JPH06259061A - 表示制御回路 - Google Patents

表示制御回路

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JPH06259061A
JPH06259061A JP5044874A JP4487493A JPH06259061A JP H06259061 A JPH06259061 A JP H06259061A JP 5044874 A JP5044874 A JP 5044874A JP 4487493 A JP4487493 A JP 4487493A JP H06259061 A JPH06259061 A JP H06259061A
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JP
Japan
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display
data
cpu
color
control circuit
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Pending
Application number
JP5044874A
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English (en)
Inventor
Toshio Tanaka
利男 田中
Hideyuki Kawashima
秀之 川島
Masayuki Nagaoka
雅幸 永岡
Koichi Terada
光一 寺田
Shigeo Tsujioka
重夫 辻岡
Nobuhiko Hara
信彦 原
Kazumi Kubota
一実 窪田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】英語表示と漢字テキスト表示を実現でき、かつ
端子数の少ないパッケージを用いた表示制御LSIを提
供し、またLCDを用いた情報処理装置において、見や
すい画面表示方式を提供する。 【構成】表示メモリと、フォントメモリと、読み出した
ドットデータに対する色付けおよびディジタルの色デー
タからアナログの色データへの変換を行うパレットDA
C7と、それからの出力データの表示装置8,9を備え
た表示制御回路10において、表示メモリおよびフォン
トメモリに対するデータのアクセス制御、および表示装
置に対する制御回路を1個のLSIで構成した。表示制
御LSIは、1文字表示期間を2メモリサイクルに分割
し、うち1つを表示アクセス、別の1つをCPUアクセ
スに割り当てるサイクルスチール方式を備え、CPUか
らのライトアクセスを一時的に蓄えるライトバッファを
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パーソナルコンピュー
タなどの情報処理機器の表示装置に係り、特に表示装置
の制御方式および回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータ(以下パ
ソコンと呼ぶ)の普及が著しく、特に、欧米で用いられ
るパソコンの仕様が世界的な標準となっている。したが
って、これらの仕様に合致する優良なアプリケーション
プログラム(以下APと呼ぶ)が数多く開発されてい
る。また、同一規格大量生産のためにパソコン自体の価
格も安価になってきている。ところで、欧米標準仕様の
パソコンは、表示文字として英数文字が表示できれば十
分である。一方、このタイプのパソコンにおいて日本語
用APを実行する際には、どうしても漢字表示機能が必
要になる。この場合、グラフィックモードにすれば、漢
字等のいかなる文字の表示も可能であるが、このように
してテキスト表示機能(文字表示機能)を実現すると、
実行速度が遅くなるという問題が生じる。また、英語用
APを日本語に移植する際にも極めて手数がかかるとい
う欠点があった。
【0003】このような問題を解決するため、欧米標準
仕様のパソコンを用いる場合にあっても、漢字等の文字
をテキストモードにて表示することができ、これによ
り、実行速度の高速化、APの互換性、および移植の容
易性を図ることができる表示装置が提案されている(特
開平1−161970号公報)。この表示装置を用いた
パソコンでは、BiOSで英語モードと日本語モードを
切り換えることができ、それぞれのモードで英語用AP
と日本語用APを実行可能となっている。図2は、この
ようなパソコンの表示制御回路を構成するブロック図で
ある。3は表示メモリ(以下VRAM:Video R
andom Access Memoryと呼ぶ)であ
り、テキストモード時は文字コードや文字属性データ等
を、グラフィックモード時は画像イメージデータを格納
する。4および5は日本語モード時に漢字や英数文字な
どのフォントパターンデータを格納するフォントメモリ
(以下CG:Character Generator
と呼ぶ)であり、4は漢字用のCGROM、5は外字や
半角文字用のCGRAMである。6は表示用のBiOS
ROM、7はドットデータに対する色付けおよびディジ
タルの色データからアナログの色データへの変換を行う
パレットDAC、8は表示装置である。表示装置は一般
に、ブラウン管によるCRTや、液晶を利用したフラッ
トパネルなどが用いられる。1および2は表示コントロ
ーラであり、システムバス100に接続され、表示メモ
リおよびフォントメモリに対するデータの読み書き制御
や、CRT8への表示制御などを行う。2は英語モード
での表示制御を行い、1は日本語表示を行うために、表
示コントローラ2に同期してVRAM3から文字コード
等のデータを取り込み、CG4、5からフォントデータ
を読み出して漢字等のテキスト表示を行う。1および2
の表示コントローラはLSIを用いて構成するのが普通
である。以上のことは、たとえばAXテクニカルリファ
レンスガイドなどに記載されている。
【0004】このようなパソコンの表示装置に文字など
を表示する場合には、予め文字パターンなどの表示デー
タをVRAMに記憶させておく。続いて、表示コントロ
ーラが、記憶された表示データを概ね一定の時間間隔で
読み出す。この読みだしアクセスを表示アクセスと呼
ぶ。読み出した表示データはパラレルシリアル変換した
後、表示装置が要求するタイミングでシーケンシャルに
送りだす。このタイミングを、1文字表示期間と呼ぶ。
【0005】CPUからVRAMに表示データを書き込
み、記憶する時の一般的な方式として、サイクルスチー
ル方式がある。この書き込み処理を描画アクセスと呼
ぶ。この方式は例えば、m文字表示期間をm+1個のメ
モリサイクルに分割し、mサイクルを表示コントローラ
による表示読みだし(表示メモリサイクル)に、1サイ
クルをCPUによる描画(描画メモリサイクル)に割り
当てるものである。サイクルスチール方式を用いた表示
制御装置としては、例えば(株)日立製作所製のHD6
4460がある。これは、「HD64460ユーザーズ
マニュアルADJ−602−015A」に記載されるよ
うに、7文字表示期間を8メモリサイクルに分割し、う
ち7サイクルを表示メモリサイクル、1サイクルを描画
メモリサイクルとして割り当てる方式である。
【0006】上記サイクルスチール方式でのCPUによ
る描画の速度を向上するための方式として、特願平2−
86445号公報に記載された方式がある。この方式
は、描画サイクルとして割り当てるメモリサイクルの位
置を可変にすることによって、描画時のCPUの待ち時
間を最大1メモリサイクルに抑えるための方式である。
【0007】このようなパソコン等に用いられる表示装
置として、一般的には、据置型のモデル用としてCRT
(陰極線管)、可搬型のモデルには薄くて軽量なLCD
(液晶表示)パネルやプラズマパネルが用いられてい
る。近年パソコンは小型軽量のノートブック型に主流が
移りつつあり、LCD等のフラットパネルディスプレイ
の普及が進んでいる。中でもカラーTFT液晶はその表
示色数を増やしつつあり、現在では512色から409
6色表示が標準となってきている。
【0008】一方、表示コントローラは26万色を表示
可能なものが標準となっており、アプリケーションが使
用する多くの表示色をLCDでどの様に表現するかがL
CDコントローラの課題となってきている。それを実現
する手段として、様々な手段が考案されている。最も単
純な例として表示データの下位のビットを切り捨てる事
で表示色を減らすという色変換方法が一般に知られてい
る。また、特殊な手段として特開平4ー110890号
公報に示されるような表示データの色数を8色に減らす
手段も知られている。
【0009】また、従来のバスでは、BCPR Ser
vices,Inc インテルジャパン「EISA S
PECIFICATION Version 3.2
1」の43頁に示すとおりCHRDY信号を用いてバス
サイクルを延長する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、英語
モードでの表示制御をおこなう表示コントローラをベー
スとして、これに日本語表示コントローラを付加するこ
とで漢字テキスト表示を実現している。この場合、漢字
テキスト表示を必要としない場合は英語用の表示コント
ローラのみでシステムを構築できるため、表示部の部品
点数を少なくでき、省スペース化、低コスト化が図れ
る。しかし、漢字表示を行うためには、日本語表示コン
トローラを付加しなければならないため、部品点数の増
大を招き、コスト高になるという問題がある。この問題
を解決するため、2個の表示コントローラをまとめて1
つのLSIで構成することが考えられる。しかし、単純
に1チップ化しただけでは、多数の端子を必要とするた
め、LSIパッケージとして大きなものを用いなければ
ならず、LSI原価が高くなるという問題がある。ま
た、端子数の少ないLSIパッケージでは、特定の機能
を削除するなどの対策が必要となる。
【0011】一方、パソコンの小型化に伴い、表示装置
として用いられるデバイスは、液晶ディスプレイ(LC
D)が主流になってきている。したがって、CRTとと
もにLCDにも表示可能な表示コントローラが求められ
ている。従来、液晶表示を行うためにはCRT表示用の
コントローラにインターフェース回路を接続していた。
また、CRT、LCD双方に表示可能なコントローラの
場合でも、TFTやSTNといったLCDの種類に応じ
て個別の表示コントローラを用意する必要があった。し
たがって、インターフェース回路による部品点数の増
大、複数の表示コントローラによる開発コストの増大な
どの問題があった。
【0012】前述したようなサイクルスチール方式は、
表示期間中であっても表示画面をちらつかせることなく
描画処理を行うことができるという点で優れた方式であ
る。さらに、描画メモリサイクル位置を可変にするサイ
クルスチール方式は、描画速度を向上させるという点か
らさらに優れた方式である。サイクルスチール方式で
は、CPUが描画を行おうとしたときに、表示メモリサ
イクルを実行中であれば描画処理ができないため、次に
描画メモリサイクルが割り当てられるまで、最大でmメ
モリサイクルだけCPUが待たされる。前記の描画メモ
リサイクル位置を可変にする方式は、このCPUが待た
される時間が、最大でも1メモリサイクルであるため高
速に描画が可能であった。しかしながら、この方式では
VRAMに対する描画メモリサイクルの割り当て動作が
かなり複雑であるため、制御回路が複雑化かつ大規模化
するという問題があった。
【0013】また、上記従来技術では、適切な色削減技
術を用いる事で、多色の表示データを少ない色しか表現
できないLCDに表示する事ができる。しかし、実際の
アプリケーションプログラムを実行する場合には、テキ
スト表示や、グラフィック(自然画)表示、または棒グ
ラフ表示など、様々な場合がある。これらの場合、各々
の色はテキスト表示では見やすい色を、自然画では原色
に近い色を、グラフなどでは種類の違いをあらわすため
につけられている。多色表示が可能なCRTでは素直に
これらの色を表現すればよいが、表示色の少ないLCD
で表示する場合は、これらの色の目的に合わせて表示手
段を調整する事が望ましい。従来の技術では上記調整を
行う事が難しかった。
【0014】さらに、従来のISAバスを用いたパソコ
ンでは表示装置の内部制御に不具合が生じてIOCHR
DY信号が出力し続けた場合は連続出力を止める手段が
ないために規定の時間を過ぎてもシステムはバスサイク
ルを中断せずシステムハングとなるという問題があっ
た。
【0015】本発明の目的は、上記問題点を解決し、英
語表示と漢字テキスト表示を実現でき、かつ端子数の少
ないパッケージを用いた表示制御LSIを提供すること
にある。
【0016】本発明の他の目的は、漢字テキスト表示が
可能であって、表示装置としてはCRTとともにLCD
にも表示可能であり、LCDの場合は、カラーTFT、
モノクロSTN、カラーSTNなどの複数種類のLCD
に表示可能な表示制御LSIを提供することにある。
【0017】本発明の他の目的は、従来よりも高速な描
画を、より単純な制御回路を用いて実現することであ
る。
【0018】本発明の他の目的は、表示色の少ないLC
Dに表示する場合にも、用途に応じて表示手段を調整で
きる表示装置を提供することである。
【0019】本発明の他の目的は、不具合による内部制
御不良発生時にIOCHRDY信号が出力し続けた場合
にシステムを復帰できる表示装置を提供することであ
る。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の表示制御LSIは、CRTやLCDに対す
る表示制御信号などを生成するCRT・LCD制御部、
キャラクタクロックなどの基本タイミング信号の生成や
VRAMのアクセス制御を行うシーケンサ制御部、グラ
フィック書き込みデータに対する演算処理等を行うグラ
フィック制御部、VRAMから読み出したデータのシリ
アル変換やパレットによる色変換等を行うアトリビュー
ト制御部、漢字テキスト表示のためのCGのアクセス制
御を行うフォント制御部、パレットDAC出力の色情報
に対する色削減や階調変換を行う階調制御部、LCDな
どのフラットパネル用制御信号を生成するパネル制御
部、および、システムバスやメモリなどの各種デバイス
とのインターフェース回路を内蔵した構成とする。
【0021】上記他の目的は、表示制御装置が1文字表
示期間をn+1個のメモリサイクルに分割し、うち1サ
イクルを表示のための読みだしに、残りのnサイクルを
CPUのアクセスに割り当てるサイクルスチール方式を
備え、また、CPUからのメモリ書き込みサイクルを、
一時的に蓄えるためのバッファリング手段を備えること
によって達成される。
【0022】上記他の目的を達成するために、本発明の
表示制御装置は、色数を削減するための色削減回路と該
色削減回路が出力する複数のデータの1つを選択するセ
レクタを備え、外部からの入力信号により前記セレクタ
の動作を制御する手段を備えた構成とする。
【0023】上記他の目的を達成するために、本発明の
表示制御装置は、色数を削減するための複数の色削減回
路を備え、外部からの入力信号により該色削減回路の動
作を制御する手段を備えた構成とする。
【0024】上記他の目的を達成するために、本発明の
表示制御装置は、色数を削減するための色削減回路と該
色削減回路が出力する複数のデータの1つを選択するセ
レクタと、該セレクタの動作をCPUが制御する手段
と、外部からの入力信号が該色削減回路の動作を制御す
る手段を備え、特定の外部からの入力信号が色削減回路
をCPUが最後に設定した状態に戻す手段を備えた構成
とする。
【0025】上記他の目的を達成するために、内部制御
に不具合が生じIOCHRDY信号が連続して定められ
た時間出力された場合、その出力時間を数えるためのカ
ウンタを設け内部動作の不具合として検出する。
【0026】
【作用】本発明による表示制御LSIは、英語モードに
おいては、従来の英語用表示コントローラと同一の動作
を行う。即ち、テキストモード時はVRAMを文字コー
ド格納用のテキストRAM、および英数文字フォントデ
ータ格納用のCGRAMとして用い、4プレーンに分離
されたVRAMエリアのうち、プレーン0に格納された
文字コード、プレーン1に格納された文字色などの属性
データに基づいて、プレーン2、3からフォントデータ
を読み出し、画面に文字パターンを表示する。グラフィ
ックモード時は、4プレーンのVRAMに格納されたド
ットイメージデータを読み出して画面に表示する。この
場合、LSI内部のレジスタ設定により、モードに応じ
てVRAMのマッピングを変えることができる。
【0027】日本語モード(漢字テキストモード)にお
いては、英語テキストモードと同様、VRAMをテキス
トRAMとして用い、プレーン0に漢字等の文字コード
(シフトJISコード)、プレーン1に属性データを格
納する。読み出した文字コードに基づいてCGROM、
CGRAMに対するアドレスを生成し、これらのCGか
ら読み出した漢字等のフォントパターンデータを画面に
表示する。英数文字は1バイトで1文字を表現できる
が、漢字の場合1文字表現するのに2バイト必要となる
ため、連続した2バイトを組み合わせてシフトJISコ
ードとみなす。この場合、VRAMのプレーン0から読
み出した文字コードの第一バイト目で、その文字が1バ
イトコード(英数文字)か2バイトコード(漢字)かを
判別し、対応するCGをアクセスしてフォントデータを
取得する。
【0028】本発明による表示制御装置は、メモリ書き
込みサイクルが発生したときに、CPUから送られてく
る情報をバッファが蓄えるため、VRAMへの書き込み
が必ずしも終っていなくても、CPUは次の処理を始め
ることができる。また、1文字表示期間にn回のビデオ
RAMへの書き込みが可能であり、VRAMへの最大転
送性能は従来の2n倍となる。これらの結果として、V
RAMへの描画が高速になる。
【0029】本発明の色変換方式は、外部からの入力信
号によって複数の色削減手段の中からその内の1つを選
択する。また、外部からの入力信号によって変化した色
削減手段を特定の入力信号でCPUが設定した色削減手
段に戻す。
【0030】本発明による表示制御装置は、IOCHR
DY信号が出力されるとその出力されている期間、カウ
ンタはカウントアップし定められた期間が過ぎると、内
部制御をリセットする。
【0031】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を用いて説明す
る。図1は、本発明の基本構成図であり、パソコンの表
示制御回路を構成するブロック図である。3はVRAM
であり、テキストモード時は文字コードや文字属性デー
タ等を、グラフィックモード時は画像イメージデータを
格納する。4および5は日本語モード時に漢字や英数文
字などのフォントパターンデータを格納するCGであ
り、4は漢字用のCGROM、5は外字や半角文字用の
CGRAMである。6は表示用のBiOSROM、7は
ドットデータに対する色付けおよびディジタルの色デー
タからアナログの色データへの変換を行うパレットDA
C、8、9は表示装置である。表示装置は一般に、ブラ
ウン管によるCRT8や、液晶を利用したフラットパネ
ル9などが用いられる。10は表示コントローラであ
り、システムバス100に接続され、VRAM3および
CG4、5に対するデータの読み書き制御や、CRT8
やLCD9への表示制御などを行う。
【0032】図3は表示コントローラ1の内部構成を示
した図である。11はシステムバス100との間でアド
レス、データ、各種制御信号の受渡しを行うバスインタ
ーフェース(i/F)部、12はVRAM3との間でア
ドレス、データ、各種制御信号の受渡しを行うVRAM
インターフェース部、13はCGROM4とCGRAM
5との間でアドレス、データ、各種制御信号の受渡しを
行うCGインターフェース部、14はパレットDAC7
に対するコマンド出力や表示データの受渡しを行うパレ
ットDACインターフェース部、15はCRT8やLC
D9に対する各種制御信号や表示データを出力するCR
T・パネルインターフェース部である。また、16はC
RT8やLCD9に対する表示制御信号などを生成する
CRT・LCD制御部、17はキャラクタクロックなど
の基本タイミング信号の生成やVRAM3のアクセス制
御を行うシーケンサ制御部、18はグラフィック書き込
みデータに対する演算処理等を行うグラフィック制御
部、19はVRAM3から読み出したデータのシリアル
変換やパレットによる色変換等を行うアトリビュート制
御部、20は漢字テキスト表示のためのCG4、5のア
クセス制御を行うフォント制御部、21はパレットDA
C7出力の色情報に対する色削減や階調変換を行う階調
制御部、22はLCD9などのフラットパネル用制御信
号を生成するパネル制御部である。
【0033】以上の構成における日本語テキスト表示の
動作を図4により説明する。図4は、VRAM3内のデ
ータと表示装置8、9に表示される文字との関係を示し
たものである。テキストモード時は、たとえばB800
0H番地からのアドレスにVRAM3がマッピングさ
れ、偶数番地に漢字等の文字コード(シフトJISコー
ド)、奇数番地に属性データを割り当てる。なお、VR
AM上はプレーン0に文字コード、プレーン1に属性デ
ータが格納されることになる。日本語モード時は、英語
モードと違い、文字のフォントデータはVRAM3では
なく、専用のフォントメモリに格納する。すなわち、V
RAM3から読み出した文字コードに基づいてCGRO
M4、CGRAM5に対するアドレスを生成し、これら
のCGから読み出した漢字等のフォントパターンデータ
を画面に表示する。英数文字は1バイトで1文字を表現
できるが、漢字の場合1文字表現するのに2バイト必要
となるため、VRAM上の連続した2バイトを組み合わ
せてシフトJISコードとみなす。この場合、VRAM
のプレーン0から読み出した文字コードの第一バイト目
で、その文字が1バイトコード(英数文字)か2バイト
コード(漢字)かを判別し、対応するCGをアクセスし
てフォントデータを取得する。図4に示すように、文字
コードが2バイトである漢字は全角表示され、文字コー
ドが1バイトである英数文字は半角表示される。したが
って、表示面において文字が占める面積と、VRAM3
内において文字コードの占めるエリアの大きさとが1対
1に対応する。以上述べた、日本語テキスト表示に必要
な文字コードの判別やCGへのアドレス生成は、図3に
示したフォント制御部20で行う。
【0034】ここで、属性データは図5に示す8ビット
のデータであり、各ビットがたとえば図示したような機
能を持っている。図5は2種類の属性データの例であ
り、図5(a)では、第0ビットから第3ビットが文字
色を指定し、第4ビットから第7ビットが文字背景色を
指定する。この際、第3ビットは文字色と文字種類の選
択の切り換え、第7ビットは文字背景色と文字ブリンク
(点滅)の切り換えを行うことができる。図5(b)で
は、第0ビットから第3ビットが文字色を指定し、第4
ビットはアンダーライン、第5ビットはバーティカルラ
イン(左垂直線)、第6ビットはリバース(反転)、第
7ビットはブリンクを指定する。ここに示した2種類の
属性データのうち、どちらを採用するかはLSI内部の
レジスタにより選択できるようになっている。これらの
属性制御は、図3に示したアトリビュート制御部19で
行う。
【0035】以上述べたように、本発明による表示制御
LSIは、1チップで従来の欧米標準仕様のパソコンに
採用された表示仕様を満足し、ハードウェアの互換性を
維持している。したがって、本LSIを用いることによ
り、パソコンの表示制御回路を省スペース、低コストで
構成できるとともに、従来の英語用APや日本語用AP
を実行することができる。
【0036】次に、表示コントローラ10を端子数の少
ないLSIパッケージで実現するために採用した方法を
説明する。図6は、表示コントローラ1とVRAM3と
のインターフェースを示したものである。ここでは、V
RAM3としてデータ線が16ビット構成の1Mビット
DRAM(たとえば日立製64Kビット×16DRA
M、HM511664)を用いた場合を例にして説明す
る。VRAM3の容量は通常256Kバイト持つことが
多く、メモリ素子として1MビットDRAMが2個必要
となる。30、31はこの2個のDRAMを示してい
る。上述したように、VRAM3は4プレーン構成であ
り、1プレーンあたりのアクセス単位は8ビットである
ため、4プレーンでは32ビット分のデータ線が必要と
なる。表示コントローラとして、これらのデータ線にそ
れぞれ1本の端子を割り当てると合計32本の端子が必
要となる。アドレスに関しても同様でDRAM1個あた
りアドレス線が8本あるため、2個では16本分のアド
レス端子が必要となる。その他、DRAMのロウアドレ
スストローブ(RAS)信号、カラムアドレスストロー
ブ(CAS)信号などの制御信号用に複数の端子が必要
である。このようなVRAMインターフェースの構成
を、図示したようにプレーン毎のアドレス線およびデー
タ線を共有し、時分割制御することにより、表示コント
ーラ10の端子数を少なくすることができる。この例で
は、アドレス線の共有により8本、データ線の共有によ
り16本の端子を削減している。表示コントローラ10
の端子名で、MA0:7はアドレスの第0ビットから第
7ビット、M02D0:7はプレーン0およびプレーン
2に対するデータの第0ビットから第7ビット(M13
D0:7も同様)、RAS01、CAS01、OE01
は、それぞれプレーン0およびプレーン1に対するRA
S信号、CAS信号、OE(アウトプットイネーブル)
信号、(RAS23、CAS23、OE23も同様)、
WE0はプレーン0に対するライトイネーブル信号(W
E1からWE3も同様)である。
【0037】次に、以上のVRAMインターフェースの
構成におけるVRAMアクセスについて図7により説明
する。図7は、表示コントローラ1によるVRAMアク
セスの様子をタイミングチャートで示したものである。
ここでは、VRAMの4プレーンのデータに対して表示
アクセス(画面表示に用いる)とCPUアクセス(VR
AM内容の更新に用いる)を行う場合を例にしている。
図示したようにVRAMのアドレス、データ、各種制御
信号は基準クロック(CLK)に同期して、表示コント
ローラ1から入出力される。このクロックはVRAM制
御とともに、表示用のドットクロックとしても用いられ
る。上述したように、アドレス線、データ線はプレーン
毎に共有するため、時分割で切り換えて入出力する。た
とえば、アドレスはロウアドレス/カラムアドレスの切
り換え、プレーン毎の切り換え、さらに表示アクセス/
CPUアクセス用のアドレスを切り換えて出力する。例
えば、図示したDR01は、VRAMのプレーン0およ
びプレーン1に対する表示アクセス用ロウアドレスを出
力する期間を示している。同様に、DCXXは表示アク
セス用カラムアドレス、CRXXはCPUアクセス用ロ
ウアドレス、CCXXはCPUアクセス用カラムアドレ
スである(XXはプレーンの指定を示している)。デー
タバスも同様にプレーン毎に共有し、時分割して入出力
する。図では、データバス(M02D0:7,M13D
0:7)上に出力される各プレーンのデータを示してい
る。すなわち、P0(表示)は表示アクセス用プレーン
0データであることを示し、P0(リード)はリード時
のCPUアクセス用プレーン0データ、P0(ライト)
はライト時のCPUアクセス用プレーン0データである
ことを示す。このようなデータの入出力タイミングは、
図示した各種制御信号の制御タイミングにより実現され
る。これらのタイミング制御は、図3に示したシーケン
サ制御部17で行う。なお、図7ではCPUアクセス時
のリードサイクルとライトサイクルを同一タイミングで
記述しているが、これらは実際には異なるタイミングで
あることは言うまでもない。以上述べたように、VRA
M3に対するアドレス、データ端子を共有し、時分割制
御することにより、表示コントローラ1をLSI化する
際、端子数の少ないパッケージを用いることができ、L
SIのコストを低減するとともに、基板上に占める表示
制御回路の面積を少なくすることができる。
【0038】次に、本発明の第2の実施例を図8、図9
により説明する。冒頭で述べたように、本発明による表
示制御LSIは、表示装置としてCRT8の他にLCD
9に対しても表示可能であり、そのための制御回路を内
蔵している。図3に示した階調制御部21、パネル制御
部22などがこれにあたる。ところで、LCDに表示を
行う場合には、CRTとは異なる制御が必要であり、L
CDでもTFT方式のパネルとSTN方式のパネルでは
異なる制御となるため、表示コントローラ1としては、
これらの表示デバイスに合ったインターフェースを持つ
必要がある。しかし、これらのインターフェースに合わ
せて独立した端子を割り当てた場合、端子数が増大して
しまう。そこで、本発明による表示制御LSIは、1つ
の端子に複数の機能を割り当てモードに応じて切り換え
て出力する。図8はこのように兼用して用いる端子を示
している。制御信号AはCRT時とLCD時で異なるタ
イミングで出力される信号、制御信号BはLCD時にの
み用いるがTFTパネル時とSTNパネル時で異なるタ
イミングで出力される信号である。これらの信号は、接
続される表示デバイスのタイプに応じて表示コントロー
ラ1内部で切り換えて出力する。たとえば、表示デバイ
スとしてTFTパネルを用いた場合、CRT・LCD制
御部16内のLCD制御部162で生成された信号(水
平同期信号:HSYNCなど)をセレクタ163で選択
し、出力バッファ151を介して制御信号Aとして出力
する。また、制御信号Bには、パネル制御部22内のT
FTパネル制御部221で生成された信号(表示タイミ
ング:DTMGなど)をセレクタ223で選択し、出力
バッファ152を介して出力する。CRT、STNパネ
ル時も同様な手法で切り換えた信号を兼用端子から出力
する。図9はこのように表示デバイスに対応して、切り
換えて出力する信号の一覧を示している。ここに示した
のは一例であるが、端子を兼用することにより、表示コ
ントローラ10として17本の端子を削減している。以
上述べたように、1つの端子に複数の機能を割り当てモ
ードに応じて切り換えて出力することにより、表示コン
トローラ10をLSI化する際、端子数の少ないパッケ
ージで済むのでLSIのコストを低減することができ
る。さらに、表示コントローラ内にLCD表示用の制御
回路を内蔵したことにより、部品点数を低減し基板上に
占める表示制御回路の面積を少なくすることができる。
【0039】次に、本発明の他の実施例を図10から図
17により説明する。まず、本発明の実施例との比較説
明のため、以下に従来例を2例示す。図12に、第1の
従来例の動作タイミングの説明図を示す。図12は、1
文字表示期間を2個のメモリサイクルに分割し、うち1
サイクルを表示のための読みだしアクセスに、残りの1
サイクルをCPUからの描画アクセスに割り当てるサイ
クルスチール方式を説明したものである。図12のう
ち、(a)はCPUの動作タイミング、(c)はVRA
Mのアクセス割当タイミング、(d)は出力される表示
データのタイミングである。また、311および313
はCPUの内部演算処理状態を、312および314は
CPUからVRAMへのライト処理状態を、341、3
43、345および347はVRAMが表示アクセス用
に割り当てられている状態を、342、344および3
46はVRAMが描画アクセス用に割り当てられている
状態を、それぞれ示している。CPUがVRAMに描画
を行う際には、通常、VRAMの物理アドレス計算処理
や書き込みデータに対する論理演算などのCPU内部で
の演算処理と、VRAMへの物理的なライト処理、の両
方を行う必要がある。CPUは、これら2つの処理を順
々に繰り返すことによって、VRAMへの描画を行う。
また、VRAMの割り当てタイミング(c)は、本従来
例の場合、表示データタイミング(d)を2分割し、う
ち1つを表示アクセス用に、残りの1つを描画アクセス
用に割り当てている。CPUからVRAMへの描画アク
セスは、描画アクセスに割り当てられているタイミング
においてのみ可能となる。このため通常、CPUからの
描画アクセス処理は、そのアクセス要求が起きたときか
ら、次に描画アクセスにVRAMが割り当てられるま
で、ウェイト状態で待つことになる。CPUが内部演算
処理311を終了し、VRAMへのライト処理312を
開始すると、表示制御装置は、次のVRAMの描画サイ
クル344まで、CPUを待たせる。これは、既に始ま
っている描画サイクル342や、表示サイクル343で
は、描画ができないためである。VRAMが描画サイク
ルに割り当てられて描画処理が終了すると、表示制御装
置はCPUにレディー信号を返し、CPUは次の演算処
理313を開始する。本従来例では、VRAMが描画ア
クセスに割り当てられる頻度が高いため、描画処理を開
始するまでのCPUの待ち時間は短い。しかし、CPU
が内部演算処理に要する時間によっては、CPUが次の
演算処理313を行っている間に、次に割り当てられる
VRAMの描画サイクル346が過ぎてしまうことがあ
る。このため、連続的な描画に対する最大性能として
は、VRAMの割り当て頻度から期待できるだけの性能
を発揮できない場合がある。
【0040】次に、図13に第2の従来例の動作タイミ
ングの説明図を示す。図13は、2文字表示期間を3個
のメモリサイクルに分割し、うち2サイクルを表示のた
めのアクセスに、残りの1サイクルをCPUの描画アク
セスに割り当てるサイクルスチール方式を説明したもの
である。この方式は、特願平2−86445号公報の実
施例として記載されている方式である。第2の従来例に
よる表示制御装置は、CPUからのメモリ書き込みサイ
クルを一時的に蓄えるための、ライトバッファも備え
る。図13のうち、(a)はCPUの動作タイミング、
(b)はライトバッファの動作タイミング、(c)はV
RAMのアクセス割当タイミング、(d)は出力される
表示データのタイミングである。また、321はライト
バッファが空いている状態を、322はライトバッファ
にデータが入っている状態を、それぞれ示している。C
PUが内部演算処理311を終了し、VRAMへのライ
ト処理312を開始すると、ライトバッファが該ライト
処理に関する全ての情報、例えばメモリアドレス、ライ
トデータなどを受取り、すぐにCPUへレディー信号を
返す。これにより、CPUはすぐにライト処理312を
終了し、次の演算処理313を開始することができる。
これと同時に、ライト処理に関する情報を受け取ったラ
イトバッファは、次の描画サイクル342を待ち、VR
AMが割り当てられたタイミングで描画を行い、描画処
理の終了後、次の書き込みデータの受け取りが可能な状
態になる。しかし、この従来例では、VRAMが描画ア
クセスに割り当てられる頻度があまり高くないため、ラ
イトバッファが次の描画サイクルを待つ時間が長くなる
ことがある。この結果、図に示すようにCPUが次の演
算処理313を終了して新たにライト処理14を開始し
ても、ライトバッファはまだライト処理を実行中で、次
の書き込みデータを受け取る準備ができていないため、
ライトバッファからのライトが終了するまでCPUが待
たされてしまう場合がある。
【0041】次に、本発明の第3の実施例を図10およ
び図11により説明する。図10は、第3の実施例の動
作タイミングの説明図、図11は、同実施例の構成図で
ある。図10のうち、(a)はCPUの動作タイミン
グ、(b)はライトバッファの動作タイミング、(c)
はVRAMのアクセス割当タイミング、(d)は出力さ
れる表示データのタイミングである。また、図11に於
て、101はホストCPU、102は主記憶、100は
I/Oバス、10は表示制御装置、3はVRAM、8は
CRTである。表示制御装置1は、ライトバッファ11
1、データセレクタ112、セレクタ切り替えタイミン
グ生成器113を、その内部に持つ。
【0042】本実施例では、VRAMのアクセスタイミ
ング(c)は、表示データタイミング(d)を2分割
し、うち1つを表示アクセス用に、残りの1つをCPU
からの描画アクセス用に割り当てている。前述した2従
来例に比べて、本実施例では、VRAMが描画アクセス
に割り当てられたメモリサイクルを描画のために充分に
使っており、また、ライトバッファがデータを受け取れ
ない状態でCPUからのライトが行われることはタイミ
ング的に起きないため、CPUは全く待つことなく動作
することができる。本実施例のように、I/OバスとV
RAMとの間にバッファリング手段を設け、また、VR
AMへのアクセス頻度を充分に増やす手段も設けること
によって、それぞれの手段を単独で設けた場合に比べ
て、高い性能を得ることができる。
【0043】次に、CPUの演算性能向上などによっ
て、CPUが内部演算処理に要する時間が短くなった場
合について説明する。図14は、本発明の第4の実施例
の動作タイミングの説明図である。本実施例は、CPU
の高速化に対応して、1文字表示期間を3個のメモリサ
イクルに分割し、うち1サイクルを表示のための読みだ
しアクセスに、残りの2サイクルをCPUからの描画ア
クセスに割り当てるサイクルスチール方式を説明したも
のである。CPUが高速化され、演算処理時間が短縮化
することによって、VRAMに対する描画処理の頻度は
高くなる。表示制御装置が高くなった頻度に対応できな
いと、CPUは描画処理の終了を待つことになり、全体
として描画性能が低下する。本実施例では、これに対応
するため、VRAMに対する描画サイクルの割り当て
が、第3の実施例に比べて高い頻度で行われる。CPU
が内部演算処理311を終了し、VRAMへのライト処
理312を開始すると、ライトバッファが該ライト処理
に関する全ての情報を受取り、すぐにCPUへレディー
信号を返す。これにより、CPUはすぐにライト処理3
12を終了し、次の演算処理313を開始することがで
きる。ライトバッファは、書き込み待ちの状態で次の描
画サイクル342を待ち、VRAMが割り当てられたタ
イミングで描画を行い、描画処理の終了後、次の書き込
みデータの受け取りが可能な状態323になる。本実施
例では、VRAMの描画サイクルへの割り当て頻度が高
いため、CPUが次の演算処理313を行っている間
に、ライトバッファは空き状態323になる。このた
め、CPUが次のライト処理314を開始すると、ライ
トバッファはすぐにデータを受け取ることができる。こ
れにより、CPUの演算性能向上に対応することができ
る。
【0044】また、図15は、本発明の第5の実施例の
動作タイミングの説明図である。本実施例は、CPUの
高速化に対応して、CPUからのメモリ書き込みサイク
ルを一時的に蓄えるための、2組のバッファを備える。
先の実施例で述べたように、CPUの演算性能が高速化
することによって高くなった描画処理頻度に、表示制御
装置が対応できないと、CPUが描画処理の終了を待つ
ことになる。CPUが高速になると、ライトバッファを
1段設ける構成では、ライトバッファがVRAMの描画
サイクルを最も長く待つタイミングの場合、ライトバッ
ファが空になる前にCPUからの次のライト要求が発生
してしまう。この結果、CPUが待たされることにな
り、描画性能が全体として低下する。本実施例では、こ
れに対応するため、ライトバッファを2段分設ける。C
PUが内部演算処理311を終了し、VRAMへのライ
ト処理312を開始すると、ライトバッファAが該ライ
ト処理に関するデータを受取り、すぐにCPUへレディ
ー信号を返す。また、ライトバッファBは、ライトバッ
ファAから出力されているデータを受取り、ライトバッ
ファAへレディー信号を返す。この結果、ライトバッフ
ァAはすぐに空き状態323になる。ライトバッファB
はVRAMが次の描画サイクル342を割り当てられる
まで待ち、描画を行う。この間に、CPUは次の演算処
理313を終え、次のライト処理314を開始している
が、既にライトバッファAはデータを受け取ることが可
能な状態にあるので、該データを受取ってからすぐにC
PUにレディー信号を返すことができる。このようにラ
イトバッファを2段設けることによって、描画サイクル
を最も長く待つタイミングの場合に、1段目のライトバ
ッファにデータが書き込めない状態でも、2段目のライ
トバッファがデータを受け取ることができるようにな
る。このため、CPUは全く待つことなく動作すること
ができ、CPUの演算性能向上に対応することができ
る。
【0045】次に、制御回路の簡略化について説明す
る。図16は、特願平2−86445号公報に記載され
ている方式の、切り替えタイミング生成器の簡単な構成
図である。また、図17は、本発明による切り替えタイ
ミング生成器の構成図である。ここで、切り替えタイミ
ング生成器は、図11においてデータセレクタ112を
切り替えるためのタイミングを生成する、切り替えタイ
ミング生成器113と等価なものである。図16に示す
ように、従来の描画メモリサイクル位置を可変にする方
式では、切り替えタイミング生成器が複雑な構成とな
る。この例では、切り替えタイミング生成器113は、
基準タイミングを生成するタイミングジェネレータ11
4、表示メモリサイクルと描画メモリサイクルとの分配
を行うサイクル割り当て選択回路115、サイクル割り
当ての状態に従って表示サイクルを起動する表示サイク
ル起動信号生成回路116、および、サイクル割り当て
の状態に従って描画サイクルを起動する描画サイクル起
動信号生成回路117とからなる。サイクル割り当てを
どの様に行うかの選択には、CPUからのアクセス要求
信号などの他に、直前のメモリサイクルで表示メモリサ
イクルと描画メモリサイクルのどちらを割り当てたのか
を示す信号が必要となる。
【0046】これに対し、本発明による切り替えタイミ
ング生成器を、図17に示す。本発明によれば、表示メ
モリサイクルと描画メモリサイクルの切り替えは、周期
的に常に同じタイミングで行ってよい。このため、基準
タイミングを生成するタイミングジェネレータ114の
信号の一部を取り出すだけで、切り替えタイミング信号
を生成することができる。この構成により、切り替えタ
イミング生成器は非常に簡単な構成とすることができ
る。
【0047】次に、本発明の他の実施例を図18〜図2
0を用いて説明する。図18は本発明の第6の実施例で
ある色変換方式を説明する図である。210は本発明の
色変換方式を用いた色変換回路、401は約26万色の
色データを持つ外部からの表示データ、211は多色の
色データを少ない色に変換する色削減回路、402は色
削減回路211で削減された色データ、403は色デー
タ402のうちのどれを使用するかを選択する為のセレ
クト信号、212はセレクト信号403により、色デー
タ402のどれかを選択するためのセレクタ、404は
セレクタ212が選択した色データである。表示データ
401は色削減回路211を通り4096色から8色ま
での色削減後の色データ402に変換されセレクタ21
2に入る。セレクタ212はセレクト信号403がハイ
レベルからローレベルに変化するたびに、表示データ4
02の中の違うデータを選択する。例えば、最初が40
96色のデータを選択していた場合、セレクト信号40
3がハイレベルからローレベルに変化すると512色
を、さらにセレクト信号5がハイレベルからローレベル
に変化すると64色をといった具合に動作する。
【0048】図19は本発明の第7の実施例を説明する
図である。210は本発明の色変換方式を用いた色変換
回路、401は約26万色の色データを持つ外部からの
表示データ、211は多色の色データを少ない色に変換
する色削減回路、403は表示データ401を色削減回
路211のどの回路に入力するかを選択する為のセレク
ト信号、212はセレクト信号5の変化によって表示デ
ータ401を色削減回路211のどのブロックに入力す
るかを選択するセレクタ、404は色削減回路211が
出力する色データである。セレクタ212はセレクト信
号403がハイレベルからローレベルに変化する毎に表
示データ401を色削減回路211のどの回路に入力す
るかを変化させる。例えば、最初が4096色用回路に
データを出力していた場合、セレクト信号403がハイ
レベルからローレベルに変化すると次は512色用に、
さらにセレクト信号403がハイレベルからローレベル
に変化すると今度は64色用にといった具合に動作す
る。そして色削減回路211はデータが入力された回路
が動作し、色削減後の表示データ404をLCDへ出力
する。
【0049】図20は本発明の第8の実施例を説明する
図である。210は本発明の色変換方式を用いた色変換
回路、401は約26万色の色データを持つ外部からの
表示データ、211は多色の色データを少ない色に変換
する色削減回路、403は色削減回路211のどの回路
を動作状態にするかを選択する為のセレクト信号、40
4は色削減回路211が出力する色データである。色削
減回路211では同時に2つ以上のブロックが動作しな
い。例えば、4096色用の回路が動作しているときに
は他の512色用や64色用の回路は動作を行わない。
そしてそのときに動作している回路の出力結果が色デー
タ404として出力される。そして、色削減回路211
はセレクト信号403がハイレベルからローレベルに変
化するときにその動作ブロックを変える。つまり、最初
4096色用回路が動作している場合、セレクト信号4
03がハイレベルからローレベルに変化すると512色
用回路が、さらにセレクト信号403がハイレベルから
ローレベルに変化すると64色用回路が、といった具合
に動作する。
【0050】以上3種類の実施例の説明において、スイ
ッチ入力により出力する色数を4096色から順に減ら
す様に説明したが、入力毎に増加しても、ランダムで
も、特定のパターンで変化しても良い。また、セレクト
信号403がハイレベルからローレベルに変化するごと
に状態が変化したがローレベルからハイレベルでも、ロ
ーレベルからハイレベル、ハイレベルからローレベルへ
変化するときの両方で変化しても良い。
【0051】次に、本発明の他の実施例を図21、図2
2を用いて説明する。図21は本実施例における色数制
御回路の構成図である。213は色数制御回路、405
はCPUがレジスタに書き込むライトデータ、214は
CPUライトだけによってその値を変化させる第1レジ
スタ、215はCPUライトデータ及び他の手段によっ
て値を変化させる第2レジスタ、216は第2レジスタ
215の値を設定する第2レジスタ制御回路、421は
第1レジスタ214の出力値、403は第2レジスタ2
15の出力値であるセレクト信号、411及び412は
外部からの入力を示す外部入力信号である。図22はC
PUライトと、外部入力信号411、412の入力が行
われたときの図21に於ける第1、第2レジスタの値を
示したものである。
【0052】次に、本発明の第9の実施例の動作につい
て述べる。まず、CPUライト405(ライトデータ=
3)が行われると、第1レジスタ214及び第2レジス
タ215に「3」が書き込まれる(フェーズ1)。その
後外部入力信号411がオンとなると、レジスタ制御回
路216はセレクト信号403の値をカウントアップし
第2レジスタ215に書き込む。その結果第2レジスタ
215の値は「4」となる(フェーズ2)。さらに外部
入力信号411がオンとなると、第2レジスタ制御回路
216は第2レジスタの値をさらにカウントアップする
(フェーズ3)。その次に外部入力信号411と412
が両方ともオンとなると第2レジスタ制御回路216は
第1レジスタの出力値421を第2レジスタ215に書
き込む。この動作によりレジスタの値は第1、第2共に
CPUが設定した初期値となる(フェーズ4)。その後
外部入力信号411がオンとなると再び第2レジスタ2
15の値は4となる(フェーズ5)。さらにCPUライ
ト405(ライトデータ=0)がレジスタに値を書き込
むことで第1レジスタ214、第2レジスタ215共に
0となる(フェーズ6)。
【0053】本実施例では外部入力信号411で第2レ
ジスタの値のカウントアップを行っているが外部入力信
号412でも良い。また、カウントアップでもランダム
でも、特定のパターンに従う変化でも良い。さらに外部
入力信号412はレジスタの初期化のみに使用している
が他の目的に使用している信号でも、外部入力信号41
1と同様の目的に使用している信号でも良い。外部入力
信号は本実施例では2本であるが3本でもそれ以上でも
かまわない。本実施例では、レジスタ2個の構成となっ
ているが、3個でもそれ以上でもかまわない。
【0054】次に、本発明の第10の実施例を図23を
用いて説明する。図23は、前述した実施例を組み合わ
せた場合の構成図である。図23で、210は本発明の
色変換方式を用いた色変換回路、401は約26万色の
色データを持つ外部からの表示データ、211は多色の
色データを少ない色に変換する色削減回路、402は色
削減回路211で削減された色データ、403は色デー
タ4のうちのどの色数を選択するかを選択する為のセレ
クト信号、212はセレクト信号403の変化によって
色データ402のうちのどの色を出力するかを決めるセ
レクタ、404はセレクタ212が選択した色データ、
405はCPUがレジスタに書き込むときのライトデー
タ、411、412は外部からの入力信号、213は外
部入力信号411、412及びCPUライトデータ40
5によってセレクト信号403の値を決定する色数制御
回路である。表示データ401は色削減回路211を通
り4096色から8色までの色削減後の色データ402
に変換されセレクタ212に入る。セレクタ212はセ
レクト信号403の値によって、表示データ402のど
のデータを選択するかを変える。例えばセレクト信号4
03の値が1の時は4096色の表示データを、2の時
は512色の表示データを選択するといった動作であ
る。その結果色データ404はセレクタ212で選択さ
れた色数の表示データとなる。色数制御回路213はC
PUからのライトデータ405及び外部入力信号41
1、412の組み合わせで、セレクト信号403を制御
する。このときのセレクト信号403の値は図21及び
図22で説明したセレクト信号と同様の動作を行う。
【0055】次に、本発明の第11の実施例を図24を
用いて説明する。図24は本発明の色変換回路を用いた
情報処理装置の構成図である。101はCPU、100
はCPU101と表示系をつなぐバス、1は本発明の色
変換回路210を内蔵した表示制御LSI、3はVRA
M、7はパレットDAC、8はCRT、9はLCD、1
61はVRAM3へのリード/ライトやCPUからの命
令を受け取り表示制御を行うCRT制御回路、210は
本発明の色変換回路、401は表示データ、405はC
PUからのライトデータを伝えるCPUライトデータ信
号、411及び412は外部からの入力を伝える外部入
力信号である。CPU101はバス100を通して表示
制御LSI1に命令を伝える。表示制御LSIは前記命
令を受け取り、CRT制御回路161がVRAM3に表
示データを書き込む。またCRT制御回路161はVR
AM3から表示データを読みだし、CPU101が出し
た命令に従った処理を行った後パレットDAC7に出力
する。パレットDAC7は受け取った表示データでパレ
ットをアクセスし実際に表示を行う色データに変換す
る。さらにDACを通しアナログのデータとした後にC
RT8へ出力を行う。また、パレットDAC7はパレッ
トをアクセスした後のデジタル表示データ401を出力
する。色変換回路210は表示データ401を受け取
り、色削減を行った後にLCD9へ出力する。このとき
CPUライト405によって色変換回路210中に含ま
れるどの色削減回路を選択するかを初期化する。また、
外部入力411または412によって選択する色削減回
路が変化する。同時に外部入力回路411と412の組
み合わせ(例えば同時にローレベルとなったとき)によ
り、CPUが選択した色削減回路が再び選択される。次
に、本発明の第12の実施例を図25〜図29を用いて
説明する。図25は、本発明を取り入れたパソコンのシ
ステム構成図である。図25において、CPU101、
CPUからの描画情報を受け渡すCPUバス104、C
PUバスからの描画命令を受け取るバスコントローラ1
03、バスコントローラからの描画情報を表示コントロ
ーラに受け渡すI/Oバス100、I/OバスとI/O
バス上の描画命令から表示を行う表示コントローラ1が
接続されている。図26は、バスコントローラ103と
表示コントローラ1の接続詳細を示す図である。表示コ
ントローラ1はバスコントローラ103から表示データ
の書き込み/読み出しの命令を示すコマンド出力50
1、アドレスを示すアドレス出力502、データ入出力
503を使用して受け渡される。表示コントローラ10
がバスコントローラ103からの命令を処理中でコマン
ドを終了していないことをIOCHRDY出力504を
利用してバスコントローラ103に伝達する。図27
は、表示コントローラ1の内部構成を示す図である。表
示コントローラ10は、バスコントローラ103との間
での転送制御を行うバス制御部512、全体のタイミン
グ制御を行う状態遷移部513、表示データの読み書き
を行う書き込み部514、IOCHRDY信号の出力時
間を計測する時間検出部511から構成されている。図
28は、時間検出部511、状態遷移部513内のリセ
ットパルス生成部520、IOCHRDY出力部521
の接続詳細を示す図である。時間検出部511には基本
クロックが入力されている。図29は、IOCHRDY
出力部521が出力するIOCHRDY信号の動作タイ
ミングを示す図である。
【0056】以下、これらの図を用いて、データ書き込
み時にシステムがハングするのを回避する例を説明す
る。バスコントローラ103からの書き込み要求は図2
7のコマンド入力501を通して状態遷移部513に伝
わる。すると状態遷移部513からは書き込み部514
に対して書き込み要求信号505を出力する。この書き
込み要求信号505は図28のIOCHRDY出力部5
21にも伝わり、IOCHRDY信号を出力する。本実
施例ではIOCHRDY信号はアクティブハイの信号で
あり、本信号を”L”レベルにすることにより、データ
の書き込みサイクルを引き延ばす事ができる。IOCH
RDY信号は図26のバスコントローラ103に入力さ
れ表示コントローラ1が動作を終了するまでバスコント
ローラを待たせる。図28のIOCHRDY出力部52
1の書き込み終了信号は図27の書き込み部514に接
続されている。書き込み部514が書き込みを終了する
と、書き込み終了信号506が出力され、図28のIO
CHRDY出力部521が解除される。一方、IOCH
RDY信号が出力されると時間検出部511のカウンタ
がIOCHRDY信号のリセットが解除されることによ
って基本クロックを基にカウントを開始する。書き込み
部514が規定の時間、この場合は16基本クロック以
内に書き込み終了信号506を出力しないと、時間検出
部511のカウンタの最終出力信号507がセットさ
れ、それがパルス発生回路520に入り1クロック分の
リセットパルス508が出力される。このリセットパル
ス508がIOCHRDY出力部521に入りIOCH
RDY信号の出力を停止させる。このように、IOCH
RDY信号が一定時間以上”L”レベルとなった場合
に、強制的に”H”レベルにすることにより、システム
のハングアップを回避することができる。
【0057】次に、本発明の第13の実施例を図30を
用いて説明する。図30は本発明の表示制御LSIを用
いた表示制御装置の一応用例である表示ボードの構成図
であり、ISAバスに接続する表示ボードのシルク図を
示している。10は本発明の表示制御LSI、3はVR
AM、4は漢字用CGROM、5は外字や半角文字用の
CGRAM、7はパレットDAC、10は表示制御LS
I10に供給するクロックを生成するクロックジェネレ
ータである。表示制御LSI10で生成した表示データ
はパレットDAC7で色変換およびディジタル・アナロ
グ変換を行った後、コネクタ80を通してCRTなどの
表示装置に表示する。なお、本表示ボードは、ISAバ
ス用のカードエッジコネクタ81を通して、パソコンの
本体に接続される。
【0058】
【発明の効果】本発明による表示制御LSIは、1チッ
プで従来の欧米標準仕様のパソコンに採用された表示仕
様を満足し、ハードウェアの互換性を維持するととも
に、漢字テキスト表示を高速に実行することができる。
VRAMに対するアドレス、データ端子を共有し、時分
割制御することにより、また、表示コントローラ内にL
CD表示用の制御回路を内蔵し、1つの端子に複数の機
能を割り当てモードに応じて切り換えて出力することに
より、表示コントローラをLSI化する際、端子数の少
ないパッケージを用いることができ、LSIのコストを
低減するとともに、基板上に占める表示制御回路の面積
を少なくすることができる。
【0059】また、表示メモリに対する描画サイクルの
最適化により、性能向上を図ることができ、より単純な
制御方法で表示制御回路を構成できる。
【0060】また、カラー液晶ディスプレイを用いたパ
ソコン等に於いて、テキストやグラフィック等のアプリ
ケーションにあわせてユーザーが適切な色数削減方式を
選択できる手段を提供することで、使い勝手の良い操作
環境を提供できる。複数の色数削減手段を用いたシステ
ムでは、簡単に初期設定値に戻す手段を提供することで
より使いやすい環境を提供することができる。
【0061】さらに、不具合による内部制御不良発生時
にIOCHRDY信号が出力し続けた場合でも強制的に
システムを復帰できる。
【0062】したがって、本LSIを用いることによ
り、パソコン等の表示制御回路を省スペース、低コスト
で構成できるとともに、従来の英語用APや日本語用A
Pを高速に実行することができ、さらにパソコンの操作
性・信頼性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成図である。
【図2】従来例を説明する図である。
【図3】表示コントローラの内部構成図である。
【図4】日本語テキスト表示の動作説明図である。
【図5】属性データの機能説明図である。
【図6】VRAMインターフェースの構成図である。
【図7】VRAMアクセスのタイミングチャートであ
る。
【図8】兼用して用いる端子の構成図である。
【図9】兼用して用いる端子の一覧表である。
【図10】第3の実施例の動作タイミングの説明図であ
る。
【図11】第3の実施例の構成図である。
【図12】従来例の動作タイミングの説明図である。
【図13】別の従来例の動作タイミングの説明図であ
る。
【図14】第4の実施例の動作タイミングの説明図であ
る。
【図15】第5の実施例の動作タイミングの説明図であ
る。
【図16】従来例の切り替えタイミング生成器の構成図
である。
【図17】本発明の切り替えタイミング生成器の構成図
である。
【図18】第6の実施例のブロック図である。
【図19】第7の実施例のブロック図である。
【図20】第8の実施例のブロック図である。
【図21】第9の実施例のブロック図である。
【図22】第9の実施例の動作を示す図である。
【図23】第10の実施例のブロック図である。
【図24】本発明の色変換回路を用いた情報処理装置の
構成図である。
【図25】本発明によるパソコンのシステム構成図であ
る。
【図26】バスコントローラと表示コントローラの接続
図である。
【図27】表示コントローラの内部構成図である。
【図28】カウンタ回路とIOCHRDY回路との接続
図である。
【図29】カウンタ回路動作時のタイムチャートであ
る。
【図30】本発明による表示制御LSIを用いた表示ボ
ードの構成図である。
【符号の説明】
1…日本語専用表示コントローラ、 2…表示コントローラ、 3…VRAM、 4…漢字CGROM、 5…半角CGRAM、 6…BiOSROM、 7…パレットDAC、 8…CRT、 9…LCD、 10…日本語表示可能な表示コントロ−ラ、 11…バスインターフェース部、 12…VRAMインターフェース部、 13…CGインターフェース部、 14…パレットDACインターフェース部、 15…CRT・パネルインターフェース部、 16…CRT・LCD制御部、 17…シーケンサ制御部、 18…グラフィック制御部、 19…アトリビュー制御部、 20…フォント制御部、 21…階調制御部、 22…パネル制御部、 30…VRAM、 31…VRAM、 80…CRTコネクタ、 81…ISAバスコネクタ、 100…システムバス、 101…CPU、 102…主記憶、 103…バスコントローラ、 104…CPUバス、 111…ライトバッファ、 112…データセレクタ、 113…切り替えタイミング生成器、 114…タイミングジェネレータ、 115…サイクル割り当て選択回路、 116…表示サイクル起動信号生成回路、 117…描画サイクル起動信号生成回路、 151…出力バッファ、 152…出力バッファ、 161…CRT制御部、 162…LCD制御部、 163…セレクタ、 210…色変換回路、 211…色削減回路、 212…セレクタ、 213…色数制御回路、 214…第1レジスタ、 215…第2レジスタ、 216…第2レジスタ制御回路、 221…TFTパネル制御部、 222…STNパネル制御部、 223…セレクタ、 311…CPU内部演算処理のタイミング、 312…CPUからのデータライトタイミング、 313…CPU内部演算処理のタイミング、 314…CPUからのデータライトタイミング、 321…ライトバッファ空き状態のタイミング、 322…ライトバッファ書き込み状態のタイミング、 323…ライトバッファ空き状態のタイミング、 324…ライトバッファ書き込み状態のタイミング、 331…ライトバッファ空き状態のタイミング、 332…ライトバッファ書き込み状態のタイミング、 341…VRAM表示割り当てのタイミング、 342…VRAM描画割り当てのタイミング、 343…VRAM表示割り当てのタイミング、 344…VRAM描画割り当てのタイミング、 345…VRAM表示割り当てのタイミング、 346…VRAM描画割り当てのタイミング、 347…VRAM表示割り当てのタイミング、 401…表示データ、 402…色削減後の色データ、 403…セレクト信号、 404…LCDに送られる色データ、 405…CPUが送るライトデータ、 411…外部入力信号、 412…外部入力信号、 421…第1レジスタの出力値、 501…コマンド出力、 502…アドレス出力、 503…データ入出力、 504…IOCHRDY出力、 505…書き込み要求信号、 506…書き込み終了信号、 507…カウンタの最終出力信号、 508…状態リセット信号、 511…時間検出部、 512…バス制御部、 513…状態遷移部、 514…書き込み部、 520…リセットパルス生成部、 521…IOCHRDY出力部。 1000…クロックジェネレ−タ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G09G 5/02 8121−5G 5/06 8121−5G 5/22 8121−5G (72)発明者 永岡 雅幸 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マイクロエレクトロニクス 機器開発研究所内 (72)発明者 寺田 光一 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マイクロエレクトロニクス 機器開発研究所内 (72)発明者 辻岡 重夫 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マイクロエレクトロニクス 機器開発研究所内 (72)発明者 原 信彦 神奈川県海老名市下今泉810番地株式会社 日立製作所オフィスシステム事業部内 (72)発明者 窪田 一実 神奈川県海老名市下今泉810番地株式会社 日立製作所オフィスシステム事業部内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示用リフレッシュメモリ(以下、表示メ
    モリと呼ぶ)と、文字のフォントパターンデータを格納
    するフォントメモリと、該フォントメモリから読み出し
    たドットデータに対する色付けおよびディジタルの色デ
    ータからアナログの色データへの変換を行うパレット付
    きデジタル/アナログコンバータ(以下パレットDAC
    と呼ぶ)と、該パレットDACから出力した表示データ
    を画面に表示する表示装置を備えた表示制御装置のため
    の表示制御回路であり、英語用のアプリケーションプロ
    グラム(以下APと呼ぶ)と日本語用のAPを実行可能
    なパーソナルコンピュータ(以下パソコンと呼ぶ)の漢
    字テキスト表示可能な表示制御回路において、前記表示
    メモリおよびフォントメモリに対するデータのアクセス
    制御、および前記表示装置に対する表示制御を行う制御
    回路を1個の大規模集積回路(以下LSIと呼ぶ)で構
    成したことを特徴とする表示制御回路。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記表示回路としては
    ブラウン管(以下CRTと呼ぶ)あるいは液晶ディスプ
    レイ(以下LCDと呼ぶ)双方に表示可能であり、LC
    Dの場合は、カラーTFT、モノクロSTN、カラーS
    TNなどの複数種類のフラットパネルに表示可能である
    ことを特徴とする表示制御回路。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2に記載の表示制御
    回路を用いた情報処理装置。
  4. 【請求項4】一文字表示期間をn+1個のメモリサイク
    ルに分割し、うち1サイクルを表示のための読み出し
    に、残りのnサイクルをCPUのアクセスに割り当てる
    サイクルスチ−ル方式でCPUと該表示メモリと該表示
    装置制御とを制御するとともに、該CPUからのメモリ
    書き込みサイクルを一時的に備えるバッファリングを有
    することを特徴とする請求項1記載の表示制御回路。
  5. 【請求項5】色数を削減するための色削減手段と、該色
    削減手段が出力する複数のデ−タの一つを選択する手段
    と、該選択手段を制御する手段とを有することを特徴と
    する請求項1記載の表示制御回路。
  6. 【請求項6】色数を削減するための複数の色削減手段
    と、該色削減手段の内の一つを選択して動作させる手段
    を有することを特徴とする請求項1記載の表示制御回
    路。
  7. 【請求項7】色数を削減するための色削減回路と、該色
    削減回路が出力する複数のデ−タのひとつを選択するセ
    レクタと、該セレクタの動作を制御する手段と、該色削
    減回路の動作を制御する手段とを有しており、該色削減
    回路の動作をCPUが設定した初期値に戻す手段を有す
    ることを特徴とする請求項1記載の表示制御回路。
  8. 【請求項8】表示システムへの描画情報の処理時間を計
    測する手段を有しており、予め定められた処理時間を越
    えて描画が終了しない場合に、CPUへの処理未終了を
    報告することなく描画処理を強制終了させることを特徴
    とする請求項1記載の表示制御回路。
  9. 【請求項9】請求項8の描画処理を終了する際に、終了
    しない描画情報は該表示装置の画面に描画しないことを
    特徴とする表示制御回路。
JP5044874A 1993-03-05 1993-03-05 表示制御回路 Pending JPH06259061A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003021566A1 (fr) * 2001-08-28 2003-03-13 Hunet Inc. Controleur pour afficheur a transistor en couches minces
JP2017058687A (ja) * 2016-10-21 2017-03-23 株式会社ジャパンディスプレイ 液晶表示装置

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