JPH1091135A - グラフィックスイメージの非同期表示のための方法および装置 - Google Patents

グラフィックスイメージの非同期表示のための方法および装置

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JPH1091135A
JPH1091135A JP9163016A JP16301697A JPH1091135A JP H1091135 A JPH1091135 A JP H1091135A JP 9163016 A JP9163016 A JP 9163016A JP 16301697 A JP16301697 A JP 16301697A JP H1091135 A JPH1091135 A JP H1091135A
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horizontal
graphics
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JP9163016A
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Iguritsuto Alexander
イグリット アレクザンダー
Buriru Birado
ブリル ヴィラド
Kosa Suridaa
コサ スリダー
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Cirrus Logic Inc
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  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 グラフィックスデータの非同期的出力を制御
し、低解像度表示データをより高解像度の固定解像度パ
ネル用にスケールアップする。 【解決手段】 第1レートのグラフィックス表示デー
タ、タイミング信号、水平走査レート信号を受け取り、
第2非同期的レートでグラフィックス表示データを出力
するタイムベース変換手段313と、この表示データを
保持、出力する保持手段と、同表示データをグラフィッ
クス表示解像度にスケールアップし、表示装置に出力す
る補間手段305と、水平走査パラメータに比例した所
定の値を受け取って、水平フェーズ値を示す信号を補間
手段に出力し、実行信号をタイムベース変換手段に出力
する水平離散時間発振手段と、所定の分子、分母値を受
け取って、垂直フェーズに比例する値及び垂直走査の終
わりを示す値を出力する垂直離散時間発振手段とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポータブルコンピ
ュータ分野に関連し、SIMULSCAN(R)機能を有するあるい
は有さないフラットパネルディスプレイを備えたラップ
トップ、ノートその他の同様なポータブルコンピュータ
に関する。本発明は特に、固定解像度LCD(液晶ディス
プレイ)パネルディスプレイ上における高解像度グラフ
ィックスデータの表示に関する。
【0002】
【従来の技術】本明細書中において「(R)」の記号を付
した名称は登録商標を意味する。
【0003】ポータブルコンピュータの基本的な要素の
一つにディスプレイがある。ブラウン管(CRT)ディス
プレイは比較的大型であり、重量が重くかつ大電力を必
要とするため、代替技術が活発に検討されている。フラ
ットパネルディスプレイ技術は、CRTディスプレイ技術
の重要な代替技術となり得る。フラットパネルディスプ
レイは、CRTディスプレイに比較していくつかの利点を
有し得る。フラットパネルディスプレイは、様々なタイ
プのディスプレイを包含するが、液晶ディスプレイ(LC
D)が最も普通に用いられる。LCDディスプレイは、コン
パクトかつ比較的平らであり、消費電力が少なく、また
多くの場合においてカラー表示が可能であるという利点
を有している。LCDディスプレイの典型的な欠点は、明
るい光、特に明るい自然光の中でのコントラストが低い
こと、低温における性能が一定しないこと、および固定
数のマトリックス状要素のために表示解像度が制約され
ることなどである。これらの制限のうち、固定解像度は
マルチメディア環境におけるLCDの使用において大きな
問題となり得る。対してアナログCRTディスプレイは、
異なる解像度に応じて容易にコンフィギュレーションす
ることが可能である。
【0004】フラットパネルディスプレイは典型的に
は、アクティブ素子を間に挟持して圧着した2つのガラ
ス板を有する。高解像度フラットパネルディスプレイ
は、マトリックスアドレス法により画素をアクティブに
する。パネルの一面上に行に対応する導電性片を設け、
列に対応する同様な導電性片を他面上に設ける。パネル
は行単位で順次アクティブにされる。この処理をより詳
細に記載した文献として、「High Resolution Graphics
Display Systems」、Peddie 1994(pp.191〜225)があ
る。同文献を本願において援用するが、LCDのアドレス
法の概略は公知である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】LCDフラットパネルデ
ィスプレイの解像度は、LCDの物理的な構造によって決
定され得る。CRTディスプレイは、連続的な蛍光コーテ
ィングを有しており、電子ビームを駆動するアナログ信
号によって照明される。CRTのアナログ性のため、ディ
スプレイ解像度をスケールアップまたはスケールダウン
することは比較的単純である。LCDディスプレイは、電
荷を与えたり除いたりすることによってオンオフされ得
る物理画素の固定的なアレイを有している。CRTの解像
度は走査周波数パラメータを変更することにより変更さ
れ得るが、LCDは固定数の行列要素によって制限され
る。固定解像度であるLCDディスプレイは、特にマルチ
メディアシステム中において問題となる。なぜなら、そ
のようなシステムは、高解像度のグラフィックスを表示
するアプリケーションの利点を最大に活用するために表
示解像度を変更することを要求する場合があるからであ
る。また、ディスプレイコントローラのメーカーがVG
A、SVGAおよびXGAのフル互換性を謳うためには、固定パ
ネル解像度の制約を克服しなければならない。
【0006】
【表1】
【0007】アナログCRTと同様に、LCDパネルは、水平
および垂直走査信号によって制御され得る。ある特定の
位置に対応する垂直および水平走査信号が重なったとき
に対応する時間区間において、スクリーン中の各位置に
対応するデータが表示され得る。水平および垂直走査信
号は、表示解像度に比例する周波数に設定される。表1
に、通常用いられるグラフィックス表示モードにおける
垂直走査周波数を示す。640画素×480画素のディスプレ
イにおける典型的な垂直走査周波数は25MHzであり、800
画素×600画素においては40MHzであり、1024画素×768
画素においては65MHzである。1280画素×960画素を有す
る最近のパネルにおいては、垂直走査周波数はより高く
なることが考えられる。高解像度のディスプレイは従っ
て、比較的低解像度のディスプレイよりも高い走査周波
数を一般に有する。
【0008】高解像度に比例して高周波数となるという
基本法則を用いれば、ネイティブの走査周波数を維持し
たままで低解像度ディスプレイの低走査周波数を複製(r
eplicate)することによって、ある程度のスケールダウ
ンが可能である。例えば800画素×600画素の固定解像度
ディスプレイでは、データをディスプレイにクロックす
る周波数を低めることにより、解像度640画素×480画素
の出力にスケールダウンすることができる。拡張関連の
問題におけるこの種のアプローチは、同期的アプローチ
と呼ばれる。しかし同期的アプローチは、特定の解像度
に拡張する際において欠点を有し得る。
【0009】拡張したい解像度に必要な走査周波数間の
関係のため、同期的アプローチは望ましくない場合があ
る。フリッカーおよび関連して起こるライン落ち(line
dropping)などの視覚的不具合は、目に付いて邪魔にな
る像を生成することがある。また、水平フリッカーが目
に付く場合があり、これは表示の一部が横方向にぶれる
ためいっそう邪魔になる。これは、拡張スキームが、あ
る解像度において生成された全てのラインを別の解像度
における対応するラインに反映させることが不可能であ
ることに起因する。互いに割り切れる解像度どうしが同
期的アプローチには最も適している。
【0010】CRTディスプレイのラインとLCDディスプレ
イのラインとの比が、異なる表示解像度および異なる固
定解像度表示能力を有するために整数でなくなり、ま
た、一般に表示データが生成されるタイムベースを出力
表示解像度が生成されるタイムベースから切り離すこと
が好ましいと考えるとき、非同期的アプローチが必要に
なり得る。CRTの2ライン毎にLCDディスプレイの3ライ
ンを表示しなければならない場合などがこれにあたる。
【0011】従来技術による方法は、駆動したい各ディ
スプレイに対してハードウェアを重複して設けるなどす
る、比較的高価なデュアル・パスアプローチを用いるも
のである。ハードウェアコストに加えて、デュアル・パ
スアプローチではバンド幅要求がほぼ倍増し、利用可能
なバンド幅はほぼ半分となる。デュアル・パスアプロー
チの他の欠点としては、ソフトウェアの非透明性があ
る。デュアル・パスアプローチにおいてディスプレイ関
連ソフトウェアを各解像度で動作させるためには、標準
レジスタ内容、標準アドレスその他に対して別々の変更
が必要になることがある。
【0012】グラフィックスの解像度を変更するとき、
スケールダウン、すなわちパネルよりも大きい表示解像
度のイメージを表示する際にはあまり問題がない。しか
し、スケールアップにおいては特殊な問題が起こり得
る。高解像度の固定解像度パネルディスプレイにおいて
低解像度のグラフィックスを表示しようとするとき、様
々な補償方法を用いることができる。補償機能は、シャ
ドウレジスタおよび拡張レジスタを使用することで実現
することができる。補償方法および出力解像度等の所望
のパラメータの両方とも、レジスタを使用して設定し得
る。
【0013】ある種のシステムは、センタリングと呼ば
れる補償技術を用いる。センタリングによれば、高解像
度ディスプレイ中における低解像度グラフィックスイメ
ージは、ディスプレイの中央に表示される。640画素×4
80画素の表示を例えば1024画素×768画素ディスプレイ
中においてフルカラーでセンタリングする際の問題とし
て、バンド幅制限がある。ネイティブモードで640画素
×480画素をサポートするディスプレイ上において(例
えばネイティブ640画素×480画素タイミングが25MHz)
は、24ビットまたは32ビット/ピクセルのカラーをサポ
ートするために十分なバンド幅が得られ得る。しかし、
640画素×480画素の解像度のネイティブタイミングをサ
ポートしない固定パネル1024画素×768画素ディスプレ
イなどにおけるように、周波数が増加するにつれて解像
度間の周波数に比例して必要バンド幅が増加する。ほと
んどの32ビットまたは64ビットコントローラは、640画
素×480画素のネイティブ解像度においては24ビットま
たは32ビットフルカラーしかサポートしない。センタリ
ングおよび従来技術における拡張技術のもう一つの問題
は、それをサポートするために必要となるプログラミン
グの範囲の問題である。多くのシャドウレジスタをプロ
グラムせねばならず、また、拡張表示設定をコンフィギ
ュレーションした後保存するための保護メカニズムを導
入しなければならない。
【0014】図1は、従来技術によるセンタリングを示
す図である。センタリング中、640画素×480画素の解像
度を有するグラフィックスウィンドウ100が、1024画
素×768画素の固定解像度で表示を行うことが可能なデ
ィスプレイ固定解像度パネル101上に表示され得る。
グラフィックスウィンドウ100は、高解像度グラフィ
ックスを有するコンピュータゲームなどのソフトウェア
アプリケーションによって生成される。そのようなコン
ピュータゲームは、統一性および互換性のため、ディス
プレイの解像度性能に関わらずに640画素×480画素の解
像度の表示を生成する場合がある。
【0015】小さい表示をより高解像度のパネル中に物
理的にセンタリングするためには、サイズの差を調整し
なければならない。さらに、通常のVGAタイミング(25M
Hz付近であり得る)と、LCDパネルのネイティブタイミ
ング(1024画素×768画素ディスプレイの場合65MHz付近
であり得る)との差もまた調整されなければならない。
すなわちセンタリング中においてパネルは、ブランク画
素を生成することにより、低解像度グラフィックスモー
ドと高解像度パネルとの差をアクティブに調整しなけれ
ばならない。結果として得られる表示は往々にして小さ
すぎて見えないことがある。1024画素×768画素パネル
の場合、9〜10インチのディスプレイ表面のうちの3
分の1がセンタリング中は不使用状態になり得る。この
ことはパネル性能の浪費であるばかりでなく、タイミン
グ変換(timing translation)のためにリフレッシュレー
トが悪化し、表示された情報は往々にして小さすぎてWi
ndows(R)においてもDOSテキストモードにおいても読め
なくなる。経済的観点から見れば、ユーザはパネルディ
スプレイの解像度を高めるためのコストを払うことによ
ってわざわざパフォーマンスを劣化させたことになる。
【0016】垂直スケーリングのための別の補償技術と
して、ラインリプリケーション(line replication)が知
られている。ラインリプリケーションあるいはストレッ
チング技術においては、N番目毎のラインが後のライン
上に複製される可能性がある。テキストモードにおいて
は、パネル全体を均一に埋めるためのブランクラインを
挿入することがある。
【0017】異なる表示解像度を有する2つのディスプ
レイ装置を、SIMULSCAN(R)出力または補助出力を介して
駆動しようとするとき、更に別の問題が発生する。例え
ば、Microsoft(R)Windows(R)の実行中に、SIMULSCAN(R)
ディスプレイの場合におけるように、アイコンを用いて
デュアルディスプレイモードをアクティブにすることが
できる。次にWindows(R)のグラフィックドライバインタ
ーフェイス(GDI)を介して、要求が適切なディスプレ
イドライバおよびハードウェアに渡される。しかし、片
方あるいは両方のディスプレイに対して一つのグラフィ
ックス解像度のみしか同時に選択することが出来ない。
すなわち、特定のSIMULSCAN(R)環境においては、各ディ
スプレイが別々の表示解像度を有することが望ましくな
いことがあり得る。従って、800画素×600画素のLCDデ
ィスプレイを有するノートシステム上において、SIMULS
CAN(R)出力として外部LCDプロジェクションパネルを駆
動するために例えば640画素×480画素の解像度が選択さ
れると、LCD出力は前述のように「センタリング」され
るか他の方法で調整されなければならなくなる。
【0018】典型的には、他の要素はよりフレキシブル
であることが多いため、固定解像度パネルがグラフィッ
クススケーリングにおいて最も大きな困難を呈する。真
の互換性のためには、あるシステムによって生成され得
る全ての解像度が固定パネル上で表示され得なければな
らない。しかしCRT型プロジェクションシステムの中に
は、タイミングおよび解像度パラメータがフレキシブル
でないために、ネイティブ解像度のみでしか使用できな
いものものある。このネイティブ解像度は、非標準的な
タイミングあるいは解像度を使用することがあるため、
特に問題となる。
【0019】プロジェクションCRTディスプレイの典型
的なネイティブ解像度は、640画素×480画素である。固
定解像度プロジェクションシステムを使用した場合、プ
ロジェクションシステムの解像度がパネル解像度にマッ
チしないような固定解像度パネルにおいて問題となる。
このような場合、LCDパネルディスプレイをオフにして
しまうのは望ましい選択ではない。また、任意の2つの
解像度を独立に表示することが可能な前述のデュアルパ
ス法も、望ましい選択ではない。
【0020】上記のようなマルチメディアディスプレイ
機器を従来のポータブルコンピュータとともに用いた
際、固定解像度に関連する問題のために、両ディスプレ
イ上で(内部ディスプレイまたはプロジェクションディ
スプレイに関わらず)同時に表示可能なのは単一の表示
解像度のみになる場合がある。多くの場合において、プ
レゼンテーション用の材料を外部モニター上にプロジェ
クトする一方で、他の情報(例えば話者のメモなど)を
内部ディスプレイに表示することが望ましいことがあ
る。また、内部ディスプレイと外部ディスプレイとを切
り替えることによって、話者がイメージをプロジェクシ
ョン表示する前にプリビューすることが望ましいことも
ある。更に、コンピュータが使用されるその他の場面に
おいて、例えばCADシステム、スプレッドシートあるい
はワードプロセッサなどの使用の際に、2つの画像ディ
スプレイ上に異なるイメージを表示させる必要が発生す
ることがある。特に、Windows(R)を使用することによ
り、ユーザがあるウィンドウ(またはアプリケーショ
ン)を第1の画像ディスプレイ(例えばラップトップフ
ラットパネルディスプレイ)上に開き、かつ別のアプリ
ケーションを第2のディスプレイ(例えば外部モニタ)
上に開くことが可能になることが望まれるかも知れな
い。従って、例えば、ユーザがスケジューラ(日時管理
ソフト)プログラムを一つのディスプレイ上に表示する
一方で、別のディスプレイ上でワードプロセッサプログ
ラムを操作することが、可能になり得る。
【0021】従来技術において通常用いられる、一つの
コンピュータを駆動して異なるイメージを有する複数の
ディスプレイを提供するための方法−−例えば前述のデ
ュアルパス法など−−が有する欠点は、ハードウェアコ
ストのみにとどまらない。ラップトップまたはノート型
コンピュータの場合、デュアルパス法はコストのみなら
ず、電力消費、重量およびサイズを増大させ得る。電
力、コスト、サイズおよび重量を最小化することは、競
合の激しいノートブックコンピュータ市場においては特
に重要である。
【0022】2つのディスプレイを駆動するための他の
方法として、2つの表示信号がリフレッシュレートをシ
ェアすることを包含する方法がある。2つの異なる表示
解像度を忠実に供給するためには、異なる解像度、異な
る画素深さおよび/またはリフレッシュレートを有する
2つの画像ディスプレイのために、2つの別々の信号を
生成することが望ましいことがあり得る。例えば、異な
るグラフィックスモードの2つの表示を生成したり、あ
るいは、一方の表示をグラフィックスモードにし他方を
テキストモードにして生成することが望ましいかも知れ
ない。また、2つの異なるディスプレイ(例えばフラッ
トパネルディスプレイとCRT)が、互いに異なるリフレ
ッシュレートを用いる場合もある。あるいは、一方のデ
ィスプレイが、他方のディスプレイには適さないある特
定のリフレッシュレートにおける動作時においてその性
能を発揮するようなディスプレイであるかもしれない。
しかし、イメージを固定解像度ディスプレイのためにス
ケールアップする場合、補間などの伝統的な方法は利用
不可能であるか不十分であったりする。
【0023】補間は、画像イメージをスケールアップす
るために用いられる周知の従来技術である。補間スキー
ムにおいては、典型的にはソース画像イメージ中の隣接
する数個の画素を用いて、追加的な新しい画素を生成す
る。ソースイメージデータを垂直補間する際には、走査
線順型保持スキーム(scan-line-dominant-order-of-sto
ring scheme)において、スループット性能上の問題が発
生し得る。なぜならば、垂直補間は通常異なる走査線か
らの画素を要求するためである。異なる走査線にアクセ
スするためには、ディスプレイメモリの異なるページか
らデータを検索することが必要であり、非アライン(non
-aligned)あるいは非ページモードの読み出しアクセス
が強制される。非ページモード読み出しアクセスは、先
行してチャージされた行中のメモリ位置に対するページ
モードアクセスよりも、多くのクロックサイクルを要求
し得る。従って、垂直補間中におけるメモリ位置に対す
る平均メモリアクセス時間は、同じ行内で行われる連続
的なメモリアクセスよりも非常に大きくなり得る。垂直
補間中の平均メモリアクセス時間が長いと、グラフィッ
クスコントローラチップの総スループット性能が減少し
得る。
【0024】異なる行にまたがったアクセスの回数を減
らすためには、グラフィックスコントローラチップは、
ローカルメモリエレメント中の先行走査線を検索かつ保
持してもよい。例えば、グラフィックスコントローラチ
ップは、図2において走査線A−Bに対応する全画素を
検索および保持し、検索された画素をグラフィックスコ
ントローラチップ中に位置するローカルメモリ内に保持
することができる。次にグラフィックスコントローラチ
ップは、走査線C−Dに対応する画素を検索し、ローカ
ルメモリ内に保持された画素を用いて補間を行うことが
できる。
【0025】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、低解像度表示データ
をより高解像度を有する固定解像度パネル用にスケール
アップするディスプレイコントローラを提供することに
ある。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、コンピ
ュータシステムにおいて、少なくとも一つのディスプレ
イ装置に対するグラフィックスデータの非同期的出力を
制御するためのディスプレイコントローラが提供され
る。本発明のディスプレイコントローラは、第1のレー
トのグラフィックス表示データ、タイミング信号、およ
び水平走査レートを示す信号を受け取るタイムベース変
換手段であって、少なくとも一つの第2の非同期的レー
トでグラフィックス表示データを出力するタイムベース
変換手段と、該タイムベース変換手段に結合された保持
手段であって、該少なくとも一つの第2の非同期的レー
トでグラフィックス表示データを受け取って保持し、保
持した該グラフィックス表示データを出力するための保
持手段と、該保持手段および該タイムベース変換手段に
結合された補間手段であって、該グラフィックス表示デ
ータを少なくとも一つのグラフィックス表示解像度にス
ケールアップし、該グラフィックス表示データを表示装
置に出力する補間手段と、該補間手段および該タイムベ
ース変換手段に結合された水平離散時間発振手段であっ
て、水平走査パラメータに比例した少なくとも一つの所
定の値を受け取って、水平フェーズ値を示す信号を該補
間手段に出力し、実行信号を該タイムベース変換手段に
出力する水平離散時間発振手段と、該保持手段および該
補間手段に結合された垂直離散時間発振手段であって、
所定の分子値および所定の分母値を受け取って、垂直フ
ェーズに比例する値および、垂直走査の終わりを示す値
を出力する垂直離散時間発振手段とを有し、そのことに
より上記目的が達成される。
【0027】前記タイムベース変換手段は更に、グラフ
ィックス表示データのラインを保持しグラフィックス表
示データの該ラインを前記少なくとも一つの第2の非同
期的レートで非同期的に出力する保持手段を有してもよ
い。
【0028】前記タイムベース変換手段は更に、前記少
なくとも一つの第2の非同期レートの後続のラインが出
力準備できたときに前記第1のレートで生成されたライ
ンが依然出力中であれば、前記保持手段に保持されたグ
ラフィックス表示データの前記ラインの出力を繰り返し
てもよい。
【0029】前記保持手段は更に、画素値を保持するた
めの少なくとも2つのフリップフロップおよびラインバ
ッファを有してもよい。
【0030】前記補間手段は更に、前記保持手段に結合
されて少なくとも4つの隣接する画素のための画素値を
受け取るポリフェーズ補間器を有してもよい。
【0031】前記補間手段は更に、前記保持手段に結合
された離散コサイン変換補間を用いるポリフェーズ補間
器を有してもよい。
【0032】前記水平離散時間発振手段は更に、水平走
査ラインサイズに比例した第1の所定の値を受け取り、
水平総サイズに比例した第2の所定の値を受け取り、水
平フェーズ値を表す信号を前記補間手段に出力し、該第
1および第2の所定の値の比に比例して生成された実行
信号を前記タイムベース変換手段に出力してもよい。
【0033】また、本発明によれば、コンピュータシス
テムにおいて、グラフィックス表示データの出力を制御
するための方法が提供される。本発明の方法は、第1の
解像度でグラフィックス表示データを受け取るステップ
と、該第1の解像度に対応する第1のタイムベースか
ら、少なくとも一つの第2の解像度でデータを表示する
ための少なくとも一つの第2のタイムベースに変換する
ステップと、表示データを保持装置に保持し、該保持装
置からの表示データの補間器への出力を制御するステッ
プと、少なくとも一つの水平サイズパラメータを受け取
り、水平フェーズ信号および実行信号を出力するステッ
プと、少なくとも一つの垂直周波数パラメータを受け取
り、垂直フェーズ信号および走査区間の終わりを示す信
号を出力するステップと、該少なくとも一つの第2の解
像度で受け取られたグラフィックス表示データを補間す
るステップと、該補間器からのグラフィックス表示デー
タを、該少なくとも一つの第2の解像度で少なくとも一
つのディスプレイ装置に出力するステップとを有し、そ
のことにより上記目的が達成される。
【0034】少なくとも一つの水平サイズパラメータを
受け取る前記ステップは更に、該少なくとも一つの水平
サイズパラメータを水平離散時間発振器において受け取
り、水平フェーズ信号および実行信号を該水平離散時間
発振器から出力することを包含してもよい。
【0035】少なくとも一つの垂直周波数パラメータを
受け取る前記ステップは、該少なくとも一つの垂直周波
数パラメータを、垂直離散時間発振器において受け取
り、垂直フェーズ信号および走査区間の終わりを示す信
号を該垂直離散時間発振器から出力することを包含して
もよい。
【0036】前記補間ステップは更に、該保持装置に結
合されて少なくとも4つの隣接する画素に対する画素値
を受け取るポリフェーズ補間器を用いることを包含して
もよい。
【0037】前記補間ステップは更に、前記ポリフェー
ズ補間器において離散コサイン変換補間を用いることを
包含してもよい。
【0038】また、本発明によれば、コアロジック、一
次および2次メモリ、ならびに少なくとも一つのシステ
ムバスを有するプロセッサと、該プロセッサに結合され
た、グラフィックスおよびテキスト出力を表示するため
の少なくとも一つのディスプレイと、該プロセッサおよ
び該フラットパネルディスプレイに結合されたディスプ
レイコントローラであって、グラフィックス表示データ
を第1の解像度で受け取り、少なくとも一つの第2の解
像度におけるグラフィックス表示データの非同期的出力
を制御するディスプレイコントローラとを有するコンピ
ュータが提供され、そのことにより上記目的が達成され
る。
【0039】前記ディスプレイコントローラは更に、第
1のレートのグラフィックス表示データ、タイミング信
号、および水平走査レートを示す信号を受け取るタイム
ベース変換手段であって、少なくとも一つの第2の非同
期的レートでグラフィックス表示データを出力するタイ
ムベース変換手段と、該タイムベース変換手段に結合さ
れた保持手段であって、該少なくとも一つの第2の非同
期的レートでグラフィックス表示データを受け取って保
持し、保持した該グラフィックス表示データを該第2の
非同期的レートで出力するための保持手段と、該保持手
段および該タイムベース変換手段に結合された補間手段
であって、表示データを該第2の非同期的レートで受け
取り、該グラフィックス表示データを少なくとも一つの
グラフィックス表示解像度にスケールアップする補間手
段と、該補間手段および該タイムベース変換手段に結合
された水平離散時間発振手段であって、水平走査線サイ
ズに比例した少なくとも一つの所定の値を受け取って、
水平フェーズに比例する値を該補間手段に出力する、水
平離散時間発振手段と、該保持手段および該補間手段に
結合された垂直離散時間発振手段であって、所定の分子
値および所定の分母値を受け取って、垂直フェーズに比
例する値および、垂直走査の終わりを示す値を出力する
垂直離散時間発振手段とを有してもよい。
【0040】前記保持手段は更に、画素値を保持するた
めの少なくとも2つのフリップフロップ素子およびライ
ンバッファを有してもよい。
【0041】前記補間手段は更に、前記保持手段に結合
されて少なくとも4つの隣接する画素のための画素値を
受け取るポリフェーズ補間器を有してもよい。
【0042】前記補間手段は更に前記保持手段に結合さ
れたポリフェーズ補間器を有し、該ポリフェーズ補間器
は離散コサイン変換補間を用いてもよい。
【0043】前記制御手段は更に、前記グラフィックス
表示データのための現入力解像度および所望の出力解像
度に対応する所定の比を保持するための少なくとも一つ
レジスタ手段を有してもよい。
【0044】前記少なくとも一つのディスプレイは、固
定解像度を有するフラットパネルディスプレイを包含し
てもよい。
【0045】前記コンピュータは、更に少なくとも2つ
のディスプレイを有しており、第1のディスプレイは固
定解像度を有するフラットパネルディスプレイを包含
し、第2のディスプレイは固定解像度CRTディスプレイ
を包含してもよい。
【0046】前記垂直離散時間発振手段が受け取る前記
所定の分子はLCDパネルの垂直サイズに比例しており、
前記垂直離散時間発振手段が受け取る前記所定の分母は
CRTディスプレイの垂直サイズに比例してもよい。
【0047】前記LCDパネルは固定解像度LCDパネルであ
り、前記CRTディスプレイは固定解像度CRTプロジェクシ
ョンディスプレイであってもよい。
【0048】前記パネルは固定解像度LCDパネルであ
り、前記CRTディスプレイは固定解像度CRTプロジェクシ
ョンディスプレイであり、該固定解像度CRTプロジェク
ションディスプレイの解像度は、該固定解像度LCDディ
スプレイの解像度よりも低くてもよい。
【0049】本発明の作用を以下に説明する。
【0050】本発明のディスプレイコントローラによれ
ば、少なくとも一つの固定解像度パネルディスプレイお
よびプロジェクションディスプレイなどの固定解像度CR
Tディスプレイを有するコンピュータシステムにおい
て、少なくとも一つの非同期的表示解像度を固定解像度
パネルディスプレイに出力し得る。表示データは、ある
一つの解像度、例えば640画素×480画素などでコントロ
ーラに入力される。表示データは、CRTディスプレイお
よびタイムベース変換器に出力される。タイムベース変
換器は、表示データを、600画素×800画素や1024画素×
768画素等の固定解像度を有し得る固定高解像度パネル
にマッチする解像度に、非同期的に変換する。
【0051】異なるタイミング信号を比較し、所定の関
係に基づいて表示ラインの非同期的出力を制御するタイ
ムベース変換器は、垂直クロック信号VCLK、ドットクロ
ック信号DCLK、CRT水平リフレッシュ信号CRT HDSIP、お
よびLCD水平リフレッシュ信号LCD HDISPから、タイミン
グ入力を受け取り得る。水平離散時間発振器(Horoizont
al Discrete Time Oscillator)は、CRTの水平ラインサ
イズHSIZE CRT、LCDの総水平ラインHTOTAL LCDから入
力を受け取り得、また、水平フェーズ信号を、ポリフェ
ーズ補間器に出力し得る。ポリフェーズ補間器は、ライ
ンバッファから、第1および第2のD型フリップフロッ
プから、および直接タイムベース変換器から受け取った
画素の補間を、制御し得る。以下に説明するラインバッ
ファはまた、垂直ラインフィルタとしても機能する。ま
た、LCD HDISPを表す信号が水平離散時間発振器から出
力され得、上述のタイムベース変換器に入力され得る。
垂直離散時間発振器は、垂直スケールアップ比の分母お
よび分子をそれぞれ表すD信号およびN信号を受け取り
得る。また、上述のポリフェーズ補間器に対して、垂直
フェーズ信号が出力され得る。エンド・オブ・スキャン
(EOS)信号が上述のタイムベース変換器に入力される
ことにより、垂直走査シーケンスの終わりを制御し得
る。ポリフェーズ補間器からの出力は、LCDパネルを駆
動するために用いられ得るLCDパネルインターフェイス
に入力され得る。
【0052】上述のようなラインバッファは、表示デー
タの走査ラインを受け取って保持し、かつ、2つのフリ
ップフロップ素子を用いて、ポリフェーズ補間器への表
示データ入力を、フリップフロップ素子に対して1クロ
ックサイクルおよびラインバッファに対して1クロック
サイクルだけそれぞれ遅延させてもよい。このようにし
て、4つの隣接する画素がポリフェーズ補間器に同時に
入力されて、以下に説明するスケールアップに用いられ
得る。コアVGAロジック内で生成された表示データは、
タイムベース変換器に出力され得る。タイムベース変換
器は、表示データを、CRTディスプレイ、ラインバッフ
ァ、ポリフェーズ補間器の入力端子、およびフリップフ
ロップ素子に出力する。フリップフロップ素子出力は、
ポリフェーズ補間器の別の入力端子に入力されてもよ
く、ラインバッファ出力は、ポリフェーズ補間器の更に
別の入力端子および別のフリップフロップ素子に入力さ
れてもよい。最後に、ラインバッファ出力と関連したフ
リップフロップ出力は、ポリフェーズ補間器の4番目の
入力端子に入力されてもよい。このようにして遅延をと
もなう4つの入力は、水平および垂直に隣接する4つの
画素を生成し、ポリフェーズ補間器に入力されてグラフ
ィックスデータを所望の出力表示解像度にスケールアッ
プし得る。補間は、入力画素に対して離散コサイン変換
を適用することによって達成され得る。補間を用いて、
低解像度表示データをより高解像度を有する固定解像度
パネル用にスケールアップし得る。
【0053】
【発明の実施の形態】本発明は、ドケットナンバーCRUS
-0059の「Method and Apparatus for Expand-ing Graph
ics Images for Display on LCD Panels」の名称を有す
る出願に関連している。同出願を本願において援用す
る。
【0054】以下の記載は本発明の好適な実施態様を説
明する実施例であり、本発明の装置および方法は、他の
実施態様においても同様に、本発明の趣旨から逸脱する
ことなく応用され得る。
【0055】図2は、隣接するソース画素および、補間
によって生成された画素を示す図である。図2は、元の
ソース画像イメージの画素(A、B、CおよびD)と、
補間によって生成された画素(E−P)により、元のソ
ース画像イメージがスケールアップされた様子を示して
いる。例えば画素Eは、式(2/3A+1/3B)により生成
され得る。各画素がRGB形式で表されるならば、画素E
のRGB成分は、画素AおよびBの対応成分を用いること
によって生成され得る。画素Kは同様に、式(1/3A+2
/3C)を用いて生成され得る。画素EおよびFは水平に
位置する画素AおよびBを用いて生成されるので、Eお
よびFのような画素の生成を水平補間と呼ぶ。同様に、
GおよびKのような画素の生成を垂直補間と呼ぶ。
【0056】図3は、本発明の非同期拡張回路に関連す
る要素を示すブロック図である。本発明の非同期拡張回
路において用いられる拡張パラメータは、以下のように
計算され得る。すなわち、所与のパラメータHSIZE LCD
(LCDパネルの画素単位で表現した水平方向サイズ)、
SIZE CRT(CRTの画素単位で表現した水平方向サイ
ズ)、VSIZE LCD(LCDの画素単位で表現した垂直方向
サイズ)、VSIZE CRT(CRTの画素単位で表現した垂直
方向サイズ)、HTOTAL CRT(CRTの水平方向画素の総
計)、VTOTAL CRT(CRTの垂直方向画素の総計)、およ
び垂直フレームレートまたは周波数Fv=1/Tvに対し
て、フレームクロックレートFVCLK、TVCLK、垂直スケ
ールアップ比(N/D)、HTOTAL LCDおよびFDCLK
よびTDCLK、ならびに基準パラメータを、以下の式
(1)〜(6)を用いて計算する。
【0057】所与のフレームレートFvに対して、F
VCLKおよびTVCLKは以下のように計算され得る。
【0058】
【数1】
【0059】
【数2】
【0060】適切なスケールアップを達成するために
は、次式の垂直スケールアップ比の分子と分母とのサイ
ズを最小にする比を選択しなければならない。
【0061】
【数3】
【0062】次に、水平リトレース要求に基づき、H
TOTAL LCDが選択され得る。また、以下の関係を用いて
DCLKが選択されかつ最小化され得る。
【0063】
【数4】
【0064】基準として用いるための他のタイミングパ
ラメータを、次の関係を用いて計算する。
【0065】
【数5】
【0066】
【数6】
【0067】垂直DTO316および水平DTO315のパラ
メータを決定するために、以下の等式を用い得る。
【0068】
【数7】
【0069】PARAMは、例えば水平DTO315に入力され
るPを表していても良い。MODULOは、水平DTO315に
入力されるMOD Qを表していてもよい。PARAM値がMODULO
値に達したとき、ある出力が生成される。この出力は、
水平DTO315の場合には、CRTを埋めるために十分なHS
IZE CRT322入力が受け取られた時点、あるいはHTOTA
L CRT323に等しいカウントに達した時点を表してい
る。
【0070】VGAコア300は、表示データの生成分野
で公知の標準的なVGAコントローラを示している。VGAコ
ア300は、好適な実施態様においてはCRTプロジェク
ションパネルの表示解像度に対応する画素周波数で、表
示データラインを生成し出力し得る。好適な実施態様に
おいては24ビット/ピクセルのRGBフォーマットで
生成されるライン312は、周波数311でCRTドライ
バ327およびタイムベース変換器313に出力され
る。ライン312はまた、32ビット/ピクセルで生成さ
れてもよい。好適な実施態様において、VGAコア300
は、表示情報を640画素×480画素に対応する周波数で生
成し得る。CRTドライバ327は、当該分野において標
準的なCRT(RGB)ディスプレイ技術を用い得るプロジェ
クションスクリーンなどのCRTディスプレイ398に、
ラインを出力する。
【0071】タイムベース変換器313は、VGAコア3
00からの入力、VCLK311、CRT用の水平リトレース
信号であるCRT HDISP325、VGAコア300から画素が
出力されるレートである「ドットクロック」を表すDCLK
326、および実行(Carry Out)信号321を受け取
り、式(1)〜式(6)を用いて以下のようにCRTライ
ンとLCDラインとの間でタイムベース変換を行い得る。D
CLK326においてCRT398解像度に比例したラインが
受け取られる。ライン保持素子あるいはラインバッファ
としての機能も兼ねているタイムベース変換器313内
において、周波数311で受け取られたラインは、LCD
パネルディスプレイ399周波数で要求されるラインと
比較される。図5は、CRTラインとLCDラインとのタイミ
ング関係を示している。CRT解像度よりも高解像度のLCD
パネルに関しては、CRT398に対してラインが生成さ
れるよりも速いレートで、LCDパネルディスプレイ39
9はラインを要求するので、複製ライン(duplicate lin
e)がLCDパネルディスプレイ399に出力されなければ
ならない。図5は、ラインがLCDパネルディスプレイ3
99およびCRT398に対して非同期的に生成される様
子を示す。LCDパネルディスプレイ399はCRT398よ
りも高解像度なので、CRT398のラインタイミング区
間の終わりよりも前に別のラインが必要になる。CRT3
98に対して進行中のライン312は、LCDパネルディ
スプレイ399に対して繰り返される。
【0072】タイムベース変換器313からの表示デー
タ出力は、垂直フィルタ/ラインバッファ314、D型
フリップフロップ307、およびポリフェーズ補間器(P
olyphase Interpolator)305に入力され得る。垂直フ
ィルタ/ラインバッファ314は、タイムベース変換器
313からの表示データを受け取り、好適な実施態様に
おいては例えば離散コサイン変換フィルタなどを用いて
表示データをフィルタリングしてもよい。表示データ
は、垂直離散時間発振器(DTO)316の制御の下、垂
直フィルタ/ラインバッファ314に保持され得る。垂
直離散時間発振器(DTO)316は、垂直走査の終わり
を表す信号EOS320を発してもよい。垂直フィルタ/
ラインバッファ314から出力された表示データは、ポ
リフェーズ補間器305およびD型フリップフロップ3
06に入力され得る。
【0073】水平DTO315および垂直DTO316を用い
て、HSIZE LCD、HSIZE CRT、VSIZE LCD、 V
SIZE CRT、HTOTAL CRT、およびVTOTAL CRTなどの水平
および垂直周波数関連パラメータを供給しかつ制御して
もよい。水平DTO315は、水平走査のサイズを表すHSI
ZE CRT322信号および水平走査の総数を表すHTOTAL C
RT323信号を受け取る。水平フェーズを表すHPHASE3
24は、ポリフェーズ補間器305に入力され得る。水
平DTO315のHSIZE CRT322およびHTOTAL CRT323
を比較して得られる実行信号321をタイムベース変換
器313に入力してタイムベース変換器313からの出
力の制御に用いてもよい。垂直DTO316は、式(4)
における分母値Dおよび分子値Nをそれぞれ表すD信号
317およびN信号318を受け取る。D信号317お
よびN信号318は、式(4)中のパラメータ間に望ま
れる関係に依存して、レジスタ中にプログラムされても
よいし、あるいはソフトウェアによって提供されてもよ
い。実行を表す垂直フェーズ(VPH)信号319が、ポ
リフェーズ補間器305に出力される。
【0074】ポリフェーズ補間器305が画素X(0,
1)、X(0,0)、X(1,0)、およびX(1,1)を受け取るよう
に、各D型フリップフロップ306および307は垂直
方向に追加的な遅延サイクルを加えてもよい。これら4
つの画素は、水平および垂直方向の各々において隣接す
る2つの画素を表している。ポリフェーズ補間器305
中で生成された画素はパネルインターフェイス309に
出力される。パネルインターフェイス309は、対応す
るLCDパネルディスプレイ399上の表示情報を生成す
るために用いられ得る。
【0075】図4は、VCLK406を生成するための回路
を示す図である。VCO PLL400は、DCLK405の周波
数を発生しその安定性を維持する。DCLK405は、VCLK
DTO401およびゲート402に入力され得る。入力P
403および入力Q404もまたVCLK DTO401に入力
してもよい。入力P403および入力Q404は、所望
の出力周波数および入力周波数にそれぞれ比例してい
る。DCLK405およびDTO401からの実行信号をゲー
ト402に入力してVCLK406を生成するために用い得
る。
【0076】図5は、CRTプロジェクションディスプレ
イ用に生成されたラインと、固定解像度LCDパネル用に
生成されたラインとのタイミング関係を示す、タイミン
グ図である。CRT HS信号501はCRT用の水平走査信号
を表しており、時刻505、506、および507に示
される、CRT水平リトレース区間の終わりに同期してい
る。図示の時刻505、506、および507は、CRT
ライン生成に対応している。L0およびL1は、CRTディス
プレイおよびLCDディスプレイ用に生成される対応ライ
ンのタイミングを比較するために用いられる、任意の表
現である。L0はライン0を表し、L1はライン1を表す。
L0およびL1は、後のラインの参照番号として再利用され
る。このようにL0およびL1を指定することにより、CRT
ディスプレイ用に生成されたL0とLCDディスプレイ用に
生成されたL0との関係がわかる。例えば時刻506中に
おいては、L0に対するデータが、第2番目のLCDライン
用に複製(replicate)されている。本発明は、CRTディス
プレイとLCDディスプレイとの間の非同期的関係を開示
しているので、時刻505と時刻506との間の時間区
間中にLCD用に表示された任意の数のラインが、L0とし
て複製され得る。
【0077】図示のCRT HDISP信号502は、水平ライ
ン表示中の時間にはアクティブであり、次のライン走査
を開始するために戻る時間であるリトレース区間中にお
いては非アクティブである。LCD HS503はLCDパネル
用の水平走査信号を表しており、LCD HDISP信号504
のリトレース区間の終わりと一致する。図示のLCD HDIS
P信号504は、水平ラインが表示されている間アクテ
ィブであり、次のライン走査を開始するために戻る時間
であるリトレース区間中は非アクティブである。図5に
示すように、2つのCRTラインの表示に対応する区間中
において、3つのLCDラインが表示され得る。2CRTライ
ン毎につき3LCDラインを表示するという要請から、ス
ケーリング係数1.5が導かれる。式(3)に従うCRT
解像度とLCDパネル固定解像度との比に基づいて、任意
の数のLCDラインがCRTラインの関数として非同期的に生
成され得る。L0のための表示データがCRTラインとして
出力されているとき、L0がLCDラインとして出力されて
いる。CRT用のL0が終了する前に、LCD用のL0が終了しリ
トレース区間が開始する。CRT用のL0は依然として出力
中なので、LCD用の次のラインはL0を再び書き込み始め
る。CRTラインおよびLCDライン用の表示データは、VGA
コア300から出力される共通のデータストリームから
得られるので、各CRTラインに対してLCDに出力されるラ
イン数は、タイミング差によってのみ影響される。従っ
て、元々CRT出力として生成された表示データを用い
て、実用的な限界の範囲内で、任意の数のLCDラインが
非同期的に出力され得る。
【0078】図6に、本発明の離散時間発振器の一実施
態様を示す。本発明の水平および垂直DTOブロックを実
現するために、図6に示す種類の回路を用いてPLL機能
および分周(divide)機能を行い得る。図6の背景とし
て、式(8)は、図6の値P603、Q、Fin602、
OUT604との間の関係を表している。
【0079】
【数8】
【0080】値P603は、累算器600に入力され
る。値P603は、式(1)の右辺の有理表現の分子を
表している。値P603は、所望の出力周波数Fout
04に対して比例関係を有していてもよい。分母Qは、
入力周波数Fin602に対して比例関係を有していても
よい。発明の好適な実施態様において、P603および
Qは、所望の表示解像度およびネイティブ表示解像度の
それぞれの垂直クロック周波数に対して比例関係を有し
得る。ネイティブ表示解像度とは、固定パネル表示解像
度を意味する。Fin602がゲート601のクロック端
子に入力され得る。好適な実施態様において、ゲート6
01はフリップフロップであり得る。累算器600のカ
ウント出力を、ゲート601に入力し得る。ゲート60
1を介して間接的にFin602を結合することにより、
分周にともなう不具合が減少する。Fin602の各クロ
ック遷移においてカウントが値P603にインクリメン
トされると、mod Qを表す実行値が、Fout604とし
て出力される。
【0081】好適な実施態様および他の実施態様を本明
細書において開示し詳細に説明したが、本発明の趣旨お
よび範囲から逸脱することなしに形態および細部に関す
る様々な改変がなし得ることが、当業者に理解されるで
あろう。例えば、好適な実施態様において補間はポリフ
ェーズ補間器を包含し得るが、任意の補間手段を用いて
本発明は実施し得る。
【0082】同様に、固定解像度CRTプロジェクション
パネルおよび固定解像度LCDパネルへの出力を考慮した
が、同じ表示データストリームから複数の表示を行うた
めに非同期的表示タイミングを必要とするような任意の
システム上において、本発明は、実施され得る。また、
好適な実施態様は単一の集積回路として説明したが、本
発明は、その趣旨および範囲から逸脱することなく、一
連の集積回路群、チップセット、その他のコンピュータ
システム内の他の回路においても応用可能である。
【0083】
【発明の効果】本発明のディスプレイコントローラによ
れば、表示データの非同期的出力を制御することおよび
補間を用いることにより、低解像度表示データをより高
解像度を有する固定解像度パネル用にスケールアップす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術によるセンタリング技術を説明する図
である。
【図2】隣接ソース画素と、補間によって生成された画
素とを説明する図である。
【図3】本発明による非同期的拡張回路に関連する要素
を説明するブロック図である。
【図4】本発明による離散時間発振器を示す図である。
【図5】CRTに対して生成されたラインとLCDパネルに対
して生成されたラインとの関係を示すタイミング図であ
る。
【図6】本発明による離散時間発振器を示す図である。
【符号の説明】
300 VGAコア 305 ポリフェーズ補間器 306、307 D型フリップフロップ 309 パネルインターフェイス 313 タイムベース変換器 314 垂直フィルタ/ラインバッファ 315 水平DTO 316 垂直DTO 327 CRTドライバ 398 CRTディスプレイ 399 LCDパネルディスプレイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 595158337 3100 West Warren Aven ue,Fremont,Californ ia 94538,U.S.A. (72)発明者 ヴィラド ブリル アメリカ合衆国 カリフォルニア 95008, キャンベル, ダリル ドライブ 232 (72)発明者 スリダー コサ アメリカ合衆国 カリフォルニア 94536, フレモント, エイピーティー.ナンバ ー202, レキシントン ストリート 38725

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータシステムにおいて、少なく
    とも一つのディスプレイ装置に対するグラフィックスデ
    ータの非同期的出力を制御するためのディスプレイコン
    トローラであって、 第1のレートのグラフィックス表示データ、タイミング
    信号、および水平走査レートを示す信号を受け取るタイ
    ムベース変換手段であって、少なくとも一つの第2の非
    同期的レートでグラフィックス表示データを出力するタ
    イムベース変換手段と、 該タイムベース変換手段に結合された保持手段であっ
    て、該少なくとも一つの第2の非同期的レートでグラフ
    ィックス表示データを受け取って保持し、保持した該グ
    ラフィックス表示データを出力するための保持手段と、 該保持手段および該タイムベース変換手段に結合された
    補間手段であって、該グラフィックス表示データを少な
    くとも一つのグラフィックス表示解像度にスケールアッ
    プし、該グラフィックス表示データを表示装置に出力す
    る補間手段と、 該補間手段および該タイムベース変換手段に結合された
    水平離散時間発振手段であって、水平走査パラメータに
    比例した少なくとも一つの所定の値を受け取って、水平
    フェーズ値を示す信号を該補間手段に出力し、実行信号
    を該タイムベース変換手段に出力する水平離散時間発振
    手段と、 該保持手段および該補間手段に結合された垂直離散時間
    発振手段であって、所定の分子値および所定の分母値を
    受け取って、垂直フェーズに比例する値および、垂直走
    査の終わりを示す値を出力する垂直離散時間発振手段
    と、を有するディスプレイコントローラ。
  2. 【請求項2】 前記タイムベース変換手段は更に、グラ
    フィックス表示データのラインを保持しグラフィックス
    表示データの該ラインを前記少なくとも一つの第2の非
    同期的レートで非同期的に出力する保持手段を有する、
    請求項1に記載のディスプレイコントローラ。
  3. 【請求項3】 前記タイムベース変換手段は更に、前記
    少なくとも一つの第2の非同期レートの後続のラインが
    出力準備できたときに前記第1のレートで生成されたラ
    インが依然出力中であれば、前記保持手段に保持された
    グラフィックス表示データの前記ラインの出力を繰り返
    す、請求項2に記載のディスプレイコントローラ。
  4. 【請求項4】 前記保持手段は更に、画素値を保持する
    ための少なくとも2つのフリップフロップおよびライン
    バッファを有する、請求項1に記載のディスプレイコン
    トローラ。
  5. 【請求項5】 前記補間手段は更に、前記保持手段に結
    合されて少なくとも4つの隣接する画素のための画素値
    を受け取るポリフェーズ補間器を有する、請求項1に記
    載のディスプレイコントローラ。
  6. 【請求項6】 前記補間手段は更に、前記保持手段に結
    合された離散コサイン変換補間を用いるポリフェーズ補
    間器を有する、請求項5に記載のディスプレイコントロ
    ーラ。
  7. 【請求項7】 前記水平離散時間発振手段は更に、水平
    走査ラインサイズに比例した第1の所定の値を受け取
    り、水平総サイズに比例した第2の所定の値を受け取
    り、水平フェーズ値を表す信号を前記補間手段に出力
    し、該第1および第2の所定の値の比に比例して生成さ
    れた実行信号を前記タイムベース変換手段に出力する、
    請求項1に記載のディスプレイコントローラ。
  8. 【請求項8】 コンピュータシステムにおいて、グラフ
    ィックス表示データの出力を制御するための方法であっ
    て、 第1の解像度でグラフィックス表示データを受け取るス
    テップと、 該第1の解像度に対応する第1のタイムベースから、少
    なくとも一つの第2の解像度でデータを表示するための
    少なくとも一つの第2のタイムベースに変換するステッ
    プと、 表示データを保持装置に保持し、該保持装置からの表示
    データの補間器への出力を制御するステップと、 少なくとも一つの水平サイズパラメータを受け取り、水
    平フェーズ信号および実行信号を出力するステップと、 少なくとも一つの垂直周波数パラメータを受け取り、垂
    直フェーズ信号および走査区間の終わりを示す信号を出
    力するステップと、 該少なくとも一つの第2の解像度で受け取られたグラフ
    ィックス表示データを補間するステップと、 該補間器からのグラフィックス表示データを、該少なく
    とも一つの第2の解像度で少なくとも一つのディスプレ
    イ装置に出力するステップと、を有する方法。
  9. 【請求項9】 少なくとも一つの水平サイズパラメータ
    を受け取る前記ステップは更に、該少なくとも一つの水
    平サイズパラメータを水平離散時間発振器において受け
    取り、水平フェーズ信号および実行信号を該水平離散時
    間発振器から出力することを包含する、請求項8に記載
    の方法。
  10. 【請求項10】 少なくとも一つの垂直周波数パラメー
    タを受け取る前記ステップは、該少なくとも一つの垂直
    周波数パラメータを、垂直離散時間発振器において受け
    取り、垂直フェーズ信号および走査区間の終わりを示す
    信号を該垂直離散時間発振器から出力することを包含す
    る、請求項8に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記補間ステップは更に、該保持装置
    に結合されて少なくとも4つの隣接する画素に対する画
    素値を受け取るポリフェーズ補間器を用いることを包含
    する、請求項8に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記補間ステップは更に、前記ポリフ
    ェーズ補間器において離散コサイン変換補間を用いるこ
    とを包含する、請求項11に記載の方法。
  13. 【請求項13】 コアロジック、一次および2次メモ
    リ、ならびに少なくとも一つのシステムバスを有するプ
    ロセッサと、 該プロセッサに結合された、グラフィックスおよびテキ
    スト出力を表示するための少なくとも一つのディスプレ
    イと、 該プロセッサおよび該フラットパネルディスプレイに結
    合されたディスプレイコントローラであって、グラフィ
    ックス表示データを第1の解像度で受け取り、少なくと
    も一つの第2の解像度におけるグラフィックス表示デー
    タの非同期的出力を制御するディスプレイコントローラ
    と、を有するコンピュータ。
  14. 【請求項14】 前記ディスプレイコントローラは更
    に、 第1のレートのグラフィックス表示データ、タイミング
    信号、および水平走査レートを示す信号を受け取るタイ
    ムベース変換手段であって、少なくとも一つの第2の非
    同期的レートでグラフィックス表示データを出力するタ
    イムベース変換手段と、 該タイムベース変換手段に結合された保持手段であっ
    て、該少なくとも一つの第2の非同期的レートでグラフ
    ィックス表示データを受け取って保持し、保持した該グ
    ラフィックス表示データを該第2の非同期的レートで出
    力するための保持手段と、 該保持手段および該タイムベース変換手段に結合された
    補間手段であって、表示データを該第2の非同期的レー
    トで受け取り、該グラフィックス表示データを少なくと
    も一つのグラフィックス表示解像度にスケールアップす
    る補間手段と、 該補間手段および該タイムベース変換手段に結合された
    水平離散時間発振手段であって、水平走査線サイズに比
    例した少なくとも一つの所定の値を受け取って、水平フ
    ェーズに比例する値を該補間手段に出力する、水平離散
    時間発振手段と、 該保持手段および該補間手段に結合された垂直離散時間
    発振手段であって、所定の分子値および所定の分母値を
    受け取って、垂直フェーズに比例する値および、垂直走
    査の終わりを示す値を出力する垂直離散時間発振手段
    と、を有している、請求項13記載のコンピュータ。
  15. 【請求項15】 前記保持手段は更に、画素値を保持す
    るための少なくとも2つのフリップフロップ素子および
    ラインバッファを有する、請求項14に記載のコンピュ
    ータ。
  16. 【請求項16】 前記補間手段は更に、前記保持手段に
    結合されて少なくとも4つの隣接する画素のための画素
    値を受け取るポリフェーズ補間器を有している、請求項
    15に記載のコンピュータ。
  17. 【請求項17】 前記補間手段は更に前記保持手段に結
    合されたポリフェーズ補間器を有し、該ポリフェーズ補
    間器は離散コサイン変換補間を用いる、請求項16に記
    載のコンピュータ。
  18. 【請求項18】 前記制御手段は更に、前記グラフィッ
    クス表示データのための現入力解像度および所望の出力
    解像度に対応する所定の比を保持するための少なくとも
    一つレジスタ手段を有している、請求項17に記載のコ
    ンピュータ。
  19. 【請求項19】 前記少なくとも一つのディスプレイ
    は、固定解像度を有するフラットパネルディスプレイを
    包含する、請求項18に記載のコンピュータ。
  20. 【請求項20】 更に少なくとも2つのディスプレイを
    有しており、第1のディスプレイは固定解像度を有する
    フラットパネルディスプレイを包含し、第2のディスプ
    レイは固定解像度CRTディスプレイを包含する、請求項
    19に記載のコンピュータ。
  21. 【請求項21】 前記垂直離散時間発振手段が受け取る
    前記所定の分子はLCDパネルの垂直サイズに比例してお
    り、前記垂直離散時間発振手段が受け取る前記所定の分
    母はCRTディスプレイの垂直サイズに比例している、請
    求項20に記載のコンピュータ。
  22. 【請求項22】 前記LCDパネルは固定解像度LCDパネル
    であり、前記CRTディスプレイは固定解像度CRTプロジェ
    クションディスプレイである、請求項21に記載のコン
    ピュータ。
  23. 【請求項23】 前記パネルは固定解像度LCDパネルで
    あり、前記CRTディスプレイは固定解像度CRTプロジェク
    ションディスプレイであり、該固定解像度CRTプロジェ
    クションディスプレイの解像度は、該固定解像度LCDデ
    ィスプレイの解像度よりも低い、請求項22に記載のコ
    ンピュータ。
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