JPH0954748A - コンピュータシステムおよびこのシステムに設けられるdmaコントローラ - Google Patents
コンピュータシステムおよびこのシステムに設けられるdmaコントローラInfo
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- JPH0954748A JPH0954748A JP7205681A JP20568195A JPH0954748A JP H0954748 A JPH0954748 A JP H0954748A JP 7205681 A JP7205681 A JP 7205681A JP 20568195 A JP20568195 A JP 20568195A JP H0954748 A JPH0954748 A JP H0954748A
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F13/00—Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
- G06F13/14—Handling requests for interconnection or transfer
- G06F13/20—Handling requests for interconnection or transfer for access to input/output bus
- G06F13/28—Handling requests for interconnection or transfer for access to input/output bus using burst mode transfer, e.g. direct memory access DMA, cycle steal
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】標準アーキテクチャとの互換性を損なうこと無
く、書き込み専用のDMACレジスタをリード/ライト
可能にする。 【解決手段】ISA DMAC1521に含まれる書き
込み専用レジスタにはI/Oアドレスの他に、コンフィ
グアドレスが割り当てられており、I/Oアドレスを利
用した場合にはライトオンリーのアクセスであるが、コ
ンフィグアドレスを利用した場合にはリード/ライトア
クセスが可能である。よって、書き込み専用レジスタ
は、ISA標準アーキテクチャで使用されているI/O
アドレスでは従来通りにライトオンリーのレジスタとし
て動作し、コンフィグアドレスを利用すれば、リード/
ライト可能なレジスタとして動作する。したがって、標
準アーキテクチャとの互換性を損なうこと無く、書き込
み専用のDMACレジスタをリード/ライトすることが
できる。
く、書き込み専用のDMACレジスタをリード/ライト
可能にする。 【解決手段】ISA DMAC1521に含まれる書き
込み専用レジスタにはI/Oアドレスの他に、コンフィ
グアドレスが割り当てられており、I/Oアドレスを利
用した場合にはライトオンリーのアクセスであるが、コ
ンフィグアドレスを利用した場合にはリード/ライトア
クセスが可能である。よって、書き込み専用レジスタ
は、ISA標準アーキテクチャで使用されているI/O
アドレスでは従来通りにライトオンリーのレジスタとし
て動作し、コンフィグアドレスを利用すれば、リード/
ライト可能なレジスタとして動作する。したがって、標
準アーキテクチャとの互換性を損なうこと無く、書き込
み専用のDMACレジスタをリード/ライトすることが
できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンピュータシ
ステムおよびこのシステムに設けられるDMAコントロ
ーラに関する。
ステムおよびこのシステムに設けられるDMAコントロ
ーラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータに使用さ
れるシステムバスとしては、ISA(Industry
Standard Architecture)バス
やEISA(Extended ISA)バスが主流で
あったが、最近では、データ転送速度の高速化や、プロ
セッサに依存しないシステムアーキテクチャの構築のた
めに、デスクトップ型のパーソナルコンピュータを中心
に、PCI(Peripheral Componen
t Interconnect)バスが採用され始めて
いる。
れるシステムバスとしては、ISA(Industry
Standard Architecture)バス
やEISA(Extended ISA)バスが主流で
あったが、最近では、データ転送速度の高速化や、プロ
セッサに依存しないシステムアーキテクチャの構築のた
めに、デスクトップ型のパーソナルコンピュータを中心
に、PCI(Peripheral Componen
t Interconnect)バスが採用され始めて
いる。
【0003】PCIバスにおいては、全てのデータ転送
はブロック転送であり、これら各ブロック転送はバース
ト転送を用いて実現されている。これにより、例えばP
CIバスでは最大133Mバイト/秒(データバスが3
2ビット幅の時)のデータ転送速度を実現できる。
はブロック転送であり、これら各ブロック転送はバース
ト転送を用いて実現されている。これにより、例えばP
CIバスでは最大133Mバイト/秒(データバスが3
2ビット幅の時)のデータ転送速度を実現できる。
【0004】したがって、PCIバスを採用すると、I
/Oデバイス間、およびシステムメモリとI/Oデバイ
スとの間のデータ転送などを高速に行うことが可能とな
り、システム性能を高めることができる。
/Oデバイス間、およびシステムメモリとI/Oデバイ
スとの間のデータ転送などを高速に行うことが可能とな
り、システム性能を高めることができる。
【0005】最近では、デスクトップ型のパーソナルコ
ンピュータだけでく、ノートブックタイプまたはデスク
トップタイプなどのポータブルパーソナルコンピュータ
においても、PCIバスの採用が検討され始めている。
ンピュータだけでく、ノートブックタイプまたはデスク
トップタイプなどのポータブルパーソナルコンピュータ
においても、PCIバスの採用が検討され始めている。
【0006】PCIバスの仕様はDMA転送をサポート
してないため、従来のISAデバイスをそのPCIバス
システムで使用できるようにするためには、PCIバス
システムにISAシステムと同様のDMAC(直接メモ
リアクセスコントローラ)を設けることが必要となる。
してないため、従来のISAデバイスをそのPCIバス
システムで使用できるようにするためには、PCIバス
システムにISAシステムと同様のDMAC(直接メモ
リアクセスコントローラ)を設けることが必要となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のDMACは、複
数のDMAチャネルをサポートしており、DMAチャネ
ル毎にDMA転送モードやアドレスなどを保持する多数
のI/Oレジスタを備えている。
数のDMAチャネルをサポートしており、DMAチャネ
ル毎にDMA転送モードやアドレスなどを保持する多数
のI/Oレジスタを備えている。
【0008】しかし、従来では、これらI/Oレジスタ
群には書き込み専用のレジスタが多数含まれており、デ
バックなどを行う上で不便であった。通常、I/Oレジ
スタは、書き込み専用のレジスタとリード/ライト可能
なレジスタのどちらであってもフリップフロップを利用
して構成されているので、書き込み専用のレジスタに対
応するI/Oアドレスによってその書き込み専用のレジ
スタからデータを読み出させるようにハードウェアロジ
ックを変更する事は比較的容易である。
群には書き込み専用のレジスタが多数含まれており、デ
バックなどを行う上で不便であった。通常、I/Oレジ
スタは、書き込み専用のレジスタとリード/ライト可能
なレジスタのどちらであってもフリップフロップを利用
して構成されているので、書き込み専用のレジスタに対
応するI/Oアドレスによってその書き込み専用のレジ
スタからデータを読み出させるようにハードウェアロジ
ックを変更する事は比較的容易である。
【0009】ところが、このように書き込み専用として
使用されているI/Oアドレスでリード/ライトできる
ように構成すると、標準アーキテクチャとの互換性とい
う点で問題が生じる危険がある。
使用されているI/Oアドレスでリード/ライトできる
ように構成すると、標準アーキテクチャとの互換性とい
う点で問題が生じる危険がある。
【0010】この発明はこのような点に鑑みてなされた
もので、標準アーキテクチャとの互換性を損なうこと無
く、書き込み専用のDMACレジスタをリード/ライト
することができるコンピュータシステムおよびDMAコ
ントローラを提供することを目的とする。
もので、標準アーキテクチャとの互換性を損なうこと無
く、書き込み専用のDMACレジスタをリード/ライト
することができるコンピュータシステムおよびDMAコ
ントローラを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明のコンピュータ
システムは、複数のDMAチャネルを有し、DMAチャ
ネル毎にDMA転送のための情報を保持するI/Oレジ
スタ群を備えたDMAコントローラと、前記I/Oレジ
スタ群に含まれる書き込み専用レジスタに割り当てられ
ている第1のI/Oアドレス値と異なる第2アドレス値
を指定するリード/ライトサイクルに応答して、前記書
き込み専用レジスタをリード/ライトする手段とを具備
し、前記第2アドレス値によって前記書き込み専用レジ
スタをリード/ライト可能にしたことを特徴とする。
システムは、複数のDMAチャネルを有し、DMAチャ
ネル毎にDMA転送のための情報を保持するI/Oレジ
スタ群を備えたDMAコントローラと、前記I/Oレジ
スタ群に含まれる書き込み専用レジスタに割り当てられ
ている第1のI/Oアドレス値と異なる第2アドレス値
を指定するリード/ライトサイクルに応答して、前記書
き込み専用レジスタをリード/ライトする手段とを具備
し、前記第2アドレス値によって前記書き込み専用レジ
スタをリード/ライト可能にしたことを特徴とする。
【0012】このシステムにおいては、DMAコントロ
ーラに含まれる書き込み専用レジスタには第1のI/O
アドレスの他に、その第1のI/Oアドレス値と異なる
所定の第2アドレス値が割り当てられており、第1のI
/Oアドレスを利用した場合にはライトオンリーのアク
セスであるが、第2アドレス値を利用した場合にはリー
ド/ライトアクセスが可能である。
ーラに含まれる書き込み専用レジスタには第1のI/O
アドレスの他に、その第1のI/Oアドレス値と異なる
所定の第2アドレス値が割り当てられており、第1のI
/Oアドレスを利用した場合にはライトオンリーのアク
セスであるが、第2アドレス値を利用した場合にはリー
ド/ライトアクセスが可能である。
【0013】よって、前記書き込み専用レジスタは、標
準アーキテクチャで使用されているI/Oアドレスでは
従来通りにライトオンリーのレジスタであるが、第2ア
ドレス値を利用すれば、リード/ライト可能なレジスタ
となる。したがって、標準アーキテクチャとの互換性を
損なうこと無く、書き込み専用のDMACレジスタをリ
ード/ライトすることができる。
準アーキテクチャで使用されているI/Oアドレスでは
従来通りにライトオンリーのレジスタであるが、第2ア
ドレス値を利用すれば、リード/ライト可能なレジスタ
となる。したがって、標準アーキテクチャとの互換性を
損なうこと無く、書き込み専用のDMACレジスタをリ
ード/ライトすることができる。
【0014】また、PCIバスシステムにDMAコント
ローラを設ける場合には、前記第2アドレス値として、
I/Oアドレスではなく、コンフィグアドレスを利用す
ることもできる。
ローラを設ける場合には、前記第2アドレス値として、
I/Oアドレスではなく、コンフィグアドレスを利用す
ることもできる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施形態を説明する。図1には、この発明の一実施例に
係わるコンピュータシステムの構成が示されている。こ
のコンピュータシステムは、PCIバスシステムを採用
したノートブックタイプまたはラップトップタイプのポ
ータブルパーソナルコンピュータであり、そのシステム
ボード上には3種類のバス、つまりプロセッサバス1、
内部PCIバス2、および内部ISAバス3が配設され
ており、またこのポータブルパーソナルコンピュータ本
体のDSコネクタに接続可能なドッキングステーション
内には、外部PCIバス4と外部ISAバス5が配設さ
れている。
実施形態を説明する。図1には、この発明の一実施例に
係わるコンピュータシステムの構成が示されている。こ
のコンピュータシステムは、PCIバスシステムを採用
したノートブックタイプまたはラップトップタイプのポ
ータブルパーソナルコンピュータであり、そのシステム
ボード上には3種類のバス、つまりプロセッサバス1、
内部PCIバス2、および内部ISAバス3が配設され
ており、またこのポータブルパーソナルコンピュータ本
体のDSコネクタに接続可能なドッキングステーション
内には、外部PCIバス4と外部ISAバス5が配設さ
れている。
【0016】システムボード上には、CPU11、ホス
ト/PCIブリッジ装置12、システムメモリ13、各
種PCIマスターデバイス14、内部PCI−ISAブ
リッジ装置15、PCI−DS(DS:ドッキングステ
ーション)ブリッジ装置16、PCカードコントローラ
17、PCI DMAデバイス18などが設けられてい
る。また、ドッキングステーション内には、DS−PC
I/ISAブリッジ装置20が設けられている。
ト/PCIブリッジ装置12、システムメモリ13、各
種PCIマスターデバイス14、内部PCI−ISAブ
リッジ装置15、PCI−DS(DS:ドッキングステ
ーション)ブリッジ装置16、PCカードコントローラ
17、PCI DMAデバイス18などが設けられてい
る。また、ドッキングステーション内には、DS−PC
I/ISAブリッジ装置20が設けられている。
【0017】CPU11は、例えば、米インテル社によ
って製造販売されているマイクロプロセッサ“Pent
ium”などによって実現されている。このCPU11
の入出力ピンに直結されているプロセッサバス1は、6
4ビット幅のデータバスを有している。
って製造販売されているマイクロプロセッサ“Pent
ium”などによって実現されている。このCPU11
の入出力ピンに直結されているプロセッサバス1は、6
4ビット幅のデータバスを有している。
【0018】システムメモリ13は、オペレーティング
システム、デバイスドライバ、実行対象のアプリケーシ
ョンプログラム、および処理データなどを格納するメモ
リデバイスであり、複数のDRAMによって構成されて
いる。このシステムメモリ13は、32ビット幅または
64ビット幅のデータバスを有する専用のメモリバスを
介してホスト−PCIブリッジ装置12に接続されてい
る。メモリバスのデータバスとしてはプロセッサバス1
のデータバスを利用することもできる。この場合、メモ
リバスは、アドレスバスと各種メモリ制御信号線とから
構成される。
システム、デバイスドライバ、実行対象のアプリケーシ
ョンプログラム、および処理データなどを格納するメモ
リデバイスであり、複数のDRAMによって構成されて
いる。このシステムメモリ13は、32ビット幅または
64ビット幅のデータバスを有する専用のメモリバスを
介してホスト−PCIブリッジ装置12に接続されてい
る。メモリバスのデータバスとしてはプロセッサバス1
のデータバスを利用することもできる。この場合、メモ
リバスは、アドレスバスと各種メモリ制御信号線とから
構成される。
【0019】ホスト/PCIブリッジ装置12は、プロ
セッサバス1と内部PCIバス2との間を繋ぐブリッジ
LSIであり、PCIバス2のバスマスタの1つとして
機能する。このホスト/PCIブリッジ装置12は、プ
ロセッサバス1と内部PCIバス2との間で、データお
よびアドレスを含むバスサイクルを双方向で変換する機
能、メモリバスを介してシステムメモリ13のアクセス
制御する機能、およびシステムメモリ13を排他的に使
用するためのロッキング機能などを有している。このロ
ッキング機能は、PCIバス2上のバスマスタや、CP
U11などによって使用される。
セッサバス1と内部PCIバス2との間を繋ぐブリッジ
LSIであり、PCIバス2のバスマスタの1つとして
機能する。このホスト/PCIブリッジ装置12は、プ
ロセッサバス1と内部PCIバス2との間で、データお
よびアドレスを含むバスサイクルを双方向で変換する機
能、メモリバスを介してシステムメモリ13のアクセス
制御する機能、およびシステムメモリ13を排他的に使
用するためのロッキング機能などを有している。このロ
ッキング機能は、PCIバス2上のバスマスタや、CP
U11などによって使用される。
【0020】内部PCIバス2はクロック同期型の入出
力バスであり、内部PCIバス2上の全てのサイクルは
PCIバスクロックに同期して行なわれる。PCIバス
クロックの周波数は最大33MHzである。PCIバス
2は、時分割的に使用されるアドレス/データバスを有
している。このアドレス/データバスは、32ビット幅
である。
力バスであり、内部PCIバス2上の全てのサイクルは
PCIバスクロックに同期して行なわれる。PCIバス
クロックの周波数は最大33MHzである。PCIバス
2は、時分割的に使用されるアドレス/データバスを有
している。このアドレス/データバスは、32ビット幅
である。
【0021】PCIバス2上のデータ転送サイクルは、
アドレスフェーズとそれに後続する1以上のデータフェ
ーズとから構成される。アドレスフェーズにおいてはア
ドレスおよび転送タイプが出力され、データフェーズで
は8ビット、16ビット、または32ビットのデータが
出力される。
アドレスフェーズとそれに後続する1以上のデータフェ
ーズとから構成される。アドレスフェーズにおいてはア
ドレスおよび転送タイプが出力され、データフェーズで
は8ビット、16ビット、または32ビットのデータが
出力される。
【0022】PCIマスターデバイス14は、ホスト/
PCIブリッジ装置12と同様にPCIバス2のバスマ
スタの1つであり、イニシエータまたはターゲットとし
て動作する。PCIバス2上の全てのデバイスは、たと
えバスマスタとしての機能を持たなくても、ターゲット
としては動作する。ターゲットとは、バスマスタ、つま
りトランザクションを開始したイニシエータによってア
ドレス指定されたリソースを意味している。
PCIブリッジ装置12と同様にPCIバス2のバスマ
スタの1つであり、イニシエータまたはターゲットとし
て動作する。PCIバス2上の全てのデバイスは、たと
えバスマスタとしての機能を持たなくても、ターゲット
としては動作する。ターゲットとは、バスマスタ、つま
りトランザクションを開始したイニシエータによってア
ドレス指定されたリソースを意味している。
【0023】内部PCI−ISAブリッジ装置15は、
内部PCIバス2と内部ISAバス3との間を繋ぐブリ
ッジLSIである。内部ISAバス3には、メモリ、複
数のISA I/Oデバイス31,32,…が接続され
ている。これらI/Oデバイス31,32は、内部PC
I−ISAブリッジ装置15内蔵のDMACにDMA転
送を要求するデバイス、つまりDMAスレーブである。
内部PCIバス2と内部ISAバス3との間を繋ぐブリ
ッジLSIである。内部ISAバス3には、メモリ、複
数のISA I/Oデバイス31,32,…が接続され
ている。これらI/Oデバイス31,32は、内部PC
I−ISAブリッジ装置15内蔵のDMACにDMA転
送を要求するデバイス、つまりDMAスレーブである。
【0024】この内部PCI−ISAブリッジ装置15
には、PCIバスアービタ(PBA)151、DMAC
コア(MPPDMA)152、および内部ISAバスブ
リッジ(IIBB)153が内蔵されている。
には、PCIバスアービタ(PBA)151、DMAC
コア(MPPDMA)152、および内部ISAバスブ
リッジ(IIBB)153が内蔵されている。
【0025】PCIバスアービタ(PBA)151は、
内部PCIバス2に結合される全てのバスマスタデバイ
ス間でバス使用権の調停を行う。この調停には、バスマ
スタデバイス毎に1ペアずつ割り当てられる内部PCI
バス2上の信号線(バスリクエスト信号REQ#線、グ
ラント信号GNT#線)が用いられる。
内部PCIバス2に結合される全てのバスマスタデバイ
ス間でバス使用権の調停を行う。この調停には、バスマ
スタデバイス毎に1ペアずつ割り当てられる内部PCI
バス2上の信号線(バスリクエスト信号REQ#線、グ
ラント信号GNT#線)が用いられる。
【0026】バスリクエスト信号REQ#は、それに対
応するデバイスが内部PCIバス2の使用を要求してい
ることをPCIバスアービタ(PBA)151に通知す
るための信号である。グラント信号GNT#は、バスリ
クエスト信号REQ#を発行したデバイスに、バス使用
を許可することを通知する信号である。
応するデバイスが内部PCIバス2の使用を要求してい
ることをPCIバスアービタ(PBA)151に通知す
るための信号である。グラント信号GNT#は、バスリ
クエスト信号REQ#を発行したデバイスに、バス使用
を許可することを通知する信号である。
【0027】また、このシステムでは、内部PCIバス
2上に定義された複数組のREQ#,GNT#線のう
ち、所定の1組のREQ#,GNT#線は、DMAスレ
ーブ等との間でDREQ,DACK#を授受するDMA
シリアルチャネルプロトコルの実現のために使用され
る。
2上に定義された複数組のREQ#,GNT#線のう
ち、所定の1組のREQ#,GNT#線は、DMAスレ
ーブ等との間でDREQ,DACK#を授受するDMA
シリアルチャネルプロトコルの実現のために使用され
る。
【0028】PCIバスアービタ(PBA)151に
は、内部PCIバス2上のほとんど全てのバスリクエス
ト信号REQ#線およびグラント信号GNT#線が接続
されており、バス使用権の調停はそのPCIバスアービ
タ(PBA)151によって集中的に制御される。
は、内部PCIバス2上のほとんど全てのバスリクエス
ト信号REQ#線およびグラント信号GNT#線が接続
されており、バス使用権の調停はそのPCIバスアービ
タ(PBA)151によって集中的に制御される。
【0029】DMACコア(MPPDMA)152は、
ISA DMAC1521、バスリクエストおよびグラ
ントマネージャ(RGM;REQ#,GNT# Man
ager)1522、および内部ISA DMAルータ
(IIDR;Internal ISA DMA Ro
uter)1523の3つのブロックから構成されてい
る。このDMACコア(MPPDMA)152は内部P
CI−ISAブリッジ装置15内の独立した機能ブロッ
クであり、DMA以外の機能については、DMACコア
(MPPDMA)152は使用されず、他のブロックだ
けが動作する。
ISA DMAC1521、バスリクエストおよびグラ
ントマネージャ(RGM;REQ#,GNT# Man
ager)1522、および内部ISA DMAルータ
(IIDR;Internal ISA DMA Ro
uter)1523の3つのブロックから構成されてい
る。このDMACコア(MPPDMA)152は内部P
CI−ISAブリッジ装置15内の独立した機能ブロッ
クであり、DMA以外の機能については、DMACコア
(MPPDMA)152は使用されず、他のブロックだ
けが動作する。
【0030】ISA DMAC1521は、内部PCI
バス2に接続されたバスマスタの1つであり、DMA転
送を必要とするデバイス(DMAスレーブなど)からの
要求に応じてDMA転送を実行する。
バス2に接続されたバスマスタの1つであり、DMA転
送を必要とするデバイス(DMAスレーブなど)からの
要求に応じてDMA転送を実行する。
【0031】DMAスレーブは、論理的には内部PCI
バス2に接続されている(実際には、ブリッジ15また
は20経由で内部ISAバス3または外部ISAバス5
に接続されている場合がほとんどである)。
バス2に接続されている(実際には、ブリッジ15また
は20経由で内部ISAバス3または外部ISAバス5
に接続されている場合がほとんどである)。
【0032】ISA DMAC1521は、内部DRE
Q0〜7が入力されるDREQ入力ポートと、内部DA
CK#0〜7を出力するDACK#出力ポートを有して
おり、それらDREQ入力ポートおよびDACK#出力
ポートの双方はRGM1522およびIIDR1523
にそれぞれ接続されている。内部ISAバス3上のDM
Aスレーブ31,32…とISA DMAC1521と
の間のDREQおよびDACK#の授受は、IIDR1
523を介して実行される。また、外部ISAバス5上
のISAマスタ51、DMAスレーブ52,53…とI
SA DMAC1521との間のDREQおよびDAC
K#の授受は、RGM1522を介してDMAシリアル
チャネルプロトコルによって行われる。
Q0〜7が入力されるDREQ入力ポートと、内部DA
CK#0〜7を出力するDACK#出力ポートを有して
おり、それらDREQ入力ポートおよびDACK#出力
ポートの双方はRGM1522およびIIDR1523
にそれぞれ接続されている。内部ISAバス3上のDM
Aスレーブ31,32…とISA DMAC1521と
の間のDREQおよびDACK#の授受は、IIDR1
523を介して実行される。また、外部ISAバス5上
のISAマスタ51、DMAスレーブ52,53…とI
SA DMAC1521との間のDREQおよびDAC
K#の授受は、RGM1522を介してDMAシリアル
チャネルプロトコルによって行われる。
【0033】ISA DMAC1521は内部PCIバ
ス2に接続され、またDMA転送を要求するデバイスは
内部ISAバス3または外部ISAバス5に接続されて
いるため、ISA DMAC1521によるDMA転送
では、リードサイクル(I/Oリードまたはメモリリー
ド)とライトサイクル(メモリライトまたはI/Oライ
ト)とは、時間的に同時には発生しない。すなわち、ま
ずリードサイクルが行われ、そのときのリードデータが
ISA DMAC1521内のバッファにラッチされ
る。つぎに、ライトサイクルが実行され、さきほどラッ
チしておいたデータがライトデータとして出力される。
ス2に接続され、またDMA転送を要求するデバイスは
内部ISAバス3または外部ISAバス5に接続されて
いるため、ISA DMAC1521によるDMA転送
では、リードサイクル(I/Oリードまたはメモリリー
ド)とライトサイクル(メモリライトまたはI/Oライ
ト)とは、時間的に同時には発生しない。すなわち、ま
ずリードサイクルが行われ、そのときのリードデータが
ISA DMAC1521内のバッファにラッチされ
る。つぎに、ライトサイクルが実行され、さきほどラッ
チしておいたデータがライトデータとして出力される。
【0034】リードサイクル、ライトサイクルとも、メ
モリ、I/Oを問わず、内部PCIバス2上で発生さ
れ、必要な場合はその内部PCIバス2上のバスサイク
ルがブリッジ装置15、または20によってISAバス
サイクルに変換される。すなわち、ISA DMAC1
521は、メモリサイクルとDMA専用I/Oサイクル
のどちらもPCIバス2上に発生し、ISAバスサイク
ルについては関知しない。
モリ、I/Oを問わず、内部PCIバス2上で発生さ
れ、必要な場合はその内部PCIバス2上のバスサイク
ルがブリッジ装置15、または20によってISAバス
サイクルに変換される。すなわち、ISA DMAC1
521は、メモリサイクルとDMA専用I/Oサイクル
のどちらもPCIバス2上に発生し、ISAバスサイク
ルについては関知しない。
【0035】ISA DMAC1521は、ISAバス
システムアーキテクチャで標準となっている82C37
互換の機能を有しており、内部DREQ0〜7と内部D
ACK#0〜7とによってDMAチャンネルCH0〜C
H7をサポートしている。ISA DMAC1521に
は、これらDMAチャンネル毎にDMA転送モード、転
送カウント(転送すべきバスト数)、開始メモリアドレ
ス、転送方向などの情報を保持するためのI/Oレジス
タ群を備えている。これらI/Oレジスタ群は所定のI
/Oアドレス空間にマッピングされており、そのI/O
レジスタ群の中には多数の書き込み専用レジスタも含ま
れている。
システムアーキテクチャで標準となっている82C37
互換の機能を有しており、内部DREQ0〜7と内部D
ACK#0〜7とによってDMAチャンネルCH0〜C
H7をサポートしている。ISA DMAC1521に
は、これらDMAチャンネル毎にDMA転送モード、転
送カウント(転送すべきバスト数)、開始メモリアドレ
ス、転送方向などの情報を保持するためのI/Oレジス
タ群を備えている。これらI/Oレジスタ群は所定のI
/Oアドレス空間にマッピングされており、そのI/O
レジスタ群の中には多数の書き込み専用レジスタも含ま
れている。
【0036】さらに、このシステムにおいては、それら
I/Oレジスタ群はPCIシステムのコンフィグアドレ
ス空間にもマッピングされており、そのコンフィグアド
レスによってI/Oレジスタ群をリード/ライトするた
めのロジックがISA DMAC1521内に設けられ
ている。
I/Oレジスタ群はPCIシステムのコンフィグアドレ
ス空間にもマッピングされており、そのコンフィグアド
レスによってI/Oレジスタ群をリード/ライトするた
めのロジックがISA DMAC1521内に設けられ
ている。
【0037】ISA DMAC1521のI/Oレジス
タ群に対するI/Oアドレスとコンフィグアドレスの割
り当ての様子、およびコンフィグアドレスによってI/
Oレジスタ群をリード/ライトするためのロジックの構
成については、図2以降で詳述する。
タ群に対するI/Oアドレスとコンフィグアドレスの割
り当ての様子、およびコンフィグアドレスによってI/
Oレジスタ群をリード/ライトするためのロジックの構
成については、図2以降で詳述する。
【0038】ISA DMAC1521は、DMAチャ
ンネル毎に1ペアずつ用意された内部DREQ0〜7お
よびDACK#0〜7を用いて、DMAチャネルの調停
を行う。内部DREQは、DMAスレーブが、ISA
DMAC1521にDMA転送の実行を要求しているこ
とを通知するために使用されるDMAリクエスト信号で
ある。DACK#は、ISA DMAC1521がDM
A転送を要求したDMAスレーブに対してDMAサイク
ルが実行されることを通知するためのDMAアクノリッ
ジ信号である。
ンネル毎に1ペアずつ用意された内部DREQ0〜7お
よびDACK#0〜7を用いて、DMAチャネルの調停
を行う。内部DREQは、DMAスレーブが、ISA
DMAC1521にDMA転送の実行を要求しているこ
とを通知するために使用されるDMAリクエスト信号で
ある。DACK#は、ISA DMAC1521がDM
A転送を要求したDMAスレーブに対してDMAサイク
ルが実行されることを通知するためのDMAアクノリッ
ジ信号である。
【0039】DMAチャネルの割り当ては、内部ISA
バス3上のデバイスと外部ISAバス5上のデバイスと
の間で排他的に行われる。各デバイスは、それに割り当
てられたDMAチャネルに対応するDREQ、DACK
#を用いてISA DMAC1521と送受信する。
バス3上のデバイスと外部ISAバス5上のデバイスと
の間で排他的に行われる。各デバイスは、それに割り当
てられたDMAチャネルに対応するDREQ、DACK
#を用いてISA DMAC1521と送受信する。
【0040】この場合、外部ISAバス5上のデバイス
とISA DMAC1521との間のDREQおよびD
ACK#の送受信は、1組のシリアルREQ#,シリア
ルGNT#信号線(以下、シリアルREQ#,シリアル
GNT#と称する)を使用したDMAシリアルチャネル
プロトコルに従って実行される。
とISA DMAC1521との間のDREQおよびD
ACK#の送受信は、1組のシリアルREQ#,シリア
ルGNT#信号線(以下、シリアルREQ#,シリアル
GNT#と称する)を使用したDMAシリアルチャネル
プロトコルに従って実行される。
【0041】DMAシリアルチャネルプロトコルは、ド
ッキングステーションに導出すべき信号線数を抑制し、
且つPCI拡張カードとISA拡張カードの双方を利用
できるようにするためのものである。
ッキングステーションに導出すべき信号線数を抑制し、
且つPCI拡張カードとISA拡張カードの双方を利用
できるようにするためのものである。
【0042】このDMAシリアルチャネルプロトコルで
は、シリアルREQ#によってDS−PCI/ISAブ
リッジ装置20から最新のDREQの状態が送信され、
それがRGM1522に送られる。RGM1522で
は、シリアルREQ#が分解されてISA DMAC1
521への内部DREQ0〜7に変換される。
は、シリアルREQ#によってDS−PCI/ISAブ
リッジ装置20から最新のDREQの状態が送信され、
それがRGM1522に送られる。RGM1522で
は、シリアルREQ#が分解されてISA DMAC1
521への内部DREQ0〜7に変換される。
【0043】また、ISA DMAC1521から出力
される内部DACK#0〜7によって指定されるDMA
転送対象のチャネル情報は、RGM1522が実行する
シリアルGNT#信号線を利用したシリアルデータ転送
によって、DS−PCI/ISAブリッジ装置20に送
られる。
される内部DACK#0〜7によって指定されるDMA
転送対象のチャネル情報は、RGM1522が実行する
シリアルGNT#信号線を利用したシリアルデータ転送
によって、DS−PCI/ISAブリッジ装置20に送
られる。
【0044】ISA DMAC1521は、RGM15
22およびIIDR1523から提供される最新のDR
EQチャンネル情報に基づき、DREQチャンネルマス
クの設定および調停方式の設定に従って、82C37互
換の、DREQチャンネル間調停を行う。有効なDMA
要求(DREQ)があれば、ISA DMAC1521
は、自身に割り当てられているREQ#をアクティブに
してPCIバスアービタ(PBA)151に対してバス
使用権を要求し、PBA151からGNT#が与えられ
るのを待つ。
22およびIIDR1523から提供される最新のDR
EQチャンネル情報に基づき、DREQチャンネルマス
クの設定および調停方式の設定に従って、82C37互
換の、DREQチャンネル間調停を行う。有効なDMA
要求(DREQ)があれば、ISA DMAC1521
は、自身に割り当てられているREQ#をアクティブに
してPCIバスアービタ(PBA)151に対してバス
使用権を要求し、PBA151からGNT#が与えられ
るのを待つ。
【0045】PBA151からGNT#が与えられる
と、ISA DMAC1521は、調停の結果選択した
DMAチャンネル番号に対応する内部DACK#をアク
ティブにして、DMA転送を実行するDMAチャンネル
番号をRGM1522とIIDR1523へ返す。そし
て、ISA DMAC1521は、選択されたDMAチ
ャンネルのセットアップ情報によって規定されるDMA
転送モード(シングル転送モード、ブロック転送モー
ド、デマンド転送モード、カスケードモード)に対応す
るDMAサイクルを実行する。この場合、ISA DM
AC1521は、前述したようにメモリ、I/Oサイク
ルとも、PCIバスのバスサイクルのみをサポートし、
ISAバスのバスサイクルについてはブリッジ装置15
または20によってエミュレートされる。
と、ISA DMAC1521は、調停の結果選択した
DMAチャンネル番号に対応する内部DACK#をアク
ティブにして、DMA転送を実行するDMAチャンネル
番号をRGM1522とIIDR1523へ返す。そし
て、ISA DMAC1521は、選択されたDMAチ
ャンネルのセットアップ情報によって規定されるDMA
転送モード(シングル転送モード、ブロック転送モー
ド、デマンド転送モード、カスケードモード)に対応す
るDMAサイクルを実行する。この場合、ISA DM
AC1521は、前述したようにメモリ、I/Oサイク
ルとも、PCIバスのバスサイクルのみをサポートし、
ISAバスのバスサイクルについてはブリッジ装置15
または20によってエミュレートされる。
【0046】PCIバス2上に発生したメモリサイクル
はホスト−PCIブリッジ12によってDRAMアクセ
スサイクルに変換されて、システムメモリ13のリード
/ライトアクセスが実行される。
はホスト−PCIブリッジ12によってDRAMアクセ
スサイクルに変換されて、システムメモリ13のリード
/ライトアクセスが実行される。
【0047】RGM1522は、複数のDMAチャネル
をシリアル化して転送するというDMAシリアルチャネ
ルプロトコルに関する処理を行うために設けられたもの
であり、DMAシリアルチャネルプロトコルと、ISA
DMAC1521に対するISAスタイルのDREQ
/DACK#プロトコルとの間の変換を行う。
をシリアル化して転送するというDMAシリアルチャネ
ルプロトコルに関する処理を行うために設けられたもの
であり、DMAシリアルチャネルプロトコルと、ISA
DMAC1521に対するISAスタイルのDREQ
/DACK#プロトコルとの間の変換を行う。
【0048】RGM1522には、複数のREQ#信号
を入力することができる。また、各REQ#信号毎に、
そのREQ#信号のプロトコルをプログラムすることが
できる。したがって、シリアルREQ#およびシリアル
GNT#として使用されるREQ#およびGNT#信号
線のペアを複数用意すれば、DS−PCI/ISAブリ
ッジ装置20経由で行われる外部ISAバス5上のデバ
イスとの間のDREQ,DACK#の授受だけでなく、
例えばPCカードコントローラ17のPCカード61,
62とISA DMAC1521との間のDREQ,D
ACK#の授受についてもDMAシリアルチャネルプロ
トコルによって行うことができる。
を入力することができる。また、各REQ#信号毎に、
そのREQ#信号のプロトコルをプログラムすることが
できる。したがって、シリアルREQ#およびシリアル
GNT#として使用されるREQ#およびGNT#信号
線のペアを複数用意すれば、DS−PCI/ISAブリ
ッジ装置20経由で行われる外部ISAバス5上のデバ
イスとの間のDREQ,DACK#の授受だけでなく、
例えばPCカードコントローラ17のPCカード61,
62とISA DMAC1521との間のDREQ,D
ACK#の授受についてもDMAシリアルチャネルプロ
トコルによって行うことができる。
【0049】また、RGM1522は、DMAシリアル
チャネルプロトコルと、PBA151がサポートする標
準PCIスタイルのREG#/GNT#プロトコルとの
間の変換も行う。
チャネルプロトコルと、PBA151がサポートする標
準PCIスタイルのREG#/GNT#プロトコルとの
間の変換も行う。
【0050】すなわち、外部ISAバス5上のデバイス
との間のDREQ,DACK#の授受だけでなく、外部
PCIバス4上のPCIマスタ41との間のREQ#,
GNT#の授受もDMAシリアルチャネルプロトコルを
使用して行われる。この場合のREQ#,GNT#の処
理は、RGM1522によって次のように行われる。
との間のDREQ,DACK#の授受だけでなく、外部
PCIバス4上のPCIマスタ41との間のREQ#,
GNT#の授受もDMAシリアルチャネルプロトコルを
使用して行われる。この場合のREQ#,GNT#の処
理は、RGM1522によって次のように行われる。
【0051】外部PCIバス4上のPCIマスタ41
(LANボード、SCSIボードなど)は、REQ#を
アクティブにすることによって、バス使用要求をDS−
PCI/ISAブリッジ装置20に知らせる。DS−P
CI/ISAブリッジ装置20は、シリアルREQ#を
利用したシルアルデータ転送によって、バス使用要求を
RGM1522へ知らせる。この場合、そのバス使用要
求の通知には、ISAデバイスによって使用されていな
いDMAチャネルであるDREQ4が用いられる。
(LANボード、SCSIボードなど)は、REQ#を
アクティブにすることによって、バス使用要求をDS−
PCI/ISAブリッジ装置20に知らせる。DS−P
CI/ISAブリッジ装置20は、シリアルREQ#を
利用したシルアルデータ転送によって、バス使用要求を
RGM1522へ知らせる。この場合、そのバス使用要
求の通知には、ISAデバイスによって使用されていな
いDMAチャネルであるDREQ4が用いられる。
【0052】RGM1522は、シリアルREQ#信号
を分解し、シリアルREQ#によってDREQ4が通知
されたことを検出すると、REQ#をアクティブにして
PBA151に対してバス使用を要求する。PBA15
1は、標準PCIのルールによって調停を行い、GNT
#によってRGM1522に対してバス使用を許可す
る。
を分解し、シリアルREQ#によってDREQ4が通知
されたことを検出すると、REQ#をアクティブにして
PBA151に対してバス使用を要求する。PBA15
1は、標準PCIのルールによって調停を行い、GNT
#によってRGM1522に対してバス使用を許可す
る。
【0053】RGM1522は、PBA151からのG
NT#を受け取ると、シリアルGNT#を使用したシリ
アルデータ転送によって、バス使用が許可されたことを
DS−PCI/ISAブリッジ装置20に通知する。こ
の通知には、DACK4が使用される。DS−PCI/
ISAブリッジ装置20は、RGM1522が送信した
シリアルGNT#信号を分解し、PCIマスタ41にG
NT#を与える。PCIマスタ41は、GNT#を受け
取るとバスサイクルを開始する。
NT#を受け取ると、シリアルGNT#を使用したシリ
アルデータ転送によって、バス使用が許可されたことを
DS−PCI/ISAブリッジ装置20に通知する。こ
の通知には、DACK4が使用される。DS−PCI/
ISAブリッジ装置20は、RGM1522が送信した
シリアルGNT#信号を分解し、PCIマスタ41にG
NT#を与える。PCIマスタ41は、GNT#を受け
取るとバスサイクルを開始する。
【0054】次に、内部ISA DMAルータ(IID
R)1523について説明する。内部ISA DMAル
ータ(IIDR)1523は、例えばその内部に設けら
れたレジスタ群に書き込まれたマッピング情報にしたが
って、内部ISAバス3上のDMAスレーブ31,3
2,…にマッピングされるDMAチャネルを変更する。
IIDR1523は、DMAスレーブ31,32,…か
らのDREQ信号の状態を、マッピング情報に従って、
それらデバイスのDMAチャネル番号に対応する内部D
REQに変換して、ISA DMAC1521に伝え
る。また、IIDR1523は、ISA DMAC15
21からの内部DACK#を、マッピング情報に従っ
て、DMAスレーブ31,32が実際に使用しているD
ACK#に変換して、内部ISAバス3上に出力する。
R)1523について説明する。内部ISA DMAル
ータ(IIDR)1523は、例えばその内部に設けら
れたレジスタ群に書き込まれたマッピング情報にしたが
って、内部ISAバス3上のDMAスレーブ31,3
2,…にマッピングされるDMAチャネルを変更する。
IIDR1523は、DMAスレーブ31,32,…か
らのDREQ信号の状態を、マッピング情報に従って、
それらデバイスのDMAチャネル番号に対応する内部D
REQに変換して、ISA DMAC1521に伝え
る。また、IIDR1523は、ISA DMAC15
21からの内部DACK#を、マッピング情報に従っ
て、DMAスレーブ31,32が実際に使用しているD
ACK#に変換して、内部ISAバス3上に出力する。
【0055】内部ISAバスブリッジ(IIBB)15
3は、内部PCIバス2と内部ISAバス3とを繋ぐブ
リッジであり、メモリおよびI/Oなどの内部ISAバ
ス3上の全てのデバイスを制御する。このIIBB15
3は、ISA DMAC1521がDMA転送のために
PCIバス2上に発生するメモリまたはI/Oサイクル
をプロトコル変換して、内部ISAバス3上へ伝える。
3は、内部PCIバス2と内部ISAバス3とを繋ぐブ
リッジであり、メモリおよびI/Oなどの内部ISAバ
ス3上の全てのデバイスを制御する。このIIBB15
3は、ISA DMAC1521がDMA転送のために
PCIバス2上に発生するメモリまたはI/Oサイクル
をプロトコル変換して、内部ISAバス3上へ伝える。
【0056】PCI−DSブリッジ装置16は、内部P
CIバス2と、ドッキングステーションに導出されるP
CIバス相当のドッキングバスとを繋ぐブリッジLSI
であり、PCIバス2上のエージェントとして機能す
る。このPCI−DSブリッジ装置16には、DMAシ
リアルチャンネルプロトコルによるシリアルREQ#/
GNT#の転送の同期化のためのバッファが設けられて
いる。
CIバス2と、ドッキングステーションに導出されるP
CIバス相当のドッキングバスとを繋ぐブリッジLSI
であり、PCIバス2上のエージェントとして機能す
る。このPCI−DSブリッジ装置16には、DMAシ
リアルチャンネルプロトコルによるシリアルREQ#/
GNT#の転送の同期化のためのバッファが設けられて
いる。
【0057】PCカードコントローラ17は、内部PC
Iバス2上のエージェントであり、DMAシリアルチャ
ネルプロトコルをサポートしている。このPCカードコ
ントローラ17によって制御されるPCカード61,6
2がDMA転送を要求した時、そのDMA要求すなわち
DREQは、シリアルREQ#よってRGM1522に
送信される。また、RGM1522からのシリアルGN
T#はPCカードコントローラ17によってDACK#
に分解されて、PCカード61または62に渡される。
Iバス2上のエージェントであり、DMAシリアルチャ
ネルプロトコルをサポートしている。このPCカードコ
ントローラ17によって制御されるPCカード61,6
2がDMA転送を要求した時、そのDMA要求すなわち
DREQは、シリアルREQ#よってRGM1522に
送信される。また、RGM1522からのシリアルGN
T#はPCカードコントローラ17によってDACK#
に分解されて、PCカード61または62に渡される。
【0058】PCIDMA18は、PCカードコントロ
ーラ17と同様、内部PCIバス2上のエージェントで
あり、且つDMAシリアルチャネルプロトコルをサポー
トしている。このPCIDMA18によって制御される
DMAスレーブ19がDMA転送を要求した時、そのD
MA要求、すなわちDREQはシリアルREQ#よって
RGM1522に送信される。また、RGM1522か
らのシリアルGNT#はPCIDMA18によってDA
CK#に分解されてDMAスレーブ19に通知される。
ーラ17と同様、内部PCIバス2上のエージェントで
あり、且つDMAシリアルチャネルプロトコルをサポー
トしている。このPCIDMA18によって制御される
DMAスレーブ19がDMA転送を要求した時、そのD
MA要求、すなわちDREQはシリアルREQ#よって
RGM1522に送信される。また、RGM1522か
らのシリアルGNT#はPCIDMA18によってDA
CK#に分解されてDMAスレーブ19に通知される。
【0059】DS−PCI/ISAブリッジ装置20
は、DSコネクタを介してコンピュータ本体からドッキ
ングステーションに導出されるドッキングバス(PCI
バス相当)と外部PCIバス4および外部ISAバス5
とを繋ぐブリッジLSIである。このDS−PCI/I
SAブリッジ装置20は、PCカードコントローラ17
およびPCIDMA18等と同じく、PCIバス2上の
エージェントであり、且つDMAシリアルチャネルプロ
トコルをサポートしている。
は、DSコネクタを介してコンピュータ本体からドッキ
ングステーションに導出されるドッキングバス(PCI
バス相当)と外部PCIバス4および外部ISAバス5
とを繋ぐブリッジLSIである。このDS−PCI/I
SAブリッジ装置20は、PCカードコントローラ17
およびPCIDMA18等と同じく、PCIバス2上の
エージェントであり、且つDMAシリアルチャネルプロ
トコルをサポートしている。
【0060】DS−PCI/ISAブリッジ装置20に
は、外部PCIバスブリッジ(EPBB;Extern
al PCI Bus Bridge)201、外部I
SAバスブリッジ(EIBB;External IS
A Bus Bridge)202、ローカルバスアー
ビタ(LBA;Local Bus Arbiter)
203、および外部ISA DMAルータ(EIDR;
External ISA DMA Router)2
04が設けられている。
は、外部PCIバスブリッジ(EPBB;Extern
al PCI Bus Bridge)201、外部I
SAバスブリッジ(EIBB;External IS
A Bus Bridge)202、ローカルバスアー
ビタ(LBA;Local Bus Arbiter)
203、および外部ISA DMAルータ(EIDR;
External ISA DMA Router)2
04が設けられている。
【0061】EPBB201は、内部PCIバス2上に
ISA DMAC1521が発生するメモリサイクルお
よびI/OサイクルをPCI−DSブリッジ16を経由
して受け取り、それを外部PCIバス4上へ伝える。ま
た、外部PCIバス4上のPCIマスタデバイス41に
バス使用権が与えられた場合は、EPBB201は、外
部PCIバス4上のバストランザクションをドッキング
バス上に発生させる。
ISA DMAC1521が発生するメモリサイクルお
よびI/OサイクルをPCI−DSブリッジ16を経由
して受け取り、それを外部PCIバス4上へ伝える。ま
た、外部PCIバス4上のPCIマスタデバイス41に
バス使用権が与えられた場合は、EPBB201は、外
部PCIバス4上のバストランザクションをドッキング
バス上に発生させる。
【0062】EIBB202は、内部PCIバス2上に
ISA DMAC1521が発生するメモリサイクルお
よびI/OサイクルをPCI−DSブリッジ16を経由
して受け取り、それをプロトコル変換して外部ISAバ
ス5上へ伝える。また、外部ISAバス5上のISAマ
スタデバイス41にバス使用権が与えられた場合は、E
IBB202は、外部ISAバス5上のバストランザク
ションをドッキングバス上に発生させる。
ISA DMAC1521が発生するメモリサイクルお
よびI/OサイクルをPCI−DSブリッジ16を経由
して受け取り、それをプロトコル変換して外部ISAバ
ス5上へ伝える。また、外部ISAバス5上のISAマ
スタデバイス41にバス使用権が与えられた場合は、E
IBB202は、外部ISAバス5上のバストランザク
ションをドッキングバス上に発生させる。
【0063】LBA203およびEIDR204は、D
MAシリアルチャネルプロトコルをサポートするために
設けられたものである。LBA203は、外部PCIバ
ス4上のPCIバスマスタ41からのバス使用要求RE
Q#と、外部ISAバス5上のISAマスタ51および
DMAスレーブ52,53からのDREQ信号(基本的
にISAのDMAチャンネル分ある)の状態の変化を監
視しており、最新の状態をシリアルREQ#を利用した
ビット列のシリアル転送によって、PCI−DSブリッ
ジ16経由でRGM1522へ伝える。
MAシリアルチャネルプロトコルをサポートするために
設けられたものである。LBA203は、外部PCIバ
ス4上のPCIバスマスタ41からのバス使用要求RE
Q#と、外部ISAバス5上のISAマスタ51および
DMAスレーブ52,53からのDREQ信号(基本的
にISAのDMAチャンネル分ある)の状態の変化を監
視しており、最新の状態をシリアルREQ#を利用した
ビット列のシリアル転送によって、PCI−DSブリッ
ジ16経由でRGM1522へ伝える。
【0064】シリアルREQ#で送信されるビット列の
フォーマットは次の通りである。 LBA203は、アクティブにされたREQ#の前縁を
スタートbit(S)とし、以後、DMAチャンネルの
0から7までを1クロックフレームづつ使用して、シリ
アルに伝える。チャンネル4のフレームは、PCIマス
タ41のバス要求状態の変化を伝えるために使用され、
それ以外は、ISAマスタ51,DMAスレーブ52,
53のDMA要求の状態変化を伝えるために使用され
る。
フォーマットは次の通りである。 LBA203は、アクティブにされたREQ#の前縁を
スタートbit(S)とし、以後、DMAチャンネルの
0から7までを1クロックフレームづつ使用して、シリ
アルに伝える。チャンネル4のフレームは、PCIマス
タ41のバス要求状態の変化を伝えるために使用され、
それ以外は、ISAマスタ51,DMAスレーブ52,
53のDMA要求の状態変化を伝えるために使用され
る。
【0065】各フレームは、“L”で要求なしを意味
し、“H”で要求ありを意味する。上述の例では、DR
EQ0、2、7がアクティブであり、且つPCIマスタ
41がバス使用を要求している状態(DREQ4がアク
ティブ)に対応している。
し、“H”で要求ありを意味する。上述の例では、DR
EQ0、2、7がアクティブであり、且つPCIマスタ
41がバス使用を要求している状態(DREQ4がアク
ティブ)に対応している。
【0066】LBA203は、2つの動作状態(プロシ
ード、フリーズ)を有する。RGM1522からのシリ
アルGNT#を受け取るまでは、LBA203は、プロ
シード状態であり、常に最新の状態をRGM1522へ
伝えるように努力する。すなわち、プロシード状態で
は、PCIバスマスタ41のREQ#、またはISAマ
スタ51、およびDMAスレーブ52,53のDREQ
状態の変化が発生する度に、それをDMAシリアルチャ
ンネルプロトコルによってRGM1522に通知する。
ード、フリーズ)を有する。RGM1522からのシリ
アルGNT#を受け取るまでは、LBA203は、プロ
シード状態であり、常に最新の状態をRGM1522へ
伝えるように努力する。すなわち、プロシード状態で
は、PCIバスマスタ41のREQ#、またはISAマ
スタ51、およびDMAスレーブ52,53のDREQ
状態の変化が発生する度に、それをDMAシリアルチャ
ンネルプロトコルによってRGM1522に通知する。
【0067】RGM1522からのシルアルGNT#を
受け取ると、LBA203は、そのシルアルGNT#に
含まれるビット列をデコードし、DACK#をEIDR
204へ返すか、あるいは外部PCIバス4にGNT#
を返す。
受け取ると、LBA203は、そのシルアルGNT#に
含まれるビット列をデコードし、DACK#をEIDR
204へ返すか、あるいは外部PCIバス4にGNT#
を返す。
【0068】シリアルGNT#でRGM1522から送
信されるビット列のフォーマットは次の通りである。 RGM1522は、アクティブにされたGNT#の前縁
をスタートbit(S)とし、以後、DMAチャンネル
のDACK#0から7までのどれかひとつを3bitで
コード化した情報を、LSBから順番に、各bitに1
クロックフレームづつ割り当てて、シリアルに伝える。
チャンネル4のコードは、PCIマスタ41のバス要求
状態に応答するGNT#を伝えるために使用され、それ
以外は、ISAマスタ51,DMAスレーブ52,53
のDMA要求に対するDACK#を伝えるために使用さ
れる。
信されるビット列のフォーマットは次の通りである。 RGM1522は、アクティブにされたGNT#の前縁
をスタートbit(S)とし、以後、DMAチャンネル
のDACK#0から7までのどれかひとつを3bitで
コード化した情報を、LSBから順番に、各bitに1
クロックフレームづつ割り当てて、シリアルに伝える。
チャンネル4のコードは、PCIマスタ41のバス要求
状態に応答するGNT#を伝えるために使用され、それ
以外は、ISAマスタ51,DMAスレーブ52,53
のDMA要求に対するDACK#を伝えるために使用さ
れる。
【0069】上述の例では、チャンネルコード=1であ
り、DMAチャンネル1が選択された(DACK1#が
与えられた)ことを意味する。一旦、GNT#を受け取
ると、LBA203の動作状態はプロシード状態からフ
リーズ状態に切り換えられる。フリーズ状態は、そのG
NT#に対応するデバイス(PCIマスター、ISAマ
スター、DMAスレーブ)がバスの使用要求を取り下げ
るまで維持され、その期間では、たとえ他のデバイスに
状態変化が生じても、それを通知するためのシリアルR
EQ#サイクルの実行は凍結され、REQ#はアクティ
ブ状態に維持され続ける。
り、DMAチャンネル1が選択された(DACK1#が
与えられた)ことを意味する。一旦、GNT#を受け取
ると、LBA203の動作状態はプロシード状態からフ
リーズ状態に切り換えられる。フリーズ状態は、そのG
NT#に対応するデバイス(PCIマスター、ISAマ
スター、DMAスレーブ)がバスの使用要求を取り下げ
るまで維持され、その期間では、たとえ他のデバイスに
状態変化が生じても、それを通知するためのシリアルR
EQ#サイクルの実行は凍結され、REQ#はアクティ
ブ状態に維持され続ける。
【0070】このシステムのDMAシリアルチャンネル
プロトコルでは、PCIマスタ用に割り当てられたフレ
ームはチャネル4だけである。このため、外部PCIバ
ス4上に複数のPCIマスタが存在する場合には、それ
ら複数のPCIマスタからのREQ#間の調停もLBA
203によって行われる。
プロトコルでは、PCIマスタ用に割り当てられたフレ
ームはチャネル4だけである。このため、外部PCIバ
ス4上に複数のPCIマスタが存在する場合には、それ
ら複数のPCIマスタからのREQ#間の調停もLBA
203によって行われる。
【0071】EIDR204は、プログラムされたマッ
ピング情報にしたがって、外部ISAバス5上のISA
マスタ51およびDMAスレーブ52,53それぞれに
マッピングされるDMAチャネルを変更する。このEI
DR204と前述のIIDR1523との共同作用によ
り、内部ISAバス3上のデバイスと外部ISAバス5
上のデバイスとにDMAチャネルを排他的に割り当てる
ことができる。
ピング情報にしたがって、外部ISAバス5上のISA
マスタ51およびDMAスレーブ52,53それぞれに
マッピングされるDMAチャネルを変更する。このEI
DR204と前述のIIDR1523との共同作用によ
り、内部ISAバス3上のデバイスと外部ISAバス5
上のデバイスとにDMAチャネルを排他的に割り当てる
ことができる。
【0072】EIDR204は、ISAマスタ51およ
びDMAスレーブ52,53それぞれからのDREQ信
号の状態を、マッピング情報に従って、それらデバイス
のDMAチャネル番号に対応するDREQ信号に変換し
てLBA203に伝える。また、EIDR204は、L
BA203からのDACK#を、マッピング情報に従っ
て、ISAマスタ51およびDMAスレーブ52,53
が実際に使用しているDACK#に変換して、外部IS
Aバス5上に出力する。
びDMAスレーブ52,53それぞれからのDREQ信
号の状態を、マッピング情報に従って、それらデバイス
のDMAチャネル番号に対応するDREQ信号に変換し
てLBA203に伝える。また、EIDR204は、L
BA203からのDACK#を、マッピング情報に従っ
て、ISAマスタ51およびDMAスレーブ52,53
が実際に使用しているDACK#に変換して、外部IS
Aバス5上に出力する。
【0073】図2、図3には、ISA DMAC152
1のI/Oレジスタ群に対するアドレス割り当ての様子
が示されている。図示のように、各DMAチャネルのレ
ジスタ群には、I/Oアドレスとコンフィグアドレスの
双方が割り当てられており、コンフィグアドレスでは全
てのレジスタがリード/ライト可能となっている。
1のI/Oレジスタ群に対するアドレス割り当ての様子
が示されている。図示のように、各DMAチャネルのレ
ジスタ群には、I/Oアドレスとコンフィグアドレスの
双方が割り当てられており、コンフィグアドレスでは全
てのレジスタがリード/ライト可能となっている。
【0074】すなわち、このシステムは、メモリアドレ
ス空間、I/Oアドレス空間、およびコンフィグアドレ
ス空間の3つの異なるアドレス空間を有している。メモ
リアドレス空間およびI/Oアドレス空間は、それぞれ
メモリアクセスおよびI/Oアクセスで使用されるもの
であり、コンフィグアドレス空間はコンフィグアクセス
で使用されるものである。
ス空間、I/Oアドレス空間、およびコンフィグアドレ
ス空間の3つの異なるアドレス空間を有している。メモ
リアドレス空間およびI/Oアドレス空間は、それぞれ
メモリアクセスおよびI/Oアクセスで使用されるもの
であり、コンフィグアドレス空間はコンフィグアクセス
で使用されるものである。
【0075】内部PCIバス2上で実行されるバスサイ
クルが、メモリアクセス、I/Oアクセス、およびコン
フィグアクセスのいずれであるかは、内部PCIバス2
上に定義されたコマンド/バイトイネーブルバス(C/
BE3#、C/BE2#、C/BE1#、C/BE0
#)によって区別される。すなわち、トランザクション
を開始するイニシエータは、アドレスフェーズの期間に
ターゲットを指定すると共に、コマンド/バイトイネー
ブルバスを駆動することによって転送タイプも指定す
る。
クルが、メモリアクセス、I/Oアクセス、およびコン
フィグアクセスのいずれであるかは、内部PCIバス2
上に定義されたコマンド/バイトイネーブルバス(C/
BE3#、C/BE2#、C/BE1#、C/BE0
#)によって区別される。すなわち、トランザクション
を開始するイニシエータは、アドレスフェーズの期間に
ターゲットを指定すると共に、コマンド/バイトイネー
ブルバスを駆動することによって転送タイプも指定す
る。
【0076】アドレス指定されたターゲットは、コマン
ド/バイトイネーブルバスをデコードして、実行される
転送タイプ(I/Oリード、I/Oライト、メモリリー
ド、メモリライト、コンフィグレーションリード、コン
フィグレーションライトなど)を決定する。
ド/バイトイネーブルバスをデコードして、実行される
転送タイプ(I/Oリード、I/Oライト、メモリリー
ド、メモリライト、コンフィグレーションリード、コン
フィグレーションライトなど)を決定する。
【0077】ISA DMAC1521には、I/Oリ
ード/ライトサイクルに応答してI/O制御レジスタ群
をアクセスするためのI/Oアドレスデコーダ、書き込
み制御回路、および読み出し回路と、コンフィグレーシ
ョンリード/ライトサイクルに応答してI/O制御レジ
スタ群をアクセスするためのアドレスデコーダ、書き込
み制御回路、および読み出し回路が設けられている。こ
れらコンフィグレーションリード/ライトサイクルに対
応するアドレスデコーダ、書き込み制御回路、および読
み出し回路は、本来、ISA DMAC1521内部の
コンフィグレーションレジスタをアクセスするために使
用されるものであるが、ここでは、I/O制御レジスタ
群のアクセスにも使用されている。
ード/ライトサイクルに応答してI/O制御レジスタ群
をアクセスするためのI/Oアドレスデコーダ、書き込
み制御回路、および読み出し回路と、コンフィグレーシ
ョンリード/ライトサイクルに応答してI/O制御レジ
スタ群をアクセスするためのアドレスデコーダ、書き込
み制御回路、および読み出し回路が設けられている。こ
れらコンフィグレーションリード/ライトサイクルに対
応するアドレスデコーダ、書き込み制御回路、および読
み出し回路は、本来、ISA DMAC1521内部の
コンフィグレーションレジスタをアクセスするために使
用されるものであるが、ここでは、I/O制御レジスタ
群のアクセスにも使用されている。
【0078】すなわち、これらコンフィグレーションリ
ード/ライトサイクルに応答して動作するレジスタ制御
ロジックにより、ISA DMAC1521のI/Oレ
ジスタ群のリード/ライトアクセスが実行される。
ード/ライトサイクルに応答して動作するレジスタ制御
ロジックにより、ISA DMAC1521のI/Oレ
ジスタ群のリード/ライトアクセスが実行される。
【0079】図4には、ISA DMAC1521に設
けられるレジスタ制御ロジックの一例が示されている。
1つのレジスタを構成するDフリップフロップ101の
データ入力にはPCIバス2からのライトデータ(I/
Oライトサイクル、コンフィグレーションライトサイク
ルの双方)が入力され、そのクロック入力にはゲート回
路G1〜G3によって生成されたラッチ信号が入力され
る。
けられるレジスタ制御ロジックの一例が示されている。
1つのレジスタを構成するDフリップフロップ101の
データ入力にはPCIバス2からのライトデータ(I/
Oライトサイクル、コンフィグレーションライトサイク
ルの双方)が入力され、そのクロック入力にはゲート回
路G1〜G3によって生成されたラッチ信号が入力され
る。
【0080】負論理のAND回路G1には、I/Oライ
トサイクルが実行されたことを示す信号IOW#、およ
びI/Oアドレスの値がDフリップフロップ101を指
定することを示す信号IOデコード#が入力され、また
負論理のAND回路G2には、コンフィグレーションラ
イトサイクルが実行されたことを示す信号Config
ライト#、およびコンフィグアドレスの値がDフリップ
フロップ101を指定することを示す信号Config
デコード#が入力される。これらAND回路G1および
G2の出力はOR回路G3を介してフリップフロップ1
01にラッチ信号として供給される。従って、I/Oラ
イトサイクル、コンフィグレーションライトサイクルの
どちらにおいても、アドレスフェーズの期間にDフリッ
プフロップ101のアドレスが指定された時は、Dフリ
ップフロップ101に対するライトアクセスが実行され
る。
トサイクルが実行されたことを示す信号IOW#、およ
びI/Oアドレスの値がDフリップフロップ101を指
定することを示す信号IOデコード#が入力され、また
負論理のAND回路G2には、コンフィグレーションラ
イトサイクルが実行されたことを示す信号Config
ライト#、およびコンフィグアドレスの値がDフリップ
フロップ101を指定することを示す信号Config
デコード#が入力される。これらAND回路G1および
G2の出力はOR回路G3を介してフリップフロップ1
01にラッチ信号として供給される。従って、I/Oラ
イトサイクル、コンフィグレーションライトサイクルの
どちらにおいても、アドレスフェーズの期間にDフリッ
プフロップ101のアドレスが指定された時は、Dフリ
ップフロップ101に対するライトアクセスが実行され
る。
【0081】また、Dフリップフロップ101のデータ
出力は、2つのAND回路G4,G5を介して2つの出
力ポート102,103に接続されている。AND回路
G4の一方の入力にはDフリップフロップ101のデー
タ出力が供給され、他方の入力には負論理のAND回路
G6の出力が供給される。また、AND回路G5の一方
の入力にはDフリップフロップ101のデータ出力が供
給され、他方の入力には負論理のAND回路G7の出力
が供給される。
出力は、2つのAND回路G4,G5を介して2つの出
力ポート102,103に接続されている。AND回路
G4の一方の入力にはDフリップフロップ101のデー
タ出力が供給され、他方の入力には負論理のAND回路
G6の出力が供給される。また、AND回路G5の一方
の入力にはDフリップフロップ101のデータ出力が供
給され、他方の入力には負論理のAND回路G7の出力
が供給される。
【0082】AND回路G6には、I/Oリードサイク
ルが実行されたことを示す信号IOR#、およびI/O
アドレスの値がDフリップフロップ101を指定するこ
とを示す信号IOデコード#が入力され、またAND回
路G7には、コンフィグレーションリードサイクルが実
行されたことを示す信号Configリード#、および
コンフィグアドレスの値がDフリップフロップ101を
指定することを示す信号Configデコード#が入力
される。従って、I/Oライトリードサイクルでは、A
ND回路G4および出力ポート102が選択されてDフ
リップフロップ101のデータがポート102から読み
出され、また、コンフィグレーションリードサイクルで
は、AND回路G5および出力ポート103が選択され
てDフリップフロップ101のデータがポート103か
ら読み出される。
ルが実行されたことを示す信号IOR#、およびI/O
アドレスの値がDフリップフロップ101を指定するこ
とを示す信号IOデコード#が入力され、またAND回
路G7には、コンフィグレーションリードサイクルが実
行されたことを示す信号Configリード#、および
コンフィグアドレスの値がDフリップフロップ101を
指定することを示す信号Configデコード#が入力
される。従って、I/Oライトリードサイクルでは、A
ND回路G4および出力ポート102が選択されてDフ
リップフロップ101のデータがポート102から読み
出され、また、コンフィグレーションリードサイクルで
は、AND回路G5および出力ポート103が選択され
てDフリップフロップ101のデータがポート103か
ら読み出される。
【0083】なお、書き込み専用のI/Oレジスタにつ
いては出力ポート102およびAND回路G5は設けら
れておらず、I/Oリードでデータを読み出す事はでき
ないように構成されている。
いては出力ポート102およびAND回路G5は設けら
れておらず、I/Oリードでデータを読み出す事はでき
ないように構成されている。
【0084】以上のように、この実施例においては、I
SA DMAC1521に含まれる書き込み専用レジス
タにはI/Oアドレスの他に、コンフィグアドレスが割
り当てられており、I/Oアドレスを利用した場合には
ライトオンリーのアクセスであるが、コンフィグアドレ
スを利用した場合にはリード/ライトアクセスが可能で
ある。
SA DMAC1521に含まれる書き込み専用レジス
タにはI/Oアドレスの他に、コンフィグアドレスが割
り当てられており、I/Oアドレスを利用した場合には
ライトオンリーのアクセスであるが、コンフィグアドレ
スを利用した場合にはリード/ライトアクセスが可能で
ある。
【0085】よって、書き込み専用レジスタは、ISA
標準アーキテクチャで使用されているI/Oアドレスで
は従来通りにライトオンリーのレジスタとして動作し、
コンフィグアドレスを利用すれば、リード/ライト可能
なレジスタとして動作する。したがって、標準アーキテ
クチャとの互換性を損なうこと無く、書き込み専用のD
MACレジスタをリード/ライトすることができる。
標準アーキテクチャで使用されているI/Oアドレスで
は従来通りにライトオンリーのレジスタとして動作し、
コンフィグアドレスを利用すれば、リード/ライト可能
なレジスタとして動作する。したがって、標準アーキテ
クチャとの互換性を損なうこと無く、書き込み専用のD
MACレジスタをリード/ライトすることができる。
【0086】このシステムでは、コンフィグアドレスで
全てのDMACレジスタをリード/ライトできるため、
ISA DMAC1521のデバッグ作業が容易とな
る。特に、この実施例のように、PCIバス2に接続可
能で、しかもISA互換のDMACであるISA DM
AC1521を開発し、それをPCIバスシステムに搭
載して使用する場合には、そのISA DMAC152
1のデバッグ作業をオンボード上で効率的に行うことが
できる。
全てのDMACレジスタをリード/ライトできるため、
ISA DMAC1521のデバッグ作業が容易とな
る。特に、この実施例のように、PCIバス2に接続可
能で、しかもISA互換のDMACであるISA DM
AC1521を開発し、それをPCIバスシステムに搭
載して使用する場合には、そのISA DMAC152
1のデバッグ作業をオンボード上で効率的に行うことが
できる。
【0087】また、このようにDMACの書き込み専用
レジスタをリード可能にすることによって、DMA転送
中においてもサスペンド/レジューム機能を有効に働か
せることができる。
レジスタをリード可能にすることによって、DMA転送
中においてもサスペンド/レジューム機能を有効に働か
せることができる。
【0088】すなわち、システムパワーオフ時などの作
業中断時に実行されるサスペンドルーチンに、コンフィ
グアドレスで全てのDMACレジスタの内容をメモリに
セーブする機能を持たせ、且つシステムパワーオン時に
実行されるパワーオンルーチン内のレジュームルーチン
にメモリの内容をDMACレジスタにリストアさせる機
能を持たせれば、通常のレジューム処理で実行されてい
るCPU11のステートや表示画面の復元だけでなく、
ISA DMAC1521についてもサスペンド直前の
状態に復帰させることができるので、DMA転送中にお
いてもサスペンド/レジューム機能を有効に働かせるこ
とが可能となる。
業中断時に実行されるサスペンドルーチンに、コンフィ
グアドレスで全てのDMACレジスタの内容をメモリに
セーブする機能を持たせ、且つシステムパワーオン時に
実行されるパワーオンルーチン内のレジュームルーチン
にメモリの内容をDMACレジスタにリストアさせる機
能を持たせれば、通常のレジューム処理で実行されてい
るCPU11のステートや表示画面の復元だけでなく、
ISA DMAC1521についてもサスペンド直前の
状態に復帰させることができるので、DMA転送中にお
いてもサスペンド/レジューム機能を有効に働かせるこ
とが可能となる。
【0089】なお、この実施形態では、書き込み専用の
DMACレジスタをリード/ライトするためのアドレス
としてコンフィグアドレスを利用したが、ISA標準ア
ーキテクチャで使用されているI/Oアドレスと異なる
値の第2のI/Oアドレスを利用し、そのアドレスによ
って書き込み専用レジスタをリード/ライトすることも
できる。これは、I/Oサイクル用のデコーダによって
I/Oライトサイクルが実行されたことを示す信号IO
W#、およびI/Oアドレスの値が第2のアドレス値を
指定することを示す信号IOデコード#を生成してそれ
を図4のAND回路G2に入力すると共に、I/Oリー
ドサイクルが実行されたことを示す信号IOR#、およ
びI/Oアドレスの値が第2のアドレス値を指定するこ
とを示す信号IOデコード#を生成してそれを図4のA
ND回路G7に入力することによって実現できる。
DMACレジスタをリード/ライトするためのアドレス
としてコンフィグアドレスを利用したが、ISA標準ア
ーキテクチャで使用されているI/Oアドレスと異なる
値の第2のI/Oアドレスを利用し、そのアドレスによ
って書き込み専用レジスタをリード/ライトすることも
できる。これは、I/Oサイクル用のデコーダによって
I/Oライトサイクルが実行されたことを示す信号IO
W#、およびI/Oアドレスの値が第2のアドレス値を
指定することを示す信号IOデコード#を生成してそれ
を図4のAND回路G2に入力すると共に、I/Oリー
ドサイクルが実行されたことを示す信号IOR#、およ
びI/Oアドレスの値が第2のアドレス値を指定するこ
とを示す信号IOデコード#を生成してそれを図4のA
ND回路G7に入力することによって実現できる。
【0090】また、ここでは、コンフィグアドレスで全
てのレジスタのリードとライトを行えるように構成した
が、書き込み専用レジスタのリードアクセスだけをコン
フィグアドレスで実行するように構成しても良い。
てのレジスタのリードとライトを行えるように構成した
が、書き込み専用レジスタのリードアクセスだけをコン
フィグアドレスで実行するように構成しても良い。
【0091】
【発明の効果】以上の説明したように、この発明によれ
ば、DMAコントローラに含まれる書き込み専用レジス
タには第1のI/Oアドレスの他に、その第1のI/O
アドレス値と異なる所定の第2アドレス値が割り当てら
れており、第1のI/Oアドレスを利用した場合にはラ
イトオンリーのアクセスであるが、第2アドレス値を利
用した場合にはリード/ライトアクセスが可能である。
よって、標準アーキテクチャとの互換性を損なうこと無
く、書き込み専用のDMACレジスタをリード/ライト
することができる。
ば、DMAコントローラに含まれる書き込み専用レジス
タには第1のI/Oアドレスの他に、その第1のI/O
アドレス値と異なる所定の第2アドレス値が割り当てら
れており、第1のI/Oアドレスを利用した場合にはラ
イトオンリーのアクセスであるが、第2アドレス値を利
用した場合にはリード/ライトアクセスが可能である。
よって、標準アーキテクチャとの互換性を損なうこと無
く、書き込み専用のDMACレジスタをリード/ライト
することができる。
【図1】この発明の一実施形態に係るポータブルコンピ
ュータのシステム構成を示すブロック図。
ュータのシステム構成を示すブロック図。
【図2】同実施形態のシステムに設けられたDMACの
I/Oレジスタ群に対するI/Oアドレスとコンフィグ
アドレスの割り当ての様子を示す図。
I/Oレジスタ群に対するI/Oアドレスとコンフィグ
アドレスの割り当ての様子を示す図。
【図3】同実施形態のシステムに設けられたDMACの
I/Oレジスタ群に対するI/Oアドレスとコンフィグ
アドレスの割り当ての様子を示す図。
I/Oレジスタ群に対するI/Oアドレスとコンフィグ
アドレスの割り当ての様子を示す図。
【図4】同実施形態のシステムに設けられたDMAC内
部のレジスタ制御ロジックの構成を示す回路図。
部のレジスタ制御ロジックの構成を示す回路図。
1…プロセッサバス、2…内部PCIバス、3…内部I
SAバス、4…外部PCIバス、5…外部ISAバス、
11…CPU、12…ホスト/PCIブリッジ装置、1
3…システムメモリ、14…内部PCIバス上のPCI
マスタデバイス、15…内部PCI−ISAブリッジ装
置、16…PCI−DSブリッジ装置、17…PCカー
ドコントローラ、20…DS−PCI/ISAブリッジ
装置、31,32…内部ISAバス上のI/O(DMA
スレーブ)、41…外部PCIバス上のI/O(PCI
マスタ)、51,52,53…外部ISAバス上のI/
O(ISAマスタ、DMAスレーブ)、101…フリッ
プフロップ、102,102…出力ポート、G1〜G7
…ゲート回路、151…PCIバスアービタ(PB
A)、152…DMACコア(MPPDMA)、153
…内部ISAバスブリッジ(IIBB)、201…外部
PCIバスブリッジ(EPBB)、202…外部ISA
バスブリッジ(EIBB)、203…ローカルバスアー
ビタ(LBA)、204…外部ISA DMAルータ
(EIDR)、1521…ISA DMAC、1522
…バスリクエストおよびグラントマネージャ(RG
M)、1523…内部ISA DMAルータ(IID
R)。
SAバス、4…外部PCIバス、5…外部ISAバス、
11…CPU、12…ホスト/PCIブリッジ装置、1
3…システムメモリ、14…内部PCIバス上のPCI
マスタデバイス、15…内部PCI−ISAブリッジ装
置、16…PCI−DSブリッジ装置、17…PCカー
ドコントローラ、20…DS−PCI/ISAブリッジ
装置、31,32…内部ISAバス上のI/O(DMA
スレーブ)、41…外部PCIバス上のI/O(PCI
マスタ)、51,52,53…外部ISAバス上のI/
O(ISAマスタ、DMAスレーブ)、101…フリッ
プフロップ、102,102…出力ポート、G1〜G7
…ゲート回路、151…PCIバスアービタ(PB
A)、152…DMACコア(MPPDMA)、153
…内部ISAバスブリッジ(IIBB)、201…外部
PCIバスブリッジ(EPBB)、202…外部ISA
バスブリッジ(EIBB)、203…ローカルバスアー
ビタ(LBA)、204…外部ISA DMAルータ
(EIDR)、1521…ISA DMAC、1522
…バスリクエストおよびグラントマネージャ(RG
M)、1523…内部ISA DMAルータ(IID
R)。
Claims (3)
- 【請求項1】 複数のDMAチャネルを有し、DMAチ
ャネル毎にDMA転送のための情報を保持するI/Oレ
ジスタ群を備えたDMAコントローラと、 前記I/Oレジスタ群に含まれる書き込み専用レジスタ
に割り当てられている第1のI/Oアドレス値と異なる
第2アドレス値を指定するリード/ライトサイクルに応
答して、前記書き込み専用レジスタをリード/ライトす
る手段とを具備し、 前記第2アドレス値によって前記書き込み専用レジスタ
をリード/ライト可能にしたことを特徴とするコンピュ
ータシステム。 - 【請求項2】 サスペンド時に前記DMAコントローラ
のI/Oレジスタ群の内容をメモリにセーブする手段で
あって、前記第2アドレス値を利用して前記書き込み専
用レジスタの内容を前記メモリにセーブする手段と、 電源再投入時に前記メモリの内容を前記DMAコントロ
ーラのI/Oレジスタ群にリストアする手段とをさらに
具備し、 電源再投入時に前記DMAコントローラをサスペンド直
前の状態に復帰できるようにしたことを特徴とする請求
項1記載のコンピュータシステム。 - 【請求項3】 PCIバスを備え、メモリアドレス空
間、I/Oアドレス空間、およびコンフィグアドレス空
間を有するコンピュータシステムにおいて、 前記PCIバスに接続され、複数のDMAチャネルを有
しDMAチャネル毎にDMA転送のための情報を保持す
るI/Oレジスタ群を備えたDMAコントローラと、 前記I/Oレジスタ群に含まれる書き込み専用レジスタ
に割り当てられている前記I/Oアドレス空間の所定の
アドレス値を指定するライトサイクルに応答して、前記
書き込み専用レジスタをライトする手段と、 前記書き込み専用レジスタが割り当てられている前記コ
ンフィグアドレス空間の所定のアドレス値を指定するリ
ード/ライトサイクルに応答して、前記書き込み専用レ
ジスタをリード/ライトする手段とを具備し、 前記コンフィグアドレス空間のアドレス値によって前記
書き込み専用レジスタをリード/ライト可能にしたこと
を特徴とするコンピュータシステム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7205681A JPH0954748A (ja) | 1995-08-11 | 1995-08-11 | コンピュータシステムおよびこのシステムに設けられるdmaコントローラ |
US08/694,757 US5892977A (en) | 1995-08-11 | 1996-08-09 | Apparatus and method for read-accessing write-only registers in a DMAC |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7205681A JPH0954748A (ja) | 1995-08-11 | 1995-08-11 | コンピュータシステムおよびこのシステムに設けられるdmaコントローラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0954748A true JPH0954748A (ja) | 1997-02-25 |
Family
ID=16510939
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7205681A Pending JPH0954748A (ja) | 1995-08-11 | 1995-08-11 | コンピュータシステムおよびこのシステムに設けられるdmaコントローラ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5892977A (ja) |
JP (1) | JPH0954748A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010086536A (ja) * | 2008-09-29 | 2010-04-15 | Intel Corp | 装置への情報の問い合わせ |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3403284B2 (ja) * | 1995-12-14 | 2003-05-06 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション | 情報処理システム及びその制御方法 |
US6119191A (en) * | 1998-09-01 | 2000-09-12 | International Business Machines Corporation | Performing PCI access cycles through PCI bridge hub routing |
US8117475B2 (en) * | 2006-12-15 | 2012-02-14 | Microchip Technology Incorporated | Direct memory access controller |
US9141572B2 (en) | 2006-12-15 | 2015-09-22 | Microchip Technology Incorporated | Direct memory access controller |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58114258A (ja) * | 1981-12-28 | 1983-07-07 | Panafacom Ltd | デ−タ処理装置 |
JPS6320545A (ja) * | 1986-07-14 | 1988-01-28 | Yokogawa Hewlett Packard Ltd | エミユレ−タのレジスタ読出し装置 |
JPH0833838B2 (ja) * | 1986-09-25 | 1996-03-29 | 株式会社東芝 | コンピユ−タシステム |
US5434979A (en) * | 1987-02-27 | 1995-07-18 | Unisys Corporation | Disk drive controller |
JPH02281341A (ja) * | 1989-04-24 | 1990-11-19 | Matsushita Graphic Commun Syst Inc | デバッグ時のライトデータ確認方法 |
US5269015A (en) * | 1989-11-13 | 1993-12-07 | Lucid Corporation | Computer system including circuitry for reading write-only output ports |
JPH04190430A (ja) * | 1990-11-26 | 1992-07-08 | Mitsubishi Electric Corp | ソフトウェア開発用エミュレータ |
US5574869A (en) * | 1992-03-30 | 1996-11-12 | Intel Corporation | Bus bridge circuit having configuration space enable register for controlling transition between various modes by writing the bridge identifier into CSE register |
US5748922A (en) * | 1993-04-05 | 1998-05-05 | Packard Bell Nec | Method and apparatus for reading data from a write only port |
US5666556A (en) * | 1993-12-30 | 1997-09-09 | Intel Corporation | Method and apparatus for redirecting register access requests wherein the register set is separate from a central processing unit |
-
1995
- 1995-08-11 JP JP7205681A patent/JPH0954748A/ja active Pending
-
1996
- 1996-08-09 US US08/694,757 patent/US5892977A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010086536A (ja) * | 2008-09-29 | 2010-04-15 | Intel Corp | 装置への情報の問い合わせ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5892977A (en) | 1999-04-06 |
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