JP2000300129A - 電動リール - Google Patents

電動リール

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JP2000300129A
JP2000300129A JP11112025A JP11202599A JP2000300129A JP 2000300129 A JP2000300129 A JP 2000300129A JP 11112025 A JP11112025 A JP 11112025A JP 11202599 A JP11202599 A JP 11202599A JP 2000300129 A JP2000300129 A JP 2000300129A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電動リールにおいて、巻き上げ時にハリス切
れや口切れを生じにくくする。 【解決手段】 電動リールは、釣り竿に装着されるリー
ル本体1と、スプール10と、モータ12と、変更スイ
ッチSKと、トルクセンサ43と、トルクデータ記憶エ
リア53と、リール制御部30とを備えている。変更ス
イッチSKは、モータ12のトルクを段階的に制御する
操作を行うために使用される。トルクセンサ43は、モ
ータに作用する巻き上げトルクを検出する。トルク記憶
エリア53には、巻き上げトルクが複数の段階に設定さ
れている。リール制御部30は、変更スイッチSKの操
作に応じてトルクセンサ43が検出した巻き上げトルク
が、トルクデータ記憶エリア53に設定された各段階の
巻き上げトルクを超えないように各段階毎にモータのト
ルクを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、釣り用リール、特
に、モータによりスプールを駆動する電動リールに関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、巻き上げ時のスプールの回転を
モータで行う電動リールは、たとえば、100m以上の
水深を回遊する魚を船の上から釣るときによく使用され
る。この種の電動リールは、リール本体と、リール本体
に装着されたスプールと、スプールを回転させるハンド
ルと、スプールを巻き上げ方向に回転させるモータとを
備えている。リール本体の上面には、水深等を表示する
ディスプレイや各種の入力等を行うスイッチが設けられ
た操作パネルが装着されている。
【0003】このような電動リールでは、従来、巻き上
げ速度を複数の段階に予め設定し、設定された段階のい
ずれかをレバーやスイッチ等の操作入力手段により選択
し、スプール回転等を監視して巻き上げ速度が選択され
た設定速度範囲内に入るようにモータを制御している。
具体的には、モータをPWM(パルス幅変調)駆動し、
スプール回転が操作入力手段により選択された段階の設
定速度範囲を外れると、デューティ比(パルス幅)を変
化させて供給電力量を増減させ、スプール回転が設定速
度範囲内に入るようにモータを制御している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の構成では、
巻き上げ速度が設定範囲内に入るようにモータを速度制
御している。したがって、たとえば大物がかかって負荷
が増大して速度が低下した状態であっても、デューティ
比を大きくする(電流を多く流す)制御を行って設定範
囲内に入るように巻き上げ速度を増加させる。このた
め、巻き上げトルクが増大し、ドラグの設定や魚種によ
ってはハリス切れや口切れが生じる場合がある。
【0005】本発明の課題は、電動リールにおいて、巻
き上げ時にハリス切れや口切れを生じにくくすることに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】発明1に係る電動リール
は、釣り竿に装着されるリールであって、釣り竿に装着
されるリール本体と、スプールと、電動のモータと、操
作入力手段と、トルク検出手段と、トルク設定手段と、
第1モータ制御手段とを備えている。スプールは、リー
ル本体に回転自在に装着されている。モータはスプール
を巻き上げ方向に回転させるためのものである。操作入
力手段は、モータを段階的に制御する操作を行うための
手段である。トルク検出手段は、モータに作用する巻き
上げトルクを検出するための手段である。トルク設定手
段は、巻き上げトルクが複数の段階に設定される手段で
ある。第1モータ制御手段は、操作入力手段の操作に応
じてトルク検出手段が検出した巻き上げトルクがトルク
設定手段で設定された各段階の巻き上げトルクを超えな
いように各段階毎にモータのトルクを制御する手段であ
る。
【0007】この電動リールでは、予めトルク設定手段
により複数段階のトルクが設定され、操作入力手段の操
作に応じてトルク検出手段が検出した巻き上げトルクが
トルク設定手段で設定された各段階の巻き上げトルクを
超えないように各段階毎にモータのトルクが制御され
る。ここでは、予め設定されたトルクになるように操作
入力手段を操作すれば、巻き上げトルクが設定されたト
ルクを超えることはない。このため、巻き上げトルクの
無用な増加を抑えることができ、口切れやハリス切れが
生じにくくなる。
【0008】発明2に係る電動リールは、発明1に記載
のリールにおいて、トルク設定手段には、各段階毎に許
容電流値が設定され、トルク検出手段は、モータに供給
される電流値により巻き上げトルクを検出し、第1モー
タ制御手段は、操作入力手段の操作に応じて各段階毎に
設定された許容電流値を超えないようにモータに供給す
る電流を制御する。この場合には、電流により巻き上げ
トルクを検出しているので、トルクの検出が容易であり
かつ精度が高くなる。また、電流値も設定された電流値
以上に増加しにくいので焼損等の熱によるモータの損傷
が生じにくい。
【0009】発明3に係る電動リールは、発明1又は2
に記載のリールにおいて、スプールの巻き上げ速度を検
出するための速度検出手段と、巻き上げ速度が複数の段
階に設定される速度設定手段と、操作入力手段の操作に
応じて速度検出手段が検出した巻き上げ速度が速度設定
手段で設定された各段階の巻き上げ速度を超えないよう
に各段階毎にモータの速度を制御する第2モータ制御手
段と、第1モータ制御手段による制御と第2モータ制御
手段による制御とを択一的に選択するための制御選択手
段とをさらに備える。この場合には、速度制御とトルク
制御とのいずれかの制御を選択できるので、魚種や釣法
等に応じてモータの制御方法を最適化できる。
【0010】発明4に係る電動リールは、発明1から3
のいずれかに記載のリールにおいて、操作入力手段は、
押しボタンスイッチであり、その押圧操作時間又は押圧
操作回数に応じて段階が変化する。この場合には、よく
使用される押しボタンスイッチにより各段階のトルクを
選択できるので、操作入力手段の構成が簡素でコストが
低減する。
【0011】発明5に係る電動リールは、発明1から3
のいずれかに記載のリールにおいて、操作入力手段は、
揺動レバーであり、その揺動角度に応じて段階が変化す
る。この場合には、揺動レバーの揺動角度によって各段
階を選択できるので、選択されたトルク又は速度を揺動
角度により確認しやすい。発明6に係る電動リールは、
発明1から3のいずれかに記載のリールにおいて、操作
入力手段は、無限回転操作体であり、少なくとも最大値
と最小値との間でその回動角度に応じて段階が変化す
る。この場合には、無限回転操作体により各段階のトル
クを選択できるので、トルクの選択操作が容易である。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態による電動リ
ールは、図1に示すように、釣り竿Rに装着されるリー
ル本体1と、リール本体1の側方に配置されたスプール
回転用のハンドル2と、ハンドル2のリール本体1側に
配置されたドラグ調整用のスタードラグ3とを主に備え
ている。
【0013】リール本体1は、左右1対の側板7a、7
bとそれらを連結する複数の連結部材8とからなるフレ
ーム7と、フレーム7の左右を覆う左右の側カバー9
a、9bとを有している。ハンドル2側(図1の右側)
の側カバー9bには、ハンドル2の回転軸が回転自在に
支持され、ハンドル2と逆側(図1の左側)の側カバー
9aには、外部電源PS接続用の電源コード18を接続
するためのコネクタ19が設けられている。
【0014】リール本体1の内部には、ハンドル2に連
結されたスプール10が回転自在に支持されている。ス
プール10の内部には、スプール10を糸巻き上げ方向
に回転駆動する直流駆動のモータ12が配置されてい
る。また、リール本体1のハンドル2側側面には、ハン
ドル2及びモータ12とスプール10との駆動伝達をオ
ンオフするクラッチの操作レバー11が配置されてい
る。このクラッチをオンすると、仕掛けの自重による糸
繰り出し中に、糸繰り出し動作を停止できる。
【0015】リール本体1の上部にはカウンタケース4
が固定されている。カウンタケース4は、リール本体1
の上部に配置され、上面に表示窓20が形成されてい
る。カウンタケース4の上面には、図2に示すように、
表示窓20を介して仕掛けの水深や棚位置を水面からと
底からとの2つの基準で表示するための液晶ディスプレ
イからなる表示部5が臨んでおり、表示部5の周囲には
スイッチ操作部6が設けられている。
【0016】表示部5は、中央に配置された4桁の7セ
グメント表示の水深表示領域5aと、その下方に配置さ
れた3桁の底水深表示領域5bと、水深表示領域5aの
図2右側に配置された段数表示領域5cとを有してい
る。段数表示領域5cは、スイッチ操作部6により操作
された現在の巻き上げトルク又は速度を5段階で表示す
る。また、水深表示領域5aの上方には後述する速度モ
ードとトルクモードの制御モードを示す「速度・トル
ク」の文字のいずれかが表示される。
【0017】スイッチ操作部6は、表示部5の図1右側
に上下に並べて配置された変更スイッチSK及びモータ
スイッチPWと、左側に上下に並べて配置された底メモ
スイッチSM及びモードスイッチMDとを有している。
モータスイッチPWは、モータ12をオンオフするため
のスイッチであり、モータスイッチPWがオン操作され
たときモータ12を回転させる連続巻き上げ可能なスイ
ッチとなっている。
【0018】変更スイッチSKは、駆動されたモータ1
2の速度又はトルクを増減するためのスイッチであり、
上下の2つのスイッチと中立位置とを有するシーソー型
のスイッチである。この変更スイッチSKの上スイッチ
を押すと速度又はトルクが増加し下スイッチを押すと減
少する。底メモスイッチSMは、仕掛けが底に到達した
ときに押されるスイッチであり、そのときの水深が底と
して設定される。この底メモスイッチSMを所定時間以
上押すと、釣り糸が切れたときになどに水深表示の0点
を新たな位置にセットできる。
【0019】モードスイッチMDは、モータを制御する
モードをトルク制御するトルクモードと速度制御する速
度モードとに切り換えるためのスイッチであり、スイッ
チを押す毎に制御モードが切り換わる。なお、初期設定
では制御モードが速度モードに設定されている。リール
制御部30は、カウンタケース4内に配置されたCP
U、RAM、ROM、I/Oインターフェイス等を含む
マイクロコンピュータを含んでいる。リール制御部30
は、制御プログラムに従って表示部5の表示制御やモー
タ駆動制御等の各種の制御動作を実行する。リール制御
部30には、図3に示すように、スイッチ操作部6の各
種のスイッチと、スプールセンサ41と、スプールカウ
ンタ42と、トルクセンサ43とが接続されている。ま
た、リール制御部30には、ブザー44と、PWM駆動
回路45と、表示部5と、記憶部46と、他の入出力部
とが接続されている。
【0020】スプールセンサ41は、前後に並べて配置
された2つのリードスイッチから構成されており、いず
れのリードスイッチが先に検出パルスを発したかにより
スプール10の回転方向を検出できる。スプールカウン
タ42は、スプールセンサ41のオンオフ回数を計数す
るカウンタであり、この計数値によりスプール回転数に
関する回転位置データが得られる。スプールカウンタ4
2は、スプール10が正転(糸繰り出し方向の回転)す
ると計数値が減少し、逆転すると増加する。トルクセン
サ43は、トルク制御に使用する巻き上げトルクを検出
するためのセンサであり、具体的にはモータ12に流さ
れる電流を検出することにより巻き上げトルクを検出す
る。ブザー44は、警報音を鳴らすために使用される。
PWM駆動回路45は、モータ12をPWM駆動するも
のであり、リール制御部30によりデューティ比が制御
されてモータ12をトルク可変に駆動する。
【0021】記憶部46はたとえばEEPROM等の不
揮発メモリから構成されている。記憶部46には、図4
に示すように、棚位置等の表示データを記憶する表示デ
ータ記憶エリア50と、実際の糸長とスプール回転数と
の関係を示す学習データを記憶する学習データ記憶エリ
ア51と、速度の段数SCに応じたスプール10の巻き
上げ速度(rpm)の上限値を記憶する速度データ記憶
エリア52と、トルクの段数に応じたモータ12の巻き
上げトルク(アンペア)の上限値を記憶するトルクデー
タ記憶エリア53と、種々のデータを記憶するデータ記
憶エリア54とが設けられている。
【0022】速度データ記憶エリア52には、たとえ
ば、段数SCが1速の場合に上限の速度データSS=2
57rpm,2速の場合にSS=369rpm,3速の
場合にSS=503rpm,4速の場合にSS=665
rpm,5速の場合にSS=1000rpmがそれぞれ
記憶されている。また、トルクデータ記憶エリア53に
は、たとえば、段数TCが1段の場合に上限のトルクデ
ータ。TS=2A,2段の場合にTS=3.5A,3段
の場合にTS=5A,4段の場合にTS=6.5A,5
段の場合にTS=8Aがそれぞれ記憶されている。
【0023】データ記憶エリア54にはPWM制御用の
デューティ比のデータや各種の一時的なデータが格納さ
れている。また、各トルク段数毎の最大デューティ比及
び最小デューティ比のデータも格納されている。次に、
リール制御部30によって行われる具体的な制御処理
を、図5以降の制御フローチャートに従って説明する。
【0024】電動リールが電源コード18を介して外部
電源PSに接続されると、図5のステップS1において
初期設定を行う。この初期設定ではスプールカウンタ4
2の計数値をリセットしたり、各種の変数やフラグをリ
セットしたり、モータ制御モードを速度モードにする。
次にステップS2では表示処理を行う。表示処理では、
水深表示等の各種の表示処理を行う。ここで、速度モー
ドのときには、段数表示領域5cに変更スイッチSKに
より操作された速度段数が、トルクモードのときにはト
ルク段数が表示される。また、速度モードとトルクモー
ドとのいずれか制御モードが表示される。
【0025】ステップS3では、スイッチ操作部6のい
ずれかのスイッチが押されたか否かを判断する。またス
テップS4ではスプール10が回転しているか否かを判
断する。この判断は、スプールセンサ41の出力により
判断する。ステップS5ではその他の指令や入力がなさ
れたか否かを判断する。スイッチが押された場合にはス
テップS3からステップS6に移行してキー入力処理を
実行する。またスプール10の回転が検出された場合に
はステップS4からステップS7に移行する。ステップ
S7では各動作モード処理を実行する。その他の指令あ
るいは入力がなされた場合にはステップS5からステッ
プS8に移行してその他の処理を実行する。
【0026】ステップS6のキー入力処理では図6のス
テップS11でモードスイッチMDが押されたか否かを
判断する。ステップS12では、モータスイッチPWが
押された否かを判断する。ステップS13では、変更ス
イッチSKの上スイッチが押されたか否かを判断する。
ステップS14では、変更スイッチSKの下スイッチが
押されたか否かを判断する。ステップS15では、その
他のスイッチが操作されたか否かを判断する。その他の
スイッチの操作には底メモスイッチSM等の操作を含ん
でいる。
【0027】モードスイッチMDが押されるとステップ
S11からステップS16に移行する。ステップS16
では、制御モードが速度モードか否かを判断する。速度
モード中にモードスイッチMDが押されるということは
釣り人がトルクモードにしようとするためであるので、
ステップS17に移行して制御モードをトルクモードに
セットする。これにより、変更スイッチSKの操作に応
じてトルク制御が行われる。速度モードではなくトルク
モードの時にはステップS16からステップS18に移
行し、制御モードを速度モードにセットする。
【0028】モータスイッチPWが押されると、ステッ
プS12からステップS19に移行する。ステップS1
9では、モータ12がすでにオンしている(回転してい
る)か否かを判断する。モータ回転中にモータスイッチ
PWが押されるということは釣り人がモータ12を停止
しようとするためであるので、ステップS20に移行し
てモータ12をオフする。モータ停止中の場合にはステ
ップS19からステップS21に移行してモータ12を
オンする。
【0029】変更スイッチSKの上スイッチが押される
と、ステップS13からステップS22に移行する。ス
テップS22では、制御モードが速度モードか否かを判
断する。速度モードのときには、ステップS23に移行
し、後述する速度増加処理を行う。トルクモードのとき
には、ステップS22からステップS24に移行し、後
述するトルク増加処理を行う。ここでは、上スイッチが
押されていると速度増加又はトルク増加処理を行うの
で、結果として上スイッチを押している時間だけこれら
の増加処理が行われる。
【0030】変更スイッチSKの下スイッチが押される
と、ステップS14からステップS25に移行する。ス
テップS25では、制御モードが速度モードか否かを判
断する。速度モードのときには、ステップS26に移行
し、後述する速度減少処理を行う。トルクモードのとき
には、ステップS25からステップS27に移行し、後
述するトルク減少処理を行う。ここでも、下スイッチが
押されていると速度減少又はトルク減少処理を行うの
で、結果として下スイッチを押している時間だけこれら
の減少処理が行われる。
【0031】他のスイッチ入力がなされると、ステップ
S15からステップS28に移行し、たとえば、現在の
水深の底棚値にセットするなどの操作されたスイッチ入
力に応じた他のキー入力処理を行う。ステップS23の
速度増加処理では、図7のステップS31で、前にセッ
トされた速度段数SCをデータ記憶エリア54から読み
出す。ここで、データ記憶エリア54には、速度段数S
Cが増加又は減少するごとにその値が記憶される。ま
た、電源が投入されたとき及びモータスイッチPWが押
されてモータ12が停止したときに、速度段数SCが
「0」にセットされ、データ記憶エリア54に記憶され
る。
【0032】ステップS32では、読み出した速度段数
SCを1段アップする。このときの増加した速度段数S
Cは、表示処理において段数表示領域5eに表示される
とともに、データ記憶エリア54に記憶される。なお、
モータスイッチPWが押された直後は、速度段数SCが
1段アップして「1」にセットされる。また、速度段数
SCが「5」にセットされるとそれ以上増加することは
ない。
【0033】ステップS33では、速度データ記憶エリ
ア52から増加した速度段数SCに応じた速度データS
Sを読み出しセットする。ステップS34では、スプー
ルセンサ41の出力からスプール10の速度データSP
を読み込む。ステップS35では、読み込んだ速度デー
タSPが、セットされた速度段数SCに応じた速度デー
タSS以上になったか否かを判断する。速度データSP
が速度データSS未満のときには、ステップS35から
ステップS36に移行する。ステップS36では、現在
のデューティ比Dをデータ記憶エリア54から読み出
す。データ記憶エリア54には、デューティ比Dがセッ
トされる都度、セットされたデューティ比Dが記憶され
る。
【0034】ステップS37では、データ記憶エリア5
4から読み出した現在のデューティ比Dが最大デューテ
ィ比DU以上になったか否かを判断する。この最大デュ
ーティ比DUは、通常「100」であるが、速度段数S
Cやモータ12の負荷等に応じて最大デューティ比DU
の設定を変更してもよい。デューティ比Dが最大デュー
ティ比DU未満のときには、ステップS37からステッ
プS38に移行し、デューティ比Dを所定の増分DI増
加してセットする。この新たにセットされたデューティ
比Dはデータ記憶エリア54に記憶される。なお、この
増分DIは、たとえば「5」である。ステップS37
で、デューティ比Dが最大デューティ比D U以上と判断
するとステップS39に移行する。ステップS39で
は、デューティ比Dを最大デューティ比DUにセットす
る。
【0035】一方、ステップS35で、速度データSP
が速度データSS以上と判断したときには、何も処理せ
ずキー入力処理に戻る。また、ステップS38又はS3
9の処理が終わるとキー入力処理に戻る。この速度増加
処理では、上スイッチを押している時間だけ速度段数S
Cをアップし、アップした速度段数SCに応じた巻き上
げ速度までスプール10の速度を増加させる。また、上
スイッチを押すのをやめると、再度、上スイッチ又は下
スイッチが押されるまで速度増加処理や速度減少処理は
行われないので、速度増加結果の速度段数SCが維持さ
れ、その巻き上げ速度が維持される。
【0036】ステップS24のトルク増加処理では、最
大デューティ比TDUが各トルク段数TC毎に設定され
ている点が速度増加処理と異なる。すなわち、トルク制
御の場合、モータ12に与える電流値の最大値、つまり
最大デューティ比TDUは、各トルク段数TC毎に設定
されているため、各トルク段数TCでそれ以上トルクが
あがることがない。トルク増加処理では、図8のステッ
プS41で、前にセットされたトルク段数TCをデータ
記憶エリア54から読み出す。ここで、データ記憶エリ
ア54には、トルク段数TCが増加又は減少するごとに
その値が記憶される。また、電源が投入されたとき及び
モータスイッチPWが押されてモータ12が停止したと
きに、トルク段数TCが「0」にセットされ、データ記
憶エリア54に記憶される。
【0037】ステップS42では、読み出したトルク段
数TCを1段アップする。このときの増加したトルク段
数TCは、表示処理において段数表示領域5eに表示さ
れるとともに、データ記憶エリア54に記憶される。な
お、モータスイッチPWが押された直後は、トルク段数
TCが1段アップして「1」にセットされる。また、ト
ルク段数TCが「5」にセットされるとそれ以上増加す
ることはない。
【0038】ステップS43では、トルクデータ記憶エ
リア53から増加したトルク段数TCに応じたトルクデ
ータTSを読み出しセットする。ステップS44では、
トルクセンサ43の出力からスプール10のトルクデー
タAMを読み込む。ステップS45では、読み込んだト
ルクデータAMが、セットされたトルク段数TCに応じ
たトルクデータTS以上になったか否かを判断する。ト
ルクデータAMがトルクデータTS未満のときには、ス
テップS45からステップS46に移行する。ステップ
S46では、現在のデューティ比Dをデータ記憶エリア
54から読み出す。データ記憶エリア54には、デュー
ティ比Dがセットされる都度、セットされたデューティ
比Dが記憶される。
【0039】ステップS47では、データ記憶エリア5
4から読み出した現在のデューティ比Dが各トルク段数
TC毎に設定された最大デューティ比TDU以上になっ
たか否かを判断する。デューティ比Dが最大デューティ
比TDU未満のときには、ステップS47からステップ
S48に移行し、デューティ比Dを所定の増分DI増加
してセットする。この新たにセットされたデューティ比
Dはデータ記憶エリア54に記憶される。なお、この増
分DIは、たとえば「5」である。ステップS47で、
デューティ比Dが最大デューティ比TDU以上と判断す
るとステップS49に移行する。ステップS49では、
デューティ比Dを最大デューティ比TD Uにセットす
る。
【0040】一方、ステップS45で、トルクデータA
MがトルクデータTS以上と判断したときには、何も処
理せずキー入力処理に戻る。また、ステップS48又は
S49の処理が終わるとキー入力処理に戻る。このトル
ク増加処理では、上スイッチを押している時間だけトル
ク段数TCをアップし、アップしたトルク段数TCに応
じたトルクまでモータ12のトルクを増加させる。ま
た、上スイッチを押すのをやめると、再度、上スイッチ
又は下スイッチが押されるまでトルク増加処理やトルク
減少処理は行われないので、トルク増加結果のトルク段
数TCが維持され、そのトルクが維持される。この結
果、負荷が大きくなると速度は低下する。しかし、一定
のトルクで巻き上げるので、巻き上げ時にハリス切れや
口切れを生じにくくなる。
【0041】ステップS26の速度減少処理では、図9
のステップS51で、前にセットされた速度段数SCを
データ記憶エリア54から読み出す。ステップS52で
は、読み出した速度段数SCを1段ダウンする。このと
きの減少した速度段数SCは、表示処理において段数表
示領域5eに表示されるとともに、データ記憶エリア5
4に記憶される。なお、速度段数SCが「1」にダウン
されるとそれ以上減少することはない。ステップS53
では、速度データ記憶エリア52から減少した速度段数
SCに応じた速度データSSを読み出す。ステップS5
4では、スプールセンサ41の出力からスプール10の
速度データSPを読み込む。
【0042】ステップS55では、読み込んだ速度デー
タSPが、セットされた速度段数SCに応じた速度デー
タSS以下になったか否かを判断する。速度データSP
が速度データSSを超えるときには、ステップS55か
らステップS56に移行する。ステップS56では、現
在のデューティ比Dをデータ記憶エリア54から読み出
す。
【0043】ステップS57では、データ記憶エリア5
4から読み出した現在のデューティ比Dが最小デューテ
ィ比DL以上になったか否かを判断する。この最小デュ
ーティ比DLは、通常「40」である。デューティ比D
が最小デューティ比DLを超えるときには、ステップS
57からステップS58に移行し、デューティ比Dを所
定の減分DI減少させてセットする。このセットされた
デューティ比Dはデータ記憶エリア54に記憶される。
なお、この減分DIは、たとえば「5」である。ステッ
プS58で、デューティ比Dが最小デューティ比DL
下と判断するとステップS59に移行する。ステップS
59では、デューティ比Dを最小デューティ比DLにセ
ットする。
【0044】一方、ステップS55で、読み込んだ速度
データSPがセットされた速度段数SCに応じた速度デ
ータSS以下になったかと判断すると何も処理せずキー
入力処理に戻る。また、ステップS58又はS59の処
理が終わるとキー入力処理に戻る。この減速処理では、
下スイッチを押している時間速度段数SCをダウンし、
ダウンした速度段数SCに応じた巻き上げ速度までスプ
ール10の巻き上げ速度を減少させる。また、下スイッ
チを押すのをやめると、再度、上スイッチ又は下スイッ
チが押されるまで速度増加処理や速度減少処理は行われ
ないので、速度減少結果の速度段数SCが維持され、そ
の巻き上げ速度が維持される。
【0045】ステップS27のトルク減少処理では、最
小デューティ比TDLが各トルク段数TC毎に設定され
ている点が速度減少処理と異なる。すなわち、トルク制
御の場合、モータ12に与える電流値の最小値、つまり
最小デューティ比TDLは、各トルク段数TC毎に設定
されているため、各トルク段数TCでそれ以下にトルク
が下降することがない。トルク減少処理では、図10の
ステップS61で、前にセットされたトルク段数TCを
データ記憶エリア54から読み出す。ここで、データ記
憶エリア54には、トルク段数TCが増加又は減少する
ごとにその値が記憶される。また、電源が投入されたと
き及びモータスイッチPWが押されてモータ12が停止
したときに、トルク段数TCが「0」にセットされ、デ
ータ記憶エリア54に記憶される。
【0046】ステップS62では、読み出したトルク段
数TCを1段ダウンする。このときの減少したトルク段
数TCは、表示処理において段数表示領域5eに表示さ
れるとともに、データ記憶エリア54に記憶される。な
お、モータスイッチPWが押された直後は、トルク段数
TCが1段アップして「1」にセットされる。また、ト
ルク段数TCが「0」にセットされるとそれ以上減少す
ることはない。
【0047】ステップS63では、トルクデータ記憶エ
リア53から増加したトルク段数TCに応じたトルクデ
ータTSを読み出しセットする。ステップS64では、
トルクセンサ43の出力からスプール10のトルクデー
タAMを読み込む。ステップS65では、読み込んだト
ルクデータAMが、セットされたトルク段数TCに応じ
たトルクデータTS以下になったか否かを判断する。ト
ルクデータAMがトルクデータTSを超えるときには、
ステップS65からステップS66に移行する。ステッ
プS66では、現在のデューティ比Dをデータ記憶エリ
ア54から読み出す。データ記憶エリア54には、デュ
ーティ比Dがセットされる都度、セットされたデューテ
ィ比Dが記憶される。
【0048】ステップS67では、データ記憶エリア5
4から読み出した現在のデューティ比Dが各トルク段数
TC毎に設定された最小デューティ比TDL以下になっ
たか否かを判断する。デューティ比Dが最小デューティ
比TDLを超えているときには、ステップS67からス
テップS68に移行し、デューティ比Dを所定の減分D
I減少させてセットする。この新たにセットされたデュ
ーティ比Dはデータ記憶エリア54に記憶される。な
お、この減分DIは、たとえば「5」である。ステップ
S67で、デューティ比Dが最小デューティ比TDL
下と判断するとステップS69に移行する。ステップS
69では、デューティ比Dを最小デューティ比TDL
セットする。
【0049】一方、ステップS65で、トルクデータA
MがトルクデータTS以下と判断したときには、何も処
理せずキー入力処理に戻る。また、ステップS68又は
S69の処理が終わるとキー入力処理に戻る。このトル
ク減少処理でも、下スイッチを押している時間だけトル
ク段数TCをダウンし、ダウンしたトルク段数TCに応
じたトルクまでモータ12のトルクを減少させる。ま
た、したスイッチを押すのをやめると、再度、上スイッ
チ又は下スイッチが押されるまでトルク増加処理やトル
ク減少処理は行われないので、トルク減少結果のトルク
段数TCが維持され、そのトルクが維持される。この結
果、負荷が小さくなると速度は増加する。しかし、一定
のトルクで巻き上げるので、巻き上げ時にハリス切れや
口切れを生じにくくなる。
【0050】ステップS7の各動作モード処理では、図
11のステップS71でスプール10の回転方向が糸繰
り出し方向か否かを判断する。この判断は、スプールセ
ンサ41のいずれのリードスイッチが先にパルスを発し
たか否かにより判断する。スプール10の回転方向が糸
繰り出し方向と判断するとステップS71からステップ
S72に移行する。ステップS72では、スプール回転
数が減少する毎にスプール回転数から記憶部46に記憶
されたデータを読み出し水深を算出する。この水深がス
テップS2の表示処理で表示される。ステップS73で
は、得られた水深が底位置に一致したか、つまり、仕掛
けが底に到達したか否かを判断する。底位置は、仕掛け
が底に到達したときに底メモスイッチSMを押すことで
記憶部46にセットされる。ステップS74では、他の
モードか否かを判断する。他のモードではない場合に
は、各動作モード処理を終わりメインルーチンに戻る。
【0051】水深が底位置に一致するとステップS73
からステップS75に移行し、仕掛けが底に到達したこ
とを報知するためにブザー44を鳴らす。他のモードの
場合には、ステップS74からステップS76に移行
し、指定された他のモードを実行する。スプール10の
回転が糸巻き取り方向と判断するとステップS71から
ステップS77に移行する。ステップS77では、スプ
ール回転数から記憶部46に記憶されたデータを読み出
し水深を算出する。この水深がステップS2の表示処理
で表示される。ステップS78では、水深が船縁停止位
置に一致したか否かを判断する。船縁停止位置まで巻き
取っていない場合にはメインルーチンに戻る。船縁停止
位置に到達するとステップS78からステップS79に
移行する。ステップS79では、仕掛けが船縁にあるこ
とを報知するためにブザー44を鳴らす。ステップS8
0では、モータ12をオフする。これにより魚が釣れた
ときに取り込みやすい位置に魚が配置される。この船縁
停止位置は、たとえば水深6m以内で所定時間以上スプ
ール10が停止しているとセットされる。
【0052】この電動リールでは、モードスイッチMD
によりトルクモードが選択されると、各トルク段数毎に
トルク一定にモータ12が制御される。このため、巻き
上げ時にハリス切れや口切れを生じにくくなる。 〔他の実施形態〕 (a)前記実施形態では変更スイッチSKの上スイッチ
又は下スイッチの操作時間で速度又はトルクの段数を増
減するように構成したが、操作回数に応じて増するよう
にしてもよい。
【0053】(b)前記実施形態ではシーソー型の押し
ボタン型の変更スイッチSKにより段数の増減操作を行
ったが、図12に示すように、リール本体1のたとえば
前部に揺動自在に装着された操作レバー13により段数
の増減操作を行ってもよい。この場合、段数の増減操作
のみをこの操作レバー13の揺動角度に応じて行っても
よく、また、段数の増減操作とモータのオンオフ操作と
をこの操作レバー13で行ってもよい。
【0054】(c)図13に示すように、回動式のロー
タリスイッチRSにより増減操作を行ってもよい。この
ロータリスイッチRSにより最大値と最小値との間でそ
の回動角度に応じて段数を変化させればよい。さらにこ
のロータリスイッチRSを、たとえば径方向に押圧する
と、モータ12がオンオフするように構成してもよい。
この場合には、モータ12のオンオフと段数の設定とを
1つのロータリスイッチRSにより操作できる。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、予め設定されたトルク
になるように操作入力手段を操作すれば、巻き上げトル
クが設定されたトルクを超えることはない。このため、
巻き上げトルクの無用な増加を抑えることができ、口切
れやハリス切れが生じにくくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を採用した電動リールの平
面図。
【図2】その電動リールの表示部周辺の平面図。
【図3】その電動リールの制御ブロック図。
【図4】記憶部の格納内容を示す図。
【図5】その電動リールのメインルーチンを示すフロー
チャート。
【図6】キー入力処理サブルーチンを示すフローチャー
ト。
【図7】速度増加処理サブルーチンを示すフローチャー
ト。
【図8】トルク増加処理サブルーチンを示すフローチャ
ート。
【図9】速度減少処理サブルーチンを示すフローチャー
ト。
【図10】トルク減少処理サブルーチンを示すフローチ
ャート。
【図11】各動作モード処理サブルーチンを示すフロー
チャート。
【図12】他の実施形態における電動リールの斜視図。
【図13】他の実施形態における電動リールの側面図。
【符号の説明】
1 リール本体 10 スプール 12 モータ 30 リール制御部 41 スプールセンサ 43 トルクセンサ 46 記憶部 52 速度データ記憶エリア 53 トルクデータ記憶エリア PW モータスイッチ SK 変更スイッチ MD モードスイッチ RS ロータリスイッチ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】釣り竿に装着される電動リールであって、 前記釣り竿に装着されるリール本体と、 前記リール本体に回転自在に装着されたスプールと、 前記スプールを巻き上げ方向に回転させるための電動の
    モータと、 前記モータを段階的に制御する操作を行うための操作入
    力手段と、 前記モータに作用する巻き上げトルクを検出するための
    トルク検出手段と、 前記巻き上げトルクが複数の段階に設定されるトルク設
    定手段と、 前記操作入力手段の操作に応じて前記トルク検出手段が
    検出した巻き上げトルクが前記トルク設定手段で設定さ
    れた各段階の巻き上げトルクを超えないように各段階毎
    に前記モータのトルクを制御する第1モータ制御手段
    と、を備えた両軸受リール。
  2. 【請求項2】前記トルク設定手段には、前記各段階毎に
    許容電流値が設定され、 前記トルク検出手段は、前記モータに供給される電流値
    により前記巻き上げトルクを検出し、 前記第1モータ制御手段は、前記操作入力手段の操作に
    応じて前記各段階毎に設定された許容電流値を超えない
    ように前記モータに供給する電流を制御する、請求項1
    に記載の両軸受リール。
  3. 【請求項3】前記スプールの巻き上げ速度を検出するた
    めの速度検出手段と、 前記前記巻き上げ速度が複数の段階に設定される速度設
    定手段と、 前記操作入力手段の操作に応じて前記速度検出手段が検
    出した巻き上げ速度が前記速度設定手段で設定された各
    段階の巻き上げ速度を超えないように各段階毎に前記モ
    ータの速度を制御する第2モータ制御手段と、 前記第1モータ制御手段による制御と第2モータ制御手
    段による制御とを択一的に選択するための制御選択手段
    とをさらに備える、請求項1又は2に記載の電動リー
    ル。
  4. 【請求項4】前記操作入力手段は、押しボタンスイッチ
    であり、その押圧操作時間又は押圧操作回数に応じて前
    記段階が変化する、請求項1から3のいずれかに記載の
    電動リール。
  5. 【請求項5】前記操作入力手段は、揺動レバーであり、
    その揺動角度に応じて前記段階が変化する、請求項1か
    ら3のいずれかに記載の電動リール。
  6. 【請求項6】前記操作入力手段は、無限回転操作体であ
    り、少なくとも最大値と最小値との間でその回動角度に
    応じて前記段階が変化する、請求項1から3のいずれか
    に記載の電動リール。
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