JPH08180012A - コンピュータシステム - Google Patents

コンピュータシステム

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Publication number
JPH08180012A
JPH08180012A JP32426794A JP32426794A JPH08180012A JP H08180012 A JPH08180012 A JP H08180012A JP 32426794 A JP32426794 A JP 32426794A JP 32426794 A JP32426794 A JP 32426794A JP H08180012 A JPH08180012 A JP H08180012A
Authority
JP
Japan
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data
memory
controller
bus
transfer
Prior art date
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Pending
Application number
JP32426794A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruhisa Fujimoto
曜久 藤本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】システムメモリからビデオメモリへのイメージ
データの転送速度の向上を図る。 【構成】ホスト/PCIブリッジ装置15内に設けられ
たメモリデータ転送コントローラ156は、メモリコン
トローラ155およびローカルバスインタフェース15
4を用いてシステムメモリ12とビデオメモリ18との
間のデータ転送を開始して、CPU11によって指定さ
れたブロックデータをバースト転送によってシステムメ
モリ12からビデオメモリ18に転送する。システムメ
モリ12のリードアクセスはメモリバス14を介して実
行されPCIバス16は使用されない。このため、PC
Iバス16が利用されるのはブリッジ装置15からビデ
オメモリ18へのライト転送だけで済み、高速データ転
送を実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はコンピュータシステム
に関し、特にプロセッサバスとシステムバスとを繋ぐブ
リッジ装置を備えたコンピュータシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯可能なラップトップタイプま
たはノートブックタイプのポータブルパーソナルコンピ
ュータが種々開発されている。従来、この種のコンピュ
ータに使用されるシステムバスとしては、ISA(In
dustry Standard Architect
ure)バスやEISA(Extended ISA)
バスが主流であったが、最近では、イメージデータ転送
などの高速化を実現するためにPCI(Periphe
ral Component Interconnec
t)バスや、VESA VL(VESAlocal)バ
スなどのローカルバスが採用され始めている。
【0003】これらローカルバスにおいては、全てのデ
ータ転送はブロック転送が基本であり、これはバースト
転送を用いて実現されている。これにより、例えばPC
Iバスでは最大133Mバイト/秒(データバスが32
ビット幅の時)のデータ転送速度を実現できる。
【0004】したがって、ローカルバスを採用すると、
システムメモリ上のイメージデータをビデオメモリに高
速転送することが可能となり、高度なグラフィカルユー
ザインタフェースを提供するのに必要な高い描画性能を
実現できる。
【0005】しかしながら、従来では、ビデオメモリへ
のイメージデータの転送処理はCPUのMOVE命令な
どを用いて行なわれている。このため、システムメモリ
からビデオメモリにイメージデータを転送する場合には
必ずCPUのレジスタが経由される。したがって、デー
タ転送速度は高速化されても、その分だけCPUの負荷
も増大する。
【0006】特に、最近では1024×768ドットま
たは1280×1024ドットといった高解像度表示や
フルカラー表示が要求されており、大量のイメージデー
タを頻繁にビデオメモリに転送することが必要となって
いる。したがって、イメージデータ転送のためにCPU
が多くの時間占有されるという問題が生じている。
【0007】そこで、本願発明者は、ローカルバス上に
DMAコントローラを接続して、そのDMAコントロー
ラによってイメージデータを転送するシステム構成を提
案した。このシステムを図8に示す。この図8のシステ
ムは、ローカルバスとしてPCIバスを用いた場合の例
である。
【0008】このシステムにおいては、CPU1はホス
ト/PCIブリッジ装置2を介してPCIバス3に接続
されており、そのPCIバス3上にはディスプレイコン
トローラ5とDMAコントローラ7が接続されている。
DMAコントローラ7は、CPU1を介さずに、システ
ムメモリ4からディスプレイコントローラ5にイメージ
データを転送する。したがって、CPU1をイメージデ
ータの転送処理から解放することができる。
【0009】しかしながら、このようにDMAコントロ
ーラ7をPCIバス3に直結すると、DMAコントロー
ラ7はリードとライトの2つの転送サイクルを行なう事
が必要となる。DMAコントローラ7が4ダブルワード
のブロック単位でリード転送とライト転送を行なう場合
のPCIバスサイクルは図9の通りである。
【0010】図9のタイミングチャートから分かるよう
に、リード転送サイクルでは、まず、DMAコントロー
ラ7からPCIバス3上に出力されるスタートアドレス
(A)によってシステムメモリ4上の転送開始番地が指
定され、その後、ホスト/PCIブリッジ装置2を介し
てシステムメモリ4からPCIバス3上に4ダフルワー
ドのイメージデータ(D0〜D3)が読み出される。こ
の4ダフルワードのイメージデータ(D0〜D3)は、
DMAコントローラ7内のバッファに蓄えられる。
【0011】この後のライト転送サイクルでは、DMA
コントローラ7からPCIバス3上に出力されるスター
トアドレス(A´)によってビデオメモリ6上の転送開
始番地が指定され、そのアドレス転送に引き続いて、D
MAコントローラ7内のバッファに保持されたイメージ
データ(D0〜D3)がPCIバス3上に転送される。
この4ダフルワードのイメージデータ(D0〜D3)
は、ディスプレイコントローラ5を介してビデオメモリ
6に書き込まれる。
【0012】よって、システムメモリ4からディスプレ
イコントローラ5に4ダブルワードのイメージデータを
転送するのに要する時間は、リード転送サイクルとライ
ト転送サイクルとを合わせて合計14クロックとなり、
データ転送速度が著しく低下されてしまう。
【0013】このように、DMAコントローラを用いて
イメージデータを転送すると、CPUの負荷は低減でき
るものの、ローカルバスが持つ本来の高速転送機能を十
分に活用できなくなる欠点がある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ローカルバスを採用し
た従来のシステムでは、ビデオメモリへのイメージデー
タの転送処理などはCPUのMOVE命令を用いて行な
われており、イメージデータ転送のためにCPUが多く
の時間占有されるという問題があった。また、DMAコ
ントローラをローカルバス上に接続すると、CPUをイ
メージデータ転送処理から解放する事はできるものの、
1ブロックデータの転送にリードとライトの2つの転送
サイクルを行なう必要が生じ、データ転送速度が低下さ
れるという不具合が生じる。
【0015】この発明はこのような点に鑑みてなされた
もので、リードまたはライトの1回の転送サイクルによ
ってシステムメモリとローカルバス上の周辺デバイスと
の間のデータ転送を実現できるようにし、CPUを多く
の時間占有することなくシステムメモリと周辺デバイス
との間のデータ転送を高速に実行することができるコン
ピュータシステムを提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段および作用】この発明は、
CPUと、システムメモリと、前記CPUのプロセッサ
バスと各種周辺デバイスが接続されるローカルバスとを
繋ぐブリッジ装置とを含むコンピュータシステムにおい
て、前記ブリッジ装置に、前記システムメモリに接続さ
れ、前記システムメモリをアクセス制御するメモリコン
トローラと、前記ローカルバスに接続され、前記ローカ
ルバスのバスサイクルを制御するローカルバスコントロ
ーラと、前記メモリコントローラおよび前記ローカルバ
スコントローラに接続され、前記システムメモリと前記
周辺デバイスとの間のデータ転送を制御するデータ転送
コントローラであって、前記CPUからのデータ転送要
求に応答して前記メモリコントローラおよびローカルバ
スコントローラを用いて前記システムメモリと前記周辺
デバイスとの間のデータ転送を開始して、前記CPUに
よって指定されたスタートアドレスおよびデータ転送長
によって規定されるブロックデータを前記システムメモ
リと前記周辺デバイスとの間で転送するデータ転送コン
トローラとを具備することを特徴とする。
【0017】このコンピュータシステムにおいては、C
PUのプロセッサバスとローカルバスとを繋ぐブリッジ
装置内に、システムメモリと周辺デバイスとの間のデー
タ転送を制御するデータ転送コントローラが設けられて
いる。
【0018】CPUによってデータ転送が要求された
時、データ転送コントローラは、メモリコントローラお
よびローカルバスコントローラを用いてシステムメモリ
と周辺デバイスとの間のデータ転送を開始してCPUに
よって指定されたスタートアドレスとデータ転送長とに
よって規定されるブロックデータを、例えばシステムメ
モリから周辺デバイスに転送する。これにより、CPU
を占有することなく、システムメモリと周辺デバイスと
の間で所望のブロックデータを転送することができる。
【0019】また、システムメモリのリードアクセスは
メモリコントローラによって実行されローカルバスは使
用されない。このため、ローカルバスが利用されるのは
ブリッジ装置から周辺デバイスへのライト転送だけで済
み、ローカルバス上にDMAコントローラを接続した場
合よりも、高速データ転送を実現できる。
【0020】したがって、ローカルバス上の周辺デバイ
スとシステムメモリ間のデータ転送をCPUを介さずに
高速に実行することが可能となる。また、システムメモ
リの連続リードアクセスと、バースト転送を用いた周辺
デバイスへのライト転送サイクルとを組み合わせて同期
して行なう事により、大きなデータバッファを用意する
こと無く、システムメモリから周辺デバイスへのデータ
転送を実現できる。
【0021】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例を説
明する。図1には、この発明の一実施例に係わるコンピ
ュータシステムの構成が示されている。このコンピュー
タシステムは、ノートブックタイプまたはラップトップ
タイプのポータブルパーソナルコンピュータであり、そ
のシステムボード上には、CPU11、システムメモリ
12、CPU11のプロセッサバス13、メモリバス1
4、ホスト/PCIブリッジ装置15、PCIバス1
6、ディスプレイコントローラ17、ビデオメモリ1
8、ハードディスクドライブ装置(HDD)19、PC
Iバス拡張スロット20,21、PCI/ISAブリッ
ジ装置22、ISAバス23、ISAバス用I/Oデバ
イス24,25、ISAバス拡張スロット26,27が
設けられている。
【0022】CPU11は、例えば、米インテル社によ
って製造販売されているマイクロプロセッサ“Pent
ium”などによって実現されている。このCPU11
の入出力ピンに直結されているプロセッサバス13は、
64ビット幅のデータバスを有している。
【0023】システムメモリ12は、オペレーティング
システム、デバイスドライバ、実行対象のアプリケーシ
ョンプログラム、および処理データなどを格納するメモ
リデバイスであり、DRAMまたはシンクロナスDRA
Mによって構成されている。このシステムメモリ12
は、32ビット幅または64ビット幅のデータバスを有
する専用のメモリバス14に接続されている。このメモ
リバス14のデータバスとしては、プロセッサバス13
のデータバスを利用することもできる。この場合、メモ
リバス14には、アドレスバスと各種メモリ制御信号線
とから構成される。
【0024】ホスト/PCIブリッジ装置15は、プロ
セッサバス13とPCIバス16との間を繋ぐブリッジ
LSIであり、プロセッサバス13とPCIバス16と
の間で、データおよびアドレスを含むバスサイクルを双
方向で変換する。また、ホスト/PCIブリッジ装置1
5は、メモリバス14を介してシステムメモリ12にも
接続されており、システムメモリ12のアクセスも制御
する。さらに、ホスト/PCIブリッジ装置15は、シ
ステムメモリ12とPCIバス16上の周辺デバイス
(ディスプレイコントローラ17、HDD19)との間
で高速データ転送を実行するための機能をサポートして
いる。
【0025】このように、ホスト/PCIブリッジ装置
15は、ISAバス23上のデバイスを除くシステム内
の全てのメモリおよびI/Oデバイスを制御するシステ
ムコントローラとして機能する。
【0026】PCIバス16はクロック同期型の入出力
バスであり、PCIバス16上の全てのサイクルはクロ
ックに同期して行なわれる。PCIバス16のクロック
信号は最大33MHzである。PCIバス16は、時分
割的に使用されるアドレス/データバスを有している。
このアドレス/データバスは、32ビット幅である。
【0027】PCIバス16上のデータ転送は、バース
ト転送を利用したブロックデータ転送を基本としてい
る。このデータ転送サイクルは、アドレスフェーズとそ
れに後続する1以上のデータフェーズとから構成され
る。アドレスフェーズにおいてはアドレス/データバス
上にアドレスが出力され、データフェーズでは32ビッ
トのデータが出力される。
【0028】ディスプレイコントローラ17は、ビデオ
メモリ18に格納されているイメージデータをビデオデ
ータに変換してこのシステムのディスプレイモニタに表
示するグラフィクスコントロールLSIであり、PCI
バス16に直結されている。このディスプレイコントロ
ーラ17のバスインターフェースには、PCIバス16
のバースト転送に対応するためのデータバッファが設け
られている。
【0029】ビデオメモリ18は、ディスプレイモニタ
の画面イメージを格納する。このビデオメモリ18は、
シンクロナスDRAMから構成されている。シンクロナ
スDRAMは、クロック同期式オペレーション、コマン
ドによる動作モード制御、2バンクメモリセルアレイ構
成という特徴を持つメモリであり、通常のDRAMより
もシーケンシャルアクセスを高速に行なうことができ
る。
【0030】ビデオメモリ18を構成するシンクロナス
DRAMは、例えば、256K×16ビット構成のシン
クロナスDRAMチップを2個または4個並列接続する
ことによって実現できる。この場合、32ビット幅また
は64ビット幅単位でイメージデータのリード/ライト
が行なわれる。
【0031】HDD19はIDEインタフェースを持つ
ハードディスク装置であり、PCIバス16に直結され
ている。このHDD19のハードディスクコントローラ
は、PCIバス16のバースト転送に対応するためのP
IO転送モード、DMA転送モードなどの高速転送モー
ドを有している。
【0032】PCIバス拡張スロット20,21には、
PCI対応の各種拡張カードを必要に応じて装着するこ
とができる。PCI/ISAブリッジ装置22は、PC
Iバス16とISAバス23との間を繋ぐブリッジLS
Iであり、PCIバス16とISAバス23の間でデー
タおよびアドレスを含むバスサイクルを双方向で変換す
る。このPCI/ISAブリッジ装置22には、ISA
バス23上のメモリおよびI/Oデバイス24,24を
制御するためのロジックや、DMAコントローラなどが
含まれている。ISAバス拡張スロット26,27に
は、ISA対応の各種拡張カードを必要に応じて装着す
ることができる。
【0033】次に、この発明の特徴とするホスト/PC
Iブリッジ装置15の具体的なハードウェア構成を説明
する。ホスト/PCIブリッジ装置15は、図示のよう
に、CPUインタフェース151、データバッファ15
2、バースト可能判定回路153、ローカルバスインタ
フェース154、メモリコントローラ155、およびメ
モリデータ転送コントローラ156から構成されてい
る。
【0034】CPUインターフェース151は、プロセ
ッサバス13を介してCPU11とのインターフェース
制御を行なう。データバッファ152は、CPU11が
システム内の各種周辺デバイスをライトアクセス/リー
ドアクセスする時にCPU11からのライトデータまた
は周辺デバイスからのリードデータを一時的に蓄積す
る。このデータバッファ152は、例えば64×4ビッ
トのデータ記憶サイズを有する。
【0035】バースト可能判定回路153は、データバ
ッファ152に蓄積されたCPU11からのライトデー
タそれぞれのアドレスが連続しているか否かを検出し、
その検出結果に応じてそれらライトデータをPCIバス
16上のデバイスにバースト転送可能か否かを判定す
る。連続アドレスならば、バースト転送可能であること
を示す信号が、バースト可能判定回路153からローカ
ルバスインタフェース154に送られる。
【0036】ローカルバスインタフェース154は、P
CIバス16のバイサイクルを制御するバスコントロー
ラであり、バースト転送機能を持つ。CPU11からの
ライトデータをPCIバス16上のデバイスに転送する
時、バースト可能判定回路153からバースト転送可能
であることを示す信号が発生されたならば、ローカルバ
スインタフェース154はデータバッファ152内のラ
イトデータをバースト転送によってPCIバス16上の
デバイスに転送する。
【0037】また、ローカルバスインタフェース154
は、CPU11からのライトデータだけでなく、メモリ
データ転送コントローラ156からの指示に応じて、そ
のメモリデータ転送コントローラ156内のデータバッ
ファに保持されてるメモリデータのバースト転送も行な
う。
【0038】メモリコントローラ155は、CPU11
またはメモリデータ転送コントローラ156からのメモ
リアクセス要求に応じて、システムメモリ12をアクセ
ス制御する。システムメモリ12のアクセスは、メモリ
バス14を介して行なわれる。
【0039】メモリデータ転送コントローラ156から
メモリアクセス要求が発行された時、メモリコントロー
ラ155は、システムメモリ12をシーケンシャルにリ
ード/ライトアクセスする。システムメモリ12が通常
のDRAMから構成されているならばシーケンシャルリ
ード/ライトはページモードを利用して連続的に行なわ
れ、シンクロナスDRAMから構成されているならばバ
ースト転送モードを利用して連続的に行なわれる。
【0040】メモリデータ転送コントローラ156は、
システムメモリ12とビデオメモリ18との間、および
システムメモリ12とHDD19との間のメモリデータ
の転送を制御する。CPU11によってメモリデータ転
送が要求された時、メモリデータ転送コントローラ15
6は、メモリコントローラ155およびローカルバスイ
ンタフェース154を用いてシステムメモリ12とPC
Iバス16上のデバイスとの間のデータ転送を開始し
て、CPU11からの転送パラメタ値によって指定され
たスタートアドレスとデータ転送長とによって規定され
るブロックデータを、バースト転送によって例えばシス
テムメモリ12からビデオメモリ18に転送する。
【0041】この場合、システムメモリ12からメモリ
データ転送コントローラ156のデータバッファへのイ
メージデータの転送はメモリバス14および内部バス1
56aを介して行なわれ、メモリデータ転送コントロー
ラ156のデータバッファからビデオメモリ18へのイ
メージデータの転送は内部バス156bおよびPCIバ
ス16を介して行なわれる。
【0042】図2には、システムメモリ12からビデオ
メモリ18にイメージデータを転送する場合のタイミン
グチャートが示されている。ここでは、システムメモリ
12がシンクロナスDRAMから構成され、メモリバス
14が32ビット幅のデータバスを有している場合を想
定する。
【0043】まず、メモリデータ転送コントローラ15
6からのリードアクセス要求に応答して、メモリコント
ローラ155はシステムメモリ12のリードアクセスを
開始する。シンクロナスDRAMのアクセス制御動作は
全て、PCIバス16のクロックCLKと同じ33MH
zのクロックに同期して行なわれる。
【0044】メモリデータ転送コントローラ156は、
まず、CPU11によって設定された転送パラメタに基
づいてメモリコントローラ155にメモリリード要求を
発行し、メモリコントローラ155に対してシステムメ
モリ12上の転送元スタートアドレスおよび転送データ
長を指定する。この後、メモリデータ転送コントローラ
156は、ローカルバスインタフェース154にデータ
転送要求を発行し、ローカルバスインタフェース154
に対してビデオメモリ12上の転送先スタートアドレス
および転送データ長を指定する。
【0045】メモリコントローラ155は、メモリデー
タ転送コントローラ156からのメモリリード要求に応
答して、まず、シンクロナスDRAMにモード設定コマ
ンドを発行して、シンクロナスDRAMのチップ自体が
持つバースト機能の内容を指定する。これにより、シン
クロナスDRAMは、例えばバースト転送長=2に設定
される。この場合、シンクロナスDRAMはメモリコン
トローラ155からのメモリアドレスを+1インクリメ
ントして、データを自動的に2度読み出す。
【0046】モード設定動作終了後、メモリコントロー
ラ155は、シンクロナスDRAMに対してバンクアク
ティブコマンドBAを発生して、ロウアドレスを指定す
る。この後、メモリコントローラ155は、シンクロナ
スDRAMに対してリードコマンド(RC)を発生する
と共に、カラムアドレスを指定する。カラムアドレスが
指定されると、シンクロナスDRAMはリード動作を開
始する。これによって、スタートアドレスで指定される
番地の32ビットデータ(D0)がシンクロナスDRA
Mから読み出され、それに引き続いて次の番地の32ビ
ットデータ(D1)がシンクロナスDRAMから読み出
される。
【0047】メモリコントローラ155は、指定された
転送データ長のデータが読み出されるまで、カラムアド
レスの値を+2ずつインクリメントしながらシンクロナ
スDRAMにリード動作を繰り返し実行させる。シンク
ロナスDRAMから読み出されたデータは、メモリデー
タ転送コントローラ156のデータバッファに順次転送
される。
【0048】データ(D0)がメモリデータ転送コント
ローラ156のデータバッファに転送されると、ローカ
ルバスインタフェース154は、メモリデータ転送コン
トローラ156の制御の下に、PCIバス16を介して
ビデオメモリ18にデータ転送するためのバスサイクル
を開始する。
【0049】この場合、メモリデータ転送コントローラ
156はPCIバスサイクルを開始するイニシエータと
なり、ビデオメモリ18を制御するディスプレイコント
ローラ17はそのバスサイクルでアドレス指定されるタ
ーゲットとなる。
【0050】ローカルバスインタフェース154は、ま
ず、PCIバス16上のサイクルフレーム(FRAME
#)信号をアクティブにすると共に、PCIバス16上
に転送先スタートアドレス(A)およびコマンドを出力
する。FRAME#信号はPCIバスサイクルの開始お
よびそのサイクル期間を示す。コマンドはバスサイクル
の種類(メモリリード、メモリライト、I/Oリード、
I/Oライトなど)を示す。
【0051】次に、ローカルバスインタフェース154
は、PCIバス16上にデータを出力すると共に、アド
レス/データバスAD(31:0)上のデータが有効で
あることを示すためにPCIバス16上のイニシエータ
レディー(IRDY#)信号をアクティブにする。そし
て、ディスプレイコントローラ17によってアクティブ
にされるターゲットレディー(TRDY#)信号によっ
てディスプレイコントローラ17がデータ受信可能な状
態になったことを認識すると、ローカルバスインタフェ
ース154は、データ(D0)を1クロックだけ保持し
た後、データD1,D2,D3,D4,…をアドレス/
データバスAD(31:0)上に順次出力する。これに
より、転送パラメタで指定されたサイズのイメージデー
タがシステムメモリ12からビデオメモリ18にバース
ト転送される。
【0052】このように、メモリデータ転送コントロー
ラ156からビデオメモリ18へのイメージデータのラ
イト転送は、システムメモリ12からメモリデータ転送
コントローラ156へのイメージデータのリード転送と
並行して実行される。PCIバス16が利用されるの
は、メモリデータ転送コントローラ156からビデオメ
モリ18へのイメージデータのライト転送だけである。
よって、4ダブルワードのイメージデータ転送に要する
最小時間は4クロックで済み、図8で説明したシステム
構成に比べ、システムメモリ12からビデオメモリ18
へのイメージデータの転送速度を大幅に高速化できる。
【0053】また、システムメモリ12の連続リードア
クセスと、バースト転送を用いたビデオメモリ18への
ライト転送サイクルとを組み合わせて同期して行なう事
により、メモリデータ転送コントローラ156内に大き
なデータバッファを用意すること無く、システムメモリ
12からビデオメモリ18へのデータ転送を実現でき
る。
【0054】また、データバッファ152を、CPUデ
ータの転送と、メモリデータ転送コントローラ156を
用いたシステムメモリ12からビデオメモリ18などへ
のデータ転送とに共用する事もできる。
【0055】さらに、システムメモリ12とビデオメモ
リ18間のデータ転送だけでなく、システムメモリ12
とHDD19間のデータ転送についても同様にして高速
に行なう事ができる。
【0056】図3には、図1のシステムにおいてシステ
ムメモリ12とPCIバス16上のデバイスとの間のデ
ータ転送に用いられるブロック転送のためのアーキテク
チャが概念的に示されている。
【0057】前述したように、メモリデータ転送コント
ローラ156を用いたブロックデータ転送は、メモリデ
ータ転送コントローラ156のパラメタレジスタに転送
パラメタをセットすることによって実行される。この転
送パラメタのセット動作は、システムメモリ12とビデ
オメモリ18との間のデータ転送ならばディスプレイド
ライバによって行なわれ、またシステムメモリ12とH
DD19との間のデータ転送ならばディスクドライバに
よって行なわれる。
【0058】これらディスプレイドライバおよびディス
クドライバは、例えば図1のISAバス23上に接続さ
れたBIOS ROM内に格納されるシステムBIOS
として実現されるものであり、これらドライバはオペレ
ーティングシステムまたはアプリケーションプログラム
からのソフトウェア割り込みINT10h、INT13
hによってそれぞれ起動される。
【0059】ディスプレイドライバにはブロック転送イ
ンタフェースルーチンが組み込まれており、これによっ
てメモリデータ転送コントローラ156に転送パラメタ
がセットされる。また、ディスクドライバにもブロック
転送インタフェースルーチンが組み込まれており、これ
によってメモリデータ転送コントローラ156への転送
パラメタのセットが行なわれる。
【0060】この場合、これらブロック転送インタフェ
ースルーチンによってセットされる転送パラメタには、
図4に示されているように、ソーススタートアドレス
(SSA)、デスティネーションスタートアドレス(D
SA)、転送データレングス(DL)が含まれる。ソー
ススタートアドレスは転送元デバイスにおける転送開始
番地を示し、デスティネーションスタートアドレスは転
送先デバイスにおける転送開始番地を示す。転送データ
レングスは、転送すべきデータ長を示す。
【0061】次に、図5乃至図7を参照して、PCIバ
ス16上に接続される周辺デバイスの一例として、ディ
スプレイコントローラ17の構成を説明する。ディスプ
レイコントローラ17はゲートアレイによって実現され
る1個のLSIであり、ホストCPU11からの指示に
従ってフラットパネルディスプレイ60およびカラーC
RTディスプレイ50を制御する。ビデオメモリ18は
シンクロナスDRAMから構成されている。
【0062】XGA仕様に適合したアプリケーションプ
ログラム等で作成されたイメージデータは、パックドピ
クセル方式によってビデオメモリ18に格納される。こ
のパックドピクセル方式は、メモリ上の連続する複数の
ビットで1画素を表す色情報マッピング形式であり、例
えば、1画素を1,2,4,8,16、または24ビッ
トで表す方式が採用されている。一方、VGA仕様のイ
メージデータは、VGA仕様に適合したアプリケーショ
ンプログラム等で作成されるものであり、メモリプレー
ン方式によってビデオメモリ18に格納される。このメ
モリプレーン方式は、メモリ領域を同一アドレスで指定
される複数のプレーンに分割し、これらプレーンに各画
素の色情報を割り当てる方式である。例えば、4プレー
ンを持つ場合には、1画素は、各プレーン毎に1ビット
づつの合計4ビットのデータによって表現される。
【0063】また、ビデオメモリ18には、テキストデ
ータも格納される。1文字分のテキストデータは、XG
A、VGAのどちらの仕様においても、8ビットのコー
ドと8ビットのアトリビュートからなる合計2バイトの
サイズを持つ。アトリビュートは、フォアグランドの色
を指定する4ビットデータとバックグランドの色を指定
する4ビットデータから構成されている。
【0064】ディスプレイコントローラ17は、レジス
タ制御回路31、システムバスインターフェース32、
グラフィクスアクセラレータ33、ビデオメモリ制御回
路34、CRTコントローラ(CRTC)36、スプラ
イトメモリ39、シリアライザ40、ラッチ回路41、
フォアグランド/バックグランドマルチプレクサ42、
グラフィック/テキストマルチプレクサ43、カラーパ
レット制御回路44、スプライトカラーレジスタ45、
CRTビデオマルチプレクサ46、スプライト制御回路
47、フラットパネルエミュレーション回路48、およ
びDAC(D/Aコンバータ)55から構成されてい
る。
【0065】レジスタ制御回路31は、システムバスイ
ンターフェース32を介してPCIバス16からのアド
レスおよびデータを受けとり、アドレスのデコード、お
よびそのデコード結果によって指定される各種レジスタ
に対するリード/ライト制御を行なう。
【0066】システムバスインターフェース32は、P
CIバス16を介してホストCPU11とのインターフ
ェース制御を行なうものであり、バースト転送をサポー
トしている。さらに、システムバスインターフェース3
2には、キャッシュ121が内蔵されている。このキャ
ッシュ121は、CPU11、メモリデータ転送回路1
56、およびアクセラレータ33とビデオメモリ18と
の間のイメージデータの転送を高速にするために利用さ
れるものであり、シンクロナスDRAM30のイメージ
データの一部を保持する。CPU11、メモリデータ転
送コントローラ156、またはアクセラレータ33によ
ってリード要求されたイメージデータがキャッシュ12
1に存在する場合は、そのキャッシュ121からイメー
ジデータが読み出されてCPU11、メモリデータ転送
コントローラ156またはアクセラレータ33に転送さ
れる。この場合、ビデオメモリ18はリードアクセスさ
れない。
【0067】また、メモリデータ転送回路156によっ
て実行されるシステムメモリ12からビデオメモリ18
へのイメージデータのバースト転送においては、キャッ
シュ121はライトバッファとして利用され、バースト
転送されるイメージデータがキャッシュ121に順次蓄
積される。
【0068】グラフィクスアクセラレータ33は、CP
U11からの指示に応答して、ビデオメモリ18中のイ
メージデータに対してさまざまな描画機能を提供する。
このアクセラレータ33は、BITBILT等の画素の
ブロック転送、線描画、領域の塗りつぶし、画素間の論
理/算術演算、画面の切り出し、マップのマスク、X−
Y座標でのアドレッシング、ページングによるメモリ管
理機能等を有している。このアクセラレータ33には、
VGA/XGA互換のデータ演算回路131、2次元ア
ドレス発生回路131、およびページングユニット13
3が設けられている。
【0069】データ演算回路131は、シフト、論理算
術演算、ビットマスク、カラー比較等のデータ演算を行
なうものであり、またVGA互換のBITBLT機能も
有している。2次元アドレス発生回路131は、矩形領
域アクセス等のためのX−Yの2次元アドレスを発生す
る。また、2次元アドレス発生回路131は、領域チェ
ックや、セグメンテーション等を利用したリニアアドレ
ス(実メモリアドレス)への変換処理も行なう。ページ
ングユニット133は、CPU11と同じ仮想記憶機構
をサポートするためのものであり、ページング有効時に
は2次元アドレス発生回路131が作ったリニアアドレ
スをページングによって実アドレスに変換する。また、
ページング無効時にはリニアアドレスがそのまま実アド
レスとなる。このページングユニット133は、ページ
ングのためにTLBを備えている。
【0070】ビデオメモリ制御回路34はビデオメモリ
18をアクセス制御するためのものであり、CPU1
1、メモリデータ転送コントローラ156およびアクセ
ラレータ33からのイメージデータのリード/ライト要
求に従ってビデオメモリ18をリード/ライトアクセス
すると共に、CRTC36からの表示位置アドレスに従
って、画面リフレッシュのためにビデオメモリ18をリ
ードアクセスする。
【0071】このビデオメモリ制御回路34には、ビデ
オメモリ18に対するアクセス効率を高めるためのアド
レス制御ロジックおよひコマンド制御ロジックが組み込
まれている。これらロジックは、プリチャージサイクル
の挿入無しで、ビデオメモリ18を構成するシンクロナ
スDRAMに対して複数回のリード/ライトサイクルを
連続して実行することを可能する。また、ビデオメモリ
制御回路34は、アドレスカウンタを内蔵しており、リ
ードアドレスをスタートアドレスとしてそれに続く複数
の番地からデータを連続して読み出すバーストリード転
送機能を有している。
【0072】ビデオメモリ制御回路34とシンクロナス
DRAM間のデータバス幅は、PCIバス16のデータ
転送幅と同じ32ビットに設定されている。CRTコン
トローラ36、スプライトメモリ39、シリアライザ4
0、ラッチ回路41、フォアグランド/バックグランド
マルチプレクサ42、グラフィック/テキストマルチプ
レクサ43、カラーパレット制御回路44、スプライト
カラーレジスタ45、CRTビデオマルチプレクサ4
6、スプライト制御回路47、フラットパネルエミュレ
ーション回路48、およびDAC(D/Aコンバータ)
55は、画面リフレッシシュのために、ビデオメモリ1
8からイメージデータをリードしてそれをビデオ信号に
変換する表示制御回路を構成する。
【0073】CRTコントローラ(CRTC)36は、
フラットパネルディスプレイ60またはCRTディスプ
レイ50を制御するための各種表示タイミング信号(水
平同期信号、垂直同期信号等)や、ビデオメモリ18か
ら画面表示すべきイメージデータを読み出すための表示
アドレスを発生する。
【0074】スプライトメモリ39には、グラフィクス
モードではスプライトデータ、テキストモードではフォ
ントが書き込まれる。テキストモードでは、ビデオメモ
リ18から読み出されたテキストデータのコードがイン
デックスとしてスプライトメモリ39に供給され、その
コードに対応するフォントが読み出される。
【0075】シリアライザ40は、ビデオメモリ18か
ら読み出された複数画素分のパラレルピクセルデータを
ピクセル単位(シリアル)に分割して出力するためのパ
ラレル/シリアル変換回路であり、グラフィクスモード
では、ビデオメモリ18から読み出されるイメージデー
タとスプライトメモリ39から読み出されるスプライト
データをそれぞれパラレル/シリアル変換し、テキスト
モードでは、スプライトメモリ39から読み出されるフ
ォントデータをパラレル/シリアル変換する。
【0076】ラッチ回路41は、コードデータからフォ
ントデータへの変換の遅れ時間だけアトリビュートの出
力タイミングを遅延させるためのものであり、テキスト
モードにおいてビデオメモリ18から読み出されるテキ
ストデータのアトリビュートを保持する。フォアグラン
ド/バックグランドマルチプレクサ42は、テキストモ
ードにおいてアトリビュートのフォアグランド色(前面
色)/バックグランド色(背景色)の一方を選択する。
この選択は、シリアライザ40から出力されるフォント
データの値“1”(フォアグランド),“0”(バック
グランド)によって制御される。グラフィック/テキス
トマルチプレクサ43は、グラフィクスモードとテキス
トモードの切替えを行なうためのものであり、グラフィ
クスモードにおいてはシリアライザ40から出力される
メモリデータを選択し、テキストモードにおいてはフォ
アグランド/バックグランドマルチプレクサ42の出力
を選択する。
【0077】カラーパレット制御回路44は、グラフィ
クスまたはテキストデータの色変換を行なうためのもの
である。このカラーパレット制御回路44は、2段構成
のカラーパレットテーブルを備えている。第1のカラー
パレットテーブルは、16個のカラーパレットレジスタ
から構成されている。各カラーパレットレジスタには、
6ビットのカラーパレットデータが格納されている。第
2のカラーパレットテーブルは、256個のカラーパレ
ットレジスタから構成されている。各カラーパレットレ
ジスタには、R,G,Bそれぞれ8ビットから構成され
る24ビットのカラーデータが格納されている。
【0078】グラフィクスモードにおいては、8ビット
/ピクセルのXGA仕様のメモリデータは、第1のカラ
ーパレットテーブルを介さずに、第2のカラーパレット
テーブルに直接送られ、そこでR,G,Bそれぞれ8ビ
ットから構成されるカラーデータに変換される。また、
4ビット/ピクセルのVGA仕様のメモリデータは、ま
ず第1のカラーパレットテーブルに送られ、そこで6ビ
ットのカラーデータに変換されて出力される。そして、
この6ビットのカラーデータには、カラーパレット制御
回路44内蔵のカラー選択レジスタから出力される2ビ
ットデータが加えられ、これにより合計8ビットのカラ
ーデータとなる。この後、その8ビットのカラーデータ
は、第2のカラーパレットテーブルに送られ、そこで
R,G,Bそれぞれ8ビットから構成されるカラーデー
タに変換される。
【0079】一方、テキストモードにおいては、XG
A,VGAどちらの仕様のテキストデータも、第1およ
び第2の2段のカラーパレットテーブルを介して、R,
G,Bそれぞれ8ビットから構成されるカラーデータに
変換される。
【0080】また、XGAのグラフィクスモードにおい
ては、1画素が16ビットまたは24ビットから構成さ
れるダイレクトカラーモードがあり、この場合には、そ
のピクセルデータは、カラーパレット制御回路44を介
さずに、CRTビデオマルチプレクサ46に直接供給さ
れる。
【0081】スプライトカラーレジスタ45は、ハード
ウェアカーソルなどのスプライト表示色を指定するスプ
ライト表示データを格納する。CRTビデオマルチプレ
クサ46は、CRTビデオ表示出力を選択するものであ
り、カラーパレット制御回路44の出力、シリアライザ
40からのダイレクトカラー出力、スプライト表示デー
タ、または外部ビデオデータの選択を行なう。この選択
動作は、CRTC36からの表示タイミング信号によっ
て制御される。外部ビデオデータは、例えばシステム外
部から供給される動画などのビデオデータである。スプ
ライト制御回路47は、シリアライザ40によってパラ
レル/シリアル変換されたスプライトデータに従ってス
プライトカラーレジスタ45のスプライト表示データを
出力する。
【0082】フラットパネルエミュレーション回路48
は、CRTビデオ出力を変換してフラットパネルディス
プレイ60用のフラットビデオデータを生成する。DA
C55は、CRTビデオマルチプレクサ46から出力さ
れるCRTビデオデータをアナログR,G,B信号に変
換してCRTディスプレイ50に供給する。
【0083】次に、図6を参照して、ビデオメモリ制御
回路34の具体的な構成を説明する。ビデオメモリ制御
回路34は、イメージデータのリード/ライトを要求す
る複数のメモリアクセスデバイス(CPU11、メモリ
データ転送コントローラ156、アクセラレータ13、
表示回路)それぞれからメモリアドレス(ADDRES
S)、アクセスモード(MODE)、データ(DAT
A)を受け取り、シンクロナスDRAMのアクセスに必
要なコマンドを発行する。アクセスモード(MODE)
は、リード/ライトの種別の指定、およびビデオメモリ
制御回路34が有する3つのリードモード(シングルモ
ード、バウンダリストップモード、ラップラウンドモー
ド)の1つを選択するために利用される。
【0084】メモリ制御回路34は、図示のように、ア
ービタ141、マルチプレクサ142、アドレス制御回
路143、およびコマンド制御回路144を備えてい
る。アービタ141は、複数のメモリアクセスデバイス
によるビデオメモリアクセスの競合を調停するためのロ
ジックであり、それら複数のメモリアクセスデバイスか
ら出力されるビデオメモリアクセス要求(REQ)の中
の1つを選択し、そのデバイスに対してアクセス許可信
号(ACK)を発行する。
【0085】マルチプレクサ142は、複数のメモリア
クセスデバイスそれぞれからのメモリアドレス(ADD
RESS)、アクセスモード(MODE)、およびデー
タ(DATA)の中から、アービタ141によってアク
セス許可されたデバイスからのメモリアドレス(ADD
RESS)、アクセスモード(MODE)、およびデー
タ(DATA)を選択する。
【0086】アドレス制御回路143は、シンクロナス
DRAMに与えるアドレス値を制御するためのロジック
であり、マルチプレクサ142によって選択されたメモ
リアドレスをシンクロナスDRAMの物理アドレスAD
RS(ロウアドレス、カラムアドレス)に変換する。ま
た、アドレス制御回路143は、前回のメモリアクセス
サイクルにおけるロウドレスを保持し、そのロウアドレ
スと今回のメモリアクセスサイクルにおけるロウアドレ
スとの一致の有無に応じてページヒット/ミスを判定す
る。ページミスならばバンクイネーブル要求信号BEQ
が発生されるが、ページヒットならばバンクイネーブル
要求信号BEQは発生されない。
【0087】ここで、ページヒットとは、前回のメモリ
アクセスサイクルにおけるロウアドレスと今回のメモリ
アクセスサイクルにおけるロウアドレスとが一致するこ
と、つまりシンクロナスDRAMの同一バンクにおける
同一ページが連続してアクセスされることを意味する。
一方、ページミスとは、前回のメモリアクセスサイクル
におけるロウアドレスと今回のメモリアクセスサイクル
におけるロウアドレスとが一致しないこと、つまり前回
と今回とでシンクロナスDRAMの異なるバンク、また
は同一バンクにおける異なるページがアクセスされるこ
とを意味する。
【0088】さらに、アドレス制御回路143は、シン
クロナスDRAMを連続アクセスするためのバースト転
送機能を実現するために、アドレスカウンタを有してい
る。このアドレスカウンタは、マルチプレクサ142に
よって選択されたメモリアドレスに対応するカラムアド
レスの値を順次インクリメントして、複数個の連続した
カラムアドレスを生成する。
【0089】コマンド制御回路144は、シンクロナス
DRAM30を動作制御するための各種コマンドを発生
する。これらコマンドには、バンクアクティブコマン
ド、リード/ライトコマンド、およびバンクプリチャー
ジコマンドがある。
【0090】バンクアクティブコマンドは、シンクロナ
スDRAM内の2つのバンクのうちの1つバンクを選択
すると共に、そのバンク内のページ(行)をロウアドレ
スで選択してそれをアクティブにすることを指定するコ
マンドである。リード/ライトコマンドは、ページ内の
カラムを指定してそれをリード/ライトするためのリー
ド/ライトサイクルの実行を指定するコマンドである。
バンクプリチャージコマンドは、リード/ライトアクセ
スされたページをプリチャージすることを指定するコマ
ンドである。
【0091】コマンド制御回路144によるこれらコマ
ンドの発生は、アドレス制御回路143からのバンクイ
ネーブル要求信号(BEQ)によって制御される。すな
わち、シンクロナスDRAM30に対するリード/ライ
トサイクルを複数回実行する場合において、もしページ
ミスが発生したならば、前回のリード/ライトサイクル
が終了してからバンクプリチャージコマンドおよびバン
クアクティブコマンドが発生された後に、次回のリード
/ライトサイクルのためのリード/ライトコマンドが発
生される。一方、ページヒットであれば、前回のリード
/ライトサイクル終了後、直ぐに次回のリード/ライト
サイクルのためのリード/ライトコマンドが発生され
る。このようなコマンド発生シーケンスの切換りの様子
を図7に示す。図7から分かるように、ページミスの場
合には、前回のリードライトサイクルと次回のリードラ
イトサイクルとの間にバンクプリチャージサイクルとバ
ンクアクティブサイクルが必ず挿入されるが、ページヒ
ットの場合には、バンクプリチャージサイクルおよびバ
ンクアクティブサイクルは省略される。
【0092】さらに、コマンド制御回路144から発生
されるコマンドには、モードレジスタセットコマンドも
ある。このモードレジスタセットコマンドは、シンクロ
ナスDRAMの動作モードを初期設定するためのコマン
ドであり、システムの電源投入やシステムリセット時に
リセット信号の解除に応答して発生される。これにより
シンクロナスDRAM内のモードレジスタに、CAS遅
延量(2クロック、3クロック、または4クロック)、
アドレッシングモード(シーケンシャルモード、または
インタリーブモード)、バーストモード(バースト長=
1,2,4,または8)の内容を指定するモード情報が
設定される。このモード情報の内容はレジスタ145に
予め格納されており、リセット信号の解除に応答してア
ドレス制御回路143からのアドレスADRSによって
シンクロナスDRAMに通知され、そのシンクロナスD
RAM内のモードレジスタに設定される。
【0093】ここで、シーケンシャルモードとは、シン
クロナスDRAMの2つのバンクに含まれる全てのペー
ジに対してシーケンシャルにアドレスを配置するモード
である。このシーケンシャルモードでは、2つのバンク
が同時に動作することはない。また、インタリーブモー
ドは、シンクロナスDRAMの2つのバンクの一方のプ
リチャージサイクル中に他方のバンクのアクティブサイ
クルを実行できるように、ページ単位で2つのバンクに
交互にアドレスを配置するモードである。このインタリ
ーブモードは2つのバンクの同時動作を可能にするの
で、シーケンシャルモードよりも高速アクセスが可能と
なるが、その分だけ電力消費も多くなる。シーケンシャ
ルモードとインタリーブモードのどちらのモードにおい
ても、前述したページヒット判定によるコマンド発生の
制御を適用することができる。
【0094】しかし、インタリーブモードを使用しなく
てもこの実施例のページヒット判定によるコマンド発生
制御だけでアクセス効率を十分に高めることができるの
で、電力消費を低減する観点から、この実施例ではシー
ケンシャルモードを利用することにする。
【0095】バーストモードは、シンクロナスDRAM
自体のアドレスインクリメント機能を利用してバースト
転送を行なうモードである。この実施例では、アドレス
制御回路143のアドレスカウンタを利用してバースト
転送を行なうので、シンクロナスDRAMのバーストモ
ードは利用しない。したがって、シンクロナスDRAM
の初期設定時には、バースト長=1に設定される。
【0096】このように、ディスプレイコントローラ1
7はキャッシュ121を内蔵しており、これによってP
CIバス16のバースト転送に対応できる構成となって
いる。また、ビデオメモリ制御回路34はアドレスカウ
ンタを内蔵しており、これによってビデオメモリ18の
シーケンシャルアクセスを高速化できる。したがって、
PCIバス16のバースト転送に好適なビデオメモリ制
御を実現できる。
【0097】なお、システムメモリ12をシンクロナス
DRAMによって構成する場合には、ホスト/PCIブ
リッジ装置15のメモリコントローラ155も、図6の
ビデオメモリ制御回路34と同様に構成する事ができ
る。
【0098】また、ホスト/PCIブリッジ装置15に
設けたメモリデータ転送コントローラ156は、通常の
DMAコントローラと同様の構成で実現することができ
る。この場合、ホスト/PCIブリッジ装置15にDM
Aコントローラが設けられた構成となり、このDMAコ
ントローラによって例えばシステムメモリ12からビデ
オメモリ18へのデータ転送がバースト転送によって高
速実行されることになる。
【0099】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、プロセッサバスとローカルバスとを接続するブリッ
ジ装置内にメモリデータ転送コントローラ156を設け
る事により、リードまたはライトの1回の転送サイクル
によってシステムメモリとローカルバス上の周辺デバイ
スとの間のデータ転送を実現できるようになり、CPU
を多くの時間占有することなくシステムメモリと周辺デ
バイスとの間のデータ転送を高速に実行することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るコンピュータシステ
ムの構成を示すブロック図。
【図2】同実施例のコンピュータシステムに設けられた
メモリデータ転送コントローラによって実行されるシス
テムメモリからビデオメモリへのデータ転送動作を説明
するタイミングチャート。
【図3】同実施例のコンピュータシステムで採用される
ブロック転送アーキテクチャを概念的に示す図。
【図4】同実施例のコンピュータシステムで使用される
ディスプレイドライバまたはディスクドライバによって
設定されるブロック転送のための転送パラメタの一例を
示す図。
【図5】同実施例のコンピュータシステムに設けられる
ディスプレイコントローラの構成の一例を示すブロック
図。
【図6】図5のディスプレイコントローラに設けられた
ビデオメモリ制御回路の具体的構成の一例を示すブロッ
ク図。
【図7】図6のビデオメモリ制御回路によって実行され
るシンクロナスDRAMに対するアクセス制御の手順を
説明するための図。
【図8】PCIバス上にDMAコントローラを接続した
場合のシステム構成の一例を示すブロック図。
【図9】図8のシステムに設けられたDMAコントロー
ラによって実行されるシステムメモリからビデオメモリ
へのデータ転送動作を説明するタイミングチャート。
【符号の説明】
11…CPU、12…システムメモリ、13…プロセッ
サバス、14…メモリバス、15…ホスト/PCIブリ
ッジ装置、16…PCIバス、17…ディスプレイコン
トローラ、18…ビデオメモリ、19…HDD、151
…CPUインタフェース、152…データバッファ、1
53…バースト可能判定回路、154…ローカルバスイ
ンタフェース、155…メモリコントローラ、156…
メモリデータ転送コントローラ。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CPUと、システムメモリと、前記CP
    Uのプロセッサバスと各種周辺デバイスが接続されるロ
    ーカルバスとを繋ぐブリッジ装置とを含むコンピュータ
    システムにおいて、 前記ブリッジ装置は、 前記システムメモリに接続され、前記システムメモリを
    アクセス制御するメモリコントローラと、 前記ローカルバスに接続され、前記ローカルバスのバス
    サイクルを制御するローカルバスコントローラと、 前記メモリコントローラおよび前記ローカルバスコント
    ローラに接続され、前記システムメモリと前記周辺デバ
    イスとの間のデータ転送を制御するデータ転送コントロ
    ーラであって、前記CPUからのデータ転送要求に応答
    して前記メモリコントローラおよびローカルバスコント
    ローラを用いて前記システムメモリと前記周辺デバイス
    との間のデータ転送を開始して、前記CPUによって指
    定されたスタートアドレスおよびデータ転送長によって
    規定されるブロックデータを、バースト転送によって前
    記システムメモリと前記周辺デバイスの一方から他方に
    転送するデータ転送コントローラとを具備することを特
    徴とするコンピュータシステム。
  2. 【請求項2】 前記ローカルバスは、アドレスとデータ
    が時分割転送されるアドレス/データバスを有し、 前記データ転送コントローラは、前記システムメモリか
    ら前記周辺デバイスにブロックデータを転送するとき、
    前記アドレス/データバス上に前記周辺デバイスを指定
    するアドレスを出力し、それに後続して前記システムメ
    モリ上のブロックデータを前記アドレス/データバス上
    に順次出力することを特徴とする請求項1記載のコンピ
    ュータシステム。
  3. 【請求項3】 前記システムメモリはDRAMから構成
    され、前記データ転送コントローラは、前記ブロックデ
    ータの転送のために前記メモリコントローラを用いてペ
    ージモードによって前記DRAMを連続的にリードアク
    セスすることを特徴とする請求項2記載のコンピュータ
    システム。
  4. 【請求項4】 前記システムメモリはシンクロナスDR
    AMから構成され、前記データ転送コントローラは、前
    記ブロックデータの転送のために前記メモリコントロー
    ラを用いてバーストモードによって前記シンクロナスD
    RAMを連続的にリードアクセスすることを特徴とする
    請求項2記載のコンピュータシステム。
  5. 【請求項5】 前記周辺デバイスはディスプレイコント
    ローラ、またはディスク装置であることを特徴とする請
    求項1記載のコンピュータシステム。
  6. 【請求項6】 前記ブリッジ装置は、 前記プロセッサバスを介して前記CPUから転送される
    ライトデータを格納するライトバッファと、 このライトバッファに格納されたライトデータそれぞれ
    の転送先アドレスの連続性の有無を検出し、転送先アド
    レスが連続している時、前記ローカルバスコントローラ
    を用いて前記ライトバッファのライトデータを前記周辺
    デバイスにバースト転送するCPUデータ転送コントロ
    ーラとをさらに具備することを特徴とする請求項1記載
    のコンピュータシステム。
  7. 【請求項7】 前記CPUは、前記周辺デバイスを制御
    するためのデバイスドライバプログラムを実行すること
    によって前記スタートアドレスおよびデータ転送長を示
    すパラメタ値を前記データ転送コントローラのI/Oレ
    ジスタにセットし、 前記データ転送コントローラは、前記I/Oレジスタに
    セットされたパラメタ値によって規定されるブロックデ
    ータを、前記システムメモリと前記周辺デバイスとの間
    でバースト転送することを特徴とする請求項1記載のコ
    ンピュータシステム。
  8. 【請求項8】 CPUと、システムメモリと、アドレス
    とデータが時分割転送されるアドレス/データバスを有
    し各種周辺デバイスが接続されるローカルバスと、前記
    CPUのプロセッサバスと前記ローカルバスとを繋ぐブ
    リッジ装置とを含むコンピュータシステムにおいて、 前記ブリッジ装置は、 前記システムメモリをアクセス制御するメモリコントロ
    ーラと、 前記ローカルバスのバスサイクルを制御して前記周辺デ
    バイスをアクセス制御するローカルバスコントローラ
    と、 前記メモリコントローラおよびローカルバスコントロー
    ラを制御して前記システムメモリをアクセスするための
    メモリサイクルと前記周辺デバイスをアクセスするため
    のシステムバスサイクルとを並行して実行させ、前記周
    辺デバイスを制御するデバイスドライバプログラムによ
    ってI/Oレジスタに設定されたスタートアドレスおよ
    びデータ転送長を示すパラメタ値によって規定されるブ
    ロックデータを、前記システムメモリと前記周辺デバイ
    スとの間でバースト転送するデータ転送コントローラと
    を具備し、 前記データ転送コントローラは、前記システムメモリか
    ら前記周辺デバイスにブロックデータを転送するとき、
    前記アドレス/データバス上に前記周辺デバイスを指定
    するアドレスを出力し、それに後続して前記システムメ
    モリ上のブロックデータを前記アドレス/データバス上
    に順次出力することを特徴とするコンピュータシステ
    ム。
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