JPH09134326A - コンピュータシステム - Google Patents
コンピュータシステムInfo
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- JPH09134326A JPH09134326A JP29291595A JP29291595A JPH09134326A JP H09134326 A JPH09134326 A JP H09134326A JP 29291595 A JP29291595 A JP 29291595A JP 29291595 A JP29291595 A JP 29291595A JP H09134326 A JPH09134326 A JP H09134326A
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Abstract
由で行われる既存のI/OマップされたI/Oデバイス
に対するアクセス処理の高速化を図る。 【解決手段】I/Oアドレス空間に割り当てられている
I/Oデバイス(IDE)24がメモリアドレス空間に
割り当てられており、そのI/Oデバイス24をアクセ
スする場合には、システムBIOS(INT13h)
は、CPU11にメモリサイクルを実行させる。これに
より、PCIバス16上ではメモリバーストサイクルが
行われ、そのメモリバーストサイクルは、PCI/IS
Aブリッジ22によってI/Oサイクルに変換されてI
/Oデバイス24に送られる。従って、PCIバス経由
で行われる既存のI/OマップされたI/Oデバイスに
対するアクセス処理にバーストサイクルを利用できるよ
うになり、I/Oアクセスの高速化を図ることができ
る。
Description
テムに関し、特にバースト転送をデータ転送の基本とす
るPCIバスシステムアーキテクチャを採用したコンピ
ュータシステムに関する。
れるシステムバスとしては、ISA(Industry
Standard Architecture)バス
やEISA(Extended ISA)バスが主流で
あった。最近では、データ転送速度の高速化や、プロセ
ッサに依存しないシステムアーキテクチャの構築のため
に、デスクトップ型のパーソナルコンピュータを中心
に、PCI(Peripheral Componen
t Interconnect)バスが採用され始めて
いる。
はブロック転送を基本としており、これら各ブロック転
送はバースト転送を用いて実現されている。これによ
り、PCIバスでは、最大133Mバイト/秒(データ
バスが32ビット幅の時)のデータ転送速度を実現でき
る。また、PCIバスは、仕様上、メモリおよびI/O
アドレス空間の両方でバースト転送をサポートしてい
る。
ようなプロセッサまたはバス・マスタがあれば、これら
のマスタがI/Oバーストを発生することにより、I/
Oデバイス間、およびシステムメモリとI/Oデバイス
との間のデータ転送などをさらに高速に行うことが可能
となり、システム性能を高めることができる。
I/Oのバーストサイクルは、有効には使われていな
い。その理由は次の通りである。 (1)まず、第一に、現状では、I/Oバーストを行う
ようなアプリケーションプログラムが存在していないこ
とである。 (2)また、もう一つの理由は、従来のI/Oデバイス
自身の性能の問題である。
が多く、時間的に近接した2つ以上のアクセスを受け付
けられないものがほとんどであった。したがって、I/
Oバーストサイクルを実行しても、それによって連続的
に転送されるライトデータなどを受け付けられず、これ
が誤動作の原因となる場合があった。
バーストサイクルにおけるアドレスの取り扱いの問題で
ある。すなわち、メモリバーストサイクルについては、
通常、データフェーズ毎に対象となるアドレス値がイン
クリメントされるが、もし、I/Oバーストサイクルで
この様なデータフェーズ毎のアドレスインクリメントを
行うと、そのアドレス値がターゲットI/Oデバイスの
応答アドレス範囲をすぐに外れてしまう。この場合、タ
ーゲットディスコネクトが発生され、その時点で現在の
I/Oバーストサイクルが終了してしまう。
はバースト転送のメリットが生かせない、という問題が
あった。また、最近では、時間的に連続的に行われるI
/Oアクセスを受付けることが可能な高性能のハードデ
ィスク(IDE)など、高速I/Oデバイスも開発され
ており、バースト転送を利用したI/Oアクセスの実現
が望まれている。
ので、CPUまたは他のバスマスタからPCIバス経由
で行われる既存のI/OマップされたI/Oデバイスに
対するアクセス処理の高速化を実現することができるコ
ンピュータシステムを提供することを目的とする。
システムアーキテクチャを採用したコンピュータシステ
ムにおいて、前記システムのI/Oアドレス空間に割り
当てられた所定のI/Oデバイスを前記システムのメモ
リアドレス空間に割り当て、前記PCIバス上で前記メ
モリアドレス範囲内のメモリアドレス値を指定するアド
レスフェーズとそれに後続する1以上のデータフェーズ
とを含むメモリバーストサイクルが実行されるように、
前記I/Oデバイスに対するI/Oアクセス要求に対し
てメモリサイクルを発生する手段と、前記PCIバスと
前記I/Oデバイスとの間に設けられ、前記メモリバー
ストサイクルのアドレスフェーズで前記I/Oデバイス
に割り当てられたメモリアドレス値が指定されたとき、
そのメモリバーストサイクルを前記I/Oデバイスをア
クセスするためのI/Oサイクルに変換する手段とを具
備することを特徴とする。
/Oアドレス空間に割り当てられているディスク装置
(IDE)などのI/Oデバイスがメモリアドレス空間
に割り当てられており、そのI/Oデバイスをアクセス
する場合には、CPUまたは他のバスマスタによってI
/Oサイクルではなく、メモリサイクルが開始される。
これにより、PCIバス上では、メモリバーストサイク
ルが実行される。このメモリバーストサイクルは、I/
Oサイクルに変換されてI/Oデバイスに送られる。従
って、PCIバス経由で行われる既存のI/Oマップさ
れたI/Oデバイスに対するアクセス処理にバーストサ
イクルを利用できるようになり、I/Oアクセスの高速
化を図ることができる。
ンザクション中にひとつのI/Oデータフェーズしか含
むことができない。例えば、ひとつのトランザクション
にかかる時間が、最短で6PCIクロックであったとす
ると、IDEの1セクタ分512バイト(=256ワー
ド)の転送を行うのにかかる時間は、256×6=15
36PCIクロックとなる。一方、この発明の構成によ
れば、I/Oアクセスを、PCIバス上でバーストさせ
ることにより、そのシステムの持つPCIバスのバンド
幅を、フルに利用することができる。例えば、上記1セ
クタの転送を行うのにかかる時間は、6+255=26
1PCIクロックで済む。バイトマージすれば、さらに
少なくてすむ。実際には、IDEの転送レートはPCI
バスのバンド幅より小さいから、IDEを、IDE自身
の持つ最大の転送レートまで上げて使うことができる。
クルを開始する手段としては、前記I/Oデバイスを制
御するシステムBIOS内のデバイスドライバプログラ
ムを利用できる。この場合、デバイスドライバプログラ
ムは、オペレーティングシステムまたはアプリケーショ
ンプログラムからの前記I/Oデバイスに対するアクセ
ス要求に応答して、ムーブストリング命令などを実行し
てコンピュータシステムのCPUにメモリサイクルを実
行させる。
ムは、CPUと、このCPUのプロセッサバスとPCI
バス間を繋ぐ第1のブリッジ装置であって、前記CPU
が所定のI/Oデバイスをアクセスするために前記プロ
セッサバス上で連続して実行するI/Oサイクルを、前
記I/Oデバイスのアクセスのために用意された所定の
メモリアドレス値を指定するアドレスフェーズとそれに
後続する複数のデータフェーズとを含むメモリバースト
サイクルに変換して前記PCIバス上に伝達する第1の
バスサイクル変換手段を含む第1のブリッジ装置と、前
記PCIバスと前記所定のI/Oデバイスが接続された
バス間を繋ぐ第2のブリッジ装置であって、前記第1の
バスサイクル変換手段によって前記PCIバス上に伝達
されるメモリバーストサイクルを、前記I/Oデバイス
が接続されている前記バス上の複数の連続したI/Oサ
イクルに変換する第2のバスサイクル変換手段を含む第
2のブリッジ装置とを具備することを特徴とする。
1のブリッジ装置が、CPUによって実行される特定の
I/OサイクルをPCIバス上のメモリサイクルに変換
して、バースト転送を行う。よって、システムBIOS
の変更などを行うことなく、I/Oアクセス処理にバー
スト転送を利用することが可能となる。
ムは、CPUと、このCPUのプロセッサバスとPCI
バス間を繋ぐ第1のブリッジ装置と、前記PCIバスと
所定のI/Oデバイスが接続されたバス間を繋ぐ第2の
ブリッジ装置とを具備し、前記第1のブリッジ装置は、
前記CPUが前記I/Oデバイスをアクセスするために
前記プロセッサバス上で連続して実行するI/Oサイク
ルを、前記I/OデバイスのI/Oアドレス値を指定す
るアドレスフェーズとそれに後続する複数のデータフェ
ーズとを含むI/Oバーストサイクルに変換して前記P
CIバス上、または前記第1および第2のブリッジ装置
間に設けられたサイドバンドバス上に伝達する第1のバ
スサイクル変換手段を含み、前記第2のブリッジ装置
は、前記第1のバスサイクル変換手段によって前記PC
Iバスまたは前記サイドバンドバス上に伝達されるI/
Oバーストサイクルを、前記I/Oデバイスが接続され
ているバス上の複数の連続したI/Oサイクルに変換す
る第2のバスサイクル変換手段を含むことを特徴とす
る。
どにより、特定のI/Oアクセスに対して、PCIバス
またはサイドバンドバス上で、I/Oサイクルのままバ
ースト転送が行われる。この場合にも、システムBIO
Sの変更などを行うことなく、I/Oアクセス処理にバ
ースト転送を利用することが可能となる。
実施形態を説明する。図1には、この発明の一実施形態
に係わるコンピュータシステムの構成が示されている。
このコンピュータシステムは、ノートブックタイプまた
はラップトップタイプのポータブルパーソナルコンピュ
ータであり、その本体内部には、CPU11、システム
メモリ12、CPU11のプロセッサバス(ホストバ
ス)13、メモリバス14、ホスト/PCIブリッジ装
置15、PCIバス16、ディスプレイコントローラ1
7、ビデオメモリ18、ハードディスクドライブ装置
(バスマスタIDE)などのI/Oデバイス19、PC
I/ISAブリッジ装置22、ISAバス23、ハード
ディスクドライブ装置(IDE)などのI/Oデバイス
24、BIOS ROM25などが設けられている。
って製造販売されているマイクロプロセッサ“Pent
ium”などによって実現されている。このCPU11
の入出力ピンに直結されているプロセッサバス13は、
64ビット幅のデータバスを有している。
システム、デバイスドライバ、実行対象のアプリケーシ
ョンプログラム、および処理データなどを格納するメモ
リデバイスであり、DRAMまたはシンクロナスDRA
Mによって構成されている。このシステムメモリ12
は、32ビット幅または64ビット幅のデータバスを有
する専用のメモリバス14に接続されている。このメモ
リバス14のデータバスとしては、プロセッサバス13
のデータバスを利用することもできる。この場合、メモ
リバス14には、アドレスバスと各種メモリ制御信号線
とから構成される。
セッサバス13とPCIバス16との間を繋ぐブリッジ
LSIであり、プロセッサバス13とPCIバス16と
の間で、データおよびアドレスを含むバスサイクルを双
方向で変換する。また、ホスト/PCIブリッジ装置1
5は、メモリバス14を介してシステムメモリ12にも
接続されており、システムメモリ12のアクセスも制御
する。さらに、ホスト/PCIブリッジ装置15は、P
CIバス16上でバースト転送を実行するための機能を
サポートしている。
15は、ISAバス23上のデバイスを除くシステム内
の全てのメモリおよびI/Oデバイスを制御するシステ
ムコントローラとして機能する。
バスであり、PCIバス16上の全てのサイクルはPC
Iクロックに同期して行われる。PCIバス16のクロ
ック信号は最大33MHzである。PCIバス16は、
時分割的に使用されるアドレス/データバスを有してい
る。このアドレス/データバスは、32ビット幅であ
る。
ト転送を利用したブロックデータ転送を基本としてい
る。このデータ転送サイクルは、アドレスフェーズとそ
れに後続する1以上のデータフェーズとから構成され
る。アドレスフェーズにおいてはアドレス/データバス
上にアドレスが出力され、データフェーズでは32ビッ
トのデータが出力される。
メモリ18に格納されているイメージデータをビデオデ
ータに変換してこのシステムのディスプレイモニタに表
示するグラフィクスコントロールLSIであり、PCI
バス16に直結されている。このディスプレイコントロ
ーラ17のバスインターフェースには、PCIバス16
のバースト転送に対応するためのデータバッファが設け
られている。
の画面イメージを格納する。このビデオメモリ18は、
シンクロナスDRAMまたはデュアルポートVRAMか
ら構成されている。シンクロナスDRAMは、クロック
同期式オペレーション、コマンドによる動作モード制
御、2バンクメモリセルアレイ構成という特徴を持つメ
モリであり、通常のDRAMよりもシーケンシャルアク
セスを高速に行うことができる。
DRAMは、例えば、256K×16ビット構成のシン
クロナスDRAMチップを2個または4個並列接続する
ことによって実現できる。この場合、32ビット幅また
は64ビット幅単位でイメージデータのリード/ライト
が行われる。
Iバス16とISAバス23との間を繋ぐブリッジLS
Iであり、PCIバス16とISAバス23の間でデー
タおよびアドレスを含むバスサイクルを双方向で変換す
る。このPCI/ISAブリッジ装置22には、ISA
バス23上のI/Oデバイス24、BIOS ROM2
5を制御するためのロジックや、DMAコントローラな
どが含まれている。ISAバス拡張スロット26,27
には、ISA対応の各種拡張カードを必要に応じて装着
することができる。
は、PCIバス16上のメモリバーストサイクルをIS
Aバス23上のI/Oサイクルに変換するサイクル・コ
ンバージョン回路221を備えている。このサイクル・
コンバージョン回路221は、I/Oアドレス空間にマ
ッピングされたI/Oデバイス(IDE)24のI/O
ポート(I/Oアドレス 1F0H)に特別に割り当て
られたメモリアドレス範囲を示す情報を保持するコンフ
ィグレーションレジスタなどを有しており、PCIバス
16上で実行されるメモリバーストサイクルのアドレス
フェーズでI/Oデバイス24に割り当てられたメモリ
アドレス値が指定されたとき、そのメモリバーストサイ
クルをI/Oデバイス24をアクセスするためのI/O
サイクルに変換して、ISAバス24上に出力する。こ
のサイクル変換処理では、サイクル・コンバージョン回
路221に設けられたデータバッファにバースト転送さ
れたデータが蓄積され、それが時間的に連続する複数の
I/OサイクルでI/Oデバイス24に送られる。
源投入時にハードウェアの初期化やオペレーティングシ
ステムのブートストラップを実行するIRTルーチン
と、オペレーティングシステムやアプリケーションプロ
グラムからの要求に応じてハードウェアアクセスを行う
各種デバイスドライバ群を含むシステムBIOSとが格
納されている。
NT13h)は、I/Oデバイス24のデータポートで
ある1FOHを、メモリアドレスXXXXHに割り当
て、オペレーティングシステムまたはアプリケーション
プログラムからのI/Oデバイス24に対するI/Oア
クセス要求が発生したときは、ムーブストリング命令な
どを実行してCPU11にメモリサイクルを実行させ
る。これによって、PCIバス16を経由したI/Oデ
バイス24のアクセスに、メモリバースト転送を利用す
ることが可能になる。システムBIOS(INT13
h)を利用したバースト転送のためのインターフェース
を図2に示す。
h)によるデータ書き込みとデータ引き取りは、通常は
16bitのI/Oストリング命令(INSW(inp
utword from port to strin
g)、OUTSW(output word from
string to port))を使用するが、こ
のシステムでは、I/Oデバイス24がメモリマップさ
れているため、I/Oデバイス24に対するI/O要求
に対しては、32bitのムーブストリング命令(MO
VSD、move dword from strin
g to string)が使用される。これにより、
I/Oアクセスであるにも拘わらず、PCIバス16を
経由したI/Oデバイス24のアクセスにメモリバース
ト転送を利用することが可能とになる。
によって、I/Oデバイス24のメモリアドレス値を指
定するアドレスフェーズとそれに後続する複数のデータ
フェーズとを含むメモリバーストサイクルがPCIバス
16上に発行される。このメモリバーストサイクルは、
サイクル・コンバージョン回路221によってI/Oデ
バイス24をアクセスするためのI/Oサイクルに順次
変換されてISAバス24上に出力される。このI/O
サイクルでは、I/Oデバイス24のデータポートであ
る1FOHがI/Oアドレスとして使用される。
/Oアドレス空間に割り当てられているI/Oデバイス
24がメモリアドレス空間に割り当てられており、その
I/Oデバイス24をアクセスする場合には、CPU1
1または他のバスマスタ(ブリッジ装置など)によって
I/Oサイクルではなく、PCIバス16上では、メモ
リバーストサイクルが実行される。このメモリバースト
サイクルは、I/Oサイクルに変換されてI/Oデバイ
ス24に送られる。従って、PCIバス経由で行われる
既存のI/OマップされたI/Oデバイスに対するアク
セス処理にバーストサイクルを利用できるようになり、
I/Oアクセスの高速化を図ることができる。
ーストサイクルに変換するのではなく、CPU11がは
じめからメモリバーストサイクルを実行し、それをブリ
ッジ15がPCIバス16上に伝達することも可能であ
る。また、ここでは、I/Oデバイス24に対するライ
トサイクルについて説明したが、リードサイクルについ
ても、同様の手順でバーストサイクルを利用することが
できる。
施形態に係るシステム構成を説明する。ここでは、ブリ
ッジ15が特定のI/OアクセスをPCIバス16上の
メモリサイクルに変換することだけが図1と異なってお
り、他の点は図1と同様である。
イス24に対するI/Oサイクルが、従来と同じように
現れる。PCIバス16前後のブリッジ15,22が、
完全にハードウェア的に、I/Oサイクルをメモリサイ
クルに変換する。ソフトウェアの変更をする必要がな
く、従来のシステムとの互換性を保ちながら、高性能が
達成できるところが特徴である。
15は、プロセッサバス13上のI/OサイクルをPC
Iバス16上のメモリサイクルに変換するサイクル・コ
ンバージョン回路151を備えている。このサイクル・
コンバージョン回路151は、I/Oアドレス空間にマ
ッピングされたI/Oデバイス(IDE)24のI/O
ポート(I/Oアドレス 1F0H)に特別に割り当て
られたメモリアドレス範囲を示す情報を保持するコンフ
ィグレーションレジスタなどを有しており、プロセッサ
バス13上のI/OサイクルでI/Oデバイス24のI
/Oアドレスが指定されると、そのI/OサイクルをP
CIバス16上の32ビットメモリサイクルに変換す
る。この場合、サイクル・コンバージョン回路151内
のデータバッファにI/Oサイクルを蓄積して、可能で
あればメモリバーストサイクルを実行するようにすれば
さらに有効である。ライトサイクルについても、同様の
処理(バイトマージしてから可能ならバースト化してP
CIバスへ出す)を行う。
装置15が、CPU11によって実行される特定のI/
OサイクルをPCIバス16上のメモリサイクルに変換
して、バースト転送を行う。よって、システムBIOS
の変更などを行うことなく、I/Oアクセス処理にバー
スト転送を利用することが可能となる。
施形態に係るシステム構成を説明する。ここでは、PC
Iブリッジが、特定のI/Oアクセスに対して、PCI
バスまたはサイドバンドのバス上で、I/Oサイクルの
まま、バースト転送を行う。
15は、CPU11がI/Oデバイス24をアクセスす
るためにプロセッサバス13上で連続して実行するI/
Oサイクルをデータバッファ152に蓄積し、I/Oデ
バイス24のI/Oアドレス値を指定するアドレスフェ
ーズとそれに後続する複数のデータフェーズとを含むI
/OバーストサイクルをPCIバス16上に伝達する。
また、PCI/ISAブリッジ22は、PCIバス16
上に伝達されるI/Oバーストサイクルをデータバッフ
ァ222に蓄積し、それをI/Oデバイス24が接続さ
れているISAバス23上の複数の連続したI/Oサイ
クルに変換する。これら2つのブリッジ装置間において
は、I/Oバーストサイクルにおけるアドレスの扱い方
が予め決められており、アドレスをインクリメントする
かしないか等を両者の取り決めにより選択することがで
きる。また、I/Oバースト転送は、PCIバス16上
ではなく、図5に示されているように、ブリッジ装置間
に設けられたサイドバンドバス30上で行うこともでき
る。
つのブリッジ装置間のローカルルールなどにより、特定
のI/Oアクセスに対して、PCIバスまたはサイドバ
ンドバス上で、I/Oサイクルのままバースト転送が行
われる。よって、この場合にも、システムBIOSの変
更などを行うことなく、I/Oアクセス処理にバースト
転送を利用することが可能となる。
ば、システムBIOSによるI/Oデバイスのメモリマ
ップやブリッジ装置によるサイクル変換処理等により、
CPUまたは他のバスマスタからPCIバス経由で行わ
れる既存のI/OマップされたI/Oデバイスに対する
アクセス処理の高速化を実現することができる。
システムの構成を示すブロック図。
られたシステムBIOSによるインターフェースを説明
するための図。
システムの構成を示すブロック図。
システムの構成を示すブロック図。
ック図。
サバス、14…メモリバス、15…ホスト/PCIブリ
ッジ装置、16…PCIバス、17…ディスプレイコン
トローラ、18…ビデオメモリ、22…PCI/ISA
ブリッジ装置、23…ISAバス、24…I/Oデバイ
ス、25…BIOS ROM。
Claims (6)
- 【請求項1】 PCIバスシステムアーキテクチャを採
用したコンピュータシステムにおいて、 前記システムのI/Oアドレス空間に割り当てられた所
定のI/Oデバイスを前記システムのメモリアドレス空
間に割り当て、前記PCIバス上で前記I/Oデバイス
のメモリアドレス値を指定するアドレスフェーズとそれ
に後続する1以上のデータフェーズとを含むメモリバー
ストサイクルが実行されるように、前記I/Oデバイス
に対するI/Oアクセス要求に対してメモリサイクルを
発生する手段と、 前記PCIバスと前記I/Oデバイスとの間に設けら
れ、前記メモリバーストサイクルのアドレスフェーズで
前記I/Oデバイスに割り当てられたメモリアドレス値
が指定されたとき、そのメモリバーストサイクルを前記
I/OデバイスをアクセスするためのI/Oサイクルに
変換する手段とを具備することを特徴とするコンピュー
タシステム。 - 【請求項2】 前記I/Oアクセス要求に応答して前記
メモリサイクルを開始する手段は、前記I/Oデバイス
を制御するデバイスドライバプログラムを含み、 このデバイスドライバプログラムは、 オペレーティングシステムまたはアプリケーションプロ
グラムからの前記I/Oデバイスに対するアクセス要求
に応答して、前記コンピュータシステムのCPUに前記
メモリサイクルを実行させることを特徴とする請求項1
記載のコンピュータシステム。 - 【請求項3】 CPUと、 このCPUのプロセッサバスとPCIバス間を繋ぐ第1
のブリッジ装置であって、前記CPUが所定のI/Oデ
バイスをアクセスするために前記プロセッサバス上で実
行するI/Oサイクルを、前記PCIバス上のメモリサ
イクルに変換する第1のバスサイクル変換手段を含む第
1のブリッジ装置と、 前記PCIバスと前記所定のI/Oデバイスが接続され
たバス間を繋ぐ第2のブリッジ装置であって、前記第1
のバスサイクル変換手段によって変換され前記PCIバ
ス上に伝達されるメモリサイクルを、前記I/Oデバイ
スが接続されている前記バス上のI/Oサイクルに変換
する第2のバスサイクル変換手段を含む第2のブリッジ
装置とを具備することを特徴とするコンピュータシステ
ム。 - 【請求項4】 前記第1のブリッジ装置は、前記プロセ
ッサバスと前記PCIバス間で転送される転送データを
一時的に保持するデータバッファを具備し、 前記第1のバスサイクル変換手段は、前記データバッフ
ァを利用して、前記プロセッサバス上で実行されるI/
Oサイクルを、それよりもデータ転送幅の広いメモリサ
イクルに変換することを特徴とする請求項3記載のコン
ピュータシステム。 - 【請求項5】 CPUと、 このCPUのプロセッサバスとPCIバス間を繋ぐ第1
のブリッジ装置であって、前記CPUが所定のI/Oデ
バイスをアクセスするために前記プロセッサバス上で連
続して実行するI/Oサイクルを、前記I/Oデバイス
のアクセスのために用意された所定のメモリアドレス値
を指定するアドレスフェーズとそれに後続する複数のデ
ータフェーズとを含むメモリバーストサイクルに変換し
て前記PCIバス上に伝達する第1のバスサイクル変換
手段を含む第1のブリッジ装置と、 前記PCIバスと前記所定のI/Oデバイスが接続され
たバス間を繋ぐ第2のブリッジ装置であって、前記第1
のバスサイクル変換手段によって前記PCIバス上に伝
達されるメモリバーストサイクルを、前記I/Oデバイ
スが接続されている前記バス上の複数の連続したI/O
サイクルに変換する第2のバスサイクル変換手段を含む
第2のブリッジ装置とを具備することを特徴とするコン
ピュータシステム。 - 【請求項6】 CPUと、 このCPUのプロセッサバスとPCIバス間を繋ぐ第1
のブリッジ装置と、 前記PCIバスと所定のI/Oデバイスが接続されたバ
ス間を繋ぐ第2のブリッジ装置とを具備し、 前記第1のブリッジ装置は、 前記CPUが前記I/Oデバイスをアクセスするために
前記プロセッサバス上で連続して実行するI/Oサイク
ルを、前記I/OデバイスのI/Oアドレス値を指定す
るアドレスフェーズとそれに後続する複数のデータフェ
ーズとを含むI/Oバーストサイクルに変換して前記P
CIバス上、または前記第1および第2のブリッジ装置
間に設けられたサイドバンドバス上に伝達する第1のバ
スサイクル変換手段を含み、 前記第2のブリッジ装置は、 前記第1のバスサイクル変換手段によって前記PCIバ
スまたは前記サイドバンドバス上に伝達されるI/Oバ
ーストサイクルを、前記I/Oデバイスが接続されてい
るバス上の複数の連続したI/Oサイクルに変換する第
2のバスサイクル変換手段を含むことを特徴とするコン
ピュータシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29291595A JP3579149B2 (ja) | 1995-11-10 | 1995-11-10 | コンピュータシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29291595A JP3579149B2 (ja) | 1995-11-10 | 1995-11-10 | コンピュータシステム |
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JPH09134326A true JPH09134326A (ja) | 1997-05-20 |
JP3579149B2 JP3579149B2 (ja) | 2004-10-20 |
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ID=17788051
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29291595A Expired - Fee Related JP3579149B2 (ja) | 1995-11-10 | 1995-11-10 | コンピュータシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3579149B2 (ja) |
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