
ース、14〜15:入出力インタフェース、17:アー
ビタ、18:拡張バス、20:周辺バス、21〜23:
リードライトバッファ、26〜28:DMAC、42:
バッファ領域、43:ブリッジチップI/O領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 潤 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体グループ内 (72)発明者 宮本 崇 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体グループ内 (72)発明者 大村 賢一郎 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体グループ内 (72)発明者 浜崎 博幸 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体グループ内 (72)発明者 武田 博 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体グループ内 (72)発明者 高野 誠 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立超エル・エス・アイ・システム ズ内 (72)発明者 望月 勇 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立超エル・エス・アイ・システム ズ内 (72)発明者 星 恭彦 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立超エル・エス・アイ・システム ズ内 (72)発明者 平出 和弘 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立超エル・エス・アイ・システム ズ内 (72)発明者 村島 竜一 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立超エル・エス・アイ・システム ズ内 Fターム(参考) 5B014 EB03 GC01 GC05 GC07 GC21 5B060 CD13 GA18 KA03 5B061 BA01 BA03 BB01 BC03 DD01 DD09 DD11 RR02 RR03

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部に設けられるCPU、メモリ及び複数
    の入出力デバイスと接続され前記メモリと前記入出力デ
    バイス間に実行されるデータ転送を制御する半導体装置
    であって、前記入出力デバイスのうちの少なくとも1つ
    の入出力デバイスに対応するDMACチャネルを有し、
    前記CPU及び前記DMACチャネルの各々からの前記
    メモリとの間のデータ転送の要求に応じてデータ転送を
    許可するバスマスタを決定するバスアービタを有するこ
    とを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】前記DMACは、前記メモリとの間のデー
    タ転送の際に前記メモリ上の一部領域をスキップしてデ
    ータ転送するよう制御する手段を有することを特徴とす
    る請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】前記制御する手段としてDMA開始アドレ
    ス、転送語数、スキップ語数を指定するためのレジスタ
    を有することを特徴とする請求項2記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】前記制御する手段としてスキップ語数分を
    スキップしてアドレス生成できるカウンタを有すること
    を特徴とする請求項3記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】外部に設けられるCPU、メモリ及び複数
    の入出力デバイスと接続される半導体装置であって、前
    記半導体装置は、前記入出力デバイスを接続する複数の
    入出力インタフェースと、前記CPUを接続するCPU
    インタフェースと、前記メモリを接続するメモリインタ
    フェースと、前記CPUインタフェース及び前記入出力
    インタフェースの各々と前記メモリインタフェースとを
    接続する内部バスとを有し、前記入出力インタフェース
    は各々バッファとDMACとを有し、前記CPUインタ
    フェース及び前記DMACの各々からの前記メモリとの
    間のデータ転送の要求に応じてデータ転送を許可しバス
    マスタを決定するバスアービタを有することを特徴とす
    る半導体装置。
  6. 【請求項6】前記DMACは、前記メモリとの間のデー
    タ転送の際に前記メモリ上の一部領域をスキップしてデ
    ータ転送するよう制御する手段を有することを特徴とす
    る請求項5記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】前記制御する手段としてDMA開始アドレ
    ス、転送語数、スキップ語数を指定するためのレジスタ
    を有することを特徴とする請求項6記載の半導体装置。
  8. 【請求項8】前記制御する手段としてスキップ語数分を
    スキップしてアドレス生成できるカウンタを有すること
    を特徴とする請求項7記載の半導体装置。
  9. 【請求項9】前記DMACは外部入出力デバイスのデー
    タフォーマットにあわせ、転送するデータをブロツクと
    して扱うことを特徴とする請求項2または請求項6記載
    の半導体装置。
  10. 【請求項10】前記DMACにおいてブロツクとして使
    うため、ブロツク転送数をカウントするレジスタと、ブ
    ロツクサイズを保持するレジスタとを有することを特徴
    とする請求項9記載の半導体装置。
  11. 【請求項11】前記メモリは、前記CPUのアドレス空
    間の一部領域としてアドレスがマッピングされる記憶領
    域を有することを特徴とする請求項1または請求項5記
    載の半導体装置。
  12. 【請求項12】外部に設けられる前記メモリの代わりに
    前記メモリを内部に組み込んだことを特徴とする請求項
    1または請求項5記載の半導体装置。
  13. 【請求項13】外部に設けられる前記CPUの代わりに
    前記CPUを内部に組み込んだことを特徴とする請求項
    1または請求項5記載の半導体装置。
  14. 【請求項14】前記内部バスとは独立して前記CPUイ
    ンタフェースから前記入出力インタフェースの各々にア
    クセス可能な第2のバスを設けたことを特徴とする請求
    項5記載の半導体装置。
  15. 【請求項15】外部に設けられるCPU、メモリ及び複
    数の入出力デバイスと接続される半導体装置であって、
    前記半導体装置は、第1の入出力デバイスと接続される
    第1の入出力インタフェースと、第2の入出力デバイス
    と接続される第2の入出力インタフェースと、第3の入
    出力デバイスと接続される第3の入出力インタフェース
    と、前記CPUを接続するCPUインタフェースと、前
    記メモリを接続するメモリインタフェースと、前記CP
    Uインタフェース及び入出力インタフェースの各々と前
    記メモリインタフェースとを接続する内部バスとを有
    し、前記入出力インタフェースは各々リードライトバッ
    ファとDMACとを有し、前記CPUインタフェース及
    び前記DMACの各々からの前記メモリとの間のデータ
    転送の要求に応じてデータ転送を許可するバスマスタを
    決定するバスアービタを有し、第1の入出力インタフェ
    ースから前記メモリを介して第2の入出力インタフェー
    スへのデータ転送及び第2の入出力インタフェースから
    前記メモリを介してデータ圧縮されたデータを第3の入
    出力インタフェースへ転送するデータ転送を実行可能に
    構成したことを特徴とする半導体装置。
  16. 【請求項16】前記第2の入出力インタフェースは、前
    記メモリとの間のデータ転送の際に前記メモリ上の一部
    領域をスキップしてデータ転送するよう制御する手段を
    有することを特徴とする請求項15記載の半導体装置。
  17. 【請求項17】データ圧縮又はデータ伸張を行う手段を
    内部に組み込んだことを特徴とする請求項15記載の半
    導体装置。
  18. 【請求項18】前記第2の入出力インタフェースは、外
    部のバスに接続され、前記CPUによって第2の入出力
    インタフェースに設定されたブロックサイズのデータブ
    ロックを前記内部バスと前記外部のバスとの間に転送す
    る手段を有することを特徴とする請求項15記載の半導
    体装置。
  19. 【請求項19】前記メモリはDRAMであることを特徴
    とする請求項1、請求項5または請求項15記載の半導
    体装置。
  20. 【請求項20】前記入出力インタフェースに接続される
    複数の外部接続デバイスのエンディアンがそれぞれ異な
    る場合にはエンディアンが異なるデバイスのデータバス
    の上位側と下位側を入れ替えて入出力インタフェースに
    接続することを特徴とする請求項15記載の半導体装
    置。
  21. 【請求項21】前記バスアービタは、バスマスタを選択
    する場合にあらかじめ決められた優先順位に従ってバス
    マスタを決定することを特徴とする請求項15記載の半
    導体装置。
  22. 【請求項22】前記優先順位は内容の異なる優先順位が
    複数存在し、用途に応じて優先順位を選択することを特
    徴とする請求項15記載の半導体装置。
  23. 【請求項23】CPU、メモリ、複数の入出力デバイス
    及び前記CPU、メモリと前記入出力デバイスとの間に
    介在する半導体装置を有する回路システムであって、前
    記半導体装置は、前記入出力デバイスを接続する複数の
    入出力インタフェースと、前記CPUを接続するCPU
    インタフェースと、前記メモリを接続するメモリインタ
    フェースと、前記CPUインタフェース及び前記入出力
    インタフェースの各々と前記メモリインタフェースとを
    接続する内部バスとを有し、前記入出力インタフェース
    は各々リードライトバッファとDMACとを有し、前記
    CPUインタフェース及び前記DMACの各々からの前
    記メモリとの間のデータ転送の要求に応じてデータ転送
    を許可するバスマスタを決定するバスアービタを有する
    ことを特徴とする回路システム。
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