JP2000300130A - 電動リールのモータ制御装置 - Google Patents

電動リールのモータ制御装置

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JP2000300130A
JP2000300130A JP11112026A JP11202699A JP2000300130A JP 2000300130 A JP2000300130 A JP 2000300130A JP 11112026 A JP11112026 A JP 11112026A JP 11202699 A JP11202699 A JP 11202699A JP 2000300130 A JP2000300130 A JP 2000300130A
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Japan
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motor
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rotation
handle
switch
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JP11112026A
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Yoshiyuki Furomoto
儀幸 風呂本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電動リールのモータ制御装置において、操作
性の向上を図る。 【解決手段】 電動リールのリール制御部によって行わ
れる制御処理では、ハンドルの回転が検出された場合に
は、ステップS4からステップS8に移行する。ステッ
プS8ではジギングモード処理を実行する。ステップS
8のジギングモード処理では、モータが回転していると
きに、ハンドルを所定期間中に5回転させることによ
り、モータを停止することができる。ここではモータ回
転中にハンドルの回転操作を行うだけでモータをオフに
し、そのまま続けてハンドルの回転操作を行うことがで
きるので、操作性の向上を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はモータ制御装置、特
に、電動リールのスプールを回転させるモータを制御す
るためのモータ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、巻き上げ時のスプールの回転を
モータで行う電動リールは、たとえば、100m以上の
水深を回遊する魚を船の上から釣るときによく使用され
る。この種の電動リールは、リール本体と、リール本体
に装着されたスプールと、スプールを回転させるハンド
ルと、スプールを巻き上げ方向に回転させるモータとを
備えている。リール本体の上面には、水深等を表示する
ディスプレイや各種の入力等を行うスイッチが設けられ
た操作パネルが装着されている。
【0003】このような電動リールにおいて釣り糸を巻
き上げるには、操作パネル上のオン、オフスイッチをオ
ン操作することにより、連続的に高速回転させて連続巻
き上げを行う。そして手巻きリールとして使用するため
にモータによる巻き上げを終了するときには、オン、オ
フスイッチをオフ操作して、モータの回転を停止させ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の電動リールにお
いて、ジギングを行う場合、連続巻き上げ中において釣
竿を上下にしゃくる動作を行う。そして当たりがあった
ときは、釣り味を楽しんだり、急な巻き上げによるばら
しを避けるために、釣人がハンドルの回転操作を行っ
て、すなわち手巻きで巻き上げることが多い。
【0005】しかし、連続巻き上げから手巻きに移行す
るためには、一旦オン、オフスイッチを操作して、モー
タのオフを行う必要があった。このため、モータのオフ
操作から素早くハンドルの回転操作を行うことが困難で
ある。本発明の課題は、電動リールのモータ制御装置に
おいて、操作性の向上を図ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】発明1に係るモータ制御
装置は、電動リールのリール本体に装着されたスプール
を回転させるモータを制御するためのモータ制御装置で
あって、スプールを手動で回転させるためのハンドル
と、ハンドルの回転を検出するためのハンドル回転検出
手段と、モータのオン、オフを行う第1回転制御手段
と、モータがオンしている間に、ハンドル回転検出手段
による回転の検出により、モータのオフを行う第2回転
制御手段とを備えている。
【0007】このモータ制御装置では、モータが回転し
ているときにハンドルの回転を検出することにより、モ
ータをオフにすることができる。したがって、手巻きを
行いたいときは、ハンドルの回転操作を行うだけでモー
タをオフにし、そのまま続けてハンドルの回転操作を行
うことができるので、操作性が向上する。発明2に係る
モータ制御装置は、発明1に記載のモータ制御装置にお
いて、ハンドル回転検出手段は、所定期間中に予め設定
された所定回数以上の回転数を検出する。
【0008】この場合、たとえば5回転以上のハンドル
回転によりモータをオフするように設定しておくことに
より、釣人が不用意にハンドルを回転させた場合でも、
5回転未満であればモータの回転を停止させることがな
い。したがってモータ制御装置の誤作動を防ぐことがで
きる。発明3に係るモータ制御装置は、発明1又は2に
記載のモータ制御装置において、第2回転制御手段を有
効にする第1モードと第2回転制御手段を無効にする第
2モードとを切り替えるためのモード切り替え手段をさ
らに備えている。
【0009】この場合、ハンドルの回転検出によるモー
タオフを行うハンドル制御モードと従来のハンドル制御
を行わない通常モードとを切り替えることができる。発
明4に係るモータ制御装置は、発明3に記載のモータ制
御装置において、第1モードと第2モードとを切り替え
るモード切り替えスイッチをさらに備え、モード切り替
え手段はモード切り替えスイッチの操作に応じて2つの
モードを択一的に切り替える。
【0010】発明5に係るモータ制御装置は、発明3に
記載のモータ制御装置において、スプールの所定速度以
上での連続巻き上げを検出する連続巻き上げ検出手段を
さらに備え、モード切り替え手段は、第2モード設定時
に連続巻き上げ検出手段により連続巻き上げを検出する
と、第2モードを第1モードに切り替える。発明6に係
るモータ制御装置は、発明3に記載のモータ制御装置に
おいて、モータの周期的な負荷変動を検出する負荷変動
検出手段をさらに備え、モード切り替え手段は、第2モ
ード設定時に負荷変動検出手段により負荷変動を検出す
ると、第2モードを第1モードに切り替える。
【0011】この場合は、負荷変動検出手段により、た
とえば釣竿を上下に周期的に移動させるしゃくり動作を
行っているか否かを検出することができる。しゃくり動
作をしているときはモータへの負荷が周期的に変動する
ので、この負荷変動を検出したときに、第2モードから
第1モードに切り替えることができる。発明7に係るモ
ータ制御装置は、発明1から6のいずれかに記載のモー
タ制御装置において、第2回転制御手段は、モータをオ
フするとき、モータの回転速度を徐々に低下させた後、
モータをオフする。
【0012】この場合は、モータの回転速度を急激に低
下させるのではなく、スローストップさせることによ
り、モータによる巻き上げから手巻きへの移行時の速度
変化を小さくして、掛かった魚の口が切れたり、仕掛け
が切断することを防ぐ。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を採用した電
動リールは、図1に示すように、釣り竿Rに装着される
リール本体1と、リール本体1の側方に配置されたスプ
ール回転用のハンドル2と、ハンドル2のリール本体1
側に配置されたドラグ調整用のスタードラグ3とを主に
備えている。
【0014】リール本体1は、左右1対の側板7a、7
bとそれらを連結する複数の連結部材8とからなるフレ
ーム7と、フレーム7の左右を覆う左右の側カバー9
a、9bとを有している。ハンドル2側(図1の右側)
の側カバー9bには、ハンドル2の回転軸が回転自在に
支持され、ハンドル2と逆側(図1の左側)の側カバー
9aには、外部電源PS接続用の電源コード18を接続
するためのコネクタ19が設けられている。
【0015】リール本体1の内部には、ハンドル2に連
結されたスプール10が回転自在に支持されている。ス
プール10の内部には、スプール10を糸巻き上げ方向
に回転駆動する直流駆動のモータ12が配置されてい
る。また、リール本体1のハンドル2側側面には、ハン
ドル2及びモータ12とスプール10との駆動伝達をオ
ンオフするクラッチの操作レバー11が配置されてい
る。このクラッチをオンすると、仕掛けの自重による糸
繰り出し中に、糸繰り出し動作を停止できる。
【0016】リール本体1の上部にはカウンタケース4
が固定されている。カウンタケース4は、リール本体1
の上部に配置され、上面に表示窓20が形成されてい
る。カウンタケース4の上面には、図2に示すように、
表示窓20を介して仕掛けの水深や棚位置を水面からと
底からとの2つの基準で表示するための液晶ディスプレ
イからなる表示部5が臨んでおり、表示部5の周囲には
スイッチ操作部6が設けられている。
【0017】表示部5は、中央に配置された4桁の7セ
グメント表示の水深表示領域5aと、その下方に配置さ
れた3桁の底水深表示領域5bと、水深表示領域5aの
図2右側に配置された変速段数表示領域5cとを有して
いる。また、表示部5には、「底から」、「学習」、
「指定」、「下巻」、「修正」、「入力」、「糸送
止」、「0セット」の8つの文字を表示可能である。
【0018】スイッチ操作部6は、表示部5の図1右側
に上下に並べて配置された変速スイッチSK及びモータ
スイッチPWと、左側に上下に並べて配置された底メモ
スイッチSM及びモードスイッチMDとを有している。
カウンタケース4内の上部には、表示部5と、表示制御
及びモータ制御を行うリール制御部30とが配置されて
いる。カウンタケース4内の下部にはモータ12をPW
M駆動するPWM駆動回路31が配置されている。また
カウンタケース4内の下部には、ブザー40とスプール
センサ41とハンドルセンサ44とが配置されている。
【0019】リール制御部30は、カウンタケース4内
に配置されたCPU、RAM、ROM、I/Oインター
フェイス等を含むマイクロコンピュータを含んでいる。
リール制御部30は、制御プログラムに従って表示部5
の表示制御やモータ駆動制御等の各種の制御動作を実行
する。リール制御部30には、図3に示すように、スイ
ッチ操作部6の各種のスイッチとスプール10の回転方
向及び回転数(回転位置データ)を検出するためのスプ
ールセンサ41とスプールカウンタ42とが接続されて
いる。またリール制御部30には、ブザー40と、PW
M駆動回路31と、表示部5と、記憶部43と、ハンド
ル2の回転数を検出するためのハンドルセンサ44と、
他の入出力部とが接続されている。
【0020】PWM駆動回路31は、モータ12を駆動
するための駆動素子としてのFETを含んでいる。PW
M駆動回路31は、リール制御部30によりデューティ
比が制御されてモータ12を速度可変に駆動する。スプ
ールセンサ41は、前後に並べて配置された2つのリー
ドスイッチから構成されている。リードスイッチは、磁
石ホイールに装着された2個の磁石を検出する。この検
出パルスをスプールカウンタ42で計数することでリー
ルの回転数を検出できる。また、いずれのリードスイッ
チが先に検出パルスを発したかによりスプール10の回
転方向を検出できる。
【0021】スプールカウンタ42は、スプールセンサ
41のオンオフ回数を計数するカウンタであり、この計
数値によりスプール回転数に関する回転位置データが得
られる。スプールカウンタ42は、スプール10が正転
(糸繰り出し方向の回転)すると計数値が減少し、逆転
すると増加する。記憶部43は、たとえばEEPROM
等の不揮発メモリからなり、学習結果のデータや糸長算
出時に使用する各種のデータ等が記憶されている。
【0022】ハンドルセンサ44は、たとえばリードス
イッチ(図示せず)と、リードスイッチからの検出パル
スを計数するカウンタ部(図示せず)とを有している。
ハンドル2が糸巻き取り方向に回転すると、カウンタ部
の計数値が増加し、ハンドル2の回転数を検出できる。
次に、リール制御部30によって行われる具体的な制御
処理を、図4以降の制御フローチャートに従って説明す
る。
【0023】電動リールが電源コード18を介して外部
電源PSに接続されると、図4のステップS1において
初期設定を行う。この初期設定ではスプールカウンタ4
2の計数値をリセットしたり、各種の変数やフラグをリ
セットしたり、水深表示モードを上からモードに設定す
る。次にステップS2では表示処理を行う。表示処理で
は、水深表示等の各種の表示処理を行う。ここで、上か
らモードのときには、水深表示領域5aに水面基準の水
深が表示される。また、底メモスイッチSMにより底位
置がセットされていると底位置が底水深表示領域5bに
表示される。
【0024】ステップS3では、スイッチ操作部6のい
ずれかのスイッチが押されたか否かを判断する。ステッ
プS4ではハンドル2が回転しているか否かを判断す
る。この判断はハンドルセンサ44の出力により判断す
る。またステップS5ではスプール10が回転している
か否かを判断する。この判断はスプールセンサ41の出
力により判断する。ステップS6ではその他の指令や入
力がなされたか否かを判断する。
【0025】スイッチ入力がなされた場合にはステップ
S3からステップS7に移行してスイッチ入力処理を実
行する。また、ハンドル2の回転が検出された場合には
ステップS4からステップS8に移行する。ステップS
8ではジギングモード処理を実行する。スプール10の
回転が検出された場合にはステップS5からステップS
9に移行する。ステップS9では各動作モード処理を実
行する。その他の指令あるいは入力がなされた場合に
は、ステップS6からステップS10に移行して、その
他の処理を実行する。
【0026】ステップS7のスイッチ入力処理では図5
のステップS11で糸巻モードが設定されたか否かを判
断する。この判断は、モードスイッチMDが押されたか
否かにより判断する。ステップS12では、モータスイ
ッチPWが押されているか否かを判断する。ステップS
13では、変速スイッチSKの上スイッチが押されてい
るか否かを判断する。ステップS14では、変速スイッ
チSKの下スイッチが押されているか否かを判断する。
ステップS15では、その他のスイッチが操作されたか
否かを判断する。その他のスイッチの操作には底メモス
イッチSM等の操作を含んでいる。
【0027】モードスイッチMDが押されるとステップ
S11からステップS16に移行する。ステップS16
では、糸巻モード処理を実行する。モータスイッチPW
が押されると、図5のステップS12からステップS1
7に移行する。ステップS17では、モータ制御処理を
実行する。ステップS17のモータ制御処理では、モー
タスイッチPWが押されている間にモータ12を回転さ
せる寸動巻き上げと、モータスイッチPWが2回オンさ
れることによってモータ12を回転させる連続巻き上げ
とを実行することができる。
【0028】変速スイッチSKの上スイッチが押される
と、ステップS13からステップS18に移行する。ス
テップS18では、そのオン時間だけデューティ比を徐
々に大きくしてモータ12の回転を増加させる。変速ス
イッチSKの下スイッチが押されると、ステップS14
からステップS19に移行する。ステップS19では、
そのオン時間だけデューティ比を徐々に小さくしてモー
タ12の回転を減少させる。
【0029】他のスイッチ入力がなされると、ステップ
S15からステップS20に移行し、たとえば、現在の
水深の底棚値にセットするなどの操作されたスイッチ入
力に応じた他のスイッチ入力処理を行う。ステップS8
のジギングモード処理では、図6のステップS21でハ
ンドル2が所定期間中に5回転したか否かを判断する。
そしてハンドル2が所定期間中に5回転したと判断する
とステップS21からステップS22に移行する。ここ
でハンドル2の回転が所定期間中に1回転以上5回転未
満のときはメインルーチンに戻る。ステップS22で
は、モータ12が回転しているか否かを判断する。モー
タ12が回転してればステップS23でモータ12の回
転を停止させ、モータ12が回転していなければメイン
ルーチンに戻る。ここではモータ12が回転していると
きに、ハンドル2を所定期間中に5回転させることによ
り、モータ12を停止することができる。
【0030】ステップS9の各動作モード処理では、図
7のステップS31でスプール10の回転方向が糸繰り
出し方向か否かを判断する。スプール10の回転方向が
糸繰り出し方向と判断するとステップS31からステッ
プS32に移行する。ステップS32では、スプール回
転数が減少する毎にスプール回転数から記憶部43に記
憶されたデータを読み出し水深を算出する。この水深が
ステップS2の表示処理で表示される。ステップS32
では、得られた水深が底位置に一致したか、つまり、仕
掛けが底に到達したか否かを判断する。底位置は、仕掛
けが底に到達したときに底メモスイッチSMを押すこと
で記憶部43にセットされる。ステップS33では、他
のモードか否かを判断する。他のモードではない場合に
は、各動作モード処理を終わりメインルーチンに戻る。
【0031】水深が底位置に一致するとステップS32
からステップS34に移行し、仕掛けが底に到達したこ
とを報知するためにブザー40を鳴らす。他のモードの
場合には、ステップS33からステップS35に移行
し、指定された他のモードを実行する。スプール10の
回転が糸巻き取り方向と判断するとステップS31から
ステップS36に移行する。ステップS36では、スプ
ール回転数から記憶部43に記憶されたデータを読み出
し水深を算出する。この水深がステップS2の表示処理
で表示され、水深が船縁停止位置に一致したか否かを判
断する。船縁停止位置まで巻き取っていない場合にはメ
インルーチンに戻る。船縁停止位置に到達するとステッ
プS36からステップS37に移行する。ステップS3
7では、仕掛けが船縁にあることを報知するためにブザ
ー40を鳴らす。ステップS38では、モータ12をオ
フする。これにより魚が釣れたときに取り込みやすい位
置に魚が配置される。この船縁停止位置は、たとえば水
深6m以内で所定時間以上スプール10が停止している
とセットされる。
【0032】この電動リールでは、モータ12が回転し
ているときに、ハンドル2を所定期間中に5回転させる
ことによりモータ12をオフにできる。したがって、ハ
ンドル2の回転操作を行うだけでモータ12をオフに
し、そのまま続けてハンドル2の回転操作を行うことが
できるので、操作性の向上を図ることができる。 〔他の実施形態〕 (a) 前記実施形態では、ハンドル2によりモータ1
2のオフを行う1つのモード(以下ハンドル制御モード
という)のみであったが、ハンドル制御モードと、ハン
ドル制御モードを行わない通常モードとの2つのモード
を切り替えるためのモード切り替えスイッチMKをさら
に有していてもよい。たとえば図8に示すように、スイ
ッチ操作部6にモード切り替えスイッチMKを設けても
よい。この場合、図10のステップS75でモード切り
替えスイッチMKが押されたか否かを判断し、モード切
り替えスイッチMKが押されたときステップS81へ移
行しモード切り替え処理を行う。このモード切り替え処
理では、ハンドル制御モードのとき通常モードに切り替
え、通常モードのときハンドル制御モードに切り替え
る。そして、図9のステップS54においてハンドル制
御モードと判断されると、ステップS58へ進み、ハン
ドル2の回転を検出するとステップS59のジギングモ
ード処理を行う。またステップS54において通常モー
ドと判断されると、ステップS55へ移行する。このよ
うにモード切り替えスイッチMKによりハンドル制御モ
ードと通常モードとを切り替えることができる。なおそ
の他の構成は前記実施形態と同様であるので省略する。
【0033】(b) 前記実施形態では、ハンドル制御
モードと通常モードとを切り替えるためにモード切り替
えスイッチMKを設けたが、たとえば連続巻き上げ中
に、スプール10やモータ12の速度を検出し所定速度
以上になったとき、あるいは周期的な負荷変動を検出し
たときに、通常モードからハンドル制御モードに移行す
るようにしてもよい。また、所定の速度や負荷変動の検
出によりハンドル制御モードから通常モードに移行する
ようにしてもよい。
【0034】(c) 前記実施形態では、ハンドル2の
回転が検出されるとモータ12をすぐにオフさせていた
が、モータ12の回転速度を徐々に低下させ、スロース
トップさせてもよい。 (d) 前記実施形態では、ハンドル2が所定期間中に
5回転したか否かを検出していたが、回転数及び回転検
出方法はこれに限定されるものではない。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、電動リールのモータ制
御装置において、ハンドルの回転の検出によりモータの
オフを行えるので、ハンドルの回転操作を行うだけでモ
ータをオフにし、そのまま続けてハンドルの回転操作を
行うことができるので、操作性の向上を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を採用した電動リールの平
面図。
【図2】前記電動リールの表示部周辺の平面図。
【図3】前記電動リールの制御ブロック図。
【図4】前記電動リールのメインルーチンを示すフロー
チャート。
【図5】スイッチ入力処理サブルーチンを示すフローチ
ャート。
【図6】ジギングモード処理サブルーチンを示すフロー
チャート。
【図7】各動作モード処理サブルーチンを示すフローチ
ャート。
【図8】他の実施形態の図1に相当する図。
【図9】他の実施形態の図4に相当する図。
【図10】他の実施形態の図5に相当する図。
【符号の説明】
10 スプール 12 モータ 30 リール制御部 PW モータスイッチ MD モードスイッチ MK モード切り替えスイッチ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動リールのリール本体に装着されたスプ
    ールを回転させるモータを制御するためのモータ制御装
    置であって、 前記スプールを手動で回転させるためのハンドルと、 前記ハンドルの回転を検出するためのハンドル回転検出
    手段と、 前記モータのオン、オフを行う第1回転制御手段と、 前記モータがオンしている間に、前記ハンドル回転検出
    手段による回転の検出により、前記モータのオフを行う
    第2回転制御手段と、を備えた電動リールのモータ制御
    装置。
  2. 【請求項2】前記ハンドル回転検出手段は、所定期間中
    に予め設定された所定回数以上の回転数を検出する、請
    求項1に記載の電動リールのモータ制御装置。
  3. 【請求項3】前記第2回転制御手段を有効にする第1モ
    ードと前記第2回転制御手段を無効にする第2モードと
    を切り替えるためのモード切り替え手段をさらに備えて
    いる、請求項1又は2に記載の電動リールのモータ制御
    装置。
  4. 【請求項4】前記第1モードと前記第2モードとを切り
    替えるモード切り替えスイッチをさらに備え、 前記モード切り替え手段は、前記モード切り替えスイッ
    チの操作に応じて前記2つのモードを択一的に切り替え
    る、請求項3に記載の電動リールのモータ制御装置。
  5. 【請求項5】前記スプールの所定速度以上での連続巻き
    上げを検出する連続巻き上げ検出手段をさらに備え、 前記モード切り替え手段は、前記第2モード設定時に前
    記連続巻き上げ検出手段により連続巻き上げを検出する
    と、前記第2モードを前記第1モードに切り替える、請
    求項3に記載の電動リールのモータ制御装置。
  6. 【請求項6】前記モータの周期的な負荷変動を検出する
    負荷変動検出手段をさらに備え、 前記モード切り替え手段は、前記第2モード設定時に前
    記負荷変動検出手段により負荷変動を検出すると、前記
    第2モードを前記第1モードに切り替える、請求項3に
    記載の電動リールのモータ制御装置。
  7. 【請求項7】前記第2回転制御手段は、前記モータをオ
    フするとき、前記モータの回転速度を徐々に低下させた
    後、前記モータをオフする、請求項1から6のいずれか
    に記載の電動リールのモータ制御装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10772312B1 (en) * 2016-04-25 2020-09-15 Amir Norton System for attracting and catching fish

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