JP2000302840A - 活性エネルギー線硬化型被覆用組成物及びこの組成物を用いた被膜形成方法 - Google Patents

活性エネルギー線硬化型被覆用組成物及びこの組成物を用いた被膜形成方法

Info

Publication number
JP2000302840A
JP2000302840A JP11116066A JP11606699A JP2000302840A JP 2000302840 A JP2000302840 A JP 2000302840A JP 11116066 A JP11116066 A JP 11116066A JP 11606699 A JP11606699 A JP 11606699A JP 2000302840 A JP2000302840 A JP 2000302840A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating composition
containing compound
composition
active energy
polymerization initiator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11116066A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Matoba
隆夫 的場
Hajime Sukejima
肇 祐島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kansai Paint Co Ltd
Original Assignee
Kansai Paint Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kansai Paint Co Ltd filed Critical Kansai Paint Co Ltd
Priority to JP11116066A priority Critical patent/JP2000302840A/ja
Publication of JP2000302840A publication Critical patent/JP2000302840A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Polyethers (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)
  • Epoxy Resins (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 安全な光源によって短時間硬化可能で、しか
も硬度、仕上り性に優れた被膜を形成できる活性エネル
ギー線硬化型被覆用組成物を提供する。 【解決手段】 (A)エポキシ基含有化合物、(B)1
分子中にオキセタン環を1個有するオキセタン環含有化
合物、(C)重合性不飽和基含有化合物、(D)カチオ
ン重合開始剤及び(E)光ラジカル重合開始剤を必須成
分として含有し、(A)/(B)の固形分重量比が90
/10〜10/90であって、且つ(A)成分及び
(B)成分の合計量と(C)成分との配合割合が、前者
/後者の固形分重量比で、95/5〜5/95範囲内に
ある活性エネルギー線硬化型被覆用組成物、及び基材面
に、上記被覆用組成物を塗布し、ハロゲンランプ及びブ
ラックライトから選ばれる光源を用いて光照射し、さら
に必要に応じて加熱する被膜形成方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、速硬化で硬度、仕
上り性等に優れた硬化被膜を形成できる活性エネルギー
線硬化型塗料組成物、特に自動車や自動車補修用などの
トップコ−トに有用な被覆用組成物、及びこの組成物を
用いた被膜形成方法に関する。
【0002】
【従来技術及びその課題】自動車補修塗装の分野では、
従来、水酸基とイソシアネ−ト基の反応を利用したウレ
タン硬化系塗料が主流であり、該塗料は2液型のため、
使用ごとにポリオ−ルを含む主剤とポリイソシアネ−ト
を含む硬化剤とを一定割合で混合する作業を要し、しか
も塗装後の硬化に60℃雰囲気でも通常30分から1時
間かかっており、1液且つ短時間で硬化する塗料の開発
が望まれていた。
【0003】従来、一液、速硬化性等の特長を有するも
のとして、光硬化性の樹脂組成物がよく知られており、
塗料、インク、電子回路保護材料等の分野で広く実用さ
れている。
【0004】従来、光硬化性の樹脂組成物としては、ラ
ジカル重合性不飽和基を含有する樹脂と光ラジカル重合
開始剤とを含有する紫外線によって硬化する光ラジカル
重合性樹脂組成物及びエポキシ樹脂等を芳香族スルホニ
ウム塩等の光カチオン重合開始剤の存在下で紫外線照射
によって硬化可能な光カチオン重合性樹脂組成物が知ら
れている。
【0005】しかしながら、上記光ラジカル重合性樹脂
組成物を紫外線を照射して硬化させるに際しては、硬化
を阻害する空気中の酸素を除去するために窒素等で置換
する装置及び処理が必要であり、しかも光硬化後の硬化
物中に未反応の二重結合が多く残存するため耐候性、耐
黄変性などが十分でなく屋外で使用する用途には不適で
ある、また硬化時の体積収縮が大きく各種素地に対する
付着性が十分でない、等の欠点を有する。
【0006】一方、上記光カチオン重合性樹脂組成物
は、硬化収縮が小さい、酸素による硬化阻害がない、臭
気が少ない、密着性が良い、皮膚刺激が小さい、保存安
定性が良い等の特長を有するが、硬化速度が遅いという
欠点を有する。
【0007】そこで上記両者の利点を生かすため、光ラ
ジカル重合と光カチオン重合との両者の硬化反応を利用
した、いわゆるハイブリッド型光硬化性樹脂組成物が種
々検討され提案されている(例えば、特開平8−737
71号公報など)。しかしながら、上記従来のハイブリ
ッド型光硬化性樹脂組成物においても依然として硬化性
が十分でないといった問題があった。
【0008】本発明の目的は、自動車補修塗装の現場な
どの汎用分野での使用が可能で、すなわち、短時間硬化
可能で、硬度、仕上り性に優れた被膜を形成できる活性
エネルギー線硬化型被覆用組成物を得ることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記問題
を解決すべく鋭意検討した結果、光ラジカル重合と光カ
チオン重合との両者の硬化反応の特長を兼ね備えたハイ
ブリッド型光硬化性の被覆用組成物が、ハロゲンランプ
やブラックライトを利用して速硬化でき、硬度、仕上り
性に非常に優れた硬化被膜を形成できることを見出し本
発明を完成するに至った。
【0010】しかして、本発明は、(A)エポキシ基含
有化合物、(B)1分子中にオキセタン環を1個有する
オキセタン環含有化合物、(C)重合性不飽和基含有化
合物、(D)カチオン重合開始剤及び(E)光ラジカル
重合開始剤を必須成分として含有し、(A)成分と
(B)成分との配合割合が(A)/(B)の固形分重量
比で90/10〜10/90であって、且つ(A)成分
及び(B)成分の合計量と(C)成分との配合割合が、
前者/後者の固形分重量比で、95/5〜5/95範囲
内にあることを特徴とする活性エネルギー線硬化型被覆
用組成物を提供するものである。
【0011】また、本発明は、基材面に、上記活性エネ
ルギー線硬化型被覆用組成物を塗布し、ハロゲンランプ
及びブラックライトから選ばれる少なくとも1種の光源
を用いて光照射し、さらに必要に応じて加熱することに
よって硬化被膜を形成することを特徴とする被膜形成方
法を提供するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】まず、本発明の活性エネルギー線
硬化型被覆用組成物について詳細に説明する。
【0013】エポキシ基含有化合物(A) 本発明組成物の(A)成分であるエポキシ基含有化合物
は、従来公知のグリシジル基、脂環式エポキシ基などの
1,2−エポキシ基を含有する低分子化合物及び高分子
量の樹脂等を包含する。
【0014】上記1,2−エポキシ基を含有する低分子
化合物としては、例えばグリシジル(メタ)アクリレー
ト、アリルグリシジルエーテル;
【0015】
【化1】
【0016】
【化2】
【0017】等;
【0018】
【化3】
【0019】等とポリイソシアネート化合物との付加
物;
【0020】
【化4】
【0021】と多塩基酸との付加物などが挙げられる。
【0022】上記1,2−エポキシ基を含有する樹脂と
しては、例えばグリシジルエーテル型エポキシ樹脂、グ
リシジルエステル型エポキシ樹脂、脂環式エポキシ樹
脂、グリシジル基含有アクリル樹脂、脂環式エポキシ基
含有アクリル樹脂などが挙げられる。これらは1種で又
は2種以上併用して使用できる。またこれらは水酸基を
含むものであってよい。これらのうち、なかでも脂環式
エポキシ基含有アクリル樹脂が好適である。
【0023】該脂環式エポキシ基含有アクリル樹脂とし
ては、従来公知の方法で得られたものが特に制限なく使
用でき、例えば、(i)脂環式エポキシ基を有する(メ
タ)アクリル酸エステルモノマーをラジカル重合開始剤
の存在下で溶液重合などの公知の重合方法にて単独重合
したり、他の共重合可能なモノマーと共重合する、(i
i)脂環式エポキシ基と第1の反応性基とを有する化合
物と、第1の反応性基と反応する第2の反応性基とを有
するアクリル樹脂とを反応させる、などの方法によって
得られるアクリル樹脂が使用できる。
【0024】該脂環式エポキシ基含有アクリル樹脂は、
1分子中に脂環式エポキシ基を平均5個以上程度、好ま
しくは平均5〜1600個程度、さらに好ましくは平均
10〜200個含有することが適当であり、該樹脂の数
平均分子量が2,000〜100,000、好ましくは
3,000〜30,000の範囲内であることが望まし
い。
【0025】オキセタン環含有化合物(B) 本発明組成物の(B)成分であるオキセタン環含有化合
物は、1分子中に下記式
【0026】
【化5】
【0027】(式中、Rは水素原子、フッ素原子、炭素
数1〜6の直鎖状もしくは分岐鎖状アルキル基、炭素数
1〜6の直鎖状もしくは分岐鎖状フルオロアルキル基又
はアリル基を示す)で表されるオキセタン環を1個有す
る化合物である。
【0028】オキセタン環含有化合物としては、特に
(B−1)1分子中にオキセタン環及び水酸基を夫々1
個有する化合物、(B−2)分子中にオキセタン環1個
と1個以上の1,2−エポキシ基とを有する化合物が好
適である。
【0029】上記オキセタン環含有化合物(B−1)と
しては、例えば下記式
【0030】
【化6】
【0031】(式中、Rは前記と同じ意味を有する)で
表される化合物を挙げることができる。
【0032】また上記オキセタン環含有化合物(B−
2)としては、例えば下記式
【0033】
【化7】
【0034】(式中、Rは前記と同じ意味を有し、R1
はエポキシ基含有基を示す)で表される化合物を挙げる
ことができる。
【0035】以上列記したオキセタン環含有化合物
(B)は、単独で又は2種以上組み合わせて使用でき
る。
【0036】重合性不飽和基含有化合物(C) 本発明組成物の(C)成分である重合性不飽和基含有化
合物は、光ラジカル重合反応によって硬化する成分であ
り、重合性不飽和基を有する低分子量化合物及び高分子
量の樹脂等を包含する。
【0037】上記低分子量化合物としては、重合性不飽
和基を有するモノマー又はオリゴマーを挙げることがで
き、例えばエチル(メタ)アクリレート、ブチル(メ
タ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリ
レート、イソボロニル(メタ)アクリレート、ノルボル
ニル(メタ)アクリレート、アダマンチル(メタ)アク
リレート、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ト
リメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、テト
ラメチロールメタンテトラ(メタ)アクリレート、テト
ラメチロールメタンテトラ(メタ)アクリレート、ジペ
ンタエリスリトール(メタ)アクリレート、トリシクロ
デカンジメタノールジ(メタ)アクリレート、2,2−
ビス(4−(3−メタクリロキシ−2−ヒドロキシプロ
ポキシ)−フェニル)プロパン、ジ(メタクリロキシエ
チル)トリメチルヘキサメチレンジウレタン、2,2−
ビス(4−メタクリロキシポリエトキシフェニル)プロ
パンなどの1価又は多価アルコ−ルの(メタ)アクリル
酸エステル;エチレングリコールジマレート、プロピレ
ングリコールジイタコネートなど;4−(メタ)アクリ
ロイルオキシメトキシカルボニルフタル酸、4−(メ
タ)アクリロイルオキシエトキシカルボニルフタル酸な
どの4−(メタ)アクリロイルオキシル基含有芳香族ポ
リカルボン酸及びその酸無水物;スチレン、α−メチル
スチレン、クロロスチレン、ビニルトルエン、t−ブチ
ルスチレン、ジビニルベンゼンなどの芳香族ビニル化合
物;ジアリルフタレート、ジアリルイソフタレート、ト
リアリルフタレート;エポキシアクリレート、ポリエス
テルアクリレート、ポリジメチルシリコンジ(メタ)ア
クリレート、ウレタンオリゴマーなどが挙げられ、これ
らは1種で又は2種以上併用して使用できる。
【0038】重合性不飽和基を有する樹脂としては、例
えば1分子中に少なくとも1個以上、好ましくは3個以
上エチレン性不飽和基を有する樹脂であり、例えばポリ
エステル樹脂、アクリル樹脂、ビニル樹脂、ポリブタジ
エン樹脂、アルキド樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂
などの樹脂に(メタ)アクリロイル基やアリル基等の重
合性不飽和基を導入したものが挙げられ、これらは1種
で又は2種以上併用して使用できる。これらのうち、
(メタ)アクリロイル基導入ポリエステル樹脂、(メ
タ)アクリロイル基導入エポキシ樹脂、(メタ)アクリ
ロイル基導入ウレタン樹脂が好適である。
【0039】カチオン重合開始剤(D) 本発明組成物の(D)成分であるカチオン重合開始剤
は、光照射又は加熱によって開裂しカルボカチオンを発
生して、前記エポキシ基含有化合物(A)及びオキセタ
ン環含有化合物(B)のカチオン重合を開始させること
ができる化合物である。上記カチオン重合開始剤として
は、芳香族オニウム塩が好ましく、例えばSbF6 -
SbF4 - 、BF4 - 、AsF6 - 又はPF6 - などの
陰イオン成分と、窒素、イオウ、リンまたはヨ−ドなど
の原子を含有する芳香族陽イオンとからなるオニウム塩
を好適なものとして挙げることができる。
【0040】好適なカチオン重合開始剤(D)の具体例
としては、例えば、下記式
【0041】
【化8】
【0042】
【化9】
【0043】(式中、X- はSbF6 - 、SbF4 -
PF6 - 、BF4 - 又はAsF6 -を示す)で表される
化合物などを挙げることができる。
【0044】光ラジカル重合開始剤(E) 本発明組成物の(E)成分である光ラジカル重合開始剤
は、紫外線ないしは可視光を吸収してラジカルを発生し
て、前記重合性不飽和基含有化合物(C)のラジカル重
合を開始させる化合物であって、それ自体既知の光ラジ
カル重合開始剤を使用することができる。光ラジカル重
合開始剤(C)としては、例えば4−フェノキシジクロ
ロアセトフェノン、4−t−ブチル−ジクロロアセトフ
ェノン、4−t−ブチル−トリクロロアセトフェノン、
ジエトキシアセトフェノン、2−ヒドロキシ−2−メチ
ル−1−フェニルプロパン−1−オン、1−(4−イソ
プロピルフェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチルプロ
パン−1−オン、1−(4−ドデシルフェニル)−2−
ヒドロキシ−2−メチルプロパン−1−オン、4−(2
−ヒドロキシフェニキシ)−フェニル(2−ヒドロキシ
−2−プロピル)ケトン、1−ヒドロキシシクロヘキシ
ルフェニルケトン、2−メチル−1−[4−(メチルチ
オ)フェニル]−2−モルホリノプロパノン−1等のア
セトフェノン系化合物;チオキサントン、2−クロロチ
オキサントン、2−メチルチオキサントン、2,4−ジ
メチルチオキサントン、イソプロピルチオキサントン、
2,4−ジクロロチオキサントン等のチオキサントン系
化合物;ベンジル、ベンジルジメチルケタ−ル、ベンジ
ル−β−メトキシエチルアセタ−ル、1−ヒドロキシシ
クロヘキシルフェニルケトン等のベンジル系化合物;ベ
ンゾフェノン、o−ベンゾイル安息香酸メチル、ミヒラ
ーズケトン、4,4´−ビスジエチルアミノベンゾフェ
ノン、4,4´−ジクロロベンゾフェノン等のベンゾフ
ェノン系化合物;ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテ
ル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイソブチル
エーテル等のベンゾインエ−テル系化合物;カンファー
キノン、アントラキノン、3−ケトクマリン、α−ナフ
チル、ジフェニルホスフィンオキシドなどが挙げられ
る。
【0045】本発明組成物における各成分の配合割合は
下記に示すとおりである。
【0046】前記エポキシ基含有化合物(A)とオキセ
タン環含有化合物(B)との配合割合は、(A)/
(B)の固形分重量比で、90/10〜10/90、好
ましくは80/20〜30/70の範囲内にあること
が、硬化速度及び得られる被膜の硬度の点から適当であ
る。
【0047】前記重合性不飽和基含有化合物(C)の含
有量は、(A)及び(B)成分の合計量と(C)成分と
の配合割合が、前者/後者の固形分重量比で、95/5
〜5/95の範囲内にあることが、硬化被膜の強度、被
覆用組成物の粘度、付着性、塗装作業性などの観点から
好適である。
【0048】前記カチオン重合開始剤(D)の配合量
は、(A)及び(B)成分の合計固形分重量に対して
0.1〜10重量%程度の範囲内にあることが被膜の硬
化性及び被膜外観の観点から適当である。
【0049】前記光ラジカル重合開始剤(E)の配合量
は、(C)成分の固形分重量に対して0.1〜5重量%
程度の範囲内にあることが適当である。
【0050】本発明の被覆用組成物は、上記(A)、
(B)、(C)、(D)及び(E)成分を必須成分とし
て含有し、さらに必要に応じて、前記(A)、(B)成
分以外の他のカチオン重合性化合物;シリカ、ガラス、
マイカなどの体質顔料や樹脂粉末などの充填剤;着色顔
料、染料などの着色剤;紫外線吸収剤、光安定剤、有機
溶剤、増感剤、表面調整剤などの各種添加剤などを配合
することができる。
【0051】本発明組成物に必要に応じて配合できる、
他のカチオン重合性化合物としては、例えばビニルエー
テル化合物、オキソラン化合物、環状アセタール化合
物、環状ラクトン化合物、スピロオルソエステル化合物
などを挙げることができる。これらのうち、ビニルエー
テル化合物としては、例えばブチルビニルエーテル、シ
クロヘキシルビニルエーテル、トリエチレングリコール
ジビニルエーテル、シクロヘキサンジメタノールジビニ
ルエーテル、ヒドロキシブチルビニルエーテル、プロペ
ニルエーテルプロピレンカーボネ−ト、ヒドロキシブチ
ルビニルエーテルとイソシアネートとを反応させてなる
ビニルエーテル末端ウレタンオリゴマーなどが挙げられ
る。上記他のカチオン重合性化合物の配合割合は、
(A)及び(B)成分の合計固形分重量に対して50重
量%以下であることが適当である。
【0052】本発明組成物は、被塗物に塗布され、必要
に応じて、塗膜中の溶剤を揮発させた後、カチオン重合
開始剤(D)が開裂してカルボカチオンを発生できる波
長の光及び光ラジカル重合開始剤(E)が活性化してラ
ジカルを発生できる波長の光の両者を含有する光を照射
することによって硬化させることができる。光照射後、
さらに加熱してもよい。
【0053】次に本発明方法について詳細に説明する。
本発明方法は、基材面に、上記本発明の活性エネルギー
線硬化型被覆用組成物を塗布し、ハロゲンランプ及びブ
ラックライトから選ばれる少なくとも1種の光源を用い
て光照射し、さらに必要に応じて加熱することによって
硬化被膜を形成することを特徴とする被膜形成方法であ
る。
【0054】上記基材面としては、例えば金属(鉄、ア
ルミニウム、亜鉛メッキ鋼板、鉄−亜鉛合金メッキ鋼
板、ブリキ、銅など)、プラスチック、セラミックなど
の各種素材面、及び該素材面上に下塗、中塗及び/又は
上塗塗膜が形成されてなる各塗装面などが挙げられる。
基材面としては、特に自動車外板などの上塗塗膜面が好
適であり、本発明組成物をフィニッシュコートあるいは
トップコートクリヤ塗料として用いることができ、また
補修塗装時に塗装されてなる溶剤系や水系の上塗ベース
コート塗膜上に適用されるトップコートクリヤ塗料とし
ても用いることができる。
【0055】上記被覆用組成物の塗布は、主としてスプ
レー塗装によるが、ローラー塗装や刷毛塗装、浸漬塗装
もできる。塗布量は、特に限定されるものではないが、
乾燥膜厚で通常、3〜200μmの範囲内にあることが
適当である。
【0056】上記光源に使用されるハロゲンランプは、
白熱電球の一種であって、耐熱性の高い石英ガラス製
で、中にハロゲンが封入されたランプであり、それ自体
既知のハロゲンランプが使用可能である。本発明におい
て、ハロゲンランプとしては、特に波長0.8〜1.2
μm、好ましくは0.8〜1.0μmにおいて最大強度
を有し且つ2.0μm以上の波長では強度が最大強度の
40%以下、好ましくは35%以下に減衰し、0.4μ
m以下の波長範囲まで及ぶ分光分布を有するものが好適
である。
【0057】ハロゲンランプを使用する場合、長時間照
射すると、素材表面の温度が上昇し、基材によっては変
形・劣化する場合があり、照射距離や照射時間を適宜調
整したり、加熱乾燥温度の急激な上昇を防止するために
送風を併用することで表面温度を調整することができ
る。
【0058】上記光源に使用されるブラックライトは、
水銀ランプから発生する光について、近紫外領域(波長
300〜450nm)のうちの特有の波長の光を特殊設
計の紫外線フィルタで取り出してなる照明であり、それ
自体既知のブラックライトが使用可能である。
【0059】上記の通り、ハロゲンランプを用いること
により、近赤外領域の光ラジカル重合や熱カチオン重
合、さらに微量に含まれる紫外領域の光による光カチオ
ン重合が同時に起こり複合硬化が可能である。また、ブ
ラックライトを用いることによって光ラジカル重合や光
カチオン重合が同時に起こり複合硬化が可能である。
【0060】ハロゲンランプ及びブラックライトからの
照射光は、万が一、人間の目に照射されても安全性が高
く、またオゾンガスの有害ガスをほとんど発生しないの
で、汎用分野、例えば自動車補修塗装の現場などにおい
ても作業環境上、好適なものである。
【0061】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明をさらに詳細に
説明する。尚、「部」及び「%」は夫々「重量部」及び
「重量%」を意味する。
【0062】実施例1〜3及び比較例1〜2 (被覆用
組成物の作成) 後記表1に示す配合組成にて各成分を混合して各クリヤ
ー塗料〜を作成した。クリヤー塗料及びは比較
用である。表1中の(注1)〜(注5)は下記の通りの
意味を有する。
【0063】(注1)脂環式エポキシ樹脂:ダイセル化
学工業社製、商品名「CEL−2021P」、3,4−
エポキシシクロヘキシルメチル−3,4−エポキシシク
ロヘキサンカルボキシレート (注2)カチオン重合開始剤:ユニオンカーバイド社
製、商品名「UVI−6990」、下記式で示される2
種の化合物の混合物であるカチオン重合開始剤
【0064】
【化10】
【0065】(注3)光ラジカル重合開始剤:1−ヒド
ロキシシクロヘキシルフェニルケトン (注4)紫外線吸収剤:クラリアント社製、商品名「S
anduvor 3206」 (注5)光安定性剤:クラリアント社製、商品名「Sa
nduvor 3050」
【0066】
【表1】
【0067】実施例4〜9及び比較例3〜4 鋼板上に「マジクロンTC−71クリヤー」(関西ペイ
ント社製、アミノアクリル樹脂系クリヤー塗料)を乾燥
膜厚で40μmになるように塗装し140℃で20分間
焼き付けてなる基材上に、上記の通り作成した各クリヤ
ー塗料〜を、夫々スプレー塗装にて乾燥膜厚が約4
0μmとなるように塗装し、光源として、ハロゲンラン
プ(岩崎電気社製、商品名「PAR36110V500
W MF」)又はブラックライト(松下電産社製、商品
名「FL−20SBL−1B」)を用いて各塗装板を得
た。ハロゲンランプは照射距離50cmで10分間、ブ
ラックライトは照射距離5cmで10分間光照射した。
【0068】得られた各塗装板を下記試験方法に基づき
性能試験に供した。試験結果を後記表2に示す。
【0069】試験方法 (*1)硬化性:塗装板表面のランプ照射直後における
粘着性を指触にて調べ、下記基準にて評価した。尚、比
較例4においては60℃の熱風乾燥器中で10分間乾燥
後の粘着性を調べた。 ○:表面に粘着性がなく良好、 △:表面に少し粘着
性がある、×:表面にかなりの粘着性がある。
【0070】(*2)鉛筆硬度:塗装板をランプ照射後
20℃で24時間放置後の塗装板表面の鉛筆硬度をJI
S K−5400 8.4.2(1990)に基づいて
測定した。評価は破れにて行なった。尚、比較例4では
60℃の熱風乾燥器中で60分間乾燥後の鉛筆硬度を調
べた。
【0071】(*3)仕上り性:上記(*2)と同様に
放置して得られた塗装板表面の仕上り性を目視にて下記
基準に基づいて評価した。 ◎:非常に良好、 ○:良好、 △:塗面に若干ひ
ずみあり、×:塗面にかなりひずみあり。
【0072】(*4)付着性:上記(*2)と同様に放
置して得られた塗装板の塗膜にナイフにて2mm間隔の
ゴバン目を100個作成し、その上にセロハンテープを
貼付け急激に剥離した際に塗面に残ったゴバン目の数か
ら下記基準にて評価した。 ○:塗面に残ったゴバン目の数が100個、 ×:塗面に残ったゴバン目の数が99個以下。
【0073】
【表2】
【0074】
【発明の効果】本発明組成物は、ハロゲンランプ及び/
又はブラックライトによっても短時間硬化可能であるの
で、自動車補修塗装の現場などの汎用分野でも安全に使
用可能であり、しかも硬度、仕上り性に優れた被膜を形
成できる。
フロントページの続き Fターム(参考) 4J005 AA02 AA04 AA07 BA00 4J011 AA03 AC04 QA03 QA09 QA19 QA20 QA24 QA26 QB01 QB02 QB04 QB13 QB14 QB19 QB24 QB25 SA01 SA21 SA31 SA41 SA61 SA63 SA64 SA84 UA01 UA06 VA01 WA02 4J036 AB01 AD08 AG00 AJ01 AJ09 AK08 AK09 AK11 EA01 EA02 EA04 EA05 EA09 FA10 FA11 FA12 GA21 GA22 GA23 GA24 HA02 JA01 KA01 4J038 CG141 CG142 CH171 CH172 DB031 DB032 DB061 DB062 DB221 DB222 DB231 DB232 DB261 DB262 FA041 FA042 FA121 FA122 FA131 FA132 FA141 FA142 FA151 FA152 FA231 FA232 FA251 FA252 FA261 FA262 FA281 FA282 JA69 KA03 MA14 NA01 NA11 NA23 PA17 PB07 PC02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)エポキシ基含有化合物、 (B)1分子中にオキセタン環を1個有するオキセタン
    環含有化合物、 (C)重合性不飽和基含有化合物、 (D)カチオン重合開始剤及び (E)光ラジカル重合開始剤を必須成分として含有し、
    (A)成分と(B)成分との配合割合が(A)/(B)
    の固形分重量比で90/10〜10/90であって、且
    つ(A)成分及び(B)成分の合計量と(C)成分との
    配合割合が、前者/後者の固形分重量比で、95/5〜
    5/95範囲内にあることを特徴とする活性エネルギー
    線硬化型被覆用組成物。
  2. 【請求項2】 基材面に、請求項1記載の活性エネルギ
    ー線硬化型被覆用組成物を塗布し、ハロゲンランプ及び
    ブラックライトから選ばれる少なくとも1種の光源を用
    いて光照射し、さらに必要に応じて加熱することによっ
    て硬化被膜を形成することを特徴とする被膜形成方法。
JP11116066A 1999-04-23 1999-04-23 活性エネルギー線硬化型被覆用組成物及びこの組成物を用いた被膜形成方法 Pending JP2000302840A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11116066A JP2000302840A (ja) 1999-04-23 1999-04-23 活性エネルギー線硬化型被覆用組成物及びこの組成物を用いた被膜形成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11116066A JP2000302840A (ja) 1999-04-23 1999-04-23 活性エネルギー線硬化型被覆用組成物及びこの組成物を用いた被膜形成方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000302840A true JP2000302840A (ja) 2000-10-31

Family

ID=14677875

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11116066A Pending JP2000302840A (ja) 1999-04-23 1999-04-23 活性エネルギー線硬化型被覆用組成物及びこの組成物を用いた被膜形成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000302840A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002060470A (ja) * 2000-08-11 2002-02-26 Asahi Kasei Corp 感光性樹脂組成物
JP2002161134A (ja) * 2000-11-28 2002-06-04 Hitachi Chem Co Ltd 硬化性オキセタン組成物の硬化方法
JP2006063194A (ja) * 2004-08-27 2006-03-09 Toagosei Co Ltd 硬化性組成物
WO2006067927A1 (ja) * 2004-12-22 2006-06-29 Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. 活性光線硬化型組成物、活性光線硬化型インク、それを用いた画像形成方法、インクジェット記録装置及びエポキシ化合物
WO2007074684A1 (ja) * 2005-12-26 2007-07-05 Fuji Seal International, Inc. プラスチックラベル用コーティング剤及びプラスチックラベル
JP2017095711A (ja) * 2014-03-31 2017-06-01 富士フイルム株式会社 光重合性ハードコーティング組成物、ハードコートフィルム、ハードコートフィルムの製造方法、およびハードコートフィルムを含む物品
CN109061045A (zh) * 2018-06-01 2018-12-21 湖南国盛石墨科技有限公司 一种石墨烯水性导电涂料固含量测定仪
US10479908B2 (en) 2014-03-31 2019-11-19 Fujifilm Corporation Method of manufacturing hard coat film
JP2020517445A (ja) * 2017-04-24 2020-06-18 ビーエーエスエフ コーティングス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングBASF Coatings GmbH 自動車塗装システムの補修キットおよび補修キットを使用した自動車塗装システムの補修方法

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05506465A (ja) * 1990-04-23 1993-09-22 ミネソタ・マイニング・アンド・マニュファクチュアリング・カンパニー エネルギー硬化性のカチオンおよびラジカル重合性感圧組成物
JPH08134405A (ja) * 1994-11-11 1996-05-28 Toagosei Co Ltd 缶外面用塗料組成物
JPH08208832A (ja) * 1995-02-08 1996-08-13 Toagosei Co Ltd プラスチック被覆用活性エネルギー線硬化型組成物
JPH08218296A (ja) * 1995-02-15 1996-08-27 Toagosei Co Ltd 紙被覆用活性エネルギー線硬化型組成物
JPH08239623A (ja) * 1995-02-28 1996-09-17 Toagosei Co Ltd 木材用活性エネルギー線硬化型塗料組成物
JPH08269392A (ja) * 1995-03-31 1996-10-15 Toagosei Co Ltd 光ファイバ一次被覆用活性エネルギー線硬化型組成物
JPH09309950A (ja) * 1995-10-02 1997-12-02 Kansai Paint Co Ltd 紫外線硬化型缶用塗料組成物
JPH10212343A (ja) * 1997-01-30 1998-08-11 Kansai Paint Co Ltd 紫外線硬化型缶用塗料組成物
JPH1129609A (ja) * 1997-07-08 1999-02-02 Nippon Soda Co Ltd 熱硬化性組成物

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05506465A (ja) * 1990-04-23 1993-09-22 ミネソタ・マイニング・アンド・マニュファクチュアリング・カンパニー エネルギー硬化性のカチオンおよびラジカル重合性感圧組成物
JPH08134405A (ja) * 1994-11-11 1996-05-28 Toagosei Co Ltd 缶外面用塗料組成物
JPH08208832A (ja) * 1995-02-08 1996-08-13 Toagosei Co Ltd プラスチック被覆用活性エネルギー線硬化型組成物
JPH08218296A (ja) * 1995-02-15 1996-08-27 Toagosei Co Ltd 紙被覆用活性エネルギー線硬化型組成物
JPH08239623A (ja) * 1995-02-28 1996-09-17 Toagosei Co Ltd 木材用活性エネルギー線硬化型塗料組成物
JPH08269392A (ja) * 1995-03-31 1996-10-15 Toagosei Co Ltd 光ファイバ一次被覆用活性エネルギー線硬化型組成物
JPH09309950A (ja) * 1995-10-02 1997-12-02 Kansai Paint Co Ltd 紫外線硬化型缶用塗料組成物
JPH10212343A (ja) * 1997-01-30 1998-08-11 Kansai Paint Co Ltd 紫外線硬化型缶用塗料組成物
JPH1129609A (ja) * 1997-07-08 1999-02-02 Nippon Soda Co Ltd 熱硬化性組成物

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002060470A (ja) * 2000-08-11 2002-02-26 Asahi Kasei Corp 感光性樹脂組成物
JP2002161134A (ja) * 2000-11-28 2002-06-04 Hitachi Chem Co Ltd 硬化性オキセタン組成物の硬化方法
JP2006063194A (ja) * 2004-08-27 2006-03-09 Toagosei Co Ltd 硬化性組成物
WO2006067927A1 (ja) * 2004-12-22 2006-06-29 Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. 活性光線硬化型組成物、活性光線硬化型インク、それを用いた画像形成方法、インクジェット記録装置及びエポキシ化合物
WO2007074684A1 (ja) * 2005-12-26 2007-07-05 Fuji Seal International, Inc. プラスチックラベル用コーティング剤及びプラスチックラベル
US8486515B2 (en) 2005-12-26 2013-07-16 Fuji Seal International, Inc. Coating agent for plastic label, and plastic label
JP5352087B2 (ja) * 2005-12-26 2013-11-27 株式会社フジシールインターナショナル シュリンクラベル
JP2017095711A (ja) * 2014-03-31 2017-06-01 富士フイルム株式会社 光重合性ハードコーティング組成物、ハードコートフィルム、ハードコートフィルムの製造方法、およびハードコートフィルムを含む物品
US10479908B2 (en) 2014-03-31 2019-11-19 Fujifilm Corporation Method of manufacturing hard coat film
JP2020517445A (ja) * 2017-04-24 2020-06-18 ビーエーエスエフ コーティングス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングBASF Coatings GmbH 自動車塗装システムの補修キットおよび補修キットを使用した自動車塗装システムの補修方法
CN109061045A (zh) * 2018-06-01 2018-12-21 湖南国盛石墨科技有限公司 一种石墨烯水性导电涂料固含量测定仪

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3844824B2 (ja) エネルギー線硬化性エポキシ樹脂組成物、光学的立体造形用樹脂組成物及び光学的立体造形方法
JP5133481B2 (ja) 補修塗装方法
US20030059555A1 (en) Coating composition
DE60306046T2 (de) Verfahren zum Beschichten von faserverstärkten Kunststoffsubstraten mit einem Primer
KR19980042385A (ko) 활성 에너지선 경화형 수지의 제조 방법, 자외선 경화형 캔용도료 조성물 및 그것을 사용한 도장 금속 캔의 제조 방법
JP2000302840A (ja) 活性エネルギー線硬化型被覆用組成物及びこの組成物を用いた被膜形成方法
JP4633952B2 (ja) 塗膜形成方法
JP3273016B2 (ja) 印刷可能なベースコート用光硬化型塗料組成物
JP4310072B2 (ja) 光硬化型パテ組成物
JPH0641213A (ja) 光硬化性尿素含有組成物からテキスチャー被覆を得るための方法
JP3524600B2 (ja) 硬化性樹脂組成物、及び樹脂硬化物の製造方法
JP5503104B2 (ja) 光硬化型着色塗料及び塗装樹脂製品
JPH11130981A (ja) 被覆用樹脂組成物及びこれを用いたコ−ティング方法
JP3828398B2 (ja) 塗装方法
JP2000273399A (ja) 紫外線硬化型被膜形成組成物
JPH11302562A (ja) 光硬化型塗料組成物
EP0825201B2 (en) Photocurable composition and curing process therefor
JPS58145712A (ja) 放射線硬化樹脂組成物
JP2001334208A (ja) 補修塗装方法
JPH0885775A (ja) プレコート鋼板製造用組成物
JPH09176517A (ja) 可視光硬化型パテ組成物及びこれを用いた補修塗装方法
JP3730352B2 (ja) パテ組成物及びこれを用いた補修塗装方法
JPH11128826A (ja) コ−ティング方法
JPH1180118A (ja) 新規スルホニウム塩、カチオン重合性組成物及びその硬化物
JPH05161869A (ja) 塗膜形成法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060313

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081104

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081216

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090204

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20090204

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100105