JPH0895535A - 表示制御装置およびその装置におけるピクセルクロック切り替え方法 - Google Patents

表示制御装置およびその装置におけるピクセルクロック切り替え方法

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JPH0895535A
JPH0895535A JP6229365A JP22936594A JPH0895535A JP H0895535 A JPH0895535 A JP H0895535A JP 6229365 A JP6229365 A JP 6229365A JP 22936594 A JP22936594 A JP 22936594A JP H0895535 A JPH0895535 A JP H0895535A
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pixel clock
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JP6229365A
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English (en)
Inventor
Teruhisa Fujimoto
曜久 藤本
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ピクセルクロックの周波数をビデオBIOSや
CRTドライバによって指定された表示解像度に応じて
自動的に変更する。 【構成】フレーム周波数レジスタ群171には、マルチ
シンクモニタかサポートする最大フレーム周波数が解像
度毎に別個に設定されている。ビデオBIOSなどによ
ってCRTレジスタ181に表示解像度を指定するパラ
メタ値がセットされると、解像度判別デコーダ176は
その表示解像度を判別し、その表示解像度に対応するフ
レーム周波数をフレーム周波数レジスタ群171から読
み取る。読み取られたフレーム周波数と判別された解像
度はゲート回路177に送られ、そこでPLL制御のた
めの選択値が求められる。PLL回路170から発生さ
れるのピクセルクロックの周波数は、その選択値に応じ
て変更される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は表示制御システムに関
し、特にパーソナルコンピュータ等のコンピュータシス
テムで使用されるディスプレイモニタを制御する表示制
御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、パーソナルコンピュータ等のコ
ンピュータシステムのディスプレイモニタとしては、液
晶ディスプレイやプラズマディスプレイのようなフラッ
トパネルディスプイ、あるいはCRTディスプイが使用
されている。現在、これらディスプレイの制御は、VG
A(Video Graphics Array)と称
される表示コントローラを用いて行われている。
【0003】このため、コンピュータシステム上で起動
される多くのアプリケーションプログラムも、このVG
Aの仕様に適合するように作成されている。VGAの表
示コントローラにおいては、640×480画素、最大
256色同時表示というモード等が用意されている。
【0004】しかし、最近のコンピュータシステムにお
いては、DTP(Desk TopPablishin
g)のような高彩度画面を用いた高度な運用が要求され
ており、VGAで提供される解像度や表示色数ではその
ような運用には適さなくなってきている。
【0005】そこで、最近のコンピュータシステムで
は、VGAよりも高解像度表示を実現できる表示モード
を持つXGA(eXxtended Graphics
Array)仕様の表示コントローラが使用され始め
ている。このXGA仕様の表示コントローラは、VGA
仕様の中低解像度表示の他、例えば1024×768画
素などの高解像度モードをサポートできる。このため、
多数のウインドウを同一画面上に表示することが可能と
なり、XGA仕様の表示コントーラは、DTPの運用を
初め、ウインドウ表示を多用するグラフィカル・ユーザ
・インターフェースに必要な性能も十分に提供すること
ができる。
【0006】ところで、この種の表示コントローラにお
いては、表示解像度などに応じて、異なる周波数を持つ
複数のピクセルクロック(または、ビデオクロック、ド
ットクロックと称される)が選択的に使用されている。
ピクセルクロックは、ビデオ信号をディスプレイモニタ
に画素単位で出力するための同期信号であり、表示コン
トローラ内の殆どの回路の動作タイミングがそのピクセ
ルクロックによって規定される。
【0007】ピクセルクロックの切り替えを簡単にする
ため、最近では、PLLを内蔵したクロック発生回路を
持つ表示コントローラが開発され始めている。PLLを
内蔵したクロック発生回路を用いると、ある1つの基準
周波数から値の異なる任意の周波数のピクセルクロック
を内部的に発生することができる。
【0008】PLL内蔵のクロック発生回路を持つ表示
コントローラを使用した場合でも、従来と同様、表示解
像度に応じてピクセルクロックの周波数を変化させる必
要がある。しかし、PLL制御に関する機能はVGA、
XGAなどの従来のビデオBIOSではサポートされて
いない固有の機能であるため、PLL制御を行うために
はビデオBIOSを変更しなければならない等の欠点が
あった。
【0009】また、従来の表示コントローラでは、ピク
セルクロック周波数の切り替えは予め規定された標準的
な周波数間で行われている。このため、表示解像度毎に
複数のフレーム周波数を使用でき、比較的高いフレーム
周波数までサポートするマルチシンクモニタをディスプ
レイモニタとして使用した場合でも、実際に使用される
ピクセルクロックの周波数はそのマルチシンクモニタが
サポートできる最大フレーム周波数よりもかなり低い値
であることが多い。フレーム周波数は高い程表示品質を
高める事ができる。したがって、従来では、マルチシン
クモニタの表示性能を十分に発揮させることができない
欠点があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来では、PLL内蔵
のクロック発生回路を持つ表示コントローラを使用する
ためには、そのPLL制御に関する機能を実現するため
に、従来のビデオBIOSを変更しなければならない欠
点があった。
【0011】また、従来の表示コントローラでは、ピク
セルクロック周波数の切り替えは予め規定された標準的
な周波数間で行われており、マルチシンクモニタの表示
性能を十分に発揮させることができない欠点があった。
【0012】この発明はこのような点に鑑みてなされた
もので、ビデオBIOSなどからの表示解像度の指定に
応じてPLL制御を行ってピクセルクロック周波数を変
更できるようにし、ビデオBIOSを変更することな
く、所望のピクセルクロック周波数を自動的に得ること
ができる表示制御装置を提供することを目的とする。
【0013】また、この発明は、使用されるマルチシン
クモニタがサポートするフレーム周波数に応じて最適な
ピクセルクロック周波数を自動的に発生できるようにし
て、マルチシンクモニタの表示品質の向上を図ることが
できるを表示制御装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段および作用】この発明は、
コンピュータシステムのディスプレイモニタを制御する
表示制御装置において、表示データが格納されるビデオ
メモリと、発振周波数が可変制御される可変周波数発振
器を有し、前記ディスプレイモニタにビデオ信号を供給
するタイミングを画素単位で規定するためのピクセルク
ロックを発生するクロック発生回路と、このクロック発
生回路からのピクセルクロックに同期して、ビデオメモ
リから読み出された表示データを前記ディスプレイモニ
タに表示するためのビデオ信号に変換して出力する表示
制御回路と、所定のフレーム周波数を示す値が設定され
ているフレーム周波数レジスタと、前記コンピュータシ
ステムによって指定された表示解像度を示す値と前記フ
レーム周波数レジスタのフレーム周波数を示す値とに基
づいて前記ピクセルクロックの周波数を決定し、その決
定された周波数を示すピクセルクロックが前記クロック
発生回路から発生されるように前記可変周波数発振器を
制御するピクセルクロック周波数制御手段とを具備し、
指定された表示解像度に応じてピクセルクロック周波数
を自動的に変更できるようにしたことを特徴とする。
【0015】この表示制御装置においては、例えばビデ
オBIOSなどの実行によってシステム側から表示解像
度が指定されると、ピクセルクロック周波数制御手段に
よってその指定された表示解像度が読み取られ、その表
示解像度と所定のフレーム周波数とに基づいてピクセル
クロックの周波数の値が自動的に決定される。そして、
ピクセルクロック周波数制御手段から例えばPLLから
構成される可変周波数発振器に制御データが送られる。
この結果、ピクセルクロック周波数制御手段によって決
定された周波数を持つピクセルクロックが、クロック発
生回路から発生される。このため、ビデオBIOSなど
からの表示解像度の指定に応じてPLL制御を行ってピ
クセルクロック周波数を変更できるようになり、ビデオ
BIOSを変更することなく、所望のピクセルクロック
周波数を自動的に得ることが可能となる。
【0016】また、フレーム周波数レジスタにはディス
プレイモニタに表示される表示解像度毎に対応するフレ
ーム周波数の値を設定しておき、ピクセルクロック周波
数制御手段には、コンピュータシステムによって指定さ
れた表示解像度に応じて、その表示解像度に対応する前
記ディスプレイモニタのフレーム周波数を前記フレーム
周波数レジスタから読取る手段と、前記コンピュータシ
ステムによって指定された表示解像度を示す値と前記フ
レーム周波数レジスタから読み取ったフレーム周波数を
示す値とに基づいて前記ピクセルクロックの周波数を決
定する手段とを設けることが好ましい。
【0017】このようにすれば、指定された表示解像度
毎に最適な周波数のピクセルクロックを発生する事がで
きる。さらに、表示解像度毎に複数のフレーム周波数を
サポートするマルチシンクモニタをディスプレイモニタ
として使用する場合には、フレーム周波数レジスタには
マルチシンクモニタが同一解像度に対してサポートする
複数のフレーム周波数の中で最も値の大きいフレーム周
波数を示す値を表示解像度毎に設定することが好まし
い。
【0018】これにより、使用されるマルチシンクモニ
タがサポートするフレーム周波数に応じて最適なピクセ
ルクロック周波数を自動的に発生できるようになり、マ
ルチシンクモニタの表示品質の向上を図ることができ
る。
【0019】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例を説
明する。図1にはこの発明の一実施例に係わる表示制御
システムの全体の構成が示されている。この表示制御シ
ステム4は、例えば、1024×768ドット、256
色同時表示などの表示モードを持つXGA( eXtended
Graphics Array)仕様の表示制御システムであ
り、ポータブルコンピュータのシステムバス3に接続さ
れる。この表示制御システム4は、ポータブルコンピュ
ータ本体に標準装備されるフラットパネルディスプレイ
40およびポータブルコンピュータ本体に着脱自在に接
続されるカラーCRTディスプレイ50双方に対する表
示制御を行なう。フラットパネルディスプレイ40およ
びカラーCRTディスプレイ50は、それぞれこのコン
ピュータのディスプレイモニタとして使用される。カラ
ーCRTディスプレイ50としては、解像度毎に複数の
フレーム周波数をサポートするマルチシンクモニタ(ま
たは、マルチスキャンモニタと称される)が使用され
る。
【0020】表示制御システム4には、ディスプレイコ
ントローラ10、およびデュアルポート画像メモリ(V
RAM)30が設けられている。これらディスプレイコ
ントローラ10、デュアルポート画像メモリ(VRA
M)30は、図示しない回路基板上に搭載されている。
【0021】ディスプレイコントローラ10はゲートア
レイによって実現されるLSIであり、この表示制御シ
ステム4の主要部を成す。このディスプレイコントロー
ラ10は、ホストCPU1からの指示に従い、デュアル
ポート画像メモリ(VRAM)30を利用して、フラッ
トパネルディスプレイ40およびカラーCRTディスプ
レイ50に対する表示制御を実行する。また、このディ
スプレイコントローラ10は、バスマスタとして機能
し、コンピュータのシステムメモリ2を直接アクセスす
ることができる。
【0022】デュアルポート画像メモリ(VRAM)3
0は、シリアルアクセスに使用されるシリアルポート
(シリアルDATA)とランダムアクセスのためのパラ
レルポート(DATA)を備えている。シリアルポート
(シリアルDATA)は表示画面リフレッシュのための
データ読み出しに使用され、またパラレルポート(DA
TA)は画像データの更新に使用される。このデュアル
ポート画像メモリ(VRAM)30は、複数のデュアル
ポートVRAMから構成されており、1Mバイト乃至4
Mバイトの記憶容量を有している。このVRAM30は
フレームバッファとして使用され、フラットパネルディ
スプレイ40またはカラーCRTディスプレイ50に表
示するための画像データが描画される。
【0023】この場合、XGA仕様に適合したアプリケ
ーションプログラム等で作成されたXGA仕様の描画デ
ータは、パックドピクセル方式によってVRAM30の
先頭アドレスから格納される。このパックドピクセル方
式は、メモリ上の連続する複数のビットで1画素を表す
色情報マッピング形式であり、例えば、1画素を1,
2,4,8,または16ビットで表す方式が採用されて
いる。一方、VGA仕様の描画データは、VGA仕様に
適合したアプリケーションプログラム等で作成されるも
のであり、メモリプレーン方式によってVRAM30の
先頭アドレスから描画される。このメモリプレーン方式
は、メモリ領域を同一アドレスで指定される複数のプレ
ーンに分割し、これらプレーンに各画素の色情報を割り
当てる方式である。例えば、4プレーンを持つ場合に
は、1画素は、各プレーン毎に1ビットづつの合計4ビ
ットのデータによって表現される。
【0024】また、VRAM30には、テキストデータ
も格納される。1文字分のテキストデータは、XGA、
VGAのどちらの仕様においても,8ビットのコードと
8ビットのアトリビュートからなる合計2バイトのサイ
ズを持つ。アトリビュートは、フォアグランドの色を指
定する4ビットデータとバックグランドの色を指定する
4ビットデータから構成されている。
【0025】このディスプレイコントローラ10は、レ
ジスタ制御回路11、システムバスインターフェース1
2、描画用のコプロセッサ13、メモリ制御回路14、
CRTコントローラ(CRTC)16、クロック発生回
路17、シリアルポート制御回路18、スプライトメモ
リ19、シリアライザ20、ラッチ回路21、フォアグ
ランド/バックグランドマルチプレクサ22、グラフィ
ック/テキストマルチプレクサ23、カラーパレット制
御回路24、スプライトカラーレジスタ25、CRTビ
デオマルチプレクサ26、スプライト制御回路27、フ
ラットパネルエミュレーション回路28、およびDAC
(D/Aコンバータ)35から構成されている。
【0026】レジスタ制御回路11、システムバスイン
ターフェース12、描画用のコプロセッサ13、メモリ
制御回路14を除く、他の殆どの回路は、VRAM30
から読み出されたデータをビデオ信号に変換してフラッ
トパネルディスプレイ40またはCRTディスプレイ5
0に表示する表示制御回路として機能する。
【0027】レジスタ制御回路11は、システムバスイ
ンターフェース12を介してシステムバス3からのアド
レスおよびデータを受けとり、アドレスのデコード、お
よびそのデコード結果によって指定される各種レジスタ
に対するリード/ライト制御を行なう。システムバスイ
ンターフェース12は、システムバス3を介してホスト
CPU1とのインターフェース制御を行なうものであ
り、ISA、EISA、マイクロチャネル、VESA、
PCI等の各種仕様のバスに適合したバスインターフェ
ースをサポートする。
【0028】描画用コプロセッサ13はグラフィックア
クセラレータであり、CPU1からの指示に応答して、
VRAM30中の描画データに対してさまざまな描画機
能を提供する。この描画用コプロセッサ13は、BIT
BILT等の画素のブロック転送、線描画、領域の塗り
つぶし、画素間の論理/算術演算、画面の切り出し、マ
ップのマスク、X−Y座標でのアドレッシング、ページ
ングによるメモリ管理機能等を有している。この描画用
コプロセッサ13には、VGA/XGA互換のデータ演
算回路131、2次元アドレス発生回路131、および
ページングユニット133が設けられている。
【0029】データ演算回路131は、シフト、論理算
術演算、ビットマスク、カラー比較等のデータ演算を行
なうものであり、またVGA互換のBITBLT機能も
有している。2次元アドレス発生回路131は、矩形領
域アクセス等のためのX−Yの2次元アドレスを発生す
る。また、2次元アドレス発生回路131は、領域チェ
ックや、セグメンテーション等を利用したリニアアドレ
ス(実メモリアドレス)への変換処理も行なう。ページ
ングユニット133は、CPU1と同じ仮想記憶機構を
サポートするためのものであり、ページング有効時には
2次元アドレス発生回路131が作ったリニアアドレス
をページングによって実アドレスに変換する。また、ペ
ージング無効時にはリニアアドレスがそのまま実アドレ
スとなる。このページングユニット133は、ページン
グのためにTLBを備えている。
【0030】メモリ制御回路14はVRAM30をアク
セス制御するためのものであり、CPU1または描画用
コプロセッサ13からの画像データのリード/ライト要
求に従ってVRAM30のパラレルポートのアクセス制
御を行なうと共に、CRTC16からの表示位置アドレ
スに従ってVRAM30のシリアルポートからのデータ
読み出し制御を行う。
【0031】さらに、このメモリ制御回路14には、フ
レームバッファキャッシュ141が内蔵されている。こ
のフレームバッファキャッシュ141は、CPU1や描
画用コプロセッサ13による画像データのリード/ライ
トを高速にするために利用されるものであり、VRAM
30の画像データの一部を保持する。CPU1や描画用
コプロセッサ13によってリード要求された画像データ
がフレームバッファキャッシュ141に存在する場合
は、そのフレームバッファキャッシュ141から画像デ
ータが読み出されてCPU1または描画用コプロセッサ
13に転送される。この場合、VRAM30のパラレル
ポートを介したリードアクセスは行われない。
【0032】CRTコントローラ(CRTC)16は、
フラットパネルディスプレイ40またはCRTディスプ
レイ50を制御するための各種表示タイミング信号(水
平同期信号HSYNC、垂直同期信号VSYNC、等)
や、VRAM30のシリアルポート(シリアルDAT
A)から画面表示すべき画像データを読み出すための表
示アドレスを発生する。水平同期信号HSYNCおよび
垂直同期信号VSYNCの発生は、CRTC16内のC
RTCレジスタ群に設定される水平および垂直解像度を
指定するパラメタ値とクロック発生回路17からのピク
セルクロックCKPによって制御される。
【0033】クロック発生回路17は、メモリ制御回路
14およびシリアルポート制御回路18の動作タイミン
グを制御するためのメモリクロックCKMと、これらメ
モリ制御回路14およびシリアルポート制御回路18を
除く他の全ての回路の動作タイミングを制御するための
ピクセルクロックCKPを発生する。ピクセルクロック
CKPは、ビデオ信号をフラットパネルディスプレイ4
0またはCRTディスプレイ50を画素単位で出力する
ための同期信号であり、ピクセルクロックCKPの発生
はクロック発生回路17のPLL回路170によって制
御される。
【0034】PLL回路170は、可変周波数発振器と
して利用されるものであり、例えば、電圧制御発振器
(VCO)、ローパスフィルタ、位相比較器などから構
成されている。このPLL回路170から発生されるピ
クセルクロックCKPの周波数の値は、CRTCレジス
タに設定される表示解像度の値に基づいて自動的に設定
される。このPLL回路170を用いたピクセルクロッ
クCKPの周波数制御はこの発明の特徴とする部分であ
り、ピクセルクロックCKPの周波数制御のための具体
的な構成は図2を参照して後述する。
【0035】シリアルポート制御回路18、スプライト
メモリ19、シリアライザ20、ラッチ回路21、フォ
アグランド/バックグランドマルチプレクサ22、グラ
フィック/テキストマルチプレクサ23、カラーパレッ
ト制御回路24、スプライトカラーレジスタ25、CR
Tビデオマルチプレクサ26、スプライト制御回路2
7、フラットパネルエミュレーション回路28、および
DAC(D/Aコンバータ)35は、VRAM30の画
像データをフラットパネルディスプレイ40またはCR
Tディスプレイ50に表示するための表示制御回路を構
成する。
【0036】シリアルポート制御回路18は、VRAM
30のシリアルデータポートからのデータ読み出しタイ
ミングを制御するためのシリアルクロックSCK、出力
イネーブル信号SOEを発生する。また、メモリ制御回
路18は、スプライトメモリ19のアクセス制御と、ス
プライトの表示タイミング制御を行なう。
【0037】スプライトメモリ19には、グラフィック
モードではスプライトデータ、テキストモードではフォ
ントが書き込まれる。テキストモードでは、VRAM3
0から読み出されたテキストデータのコードがインデッ
クスとしてスプライトメモリ19に供給され、そのコー
ドに対応するフォントが読み出される。
【0038】シリアライザ20は、複数画素分のパラレ
ルなピクセルデータをピクセル単位(シリアル)に分割
して出力するためのパラレル/シリアル変換回路であ
り、グラフィックモードではVRAM30のシリアルポ
ートから読み出されるメモリデータとスプライトメモリ
19から読み出されるスプライトデータをそれぞれパラ
レル/シリアル変換し、テキストモードではスプライト
メモリ19から読み出されるフォントデータをパラレル
/シリアル変換する。
【0039】ラッチ回路21は、コードデータからフォ
ントデータへの変換の遅れ時間だけアトリビュートの出
力タイミングを遅延させるためのものであり、テキスト
モードにおいてVRAM30から読み出されるテキスト
データのアトリビュートを保持する。フォアグランド/
バックグランドマルチプレクサ22は、テキストモード
においてアトリビュートのフォアグランド色(前面色)
/バックグランド色(背景色)の一方を選択する。この
選択は、シリアライザ20から出力されるフォントデー
タの値“1”(フォアグランド),“0”(バックグラ
ンド)によって制御される。グラフイック/テキストマ
ルチプレクサ23は、グラフイックモードとテキストモ
ードの切替えを行なうためのものであり、グラフイック
モードにおいてはシリアライザ20から出力されるメモ
リデータを選択し、テキストモードにおいてはフォアグ
ランド/バックグランドマルチプレクサ22の出力を選
択する。
【0040】カラーパレット制御回路24は、グラフィ
ックまたはテキストデータの色変換を行なうためのもの
である。このカラーパレット制御回路24は、2段構成
のカラーパレットテーブルを備えている。第1のカラー
パレットテーブルは、16個のカラーパレットレジスタ
から構成されている。各カラーパレットレジスタには、
6ビットのカラーパレットデータが格納されている。第
2のカラーパレットテーブルは、256個のカラーパレ
ットレジスタから構成されている。各カラーパレットレ
ジスタには、R,G,Bそれぞれ8ビットから構成され
る24ビットのカラーデータが格納されている。
【0041】グラフィックモードにおいては、8ビット
/ピクセルのXGA仕様のメモリデータは、第1のカラ
ーパレットテーブルを介さずに、第2のカラーパレット
テーブルに直接送られ、そこでR,G,Bそれぞれ6ビ
ットから構成されるカラーデータに変換される。また、
4ビット/ピクセルのVGA仕様のメモリデータは、ま
ず第1のカラーパレットテーブルに送られ、そこで6ビ
ットのカラーデータに変換されて出力される。そして、
この6ビットのカラーデータには、カラーパレット制御
回路19内蔵のカラー選択レジスタから出力される2ビ
ットデータが加えられ、これにより合計8ビットのカラ
ーデータとなる。この後、その8ビットのカラーデータ
は、第2のカラーパレットテーブルに送られ、そこで
R,G,Bそれぞれ6ビットから構成されるカラーデー
タに変換される。
【0042】一方、テキストモードにおいては、XG
A,VGAどちらの仕様のテキストデータも、第1およ
び第2の2段のカラーパレットテーブルを介して、R,
G,Bそれぞれ6ビットから構成されるカラーデータに
変換される。
【0043】また、XGAのグラフィクスモードにおい
ては、1画素が16ビットから構成されるダイレクトカ
ラモードがあり、この場合には、その16ビット/ピク
セルのメモリデータは、カラーパレット制御回路24を
介さずに、CRTビデオマルチプレクサ26に直接供給
される。
【0044】スプライトカラーレジスタ25は、ハード
ウェアカーソルなどのスプライト表示色を指定するスプ
ライト表示データを格納する。CRTビデオマルチプレ
クサ26は、CRTビデオ表示出力を選択するものであ
り、カラーパレット制御回路24の出力、シリアライザ
20からのダイレクトカラー出力、スプライト表示デー
タ、または外部ビデオデータの選択を行なう。この選択
動作は、CRTC16からの表示タイミング信号によっ
て制御される。外部ビデオデータは、例えば表示制御シ
ステム4外部から入力される動画などのビデオデータで
ある。スプライト制御回路27は、シリアライザ20に
よってパラレル/シリアル変換されたスプライトデータ
に従ってスプライトカラーレジスタ25のスプライト表
示データを出力する。
【0045】フラットパネルエミュレーション回路28
は、CRTビデオ出力を変換してフラットパネルディス
プレイ40用のフラットビデオデータを生成する。DA
C35は、CRTビデオマルチプレクサ26から出力さ
れるCRTビデオデータをアナログR,G,B信号に変
換してCRTディスプレイ50に供給する。
【0046】次に、図2を参照して、ピクセルクロック
CKPの周波数制御のための具体的な構成を説明する。
図2に示されているように、クロック発生回路17に
は、フレーム周波数レジスタ群171、フラットクロッ
クレジスタ172、CRTクロックレジスタ173、お
よびオート/マニュアル選択レジスタ174がパラメタ
レバスタ群として設けられている。また、クロック発生
回路17には、前述のPLL回路170を制御するため
の制御回路として、セレクタ175、解像度判別デコー
ダ176、およびゲート回路177が設けられている。
【0047】フレーム周波数レジスタ群171には、デ
ィスプレイモニタとして使用されるCRTディスプレイ
50のフレーム周波数を示すパラメタ値が設定される。
この場合、フレーム周波数を示すパラメタ値は、表示解
像度毎に別個に設定することが好ましい。
【0048】また、CRTディスプレイ50がマルチシ
ンクモニタの場合には、各表示解像度の最大フレーム周
波数を示すパラメタ値は、表示解像度毎に別個に設定す
ることが好ましい。これは、フレーム周波数が高い程、
表示品質を高める事ができるからできる。標準的なマル
チシンクモニタがサポートしている解像度とノンインタ
レース走査におけるフレーム周波数との関係の一例を、
図3に示す。図3に例は、表示解像度640×480の
時は60Hz、72Hz、75Hzのフレーム周波数を
使用でき、800×600の時は56Hz、60Hz、
72Hz、75Hzのフレーム周波数、1024×76
8の時はインタレース走査用の周波数(例えば87H
z)、60Hz、70Hz、72Hz、75Hzのフレ
ーム周波数、1280×1024の時はインタレース走
査用の周波数(例えば87Hz)、60Hz、75Hz
のフレーム周波数を使用できるマルチシンクモニタに対
応するものである。
【0049】この場合、どの表示解像度においても最大
フレーム周波数は75Hzであるので、フレーム周波数
レジスタ群171の全てのレジスタには75Hzを示す
同一のパラメタ値が設定される。
【0050】表示解像度とフレーム周波数との関係は使
用されるマルチシンクモニタの種類によって異なり、必
ずしも全ての表示解像度で最大フレーム周波数が同一と
は限らず、むしろ異なる場合が多い。このため、どのよ
うなマルチシンクモニタが接続された場合でも最適な表
示制御を実現できるように、全ての表示解像度で最大フ
レーム周波数が同一値であっても、表示解像度毎に最大
フレーム周波数を別個に設定することが望ましい。
【0051】フレーム周波数レジスタ群171に対する
パラメタ値の設定は、このコンピュータのモニタ環境設
定を行うためのCRTドライバなどを利用して行うこと
ができる。CRTドライバとしては、例えばIBM社の
PS/2仕様のドライバDMQS、などを利用できる。
【0052】ユーザはCRTドライバによって提供され
るモニタ設定画面上で、使用するマルチシンクモニタの
モニタIDを入力する。CRTドライバは、複数のモニ
タIDとそれに対応する解像度毎のフレーム周波数との
関係を管理しており、ユーザによって指定されたモニタ
IDに基づいて、使用されるモニタ種類に対応した最大
フレーム周波数をフレーム周波数レジスタ群171に解
像度毎にそれぞれセットする。
【0053】このようなモニタに関するセットアップ処
理は一旦行えば、以降、モニタとして使用するCRTデ
ィスプレイを変更するまで行う必要はない。図2のCR
TCレジスタ181,182はCRTコントローラ16
に内蔵されたパラメタレジスタであり、CRTCレジス
タ181には表示解像度を示すパラメタ値、CRTCレ
ジスタ182には表示対象のディスプレイ(CRT/フ
ラットパネル)を指定するパラメタ値がビデオBIOS
などによって設定される。
【0054】フラットクロックレジスタ173には、フ
ラットパネルディスプレイに表示する場合のピクセルク
ロックの周波数を示すパラメタ値が設定される。このパ
ラメタ値は、フラットパネルディスプレイ40のパネル
の種類(パネルの解像度)によって固定的に規定され
る。
【0055】CRTクロックレジスタ173には、CR
Tディスプレイ50に表示する場合のピクセルクロック
の周波数を直接指定する場合に使用されるパラメタ値が
設定される。
【0056】オート/マニュアル選択レジスタ174に
は、ピクセルクロック周波数を表示解像度に応じて自動
的に決定する自動モードと、ピクセルクロック周波数を
CRTクロックレジスタ173に設定されたパラメタで
指定される周波数に決定するマニュアルモードのいずれ
か一方のモードを指定するパラメタ値が設定される。
【0057】セレクタ175は、フレーム周波数レジス
タ群171に設定されている複数の解像度に対応するパ
ラメタ値の中で、解像度判別デコーダ176によって判
別された表示解像度に対応するフレーム周波数を示すパ
ラメタ値を選択する。このセレクタ175によって選択
されたパラメタ値は、ゲート回路177に送られる。
【0058】解像度判別用デコーダ176は、CRTC
レジスタ181に設定されたパラメタ値をデコードして
表示対象の解像度を判別し、その判別結果に応じてセレ
クタ175を制御すると共に、判別した解像度をゲート
回路177に通知する。
【0059】ゲート回路177は、解像度判別用デコー
ダ176によって判別された表示解像度とセレクタ17
5によって選択されたフレーム周波数とに基づいてピク
セルクロック周波数を決定し、それに対応するPLL出
力クロック選択値をPLL回路170にクロック制御デ
ータとして発行する。
【0060】次に、図4を参照して、このクロック発生
回路17のクロック制御動作を説明する。マルチシンク
モニタの場合は、前述したように、フレーム周波数レジ
スタ群171には最大フレーム周波数を示すパラメタ値
が表示解像度毎に設定される。このパラメタ値、例え
ば、4ビット(bit3〜bit0)から構成される。
bit3=“0”はノンインタレース走査、bit3=
“1”はインタレース走査を示す。bit2〜bit0
の3ビットは、フレーム周波数を示す。図4において
は、使用されるマルチシンクモニタの解像度640×4
80に対応する最大フレーム周波数がノンインタレース
走査(bit3=“0”)の60Hz(bit2〜bi
t0=“001”)であり、また、解像度800×60
0に対応する最大フレーム周波数がノンインタレース走
査(bit3=“0”)の72Hz(bit2〜bit
0=“011”)、解像度1024×768に対応する
最大フレーム周波数がノンインタレース走査(bit3
=“0”)の72Hz(bit2〜bit0=“01
1”)、解像度1280×1024に対応する最大フレ
ーム周波数がノンインタレース走査(bit3=
“0”)の75Hz(bit2〜bit0=“10
0”)である場合が示されている。
【0061】CRTレジスタ181には、表示対象の表
示解像度を変更する度に、その表示解像度を示すパラメ
タ値が設定される。このパラメタ値は例えば3ビット
(bit2〜bit0)から構成される。bit2〜b
it0の3ビット=“000”は解像度640×480
を示し、“001”は720×480、“010”は8
00×600、“011”は1024×768、“10
0”は1280×1024を示す。図4においては、1
024×768の表示解像度を示すパラメタ値“01
1”が設定されている場合が示されている。
【0062】この場合、解像度判別デコーダ176は、
セレクト信号S1〜S4の中で1024×768の表示
解像度に対応するセレクト信号S3をセレクタ175に
発生する。このセレクト信号S3に応じて、1024×
768の表示解像度に対応するフレーム周波数(ノンイ
ンタレース、72Hz)を示すパラメタ値“0011”
がセレクタ175によって選択される。
【0063】ゲート回路177には、フレーム周波数
(ノンインタレース、72Hz)を示すパラメタ値“0
011”と、1024×768の表示解像度を示すパラ
メタ値“011”が送られる。ゲート回路177は、そ
れらフレーム周波数と表示解像度のパラメタ値“001
1”、“011”の組み合わせから、PLL回路170
に与えるPLL出力クロック選択値を決定する。
【0064】フレーム周波数と表示解像度の組み合わせ
とPLL出力クロック選択値との関係、および各PLL
出力クロック選択値に対応するPLL回路の発信周波数
の一例を図5に示す。
【0065】この図5に従えば、フレーム周波数(ノン
インタレース、72Hz)を示すパラメタ値“001
1”と、1024×768の表示解像度を示すパラメタ
値“011”がゲート回路177に送られた時は、PL
L出力クロック選択値“1111”がゲート回路177
から出力される。この時、PLL回路170から発生さ
れるピクセルクロックCKPの周波数は80.000M
Hzとなる。
【0066】このように、CRT表示における自動モー
ドにおいては、CRTドライバ、ビデオBIOS等によ
り表示モード(解像度)が変わる毎に、CRTパラメー
タが参照されて、自動的にピクセルクロックの周波数を
切り替えることができる。従って、CRTドライバ、ビ
デオBIOSなどによるPLL制御を不要とすることが
できる。
【0067】マニュアルモードにおいては、CRTクロ
ックレジスタ173に設定されたパラメタ値がPLL出
力クロック選択値として、PLL回路170に直接供給
される。また、自動モードであっても、標準的でない解
像度を示すパラメタ値がCRTレジスタ181に設定さ
れ、それがデコード不可能な場合には、マニュアルモー
ドと同様に、ゲート回路177は、CRTクロックレジ
スタ173に設定されたパラメタ値をPLL出力クロッ
ク選択値としてPLL回路170に直接供給する。
【0068】フラットパネルディスプレイ40に表示す
る場合は、指定された表示解像度によらずフラットパネ
ル固有のピクセルクロックで良いので、ゲート回路17
7は、フラットクロックレジスタ173に設定されたパ
ラメタ値をPLL出力クロック選択値としてPLL回路
170に直接供給する。
【0069】この様にして、CRTドライバ、ビデオB
IOS等により表示モード(解像度)が変わる毎に、C
RTパラメータが変更され、自動的にピクセルクロック
の周波数を切り替えることができる。
【0070】なお、指定された表示解像度は、水平解像
度と垂直解像度のいずれか一方からでも判別できること
は勿論である。また、ここではグラフィクスモードにつ
いて説明したが、ビデオBIOSによってテキストモー
ドが指定された場合は、図5に示されているように、P
LL出力クロック選択値“0101”がゲート回路17
7から出力される。この時、PLL回路170から発生
されるピクセルクロックCKPの周波数は41.539
MHzとなる。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ビデオBIOSなどからの表示解像度の指定に応じ
て自動的にPLL制御を行ってピクセルクロック周波数
を変更できるようになり、ビデオBIOSなどによる制
御を行うことなく、所望のピクセルクロック周波数を得
ることが可能となる。また、使用されるディスプレイモ
ニタがマルチシンクモニタの場合には、そのマルチシン
クモニタがサポートするフレーム周波数に応じて最適な
ピクセルクロック周波数を自動的に発生できるようにな
り、表示品質の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る表示制御システムの
全体の構成を示すブロック図。
【図2】同実施例の表示制御システムに設けられている
クロック発生回路の構成の一例を示すブロック図。
【図3】同実施例の表示制御システムによって制御され
るマルチシンクモニタの解像度とフレーム周波数との関
係の一例を示す図。
【図4】図2のクロック発生回路におけるピクセルクロ
ックの周波数切り替え動作を説明するための図。
【図5】図2のクロック発生回路に設けられたPLL回
路を制御するための選択値とその時のピクセルクロック
周波数との関係を示す図。
【符号の説明】
1…CPU、2…システムメモリ、3…システムバス、
4…表示制御システム、10…ディスプレイコントロー
ラ、17…クロック発生回路、30…VRAM、40…
フラットパネルディスプレイ、50…マルチスキャンC
RTディスプレイ、170…PLL回路、171…フレ
ーム周波数レジスタ群171、172…フラットクロッ
クレジスタ、173…CRTクロックレジスタ、174
…オート/マニュアル選択レジスタ、175…セレク
タ、176…解像度判別デコーダ、177…ゲート回
路、181,182…CRTCレジスタ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータシステムのディスプレイモ
    ニタを制御する表示制御装置において、 表示データが格納されるビデオメモリと、 発振周波数が可変制御される可変周波数発振器を有し、
    前記ディスプレイモニタにビデオ信号を供給するタイミ
    ングを画素単位で規定するためのピクセルクロックを発
    生するクロック発生回路と、 このクロック発生回路からのピクセルクロックに同期し
    て、ビデオメモリから読み出された表示データを前記デ
    ィスプレイモニタに表示するためのビデオ信号に変換し
    て出力する表示制御回路と、 所定のフレーム周波数を示す値が設定されているフレー
    ム周波数レジスタと、 前記コンピュータシステムによって指定された表示解像
    度を示す値と前記フレーム周波数レジスタに設定された
    フレーム周波数の値とに基づいて前記ピクセルクロック
    の周波数を決定し、その決定された周波数の値を示すピ
    クセルクロックが前記クロック発生回路から発生される
    ように前記可変周波数発振器を制御するピクセルクロッ
    ク周波数制御手段とを具備し、 指定された表示解像度に応じてピクセルクロック周波数
    を自動的に変更できるようにしたことを特徴とする表示
    制御装置。
  2. 【請求項2】 前記フレーム周波数レジスタには、前記
    ディスプレイモニタに表示される表示解像度毎に対応す
    るフレーム周波数の値が設定されており、 前記ピクセルクロック周波数制御手段は、 前記コンピュータシステムによって指定された表示解像
    度の値に応じて、その表示解像度の値に対応する前記デ
    ィスプレイモニタのフレーム周波数の値を前記フレーム
    周波数レジスタから読取る手段と、 前記コンピュータシステムによって指定された表示解像
    度を示す値と前記フレーム周波数レジスタから読み取っ
    たフレーム周波数を示す値とに基づいて前記ピクセルク
    ロックの周波数を決定する手段とを含むことを特徴とす
    る請求項1記載の表示制御装置。
  3. 【請求項3】 前記ディスプレイモニタは、表示解像度
    毎に複数のフレーム周波数をサポートするマルチシンク
    モニタであり、 前記フレーム周波数レジスタには、前記マルチシンクモ
    ニタが同一解像度に対してサポートする複数のフレーム
    周波数の中で最も値の大きいフレーム周波数を示す値が
    表示解像度毎に設定されてることを特徴とする請求項2
    記載の表示制御装置。
  4. 【請求項4】 前記ピクセルクロック周波数を指定する
    パラメタ値が前記コンピュータシステムによって設定さ
    れるピクセルクロック周波数レジスタと、 前記ピクセルクロック周波数を表示解像度に応じて前記
    ピクセルクロック周波数制御手段に自動的に決定させる
    自動設定モードと、前記ピクセルクロック周波数レジス
    タに設定されたパラメタ値に応じて前記ピクセルクロッ
    ク周波数を決定するマニュアル設定モードのいずれか一
    方のモードを指定するモード設定情報が前記コンピュー
    タシステムによって設定されるモード設定レジスタとを
    さらに具備し、 前記ピクセルクロック周波数制御手段は、 前記マニュアルモードを指定するモード情報が前記モー
    ド設定レジスタに設定された時、または前記コンピュー
    タシステムによって指定された表示解像度に対応するフ
    レーム周波数を示す値が前記フレーム周波数レジスタに
    設定されてない時、前記ピクセルクロック周波数レジス
    タに設定されたパラメタ値に応じてピクセルクロック周
    波数を決定することを特徴とする請求項1記載の表示制
    御装置。
  5. 【請求項5】 前記コンピュータシステムに設けられた
    フラットパネルディスプレイに対応するピクセルクロッ
    ク周波数を指定するパラメタ値が前記コンピュータシス
    テムによって設定されるフラットパネルディスプレイ用
    ピクセルクロック周波数レジスタと、 前記マルチシンクモニタと前記フラットパネルディスプ
    レイのどちらをディスプレイモニタとして使用するかを
    指定するパラメタ値が設定されるマルチシンク/フラッ
    トパネル選択レジスタとをさらに具備し、 前記ピクセルクロック周波数制御手段は、 前記フラットパネルディスプレイをディスプレイモニタ
    として指定するパラメタ値が前記マルチシンク/フラッ
    トパネル選択レジスタに設定された時、前記フラットパ
    ネルディスプレイ用フレーム周波数レジスタに設定され
    たパラメタ値に基づいて前記フラットパネルディスプレ
    イを表示制御するためのピクセルクロック周波数を決定
    することを特徴とする請求項2記載の表示制御装置。
  6. 【請求項6】 発振周波数が可変制御されるPLL回路
    を有し、表示制御対象のマルチシンクモニタにビデオ信
    号を供給する表示制御回路の動作タイミングを制御する
    ピクセルクロックを前記PLL回路から発生する表示制
    御装置におけるピクセルクロック切り替え方法におい
    て、 前記マルチシンクモニタが使用できる解像度毎の最大フ
    レーム周波数を示す値を入力し、 コンピュータシステムの表示制御プログラムによって表
    示モードが切り替えられた時、その表示モードが示す表
    示解像度の値に対応した前記マルチシンクモニタの最大
    フレーム周波数を示す値と前記表示解像度を示す値とか
    ら前記ピクセルクロックの周波数を決定し、 その決定された周波数のピクセルクロックが前記PLL
    発生回路から発生されるように前記PLL回路を制御
    し、 指定された表示モードに応じてピクセルクロック周波数
    を自動的に変更できるようにしたことを特徴とするピク
    セルクロック切り替え方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006023667A (ja) * 2004-07-09 2006-01-26 Sony Corp 映像信号伝送方法及び映像信号伝送装置
JP2007030248A (ja) * 2005-07-25 2007-02-08 Brother Ind Ltd 画像処理装置
US9203344B2 (en) 2012-08-06 2015-12-01 Samsung Electronics Co., Ltd. Pixel clock generator, method of operating the same, and apparatuses including the pixel clock generator

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